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JP7703004B2 - 車線変更決定システムと方法、及び非一時的なコンピュータ - Google Patents
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JP7703004B2 - 車線変更決定システムと方法、及び非一時的なコンピュータ - Google Patents

車線変更決定システムと方法、及び非一時的なコンピュータ Download PDF

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Description

本発明は最小リスク決定システムと方法、及び非一時的なコンピュータ可読媒体に関し、且つ車線変更用最小リスク決定システムと方法、及び非一時的なコンピュータ可読媒体に関する。
近年、車両の自動運転は急速に発展しているが、米国自動車技術者協会(SAE International)と米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)は運転支援と自動化の程度の設計によって、自走車を5つのレベルに分けている。ここで、レベル3(level 3)自走車は自動運転システムが環境認識能力を持つことができるが、運転者は適切に干渉できることを示す。
自動運転の安全性を高めるために、国連の自動車基準調和世界フォーラムはUN R157をレベル3(level 3)自走車のコンプライアンス基準として発行し、これは、自走車に(例えばシステム故障)緊急事態が発生した場合や自動運転が起動標準を満たしていない場合に、運転権の移転と最小リスクの保護メカニズムを備える必要があることを目的とする。従来の技術では、車線変更の過程で最小リスク決定を実行することが不足しているため、如何に自走車の車線変更をUN R157の規定を満たすかは、関係業者の努力の目標となっている。
上記問題を解決するために、本発明は、車線変更用最小リスク決定システムと方法、及び非一時的なコンピュータ可読媒体を提供し、システムアーキテクチャと方法、ステップによって、自走車は車線変更の過程で最小リスク決定を実行することができる。
本発明の一実施形態によれば、車両に設けられ、少なくとも1つのプロセッサを備える車線変更用最小リスク決定システムを提供し、前述少なくとも1つのプロセッサは、車両が車線変更決定に入った後、複数の時点のいずれかの時点での現在位置における前方物体との衝突時間を計算し、衝突時間で車両が現在位置から目標車線に車線変更する横加速度を計算し、横加速度と最大通常横加速度の大きい方及び車両が目標車線に車線変更する横距離で外因性リスク間隔を計算する外因性リスク間隔計算モジュールと、車両のシステムがいずれかの時点で故障したかどうか、及び車両のバックアップシステムの横モジュールが有効であるかどうかを判断するシステム故障判定モジュールと、車両の運転者のいずれかの時点での状態が利用可能であるかどうかに基づいて、自動運転起動条件が満たされるかどうかを確認する自動運転起動条件確認モジュールと、車両に外因性リスク、システム故障リスク及び自動運転起動条件不満足リスクが発生したかどうかを判断し、システムが正常な状態で、ある時点での車両と前方物体との間の相対縦距離が外因性リスク間隔以下であると、外因性リスクが発生したと判定し、ある時点でシステムが故障したが、バックアップシステムの横モジュールが有効であると、システム故障リスクが発生したと判定し、システムが正常で且つある時点での相対縦距離が外因性リスク間隔より大きいが、自動運転起動条件が満たされないと、自動運転起動条件不満足リスクが発生したと判定する判断ユニットと、外因性リスク、システム故障リスク及び自動運転起動条件不満足リスクの中のいずれかが発生したと、車両が前述ある時点での目標車線に車線変更する車線変更時間を計算することによって、車両の緊急横加速度を計算し、緊急横加速度または通常横加速度で車両の横コンポーネントを計算する横コンポーネント計算ユニットと、外因性リスク、システム故障リスク及び自動運転起動条件不満足リスクの中のいずれかが発生したと、横距離、横コンポーネント及び目標車線の後方物体の後方物体速度で、前述ある時点で目標車線における走行可能空間を計算する走行可能空間計算ユニットと、外因性リスク、システム故障リスク及び自動運転起動条件不満足リスクの中のいずれかが発生したと、最小リスク決定を行い、外因性リスクまたはシステム故障リスクが発生したと、車両を横コンポーネントで車線変更して走行可能空間に進入させるか、静止まで減速させ、そして自動運転起動条件不満足リスクが発生したと、車両を横コンポーネントで車線変更して走行可能空間に進入させるか、または車線変更決定の元の軌跡に従って別の時点まで少なくとも一定の時間移動させ、自動運転起動条件が持続的に満たされない場合、前述別の時点での目標車線、車線変更の横コンポーネント及び走行可能空間を再確認する決定実行ユニットと、を含む決定モジュールと、を備える。
これによって、外因性リスク間隔を計算し、システムが故障しているかどうか、自動運転起動条件が満たされているかどうかを検出することによって、外因性リスク、システム故障リスク及び自動運転起動条件不満足リスクが発生したかどうかを判断することができ、走行可能空間を計算して最小リスク決定を実行することで、車線変更をUN R157の規定を満たし、安全性を向上させることができる。
前述実施形態の車線変更用最小リスク決定システムによれば、外因性リスク間隔計算モジュールは、
、、
及び
を演算することができ、Tcは衝突時間であり、Drは車両と前方物体との間の相対縦距離であり、vhは車両の自車速度であり、vtは前方物体の前方物体速度であり、ayは衝突時間で計算した車両の横加速度であり、ayrgmaxは最大通常横加速度であり、aymaxは横加速度と最大通常横加速度のうちの大きい方であり、Dyは横距離であり、vxは自車速度の縦コンポーネントであり、DFは外因性リスク間隔である。
前述実施形態の車線変更用最小リスク決定システムによれば、判断ユニットはある時点で外因性リスクまたはシステム故障リスクが発生したと判定する場合、横コンポーネント計算ユニットは、
及び
を演算することができ、TLcは車線変更時間であり、Lは車両の長さであり、tISO limitは法規による車線横断不可時間であり、ay Eは緊急横加速度である。
前述実施形態の車線変更用最小リスク決定システムによれば、ある時点での走行可能空間に障害物がなく、且つ緊急横加速度が法規による緊急横加速度の上限以下であると、車線変更して走行可能空間に入ることができ、逆であると、停止するまで減速する。
前述実施形態の車線変更用最小リスク決定システムによれば、判断ユニットはある時点で自動運転起動条件不満足リスクが発生したと判定すると、横コンポーネント計算ユニットは通常横加速度で横コンポーネントを計算することができる。
前述実施形態の車線変更用最小リスク決定システムによれば、走行可能空間に障害物があると、障害物が離れるのを待ってから通常の横加速度で走行可能空間に入ることができる。
前述実施形態の車線変更用最小リスク決定システムによれば、車両は右に向かって次々と路肩にある走行可能空間に車線変更し、停止するまで減速する。
前述実施形態の車線変更用最小リスク決定システムによれば、判断ユニットはある時点で自動運転起動条件不満足リスクが発生したと判定すると、決定実行ユニットは前述少なくとも一定の時間内に警告を出すことができる。
