以下、実施形態の冷蔵庫を、図面を参照して説明する。以下の説明では、同一または類似の機能を有する構成に同一の符号を付す。そして、それら構成の重複する説明は省略する場合がある。「XXに基づく」とは、「少なくともXXに基づく」ことを意味し、XXに加えて別の要素に基づく場合も含み得る。「XXまたはYY」とは、XXとYYのうちいずれか一方の場合に限定されず、XXとYYの両方の場合も含み得る。これは選択的要素が3つ以上の場合も同様である。「XX」および「YY」は、任意の要素(例えば任意の情報)である。
また、「特定する」とは、値などの第1の情報を用いて値などの複数の情報を取り得る値などの第2の情報を定めることである。例えば、「特定する」は、値などの第1の情報から値などの第2の情報を算出すること、表を参照して値などの第1の情報に対応する値などの第2の情報を読み出すこと、値などの第1の情報を問い合わせ(処理要求)として値などの第2の情報を検索すること、値などの第1の情報に基づいて複数の候補の中から値などの第2の情報を選択すること、値などの第1の情報から値などの第2の情報を推定することや予測することを含む。
また、「取得する」とは、新たに値などの情報を得ることである。例えば、「取得する」は、値などの情報を受信すること、値などの情報の入力を受け付けること、表から値などの情報を読み出すこと、ある値などの情報から他の値などの情報を算出することを含む。
<実施形態>
(冷蔵庫システムの構成)
まず、実施形態の冷蔵庫100を含む冷蔵庫システム1について説明する。
図1は、実施形態の冷蔵庫システム1の構成の一例を示す図である。冷蔵庫システム1は、例えば、冷蔵庫100と、サーバ200と、端末装置300とを含む。後述するネットワークNWは、インターネット、セルラー網、Wi-Fi(登録商標)網、LPWA(Low Power Wide Area)、WAN(Wide Area Network)、LAN(Local Area Network)、またはその他の公衆回線や専用回線などのうち1つ以上を含み得る。
冷蔵庫100は、利用者Uの住居に配置される。冷蔵庫100は、例えば、利用者Uの住居に配置された無線ルータRを介してネットワークNWと接続され、ネットワークNWを介してサーバ200と通信可能である。これにより、冷蔵庫100は、サーバ200を介して利用者Uの端末装置300と通信可能である。実施形態では、冷蔵庫100は、Bluetooth(登録商標)などの近距離無線通信によって端末装置300と直接に通信可能である。冷蔵庫100の構成の詳細については、後述する。
サーバ200は、冷蔵庫100の設定や操作などに関するサービスを提供する。サーバ200は、例えば、ネットワークNWに接続された1台以上のサーバ装置(例えば、クラウドサーバ)で構成される。サーバ200は、ネットワークNWを介して、冷蔵庫100、および端末装置300と通信可能である。なお、サーバ200は、クラウドサーバに限定されず、利用者Uの住居にあるコンピュータ、または家庭内ルータ(例えば、無線ルータR)などであってもよい。
端末装置300は、利用者Uが利用する端末装置である。端末装置300の例としては、スマートフォンまたはタブレット端末装置のような携帯端末装置が挙げられる。ただし、端末装置300は、携帯端末装置に限定されず、パーソナルコンピュータや、テレビジョン受像機、ラジオ受信機、音楽プレイヤー、その他各種のオーディオ機器や家電機器などであってもよい。端末装置300は、音楽や動画などを再生可能な装置である。端末装置300は、Bluetoothなどの規格に則った近距離無線通信によって、端末装置300が再生する音楽や動画などの音データを外部に出力可能である。端末装置300は、「外部機器」の一例である。なお、本出願において「音データ」は、非言語の音(例えばブザー音(ブザーによる効果音を模した音を含む))と異なる音のことである。「音データ」の例としては、音楽、ラジオ配信の音声、テレビジョン放送の音声、各種の動画(動画配信サイトから配信される動画を含む)の音声、オーディオブックのような音声コンテンツの音声、音声SNS(Social Networking Service)の音声などが挙げられる。ただし、「音データ」は、通信により受け渡し可能な非言語の音(例えばブザー音(ブザーによる効果音を模した音を含む))とは異なる音に関するデータであればよく、上記例に限定されない。
端末装置300は、図1に示すように、種々の情報を表示可能な表示画面を含む表示装置301と、利用者Uの入力(音声入力を含む)を受け付け可能な入力受付部302とを備える。表示装置301の例としては、液晶ディスプレイまたは有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイなどが挙げられる。入力受付部302の例としては、表示装置301の表示画面に重ねて設けられたタッチセンサ機能を有する接触画面や、利用者Uの音声を収音するマイクなどが挙げられる。端末装置300には、冷蔵庫100の設定変更や操作、管理を行うためのアプリケーションプログラムPがインストールされ、以下に説明する機能がサポートされる。
(冷蔵庫の構成)
次に、冷蔵庫100の構成について説明する。図2は、実施形態の冷蔵庫100を示す正面図である。冷蔵庫100は、冷蔵庫の基本構成を含む冷蔵庫本体MBを備える。冷蔵庫本体MBは、例えば、筐体10、複数の扉31、複数の扉開閉検出部33、近接検出部34、および操作パネル部35を備える。
筐体10は、上壁11、下壁12、左右の側壁13、14、および後壁15(図3参照)を備え、前面が開放された箱状に形成される。筐体10は、例えば、筐体10の内面を形成する内箱と、筐体10の外面を形成する外箱と、それら内箱と外箱との間に設けられた発泡断熱材とを備え、断熱性を有する。筐体10の内部には、筐体10の内部を後述する複数の貯蔵室21のように仕切る複数の仕切部16、17(図3参照)が設けられる。
筐体10は、複数の貯蔵室21を備える。複数の貯蔵室21は、例えば、冷蔵室21A、チルド室21AA、野菜室21B、製氷室21C、小冷凍室21D、および主冷凍室21Eを備える。実施形態では、最上部に冷蔵室21Aが配置され、冷蔵室21Aの下方に野菜室21Bが配置され、野菜室21Bの下方に製氷室21Cおよび小冷凍室21Dが配置され、製氷室21Cおよび小冷凍室21Dの下方に主冷凍室21Eが配置される。チルド室21AAは、冷蔵室21Aの内部に設けられ、冷蔵室21Aの他領域に対して棚や蓋などにより少なくとも部分的に区画される。
複数の貯蔵室21の開口は、複数の扉31によって開閉可能に閉じられる。複数の扉31は、冷蔵室21Aの開口を閉じる左右の冷蔵室扉31Aa、31Ab、野菜室21Bの開口を閉じる野菜室扉31B、製氷室21Cの開口を閉じる製氷室扉31C、小冷凍室21Dの開口を閉じる小冷凍室扉31D、および主冷凍室21Eの開口を閉じる主冷凍室扉31Eを備える。扉開閉検出部33は、各扉31に対応する位置に設けられ、各扉31の開閉を検知する。
近接検出部34は、筐体10または扉31に設けられる。近接検出部34の例としては、静電容量方式の検出部などが挙げられる。近接検出部34は、当該近接検出部34に対して所定の範囲内に近付く利用者Uの存在を検知する。
操作パネル部35は、筐体10または扉31に設けられる。操作パネル部35は、各貯蔵室21に関する設定変更や操作を指示する利用者Uの操作を受け付ける複数の操作部35a(例えば複数の操作ボタン)と、各貯蔵室21に関する設定内容や実行中の制御モードなどを利用者Uに音により報知する複数の報知部35bとを備える。すなわち、複数の報知部35bは、冷蔵庫本体MBの設定または状態に関する報知を音により行う。複数の報知部35bは、報知部の一例である。
設定の例としては、冷蔵庫100における所定位置に触れると自動的に扉が開く機能を有効または無効にする設定(例えば、「オン(有効)」、「オフ(無効)」など)、各貯蔵室21における冷却能力の設定(例えば、「強設定」、「中設定」、「弱設定」など)、特定の貯蔵室21における製氷する(通常設定時の製氷よりも短時間で製氷する一気製氷などと称される製氷を含む)機能を有効または無効にする設定(例えば、「オン(有効)」、「オフ(無効)」など)、特定の貯蔵室21における解凍機能を有効または無効にする設定(例えば、「オン(有効)」、「オフ(無効)」など)、特定の貯蔵室21における氷の膜で食材を覆う氷結晶チルドなどと称されるチルド機能を有効または無効にする設定(例えば、「オン(有効)」、「オフ(無効)」など)、冷蔵庫100の判断により節電を行う自動節電を有効または無効にする設定(例えば、「オン(有効)」、「オフ(無効)」など)、通信接続に関する設定などの冷蔵庫本体MBの設定が挙げられる。
