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JP7702473B2 - インターネット広告の効果を向上させるための共食い広告の識別及び管理 - Google Patents
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JP7702473B2 - インターネット広告の効果を向上させるための共食い広告の識別及び管理 - Google Patents

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Description

本発明は、オンライン広告技術に関し、詳細には、ウェブ・ページ内の共食い広告(cannibalistic ad)の購入を識別及び管理する能力に関する。
インターネット検索エンジンは、ユーザによって実行されたキーワード検索に応答して、1つ又は複数のウェブ・ページをユーザのブラウザに返す。返されるウェブ・ページは、「検索エンジン結果ページ」又はSERP(search engine results page)として知られており、一般に「オーガニック」検索結果と呼ばれる無料検索リスティングと、広告とも呼ばれる有料広告とを含む。各リスティングは、ユーザによって入力された検索用語に関連するURL、又はワールドワイド・ウェブ・ページへのリンクを含む。SERP内の有料広告又は無料リスティングにおいて返されるURLに対応するウェブ・ページは、しばしば、ランディング・ページと呼ばれる。
オンライン広告の目的は、ユーザが有料広告をクリックして広告主のウェブサイトを訪問するように誘導することである。オンライン広告キャンペーンの有効性は、通常、広告キャンペーンに起因するウェブサイトへの訪問者数に相当する有料リスティングのクリック数と、その訪問者によって生成された収益額との関数として測定される。広告キャンペーンの有効性は、生成された収益と広告費との比率によって、又は訪問者と広告費との比率によって測定され得る。
しかしながら、広告キャンペーンの有効性は、共食い広告によって大幅に制限される可能性があり、共食い広告とは、本来であれば無料リスティングをクリックした結果として無料リスティングを訪問するはずの訪問者を有料広告にそらすことによって、追加コストにつながる広告である。言い換えれば、共食い広告は、訪問者を無料リスティングから共食い広告にそらすことによって広告主のコストを増加させる。
最も基本的な形式では、共食い広告は、ウェブ・ページ上で、有料広告と同じサービス又は製品を宣伝する無料リスティングのすぐ隣に出現する、広告主によって購入された広告である。ユーザは、時々、無料リスティングではなく有料広告をクリックする。その結果として、何パーセントの事例においてユーザが無料リスティングをクリックしたであろうと仮定した場合、広告主に不必要な広告コストがかかることになる。他の事例では、広告主の広告と対応する無料リスティングとの間に1つ又は複数の広告が存在し得る。そのような事例でも、有料広告は、やはり共食いと見なされ得る。したがって、共食い広告を識別して、広告主がその共食い広告を購入するかどうかを判断できるようにすることが有利である。
共食い広告費は広告キャンペーンの効果を判断するための新しい指標であるので、共食い広告を検出することに加えて、広告主が共食い広告の購入に費やした金額を判断することが望ましい。このような値により、広告主は、問題の大きさを判断し、広告主の広告キャンペーンの有効性を損なうことなく共食い広告への広告主の支出を削減することが可能になる。
広告主が共食い広告(広告)の購入に費やした金額と、回収広告費(reclaimed ad spend)と呼ばれる、共食い広告を購入しないことによって回収され得る金額とを測定するための、方法、システム、及びデバイス。
いくつかの実施例では、方法は、検索エンジン結果ページ(SERP:Search Engine Results Page)内の広告についての共食いスコアを計算し、共食いスコアは、有料広告が共食いである可能性、すなわち、対応する無料リスティングの近くに有料広告が出現する可能性を推定する。他の実施例では、共食いスコアは、対応する無料リスティングと同じSERP内に有料共食い広告が出現することに起因する、広告主に対する収益の減少を推定する。
いくつかの実施例は、広告主に関連するキーワードを収集するステップと、対応する無料リスティングに関連する広告についての共食いスコアを計算する規則を定義するステップであって、共食いスコアが、対応するリスティングと同じ検索エンジン結果ページ(SERP)内に広告が出現することに起因する広告主に対する収益の減少を推定する、ステップと、検索エンジンにキーワードを提供するステップと、検索エンジンからSERPを受信するステップと、SERP内の1つ又は複数の広告の中から広告主によって掲載された1番目の広告の位置を特定するステップと、SERP内の複数の無料リスティングの中から対応する無料リスティングの位置を特定するステップと、広告及び対応する無料リスティングに規則を適用して、広告についての共食いスコアを取得するステップとによって、SERP内の有料広告についての共食いスコアを生成することを対象とする。
いくつかの実施例は、キーワードのセットを受信するステップであって、各キーワードが、検索エンジンに供給される有料広告に対応する、ステップと、各有料広告についての共食いスコアを収集するステップであって、共食いスコアが、SERP内に指定された有料広告が存在することにより、ユーザが対応する無料リスティングをクリックする確率が低下することを示す、ステップと、回収広告費を、一定期間に報告された実際の収益と非共食いアクションが行われた比較可能な期間の予想される広告費の推定値の差 として推定するステップと、回収広告費の推定値を報告するステップとによって、インターネット広告キャンペーンに対する回収広告費の推定値を生成することを対象とする。
実施例は、インターネット広告キャンペーンの効果を推定するためのコンピュータ実施方法であって、複数のキーワードを受信するステップであって、各キーワードが、検索エンジンに供給される有料広告に対応し、有料広告がウェブ・ページへのリンクを含み、ウェブ・ブラウザからキーワードを受信したことに応答して、検索エンジンが、(1)対応する有料広告と(2)少なくとも1つの無料リスティングとを含む検索エンジン結果ページ(SERP)を返し、無料リスティングがウェブ・ページへのリンクを含み、ウェブ・ページがドメイン内にある、ステップと、(1)指定された有料広告についての共食いスコアであって、共食いスコアが、SERP内に指定された有料広告が存在することにより、ユーザが対応する無料リスティングをクリックする確率が低下することを示し、対応する無料リスティングが、指定された有料広告のリンクされたウェブ・ページと同じドメイン内のリンクされたウェブ・ページを有する、(1)指定された有料広告についての共食いスコアと、(2)非共食いアクションが行われなかった期間の指定された有料広告及びSERP内の任意の対応する無料リスティングに対するクリック数に起因する実際の収益であって、共食いスコアに起因して有料広告が検索エンジンに供給されない場合に、非共食いアクションが発生する、(2)実際の収益とを収集するステップと、指定された有料広告に対する回収広告費を、一定期間の指定された広告を購入するための予想されるコストの推定値と非共食いアクションが行われた比較可能な期間に報告された実際のコストとの間の差として推定するステップと、回収広告費の推定値を報告するステップとを含む、コンピュータ実施方法を対象とする。
