JP7700591B2 - 液体収容ボトル - Google Patents
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Description
図1において、MFP100は、複合機であり、筐体1、筐体カバー2、およびプリンタ部3を備える。MFP100は、液体消費装置の一例であり、液体供給装置の一部である。
図3において、タンクセット31は、四個のタンク4A~4D、二個の保持部材51A,51B、四個のキャップ6A~6D、および二個のタンクカバー52A,52Bを備える。図3(B)には、保持部材51A,51B、キャップ6A~6D、およびタンクカバー52A,52Bは示されない。
図3(B) において、タンク4Aは、タンクの一例であり、本体41を備える。本体41は、左右寸法が上下寸法や前後寸法より小さい略直方体形状を有する。本体41は、K色のインクを貯留する貯留室46(図4(B)参照)を外部から区画する。本体41は、左右の一方の側面を除き、透光性を有する樹脂材料の射出成型等で作製されている。本体41の一方の側面は、他の部分より薄い樹脂フィルムにより閉止される。
各タンク4B~4Dは、タンクの他の一例であり、下記の点を除き本体41と同様の本体を備える。各タンク4B~4Dの本体41において、筒壁は、リブ、溝、スリットおよび凸部の少なくとも一種またはこれらの二種以上の組み合わせにより、上方へと開放されたキー穴を区画する。ここで、リブ、溝およびスリットの組み合わせは、タンク4A~4Dで互いに異なる。タンク4B~4Dの各キー穴の三次元形状は、互いに異なり、キー穴78の三次元形状とも異なる。実施形態において、各キー穴の三次元形状は、リブ、溝、スリットまたは凸部の左右方向x1、前後方向y1および上下方向z1における寸法および位置で決まる。他にも、タンク4B,4C,4Dの本体は、C色、M色およびY色のインクを貯留する点で本体41と異なる。タンク4B~4Dの本体は、インクの容量の点で本体41と異なってもよい。
図5(B)に示すように、MFP100(図1参照)では、タンク4A~4Dへのインク補充のために、例えば四本のボトル200A~200Dが用いられる。ボトル200A~200Dは、液体供給装置の残りの一部である。なお、図6(A)では、ボトル200Aは、便宜上、他よりも大きく図示されている。ボトル200Aは、タンク4Aへの補充用のインク(K色のインク)を貯留する。ボトル200Aは、ボトル本体8と、ボトルキャップ9とを備える。ボトル200Aは液体収容ボトルの一例であり、ボトルキャップ9はキャップの一例である。
図6(A)において、ボトル本体8は、底部81、胴部82、肩部83、基台部84、環状壁85、および首部86を有する。
底部81は、略円盤形状の底壁の平坦部分である。底部81を水平面300(図5(B)参照)上に当接させて、ボトル本体8を水平面300上に載置した姿勢を、載置姿勢と称する。底部81の中心を通過し底部81と直交する仮想線を軸心Ax1と定義する。軸心Ax1が延びる延伸方向z2のうち、底部81から首部86への向きを離間向きz21と、その逆向きを近接向きz22とも称する。軸心Ax1の径方向r1のうち、軸心Ax1に近づく向きを向心向きr11と、その逆向きを遠心向きr12とも称する。図6には、径方向r1、向心向きr11および遠心向きr12の一例のみが示されている。
胴部82は、底部81の外縁から離間向きz21に延出する概ね円筒形状の壁である。肩部83は、胴部82の延出端から向心向きr11に延出する壁である。肩部83は、軸心Ax1に近づくほど底部81から遠ざかるように、軸心Ax1の径方向r1に対して傾斜する。肩部83の延出端は、軸心Ax1から遠心向きr12に離間し、近接向きz22からの平面視(以下、「第2平面視」とも称す)で円形状である。
基台部84は、側壁および上壁を有する。この側壁は、ボトル本体8が載置姿勢の場合に、肩部83の延出端から離間向きz21(即ち、上方)に突出し、概ね円筒形状である。上壁は、基台部84の側壁の突出端(即ち、上端)から向心向きr11に延出し、第2平面視で概ね環形状である。基台部84は、上面841(基端面の一例)を有する。上面841は、基台部84の外表面において上端を画定し、径方向r1に平行な面である。
図7(B)において、底部81(図6参照)、胴部82(図7(A)参照)、肩部83および基台部84により区画された空間は、K色のインクが収容される収容室87をなす。
図6(A)において、環状壁85および首部86は、基台部84の上面841に対して離間向きz21に延出する。環状壁85の延出端は、上面841に平行である。環状壁85の高さは、タンク4Aにおける環状壁44の高さ以下である(図11も参照)。
