JP7701833B2 - Grip device and industrial robot - Google Patents
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Description
本発明は、把持装置及び産業用ロボットに関する。 The present invention relates to a gripping device and an industrial robot.
ワークを把持することを目的とした把持装置として、袋状の把持本体を備えた把持装置が知られている(特許文献1)。特許文献1に係る把持装置では、把持本体は、掌部と、掌部の周囲に突出して設けられ、掌部を厚さ方向に変形させることにより掌部に向かって倒れる複数の指部とを有する。把持本体の内部を減圧することにより、掌部が厚さ方向に変形し、複数の指部が掌部へ向かって倒れるように弾性変形する。これにより、複数の指部がワークの表面に接触し、ワークを把持する。 A gripping device with a bag-shaped gripping body is known as a gripping device intended to grip a workpiece (Patent Document 1). In the gripping device according to Patent Document 1, the gripping body has a palm portion and multiple finger portions that protrude from the periphery of the palm portion and fall toward the palm portion by deforming the palm portion in the thickness direction. By reducing the pressure inside the gripping body, the palm portion deforms in the thickness direction, and the multiple finger portions elastically deform so as to fall toward the palm portion. As a result, the multiple finger portions come into contact with the surface of the workpiece and grip the workpiece.
特許文献1に係る把持装置では、複数の指部を倒して複数の指部でワークを把持したときにワークに凹み痕等の破損が生じる可能性がある。ワークに凹み痕を残さずに把持する方法の1つとして、指部を柔軟にしてワーク形状への追従性を高めることが考えられる。しかしながら、指部を柔軟にすると把持力が低下し、ワークを把持した状態で把持装置を移動させる際にワークが把持装置から落ちるおそれがある。 In the gripping device disclosed in Patent Document 1, when multiple fingers are tilted down to grip a workpiece with the multiple fingers, damage such as dents may occur to the workpiece. One method for gripping the workpiece without leaving dents on the workpiece is to make the fingers flexible to improve their ability to conform to the shape of the workpiece. However, making the fingers flexible reduces the gripping force, and there is a risk that the workpiece may fall off the gripping device when the gripping device is moved while gripping the workpiece.
本発明は、把持力を維持しながらワークの破損を防止することができる把持装置及び産業用ロボットを提供することを目的とする。 The present invention aims to provide a gripping device and industrial robot that can prevent damage to a workpiece while maintaining gripping force.
本発明に係る把持装置は、掌部と、前記掌部の周囲に突出して設けられ、前記掌部を厚さ方向に変形させることにより前記掌部に向かって倒れる複数の指部と、前記指部よりも高い柔軟性を有し、前記指部が倒れる方向とは逆方向に変形可能に前記指部に設けられた弾性部とを備える。 The gripping device according to the present invention comprises a palm portion, a number of finger portions protruding from the periphery of the palm portion and collapsing toward the palm portion by deforming the palm portion in the thickness direction, and an elastic portion that has a higher flexibility than the finger portions and is provided on the finger portions so as to be deformable in the direction opposite to the direction in which the finger portions collapse.
本発明に係る産業用ロボットは、上記把持装置を備える。 The industrial robot according to the present invention is equipped with the above-mentioned gripping device.
本発明によれば、弾性部を備えることにより、弾性部がワーク形状に追従しながらワークを挟むように把持することができるため、把持力を維持しながらワークの破損を防止することができる。 According to the present invention, by providing an elastic part, the elastic part can grasp the workpiece by clamping it while following the shape of the workpiece, so that it is possible to prevent damage to the workpiece while maintaining the gripping force.
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。以下に示す実施形態及び変形例は、本発明の一例であり、本発明はこれに限られるものではない。実施形態及び各変形例に関する以下の説明において、同様の構成については同様の符号を付し、適宜説明を省略する。 The following describes in detail the embodiments of the present invention with reference to the drawings. The embodiments and modifications described below are examples of the present invention, and the present invention is not limited thereto. In the following description of the embodiments and modifications, similar configurations are given similar reference numerals, and descriptions will be omitted as appropriate.
