JP7702379B2 - 生産財機械の保全のための作業手順作成システム、作業手順作成方法、及びプログラム - Google Patents
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Description
所定の条件は、複数の作業項目のうちの少なくとも2つの作業項目が予め定められた先後関係で実施されるという条件であってよい。
所定の条件は、複数の作業項目のうちの少なくとも2つの作業項目が併せて実施されるという条件であってもよい。
取得部は、未完了の複数の作業項目を取得する、ものであってよい。その場合、決定部は、各作業予定日に実施する作業項目を、作業中の作業項目の残り作業時間に基づいて決定する、ものであってよい。
決定部は、各作業予定日に実施する作業項目を、各作業項目を実施するのに要する作業所要時間に基づいて決定する、ものであってよい。その場合、決定部は、作業者の経験度に応じて、作業所要時間を変更する、ものであってよい。
例えば、メーカ等の生産活動におけるエネルギー動力源としてのプロセスガス圧縮機や化学プラント等の製造装置又は生産装置といった、一般に、非汎用で一品一様な、それ故、高額な産業用の機械製品がある。本実施の形態で対象とする生産財機械等の保全業務とは、このような機械製品の性能を長期間維持するため、定期的にプラントを停止し、その機械製品を分解又は解体して機能を点検したり、機能を復旧させるために補修工事を行ったりすることである。
図1は、本実施の形態における工程表作成システム1の全体構成例を示した図である。図示するように、工程表作成システム1は、工程表作成装置100と、データベース200と、端末装置300とを備えている。工程表作成装置100及び端末装置300は、インターネット(ワイドエリアネットワーク)等の通信ネットワークに接続されており、相互にデータ通信が可能である。
図2は、本実施の形態における工程表作成装置100のハードウェア構成例を示した図である。
図3は、本実施の形態における工程表作成装置100の機能構成例を示したブロック図である。図示するように、工程表作成装置100は、受信部101と、工事情報取得部102と、工程表作成部103と、画面作成部104と、送信部105とを備える。
具体的には、工事情報取得部102は、工事情報として、オーバーホール工事計画の情報を取得する。
また、工事情報取得部102は、工事情報として、オーバーホール工事計画の情報に関連付けられた複数の業務項目及び各業務項目を構成する複数の小項目の情報を取得する。複数の業務項目又は複数の小項目は、生産財機械の保全作業を構成する複数の作業項目の一例であり、工事情報取得部102は、複数の作業項目を取得する取得部の一例である。
その際、工事情報取得部102は、複数の業務項目又は複数の小項目の情報から、作業未完了の項目の情報を抽出することもある。その場合、工事情報取得部102は、未完了の複数の作業項目を取得する取得部の一例である。
具体的には、工程表作成部103は、工事情報取得部102が取得した複数の業務項目又は複数の小項目を、その実施順序が所定の条件を満たすように整列化する。ここで、所定の条件としては、優先順位の高い業務項目が先に実施されるという第1の条件と、ある小項目よりも前又は後に別の小項目が実施されるという第2の条件と、ある小項目と別の小項目とが同時に実施されるという第3の条件とがある。工程表作成部103は、複数の作業項目のうち、複数の作業予定日の各作業予定日に実施する作業項目を、複数の作業項目の実施順序が所定の条件を満たすように決定する決定部の一例である。第2の条件は、複数の作業項目のうちの少なくとも2つの作業項目が予め定められた先後関係で実施されるという条件の一例であり、第3の条件は、複数の作業項目のうちの少なくとも2つの作業項目が併せて実施されるという条件の一例である。
