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JP7707112B2 - 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム - Google Patents
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JP7707112B2 - 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、情報処理装置、情報処理方法およびプログラムに関する。
プラントを構成する各設備などを対象として監視制御を行う監視制御システムでは、自動運転のさらなる高度化のニーズが高まっている。自動運転のために、例えば、監視制御対象の状態が検知され、検知された状態が定常(正常)であるか、非定常(異常)であるかが判断される。
状態の検知を実現するために、監視制御に用いる複数の種類のデータ間の照合が行われる場合がある。例えば、IF-THEN形式で記述された監視制御ルールのIF条件に相当する状態とTHEN条件に相当する状態とを示すデータ(ルールデータ)と、監視制御システムから得られる各監視制御対象の状態などを表すデータ(システムデータ)と、が照合される。
特許第6831743号公報
本発明は、監視制御に用いるデータの照合をより効率的に実行することができる情報処理装置、情報処理方法およびプログラムを提供することを目的とする。
実施形態の情報処理装置は、受付部と決定部と照合部と出力制御部とを備える。受付部は、監視制御対象の状態を2つの概念間の関係によって表す複数の状態情報のうち第1状態情報を含むデータであって、監視制御のルールを表すルールデータと、複数の状態情報のうち第2状態情報を含むデータであって、監視制御システムに含まれる第1対象の状態を表すシステムデータと、を受け付ける。決定部は、複数の状態情報間の照合の条件を決定する。照合部は、条件に従い、ルールデータに含まれる第1状態情報と、システムデータに含まれる第2状態情報とを照合する。出力制御部は、照合の結果を出力装置に出力する。
実施形態にかかる情報処理装置のブロック図。 状態情報の例を示す図。 状態情報の例を示す図。 状態情報の例を示す図。 状態情報の例を示す図。 状態情報の例を示す図。 状態情報の例を示す図。 状態情報の例を示す図。 状態情報の例を示す図。 ルールデータの例を示す図。 ルールデータの例を示す図。 ルールデータの例を示す図。 システムデータの例を示す図。 システムデータの例を示す図。 システムデータの例を示す図。 システムデータの例を示す図。 システムデータの例を示す図。 実施形態における照合処理のフローチャート。 データを照合する例を示す図。 データを照合する例を示す図。 ルールデータの例を示す図。 システムデータの例を示す図。 指定画面の例を示す図。 実施形態における照合処理のフローチャート。 オントロジーデータの例を示す図。 オントロジーデータを用いて状態情報を生成する処理を示す図。 オントロジーデータを用いて状態情報を生成する処理を示す図。 実施形態における生成処理のフローチャート。 ルールデータ用のスキーマの一例を示す図。 システムデータ用のスキーマの一例を示す図。 表示画面の例を示す図。 実施形態にかかる情報処理装置のハードウェア構成図。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる情報処理装置の好適な実施形態を詳細に説明する。以下では、浄水施設などのプラントを監視制御する監視制御システムを例に説明するが、適用可能なシステムはこれに限られない。
監視制御システムでは、非定常時にも自動運転の適用範囲を拡大するなどの、自動運転の高度化のニーズが高まっている。非定常時とは、例えば、物理モデルおよび化学モデルで定式化できない状況(複雑等により因果の原理が解明されていない)、または、有意な機械学習モデルが構築できない状況(稀な発生により学習用データが十分でない)などである。
非定常時の自動運転の方法としては、主に以下の2つの方法がある。
・監視制御システムの運転モードを定常(自動)から非定常(手動)に切り替える際の非定常状態を自動検知する。
・予め記述したルール(IF-THEN形式)を適用する。
非定常とみなされる状態を監視制御システムで検知する場合、状態判断に用いるデータ(例:説明変数の状態フラグ)を、監視制御システムから送信されるシステムデータに含まれる膨大なデータ項目から選択する必要がある。このために、例えば、監視制御のルールを表すルールデータと、監視制御システムに含まれる監視制御対象の状態を表すシステムデータと、が照合される。
