JP7706401B2 - washing machine - Google Patents
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Description
本発明の実施形態は、洗濯機に関する。 An embodiment of the present invention relates to a washing machine.
近年、液体中に空気成分を加圧溶解させる加圧溶解タンクを用いてファインバブルと称されるマイクロバブルやウルトラファインバブル等の微細気泡を含む微細気泡水を生成し、洗浄効果を向上させる技術が注目されている。この場合、液体中への空気成分の加圧溶解は、水道圧を加圧溶解タンク内に印加させて行われる。このような加圧溶解タンクは、水道圧に依存するところがあり、高圧の水道圧にも耐えうるような強度が必要となる。そのため、従来構成では、加圧溶解タンク本体の強度や加圧溶解タンクを構成する部材同士の接続強度を高めるための構造の複雑化や生産性への影響に課題があった。 In recent years, attention has been focused on a technology that uses a pressurized dissolution tank to pressurize and dissolve air components in liquid, generating fine bubble water containing fine bubbles such as microbubbles and ultrafine bubbles known as fine bubbles, thereby improving cleaning effects. In this case, the pressurized dissolution of air components in liquid is performed by applying water supply pressure to the inside of the pressurized dissolution tank. Such pressurized dissolution tanks depend in part on water supply pressure, and therefore require strength that can withstand high water supply pressure. For this reason, with conventional configurations, there were issues with the complexity of the structure required to increase the strength of the pressurized dissolution tank itself and the connection strength between the components that make up the pressurized dissolution tank, as well as the impact on productivity.
そこで、構造を簡易にして生産性の低下を抑制しつつ、洗浄効果の向上を図ることができる洗濯機を提供する。 Therefore, we provide a washing machine that has a simplified structure, prevents a decline in productivity, and improves cleaning performance.
実施形態の洗濯機は、外箱と、前記外箱の内部に設けられる水槽と、前記水槽に接続され水が流れる水路と、外部の水源に接続される給水弁と、前記給水弁の下流に設けられ、前記給水弁を通って前記外部の水源から供給された水にその水の水圧によって空気成分を溶解させる加圧溶解タンクと、前記加圧溶解タンクの下流側に設けられ、微細気泡を含む微細気泡水を生成する微細気泡発生器と、前記水路に繋がり前記加圧溶解タンク内部の圧力が所定の圧力以上になった場合に前記加圧溶解タンク内部の圧力を前記水路内に開放する圧力開放機構と、を備える。 The washing machine of the embodiment includes an outer box, a water tank provided inside the outer box, a water channel connected to the water tank and through which water flows, a water supply valve connected to an external water source, a pressurized dissolving tank provided downstream of the water supply valve and dissolving air components in water supplied from the external water source through the water supply valve by the water pressure of the water, a fine bubble generator provided downstream of the pressurized dissolving tank and generating fine bubble water containing fine bubbles, and a pressure release mechanism connected to the water channel and releasing the pressure inside the pressurized dissolving tank into the water channel when the pressure inside the pressurized dissolving tank reaches or exceeds a predetermined pressure.
以下、複数の実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、各実施形態において実質的に同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。 Several embodiments will be described below with reference to the drawings. Note that the same reference numerals will be used to designate substantially the same components in each embodiment, and descriptions will be omitted.
(第1実施形態)
図1に示す洗濯機10は、回転槽13の回転軸が後方へ向かって下降傾斜した斜め軸型のドラム式洗濯機である。なお、洗濯機10は、ドラム式に限らず、回転槽の回転軸が鉛直方向を向いたいわゆる縦型洗濯機であっても良い。また、洗濯機10は、例えばヒータ式又はヒートポンプ式の乾燥機能を備えたものであっても良いし、備えていないものであっても良い。
First Embodiment
The
また、洗濯機10は、洗剤や仕上げ剤等の洗濯処理剤を自動で投入可能な処理剤自動投入装置を備えた構成であっても良いし、備えていないものであっても良い。処理剤自動投入処置は、複数回分の洗濯運転に用いる量の洗濯処理剤を貯留可能な処理剤タンクを有し、洗濯運転ごとに処理剤タンクから所定量の洗濯処理剤を自動で水槽内に投入することができる装置である。本明細書では、洗濯機10は、処理剤自動投入装置を備えていないものとして説明する。
The
図1に示す洗濯機10は、外箱11、水槽12、回転槽13、モータ14、排水機構15、循環経路16、循環ポンプ17、及び給水装置20を備えている。なお、図1において、洗濯機10の設置面側つまり鉛直下側を洗濯機10の下側とし、設置面と反対側つまり鉛直上側を洗濯機10の上側とする。
The