また、工程表作成部103は、整列化された複数の業務項目又は複数の小項目を、データベース200に記憶された各作業予定日に振り分ける。その際、工程表作成部103は、複数の業務項目又は複数の小項目を実施するのに要する作業所要時間を用いて、この振り分けを行う。特に、工程表作成部103は、作業中の業務項目又は小項目については、その業務項目又は小項目の残りを実施するのに要する残り作業時間を用いて、この振り分けを行う。また、工程表作成部103は、作業者の業務経験度合に基づいて、作業所要時間を変更することもある。例えば、工程表作成部103は、作業者の業務経験年数が長ければ、作業所要時間は短くすればよい。工程表作成部103は、複数の作業項目のうち、複数の作業予定日の各作業予定日に実施する作業項目を、各作業予定日に実施する作業項目が各作業予定日の作業時間内に収まるように決定する決定部の一例である。工程表作成部103は、各作業予定日に実施する作業項目を、各作業項目を実施するのに要する作業所要時間に基づいて決定する決定部の一例でもある。工程表作成部103は、各作業予定日に実施する作業項目を、作業中の作業項目の残り作業時間に基づいて決定する決定部の一例でもある。工程表作成部103は、作業者の経験度に応じて、作業所要時間を変更する決定部の一例でもある。
まず、データベース200に記憶される基本的なデータの構造について説明する。具体的には、オーバーホール工事計画の策定に関するデータの構造と、オーバーホール工事のための工程表の作成に関するデータの構造とについて説明する。
図では、生産財機械を表すデータに、ユニット(A1)、ユニット(A2)、ユニット(A3)を表すデータが関連付けられている。ここで、ユニットとは、プロセスガス供給システム、〇〇製造装置等である。
また、ユニット(A1)を表すデータに、主要部位(A1-B1)、主要部位(A1-B2)、主要部位(A1-B3)を表すデータが関連付けられている。ここで、主要部位とは、圧縮機本体、補機システム等である。尚、ユニット(A2)、ユニット(A3)を表すデータにも同様に主要部位を表すデータが関連付けられるが、これについては図示を省略している。
また、主要部位(A1-B1)を表すデータに、点検箇所(A1-B1-C1)、点検箇所(A1-B1-C2)、点検箇所(A1-B1-C3)を表すデータが関連付けられている。ここで、点検箇所とは、ガス関係ユニット、油関係ユニット等である。尚、主要部位(A1-B2)、主要部位(A1-B3)を表すデータにも同様に主要部位を表すデータが関連付けられるが、これについては図示を省略している。
また、点検箇所(A1-B1-C1)を表すデータに、点検内容(A1-B1-C1-D1)、点検内容(A1-B1-C1-D2)、点検内容(A1-B1-C1-D3)を表すデータが関連付けられている。ここで、点検内容とは、外観検査、分解検査、新品交換、補修等である。尚、点検箇所(A1-B1-C2)、点検箇所(A1-B1-C3)を表すデータにも同様に点検内容を表すデータが関連付けられるが、これについては図示を省略している。
また、点検内容(A1-B1-C1-D1)を表すデータに、処置内容(E1)、処置内容(E2)、処置内容(E3)を表すデータが関連付けられている。ここで、処置内容とは、通常処置による復旧、運転調整等を実施しての復旧、応急処置的補修による復旧、交換相当の補修による復旧、交換による復旧等である。尚、点検内容(A1-B1-C1-D2)、点検内容(A1-B1-C1-D3)を表すデータにも同様に処置内容を表すデータが関連付けられるが、これについては図示を省略している。
図では、生産財機械を表すデータに、点検内容(A1-B1-C1-D1)、点検内容(A1-B1-C1-D2)、点検内容(A1-B1-C1-D3)を表すデータが関連付けられている。ここで、点検内容とは、前述の通り、外観検査、分解検査、新品交換、補修等である。
また、点検内容(A1-B1-C1-D1)を表すデータに、業務項目(X001)、業務項目(X002)、業務項目(X003)を表すデータが関連付けられている。ここで、業務項目とは、外観検査業務、分解検査業務、新品交換業務、補修業務等である。尚、点検内容(A1-B1-C1-D2)、点検内容(A1-B1-C1-D3)を表すデータにも同様に業務項目を表すデータが関連付けられるが、これについては図示を省略している。
