以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。なお、図面において、同一または類似の部分には同一の参照番号を付して、重複する説明を省く場合がある。
[行動管理システム100の概要]
図1は、行動管理システム100のシステム構成の一例を概略的に示す。本実施形態においては、行動管理システム100が高齢者の見守りサービスを提供する場合を例として、行動管理システム100の一例の詳細が説明される。上記の見守りサービスによれば、例えば、商品又はサービス(単に、商品と称される場合がある。)の購入行動が管理される。
具体的には、本実施形態によれば、契約者22が、見守りサービスの提供者(図示されていない。)との間で、対象者24に対する見守りサービスの提供契約を締結し、行動管理システム100が、1以上の店舗120における対象者24の購買行動を管理する場合を例として、行動管理システム100の詳細が説明される。
見守りサービスの提供者は、例えば、行動管理システム100の管理者又は運用者である。なお、他の実施形態において、見守りサービスの提供者と、行動管理システム100の管理者又は運用者とが異なってもよい。対象者24は、契約者22と同一人物であってもよく、契約者22とは異なる人物であってよい。対象者24としては、契約者22、契約者22の同居人、契約者22の家族又は親族などが例示される。
本実施形態において、店舗120には、例えば、端末管理サーバ130と、1以上の店舗端末140とが配される。端末管理サーバ130は、例えば、販売管理部132を備える。1以上の店舗端末140のそれぞれは、例えば、読取部142と、出力部144と、制御部146とを備える。
店舗120を訪問した対象者24が商品30の購入を希望する場合、例えば、店舗端末140を利用する店員26が商品30の識別情報を読み取ることで、商品30の価格及び個数が販売管理部132に登録される。その後、店員26が対象者24から代金を受け取り、店舗端末140を利用して精算処理実行することで、商品30の決済が完了する。
本実施形態において、行動管理システム100は、行動管理サーバ150と、レシピ管理サーバ160とを備える。行動管理システム100の各部は、通信ネットワーク10を介して、互いに情報を送受することができる。本実施形態において、行動管理システム100は、通信ネットワーク10を介して、通信端末102及び端末管理サーバ130との間で、互いに情報を送受することができる。なお、端末管理サーバ130及び店舗端末140が、行動管理システム100の一部を構成してもよい。
本実施形態によれば、対象者24が、予め定められた期間(判定期間と称される場合がある。)の期間内に、同一又は類似する商品又はサービスを重複して購入しようとした場合、行動管理サーバ150が、重複購入に関する警告を出力する。例えば、行動管理サーバ150は、対象者24が利用する通信端末102、契約者22が利用する通信端末102、又は、店舗端末140に対して、上記の通信端末102又は店舗端末140に上記の警告を出力させるための命令を送信する。
予め定められた期間の終期は、対象者24が商品又はサービスを購入しようとする時点であってよい。対象者24が商品又はサービスを購入しようとする時点は、店舗端末140が商品30の識別情報を読み取った時点であってよい。予め定められた期間の長さは、例えば、商品又はサービスの種類に基づいて決定される。予め定められた期間の長さは、例えば、対象者24ごとに決定される。予め定められた期間の長さは、例えば、対象者24ごとに、商品又はサービスの種類に基づいて決定される。予め定められた期間の長さは、対象者24の商品若しくはサービスごとの購入履歴若しくは返品履歴に基づいて決定されてよい。予め定められた期間の長さは、対象者24、及び、対象者24の同居人、家族若しくは親族の商品若しくはサービスごとの購入履歴若しくは返品履歴に基づいて決定されてよい。
例えば、契約者22の利用する通信端末102が上記の警告を出力したときに、契約者22が対象者24の近傍に存在する場合、契約者22は、商品30の購入が不要であることを対象者24に伝えることができる。例えば、対象者24の利用する通信端末102又は店舗端末140が上記の警告を出力した場合、対象者24は、商品30の購入が不要であることを思い出すことができる。例えば、店舗端末140が上記の警告を出力した場合、店員26は、商品30の購入が不要であることを対象者24に伝えることができる。
[行動管理システム100の機能の一例]
重複購入に関する警告が頻繁に出力されたり、対象者24が正しい購買行動をとっているにもかかわらず当該警告が出力されたりすると、契約者22又は対象者24の見守りサービスのユーザ体験が低下する。例えば、特開2005-228179号公報に記載された情報提供システムによれば、商品の種類ごとに、警告の要否を判定するための期間である判定期間が設定され得る。上記の情報提供システムは、判定期間の期間内に同一の商品が購入された場合に、警告が必要であると判定する。
しかしながら、上記の情報提供システムにおいては、商品の種類が同一であれば、ユーザが単身者である場合であっても、ユーザが多数の同居人を有する場合であっても、同一の長さを有する期間内における重複購入の有無が判定される。また、ユーザの記憶機能又は認知機能が低下している場合であっても、ユーザの記憶機能又は認知機能が低下していない場合であっても、同一の長さを有する期間内における重複購入の有無が判定される。そのため、上記の情報提供システムは、ユーザ体験が比較的低下しやすく、有用なサービスを長期間に渡って提供することが難しい。
これに対して、本実施形態の一例によれば、上記の判定期間が、対象者24ごとに設定される。例えば、1以上の対象者24のそれぞれの判定期間が、1以上の対象者24のそれぞれが過去に商品又はサービスを購入した履歴に基づいて決定される。
[判定期間の設定]
具体的には、まず、対象者24が商品又はサービスを購入するたびに、例えば、行動管理サーバ150が、(i)対象者24が過去に購入した1以上の商品又はサービス(購入商品と称される場合がある。)のそれぞれを示す情報(購入商品情報と称される場合がある。)、当該1以上の購入商品のそれぞれが購入された時期を示す情報(購入時期情報と称される場合がある)、及び、当該1以上の購入商品のそれぞれの数又は量(数量と称される場合がある。)を示す情報(購入数量情報と称される場合がある)と、(ii)対象者24を識別するための識別情報(対象者IDと称される場合がある。)とを対応付けて、第1のデータベース(図示されていない。)に格納する。第1のデータベースは、対象者24が購入した商品又はサービスの返品履歴、及び、対象者24が購入しようとした商品又はサービスの取消履歴の少なくとも一方を示す情報を、対象者IDと対応付けて格納してもよい。行動管理サーバ150は、例えば、1以上の店舗120のそれぞれに配された端末管理サーバ130から、上記の情報を取得する。
次に、行動管理サーバ150が、重複購入の判定期間の始期及び終期の少なくとも一方に関する条件(第1判定条件と称される場合がある。)を、対象者24ごとに決定する。行動管理サーバ150は、例えば、第1のデータベースを参照して、対象者24ごとの第1判定条件を決定する。これにより、重複購入を判定するための準備作業が完了する。
一実施形態において、行動管理サーバ150は、第1のデータベースを参照して、1以上の対象者24のそれぞれについて、商品又はサービスごとの単位期間当たりの購入量又は購入回数(単に、購入頻度と称される場合がある。)を決定する。次に、行動管理サーバ150は、1以上の対象者24のそれぞれについて、1以上の対象者24のそれぞれの商品又はサービスごとの購入頻度に基づいて、判定期間の始期に関する条件を決定する。他の実施形態において、行動管理サーバ150は、対象者24と同居する又は対象者24の生活を支援する者(同居人と称される場合がある。)の人数及び属性の少なくとも一方に基づいて、判定期間の始期に関する条件を決定してもよい。第1判定条件の決定手順の詳細は後述される。
[重複購入の判定処理]
次に、対象者24が商品30の購入を希望する場合、例えば、行動管理サーバ150が、端末管理サーバ130から、(i)対象者24を識別するための識別情報(対象者IDと称される場合がある。)、及び、(ii)対象者24が購入を希望する商品30を示す情報(商品情報と称される場合がある。)を取得する。行動管理サーバ150が上記の情報を取得すると、行動管理サーバ150は、重複購入の判定処理を開始する。
