JP7701095B2 - 圧油給排システム - Google Patents
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Description
その圧油給排システムは、ポンプと、当該ポンプと圧力給排対象物としてのシリンダとを接続する流路の途中に設けられる三方弁および圧力保障弁とを有している。そのポンプは、圧縮エア源から供給される圧縮エアによってピストンが駆動され、そのピストンに連結されたプランジャが油タンクの油をシリンダに送り出すように構成される。上記の三方弁は、ポンプからの圧油をシリンダに供給する状態と、シリンダの圧油を外部に排出する状態とを切換えるように構成される。上記の圧力保障弁は、ポンプから供給される圧油が所定の圧力を上回るときに圧油を外部に排出して、圧油を所定圧力を下回るようにしている。そのポンプとシリンダとを接続する圧油の流路に設けられる圧力検出スイッチによって、流路の油圧が所定圧力より高くなっているか否かが検出される。
前記流路の圧油が適正な圧力であることが圧力検出スイッチによって検出されることで正常状態であると判断された場合であっても、前記圧油給排システムが過度に動作している異常状態や、配管に漏れがある異常状態等になっていることがある。このような異常状態は、圧力検出スイッチだけでは検出することができない。
本発明の目的は、従来検出できなかった圧油給排システムの異常状態を検出できるようにすることにある。
圧縮エアが供給されることによりポンプ1が駆動されて、そのポンプ1が圧油給排対象物10に圧油を吐出する。前記圧油給排対象物10に圧油を給排する流路の途中部に三方弁2が設けられる。その三方弁2は、前記ポンプ1から前記圧油給排対象物10に圧油が供給される状態と前記圧油給排対象物10から外部に圧油が排出される状態とに切り換える。前記流路の圧油の圧力が設定圧力を上回るときに、圧力保障弁3は、前記流路の圧油の圧力が設定圧力を下回るように圧油を外部に排出する。前記ポンプ1に供給される、または、前記ポンプ1から排出される圧縮エアの流量をエア流量検出装置5が検出する。前記流路の圧油の圧力を油圧検出装置6が検出する。
上記エア流量検出装置5と油圧検出装置6とを備える。これにより、従来の圧油給排システムでは検出できなかった異常状態を、本発明の圧油給排システムでは、その異常状態をエア流量検出装置と油圧検出装置6によって検知することができる。
(1) 例えば、図1から図3または図4に示すように、前記ポンプ1に供給される、または、前記ポンプ1から排出される圧縮エアの圧力をエア圧検出装置4が検出する。
この場合、エア流量検出装置と油圧検出装置とでは検出できなかった圧油給排システムの異常状態が、エア流量検出装置の検出結果と油圧検出装置の検出結果とエア圧検出装置の検出結果を組み合わせることにより確実に検出される。
この場合は、油圧検出装置のみの検出結果から検知できなかった圧油給排システムの異常状態を、エア流量検出装置と油圧検出装置の検出結果を組み合わせることで、制御装置が確実に検知する。
この場合、油圧検出装置の検出結果とエア流量検出装置の検出結果だけでは検知できなかった圧油給排システムの異常状態を、エア流量検出装置とエア圧検出装置と油圧検出装置の検出結果を組み合わせることで、制御装置が確実に検知する。
上記圧油給排システムは、ポンプ1と三方弁2と圧力保障弁3とエア圧検出装置4とエア流量検出装置5と油圧検出装置6とを備える。
そのポンプ1のケーシング11に、圧縮エア供給ポート12とエア排出孔13が設けられる。その圧縮エア供給ポート12に、圧縮エア源7からの圧縮エアが供給される。その圧縮エアが、ケーシング11内に設けられるピストン15を駆動させた後、エア排出孔13から外部に排出される。
上記の圧力保障弁3は、弁ケース61内に、左側から順に同軸状に連通される弁座室62とリリーフ弁室63とバネ室64とを有する。その弁座室62は、流路65を通って三方弁2の作動ポート46に接続されている。また、リリーフ弁室63は、流路66を通って三方弁2のリターンポート48に接続されている。
図3の初期状態において、三方弁2の作動ポート46から弁座室62に圧油が供給されると、弁座室62の油圧力が弁座部材67を右方へ移動させていき、その弁座部材67が弁部材71を右方に移動させていく。これにより、弁座部材67の左端部に形成されるフランジ部が弁座室62内の段差部に受止められる。また、弁座室62の圧油が、弁座室62の絞り路69と連通路68とを通って弁部材71を右方へ押圧するが、リリーフバネ74によって弁部材71の弁面72が弁座部材67の弁座70に封止接当され、圧力保障弁3は閉弁されたままである。
上記の圧縮エア源7からの圧縮エアがポンプ1の圧縮エア供給ポート12を通ってポンプ1内に供給されると、その圧縮エアがピストン15を上下方向に駆動させる。このとき、圧縮エア源7とポンプ1とを接続する流路内の圧縮エアの圧力がエア圧検出センサ4によって検出されると共に、流路内の圧縮エアの流量がエア流量検出センサ5によって検出される。そして、ピストン15に連結されるプランジャ21が上昇することにより、油タンク9の油を流路20と給油ポート17とを通ってプランジャ室16内に引き込むと共に、プランジャ21が下降することにより、プランジャ21がプランジャ室16内の油を吐出ポート18を通って三方弁2の供給ポート34に押し出す。前記の供給ポート34に供給された圧油が三方弁2の逆止弁体37を閉弁バネ38の付勢力に抗して下方へ移動させて、逆止弁体37を開弁させる。このとき、三方弁2の方向切換え機構28の進出用の作動室55には圧縮エアが供給されておらず、後退バネ58の付勢力によって出力部材52のピストン部53が下方へ移動されている。