本発明の他の実施形態によれば、車線変更最小リスク決定方法を提供し、少なくとも1つのプロセッサの外因性リスク間隔計算モジュールに、車両が車線変更決定に入った後、複数の時点のいずれかの時点での現在位置における前方物体との衝突時間を計算し、衝突時間で車両が現在位置から目標車線に車線変更する横加速度を計算し、横加速度と最大通常横加速度の大きい方及び車両が目標車線に車線変更する横距離で外因性リスク間隔を計算させる外因性リスク間隔計算ステップと、前述少なくとも1つのプロセッサのシステム故障判定モジュールに、車両のシステムがいずれかの時点で故障したかどうか、及び車両のバックアップシステムの横モジュールが有効であるかどうかを判断させるシステム故障判定ステップと、前述少なくとも1つのプロセッサの自動運転起動条件確認モジュールに、車両の運転者のいずれかの時点での状態が利用可能であるかどうかに基づいて、自動運転起動条件が満たされるかどうかを確認させる自動運転起動条件判定ステップと、前述少なくとも1つのプロセッサの判断ユニットに、車両に外因性リスク、システム故障リスク及び自動運転起動条件不満足リスクが発生したかどうかを判断し、システムが正常な状態で、ある時点での車両と前方物体との間の相対縦距離が外因性リスク間隔以下であると、外因性リスクが発生したと判定し、ある時点でシステムが故障したが、バックアップシステムの横モジュールが有効であると、システム故障リスクが発生したと判定し、システムが正常で且つある時点での相対縦距離が外因性リスク間隔より大きいが、自動運転起動条件が満たされないと、自動運転起動条件不満足リスクが発生したと判定させるリスク判断ステップと、前述少なくとも1つのプロセッサの横コンポーネント計算ユニットに、外因性リスク、システム故障リスク及び自動運転起動条件不満足リスクの中のいずれかが発生したと、車両が前述ある時点での目標車線に車線変更する車線変更時間を計算することによって、車両の緊急横加速度を計算し、緊急横加速度または通常横加速度で車両の横コンポーネントを計算させる横コンポーネント計算ステップと、前述少なくとも1つのプロセッサの走行可能空間計算モジュールに、外因性リスク、システム故障リスク及び自動運転起動条件不満足リスクの中のいずれかが発生したと、横距離、横コンポーネント及び目標車線の後方物体の後方物体速度で、前述ある時点での走行可能空間を計算させる走行可能空間計算ステップと、前述少なくとも1つのプロセッサの決定実行ユニットに、外因性リスク、システム故障リスク及び自動運転起動条件不満足リスクの中のいずれかが発生したと、最小リスク決定を行い、外因性リスクまたはシステム故障リスクが発生したと、車両を横コンポーネントで車線変更して走行可能空間に進入させるか、静止まで減速させ、そして自動運転起動条件不満足リスクが発生したと、車両を横コンポーネントで車線変更して走行可能空間に進入させるか、または車線変更決定の元の軌跡に従って別の時点まで少なくとも一定の時間移動させ、自動運転起動条件が持続的に満たされない場合、前述別の時点での目標車線、車線変更の横コンポーネント及び走行可能空間を再確認させる最小リスク決定実行ステップと、を含む。
前述実施形態の車線変更最小リスク決定方法によれば、外因性リスク間隔計算モジュールは、
、、
及び
を演算することができ、Tcは衝突時間であり、Drは車両と前方物体との間の相対縦距離であり、vhは車両の自車速度であり、vtは前方物体の前方物体速度であり、ayは衝突時間で計算した車両の横加速度であり、ayrgmaxは最大通常横加速度であり、aymaxは横加速度と最大通常横加速度のうちの大きい方であり、Dyは横距離であり、vxは自車速度の縦コンポーネントであり、DFは外因性リスク間隔である。
前述実施形態の車線変更最小リスク決定方法によれば、判断ユニットは、ある時点で外因性リスクまたはシステム故障リスクが発生したと判定すると、横コンポーネント計算ユニットは、
及び
を演算することができ、TLcは車線変更時間であり、Lは車両の長さであり、tISO limitは法規による車線横断不可時間であり、ay Eは緊急横加速度である。
前述実施形態の車線変更最小リスク決定方法によれば、ある時点での走行可能空間に障害物がなく、且つ緊急横加速度が法規による緊急横加速度の上限以下であると、車線変更して走行可能空間に入ることができ、逆であると、停止するまで減速する。
前述実施形態の車線変更最小リスク決定方法によれば、判断ユニットはある時点で自動運転起動条件不満足リスクが発生したと判定すると、横コンポーネント計算ユニットは通常横加速度で横コンポーネントを計算することができる。
前述実施形態の車線変更最小リスク決定方法によれば、走行可能空間に障害物があると、障害物が離れるのを待ってから通常の横加速度で走行可能空間に入ることができる。
前述実施形態の車線変更最小リスク決定方法によれば、車両は右に向かって次々と路肩にある走行可能空間に車線変更し、停止するまで減速する。
前述実施形態の車線変更最小リスク決定方法によれば、判断ユニットはある時点で自動運転起動条件不満足リスクが発生したと判定すると、決定実行ユニットは前述少なくとも一定の時間内に警告を出すことができる。
本発明の他の実施形態によれば、非一時的なコンピュータ可読媒体を提供し、コンピュータプログラムを記憶することで少なくとも1つのプロセッサに、車両が車線変更決定に入った後、複数の時点のいずれかの時点での現在位置における前方物体との衝突時間を計算し、衝突時間で車両が現在位置から目標車線に車線変更する横加速度を計算し、横加速度と最大通常横加速度の大きい方及び車両が目標車線に車線変更する横距離で外因性リスク間隔を計算することと、車両のシステムがいずれかの時点で故障したかどうか、及び車両のバックアップシステムの横モジュールが有効であるかどうかを判断することと、車両の運転者のいずれかの時点での状態が利用可能であるかどうかに基づいて、自動運転起動条件が満たされるかどうかを確認することと、車両に外因性リスク、システム故障リスク及び自動運転起動条件不満足リスクが発生したかどうかを判断し、システムが正常な状態で、ある時点での車両と前方物体との間の相対縦距離が外因性リスク間隔以下であると、外因性リスクが発生したと判定し、ある時点でシステムが故障したが、バックアップシステムの横モジュールが有効であると、システム故障リスクが発生したと判定し、システムが正常で且つある時点での相対縦距離が外因性リスク間隔より大きいが、自動運転起動条件が満たされないと、自動運転起動条件不満足リスクが発生したと判定することと、外因性リスク、システム故障リスク及び自動運転起動条件不満足リスクの中のいずれかが発生したと、車両が前述ある時点での目標車線に車線変更する車線変更時間を計算することによって、車両の緊急横加速度を計算し、緊急横加速度または通常横加速度で車両の横コンポーネントを計算することと、外因性リスク、システム故障リスク及び自動運転起動条件不満足リスクの中のいずれかが発生したと、横距離、横コンポーネント及び目標車線の後方物体の後方物体速度で、前述ある時点での走行可能空間を計算することと、外因性リスク、システム故障リスク及び自動運転起動条件不満足リスクの中のいずれかが発生したと、最小リスク決定を行い、外因性リスクまたはシステム故障リスクが発生したと、車両を横コンポーネントで車線変更して走行可能空間に進入させるか、静止まで減速させ、そして自動運転起動条件不満足リスクが発生したと、車両を横コンポーネントで車線変更して走行可能空間に進入させるか、または車線変更決定の元の軌跡に従って別の時点まで少なくとも一定の時間移動させ、自動運転起動条件が持続的に満たされない場合、前述別の時点での目標車線、車線変更の横コンポーネント及び走行可能空間を再確認することと、を実行させる。
本発明の一実施例による車線変更用最小リスク決定システムを示すシステムブロック図である。 図1の実施例による車線変更用最小リスク決定システムを車両にインストールし、道路に適用した模式図である。 本発明の他の実施例による車線変更最小リスク決定方法を示すブロックフローチャートである。 図3の実施例による車線変更最小リスク決定方法を示す第1の細部フローチャートである。 図3の実施例による車線変更最小リスク決定方法を示す第2の細部フローチャートである。 図3の実施例による車線変更最小リスク決定方法を示す第3の細部フローチャートである。 図3の実施例による車線変更最小リスク決定方法を示す第4の細部フローチャートである。
以下、図面で本発明の複数の実施形態を開示し、明らかに説明するために、数多くの実務上の細部を下記の記述で合わせて説明する。しかしながら、当業者が理解すべきなのは、本発明の別の実施形態において、これらの実務上の細部は、必要としないため、本発明を制限するためのものではない。また、図面を簡略化するために、ある従来慣用の構造及び素子は、図面において簡単で模式的に示され、重複する素子は、同じまたは類似の番号で示すことができる。
なお、本文における第1、第2、第3という用語はただ異なる素子又は成分を叙述するためのものであり、素子/成分そのものに対して制限がなく、このため、第1素子/成分を第2素子/成分に読み替えることができ、且つ、本文における素子/成分/機構/モジュールの組み合わせはこの分野において一般的に知られた、通常又は従来の組み合わせではなく、素子/成分/機構/モジュールそのものは従来のものであるかどうかによって、その組み合わせ関係が当業者によって容易に完成されるかどうかを判断することができない。