外箱11は、例えば鋼板等の金属又は樹脂材等の組合せによって全体として略矩形の中空箱状に形成されている。外箱11は、洗濯機10の外殻を構成している。水槽12及び回転槽13は、例えば水平に対して傾斜して構成され、前面側が開口し背面側が閉塞した有底円筒状に形成されている。水槽12は、外箱11内に配置されて図示しないサスペンションによって弾性的に支持されている。水槽12は、注水口121及び排水口122を有している。注水口121及び排水口122は、水槽12の外部と内部とを連通している。注水口121は、例えば水槽12の上部寄りの部分に設けられている。排水口122は、例えば水槽12の底部付近に設けられている。
The
回転槽13は、水槽12内に回転可能に配置されている。回転槽13は、モータ14によって回転駆動される。モータ14は、水槽12の底部外側に設けられている。モータ14は、詳細は図示しないが、例えば回転数を変更可能なブラシレスのダイレクトドライブモータで構成されている。モータ14は、回転槽13に接続されており、回転槽13を水槽12に対して相対的に回転駆動させる機能を有する。
The rotating
排水機構15は、水槽12内に貯留されている水を洗濯機10の機外へ排出する機能を有する。排水機構15は、図1に示すように、排水弁151及び排水経路152を有している。排水弁151は、例えば電磁的に開閉動作が可能な液体用の開閉弁である。排水経路152は、例えば可撓性を有する排水ホースで構成されており、一方の端部が排水弁151に接続され、他方の端部が洗濯機10の機外に引き出されている。排水経路152は、水槽12内に貯留された水を外部に排水するための経路である。排水弁151が開放されると、水槽12内に貯留されていた水は、排水経路152を通して洗濯機10の機外へ排出される。
The
循環経路16は、水槽12内に貯留されている水を汲み上げて、その汲み上げた水を水槽12の上部から再び水槽12内に供給するための経路である。循環経路16の一方の端部は、水槽12の排水口122に接続されており、他方の端部は、水槽12の上部に設けられ吐出口161に接続されている。吐出口161は、詳細は図示しないが、吐出口161から吐出された水が水槽12の中央側へ向かうように構成されている。
The
循環ポンプ17は、循環経路16上に設けられている。排水弁151によって排水経路152が閉じられた状態で循環ポンプ17が駆動すると、循環ポンプ17は、排水口122を通して水槽12内の水を汲み上げて、吐出口161から再び水槽12内へ注水する。これにより、循環ポンプ17は、水槽12内に貯留されている水を、循環経路16を通して循環させる。
The
給水装置20は、図1に示すように、外箱11内であって水槽12の上方に設けられている。給水装置20は、例えば水道等の外部の水源から供給される水を水槽12内に給水する機能を有する。給水装置20は、例えば注水ケース21、注水ホース22、処理剤ケース23、及び給水弁機構24を有して構成することができる。
As shown in FIG. 1, the
注水ケース21は、例えば樹脂製であって、内部に空間を有して構成できる。注水ケース21は、洗濯機10の前後方向に沿って延びる中空箱状に形成することができる。注水ケース21は、外部の水源から供給される水を受けて、その水を、注水ホース22を介して水槽12内に供給する機能を有する。
The
注水ホース22は、例えば可撓性を有するホースで円筒状に構成されている。注水ホース22の一方の端部は注水ケース21に接続され、他方の端部は注水口121に接続されている。つまり、注水ホース22は、注水ケース21と水槽12とを繋ぐ部分である。外部の水源から注水ケース21内に流入した水は、注水ホース22を通って水槽12内に注水される。
The
処理剤ケース23は、例えば樹脂製の容器で構成され、その内部に1回の洗濯運転に用いる量の洗濯処理剤を収容可能に構成されている。処理剤ケース23は、例えば注水ケース21内に着脱可能に収容されている。処理剤ケース23は、注水ケース21の底部から上方に離れた位置に設けられている。処理剤ケース23は、外部の水源から供給された水を受ける構成とすることができる。
The
処理剤ケース23の底部には、詳細は図示しないが、注水ケース21の底部側に繋がる開口が形成されている。この場合、処理剤ケース23内に洗濯処理剤が貯留された状態で、処理剤ケース23内に水が流入すると、処理剤ケース23内に貯留した洗濯処理剤は、開口から注水ケース21の底部側に流し落とされる。その後、洗濯処理剤と水とが混合した混合水は、注水ケース21の底部に沿って流れて、注水ホース22を介して水槽12内に供給される。
The bottom of the
また、処理剤ケース23は、洗濯処理剤を処理剤ケース23内に貯留することなく開口から注水ケース21の底部側へ導く構成としても良い。この場合、ユーザは、処理剤ケース23が注水ケース21内に収容された状態で、開口を通して注水ケース21の底部に洗濯処理剤を投入する。そして、外部の水源から注水ケース21内に供給された水は、注水ケース21の底部で洗濯処理剤と混合し、その後、その混合水は水槽12内に供給される。
The
給水弁機構24は、図1に示すように、図示しない水道の蛇口等の外部の水源に接続される。給水弁機構24は、例えば電磁的に開閉動作が可能な液体用の開閉弁で構成されており、図示しない制御装置によって駆動制御される。給水弁機構24は、注水ケース21の上流側に設けられている。給水弁機構24は、注水ケース21と一体に構成されても良いし、別体として構成されても良い。給水弁機構24は、給水装置20を介して水槽12内に至る複数の給水経路を個別に開閉する機能を有する。この場合、給水弁機構24は、図2に示すように、例えば複数の給水弁241、242を一体的に備えた構成にできる。以下の説明では、2つの給水弁241、242のうち、給水弁241を通常水給水弁241と称し、給水弁242を微細気泡水給水弁242と称する場合がある。
As shown in FIG. 1, the water
洗濯機10は、図2に示すように、給水経路として、例えば通常水給水経路R1及び微細気泡水給水経路R2を備えている。各給水経路R1、R2は、給水弁機構24からそれぞれ異なる経路を通って注水ケース21内に流入し、注水ケース21内を通って水槽12に至る経路である。すなわち、各給水経路R1、R2は、注水ケース21を介して間接的に水槽12に接続されている。そして、給水経路R1、R2は、排水経路152及び循環経路16とともに、水槽12に接続され、水が流れる水路を構成している。
2, the
通常水給水経路R1は、通常水給水弁241から注水ケース21内の処理剤ケース23を通って水槽12へ至る経路である。すなわち、通常水給水弁241は、外部の水源から注水ケース21内の処理剤ケース23を通って水槽12へ給水する給水経路の途中に設けられている。通常水給水経路R1は、処理剤ケース23内に投入された洗濯処理剤を水槽12内に供給する機能を有する。
The normal water supply path R1 is a path that runs from the normal
微細気泡水給水経路R2は、微細気泡水給水弁242から注水ケース21を介して加圧溶解装置30及び微細気泡発生器40を通って水槽12に至る経路である。すなわち、微細気泡水給水弁242は、外部の水源から加圧溶解装置30及び微細気泡発生器40を通って水槽12へ給水する給水経路の途中に設けられている。本実施形態では、微細気泡水給水経路R2は、加圧溶解装置30及び微細気泡発生器40を通って注水ケース21内を介して水槽12に至る。微細気泡水給水経路R2は、外部の水源から供給された水に微細気泡を含ませた微細気泡水を水槽12に供給する機能を有する。
The fine bubble water supply path R2 is a path that runs from the fine bubble
微細気泡水給水経路R2は、図2に示すように、例えば注水ケース21内の処理剤ケース23を通ることなく水槽12に至る経路に構成することができる。この場合、例えば処理剤ケース23内に洗濯処理剤が貯留された状態で、通常水給水弁241及び微細気泡水給水弁242が開放されると、通常水給水弁241から処理剤ケース23に供給されて処理剤ケース23内の洗濯処理剤が混合した水と、微細気泡水給水弁242から加圧溶解装置30及び微細気泡発生器40を通過して生成された微細気泡水と、が注水ケース21内で合流し、その後水槽12内へ供給される。
2, the fine bubble water supply path R2 can be configured as a path that reaches the
