JP7700690B2 - 水なし平版印刷版原版およびそれを用いた水なし平版印刷版の製造方法 - Google Patents
水なし平版印刷版原版およびそれを用いた水なし平版印刷版の製造方法 Download PDFInfo
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Description
(1)支持体上に、金属キレート含有シリコーン層形成用組成物を連続的に塗布する工程、および、
(2)工程(1)により得られる塗布膜を硬化させて金属キレート含有シリコーン層を形成する工程
を有することが好ましい。また、金属キレート非含有シリコーン層を有する印刷版原版の製造方法は、前記工程(2)の前または後に、
(3)工程(1)により得られる塗布膜または工程(2)により得られる金属キレート含有シリコーン層上に、さらに金属キレート非含有シリコーン層形成用組成物を連続的に塗布する工程、および、
(4)工程(3)により得られる塗布膜を硬化させて金属キレート非含有シリコーン層を形成する工程
を有することが好ましい。
<露光量Eの求め方>
E=W÷S×T[J/cm2]
W:照射エネルギー[W]
S:照射面積[cm2]
T:照射時間[sec]。
(1-1)金属キレート含有シリコーン層および金属キレート非含有シリコーン層中における元素濃度
各実施例および比較例により得られた水なし平版印刷版原版の金属キレート含有シリコーン層および金属キレート非含有シリコーン層について、X線光電子分光分析により検出された各元素スペクトルの面積比率から、各元素濃度(atom%)を算出した。以下に分析条件と解析条件を示す。
[分析条件]
分析装置:ESCAsystemULVAC-PHI5700(ULVAC-PHI社製)
真空度5.0×10-7Torr以下
X線源:Mg線源
加速電圧:15kV
積算回数:6回
測定ステップ:0.125eV
スキャン:ナロースキャン
X線入射角度:45度
[解析条件]
データ解析ソフト:PHI MultiPak(ULVAC-PHI社製)
スムージング補正:Point9
バックグラウンド補正:OFF SET。
各実施例および比較例により得られた水なし平版印刷版から無作為に選択した露光部、未露光部各5点について、3D測定レーザー顕微鏡により測定した露光部と未露光部の高さ情報から、露光部と未露光部の高さ方向の差を算出し、露光部の掘れ量とした。得られた掘れ量の5点平均値を露光部平均掘れ量(μm)とし、露光部平均掘れ量によりアブレーション塵の生じやすさを評価した。露光部平均掘れ量が小さいほど、露光時のアブレーション塵の発生が少ないと言える。以下に分析条件と解析条件を示す。
[分析条件]
分析装置:LEXT OLS4100(オリンパス(株)製)
分析モード:高精度モード
レーザー波長:405nm
レーザースポット径:200nm
対物レンズ倍率:50倍
測定範囲:259×259[μm]。
[解析条件]
画像解析ソフト:OLS4100(オリンパス(株)製)
ノイズ補正:鋸状表面ノイズ除去。
(2-1)インキ反発性/インキ着肉性
各実施例および比較例により得られた水なし平版印刷版を、EBオフセット印刷機:OFFSET CI/8(COMEXI社製)の版胴(実施例44および45は版胴軸)に装着し、市販の水なし平版印刷版原版:東レ水なしCTP平版 TAC-VG5を標準条件にて製版した平版印刷版をリファレンスとして以下に示す印刷条件で印刷を行った。
[印刷条件]
インキローラー:#8000(明和ゴム工業(株)製)
円筒ブランケット:EPDMブランケット((株)金陽社製)
水溶性EBインキ:オフセットEBインキFタイプFE1908紅(三星インキ(株)製)
インキ成分非吸収性の被印刷媒体:“エンブレット”(登録商標)PTM-12(ロール状2軸延伸PETフィルム、厚み:12μm、印刷面:易接着処理、ユニチカ(株)製)
版面温度:25~28℃
印刷速度:100m/分
インキ供給量:TAC-VG5で印刷した印刷物のベタ部反射濃度が、(1)1.20±0.02、(2)1.50±0.02、(3)1.80±0.02の範囲となる3水準