なお、このような状況は、例えば、ルールデータの作成(ルール記述)と、システムデータの作成(監視制御の対象とするデータ項目の整備など)と、が独立に実行されるような場合に生じうる。
監視制御システムによっては、該当するデータが存在しない場合もある(状態フラグを生成していない、または、そもそもデータを収集していない)。このため、データの有無の確認も含めて網羅的かつ確実に照合してデータを紐付ける作業は、負荷が大きい。
そこで、本実施形態では、ルールデータおよびシステムデータの両方を、監視制御対象の状態を表すデータの単位となる状態情報を用いて表現し、照合に利用する。例えば、一致または類似する状態情報を含むルールデータおよびシステムデータの組が照合により抽出される。これにより、ルールデータとシステムデータとの照合を、より効率的に実行可能となる。
ここで、本実施形態で用いる用語について説明する。
・状態情報:状態情報は、監視制御対象の状態を表す関係データのまとまりである。例えば状態情報は、1つ以上の監視制御対象の状態を少なくとも2つの概念間の関係によって表す情報である。状態情報は、ルールデータおよびシステムデータを記述するために共通に用いられる部品(状態情報部品)であると解釈することもできる。
・監視制御対象:監視制御対象は、監視制御プロセスにおける監視行為および制御行為の対象である。例えば、浄水プロセスの監視制御では、監視制御対象は浄化する水である。より詳細には、監視制御対象は浄化する水に含まれる成分である。例えば、消毒用の薬剤として注入する塩素が、浄化する水に含まれる成分に相当する。この場合、例えば塩素の濃度が監視制御対象に相当しうる。
・監視制御対象の状態:監視制御対象の状態は、監視制御プロセスにおける制御行為の変更の要否の根拠とする状態である。例えば、正常および異常が、監視制御対象の状態に相当する。正常と異常のそれぞれの種類などの、より詳細な情報が監視制御対象の状態として用いられてもよい。監視制御対象の測定量と管理量との間の関係の種類が、監視制御対象の状態として用いられてもよい。測定量と管理量との間の関係は、例えば、測定量は管理量の範囲内にある(すなわち、正常と判断する)などである。なお、正常は、通常または定常と表現される場合がある。また、異常は、非常または非定常と表現される場合がある。
・管理量:管理量は、正常か異常かの状態の判断の根拠となる概念(第1概念)である。例えば、管理量は、予め定められた閾値である。管理量が閾値の場合、測定量が管理量以上か以下か、または、測定量が管理量を超えるか下回るか、などのように、測定量と管理量との間の関係の種類により、監視制御対象の状態が判断される。管理量は、範囲を示す情報であってもよい。管理量が範囲を示す場合も、測定量が管理量の示す範囲内か範囲外か、などのように、測定量と管理量との間の関係の種類により、監視制御対象の状態が判断される。
・関係データ:関係データは、複数の概念間の関係を表すデータである。例えば、関係データは、概念をノードとし、複数の概念間の関係を、複数のノードを接続するリンクとするネットワークグラフで表現される。関係データは、ある概念とある概念とそれらの概念の関係を、自然言語でも解釈可能な主語、目的語および述語で表現されてもよい。例えば関係データは、ある概念ノードを主語(主語ノード)とし、ある概念ノードを目的語(目的語ノード)とし、それらの概念ノードを接続する関係リンク(述語リンク)を述語とする知識グラフで表現される。ネットワークグラフで表現する場合の関係データの最小単位は、2つのノードと、これらの2つのノードを接続するリンクと、で構成されるグラフデータである。この場合、関係データのまとまりは、グラフデータの集合である。なお、関係データは、ネットワークグラフによる表現に限られず、表(テーブル)などの他の形式により表現されてもよい。
図1は、本実施形態にかかる情報処理装置100の構成の一例を示すブロック図である。図1に示すように、情報処理装置100は、受付部101と、生成部102と、決定部103と、照合部104と、出力制御部105と、記憶部120と、を備えている。
受付部101は、情報処理装置100で用いられる各種情報の入力を受け付ける。例えば受付部101は、ルールデータおよびシステムデータの入力を受け付ける。ルールデータは、監視制御のルールを表すデータであり、複数の状態情報のうち1つ以上の状態情報(第1状態情報)を含むように構成される。システムデータは、監視制御システムに含まれる監視制御対象(第1対象)の状態を表すデータであり、複数の状態情報のうち1つ以上の状態情報(第2状態情報)を含むように構成される。各状態情報がネットワークグラフで表現される場合、ルールデータおよびシステムデータも、1つ以上の状態情報を含むネットワークグラフで表現されてもよい。