本発明は、以下の詳細な説明を図面と併せて読むことにより、より完全に理解及び認識されるであろう。
共食い広告を自動的に識別し、そのような広告を購入しないことによって達成され得る潜在的改善を算出する共食い広告システム(CAS:cannibalistic ad system)の簡略ブロック図である。 共食い広告の実例を示す図である。 共食い広告を識別するための全体的な方法の簡略流れ図である。 共食い広告への支出の削減による潜在的な節約の推定値に基づいて、広告キャンペーンについての効果の尺度(measure)を決定するための全体的な方法を示す図である。 共食い広告システムに含まれるソフトウェア・モジュールを図示するブロック図である。
図面は、説明のみを目的として本発明の実施例を示す。当業者は、以下の解説から、本明細書に記載の本発明の原理から逸脱することなく、本明細書に示す構造及び方法の代替の実施例並びに実施例の組合せが採用され得ることを容易に認識するであろう。
次に、本明細書の一部を形成するとともに、本発明が実践され得る特定の例示的な実施例を例として示す添付の図面を参照して、本発明を以下により完全に説明する。しかしながら、本発明は、多くの異なる形式で具現化され得、本明細書に記載の実施例に限定されると解釈されるべきではなく、むしろ、これらの実施例は、本開示を徹底的且つ完全なものにして、本発明の範囲を当業者に十分に伝えるように提供されるものである。とりわけ、本発明は、方法、プロセス、システム、ビジネス方法、又はデバイスとして具現化され得る。したがって、本発明は、完全にハードウェアの実施例、完全にソフトウェアの実施例、又はソフトウェアの態様とハードウェアの態様とを組み合わせた実施例の形式をとり得る。したがって、以下の詳細な説明は、限定的な意味で解釈されるべきではない。
本明細書で使用される次の用語は、以下に与えられる意味を有する。
ユーザ - モバイル・デバイス、PC、又は他の電子デバイスを使用して、本発明によって提供されるサービスにネットワークを介してアクセスする個人を意味する。
広告主 - 自らが広告、販売、若しくは宣伝している商品又はサービスについて、検索エンジンを介してオンライン広告を掲載する若しくはオンライン広告を掲載させる個人、会社、又は他の組織を指す。
キーワード又は検索用語 - ユーザによってウェブ・ページ内の検索フィールドに入力される単語、複数の単語、語句、又は文を指し、キーワード・クエリとも呼ばれ、要求された検索を実行して結果を返す検索エンジンに送信される。広告主は、キーワードに対応する広告を購入又は入札することができ、その場合、ユーザがキーワードを入力したことに応答して検索エンジンによって返されるSERPは、広告主によって掲載された、キーワードに対応する有料広告を含む。
検索エンジン又はウェブ検索エンジン - 通常はキーワード・クエリの結果としてキーワードを受信し、そのキーワードを使用してキーワードに対応するウェブ・ページを検索し、有料広告及び無料若しくはオーガニック・リスティングを含む1つ若しくは複数の検索エンジン結果ページ(SERP)を返す、コンピュータ・サーバ又はインターネット・サービスを意味する。
リスティング - SERP内に出現するキーワード検索からの結果である。各リスティングは、対応するウェブ・ページへのリンクを含む。リスティングは、検索エンジンによって生成される有料広告、すなわち有料リスティング、又は、無料若しくはオーガニック・リスティングであり得る。SERP内のリスティングはランク付けされ、各リスティングは、最上部の位置、又は1番目の位置、又は最も高い位置から始まる数値上の位置を有する。特に指定されない限り、SERP内のリスティング位置とは、無料検索結果におけるリスティングの最上部からの数値上の位置を指す。したがって、1番目の位置は最も高い位置であり、2番目の位置は次に高い位置であり、以下同様である。有料リスティングは、有料リスティング位置を有し、無料リスティングは、無料リスティング位置を有する。
検索エンジン結果ページ(SERP) - キーワード・クエリに応答して検索エンジンによって返されるウェブ・ページのリストを意味する。リスト内の各要素、すなわち各リスティングは、通常、タイトル、ウェブ・ページへのURL又はリンク、及びページ内のコンテンツとキーワードとが一致した場所を示す簡単な説明を含む。SERPは、一続きの有料リスティング及び無料リスティングを含む単一のウェブ・ページ、又は、複数のウェブ・ページにまたがる可能性のある、検索クエリに対して返されるすべてのリンクのセットを指す場合がある。
ランディング・ページ - URLがSERP内のリスティングに対応するウェブ・ページを意味する。ユーザがSERP内のリスティングをクリックすると、ウェブ・ブラウザは、対応するランディング・ページを要求して表示する。
共食い広告 - ユーザによる検索に応答して検索エンジンによってウェブ・ページ内に提供される有料広告で、近くの無料リスティングからクリックをそらすものを指す。一般に、共食い広告が、対応する無料リスティングに隣接又は近接して出現する場合、共食い広告がSERP内に出現し且つ対応する無料リスティングがない場合と比較して、共食い広告の価値は低くなる。この文脈において、価値は、通常、訪問者数、広告された製品の販売による収益、又は同様の指標の観点で測定される。さらに、対応する無料リスティングは、有料広告によって広告された同じ商品又はサービスを参照する無料リスティングである。以下で説明するように、有料広告及び無料リスティングにおけるリンクは、同じランディング・ページ又は異なるランディング・ページを参照し得る。
一般化された動作
本発明のいくつかの態様の動作を図1~図4に関して以下に説明する。
図1は、共食い広告を自動的に識別し、そのような広告を購入しないことによって達成される潜在的改善を算出する共食い広告システム(CAS)100の簡略ブロック図である。
ユーザ110は、GOOGLE CHROME若しくはMozilla Firefox又は他のクライアント・アプリケーションなどの、本明細書ではブラウザ118と呼ばれるウェブ・ブラウザを使用して、キーワード検索をユーザが実行できるようにするウェブサイトを訪問する。ブラウザ118は、キーワードを検索エンジン120に送信し、検索エンジン120は、要求された検索を実行して(SERP)を返し、次いで、(SERP)は、ブラウザ118によって表示される。SERPは、通常、1つ若しくは複数の有料リスティング又は広告と、1つ又は複数の無料リスティングとを含む。各広告又は無料リスティングは、検索エンジン120によってキーワードと一致すると判断された、ランディング・ページとも呼ばれるウェブ・ページに対応する。有料広告の場合、広告主は、キーワードを「購入」し、対応する広告を、検索エンジン120と通信する広告サーバ130に提供する。したがって、ユーザ110が検索ボックス内にキーワードを入力すると、検索エンジンは、対応する有料広告をSERPに含め、ブラウザ118に返す。
