JP7702334B2 - 光学ユニット - Google Patents
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Description
最初に、本発明の実施例1に係る光学ユニット10について図1から図7を用いて説明する。なお、図2及び図3において、符号Lが付された一点鎖線は光軸を示し、符号L1が付された一点鎖線は光軸と交差する第1軸線を示し、符号L2が付された一点鎖線は光軸L及び第1軸線L1と交差する第2軸線L2を示している。そして、R方向は光軸周り方向である。また、各図において、Z軸方向は光軸方向であり、X軸方向は光軸と交差する方向、言い換えるとヨーイングの軸方向であり、Y軸方向は光軸と交差する方向、言い換えるとピッチングの軸方向である。
図1から図4を用いて、本実施例に係る光学ユニット10の構成についての概略を説明する。光学ユニット10は、レンズ12aなどの光学モジュール12及び撮像素子50を備える可動体14と、Y軸方向を回転軸(揺動軸)とする方向(ピッチング方向)及びX軸方向を回転軸(揺動軸)とする方向(ヨーイング方向)に変位可能な状態で保持する固定体16と、を備えている。また、可動体14をピッチング方向及びヨーイング方向に駆動する回転駆動機構18と、固定体16に対して可動体14をピッチング方向及びヨーイング方向に回転(揺動)可能に支持する支持機構20とを備えている。さらに、光学ユニット10は、第1軸線L1周りに回動可能に可動体14を支持する第1支持部19aを第1支持部用延設部27aに備えると共に、第2軸線L2周りに固定体16側の部材に回動可能に支持される第2支持部19bを第2支持部用延設部27bに備えるジンバル機構21を備えている(図3参照)。
本実施例において、光学モジュール12は略矩形筐体状に形成されており、例えばカメラ付携帯電話機やタブレット型PC等に搭載される薄型カメラ等として用いられる。光学モジュール12は、被写体側にレンズ12aを備え、矩形筐体状のハウジング12bの内部に撮像を行うための光学機器等が内蔵されている。本実施例における光学モジュール12は、一例として、光学モジュール12に生じたピッチングの振れ(Y軸方向を回転軸とする回動方向の振れ)及びヨーイングの振れ(X軸方向を回転軸とする回動方向の振れ)の補正を行うアクチュエーターを内蔵し、ピッチングの振れの補正及びヨーイングの振れの補正が可能な構成となっている。
図1から図4において、可動体14は、光学モジュール12と、ホルダ22と、磁石24A及び24Bとを備えている。ホルダ22は、光学モジュール12のレンズ12aが設けられる前面(被写体側の面)と、反対側の後面を除く、残りの4面を取り囲むように設けられる矩形枠状の部材として構成されている。本実施例のホルダ22は、一例として光学モジュール12を着脱可能に構成されている。ただし、光学モジュール12とホルダ22とが一体的に構成されていてもよい。ホルダ22において固定体16と対向する2面を利用して、ピッチング及びヨーイングの補正用の磁石24A及び24Bがこれらの外面に取り付けられている。
図1から図4において、固定体16は、固定枠28と、コイル32A及び32Bと、を備えている。本実施例において、固定枠28は、光軸周り方向(R方向)において可動体14のホルダ22の少なくとも3面を取り囲むように設けられる矩形枠状の部材128と、X軸方向に沿って外側に延設される壁部228a、壁部228b、壁部228c及び壁部228dを有する延設部228と、から構成されている。ここで、壁部228aは前面(被写体側の面)を覆う壁部であり、壁部228b及び壁部228cはY軸方向を覆う壁部であり、壁部228dはX軸方向における可動体14が配置される側とは反対側を覆う壁部である。なお、図1から図4では省略されているが、Z軸方向において壁部228aと対向する側にも壁部が設けられる。
支持機構20は、光学ユニット10の外側に向けて半球状の凸曲面を形成する板金20aと、光学ユニット10の内側に向けて半球状の凸曲面を形成する板金20bと、を有している。そして、板金20aは固定体16の矩形枠状の部材128の4隅のうちの対向する2か所に配置され、板金20bは矩形枠状の可動体14の4隅にうちの対向する2か所に配置される。なお、矩形枠状の部材128と矩形枠状の可動体14とは4隅の位置が揃うように配置され、板金20a及び板金20bは該4隅に1つずつ配置される。
