JP7703397B2 - インプリント装置、物品の製造方法、及びコンピュータプログラム - Google Patents
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Description
特許文献1によれば、倍率補正を行うためにモールド外周部に第1のアクチュエータ、第1アクチュエータよりも移動範囲の大きい第2のアクチュエータを有している。又、夫々直列に接続され、モールド外周部に力を印加することで高ストロークを実現できるようにしている。
モールドと基板上の樹脂とを接触させて前記樹脂に前記モールドのパターンを転写するインプリント装置であって、
前記モールドの側面に力を加えて、前記パターンの形状を変更するアクチュエータを含む倍率補正機構と、
前記モールドのサイズに応じて前記アクチュエータの位置を変更する変位部材と、
前記変位部材の変形量の上限を制限するためのストッパと、
を有することを特徴とする。
(実施例1)
インプリントヘッド4は、モールド3、モールド3に圧縮力を加えることにより、モールド3に形成された凹凸パターンを所望の形状に補正する倍率補正機構11と、吸着力や静電力によりモールド3を引きつけて保持するモールド保持部材12とを備える。
又、ウエハステージ6をXY平面内で自由に移動可能駆動するためのアクチュエータとしては、リニアモータが採用可能であるが、特に限定されない。ウエハステージ6上にはウエハ保持部材15を配しウエハ5を真空吸着により保持する。
ヒンジ17はベース24を介してモールド保持部材12に接続される。
ここでは図5(B)に示すように倍率補正機構11のωz方向の変形を容易にするために、モールド保持部材12とベース24の間にフレクシャ部23を設けている。フレクシャ部は例えば2mm以下の薄い板で形成さる。
凹型部材30は膜部25と凹部を有し、凹部がフレーム22と土手部32を介して接続することでチャンバ21を形成している。
このような構成によって、通常のシリンダと異なりガイド部が不要であり、コンパクトかつシンプルな構成で平行移動を実現できる。
(実施例2)
図6(A)は実施例2において、図3の矢印A方向から見た図、(B)は図6(A)のD-D断面図である。図7は、実施例2における、図3のC-C断面図である。
図6(A)、(B)に示す通り、アクチュエータ16の接続される凹型部材30は各々のアクチュエータ16に対してチャンバ21、及びフレクシャ部23を有している。
(実施例3)
これによりモールド3のX方向とY方向の寸法差が大きい場合や、目標とする倍率補正量がXY方向で異なる場合に対応することができる。
(実施例4)
(実施例5)
(実施例6)
(実施例7)
図12においては、同じ圧力を加えた場合にアクチュエータ16とヒンジ17が逆方向に移動する構成になっている。従って、チャンバ21a、21bに正圧を加えると接触部材29がモールド3側に移動し、負圧を加えると遠ざかる方向に移動する。この構成によれば、配管を相互に接続し、1つの圧力調整機構27につなげることで、1つの圧力調整機構でも大きなストロークが得られることになる。
尚、ヒンジ17とモールド保持部材12の間、アクチュエータ16とモールド保持部材12の間の少なくとも一方に変位部材が設けられていれば良く、倍率補正機構の接触部の補正開始のための初期位置をモールドのサイズに応じて変更することができる。
図13は、インプリント処理時の動作シーケンスを示すフローチャートである。即ち、インプリント装置1により、複数枚のウエハ5に対し、ウエハ5上に凹凸層となるパターンをインプリント処理にて成形する際の動作シーケンスを示す。尚、図13における各ステップの動作は、制御装置9の内部のコンピュータがメモリに記憶されたコンピュータプログラムを実行することによって行われる。
尚、この複数枚のウエハ5を含む1つのロットにおいては、同一のモールド3を用いるものとする。
次にステップS106において、ウエハ5をウエハ保持部材15に搭載し、ステップS107において、押印工程を行う。
制御装置9は、ステップS107の押型工程において、押印アクチュエータ13により、モールド3の突起部3bのパターンをウエハ5上の樹脂14に押し付ける。
更に、ステップS113の離型工程において、制御装置9は、押印アクチュエータ13により、モールド3の突起部3bのパターンをウエハ5上の樹脂14から引き離す。次に、ステップS114において、制御装置9は、ウエハ5上に、引き続きパターンを形成するショットがあるかどうかの判定を実行し、新たなショットがあると判定した場合には、ステップS107に移行する。
(物品の製造方法)
尚、本実施例における制御の一部又は全部を上述した実施例の機能を実現するコンピュータプログラムをネットワーク又は各種記憶媒体を介してインプリント装置等に供給するようにしてもよい。そしてそのインプリント装置等におけるコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行するようにしてもよい。その場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することとなる。