このため、出力部材52の操作ロッド54の上端面とリターン弁体44の下端面との間に隙間が形成されている。次いで、供給ポート34の圧油が弁室29の第1室31に流入する。その第1室31の圧油がリターン弁体44を離間バネ45の付勢力に抗して下方に移動させて、リターン弁体44を閉弁させる。すると、第1室31の圧油が連通路33と第2室32と作動ポート46とを通ってシリンダ10の作動室47に供給される。すると、シリンダ10のピストンが上方へ進出していく。ピストンが上限位置で停止されると、作動室47の圧油の圧力が所定圧力まで上昇する。その所定圧力が油圧検出センサ6によって検出される。すると、ポンプ1の吐出ポート18からシリンダ10までの流路内の圧力が、ポンプ1のプランジャ室16内の圧力よりも高くなり、ポンプ1が圧油を押し出せなくなる。その結果、ポンプ1のピストン15の駆動が停止され、圧縮エア源7からの圧縮エアもポンプ1内から排出されなくなる(流れなくなる)。このとき、ポンプ1に供給される圧縮エアの圧力は、圧縮エアがポンプ1内を流れているときの圧縮エアの圧力よりも高い圧力(所定圧力範囲内の圧力)となっていることがエア圧検出装置4によって検出される。また、圧縮エア源7からポンプ1(ポンプ1内の流路も含む)への圧縮エアの流れがないことが、エア流量検出装置5によって検出される。上記3つの検出センサ4,5,6の検出結果により圧油給排システムが正常に動作することにより、その圧油給排システムがシリンダ10の作動室47に所定圧力範囲の圧油を供給している正常状態であることが検知される。
従来の圧油給排システムおよび第1実施形態の圧油給排システムでは、正常状態であると判断されていた状態であっても、3つの検出センサ4,5,6の検出結果を組み合わせることで圧油給排システムが異常状態であることを検知できる。また、従来の圧油給排システムおよび第1実施形態の圧油給排システムにおいての推測される異常状態に比べて、本実施形態の圧油給排システムの推測される異常状態では、より詳細な事象に切り分けられているので、修理、メンテナンスを行う作業者が不具合箇所を特定しやすくなっている。
その制御装置80は、上記エア圧検出センサ4とエア流量検出センサ5と油圧検出センサ6とに電気信号線等によって接続されており、各センサ4,5,6からの電気信号を受信できる。その制御装置80は、各センサ4,5,6からの正常状態(所定圧力範囲内もしくは圧縮エアが流れていない)であるか異常状態(所定圧力範囲外もしくは圧縮エアが流れている)であるかについての情報を受け取って記憶する記憶部81と、記憶部81に予め記憶された情報および前記各センサ4,5,6からの信号による情報を比較する演算部82と、演算部82による比較結果やその他情報を表示する表示部83等とを有している。なお、本実施形態の制御装置80と各センサ4,5,6とが電気や光などの信号線(有線)によって接続されることに代えて、電波などの無線によって接続されるようにしてもよい。
上記の第2実施形態の圧油給排システムが制御装置80を備えることに代えて、本実施形態の圧油給排システムに接続される別のシステムが備える制御装置に無線、または、有線により電気的に接続するようにしてもよい。
上記の検出センサに代えて、または、加えて、圧油等の温度を検出する温度検出センサやポンプ等の振動を検出する振動検出センサなどを設けてもよい。
上記のエア流量検出センサ5が、圧縮エア源7とポンプ1とを接続する流路に設けられることに代えて、ポンプ1内または、ポンプ1のエア排出孔13に設けてもよい。
その他に、当業者が推測できる範囲で種々の変更を行えることは勿論である。
Claims (4)
- 圧縮エアが供給されることにより駆動されるポンプ(1)であって、圧油給排対象物(10)に圧油を供給するポンプ(1)と、
前記圧油給排対象物(10)に圧油を給排する流路の途中部に設けられると共に、前記ポンプ(1)から前記圧油給排対象物(10)に圧油が供給される状態と前記圧油給排対象物(10)から外部に圧油が排出される状態とに切り換える三方弁(2)と、
前記流路の圧油の圧力が所定圧力を上回るときに、前記流路の圧油の圧力を所定圧力を下回るように圧油を外部に排出させる圧力保障弁(3)と、
前記ポンプ(1)に供給される、または、前記ポンプ(1)から排出される圧縮エアの流量を検出するエア流量検出装置(5)と、
前記流路の圧油の圧力を検出する油圧検出装置(6)と、を備え、
前記流路の圧油の圧力が所定圧力範囲内であることが前記油圧検出装置(6)よって検出されると共に、前記ポンプ(1)に供給される、または、前記ポンプ(1)から排出される圧縮エアの流れがないことが前記エア流量検出装置(5)によって検出され、その2つの検出結果により前記ポンプ(1)が前記圧油給排対象物(10)に圧油を供給して停止している正常状態であることが検知される、
ことを特徴とする圧油給排システム。 - 請求項1の圧油給排システムにおいて、
前記ポンプ(1)に供給される、または、前記ポンプ(1)から排出される圧縮エアの圧力を検出するエア圧検出装置(4)を備える、ことを特徴とする圧油給排システム。 - 請求項1の圧油給排システムにおいて、
前記エア流量検出装置(5)と前記油圧検出装置(6)とから信号を受けて、圧油給排システムの状態を検知する制御装置(80)を備える、
ことを特徴とする圧油給排システム。 - 請求項2の圧油給排システムにおいて、
前記エア圧検出装置(4)と前記エア流量検出装置(5)と前記油圧検出装置(6)とから信号を受けて、圧油給排システムの状態を検知する制御装置(80)を備える、
ことを特徴とする圧油給排システム。
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