JP7699394B2 - Gloves for hand devices - Google Patents
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Description
本開示は、ハンド装置用グローブに関する。 This disclosure relates to a glove for a hand device.
従来、ロボットハンドなどのハンド装置に対して、防水性や防塵性の付与などを目的として、ゴムなどで構成されるハンド装置用グローブを取り付けることが公知である。この従来技術では、一体的に形成されるハンド装置用グローブが、ハンド装置の本体部および複数の挟持片の全体を覆うように取り付けられる(たとえば、特許文献1参照)。 It is known that hand device gloves made of rubber or the like are attached to hand devices such as robot hands in order to provide waterproofing and dustproofing. In this conventional technology, the hand device gloves are integrally formed and attached so as to cover the entire main body and multiple clamping pieces of the hand device (see, for example, Patent Document 1).
しかしながら、上述の技術では、ハンド装置用グローブの防護特性を高めるという点でさらなる改善の余地があった。 However, the above-mentioned technology leaves room for further improvement in terms of enhancing the protective properties of gloves for hand devices.
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、ハンド装置用グローブの防護特性を高めることができる技術を提供する。 The present disclosure has been made in consideration of the above, and provides technology that can improve the protective properties of gloves for hand devices.
本開示の一態様によるハンド装置用グローブは、本体部と、前記本体部に対して可動可能かつ着脱可能に設けられる複数の挟持片とを備えるハンド装置に用いられるグローブであって、グローブ本体部と複数の逸脱部とを有する第1被覆部、を備える。前記グローブ本体部は、前記本体部を覆う。複数の前記逸脱部は、前記グローブ本体部と一体的に形成され、前記本体部と複数の前記挟持片との接続部を基点にして前記グローブ本体部からそれぞれ逸脱する。前記逸脱部は、先端部が開口する筒形状である。 A glove for a hand device according to one aspect of the present disclosure is a glove for use in a hand device having a main body and a plurality of clamping pieces movably and detachably attached to the main body, and includes a first covering portion having a glove main body and a plurality of deviation portions. The glove main body covers the main body. The plurality of deviation portions are formed integrally with the glove main body, and each deviation portion deviates from the glove main body using a connection portion between the main body and the plurality of clamping pieces as a base point. The deviation portions are cylindrical in shape with an open tip.
本開示によれば、ハンド装置用グローブの防護特性を高めることができる。 This disclosure makes it possible to improve the protective properties of gloves for hand devices.
以下に、本開示によるハンド装置用グローブを実施するための形態(以下、「実施形態」と記載する。)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本開示が限定されるものではない。 Below, a detailed description will be given of a form for implementing a glove for a hand device according to the present disclosure (hereinafter, referred to as an "embodiment") with reference to the drawings. Note that the present disclosure is not limited to this embodiment.
また、各実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。 Furthermore, each embodiment can be combined as appropriate to the extent that the processing content is not contradictory. Furthermore, the same parts in each of the following embodiments are given the same reference numerals, and duplicate explanations are omitted.
また、図面は模式的なものであり、各要素の寸法の関係、各要素の比率などは、現実と異なる場合があることに留意する必要がある。さらに、図面の相互間においても、互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている場合がある。 It should also be noted that the drawings are schematic, and that the dimensional relationships and ratios of each element may differ from reality. Furthermore, there may be parts in the drawings where the dimensional relationships and ratios differ from one another.