状態の例としては、温度や時間などに関する所定の条件が満たされることに応じて冷蔵庫本体MBで実行中であった制御が変更された状態(制御が終了された状態を含む)、特定の貯蔵室21における製氷が完了し、製氷する機能が有効から無効に変更された状態などの冷蔵庫本体MBの状態が挙げられる。また、状態の例としては、「扉開放エラー」、「給水タンクエラー」、「通信エラー」、「インターフェースエラー」などの冷蔵庫本体MBで検知されるエラーが発生した状態、冷却状態が安定し低消費電力の運転中であるeco(エコ)モードと称される状態などが挙げられる。「扉開放エラー」は、扉31の開状態が一定時間(例えば1分)以上に亘り続いている状態を示すエラーであり、扉開閉検出部33によって検知される。「給水タンクエラー」は、製氷用の給水タンクの水が所定量以下である状態を示すエラーであり、例えば給水タンクの近傍に設けられた水位センサによって検知される。「通信エラー」は、通信部による通信で異常が生じたことを示すエラーである。「通信エラー」は、例えば、冷蔵庫100と端末装置300との間の通信に異常が生じたことを示すエラーであり、第1通信部81の通信状態に基づいて検知される。また、「通信エラー」は、例えば、冷蔵庫100がルータRを介して外部機器との間で行う通信で異常が生じたことを示すエラーであり、第2通信部82の通信状態に基づいて検知される。「インターフェースエラー」は、操作パネル部35や表示装置36、入力受付部37などのインターフェースで不具合が生じたことを示すエラーであり、インターフェースと制御基板85との間の信号の送受信状態などに基づいて検知される。
複数の報知部35bのそれぞれの例としては、LED(Light Emitting Diode)92により実現される発光部(図4、図6参照)、後述するスピーカ83、後述するブザー84などが挙げられる。なお、複数の報知部35bは、後述するスピーカ83、および後述するブザー84を備える。操作パネル部35、およびブザー84は、操作向けの操作基板93(図4参照)に接続される。これにより、操作パネル部35に対して行われた操作は、操作基板93を介してブザー84に直ちに(すなわち、低遅延で)伝えられる。また、操作基板93と制御基板85は、有線で接続される。
なお、操作パネル部35に代えてまたは加えて、扉31には表示装置36および入力受付部37が設けられてもよい。表示装置36の例としては、液晶ディスプレイまたは有機ELディスプレイなどが挙げられる。入力受付部37の例としては、表示装置36の表示画面に重ねて設けられたタッチセンサ機能を有する接触画面などが挙げられる。
図3は、図2に示す冷蔵庫100のF3-F3線に沿う断面図である。冷蔵庫本体MBは、例えば、複数の棚41、複数の容器42、第1ダクト部品51、第2ダクト部品52、および冷却部Mを備える。
複数の棚41は、冷蔵室21Aに配置される。複数の棚41は、鉛直方向に間隔を空けて並べられる。複数の容器42は、チルド室21AA、野菜室21B、製氷室21C、小冷凍室21D、および主冷凍室21Eに分かれて配置される。
第1ダクト部品51は、筐体10の後壁15に沿って設けられ、鉛直方向に延びる。第1ダクト部品51は、例えば、野菜室21Bの下端部の後方から冷蔵室21Aの上端部の後方まで延びる。第1ダクト部品51と筐体10の後壁15との間には、冷気(空気)が流れる通路である第1ダクト空間D1が形成される。第1ダクト部品51は、複数の冷蔵室冷気吹出口51aと、チルド室冷気吹出口51bと、冷気戻り口51cとを備える。複数の冷蔵室冷気吹出口51aは、冷蔵室21Aに開口される。チルド室冷気吹出口51bは、チルド室21AAに開口される。冷気戻り口51cは、野菜室21Bに開口される。
第2ダクト部品52は、筐体10の後壁15に沿って設けられ、鉛直方向に延びる。第2ダクト部品52は、例えば、主冷凍室21Eの後方から製氷室21Cおよび小冷凍室21Dの上端部の後方まで延びる。第2ダクト部品52と筐体10の後壁15との間には、冷気(空気)が流れる通路である第2ダクト空間D2が形成される。第2ダクト部品52は、冷気吹出口52aと、冷気戻り口52bとを備える。冷気吹出口52aは、製氷室21Cおよび小冷凍室21Dに開口される。冷気戻り口52bは、主冷凍室21Eに開口される。
冷却部Mは、例えば、冷蔵用冷却器61、冷蔵用送風機62、冷凍用冷却器63、冷凍用送風機64、圧縮機65、および不図示の冷凍サイクル装置を備える。
冷蔵用冷却器61は、第1ダクト空間D1に配置される。冷蔵用冷却器61は、圧縮機65により圧縮された冷媒が供給され、第1ダクト空間D1を流れる冷気を冷却する。冷蔵用送風機62は、例えば第1ダクト空間D1に配置される。冷蔵用送風機62が駆動されると、第1ダクト空間D1内の空気は、第1ダクト空間D1内を上方に向けて流れ、冷蔵用冷却器61によって冷却される。冷蔵用冷却器61によって冷却された冷気は、複数の冷蔵室冷気吹出口51aから冷蔵室21Aに吹き出され、チルド室冷気吹出口51bからチルド室21AAに吹き出される。冷蔵室21Aおよびチルド室21AAに吹き出された冷気は、冷蔵室21Aおよびチルド室21AAをそれぞれ流れた後、例えば野菜室21Bを経由して、冷気戻り口51cから第1ダクト空間D1に戻る。これにより、冷蔵室21A、チルド室21AA、および野菜室21Bの冷却が行われる。
冷凍用冷却器63は、第2ダクト空間D2に配置される。冷凍用冷却器63は、圧縮機65により圧縮された冷媒が供給され、第2ダクト空間D2を流れる冷気を冷却する。冷凍用送風機64は、例えば第2ダクト空間D2に配置される。冷凍用送風機64が駆動されると、第2ダクト空間D2内の空気は、第2ダクト空間D2内を上方に向けて流れ、冷凍用冷却器63によって冷却される。冷凍用冷却器63によって冷却された冷気は、冷気吹出口52aから製氷室21Cおよび小冷凍室21Dに流入する。製氷室21Cおよび小冷凍室21Dに流入した冷気は、製氷室21Cおよび小冷凍室21Dをそれぞれ流れた後、主冷凍室21Eを経由して、冷気戻り口52bから第2ダクト空間D2に戻る。これにより、製氷室21C、小冷凍室21D、および主冷凍室21Eの冷却が行われる。
圧縮機65は、例えば、冷蔵庫100の底部の機械室に設けられる。圧縮機65は、各貯蔵室21の冷却に用いられる冷媒ガスを圧縮する。圧縮機65により圧縮された冷媒ガスは、冷凍サイクル装置に含まれる凝縮器などを介して冷蔵用冷却器61および冷凍用冷却器63に送られる。
図2に示すように、冷蔵庫100は、冷蔵庫本体MBに加え、スピーカ83、ブザー84、制御基板85、および通信部86を備える。通信部86は、第1通信部81および第2通信部82を備える。
第1通信部81は、利用者Uの住居の内部に位置する端末装置300と通信可能な近距離通信モジュールである。本出願において「近距離」とは、利用者Uの住居の内部を意味する。第1通信部81は、利用者Uの端末装置300と直接に通信可能である。第1通信部81は、例えば、Bluetoothなどの規格に則った無線通信モジュールである。すなわち、第1通信部81は、外部機器と通信可能な無線通信モジュールである。ただし、第1通信部81は、無線通信モジュールに限定されず、冷蔵庫100と端末装置300とを接続するケーブルを介して(すなわち、有線を用いて)端末装置300と通信可能であってもよい。
第1通信部81は、当該第1通信部81と端末装置300とが通信可能に接続された状態で、音楽や動画などの音データを端末装置300から受信可能である。
第2通信部82は、例えば無線ルータRを介して利用者Uの住居の外部に位置する装置と通信可能な遠距離通信モジュールである。つまり、第2通信部82は、第1通信部81とは別途に設けられ、外部機器と通信可能である。外部機器の例としては、端末装置300などが挙げられる。本出願において「遠距離」とは、利用者Uの住居の外部を意味する。第2通信部82は、例えば無線ルータRおよびネットワークNWを介して、と通信可能である。第2通信部82の例としては、Wi-Fi(登録商標)のような無線LAN用の無線通信モジュールなどが挙げられる。ただし、第2通信部82は、無線通信モジュールに限定されず、冷蔵庫100に接続されたケーブルを介してネットワークNWに接続されてもよい。