図1及び図2を参照されたい。図1は本発明の一実施例による車線変更用最小リスク決定システム1000を示すシステムブロック図であり、図2は図1実施例による車線変更用最小リスク決定システム1000を車両CHにインストールし、道路に適用した模式図である。車線変更用最小リスク決定システム1000は車両CHに設けられ、車線変更用最小リスク決定システム1000は少なくとも1つのプロセッサ1100を備える。前述少なくとも1つのプロセッサ1100は外因性リスク間隔計算モジュール1110、システム故障判定モジュール1120、自動運転起動条件確認モジュール1130及び決定モジュール1140を備える。
外因性リスク間隔計算モジュール1110は、車両CHが車線変更決定に入った後、複数の時点のいずれかの時点での現在位置における前方物体CTとの衝突時間を計算して、衝突時間で車両CHが現在位置から目標車線に車線変更する横加速度を計算し、横加速度と最大通常横加速度の大きい方及び車両CHが目標車線に車線変更する横距離Dyで外因性リスク間隔DFを計算する。システム故障判定モジュール1120は車両CHのシステムがいずれかの時点で故障したかどうか、及び車両CHのバックアップシステムの横モジュールが有効であるかどうかを判断する。自動運転起動条件確認モジュール1130は車両CHの運転者のいずれかの時点での状態が利用可能であるかどうかに基づいて、自動運転起動条件が満たされるかどうかを確認する。
決定モジュール1140は判断ユニット1141、横コンポーネント計算ユニット1142、走行可能空間計算ユニット1143及び決定実行ユニット1144を備える。判断ユニット1141は、車両CHに外因性リスク、システム故障リスク及び自動運転起動条件不満足リスクが発生したかどうかを判断し、システムが正常な状態である場合、前述ある時点での車両CHと前方物体CTとの間の相対縦距離Drは外因性リスク間隔DF以下である(即ち、DF≧Dr)と、外因性リスクが発生したと判定し、ある時点でシステムが故障したが、バックアップシステムの横モジュールが有効であると、システム故障リスクが発生したと判定し、システムが正常で且つ前述ある時点の相対縦距離Drは外因性リスク間隔DF(即ちDr>DF)より大きいが、自動運転起動条件が満たされていないと、自動運転起動条件不満足リスクが発生したと判定する。
横コンポーネント計算ユニット1142は、外因性リスク、システム故障リスク及び自動運転起動条件不満足リスクの中のいずれかが発生したと、車両CHがある時点での目標車線に車線変更する車線変更時間を計算することによって、車両CHの緊急横加速度を計算し、緊急横加速度または通常横加速度で車両CHの横コンポーネントvyを計算する。
走行可能空間計算ユニット1143は、外因性リスク、システム故障リスク及び自動運転起動条件不満足リスクの中のいずれかが発生したと、横距離Dy、横コンポーネントvy及び目標車線の後方物体CRの後方物体速度vrで、ある時点の走行可能空間S1を計算する。
決定実行ユニット1144は、外因性リスク、システム故障リスク及び自動運転起動条件不満足リスクの中のいずれかが発生したと、最小リスク決定を行い、外因性リスクが発生したか、またはシステム故障リスクが発生したときに、車両CHを横コンポーネントvyで車線変更して走行可能空間S1に進入させ、または静止に減速し、及び自動運転起動条件不満足リスクが発生したときに、車両CHを横コンポーネントvyで車線変更して走行可能空間S1に進入させ、または車線変更決定の元の軌跡に従って別の時点まで少なくとも一定の時間移動させ、自動運転起動条件が持続的に満たされない場合、前述別の時点の目標車線、車線変更の横コンポーネントvy及び走行可能空間S1を再確認する。
これによって、外因性リスク間隔DFの計算、及びシステムが故障したかどうか、自動運転起動条件が満たされたかどうかの検出によって、外因性リスク、システム故障リスク及び自動運転起動条件不満足リスクが発生したかどうかを判断することができ、走行可能空間S1を計算して最小リスク決定を行うことで、車線変更をUN R157の規定を満たし、安全性を向上させる。以下、車線変更用最小リスク決定システム1000の細部を詳細に説明する。
車線変更用最小リスク決定システム1000の少なくとも1つのプロセッサ1100は車両CHに取り付けられる。具体的に、プロセッサ1100の数は2であり、一方のプロセッサ1100はシステム(メインシステム)の制御プログラムを備え、他方のプロセッサ1100はバックアップシステムの制御プログラムを備える。プロセッサ1100は例えば中央プロセッサ(CPU)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、マイクロプロセッサ(MPU)、マイクロコントローラ(MCU)などであってよく、プロセッサ1100はプログラム化されて特定の機能を達成することができる。本実施例において、各プロセッサ1100はいずれもプログラム化された後に外因性リスク間隔計算モジュール1110、システム故障判定モジュール1120、自動運転起動条件確認モジュール1130及び決定モジュール1140に分けられ、また、決定モジュール1140における異なるプログラム部分は判断ユニット1141、横コンポーネント計算ユニット1142、走行可能空間計算ユニット1143及び決定実行ユニット1144に分けられてもよい。上記の機能に加えて、プロセッサ1100はプログラム化されて車両CHの一般的な制御及び画像処理機能を達成することもでき、これに制限されない。一実施例において、メインシステムは複数の車両上の機構を含んでもよく、例えばブレーキ機構及びステアリング機構など、メインシステムの制御プログラムを介して操作することで車両の動作を達成することができ、バックアップシステムの制御プログラムはこれらの機構を制御することもでき、または同じ機構に2組があり、メインシステムにより1組を制御し、バックアップシステムにより1組を制御する。
車線変更用最小リスク決定システム1000は、運転者状態検出装置1200及びセンシングモジュール1300を備えてもよく、センシングモジュール1300は、車両CHの外部環境を検出するための複数のカメラを備えてよく、カメラによって現在の環境を撮影することができ、このようにして、車両CHと前方物体CTとの相対縦距離Dr、前方物体CTの前方物体速度vt、車両CHの車線L1における現在位置及び車線線などの情報を算出することができ、センシングモジュール1300は、車両CH付近の障害物を検出するためのレーダーを備えてよく、上記に制限されない。運転者状態検出装置1200は運転者の目、姿勢、シートベルトなどの状態を検出して、自動運転起動条件確認モジュール1130は自動運転起動条件が満たされているかどうかを判断するために使用される。本実施例において、自動運転起動条件は、例えばISO21202のPALSステートマシン、UNR79または台湾VACCの47-2の規範であってよい。
外因性リスク間隔計算モジュール1110は、
、、
及び
を演算することができ、Tcは衝突時間であり、Drは車両CHと前方物体CTとの間の相対縦距離であり、vhは車両CHの自車速度であり、vtは前方物体CTの前方物体速度であり、ayは衝突時間で計算された車両CHの横加速度であり、ayrgmaxは最大通常横加速度であり、aymaxは横加速度と最大通常横加速度のうちの大きい方であり、Dyは横距離であり、vxは自車速度の縦コンポーネントであり、DFは外因性リスク間隔である。特に注意する必要がある点として、一般的な状態で、車両が到達しようとする位置は目標車線の中心線に位置するため、横距離は車両中心と目標車線の中心線との間の距離である。
図1及び図2に示すように、車両CHが自動運転を行う状態で、システムは車両CHが位置する現在車線(例えば車線L1)及び隣接する車線(例えば車線L2)の道路状況に基づいて車線変更するかどうかを決定する。システムが車線変更決定をした後に、車両CHは自動車線変更を開始する。車線変更する過程で、外因性リスク間隔計算モジュール1110は車両CHの自車速度vh、車両CHと前方物体CTとの間の相対縦距離Dr及び前方物体CTの前方物体速度vtを絶えずに検出し、このようにして、