行動管理サーバ150は、まず、上記の準備作業により決定された第1判定条件に基づいて、重複購入の判定処理の対象となる判定期間を決定する。次に、行動管理サーバ150は、第1のデータベースにアクセスして、対象者24が、第1判定条件により示される判定期間の期間内に購入した商品又はサービスに関する購入商品情報を抽出する。例えば、行動管理サーバ150は、対象者24が直近3日以内に購入した商品又はサービスの識別情報、当該商品又はサービスの品目、及び、当該商品又はサービスの区分の少なくとも1つを示す情報を抽出する。
次に、行動管理サーバ150は、行動管理サーバ150が抽出した購入商品情報、及び、行動管理サーバ150が取得した商品30の商品情報に基づいて、契約者22若しくは対象者24の通信端末102又は店舗端末140に、商品30の重複購入に関する警告を出力させるか否かを判定する。行動管理サーバ150が、通信端末102又は店舗端末140に商品30の重複購入に関する警告を出力させることを決定した場合、行動管理サーバ150は、通信端末102又は店舗端末140に警告を出力させるための命令を、通信端末102又は店舗端末140に送信する。これにより、商品30が重複して購入されている可能性を示す情報が、対象者24に提示される。
本実施形態の一例によれば、重複購入の判定処理の対象となる判定期間が、対象者24ごとに設定される。例えば、上記の判定期間の長さは、対象者24が、商品30と同一又は類似する商品又はサービスを購入した数又は量(購入数量と称される場合がある。)の履歴に基づいて調整される。返品された商品又はサービスは、上記の履歴から除外されてよい。これにより、不要な警告が出力される頻度が低下し、ユーザ体験が向上する。その結果、対象者24にとって有用なサービスが、長期間に渡って提供され得る。また、対象者24を、地域全体で見守ることができる。
[行動管理システム100の機能の他の例]
対象者24に警告が提示される態様が、当該警告の効果又はユーザ体験に大きな影響を与える場合がある。例えば、対象者24によっては、他人から重複購入を直接的に指摘されると、重複購入を批判されているように感じる場合がある。その結果、上記の警告に従わずに、商品を購入してしまう場合がある。このような対象者24であっても、重複購入を婉曲的に指摘された場合には、当該指摘に従って、商品の購入を中止することもあり得る。
そこで、本実施形態の一例によれば、警告の提示態様が、対象者24ごとに設定される。例えば、1以上の対象者24のそれぞれの提示態様が、1以上の対象者24のそれぞれが過去に警告を受け取ったときの行動の履歴に基づいて決定される。
具体的には、まず、対象者24に警告が提示されるたびに、例えば、行動管理サーバ150が、対象者24の対象者IDと、対象者24に対して過去に提示された1以上の警告のそれぞれの提示態様を示す情報と、1以上の警告のそれぞれに対する対象者24の行動を示す情報とを対応付けて、第2のデータベース(図示されていない。)に格納する。警告に対する対象者24の行動を示す情報としては、商品又はサービスの購入を中止したことを示す情報、商品又はサービスの購入を継続したことを示す情報などが例示される。
行動管理サーバ150は、例えば、1以上の契約者22のそれぞれが利用する通信端末102、1以上の対象者24のそれぞれが利用する通信端末102、又は、1以上の店舗120のそれぞれに配された端末管理サーバ130から、上記の情報を取得する。上記の情報は、契約者22が通信端末102に入力してもよく、対象者24が通信端末102に入力してもよく、店員26が店舗端末140に入力してもよい。
次に、例えば、行動管理サーバ150が、第2のデータベースを参照して、対象者24ごとに警告の提示態様を決定する。これにより、重複購入に関する警告を提示するための準備作業が完了する。
次に、対象者24が商品30の購入を希望する場合、例えば、行動管理サーバ150が、端末管理サーバ130から、(i)対象者24の対象者ID、及び、(ii)対象者24が購入を希望する商品30の商品情報を取得する。行動管理サーバ150が上記の情報を取得すると、行動管理サーバ150は、重複購入の判定処理を開始する。
例えば、行動管理サーバ150は、(i)対象者24が過去に購入した1以上の商品又はサービスのそれぞれの購入商品情報、及び、当該1以上の購入商品のそれぞれの購入数量情報と、(ii)対象者24の対象者IDとを対応付けて格納する第1のデータベースにアクセスして、対象者24が、予め定められた期間の期間内に購入した商品又はサービスに関する購入商品情報を抽出する。次に、行動管理サーバ150は、行動管理サーバ150が抽出した購入商品情報、及び、行動管理サーバ150が取得した商品30の商品情報に基づいて、契約者22若しくは対象者24の通信端末102又は店舗端末140に、商品30の重複購入に関する警告を出力させるか否かを判定する。
行動管理サーバ150が、上記の通信端末102又は店舗端末140に重複購入に関する警告を出力させることを決定した場合、行動管理サーバ150は、警告の提示態様を決定する。行動管理サーバ150は、例えば、上述された準備作業において決定された態様に従って警告することを決定する。
本実施形態の一例によれば、警告の提示態様が、対象者24ごとに設定される。例えば、上記の警告の提示態様は、対象者24の警告に対する行動の履歴に基づいて決定される。これにより、警告の効果が向上し、ユーザ体験が向上する。その結果、対象者24にとって有用なサービスが、長期間に渡って提供され得る。また、対象者24を、地域全体で見守ることができる。
[行動管理システム100に関連する各部の概要]
本実施形態において、通信ネットワーク10は、有線通信の伝送路であってもよく、無線通信の伝送路であってもよく、無線通信の伝送路及び有線通信の伝送路の組み合わせであってもよい。通信ネットワーク10は、例えば、無線パケット通信網、インターネット、P2Pネットワーク、専用回線、VPN、電力線通信回線、車車間通信回線、及び、路車間通信回線の少なくとも1つを含む。
通信ネットワーク10は、(i)携帯電話回線網などの移動体通信網を含んでもよく、(ii)無線MAN(例えば、WiMAX(登録商標)である)、無線LAN(例えば、WiFi(登録商標)である)、Bluetooth(登録商標)、Zigbee(登録商標)、NFC(Near Field Communication)などの無線通信網を含んでもよい。上述されたとおり、無線LAN、Bluetooth(登録商標)、Zigbee(登録商標)、及び、NFCは、近距離無線通信方式の一例であってよい。
本実施形態において、通信端末102は、通信ネットワーク10を介して、行動管理システム100の各部との間で情報を送受する。通信端末102は、電磁波又は音波を利用した近距離無線通信方式により、店舗端末140との間で情報を送受してもよい。通信端末102は、バーコード、QRコード(登録商標)などの符号化コードを利用して、店舗端末140との間で情報を送受してもよい。通信端末102としては、パーソナルコンピュータ、携帯端末などが例示される。携帯端末としては、携帯電話、スマートフォン、PDA、タブレット、ノートブック・コンピュータ又はラップトップ・コンピュータ、ウエアラブル・コンピュータなどが例示される。
本実施形態において、端末管理サーバ130は、店舗120に配された1以上の店舗端末140を管理する。端末管理サーバ130は、通信ネットワーク10を介して、行動管理システム100の各部との間で情報を送受してよい。
本実施形態において、販売管理部132は、店舗120における商品又はサービスの販売に関する各種の業務を管理する。上記の業務としては、受注管理業務、発注管理業務、入荷管理業務、納品管理業務、在庫管理業務、売上管理業務、請求管理業務、入金管理業務、支払管理業務などが例示される。
販売管理部132は、店舗120において販売される1以上の商品又はサービスのそれぞれについて、当該商品又はサービスの識別情報と、当該商品又はサービスの価格を示す情報とを対応付けて管理してよい。販売管理部132は、店舗120において販売される1以上の商品又はサービスのそれぞれについて、当該商品又はサービスの識別情報と、当該商品又はサービスの価格を示す情報と、当該商品の容量又は当該サービスにより提供される商品の容量を示す情報とを対応付けて管理してもよい。
販売管理部132は、店舗120の店員26に関する情報を管理してもよい。販売管理部132は、1以上の店員26のそれぞれについて、当該店員の識別情報と、当該店員の属性を示す情報とを対応付けて管理してよい。店員26の属性としては、性別、年齢又は年代、主な勤務時間帯などが例示される。
