JP7703336B2 - 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム - Google Patents
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Description
<システム構成>
図1は、本実施形態に係る、印刷システムの構成を示すブロック図である。図1に示すように、この印刷システムは、印刷装置としてのMFP(Multi Function Printer)10と、そのホスト装置としてのPC20を有している。MFP10は、プリンタ機能やスキャナ機能といった複数の機能を有し、両機能を連携させて行うコピー機能も具備している。MFP10は、さらに、印刷対象の画像データを保存・送信する機能やFAXの送受信を行う機能を有していてもよい。以下、MFP10及びPC20それぞれのハードウェア構成を説明する。
続いて、原本である電子文書を印刷する際の流れについて、図2のフローチャートを参照して説明する。図2のフローチャートに示す一連の処理は、PC20にインストールされた所定の印刷アプリケーションのUIを介してユーザが、印刷対象となる電子文書を選択し、その真正性を示す情報の埋め込みを伴う印刷を指示することで開始する。なお、以下の説明において記号「S」はステップを意味する。
TEXT描画命令:(X1、Y1、色、フォント情報、文字列情報)
BOX描画命令:(X1、Y1、X2,Y2、色、塗り形状)
IMAGE描画命令:(X1、Y1、X2,Y2、画像ファイル情報)
上記3種類の他にも、点を描くDOT描画命令、線を描くLINE描画命令、円弧を描くCIRCLE描画命令等が存在し、用途に応じてこれら描画命令が用いられる。一般的によく用いられるPDLとして、Adobe社提案のPDF(PortableDocumentFormat)や、MicroSoft社提案のXPS、HP社提案のHP-GL/2等が存在する。
<PAGE=001>
<TEXT> 50,50, 200, 100, BLACK, STD-18,
“ABCDEFGHIJKLMNOPQR” </TEXT>
<TEXT> 50,100, 200, 150, BLACK, STD-18,
“abcdefghijklmnopqrstuv” </TEXT>
<TEXT> 50,150, 200, 825, BLACK, STD-18,
“1234567890123456789” </TEXT>
<BOX> 50, 300, 200, 450, GRAY, STRIPE </BOX>
<IMAGE> 250, 300, 550, 800, “PORTRAIT.jpg” </IMAGE>
</PAGE>
図4の(a)及び(b)は、「0」、「1」を生成するために用いる8x8画素で構成されたマスクの一例である。図4(a)が「0」を生成用のマスク、同(b)が「1」を生成用のマスクである。Bitmap画像の画素値に対してマスク内の値を加算することで、画像内の8x8画素の各領域に対して周期性を持ったパターンを与えることができる。上述のとおり、本実施形態のBitmap画像は1色8bitで表現され、0~255のいずれかの値が各画素に割り当てられる。0~255の範囲外にある値は画像データとしては使えないため、加算結果が0未満の場合や256以上の値になった場合には、当該加算結果の値を0もしくは255に差し替えて有効範囲内に収めることが一般的には行われる。図4(a)及び(b)のマスクでは画素値に“-10”若しくは“0”の変化を与えているが、マスク領域に対応するBitmap画像内の画素値が全て“0”であった場合、その領域の値は全て“0”となる。なお、ここでは1色8bitの場合を説明しているが、これに限定されない。デジタル画像を扱う場合、何bitで表現しようが有効範囲は存在し、その範囲外になる変化は与えられない。
01: int i, j, k, l;
02: int width = 600, height=900;
03: unsigned char *data = 画像データ;
04: int **maskA = マスクデータ;
05: bool isMaskA = true;
06: for(j = 0; j < height; j+=8){
07: for(i = 0; i < width; i+=8){