ランディング・ページは、単にウェブ・サーバ140と呼ばれるウェブ・サーバ又はウェブ・サービスによってホストされるドメイン又はウェブサイト145に属する。ウェブ・サーバ140は、複数のドメインをホストし得る。ウェブ・ページは、静的である、すなわち、HTML形式又は別の形式のコンピュータ・ファイルとして存在し得るか、又は動的に生成され得る。さらに、ウェブ・サーバ140は、ユーザ110が物品を購入すること又はウェブサイト145から収益を生み出す取引を実行することを可能にする、電子商取引を提供し得る。
広告サーバ130は、有料広告を検索エンジン120に提供して、SERPSに含める。共食い広告(CA)分析器135は、SERPSを分析し、共食い広告を識別する。一般に、CA分析器135は、購入された場合に共食い広告が掲載されることになり得るキーワードのリストを生成する。CA分析器135の動作については、以下に図2~図4を参照してより詳細に説明する。
CA分析器135が、広告サーバ130とは異なるサーバ又はコンピュータ・システムにおいて動作し得ることを理解されたい。さらに、広告サーバ130は、2つ以上の物理サーバ・コンピュータとして、又はAMAZON AWSなどのクラウド・サービスによって実装され得る。さらに、CA分析器135は、2つ以上の物理サーバ・コンピュータとして、又はAMAZON AWSなどのクラウド・サービスによって実装され得る。
ネットワーク150は、CAS100において識別される様々なコンピュータ、サーバ、及びサービスがデータを交換することを可能にする。ネットワーク150は、通常、パブリック・インターネットを指すが、プライベート・ネットワーク、又はプライベート・ネットワークとパブリック・ネットワークとの任意の組合せを指す場合もある。
図2は、共食い広告を含む検索エンジン結果ページ(SERP)200の実例である。ユーザ110が「surebuy grocery」という検索用語215をブラウザ118内に入力したことに応答して、検索エンジン120はSERP200を返す。SERP200は、有料リスティング210と、「Surebuy Grocery」という名称の食料品店又は食料品店チェーンの広告である無料リスティング220とを含む。
リスティング210は、SERP200に含まれる1番目の唯一の有料広告である。リスティング220は、無料広告220である。無料広告220は、SERP200内の1番目の無料リスティングの位置にある。
広告210は、無料リスティング220の真上にあるので、共食い広告である。広告210が無料リスティング220の上に出現していなければ、より多くの割合のユーザが無料リスティング220をクリックしたはずである。したがって、広告210がSERP200内に存在しなければユーザが無料リスティング220をクリックしたであろう場合でも、広告主は、広告210に対して代金を支払っていた。したがって、広告210を無料リスティング220の真上の位置に掲載することにより、それに応じて広告のコストが増加した。
共食い広告の事例
有料広告の真下に同じ製品又はサービスについての無料リスティングが出現しており、有料広告が1番目の位置にある図2の事例は、共食い広告の主な事例と見なされる。この事例では、有料広告、すなわち共食い広告は1つしかない。しかしながら、広告主が広告を共食いであると見なし得る他の事例もある。
有料広告が共食いかどうかを判定する際、いくつかの因子が考慮され得る。これらの因子には、(1)位置、(2)距離、(3)出現率又は出現頻度、(4)ランディング・ページが同じか異なるか、(5)「友好的な(friendly)」広告か「競合的な(competitive)」広告か(又はどちらでもないか)、及び(6)オーガニック検索結果によって生じる収益と比較した、広告主によって掲載された広告から生じる増分又は純収益が含まれる。最初に因子1~5について説明し、これらの因子に基づいて広告が共食いかどうかを評価するための規則ベースの手法を提示する。
位置とは、有料広告又は対応する無料リスティングの検索結果における位置を指す。前述のように、主な事例は、有料広告及び無料リスティングがそれぞれ1番目の位置にある場合、すなわち、有料広告が有料広告のうちの1番目の位置にあり、無料リスティングが無料リスティングのうちの1番目の位置にある場合である。しかしながら、いくつかの事例では、2番目又は3番目の位置にある有料広告及び1番目の位置にある無料リスティングが共食いと見なされる場合がある。
距離とは、有料広告と無料リスティングとの間の有料及び無料のリスティングの数を指す。距離は、有料広告の位置、有料広告の総数、及び無料リスティングの位置から次のように決定され得る。
距離=(#PA-位置PA)+位置UL 式1
ここで、#PAは、有料広告の数であり、位置PAは、すべての有料広告のうち分析されている有料広告の位置であり、位置ULは、無料リスティングのうち対応する無料リスティングの位置である。この実施例では、有料広告が順序的に無料リスティングの上に出現していることが理解される。しかしながら、有料広告が横の位置又はウェブ・ページ上の別の幾何学的位置に出現する場合も、同様の距離の尺度を定式化することができる。
出現率又は出現頻度とは、広告及び無料リスティングの位置が検索ごとに変化し得ることを指す。したがって、いくつかの実施例では、特定のキーワードを受信したことに応答して提供されるSERP内の有料広告又は無料リスティングの平均位置を特定するために、一定期間にわたって又は反復回数にわたって検索用語が「サンプリング」され得る。例えば、受信したSERP内の有料広告又は無料リスティングの位置を取得するために、1日又は1週間の間に、検索が1分に1回若しくは1時間に1回反復され得る。代替として、検索が1日100回反復され得る。当然ながら、他のサンプリング方法も使用され得る。
いくつかの事例では、共食い広告のランディング・ページは、その対応する無料リスティングのランディング・ページと異なる。いくつかの事例では、そのような広告は、共食いと見なされる。他の事例では、広告主が、ランディング・ページをテストしている場合があるか、又は、単に、検索エンジンによって生成される無料リスティングではなく自身の広告をユーザに見てもらうことを好む場合もある。
「友好的な」広告及び「競合的な」広告
広告は、広告主によって掲載された特定の広告を基準にして「友好的な」広告又は「競合的な」広告としてカテゴリ分けされ得る。広告に割り当てられたカテゴリは、その後、広告主の広告が共食いかどうかに関する判定の一部として使用され得る。
実例1:第1の実例では、第1の会社が第2の会社のビジネス・パートナーである場合、第1の会社は、第2の会社による広告を「友好的」として扱い、第2の会社によって掲載された広告と競合するように広告しないことに同意し得る。したがって、この実例では、友好的な広告が有料広告のうちの任意の位置にあることは、広告主自身の広告が共食いであることを意味する。いくつかの他の実例を以下に示す。
実例2:自動車販売業者Bは、自動車製造業者Aが製造した自動車を販売している。製造業者Aは、製造業者Aの製品についての販売業者Bによる広告は友好的であると見なし、販売業者Bによる広告が出現したときに広告しないと決定し得る。