図6において、環状壁85は、連結板851,852および湾曲板853,854を有する。環状壁85において離間向きz21の端は、開口の周縁になっている。
図7において、首部86は、ノズルやノズル上部の一例である。首部86は、基台部84の上面841に対して離間向きz21(第1方向の一例)へ突出する。具体的には、首部86は、側壁861および環状壁862を有する。側壁861は、上面841よりも離間向きz21に離れ且つ環状壁85から向心向きr11に離れた位置から離間向きz21に延出する。側壁861は、軸心Ax1と同軸の概ね円筒形状である。環状壁862は、側壁861の離間向きz21における端から向心向きr11へと延出する。第2平面視で、環状壁862の中央には、軸心Ax1と同軸で略円形状の貫通穴が形成されている。側壁861および環状壁862は、首部86内に略円柱状の空間を区画する。この空間は、収容室87に貯留されたインクが通過する流路863の一部をなす。流路863において近接向きz22における端は、図7(B)から明らかなように、弁体883がゴム部881に密着していない時に支持部材882における側部882Aの間の空間を介して収容室87と連続する。流路863は、離間向きz21における端で、流出口864(開口の一例)と連続する。流出口864は、環状壁862の貫通孔において、首部86の離間向きz21における先端面で、離間向きz21に向けて開放された開口である。流出口864は、ニードル45よりも僅かに大径であり、流路863を通ってきたインクをボトル200Aの外部へと流出させる。
環状壁85は、首部86から遠心向きr12(第2方向の一例)へと間隔を空けて首部86の周囲に位置する。離間向きz21において、環状壁85の先端は、首部86の先端よりも底部81から離れている。載置姿勢では、環状壁85の先端は、首部86の先端よりも上方に位置する。
図7(B)において、ボトル本体8は、首部86の内部空間にバルブ機構88をさらに備える。バルブ機構88は、ゴム部881、支持部材882、弁体883およびコイルバネ884を有する。
図8、図9において、首部86は、座部865および堀部866~868を備える。座部865は、座面865Aおよび三個の外周面865B~865Dを有する。
ボトル200B~200Dは、下記の点を除きボトル200Aと同様である。各ボトル200B~200Dにおいて、環状壁は、リブおよび溝の少なくとも一種、または二種の組み合わせにより、キー部材を構成する。ここで、リブおよび溝の組み合わせは、ボトル200A~200Dで互いに異なる。ボトル200B~200Dの各キー部材の三次元形状は互いに異なり、キー部材855の三次元形状とも異なる。この三次元形状は、延伸方向z2、径方向r2および周方向θ1における寸法で定義される形状である。他にも、ボトル200B,200C,200Dは、C色、M色およびY色のインクを収容する点でボトル200Aと異なる。ボトル200B~200Dは、実施形態では、インクの容量の点でボトル200Aと同じである。しかし、これに限らず、ボトル200B~200Dは、インク容量の点でボトル200Aと異なっていてもよい。
図5、図6から明らかなように、ボトルキャップ9は、単体の部材であって、ボトル本体8に着脱可能である。以下、特に断り書きが無い場合、ボトルキャップ9という用語は、ボトル本体8に取り付けられたボトルキャップ9を意味する。図10において、ボトルキャップ9は、天壁91、側壁92、雌ネジ93および環状突片94を備える。天壁91は、封止部の一例であり、環状突片94は、突片の一例である。
図10において、天壁91は、軸心Ax1と同軸となる略円盤形状の壁であり、延伸方向z2に離間し合う二個の外主面911および内主面912を有する。内主面912は、外主面911より近接向きz22に位置する。天壁91の内主面912において軸心Ax1に近い位置から、係合部913が近接向きz22に突出する。係合部913は、第2平面視で略環形状であり、ボトル本体8の環状壁862において流出口864の周縁付近と液密に当接している。これにより、ボトルキャップ9の取付状態において、天壁91は、流出口864を封止し、収容室87内のインクが流出口864を通じて流出することが防止される。
ボトル200A内のインクをタンク4Aに補充する場合、作業者は、MFP100における筐体カバー2を遮蔽位置P11から露出位置P12へ移動させ(図1参照)、タンクカバー52Aを被覆位置P31(図1(B)参照)から露出位置P32(図3(A)参照)へ移動させ、キャップ6Aを閉位置P21(図3(A)参照)から開位置P22(図5(A)参照)へと移動させる。作業者は、ボトル200Aにおけるボトルキャップ9をボトル本体8から取り外す(図5(B),図6(A)参照)。