ジンバル機構21は、金属製平板材料を折り曲げることによって形成されるバネ性を兼ね備えた機構である。具体的には、ジンバル機構21は、一例として被写体側に設けられるジンバルフレーム部25と、ジンバルフレーム部25の四方のコーナー部から光軸方向に90°折り曲げられて形成される第1支持部用延設部27a及び第2支持部用延設部27bと、を備えることによって構成されている。なお、第1支持部用延設部27aと第2支持部用延設部27bについては、必ずしもその全部が板状でなくてもよく、その一部のみを板状に形成してバネ性を発揮させるようにしてもよい。また、第1支持部用延設部27aと第2支持部用延設部27bの一方を板状以外の他の形状(例えばロッド形状等)にすることも可能である。
図3及び図4に示すように、光学モジュール12は、被写体側とは反対側に撮像素子50を備えている。そして、図4で表されるように、撮像素子50の接続部50aには、フレキシブル配線基板51が接続されている。ここで、本実施例の撮像素子50の接続部50aは、延設部228側に形成されており、延設部228の壁部228a、壁部228b及び壁部228cで被写体側とは反対側以外の方向においてフレキシブル配線基板51をカバーする構成になっている。なお、フレキシブル配線基板51の接続部50aは、撮像素子50に設けられていなくてもよく、可動体14の撮像素子50以外の部分に設けられていてもよい。
図4に示すように、フレキシブル配線基板51は、可動体14に設けられた接続部50aに一端が接続されている。そして、上記のように、フレキシブル配線基板51は、可動体14に対して+X方向側に配置されている。ここで、フレキシブル配線基板51の一端側(接続部50a側)には、フレキシブル配線基板51の面510に2つの平板部60(第1平板部60A及び第2平板部60B)が接着されることにより固定され、該2つの平板部60が固定部70においてホルダ22に形成された取付部72に固定されている。また、フレキシブル配線基板51の他端側(位置決め部52側)は、位置決め部52により延設部228に固定されることで、固定枠28に対して位置決めされている。なお、本実施例のフレキシブル配線基板51は、複数の層(3層)が重ねられて構成されている(図6参照)。
以下に、図1から図4に加えて、図5から図7を用いて、固定部70のさらに詳細な構成について説明する。図5及び図6などで表されるように、固定部70は、ホルダ22に形成される取付部72と、2つの平板部60と、を備えている。取付部72は、フレキシブル配線基板51を平板状の第1平板部60Aとホルダ22の取付部72の載置面72aとで挟んだ状態とし、平板状の第1平板部60Aに形成された孔部91をホルダ22の取付部72に形成された突起90に嵌めて圧入することで、フレキシブル配線基板51をホルダ22に固定する。なお、図6及び図7で表されるように、フレキシブル配線基板51には、突起90を挿入可能な孔部51hが設けられている。
ただし、実施例1の光学ユニット10のような構成に本発明は限定されない。以下に、実施例2の光学ユニット10について図8及び図9を参照して説明する。なお、本実施例の光学ユニット10は、固定部70以外の構成は実施例1の光学ユニット10と同様の構成をしている。このため、本実施例の光学ユニット10は、下記で説明する部分以外は、実施例1の光学ユニット10と同様の特徴を有している。また、図8及び図9では、実施例1の光学ユニット10の構成部材に対応する構成部材については同じ符号で表している。
以下に、実施例3の光学ユニット10について図10を参照して説明する。なお、本実施例の光学ユニット10は、固定部70以外の構成は実施例1及び実施例2の光学ユニット10と同様の構成をしている。このため、本実施例の光学ユニット10は、下記で説明する部分以外は、実施例1及び実施例2の光学ユニット10と同様の特徴を有している。また、図10では、実施例1及び実施例2の光学ユニット10の構成部材に対応する構成部材については同じ符号で表している。
