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JP7706982B2 - 撮像装置及びその制御方法及びプログラム及び記録媒体 - Google Patents
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JP7706982B2 - 撮像装置及びその制御方法及びプログラム及び記録媒体 - Google Patents

撮像装置及びその制御方法及びプログラム及び記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、動画像の記録を行う撮像装置について、二段階の操作が可能な操作部材の操作を行った際の表示制御に関するものである。
一般に動画記録を行う記録現場では、記録する映像のファイル情報(ファイル名)は重要な要素であるため、動画記録中においても表示部に表示する機能が存在する。しかしながら、ファイル情報を常に表示部に表示してしまうと、ライブビュー画像や他の情報を確認する際に邪魔になる場合が生じる。特許文献1には、撮影(記録)開始前に特定の映像を撮像し、その映像から特定の文字を認識可能であるかどうかを判断し、認識できた場合には認識した文字を表示部に表示し、かつ、ファイル名に利用することが開示されている。これにより、ユーザーはファイル名に利用される文字、すなわちファイル名を視認することができる。
特開2003-037770号公報
しかし特許文献1では、特定の文字が認識できなかった場合にはファイル名に利用する文字が表示されることがないため、ユーザーは撮影(記録)前にファイル名を視認することができない。
そこで本発明は、ユーザーが煩わしく感じることなく、記録前に動画像の記録に関わる情報を視認することができるようにすることを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の撮像装置は、
撮像部と、第1の段階の操作と、第2の段階の操作が可能な操作部と、操作部への操作に応じて、撮像部により撮影された動画像をファイルとして記録するように制御する記録制御手段と、第1の段階の操作が行われたことに応じて、操作部への操作に応じて記録されるファイルのファイル情報を表示するように制御し、第2の段階の操作が行われた場合に、第1の段階の操作に応じて表示したファイル情報を非表示にするように制御する制御手段とを有し、制御手段は、第1の段階の操作が行われたことに応じて、撮像部を介して撮像された動画像に重畳してファイル情報を表示するように制御し、記録制御手段は、第1の段階の操作が行われたことに応じて、動画像の記録を開始し、撮像部を介して撮像された動画像にファイル情報を重畳して記録するように制御する
本発明によれば、ユーザーが煩わしく感じることなく、記録前に記録に関わる情報を視認することができるようにする。
デジタルカメラ100の外観図である。 デジタルカメラ100の構成を示すブロック図である。 第1の実施形態における動画記録モードでの表示制御処理フローチャートである。 第1の実施形態における、デジタルカメラ100の動画記録に関する状態と表示例を示す図である。 第2の実施形態における動画記録モードでの表示制御処理フローチャートである。 第2の実施形態における、デジタルカメラ100の動画記録に関する状態と表示例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態を説明する。
図1(a)、(b)に本発明を適用可能な装置の一例としてのデジタルカメラ100の外観図を示す。図1(a)はデジタルカメラ100の前面斜視図であり、図1(b)はデジタルカメラ100の背面斜視図である。図1において、表示部28は画像や各種情報を表示する、カメラ背面に設けられた表示部である。タッチパネル70aはタッチ操作可能な操作部材であり、表示部28の表示面(操作面)に対するタッチ操作を検出することができる。ファインダー外表示部43は、カメラ上面に設けられた表示部であり、シャッター速度や絞りをはじめとするカメラの様々な設定値を表示する。
シャッターボタン61は撮影指示を行うための操作部である。静止画撮影モードでは、静止画の撮影準備指示、撮影指示に用いられ、動画撮影モードでは、動画撮影(記録)の開始、停止の指示に用いられる。モード切替スイッチ60は各種モードを切り替えるための操作部である。端子カバー40は外部機器との接続ケーブルとデジタルカメラ100とを接続するコネクタ(不図示)を保護するカバーである。メイン電子ダイヤル71は操作部70に含まれる回転操作部材であり、このメイン電子ダイヤル71を回すことで、シャッター速度や絞りなどの設定値の変更等が行える。電源スイッチ72はデジタルカメラ100の電源のON及びOFFを切り替える操作部材である。サブ電子ダイヤル73は操作部70に含まれる回転操作部材であり、選択枠の移動や画像送りなどを行える。十字キー74は操作部70に含まれ、4方向に押し込み可能な押しボタンを有する操作部材で、十字キー74の押下した方向に応じた操作が可能である。SETボタン75は操作部70に含まれ、押しボタンであり、主に選択項目の決定などに用いられる。動画ボタン76は、動画撮影(記録)の開始、停止の指示に用いられる。AF-ONボタン77は、操作部70に含まれ、押下することによりAF動作を開始する。AF動作は主にシャッターボタン61の押下によりAF動作が開始されるが、AF-ONボタンを押下してもAF動作開始の指示を出すことができる。シャッターボタン61の押下によってAF動作を行わないように設定することができるデジタルカメラ100では、AF開始指示と撮影指示とを切り離すことができる。AEロックボタン78を押下したあとにシャッターボタン61を押下すれば、AF位置を固定した撮影、または、AFができない状況下でも撮影を行うことができる。AF-ONボタン77は操作部70に含まれ、撮影待機状態(撮影モードにおいて撮像部22を用いて撮像を開始し、撮影準備等が行われていない、撮影モードで待機している状態)で押下することにより、露出状態を固定することができる。つまり、ユーザー所望の露出値で固定して撮影を行うことができる。再生ボタン79は操作部70に含まれ、撮影モードと再生モードとを切り替える操作ボタンである。撮影モード中に再生ボタン79を押下することで再生モードに移行し、記録媒体200に記録された画像のうち最新の画像を表示部28に表示させることができる。メニューボタン81は、操作部70に含まれ、押下することにより各種の設定可能なメニュー画面が表示部28に表示される。マルチコントローラー65は、8方向に操作可能な方向キーと押し込み可能な押しボタンを有する操作部材であり、マルチコントローラー65を倒した方向に応じた操作が可能である。ユーザーは、表示部28に表示されたメニュー画面において、十字キー74やSETボタン75、マルチコントローラー65を用いて直感的に各種設定を行うことができる。
操作部70は、ユーザーからの操作を受け付ける入力部としての各種操作部材である。操作部70には、押しボタン、回転ダイヤル、タッチセンサーなどが含まれ、少なくとも以下の操作部が含まれる。シャッターボタン61、タッチパネル70a、メイン電子ダイヤル71、電源スイッチ72、サブ電子ダイヤル73、十字キー74、SETボタン75、動画ボタン76、AF-ONボタン77、AEロックボタン78、再生ボタン79。メニューボタン81、マルチコントローラー65。