スピーカ83は、後述する制御部91による制御に応じて、冷蔵庫本体MBの設定または状態に関する報知を音(例えば音声)により出力可能である。すなわち、スピーカ83は、ブザー84とは別途に設けられ、音声を出力可能である。スピーカ83は、第2報知部の一例である。なお、音による報知は、音声に限定されず、ブザー音などであってもよい。このため、以下の説明における「音声」とは「音(後述する非言語の音を含む)」と読み替え可能である。冷蔵庫本体MBに関する報知の詳細については後述する。実施形態において、スピーカ83は、第1通信部81と端末装置300とが通信可能に接続された状態で、第1通信部81を介して端末装置300から取得される音データに基づいて音(以下、「外部由来音」と称することがある)を出力可能である。例えば、スピーカ83は、端末装置300の外部スピーカとして機能し、端末装置300上で音楽や動画など(以下、これらを総称して「音源コンテンツ」と称することがある)が再生されることに応じてそれら音楽や動画の音声を出力可能である。言い換えると、冷蔵庫100は、端末装置300にスピーカ83を使用させる(端末装置300にスピーカ83を提供する)ことが可能である。この場合、外部由来音の操作(再生や停止など)は、端末装置300に対する利用者Uの操作により行われる。実施形態では、第1通信部81とスピーカ83とは、1つのスピーカユニットSUとして一体に設けられる。これに代えて、第1通信部81と、スピーカ83とは別々に設けられてもよい。第1通信部81が行う通信の規格の例としては、Bluetoothなどが挙げられる。第1通信部81が行う通信の規格がBluetoothである場合、スピーカ83は、Bluetoothスピーカである。
図4は、実施形態における3つの基板間の接続の一例を示す図である。第1通信部81は、第1通信部向け制御基板94(図4参照)に設けられており、第1通信部向け制御基板94と制御基板85は、有線(例えば、UARTによる通信など)で接続されるものであってもよい。そして、スピーカ83は、第1通信部向け制御基板94に有線で接続され、制御部91によって制御されるものであってもよい。また、制御基板85が第1通信部81と通信可能な無線機能(例えば、Bluetoothによる通信)を備え、第1通信部向け制御基板94に設けられた第1通信部81と制御基板85は、無線で接続されるものであってもよい。そして、スピーカ83は、第1通信部向け制御基板94に有線で接続され、制御部91によって制御されるものであってもよい。なお、制御基板85と第1通信部向け制御基板94との間の通信は、直接行われるものであってもよいし、外部の装置(例えば、外部サーバなど)を介して行われるものであってもよい。スピーカ83は、外部から取得した音データに基づいて音を出力するものである。すなわち、スピーカ83は、世の中に存在するスピーカの中では相対的に音質がよい。そのため、スピーカ83から出力される冷蔵庫本体MBについての報知は、利用者Uにとって聞き取りやすい音声である。
ブザー84は、利用者Uにより操作が行われたことを示す操作音(効果音)や、利用者Uによる操作に起因せずに冷蔵庫本体MBの状態が変更されたことなどを出力する装置である。例えば、操作パネル部35の操作部35aが利用者Uによって押された場合、操作基板93を介して、ブザー84は、操作部35aが押されたことを示す操作音(例えば、操作部35aが押された間に鳴るブザー音)を出力する。すなわち、ブザー84は、非言語の音を出力可能である。ブザー84は、第1報知部の一例である。
図5は、実施形態の冷蔵庫100のシステム構成の一部を示すブロック図である。制御基板85は、マイクロコンピュータやタイマなどを有する制御回路部と、電源部品を有する電源回路部とを備える。図5に示す例では、制御基板85として、制御部91と、第1記憶部95と、第2記憶部96とが示されている。なお、図5において、図4に示したLED92、操作基板93、および第1通信部向け制御基板94の記載を省略している。
制御部91は、同じ報知内容であっても、状況に応じて、非言語の音により報知部35bから報知を行うか、言語により報知部35bから報知を行うかを制御する。報知部35bから報知を行う言語の例としては、音声などが挙げられる。
例えば、制御部91は、報知態様情報S1が示す各操作または各内容に対する各状況に応じた報知態様で報知する。なお、状況の例としては、冷蔵庫本体MBの状況(例えば、冷蔵庫本体MBの設定や状態)、時間帯が異なること(例えば、日中/夜間)による状況、報知部35bの状態が異なること(例えば、使用中であるか否か)による状況などが挙げられる。報知態様情報S1の具体例については、後述する。
また、制御部91は、第2報知部(例えば、スピーカ83)が第1通信部81を介して音声による報知を実行できる状態にあり、第2通信部82が使用可能な状態になった場合、第2通信部が使用可能な状態になったことを示す音声による報知を第2報知部に実行させる。
また、制御部91は、第2報知部(例えば、スピーカ83)が第1通信部81を介して冷蔵庫本体MBの外部から取得した音データに基づいて音を出力している状態であり、第2通信部82が使用可能な状態になった場合、第2通信部82が使用可能な状態になったことを示す音声による報知の第2報知部からの出力を抑制する。
また、制御部91は、第2報知部(例えば、スピーカ83)の通信接続に関する報知を第2報知部から出力させ、第1報知部(例えば、ブザー84)からの当該報知の出力を抑制する。
また、制御部91は、外部からの設定情報に応じて冷蔵庫本体MBの設定が変更される場合、その設定の変更内容を示す音声による報知を報知部35bから出力させる。外部からの設定情報には、利用者Uが操作した場合に生じる設定情報が含まれる。この利用者Uの操作は、外部からの操作の一例である。
また、制御部91は、操作部35aに対する操作が検知された場合、その操作が検知されたことを示す非言語の音による報知を報知部35bから出力させる。
また、制御部91は、操作部35aに対する第1態様の操作が検知された場合、その第1態様の操作が検知されたことを示す非言語の音による報知を報知部35bから出力させ、操作部35aに対する第1態様よりも複雑な第2態様の操作が検知された場合、その第2態様の操作が検知されたことを示す音声による報知を報知部35bから出力させる。複雑な第2態様の操作の例としては、操作部35aに対する一度押しなどの単接触とは異なる操作であり、長押しや連打などが挙げられ、操作部35aが接触画面であればスライドやスワイプなどの操作が挙げられる。
また、制御部91は、冷蔵庫本体MBの設定または状態に関する所定の報知を行わせる場合、報知部35bから非言語の音による第1報知を出力させた後、第1報知を補足する報知として報知部35bから音声による第2報知を出力させる。
また、制御部91は、第1報知が一定時間以上継続して出力される場合、第1報知を出力させた後、第1報知に対応する第2報知の出力を抑制する。
また、制御部91は、冷蔵庫本体MBの設定または冷蔵庫本体MBの状態に関連する情報を変更するための操作が検出されたが、その操作に対応する冷蔵庫本体MBの設定または冷蔵庫本体MBの状態に関連する情報の変更が存在するが無効な場合または存在しない場合、報知部35bから非言語の音による報知を出力させ、音声による報知の出力を抑制する。
また、制御部91は、冷却強度が抑制された節電状態、操作を受け付けない操作禁止状態、または、冷蔵庫本体MBから所定範囲内まで接近した利用者Uの行動に応じた扉31の自動開放の設定が無効な状態に冷蔵庫本体MBが設定されている場合、報知部35bから対応する節電状態、操作禁止状態、または、扉31の自動開放の設定が無効な状態を示す音声による報知を出力させる。
また、制御部91は、冷蔵庫本体MBから所定範囲内まで接近した利用者Uによる行動に応じた扉31の自動開放の設定が有効な状態に冷蔵庫本体MBが設定されている場合、扉31が開く前または扉31が開いている最中に、報知部35bから扉31が開くことを示す非言語の音による報知を出力させる。
また、制御部91は、冷蔵庫本体MBから所定範囲内まで利用者Uが接近した場合、報知部35bから音声による報知を出力させる。