また、業務項目(X001)を表すデータに、小項目(X001-001)、小項目(X001-002)、小項目(X001-003)を表すデータが関連付けられている。ここで、小項目とは、外観検査業務における点検前安全処置作業、点検作業、点検後動作確認及び調整作業、安全処置復旧作業等である。尚、業務項目(X002)、業務項目(X003)を表すデータにも同様に小項目を表すデータが関連付けられるが、これについては図示を省略している。
図14は、システム画面310を示した図である。システム画面310は、最もシンプルな実施例で端末装置300に表示される工程表作成システム1のトップ画面である。本画面起動直後には、「お客様」欄311に、データベース200に記憶されたプラント別の生産財機械とユニットとの対応情報(図示せず)に基づいて、プラントの一覧が表示される。そして、プラント毎、生産財機械毎のオーバーホール工事計画の内容及び範囲が表示され、確認可能となる。尚、ここでは、生産財機械を構成するユニットの一覧を含むシステム画面310を表示するようにしたが、これには限らない。例えば、ユニットを構成する主要部位の一覧を含むシステム画面や、主要部位を構成する点検内容の点検箇所に対する処置を含むシステム画面を表示するようにしてもよい。
具体的には、現在の処理対象の小項目に前実施小項目群が設定されている場合、工程表作成部103は、その小項目群を、小項目IDの昇順で、現在の処理対象の小項目の前に整列化する。尚、現在の処理対象の小項目の前に整列化させる小項目が、現在の処理対象の小項目の前に既に整列化されている場合、この既に整列化されている小項目は、第2の整列化処理の対象外とする。
また、現在の処理対象の小項目に後実施小項目群が設定されている場合、工程表作成部103は、その小項目群を、小項目IDの昇順で、現在の処理対象の小項目の後に整列化する。尚、現在の処理対象の小項目の後に整列化させる小項目が、現在の処理対象の小項目の後に既に整列化されている場合、この既に整列化されている小項目は、第2の整列化処理の対象外とする。
具体的には、現在の処理対象の小項目に同時実施小項目群が設定されている場合、工程表作成部103は、その小項目群と現在の処理対象の小項目群とを、第1ソート条件乃至第3ソート条件で整列化する。ここで、第1ソート条件は、天候影響度合が高い順とし、第2ソート条件は、業者連携度合が高い順とし、第3ソート条件は難易度が高い順とするとよい。但し、第1ソート条件乃至第3ソート条件と、天候影響度合、業者連携度合、難易度との対応関係は、上記に限らず、入れ替えてもよい。尚、同時実施小項目群が、現在の処理対象の小項目の前後に既に整列化されている場合、この既に整列化されている小項目は、第3の整列化処理の対象外とする。
また、工程表作成部103は、現在の処理対象の作業予定日の割当可能作業時間を減算する(ステップ682)。具体的には、工程表作成部103は、「割当可能作業時間=割当可能作業時間-現作業所要時間」を計算することにより、割当可能作業時間を減算する。
また、工程表作成部103は、現在の処理対象の小項目の残りの作業に要する新たな作業所要時間を算出する(ステップ684)。具体的には、工程表作成部103は、「新たな作業所要時間=現作業所要時間-現在の処理対象の作業予定日の割当可能作業時間」を計算することにより、新たな作業所要時間を算出する。
更に、工程表作成部103は、現在の処理対象の作業予定日の割当可能作業時間を0とする(ステップ685)。
次作業所要時間が割当可能作業時間を超えた場合、工程表作成部103は、全ての作業予定日を処理対象としたか否かを判定する(ステップ687)。全ての作業予定日を処理対象としていない場合、つまり、処理対象としていない作業予定日がある場合、工程表作成部103は、全ての小項目を振り分けたか否かを判定する(ステップ688)。全ての小項目を振り分けていない場合、つまり、振り分けられていない小項目がある場合、工程表作成部103は、処理を図19Aのステップ662へ戻し、次の作業予定日を処理対象とする。
一方、ステップ687で全ての作業予定日を処理対象とした場合、又は、ステップ688で全ての小項目を振り分けた場合、工程表作成部103は、処理を図17へ戻す。
作業結果がない場合、工事情報取得部102は、現在の処理対象の小項目を作業未完了として、内部に保持する(ステップ727)。そして、工事情報取得部102は、処理をステップ728へ進める。