[インキ硬化条件]
EB照射線量:40kGy
EB照射雰囲気:窒素雰囲気。
上記印刷条件(VG5ベタ部反射濃度:1.50±0.05)にて最長100,000mまで印刷を実施し、5,000m毎の印刷物をサンプリングし、非画線部に意図しない画線が形成される地汚れの有無を評価した。良好な印刷物が得られ続けた限界印刷長さを耐刷性として評価した。限界印刷長さが長いほど、耐刷性に優れる。
厚み0.24mmのアルミニウム合金板上に、スリットダイコーター(東レエンジニアリング(株)製)を用いて、下記のプライマー層形成用組成物を塗布し、180℃で2分間加熱することにより、平均厚み10μmのプライマー層を設けた。
容器中に下記(a-1)、(b-1)および(c-1)成分を投入し、(c-1)成分が溶解するまで撹拌混合した。得られた溶液中に(d-1)および(e-1)成分を投入し、成分が均一になるまで撹拌混合することにより、でプライマー層形成用組成物を得た。
(a-1)N,N-ジメチルホルムアミド:270.00質量部
(b-1)メチルエチルケトン:210.00質量部
(c-1)エポキシ樹脂:“jER”(登録商標)1010(三菱化学(株)製):35.00質量部
(d-1)ポリウレタン:“サンプレン”(登録商標)LQ-T1331D(三洋化成工業(株)製、固形分濃度:20質量%):265.00質量部
(e-1)架橋剤:“デュラネート”(登録商標)MF-B60B(旭化成工業(株)製、HDI系ブロックイソシアネート、固形分濃度:60質量%(溶剤:酢酸-n-ブチル/n-ブタノール)):20.00質量部。
容器中に下記(f-1)、(g-1)および(h-1)成分を投入し、(h-1)成分が溶解するまで撹拌混合した。得られた溶液中に(i-1)、(j-1)成分を投入し、10分間撹拌混合した後、(k-1)成分を投入して10分間撹拌混合した。最後に(l-1)成分を投入し、10分間撹拌混合することにより、金属キレート含有シリコーン層形成用組成物-1を得た。
(f-1)ナフテン系溶剤:“エクソール”(登録商標)DSP100/140(エクソンモービルケミカル社製):240.00質量部
(g-1)芳香族炭化水素系溶剤:トルエン:60.00質量部
(h-1)分子内に2個以上のビニル基を有するシロキサン化合物(両末端ジメチルビニルシロキシ-ポリジメチルシロキサン):DMS-V42(GELEST Inc.製、重量平均分子量:72,000、分子内のビニル基数:2.0個):87.47質量部
(i-1)反応触媒(白金混合物):XC94-C4326(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン合同会社製、固形分濃度:1質量%):3.00質量部
(j-1)反応抑制剤:2-メチル-3-ブチン-2-オール:0.20質量部
(k-1)分子内に3個以上のSiH基を有するシロキサン化合物(両末端トリメチルシロキシ-ポリメチルハイドロシロキサン):HMS-993(GELEST Inc.製、重量平均分子量:2,250、分子内のSiH基数:34.8個):2.50質量部
(l-1)金属キレート化合物:AL-A(W)(川研ファインケミカル(株)製、アルミニウムトリスアセチルアセトネート):12.37質量部。
前記金属キレート含有シリコーン層形成用組成物-1の(l-1)成分を(l-2)金属キレート化合物:ALCH-TR(川研ファインケミカル(株)製、アルミニウムトリスエチルアセトアセテート):15.81質量部に変更したこと以外は実施例1と同様の方法により、水なし平版印刷版原版および水なし平版印刷版を得た。
前記金属キレート含有シリコーン層形成用組成物-1の(l-1)成分を(l-3)金属キレート化合物:ALCH(川研ファインケミカル(株)製、ジ-iso-プロポキシドアルミニウムモノエチルアセトアセテート):10.47質量部に変更したこと以外は実施例1と同様の方法により、水なし平版印刷版原版および水なし平版印刷版を得た。