08: for(k = 0; k < 8; k++){
09: for(l = 0; l < 8; l++){
10: if(isMaskA == true){
11: data[(i+k)+(j+l)*width] += maskA[k][l];
12: }
13: }
14: }
15: }
16: }
S205では、S204で生成された多重化が施されたBitmap画像(以下、「多重化画像」と表記。)に基づき印刷画像が生成される。この印刷画像の生成には、公知の手法を用いればよい。本実施形態では、多重化画像の各画素に対して、色変換処理、色分解処理、出力特性変換処理、量子化処理の各処理を行うものとする。以下、各処理について簡単に説明する。
色変換処理は、多重化画像の画素値(RGB値)を、MFP10で好適に再現できるように変換する処理である。一般的にPDLの描画命令で指定されている色値は、ディスプレイで好適に表現できるように設定された色値であり、その色値のままプリンタで出力した場合にはディスプレイで見たときと異なる色味で出力されてしまう。そこで両者の色の違いを吸収するための色変換処理を行なう。この色変換処理には、多重化画像における入力画素値(Rin,Gin,Bin)の組み合わせに、好適な出力画素値(Rout,Gout,Bout)の組み合わせを対応付けた3次元のルックアップテーブル(LUT)を用いる。いま、入力値であるRin、Gin、Binがそれぞれ256諧調を持っている。その為、256×256×256の合計16,777,216組の、以下に示す出力値(Rout,Gout,Bout)を持つテーブル(Table1[256][256][256][3])が準備するのが理想的である。
Rout = Table1[Rin][Gin][Bin][0]
Gout = Table1[Rin][Gin][Bin][1]
Bout = Table1[Rin][Gin][Bin][2]
ただし、LUTのグリッド数を256グリッドから例えば16グリッド等に減らし、グリッド間のテーブル値を補間して出力値を決定する等、テーブルサイズを小さくする公知の工夫を用いてもよい。
色分解処理は、色変換処理の出力値であるRout,Gout,Boutを、インクジェット方式で用紙に記録する各インク色(ここではCMYKの4色)の出力値に変換する処理である。この色分解処理にも種々の実現方法がある。本実施形態では、上述の出力画素値(Rout,Gout,Bout)の組み合わせに、以下に示すインク色画素値(C,M,Y,K)の組み合わせを対応付けた3次元のルックアップテーブル(Table2[256][256][256][4])を用いる。
C = Table2[Rout][Gout][Bout][0]
M = Table2[Rout][Gout][Bout][1]
Y = Table2[Rout][Gout][Bout][2]
K = Table2[Rout][Gout][Bout][3]
この際、S204の多重化処理にて紙白領域を変調した結果に対応するCMYK値のうちY値だけが0より大きな値を持つことが好ましい。より詳細には、R=255,G=255,B=255の画素値が、R=255,G=255,B=245の画素値に変換された領域に対応するCMYK値は、Y値は0を超える値とし、CMK値はY値よりも小さい0に近い値とすることが好ましい。その理由はS204で説明したとおり、埋め込まれるパターンの被視認性を低くしたいからである。なお、上述の色変換処理の場合と同様、テーブルサイズを小さくする公知の工夫を用いてもよい。
出力特性変換処理は、CMYK各インク色の濃度を記録ドット数率に変換する処理である。具体的には、例えば各色256諧調の濃度を、各色1024諧調のドット数率に変換する。この出力特性変換処理には、各インク色の濃度に対応する以下に示す記録ドット数率(Cout,Mout,Yout,Kout)を設定した1次元のルックアップテーブル(Table3[4][256])を用いる。
Cout = Table3[0][C]
Mout = Table3[1][M]
Yout = Table3[2][Y]
Kout = Table3[3][K]
なお、上述の色変換処理や色分解処理の場合と同様、テーブルサイズを小さくする公知の工夫を用いてもよい。