なお、微細気泡水給水経路R2は、処理剤ケース23を含んで構成することができる。すなわち、微細気泡水給水経路R2は、微細気泡発生器40の下流側で処理剤ケース23を通って水槽12に至る経路に構成することができる。この場合、通常水給水経路R1と微細気泡水給水経路R2とは、処理剤ケース23を共有の構成として有している。また、通常水給水経路R1は、経路上に微細気泡発生器40を備えた構成としても良い。
The fine bubble water supply path R2 can be configured to include the
加圧溶解装置30は、微細気泡水給水経路R2上であって、給水弁242の下流側に設けられている。加圧溶解装置30は、外部の水源から供給された水を、その水の圧力で加圧して空気成分を溶解させる機能を有する。加圧溶解装置30は、図3及び図4に示すように、加圧溶解タンク31、入口部32、出口部33、導水部34、仕切壁35、空気導入部36、及び吸気弁37を有して構成することができる。加圧溶解タンク31は、内部に空間が形成されており、給水弁242を通って供給された水を空気とともに一時的に貯留することができる。加圧溶解タンク31は、例えば合成樹脂製又は金属製で構成されている。加圧溶解タンク31は、図1に示すように、例えば注水ケース21と互いに対向して配置されている。
The
加圧溶解タンク31は、複数の部材この場合2つのタンク部材311、312を組合せて加圧溶解タンク31の内部に空間Sが形成されるように構成されている。以下の説明において、タンク部材311を第1タンク部材311と称し、タンク部材312を第2タンク部材312と称する場合がある。第1タンク部材311の外周面は、注水ケース21の外周面と互いに対向している。
The
この場合、第1タンク部材311と第2タンク部材312とを突き合せた部分つまり接合部分は、例えばネジ部材によって結合されている。すなわち、第1タンク部材311と第2タンク部材312とは、各タンク部材311、312同士がネジによる螺合によって一体化されている。
In this case, the portion where the
入口部32及び出口部33は、例えば筒状に構成されている。入口部32及び出口部33は、図3に示すように、複数のタンク部材311、312のうち第1タンク部材311側に集約して設けられている。そして、入口部32又は出口部33の一方又は両方は、注水ケース21に直接接続することができる。直接接続とは、互いに接続される部材の間に他の部材が介在することなく相互に接続されることを意味する。本実施形態では、図1に示すように、出口部33が、注水ケース21に直接接続されている。出口部33は、加圧溶解タンク31と注水ケース21とを連通している。
The
入口部32は、図1に示すように、加圧溶解タンク31の上部に設けられており、加圧溶解タンク31の外部から内部に流入する水が通る部分である。外部の水源から給水弁242を通過して注水ケース21内に供給された水は、入口部32を通って加圧溶解タンク31内に導入される。出口部33は、図1に示すように、加圧溶解タンク31の下部に設けられており、加圧溶解タンク31の内部から外部に流出する水が通る部分である。なお、本実施形態では、出口部33からの排水は加圧溶解タンク31に貯留した水の水圧つまり静水圧のみで行われ、排水のための専用のポンプ等の駆動源を要していない。
As shown in FIG. 1, the
導水部34は、図3に示すように、入口部32から繋がり、加圧溶解タンク31の長手方向に沿って延びて形成されている。導水部34は、入口部32を流れた水を加圧溶解タンク31内部の所定の位置に導くためのものである。導水部34は、図3に示すように、例えば筒状に形成されて、一方の端部つまり基端部が第1タンク311の内壁に取付けられており、他方の端部つまり開放された先端部が第2タンク312の内壁に近接した形で対向して設けられている。なお、導水部34の先端部は開放される構成に限らず、閉塞されていても良い。
As shown in FIG. 3, the
導水部34は、開口部341を有している。開口部341は、例えば導水部34の底部を厚み方向に貫通して形成されている。開口部341は、導水部34を通る水を鉛直下方へ向かって落下させるためのものである。開口部341から流出し落下した水は、加圧溶解タンク31内部に貯留した水面の上部の空気を引き込みながら、水面に対して激しく衝突する。これにより、開口部341から落下した水の衝突時のエネルギーによって加圧溶解タンク31内に貯留した水が撹拌されて、加圧溶解タンク31内部の空気成分の溶解が促進される。
The
仕切壁35は、図3及び図4に示すように、加圧溶解タンク31の底面から立ち上がって設けられ、加圧溶解タンク31内の空間Sの一部を水平方向に仕切っている。この場合、導水部34は、図3に示すように、入口部32に対して仕切壁35を越えた位置まで延びており、導水部34内を通る水を入口部32に対して仕切壁35を越えた位置で放水する。すなわち、開口部341は、第2タンク部材312側の空間つまり導水部34の延伸方向において入口部32に対して仕切壁35を超えた位置に配置されている。
As shown in Figures 3 and 4, the
図3の黒矢印に示すように、開口部341から注水された水が仕切壁35と第2タンク部材312の内壁との間の空間における水面で撹拌されることで、加圧溶解タンク31内の水と空気とを効率良く接触させることができる。よって、加圧溶解タンク31内の水に対する空気成分の溶解を促進することができる。更に、平面視において、開口部341の位置を出口部33から極力離れた位置に配置することによって、加圧溶解タンク31内における水と空気との接触時間を長くすることができるため、より多くの空気成分を水に溶解させることができる。
As shown by the black arrow in FIG. 3, the water poured from the
仕切壁35には、図4に示すように、隙間351が形成されている。隙間351は、微細気泡よりも粒径の大きな泡を遮蔽する機能を有している。加圧溶解タンク31内に流出した水のうち仕切壁35の上端よりも下方に位置する水は、隙間351を通過して出口部33側の領域に流れる。このとき、導水部34の開口部341から落下した水が水面と衝突することにより発生した例えばミリオーダーの比較的大きな気泡は、隙間351を通過せずに出口部33側の領域に流出することなく消滅する。
As shown in FIG. 4, the
空気導入部36は、加圧溶解タンク31の内部と外部とを連通しており、加圧溶解タンク31内に外気を導入するためのものである。空気導入部36は、例えば筒状に形成され、一方の端部が加圧溶解タンク31に接続され、他方の端部が注水ケース21に接続されている。空気導入部36は、第1タンク部材311のやや上部寄りに設けられている。この場合、空気導入部36は、出口部33よりも上方でかつ導水部34の開口部341よりも下方に配置されている。
The
吸気弁37は、例えば逆止弁で構成することができる。吸気弁37は、図3に示すように、空気導入部36に取付けられている。この場合、吸気弁37は、加圧溶解タンク31の外部から加圧溶解タンク31の内部へ向かう空気は通すが、加圧溶解タンク31の内部から加圧溶解タンク31の外部へ向かう空気は遮断する機能を有する。そして、吸気弁37は、加圧溶解タンク31内の圧力が大気圧又は大気圧よりも少し高い圧力になると閉じ、加圧溶解タンク31内の圧力が大気圧に近い値になると開く構成とすることができる。吸気弁37が開放されると、空気導入部36を介して加圧溶解タンク31内に外気が補充される。
The
加圧溶解装置30は、例えば加圧溶解タンク31から流出する水量よりも加圧溶解タンク31内に流入する水量を多くすることで、水道圧のみで加圧溶解タンク31内を加圧することができる。この場合、例えば微細気泡水給水弁242が開放されると、入口部32から流入した水のうち出口部33から流出しなかった残りの水が加圧溶解タンク31内に貯留されて加圧溶解タンク31内の水位が上昇する。このとき、加圧溶解タンク31内の空気は上昇する水面に圧縮され、これにより加圧溶解タンク31内の圧力が上昇して吸気弁37が閉鎖する。
The