制御部91は、例えば上記マイクロコンピュータに含まれるCPU(Central Processing Unit)のような1つ以上のハードウェアプロセッサがプログラムを実行することにより実現される。ただし、制御部91の一部または全部は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、またはFPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェア(回路部;circuitryを含む)によって実現されるものであってもよいし、ソフトウェアとハードウェアとの協働によって実現されるものであってもよい。
第1記憶部95および第2記憶部96の各々の例としては、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drove)、またはこれらのうち複数の組み合わせにより実現される記憶部などが挙げられる。実施形態では説明の便宜上、第1記憶部95と第2記憶部96とを分けて説明するが、第1記憶部95と第2記憶部96とは一体に設けられてもよい。第1記憶部95には、例えば、報知態様情報S1、および外部機器検出履歴情報S2が記憶される。
図6は、実施形態の操作パネル部35の一例を示す図である。操作パネル部35は、複数の操作部35aを備える。図6に示す例では、操作部35aとして、貯蔵室21の1つである冷蔵室内の冷却能力を設定するための操作部、貯蔵室21の1つである冷凍室内の冷却能力を設定するための操作部、特定の貯蔵室21における氷の膜で食材を覆う氷結晶チルドなどと称されるチルド機能を有効または無効にするためであり、特定の貯蔵室21における解凍機能を有効または無効にするための操作部、特定の貯蔵室21における解凍機能の冷却能力を設定するための操作部、Bluetoothによる無線通信においてペアリングを行うための操作部、および操作パネル部35の機能をリセットするための操作部が示されている。また、図6に示す例では、各設定の設定内容を示す発光部として複数のLED92が示されている。また、図6に示す例では、冷却状態が安定し低消費電力の運転中であるecoモードであるか否かを示す報知部35bが示されている。
図7は、実施形態の報知態様情報S1の具体例を示す図である。報知態様情報S1では、図7に示すように、複数の操作または内容のそれぞれに対して、複数の状況と、それら複数の状況のそれぞれに対応する報知態様とが関連付けられて登録されている。報知態様には、第1報知部(例えば、ブザー84)が報知する報知の態様を示す情報と、第2報知部(例えば、スピーカ83)が報知する報知の態様を示す情報とが含まれている。第1報知部が報知する報知の態様を示す情報の例としては、音の高低、音の大小、音を出力する長さ、音を出力する回数などの組み合わせによって決定される非言語の音の種類を示す情報などが挙げられる。なお、音の大小、音を出力する長さ、音を出力する回数のそれぞれは、ゼロを含み得る。すなわち、制御部91は、第1報知部に、非言語の音を出力させないことがある。また、第2報知部が報知する報知の態様を示す情報の例としては、音声の高低、音声の大小、言語により示される報知内容などの組み合わせによって決定される音声の種類を示す情報などが挙げられる。なお、音声の大小、言語により示される報知内容のそれぞれは、ゼロを含み得る。すなわち、制御部91は、第2報知部に、音声を出力させないことがある。
なお、図7に示す報知態様情報S1の例では、状況は、冷蔵庫本体MBの設定と状態とに関連付けられているが、上述したように、状況は、冷蔵庫本体MBの状況に限定されるものではなく、時間帯が異なること(例えば、日中または夜間など)による状況、報知部35bの状態が異なること(例えば、使用中であるか否か)による状況などが含まれてもよい。制御部91は、報知態様情報S1に従って、報知態様を異ならせるように報知部35bを制御する。制御部91による報知態様を異ならせる制御の詳細については、後述する。
図8は、実施形態の外部機器検出履歴情報S2の内容の一例を示す図である。外部機器検出履歴情報S2は、冷蔵庫100の設定変更や操作、状態確認が行われた利用者Uの端末装置300の検出履歴を示す情報である。このような検出は、冷蔵庫100の設定変更や操作、状態確認が行われる場合に、それら操作を行うために利用者Uの端末装置300が無線通信や有線通信で冷蔵庫100に接続した際に、冷蔵庫100によって検出され、検出結果が外部機器検出履歴情報S2に検出履歴として登録される。外部機器検出履歴情報S2に含まれる端末装置300は、例えば、父親の端末装置300(外部機器A)、母親の端末装置300(外部機器B)、および子供の端末装置300(外部機器C)など、複数の端末装置300が該当し得る。
(制御部による報知態様を異ならせる制御の詳細)
次に、制御部91による報知態様を異ならせる制御の詳細について説明する。実施形態では、制御部91は、同じ報知内容であっても、状況に応じて、非言語の音により報知部35bから報知を行うか、言語により報知部35bから報知を行うかを制御する。以下に、制御部91による報知態様を異ならせる制御の第1~第13の具体例を示す。
(第1~第13の具体例に共通の制御部が行う処理)
図9は、実施形態の制御部が行う第1~第13の具体例に共通の処理について説明する。なお、第1~第13の具体例に共通の制御部が行う処理の説明では、図7に示した報知態様情報S1を用いて具体的な処理を説明する都合上、状況は、冷蔵庫本体MBの設定および状態であるものとして説明する。ただし、上述したように、状況は、冷蔵庫本体MBの状況(冷蔵庫本体MBの設定や状態)に代わり、または加えて時間帯が異なること(例えば、日中または夜間など)による状況、報知部35bの状態が異なること(例えば、使用中であるか否か)による状況などを含むものであってもよい。そのため、後述する第1~第13の具体例では、状況は、冷蔵庫本体MBの設定および状態に限定しない。
利用者Uにより冷蔵庫本体MBの設定を変更するために操作された、または、利用者Uによる操作に起因せずに冷蔵庫本体MBにおいて状態が変更された場合、制御部91は、その操作または変更後の状態を取得する(ステップS1)。制御部91は、第1記憶部95が記憶する報知態様情報S1を読み出す(ステップS2)。また、制御部91は、状況を取得する。例えば、制御部91は、冷蔵庫本体MBの状態を取得する場合、冷蔵庫本体MBに備えられた各検出部から、検出結果を取得すればよい。各検出部が検出した検出結果の例としては、扉開閉検出部33が検出した扉が開いた状態であるか閉じた状態であるかを示す検出結果や、近接検出部34が検出した冷蔵庫100の近くに利用者Uがいるか否かを示す検出結果などが挙げられる。すなわち、制御部91は、記憶部が記憶している設定、および各検出部が検出した検出結果を、状況として取得すればよい(ステップS3)。
制御部91は、状況を取得すると、読み出した報知態様情報S1において、取得した操作に一致する操作、または取得した内容に一致する内容を特定する(ステップS4)。制御部91は、報知態様情報S1において特定した操作または内容に関連付けられている複数の状況の中から、取得した状況に一致する状況を特定する(ステップS5)。例えば、制御部91は、状況として状況1と取得したとする。また、制御部91は、読み出した報知態様情報S1において、取得した操作に一致する操作、または取得した内容に一致する内容として、操作1と特定したとする。また、報知態様情報S1は、図7に示した報知態様情報であるものとする。この場合、制御部91は、報知態様情報S1において特定した操作1に関連付けられている複数の状況の中から、状況1を特定する。
そして、制御部91は、報知態様情報S1において、特定した状況1に関連付けられている報知態様、すなわち第1報知部(例えば、ブザー84)に報知a1に従った態様で報知させる制御を行い、第2報知部(例えば、スピーカ83)に報知b1に従った態様で報知させる制御を行う(ステップS6)。なお、報知a1には、音の高低や音の大小などの組み合わせによって決定される非言語の音(例えば、ブザー音)の種類を示す情報などが含まれている。また、報知b1には、音声の高低、音声の大小、言語により示される報知内容などの組み合わせによって決定される音声の種類を示す情報などが含まれている。
