JP7699564B2 - 魚釣用スピニングリール - Google Patents
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さらに、従来のような環状部材を別途装着するものに比べて、ハンドル軸をドライブギャ軸に固定する際に、圧入や接着剤等による固定が不要となるので生産性が向上する。また、従来のような環状部材を排除できるので軽量化も達成できる。
この構成では、ハンドル軸の先端部が壁部に当接することにより、先端部が座屈変形した場合に、その座屈変形した部分をドライブギャ軸との間に形成される隙間に逃がすことができる。
図1に示すように、魚釣用スピニングリール100は、ハンドル3が取り付けられたリール本体1と、リール本体1の前側に設けられ、ハンドル3の巻き取り操作により回転するロータ4と、ロータ4の前側に設けられ、ハンドル3の巻き取り操作により前後方向に往復運動するスプール5とを備える。
ドライブギャ軸2は、図2に示すように、ドライブギャ21及び歯車22を備えている。ドライブギャ軸2は、左右のボールベアリング15,16を介して蓋部材13及びボディ10に回転自在に支持されている。ドライブギャ軸2には、ハンドル3に備わるハンドル軸31が螺合により装着されている。これにより、ハンドル3とドライブギャ軸2とが一体に回転する。ドライブギャ軸2及びハンドル3の詳細は、後記する。
ドライブギャ軸2は、図2に示すように、略円筒状を呈しており、中心軸O1に沿う段付き円形の外周面及び左右に開口する螺合穴23,23を有している。左側の螺合穴23によりハンドル3を左側に取り付けることができ、また、右側の螺合穴23によりハンドル3を右側に取り付けることができる(図4参照)。左右の螺合穴23,23は、ドライブギャ軸2の軸方向の中央部で連通している。
ドライブギャ軸2の左側外周面には、ドライブギャ21の左側に連続する第1外周部24と、第1外周部24の左側に連続し第1外周部24よりも小径とされた第2外周部25とが形成されている。第1外周部24と第2外周部25との間には、中心軸O1に直交するリング状の段差面25aが形成されている。第2外周部25の外周面は、左ボールベアリング15が外嵌される座面として機能している。また、段差面25aは、環状のワッシャ21aを介して左ボールベアリング15の内輪15aの右側面が位置決めされる位置決め面として機能している。
なお、左ボールベアリング15の外輪15bは、中心軸O1を中心とする蓋部材13の円形状の内周面に嵌入されている。
なお、左右のボールベアリング15,16は、ステンレス鋼で形成されている。
ドライブギャ軸2の右側外周面には、歯車22の右側に連続する第3外周部26が形成されている。第3外周部26の外周面には、径方向外側に突出する位置決め突起27が形成されている。位置決め突起27の右側において、第3外周部26の外周面は、右ボールベアリング16が外嵌される座面として機能している。また、位置決め突起27の右側面27aは、右ボールベアリング16の内輪16aの左側面が位置決めされる位置決め面として機能している。
なお、右ボールベアリング16の外輪16bは、リール本体1の右側壁10aの内面に、止め輪10cで抜け止め保持されている。また、右側壁10aには、カバー部材17が装着されている(図2参照)。
なお、段差面36の当接は、これに限られることはなく、第2外周部25の左端部25e及び内輪15aの左側面の一方に段差面36が当接した後に、他方に対して段差面36が当接するように構成してもよい。
また、従来のような環状部材を別途装着するものに比べて、ドライブギャ軸2にハンドル軸31を固定する際に、圧入や接着剤等による固定が不要となるので生産性が向上する。また、従来のような環状部材を排除できるので軽量化も達成できる。これらの作用効果は、ドライブギャ軸2の右側にハンドル軸31を螺合する場合も同様に得られる。
また、これとは逆に、ハンドル軸31の先端部34cがドライブギャ軸2の壁部28に対して当接した後に、ハンドル軸31の当接部36がドライブギャ軸2の左端部25eに対して当接する場合には、周囲に部品が存在しない壁部28に当接させてハンドル軸31の螺合による圧着力を効果的に軽減できる。したがって、ハンドル軸31の先端部34cの座屈変形を促しながら、ドライブギャ軸2の左端部25eへの圧着力の好適に抑制できる。
なお、左端部25e(右端部26e)及び壁部28の両方に対して必ずしも当接する必要はなく、いずれか一方に当接するものであってもよい。この場合には、巻き上げ時に強い負荷が作用した際に、当接していない方に対して補完的に当接するように構成することも可能である。
例えば、前記実施形態において、ハンドル軸31の段差面(当接部)36は、中心軸O1に直交する平坦面形状のものを示したが、これに限られることはなく、ドライブギャ軸2の左端部25e及び右端部26eに当接する形状であれば、種々の形状のものを採用し得る。
また、側面28cは、ハンドル軸31の先端部34cの当接により座屈の進行を抑制できる形状であれば、平坦面形状に限られることはなく、種々の形状のものを採用し得る。この場合、側面28cの形状に対応するように、ハンドル軸31の先端部34cの先端面34dの形状を変更してもよい。
2 ドライブギャ軸
3 ハンドル
25e 左端部(端部)
26e 右端部(端部)
28 壁部
31 ハンドル軸
34c 先端部
36 当接部
100 魚釣用スピニングリール
Claims (5)
- リール本体にハンドルが着脱可能に構成された魚釣用スピニングリールであって、
前記リール本体に設けられたドライブギャ軸と、
前記ハンドルに設けられ前記ドライブギャ軸に螺合されるハンドル軸と、を備え、
前記ハンドル軸には、前記ドライブギャ軸への螺合により前記ドライブギャ軸の端部に当接する当接部が一体に設けられており、
前記ドライブギャ軸には、前記ハンドル軸の螺合により前記ハンドル軸の先端部が当接する壁部が設けられていることを特徴とする魚釣用スピニングリール。 - 前記ハンドル軸は前記先端部に向けて先細り形状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の魚釣用スピニングリール。
- 前記ドライブギャ軸に前記ハンドル軸を螺合する際に、
前記ハンドル軸の前記当接部及び前記先端部が、前記ドライブギャ軸の前記端部及び前記壁部に対してそれぞれ同時に当接することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の魚釣用スピニングリール。 - 前記ドライブギャ軸に前記ハンドル軸を螺合する際に、
前記ハンドル軸の前記当接部が前記ドライブギャ軸の前記端部に対して当接した後に、前記ハンドル軸の前記先端部が前記ドライブギャ軸の前記壁部に対して当接し、
あるいは、前記ハンドル軸の前記先端部が前記ドライブギャ軸の前記壁部に対して当接した後に、前記ハンドル軸の前記当接部が前記ドライブギャ軸の前記端部に対して当接することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の魚釣用スピニングリール。 - 前記ドライブギャ軸の前記壁部は、前記ドライブギャ軸に一体に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の魚釣用スピニングリール。
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| JP2022134428A JP7699564B2 (ja) | 2022-08-25 | 2022-08-25 | 魚釣用スピニングリール |
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- 2022-08-25 JP JP2022134428A patent/JP7699564B2/ja active Active
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| JP7766569B2 (ja) | 2022-08-25 | 2025-11-10 | グローブライド株式会社 | 魚釣用スピニングリール |
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