もし、位置合わせにおいて、作業者がボトル200B~200Dのいずれかをタンク4Aのキー穴78に誤って嵌合させようとしている場合、キー穴78を構成する凸部731、リブ711、溝712、スリット713、スリット721、およびリブ722の少なくとも1つの左右方向x1や前後方向y1における形状や位置がボトル200B~200Dのキー部材と合わないことがある。これにより、作業者は、タンク4Aに誤ったボトル200B~200Dを嵌合させていることをいち早く認識できる。また、間違ったインクがタンク4Aに補充されることがいち早く防止される。
環状壁44は、連結板71,72および湾曲板73,74の組み合わせて構成され、環状壁85は、連結板851,852および湾曲板853,854の組み合わせで構成される。そのため、作業者は、インク補充の際にキー部材855をキー穴78に位置合わせし易い。また、キー部材855やキー穴78を構成する凸部、リブ、溝、スリットの個数、それらの三次元位置や三次元形状がボトル200A~200D毎に変えられる。そのため、キー部材855の形状により、ボトル200A~200Dの種類を作業者は把握できる。
実施形態では、タンク4A~4Dには、前述の4色分のインクが貯留されていた。しかし、タンク4A~4Dには、画像記録において、記録ヘッド322がインク吐出に先立って用紙Sに吐出する前処理液(液体の他の一例)が貯留されてもよい。他にも、タンク4A~4Dは、記録ヘッド322の洗浄に使用される水(液体のさらに他の一例)が貯留されてもよい。
31・・・タンクセット
4A~4D・・・タンク
41・・・本体
43・・・上面
44・・・環状壁
71,72・・・連結板
73,74・・・湾曲板
711,722・・・リブ
712・・・溝
713,721・・・スリット
731・・・凸部
732・・・部分
78・・・キー穴
45・・・ニードル
451,452・・・流路
453・・・隔壁
46・・・貯留室
200A~200D・・・ボトル
8・・・ボトル本体
84・・・基台部
841・・・上面
85・・・環状壁
851,852・・・連結板
853,854・・・湾曲板
814・・・雄ネジ
811,812,813,815,818・・・リブ
816,817・・・溝
855・・・キー部材
86・・・首部
865A・・・座面
865B~865D・・・外周面
865E・・・環状溝
865F~865H・・・傾斜溝
866~868・・・堀部
87・・・収容室
9・・・ボトルキャップ
91・・・底壁
92・・・側壁
93・・・雌ネジ
94・・・環状突片
Claims (12)
- 液体消費装置のタンクへ供給するための液体を収容する内部空間を有するボトル本体および上記ボトル本体に取り付けられるキャップを具備する液体収容ボトルであって、
上記ボトル本体は、
上面と、
上記上面より上方へ突出して先端面に開口が形成されたノズルと、
上記ノズルと間隔を空けて上記ノズルの周囲に位置しており、上記上面より上方へ突出した環状壁と、
上記環状壁に形成されており、上記タンクの注入口の周囲に設けられた被嵌合部と嵌合するキー部材と、を有しており、
上記環状壁は、円筒形状の周方向の一部分である湾曲板と連結板とが連結されて環をなす形状であり、
上記キー部材は、上記環状壁の上記連結板の主面である外面から当該外面と交差する交差方向に突出する凸部を有しており、
上記キャップは、上記湾曲板に螺合されて上記ボトル本体に取り付けられており、
上記ノズルの中心から上記凸部の突出端までの第1距離は、上記ノズルの中心から上記湾曲板の主面である外面までの第2距離より短い液体収容ボトル。 - 液体消費装置のタンクへ供給するための液体を収容する内部空間を有するボトル本体および上記ボトル本体に取り付けられるキャップを具備する液体収容ボトルであって、
上記ボトル本体は、
上面と、
上記上面より上方へ突出して先端面に開口が形成されたノズルと、
上記ノズルと間隔を空けて上記ノズルの周囲に位置しており、上記上面より上方へ突出した環状壁と、
上記環状壁に形成されており、上記タンクの注入口の周囲に設けられた被嵌合部と嵌合するキー部材と、を有しており、
上記環状壁は、円筒形状の周方向の一部分である湾曲板と連結板とが連結されて環をなす形状であり、
上記キー部材は、上記環状壁の上記連結板の主面である外面から当該外面と交差する交差方向に突出する凸部を有しており、
上記キャップは、上記湾曲板に螺合されて上記ボトル本体に取り付けられており、