1.実施形態
(全体構成)
図1に、本実施形態に係る把持装置10Aを適用した産業用ロボット12の構成を示す。産業用ロボット12は、直交ロボットであって、レール14と、レール14に沿って移動する移動体16と、移動体16に固定されたエアシリンダー18とを備える。レール14は、図中Y軸方向に移動可能に設けられている。
1. Embodiment (Overall Configuration)
1 shows the configuration of an
エアシリンダー18は、シリンダーチューブ19と、シリンダーチューブ19に対し進退可能に設けられたピストンロッド20とを有する。シリンダーチューブ19には、配管21,22が設けられている。配管21,22を通じて、気体が給排気されることにより、ピストンロッド20がシリンダーチューブ19に対し進退可能となっている。ピストンロッド20の先端には、アダプタプレート23に接続された脱着部24を介して把持装置10Aが設けられている。アダプタプレート23は、図示しないボルトによってピストンロッド20の先端に固定されている。
The
産業用ロボット12は、水平な基台26上に置かれたワークWを、把持装置10Aで把持すると共に、X軸、Y軸、及びZ軸方向に移動することができる。
The
図2に、把持装置10Aの部分断面図を示す。図2は、把持装置10Aを脱着部24から取り外した状態を示している。把持装置10Aは、脱着部24を介してピストンロッド20に取り付けられる把持本体28を備える。把持本体28は、気密性と弾性と柔軟性とを有する材料、例えば、天然ゴムや合成ゴム、各種エラストマーなどで形成することができる。把持本体28の材料は、かならずしも一種の材料である必要はなく、異種材料を組み合わせた複合材料でもよい。把持本体28のJIS K6253のデュロメータ硬さ試験(タイプA)に準じて測定した硬度は、60~90程度であるのが好ましい。
Figure 2 shows a partial cross-sectional view of the
把持本体28は、掌部30と、掌部30の周囲に突出して設けられた複数の指部32Aとを有する。掌部30は略円盤状をなしている。指部32Aは、掌部30と一体に形成されており、掌部30を挟むように2つ設けられている。指部32A同士の間には、所定の間隔が形成されている。指部32Aは、掌部30を囲むように放射状に3つ以上設けられていてもよい。
The
指部32Aは、内面34が掌部30と一体に形成されている。指部32Aは中実である。指部32Aの材質は、掌部30と同じ材質、または異なる材質でもよく、さらに均一である必要はなく、異種材料を組み合わせた複合材、フィラーなどの添加物を含んでもよい。
The
把持本体28は、掌部30に力が作用し掌部30が厚さ方向(Z方向)に変形すると、内面34が掌部30によって引っ張られる。その結果、図3に示すように、指部32Aが掌部30へ向かって倒れるように弾性変形する。
When a force is applied to the
掌部30を厚さ方向(Z方向)に変形させる力は、気体を利用して掌部30に加えられる。気体を利用した掌部30の変形について、図2及び図3を参照して具体的に説明する。
The force that deforms the
把持本体28は、掌部30及び指部32Aが形成されている表面とは逆側の面に開口を有する袋状に形成されている。把持本体28の開口は、ケース40によって密閉されており、把持本体28の内側面とケース40とによって内部空間29が形成されている。把持本体28とケース40は、把持本体28の外周に巻かれたバンド41によって固定される。
The
ケース40は、ステンレスなどの金属製、又はプラスチックなどの硬質の樹脂製であるのが好ましい。ケース40は、筒状部42と、筒状部42の上端に設けられた上部43と、上部43に設けられた継手44とを有する。筒状部42は円筒状の部材である。上部43は円盤状の部材である。筒状部42と上部43は一体に形成されている。上部43の中央には厚さ方向に貫通する貫通穴45が設けられている。継手44は貫通穴45と連通する。継手44はシール材46を介して上部43にねじ止めされている。継手44は、脱着部24とワンタッチで着脱自在に連結される。
The
脱着部24は、ワンタッチ継手であり、一端がアダプタプレート23に接続され、他端が継手44に接続される。脱着部24は、継手44が差し込み方向に差し込まれると継手44と接続され、リリース部47が差し込み方向に押されることによって継手44との接続が解除される。脱着部24は、ワンタッチ継手に限らず、ねじによって継手44と接続される継手でもよい。
The