3 モールド
5 ウエハ
11 倍率補正機構
12 モールド保持部材
14 樹脂
16 アクチュエータ
21 チャンバ空間
25 膜部
27 圧力調整機構
29 モールド接触部材
30 凹型部材
Claims (17)
- モールドと基板上の樹脂とを接触させて前記樹脂に前記モールドのパターンを転写するインプリント装置であって、
前記モールドの側面に力を加えて、前記パターンの形状を変更するアクチュエータを含む倍率補正機構と、
前記モールドのサイズに応じて前記アクチュエータの位置を変更する変位部材と、
前記変位部材の変形量の上限を制限するためのストッパと、
を有することを特徴とするインプリント装置。 - 前記変位部材は流体圧を調整するための圧力調整部を有し、前記圧力調整部は、前記流体圧を調整することで、前記変位部材により、前記モールドの前記側面に力を加えるための接触部材と前記モールドの前記側面との距離を変更することを特徴とする請求項1に記載のインプリント装置。
- 前記圧力調整部は、前記モールドを交換する際に、前記接触部材と前記モールドの前記側面とを離す方向に変位させることを特徴とする請求項2に記載のインプリント装置。
- 前記圧力調整部は、前記モールドを装着した後に、前記変位部材を変位させて、前記倍率補正機構の前記接触部材の補正開始のための初期位置を調整するための調整動作を行うことを特徴とする請求項3に記載のインプリント装置。
- 前記モールドを保持するモールド保持部材を有すると共に、
前記倍率補正機構はレバー及びヒンジを有し、前記レバーは前記ヒンジを中心に回転することができ、前記ヒンジと前記モールド保持部材の間、前記アクチュエータと前記モールド保持部材の間の少なくとも一方に前記変位部材が設けられていることを示す請求項1~4のいずれか1項に記載のインプリント装置。 - 前記ヒンジと前記モールド保持部材の間、前記アクチュエータと前記モールド保持部材の間の各々に異なる前記変位部材が配置されており、前記変位部材に共通の流体圧が供給されることを特徴とする請求項5に記載のインプリント装置。
- 前記圧力調整部は前記モールドの前記側面と、前記接触部材の隙間量に基づき前記流体圧を設定することを特徴とする請求項2に記載のインプリント装置。
- 前記倍率補正機構による前記形状の補正の分解能は、前記圧力調整部による前記変位部材の変位の分解能より高いことを特徴とする請求項2に記載のインプリント装置。
- 前記倍率補正機構による前記形状の補正の応答性は、前記圧力調整部による前記変位部材の変位の応答性より高いことを特徴とする請求項2に記載のインプリント装置。
- 前記アクチュエータは前記モールドの4つの前記側面に配置され、前記圧力調整部は、前記モールドの前記側面の少なくとも向かい合う2面に対して配置された前記変位部材に共通の流体圧を供給することを特徴とする請求項2に記載のインプリント装置。
- 前記変位部材は前記アクチュエータの伸長方向と平行に変位することを特徴とする請求項1に記載のインプリント装置。
- 前記変位部材は前記アクチュエータの一端側の位置を変位可能に配置されることを特徴とする請求項1~11のいずれか1項に記載のインプリント装置。
- 前記アクチュエータはピエゾ素子を含むことを特徴とする請求項1~12のいずれか1項に記載のインプリント装置。
- 前記変位部材は空気圧により変位可能であることを特徴とする請求項1~13のいずれか1項に記載のインプリント装置。
- モールドと基板上の樹脂とを接触させて前記樹脂に前記モールドのパターンを転写するインプリント装置であって、
前記モールドの側面に力を加えて、前記パターンの形状を変更するアクチュエータを含む倍率補正機構と、
前記モールドのサイズに応じて前記アクチュエータの位置を変更する変位部材と、
前記モールドを保持するモールド保持部材と、を有し、
前記倍率補正機構はレバー及びヒンジを有し、前記レバーは前記ヒンジを中心に回転することができ、前記ヒンジと前記モールド保持部材の間、前記アクチュエータと前記モールド保持部材の間の少なくとも一方に前記変位部材が設けられており、
前記ヒンジと前記モールド保持部材の間、前記アクチュエータと前記モールド保持部材の間の各々に異なる前記変位部材が配置されており、前記変位部材に共通の流体圧が供給されることを特徴とするインプリント装置。 - 請求項1~15のいずれか1項に記載のインプリント装置を用いて基板上に前記樹脂のパターンを形成するパターン形成工程と、
前記パターン形成工程で前記パターンを形成された基板を加工する加工工程と、
を含むことを特徴とする物品の製造方法。 - 請求項1~15のいずれか1項に記載のインプリント装置の各部をコンピュータにより制御するためのコンピュータプログラム。
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