実例3:代替として、製造業者Aは、自社の製品(すなわち、製造業者Aの製品)について販売業者Bによって掲載された広告が競合的であると見なし、これらの広告に対して直接広告したい、すなわち、販売業者Bによって掲載された広告がSERPに出現する可能性が統計的に高いときに広告したい場合がある。
実例4:競合的な広告がない場合、広告主は、対応する無料リスティングの位置に関係なく広告を共食いと見なす。
より一般的には、広告主は、特定の会社又は組織によって掲載された広告を友好的又は競合的であると見なし、そのような決定に基づいて広告規則を施行することができる。
さらに、広告主は、SERPSをスクレイピングし、次いで分析することによって、SERP内の広告についてのランディング・ページのドメインを容易に特定することができる。したがって、友好的な広告は、友好的なドメイン内にランディング・ページを有する広告と見なされ得、競合的な広告は、競合的なドメイン内にランディング・ページを有する広告と見され得る。したがって、いくつかの実施例では、友好的な広告及び競合的な広告は、友好的なドメインのリスト及び競合的なドメインのリストに基づいて判定され得る。他の実施例では、広告が友好的であるか競合的であるかを判定するために、会社名及び組織名、又はさらには製品名が使用され得る。
したがって、広告主の観点からは、SERP内の各広告は、1)独自の広告、2)友好的な広告、3)競合的な広告、及び4)その他、すなわち、広告主自体の広告でも友好的な広告でも競合的な広告でもない、会社、組織、又はドメインからの広告としてカテゴリ分けされ得る。
いくつかの実施例では、CA分析器135は、検索用語に対する検索によって返された最初のSERPのみを分析する。通常、SERP内に最大数の有料広告がある。例えば、GOOGLE検索エンジンは、SERPで最大4つの広告を返す。したがって、各広告位置に対して最も頻繁に返される広告が特定され得る。以下の説明では、CA分析器135によって、各SERP位置に対して最も頻繁に返される広告が特定され、広告のカテゴリも同様に特定されると仮定する。
他の実施例では、各広告は、より一般的な方法でカテゴリ又は分類され得る、すなわち、友好的及び競合的以外の任意の数のカテゴリが使用され得る。
共食い広告を特定するための規則
有料広告は、共食いスコア又は測定値を評価する規則を使用して評価され得る。規則は、前述の因子、すなわち(1)SERP内の有料広告に割り当てられたカテゴリ、(2)SERP内の有料広告の数、(3)広告主の広告からその対応する無料リスティングまでの平均距離、及び(4)対応する無料リスティングの平均位置に基づいて定式化され得る。
表1は、前述の因子である広告位置、広告カテゴリ、距離、及び対応する無料リスティングの位置を使用して広告が共食いであるかどうかを評価するために使用され得る規則を定式化するための手法の実例を示す。
表1において、各行は1つの規則を表し、列は次のとおりである。A.は、規則の番号であり、B.は、最初のSERPの1番目の位置に出現する広告のカテゴリであり、C.は、最初のSERPの2番目の位置に出現する広告のカテゴリであり、D.は、広告主によって掲載された広告に対応する無料リスティングの平均位置であり、E.は、広告主の広告とそれに対応する無料リスティングとの間の平均距離であり、F.は、規則が満たされている場合、広告主の広告が共食いと見なされるか(はい)、共食いと見なされないか(いいえ)を示し、列G.は、規則の簡単な説明を示す。さらに、この実例では、広告に割り当てられ得るカテゴリは、A-広告主、F-友好的、C-競合的、及びO-その他である。
表1の実例では、列D及び列Eは、整数値を有するものとして示されているが、いくつかの実施例では、それらは、D-対応する無料リスティングの平均位置、及びE-広告主の広告から対応する無料リスティングまでの平均距離について得られた、サンプリング値に基づく実数又は小数であり得ることを理解されたい。さらに、列B、列C、及び列Fは、代替として、パーセンテージ、10進数、又は分数の値を有し得る。例えば、列Bにおいて、1番目の位置のリスティングのカテゴリ値は、1番目の位置の広告がカテゴリA、F、C、若しくはOであるときの比率又はパーセンテージを示すA(.75)、F(.1)、C(.1)、及びO(.05)であり得る。
いくつかの実施例では、友好的な広告は、友好的と見なされるドメイン内にランディング・ページがある広告であると見なされるが、他の実施例では、特定のドメインに対して特定の規則が存在し得ることをさらに理解されたい。例えば、規則5は、指定されたドメイン(Dom A)へのリンクを有する広告が1番目の有料広告位置に出現するか2番目の有料広告位置に出現するか、及び対応する無料広告が広告主の広告から3未満の距離にあるかどうかに基づいて評価される。
最後に、広告に2つ以上の規則が適用される場合、共食いスコアは、広告に適用されるすべての規則の結果の合計、平均値、又は加重平均値を表す。例えば、ある規則が75%と評価し、別の規則が25%と評価する場合、最も単純な事例では、平均値である50%が広告の共食いスコアである。
増分広告値に基づく規則
広告から広告主に対して生じる収益と、対応する無料リスティングから生じる収益には差があり得る。この差は、広告及び無料リスティングがそれぞれ、異なるランディング・ページにリンクしている場合に発生する可能性があり、その理由は、ランディング・ページが異なれば有効性のレベルも異なる可能性があるからである。したがって、広告が、対応する無料リスティングよりも平均して悪い状態で機能している場合、広告クリック数は平均して、無料リスティングに対するクリック数を共食いすることによって収益を減少させる。以下の表2でより詳細に説明される、GOOGLE ANALYTICS、GOOGLE ADWORDS、及びGOOGLE SEARCH CONSOLEなどの検索エンジンによって提供されるデータ・ソースを使用して、広告クリック数に起因する平均値又は収益、及び対応する無料リスティングに対するクリック数に起因する平均値又は収益を決定することが可能である。クリックの平均値とは、リンクされたランディング・ページの訪問者によるクリックごと又は訪問ごとに期待される収益、すなわち平均収益を指す。
広告主によって定義され得る規則の1つは、以下の式2で定義されるように、広告のクリック数と無料リスティングのクリック数との増分値又は比較値に基づく。
[(広告クリックの値-無料クリックの値)]/広告クリックのコスト 式2
ここで、式2によって定義される増分値が1より大きい場合、広告を購入するためのコストを考慮した後に、広告の購入による正味の正の収益がある。したがって、式2に基づく単純な規則は、増分値が1未満の場合、広告は共食いであるということである。しかしながら、他の規則も考えられ、増分値(式2)に基づく規則は、表1に図示されているような規則と混合され得る。さらに、本発明の範囲から逸脱することなく、増分値を定義するための他の式が定義され得る。