<ハンド装置の一例>
まずは、実施形態に係るハンド装置用グローブ1(図4参照)が適用可能なハンド装置100の構成の一例について、図1を参照しながら説明する。図1は、実施形態に係るハンド装置100の構成の一例を示す図である。
<Example of hand device>
First, an example of the configuration of a
実施形態に係るハンド装置100は、挟持対象となるワーク(図示せず)を掴んだり離したりする挟持機能を有する装置である。ハンド装置100は、たとえば、ロボットアームやリニアガイドなどの移動機構(図示せず)に取り付けられることで、ワークをある箇所から別の箇所まで移動させる際に用いられる。
The
図1に示すように、実施形態に係るハンド装置100は、本体部101と、複数の挟持片102とを備える。本体部101は、ロボットアームやリニアガイドなどの移動機構に直接取り付けられる。本体部101は、たとえば、この移動機構に対して回動可能に取り付けられる。
As shown in FIG. 1, the
なお、図1では、本体部101の範囲をわかり易く示すために、本体部101を破線で囲っている。すなわち、ハンド装置100のうち破線で囲まれた部分が本体部101である。
In FIG. 1, the
複数(図では2つ)の挟持片102は、本体部101に対して可動可能かつ着脱可能に設けられる。挟持片102は、接続部103において本体部101に着脱可能に取り付けられる。挟持片102は、たとえば、基端部に雄ネジ構造を有し、接続部103に設けられる雌ネジ構造にネジ止めされることで、本体部101に固定される。
The multiple clamping pieces 102 (two in the figure) are provided movably and detachably with respect to the
また、挟持片102は、本体部101に設けられるモータなどの駆動機構を制御することで、所定の位置に可動可能に構成される。たとえば、本体部101は、複数(図では2つ)のリンク機構を有し、複数(図では2つ)の挟持片102は、各リンク機構に取り付けられる。
The
そして、ハンド装置100は、複数の挟持片102を開閉させるように上記モータを用いてリンク機構を駆動することで、ワークを掴んだり離したりすることができる。
The
なお、図1に示すハンド装置100は、ハンド装置のあくまで一例であり、本開示のハンド装置用グローブが適用されるハンド装置は、図1の例に限られない。たとえば、本開示のハンド装置用グローブが適用されるハンド装置は、挟持片が3つ以上あってもよい。
Note that the
<ハンド装置用グローブの装着工程および構成>
つづいて、実施形態に係るハンド装置用グローブ1の装着工程および構成の一例について、図2~図7を参照しながら説明する。図2および図3は、実施形態に係るハンド装置用グローブ1の装着工程の一例を説明するための図である。
<Steps and configuration of donning a glove for a hand device>
Next, an example of a wearing process and a configuration of the
図2に示すように、実施形態に係るハンド装置用グローブ1の装着工程では、まず、ハンド装置100に複数の治具30が取り付けられる。かかる複数の治具30は、ハンド装置用グローブ1を構成する部材の一部であり、たとえばステンレスなどの金属材料で構成される。
As shown in FIG. 2, in the process of fitting the
図2に示すように、複数の治具30は、本体部101と複数の挟持片102との間にそれぞれ装着可能に構成される。治具30は、たとえば、円柱形状または楕円柱形状であり、接続部103の雌ネジ構造に対応する雄ネジ構造を一方の端部に有するとともに、挟持片102の雄ネジ構造に対応する雌ネジ構造を他方の端部に有する。
As shown in FIG. 2, the
そして、治具30の一方の端部が接続部103にネジ止めされるとともに、挟持片102が治具30の他方の端部にネジ止めされることで、治具30は、本体部101と挟持片102との間に装着される。
Then, one end of the
なお、接続部103と治具30との間の固定方法、および治具30と挟持片102との間の固定方法はネジ止めに限られず、各種の公知の固定方法が用いられてもよい。
The method of fixing between the
実施形態に係る装着工程では、複数の治具30が取り付けられた後、図3に示すように、第1被覆部10の装着が行われる。かかる第1被覆部10は、ハンド装置用グローブ1を構成する部材の一部である。
In the mounting process according to the embodiment, after
第1被覆部10は、グローブ本体部11と、複数の逸脱部12とを有する。グローブ本体部11は、ハンド装置100の本体部101と略同形である。複数の逸脱部12は、グローブ本体部11と一体的に形成され、ハンド装置100の接続部103を基点にしてグローブ本体部11からそれぞれ逸脱する。逸脱部12は、たとえば、治具30の一部と略同形、たとえば円筒状または楕円筒状である。
The first covering
第1被覆部10の全体は、移動機構との取付部および治具30に対応する部位が開口する袋状である。そして、第1被覆部10は、グローブ本体部11において、本体部101の全体を覆うとともに、複数の逸脱部12において、複数の治具30における接続部103側の一部をそれぞれ覆うように装着される。この際、逸脱部12の先端部12a(図5参照)は、治具30に隣接して位置する。
The entire first covering
第1被覆部10は、伸縮性を有する材料で構成される。第1被覆部10は、たとえば、天然繊維や合成繊維などの繊維を含んで構成される。第1被覆部10に用いられる天然繊維としては、たとえば、綿、木綿、麻、羊毛などが挙げられる。
The first covering
第1被覆部10に用いられる合成繊維としては、たとえば、ナイロン、ビニロン、ビニリデン、ポリ塩化ビニル、ポリエステル、ポリウレタン、レーヨン、キュプラ、アセテート、アクリル、ポリプロピレン、ポリエチレン、フッ素系、ポリクラール、アラミド繊維、セルロース、グラスファイバーなどが挙げられる。
Synthetic fibers that may be used for the
また、第1被覆部10の外表面10a(図5参照)には、樹脂の被膜が形成されていてもよい。この被膜を構成する樹脂組成物としては、たとえば、ゴムラテックスまたは樹脂エマルジョンを挙げることができる。
A resin coating may be formed on the
被膜に用いられるゴムラテックスとしては、たとえば、天然ゴム(NR)のゴムラテックスなどが挙げられる。また、被膜に用いられる樹脂エマルジョンとしては、たとえば、熱硬化性樹脂または熱可塑性樹脂などが挙げられる。 The rubber latex used in the coating may be, for example, natural rubber (NR) rubber latex. The resin emulsion used in the coating may be, for example, a thermosetting resin or a thermoplastic resin.