通信端子10はデジタルカメラ100が後述するレンズユニット150(着脱可能)と通信を行う為の通信端子である。接眼部16は、接眼ファインダー(覗き込み型のファインダー)の接眼部であり、ユーザーは、接眼部16を介してファインダー内表示部のEVF(Electric View Finder)29に表示された映像を視認することができる。接眼検知部57は接眼部16に撮影者が接眼しているか否かを検知する接眼検知センサーである。蓋202は記録媒体200を格納したスロットの蓋である。グリップ部90は、ユーザーがデジタルカメラ100を構えた際に右手で握りやすい形状とした保持部である。グリップ部90を右手の小指、薬指、中指で握ってデジタルカメラを保持した状態で、右手の人差指で操作可能な位置にシャッターボタン61、メイン電子ダイヤル71が配置されている。また、同じ状態で、右手の親指で操作可能な位置に、サブ電子ダイヤル73が配置されている。
図2は、本実施形態によるデジタルカメラ100の構成例を示すブロック図である。図2において、レンズユニット150は、交換可能な撮影レンズを搭載するレンズユニットである。レンズ103は通常、複数枚のレンズから構成されるが、ここでは簡略して一枚のレンズのみで示している。通信端子6はレンズユニット150がデジタルカメラ100と通信を行う為の通信端子である。レンズユニット150は、この通信端子6と前述の通信端子10を介してシステム制御部50と通信し、内部のレンズシステム制御回路4によって絞り駆動回路2を介して絞り1の制御を行う。その後AF駆動回路3を介して、レンズ103を変位させることで焦点を合わせる。
シャッター101は、システム制御部50の制御で撮像部22の露光時間を自由に制御できるフォーカルプレーンシャッターである。
撮像部22は光学像を電気信号に変換するCCDやCMOS素子等で構成される撮像素子である。A/D変換器23は、撮像部22から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換するために用いられる。
画像処理部24は、A/D変換器23からのデータ、または、後述するメモリ制御部15からのデータに対し所定の画素補間、縮小といったリサイズ処理や色変換処理を行う。また、画像処理部24では、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行う。画像処理部24により得られた演算結果に基づいてシステム制御部50が露光制御、測距制御を行う。これにより、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理が行われる。画像処理部24では更に、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理を行う。
メモリ制御部15は、A/D変換器23、画像処理部24、メモリ32間のデータ送受を制御する。A/D変換器23からの出力データは、画像処理部24およびメモリ制御部15を介して、あるいは、メモリ制御部15を介してメモリ32に直接書き込まれる。メモリ32は、撮像部22によって得られA/D変換器23によりデジタルデータに変換された画像データや、表示部28、EVF29に表示するための画像データを格納する。メモリ32は、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像および音声を格納するのに十分な記憶容量を備えている。
また、メモリ32は画像表示用のメモリ(ビデオメモリ)を兼ねている。メモリ32に書き込まれた表示用の画像データはメモリ制御部15を介して表示部28、EVF29により表示される。表示部28、EVF29は、LCDや有機EL等の表示器上に、メモリ制御部15からの信号に応じた表示を行う。A/D変換器23によってA/D変換されメモリ32に蓄積されたデータを、表示部28またはEVF29に逐次転送して表示することで、ライブビュー表示(LV表示)を行える。以下、ライブビューで表示される画像をライブビュー画像(LV画像)と称する。
OSD部25は、メニュー表示やアイコンなどのOSDデータを生成する。生成されたOSDデータは、メモリ制御部15を介してメモリ32に書き込まれる。
圧縮部26は、メモリ32に格納された、時間的に連続した画像データをMpegなどの形式で圧縮し動画データを生成する。生成された動画データはメモリ制御部15を介してメモリ32に格納され、その後、同じくメモリ32に格納されている音声と多重化され、動画ファイルとして、記録媒体200に書き込まれる。
ファインダー内液晶表示部41には、ファインダー内表示部駆動回路42を介して、現在オートフォーカスが行われている測距点を示す枠(AF枠)や、カメラの設定状態を表すアイコンなどが表示される。
ファインダー外表示部43には、ファインダー外表示部駆動回路44を介して、シャッター速度や絞りをはじめとするカメラの様々な設定値が表示される。
不揮発性メモリ56は、電気的に消去・記録可能なメモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。不揮発性メモリ56には、システム制御部50の動作用の定数、プログラム等が記憶される。ここでいう、プログラムとは、本実施形態にて後述する各種フローチャートを実行するためのプログラムのことである。
システム制御部50は、少なくとも1つのプロセッサー及び/または少なくとも1つの回路からなる制御部であり、デジタルカメラ100全体を制御する。前述した不揮発性メモリ56に記録されたプログラムを実行することで、後述する本実施形態の各処理を実現する。システムメモリ52には、例えばRAMが用いられ、システム制御部50の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ56から読み出したプログラム等が展開される。また、システム制御部50はメモリ32、D/A変換器19、表示部28等を制御することにより表示制御も行う。
システムタイマー53は各種制御に用いる時間や、内蔵された時計の時間を計測する計時部である。
モード切替スイッチ60、第1シャッタースイッチ62、第2シャッタースイッチ64、操作部70はシステム制御部50に各種の動作指示を入力するための操作手段である。モード切替スイッチ60は、システム制御部50の動作モードを静止画記録モード、動画撮影モード、再生モード等のいずれかに切り替える。静止画記録モードに含まれるモードとして、オート撮影モード、オートシーン判別モード、マニュアルモード、絞り優先モード(Avモード)、シャッター速度優先モード(Tvモード)、プログラムAEモード、がある。また、撮影シーン別の撮影設定となる各種シーンモード、カスタムモード等がある。モード切替スイッチ60より、ユーザーは、これらのモードのいずれかに直接切り替えることができる。あるいは、モード切替スイッチ60で撮影モードの一覧画面に一旦切り換えた後に、表示された複数のモードのいずれかを選択し、他の操作部材を用いて切り替えるようにしてもよい。同様に、動画撮影モードにも複数のモードが含まれていてもよい。