図3に示す流れ図の各ブロック及び流れ図におけるブロックの組合せが、コンピュータ・プログラム命令によって実施され得ることが理解されよう。これらのプログラム命令は、プロセッサ上で実行される命令が、流れ図の1つ又は複数のブロックにおいて指定されたアクションを実施するための手段を作り出すように、マシンを作成するためにプロセッサに提供され得る。コンピュータ・プログラム命令は、プロセッサによって実行されて、流れ図の1つ又は複数のブロックにおいて指定されたアクションを実施する一連の動作ステップをプロセッサによって実行させて、コンピュータ実施プロセス又は方法を作成し得る。コンピュータ・プログラム命令はまた、流れ図のブロックに示された動作ステップのうちの少なくともいくつかを並行して実行させ得る。さらに、ステップのいくつかは、マルチプロセッサ・コンピュータ・システムにおいて発生する可能性があるように、2つ以上のプロセッサにわたって実行され得る。さらに、流れ図における1つ又は複数のブロック又はブロックの組合せは、本発明の範囲又は趣旨から逸脱することなく、他のブロック若しくはブロックの組合せと同時に、又はさらには図示したものとは異なる順序で実行され得る。
したがって、流れ図のブロックは、指定されたアクションを実行するための手段の組合せ、指定されたアクションを実行するためのステップの組合せ、及び指定されたアクションを実行するためのプログラム命令手段をサポートする。流れ図の各ブロック及び流れ図におけるブロックの組合せは、指定されたアクション又はステップを実行する専用ハードウェアベースのシステム、又は専用ハードウェアとコンピュータ命令との組合せによって実施され得ることも理解されよう。
図3は、共食い広告を識別し、広告の共食いスコアを生成するための全体的な方法300を提供する。方法300の目的は、広告主によって購入されている検索エンジン広告を評価して、どれが共食いであるかを特定することである。
ステップ305において、CA分析器135は、評価する検索用語のセットを収集する。これらは、広告主によって現在購入されている広告又は見込みの広告であり得る。一般に、各広告は、検索用語又はキーワードに対応する。このステップは、様々な方法で実行され得る。例えば、特定の広告主、例えばSurebuy(図2を参照)の検索エンジン・マーケティング(SEM:search engine marketing)プログラムが評価されている場合、広告主は、通常、購入する検索用語のリスト、及び結果として得られるSERPS内に出現する対応する有料広告を提供することができる。
代替として、検索エンジンは、キーワードのセットを提供することもできる。例えば、GOOGLE,INC.によって提供されるGOOGLE SEARCH CONSOLEは、検索用語のリスティング、及び各検索用語に関連して掲載される広告の平均検索位置を提供することができる。したがって、例えば、有料広告が1番目の位置及び2番目の位置に出現し、無料リスティングが1番目又は2番目にある場合のみに関心がある場合、平均位置が2未満である検索用語のみが評価され得る。
検索エンジンから追加のデータが取得され得る。例えば、GOOGLE,INC.によって提供されるGOOGLE ADWORDSは、広告位置、広告コスト、クリック率(click through rate)、広告インプレッション・シェア、及び同様の指標を含む情報を提供する。
ステップ310において、広告を評価しスコア付けするための規則が生成される。これらの規則は、表1又は式2に与えられている規則と同様であり得る。
ステップ315において、収集された検索用語のうちの1つについて、検索エンジンに対してキーワード検索が実行される。
ステップ320において、検索エンジンからSERPが受信される。方法300は単一の検索エンジンに適用されるが、関心のある追加の検索エンジンに対して実行できることに留意されたい。したがって、方法300はすべての検索エンジンに等しく適用される。
ステップ325において、受信されたSERP(有料及び無料)内のリスティングを分析して、広告主による有料広告のリスティング位置、及び対応する無料リスティングがある場合は、その対応する無料リスティングのリスティング位置を特定する。いくつかの実施例では、検索は、反復して実行され、すなわち、平均リスティング位置を取得するためにサンプリングが実行される。この事例では、このステップにおいて、有料広告及び対応する無料リスティングの平均リスティング位置が更新される。
ステップ330において、平均リスティング位置のサンプリングが実行されている場合、さらにサンプリングを実行する必要があるかどうかが判定され得る。必要がある場合、処理はステップ315に戻り、必要がない場合、処理はステップ335に進む。
ステップ335において、ステップ310で定式化された規則が適用され、その結果、有料広告の共食いスコアが得られる。共食いスコアは、様々な意味を有し得る。例えば、いくつかの実施例では、共食いスコアは、有料広告がSERP内の対応するリスティングに近接しているために失われた売上又は収益のパーセンテージ又は金額を推定する。
他の実施例では、共食いスコアは、広告が実際に共食いであり、無料リスティングによって生成される収益を減少させる確率を表す。そのような実施例では、75という共食いスコアは、広告が共食いである確率が75%であることを示す。
他の実施例では、スコアは、広告が共食いであると見なされることを単に示すBoolean値(真、偽)であり得る。
ステップ340において、すべてのキーワードが処理されていない場合、処理はステップ315に戻る。すべてのキーワードが処理された場合、処理はステップ345において続行する。
ステップ345において、キーワードと有料広告との組合せごとの共食いスコアを含む報告が生成される。そのような報告は、収集されたすべてのキーワード、又は共食いであると判定されたキーワードのみを包含し得る。例えば、所与の閾値より高いスコアを有するキーワードと有料広告との組合せのみが報告に含まれ得る。いくつかの事例では、方法はこのステップで終了し、報告は、広告主又はオンライン広告会社などの広告主が指定するサービス会社に提供される。
他の実施例では、ステップ350において、広告主又は広告主のウェブ・サービス会社は、ステップ345で生成された報告に基づいて、検索エンジン広告の広告購入を修正し得る。
効果の尺度:回収広告費
共食い広告、及び有料広告が共食いである可能性があるかどうかを自動的に分析することによって広告キャンペーンの効果を向上させるという概念は、新規性がある。この尺度を使用することにより、広告キャンペーンのコストを大幅に削減し、効果を向上させることができる。したがって、共食い広告を購入しないことによるコストの削減及び効果の向上を測定できることが重要である。このような効果の尺度を広告主に提供して、共食い広告を識別し、非共食いアクションと呼ばれる適切なアクションを行うための自動化された方法を採用することの有効性を検証することができる。
図4は、方法300によって識別された共食い広告の一部又は全部を購入しないことによる潜在的な節約の推定値に基づいて、広告キャンペーンについての効果の尺度を決定するための全体的な方法400を提供する。方法400は、共食いであると判定された1つ又は複数の有料広告を購入しないことによる節約を推定する、本明細書において「回収広告費」と呼ばれる尺度を算出する。方法400は、方法300によって決定された共食いスコアを使用して、個々の広告を購入するか個々の広告の購入を控えるかを決定する。