前記金属キレート含有シリコーン層形成用組成物-1の(l-1)成分を(l-4)金属キレート化合物:“オルガチックス”(登録商標)TC-401(マツモトファインケミカル(株)製、チタニウムテトラアセチルアセトネート/2-プロパノール=65/35質量%の溶液)から乾燥窒素ブローにより溶剤を除去した化合物:16.95質量部に変更したこと以外は実施例1と同様の方法により、水なし平版印刷版原版および水なし平版印刷版を得た。
前記金属キレート含有シリコーン層形成用組成物-1の(l-1)成分を(l-5)金属キレート化合物:“オルガチックス”(登録商標)TC-150(マツモトファインケミカル(株)製、ジ-n-ブトキシドチタニウムビスアセチルアセトネート/n-ブタノール=73/27質量%の溶液)から乾燥窒素ブローにより溶剤を除去した化合物:14.97質量部に変更したこと以外は実施例1と同様の方法により、水なし平版印刷版原版および水なし平版印刷版を得た。
前記金属キレート含有シリコーン層形成用組成物-1の(l-1)成分を(l-6)金属キレート化合物:“オルガチックス”(登録商標)TC-750(マツモトファインケミカル(株)製、ジ-iso-プロポキシドチタニウムビスエチルアセトアセテート):16.19質量部に変更したこと以外は実施例1と同様の方法により、水なし平版印刷版原版および水なし平版印刷版を得た。
前記金属キレート含有シリコーン層形成用組成物-1の(l-1)成分を(l-7)金属キレート化合物:“オルガチックス”(登録商標)ZC-162(マツモトファインケミカル(株)製、ジルコニウムテトラアセチルアセトネート):18.61質量部に変更したこと以外は実施例1と同様の方法により、水なし平版印刷版原版および水なし平版印刷版を得た。
前記金属キレート含有シリコーン層形成用組成物-1の(l-1)成分を(l-8)金属キレート化合物:“オルガチックス”(登録商標)ZC-580(マツモトファインケミカル(株)製、ジ-n-ブトキシドジルコニウムビスエチルアセトアセテート/n-ブタノール=70/30質量%の溶液)から乾燥窒素ブローにより溶剤を除去した化合物:18.91質量部に変更したこと以外は実施例1と同様の方法により、水なし平版印刷版原版および水なし平版印刷版を得た。
前記金属キレート含有シリコーン層形成用組成物の(h-1)成分であるDMS-V42の添加量を94.47質量部に変更し、(l-5)成分である“オルガチックス”(登録商標)TC-150から乾燥窒素ブローにより溶剤を除去した化合物の添加量を4.49質量部に変更したこと以外は実施例5と同様の方法により、水なし平版印刷版原版および水なし平版印刷版を得た。
前記金属キレート含有シリコーン層形成用組成物の(h-1)成分であるDMS-V42の添加量を93.47質量部に変更し、(l-5)成分である“オルガチックス”(登録商標)TC-150から乾燥窒素ブローにより溶剤を除去した化合物の添加量を5.99質量部に変更したこと以外は実施例5と同様の方法により、水なし平版印刷版原版および水なし平版印刷版を得た。
前記金属キレート含有シリコーン層形成用組成物の(h-1)成分であるDMS-V42の添加量を91.47質量部に変更し、(l-5)成分である“オルガチックス”(登録商標)TC-150から乾燥窒素ブローにより溶剤を除去した化合物の添加量を8.98質量部に変更したこと以外は実施例5と同様の方法により、水なし平版印刷版原版および水なし平版印刷版を得た。
前記金属キレート含有シリコーン層形成用組成物の(h-1)成分であるDMS-V42の添加量を82.47質量部に変更し、(l-5)成分である“オルガチックス”(登録商標)TC-150から乾燥窒素ブローにより溶剤を除去した化合物の添加量を22.45質量部に変更したこと以外は実施例5と同様の方法により、水なし平版印刷版原版および水なし平版印刷版を得た。
前記金属キレート含有シリコーン層形成用組成物の(h-1)成分であるDMS-V42の添加量を77.47質量部に変更し、(l-5)成分である“オルガチックス”(登録商標)TC-150から乾燥窒素ブローにより溶剤を除去した化合物の添加量を29.94質量部に変更したこと以外は実施例5と同様の方法により、水なし平版印刷版原版および水なし平版印刷版を得た。