脱着部24の周面には給排気口48が設けられている。給排気口48は、不図示の配管の一端に接続される。この配管の他端は、例えば三方弁を介して真空ポンプに接続される。三方弁は、真空ポート、給排気ポート及び大気解放ポートを有し、真空ポートが真空ポンプに、給排気ポートが把持装置10Aに、及び大気解放ポートが大気圧空間にそれぞれ接続される。給排気口48に接続される配管を通じて、気体が、内部空間29から真空ポンプへ、及び大気圧空間から内部空間29へ、流通する。脱着部24は、天面に設けられた図示しない取り付け穴を通じてボルトをアダプタプレート23にねじ込むことによって、アダプタプレート23に固定される。
The
真空ポンプを用いて把持本体28の内部空間29から気体を吸引すると、掌部30は、内部空間29の気体と共に厚さ方向(Z方向)に引っ張られる。つまり、掌部30を厚さ方向(Z方向)に変形させる力が掌部30に加えられる。このように、本実施形態では、気体を利用して掌部30を厚さ方向に変形させる。
When gas is sucked from the
把持装置10Aは、指部32Aよりも高い柔軟性を有する弾性部50Aを備えている。弾性部50Aは、指部32Aが倒れる方向とは逆方向に変形可能に指部32Aに設けられている。図4を参照して、弾性部50Aの変形について詳述する。
The
図4に、図2に示すIV-IV線に沿う断面図を示す。指部32Aは、掌部30(図2参照)から延びる基部35と、基部35から突出する一対の突部36A,37Aと、を有する。基部35及び一対の突部36A,37Aの外形形状は、適宜選択することができ、例えば、直方体、四角柱、三角柱、円柱、四角錐、四角錐台、円錐台などでもよい。
Figure 4 shows a cross-sectional view taken along line IV-IV in Figure 2.
一対の突部36A,37Aは、指部32Aが倒れる方向に見て互いに間隔を空けて配置されており、一対の突部36A,37Aの間には空洞が形成されている。
The pair of
弾性部50Aは、袋状に形成されており、一対の突部36A,37Aを覆うように指部32Aに被せられている。一対の突部36A,37Aの間は空洞になっているため、弾性部50Aは、一対の突部36A,37Aの間に入るように変形可能である。このように、弾性部50Aは、指部32Aが倒れる方向とは逆方向に変形可能である。
The
図5に、ワークWを把持している状態の把持装置10Aの部分断面図を示し、図6に、ワークWを把持している状態の把持装置10Aの斜視図を示す。ワークWを弾性部50Aの間に配置して掌部30を厚さ方向に変形させると、指部32Aが掌部30に向かって倒れると共に弾性部50AがワークWの形状に追従しながら変形し、ワークWを挟むように把持する。したがって、把持力を維持しながらワークWの破損を防止することができる。
Figure 5 shows a partial cross-sectional view of the
ワークWの形状への追従性は、弾性部50Aの材料特性(例えば、柔軟性、粘弾性及び硬度)、並びに機械的構造(例えば、厚み、及び蛇腹等の変形に寄与する構造)等が複合して影響する。弾性部50Aの材料特性及び機械的構造は、要求される追従性に合わせて適宜選択することができる。
The ability to conform to the shape of the workpiece W is influenced by a combination of the material properties (e.g., flexibility, viscoelasticity, and hardness) and mechanical structure (e.g., thickness and structures that contribute to deformation, such as bellows) of the
弾性部50Aの表面には、リブなどの滑り止めが設けられていてもよい。この場合には、弾性部50AとワークWとの間の摩擦力が向上し、把持装置10AからのワークWの脱落を防止することができる。
The surface of the
弾性部50Aは、指部32Aから取り外された状態では、指部32Aの外形よりも小さく、拡げられた状態で指部32Aに被せられている。そのため、弾性部50Aの取り外しが容易である。したがって、弾性部50Aが破損した場合など、弾性部50Aを容易に交換することができる。
When the
指部32Aにおける基部35の外周面には、環状溝38が形成されており、弾性部50Aは、環状溝38に掛けられている。そのため、指部32Aからの弾性部50Aの抜け落ちを防止することができ、把持装置10AからのワークWの脱落をより確実に防止することができる。