上記上面から上記凸部の上端までの上下方向における第3距離は、上記上面から上記環状壁の上端までの上下方向における第4距離よりも短い液体収容ボトル。 - 上記ノズルは、
上記先端面の周囲において上記先端面より上記上面に近い位置にある座面と、
上記座面から凹んで下方へ延びる溝と、を有しており、
上記キャップは、
上記ボトル本体に取り付けられた取付状態において上記開口を封止する封止部と、
上記封止部の周囲から突出しており、上記取付状態において上記座面に当接する突片と、を有する請求項1または2に記載の液体収容ボトル。 - 液体消費装置のタンクへ供給するための液体を収容する内部空間を有するボトル本体および上記ボトル本体に取り付けられるキャップを具備する液体収容ボトルであって、
上記ボトル本体は、
上面と、
上記上面より上方へ突出して先端面に開口が形成されたノズルと、
上記ノズルと間隔を空けて上記ノズルの周囲に位置しており、上記上面より上方へ突出した環状壁と、
上記環状壁に形成されており、上記タンクの注入口の周囲に設けられた被嵌合部と嵌合するキー部材と、を有しており、
上記環状壁は、円筒形状の周方向の一部分である湾曲板と連結板とが連結されて環をなす形状であり、
上記キー部材は、上記環状壁の上記連結板の主面である外面から当該外面と交差する交差方向に突出する凸部または当該交差方向に凹む凹部の少なくともいずれか一方であり、
上記キャップは、上記湾曲板に螺合されて上記ボトル本体に取り付けられており、
上記ノズルは、
上記先端面の周囲において上記先端面より上記上面に近い位置にある座面と、
上記座面から凹んで下方へ延びる溝と、を有しており、
上記キャップは、
上記ボトル本体に取り付けられた取付状態において上記開口を封止する封止部と、
上記封止部の周囲から突出しており、上記取付状態において上記座面に当接する突片と、を有する液体収容ボトル。 - 上記ノズルにおいて上記座面より上方に位置するノズル上部は、円筒形状であり、
上記座面は、上方を向く円環形状であり、
上記突片は、円筒形状である請求項3または4に記載の液体収容ボトル。 - 上記溝の底面は、上記内部空間へ向かって下方に傾斜している請求項3から5のいずれかに記載の液体収容ボトル。
- 上記環状壁の上端は、上記先端面よりも上方に位置する請求項1から6のいずれかに記載の液体収容ボトル。
- 液体消費装置のタンクへ供給するための液体を収容する内部空間を有するボトル本体を具備する液体収容ボトルであって、
上記ボトル本体は、
上面と、
上記上面より上方へ突出して先端面に開口が形成されたノズルと、
上記ノズルと間隔を空けて上記ノズルの周囲に位置しており、上記上面より上方へ突出した環状壁と、
上記環状壁に形成されており、上記タンクの注入口の周囲に設けられた被嵌合部と嵌合するキー部材と、を有しており、
上記環状壁は、円筒形状の周方向の一部分である湾曲板と連結板とが連結されて環をなす形状であり、
上記キー部材は、上記環状壁の上記連結板の主面である外面から当該外面と交差する交差方向に突出する凸部または当該交差方向に凹む凹部の少なくともいずれか一方であり、
上記環状壁の上端は、上記先端面よりも上方に位置する液体収容ボトル。 - 上記ボトル本体に取り付けられるキャップを更に具備しており、
上記キャップは、上記湾曲板に螺合されて上記ボトル本体に取り付けられる請求項8に記載の液体収容ボトル。 - 上記環状壁は、
上記ノズルを挟んだ位置にある一対の上記湾曲板と、
一対の上記湾曲板をそれぞれ繋ぐ上記連結板と、を有しており、
上記連結板は、平板である請求項1から9のいずれかに記載の液体収容ボトル。 - 請求項1から6のいずれかに記載の液体収容ボトルと、液体を貯留する貯留室を有するタンクと、を備える液体供給装置であって、
上記タンクは、
上記環状壁と嵌合するタンク凹部と、
上記タンク凹部に位置しており、上記貯留室と外部とを連通する第1流路および第2流路を有する連通管と、
上記タンク凹部に位置しており、上記キー部材と嵌合する上記被嵌合部と、を有しており、
上記ボトル本体は、上記環状壁が上記タンク凹部に挿入され、上記キー部材が上記被嵌合部と嵌合し、且つ、上記ノズルの上記開口に上記連通管が挿入されることによって、上記ボトル本体の内部空間から上記タンクの上記貯留室へ液体を流出可能に接続される液体供給装置。 - 上記タンクは、収容される液体の色毎に複数が設けられており、
上記被嵌合部は、複数の上記タンク毎に異なる位置または形状であり、
上記キー部材は、対応する上記タンクの被嵌合部に嵌合可能な位置または形状である請求項11に記載の液体供給装置。
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