第1シャッタースイッチ62は、デジタルカメラ100に設けられたシャッターボタン61の操作途中、いわゆる半押しでONとなり第1シャッタースイッチ信号SW1を発生する。第1シャッタースイッチ信号SW1により、後述する表示処理等の動作を行う。静止画撮影モードでは、第1シャッタースイッチ62のオン(シャッターボタン61の半押し)により、ユーザー設定に基づいてAFやAE,AWBなどの撮影準備指示を行う。
第2シャッタースイッチ64は、シャッターボタン61の操作完了、いわゆる全押しでONとなり、第2シャッタースイッチ信号SW2を発生する。システム制御部50は、第2シャッタースイッチ信号SW2により、撮像部22からの信号読み出しから記録媒体200に画像データを書き込むまでの一連の撮影処理の動作を開始する。また動画撮影動作中に、第2のシャッタースイッチ信号SW2が発生した際は、一連の撮影処理を停止する。
グリップ部90はユーザーが把持しやすい形状で、かつ、しっかりと把持できる素材となっている。すなわち、グリップ部90はデジタルカメラ100の筐体の他の部分の素材とは異なった素材で形成されており、ラバー素材で握りやすく、かつ、すべりにくい凹凸があるもので作られている。シャッターボタン61はグリップ部90をしっかりと把持しつつ操作ができる、右手の人差し指で押下しやすい無理のない位置に配置される必要がある。シャッターボタン61は、ユーザーがグリップ部90を右手でレンズユニット150を左手で把持している状態で、右手の人差し指で操作を行うことができる位置に配置されている。図1ではEVF29の右側(グリップ部側)、かつ、デジタルカメラ100の上面に配置されている
また、2段階の指示が可能な操作部材であればシャッターボタン61に限らない。押下可能な押しボタンに限らず、後述する押圧力を検知可能なタッチ操作部材が図1のシャッターボタン61の位置に配置しても本実施形態は実施可能である。すなわち、シャッターボタン61の位置に配置の、押圧力を検知可能なタッチ操作部材への第1の押圧力を検知したことにより、第1シャッタースイッチ62と同様の信号を発するように制御可能である。また、第1押圧力より強い第2の押圧力を検知したことにより第2のシャッタースイッチ64と同様の信号を発するように制御可能である。このタッチ操作部材に対する押圧の違いによって異なる機能が発動するようにしてもよい。
操作部70の各操作部材は、表示部28に表示される種々の機能アイコンを選択操作することなどにより、場面ごとに適宜機能が割り当てられ、各種機能ボタンとして作用する。機能ボタンとしては、例えば終了ボタン、戻るボタン、画像送りボタン、ジャンプボタン、絞込みボタン、属性変更ボタン等がある。例えば、メニューボタン81が押されると各種の設定可能なメニュー画面が表示部28に表示される。利用者は、表示部28に表示されたメニュー画面と、上下左右の4方向ボタンやSETボタンとを用いて直感的に各種設定を行うことができる。
操作部70は、ユーザーからの操作を受け付ける入力部としての各種操作部材である。操作部70には、押しボタン、回転ダイヤル、タッチセンサなどが含まれ、少なくとも以下の操作部が含まれる。シャッターボタン61、メイン電子ダイヤル71、電源スイッチ72、サブ電子ダイヤル73、十字キー74、SETボタン75、動画ボタン76、AF-ONボタン77、AEロックボタン78、再生ボタン79、メニューボタン81。
電源制御部80は、電池検出回路、DC-DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成され、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行う。また、電源制御部80は、その検出結果及びシステム制御部50の指示に基づいてDC-DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体200を含む各部へ供給する。電源部30は、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプター等からなる。
記録媒体I/F18は、メモリカードやハードディスク等の記録媒体200とのインターフェースである。記録媒体200は、撮影された画像や動画データを記録するためのメモリカード等の記録媒体であり、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される。
通信部54は、無線または有線ケーブルによって接続し、映像信号や音声信号の送受信を行う。通信部54は無線LAN(Local Area Network)やインターネットとも接続可能である。また、通信部54は、Bluetooth(設定商標)やBluetooth Low Energyでも外部機器と通信可能である。通信部54は撮像部22で撮像した画像(LV画像を含む)や、記録媒体200に記録された画像を送信可能であり、また、外部機器から画像やその他の各種情報を受信することができる。
接眼検知部57はファインダーの接眼部16に対する目(物体)161の接近(接眼)および離脱(離眼)を検知する(接近検知)、接眼検知センサーである。システム制御部50は、接眼検知部57で検知された状態に応じて、表示部28とEVF29の表示(表示状態)/非表示(非表示状態)を切り替える。より具体的には、少なくともデジタルカメラ100が撮影待機状態(記録待機状態)、かつ、撮像部22で撮像されたライブビュー画像の表示先の切替設定が自動切替設定である場合において、非接眼中は表示先を表示部28として表示をオンする。このとき、EVF29は非表示とする。また、接眼中は表示先をEVF29として表示をオンとし、表示部28は非表示とする。接眼検知部57は、例えば赤外線近接センサーを用いることができ、EVF29を内蔵するファインダーの接眼部16への何らかの物体の接近を検知することができる。物体が接近した場合は、接眼検知部57の投光部(不図示)から投光した赤外線が反射して赤外線近接センサーの受光部(不図示)に受光される。受光された赤外線の量によって、物体が接眼部16からどの距離まで近づいているか(接眼距離)も判別することができる。このように、接眼検知部57は、接眼部16への物体の近接距離を検知する接眼検知を行う。非接眼状態(非接近状態)から、接眼部16に対して所定距離以内に近づく物体が検出された場合に、接眼されたと検出するものとする。接眼状態(接近状態)から、接近を検知していた物体が所定距離以上離れた場合に、離眼されたと検出するものとする。接眼を検出する閾値と、離眼を検出する閾値は例えばヒステリシスを設けるなどして異なっていてもよい。また、接眼を検出した後は、離眼を検出するまでは接眼状態であるものとする。離眼を検出した後は、接眼を検出するまでは非接眼状態であるものとする。なお、赤外線近接センサーは一例であって、接眼検知部57には、接眼とみなせる目や物体の接近を検知できるものであれば他のセンサーを採用してもよい。