生成部102は、状態情報、ルールデータ、および、システムデータのうち少なくとも一部を生成する。なお、情報処理装置100の外部の装置でこれらのデータが生成される場合は、情報処理装置100は、生成部102を備えなくてもよい。
生成部102は、例えば、予め準備されたオントロジーデータを用いて、複数の状態情報を生成する。オントロジーデータは、例えば、監視制御対象と監視制御対象の状態とを含む複数の概念間の概念体系を表すデータである。
また、生成部102は、監視制御のルールを表す情報と、ルールデータ用に予め定められたスキーマとを用いて、1つ以上の状態情報を含むルールデータを生成する。スキーマは、監視制御のルールの構造を表すデータである。例えば生成部102は、監視制御のルールを表す情報からスキーマに従い複数の概念を抽出し、複数の状態情報のうち、抽出した複数の概念に適合する状態情報を含むルールデータを生成する。
また、生成部102は、監視制御対象の状態を表す情報と、システムデータ用に予め定められたスキーマとを用いて、1つ以上の状態情報を含むシステムデータを生成する。スキーマは、監視制御対象の状態を表すデータの構造を表すデータである。例えば生成部102は、監視制御対象の状態を表す情報からスキーマに従い複数の概念を抽出し、複数の状態情報のうち、抽出した複数の概念に適合する状態情報を含むシステムデータを生成する。
決定部103は、複数の状態情報間の照合の条件(方針)を決定する。決定部103は、例えば、照合の条件を指定するための指定画面を用いてユーザにより指定された条件を、照合の条件として決定する。条件は、例えば、完全に一致する状態情報、および、類似する状態情報のうちいずれを探索するかを示す条件である。類似する状態情報についての詳細は後述する。条件は、ネットワークグラフの探索の範囲であってもよい。
照合部104は、決定された照合の条件に従い、ルールデータに含まれる状態情報と、システムデータに含まれる状態情報とを照合する。照合により、例えば、監視制御システムから送信されるシステムデータのうち、ルールデータに適合するシステムデータが抽出される。照合部104は、照合の結果を出力制御部105に出力する。
出力制御部105は、情報処理装置100による各種情報の出力を制御する。例えば出力制御部105は、照合部104による照合の結果を出力装置に出力する。出力装置はどのような装置であってもよいが、例えば、ディスプレイなどの表示装置である。
出力制御部105は、照合の結果に基づき生成されるテキストデータを出力してもよい。例えば状態情報が知識グラフで表現される場合、知識グラフに含まれる主語ノードが表す主語と、目的語ノードが表す目的語と、述語リンクが表す述語と、を含む自然言語で表されるテキストデータを生成して出力してもよい。この場合、出力制御部105は、照合の結果に含まれる知識グラフと、この知識グラフに基づき生成されるテキストデータと、を対応づけて出力してもよい。
記憶部120は、情報処理装置100で用いられる各種情報を記憶する。例えば記憶部120は、状態情報121、ルールデータ122、システムデータ123、および、オントロジーデータ124を記憶する。これらの4種類のデータの一部または全部を、物理的に異なる記憶媒体(記憶部)に記憶するように構成してもよい。
記憶部120は、フラッシュメモリ、メモリカード、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、および、光ディスクなどの一般的に利用されているあらゆる記憶媒体により構成することができる。
上記各部(受付部101、生成部102、決定部103、照合部104、および、出力制御部105)は、例えば、1または複数のプロセッサにより実現される。例えば上記各部は、CPU(Central Processing Unit)などのプロセッサにプログラムを実行させること、すなわちソフトウェアにより実現してもよい。上記各部は、専用のIC(Integrated Circuit)などのプロセッサ、すなわちハードウェアにより実現してもよい。上記各部は、ソフトウェアおよびハードウェアを併用して実現してもよい。複数のプロセッサを用いる場合、各プロセッサは、各部のうち1つを実現してもよいし、各部のうち2以上を実現してもよい。
次に、本実施形態で用いる各データの詳細について説明する。まず、状態情報の例について説明する。図2~図9は、状態情報の例を示す図である。なお図2~図6は、プロパティグラフ形式の状態情報の例である。また、図7~図9は、RDF(Resource Description Framework)形式の状態情報の例である。状態情報の形式は、プロパティグラフ形式およびRDF形式に限られない。
図2は、監視制御対象の一例である濃度の状態を表す状態情報の例である。状態情報は、ノード201~204を含む。各ノードは、それぞれ以下のような概念を表す。
・ノード201:濃度
・ノード202:測定量