量子化処理は、上述した各インク色の記録ドット数率(Cout,Mout,Yout,Kout)を、各画素の記録ドットのオン又はオフを表す、以下に示す量子化値(Cdot,Mdot,Ydot,Kdot)に変換する処理である。
Cdot = Halftone[Cout][x][y]
Mdot = Halftone[Mout][x][y]
Ydot = Halftone[Yout][x][y]
Kdot = Halftone[Kout][x][y]
上記はディザ法の場合の量子化値であり、各画素位置に応じたディザマトリクス内の閾値と比較することで、各インク色の記録ドットのオン又はオフを表す値を得ることができる。ここでは、各記録ドットの発生確率は、Cout/1023、Mout/1023、Yout/1023、Kout/1023となる。なお、量子化処理の手法はディザ法に限定されるものではなく、例えば誤差拡散法など他の手法でもよい。
続いて、上述した原本の印刷処理の結果物である「原本の印刷物」を、MFP10で複写する際の流れについて、図8のフローチャートを参照して説明する。図8のフローチャートに示す一連の処理は、MFP10のUI(ユーザインタフェース)を介してユーザが、原本の印刷物を不図示の原稿台にセットして、複写指示を行うことで開始する。なお、以下の説明において記号「S」はステップを意味する。
MTF(Modulation Transfer Function)補正処理は、スキャナユニットの読取り性能のうち、解像度に関する補正処理である。スキャナユニットによって光学的に画像を読み取る場合、フォーカス位置からのズレやレンズ自体の性能限界等により、画像がボケてしまう為、フィルタ処理等である程度の復元を行う。この際、完全に復元する程の強い強調処理をしてしまうと、白飛びや画像ノイズ・ゴミ画素の強調等、画像弊害の方が目立ってしまう為、画質改善と弊害とのバランスを取ってフィルタ強度を設計する必要がある。以下は、画像中央部を5倍し、上下左右の画素値を-1倍するエッジ強調フィルタの例である。
R’[x][y] = R[x][y]×5-R[x-1][y]-R[x+1][y]-R[x][y-1]-R[x][y+1]
G’[x][y] = G[x][y]×5-G[x-1][y]-G[x+1][y]-G[x][y-1]-G[x][y+1]
B’[x][y] = B[x][y]×5-B[x-1][y]-B[x+1][y]-B[x][y-1]-B[x][y+1]
入力補正処理は、元々が光子量であるCCD(撮像素子)の出力値を、人間の眼の感度に合った明度に変換する処理である。これにより、例えば各色4096諧調のR'G’B’信号を、各色1024諧調の色強度値(R”,G”,B”)に変換する。この変換には、各インク色の濃度に対する好適な記録ドット数率を設定した、以下に示す1次元のルックアップテーブル(Table4[4][4096])が用いられる。
R” = Table4[0][R’]
G” = Table4[1][G’]
B” = Table4[2][B’]
ただし、LUTのグリッド数を4096グリッドから例えば256グリッド等に減らし、グリッド間のテーブル値を補間して出力値を決定する等、テーブルサイズを小さくする公知の工夫を用いてもよい。
シェーディング補正処理は、スキャナ装置を構成するレンズ、LED、CCDといった部品の製造ばらつきや組付けのばらつきに起因して生ずる各画素位置での読取感度の違いによって生ずる色・濃度ムラを低減する処理である。例えば各色1024諧調のR”G”B”信号を、各色256諧調の色強度値(R”’,G”’,B”’)に変換する。この変換には、X方向(スキャナレンズの配置されている方向)の画素位置毎の濃度調整値を規定した、以下に示す1次元ルックアップテーブル(Table5[x][3][1024])が用いられる。
R”’ = Table5[x][0][R”]
G”’ = Table5[x][1][G”]
B”’ = Table5[x][2][B”]
なお、上述の入力補正処理の場合と同様、テーブルサイズを小さくする公知の工夫を用いてもよい。
ここまでの処理で算出された各色256諧調の色強度値(R”’, G”’, B”’)は、印刷時とは逆に、スキャナユニットに固有の値となっている。ここでの色変換処理は、スキャナユニットに固有の値をディスプレイ上で表示する為に好適なRGB値(Rout,Gout,Bout値)に変換する処理である。いま、入力値であるR”’、G”’、B”’はそれぞれ256諧調を持つ。そこで、この変換には、256×256×256の合計16,777,216組の出力値を持つ、以下に示す3次元のルックアップテーブル(Table6[256][256][256][3])が用いられる。