この熱硬化性樹脂としては、たとえば、アクリロニトリル-ブタジエンゴム(NBR)、スチレン-ブタジエンゴム(SBR)、エチレンプロピレンゴム(EPM、EPDM)、水素添加NBR(H-NBR)、エチレン酢酸ビニル共重合体(EVA)、ブチルゴム(IIR)、ブタジエンゴム(BR)、クロロプレンゴム(CR)、クロロスルホン化ポリエチレン(CSM)、イソプレンゴム(IR)、塩素化ポリエチレン(CPE)、ニトリル・イソプレンゴム(NIR)、アクリルゴム(ACM)、シリコーンゴム(Si)、フッ素ゴム(FPM)などが挙げられ、これらを単独で、または組み合わせて用いることができる。 Examples of such thermosetting resins include acrylonitrile-butadiene rubber (NBR), styrene-butadiene rubber (SBR), ethylene propylene rubber (EPM, EPDM), hydrogenated NBR (H-NBR), ethylene vinyl acetate copolymer (EVA), butyl rubber (IIR), butadiene rubber (BR), chloroprene rubber (CR), chlorosulfonated polyethylene (CSM), isoprene rubber (IR), chlorinated polyethylene (CPE), nitrile-isoprene rubber (NIR), acrylic rubber (ACM), silicone rubber (Si), and fluororubber (FPM), which can be used alone or in combination.
また、この熱可塑性樹脂としては、たとえば、ポリ塩化ビニル樹脂(PVC)、アクリル樹脂(ACR)、ウレタン樹脂(PU)、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリスチレン(PS)、ポリビニルブチラール(PVB)、ポリビニルアルコール(PVA)、ポリ酢酸ビニル(PVAc)、塩素化ポリエーテル、エチレン酢酸ビニル共重合体(EVA)、スチレン・アクリロニトリル共重合体(AS)、ABS、ポリアセタール(PA)、ナイロン類、セルロース類、ポリカーボネート(PC)、フェノキシ、ポリエステル(PETP)、フッ素樹脂などが挙げられ、これらを単独で、または組み合わせて用いることができる。 Examples of the thermoplastic resin include polyvinyl chloride resin (PVC), acrylic resin (ACR), urethane resin (PU), polyethylene (PE), polypropylene (PP), polystyrene (PS), polyvinyl butyral (PVB), polyvinyl alcohol (PVA), polyvinyl acetate (PVAc), chlorinated polyether, ethylene-vinyl acetate copolymer (EVA), styrene-acrylonitrile copolymer (AS), ABS, polyacetal (PA), nylons, celluloses, polycarbonate (PC), phenoxy, polyester (PETP), and fluororesin, which may be used alone or in combination.