販売管理部132は、読取部142が読み取った商品30の識別情報を、行動管理サーバ150に送信してよい。販売管理部132は、読取部142が読み取った商品30の精算又は決済に関する情報を、行動管理サーバ150に送信してよい。販売管理部132は、読取部142が読み取った商品30の購入が中止されたことを示す情報を、行動管理サーバ150に送信してもよい。
販売管理部132は、行動管理サーバ150から、店舗端末140に出力させる警告に関する情報を受信してよい。販売管理部132は、上記の警告に関する情報を、店舗端末140に送信してよい。
本実施形態において、店舗端末140は、販売管理部132と協働して、店舗120における商品又はサービスの販売に関する各種の業務を実行する。店舗端末140は、対象者24により操作されてもよく、店員26により操作されてもよい。
本実施形態において、読取部142は、対象者24が購入を希望する1以上の商品30のそれぞれの識別情報を読み取る。読取部142は、1以上の商品30のそれぞれの識別情報を、販売管理部132に出力する。商品30の識別情報としては、商品名、商品コードなどが例示される。読取部142としては、バーコードスキャナ、QRコード(登録商標)スキャナ、RFIDリーダなどが例示される。
本実施形態において、出力部144は、対象者24及び店員26の少なくとも一方に対して、各種の情報を出力する。出力部144としては、ディスプレイ、プロジェクタなどの表示装置、スピーカのような音声出力装置、及び、プリンタのような印刷装置の少なくとも1つが例示される。
例えば、出力部144は、対象者24が商品30を重複して購入している可能性のあることを示す情報を出力する。出力部144は、対象者24が商品30を重複して購入している可能性のあることを示す情報を、行動管理サーバ150から受信した命令により示される態様で出力してよい。出力部144が複数の表示措置を備える場合、出力部144は、対象者24に出力される情報の内容及び提示態様の少なくとも一方と、店員26に出力される情報の内容及び提示態様の少なくとも一方とが異なるように、対象者24が商品30を重複して購入している可能性のあることを示す情報を出力してよい。
本実施形態において、制御部146は、店舗端末140を制御する。制御部146は、店舗端末140の動作を制御してよい。制御部146は、店舗端末140と、販売管理部132との間の通信を制御してよい。
本実施形態において、行動管理サーバ150は、行動管理システム100が提供する見守りサービスの対象者24の購買行動を管理する。上述されたとおり、行動管理サーバ150は、対象者24が、予め定められた期間の期間内に同一又は類似する商品又はサービスを重複して購入しようとした場合に、契約者22若しくは対象者24の通信端末102又は店舗端末140に、重複購入に関する警告を出力させる。
行動管理サーバ150は、警告の出力履歴を示す情報を、契約者22の通信端末102に送信してよい。商品30が食品である場合、行動管理サーバ150は、警告の出力履歴を示す情報と、商品30を用いた料理のレシピを示す情報とを、契約者22の通信端末102に送信してよい。行動管理サーバ150は、レシピ管理サーバ160にアクセスして、商品30を用いた料理のレシピを示す情報を取得してよい。
本実施形態において、レシピ管理サーバ160は、1以上の食品のそれぞれについて、当該食品を用いた料理のレシピを示す情報を管理する。レシピ管理サーバ160は、例えば、行動管理サーバ150からの要求に応じて、当該要求により示される食品を用いた料理のレシピを示す情報を抽出する。レシピ管理サーバ160は、抽出されたレシピを示す情報を行動管理サーバ150に送信してよい。
[行動管理システム100の各部の具体的な構成]
行動管理システム100の各部は、ハードウエアにより実現されてもよく、ソフトウエアにより実現されてもよく、ハードウエア及びソフトウエアにより実現されてもよい。行動管理システム100の各部は、その少なくとも一部が、単一のサーバによって実現されてもよく、複数のサーバによって実現されてもよい。行動管理システム100の各部は、その少なくとも一部が、仮想マシン上又はクラウドシステム上で実現されてもよい。行動管理システム100の各部は、その少なくとも一部が、パーソナルコンピュータ又は携帯端末によって実現されてもよい。携帯端末としては、携帯電話、スマートフォン、PDA、タブレット、ノートブック・コンピュータ又はラップトップ・コンピュータ、ウエアラブル・コンピュータなどを例示することができる。行動管理システム100の各部は、ブロックチェーンなどの分散型台帳技術又は分散型ネットワークを利用して、情報を格納してもよい。
行動管理システム100を構成する構成要素の少なくとも一部がソフトウエアにより実現される場合、当該ソフトウエアにより実現される構成要素は、一般的な構成の情報処理装置において、当該構成要素に関する動作を規定したソフトウエア又はプログラムを起動することにより実現されてよい。上記の一般的な構成の情報処理装置は、(i)CPU、GPUなどのプロセッサ、ROM、RAM、通信インタフェースなどを有するデータ処理装置と、(ii)キーボード、ポインティングデバイス、タッチパネル、カメラ、音声入力装置、ジェスチャ入力装置、各種センサ、GPS受信機などの入力装置と、(iii)表示装置、音声出力装置、振動装置などの出力装置と、(iv)メモリ、HDD、SSDなどの記憶装置(外部記憶装置を含む。)とを備えてよい。
上記の一般的な構成の情報処理装置において、上記のデータ処理装置又は記憶装置は、上記のソフトウエア又はプログラムを記憶してよい。上記のソフトウエア又はプログラムは、プロセッサによって実行されることにより、上記の情報処理装置に、当該ソフトウエア又はプログラムによって規定された動作を実行させる。上記のソフトウエア又はプログラムは、非一時的なコンピュータ可読記録媒体に格納されていてもよい。上記のソフトウエア又はプログラムは、コンピュータを、行動管理システム100又はその一部として機能させるためのプログラムであってよい。上記のソフトウエア又はプログラムは、コンピュータに、行動管理システム100又はその一部における情報処理方法を実行させるためのプログラムであってよい。
契約者22は、対象者24の管理者の一例であってよい。店員26は、対象商品の譲渡者の一例であってよい。商品30は、商品又はサービスの一例であってよい。商品30は、対象商品の一例であってよい。行動管理システム100は、管理装置の一例であってよい。行動管理サーバ150は、管理装置の一例であってよい。通信端末102に警告を出力させるための命令は、通信端末に態様決定部が決定した提示態様に従って警告を出力させるための情報の一例であってよい。第1のデータベースは、第1格納部又は第1格納装置の一例であってよい。対象者IDは、対象者識別情報の一例であってよい。商品30の商品情報は、対象商品情報の一例であってよい。
[別実施形態の一例]
本実施形態においては、行動管理システム100が高齢者の購買行動を管理する場合を例として、行動管理システム100の一例が説明された。しかしながら、行動管理システム100は、本実施形態に限定されない。例えば、行動管理システム100により管理される行動の種類は、購買行動に限定されない。また、行動管理システム100の管理対象は、高齢者に限定されない。
他の実施形態において、行動管理システム100は、契約者22の子供の各種の行動を管理してよい。行動管理システム100は、契約者22が属する法人又は団体の構成員の各種の行動を管理してもよい。例えば、契約者22の子供の各種の行動としては、同一又は類似する商品又はサービスを重複して購入する行動、契約者22により指定された種類の商品又はサービスを購入する行動、契約者22の子供の年齢又は年代に基づいて定められる商品又はサービスを購入する行動などが例示される。契約者22が属する法人又は団体の構成員の行動としては、同一物品を重複して購入する行動が例示される。これにより、例えば、会社Xにおいてボールペンが不足している場合に、会社Xの事務員A及び事務員Bが、同時期にボールペンを購入することが防止される。
本実施形態においては、対象者24が対価を支払って商品30を購入する場合を例として、行動管理システム100の一例が説明された。しかしながら、行動管理システム100は、本実施形態に限定されない。他の実施形態において、行動管理システム100は、対象者24によるサービスの購入を管理してよい。また、行動管理システム100は、商品又はサービスの提供者から対象者24への当該商品又は当該サービスの無償譲渡を管理してもよい。