制御部91がこのように制御することにより、第1報知部(例えば、ブザー84)から非言語の音を出力させることが可能になり、また、第2報知部(例えば、スピーカ83)から音声を出力させることが可能になる。つまり、同じ操作に応じた報知、または同じ内容に対応する報知を行う場合(すなわち、同じ報知内容を報知する場合)、各操作および各内容に対して、状況毎に第1報知部と第2報知部の報知態様を予め設定することにより、制御部91は、同じ報知内容であっても、状況に応じて、非言語の音により前記報知部から報知を行うか、言語により前記報知部から報知を行うかを制御することができる。
(第1の具体例)
第1の具体例では、制御部91は、同じ報知内容であっても、状況に応じて、非言語の音により報知部35bから冷蔵庫本体MBの設定または状態に関する報知を行うか、言語により報知部35bから冷蔵庫本体MBの設定または状態に関する報知を行うかを制御する。これは、利用者Uの同じ操作に応じた報知であっても、冷蔵庫本体MBの状態(状況の一例)に応じて非言語の音と言語とを使い分けるものである。つまり、状況に応じて、非言語の音による報知だけではなく、それに代えて、またはそれに加えて音声で報知することにより、非言語の音による報知に比べて報知内容が利用者Uにより伝わりやすいという効果を狙ったものである。
例えば、利用者Uの操作部35aに対する操作が受け付け可能な設定変更である場合、第1報知部(例えば、ブザー84)に単に「ピ」という非言語の音を出力させる報知態様を予め設定し、利用者Uの操作部35aに対する操作が受け付け不可能な設定変更である場合、第2報知部(例えば、スピーカ83)に、例えば、「操作を受け付けません」のような音声を出力させる報知態様を、報知態様情報S1において予め設定する。受け付け不可能な設定変更の例としては、各貯蔵室21における冷却能力の設定が「強設定」(冷却能力が最も高い設定)となっており、さらに冷却能力を高めよう操作してもそれ冷却能力を高めることができない状況などが挙げられる。このように報知態様を、報知態様情報S1において予め設定し、制御部91が報知態様情報S1を用いて、上述の「第1~第13の具体例に共通の制御部が行う処理」において説明した処理を行うことにより、制御部91は、利用者Uの操作部35aに対する操作が受け付け可能な設定変更である場合、第1報知部(例えば、ブザー84)に単に「ピ」という非言語の音を出力させ、利用者Uの操作部35aに対する操作が受け付け不可能な設定変更である場合、第2報知部(例えば、スピーカ83)に、例えば「操作を受け付けません」という音声を出力させることができる。
また、利用者Uの同じ操作に応じた報知であっても、時間帯(状況の一例)に応じて非言語の音と言語(例えば、音声)とを使い分けるものであってもよい。例えば、利用者Uの操作部35aに対する操作が日中である場合、第2報知部(例えば、スピーカ83)に、例えば、「設定変更しました(または操作を受け付けました)」のように音声を出力させる報知態様を予め設定し、利用者Uの操作部35aに対する操作が、夜間である場合、第1報知部(例えば、ブザー84)に単に「ピ」という非言語の音を出力させる報知態様を、報知態様情報S1において予め設定する。このように報知態様を、報知態様情報S1において予め設定し、制御部91が報知態様情報S1を用いて、上述の「第1~第13の具体例に共通の制御部が行う処理」において説明した処理を行うことにより、制御部91は、利用者Uの操作部35aに対する操作が日中である場合、第2報知部(例えば、スピーカ83)に、例えば、利用者Uの操作に対して、「設定変更しました(または操作を受け付けました)」のように音声を出力させ、利用者Uの操作部35aに対する操作が、夜間である場合、第1報知部(例えば、ブザー84)に単に「ピ」という非言語の音を出力させることができる。
また、冷蔵庫本体MBの設定や状態に関連した報知であっても、時間帯(状況の一例)に応じて非言語の音と言語とを使い分けるものであってもよい。例えば、一気製氷の完了が日中である場合、第2報知部(例えば、スピーカ83)に、例えば、「一気製氷が完了しました」のように音声を出力させる報知態様を予め設定し、一気製氷の完了が夜間である場合、第1報知部(例えば、ブザー84)に単に「ピ」という非言語の音を出力させる報知態様を、報知態様情報S1において予め設定する。このように報知態様を、報知態様情報S1において予め設定し、制御部91が報知態様情報S1を用いて、上述の「第1~第13の具体例に共通の制御部が行う処理」において説明した処理を行うことにより、制御部91は、一気製氷の完了が日中である場合、第2報知部(例えば、スピーカ83)に、例えば、「一気製氷が完了しました」のように音声を出力させ、一気製氷の完了が夜間であれば、第1報知部(例えば、ブザー84)に単に「ピ」という非言語の音を出力させることができる。
また、冷蔵庫本体MBの設定や状態に関連した報知であっても、スピーカ83の使用状態に応じて非言語の音と言語とを使い分けるものであってもよい。例えば、一気製氷の完了時にスピーカ83が不使用である場合、第2報知部(例えば、スピーカ83)に、例えば、「一気製氷が完了しました」のように音声を出力させる報知態様を予め設定し、一気製氷の完了時にスピーカ83が使用中(例えば音楽を再生中)である場合、第1報知部(例えば、ブザー84)に単に「ピ」という非言語の音を出力させる報知態様を、報知態様情報S1において予め設定する。このように報知態様を、報知態様情報S1において予め設定し、制御部91が報知態様情報S1を用いて、上述の「第1~第13の具体例に共通の制御部が行う処理」において説明した処理を行うことにより、制御部91は、一気製氷の完了時にスピーカ83が不使用である場合、第2報知部(例えば、スピーカ83)に、例えば、「一気製氷が完了しました」のように音声を出力させ、一気製氷の完了時にスピーカ83が使用中(例えば音楽を再生中)である場合、第1報知部(例えば、ブザー84)に単に「ピ」という非言語の音を出力させることができる。
(第2の具体例)
第2の具体例では、制御部91は、第2報知部(例えば、スピーカ83)が第1通信部81を介して音声による報知を実行できる状態にあり、第2通信部82が使用可能な状態になった場合、第2通信部が使用可能な状態になったことを示す音声による報知を第2報知部に実行させる。これは、利用者Uの端末装置300が、2つの無線通信のうち通信対象の1つである第1通信部81を介して第2報知部(例えば、スピーカ83)と音声出力可能な通信を行っている間に、もう1つの無線通信の通信対象である第2通信部82が通信可能になった場合、その通信が可能になったことを第2報知部から音声により報知するものである。つまり、冷蔵庫本体MBの設定や状態に関連した報知であっても、通信の状態(状況の一例)に応じて非言語の音と言語とを使い分けるものである。
冷蔵庫本体MBの設定や状態に関連した報知であっても、スピーカ83の使用状態に応じて非言語の音と言語とを使い分けるものであってもよい。例えば、利用者Uの端末装置300が、2つの無線通信のうち通信対象の1つである第1通信部81を介して第2報知部(例えば、スピーカ83)と音声出力可能な通信を行っている間に、もう1つの無線通信の通信対象である第2通信部82が通信可能になった場合、その通信が可能になったことを、例えば「第2無線通信が接続されました」などと第2報知部から音声により報知させる報知態様を、報知態様情報S1において予め設定する。このように報知態様を、報知態様情報S1において予め設定し、制御部91が報知態様情報S1を用いて、上述の「第1~第13の具体例に共通の制御部が行う処理」において説明した処理を行うことにより、制御部91は、第1通信部81を介して第2報知部(例えば、スピーカ83)と音声出力可能な通信を行っている間に、もう1つの無線通信の通信対象である第2通信部82が通信可能になった場合、その通信が可能になったことを、例えば「第2無線通信が接続されました」などと第2報知部から音声により報知させることができる。これにより、利用者Uは、直ちに第2無線通信が接続されたことを認識することができる。