なお操作部70の一つとして、表示部28に対する接触を検知可能なタッチパネル70aを有する。タッチパネル70aと表示部28とは一体的に構成することができる。例えば、タッチパネル70aは光の透過率が表示部28の表示を妨げないように構成され、表示部28の表示面の上層に取り付けられる。そして、タッチパネル70aにおける入力座標と、表示部28の表示画面上の表示座標とを対応付ける。これにより、恰もユーザーが表示部28上に表示された画面を直接的に操作可能であるかのようなGUI(グラフィカルユーザーインターフェース)を提供できる。システム制御部50はタッチパネル70aへの以下の操作。あるいは状態を検出できる。
・タッチパネル70aにタッチしていなかった指やペンが新たにタッチパネル70aにタッチしたこと。すなわち、タッチの開始(以下、タッチダウン(Touch-Down)と称する)。
・タッチパネル70aを指やペンでタッチしている状態であること(以下、タッチオン(Touch-On)と称する)。
・タッチパネル70aを指やペンでタッチしたまま移動していること(以下、タッチムーブ(Touch-Move)と称する)。
・タッチパネル70aへタッチしていた指やペンを離したこと。すなわち、タッチの終了(以下、タッチアップ(Touch-Up)と称する)。
・タッチパネル70aに何もタッチしていない状態(以下、タッチオフ(Touch-Off)と称する)。
タッチダウンが検出されると、同時にタッチオンであることも検出される。タッチダウンの後、タッチアップが検出されない限りは、通常はタッチオンが検出され続ける。タッチムーブが検出されるのもタッチオンが検出されている状態である。タッチオンが検出されていても、タッチ位置が移動していなければタッチムーブは検出されない。タッチしていた全ての指やペンがタッチアップしたことが検出された後は、タッチオフとなる。
これらの操作・状態や、タッチパネル70a上に指やペンがタッチしている位置座標は内部バスを通じてシステム制御部50に通知され、システム制御部50は通知された情報に基づいてタッチパネル70a上にどのようなタッチ操作が行なわれたかを判定する。タッチムーブについてはタッチパネル70a上で移動する指やペンの移動方向についても、位置座標の変化に基づいて、タッチパネル70a上の垂直成分・水平成分毎に判定できる。所定距離以上をタッチムーブしたことが検出された場合はスライド操作が行なわれたと判定するものとする。タッチパネル上に指をタッチしたままある程度の距離だけ素早く動かして、そのまま離すといった操作をフリックと呼ぶ。フリックは、言い換えればタッチパネル70a上を指ではじくように素早くなぞる操作である。所定距離以上を、所定速度以上でタッチムーブしたことが検出され、そのままタッチアップが検出されるとフリックが行なわれたと判定できる(スライド操作に続いてフリックがあったものと判定できる)。
更に、複数箇所(例えば2点)を同時にタッチして、互いのタッチ位置を近づけるタッチ操作をピンチイン、互いのタッチ位置を遠ざけるタッチ操作をピンチアウトと称する。ピンチアウトとピンチインを総称してピンチ操作(あるいは単にピンチ)と称する。
タッチパネル70aは、抵抗膜方式や静電容量方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式、画像認識方式、光センサ方式等、様々な方式のタッチパネルのうちいずれの方式のものを用いても良い。方式によって、タッチパネルに対する接触があったことでタッチがあったと検出する方式や、タッチパネルに対する指やペンの接近があったことでタッチがあったと検出する方式ものがあるが、いずれの方式でもよい。
圧力センサー55は、表示部28の操作面に対する押圧力を検知する。圧力センサー55は、表示部28に対するタッチ操作によって押圧された場合の押圧力の強度を連続的に検知することができる。圧力センサー55としては、表示部28の操作面に対する押圧力によって歪む部分に、歪みゲージセンサを設置し、この歪みゲージセンサからの出力値によって表示部28の操作面に対する押圧力を検知する構成とすることができる。あるいは、表示部28と平行に備えられた静電容量センサにより、表示部28の操作面に対する押圧力によって操作面が歪んだことによる、操作面上の指と静電容量センサとの距離を静電容量値から算出する。そして、この距離に基づいて圧力を算出、あるいは距離を圧力と同等に扱うものとしても良い。また、圧力センサー55は、表示部28の操作面に対する押圧力を検知可能なものであれば、他の方式のものでも良い。さらに、圧力センサー55は、タッチパネル70aと一体に構成されるものであっても良い。
(第1の実施形態)
図3は、デジタルカメラ100において、撮像部22を介して撮像したライブビュー画像を表示部28に表示している動画の記録待機状態に、ユーザーがシャッターボタン61に対する操作を行った際の、表示部28に表示する制御について説明する。具体的には、シャッターボタン61の半押しが行われた場合に、これから記録する動画像ファイルのファイル情報の表示を行うように制御する。なお、本実施形態(第1の実施形態と第2の実施形態の両方を指す)において述べるファイル情報は、ファイル名や記録開始日時、ファイル形式などを含むものとする。
図3は、デジタルカメラ100を起動(電源をオン)し、記録待機状態で動画記録モードであり、撮像部22を介して撮像したライブビュー画像と、タイムコード等のファイル情報以外のOSDデータが表示される場合に開始される制御処理フローチャートである。この制御処理は、システム制御部50が、不揮発性メモリ56に格納されたプログラムをシステムメモリ52に展開し、システム制御部50が実行することにより実現する。ユーザーによりシャッターボタン61への操作が行われておらず、記録待機状態(動画記録が行われていない状態)である場合の表示例を図4(b-1)に示す。
S301では、システム制御部50は、メモリ制御部15に格納される、これから記録する(次に動画記録の開始指示が行われた際に付与される)動画像ファイルのファイル情報を取得する。
S302では、システム制御部50は、第1シャッタースイッチ62がオンになったか否かを判定する。オンになった場合はS303へ進み、そうでない場合はS312へ進む。
S303では、システム制御部50は、表示部28にファイル情報を表示する。具体的には、OSD部25を制御して、これからユーザーによる動画記録指示が行われた場合に使用されるファイル情報(例えばファイル名)のOSDデータを生成する。生成したファイル情報のOSDデータはメモリ32に格納する。生成されたファイル情報のOSDデータは表示部28に表示されているLV画像に重畳して表示される。このときの表示例を図4(b-2)に示す。
S304では、システム制御部50は、第2シャッタースイッチ64がオンになったか否かを判定する。オンになった場合はS305へ進み、そうでない場合はS309へ進む。