前記金属キレート含有シリコーン層形成用組成物の(h-1)成分であるDMS-V42の添加量を74.47質量部に変更し、(l-5)成分である“オルガチックス”(登録商標)TC-150から乾燥窒素ブローにより溶剤を除去した化合物の添加量を34.43質量部に変更したこと以外は実施例5と同様の方法により、水なし平版印刷版原版および水なし平版印刷版を得た。
前記金属キレート含有シリコーン層形成用組成物の(h-1)成分であるDMS-V42の添加量を72.47質量部に変更し、(l-5)成分である“オルガチックス”(登録商標)TC-150から乾燥窒素ブローにより溶剤を除去した化合物の添加量を37.42質量部に変更したこと以外は実施例5と同様の方法により、水なし平版印刷版原版および水なし平版印刷版を得た。
前記金属キレート含有シリコーン層の平均厚みを10μmに変更したこと以外は実施例14と同様の方法により、水なし平版印刷版原版および水なし平版印刷版を得た。
前記金属キレート含有シリコーン層の平均厚みを5μmに変更したこと以外は実施例14と同様の方法により、水なし平版印刷版原版および水なし平版印刷版を得た。
前記金属キレート含有シリコーン層の平均厚みを2.5μmに変更したこと以外は実施例14と同様の方法により、水なし平版印刷版原版および水なし平版印刷版を得た。
実施例17に記載の水なし平版印刷版原版の金属キレート含有シリコーン層上に、スリットダイコーターを用いて、下記の金属キレート非含有シリコーン層形成用組成物-1を塗布し、100℃で1分間加熱し、平均厚み0.125μmの金属キレート非含有シリコーン層(第2の層)を設けたこと以外は実施例17と同様の方法により、水なし平版印刷版原版および水なし平版印刷版を得た。
容器中に下記(f-2)および(h-2)成分を投入し、(h-2)成分が溶解するまで撹拌混合した。得られた溶液を乾燥窒素で20分間バブリングして溶液中の水分を除去した。塗布直前に(k-2)成分を投入し、30分間撹拌混合することにより、金属キレート非含有シリコーン層形成用組成物-1を得た。
(f-2)イソパラフィン系溶剤:“アイソパー”(登録商標)C(エクソンモービルケミカル社製):900.00質量部
(h-2)分子内に2個以上のシラノール基を有するシロキサン化合物(両末端シラノール-ポリジメチルシロキサン):DMS-S45(GELEST Inc.製、重量平均分子量:110,000、分子内のシラノール基数:2.0個):96.00質量部
(k-2)架橋剤:ビニルトリス(メチルエチルケトキシミノ)シラン:4.00質量部。
前記金属キレート非含有シリコーン層の平均厚みを0.25μmに変更したこと以外は実施例19と同様の方法により、水なし平版印刷版原版および水なし平版印刷版を得た。
前記金属キレート非含有シリコーン層の平均厚みを0.5μmに変更したこと以外は実施例19と同様の方法により、水なし平版印刷版原版および水なし平版印刷版を得た。
前記金属キレート非含有シリコーン層の平均厚みを1μmに変更したこと以外は実施例19と同様の方法により、水なし平版印刷版原版および水なし平版印刷版を得た。
前記金属キレート非含有シリコーン層の平均厚みを2μmに変更したこと以外は実施例19と同様の方法により、水なし平版印刷版原版および水なし平版印刷版を得た。
前記金属キレート含有シリコーン層形成用組成物の(l-5)成分を(l-1)AL-A(W):28.46質量部に変更したこと以外は実施例21と同様の方法により、水なし平版印刷版原版および水なし平版印刷版を得た。
前記金属キレート含有シリコーン層形成用組成物の(l-5)成分を(l-2)ALCH-TR:36.37質量部に変更したこと以外は実施例21と同様の方法により、水なし平版印刷版原版および水なし平版印刷版を得た。
前記金属キレート含有シリコーン層形成用組成物の(l-5)成分を(l-3)ALCH:24.07質量部に変更したこと以外は実施例21と同様の方法により、水なし平版印刷版原版および水なし平版印刷版を得た。