その後、入口部32からの水の流入が継続されて加圧溶解タンク31内の水位が所定水位まで上昇して加圧溶解タンク31内が最大圧力この場合水道圧に近い圧力まで上昇することにより、加圧溶解タンク31内の空気が加圧溶解タンク31内に貯留されている水に溶解し易くなる。つまり、外部の水源から供給された水を加圧溶解装置30に通すことによって、加圧溶解装置30の下流側に供給される水に対して、加圧溶解装置30を通らない通常の水に比べて多量の空気成分を溶存させた水を供給することができる。加圧溶解装置30は、飽和度を超えた空気成分を水に溶解させることも可能であり、過飽和状態をつくりだすことができる。
Then, the water continues to flow in from the
そして、加圧溶解タンク31内に給水が開始されて、例えば給水時間が所定時間経過した後に微細気泡水給水弁242を閉じると、加圧溶解タンク31内の水位の低下に伴い加圧溶解タンク31内の圧力も大気圧近くまで低下し、吸気弁37が開いて空気導入部36から加圧溶解タンク31内に外気が導入される。このように、微細気泡水給水弁242の開閉を繰り返すことで、加圧溶解装置30は、空気成分を溶解させた水を繰り返し吐出することができる。
When water supply into the
微細気泡発生器40は、微細気泡水給水経路R2上において、微細気泡水給水弁242の下流側で、かつ、加圧溶解タンク31の下流側に設けられている。この場合、微細気泡発生器40は、加圧溶解装置30の出口部33の途中部分に取付けられている。微細気泡発生器40は、加圧溶解装置30とともに、外部の水源から供給された水にナノバブルやマイクロバブル等の微細気泡を発生させて、当該微細気泡を含んだ微細気泡水を生成する機能を有する。つまり、微細気泡発生器40は、加圧溶解装置30とともに、微細気泡水を生成するための微細気泡発生装置として機能する。
The
微細気泡発生器40は、微細気泡発生器40単体では、微細気泡発生器40を通る水に主としてナノオーダーの微細気泡を析出させる機能を有する。微細気泡発生器40は、図5に示すように、絞り部41、ストレート部42、及び衝突部43を有している。絞り部41及びストレート部42は、微細気泡発生器40の長手方向へ向かって、図5の黒矢印で示す方向へ水を流す流路を構成する。
The
絞り部41は、微細気泡発生器40の流入側つまり上流側に設けられている。絞り部41は、微細気泡発生器40の長手方向の上流側端部から途中部分にかけて流路の断面積つまり内径が連続的に徐々に減少するようないわゆる截頭円錐形のテーパ管状に形成されている。ストレート部42は、絞り部41の下流側に設けられている。ストレート部42は、内径が変化しない、すなわち流路の断面積つまり液体の通過可能な面積が変化しない円筒形、いわゆるストレート管状に形成されている。
The
衝突部43は、ストレート部42の下流端部分に設けられている。衝突部43は、微細気泡発生器40における水の通過可能な断面積を局所的に縮小することで、微細気泡発生器40を通過する液体中に主としてナノオーダー以下の微細気泡を多量に発生させることができる。
The
衝突部43は、図6に示すように、例えば先端が尖った4本の棒状の部分で構成され、ストレート部42の内周面からこのストレート部42の断面における中心方向へ向かって突出している。4本の衝突部43は、ストレート部42の断面の周方向に向かって相互に等間隔に離間した状態で配置されている。この場合、各衝突部43の下流側の面は、平坦面に形成されている。また、各衝突部43で構成される隙間の面積が、微細気泡発生器40における水の通過可能な最小断面積となる。
As shown in FIG. 6, the
微細気泡発生器40の上流側に水が流入すると、截頭円錐テーパ形状に縮小するように形成された絞り部41において流路断面積が絞られることによって、流体力学のいわゆるベルヌーイの定理に基づき流速が高められるとともに減圧によるキャビテーションが発生する。そして、その高速流が衝突部43に衝突することで作用するせん断力によって細分化された微細気泡が生成される。これにより、微細気泡発生器40は、微細気泡発生器40内を通過する水の中に溶存している空気を微細気泡として多量に析出させて、微細気泡発生器40を通過する以前よりも微細気泡を多量に含んだ微細気泡水を供給することができる。
When water flows into the upstream side of the
一般に、微細気泡又はファインバブルは、その気泡の粒子径によって次のように分類されている。例えば、粒子径が数μmから100μm程度つまりマイクロオーダーの気泡は、マイクロバブルと称されている。これに対し、粒子径が50nm~1,000nm未満つまりナノオーダーの気泡は、ウルトラファインバブルと称されている。なお、本実施形態において、ナノオーダーの微細気泡、ウルトラファインバブル及びナノバブルは、いずれも同義であり、粒子径がナノオーダーの気泡を意味する。 Generally, microscopic bubbles or fine bubbles are classified according to the particle size of the bubbles as follows. For example, bubbles with a particle size of several μm to about 100 μm, i.e., micro-order bubbles, are called microbubbles. In contrast, bubbles with a particle size of 50 nm to less than 1,000 nm, i.e., nano-order bubbles, are called ultrafine bubbles. In this embodiment, nano-order microscopic bubbles, ultrafine bubbles, and nanobubbles are all synonymous and refer to bubbles with a particle size of nano-order.
マイクロバブルは、電気的特性としてマイナス電荷を帯びており、洗濯物等の洗浄対象物に付着したプラス電荷を帯びた汚れと静電的に吸着しやすい。マイクロバブルとの電気的反応により洗浄対象物から引き剥がされた汚れは、マイクロバブル表面に吸着したままマイクロバブルの浮力により水面に浮上し滞留する。一方、ウルトラファインバブルは、粒径が細かいため入り組んだ部分まで浸透が可能であり、マイクロバブル等の他の微細気泡では除去しきれない対象物の汚れを除去する洗浄効果を発揮することができる。以上のように、マイクロバブルとウルトラファインバブルとは、その特性の違いから期待される洗浄能力も異なるため、両者を併用することで洗浄効果をより高めることが可能となる。 Microbubbles have a negative electrical charge, and are easily electrostatically attracted to positively charged dirt attached to laundry and other objects to be cleaned. Dirt that is detached from the object to be cleaned by the electrical reaction with the microbubbles remains adsorbed to the microbubble surface and rises to the water surface due to the buoyancy of the microbubbles, where it remains. On the other hand, ultrafine bubbles are small in diameter and can penetrate into intricate areas, providing a cleaning effect that removes dirt from objects that cannot be removed by other fine bubbles such as microbubbles. As described above, microbubbles and ultrafine bubbles have different expected cleaning abilities due to their different properties, so using both in combination can further enhance the cleaning effect.