A
(動作及び効果)
上記のように構成された把持装置10Aが設けられた産業用ロボット12の動作及び効果について説明する。なお、以下に示す条件は、一例である。図1に示すように、産業用ロボット12は、ピストンロッド20がシリンダーチューブ19内に退避し、エアシリンダー18が収縮した状態を原点とする。把持装置10Aは、初期状態において把持本体28における内部空間29(図2参照)の圧力が大気圧である。すなわち三方弁は、給排気ポートが真空ポートから遮断され大気解放ポートと繋がっている状態である。
(Action and Effects)
The operation and effects of the
産業用ロボット12は、移動体16がレール14に沿って移動することで、基台26上に置かれたワークWの鉛直線上に把持装置10Aを位置決めする。次いで、産業用ロボット12は、ピストンロッド20がシリンダーチューブ19から進出することにより、指部32AがワークWの側面に到達するまで、エアシリンダー18を伸長させる。
The
次いで三方弁は、給排気ポートが大気解放ポートから遮断され真空ポートと繋がった状態に切り替えられる。これにより把持装置10Aは、配管を通じて、把持本体28内の気体を吸引し、把持本体28における内部空間29の圧力を例えば-0.03MPa以下に減圧する。
The three-way valve is then switched so that the supply and exhaust port is disconnected from the atmosphere release port and connected to the vacuum port. This causes the
図5に示すように、掌部30は、吸い込まれるようにして厚さ方向に変形する。掌部30が厚さ方向へ変形するのに伴い、指部32Aの内面34が掌部30の中心へ引っ張られる。そうすると指部32Aは、掌部30へ向かって倒れるように弾性変形する。これにより弾性部50AがワークWの表面に接触する。上記のように把持装置10Aは、把持本体28内を減圧することにより、ワークWを把持する。
As shown in FIG. 5, the
次いで産業用ロボット12は、ピストンロッド20をシリンダーチューブ19内に退避させてエアシリンダー18を収縮することにより、ワークWを基台26から持ち上げることができる。さらに産業用ロボット12は、移動体16がレール14に沿って移動したり、レール14がY軸方向に移動したりすることにより、水平方向へワークWを自在に移動することができる。
Then, the
所望の場所へ移動した後、産業用ロボット12は、ピストンロッド20がシリンダーチューブ19から進出することにより、ワークWが基台26に接触するまでエアシリンダー18を伸長させる。次いで、三方弁は、給排気ポートが真空ポートから遮断され大気解放ポートと繋がっている状態に切り替えられる。そうすると把持本体28の内部空間29へ大気解放ポートから配管を通じて気体が流入する。把持本体28の内部空間29の圧力が大気圧に戻るのに伴い、掌部30が押し出され元の状態に戻る。掌部30が元の状態に戻るのに伴い、指部32Aが開き、ワークWを手放す。
After moving to the desired location, the
次いで、産業用ロボット12は、ピストンロッド20をシリンダーチューブ19内に退避させてエアシリンダー18を収縮することにより、把持装置10AをワークWから切り離す。以上のようにして産業用ロボット12は、基台26上に置かれたワークWを、把持装置10Aで把持することにより、所望の位置へ移動することができる。
Next, the
把持装置10Aは、弾性部50Aを備えることにより、指部32Aが掌部30に向かって倒れると共に弾性部50AがワークWの形状に追従しながら変形し、ワークWを挟むように把持する。したがって、把持力を維持しながらワークWの破損を防止することができる。
The
把持装置10Aは、食品に代表される柔軟で壊れやすく形状が揃っていない複数の対象を順に把持する場合により好適である。
The
2.変形例1
図7を参照して、上記実施形態の変形例1に係る把持装置10Bを説明する。図7に、把持装置10Bの断面図を図4に対応して示す。
2. Modification 1
A