前記金属キレート含有シリコーン層形成用組成物の(l-5)成分を(l-4)“オルガチックス”(登録商標)TC-401から乾燥窒素ブローにより溶剤を除去した化合物:38.99質量部に変更したこと以外は実施例21と同様の方法により、水なし平版印刷版原版および水なし平版印刷版を得た。
前記金属キレート含有シリコーン層形成用組成物の(l-5)成分を(l-6)“オルガチックス”(登録商標)TC-750:37.24質量部に変更したこと以外は実施例21と同様の方法により、水なし平版印刷版原版および水なし平版印刷版を得た。
前記金属キレート含有シリコーン層形成用組成物の(l-5)成分を(l-7)“オルガチックス”(登録商標)ZC-162:42.80質量部に変更したこと以外は実施例21と同様の方法により、水なし平版印刷版原版および水なし平版印刷版を得た。
前記金属キレート含有シリコーン層形成用組成物の(l-5)成分を(l-8)“オルガチックス”(登録商標)ZC-580から乾燥窒素ブローにより溶剤を除去した化合物:43.50質量部に変更したこと以外は実施例21と同様の方法により、水なし平版印刷版原版および水なし平版印刷版を得た。
前記レーザー露光量を3J/cm2に変更したこと以外は実施例21と同様の方法により、水なし平版印刷版原版および水なし平版印刷版を得た。
前記レーザー露光量を4J/cm2に変更したこと以外は実施例21と同様の方法により、水なし平版印刷版原版および水なし平版印刷版を得た。
前記レーザー露光量を6J/cm2に変更したこと以外は実施例21と同様の方法により、水なし平版印刷版原版および水なし平版印刷版を得た。
前記レーザー露光量を7J/cm2に変更したこと以外は実施例21と同様の方法により、水なし平版印刷版原版および水なし平版印刷版を得た。
前記レーザー露光量を8J/cm2に変更したこと以外は実施例21と同様の方法により、水なし平版印刷版原版および水なし平版印刷版を得た。
前記金属キレート含有シリコーン層形成用組成物を下記の金属キレート含有シリコーン層形成用組成物-2に変更したこと以外は実施例21と同様の方法により、水なし平版印刷版原版および水なし平版印刷版を得た。
容器中に下記(f-1)、(g-1)および(h-3)成分を投入し、(h-3)成分が溶解するまで撹拌混合した。得られた溶液を乾燥窒素で20分間バブリングして溶液中の水分を除去した。塗布直前に(k-2)成分を投入し、30分間撹拌混合した後、直ちに(l-5)成分を投入して10分間撹拌混合することにより、金属キレート含有シリコーン層形成用組成物-2を得た。
(f-1)“エクソール”(登録商標)DSP100/140:240.00質量部
(g-1)トルエン:60.00質量部
(h-3)分子内に2個以上のシラノール基を有するシロキサン化合物(両末端シラノール-ポリジメチルシロキサン):DMS-S42(GELEST Inc.製、重量平均分子量:77,000、分子内のシラノール基数:2.0個):75.99質量部
(k-2)架橋剤:ビニルトリス(メチルエチルケトキシミノ)シラン:4.00質量部
(l-5)“オルガチックス”(登録商標)TC-150から乾燥窒素ブローにより溶剤を除去した化合物:34.43質量部。
波長266nmの固体パルスレーザー:“AONano”(登録商標) 266-3-20―V(Advanced Optowave Corporation製)を用い、水なし平版印刷版原版の金属キレート非含有シリコーン層側から、大気中で露光量:2J/cm2にてパターン描画を行ったこと以外は実施例21と同様の方法により、水なし平版印刷版原版および水なし平版印刷版を得た。
前記レーザー露光量を3J/cm2に変更したこと以外は実施例37と同様の方法により、水なし平版印刷版原版および水なし平版印刷版を得た。
前記レーザー露光量を4J/cm2に変更したこと以外は実施例37と同様の方法により、水なし平版印刷版原版および水なし平版印刷版を得た。
前記レーザー露光量を5J/cm2に変更したこと以外は実施例37と同様の方法により、水なし平版印刷版原版および水なし平版印刷版を得た。