を演算することで、衝突時間(即ちTc)を得る。その後、衝突時間で車両CHの横加速度を計算して、法規に規定された最大通常横加速度と比較することができ、
を演算することで、横加速度と最大通常横加速度のうちの大きい方を取得し、時間及び空間の概念で、
を演算することで、外因性リスク間隔DFを取得し、前方物体CTを含むいずれかの物体が外因性リスク間隔DF内にある場合、車両CHはシステムが持続的に当初計画していた方式(例えば当初計画していた速度)で走行し続けると、衝突のリスクが発生する可能性があるため、走行安全性を向上させるように経路を変更する必要がある。これによって、横コンポーネントvy及び走行可能空間S1を演算することができ、新しい軌跡を計画することができる。
判断ユニット1141はある時点で外因性リスクまたはシステム故障リスクが発生したと判定すると、横コンポーネント計算ユニット1142は、
及び
を演算することができ、TLcは車線変更時間であり、Lは車両CHの長さであり、tISO limitは法規による車線横断不可時間であり、ay Eは緊急横加速度である。走行可能空間S1を決定した後、車両CHは走行可能空間S1に横方向に移動し始める準備が整うことができる。車両CHも横方向に移動する際に前へ縦方向に移動するため、車線変更時間について、車両CHと前方物体CTとの相対縦距離Drと、車両CHの長さLとの間の差、及び自車速度vhと前方物体速度vtとの関係を考慮する必要があり、半分の衝突時間内で走行可能空間S1に入ることを考慮する必要があり、且つ各国の法規で限定された法規による車線横断不可時間を考える必要があるため、
に従ってそのうちの最大のものを車線変更時間とし、これによって緊急横加速度の計算の基礎とする。その後、緊急横加速度で横コンポーネントvyを計算する。このとき、車両CHは高い確率で発生するリスクがあるため、速い速度で横方向に移動する必要があり、衝突の発生を避けることができる。なお、横コンポーネント計算ユニット1142はこの横コンポーネントvyに対応するハンドル角度をさらに計算することができる。
また、判断ユニット1141は、ある時点で自動運転起動条件不満足リスクが発生したと判定すると、横コンポーネント計算ユニット1142は同様に、
を演算するが、一般的な通常横加速度で横コンポーネントvyを計算することができる。このような場合で、自動運転起動条件が満たされていない際に、運転のみが使用不可能であり、システムが正常で且つ外因性リスクがないのを示すため、車両CHは通常横加速度で車線変更すればよい。
走行可能空間計算ユニット1143は走行可能空間S1を計画する際に、後方物体CRの後方物体速度vrを参照して、走行可能空間S1における車両CH(特に車両CHの車頭)の前方縦延伸距離DNLF及び車両CH(特に車両CHの車尾)の後方縦延伸距離DNLRを計算する。これによって、車両CHの長さ、車両CHの横コンポーネントvy及び縦コンポーネントvx、後方物体速度vr、及び車両CHと目標車線の横距離Dyに基づいて、
で前方縦延伸距離DNLFを求め、及び、
で後方縦延伸距離DNLRを求めることができる。一実施例において、走行可能空間は車線または路肩にある場合、走行可能空間の幅は車線の幅または路肩の幅であってもよい。路肩を含まない場合、走行可能空間の外側境界(車両から遠い境界)は縁石であり、且つ走行可能空間の幅は車幅であるか、3.5メートルに固定されているが、このとき、目標車線の中心線は縁石の内側の半分の車幅であるか、縁石の内側の1.75メートルであるが、これに制限されない。本発明において、目標車線とは、隣接する車線、または隣接する車両が走行できる空間を指し、車線線標識のある車線に制限されない。
図2に示すように、仮に、車両CHが車線L1から車線L2に車線変更を開始すると、前方物体CTがある時点で急に減速またはブレーキをかけ、車両CHの現在位置がまた車線L1上にあるため、この時点での相対縦距離Drが外因性リスク間隔DF以下となると、判断ユニット1141は外因性リスクが発生したと判定し、この時点での緊急横加速度を計算することによって、横コンポーネントvyを計算し、車線L1に隣接する車線L2上の走行可能空間S1を計算する。決定実行ユニット1144は、この時点で車線L2上の走行可能空間S1に障害物がなく、且つ緊急横加速度が法規による緊急横加速度上限以下であると判定すると、車両CHが車線変更して車線L2上の走行可能空間S1に入ることをステアリング機構に通知することができ、逆に、車両CHが停止するまで減速することをブレーキ機構に通知する。具体的に、緊急横加速度が法規による緊急横加速度上限(例えば4メートル/秒の2乗)以下である場合、この緊急横加速度が安全で且つ法規によって許可されるのを示すため、この緊急横加速度で計算された横コンポーネントvy及びハンドル角度で車線L2上の走行可能空間S1に入る。緊急横加速度は法規による緊急横加速度上限より大きい場合、この緊急横加速度が安全ではないのを示すため、車線変更を実行せず、停止するまで直接減速する。また、車線L2上の走行可能空間S1に障害物がある場合、この走行可能空間S1に入ると、衝突される可能性があるのを示すため、車線変更を実行できず、停止するまで直接減速する。特に注意すべき点として、システムの横方向制御が有効であるため、停止するまで減速する前に、車両CHの車体が一旦正に戻ってから減速して停止し、このとき、衝突の可能性があるため、減速度は4メートル/秒の2乗に設定できる。
さらに、車両CHは右に向かって次々と路肩L3上にある走行可能空間S1に車線変更でき、停止するまで減速する。詳しくは、車両CHが車線L1から車線L2、即ち、車線L2上にある走行可能空間S1内に移動したと、右へ路肩L3に移動でき、つまり、この時点での目標車線は路肩L3であり、このとき、路肩L3上の走行可能空間S1及び緊急横加速度を再計算して、車両CHを路肩L3に車線変更させる。図2に示すように、車両CH車線が路肩L3の走行可能空間S1に変更した後、停止するまで減速することができる。路肩L3は比較的安全であるため、このときの減速度は4メートル/秒の2乗より小さくてもよく、例えば1メートル/秒の2乗から3メートル/秒の2乗であってもよい。
別の仮定の場合、車両CHが車線L1から車線L2に車線変更を開始し、システムが故障したがバックアップシステムの横モジュールが有効であり、このとき、判断ユニット1141はシステム故障リスクが発生したと判定し、この時点での緊急横加速度を計算することによって、横コンポーネントvyを計算し、及び車線L1に隣接する車線L2上の走行可能空間S1を計算する。この時点での走行可能空間S1に障害物がなく、且つ緊急横加速度が法規による緊急横加速度上限以下であると、車線変更して車線L2上の走行可能空間S1に入ることができ、逆に、停止するまで減速する。システム故障リスクが発生した際の最小リスク決定は外因性リスクが発生した最小リスク決定と類似し、システム故障リスクが発生したと、バックアップシステム制御プログラムを含むプロセッサ1100により関連する演算を行う可能性があるのを注意されたい。
さらなる仮定の場合、車両CHが車線L1から車線L2に車線変更を開始し、ある時点で運転者が原因で意識不明になり、運転者状態検出装置1200が運転者の目を検出した後に運転者異常を自動運転起動条件確認モジュール1130に通知し、その後、自動運転起動条件確認モジュール1130により自動運転起動条件が満たされていないことを確認する。このときシステムが正常で、外因性リスクが発生しないと、判断ユニット1141は自動運転起動条件不満足リスクが発生したと判定する。最小リスク決定では、この時点で車線L2上にある走行可能空間S1を計算することができる。この時点で車線L2上の走行可能空間S1に障害物がなく、通常横加速度で計算された横コンポーネントvyで車線変更して走行可能空間S1に入ることができ、この時点で車線L1上の走行可能空間S2に障害物があると、障害物が離れた後、通常横加速度で計算された横コンポーネントvyで車線変更して車線L2上の走行可能空間S1に入る。このとき、システムが正常であるため、車両CHが正に戻って障害物が離れるのを待ってから、車線L2上の走行可能空間S1に入ることができるのを注意されたい。また、車線L2の走行可能空間S1に入った後、路肩L3上の走行可能空間S1を計算するとともに、通常横加速度で計算された横コンポーネントvyで車線変更し、つまり車両CHは右に向かって次々と路肩L3上にある走行可能空間S1に車線変更することがで、最終に、停止するまで減速する。
