JP7699415B2 - プラント運転最適化装置およびプラント運転最適化方法 - Google Patents
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Description
図1は、第1実施形態のプラント運転最適化システムの構成を示す模式図である。
センサ41は、発電プラント1内で種々の値を検知し、これらの値の検知結果を出力する。これらの値の例は、発電プラント1内の蒸気の温度、圧力、流量や、ボイラ11内や再熱器13内の温度、酸素濃度、蒸気スプレー流量などである。これらの値の別の例は、ボイラ11の炉内の左側部分と右側部分とで測定される物理量の差分などである。これらの値の別の例は、発電プラント1内の蒸気以外の流体(例えば排ガス)の物理量や、ボイラ11に供給される燃料や空気に関する値である。センサ41により検知された値は、発電プラント1内の他の装置に出力されてもよいし、プラント運転最適化装置2や表示装置3に出力されてもよい。
プラント運転最適化装置2は、発電プラント1内のボイラ11に関する種々のデータを発電プラント1などから受信し、受信したデータに基づいて、ボイラ11を制御するための種々の設定値を決定する。プラント運転最適化装置2は例えば、ボイラ11の燃焼状態を最適化するために、ボイラ11に関する物理量がとるべき設定値を算出したり、ボイラ11内でのスートブローを最適化するために、スートブローに関する物理量がとるべき設定値を算出したりする。プラント運転最適化装置2はさらに、決定した設定値を表示装置3に出力する。本実施形態では、この設定値が、プラント運転最適化装置2から表示装置3へとネットワークを介して送信される。
ボイラ燃焼最適化部21は、ボイラ11の燃焼状態を制御するための設定値である燃焼状態設定値を決定し、決定した燃焼状態設定値を表示装置3に出力する。この際、ボイラ燃焼最適化部21は、既存の燃焼状態設定値と新たな燃焼状態設定値との間のバイアス値を表示装置3に出力してもよい。
ミル流量配分最適化部22は、ボイラ11に供給される燃料を制御するための設定値である燃料設定値を決定し、決定した燃料設定値を表示装置3に出力する。この際、ミル流量配分最適化部22は、既存の燃料設定値と新たな燃料設定値との間のバイアス値を表示装置3に出力してもよい。
空気流量配分最適化部23は、ボイラ11に供給される空気を制御するための設定値である空気設定値を決定し、決定した空気設定値を表示装置3に出力する。この際、空気流量配分最適化部23は、既存の空気設定値と新たな空気設定値との間のバイアス値を表示装置3に出力してもよい。
スートブロー最適化部24は、ボイラ11内でのスートブローを制御するための設定値であるスートブロー設定値を決定し、決定したスートブロー設定値を表示装置3に出力する。この際、スートブロー最適化部24は、既存のスートブロー設定値に代わる新たなスートブロー設定値を表示装置3に出力してもよい。
効率計算部25は、ボイラ11に関するデータを発電プラント1などから受信し、受信したデータに基づいて、ボイラ11に関する効率を計算する。効率計算部25は例えば、ボイラ11の燃焼効率を計算する。効率計算部25により計算された効率は、表示装置3に出力されてもよいし、プラント運転最適化装置2内の他のブロックによる処理(例えば最適化処理)で使用されてもよい。
本実施形態では、プラント運転最適化装置2が、発電プラント1の運転を最適化するための情報を提供し、表示装置3が、プラント運転最適化装置2から提供された上記情報を表示する。表示装置3は、図2に示すように、ダッシュボード処理部31と、データベース32と、シミュレーションUI処理部33と、効率UI処理部34と、オペレータUI処理部35と、提案UI処理部36とを備えている。表示装置3が画面上に表示するGUI(グラフィカルユーザインタフェース)は、表示装置3が作成してもよいし、プラント運転最適化装置2が作成してもよい。後者の場合、表示装置3は、GUIをブラウザにより表示してもよい。
11:ボイラ、12:高圧タービン、13:再熱器、14:中圧タービン、
15:低圧タービン、16:発電機、17:復水器、18:給水加熱器、
21:ボイラ燃焼最適化部、22:ミル流量配分最適化部、
23:空気流量配分最適化部、24:スートブロー最適化部、
25:効率計算部、26:ボイラモデル管理部、
27:NN処理部、28:LR処理部、29:EKF処理部、
31:ダッシュボード処理部、32:データベース、
33:シミュレーションUI処理部、34:効率UI処理部、
35:オペレータUI処理部、36:提案UI処理部、
41:センサ、42:アクチュエータ、43:オペレータ入力デバイス、
44:制御システム、45:スートブローシステム
Claims (10)
- 発電プラント内のボイラに関するデータを受信する受信部と、
前記ボイラに関するデータに基づいて、前記ボイラの燃焼状態を制御するための設定値である燃焼状態設定値をニューラルネットワークにより決定する決定部と、
前記燃焼状態設定値を表示装置に出力する出力部と、
を備え、