変形例1では、弾性部50Bは、指部32Aに被せられているのではなく一対の突部36A,37Aの間に水かきのように張られている点において、上記実施形態と相違する。変形例1においても、弾性部50Bは、指部32Aよりも高い柔軟性を有し、指部32Aが倒れる方向とは逆方向に変形可能に指部32Aに設けられている。図示を省略するが、ワークWを弾性部50Bの間に配置して掌部30を厚さ方向に変形させると、指部32Aが掌部30に向かって倒れると共に弾性部50BがワークWの形状に追従しながら変形し、ワークWを挟むように把持する。したがって、把持力を維持しながらワークWの破損を防止することができる。
In the first modification, the
弾性部50Bは、一対の突部36A,37Aと一体で形成されていてもよい。
The
変形例1においても、弾性部50Bの材料特性及び機械的構造は、要求される追従性に合わせて適宜選択することができる。弾性部50Bの表面には、リブなどの滑り止めが設けられていてもよい。
In the first modification, the material properties and mechanical structure of the
3.変形例2
図8を参照して、上記実施形態の変形例2に係る把持装置10Cを説明する。図8(a)に、把持装置10Cの断面図を図4に対応して示し、図8(b)に、図8(a)に示すVIIB-VIIB線に沿う断面図を示す。
3. Modification 2
A
変形例2では、上記実施形態における弾性部50Aと、変形例1における弾性部50Bと、を備えている。すなわち、把持装置10Cは、指部32Aに取り付けられた第1弾性膜としての弾性部50Bと、弾性部50Bに重ねられた第2弾性膜としての弾性部50Aと、を有する。変形例2においても、ワークWを弾性部50Aの間に配置して掌部30を厚さ方向に変形させると、指部32Aが掌部30に向かって倒れると共に弾性部50A,50BがワークWの形状に追従しながら変形し、ワークWを挟むように把持する。したがって、把持力を維持しながらワークWの破損を防止することができる。
In the second modification, the
図8に示す例では、弾性部50Aと弾性部50Bとの間に隙間が設けられているが、弾性部50Aと弾性部50Bとが接していてもよい。弾性部50Aと弾性部50Bとが接する場合には、弾性部50Aと弾性部50Bとは、互いに全体的に接着されていてもよいし局所的にパターン状に接着されていてもよい。局所的に接着する場合には、接着部の形状に合わせて弾性部50Aの表面にパターンが設けられていてもよい。
In the example shown in FIG. 8, a gap is provided between the
4.変形例3
図9を参照して、上記実施形態の変形例3に係る把持装置10Dを説明する。図9(a)に、把持装置10Dの断面図を図4に対応して示し、図9(b)に、図9(a)に示すVIIIB-VIIIB線に沿う断面図を示す。
4. Modification 3
A
変形例3では、指部32Dは、上記実施形態における指部32Aの一対の突部36A,37A(図4等参照)に代えて、基部35から延びる柱状部36Dと、柱状部36Dの先端に設けられた板状部37Dと、を有している。板状部37Dは、例えば円形に形成されている。
In the third modification, the
柱状部36Dは、板状部37Dを基部35から離して支持している。柱状部36Dの断面は、基部35及び板状部37Dの断面よりも小さく、基部35と板状部37Dとの間に空洞が形成されている。すなわち柱状部36Dの周囲に空洞が形成されている。
The
弾性部50Aは、柱状部36D及び板状部37Dを覆うように指部32Dに被せられている。基部35と板状部37Dの間は空洞になっているため、弾性部50Aは、柱状部36Dと板状部37Dの間に入るように変形可能である。このように、弾性部50Aは、指部32Dが倒れる方向とは逆方向に変形可能である。
The
ワークWを弾性部50Aの間に配置して掌部30を厚さ方向に変形させると、指部32Dが掌部30に向かって倒れると共に弾性部50AがワークWの形状に追従しながら変形し、ワークWを挟むように把持する。したがって、把持力を維持しながらワークWの破損を防止することができる。
When the workpiece W is placed between the
5.変形例4
図10を参照して、上記実施形態の変形例4に係る把持装置10Eを説明する。図10に、把持装置10Eの断面図を図4に対応して示す。
5. Modification 4
A