本実施形態においては、店員26が、店舗端末140を利用して商品30の識別情報を読み取ったり、商品30の精算処理を実行したりする場合を例として、行動管理システム100の一例が説明された。しかしながら、行動管理システム100は、本実施形態に限定されない。他の実施形態において、対象者24が、店舗端末140を利用して商品30の識別情報を読み取ったり、商品30の精算処理を実行したりしてもよい。さらに他の実施形態において、店舗120は、購入商品の認識及び決済が自動的に実行される無人店舗であってもよい。
本実施形態においては、行動管理サーバ150が、対象者24の購買行動を管理する場合を例として、行動管理システム100の一例が説明された。しかしながら、行動管理システム100は、本実施形態に限定されない。他の実施形態において、販売管理部132が、行動管理サーバ150の機能の一部又は全部を有してよい。
図2は、行動管理サーバ150の内部構成の一例を概略的に示す。本実施形態において、行動管理サーバ150は、設定部210と、登録情報取得部222と、購入情報取得部224と、警告要否判定部232と、警告態様決定部234と、通知部236と、格納部240とを備える。本実施形態において、格納部240は、購入履歴格納部242と、警告設定格納部244と、警告履歴格納部246とを有する。
本実施形態において、設定部210は、行動管理サーバ150の情報処理に関する各種の設定を決定する。設定部210は、契約者22が締結した見守りサービスの提供契約の内容に基づいて、上記の設定を決定してよい設定部210は、契約者22による見守りサービスの提供契約の申し込みの内容に基づいて、上記の設定を決定してよい。設定部210は、契約者22又は対象者24が通信端末102に入力した情報に基づいて、上記の設定を決定してよい。
設定部210は、対象者24の購入履歴に基づいて、上記の設定を決定してよい。例えば、設定部210は、予め定められた長さを有する期間における商品又はサービスの購入数量に基づいて、上記の設定を決定する。設定部210は、提示された警告に対する対象者24の行動履歴に基づいて、上記の設定を決定してよい。設定部210は、各種の設定に関する情報を、警告設定格納部244に格納してよい。
[判定処理に関する設定]
[第1判定条件]
一実施形態において、設定部210は、重複購入の判定期間の始期及び終期の少なくとも一方に関する条件(第1判定条件と称される場合がある。)を、対象者24ごとに決定する。設定部210は、例えば、購入履歴格納部242を参照して、対象者24ごとに第1判定条件を決定する。
[判定期間の始期に関する条件]
例えば、まず、設定部210は、1以上の対象者24のそれぞれについて、購入履歴格納部242に格納されている購入商品情報と、購入時期情報と、購入数量情報とに基づいて、商品又はサービスごとに、単位容量又は単位個数あたりの購入間隔を決定する。次に、設定部210は、上記の購入間隔に基づいて、第1判定条件を対象者24ごとに決定する。具体的には、設定部210は、判定処理の実行時から、購入間隔が予め定められた値の統計値の分だけ遡った時期を、重複購入の判定期間の始期とすることを決定する。
設定部210は、上記のとおり決定された第1判定条件を示す情報を、契約者22の通信端末102に送信して、第1判定条件の訂正の有無を確認してよい。設定部210が、契約者22の通信端末102から、第1判定条件の訂正に関する情報を受信した場合、設定部210は、当該情報に従って第1判定条件を訂正することで、第1判定条件を決定してよい。
他の実施形態において、設定部210は、商品又はサービスの種類(品目と称される場合がある。)ごとに、単位容量又は単位個数あたりの購入間隔を決定してもよく、商品又はサービスが属する区分ごとに、単位容量又は単位個数あたりの購入間隔を決定してもよい。さらに他の実施形態において、設定部210は、購入履歴格納部242に格納されている購入商品情報と、購入時期情報と、購入数量情報とに基づいて、商品又はサービスごとに、単位期間あたりの購入数量を決定してもよい。設定部210は、商品又はサービスの種類ごとに、単位期間あたりの購入数量を決定してもよく、商品又はサービスが属する区分ごとに、単位期間あたりの購入数量を決定してもよい。設定部210は、これらの購入間隔又は購入数量に基づいて、第1判定条件を決定してもよい。
さらに他の実施形態において、行動管理サーバ150は、対象者24と同居する又は対象者24の生活を支援する者(同居人と称される場合がある。)の人数及び属性の少なくとも一方に基づいて、判定期間の始期に関する条件を決定する。例えば、対象者24に関する購入履歴、返品履歴、取消履歴などが第1データベースに蓄積されるまでの間、行動管理サーバ150は、同居人の人数及び属性の少なくとも一方に基づいて、判定期間の始期に関する条件を決定する。なお、対象者24に関する購入履歴、返品履歴、取消履歴などが第1データベースに蓄積された後、行動管理サーバ150は、対象者24に関する購入履歴、返品履歴及び取消履歴の少なくとも1つと、同居人の人数及び属性の少なくとも一方とに基づいて、判定期間の始期に関する条件を決定してもよい。
同居人の属性としては、年齢、年代、性別、体重、所属先の種類などが例示される。所属先の種類としては、小学校、中学校、高校、大学、企業などが例示される。対象者24の同居人の人数及び属性は、例えば、契約者22が締結した見守りサービスの提供契約の内容、又は、契約者22による見守りサービスの提供契約の申し込みの内容により定められる。対象者24の同居人の人数及び属性を示す情報は、例えば、行動管理サーバ150に配されたデータベースに登録される。
例えば、行動管理サーバ150は、対象者24の同居人の人数及び/又は属性に基づいて、商品又はサービスごとの購入頻度を決定する。行動管理サーバ150は、例えば、典型的な属性ごとに各商品又はサービスの標準的な購入頻度を定めたデータベースを参照して、1以上の対象者24のそれぞれについて、商品又はサービスごとの購入頻度を決定する。典型的な属性としては、乳幼児、小学生、中学生、高校生、大学生、成人男性、成人女性、老人などが例示される。次に、行動管理サーバ150は、1以上の対象者24のそれぞれについて、1以上の対象者24のそれぞれの商品又はサービスごとの購入頻度に基づいて、判定期間の始期に関する条件を決定する。
[判定期間の終期に関する条件]
例えば、設定部210は、対象者24が商品又はサービスを購入しようとする時点、又は、判定処理が実行される時点が判定期間の終期となるように、判定期間の終期に関する条件を決定する。上述されたとおり、対象者24が商品又はサービスを購入しようとする時点は、店舗端末140が商品30の識別情報を読み取った時点であってよい。
例えば、設定部210は、対象者24が商品又はサービスを購入しようとする時点よりも前の時点が判定期間の終期となるように、判定期間の終期に関する条件を決定してもよい。これにより、対象者24の直近の行動に対して警告を出力するか否かが設定される。
一実施形態において、設定部210は、対象者24の記憶機能及び認知機能のレベルに基づいて、判定期間の終期と、対象者24が商品又はサービスを購入しようとする時点との期間の長さを決定する。これにより、不要な警告の出力が抑制され得る。
例えば、対象者24の認知症又は記憶障害が進行するについて、対象者24の記憶機能及び認知機能のレベルが低下する。対象者24の記憶機能及び認知機能のレベルが比較的高い状態においては、対象者24は、例えば、1週間以内の自己の購買行動を思い出したり、商品の在庫を把握したりすることができる。一方、対象者24の記憶機能及び認知機能のレベルが低下すると、例えば、昨日と同じ商品を再度購入する、特定の商品を何度も購入するなどの購買行動が顕著になる。
そこで、設定部210は、対象者24の記憶機能及び認知機能のレベルが高いほど、判定期間の終期と、対象者24が商品又はサービスを購入しようとする時点との期間の長さが長くなるように、判定期間の終期に関する条件を決定してよい。設定部210は、対象者24の記憶機能及び認知機能のレベルが予め定められた第1基準に満たない場合、対象者24が商品又はサービスを購入しようとする時点が判定期間の終期となるように、判定期間の終期に関する条件を決定してよい。
これにより、対象者24が十分な記憶機能及び認知機能を有する場合には、直近の行動に対する警告が抑制される。例えば、対象者24の記憶機能及び認知機能のレベルが予め定められた第2基準を超える場合、直近の行動に対する警告が出力されない。一方、対象者24の記憶機能及び認知機能の低下が進行すると、直近の行動に対しても警告が出力されるようになる。その結果、対象者24のユーザ体験が向上する。
他の実施形態において、設定部210は、対象者24の返品履歴及び取消履歴の少なくとも一方に基づいて、判定期間の終期と、対象者24が商品又はサービスを購入しようとする時点との期間の長さを決定する。これにより、不要な警告の出力が抑制され得る。