別の最小リスク決定では、判断ユニット1141は自動運転起動条件不満足リスクが発生したと判定すると、車線変更決定の元の軌跡に従って前述別の時点まで少なくとも一定の時間移動してから、自動運転起動条件が持続的に満たされないかどうかを確認する。詳しくは、元の軌跡とは、車線変更決定では、車線L1から車線L2に車線変更するハンドル角度、速度、加速度などを指し、システムが正常で且つ外因性リスクがないため、決定実行ユニット1144は前述少なくとも一定の時間内に警告、例えば10秒間警告することができる。10秒以内に、元の軌跡の移動が完了した可能性があり、つまり、車両CHは車線L1から車線L2に車線変更した。このとき自動運転起動条件が持続的に満たされないかどうかは、運転者が反応能力を備えないのを示し、危険の発生を避けるために道路の脇で停止すべきである。このため、前述別の時点での車両CHの現在位置は車線L2であり、目標車線は路肩L3であり、路肩L3上にある走行可能空間S1を計算することができ、停止するまで減速し、減速は3メートル/秒の2乗未満にすることができる。特に注意すべき点として、図2の実施例は二車線L1、L2に路肩L3を加える例であるが、複数の車線を有する他の実施例では、次々と右に向かって路肩または縁石内に移動することができる走行可能空間である。
図3を参照されたい。図3は本発明の他の実施例による車線変更最小リスク決定方法2000を示すブロックフローチャートである。車線変更最小リスク決定方法2000は外因性リスク間隔計算ステップ2100、システム故障判断ステップ2200、自動運転起動条件判断ステップ2300、リスク判断ステップ2400、横コンポーネント計算ステップ2500、走行可能空間計算ステップ2600及び最小リスク決定進行ステップ2700を含む。以下、図1及び図2の車線変更最小リスク決定方法2000を参照して車線変更用最小リスク決定システム1000の細部を説明する。
外因性リスク間隔計算ステップ2100では、少なくとも1つのプロセッサ1100の外因性リスク間隔計算モジュール1110は車両CHが車線変更決定に入った後、複数の時点のうちのいずれかの時点での現在位置における前方物体CTとの衝突時間を計算して、衝突時間で車両CHが現在位置から目標車線に車線変更する横加速度を計算し、横加速度と最大通常横加速度の大きい方及び車両CHが目標車線に車線変更する横距離Dyで外因性リスク間隔DFを計算する。
システム故障判断ステップ2200では、前述少なくとも1つのプロセッサ1100のシステム故障判定モジュール1120は、車両CHのシステムがいずれかの時点で故障したかどうか、及び車両CHのバックアップシステムの横モジュールが有効であるかどうかを判断する。
自動運転起動条件判断ステップ2300では、前述少なくとも1つのプロセッサ1100の自動運転起動条件確認モジュール1130は、車両CHの運転者のいずれかの時点での状態が利用可能であるかどうかを判断し、自動運転起動条件が満たされているかどうかを確認する。
リスク判断ステップ2400では、前述少なくとも1つのプロセッサ1100の判断ユニット1141は車両CHの外因性リスク、システム故障リスク及び自動運転起動条件不満足リスクが発生したかどうかを判断し、システムが正常な状態である場合、ある時点での車両CHと前方物体CTとの間の相対縦距離Drは外因性リスク間隔DF以下である(即ち、DF≧Dr)と、外因性リスクが発生したと判定し、ある時点でシステムが故障したが、バックアップシステムの横モジュールが有効であると、システム故障リスクが発生したと判定し、システムが正常で且つある時点での相対縦距離Drは外因性リスク間隔DF(即ちDr>DF)より大きいが、自動運転起動条件が満たされていないと、自動運転起動条件がリスクが発生したと判定する。
横コンポーネント計算ステップ2500では、前述少なくとも1つのプロセッサ1100の横コンポーネント計算ユニット1142は、外因性リスク、システム故障リスク及び自動運転起動条件不満足リスクの中のいずれかが発生したと、車両CHが前述ある時点での目標空間に車線変更する車線変更時間を計算することによって、車両CHの緊急横加速度を計算し、緊急横加速度または通常横加速度で車両CHの横コンポーネントvyを計算する。
走行可能空間計算ステップ2600では、前述少なくとも1つのプロセッサ1100の走行可能空間計算ユニット1143は、外因性リスク、システム故障リスク及び自動運転起動条件不満足リスクの中のいずれかが発生したと、横距離Dy、横コンポーネントvy及び目標車線の後方物体CRの後方物体速度vrで、前述ある時点での走行可能空間S1を計算する。
最小リスク決定進行ステップ2700では、前述少なくとも1つのプロセッサ1100の決定実行ユニット1144は、外因性リスク、システム故障リスク及び自動運転起動条件不満足リスクの中のいずれかが発生したと、最小リスク決定を行う。外因性リスクまたはシステム故障リスクが発生したと、車両CHを横コンポーネントvyで車線変更して走行可能空間S1に進入させるか、静止に減速し、及び自動運転起動条件不満足リスクが発生したと、車両CHを横コンポーネントvyで車線変更して走行可能空間S1に進入させるか、車線変更決定の元の軌跡に従って別の時点まで少なくとも一定の時間移動させ、自動運転起動条件が持続的に満たされない場合、前述別の時点での目標車線、車線変更の横コンポーネントvy及び走行可能空間S1を確認する。
図4を参照されたい。図4は図3の実施例による車線変更最小リスク決定方法2000を示す第1の細部フローチャートである。始めに、ステップS01では、システム(即ち自動運転のメインシステム)が正常に動作し、且つステップS02では、運転者が介入するかどうかを確認し、即ち運転者が介入して自分で車両CHを操作するかどうかを確認する。そうであると、ステップS03に進み、運転権を運転者に返却し、そうでないと、ステップS04に進み、車線変更決定に入るかどうかを確認し、即ち、システムが現在の道路の状況に応じて、車線変更するかどうかを決定する。そうでないと、ステップS01に戻り、システムが作動し続き、そうであると、ステップS05に進み、システムが故障したかどうかを判断する。
システム故障判定モジュール1120はステップS05でシステムが故障したと確認すると、ステップS06に進み、バックアップシステムが故障したかどうかをさらに確認する。そうであると、ステップS09に進み、車両CHが停止するまで減速し、そうでないと、ステップS07に進み、システム故障判定モジュール1120によりバックアップシステムの横モジュールが故障したかどうかを確認する。横モジュールが故障したと、ステップS09に進み、車両CHを停止するまで減速させ、横モジュールが有効であると、ステップS08に進み、判断ユニット1141により車両CHにシステム故障リスクが発生したと判断する。
システム故障判定モジュール1120はステップS05で確認システムが正常で故障しないと判断すると、ステップS10に進み、外因性リスク間隔計算モジュール1110により外因性リスク間隔DFを計算し、外因性リスク間隔DFの計算方式は以上と同様であるので繰り返して説明しない。その後、ステップS11に進み、判断ユニット1141は車両CHと前方物体CTとの間の相対縦距離Drが外因性リスク間隔DF以下であるかどうか(即ち、DF≧Drを満たすかどうか)を比較する。そうであると、ステップS12に進み、判断ユニット1141は車両CHに外因性リスクが発生したと判断し、そうでないと、ステップS13に進み、自動運転起動条件確認モジュール1130は運転者が利用可能であるかどうかを判断し。運転者が利用可能であると、ステップS01に戻り、システムが作動し続き、運転者が利用可能ではないと、ステップS14に進み、判断ユニット1141により車両CHに自動運転起動条件不満足リスクが発生したと判断する。
図5を参照されたく、図1及び図2を併せて参照されたい。図5は図3の実施例による車線変更最小リスク決定方法2000を示す第2の細部フローチャートである。ステップS08でシステム故障リスクが発生したと確認するか、ステップS12で外因性リスクに発生したと確認すると、ステップS15に進むことができ、横コンポーネント計算ユニット1142により緊急横加速度及び横コンポーネントvyを計算し、ステップS16に進み、走行可能空間計算ユニット1143により走行可能空間S1を計算し、例えば、車両CHが車線L1上にある際に、車線L2上の走行可能空間S1を計算する。