変形例4では、指部32Eは、基部35から突出する一対の突部36E,37Eと、一対の突部36E,37Eとの間に設けられた柱状部39Eと、を有している。柱状部39Eは、基部35から一対の突部36E,37Eに沿って延びている。突部36Eと柱状部39Eは、指部32Eが倒れる方向に見て互いに間隔を空けて配置されている。同様に、突部37Eと柱状部39Eは、互いに間隔を空けて配置されている。つまり、突部36Eと柱状部39Eとの間、及び突部37Eと柱状部39Eとの間には空洞が形成されている。
In the fourth modification, the
弾性部50Aは、一対の突部36E,37E及び柱状部39Eを覆うように指部32Eに被せられている。突部36Eと柱状部39Eとの間、及び突部37Eと柱状部39Eとの間は空洞になっているため、弾性部50Aは、突部36Eと柱状部39Eとの間、及び突部37Eと柱状部39Eとの間に入るように変形可能である。このように、弾性部50Aは、指部32Eが倒れる方向とは逆方向に変形可能である。
The
ワークWを弾性部50Aの間に配置して掌部30を厚さ方向に変形させると、指部32Eが掌部30に向かって倒れると共に弾性部50AがワークWの形状に追従しながら変形し、ワークWを挟むように把持する。したがって、把持力を維持しながらワークWの破損を防止することができる。
When the workpiece W is placed between the
6.変形例5
図11を参照して、上記実施形態の変形例5に係る把持装置10Fを説明する。図11(a)に、把持装置10Fの断面図を図4に対応して示し、図11(b)に、図11(a)に示すXB-XB線に沿う断面図を示す。
6. Modification 5
A
変形例5では、指部32Fは、基部35から延びる溝形成部36Fを有している。溝形成部36Fは、断面がU字状に形成されており、溝形成部36Fによって溝37Fが形成されている。溝37Fによって空洞が形成されている。
In the fifth modification, the
弾性部50Aは、溝形成部36Fを覆うように指部32Fに被せられている。溝形成部36Fの溝37Fは空洞になっているため、弾性部50Aは、溝37Fに入るように変形可能である。このように、弾性部50Aは、指部32Fが倒れる方向とは逆方向に変形可能である。
The
ワークWを弾性部50Aの間に配置して掌部30を厚さ方向に変形させると、指部32Fが掌部30に向かって倒れると共に弾性部50AがワークWの形状に追従しながら変形し、ワークWを挟むように把持する。したがって、把持力を維持しながらワークWの破損を防止することができる。
When the workpiece W is placed between the
7.変形例6
図12及び図13を参照して、上記実施形態の変形例6に係る把持装置10Gを説明する。図12に、把持装置10Gの断面図を図4に対応して示し、図13に、把持装置10Gの断面図を図2に対応して示す。
7. Modification 6
A
変形例6では、指部32Gには、指部32Gが倒れる方向に貫通する複数の貫通穴37Gが形成されており、貫通穴37Gによって空洞が形成されている。弾性部50Aは、貫通穴37Gを覆うように指部32Gに被せられている。貫通穴37Gは空洞になっているため、弾性部50Aは、貫通穴37Gに入るように変形可能である。このように、弾性部50Aは、指部32Gが倒れる方向とは逆方向に変形可能である。
In variant 6, multiple through
把持装置10Gは、図13に示すように、複数の凸部を有するワークWの把持に好適である。ワークWを弾性部50Aの間に配置して掌部30を厚さ方向に変形させると、指部32Gが掌部30に向かって倒れると共に弾性部50AがワークWの形状に追従しながら変形し、ワークWを挟むように把持する。したがって、把持力を維持しながらワークWの破損を防止することができる。
As shown in FIG. 13, the
図12に示す例では、指部32Gに4つの貫通穴37Gが形成されているが、貫通穴37Gの数は適宜変更可能であり、1つ、2つ、3つまたは5つ以上であってもよい。
In the example shown in FIG. 12, four through
8.変形例7
図14を参照して、上記実施形態の変形例7に係る把持装置10Hを説明する。図14(a)に、把持装置10Hの断面図を図4に対応して示し、図14(b)に、図14(a)に示すXIIIB-XIIIB線に沿う断面図を示す。
8. Modification 7
A
変形例7では、指部32Hは、基部35から延びる3つの柱状部36Hを有している。柱状部36Hは互いに間隔を空けて配置されており、複数の柱状部36Hによって空洞が形成されている。2つの柱状部36Hは、他の柱状部36Hよりも指部32Hが倒れる側に位置しており、2つの柱状部36Hの間から空洞への弾性部50Aの進入は他の柱状部36Hによって阻害されないようになっている。