例えば、対象者24が購入した商品が返品される頻度(返品頻度と称される場合がある。)が予め定められた値よりも大きい場合、対象者24の記憶機能及び認知機能が低下していることが推定される。同様に、対象者24が購入しようとした商品の登録処理又は決済処理が取り消される頻度(取消頻度と称される場合がある。)が予め定められた値よりも大きい場合、対象者24の記憶機能及び認知機能が低下していることが推定される。返品頻度又は取消頻度を導出するための単位期間の長さは、特に制限されない。上記の単位期間は、直近の1週間であってもよく、直近の1ヶ月であってもよく、直近の2ヶ月であってもよく、直近の3ヶ月であってもよく、直近の半年であってもよい。返品頻度又は取消頻度は定期的に更新されてよい。
そこで、設定部210は、対象者24の購買行動に係る商品又はサービスの返品頻度又は取消頻度が小さいほど、判定期間の終期と、対象者24が商品又はサービスを購入しようとする時点との期間の長さが長くなるように、判定期間の終期に関する条件を決定してよい。設定部210は、対象者24の購買行動に係る商品又はサービスの返品頻度又は取消頻度が予め定められた値よりも大きい場合、対象者24が商品又はサービスを購入しようとする時点が判定期間の終期となるように、判定期間の終期に関する条件を決定してよい。
これにより、対象者24の購買行動に係る商品又はサービスの返品頻度又は取消頻度が比較的小さい場合には、直近の行動に対する警告が抑制される。例えば、対象者24の購買行動に係る商品又はサービスの返品頻度又は取消頻度が予め定められた値よりも小さい場合、直近の行動に対する警告が出力されない。一方、対象者24の購買行動に係る商品又はサービスの返品頻度又は取消頻度が大きくなると、直近の行動に対しても警告が出力されるようになる。その結果、対象者24のユーザ体験が向上する。
[第2判定条件]
他の実施形態において、設定部210は、判定期間の期間内において、購入が許可される商品又はサービスの数又は量に関する条件(第2判定条件と称される場合がある。)を、対象者24ごとに決定する。例えば、設定部210は、(i)判定期間の長さと、(ii)上述された単位容量若しくは単位個数あたりの購入間隔の統計値、又は、単位期間あたりの購入数量の統計値に基づいて、第2判定条件を決定してよい。設定部210は、返品履歴及び取消履歴を考慮して、第2判定条件を決定してよい。
設定部210は、上記のとおり決定された第2判定条件を示す情報を、契約者22の通信端末102に送信して、第2判定条件の訂正の有無を確認してよい。設定部210が、契約者22の通信端末102から、第2判定条件の訂正に関する情報を受信した場合、設定部210は、当該情報に従って第2判定条件を訂正することで、第2判定条件を決定してよい。
設定部210は、第1判定条件及び第2判定条件を、対象者24ごとに決定してもよい。設定部210は、商品又はサービスごとに第2判定条件を決定してもよく、商品又はサービスの種類ごとに第2判定条件を決定してもよく、商品またはサービスが属する区分ごとに第2判定条件を決定してもよい。
[第3判定条件]
さらに他の実施形態において、設定部210は、重複購入の判定において比較対象となる商品又はサービスに関する条件(第3判定条件と称される場合がある。)を、対象者24ごとに決定する。例えば、設定部210は、同一の商品又はサービスを比較対象とすることを決定する。設定部210は、(i)同一の商品又はサービスと、(ii)商品又はサービスの種類が同一である他の商品又はサービスとを比較対象とすることを決定してよい。設定部210は、(i)同一の商品又はサービスと、(ii)商品またはサービスが属する区分が同一である他の商品又はサービスとを比較対象とすることを決定してよい。
設定部210は、対象者24の記憶機能及び認知機能のレベルに基づいて、第3判定条件を決定してよい。対象者24の記憶機能及び認知機能のレベルは、例えば、契約者22が締結した見守りサービスの提供契約の内容、又は、契約者22による見守りサービスの提供契約の申し込みの内容により定められる。
設定部210は、上記のとおり決定された第3判定条件を示す情報を、契約者22の通信端末102に送信して、第3判定条件の訂正の有無を確認してよい。設定部210が、契約者22の通信端末102から、第3判定条件の訂正に関する情報を受信した場合、設定部210は、当該情報に従って第3判定条件を訂正することで、第3判定条件を決定してよい。
[提示態様に関する設定]
さらに他の実施形態において、設定部210は、警告の提示態様を、対象者24ごとに決定する。警告の提示態様としては、警告が提示される頻度、警告の方法などが例示される。
警告の方法は、対象者24の商品又はサービスに対する注意を促す方法であればよく、その詳細は特に限定されない。警告の方法としては、(i)同居人、家族又は親族の名前又は続柄を利用する方法、(ii)重複購入を婉曲的に伝える方法、(iii)重複購入を直接的に伝える方法、(iv)警告を伝える契約者22又は店員26(警告者と称される場合がある。)の属性を調整する方法、(v)警告を伝える契約者22又は店員26の属性に応じて、警告の内容又は口調を変更する方法、(vi)代替案を提示する方法などが例示される。
同居人、家族又は親族の名前又は続柄を利用する方法としては、例えば、対象者24が牛乳を重複購入している場合、「息子さんが、家に牛乳があるとおっしゃっていましたよ」、「Aさんも、牛乳を購入されていましたよ」などのように、同居人、家族又は親族の話題により対象者24の注意を引くことで、牛乳の購入が不要であることを気づかせる方法が例示される。なお、話題の内容は真実であってもよく、真実でなくてもよい。
重複購入を婉曲的に伝える方法としては、例えば、対象者24が牛乳を重複購入している場合、「牛乳がお好きなんですね」、「ご家族で牛乳がお好きな方がいらっしゃるのですか」、「最近暑くなってきて、牛乳がおいしい季節になりましたね」、「牛乳は消費期限が短いので気を付けてくださいね」などのように、対象者24の嗜好又は商品若しくはサービスに関する話題により、対象者24に注意喚起する方法が例示される。
重複購入を直接的に伝える方法としては、「昨日も、牛乳を買われましたね」、「昨日購入された牛乳はどうされましたか」などのように、商品又はサービスの名称と、購入時期とを合わせて伝えることで、対象者24に注意喚起する方法が例示される。警告により、商品又はサービスの名称と、購入時期と、購入量とが伝えられてもよい。
警告を伝える契約者22又は店員26の属性を調整する方法としては、警告者の年代、性別及び性格の少なくとも1つに基づいて、警告者を決定する方法が例示される。警告者の年代、性別及び性格の少なくとも1つは、例えば、対象者24の警告効果の解析結果に基づいて決定される。対象者24と性別が異なる人物の中から、警告者が決定されてよい。対象者24と年代の異なる人物の中から、警告者が決定されてよい。対象者24の子供又は孫と同年代の人物の中から、警告者が決定されてよい。対象者24と同年代の人物の中から、警告者が決定されてよい。
警告者の属性に応じて、警告の内容又は口調を変更する方法としては、警告者の性別に応じて警告の内容を変更する方法、警告者の性別に応じて警告の口調を変更する方法などが例示される。警告者の年代及び性別と、対象者24の年代及び性別との組み合わせに基づいて、警告の内容又は口調が変更されてもよい。警告者の属性としては、年齢又は年代、性別、性格、身長、体重、体形、髪型、メガネの有無などが例示される。
代替案を提示する方法としては、購入日の変更を促す方法、購入品目の変更を促す方法などが例示される。例えば、警告者が「今度の土曜日が牛乳の特売日なので、土曜日に購入されてはいかがですか。」と発言することで、対象者24に購入日の変更を促すことができる。
設定部210は、警告履歴格納部246を参照して、警告の提示態様を、対象者24ごとに決定してよい。例えば、設定部210は対象者24の属性、対象者24の過去の購買行動、及び、過去の警告に対する対象者24の行動の少なくとも1つに基づいて、警告の提示態様を決定する。
具体的には、例えば、警告履歴格納部246を参照して、警告の効果が予め定められた程度を超える確率を算出する。設定部210は、警告の効果が予め定められた程度を超える確率が予め定められた値よりも大きな提示態様により、警告することを決定する。