いくつかの実施例では、方法400は、1日(又は別の好適な期間)のキーワードのセットに対する回収広告費(RAS:reclaimed ad spend)を算出し、1日の検索用語に対する回収広告費は、以下の式3のように定義され得る。
RAS=予想される広告費-最適化された広告費 式3
ステップ430において、1日の予想される広告費(EAS:expected ad spend)は次のように計算され得る。
EAS=1日の平均広告クリック単価(CPC)*1日の平均広告クリック率(CTR)*1日の検索用語インプレッション(すなわち、ユーザがそのキーワードを検索した回数) 式4
いくつかの実施例では1日という期間が使用されるが、本発明の他の実施例では他の期間が使用され得ることが理解される。
最適化された広告費(OAS:Optimized ad spend)は、実際に測定された広告費又はコストであり、通常、非共食いアクションが行われている期間、すなわち、共食い方法300が動作している期間に検索エンジンによって報告され、有料広告を実施するためにキーワードを購入するかどうかの判定は、キーワードについての共食いスコアに少なくとも部分的に基づく。共食い広告を購入しないとの判定を含む方法300の動作は、非共食いアクションを行うこととも呼ばれる。非共食いアクションの実例は、共食いスコアが閾値を超える有料広告を購入しないことである。
一実例として、方法400がGOOGLE検索エンジンから購入された広告に対して実行される場合、広告コストの尺度は、GOOGLEによって提供されるGOOGLE ADSという名称のサービスから取得される。
1日の1つの検索用語に対する予想される広告費(式4)の実例として、CPCが$1であり、CTRが10%であり、1日の予想されるインプレッション数が2,000である場合、その日の予想される広告費(EAS)=$1*0.1*2,000=$200である。
したがって、検索エンジンによって報告された最適化された実際の広告費が$50である場合、回収広告費は、$200-$50=$150である。
いくつかの実施例では、方法400は、単一の検索エンジン、例えば、GOOGLE検索エンジンのみで動作する。そのような実施例では、方法400は、以下の表2に提示されるデータを使用して動作し得る。他の実施例では、比較可能なデータは、他の検索エンジンから、又は単一の主要な検索エンジンに加えて検索エンジンから取得される。結果は、複数の検索エンジンにわたって集計され得る。
表2で使用されている用語のいくつかは、次のように定義される。
トラフィック・ソースとは、有料広告をクリックすることによって、オーガニック・リスティングをクリックすることによってなど、訪問者がどのようにしてサイトに到達したかを指す。
広告クリック数とは、Google検索エンジンを使用したキーワード検索の結果として返されるSERP内に表示される評価対象の検索用語に対応する広告をユーザがクリックした回数を指す。
広告コスト:SERPS内に出現した有料広告の広告に対して広告主が費やしたドル。
オーガニック・クリック数とは、ユーザが無料の「オーガニックな」Google検索結果リスティングをクリックした回数を指す。
オーガニック・インプレッションとは、ユーザによって実行されたGoogle検索に応答してSERP上に無料リスティングが出現した回数を指す。
ベースライン期間とは、検索用語に対して非共食いアクションが実行されない期間、すなわち、購入決定において、検索用語に対する共食いスコアが考慮されない期間を指す。ベースライン期間は、通常、日数で測定される。これらの日数は、より長い時間間隔内の日数、例えば、過去8日間のうち4日間、又は連続した日数であり得る。
ベースライン・データとは、ベースライン期間中に捕捉されたデータを指す。
効果のさらなる尺度
回収広告費に加えて、共食い広告に対する支出を削減する効果を、追加の又は代替の尺度を使用して示すことができる。非共食いアクションが行われていない期間と非共食いアクションが行われている同様の期間との間で、次の各尺度、すなわち、広告クリック数、広告コスト、オーガニック・クリック数、インプレッション、及び収益が比較され得る。データは、すべての検索用語にわたって及び様々な時間間隔(日、週、月など)にわたって集計され得る。
方法400に戻ると、ステップ405において、評価すべきキーワードが受信又は収集される。次に、ステップ410において、受信された各キーワードについて、方法300によって生成された対応する共食いスコア及び表2で上述したパフォーマンス・データが収集される。
ステップ420において、処理のためにキーワードが選択される。ステップ430において、式4に従って、キーワードに対する予想される広告費が算出される。次いで、ステップ440において、ステップ410で収集されたデータから、最適化された広告費が取得される。前述のように、最適化された広告費は、通常、検索エンジンから収集される。
ステップ450において、式3に従って、回収広告費が算出される。また、ステップ450において、上述のように、とりわけ広告クリック数、広告コスト、オーガニック・クリック数、インプレッション、及び収益を含む他の尺度が算出され得る。比較の基礎として、これらの尺度は、非共食いアクションが行われた場合と行われなかった場合の比較可能な期間について算出又は収集され得る。
ステップ460において、すべてのキーワードが処理されたかどうかに関する判定が行われる。処理されていない場合、処理はステップ420に戻り、処理された場合、処理はステップ470に進む。
ステップ470において、任意選択として、回収広告費を含む結果は、すべてのキーワードにわたって、場合によっては複数の時間間隔にわたって集計される。
ステップ480において、結果が顧客又はクライアントに提供される。この結果は、とりわけMICROSOFT EXCELテーブルなどのファイルの形式であり得るか、又は、プレゼンテーションとして提供され得る。さらに、そのようなデータは、中間結果を構成する場合があり、報告又は意思決定の目的でさらに分析及び使用される場合がある。
図5は、共食い広告システム(CAS)100のソフトウェア・モジュールを図示するブロック図である。図5は、クライアント・コンピュータ115、検索エンジン120、ウェブ・サーバ140、及び広告サーバ130を含む、CAS100の関連ソフトウェア要素を説明する。
クライアント・コンピュータ115は、ユーザ110と対話し、ユーザ110がウェブ・ブラウザ118を使用してウェブ検索を実行することを可能にする。
ブラウザ118は、通常、MOZILLA FIREFOX又はMICROSOFT INTERNET EXPLORERなどの標準的な市販のブラウザである。代替として、ブラウザ118はまた、ネットワークを介してグラフィックス、テキスト、マルチメディアなどを受信して表示するように構成されたクライアント・アプリケーションであり得る。