微細気泡発生器40の上流側に加圧溶解装置30を設けた場合、過飽和状態の水を用いることによって、微細気泡発生器40単体と比較してウルトラファインバブル及びマイクロバブルの発生量を顕著に増加させることができる。そして、加圧溶解装置30及び微細気泡発生器40を通過した水を用いて、洗濯物等の洗浄を行うことで、洗浄効果の向上が期待できる。
When the
ここで、加圧溶解タンクは、例えばウォーターハンマー等によって給水経路内に高水圧が発生した場合にも破損や水漏れ等が発生しないように設計をする必要がある。そのため、加圧溶解タンクに補強を目的としたリブを設けたり、複数のタンク部材間の結合箇所を増やしたりする等の対策が講じられているが、構造の複雑化や組立作業性に影響を及ぼす場合がある。そこで、本実施形態では、加圧溶解装置30は、圧力開放機構50を有している。圧力開放機構50は、加圧溶解タンク31内部の圧力が所定の圧力以上になった場合に、加圧溶解タンク31内部の圧力を大気開放する機能を有する。所定の圧力とは、吸気弁37が動作する圧力よりも高い圧力で設定され、例えば0.7~1.0MPa程度に設定されている。
The pressurized dissolving tank must be designed so that it will not break or leak even if high water pressure occurs in the water supply path due to, for example, water hammer. For this reason, measures have been taken such as providing the pressurized dissolving tank with ribs for reinforcement and increasing the number of joints between multiple tank components, but this may result in a more complex structure and affect assembly workability. Therefore, in this embodiment, the
圧力開放機構50は、図1に示すように、加圧溶解タンク31と注水ケース21との間に設けられている。すなわち、圧力開放機構50によって加圧溶解タンク31内部の圧力が開放されると、加圧溶解タンク31内部の空気と水との流体が注水ケース21内に放出される。この場合、圧力開放機構50は、給水経路R2に繋がっている。なお、圧力開放機構50は、注水ケース21に接続する構成に限らず、例えば排水経路152や循環経路16に接続する構成としても良い。圧力開放機構50は、図3にも示すように、吸気弁37よりも上方で加圧溶解タンク31に接続されている。この場合、圧力開放機構50は、第1タンク部材311側に設けられている。
As shown in FIG. 1, the
圧力開放機構50は、図7に示すように、本体51、弁体52、弁座53、及び付勢部材54を有して構成することができる。本体51は、注水ケース21と加圧溶解タンク31とを連通して繋いでいる。本体51は、注水ケース21と加圧溶解タンク31との間を流体が通過可能に構成されており、出口部33及び空気導入部36とともに、複数の連通流路を構成している。すなわち、本体51は、複数の連通流路のうち一部の連通流路を構成している。
As shown in FIG. 7, the
本実施形態では、複数の連通流路を構成する出口部33、空気導入部36、及び本体51は、いずれも第1タンク部材311側に設けられている。これにより、加圧溶解タンク31のメンテナンス性を向上することができる。すなわち、例えば加圧溶解タンク31のメンテナンス等において、加圧溶解タンク31内を露出させようとした場合に、作業者は、複数のタンク部材311、312のうち出口部33、空気導入部36、及び本体51が設けられている方のタンク部材311を注水ケース21に取り付けたまま、出口部33、空気導入部36、及び本体51が設けられていない方のタンク部材312を取り外すことによって、加圧溶解タンク31内を露出させることができる。
In this embodiment, the
本体51は、例えば合成樹脂製で、複数の部材を組合せて構成されている。本体51は、図7に示すように、例えば内径が異なる複数の円筒形状によって段付きの円筒形状に形成されている。本体51は、連通部511を有している。連通部511は、流体が通過可能に構成されている。連通部511は、本体51の一方側つまり加圧溶解タンク31側の端部に形成されている。弁体52は、例えば球状に構成され、連通部511を開閉するためのものである。
The
弁座53は、本体51の内部に設けられている。弁座53は、本体51と一体又は別体に構成することができる。本実施形態では、弁座53は、本体51と一体に構成され、連通部511に対応した位置に設けられている。弁座53は、例えば連通部511から注水ケース21側へ向かって漸次拡径するテーパ状に形成されている。弁座53は、連通部511が閉じられた状態で弁体52と接触する。
The
付勢部材54は、弁体52を弁座53側へ付勢する。付勢部材54は、主体部541及びばね部材542を有して構成することができる。主体部541は、例えば円形に形成されており、弁体52が取付けられる。主体部541の外周面と本体51の内周面との間には、僅かな隙間が形成されている。主体部541は、貫通孔541aを有している。貫通孔541aは、主体部541を厚み方向に貫通して形成されており、流体が通過可能に構成されている。この場合、貫通孔541aは、所定の間隔をあけて複数設けられている。ばね部材542は、例えばコイルばねで構成されている。ばね部材542は、主体部541よりも注水ケース21側に設けられている。ばね部材542は、弁体52及び主体部541を連通部511側に付勢している。
The biasing
弁体52が付勢部材54によって弁座53側に付勢されて弁座53に接触することで、連通部511が閉鎖されている。弁体52は、加圧溶解タンク31内の圧力が所定の圧力以上となり付勢部材54の付勢力を上回ると、弁座53から離れ注水ケース21側へ移動する。このとき、弁座53と弁体52との間の隙間から加圧溶解タンク31内の流体が移動し、付勢部材54の主体部541の貫通孔541a等を介して本体51の他方の端部側の開口512を通って注水ケース21内に放出される。そして、加圧溶解タンク31内の圧力が低下すると、付勢部材54の付勢力によって弁体52が弁座53に接触し、再び連通部511が閉鎖される。
The
以上説明した実施形態によれば、洗濯機10は、外箱11と、水槽12と、水路R2と、給水弁242と、加圧溶解タンク31と、微細気泡発生器40と、圧力開放機構50と、を備える。水槽12は、外箱11の内部に設けられる。水路R2は、水槽12に接続され、水が流れる。給水弁242は、外部の水源に接続される。加圧溶解タンク31は、給水弁242の下流に設けられ、給水弁242を通って外部の水源から供給された水にその水の水圧によって空気成分を溶解させる。微細気泡発生器40は、加圧溶解タンク31の下流側に設けられ、微細気泡を含む微細気泡水を生成する。そして、圧力開放機構50は、水路R2に繋がり、加圧溶解タンク31内部の圧力が所定の圧力以上になった場合に、加圧溶解タンク31内部の圧力を水路R2内に開放する。
According to the embodiment described above, the