このように、実施形態に係るハンド装置用グローブ1は、第1被覆部10の外表面10aに樹脂被膜を有することで、本体部101を各種の液体(水または油など)から保護することができる。
In this way, the
第1被覆部10の外表面10aに形成される樹脂被膜は、単層であってもよいし、ハンド装置100の動作を阻害しない範囲内において複数の層で構成されてもよい。たとえば、この樹脂被膜を表層(ワークと直接接触する層)と下層(繊維上に形成される層)との二層構造としたり、さらに中層を設けて三層構造としてもよい。
The resin coating formed on the
このように、外表面10aの樹脂被膜を複数の層で構成することで、樹脂被膜内のピンホールを少なくできることから、作業環境中の各種の液体が本体部101まで浸入することを抑制できる。
In this way, by constructing the resin coating on the
さらに、樹脂被膜との密着性を向上させる目的で、繊維で構成される第1被覆部10の基体には、素材を洗浄したり、毛羽立たせたり、あるいは添加剤を入れたりといった各種の表面処理が施されていてもよい。
Furthermore, in order to improve adhesion with the resin coating, the base material of the
また、第1被覆部10の内表面10b(図5参照)には、滑り止め加工が施されていてもよい。たとえば、内表面10bに、ゴムなどの弾性素材で形成されたパッチ状の滑り止めシートが配置されてもよい。このように、内表面10bに滑り止め加工を施すことで、第1被覆部10の滑りを抑制し、ハンド装置用グローブ1に対する良好な追従性を確保することができる。
The
実施形態に係るハンド装置用グローブ1の装着工程の説明を続ける。図4は、実施形態に係るハンド装置用グローブ1の装着工程の一例およびハンド装置用グローブ1の構成の一例を示す図である。
The explanation of the process for putting on the
実施形態に係る装着工程では、上述した第1被覆部10の装着につづいて、図4に示すように、複数の挟持片102に、複数の第2被覆部20がそれぞれ装着される。かかる複数の第2被覆部20は、ハンド装置用グローブ1を構成する部材の一部である。
In the fitting process according to the embodiment, following the fitting of the
第2被覆部20の一部の部位は、ハンド装置100の挟持片102と略同形である。また、第2被覆部20の残りの部位は、治具30の一部と略同形、たとえば円筒状または楕円筒状である。第2被覆部20の全体は、治具30に対応する部位が開口する袋状である。
A portion of the
そして、第2被覆部20は、挟持片102の全体と、治具30における挟持片102側の一部とを覆うように装着される。さらに、第2被覆部20は、基端部20c(図5参照)と逸脱部12の先端部12a(図5参照)とが重なるように装着される。
The
このように、実施形態では、ハンド装置用グローブ1が第1被覆部10と複数の第2被覆部20とに分割されている。これにより、ワークの挟持処理のくり返しなどによってワークとの当接箇所が破損した場合などに、かかる破損した箇所を含む第2被覆部20のみを交換することができる。
In this manner, in the embodiment, the
さらに、実施形態では、第1被覆部10が、本体部101を覆うグローブ本体部11に加え、かかるグローブ本体部11から逸脱する筒形状の逸脱部12を複数有する。これにより、第1被覆部10の逸脱部12と第2被覆部20との間で、重なり合う部位を十分に確保することができる。
Furthermore, in the embodiment, the
したがって、実施形態によれば、第1被覆部10と第2被覆部20との間の隙間を小さくすることができるため、ハンド装置用グローブ1の防護特性を向上させることができる。
Therefore, according to the embodiment, the gap between the
また、実施形態では、ハンド装置用グローブ1が、本体部101と複数の挟持片102との間にそれぞれ装着される複数の治具30を有していてもよい。これにより、この治具30が設けられる部位において、第1被覆部10の逸脱部12と第2被覆部20とを十分に重ね合わせることができる。
In addition, in the embodiment, the
したがって、実施形態によれば、第1被覆部10と第2被覆部20との間の隙間を小さくすることができるため、ハンド装置用グローブ1の防護特性を向上させることができる。
Therefore, according to the embodiment, the gap between the
また、実施形態では、治具30が円柱状または楕円柱状であってもよい。仮に治具30が多角柱形状である場合、治具30の側面に存在する角部の近傍において、治具30と逸脱部12(または第2被覆部20)との間で隙間が生じてしまう。
In addition, in the embodiment, the
一方で、実施形態では、治具30を円柱状または楕円柱状にすることで、治具30と逸脱部12(または第2被覆部20)との間の隙間をさらに小さくすることができる。したがって、実施形態によれば、ハンド装置用グローブ1の防護特性をさらに向上させることができる。
On the other hand, in the embodiment, the
また、実施形態では、逸脱部12が円筒状または楕円筒状であってもよい。これにより、治具30と逸脱部12との間の隙間をさらに小さくすることができる。したがって、実施形態によれば、ハンド装置用グローブ1の防護特性をさらに向上させることができる。
In addition, in the embodiment, the
また、実施形態では、逸脱部12の先端部12a(図5参照)の内径が、逸脱部12のその他の部位(たとえば、基端部など)の内径よりも小さくてもよい。これにより、逸脱部12の先端部12aにおいて、治具30と逸脱部12との間の隙間をさらに小さくすることができる。したがって、実施形態によれば、ハンド装置用グローブ1の防護特性をさらに向上させることができる。