また、例えば、第2通信部82が通信可能になった場合に、第1通信部81から第2通信部82を介した通信に切り換えることを予め設定していた場合、利用者Uの端末装置300が、2つの無線通信のうち通信対象の1つである第1通信部81を介して第2報知部(例えば、スピーカ83)と音声出力可能な通信を行っている間に、もう1つの無線通信の通信対象である第2通信部82が通信可能になった場合、通信が切り替わったことを、例えば「第1無線通信接続を切断し、第2無線通信接続を行いました」などと第2報知部から音声により報知させる報知態様を、報知態様情報S1において予め設定する。このように報知態様を、報知態様情報S1において予め設定し、制御部91が報知態様情報S1を用いて、上述の「第1~第13の具体例に共通の制御部が行う処理」において説明した処理を行うことにより、制御部91は、第2通信部82が通信可能になった場合に、第1通信部81から第2通信部82を介した通信に切り換えることを予め設定していた場合、利用者Uの端末装置300が、2つの無線通信のうち通信対象の1つである第1通信部81を介して第2報知部(例えば、スピーカ83)と音声出力可能な通信を行っている間に、もう1つの無線通信の通信対象である第2通信部82が通信可能になった場合、通信が切り替わったことを、例えば「第1無線通信接続を切断し、第2無線通信接続を行いました」などと第2報知部から音声により報知させることができる。これにより、利用者Uは、直ちに第2無線通信が接続されたことを認識することができる。
また、例えば、第2通信部82が通信可能になった場合に、第1通信部81か第2通信部82かを選択することを予め設定していた場合、利用者Uの端末装置300が、2つの無線通信のうち通信対象の1つである第1通信部81を介して第2報知部(例えば、スピーカ83)と音声出力可能な通信を行っている間に、もう1つの無線通信の通信対象である第2通信部82が通信可能になった場合、例えば「第1の無線通信接続中なので、第2の無線通信接続は行えません」または「第1の無線通信接続中です。第1の無線通信接続を切断して第2の無線通信接続を行いますか?」などと第2報知部から音声により報知させる報知態様を、報知態様情報S1において予め設定する。このように報知態様を、報知態様情報S1において予め設定し、制御部91が報知態様情報S1を用いて、上述の「第1~第13の具体例に共通の制御部が行う処理」において説明した処理を行うことにより、制御部91は、第2通信部82が通信可能になった場合に、第1通信部81か第2通信部82かを選択することを予め設定していた場合、利用者Uの端末装置300が、2つの無線通信のうち通信対象の1つである第1通信部81を介して第2報知部(例えば、スピーカ83)と音声出力可能な通信を行っている間に、もう1つの無線通信の通信対象である第2通信部82が通信可能になった場合、例えば「第1の無線通信接続中なので、第2の無線通信接続は行えません」または「第1の無線通信接続中です。第1の無線通信接続を切断して第2の無線通信接続を行いますか?」などと第2報知部から音声により報知させることができる。これにより、利用者Uは、接続先の無線通信を選択することができる。
(第3の具体例)
第3の具体例では、制御部91は、第2報知部(例えば、スピーカ83)が第1通信部81を介して冷蔵庫本体MBの外部から取得した音データに基づいて音を出力している状態であり、第2通信部82が使用可能な状態になった場合、第2通信部82が使用可能な状態になったことを示す音声による報知の第2報知部からの出力を抑制する。これは、利用者Uの端末装置300が、2つの無線通信のうち通信対象の1つである第1通信部81を介して第2報知部(例えば、スピーカ83)から音データに基づく音を出力する通信を行っている間に、もう1つの無線通信の通信対象である第2通信部82が通信可能になった場合、その通信が可能になったことを第2報知部から音声により報知することを抑制するものである。つまり、冷蔵庫本体MBの設定や状態に関連した報知であっても、通信の状態(状況の一例)に応じて非言語の音と言語とを使い分けるものである。
冷蔵庫本体MBの設定や状態に関連した報知であっても、スピーカ83の使用状態に応じて非言語の音と言語とを使い分けるものであってもよい。例えば、利用者Uの端末装置300が、2つの無線通信のうち通信対象の1つである第1通信部81を介して第2報知部(例えば、スピーカ83)から音データに基づく音を出力する通信を行っている間に、もう1つの無線通信の通信対象である第2通信部82が通信可能になった場合、その通信が可能になったことを第2報知部から音声により報知させることを抑制する報知態様を、報知態様情報S1において予め設定する。このように報知態様を、報知態様情報S1において予め設定し、制御部91が報知態様情報S1を用いて、上述の「第1~第13の具体例に共通の制御部が行う処理」において説明した処理を行うことにより、制御部91は、第1通信部81を介して第2報知部(例えば、スピーカ83)から音データに基づく音を出力する通信を行っている間に、もう1つの無線通信の通信対象である第2通信部82が通信可能になった場合、その通信が可能になったことを第2報知部から音声により報知させることを抑制することができる。これにより、利用者Uは、音楽再生を邪魔されず、継続して音楽を楽しむことができる。
(第4の具体例)
第4の具体例では、制御部91は、第2報知部(例えば、スピーカ83)の通信接続に関する報知を第2報知部から出力させ、第1報知部(例えば、ブザー84)からの当該報知の出力を抑制する。通信接続に関する報知の例としては、「通信接続の設定が完了しました」、「通信接続しました」、「通信接続が切れました」などが挙げられる。これは、利用者Uは、端末装置300が第1通信部81を介して第2報知部(例えば、スピーカ83)と通信可能になることを待っているため、意識している第1通信部81を介した第2報知部との通信以外からの報知を抑制するものである。つまり、冷蔵庫本体MBの設定や状態に関連した報知であっても、通信の状態(状況の一例)に応じて非言語の音と言語とを使い分けるものである。
冷蔵庫本体MBの設定や状態に関連した報知であっても、第1通信部81を介した第2報知部(例えば、スピーカ83)との接続状態に応じて非言語の音と言語とを使い分けるものであってもよい。例えば、利用者Uの端末装置300が、第1通信部81を介して第2報知部(例えば、スピーカ83)と通信接続を開始してから通信接続が完了し、第2報知部から通信接続が完了した報知が完了するまでの間、別の通信からの報知を抑制する報知態様を、報知態様情報S1において予め設定する。このように報知態様を、報知態様情報S1において予め設定し、制御部91が報知態様情報S1を用いて、上述の「第1~第13の具体例に共通の制御部が行う処理」において説明した処理を行うことにより、制御部91は、端末装置300が、第1通信部81を介して第2報知部(例えば、スピーカ83)と通信接続を開始してから通信接続が完了し、第2報知部から通信接続が完了した報知が完了するまでの間、別の通信からの報知を抑制することができる。これにより、利用者Uは、注目している通信に関する報知以外の報知、すなわち無駄な報知を受けずに済む。なお、操作部35aに対して操作を行った場合の操作音は通信接続に関する報知ではないため、報知を抑制するものの対象外となる。
(第5の具体例)
第5の具体例では、制御部91は、外部からの設定情報に応じて冷蔵庫本体MBの設定が変更される場合、その設定の変更内容を示す音声による報知を報知部35bから出力させる。外部からの操作の例としては、音声認識を利用した操作などが挙げられる。また、外部からの設定情報の例としては、外部装置が冷蔵庫本体MBの設定が変更させるために冷蔵庫100に送信する冷蔵庫本体MBの設定情報などが挙げられる。これは、利用者Uが、設定変更の内容を非言語の音による報知に比べてわかりやすい音声によって報知されることにより、利用者Uが報知内容を理解するものである。つまり、冷蔵庫本体MBの設定や状態に関連した報知であっても、通信の状態(状況の一例)に応じて非言語の音と言語とを使い分けるものである。
冷蔵庫本体MBの設定や状態に関連した報知であっても、外部からの設定情報に応じて非言語の音と言語とを使い分けるものであってもよい。例えば、外部からの設定情報に応じて、冷蔵庫本体MBの設定が変更される場合、その設定の変更内容を示す音声による報知を報知部35bから出力させる報知態様を、報知態様情報S1において予め設定する。このように報知態様を、報知態様情報S1において予め設定し、制御部91が報知態様情報S1を用いて、上述の「第1~第13の具体例に共通の制御部が行う処理」において説明した処理を行うことにより、制御部91は、外部からの設定情報に応じて、冷蔵庫本体MBの設定が変更される場合、その設定の変更内容を示す音声による報知を報知部35bから出力させることができる。
(第6の具体例)