これによれば、加圧溶解タンク31内に高水圧が印加された場合に、圧力開放機構50によって、加圧溶解タンク31内部の圧力を外部に開放することができる。これにより、加圧溶解タンク31の安全性確保のために、構造が複雑化又は組立作業性が低下することを抑えることができる。よって、構造を簡易にして生産性の低下を抑制しつつ、洗浄効果の向上を図ることができる。更に、圧力開放機構50を水路R2に接続することによって、圧力開放機構50から排出される水が洗濯機10内部に漏れてしまうことを回避することができる。
Accordingly, when high water pressure is applied inside the
また、洗濯機10は、注水ケース21を更に備える。注水ケース21は、水路R2上に設けられ、加圧溶解タンク31と互いに対向して配置され、内部に空間を有し外部の水源から給水弁242を介して供給された水を受けて、水槽12内に注水する。圧力開放機構50は、注水ケース21に接続されている。
The
これによれば、圧力開放機構50を注水ケース21に接続することで、加圧溶解タンク31に高圧が印可された場合に、加圧溶解タンク31内部の水や空気を注水ケース21内に放出することができる。これにより、加圧溶解タンク31内を大気に開放するための経路を極力短縮することで、加圧溶解タンク31周辺の構造を簡素化して、加圧溶解タンク31の生産性の向上を図ることができる。
By connecting the
更に、洗濯機10は、出口部33を更に備える。出口部33は、加圧溶解タンク31の下部に設けられ、加圧溶解タンク31の内部から外部に流出する水が通る部分である。そして、圧力開放機構50は、出口部よりも上方で加圧溶解タンク31に接続されている。ここで、加圧溶解タンク31の内部に圧力が印加された場合の圧力分布は、上方よりも下方の方が高くなる傾向がある。そのため、異常時の安全機構として機能する圧力開放機構50を出口部33よりも上方に配置することで、圧力開放機構50が早期に作動してしまうことを回避することができる。これにより、加圧溶解装置30による水に空気成分を溶解させる機能を安定に働かせることができる。
The
また、洗濯機10は、空気導入部36及び吸気弁37を更に備える。空気導入部36は、出口部33の上方に設けられ、加圧溶解タンク31の内部と外部とを連通して、加圧溶解タンク31内に外気を導入する。吸気弁37は、加圧溶解タンク31内の圧力が上昇することに伴って空気導入部36を閉じ、加圧溶解タンク31内の圧力が低下することに伴って空気導入部36を開く。そして、圧力開放機構50は、吸気弁37よりも上方で加圧溶解タンク31に接続されている。
The
これによれば、圧力開放機構50を吸気弁37よりも上方に設けることで、圧力開放機構50が早期に加圧溶解タンク31内を開放して、空気導入部36から加圧溶解タンク31内への外気の補充が阻害されてしまうことを防止することができる。これにより、加圧溶解装置30による水に空気成分を溶解させる機能を安定に働かせることができる。
By providing the
圧力開放機構50は、本体51と、弁体52と、弁座53と、付勢部材54と、を有する。本体51は、流体が通過可能な連通部511を有する。弁体52は、連通部511を開閉する。弁座53は、本体51の内部に設けられ、連通部511が閉じられた状態で弁体52と接触する。付勢部材54は、弁体52を弁座53側へ付勢する。これによれば、付勢部材54によって付勢された弁体52の移動によって連通部511が開閉される簡易な構成によって、加圧溶解タンク31内の圧力を大気に開放することができる。よって、圧力開放機構50を備えた構成であっても、極力コストが増大することを抑制することができる。
The
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について図8を参照して説明する。
本実施形態の構成は、圧力開放機構50の構成が、上記第1実施形態と異なる。具体的には、上記第1実施形態では、付勢部材54によって弁体52を弁座53側に付勢していたのに対し、本実施形態では、圧力開放機構50は付勢部材54を有していない。図8に示す圧力開放機構50以外の構成は、上記第1実施形態と同様にすることができる。
Second Embodiment
Next, a second embodiment will be described with reference to FIG.
The configuration of this embodiment differs from that of the first embodiment in the configuration of the
本実施形態では、圧力開放機構50の本体51の一部は、例えば鉛直方向に延びている。この場合、少なくとも連通部511は、鉛直方向に延びて形成されている。そして、弁座53は、本体51の内周面のうち、内側へ向かって下方に傾斜して形成された面に形成されている。
In this embodiment, a portion of the
圧力開放機構50は、規制部55を有して構成することができる。規制部55は、弁体52が弁座53から離れる方向つまり注水ケース21側への所定以上の移動を規制するためのものである。この場合、規制部55は、開口512の周辺に形成されている。規制部55は、例えば開口512の周方向に沿って所定の間隔をあけて複数配置されている。このようにして、弁体52が規制部55に接触した場合でも、開口512が閉塞されないように構成されている。そして、弁体52は、弁座53と規制部55との間を弁体52の自重によって移動可能である。
The
この構成において、弁体52が弁座53に着座して連通部511が閉鎖された状態で、加圧溶解タンク31内の圧力が所定の圧力以上となり弁体52の重量を上回ると、弁体52が弁座53から離れ本体51の内周面に沿うようにして上方へ移動する。このとき、弁座53と弁体52との間の隙間から加圧溶解タンク31内の流体が移動し、開口512を通って注水ケース21内に放出される。そして、加圧溶解タンク31内の圧力が低下すると、弁体52が自重によって下方へ移動し弁座53に着座して、再び連通部511が閉鎖される。
In this configuration, when the pressure inside the
このような第2実施形態によっても、上記第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。また、弁体52が、弁体52の自重のみによって本体51内を移動させる構成にすることによって、付勢部材54を省略することができるため、部品点数を削減することができる。
The second embodiment can achieve the same effects as the first embodiment. In addition, by configuring the
(第3実施形態)
次に、第3実施形態について図9を参照して説明する。
本実施形態の構成は、圧力開放機構の構成が、上記各実施形態と異なる。具体的には、上記本実施形態では、加圧溶解装置30は、圧力開放機構50に代えて、圧力開放機構60を有している。図9に示す圧力開放機構60以外の構成は、上記各実施形態と同様にすることができる。
Third Embodiment
Next, a third embodiment will be described with reference to FIG.