前記決定部はさらに、前記ボイラに関するデータに基づいて、前記ボイラに供給される燃料を制御するための設定値である燃料設定値、または、前記ボイラに供給される空気を制御するための設定値である空気設定値を決定し、
前記出力部はさらに、前記燃料設定値または前記空気設定値を前記表示装置に出力し、
前記決定部は、
前記ボイラの燃焼効率と、前記ボイラに供給される燃料または空気の流量とが共に最適化されるように、前記燃焼状態設定値と、前記燃料設定値または前記空気設定値とを決定するよう動作することと、
前記ボイラに供給される燃料または空気の流量が変更されずに、前記ボイラの燃焼効率が最適化されるように、前記燃焼状態設定値を決定するよう動作することと、
が可能である、プラント運転最適化装置。 - 前記燃焼状態設定値は、前記ボイラの燃焼状態を表す物理量の既存の設定値と新たな設定値との間のバイアス値である、請求項1に記載のプラント運転最適化装置。
- 前記決定部はさらに、前記ボイラに関するデータに基づいて、前記ボイラ内でのスートブローを制御するための設定値であるスートブロー設定値を拡張カルマンフィルタにより決定し、
前記出力部はさらに、前記スートブロー設定値を前記表示装置に出力する、
請求項1または2に記載のプラント運転最適化装置。 - 前記決定部は、
前記ボイラ内でスートブローを実施するタイミングと、前記ボイラに供給される燃料または空気の流量とが共に最適化されるように、前記スートブロー設定値と、前記燃料設定値または前記空気設定値とを決定するよう動作することと、
前記ボイラに供給される燃料または空気の流量が変更されずに、前記ボイラ内でスートブローを実施するタイミングが最適化されるように、前記スートブロー設定値を決定するよう動作することと、
が可能である、請求項3に記載のプラント運転最適化装置。 - 前記スートブロー設定値は、前記ボイラ内でスートブローを実施する時間の既存の設定値に代わる新たな設定値である、請求項3または4に記載のプラント運転最適化装置。
- 前記出力部は、前記プラント運転最適化装置と異なる前記表示装置に前記燃焼状態設定値を送信する、請求項1から5のいずれか1項に記載のプラント運転最適化装置。
- 前記表示装置は、前記発電プラントまたは前記プラント運転最適化装置を操作するためのオペレータ操作画面を表示する、請求項1から6のいずれか1項に記載のプラント運転最適化装置。
- 前記表示装置は、前記燃焼状態設定値に基づいて前記ボイラの動作をシミュレートするためのシミュレーション画面を表示する、請求項1から7のいずれか1項に記載のプラント運転最適化装置。
- 発電プラント内のボイラに関するデータを受信する受信部と、
前記ボイラに関するデータに基づいて、前記ボイラ内でのスートブローを制御するための設定値であるスートブロー設定値を拡張カルマンフィルタにより決定する決定部と、
前記スートブロー設定値を表示装置に出力する出力部と、
を備え、
前記決定部はさらに、前記ボイラに関するデータに基づいて、前記ボイラに供給される燃料を制御するための設定値である燃料設定値、または、前記ボイラに供給される空気を制御するための設定値である空気設定値を決定し、
前記出力部はさらに、前記燃料設定値または前記空気設定値を前記表示装置に出力し、
前記決定部は、
前記ボイラ内でスートブローを実施するタイミングと、前記ボイラに供給される燃料または空気の流量とが共に最適化されるように、前記スートブロー設定値と、前記燃料設定値または前記空気設定値とを決定するよう動作することと、
前記ボイラに供給される燃料または空気の流量が変更されずに、前記ボイラ内でスートブローを実施するタイミングが最適化されるように、前記スートブロー設定値を決定するよう動作することと、
が可能である、プラント運転最適化装置。 - 発電プラント内のボイラに関するデータを受信し、
前記ボイラに関するデータに基づいて、前記ボイラの燃焼状態を制御するための設定値である燃焼状態設定値をニューラルネットワークにより決定し、または前記ボイラ内でのスートブローを制御するための設定値であるスートブロー設定値を拡張カルマンフィルタにより決定し、
前記燃焼状態設定値または前記スートブロー設定値を表示装置に出力する、
ことを含み、
前記ボイラに関するデータに基づいて、前記ボイラに供給される燃料を制御するための設定値である燃料設定値、または、前記ボイラに供給される空気を制御するための設定値である空気設定値を決定し、
前記燃料設定値または前記空気設定値を前記表示装置に出力する、
ことをさらに含み、
前記ボイラの燃焼効率または前記ボイラ内でスートブローを実施するタイミングと、前記ボイラに供給される燃料または空気の流量とが共に最適化されるように、前記燃焼状態設定値または前記スートブロー設定値と、前記燃料設定値または前記空気設定値とを決定し、
前記ボイラに供給される燃料または空気の流量が変更されずに、前記ボイラの燃焼効率または前記ボイラ内でスートブローを実施するタイミングが最適化されるように、前記燃焼状態設定値または前記スートブロー設定値を決定する、
ことをさらに含む、プラント運転最適化方法。
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