ブラウザ118は、検索エンジン120、ウェブ・サーバ140、及びクライアント・コンピュータ115などのインターネット接続されたコンピュータにHTTP要求を発行し、HTTP応答を受信する。アプリケーション・サーバ420は、HTTP要求を受信し、適切な広告サーバ130ソフトウェア・モジュールを呼び出して要求を処理する。アプリケーション・サーバ520は、HTTP要求を承認して処理し、HTML文書及びリンクされたオブジェクト(画像など)などのウェブ・ページであり得る任意選択のデータ・コンテンツとともにHTTP応答を返送するウェブ・サーバを含む、市販のアプリケーション・サーバであり得る。
アプリケーション・サーバ520は、検索エンジン120及びウェブ・サーバ140とのセッションを確立及び管理する。さらに、アプリケーション・サーバ520は、クライアント・コンピュータ115と対話し得る。
検索エンジン120のソフトウェア・モジュールは、一般に、本発明の範囲外である。しかしながら、上記で説明し、表2で詳述したように、検索エンジンは、広告主によって購入された広告に関連する様々な結果データを提供することが期待され、検索エンジンは、検索に応答して、その様々な結果データをSERP内で提供する。ウェブ・サーバ140は、各ウェブサイトが1つ又は複数のドメインを含む1つ又は複数のウェブサイト145を管理する。
広告サーバ130は、キーワード収集器530、規則定義器532、共食い広告(CA)分析器135、共食い広告(CA)報告生成器534、いくつかの実施例では、広告購入器536、回収広告分析器、キーワード・データベース550、規則データベース552、及び広告データベース554を含む。上述のデータベースのそれぞれが、1つ又は複数の物理記憶機構にまたがる1つ又は複数のコンピュータ・ファイルとして実装され得ることを理解されたい。一実施例では、上述のデータベースのそれぞれは、1つ又は複数のリレーショナル・データベースとして実装され、構造化照会言語(SQL:structured query language)を使用してアクセスされる。
キーワード収集器530は、検索エンジン120から、場合によっては他のソースからキーワードを取得する。キーワード収集器530はまた、広告主から、例えば広告主によって供給されたコンピュータ・ファイル内のキーワードを取得し得る。キーワード収集器530は、キーワードをキーワード・データベース450に格納する。キーワード収集器530は、方法300のステップ305に関連する処理を実行する。
キーワード収集器530は、さらに、キーワードに起因する収益、平均クリック単価(CPC)、平均クリック率(CTR)、及びインプレッションを含む回収広告費を計算するために方法400によって必要とされるデータを検索エンジン120から収集する。
規則定義器532は、SERP内の広告についてのスコアを決定する規則を定義する。規則定義器532は、規則を規則データベース552に規則を格納する。規則定義器532は、方法300のステップ310を実施する。規則定義器532は、様々な方法で実装され得、例えば、いくつかの実施例では、規則定義器532は単純に、規則を定義するテキスト・ファイルを受信し、一方、他の実施例では、規則定義器532は、ユーザが規則を対話的に定義できるようにするグラフィック・インターフェースをクライアント・コンピュータ115に提供する。一般に、規則を定義するための方法は、本発明の範囲外である。
CA分析器135は、方法300のステップ315~340に関連する処理を実行する。CA分析器135は、キーワード・データベース550に格納された収集済みのキーワードを使用して、SERPSを取得するとともに有料広告及び対応するリスティングの位置を特定し、結果をキーワード・データベース550に格納する。CA分析器135は、さらに、SERPSを評価して共食い広告スコアを生成し、結果を広告データベース554に格納する。
CA報告生成器534は、広告についての共食い広告スコアを提供する報告を生成する。CA報告生成器534は、方法300のステップ345を実行する。
いくつかの実施例では、広告購入器536は、広告データベース554に格納された共食い広告報告によって表される共食い広告分析の結果を考慮に入れた広告を、検索エンジン120から購入する。具体的には、広告購入器536は、広告を購入するかどうかを、その共食いスコアに基づいてケース・バイ・ケースで決定する。他の実施例では、広告購入器536はCAS100の一部ではない。例えば、広告購入器536の機能は、第三者の広告代理店によって実行され得る。
回収広告費分析器(RAS分析器)538は、共食いと見なされる広告を購入しないことによって得られる結果、すなわち効果を分析する。一般に、RAS分析器538は、方法400を実行して、広告主に提供され得る報告又は他の結果を生成する。RAS分析器538はまた、前述のように、回収広告費以外の効果の他の尺度を計算し得る。このような尺度には、とりわけ、非共食いアクションが行われた場合と行われなかった場合の比較可能な期間の、広告クリック数、広告コスト、オーガニック・クリック数、インプレッション、収益が含まれる。RAS分析器538は、その結果を広告データベース554に格納する。
キーワード・データベース550は、収集されたキーワードを格納する。キーワード・データベース550はまた、広告の及び対応する無料リスティングの位置又は平均位置を格納し、広告は、広告主によって、又は広告サーバ130によって、又は広告主に代わって行動する別の当事者によって掲載され、広告は、キーワード検索の結果として返されるSERPS内に出現する。
規則データベース552は、広告についての共食いスコアを生成するために使用される規則を格納する。
広告データベース554は、収集されたキーワードに対応する、広告主によって供給された広告を格納する。一般に、広告主が関心を持つ各キーワードは、検索エンジンによって掲載され得る対応する有料広告を有する。広告データベース554はまた、CA報告生成器534によって生成されたCA報告と、RAS分析器538によって生成された回収広告費及び他の結果データとを格納する。
上記の仕様、実例、及びデータは、本発明の組成物の製造及び使用の完全な説明を提供するものである。本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく、本発明の多くの実施例を作成することができる。

Claims (13)

  1. インターネット広告キャンペーンにおいてインターネット広告の入札を調整するためのコンピュータ実施方法であって、
    キーワード収集器が、指定された広告主に関連する複数のキーワード及び複数の広告を収集するステップであって、各キーワードがインターネット広告キャンペーンの一部として広告主が購入を意図している複数の広告のうちの1つに対応し、キーワードを受信したことに応答して、検索エンジンが検索エンジン結果ページ(SERP)を返し、SERPが、(1)少なくとも1つ広告と、(2)少なくとも1つの無料リスティングであって、広告は、他の広告に関連するSERP内に広告の位置を有し、1番目の広告の位置は、最も価値の高い位置であり、広告の位置の序数が大きいほど価値は低くなる、少なくとも1つの無料リスティングと、(2)少なくとも1つの無料リスティングであって、各無料リスティングがランディング・ページへのリンクを含み、無料リスティングは、SERP内に無料リスティングの位置を有し、1番目の広告の位置は、最も価値の高い位置であり、広告の位置の序数が大きいほど価値は低くなる、少なくとも1つの無料リスティングとを含、ステップと、