The configuration of this embodiment is different from the above-described embodiments in the configuration of the pressure release mechanism. Specifically, in the above-described embodiment, the
圧力開放機構60は、注水ケース21と加圧溶解タンク31との間に設けられている。圧力開放機構60は、本体61及び封止部材62を有して構成することができる。本体61は、例えば円筒形状に形成されている。本体61は、例えば凹凸嵌合やねじ嵌合等によって、注水ケース21及び加圧溶解タンク31とそれぞれ着脱可能に取付けられている。本体61は、連通部611を有している。連通部611は、本体61の内部と外部とを連通し、本体61を軸方向に貫通して構成されている。封止部材62は、例えば薄板シート状に形成され、本体61の内部空間に設けられている。封止部材62は、加圧溶解タンク31内部の圧力が所定の圧力未満の場合は、連通部611を閉塞している。一方、封止部材62は、加圧溶解タンク31内部の圧力が所定の圧力以上となった場合に破断することで連通部611を開放する。
The
これによれば、加圧溶解タンク31内部の圧力が所定の圧力未満の場合には、封止部材62が連通部611を封止しているため、加圧溶解タンク31から外部に圧力が開放されることがない。よって、加圧溶解装置30による水に空気成分を溶解させる機能を円滑に働かせることができる。また、圧力開放機構60は、本体61によって注水ケース21と加圧溶解タンク31との間に着脱可能に取付けられるため、封止部材62が破断した場合には圧力開放機構60を交換することによって、加圧溶解装置30の主要な構成は継続して使用することができる。よって、加圧溶解装置30のメンテナンス性の向上を図ることができる。
Accordingly, when the pressure inside the
(第4実施形態)
次に、第4実施形態について図10を参照して説明する。
本実施形態の構成は、圧力開放機構の構成が、上記各実施形態と異なる。具体的には、本実施形態では、加圧溶解装置30は、圧力開放機構50、60に代えて、圧力開放機構70を有している。図10に示す圧力開放機構70以外の構成は、上記各実施形態と同様にすることができる。
Fourth Embodiment
Next, a fourth embodiment will be described with reference to FIG.
The configuration of this embodiment is different from the above-described embodiments in the configuration of the pressure release mechanism. Specifically, in this embodiment, the
圧力開放機構70は、注水ケース21と加圧溶解タンク31との間に設けられている。圧力開放機構70は、例えば凹凸嵌合やねじ嵌合等によって、注水ケース21及び加圧溶解タンク31とそれぞれ着脱可能に取付けられている。圧力開放機構70は、本体71、弁体72、及び弁座73を有して構成することができる。本体71は、例えば内径が異なる複数の円筒形状によって段付きの円筒形状に形成されている。
The
本体71は、連通部711、大径部712、通過部713、及び収容部714を有している。連通部711は、本体71の後端側つまり注水ケース21側の端部に形成されている。大径部712は、大径部712は、本体71の前端側つまり加圧溶解タンク31側寄りに設けられている。通過部713は、大径部712の注水ケース21側の端部に設けられている。収容部714は、通過部713と連通部711との間に設けられている。収容部714の内容積は、例えば通過部713の内容積よりも大きく設定されている。
The
弁体72は、例えば球状に構成され、連通部711を開閉するためのものである。弁体72の外径は、通過部713の内径よりも小さく設定されている。弁座73は、大径部712の注水ケース21側の端部に設けられ、例えば注水ケース21側へ向かうにつれて漸次縮径するテーパ状に形成されている。弁座73は、図10(a)に示すように、連通部711が閉じられた状態で弁体72と接触する。
The
弁体72又は弁座73のいずれか一方は弾性体で形成されている。弾性体とは、外力に応じて変形するが、外力を除くと元に戻る性質を有し、成形可能な柔らかいものを示す。本実施形態では、弁体72は、例えば金属や合成樹脂等の弾性体よりも硬質な材料で形成されている。弁座73は、例えばウレタンゴムやシリコーンゴム等のゴムで形成されている。つまり、弁体72及び弁座73のうち、弁座73は、弾性体で形成されている。なお、弁座73を弾性体で形成する構成に限らず、弁体72を弾性体として、弁座73を弾性体よりも硬質な材料で形成しても良い。
Either the
図10(a)に示すように、加圧溶解タンク31内部の圧力が増加することに伴い、弁体72が弁座73に接触し、連通部711が閉鎖される。加圧溶解タンク31内部の圧力の増加が進行すると、弁座73は、弁体72を介した外力を受けて徐々に外側へ拡がるように変形していく。そして、図10(b)に示すように、弁体72は、加圧溶解タンク31内の圧力が所定の圧力以上となると、弁座73を超えて通過部713内部を移動することで、連通部711を常時開放させる。このとき、弁体72は、通過部713を通って収容部714に収容される。
As shown in FIG. 10(a), as the pressure inside the
この場合、圧力開放機構70は、加圧溶解タンク31内部の圧力が所定の圧力未満では、加圧溶解タンク31内の圧力が上昇することに伴って弁体72が弁座73に接触することで連通部711を閉塞することができる。一方、圧力開放機構70は、加圧溶解タンク31内の圧力が低下することに伴って弁体72が弁座73から離れることで連通部711を開放することができる。すなわち、圧力開放機構70は、所定の圧力未満では、加圧溶解タンク31内部に外気を補充する吸気弁の機能を有する。これによれば、加圧溶解装置30は吸気弁37を省略することができる。これにより、加圧溶解装置30の全体構成を簡易にして、部品点数を削減することで、組立作業の省力化を図ることができる。
In this case, when the pressure inside the
このような第4実施形態によれば、圧力開放機構70は、本体71によって注水ケース21と加圧溶解タンク31との間に着脱可能に取付けられるため、弁体72が連通部711を常時開放させた場合には圧力開放機構70を交換することによって、或いは弁体72を収容部714から大径部712側に押し戻すことによりリセットつまり弁体72を初期の位置に配置することで、加圧溶解装置30の主要な構成は継続して使用することができる。これにより、加圧溶解装置30のメンテナンス性の向上を図ることができる。
According to the fourth embodiment, the
なお、上記各実施形態は、相互に組み合わせることができる。また、2以上の実施形態の特徴部分のみを抽出して組み合わせることもできる。
上記実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
The above-described embodiments may be combined with each other. Also, only the characteristic portions of two or more embodiments may be extracted and combined.
The above-described embodiments are presented as examples and are not intended to limit the scope of the invention. These novel embodiments can be implemented in various other forms, and various omissions, substitutions, and modifications can be made without departing from the spirit of the invention. These embodiments and their modifications are included in the scope and spirit of the invention, and are included in the scope of the invention and its equivalents described in the claims.