In addition, in the embodiment, the inner diameter of the
第2被覆部20は、伸縮性を有する材料で構成される。第2被覆部20は、たとえば、天然繊維や合成繊維などの繊維を含んで構成される。第2被覆部20に用いられる繊維の具体例としては、たとえば、上述の第1被覆部10と同様の材料を挙げることができる。
The
また、第2被覆部20の外表面20a(図5参照)には、樹脂の被膜が形成されていてもよい。この被膜を構成する樹脂組成物としては、たとえば、ゴムラテックスまたは樹脂エマルジョンを挙げることができる。
A resin coating may be formed on the
これらのゴムラテックスまたは樹脂エマルジョンの具体例としては、たとえば、上述の第1被覆部10と同様の材料を挙げることができる。
Specific examples of these rubber latexes or resin emulsions include the same materials as those of the
このように、実施形態に係るハンド装置用グローブ1は、第2被覆部20の外表面20aに樹脂被膜を有することで、挟持片102を各種の液体から保護することができるとともに、各種の液体で濡れたワークを安定して挟持することができる。
In this way, the
第2被覆部20の外表面20aに形成される樹脂被膜は、単層であってもよいし、ハンド装置100の動作を阻害しない範囲内において複数の層で構成されてもよい。たとえば、この樹脂被膜を表層(ワークと直接接触する層)と下層(繊維上に形成される層)との二層構造としたり、さらに中層を設けて三層構造としてもよい。
The resin coating formed on the
このように、外表面20aの樹脂被膜を複数の層で構成することで、樹脂被膜内のピンホールを少なくできることから、作業環境中の各種の液体が挟持片102まで浸入することを抑制できる。
In this way, by constructing the resin coating on the
さらに、樹脂被膜との密着性を向上させる目的で、繊維で構成される第2被覆部20の基体には、素材を洗浄したり、毛羽立たせたり、あるいは添加剤を入れたりといった各種の表面処理が施されていてもよい。
Furthermore, in order to improve adhesion with the resin coating, the base of the
また、第2被覆部20の内表面20b(図5参照)には、滑り止め加工が施されていてもよい。たとえば、内表面20bに、ゴムなどの弾性素材で形成されたパッチ状の滑り止めシートが配置されてもよい。このように、内表面20bに滑り止め加工を施すことで、第2被覆部20の滑りを抑制し、ハンド装置用グローブ1に対する良好な追従性を確保することができる。
The
また、実施形態では、第1被覆部10の材質と、第2被覆部20の材質とが異なっていてもよい。これにより、第1被覆部10に求められる伸縮性および防護特性などの各種特性と、第2被覆部20に求められる伸縮性および防護特性などの各種特性とを、それぞれ個別に最適化することができる。
In addition, in the embodiment, the material of the
したがって、実施形態によれば、ハンド装置用グローブ1の全体的な特性を向上させることができる。
Therefore, according to the embodiment, the overall characteristics of the
また、実施形態では、第1被覆部10の内表面10bの状態と、第2被覆部20の内表面20bの状態とが異なっていてもよい。これにより、第1被覆部10の内表面10bに求められる表面状態と、第2被覆部20の内表面20bに求められる表面状態とを、それぞれ個別に最適化することができる。
In addition, in the embodiment, the state of the
したがって、実施形態によれば、ハンド装置用グローブ1の全体的な特性を向上させることができる。
Therefore, according to the embodiment, the overall characteristics of the
図5は、実施形態に係る逸脱部12と第2被覆部20との重複部分の構成の一例を示す拡大断面図である。図5に示すように、実施形態では、第2被覆部20の基端部20cが外側になるように、逸脱部12の先端部12aと第2被覆部20の基端部20cとが互いに重なり合っている。
Figure 5 is an enlarged cross-sectional view showing an example of the configuration of the overlapping portion between the
そして、実施形態では、逸脱部12の先端部12aが内側に折り曲げられることで、かかる先端部12aの厚みが、逸脱部12のその他の部位(たとえば、基端部など)の厚みよりも大きくなっていてもよい。
In the embodiment, the
このように、逸脱部12の先端部12aが内側に折り曲げられることで、先端部12aの内表面12a1が、第1被覆部10の外表面10aと同じく、凹凸の少ない樹脂被膜を有することになる。そして、実施形態では、樹脂被膜を有する先端部12aの内表面12a1と、治具30の外表面30aとが直接接触する。
In this way, by bending the
これにより、逸脱部12の先端部12aにおいて、凹凸のある滑り止め加工が施された第1被覆部10の内表面10bと、治具30の外表面30aとを直接接触させる場合と比べて、接触面の隙間を小さくすることができる。したがって、実施形態によれば、ハンド装置用グローブ1の防護特性を向上させることができる。
This allows the gap in the contact surface to be smaller at the
なお、逸脱部12と第2被覆部20との重複部分の構成は、図5の例に限られない。図6および図7は、実施形態に係る逸脱部12と第2被覆部20との重複部分の構成の別の一例を示す拡大断面図である。