そして、工事情報取得部102は、現在の処理対象の小項目を作業未完了として、内部に保持する(ステップ727)。そして、工事情報取得部102は、処理をステップ728へ進める。
次に、図30Bに示すように、工程表作成部103は、ステップ881~888の処理を実行する。ステップ881~888の処理は、図19Bのステップ681~688の処理と同じなので、説明を省略する。
本実施の形態では、業務経験が少ない作成者でも、生産財機械の保全のための作業の工程表を作成することが可能となった。その結果、例えば、納期内での保全業務が、安定的かつ無駄なく、つまり、不要なコストを最小にして、遂行可能となる効果が期待される。
Claims (8)
- 生産財機械の保全作業を構成する複数の作業項目を取得する取得部と、
取得された前記複数の作業項目を整列させ、作業予定日ごとに振り分けて工程表を作成すると共に、当該複数の作業項目のうち、複数の作業予定日の各作業予定日に実施する作業項目を、当該各作業予定日の作業時間内に収まるように決定する決定部と、
作業を実施した後に、前記作業予定日としての作業日の作業実績を作業項目単位で登録する登録部と、
を備え、
前記登録部は、作業結果として「作業完了」、「作業中」、「作業未着手」の中から1つが選択可能であり、作業結果として「作業完了」が選択された作業項目は、次回の工程表作成が行われた場合に計画対象外として処理する、生産財機械の保全のための作業手順作成システム。 - 前記登録部は、前記作業日に計画された全ての作業について作業実績の登録を完了した時点において、作業進捗を「作業完了」に更新する、請求項1に記載の生産財機械の保全のための作業手順作成システム。
- 前記登録部は、作業実績の登録を完了した後において実績解除が行われた場合、作業項目の作業結果を「作業完了」から「作業中」に変更し、再度工程表作成の対象として戻して処理する、請求項1に記載の生産財機械の保全のための作業手順作成システム。
- 前記決定部は、前記各作業予定日に実施する作業項目を、作業中の作業項目の残り作業時間に基づいて決定する、請求項1に記載の生産財機械の保全のための作業手順作成システム。
- 前記決定部は、前記各作業予定日に実施する作業項目を、各作業項目を実施するのに要する作業所要時間に基づいて決定する、請求項1に記載の生産財機械の保全のための作業手順作成システム。
- 前記決定部は、作業者の経験度に応じて、前記作業所要時間を変更する、請求項5に記載の生産財機械の保全のための作業手順作成システム。
- コンピュータの取得部が、生産財機械の保全作業を構成する複数の作業項目を取得するステップと、
コンピュータの決定部が、取得された前記複数の作業項目を整列させ、作業予定日ごとに振り分けて工程表を作成すると共に、当該複数の作業項目のうち、複数の作業予定日の各作業予定日に実施する作業項目を、当該各作業予定日の作業時間内に収まるように決定するステップと、
作業を実施した後に、前記作業予定日としての作業日の作業実績を作業項目単位で登録するステップと、
を含み、
前記登録するステップでは、作業結果として「作業完了」、「作業中」、「作業未着手」の中から1つが選択可能であり、作業結果として「作業完了」が選択された作業項目は、次回の工程表作成が行われた場合に計画対象外として処理する、生産財機械の保全のための作業手順作成方法。 - コンピュータに、
生産財機械の保全作業を構成する複数の作業項目を取得する機能と、
取得された前記複数の作業項目を整列させ、作業予定日ごとに振り分けて工程表を作成すると共に、当該複数の作業項目のうち、複数の作業予定日の各作業予定日に実施する作業項目を、当該各作業予定日の作業時間内に収まるように決定する機能と、
作業を実施した後に、前記作業予定日としての作業日の作業実績を作業項目単位で登録する機能と、
を実現させ、
前記登録する機能は、作業結果として「作業完了」、「作業中」、「作業未着手」の中から1つが選択可能であり、作業結果として「作業完了」が選択された作業項目は、次回の工程表作成が行われた場合に計画対象外として処理する、プログラム。
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