システム故障リスクまたは外因性リスクが発生したと、走行可能空間S1に障害物がなく、且つ緊急横加速度が法規による緊急横加速度上限以下であると、車線変更して走行可能空間S1に入ることができ、逆に、停止するまで減速する。このため、ステップS17では車線L2上の走行可能空間S1に障害物があるかどうかを確認することができ、あると、ステップS21に進み、車線L1が停止するまで減速し、逆に、ステップS18に進み、計算された緊急横加速度が規範に一致するかどうかをさらに確認し、即ち、緊急横加速度は法規による緊急横加速度上限以下であるかどうかを確認する。そうであると、ステップS19に進み、計算されたハンドル角度及び横コンポーネントvyに基づいて車線L2上の走行可能空間S1に入る。逆に、ステップS21に進み、車線L1が停止するまで減速する。車線L2上の走行可能空間S1に入った後、このときの走行可能空間S1が路肩(例えば路肩L3)または隣接縁石にあるかを判断する。ステップS20では、判断された結果、車線L2が路肩L3または隣接縁石ではないと確認すると、ステップS15、S16に戻り、横コンポーネントvy及び次の走行可能空間S1、例えば路肩L3上の走行可能空間S1を再度計算し、また、順次ステップS17、S18、S19、S20を行い、このとき、走行可能空間S1が位置する位置は路肩L3であると確認するため、ステップS21に進み、停止するまで減速する。
図6を参照されたく、図1及び図2を併せて参照されたい。図6は図3の実施例による車線変更最小リスク決定方法2000を示す第3の細部フローチャートである。ステップS14で自動運転起動条件不満足リスクが発生したと確認した後、ステップS22に進むことができ、横コンポーネント計算ユニット1142により通常横加速度で横コンポーネントvyを計算してから、ステップS23に進み、走行可能空間計算ユニット1143により走行可能空間S1、例えば車線L2上の走行可能空間S1を計算する。その後、ステップS24に進み、車線L2上の走行可能空間S1に障害物があるかどうかを確認し、あると、ステップS26に進んで車線L1で待ち、このとき、正に戻って進み続け待ち、再びステップS22、S23に戻って車両CHの現在位置及び関連データで車線L2上の走行可能空間S1を再度更新し、及びステップS24に進んで車線L2上の走行可能空間S1に障害物があるかどうかを確認する。障害物がないと、ステップS25に進むことができ、車線変更して車線L2上の走行可能空間S1に入る。ステップS27及びステップS28はステップS20及びステップS21と類似し、繰り返して説明しない。
図7を参照されたく、図1及び図2を併せて参照されたい。図7は図3の実施例による車線変更最小リスク決定方法2000を示す第4の細部フローチャートである。他の手段では、ステップS14では自動運転起動条件不満足リスクに発生したと確認した後、ステップS29に進むことができ、まず、警告して元の軌跡、即ち車線L1から車線変更して車線L2に入る元の軌跡を維持する。その後、ステップS30に進み、運転者が利用可能であるかどうかを確認する。そうであると、運転者が寝ている可能性があり、警告を受けて覚醒したことを示し、ステップS32に進むことができ、運転者がシステムを再起動させる。そうでないと、ステップS31に進み、横コンポーネント計算ユニット1142により通常横加速度で横コンポーネントvyを計算し、ステップS33に進み、路肩L3上の走行可能空間S1を計算する。ステップS33、S34、S35、S36、S37、S38はステップS23~ステップS28と類似し、繰り返して説明しない。
本発明のさらなる実施例は非一時的なコンピュータ可読媒体であり、コンピュータプログラムを記憶することで少なくとも1つのプロセッサに、車両が車線変更決定に入った後、複数の時点のいずれかの時点での現在位置における前方物体との衝突時間を計算し、衝突時間で車両が現在位置から目標車線に車線変更する横加速度を計算し、横加速度と最大通常横加速度の大きい方及び車両が目標車線に車線変更する横距離で外因性リスク間隔を計算することと、車両のシステムがいずれかの時点で故障したかどうか、及び車両のバックアップシステムの横モジュールが有効であるかどうかを判断することと、車両の運転者のいずれかの時点での状態が利用可能であるかどうかに基づいて、自動運転起動条件が満たされるかどうかを確認することと、車両に外因性リスク、システム故障リスク及び自動運転起動条件不満足リスクが発生したかどうかを判断し、システムが正常な状態で、ある時点での車両と前方物体との間の相対縦距離が外因性リスク間隔以下であると、外因性リスクが発生したと判定し、ある時点でシステムが故障したが、バックアップシステムの横モジュールが有効であると、システム故障リスクが発生したと判定し、システムが正常で且つある時点での相対縦距離が外因性リスク間隔より大きいが、自動運転起動条件が満たされないと、自動運転起動条件不満足リスクが発生したと判定することと、外因性リスク、システム故障リスク及び自動運転起動条件不満足リスクの中のいずれかが発生したと、車両が前述ある時点での目標車線に車線変更する車線変更時間を計算することによって、車両の緊急横加速度を計算し、緊急横加速度または通常横加速度で車両の横コンポーネントを計算することと、外因性リスク、システム故障リスク及び自動運転起動条件不満足リスクの中のいずれかが発生したと、横距離、横コンポーネント及び目標車線の後方物体の後方物体速度で、前述ある時点での走行可能空間を計算することと、外因性リスク、システム故障リスク及び自動運転起動条件不満足リスクの中のいずれかが発生したと、最小リスク決定を行い、外因性リスクまたはシステム故障リスクが発生したと、車両を横コンポーネントで車線変更して走行可能空間に進入させるか、静止まで減速させ、そして自動運転起動条件不満足リスクが発生したと、車両を横コンポーネントで車線変更して走行可能空間に進入させるか、または車線変更決定の元の軌跡に従って別の時点まで少なくとも一定の時間移動させ、自動運転起動条件が持続的に満たされない場合、前述別の時点での目標車線、車線変更の横コンポーネント及び走行可能空間を再確認することと、を実行させる。
非一時的なコンピュータ可読媒体はデータを記憶し、後続にコンピュータ装置で読み取ることができる任意のデータ記憶ハードウェアユニット、例えばメモリ装置であってもよい。非一時的なコンピュータ可読媒体はハードドライブ、ネットワーク接続ストレージ装置(Network Attached Storage;NAS)、読み取り専用メモリ(Read-only memory;ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random-access memory;RAM)、読み取り専用記憶ディスク(CD-ROM)、書き込み可能CD(CD-R)、再書き込み可能光ディスク(CD-RW)、磁気テープ及びその他の光学式または非光学式ストレージハードウェアユニットであってよい。これによって、非一時的なコンピュータ可読媒体に記憶されたコンピュータプログラムの読取及び実行が実現される。
本発明では、実施例を前述の通りに開示したが、これは本発明を限定するものではなく、当業者なら誰でも、本発明の精神と領域から逸脱しない限り、多様の変更や修正を加えることができる。従って、本発明の保護範囲は、後の特許請求の範囲で指定した内容を基準とする。
1000 車線変更用最小リスク決定システム
1100 プロセッサ
1110 外因性リスク間隔計算モジュール
1120 システム故障判定モジュール
1130 自動運転起動条件確認モジュール
1140 決定モジュール
1141 判断ユニット
1142 横コンポーネント計算ユニット
1143 走行可能空間計算ユニット
1144 決定実行ユニット
1200 運転者状態検出装置
1300 センシングモジュール
2000 車線変更最小リスク決定方法
2100 外因性リスク間隔計算ステップ
2200 システム故障判断ステップ
2300 自動運転起動条件判断ステップ
2400 リスク判断ステップ
2500 横コンポーネント計算ステップ
2600 走行可能空間計算ステップ
2700 最小リスク決定進行ステップ
CH 車両
CT 前方物体
CR 後方物体