Rout = Table1[R”’][G”’][B”’][0]
Gout = Table1[R”’][G”’][B”’][1]
Bout = Table1[R”’][G”’][B”’][2]
なお、上述の入力補正処理やシェーディング補正処理の場合と同様、テーブルサイズを小さくする公知の工夫を用いてもよい。こうして、Bitmap画像が取得される。
まず、取得されたBitmap画像内の埋込情報が埋め込まれている位置の検出を行う。埋め込み位置は、単位領域(ここでは8x8画素の領域)毎の空間周波数特性を解析することで検出できる。図9は、埋め込みに用いたパターンの空間周波数の特性を表す図である。横軸が水平方向の周波数、縦軸が垂直方向の周波数を表し、原点から遠ざかるにつれて高周波域となる。本実施形態では、それぞれ「0」と「1」に対応した2種類のパターンを画像に埋め込んでいる(前述の図5及び図7を参照)。その際、RGBの各色成分のうちB成分について値“10”の減算(図4のマスクの場合。図6のマスクの場合は加算及び減算。)を行っている。これにより、例えば図4(a)のマスクによって画像内に形成される左下がりのパターンは、ラインA02に大きなパワースペクトルを発生させる。同様に、図4(b)のマスクによって画像内に形成される右下がりのパターンはラインA01に大きなパワースペクトルを発生させる。よって、このパワースペクトルを検出することにより、「0」又は「1」のデータを抽出することができる。なお、パワースペクトル検出の前処理として、エッジ検出を行うことにより、パワースペクトルの強調をすることも可能である。
続くS814では、S813において文書ID情報の抽出に成功したか否かが判定される。文書ID情報の抽出に成功していた場合はS815に進み、失敗していた場合はS820に進む。ここで、抽出に失敗するケースとして、以下の2つの可能性が考えられる。1つは、そもそも複写対象の印刷物自体に文書ID情報が埋め込まれていなかったケース(可能性1)である。もう1つは、複写対象の印刷物に文書ID情報は埋め込まれていたが、当該印刷物が汚れていたり、後から手書きで文字等が加筆されたりして、埋込情報を表す所定のパターンを正しく検出できなかったケース(可能性2)である。ここで、可能性1の場合にはそのままS820に進めばよい。一方、可能性2の場合にはユーザに対して、「文書IDが埋め込まれた真正文書(原本の印刷物)を複写しようとしている」旨のメッセージ表示などを介してユーザに通知するようにしてもよい。これによりユーザは、真正なものではない可能性のある印刷物を複写しようとしていたことを知ることができ、複写作業の中止等の選択機会が与えられる。例えば、抽出処理で得られた結果が、全32bitの文書ID情報のうち、1bit以上31bit以下であった場合に可能性2であると判定し、このような通知を行えばよい。なお、上記所定のパターンに類似するパターンが偶然に1パターンだけ画像内に含まれているようなことも全くあり得ない訳ではない。このようなレアケースを考慮すると、32bitの半分である16Bit未満しか抽出できなかった場合に可能性1と判定し、16bit以上31bit以下が抽出された場合に可能性2と判定することが好ましい。
S1001では、後述のS1010にて改竄有りと判定された画素をカウントするカウンタの初期化処理がなされる。具体的には、カウンタのカウント数(改竄画素数)が“0”に設定される。
Rnorm = (R - Rd)/(Rw-Rd)×255 ・・・式(1)
Gnorm = (G - Gd)/(Gw-Gd)×255 ・・・式(2)
Bnorm = (B - Bd)/(Bw-Bd)×255 ・・・式(3)
上記式(1)~式(3)を用いた正規化処理により、スキャン画像の最も明るい色(白)のRGB値はR=255、G=255、B=255となり、最も暗い色(黒)のRGB値はR=0、G=0、B=0となる。
ΔR=|レンダリング画像のR[x][y]-スキャン画像のR[x][y]| ・・・式(4)
ΔG=|レンダリング画像のG[x][y]-スキャン画像のG[x][y]| ・・・式(5)