S305では、システム制御部50は、S303において表示部28に表示したファイル情報を非表示にする。具体的には、OSD部25を制御して、ファイル情報を含まないOSDデータを生成する。生成されたOSDデータは、メモリ32に格納されたLV画像に重畳して、表示部28に表示される。ユーザーによる動画記録の開始指示、具体的にはシャッターボタン61の全押しが行われたことに応じて、S303において表示したファイル情報を非表示にする。このように制御することで、ユーザーは動画の記録開始前に、これから開始する動画記録が保存されるファイル情報を視認することができる。さらには、動画記録が開始されたことに応じてファイル情報を非表示とすることで、ユーザーは開始された動画記録について、ファイル情報によって邪魔されることなくLV画像を視認することが可能となる。
S306では、システム制御部50は、動画記録を開始する。すなわち、圧縮部26を制御してメモリ32に格納された画像データを圧縮し動画データを生成し、記録媒体200に動画ファイルを作成し、現在の設定内容において撮像部22で撮影した動画を記録する。生成された動画データはメモリ制御部15を介してメモリ32に格納され、その後、同じくメモリ32に格納されている音声と多重化され、動画ファイルとして、記録媒体200に書き込まれる。また、システム制御部50は、S303において表示したファイル情報をメモリ32に保持しておく。このときの表示例を図4(b-3)に示す。
S307では、S304と同様に、システム制御部50は、第2シャッタースイッチ64がオンになったか否かを判定する。オンになった場合はS308へ進み、そうでない場合はS307へ戻る。
S308では、システム制御部50は、動画記録を停止する。動画記録が停止すると、記録媒体200に作成された動画ファイルのクローズ処理(属性情報の付与など)を行う。このとき、S303において表示された動画ファイルに動画記録を保存する。
S309では、S304においてNoと判定されたことから、システム制御部50は、第1シャッタースイッチ62のオンが継続しているか否かを判定する。継続している場合はS310へ進み、そうでない場合はS311へ進む。
S310では、システム制御部50は、所定時間が経過したか否かを判定する。所定時間が経過した場合はS311へ進み、そうでない場合はS309へ戻る。本ステップでの所定時間は例えば3秒程度の時間とする。一方で、S302において第1シャッタースイッチ62がオンになったあと、1秒程度が経過することなく第1シャッタースイッチ62がオフになった場合には、S303において表示したファイル情報をすぐに非表示にはしない。本ステップの所定時間が経過したことに応じて、ファイル情報を非表示にする。このような制御にすることで、たとえすぐにシャッターボタン61の半押しを終了してしまったとしても、ユーザーはファイル情報を十分に視認することができる。本ステップで述べた、S311では、S305と同様に、システム制御部50は、S303において表示したファイル情報を非表示とし、S312へ進む。ユーザーによってシャッターボタン61の半押しが行われたあと、シャッターボタン61の全押しが行われない(すなわち動画記録の開始指示がされない)場合は、所定時間の経過に応じてファイル情報を非表示とする。また、シャッターボタン61の半押しが終了した(すなわちシャッターボタン61への操作が何も行われない状態になった)ことに応じて、ファイル情報を非表示とする。このような制御によって、シャッターボタン61の半押し中であってもLV画像を確認したいユーザーにとっては、所定時間の経過があれば、ファイル情報に邪魔されることなくLV画像を視認することができる。
なお、所定時間の経過の有無に応じてファイル情報を非表示にするか否か(ファイル情報を非表示にする条件)を決定するようなフローチャートとしたが、これに限らない。つまり、S310をスキップし、S309からS311に進むようにしてもよい。このような制御にすると、ユーザーがシャッターボタン61の半押し(第1シャッタースイッチ62のオン検出)が継続されている間は、ファイル情報を表示し続ける。これにより、ユーザーはファイル情報を非表示にしたい場合は、シャッターボタン61の全押しもしくは半押しの解除を行えばよく、ユーザーの意図に従ってファイル情報の表示/非表示を制御することができる。
S312では、システム制御部50は、記録待機状態が終了したか否かを判定する。例えば、デジタルカメラ100の電源オフや、再生ボタン79やメニューボタン81の押下が行われたことによって記録待機状態が終了した場合は、図3の制御フローチャートを終了し、そうでない場合は、S301へ戻る。
図4は、図3の制御フローチャートを実行した際のデジタルカメラ100の内部状態や表示部28に表示する例を示す図である。図4(a)は、デジタルカメラ100の内部状態を示したシーケンスであり、図4(b-1)~(b-3)は、表示部28に表示する例を示すものである。
図4(a)のシーケンス400は、動画記録に関するデジタルカメラ100の内部状態を示す。状態401は記録待機状態(RecPause)を示す。状態401の場合、図4(b-1)に示すような表示を表示部28に行う。LV410と共に表示アイテム411と時間412を表示する。表示アイテム411は動画記録に関する現在の状態を示し、時間412はタイムコード(時:分:秒:フレーム)を示す。図4(b-1)では、表示アイテム411は記録待機状態を示すSTBYと表示され、時間412は00:00:00:00という表示がされている。図4(b-1)の時点で動画記録の開始指示が行われると、時間412は、タイムコード00:00:00:00の状態からカウントアップ(記録開始時から数字が増加)する。時間412はタイムコードやカウントアップ表示に限らず、ユーザーが任意に設定することが可能であるとする。例えば、タイムコードではなく動画記録開始時を常に0分とし、動画記録が開始されたことに応じてカウントアップするようにしてもよい。また、記録媒体200や外部記録機器の残容量から動画の記録可能な時間を表示し、動画記録が開始するとカウントダウンするようにしてもよい。
図4(a)のA時点においてユーザーによるシャッターボタン61の半押しが行われる、すなわち、第1シャッタースイッチ62のオンを検出する(図3のS302においてYesと判定)と、状態402である記録待機状態(RecPause)へと遷移する。ユーザーによりシャッターボタン61の半押しがされる(状態402に遷移する)と、図4(b-2)のような表示を表示部28に行う。LV420と共に表示アイテム423と時間424を表示部28に表示する。表示アイテム423は、デジタルカメラ100の内部状態を示し、図4(b-1)の表示アイテム411から変化せずに、記録待機状態を示すSTBYと表示する。時間424は00:01:23:00と表示する。時間424から、タイムコードリセット後に状態401が開始したO時点から1分23秒経過した後に第1シャッタースイッチ62がオンになったことがわかる。表示アイテム423は、次に動画記録を開始した場合に付与されるファイル情報を示すものである。状態401と状態402とでは、デジタルカメラ100の内部状態は変化しないが、表示部28に表示されるアイテムが異なる。状態401ではダイアログボックス421を表示せず、状態402ではダイアログボックス421を表示し、ダイアログボックス内にファイル情報422を表示する。また、ダイアログボックス421は半透過しており、表示部28に表示のLV画像に重畳表示したとしても、ダイアログボックス421が重畳するLV画像が完全に視認できなくなることはない。そのため、所定の時間だけダイアログボックス421がLV画像に重畳しても、ユーザーがダイアログボックス421を煩わしく感じる可能性は低い。