以下に、実施例4の光学ユニット10について図11を参照して説明する。なお、本実施例の光学ユニット10は、固定部70以外の構成は実施例1から実施例3の光学ユニット10と同様の構成をしている。このため、本実施例の光学ユニット10は、下記で説明する部分以外は、実施例1から実施例3の光学ユニット10と同様の特徴を有している。また、図11では、実施例1から実施例3の光学ユニット10の構成部材に対応する構成部材については同じ符号で表している。
以下に、実施例5の光学ユニット10について図12を参照して説明する。なお、本実施例の光学ユニット10は、固定部70以外の構成は実施例1から実施例4の光学ユニット10と同様の構成をしている。このため、本実施例の光学ユニット10は、下記で説明する部分以外は、実施例1から実施例4の光学ユニット10と同様の特徴を有している。また、図12では、実施例1から実施例4の光学ユニット10の構成部材に対応する構成部材については同じ符号で表している。
以下に、実施例6の光学ユニット10について図13を参照して説明する。なお、本実施例の光学ユニット10は、固定部70以外の構成は実施例1から実施例5の光学ユニット10と同様の構成をしている。このため、本実施例の光学ユニット10は、下記で説明する部分以外は、実施例1から実施例5の光学ユニット10と同様の特徴を有している。また、図13では、実施例1から実施例5の光学ユニット10の構成部材に対応する構成部材については同じ符号で表している。
Claims (10)
- 固定体と、
光学モジュールと、
複数枚重ねて配置されるとともに前記光学モジュールに一端が接続されるフレキシブル配線基板と、
前記光学モジュールを収容し、前記光学モジュールと前記フレキシブル配線基板とを前記固定体に対して揺動可能に保持するホルダと、
前記ホルダに対して前記フレキシブル配線基板を固定する固定部と、
を備え、
前記固定部は、
前記ホルダの固定面に形成された突起と、前記突起と嵌合する孔部が形成された平板部と、を有し、
前記固定面と前記平板部とで前記フレキシブル配線基板を複数枚重ねた状態で挟んで固定することを特徴とする光学ユニット。 - 請求項1に記載の光学ユニットにおいて、
前記固定部は、前記固定面としての第1面及び前記第1面と交差する第2面において、前記フレキシブル配線基板を複数枚重ねた状態で固定することを特徴とする光学ユニット。 - 請求項2に記載の光学ユニットにおいて、
前記平板部は、前記第1面に対向する第1平板部と、前記第2面に対向する第2平板部と、を有する1つの部材で構成されていることを特徴とする光学ユニット。 - 請求項2に記載の光学ユニットにおいて、
前記平板部は、前記第1面に対向する第1平板部と、前記第1平板部とは別部材で構成され前記第2面に対向する第2平板部と、を有することを特徴とする光学ユニット。 - 請求項4に記載の光学ユニットにおいて、
前記平板部は、前記フレキシブル配線基板に貼り付けられていることを特徴とする光学ユニット。 - 請求項1から4のいずれか1項に記載の光学ユニットにおいて、
前記フレキシブル配線基板は、前記平板部に貼り付けられておらず、
前記平板部が前記固定面に固定されることで、前記フレキシブル配線基板が前記固定面に固定されることを特徴とする光学ユニット。 - 請求項1から6のいずれか1項に記載の光学ユニットにおいて、
前記固定部は、前記ホルダに前記平板部が圧入されることで前記ホルダに前記平板部が固定される構成であることを特徴とする光学ユニット。 - 請求項1から7のいずれか1項に記載の光学ユニットにおいて、
前記固定部は、前記突起と前記孔部とを複数備えることを特徴とする光学ユニット。 - 請求項1から8のいずれか1項に記載の光学ユニットにおいて、
前記突起は、前記孔部に嵌められた状態において前記孔部から抜けることを抑制する抜け止め形状が形成されていることを特徴とする光学ユニット。 - 請求項1から9のいずれか1項に記載の光学ユニットにおいて、
前記突起は、前記孔部に嵌められた状態において前記孔部に対して回転することを抑制する回転防止形状が形成されていることを特徴とする光学ユニット。
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