The configuration of the overlapping portion between the
図6に示すように、本開示では、逸脱部12の先端部12aが、第2被覆部20の基端部20cの外側となるように、互いに重なり合っていてもよい。
As shown in FIG. 6, in the present disclosure, the
そして、図6の例では、上述の実施形態と同様に、逸脱部12の先端部12aが内側に折り曲げられることで、かかる先端部12aの厚みが、逸脱部12のその他の部位(たとえば、基端部など)の厚みよりも大きくなっていてもよい。
In the example of FIG. 6, similar to the above-described embodiment, the
このように、逸脱部12の先端部12aが内側に折り曲げられることで、先端部12aの内表面12a1が、第1被覆部10の外表面10aと同じく、凹凸の少ない樹脂被膜を有することになる。そして、実施形態では、樹脂被膜を有する先端部12aの内表面12a1と、第2被覆部20の外表面20aとが直接接触する。
In this way, by bending the
これにより、凹凸のある滑り止め加工が施された第1被覆部10の内表面10bと、第2被覆部20の外表面20aとが直接接触する場合と比べて、接触面の隙間を小さくすることができる。したがって、図6の例によれば、ハンド装置用グローブ1の防護特性をさらに向上させることができる。
This allows the gap in the contact surface to be smaller than when the
なお、図6の例の場合、第1被覆部10、第2被覆部20の順に装着した後に、逸脱部12の先端部12aが外側になるように、重複部分を手直ししてもよいし、第1被覆部10よりも先に、複数の第2被覆部20をハンド装置100に装着してもよい。このように、複数の第2被覆部20を先に装着することで、樹脂被膜を有する先端部12aの内表面12a1と、第2被覆部20の外表面20aとを円滑に接触させることができる。
In the example of FIG. 6, the
また、図7に示すように、本開示では、第2被覆部20の基端部20cが内側に折り曲げられることで、かかる基端部20cの厚みが、第2被覆部20のその他の部位(たとえば、先端部など)の厚みよりも大きくなっていてもよい。
Also, as shown in FIG. 7, in the present disclosure, the
このように、第2被覆部20の基端部20cが内側に折り曲げられることで、基端部20cの内表面20c1が、第2被覆部20の外表面20aと同じく、凹凸の少ない樹脂被膜を有することになる。そして、図7の例では、樹脂被膜を有する基端部20cの内表面20c1と、逸脱部12の外表面10aとが直接接触する。
In this way, by bending the
これにより、凹凸のある滑り止め加工が施された第2被覆部20の内表面20bと、逸脱部12の外表面10aとが直接接触する場合と比べて、接触面の隙間を小さくすることができる。したがって、図7の例によれば、ハンド装置用グローブ1の防護特性をさらに向上させることができる。
This allows the gap in the contact surface to be smaller than when the
なお、ここまで説明した実施形態において、逸脱部12と第2被覆部20との重複部分には、図示しない結束バンドなどで外周部全体がさらに固定されていてもよい。これにより、ハンド装置用グローブ1の防護特性をさらに向上させることができる。
In the embodiment described so far, the overlapping portion between the
<別の実施形態>
ここまで説明した実施形態では、ハンド装置用グローブ1が第1被覆部10、複数の第2被覆部20および複数の治具30で構成される例について示したが、本開示はかかる例に限られない。
<Another embodiment>
In the embodiment described so far, an example has been shown in which the
図8は、別の実施形態に係るハンド装置用グローブ1の構成の一例を示す図である。複数の挟持片102が十分な防水性および防塵性を有する場合、図8に示すように、ハンド装置用グローブ1は、第1被覆部10および複数の治具30のみで構成されていてもよい。
Figure 8 is a diagram showing an example of the configuration of a
このような構成であっても、第1被覆部10が、本体部101を覆うグローブ本体部11に加え、かかるグローブ本体部11から逸脱する筒形状の逸脱部12を複数有することで、逸脱部12と複数の治具30との間で、重なり合う部位を十分に確保することができる。
Even with this configuration, the
したがって、別の実施形態によれば、第1被覆部10と治具30との間の隙間を小さくすることができるため、ハンド装置用グローブ1の防護特性を向上させることができる。
Therefore, according to another embodiment, the gap between the
また、別の実施形態では、上述の実施形態と同様に、治具30が円柱状または楕円柱状であってもよい。これにより、治具30と逸脱部12との間の隙間をさらに小さくすることができる。したがって、別の実施形態によれば、ハンド装置用グローブ1の防護特性をさらに向上させることができる。
In another embodiment, the
また、別の実施形態では、上述の実施形態と同様に、逸脱部12が円筒状または楕円筒状であってもよい。これにより、治具30と逸脱部12との間の隙間をさらに小さくすることができる。したがって、別の実施形態によれば、ハンド装置用グローブ1の防護特性をさらに向上させることができる。
In another embodiment, the
また、別の実施形態では、上述の実施形態と同様に、逸脱部12の先端部12a(図9参照)の内径が、逸脱部12のその他の部位(たとえば、基端部など)の内径よりも小さくてもよい。これにより、逸脱部12の先端部12aにおいて、治具30と逸脱部12との間の隙間をさらに小さくすることができる。したがって、別の実施形態によれば、ハンド装置用グローブ1の防護特性をさらに向上させることができる。