In the seventh modification, the
弾性部50Aは、複数の柱状部36Hを覆うように指部32Hに被せられている。柱状部36Hの内側は空洞になっているため、弾性部50Aは、指部32Hが倒れる側に位置する2つの柱状部36Hの間に入るように変形可能である。このように、弾性部50Aは、指部32Hが倒れる方向とは逆方向に変形可能である。
The
ワークWを弾性部50Aの間に配置して掌部30を厚さ方向に変形させると、指部32Hが掌部30に向かって倒れると共に弾性部50AがワークWの形状に追従しながら変形し、ワークWを挟むように把持する。したがって、把持力を維持しながらワークWの破損を防止することができる。
When the workpiece W is placed between the
9.変形例8
図15を参照して、上記実施形態の変形例8に係る把持装置10Iを説明する。図15に、把持装置10Iの断面図を図4に対応して示す。
9. Modification 8
A
変形例8では、把持装置10Iは、指部32Iから突出する一対の突出部材36I,37Iを備える。一対の突出部材36I,37Iは、指部32Iが倒れる方向に見て互いに間隔を空けて指部32Iに挿入されており、一対の突出部材36I,37Iの間に空洞が形成されている。一対の突出部材36I,37Iは、指部32Iよりも高い剛性を有している。一対の突出部材36I,37Iは、例えば、ステンレスなどの金属製、又はプラスチックなどの硬質の樹脂製である。
In the eighth modification, the
弾性部50Aは、一対の突出部材36I,37Iをまとめて覆うように被せられている。つまり、弾性部50Aは、一対の突出部材36I,37Iを介して指部32Iに設けられている。一対の突出部材36I,37Iの間は空洞になっているため、弾性部50Aは、一対の突出部材36I,37Iの間に入るように変形可能である。このように、弾性部50Aは、指部32Iが倒れる方向とは逆方向に変形可能である。
The
ワークWを弾性部50Aの間に配置して掌部30を厚さ方向に変形させると、指部32Iが掌部30に向かって倒れると共に弾性部50AがワークWの形状に追従しながら変形し、ワークWを挟むように把持する。したがって、把持力を維持しながらワークWの破損を防止することができる。
When the workpiece W is placed between the
一対の突出部材36I,37Iは、指部32Iよりも高い剛性を有するため、一対の突出部材36I,37Iの変形が小さい。そのため、密集して配置された複数のワークWの間への挿入性を向上させることができる。ワークWを把持したときの一対の突出部材36I,37Iの変形が小さいので、把持力の向上に寄与することができる。
The pair of protruding
以上、実施形態及び変形例1~8について説明したが、本発明は上記の実施形態及び変形例1~8に限定されるものではなく、本発明の趣旨の範囲内で適宜変更することが可能である。実施形態と変形例1~8とを組み合わせてもよいし、変形例1~8どうしを組み合わせてもよい。例えば、図14に示される把持装置10Hと図15に示される把持装置10Iとの組み合わせ、図11に示される把持装置10Fと図12に示される把持装置10Gとの組み合わせ、図8に示される把持装置10Cと図9に示される把持装置10Dとの組み合わせが可能である。
Although the embodiment and modifications 1 to 8 have been described above, the present invention is not limited to the above embodiment and modifications 1 to 8, and can be modified as appropriate within the scope of the spirit of the present invention. The embodiment and modifications 1 to 8 may be combined, or modifications 1 to 8 may be combined with each other. For example, a combination of the
弾性部50A,50Bは、指部32A,32D~32Iが倒れる方向とは逆方向に変形可能であればよく、空洞は必須ではない。例えば、上記実施形態において、指部32Aにおける一対の突部36A,37Aの間には、指部32Aよりも高い柔軟性を有する部材(例えばスポンジ)が配置されていてもよい。