前記レーザー露光量を6J/cm2に変更したこと以外は実施例37と同様の方法により、水なし平版印刷版原版および水なし平版印刷版を得た。
前記レーザー露光量を7J/cm2に変更したこと以外は実施例37と同様の方法により、水なし平版印刷版原版および水なし平版印刷版を得た。
波長266nmの固体パルスレーザーを用い、水なし平版印刷版原版の金属キレート非含有シリコーン層側から、大気中で露光量:4J/cm2にてパターン描画を行ったこと以外は実施例36と同様の方法により、水なし平版印刷版原版および水なし平版印刷版を得た。
アルミニウム合金製の版胴スリーブの外周面に、円筒スリットダイコーター(東レエンジニアリング(株)製)を用いて、前記プライマー層形成用組成物を塗布し、180℃で10分間加熱することにより、平均厚み10μmの継ぎ目のない連続的なプライマー層を設けた。
波長266nmの固体パルスレーザーを用い、シームレス水なし平版印刷版原版の金属キレート非含有シリコーン層側から、大気中で露光量:4J/cm2にてパターン描画を行ったこと以外は実施例44と同様の方法により、シームレス水なし平版印刷版原版およびシームレス水なし平版印刷版を得た。
前記金属キレート含有シリコーン層形成用組成物-1の(h-1)成分であるDMS-V42の添加量を97.47質量部に変更し、金属キレート化合物である(l-1)成分を添加しなかったこと以外は実施例1と同様の方法で水なし平版印刷版原版および水なし平版印刷版を得た。
前記金属キレート含有シリコーン層形成用組成物-1を下記の金属キレート非含有シリコーン層形成用組成物-2に変更したこと以外は実施例1と同様の方法で水なし平版印刷版原版および水なし平版印刷版を得た。
容器中に下記(f-1)、(g-1)および(h-3)成分を投入し、(h-3)成分が溶解するまで撹拌混合した。得られた溶液を乾燥窒素で20分間バブリングして溶液中の水分を除去した。塗布直前に(k-2)成分を投入し、30分間撹拌混合した後、直ちに(l-5)成分を投入して10分間撹拌混合することにより、金属キレート含有シリコーン層形成用組成物-2を得た。
(f-1)“エクソール”(登録商標)DSP100/140:240.00質量部
(g-1)トルエン:60.00質量部
(h-3)DMS-S42:98.66質量部
(k-2)ビニルトリス(メチルエチルケトキシミノ)シラン:4.00質量部
(l-5)“オルガチックス”(登録商標)TC-150から乾燥窒素ブローにより溶剤を除去した化合物:0.50質量部。
前記金属キレート含有シリコーン層形成用組成物の(h-1)成分であるDMS-V42の添加量を96.13質量部に変更し、(l-5)成分である“オルガチックス”(登録商標)TC-150から乾燥窒素ブローにより溶剤を除去した化合物の添加量を2.00質量部に変更したこと以外は実施例5と同様の方法で水なし平版印刷版原版および水なし平版印刷版を得た。
前記金属キレート含有シリコーン層形成用組成物の(h-1)成分であるDMS-V42の添加量を67.47質量部に変更し、(l-5)成分である“オルガチックス”(登録商標)TC-150から乾燥窒素ブローにより溶剤を除去した化合物の添加量を44.91質量部に変更したこと以外は実施例5と同様の方法で水なし平版印刷版原版および水なし平版印刷版を得た。
前記金属キレート含有シリコーン層形成用組成物-1の金属キレート成分である(l-1)を(m-1)金属アルコキシド:“オルガチックス”(登録商標)AL-3001(マツモトファインケミカル(株)製、アルミニウムトリ-sec-ブトキシド):9.40質量部に変更したこと以外は実施例1と同様の方法により、水なし平版印刷版原版および水なし平版印刷版を得た。
前記金属キレート含有シリコーン層形成用組成物-1の金属キレート成分である(l-1)を(m-2)金属アルコキシド:“オルガチックス”(登録商標)TA-21(マツモトファインケミカル(株)製、チタニウムトリ-n-ブトキシド):12.99質量部に変更したこと以外は実施例1と同様の方法により、水なし平版印刷版原版および水なし平版印刷版を得た。