F 外因性リスク間隔
NLF 前方縦延伸距離
NLR 後方縦延伸距離
r 相対縦距離
y 横距離
L1,L2 車線
L3 路肩
S1 走行可能空間
S01,S02,S03,S04,S05,S06,S07,S08,S09,S10,S11,S12,S13,S14,S15,S16,S17,S18,S19,S20,S21,S22,S23,S24,S25,S26,S27,S28,S29,S30,S31,S32,S33,S34,S35,S36,S37,S38 ステップ
h 自車速度
r 後方物体速度
t 前方物体速度
x 縦コンポーネント
y 横コンポーネント

Claims (17)

  1. 車両に設けられ、少なくとも1つのプロセッサを備える車線変更決定システムであって、
    前記少なくとも1つのプロセッサは、
    前記少なくとも1つのプロセッサが車線変更決定を決定した後、前記車両が車線変更しようとしていると、複数の時点のうちの1つにおいて、現在位置にある前記車両と前方物体との衝突時間を計算し、前記衝突時間で前記車両が前記現在位置から目標車線に車線変更する横加速度を計算し、前記横加速度と最大通常横加速度の大きい方及び前記車両が前記目標車線に車線変更する横距離で外因性リスク間隔を計算する外因性リスク間隔計算モジュールと、
    前記車両のシステムが前記複数の時点のいずれか1つで故障したかどうか、及び前記車両のバックアップシステムの横制御モジュールが有効であるかどうかを判断するシステム故障判定モジュールと、
    前記車両の運転者が前記複数の時点のいずれか1つにおいて利用可能であるかどうかに基づいて、自動運転起動条件が満たされるかどうかを確認する自動運転起動条件確認モジュールと、
    前記車両に外因性リスク、システム故障リスク及び自動運転起動条件不満足リスクが発生したかどうかを判断し、前記システムが正常な状態で、前記複数の時点のうちの1つの時点において前記車両と前記前方物体との間の相対縦距離が前記外因性リスク間隔以下であると、前記外因性リスクが発生したと判定し、前記複数の時点のうちの1つの時点において、前記システムが故障したが、前記バックアップシステムの前記横制御モジュールが有効であると、前記システム故障リスクが発生したと判定し、前記複数の時点のうちの1つの時点において、前記システムが正常で且つ前記相対縦距離が前記外因性リスク間隔より大きい場合、前記自動運転起動条件確認モジュールは、前記車両の前記運転者が利用可能であるかどうかに基づいて、前記自動運転起動条件が満たされるかどうかを確認し、前記自動運転起動条件が満たされないと、前記自動運転起動条件不満足リスクが発生したと判定する判断ユニットと、
    前記外因性リスク、前記システム故障リスク及び前記自動運転起動条件不満足リスクの中のいずれかが発生したと判定されると、前記複数の時点のうちの前記1つの時点における、前記車両が前記目標車線に車線変更する車線変更時間を計算することによって、前記車両の緊急横加速度を計算し、前記緊急横加速度または通常横加速度で前記車両の横速度ベクトルを計算する横速度ベクトル計算ユニットと、
    前記外因性リスク、前記システム故障リスク及び前記自動運転起動条件不満足リスクの中のいずれかが発生したと判定されると、前記複数の時点のうちの前記1つの時点における、前記目標車線における走行可能空間を、前記横距離、前記横速度ベクトル及び前記目標車線の後方物体の後方物体速度に基づいて計算する走行可能空間計算ユニットと、
    前記外因性リスク、前記システム故障リスク及び前記自動運転起動条件不満足リスクの中のいずれかが発生したと判定される、決定を行う決定実行ユニットであって
    前記外因性リスクまたは前記システム故障リスクが発生したと判定されると、前記車両を前記横速度ベクトルで車線変更して前記走行可能空間に進入させるか、静止まで減速させ、そして
    前記自動運転起動条件不満足リスクが発生したと判定されると、前記車両を前記横速度ベクトルで車線変更して前記走行可能空間に進入させるか、または、少なくとも前記複数の時点のうちの前記1つの時点とは別の一時点までの期間、前記車両を前記車線変更決定に従って元の軌道に沿って移動させ、前記自動運転起動条件が満たされない状態が継続している場合、前記複数の時点のうちの前記1つの時点とは別の前記一時点における前記目標車線、車線変更のための前記横速度ベクトル及び前記走行可能空間を再確認する
    決定実行ユニットと、
    を含む決定モジュールと、
    を備える車線変更決定システム。
  2. 前記外因性リスク間隔計算モジュールは、

    及び
    を演算し、Tは前記衝突時間であり、Dは前記車両と前記前方物体との間の前記相対縦距離であり、vは前記車両の自車速度であり、vは前記前方物体の前方物体速度であり、aは前記衝突時間で計算した前記車両の前記横加速度であり、ayrgmaxは前記最大通常横加速度であり、aymaxは前記横加速度と前記最大通常横加速度のうちの前記大きい方であり、Dは前記横距離であり、vは前記自車速度の縦ベクトルであり、Dは前記外因性リスク間隔である請求項1に記載の車線変更決定システム。
  3. 前記判断ユニットが前記複数の時点のうちの前記1つの時点で前記外因性リスクまたは前記システム故障リスクが発生したと判定する場合、前記横速度ベクトル計算ユニットは、
    及び
    を演算し、TLcは前記車線変更時間であり、Lは前記車両の長さであり、tISO limit は車線横断不可時間であり、a は前記緊急横加速度である請求項2に記載の車線変更決定システム。
  4. 前記複数の時点のうちの前記1つの時点での前記走行可能空間に障害物がなく、且つ前記緊急横加速度が緊急横加速度の上限以下であると、前記車両は、車線変更して前記走行可能空間に入り、逆であると、停止するまで減速する請求項3に記載の車線変更決定システム。
  5. 前記判断ユニットが前記複数の時点のうちの前記1つの時点で前記自動運転起動条件不満足リスクが発生したと判定すると、前記横速度ベクトル計算ユニットは前記通常横加速度で前記横速度ベクトルを計算する請求項2に記載の車線変更決定システム。
  6. 前記走行可能空間に障害物があると、前記車両は、前記障害物が離れるのを待ってから前記通常横加速度で前記走行可能空間に入る請求項5に記載の車線変更決定システム。
  7. 前記車両は車線路肩にある前記走行可能空間に入るまで徐々に右側に移動し、停止するまで減速する請求項4または6に記載の車線変更決定システム。
  8. 前記判断ユニットが前記複数の時点のうちの前記1つの時点で前記自動運転起動条件不満足リスクが発生したと判定すると、前記決定実行ユニットは前記期間内に警告を出す請求項1に記載の車線変更決定システム。
  9. 車線変更決定方法であって、
    少なくとも1つのプロセッサの外因性リスク間隔計算モジュールに、前記少なくとも1つのプロセッサが車線変更決定を決定した後、車両が車線変更しようとしていると、複数の時点のうちの1つにおいて、現在位置にある前記車両と前方物体との衝突時間を計算し、前記衝突時間で前記車両が前記現在位置から目標車線に車線変更する横加速度を計算し、前記横加速度と最大通常横加速度の大きい方及び前記車両が前記目標車線に車線変更する横距離で外因性リスク間隔を計算させる外因性リスク間隔計算ステップと、
    前記少なくとも1つのプロセッサのシステム故障判定モジュールに、前記車両のシステムが前記複数の時点のいずれか1つで故障したかどうか、及び前記車両のバックアップシステムの横制御モジュールが有効であるかどうかを判断させるシステム故障判定ステップと、
    前記少なくとも1つのプロセッサの自動運転起動条件確認モジュールに、前記車両の運転者が前記複数の時点のいずれか1つにおいて利用可能であるかどうかに基づいて、自動運転起動条件が満たされるかどうかを確認させる自動運転起動条件判定ステップと、
    前記少なくとも1つのプロセッサの判断ユニットに、前記車両に外因性リスク、システム故障リスク及び自動運転起動条件不満足リスクが発生したかどうかを判断し、前記システムが正常な状態で、前記複数の時点のうちの1つの時点において前記車両と前記前方物体との間の相対縦距離が前記外因性リスク間隔以下であると、前記外因性リスクが発生したと判定し、前記複数の時点のうちの1つの時点において、前記システムが故障したが、前記バックアップシステムの前記横制御モジュールが有効であると、前記システム故障リスクが発生したと判定し、前記複数の時点のうちの1つの時点において、前記システムが正常で且つ前記相対縦距離が前記外因性リスク間隔より大きい場合、前記自動運転起動条件確認モジュールは、前記車両の前記運転者が利用可能であるかどうかに基づいて、前記自動運転起動条件が満たされるかどうかを確認し、前記自動運転起動条件が満たされないと、前記自動運転起動条件不満足リスクが発生したと判定させるリスク判断ステップと、