第6の具体例では、制御部91は、操作部35aに対する操作が検知された場合、その操作が検知されたことを示す非言語の音による報知を報知部35bから出力させる。これは、利用者Uが、非言語の音による報知を受けた場合に、音声による報知に比べて直感的に報知内容を理解できるものである。つまり、冷蔵庫本体MBの設定や状態に関連した報知であっても、通信の状態(状況の一例)に応じて非言語の音と言語とを使い分けるものである。
冷蔵庫本体MBの設定や状態に関連した報知であっても、報知内容に応じて非言語の音と言語とを使い分けるものであってもよい。例えば、操作部35aに対する操作が検知された場合、制御部91が非言語の音により第1報知部からその操作を報知する報知態様を、報知態様情報S1において予め設定する。このように報知態様を、報知態様情報S1において予め設定し、制御部91が報知態様情報S1を用いて、上述の「第1~第13の具体例に共通の制御部が行う処理」において説明した処理を行うことにより、制御部91は、操作部35aに対する操作が検知された場合、制御部91が非言語の音により第1報知部からその操作を報知することができる。これにより、利用者Uは、操作についての報知を、音声による報知に比べて直感的に理解することができる。
(第7の具体例)
第7の具体例では、制御部91は、操作部35aに対する第1態様の操作が検知された場合、その第1態様の操作が検知されたことを示す非言語の音による報知を報知部35bから出力させ、操作部35aに対する第1態様よりも複雑な第2態様の操作が検知された場合、その第2態様の操作が検知されたことを示す音声による報知を報知部35bから出力させる。これは、利用者Uが、操作部35aに対して、特殊な操作(一度押しなどの単接触とは異なる長押しや連打、接触画面であればスライドやスワイプなどの操作)を行った場合に、音声による報知を受けることにより操作が受け付けられたことを、非言語の音による報知よりもわかりやすく確実に知ることができるものである。つまり、冷蔵庫本体MBの設定や状態に関連した報知であっても、通信の状態(状況の一例)に応じて非言語の音と言語とを使い分けるものである。
冷蔵庫本体MBの設定や状態に関連した報知であっても、報知内容に応じて非言語の音と言語とを使い分けるものであってもよい。例えば、操作部35aに対して単接触とは異なる長押しや連打、接触画面であればスライドやスワイプなどの特殊な操作が検知された場合、制御部91が音声により第2報知部からその操作を報知する報知態様を、報知態様情報S1において予め設定する。このように報知態様を、報知態様情報S1において予め設定し、制御部91が報知態様情報S1を用いて、上述の「第1~第13の具体例に共通の制御部が行う処理」において説明した処理を行うことにより、制御部91は、操作部35aに対して単接触とは異なる長押しや連打、接触画面であればスライドやスワイプなどの特殊な操作が検知された場合、制御部91が音声により第2報知部からその操作を報知することができる。これにより、利用者Uは、特殊な操作についての報知を、非言語の音による報知に比べてわかりやすく確実に知ることができる。
(第8の具体例)
第8の具体例では、制御部91は、冷蔵庫本体MBの設定または状態に関する所定の報知を行わせる場合、報知部35bから非言語の音による第1報知を出力させた後、第1報知を補足する報知として報知部35bから音声による第2報知を出力させる。これは、利用者Uが、非言語の音による報知を受けた後に、その報知の補足情報が非言語の音よりもわかりやすい音声によって得られ、利用者Uが報知内容を理解する助けとなるものである。つまり、冷蔵庫本体MBの設定や状態に関連した報知であっても、通信の状態(状況の一例)に応じて非言語の音と言語とを使い分けるものである。
冷蔵庫本体MBの設定や状態に関連した報知であっても、通信接続の状態に応じて非言語の音と言語とを使い分けるものであってもよい。例えば、利用者Uの端末装置300が、第2通信部82を介して第1報知部(例えば、ブザー84)と通信が可能になるとともに、第1通信部81を介して第2報知部(例えば、スピーカ83)と通信が可能になった場合、第1報知部から非言語の音による報知を行い、その後に、第2報知部から音声により報知を補足する報知態様を、報知態様情報S1において予め設定する。このように報知態様を、報知態様情報S1において予め設定し、制御部91が報知態様情報S1を用いて、上述の「第1~第13の具体例に共通の制御部が行う処理」において説明した処理を行うことにより、制御部91は、利用者Uの端末装置300が、第2通信部82を介して第1報知部(例えば、ブザー84)と通信が可能になるとともに、第1通信部81を介して第2報知部(例えば、スピーカ83)と通信が可能になった場合、第1報知部から非言語の音による報知を行い、その後に、第2報知部から音声により報知を補足することができる。なお、第1報知部による報知は、操作音ではなく、報知が存在することを知らせるための報知である。また、報知の補足の例としては、設定変更内容の読み上げ(例えば、「製氷が完了しました」など)などが挙げられる。いきなり音声で報知が開始された場合には、利用者Uが驚いてしまう可能性があるが、これにより、利用者Uは、非言語の音による心の準備と音声による補足の報知により短時間でわかりやすい報知を受けることができる。
(第9の具体例)
第9の具体例では、制御部91は、第1報知が一定時間以上継続して出力される場合、第1報知を出力させた後、第1報知に対応する第2報知の出力を抑制する。これは、利用者Uが、一定時間以上非言語の音による報知を受けたことで、その報知の内容を理解する助けとなるものである。つまり、冷蔵庫本体MBの設定や状態に関連した報知であっても、通信の状態(状況の一例)に応じて非言語の音と言語とを使い分けるものである。
冷蔵庫本体MBの設定や状態に関連した報知であっても、通信接続の状態に応じて非言語の音と言語とを使い分けるものであってもよい。例えば、利用者Uの端末装置300が、第2通信部82を介して第1報知部(例えば、ブザー84)から非言語の音による一定時間以上の報知を受けた場合に、それ以上の報知を抑制する報知態様を、報知態様情報S1において予め設定する。このように報知態様を、報知態様情報S1において予め設定し、制御部91が報知態様情報S1を用いて、上述の「第1~第13の具体例に共通の制御部が行う処理」において説明した処理を行うことにより、制御部91は、利用者Uの端末装置300が、第2通信部82を介して第1報知部(例えば、ブザー84)から非言語の音による一定時間以上の報知を受けた場合に、それ以上の報知を抑制することができる。
(第10の具体例)
第10の具体例では、制御部91は、冷蔵庫本体MBの設定または冷蔵庫本体MBの状態に関連する情報を変更するための操作が検出されたが、その操作に対応する冷蔵庫本体MBの設定または冷蔵庫本体MBの状態に関連する情報の変更が存在するが無効な場合または存在しない場合、報知部35bから非言語の音による報知を出力させ、音声による報知の出力を抑制する。これは、利用者Uにより操作部35aが、無効操作された場合に、その無効操作を非言語の音により報知することにより直感的に理解させるものである。つまり、冷蔵庫本体MBの設定や状態に関連した報知であっても、通信の状態(状況の一例)に応じて非言語の音と言語とを使い分けるものである。なお、無効操作の例としては、既に設定が限界値(すなわち、上限値や下限値)に到達していることによりそれ以上設定が変化しない操作が挙げられる。また、冷却強度の設定変更のための操作部35aに対して操作において、弱、中、強と上昇させる操作を続けた場合、中、弱、中、強と遷移が繰り返される操作が存在し、その操作において、上昇から下降に転じるときと下降から上昇に転じるときに、「弱→中→強→(無効)→中→弱→(無効)→中→強・・・」のように一部操作が無効となる操作が存在する。そのような操作などが、無効操作の例として挙げられる。つまり、無効操作とは、冷蔵庫本体MBの設定または状態に関連する情報を変更するための操作が検出されたが、その操作に対応する冷蔵庫本体MBの設定または状態に関連する情報の変更が存在するが無効な場合または存在しない場合の操作のことである。よって、利用者Uによる操作が無効操作である場合には、その利用者Uによる操作が検出されても、冷蔵庫本体MBの設定または状態に関連する情報を変更されない。