ΔB=|レンダリング画像のB[x][y]-スキャン画像のB[x][y]| ・・・式(6)
S818では、S812で得られたBitmap画像が、改竄チェック処理の結果に従い、処理が振り分けられる。改竄無しであった場合はS819に進み、改竄有りであった場合はS820に進む。なお、改竄チェック処理の結果が改竄有りであった場合、「改竄された文書を複写しようとしている」旨のメッセージ表示などを介してユーザに通知するようにしてもよい。これによりユーザは、複写作業の中止等の選択機会が与えられる。
上述の実施形態では、8x8画素の領域単位で文書ID情報を多重化して埋め込む例を説明した。この手法では、画像内の高周波領域に所定のパターンが形成されるので、ユーザが視認しにくい形での情報の埋め込みが可能となる。しかし、情報を埋め込む方法はこれに限定されるものではなく、例えば文書ID情報をQRコード化し、それを視認されにくい形で埋め込んでもよい。
ここまでの説明では、原本の印刷処理においてその真正性を示す文書ID情報を、ユーザが出来るだけ視認できないような態様で埋め込むことを前提としていた。しかしながら、ユーザによって容易に視認できる態様(例えば、CMK各インクの濃度変動が大きくなるR値とG値についても変調を行う)で文書ID情報を埋め込んでもよい。
本開示の技術は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
Claims (14)
- 複写対象の印刷物をスキャンすることにより取得されたスキャン画像に埋め込まれているパターンを検出し、当該検出したパターンに基づき埋込情報を抽出する抽出手段と、
前記抽出手段で抽出された埋込情報に紐づけられたデータに基づいて前記複写対象の印刷物が、原本の印刷物であって、改竄されていない真正な文書であると判定された場合、原本の印刷物の複写物であることを示す情報を前記スキャン画像に対して付加することにより、印刷画像を生成する生成手段と、
前記生成手段で生成された前記印刷画像を用いて印刷処理を行う印刷手段と、
を備え、
前記スキャン画像に埋め込まれている前記パターンは、ユーザによる視認性の低いパターンであり、
前記原本の印刷物の複写物であることを示す情報は、前記ユーザによる視認性の高い可視情報であり、
前記抽出手段は、前記スキャン画像から所定サイズの単位領域を切り出す処理と当該切り出した単位領域の空間周波数解析処理とを、当該単位領域を切り出す座標位置をずらしながら繰り返し行い、当該空間周波数解析処理の結果のパワースペクトルが最も強い単位領域の座標位置を切り出しの基準位置として、当該基準位置において検出された前記パターンに基づいて前記埋込情報を抽出する、
ことを特徴とする印刷システム。 - 前記埋込情報に紐づけられたデータは、前記改竄されていない真正な文書に関する文書データであり、
前記生成手段は、前記埋込情報に紐づけられた前記改竄されていない真正な文書に関する文書データと前記スキャン画像とに基づいて改竄の有無を判定し、当該判定の結果、前記原本の印刷物であって、前記改竄されていない真正な文書であると判定された場合、前記原本の印刷物の複写物であることを示す情報を前記スキャン画像に対して不可することにより、前記印刷画像を生成する、
ことを特徴とする請求項1に記載の印刷システム。 - 前記改竄の有無の判定では、前記スキャン画像から前記埋込情報を除去し、当該埋込情報が除去されたスキャン画像と前記改竄されていない真正な文書の文書データとに基づいて前記改竄の有無が判定されることを特徴とする請求項2に記載の印刷システム。
- 前記改竄の有無の判定では、前記埋込情報が除去されたスキャン画像の画素値と、前記改竄されていない真正な文書の文書データにレンダリング処理を行うことにより得られる画素の画素値とを比較することにより、前記改竄の有無が判定されることを特徴とする請求項3に記載の印刷システム。
- 前記原本の印刷物の複写物であることを示す情報は、前記ユーザによる視認性が高く、かつ、前記原本の印刷物の複写物であることを示す文字列情報であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の印刷システム。
- 前記埋込情報は、前記改竄されていない真正な文書に関するデータに紐づけられた文書IDである、ことを特徴とする請求項1に記載の印刷システム。