The
また、弾性部50A,50Bは、単一の材料で形成されていてもよいし、剛直な部材を含めて複数の材料を組み合わせて形成されていてもよい。
The
10A~10I 把持装置
12 産業用ロボット
30 掌部
32A,32D~32I 指部
36I 突出部材
37I 突出部材
38 環状溝
50A,50B 弾性部
10A to
Claims (5)
前記掌部の周囲に突出して設けられ、前記掌部を厚さ方向に変形させることにより前記掌部に向かって倒れる複数の指部と、
前記指部よりも高い柔軟性を有し、前記指部が倒れる方向とは逆方向に変形可能に前記指部に設けられた弾性部と
を備え、
前記弾性部は、袋状に形成されており、拡げられた状態で前記指部に被せられている、把持装置。 A palm portion and
a plurality of finger portions provided around the palm portion and protruding therefrom, the finger portions being tilted toward the palm portion by deformation of the palm portion in a thickness direction;
an elastic portion having a higher flexibility than the finger portion and provided on the finger portion so as to be deformable in a direction opposite to a direction in which the finger portion falls,
The elastic portion is formed in a bag shape and is placed over the finger portion in an expanded state.
前記弾性部は、前記環状溝に掛けられている、請求項1記載の把持装置。 An annular groove is formed on the outer circumferential surface of the finger,
The gripping device according to claim 1 , wherein the elastic portion is hooked onto the annular groove.
前記掌部の周囲に突出して設けられ、前記掌部を厚さ方向に変形させることにより前記掌部に向かって倒れる複数の指部と、
前記指部よりも高い柔軟性を有し、前記指部が倒れる方向とは逆方向に変形可能に前記指部に設けられた弾性部と、
前記指部よりも高い剛性を有し、前記指部から突出して設けられた突出部材と
を備え、
前記弾性部は、前記突出部材を介して前記指部に設けられている、把持装置。 A palm portion and
a plurality of finger portions provided around the palm portion and protruding therefrom, the finger portions being tilted toward the palm portion by deformation of the palm portion in a thickness direction;
an elastic portion provided on the finger portion, the elastic portion having a higher flexibility than the finger portion and being deformable in a direction opposite to a direction in which the finger portion falls;
a protruding member having a higher rigidity than the finger portion and protruding from the finger portion,
A gripping device, wherein the elastic portion is provided on the finger portion via the protruding member.
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