図4(a)のB時点においてシャッターボタン61の全押しがされる、すなわち、第2シャッタースイッチ64のオンを検出すると、状態403(Rec)へと遷移する。状態403ではデジタルカメラ100の内部状態は動画記録状態となる。このとき表示部28には、図4(b-3)のように、LV430と共に表示アイテム431と時間432が表示される。表示アイテム431は動画記録が行われていることを示すものであり、RECという表示が行われる。このとき、図4(b-2)に示すようなファイル情報422を含むダイアログボックス421は表示しない。時間432は図4(b-1)のO時点から5分13秒24フレームが経過したことを示す。
図3、図4を用いて説明したように、動画像の記録開始前にユーザーによるシャッターボタン61の半押しが行われたこと(第1シャッタースイッチ62のオン検知)に応じて、これから記録を開始する動画像のファイル情報を表示部28に表示する。このような制御により、ユーザーはこれから記録を開始する動画像が、どのファイルに保存されるかを動画像の記録前に把握することができ、記録中もしくは記録終了後に迷うことなくファイルを探し当てることができる。また、シャッターボタン61の半押しが所定時間継続された場合は、たとえユーザー操作が継続されていたとしても、半押し開始に応じて表示したファイル情報を非表示にする。一方で、シャッターボタン61の半押しが開始された後すぐに終了された場合は、所定時間が経過するまではファイル情報の表示を継続する。これらの制御により、ユーザーは表示されるファイル情報を動画像の記録開始前に十分に視認することができ、また、表示されたファイル情報を煩わしく感じることがない。また、動画の記録開始時だけでなく、記録中にシャッターボタン61の半押しが行われたことに応じて、記録中の動画像のファイル情報を表示部28に表示するようにしてもよい。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、第1シャッタースイッチ62のオン検出時にファイル情報を表示する処理のみを実行したが、第2の実施形態では、第1シャッタースイッチ62のオン検出時にファイル情報を表示すると共に記録を開始する場合を説明する。
図5は、デジタルカメラ100において動画記録中に、ユーザーがシャッターボタン61に対する操作を行った際に表示部28に、これから記録する動画像ファイルのファイル情報の表示を行い、さらに、動画記録を開始するように制御する。
図5は、デジタルカメラ100を起動(電源をオン)し、記録待機状態で動画記録モードである場合に開始される制御処理フローチャートである。この制御処理は、システム制御部50が、不揮発性メモリ56に格納されたプログラムをシステムメモリ52に展開し、システム制御部50が実行することにより実現する。なお、図5の制御ステップにおいて図3の制御と同様の部分については、図3の制御ステップを用いて説明する。
S501では、S303において表示したファイル情報と、ファイル情報のOSDデータとLV画像を記録する。つまり、LV画像にファイル情報が重畳された動画を記録する。
S502では、システム制御部50は、S303において表示したファイル情報を非表示とし、S304(S501の次のステップ)へ戻る。
S503では、S309においてNoと判定されたことから、システム制御部50は、S303において表示したファイル情報を非表示とする。
S504では、システム制御部50は、S501においてメモリ32に記録した、ファイル情報を含むOSD表示とLV画像とを、メモリ32から破棄(削除)する。このように制御する事によって、誤って第1シャッタースイッチ62を触ってしまった場合に無駄なファイルが生成されなくなる。
S505では、システム制御部50は、動画記録を停止する。動画記録が停止すると、記録媒体200に作成された動画ファイルのクローズ処理(属性情報の付与など)を行う。
なお、図5のS304においてYesと判定され、S305、S306の制御を行っている間に、ユーザーによるシャッターボタン61の半押し(第1シャッタースイッチ62のオンが検出)が行われた場合は、S303で説明したファイル情報の表示は行う。しかし、S501で説明したOSDデータ(ファイル情報含む)とLV画像の記録は行わない。このような制御により、シャッターボタン61の全押し(第2シャッタースイッチ64のオン)による動画記録を行っている最中に、ユーザーが望まないであろう無駄な記録が行われずに済む。
図6は、図5の制御フローチャートを実行した際のデジタルカメラ100の内部状態や表示部28に表示する例を示す図である。図6(a)は、デジタルカメラ100の内部状態を示したものであり、図6(b-1)~(b-3)は、表示部28に表示される例を示すものである。
図6(a)のシーケンス600は、動画記録に関するデジタルカメラ100の内部状態を示す。状態601は記録待機状態(RecPause)を示す。状態601では、シャッターボタン61への操作はなにも行われておらず、このとき表示部28に示す表示例を図6(b-1)に示す。LV610と共に表示アイテム611と時間612を表示する。表示アイテム611は動画記録に関する現在の状態を示し、時間612はタイムコード(時:分:秒:フレーム)を示す。図6(b-1)では、表示アイテム611は記録待機状態を示すSTBYと表示され、時間612は00:00:00:00という表示がされている。図6(b-1)の時点で動画記録が開始されると、時間612は、タイムコード00:00:00:00の状態からカウントアップ(記録開始時から数字が増加)する。時間612は、第1の実施形態において前述した時間412と同様に、タイムコードやカウントアップ表示に限らず、ユーザーが任意に設定することが可能であるとする。
図6(a)のA時点においてユーザーによるシャッターボタン61の半押しが行われる、すなわち、第1シャッタースイッチ62がオンになると、状態602であるOSDデータとLV画像の記録状態(REC)へと遷移する。図5のS302においてYesと判定された場合に、状態602に遷移する。ユーザーによりシャッターボタン61の半押しがされる(状態602に遷移する)と、図6(b-2)のような表示を表示部28に行う。LV620と共にダイアログボックス621、表示アイテム623、時間624を表示部28に表示する。表示アイテム623は、デジタルカメラ100の内部状態を示す。状態602は状態601とは異なる、すなわち、デジタルカメラ100の内部状態が記録待機状態からOSDデータとLV画像の記録状態へと変化する。そのため、図6(b-1)の表示アイテム611とは異なり、表示アイテム623は<REC>と表示する。またこのとき、表示部28に表示されるOSDデータ(LV画像に重畳)とLV画像の記録は開始されているものの、この記録は単に撮像部22を介して撮像して表示部28に表示されるLV画像をOSDデータと共に記録しているのみである。つまり、表示部28に表示されるOSDデータ(ファイル情報を含む)とLV画像の画面キャプチャを行っているにすぎない。したがって、後述する第2シャッタースイッチ64がオンになったことに応じて開始される動画記録とは異なるものである。具体的には、状態602では、状態603において開始される動画記録とは記録画質や圧縮形式などがユーザーによって設定されたものと異なったりする。そのため、図6(b-3)の表示アイテム631とは異なる表示形態で表示アイテム623を表示する。