In another embodiment, similar to the above embodiment, the inner diameter of the
図9は、別の実施形態に係る逸脱部12の先端部12aの構成の一例を示す拡大断面図である。図9に示すように、別の実施形態では、逸脱部12の先端部12aが内側に折り曲げられることで、かかる先端部12aの厚みが、逸脱部12のその他の部位(たとえば、基端部など)の厚みよりも大きくなっていてもよい。
Figure 9 is an enlarged cross-sectional view showing an example of the configuration of the
このように、逸脱部12の先端部12aが内側に折り曲げられることで、先端部12aの内表面12a1が、第1被覆部10の外表面10aと同じく、凹凸の少ない樹脂被膜を有することになる。そして、別の実施形態では、樹脂被膜を有する先端部12aの内表面12a1と、治具30の外表面30aとが直接接触する。
In this way, by bending the
これにより、逸脱部12の先端部12aにおいて、凹凸のある滑り止め加工が施された第1被覆部10の内表面10bと、治具30の外表面30aとを直接接触させる場合と比べて、接触面の隙間を小さくすることができる。したがって、別の実施形態によれば、ハンド装置用グローブ1の防護特性を向上させることができる。
This allows the gap in the contact surface to be smaller at the
以上のように、実施形態に係るハンド装置用グローブ1は、本体部101と、本体部101に対して可動可能かつ着脱可能に設けられる複数の挟持片102とを備えるハンド装置100に用いられるグローブであって、グローブ本体部11と複数の逸脱部12とを有する第1被覆部10、を備える。グローブ本体部11は、本体部101を覆う。複数の逸脱部12は、グローブ本体部11と一体的に形成され、本体部101と複数の挟持片102との接続部103を基点にしてグローブ本体部11からそれぞれ逸脱する。逸脱部12は、先端部12aが開口する筒形状である。これにより、ハンド装置用グローブ1の防護特性を向上させることができる。
As described above, the
また、実施形態に係るハンド装置用グローブ1において、複数の逸脱部12は、円筒形状または楕円筒形状である。これにより、ハンド装置用グローブ1の防護特性を向上させることができる。
In addition, in the
また、実施形態に係るハンド装置用グローブ1において、逸脱部12の先端部12aの内径は、逸脱部12の基端部の内径よりも小さい。これにより、ハンド装置用グローブ1の防護特性をさらに向上させることができる。
In addition, in the
また、実施形態に係るハンド装置用グローブ1において、逸脱部12の先端部12aの厚みは、逸脱部12の基端部の厚みよりも大きい。これにより、ハンド装置用グローブ1の防護特性をさらに向上させることができる。
In addition, in the
また、実施形態に係るハンド装置用グローブ1において、逸脱部12の先端部12aは、内表面12a1に樹脂被膜を有する。これにより、ハンド装置用グローブ1の防護特性をさらに向上させることができる。
In addition, in the
また、実施形態に係るハンド装置用グローブ1は、複数の第2被覆部20をさらに備える。複数の第2被覆部20は、第1被覆部10とは別体であり、複数の挟持片102をそれぞれ覆う。これにより、ハンド装置100の挟持片102に対する防護特性を向上させることができる。
The
また、実施形態に係るハンド装置用グローブ1において、第1被覆部10の材質と、第2被覆部20の材質とが異なる。これにより、ハンド装置用グローブ1の全体的な特性を向上させることができる。
In addition, in the
また、実施形態に係るハンド装置用グローブ1において、第1被覆部10の内表面10bの状態と、第2被覆部20の内表面20bの状態とが異なる。これにより、ハンド装置用グローブ1の全体的な特性を向上させることができる。
In addition, in the
また、実施形態に係るハンド装置用グローブ1は、複数の治具30をさらに備える。複数の治具30は、本体部101と複数の挟持片102との間にそれぞれ装着可能に構成され、本体部101に装着された場合に複数の逸脱部12の先端部12aがそれぞれ隣接して位置する。これにより、ハンド装置用グローブ1の防護特性を向上させることができる。
The
また、実施形態に係るハンド装置用グローブ1において、複数の治具30は、円柱形状または楕円柱形状である。これにより、ハンド装置用グローブ1の防護特性をさらに向上させることができる。
In addition, in the
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。 Further advantages and modifications may readily occur to those skilled in the art. Therefore, the invention in its broader aspects is not limited to the specific details and representative embodiments shown and described above. Accordingly, various modifications may be made without departing from the spirit or scope of the general inventive concept as defined by the appended claims and equivalents thereof.
1 ハンド装置用グローブ
10 第1被覆部
10b 内表面
11 グローブ本体部
12 逸脱部
12a 先端部
12a1 内表面
20 第2被覆部
20b 内表面
30 治具
100 ハンド装置
101 本体部