- 前記生成手段は、さらに、前記抽出された埋込情報に紐づけられた前記データに基づいて前記複写対象の印刷物が前記改竄されていない真正な文書ではないと判定された場合、非真正な文書の複写物であることを示す情報を前記スキャン画像に対して付加することにより、印刷画像を生成する、ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の印刷システム。
- 外部装置とネットワークを介して接続され、
前記抽出手段で抽出された前記埋込情報を前記外部装置に送信することで、前記埋込情報が有効であるか否かの照合を行う照合手段をさらに備え、
前記生成手段は、前記照合の結果により前記埋込情報が有効であり、かつ、前記埋込情報に紐づけられた文書データに基づいて前記複写対象の印刷物が、前記原本の印刷物であって、改竄されていない真正な文書であると判定された場合に、前記原本の印刷物の複写物であることを示す情報を前記スキャン画像に対して付加することにより、前記印刷画像を生成する、
ことを特徴とする請求項1に記載の印刷システム。 - 前記抽出手段が、前記スキャン画像から前記埋込情報を抽出できなかった場合、又は、前記抽出手段で抽出された埋込情報に紐づけられたデータに基づいて前記複写対象の印刷物が前記改竄されていない真正な文書ではないと判定された場合に、その旨を前記ユーザに通知することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の印刷システム。
- 前記抽出手段が、前記スキャン画像から前記埋込情報を抽出できなかった場合、又は、前記抽出手段で抽出された埋込情報に紐づけられたデータに基づいて前記複写対象の印刷物が前記改竄されていない真正な文書ではないと判定された場合に、前記印刷処理を中止することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の印刷システム。
- 前記生成手段は、前記抽出手段で抽出された埋込情報に紐づけられたデータに基づいて前記複写対象の印刷物が、前記原本の印刷物であって、前記改竄されていない真正な文書であると判定された場合、前記スキャン画像に埋め込まれている前記パターンに代えて、前記原本の印刷物の複写物に対応する文書IDを前記スキャン画像に埋め込み、かつ、前記原本の印刷物の複写物であることを示す情報を、前記原本の印刷物の複写物に対応する文書IDが埋め込まれた前記スキャン画像に付加することにより、前記印刷画像を生成する、ことを特徴とする請求項1に記載の印刷システム。
- 前記複写対象の印刷物から抽出された前記埋込情報が、前記原本の印刷物の複写物に対応する文書IDであった場合、前記複写対象の印刷物が複写物である旨をユーザに通知することを特徴とする請求項11に記載の印刷システム。
- 印刷システムの制御方法であって、
複写対象の印刷物をスキャンすることにより取得されたスキャン画像に埋め込まれているパターンを検出し、当該検出したパターンに基づき埋込情報を抽出する抽出ステップと、
前記抽出ステップにて抽出された埋込情報に紐づけられたデータに基づいて前記複写対象の印刷物が、原本の印刷物であって、改竄されていない真正な文書であると判定された場合、原本の印刷物の複写物であることを示す情報を前記スキャン画像に対して付加することにより、印刷画像を生成する生成ステップと、
前記生成ステップで生成された前記印刷画像を用いて印刷処理を行う印刷ステップと、
を含み、
前記スキャン画像に埋め込まれている前記パターンは、ユーザによる視認性の低いパターンであり、
前記原本の印刷物の複写物であることを示す情報は、前記ユーザによる視認性の高い可視情報であり、
前記抽出ステップにおいて、前記スキャン画像から所定サイズの単位領域を切り出す処理と当該切り出した単位領域の空間周波数解析処理とを、当該単位領域を切り出す座標位置をずらしながら繰り返し行い、当該空間周波数解析処理の結果のパワースペクトルが最も強い単位領域の座標位置を切り出しの基準位置として、当該基準位置において検出された前記パターンに基づいて前記埋込情報を抽出する、
ことを特徴とする制御方法。 - コンピュータを、請求項1乃至12のいずれか一項に記載の印刷システムの各手段として機能させるためのプログラム。
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