前記金属キレート含有シリコーン層形成用組成物-1の金属キレート成分である(l-1)を(m-3)金属アルコキシド:“オルガチックス”(登録商標)ZA-65(マツモトファインケミカル(株)製、ジルコニウムテトラ-n-ブトキシド/n-ブタノール=87/13質量%の溶液)から乾燥窒素ブローにより溶剤を除去した化合物:14.64質量部に変更したこと以外は実施例1と同様の方法により、水なし平版印刷版原版および水なし平版印刷版を得た。
以下の金属キレート非含有シリコーン層形成用組成物-3を作製した。
容器中に下記(f-3)、(h-4)、(i-2)、(k-3)および(n-1)成分を投入し、成分が均一になるまで撹拌混合した。得られた混合液を高圧バルブ式ホモジナイザー:エコナイザーラボ02(三丸機械工業(株)製)に2回通すことにより、金属キレート非含有シリコーン層形成用組成物-3を得た。
(f-3)2-ブタノン:900.00質量部
(h-4)両末端シラノール-ポリジメチルシロキサン:YF3802(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン合同会社製、重量平均分子量:125,000、分子内のシラノール基数:2.0個):60.00質量部
(i-2)ジブチル錫ジアセテート:0.10質量部
(k-3)メチルトリアセトキシシラン:4.00質量部
(n-1)光触媒粒子:AMT-600(アナタース型光触媒酸化チタン粒子、X線粒径:30nm、テイカ(株)製):30.00質量部。
前記金属キレート含有シリコーン層形成用組成物-1を下記の金属キレート非含有シリコーン層形成用組成物-4に変更し、塗布後の加熱条件を120℃で2分間に、また、加熱後の金属キレート非含有シリコーン層の平均厚みを1μmにそれぞれ変更したこと以外は実施例1と同様の方法により、水なし平版印刷版原版および水なし平版印刷版を得た。
容器中に下記(f-4)、(g-2)、(h-5)、(i-3)、(k-4)および(n-2)成分を投入し、成分が均一になるまで撹拌混合することにより、金属キレート非含有インキ反発性シリコーン層形成用組成物-4を得た。
(f-4)1,4-ジオキサン:5.00質量部
(g-2)2-プロパノール:5.00質量部
(h-5)両末端カルビノール変性ポリジメチルシロキサン:X-22-160AS(信越化学工業(株)製、重量平均分子量:1,000、分子内のカルビノール基数:2.0個):9.00質量部
(i-3)反応触媒:ジブチル錫ジラウレート:0.05質量部
(k-4)架橋剤:コロネートL(東ソー(株)製、トリメチロールプロパン/トリレンジイソシアネート3量体付加物、固形分濃度:75質量%(溶剤:酢酸エチル)):1.00質量部
(n-2)光触媒粒子:ST-01(石原産業(株)製、アナタース型光触媒酸化チタン粒子、X線粒径:7nm):1.00質量部。
比較例1の金属キレート非含有シリコーン層上に、下記の金属キレート非含有シリコーン層形成用組成物-5を塗布し、100℃で80秒間加熱し、平均厚み0.4μmの金属キレート非含有シリコーン層(第2の層)を設けることにより、水なし平版印刷版原版を得た。
容器中に下記(f-2)、(h-6)、(i-1)および(j-1)成分を投入し、成分が均一になるまで撹拌混合した。得られた溶液を乾燥窒素で20分間バブリングして溶液中の水分を除去した。塗布直前に(k-1)成分を投入し撹拌混合することにより、金属キレート非含有シリコーン層形成用組成物-5を得た。
(f-2)イソパラフィン系溶剤:“アイソパー”(登録商標)C(エクソンモービルケミカル社製):895.0質量部
(h-6)分子内に3個以上のビニル基を有するシロキサン化合物(両末端トリメチルシロキシ-ビニルメチルシロキサン-ジメチルシロキサンコポリマー):VDT-954(GELEST Inc.製、重量平均分子量:225,000、ビニル基濃度:4.29質量%、分子内のビニル基数:357.2個):70.0質量部