    前記少なくとも1つのプロセッサの横速度ベクトル計算ユニットに、前記外因性リスク、前記システム故障リスク及び前記自動運転起動条件不満足リスクの中のいずれかが発生したと判定されると、前記複数の時点のうちの前記1つの時点における、前記車両が前記目標車線に車線変更する車線変更時間を計算することによって、前記車両の緊急横加速度を計算し、前記緊急横加速度または通常横加速度で前記車両の横速度ベクトルを計算させる横速度ベクトル計算ステップと、
    前記少なくとも1つのプロセッサの走行可能空間計算モジュールに、前記外因性リスク、前記システム故障リスク及び前記自動運転起動条件不満足リスクの中のいずれかが発生したと判定されると、前記複数の時点のうちの前記1つの時点における、前記目標車線における走行可能空間を、前記横距離、前記横速度ベクトル及び前記目標車線の後方物体の後方物体速度に基づいて計算させる走行可能空間計算ステップと、
    前記少なくとも1つのプロセッサの決定実行ユニットに、前記外因性リスク、前記システム故障リスク及び前記自動運転起動条件不満足リスクの中のいずれかが発生したと判定される決定を行わせる決定実行ステップであって
    前記外因性リスクまたは前記システム故障リスクが発生したと判定されると、前記車両を前記横速度ベクトルで車線変更して前記走行可能空間に進入させるか、静止まで減速させ、そして
    前記自動運転起動条件不満足リスクが発生したと判定されると、前記車両を前記横速度ベクトルで車線変更して前記走行可能空間に進入させるか、または、少なくとも前記複数の時点のうちの前記1つの時点とは別の一時点までの期間、前記車両を前記車線変更決定に従って元の軌道に沿って移動させ、前記自動運転起動条件が満たされない状態が継続している場合、前記複数の時点のうちの前記1つの時点とは別の前記一時点における前記目標車線、車線変更のための前記横速度ベクトル及び前記走行可能空間を再確認させる決定実行ステップと、
    を含む車線変更決定方法。
  10. 前記外因性リスク間隔計算モジュールは、
    及び
    を演算し、Tは前記衝突時間であり、Dは前記車両と前記前方物体との間の前記相対縦距離であり、vは前記車両の自車速度であり、vは前記前方物体の前方物体速度であり、aは前記衝突時間で計算した前記車両の前記横加速度であり、ayrgmaxは前記最大通常横加速度であり、aymaxは前記横加速度と前記最大通常横加速度のうちの前記大きい方であり、Dは前記横距離であり、vは前記自車速度の縦ベクトルであり、Dは前記外因性リスク間隔である請求項9に記載の車線変更決定方法。
  11. 前記判断ユニットが前記複数の時点のうちの前記1つの時点で前記外因性リスクまたは前記システム故障リスクが発生したと判定すると、前記横速度ベクトル計算ユニットは、
    及び
    を演算し、TLcは前記車線変更時間であり、Lは前記車両の長さであり、tISO limit は車線横断不可時間であり、a は前記緊急横加速度である請求項10に記載の車線変更決定方法。
  12. 前記複数の時点のうちの前記1つの時点での前記走行可能空間に障害物がなく、且つ前記緊急横加速度が緊急横加速度の上限以下であると、前記車両は、車線変更して前記走行可能空間に入り、逆であると、停止するまで減速する請求項11に記載の車線変更決定方法。
  13. 前記判断ユニットが前記複数の時点のうちの前記1つの時点で前記自動運転起動条件不満足リスクが発生したと判定すると、前記横速度ベクトル計算ユニットは前記通常横加速度で前記横速度ベクトルを計算する請求項10に記載の車線変更決定方法。
  14. 前記走行可能空間に障害物があると、前記車両は、前記障害物が離れるのを待ってから前記通常横加速度で前記走行可能空間に入る請求項13に記載の車線変更決定方法。
  15. 前記車両は車線路肩にある前記走行可能空間に入るまで徐々に右側に移動し、停止するまで減速する請求項12または14に記載の車線変更決定方法。
  16. 前記判断ユニットが前記複数の時点のうちの前記1つの時点で前記自動運転起動条件不満足リスクが発生したと判定すると、前記決定実行ユニットは前記期間内に警告を出す請求項9に記載の車線変更決定方法。
  17. 非一時的なコンピュータ可読媒体であって、コンピュータプログラムを記憶することで少なくとも1つのプロセッサに、
    前記少なくとも1つのプロセッサが車線変更決定を決定した後、車両が車線変更しようとしていると、複数の時点のうちの1つにおいて、現在位置にある前記車両と前方物体との衝突時間を計算し、前記衝突時間で前記車両が前記現在位置から目標車線に車線変更する横加速度を計算し、前記横加速度と最大通常横加速度の大きい方及び前記車両が前記目標車線に車線変更する横距離で外因性リスク間隔を計算することと、
    前記車両のシステムが前記複数の時点のいずれか1つで故障したかどうか、及び前記車両のバックアップシステムの横制御モジュールが有効であるかどうかを判断することと、
    前記車両の運転者が前記複数の時点のいずれか1つにおいて利用可能であるかどうかに基づいて、自動運転起動条件が満たされるかどうかを確認することと、
    前記車両に外因性リスク、システム故障リスク及び自動運転起動条件不満足リスクが発生したかどうかを判断し、前記システムが正常な状態で、前記複数の時点のうちの1つの時点において前記車両と前記前方物体との間の相対縦距離が前記外因性リスク間隔以下であると、前記外因性リスクが発生したと判定し、前記複数の時点のうちの1つの時点において、前記システムが故障したが、前記バックアップシステムの前記横制御モジュールが有効であると、前記システム故障リスクが発生したと判定し、前記複数の時点のうちの1つの時点において、前記システムが正常で且つ前記相対縦距離が前記外因性リスク間隔より大きい場合、前記車両の前記運転者が利用可能であるかどうかに基づいて、前記自動運転起動条件が満たされるかどうかを確認し、前記自動運転起動条件が満たされないと、前記自動運転起動条件不満足リスクが発生したと判定することと、
    前記外因性リスク、前記システム故障リスク及び前記自動運転起動条件不満足リスクの中のいずれかが発生したと判定すると、前記複数の時点のうちの前記1つの時点における、前記車両が前記目標車線に車線変更する車線変更時間を計算することによって、前記車両の緊急横加速度を計算し、前記緊急横加速度または通常横加速度で前記車両の横速度ベクトルを計算することと、
    前記外因性リスク、前記システム故障リスク及び前記自動運転起動条件不満足リスクの中のいずれかが発生したと判定すると、前記複数の時点のうちの前記1つの時点における、前記目標車線における走行可能空間を、前記横距離、前記横速度ベクトル及び前記目標車線の後方物体の後方物体速度に基づいて計算することと、
    前記外因性リスク、前記システム故障リスク及び前記自動運転起動条件不満足リスクの中のいずれかが発生したと判定する、決定を行い、
    前記外因性リスクまたは前記システム故障リスクが発生したと判定すると、前記車両を前記横速度ベクトルで車線変更して前記走行可能空間に進入させるか、静止まで減速させ、そして
    前記自動運転起動条件不満足リスクが発生したと判定すると、前記車両を前記横速度ベクトルで車線変更して前記走行可能空間に進入させるか、または、少なくとも前記複数の時点のうちの前記1つの時点とは別の一時点までの期間、前記車両を前記車線変更決定に従って元の軌道に沿って移動させ、前記自動運転起動条件が満たされない状態が継続している場合、前記複数の時点のうちの前記1つの時点とは別の前記一時点における前記目標車線、車線変更のための前記横速度ベクトル及び前記走行可能空間を再確認することと、
    を実行させる非一時的なコンピュータ可読媒体。
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