時間624は00:01:23:00と表示する。時間624から、タイムコードリセット後に状態601が開始したO時点から1分23秒経過した後に第1シャッタースイッチ62がオンになったことがわかる。ダイアログボックス621内に、ファイル情報622を表示する。ファイル情報622は、次に動画記録を開始した場合に付与されるファイル情報を示すものである。
なお、第1の実施形態で前述したように、ダイアログボックス621についても、ダイアログボックス421と同様に半透過のものとし、ダイアログボックス621がLV画像に重畳したことにより完全にLV画像が視認できなくなることを避けるようにする。
状態602と状態603とでは、デジタルカメラ100の内部状態は異なるものであり、表示部28に表示されるアイテムが異なる。状態602ではファイル情報622を含むダイアログボックス621を表示するが、状態603ではファイル情報622を含むダイアログボックス621は表示されない(非表示となる)。
図6(a)のB時点において第2シャッタースイッチ64がオンになると、状態603(Rec)へと遷移する。状態603では動画記録に関するデジタルカメラ100の内部状態は動画記録状態となる。このとき表示部28には、図6(b-3)のように、LV630と共に表示アイテム631と時間632が表示される。表示アイテム631は動画記録が行われていることを示すものであり、RECという表示が行われる。前述したように、表示アイテム631は表示アイテム623とは異なる表示形態で表示する。時間632は図6(b-1)のO時点から5分13秒24フレームが経過したことを示す。
このように、第1シャッタースイッチ62のオン検出に応じてファイル情報を表示部28に表示し、ファイル情報を含むOSDデータとLV画像を記録する。第2シャッタースイッチ64のオン検出に応じてファイル情報を非表示にし、OSDデータとLV画像の記録(いわゆる画面キャプチャのような記録)を停止する。そのあと、撮像部22を介して撮像するLV画像をユーザーによって設定されている記録画質や圧縮形式に従って、動画記録を開始する。このような制御により、動画データそのものの先頭に映像データとしてファイル情報が埋め込まれる。そのため、動画の先頭画像をサムネイルとして一覧表示等を行った場合に、画像と共にファイル情報も確認可能となる。映画製作の現場等では、撮影情報を記したボード(いわゆるカチンコ)をシーンの冒頭に撮影する事がある。このような場合にも、第1シャッタースイッチ62のオン中にカチンコを撮影し、カチンコの撮影を終えたあとに第2シャッタースイッチ64をオンにすることで、シーンの識別を行うためのカチンコ撮影とシーン本編を区別する事が用意に出来るようになる。つまり、シャッターボタン61の押下具合(段階)によって、より明確に、シーンの識別のための撮影とシーン本編との区別をすることが可能であり、ユーザーが記録した動画をあとから再生した際にシーンの開始位置を認識しやすい。
なお、前述した実施形態(第1の実施形態と第2の実施形態の両方を指す)では、ファイル情報の表示処理について説明したが、これに限らない。ファイル情報の表示とともに、動画記録ファイルに第1シャッタースイッチ62がオンとなった時点を示す指標(例えばショットマーク)のメタデータを付加しても良い。ショットマークを付加する事で、動画を記録し終えたあと、編集ソフトウエアなどで記録した動画の編集を行う際に、シャッターボタン61の全押しによる動画の本記録開始前後の状態がより容易に判別可能になる。具体的には、第1シャッタースイッチ62のオン検出後(動画の仮記録開始後かつ本記録開始前)と第2シャッタースイッチ64のオン検出後(動画の本記録開始後)の状態がより容易に判別可能となる。
また、第2シャッタースイッチ64のオン検出に応じて遷移する動画記録状態(状態403/603)になった場合に、ファイル情報を非表示にするような制御を説明した。しかしこのような制御に限らない。ユーザーによるシャッターボタン61の半押し、すなわち、第1シャッタースイッチ62のオンの継続時間が短かった場合には、表示部28に表示したファイル情報をユーザーが十分に視認する前にファイル情報が非表示になってしまう場合がある。このような不都合を低減するために、例えば、状態402/603が一定時間(例えば1秒)未満で、状態403/603に遷移してしまった場合には、状態403/603に遷移後もファイル情報の表示を継続する。状態603の場合は、OSDの重畳は停止するように制御する。そのあと、所定時間経過(S310での判定)後にファイル情報を非表示とするようにしてもよい。この様に構成する事によって、ファイル情報の見逃しを防止する事が可能となり、かつ、動画記録中にファイル情報が動画像表示の視認性を低下させないようにすることができる。なお、第2シャッタースイッチ64のオン検出に応じて動画の記録を開始した後は、ファイル情報の表示を継続したとしてもファイル情報(OSD)が重畳された動画の記録は行わず、通常の動画(ファイル所法が重畳されない動画)の記録を行う。また、第1の実施形態と同様に、記録開始前だけでなく、記録中にも、第1シャッタースイッチ62のオンに応じて、ファイル情報を表示部28に表示するようにしてもよい。この場合についても、記録する動画に対しては、ファイル情報は重畳せずに記録するとよい。
なお、本実施形態では、表示部28にファイル情報を表示するように構成したが、通信部54を介して外部機器へ送信される映像及びOSDデータに対して、同様の表示制御を行ってもよい。また、表示部28と外部出力のどちらか一方にのみ表示を行うように制御してもよい。例えば、主に表示部28を撮影対象の映像確認に使い、ネットワークを介して外部端末でのみファイル情報を確認したい場合、表示28にはファイル情報を表示せず、通信部54を介して送信される映像にのみファイル情報を重畳する。もしくは、情報を受信した外部端末(不図示)で表示するためのファイル情報を含むOSDデータを送信するように制御しても良い。
なお、本実施形態では、シャッターボタン61の半押し、すなわち、第1シャッタースイッチ62のオン検出に応じて、ファイル情報を表示部28に表示するような構成にしたが、表示部28に限らずEVF29に表示するようにしてもよい。また、デジタルカメラ100に有線/無線により接続するHDMI(登録商標)やSDI等の外部機器に映像出力する構成を加え、外部出力においても同様の表示制御を行ってもよい。また、表示部28と外部出力のどちらかのみに表示を行ってもよい。
なお、システム制御部50が行うものとして説明した前述の各種制御は1つのハードウェアが行ってもよいし、複数のハードウェア(例えば、複数のプロセッサーや回路)が処理を分担することで、装置全体の制御を行ってもよい。