冷蔵庫本体MBの設定や状態に関連した報知であっても、報知内容に応じて非言語の音と言語とを使い分けるものであってもよい。例えば、操作部35aに対する無効操作が検知された場合、制御部91が非言語の音により第1報知部からその無効操作を報知する報知態様を、報知態様情報S1において検知された無効操作に相当する状況に関連付けられている報知態様に対して予め設定する。例えば、報知態様情報S1において、操作が有効な場合を示す状況に関連付けられている報知態様として、非言語の音である「ピ」が設定されている場合、報知態様情報S1において、操作が無効な場合(すなわち無効操作)を示す状況に関連付けられている報知態様として、非言語の音である「ピピピ」が設定される。このように報知態様を、報知態様情報S1において予め設定し、制御部91が報知態様情報S1を用いて、上述の「第1~第13の具体例に共通の制御部が行う処理」において説明した処理を行うことにより、制御部91は、操作部35aに対する無効操作が検知された場合、制御部91は操作が有効な場合の非言語の音と異なる非言語の音により第1報知部から無効操作を報知することができる。これにより、利用者Uは、操作についての報知を、非言語による報知の態様の違いにより直感的に理解することができる。
(第11の具体例)
第11の具体例では、制御部91は、冷却強度が抑制された節電状態、操作を受け付けない操作禁止状態、または、冷蔵庫本体MBから所定範囲内まで接近した利用者Uの行動に応じた扉31の自動開放の設定が無効な状態に冷蔵庫本体MBが設定されている場合、報知部35bから対応する節電状態、操作禁止状態、または、扉31の自動開放の設定が無効な状態を示す音声による報知を出力させる。これは、利用者Uが、節電状態、操作禁止状態、または自動開放の設定が無効な状態に冷蔵庫本体MBが設定されている場合、非言語の音では区別することが困難な報知内容を音声により報知することにより、その報知の内容を理解する助けとなるものである。つまり、冷蔵庫本体MBの設定や状態に関連した報知であっても、通信の状態(状況の一例)に応じて非言語の音と言語とを使い分けるものである。
冷蔵庫本体MBの設定や状態に関連した報知であっても、報知内容に応じて非言語の音と言語とを使い分けるものであってもよい。例えば、冷却強度が抑制された節電状態、操作を受け付けない操作禁止状態、または、冷蔵庫本体MBから所定範囲内まで接近した利用者Uの行動に応じた扉31の自動開放の設定が無効な状態に冷蔵庫本体MBが設定されている場合、報知部35bから対応する節電状態、操作禁止状態、または、扉31の自動開放の設定が無効な状態を示す音声による報知を出力させる報知態様を、報知態様情報S1において予め設定する。このように報知態様を、報知態様情報S1において予め設定し、制御部91が報知態様情報S1を用いて、上述の「第1~第13の具体例に共通の制御部が行う処理」において説明した処理を行うことにより、制御部91は、報知内容に応じて非言語の音と言語とを使い分けるものであってもよい。例えば、制御部91は、冷却強度が抑制された節電状態、操作を受け付けない操作禁止状態、または、冷蔵庫本体MBから所定範囲内まで接近した利用者Uの行動に応じた扉31の自動開放の設定が無効な状態に冷蔵庫本体MBが設定されている場合、報知部35bから対応する節電状態、操作禁止状態、または、扉31の自動開放の設定が無効な状態を示す音声による報知を出力させることができる。これにより、利用者Uは、非言語の音では知ることが困難な操作内容を、音声により容易に知ることができる。
(第12の具体例)
第12の具体例では、制御部91は、冷蔵庫本体MBから所定範囲内まで接近した利用者Uによる行動に応じた扉31の自動開放の設定が有効な状態に冷蔵庫本体MBが設定されている場合、扉31が開く前または扉31が開いている最中に、報知部35bから扉31が開くことを示す非言語の音による報知を出力させる。冷蔵庫本体MBから所定範囲内まで接近した利用者Uによる行動の例としては、利用者Uが自動開放の設定がされた扉31を開けるための所定位置への接触や、音声認識技術を用いて扉31を開放させる「開け」などの発声などが挙げられる。これは、利用者Uが、自動開放の操作を自ら行うものであり、音声による報知に比べて非言語の音による報知の方が直感的に理解できるものであり、また、音声による報知に比べて非言語の音による報知の方が短時間に報知内容を判断できるものである。つまり、冷蔵庫本体MBの設定や状態に関連した報知であっても、通信の状態(状況の一例)に応じて非言語の音と言語とを使い分けるものである。
冷蔵庫本体MBの設定や状態に関連した報知であっても、報知内容に応じて非言語の音と言語とを使い分けるものであってもよい。例えば、扉31の自動開放の設定が有効な状態に冷蔵庫本体MBが設定されている場合、報知部35bから対応する非言語の音による報知を出力させる報知態様を、報知態様情報S1において予め設定する。このように報知態様を、報知態様情報S1において予め設定し、制御部91が報知態様情報S1を用いて、上述の「第1~第13の具体例に共通の制御部が行う処理」において説明した処理を行うことにより、制御部91は、報知内容に応じて非言語の音と言語とを使い分けるものであってもよい。例えば、制御部91は、扉31の自動開放の設定が有効な状態に冷蔵庫本体MBが設定されている場合、報知部35bから対応する非言語の音による報知を出力させることができる。これにより、利用者Uは、非言語の音により操作内容を直感的に知ることができる。
(第13の具体例)
第13の具体例では、制御部91は、冷蔵庫本体MBから所定範囲内まで利用者Uが接近した場合、報知部35bから音声による報知を出力させる。冷蔵庫本体MBから所定範囲内まで利用者Uが接近したことの検出は、例えば、赤外線、超音波、画像解析などの技術を用いた人感検出部を用いるものであってもよい。これは、利用者Uが、冷蔵庫本体MBに接近した場合、報知内容を音声により報知することにより、その報知の内容を理解する助けとなるものである。つまり、冷蔵庫本体MBの設定や状態に関連した報知であっても、通信の状態(状況の一例)に応じて非言語の音と言語とを使い分けるものである。
冷蔵庫本体MBの設定や状態に関連した報知であっても、報知内容に応じて非言語の音と言語とを使い分けるものであってもよい。例えば、冷蔵庫本体MBから所定範囲内まで利用者Uが接近した場合、報知部35bから音声による報知を出力させる報知態様を、報知態様情報S1において予め設定する。このように報知態様を、報知態様情報S1において予め設定し、制御部91が報知態様情報S1を用いて、上述の「第1~第13の具体例に共通の制御部が行う処理」において説明した処理を行うことにより、制御部91は、報知内容に応じて非言語の音と言語とを使い分けるものであってもよい。例えば、制御部91は、冷蔵庫本体MBから所定範囲内まで利用者Uが接近した場合、報知部35bから音声による報知を出力させることができる。これにより、利用者Uは、非言語の音による報知内容に比べて、音声により操作内容を正確に知ることができる。音声により操作内容の例としては、「こんにちは」、「製氷のタンクに給水して」、「エコモード運転中です」などの報知内容が挙げられる。なお、「エコモード運転中です」の報知には、無駄に扉31を開けると冷気逃げ、電気代が上がることを知らせる意図がある。
(利点)
実施形態の冷蔵庫は、冷蔵庫本体と、報知部と、制御部と、を持つ。前記報知部は、前記冷蔵庫本体の設定または状態に関する報知を行う。前記制御部は、同じ報知内容であっても、状況に応じて、非言語の音により前記報知部から報知を行うか、言語により前記報知部から報知を行うかを制御する。
これにより、実施形態の冷蔵庫は、利便性の向上を図ることができる冷蔵庫を提供することができる。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、冷蔵庫は、冷蔵庫本体と、前記冷蔵庫本体の設定または状態に関する報知を行う報知部と、同じ報知内容であっても、状況に応じて、非言語の音により前記報知部から報知を行うか、言語により前記報知部から報知を行うかを制御する制御部と、を持つ。このような構成によれば、利便性の向上を図ることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
例えば、上述の実施形態ではブザー84が第2報知部の一例であるものとして説明した。しかしながら、第2報知部は、非言語の音を出力するものであれば、ブザー84以外であってもよい。