10…洗濯機、11…外箱、12…水槽、21…注水ケース、242…給水弁、31…加圧溶解タンク、33…出口部、36…空気導入部、37…吸気弁、40…微細気泡発生器、50、60、70…圧力開放機構、51、61、71…本体、511、611、711…連通部、52、72…弁体、53、73…弁座、54…付勢部材、55…規制部、62…封止部材、R2…水路 10... washing machine, 11... outer box, 12... water tank, 21... water supply case, 242... water supply valve, 31... pressurized dissolving tank, 33... outlet, 36... air introduction section, 37... intake valve, 40... fine bubble generator, 50, 60, 70... pressure release mechanism, 51, 61, 71... main body, 511, 611, 711... communication section, 52, 72... valve body, 53, 73... valve seat, 54... biasing member, 55... restricting section, 62... sealing member, R2... water channel
Claims (9)
前記外箱の内部に設けられる水槽と、
前記水槽に接続され水が流れる水路と、
外部の水源に接続される給水弁と、
前記給水弁の下流に設けられ、前記給水弁を通って前記外部の水源から供給された水にその水の水圧によって空気成分を溶解させる加圧溶解タンクと、
前記加圧溶解タンクの内部と外部とを連通して前記加圧溶解タンク内に外気を導入する空気導入部と、
前記加圧溶解タンク内の圧力が上昇することに伴って前記空気導入部を閉じ、前記加圧溶解タンク内の圧力が低下することに伴って前記空気導入部を開く吸気弁と、
前記加圧溶解タンクの下流側に設けられ、微細気泡を含む微細気泡水を生成する微細気泡発生器と、
前記水路に繋がり前記加圧溶解タンク内部の圧力が所定の圧力以上になった場合に前記加圧溶解タンク内部の圧力を前記水路内に開放する圧力開放機構と、
を備える洗濯機。 Outer box and
A water tank provided inside the outer box;
A waterway connected to the water tank through which water flows;
a water valve connected to an external water source;
a pressurized dissolution tank provided downstream of the water supply valve for dissolving air components in water supplied from the external water source through the water supply valve by the water pressure of the water;
an air introduction section that communicates the inside and the outside of the pressurized dissolution tank and introduces outside air into the pressurized dissolution tank;
an intake valve that closes the air introduction port as the pressure in the pressurized dissolution tank increases and opens the air introduction port as the pressure in the pressurized dissolution tank decreases;
A fine bubble generator is provided downstream of the pressurized dissolution tank and generates fine bubble water containing fine bubbles;
a pressure release mechanism connected to the water passage and configured to release the pressure inside the pressurized dissolution tank into the water passage when the pressure inside the pressurized dissolution tank reaches or exceeds a predetermined pressure;
A washing machine equipped with
前記圧力開放機構は、前記注水ケースに接続されている、
請求項1に記載の洗濯機。 a water supply case that is provided on the water passage and disposed opposite the pressurized dissolution tank, has an internal space, receives water supplied from the external water source via the water supply valve, and supplies the water into the water tank; and the pressure release mechanism is connected to the water supply case.
The washing machine according to claim 1.
前記圧力開放機構は、前記出口部よりも上方で前記加圧溶解タンクに接続されている、
請求項1又は2に記載の洗濯機。 The pressurized dissolution tank further includes an outlet portion provided at a lower portion thereof and through which water flows from the inside of the pressurized dissolution tank to the outside thereof.
The pressure release mechanism is connected to the pressurized dissolution tank above the outlet.
The washing machine according to claim 1 or 2.
請求項3に記載の洗濯機。 The pressure release mechanism is connected to the pressurized dissolution tank above the intake valve.
The washing machine according to claim 3.
流体が通過可能な連通部を有する本体と、
前記連通部を開閉する弁体と、
前記本体の内部に設けられ前記連通部が閉じられた状態で前記弁体と接触する弁座と、
前記弁体を前記弁座側へ付勢する付勢部材と、を有する、
請求項3に記載の洗濯機。 The pressure release mechanism includes:
A main body having a communication part through which a fluid can pass;
A valve body that opens and closes the communication portion;
a valve seat provided inside the main body and in contact with the valve body when the communication portion is closed;
and a biasing member that biases the valve body toward the valve seat.
The washing machine according to claim 3.
流体が通過可能な連通部を有する本体と、
前記連通部を開閉する弁体と、
前記本体の内部に設けられ前記連通部が閉じられた状態で前記弁体と接触する弁座と、
前記弁体が前記弁座から離れる方向への所定以上の移動を規制する規制部と、を有し、
前記弁体は、前記弁座と前記規制部との間を前記弁体の自重によって移動可能である、
請求項3に記載の洗濯機。 The pressure release mechanism includes:
A main body having a communication part through which a fluid can pass;
A valve body that opens and closes the communication portion;
a valve seat provided inside the main body and in contact with the valve body when the communication portion is closed;
a restricting portion that restricts the valve body from moving beyond a predetermined distance in a direction away from the valve seat,
The valve body is movable between the valve seat and the restriction portion by its own weight.
The washing machine according to claim 3.
流体が通過可能な連通部を有し前記注水ケースと前記加圧溶解タンクとの間に着脱可能に設けられる本体と、
前記加圧溶解タンク内部の圧力が前記所定の圧力未満の場合は前記連通部を閉塞し、前記加圧溶解タンク内部の圧力が前記所定の圧力以上となった場合に破断することで前記連通部を開放する封止部材と、を有する、
請求項2に記載の洗濯機。 The pressure release mechanism includes:
a main body having a communication part through which a fluid can pass and removably provided between the water injection case and the pressurized dissolution tank;
a sealing member that closes the communication part when the pressure inside the pressurized dissolution tank is less than the predetermined pressure, and breaks to open the communication part when the pressure inside the pressurized dissolution tank is equal to or greater than the predetermined pressure.
The washing machine according to claim 2 .
流体が通過可能な連通部を有し前記注水ケースと前記加圧溶解タンクとの間に着脱可能に設けられる本体と、
前記連通部を開閉する弁体と、
前記本体の内部に設けられ前記連通部が閉じられた状態で前記弁体と接触する弁座と、を有し、
前記本体は、前記弁座よりも前記注水ケース側に位置して前記弁体が通過可能な通過部を有し、
前記弁座又は前記弁体のいずれか一方は弾性体で形成されており、
前記弁体は、前記加圧溶解タンク内部の圧力が前記所定の圧力以上となった場合に前記弁座を超えて前記通過部の内部に移動することで、前記連通部を開放させる、
請求項2に記載の洗濯機。 The pressure release mechanism includes:
a main body having a communication part through which a fluid can pass and removably provided between the water injection case and the pressurized dissolution tank;
A valve body that opens and closes the communication portion;
a valve seat provided inside the main body and in contact with the valve body when the communication portion is closed,
the main body has a passage portion located closer to the water injection case than the valve seat and through which the valve body can pass,
Either the valve seat or the valve body is formed of an elastic material,
When the pressure inside the pressurized dissolution tank becomes equal to or higher than the predetermined pressure, the valve body moves beyond the valve seat into the passage portion, thereby opening the communication portion.
The washing machine according to claim 2 .
請求項8に記載の洗濯機。 When the pressure inside the pressurized dissolution tank is less than the predetermined pressure, the pressure relief mechanism closes the communication part by contacting the valve body with the valve seat as the pressure inside the pressurized dissolution tank increases, and opens the communication part by moving the valve body away from the valve seat as the pressure inside the pressurized dissolution tank decreases.
The washing machine according to claim 8.
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