設定部210は、警告の提示態様の詳細をさらに決定してもよい。例えば、同居人、家族又は親族の名前又は続柄を利用する方法により警告が出力される場合、設定部210は、対象者24の同居人、家族及び親族の中から、警告に用いられる人物を決定する。また、設定部210は、続柄を利用するか、名前を利用するかを決定する。設定部210は、(i)対象者24の過去の返品履歴、(ii)対象者24の過去の取消履歴、(iii)見守りサービスの提供契約の内容、(iv)見守りサービスの提供契約の申し込みの内容、及び、(v)対象者24の記憶機能及び認知機能のレベルの少なくとも1つに基づいて、上記の設定を決定してよい。
これにより、対象者24の性格、記憶機能及び認知機能のレベルなどに応じて、より効果的な警告が出力され得る。例えば、「息子さんも、牛乳を購入されていましたよ」と警告しても重複購入が中止されない場合であっても、「Aさんも、牛乳を購入されていましたよ」と警告することで重複購入が中止され得る。
具体的には、設定部210は、例えば、警告履歴格納部246を参照して、警告の提示態様と、警告の効果との関係を解析する。例えば、警告が出力された結果、対象者24が重複購入を取りやめた場合、設定部210は、当該警告の効果があったと判定する。
一実施形態において、設定部210は、警告履歴格納部246を参照して、警告が出力された結果、商品の購入手続き中に、当該商品の購入手続きが取り消された事例を抽出する。設定部210は、対象者24に関する事例の中から上記の条件に合致する事例を抽出してもよく、対象者24の属性と類似する属性を有するユーザに関する事例の中から上記の条件に合致する事例を抽出してもよい。設定部210は、抽出された1以上の事例における警告の提示態様を解析して、対象者24に適した警告の提示態様を決定する。
他の実施形態において、設定部210は、警告履歴格納部246を参照して、(i)警告が出力されたにもかかわらず商品が購入された事例、及び、(ii)警告が出力されたにもかかわらず商品が購入された後、当該商品が返品された事例の少なくとも一方を抽出する。設定部210は、対象者24に関する事例の中から上記の条件に合致する事例を抽出してもよく、対象者24の属性と類似する属性を有するユーザに関する事例の中から上記の条件に合致する事例を抽出してもよい。設定部210は、抽出された1以上の事例における警告の提示態様を解析して、対象者24に適した警告の提示態様を決定する。
本実施形態において、登録情報取得部222は、店舗端末140が読み取った商品又はサービスに関する情報(登録情報と称される場合がある。)を取得する。登録情報取得部222は、1以上の店舗120のそれぞれに配された端末管理サーバ130から、1以上の登録情報を取得してよい。
例えば、対象者24が商品30の購入を希望する場合、登録情報取得部222は、対象者24が訪問した店舗120の端末管理サーバ130から、(i)対象者24の対象者IDと、(ii)商品30の商品情報とを取得する。登録情報取得部222は、対象者24が訪問した店舗120の端末管理サーバ130から、(i)対象者24の対象者IDと、(ii)商品30の商品情報と、(iii)商品30の数又は量を示す情報とを取得してもよい。
商品30の商品情報は、商品30の識別情報を含んでよい。商品30の商品情報は、(i )商品30の識別情報と、(ii)商品30の価格を示す情報、商品30の消費期限又は賞味期限を示す情報、及び、商品30の容量を示す情報の少なくとも1つとを含んでもよい。
本実施形態において、購入情報取得部224は、対象者24が実際に購入した商品又はサービスに関する情報(購入情報と称される場合がある。)を取得する。購入情報取得部224は、1以上の店舗120のそれぞれに配された端末管理サーバ130から、1以上の購入情報を取得してよい。店舗端末140における精算処理が実行された場合に、購入情報取得部224は、精算処理において精算された1以上の商品またはサービスに関する情報を取得してよい。
本実施形態において、警告要否判定部232は、対象者24が商品30の購入を希望する場合に、商品30の重複購入に関する警告を出力するか否かを判定する。警告要否判定部232は、契約者22若しくは対象者24の通信端末102又は店舗端末140に、商品30の重複購入に関する警告を出力されるか否かを判定してよい。
一実施形態において、警告要否判定部232は、まず、購入履歴格納部242を参照して、対象者24が第1判定条件により示される判定期間の期間内に購入した商品又はサービスに関する情報を抽出する。次に、警告要否判定部232は、抽出された商品またはサービスに関する情報、及び、登録情報取得部222が取得した商品30に関する情報に基づいて、上記の通信端末102又は店舗端末140に、商品30の重複購入に関する警告を出力させるか否かを判定する。警告要否判定部232は、抽出された商品またはサービスに関する情報と、登録情報取得部222が取得した商品30に関する情報と、第3判定条件とに基づいて、上記の通信端末102又は店舗端末140に、商品30の重複購入に関する警告を出力させるか否かを判定してもよい。
他の実施形態において、警告要否判定部232は、まず、購入履歴格納部242を参照して、対象者24が第1判定条件により示される判定期間の期間内に購入した商品又はサービスに関する情報と、当該商品又はサービスの数量に関する情報とを抽出する。次に、警告要否判定部232は、抽出された情報と、第2判定条件とに基づいて、上記の通信端末102又は店舗端末140に、商品30の重複購入に関する警告を出力させるか否かを判定する。警告要否判定部232は、抽出された情報と、第2判定条件と、第3判定条件とに基づいて、上記の通信端末102又は店舗端末140に、商品30の重複購入に関する警告を出力させるか否かを判定してもよい。
本実施形態において、警告態様決定部234は、警告の提示態様を決定する。警告態様決定部234は、設定部210が決定した設定に基づいて、警告の提示態様を決定してよい。これにより、警告態様決定部234は、例えば、対象者24の属性、対象者24の過去の購買行動、及び、過去の警告に対する対象者24の行動の少なくとも1つに基づいて、警告の提示態様を決定することができる。
本実施形態において、通知部236は、契約者22若しくは対象者24の通信端末102又は店舗端末140に対して、上記の通信端末102又は店舗端末140に警告態様決定部234が決定した提示態様に従って警告を出力させるための命令を送信する。通知部236が上記の命令を送信した場合、通知部236は、契約者22の通信端末102に対して、上記の警告が出力されたことを示す情報を送信してよい。
通知部236が上記の命令を送信した場合、通知部236は、契約者22の通信端末102に対して、上記の警告が出力されたことを示す情報と、商品30が重複購入された場合に利用される情報とを送信してよい。商品30が重複購入された場合に利用される情報としては、(i)商品30に関する情報であって、契約者22にとって有用な情報、(ii)商品30の返品に関する情報などが例示される。
一実施形態において、商品30が食品である場合、通知部236は、上記の警告が出力されたことを示す情報と、商品30を用いた料理のレシピを示す情報とを、契約者22の通信端末102に送信してよい。特に、商品30が生鮮食品である場合、通知部236は、上記の警告が出力されたことを示す情報と、商品30を用いた料理のレシピを示す情報とを、契約者22の通信端末102に送信してよい。通知部236は、レシピ管理サーバ160にアクセスして、商品30を用いた料理のレシピを示す情報を取得してよい。
他の実施形態において、通知部236は、上記の警告が出力されたことを示す情報と、商品30の返品又はクーリングオフに関する情報とを、契約者22の通信端末102に送信してよい。通知部236は、上記の警告が出力されたことを示す情報と、商品30の登録情報と、商品30の返品又はクーリングオフに関する情報とを、契約者22の通信端末102に送信してよい。通知部236は、商品30の名称又は種類に基づいて、返品又はクーリングオフの可否を判定してもよい。返品又はクーリングオフが可能と判定された場合、通知部236は上記の情報を送信する。返品又はクーリングオフが不能と判定された場合、通知部236は上記の情報を送信しない。
商品30の返品又はクーリングオフに関する情報としては、(i)返品又はクーリングオフの可否に関する情報、(ii)返品又はクーリングオフの手続きに関するHPのURL又は当該HPへのリンク情報、(iii)返品又はクーリングオフを受け付ける窓口の電話番号、メールアドレス又はSNSのアカウントに関する情報、(iv)返品又はクーリングオフに関する手続きを開始するプログラムを実行させるためのコードが埋め込まれたボタン又はアイコンなどが例示される。商品30の登録情報としては、商品30が購入された店舗120の名称及び住所、商品30を登録した店舗端末140の識別情報、商品30の購入日時、商品30の名称、商品30の購入数量などが例示される。