    規則定義器が、広告についての共食いスコアを計算する少なくとも1つの共食いの規則を維持するステップであって、前記広告についての共食いスコアは、SERP内のその広告の位置と、同じSERP内の対応する無料リスティングのリスティング位置に起因して広告が減少した価値を生成する場合に、前記広告が共食いであることを示し、対応する無料リスティングは、前記広告によって参照されるものと同じ商品又はサービスを参照する、ステップと、
    共食い広告分析器が、受信した複数の広告のうちから指定された広告を購入するか否かを定期的に決定するステップであって、定期的な決定が
    指定された前記広告に対応する前記キーワードについてのSERPを取得するためにキーワード検索を実行するステップと
    前記SERP内の指定された前記広告及び前記SERP内の対応する無料リスティングについての広告の位置を特定するステップと、
    前記少なくとも1つの共食いの規則を指定された前記広告に適用することにより、指定された前記広告についての共食いスコアを生成するステップと
    広告購入器が、収集された前記複数の広告についての広告の購入を実行するステップであって、広告についての収集された前記共食いスコアが、前記広告が共食いであることを示す場合に、前記広告は購入されない、ステップと
    を含む、コンピュータ実施方法。
  2. 食いスコアが、対応するリスティングと同じSERP内に広告が出現することに起因する前記広告主に対する収益の減少の推定値、広告が共食いである可能性の推定値、又は広告が共食いであるかどうかを示すBOOLEANからなる群から選択される尺度を表す、請求項1に記載の方法。
  3. 前記共食いスコアは、SERP内の1番目の広告の位置に前記広告が出現し、2番目の広告の位置に広告がなく、対応する無料リスティングが前記SERP内の1番目の無料リスティングの位置に出現する場合に、前記広告が共食い広告であることを示す、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 少なくとも1つの共食いの規則が、前記SERP内の広告の数、前記広告に対する1クリックあたりの平均収益、及び前記無料リスティングに対する1クリックあたりの平均収益からなる群から選択される1つ又は複数の因子に追加的に基づく、請求項1に記載の方法。
  5. SERP内の各広告に、前記指定された広告主によって掲載された広告、友好的な広告、競合的な広告、又は別の広告からなる群から選択されるカテゴリを割り当てることができ、少なくとも1つの規則が、前記SERP内の広告の前記カテゴリに基づく、請求項1に記載の方法。
  6. SERP内の広告と無料リスティングとの間の距離が算出され得、少なくとも1つの共食いの規則が、前記広告主によって掲載された前記広告と前記対応する無料リスティングとの間の距離に基づく、請求項1に記載の方法。
  7. 前記広告主が購入を意図している各広告についての共食いスコアを含む報告を生成するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  8. 数のキーワード及び複数の広告を収集するためのキーワード収集器であって、各キーワードがインターネット広告キャンペーンの一部として広告主が購入を意図している複数の広告のうちの1つに対応し、キーワードを受信したことに応答して、検索エンジンが検索エンジン結果ページ(SERP)を返し、SERPが、(1)1つ又は複数の広告と、(2)少なくとも1つの無料リスティングであって、広告は、他の広告に関連するSERP内に広告の位置を有し、1番目の広告の位置は、最も価値の高い位置であり、広告の位置の序数が大きいほど価値は低くなる、少なくとも1つの無料リスティングと、(2)少なくとも1つの無料リスティングであって、各無料リスティングがランディング・ページへのリンクを含み、無料リスティングは、SERP内に無料リスティングの位置を有し、1番目の広告の位置は、最も価値の高い位置であり、広告の位置の序数が大きいほど価値は低くなる、少なくとも1つの無料リスティングとを含、キーワード収集器と、
    広告についての共食いスコアを計算する少なくとも1つの共食いの規則を維持するための規則データベースであって、広告のための共食いスコアが、SERP内のその広告の位置と、同じSERP内の無料リスティングに対応するリスティング位置に起因して広告が減少した価値を生成する場合に、前記広告が共食いであることを示し、対応する無料リスティングは、前記広告によって参照されるものと同じ商品又はサービスを参照する、キーワード定義器と、
    受信した複数の広告のうちから指定された広告を購入するか否かを定期的に決定するためのCA分析器であって、定期的な決定が、
    指定された前記広告に対応する前記キーワードについてのSERPを取得するためにキーワード検索を実行するステップと
    前記SERP内の指定された前記広告及び前記SERP内の対応する無料リスティングについての広告の位置を特定するステップと
    前記少なくとも1つの共食いの規則を指定された前記広告に適用することにより、指定された前記広告についての共食いスコアを生成するステップと、
    収集された前記複数の広告についての広告の購入を実行するステップであって、広告についての収集された前記共食いスコアが、前記広告が共食いであることを示す場合に、前記広告は購入されない、ステップと
    を含む、CA分析器と
    を備える、ネットワーク・コンピューティング・デバイス。
  9. 少なくとも1つの共食いの規則が、前記SERP内の広告の数、前記SERP内の対応する無料リスティングの位置、前記広告に対する1クリックあたりの平均収益、及び前記無料リスティングに対する1クリックあたりの平均収益からなる群から選択される1つ又は複数の因子に追加的に基づく、請求項に記載のネットワーク・コンピューティング・デバイス。
  10. SERP内の各広告に、前記指定された広告主によって掲載された広告、友好的な広告、競合的な広告、又は別の広告からなる群から選択されるカテゴリを割り当てることができ、少なくとも1つの規則が、前記SERP内の広告の前記カテゴリに基づく、請求項に記載のネットワーク・コンピューティング・デバイス。
  11. SERP内の広告と無料リスティングとの間の距離が算出され得、少なくとも1つの共食いの規則が、前記指定された広告主によって掲載された前記広告と前記対応する無料リスティングとの間の距離に基づく、請求項に記載のネットワーク・コンピューティング・デバイス。
  12. 広告主が購入を意図している各広告についての共食いスコアを含む報告を生成する共食い広告報告生成器をさらに備える、請求項に記載のネットワーク・コンピューティング・デバイス。
  13. 共食い広告の前記報告に少なくとも部分的に基づいて前記検索エンジンから広告を購入する広告購入器をさらに備える、請求項12に記載のネットワーク・コンピューティング・デバイス。
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