また、撮像装置本体に限らず、有線または無線通信を介して撮像装置(ネットワークカメラを含む)と通信し、撮像装置を遠隔で制御する制御装置にも本発明を適用可能である。撮像装置を遠隔で制御する装置としては、例えば、スマートフォンやタブレットPC、デスクトップPCなどの装置がある。制御装置側で行われた操作や制御装置側で行われた処理に基づいて、制御装置側から撮像装置に各種動作や設定を行わせるコマンドを通知することにより、撮像装置を遠隔から制御可能である。また、撮像装置で撮影したライブビュー画像を有線または無線通信を介して受信して制御装置側で表示できるようにしてもよい。
また、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。さらに、前述した各実施形態は本発明の一実施形態を示すものにすぎず、各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
また、前述した実施形態においては、本発明をデジタルカメラに適用した場合を例にして説明したが、これはこの例に限定されず2段階の操作が可能な操作部材を有する撮像手段を有する機器であれば適用可能である。すなわち、本発明は携帯電話端末や携帯型の画像ビューワ、スマートフォン、タブレット、音楽プレーヤー、ゲーム機、電子ブックリーダーなどに適用可能である。
(他の実施形態)
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)をネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムコードを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。

Claims (13)

  1. 撮像部と、
    第1の段階の操作と、第2の段階の操作が可能な操作部と、
    前記操作部への操作に応じて、前記撮像部により撮影された動画像をファイルとして記録するように制御する記録制御手段と、
    前記第1の段階の操作が行われたことに応じて、前記操作部への操作に応じて記録されるファイルのファイル情報を表示するように制御し、
    前記第2の段階の操作が行われた場合に、前記第1の段階の操作に応じて表示した前記ファイル情報を非表示にするように制御する制御手段と
    を有し、
    前記制御手段は、前記第1の段階の操作が行われたことに応じて、前記撮像部を介して撮像された動画像に重畳して前記ファイル情報を表示するように制御し、
    前記記録制御手段は、前記第1の段階の操作が行われたことに応じて、動画像の記録を開始し、前記撮像部を介して撮像された動画像に前記ファイル情報を重畳して記録するように制御することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記記録制御手段は、前記第1の段階の操作が行われている状態では動画像の記録の開始は行わず、前記第2の段階の操作が行われたことに応じて動画像の記録を開始するように制御することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記記録制御手段は、前記第1の段階の操作が行われたあと前記第2の段階の操作が行われずに前記第1の段階の操作が終了した場合は、前記ファイル情報を重畳し記録した前記動画像を破棄するように制御することを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  4. 前記制御手段は、前記第1の段階の操作が行われたことに応じて開始された動画像の記録の状態を示す表示アイテムと、前記第2の段階の操作が行われたあとの動画像の記録の状態を示す表示アイテムとは、表示形態を異ならせることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記制御手段は、前記第2の段階の操作が行われていなくても、前記第1の段階の操作が行われたあと、所定の条件を満たしたことに応じて、前記ファイル情報を非表示にすることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記所定の条件は、前記第1の段階の操作が行われてから所定時間が経過したことであることを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  7. 動画像の記録が行われている状態で、前記第1の段階の操作が行われた場合は、前記制御手段は前記ファイル情報を表示しないように制御し、前記第2の段階の操作が行われたことに応じて、前記記録制御手段は、動画像の記録を停止するように制御する、ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の撮像装置。
  8. 前記制御手段は、前記ファイル情報を含むダイアログボックスを前記撮像部により撮像されたライブビュー画像に重畳して表示し、前記ダイアログボックスは半透過で表示するように制御することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の撮像装置。
  9. 前記操作部は、動画像の撮影を指示するシャッターボタンであることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の撮像装置。
  10. 前記操作部はボタンであり
    前記第1の段階の操作は、前記操作部の半押し操作であり、
    前記第2の段階の操作は、前記操作部の全押し操作である、
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の撮像装置。
  11. 撮像部と、
    第1の段階の操作と、第2の段階の操作が可能な操作部とを有する撮像装置の制御方法であって、
    前記操作部への操作に応じて、前記撮像部により撮影された動画像をファイルとして記録する記録ステップと、
    前記第1の段階の操作が行われたことに応じて、前記記録ステップにより記録されるファイルのファイル情報を表示部に表示するように制御し、
    前記第2の段階の操作が行われたことに応じて、前記第1の段階の操作に応じて表示した前記ファイル情報を非表示にするように制御する制御ステップと
    を有し、
    前記制御ステップでは、前記第1の段階の操作が行われたことに応じて、前記撮像部を介して撮像された動画像に重畳して前記ファイル情報を表示するように制御し、
    前記記録ステップでは、前記第1の段階の操作が行われたことに応じて、動画像の記録を開始し、前記撮像部を介して撮像された動画像に前記ファイル情報を重畳して記録することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  12. コンピュータを、請求項1乃至10のいずれか1項に記載された撮像装置の各手段として機能させるためのプログラム。
  13. コンピュータを、請求項1乃至10のいずれか1項に記載された撮像装置の各手段として機能させるためのプログラムを格納したコンピュータが読み取り可能な記録媒体。
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