本実施形態において、格納部240は、各種の情報を格納する。一実施形態において、格納部240は、行動管理サーバ150の情報処理に用いられる各種の情報を格納する。他の実施形態において、格納部240は、行動管理サーバ150の情報処理において生成される各種の情報を格納する。
本実施形態において、購入履歴格納部242は、1以上の対象者24のそれぞれの識別情報と、1以上の対象者24のそれぞれが過去に購入した商品又はサービスに関する各種の情報とを対応付けて格納する。購入履歴格納部242は、1以上の対象者24のそれぞれの識別情報と、1以上の対象者24のそれぞれが過去に実際に購入した商品又はサービスに関する各種の情報とを対応付けて格納してもよい。
例えば、購入履歴格納部242は、(a)1以上の対象者24のそれぞれの識別情報と、(b)(i)1以上の対象者24のそれぞれが過去に購入した1以上の商品又はサービスのそれぞれを示す情報、(ii)当該1以上の購入商品のそれぞれが購入された時期を示す情報、及び、(iii)当該1以上の購入商品のそれぞれの数又は量を示す情報の少なくとも1つとを対応付けて格納する。購入履歴格納部242に格納される情報の詳細は後述される。
本実施形態において、警告設定格納部244は、設定部210が決定した各種の設定に関する情報を格納する。警告設定格納部244に格納される情報の詳細は後述される。
本実施形態において、警告履歴格納部246は、1以上の対象者24のそれぞれの識別情報と、1以上の対象者24のそれぞれに対して提示された警告に関する各種の情報とを対応付けて格納する。例えば、警告履歴格納部246は、1以上の対象者24のそれぞれの識別情報と、1以上の対象者24のそれぞれに対して過去に提示された1以上の警告のそれぞれの提示態様を示す情報と、1以上の警告のそれぞれに対する対象者24の行動を示す情報とを対応付けて格納する。警告履歴格納部246に格納される情報の詳細は後述される。
設定部210は、判定条件決定部又は態様決定部の一例であってよい。登録情報取得部222は、対象情報取得部の一例であってよい。警告要否判定部232は、判定条件決定部又は要否判定部の一例であってよい。警告態様決定部234は、態様決定部の一例であってよい。通知部236は、警告送信部又は報告送信部の一例であってよい。購入履歴格納部242は、第1格納部又は第1格納装置の一例であってよい。警告履歴格納部246は、第2格納部又は第2格納装置の一例であってよい。
図3は、登録情報取得部222における情報処理の一例を概略的に示す。本実施形態においては、登録情報取得部222が、店舗Aから登録情報322を取得し、店舗Bから登録情報324を取得する場合を例として、登録情報取得部222における情報処理の一例が説明される。
図3に示されるとおり、登録情報322は、店舗120を識別するための店舗IDと、登録情報を識別するための登録IDと、対象者24を識別するための対象者IDと、店員26を識別するための店員IDと、登録日時を示す情報と、対象者24が購入を希望する商品又はサービスを識別するための商品IDと、各商品又はサービスの数量を示す情報とを含む。一方、登録情報324は、店員IDの代わりに店員26の属性を示す情報を含む点で、登録情報322と相違する。
本実施形態において、登録情報取得部222が登録情報322を受信した場合、登録情報取得部222は、登録情報322を購入履歴格納部242に格納する。また、登録情報取得部222は、端末管理サーバ130の店員データベース342にアクセスして、登録情報322に含まれる店員IDにより識別される店員26の属性を示す情報を取得する。登録情報取得部222は、登録情報322に含まれる対象者ID、登録ID及び店員IDと、店員26の属性を示す情報とを、警告履歴格納部246に格納する。登録情報取得部222は、端末管理サーバ130の商品データベース344にアクセスして、登録情報322に含まれる商品IDにより識別される商品30に関する各種の情報を取得してもよい。登録情報取得部222は、登録情報322に含まれる対象者ID、登録ID及び商品IDと、商品30に関する情報とを、購入履歴格納部242に格納してよい。
本実施形態において、登録情報取得部222が登録情報324を受信した場合、登録情報取得部222は、登録情報324を購入履歴格納部242に格納する。また、登録情報取得部222は、登録情報324に含まれる対象者ID、登録ID及び店員26の属性を示す情報と、警告履歴格納部246に格納する。登録情報取得部222は、登録情報324に含まれる対象者ID、登録ID及び商品IDと、商品30に関する情報とを、購入履歴格納部242に格納してよい。
図4は、購入情報取得部224における情報処理の一例を概略的に示す。本実施形態においては、購入情報取得部224が、店舗Aから登録情報322に対応する購入情報422を取得し、店舗Bから登録情報324に対応する購入情報424を取得する場合を例として、購入情報取得部224における情報処理の一例が説明される。
図4に示されるとおり、購入情報422は、店舗IDと、登録IDと、購入日時を示す情報と、商品IDと、対象者24が実際に購入した商品又はサービスの数量を示す情報とを含む。本実施形態において、対象者24が購入を中止した場合、購入情報422には、登録IDにより示される登録情報が取り消されたことを示す取消フラグが付与される。一方、購入情報424は、取消フラグの代わりに、警告に対する対象者24の行動の種類を識別するための対応IDが付与される点で、購入情報422と相違する。
本実施形態において、購入情報取得部224が購入情報422又は購入情報424を受信した場合、購入情報取得部224は、必要に応じて、購入履歴格納部242に格納された情報を更新する。また、購入情報取得部224は、購入情報422に付与された取消フラグ又は購入情報424に付与された対応IDに基づいて、警告履歴格納部246に格納された情報を更新する。
なお、本実施形態において、警告履歴格納部246は、通知部236が出力した警告に関する情報も格納する。これにより、行動管理サーバ150は、警告の提示態様と、警告の効果とを対応付けることができる。
図5は、データテーブル500の一例を概略的に示す。本実施形態において、データテーブル500の各レコードは、購入履歴格納部242に格納される購入履歴の一例であってよい。
本実施形態において、データテーブル500は、商品又はサービスを購入した対象者24の対象者ID522と、対象者24が商品又はサービスを購入した時期を示す時期情報524と、対象者24が商品又はサービスを購入した店舗120の店舗ID526と、対象者24の購入した商品又はサービスが店舗端末140に登録されたときの登録ID528と、対象者24が購入した商品又はサービスを示す商品情報532と、対象者24が購入した商品又はサービスの数量を示す数量情報534とを対応付けて格納する。対象者24が登録された商品又はサービスの購入を中止した場合、当該商品又はサービスのレコードは、データテーブル500から削除されてよい。
本実施形態において、商品情報532は、対象者24が購入した商品又はサービスの識別情報(商品IDと称される場合がある。)と、対象者24が購入した商品又はサービスの種類を示す情報と、対象者24が購入した商品又はサービスの属する区分を示す情報とを含む。また、本実施形態において、数量情報534は、対象者24が購入した商品又はサービスの容量を示す情報と、対象者24が購入した商品又はサービスの個数を示す情報とを含む。
図6は、データテーブル600の一例を概略的に示す。本実施形態において、データテーブル600の各レコードは、警告設定格納部244に格納される設定の一例であってよい。
本実施形態において、データテーブル600は、対象者24の対象者ID620と、対象者24ごとの判定条件を示す情報630と、対象者24ごとの警告態様を示す情報640とを対応付けて格納する。本実施形態において、判定条件を示す情報630は、警告対象を示す情報632と、判定期間を示す情報634と、許可数量を示す情報636とを含む。本実施形態において、警告態様を示す情報640は、警告頻度に関する情報642と、警告方法に関する情報644とを含む。
例えば、「U_001」という対象者IDにより識別されるユーザは、認知症又は記憶障害が比較的進行している。そのため、当該ユーザについては、具体的な商品の種類を問わず、生鮮食品全般が重複購入の判定対象となる。また、上記のユーザが購入行動を行った時点の2日前から、当該ユーザが購入行動を行った時点までの間に、当該ユーザが5個を超える生鮮食品を購入しようとした場合に、警告が出力される。この時、警告方法として同居親族の名前を利用することが推奨される。