102 挟持片
103 接続部
REFERENCE SIGNS
Claims (10)
グローブ本体部と複数の逸脱部とを有する第1被覆部、を備え、
前記グローブ本体部は、前記本体部を覆い、
複数の前記逸脱部は、前記グローブ本体部と一体的に形成され、前記本体部と複数の前記挟持片との接続部を基点にして前記グローブ本体部からそれぞれ逸脱し、
前記逸脱部は、先端部が開口する筒形状である
ハンド装置用グローブ。 A glove for use in a hand device including a main body and a plurality of clamping pieces fixedly and detachably attached to a movable portion of the main body for clamping,
A first covering portion having a glove body portion and a plurality of deviation portions,
The glove body covers the main body,
The plurality of deviation portions are formed integrally with the glove body portion, and deviate from the glove body portion from connection portions between the body portion and the plurality of clamping pieces,
The deviation portion has a cylindrical shape with an open tip.
請求項1に記載のハンド装置用グローブ。 The glove for a hand device according to claim 1 , wherein the plurality of deviation portions are in a cylindrical shape or an elliptical cylindrical shape.
請求項2に記載のハンド装置用グローブ。 The glove for a hand device according to claim 2 , wherein an inner diameter of a tip end of the deviation portion is smaller than an inner diameter of a base end of the deviation portion.
請求項1~3のいずれか一つに記載のハンド装置用グローブ。 4. The glove for a hand device according to claim 1, wherein a thickness of a tip end of the deviation portion is greater than a thickness of a base end of the deviation portion.
請求項1~3のいずれか一つに記載のハンド装置用グローブ。 The glove for a hand device according to any one of claims 1 to 3, wherein the tip of the deviation portion has a resin coating on an inner surface thereof.
請求項1~3のいずれか一つに記載のハンド装置用グローブ。 The glove for a hand device according to any one of claims 1 to 3, further comprising a plurality of second covering portions that are separate from the glove main body portion and cover the plurality of clamping pieces, respectively.
請求項6に記載のハンド装置用グローブ。 The glove for a hand device according to claim 6 , wherein the first covering portion and the second covering portion are made of different materials.
請求項6に記載のハンド装置用グローブ。 The glove for a hand device according to claim 6 , wherein a state of an inner surface of the first covering portion is different from a state of an inner surface of the second covering portion.
請求項1~3のいずれか一つに記載のハンド装置用グローブ。 The glove for a hand device according to any one of claims 1 to 3, further comprising a plurality of jigs configured to be attached between the main body portion and the plurality of clamping pieces, and in which, when attached to the main body portion, the tip portions of the plurality of deviation portions are positioned adjacent to each other.
請求項9に記載のハンド装置用グローブ。 The glove for a hand device according to claim 9 , wherein the plurality of jigs are cylindrical or elliptical cylindrical.
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