(i-1)XC94-C4326:3.5質量部
(j-1)2-メチル-3-ブチン-2-オール:1.5質量部
(k-1)HMS-993:30.0質量部。
前記レーザー露光量を150mJ/cm2に変更したこと以外は比較例10と同様の方法により、水なし平版印刷版原版および水なし平版印刷版を得た。
Claims (17)
- 支持体上に金属キレート含有シリコーン層を有し、X線光電分光法により測定した当該金属キレート含有シリコーン層中における金属キレート由来の金属濃度が0.2~1.8atom%である、水なし平版印刷版原版。
- 前記金属キレートとしてβ-ジケトン化合物および/またはβ-ケトエステル化合物と金属とから形成されたキレート環を含む、請求項1に記載の水なし平版印刷版原版。
- 前記β-ジケトン化合物としてアセチルアセトンを含む、請求項2に記載の水なし平版印刷版原版。
- 前記β-ケトエステル化合物としてアセト酢酸アルキルエステルを含み、当該アルキルの炭素数が2~8である、請求項2に記載の水なし平版印刷版原版。
- 前記金属としてアルミニウム、チタニウムおよび/またはジルコニウムを含む、請求項1~4のいずれかに記載の水なし平版印刷版原版。
- X線光電分光法により測定した前記金属キレート含有シリコーン層における珪素濃度が15.5~24.5atom%、酸素濃度が25.0~28.5atom%、炭素濃度が50.0~57.0atom%である、請求項1~5のいずれかに記載の水なし平版印刷版原版。
- 前記金属キレート含有シリコーン層の平均厚みが5μm以上である、請求項1~6のいずれかに記載の水なし平版印刷版原版。
- 前記金属キレート含有シリコーン層上に、さらに金属キレート非含有シリコーン層を有する、請求項1~7のいずれかに記載の水なし平版印刷版原版。
- X線光電分光法により測定した前記金属キレート非含有シリコーン層における珪素濃度が22~26atom%、酸素濃度が24~28atom%、炭素濃度が48~52atom%である、請求項8に記載の水なし平版印刷版原版。
- 前記金属キレート非含有シリコーン層の平均厚みが0.1μm以上である、請求項8または9に記載の水なし平版印刷版原版。
- 前記支持体が円筒状である、請求項1~10のいずれかに記載の水なし平版印刷版原版。
- 請求項1~11のいずれかに記載の水なし平版印刷版原版の金属キレート含有シリコーン層側または金属キレート非含有シリコーン層側から活性エネルギー線により露光して、インキ着肉部を形成する、水なし平版印刷版の製造方法。
- 前記活性エネルギー線のピーク波長が200~600nmである、請求項12に記載の水なし平版印刷版の製造方法。
- 前記活性エネルギー線がパルスレーザーである、請求項12または13に記載の水なし平版印刷版の製造方法。
- 前記パルスレーザーの露光量が2~8J/cm2である、請求項14に記載の水なし平版印刷版の製造方法。
- 少なくとも
(1)支持体上に、シラノール基またはビニル基を分子中に2個以上有するポリシロキサンと、当該シラノール基または当該ビニル基と反応性を有する官能基を分子中に3個以上有する架橋剤と、キレート環を分子中に1個以上有する金属キレート化合物を含み、当該金属キレート化合物の含有率が全固形分中4~60質量%である、金属キレート含有シリコーン層形成用組成物を連続的に塗布する工程、および、
(2)工程(1)により得られる塗布膜を硬化させて金属キレート含有シリコーン層を形成する工程
を有する、請求項1~11のいずれかに記載の水なし平版印刷版原版の製造方法。 - 前記工程(2)の前または後に、
(3)工程(1)により得られる塗布膜または工程(2)により得られる金属キレート含有シリコーン層上に、さらに金属キレート非含有シリコーン層形成用組成物を連続的に塗布する工程、および、
(4)工程(3)により得られる塗布膜を硬化させて金属キレート非含有シリコーン層を形成する工程
を有する、請求項16に記載の水なし平版印刷版原版の製造方法。
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