同様に、「U_002」という対象者IDにより識別されるユーザについては、具体的な銘柄を問わず「牛乳」が重複購入の判定の対象となる。また、「U_003」という対象者IDにより識別されるユーザについては、「mlk_MJ_001」という特定の銘柄の牛乳が重複購入の判定の対象となる。
また、例えば、「U_004」という対象者IDにより識別されるユーザは、認知症又は記憶障害が比較的進行していない。上記のユーザについては、具体的な銘柄を問わず「牛乳」及び「電池」が重複購入の判定対象となる。また、例えば、牛乳については、上記のユーザが購入行動を行った時点の10日前から、当該ユーザが購入行動を行った時点の3日前までの間に、当該ユーザが3個を超える牛乳を購入しようとした場合に、警告が出力される。この場合、例えば、上記のユーザが、昨日も牛乳を購入し、今日も牛乳を購入しようとする場合には、警告は出力されない。
図7は、データテーブル700の一例を概略的に示す。本実施形態において、データテーブル700の各レコードは、警告履歴格納部246に格納される警告履歴の一例であってよい。
本実施形態において、データテーブル700は、商品又はサービスを購入した対象者24の対象者ID720と、対象者24の購入した商品又はサービスが店舗端末140に登録されたときの登録ID722と、対象者24を接客した店員26の店員ID724と、対象者24を接客した店員26の属性を示す情報726と、警告の有無を示す情報730と、警告方法を示す情報732と、警告効果の有無を示す情報734とを対応付けて格納する。
図8は、本発明の複数の態様が全体的又は部分的に具現化されてよいコンピュータ3000の一例を示す。行動管理システム100の少なくとも一部は、コンピュータ3000により実現されてよい。例えば、端末管理サーバ130の少なくとも一部が、コンピュータ3000により実現される。例えば、店舗端末140の少なくとも一部が、コンピュータ3000により実現される。例えば、行動管理サーバ150の少なくとも一部が、コンピュータ3000により実現される。例えば、レシピ管理サーバ160の少なくとも一部が、コンピュータ3000により実現される。
コンピュータ3000にインストールされたプログラムは、コンピュータ3000に、本発明の実施形態に係る装置に関連付けられるオペレーション又は当該装置の1又は複数の「部」として機能させ、又は当該オペレーション又は当該1又は複数の「部」を実行させることができ、及び/又はコンピュータ3000に、本発明の実施形態に係るプロセス又は当該プロセスの段階を実行させることができる。そのようなプログラムは、コンピュータ3000に、本明細書に記載のフローチャート及びブロック図のブロックのうちのいくつか又はすべてに関連付けられた特定のオペレーションを実行させるべく、CPU3012によって実行されてよい。
本実施形態によるコンピュータ3000は、CPU3012、RAM3014、GPU3016、及びディスプレイデバイス3018を含み、それらはホストコントローラ3010によって相互に接続されている。コンピュータ3000はまた、通信インタフェース3022、ハードディスクドライブ3024、DVD-ROMドライブ3026、及びICカードドライブのような入出力ユニットを含み、それらは入出力コントローラ3020を介してホストコントローラ3010に接続されている。コンピュータはまた、ROM3030及びキーボード3042のようなレガシの入出力ユニットを含み、それらは入出力チップ3040を介して入出力コントローラ3020に接続されている。
CPU3012は、ROM3030及びRAM3014内に格納されたプログラムに従い動作し、それにより各ユニットを制御する。GPU3016は、RAM3014内に提供されるフレームバッファ等又はそれ自体の中に、CPU3012によって生成されるイメージデータを取得し、イメージデータがディスプレイデバイス3018上に表示されるようにする。
通信インタフェース3022は、ネットワークを介して他の電子デバイスと通信する。ハードディスクドライブ3024は、コンピュータ3000内のCPU3012によって使用されるプログラム及びデータを格納する。DVD-ROMドライブ3026は、プログラム又はデータをDVD-ROM3001から読み取り、ハードディスクドライブ3024にRAM3014を介してプログラム又はデータを提供する。ICカードドライブは、プログラム及びデータをICカードから読み取り、及び/又はプログラム及びデータをICカードに書き込む。
ROM3030はその中に、アクティブ化時にコンピュータ3000によって実行されるブートプログラム等、及び/又はコンピュータ3000のハードウエアに依存するプログラムを格納する。入出力チップ3040はまた、様々な入出力ユニットをパラレルポート、シリアルポート、キーボードポート、マウスポート等を介して、入出力コントローラ3020に接続してよい。
プログラムが、DVD-ROM3001又はICカードのようなコンピュータ可読記憶媒体によって提供される。プログラムは、コンピュータ可読記憶媒体から読み取られ、コンピュータ可読記憶媒体の例でもあるハードディスクドライブ3024、RAM3014、又はROM3030にインストールされ、CPU3012によって実行される。これらのプログラム内に記述される情報処理は、コンピュータ3000に読み取られ、プログラムと、上記様々なタイプのハードウエアリソースとの間の連携をもたらす。装置又は方法が、コンピュータ3000の使用に従い情報のオペレーション又は処理を実現することによって構成されてよい。
例えば、通信がコンピュータ3000及び外部デバイス間で実行される場合、CPU3012は、RAM3014にロードされた通信プログラムを実行し、通信プログラムに記述された処理に基づいて、通信インタフェース3022に対し、通信処理を命令してよい。通信インタフェース3022は、CPU3012の制御の下、RAM3014、ハードディスクドライブ3024、DVD-ROM3001、又はICカードのような記録媒体内に提供される送信バッファ領域に格納された送信データを読み取り、読み取られた送信データをネットワークに送信し、又はネットワークから受信した受信データを記録媒体上に提供される受信バッファ領域等に書き込む。
また、CPU3012は、ハードディスクドライブ3024、DVD-ROMドライブ3026(DVD-ROM3001)、ICカード等のような外部記録媒体に格納されたファイル又はデータベースの全部又は必要な部分がRAM3014に読み取られるようにし、RAM3014上のデータに対し様々なタイプの処理を実行してよい。CPU3012は次に、処理されたデータを外部記録媒体にライトバックしてよい。
様々なタイプのプログラム、データ、テーブル、及びデータベースのような様々なタイプの情報が記録媒体に格納され、情報処理を受けてよい。CPU3012は、RAM3014から読み取られたデータに対し、本開示の随所に記載され、プログラムの命令シーケンスによって指定される様々なタイプのオペレーション、情報処理、条件判断、条件分岐、無条件分岐、情報の検索/置換等を含む、様々なタイプの処理を実行してよく、結果をRAM3014に対しライトバックする。また、CPU3012は、記録媒体内のファイル、データベース等における情報を検索してよい。例えば、各々が第2の属性の属性値に関連付けられた第1の属性の属性値を有する複数のエントリが記録媒体内に格納される場合、CPU3012は、当該複数のエントリの中から、第1の属性の属性値が指定されている条件に一致するエントリを検索し、当該エントリ内に格納された第2の属性の属性値を読み取り、それにより予め定められた条件を満たす第1の属性に関連付けられた第2の属性の属性値を取得してよい。
上で説明したプログラム又はソフトウエアモジュールは、コンピュータ3000上又はコンピュータ3000近傍のコンピュータ可読記憶媒体に格納されてよい。また、専用通信ネットワーク又はインターネットに接続されたサーバシステム内に提供されるハードディスク又はRAMのような記録媒体が、コンピュータ可読記憶媒体として使用可能であり、それにより、上記のプログラムを、ネットワークを介してコンピュータ3000に提供する。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。また、技術的に矛盾しない範囲において、特定の実施形態について説明した事項を、他の実施形態に適用することができる。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。