・ノード203:管理量
・ノード204:マージン
複数のノード間には、複数のノード間の関係を示すリンクを表す矢印が付されている。また各リンクは、接続する複数のノード間の関係を表す情報が付されている。例えばノード201とノード202との間のリンクには、測定量(PV:Process Variable)であることを示す“PV”が付されている。“PV”の代わりに、設定量を表す“SV(Set Variable)”、および、操作量を表す“MV(Manipulative Variable)”などの情報が付されてもよい。
また“REFER”は、リンク元(有向元)のノードが、リンク先(有向先)のノードを参照することを意味する。“INCLUDE”は、リンク元のノードが、リンク先のノードを含むことを意味する。
“WITH_RANGE”は、リンク元のノードと、リンク先のノードとの関係の種類(STATUS_RELATION)の例であり、リンク元のノードが、リンク先のノードの範囲内であることを意味する。関係の種類は、他に以下のような値を取りうる。
・超える(OVER)
・下回る(UNDER)
・以上(OR_OVER)
・以下(OR_UNDER)
・範囲内(WITH_RANGE)
・範囲外(OUT_RANGE)
・管理外(NO_CONCERN)
図2の状態情報は、“濃度の測定量は管理量の範囲内にある”状態であることを意味する。また図2の状態情報は、知識グラフの最小単位を含む状態情報の例に相当する。知識グラフの最小単位は、主語となる概念ノード(主語ノード)と、目的語となる概念ノード(目的語ノード)と、それらの概念ノードを接続する述語となる関係リンク(述語リンク)と、により構成される。関係リンクは、主語ノードから目的語ノードに向かう有向のリンクとなる。
図2の例では、ノード202が主語ノードであり、ノード203が目的語ノードであり、“WITH_RANGE”が付されたリンクが述語リンクである。このような知識グラフは、主語ノードが表す主語と、目的語ノードが表す目的語と、述語リンクが表す述語と、を用いることにより、自然言語(テキストデータ)で表すことができる。図2の状態情報については、例えば、“測定量(主語)は管理量(目的語)の範囲内である(述語)”というテキストデータを生成することができる。
各ノードおよび各リンクには、識別情報(ノードID、リンクIDなど)が属性データとして付与される。ノードおよびリンクは、この他に、1つ以上の属性データをさらに持つことができる。以下に属性データの例を記載する。
(A1)ノードの属性データの例
・“name”:ノードの名称
・“class”:ノードのクラス(種類)の識別情報
・“valueURI”:ノードのデータが存在するアドレス
(A2)リンクの属性データの例
・“name”:リンクの名称
・“parts”:所属する状態情報の識別情報
・“status”:リンクの状態
・“time”:リンクの発現のタイミング〔時制、時区間等〕
・“degree”:リンクの発現の度合い〔確率、頻度等〕
・“ready”:リンクの発現の有無
図3は、“濃度の測定量と、この測定量の変化量はいずれも管理量の範囲内にある”状態であることを意味する状態情報の例である。図2の状態情報と比較して、測定量の変化量を表すノード205と、ノード205に対応する管理量およびマージンを表すノード206およびノード207が追加される。なお“CHARACTERIZED_BY”は、リンク先のノードが、リンク元のノードの特徴(性質)を有することを意味する。
図4は、“塩素の濃度の測定量は管理量の範囲内にある”状態であることを意味する状態情報の例である。図2の状態情報と比較して、塩素を意味するノード208が追加される。
図2~図4は、濃度に関する状態についての状態情報の例であった。図5および図6は、注入量に関する状態についての状態情報の例を表す。具体的には、図5は、“注入量の設定量と操作量はいずれも管理量の範囲内にある”状態であることを意味する状態情報の例である。
状態情報は、それぞれ以下のような概念を表すノード301~307を含む。
・ノード301:注入量
・ノード302:設定量
・ノード303:管理量
・ノード304:マージン
・ノード305:操作量
・ノード306:管理量
・ノード307:マージン
図6は、“塩素の注入量の設定量は管理量の範囲内にある”状態であることを意味する状態情報の例である。図5の状態情報と比較して、塩素を意味するノード308が追加され、操作量に関するノード305~ノード307が削除される。
次に、RDF形式の状態情報の例について図7~図9を用いて説明する。なお、図7~図9は、それぞれ図2~図4に示すプロパティグラフ形式の状態情報を、RDF形式で表した状態情報に相当する。
例えば図7は、図2と同様に“濃度の測定量は管理量の範囲内にある”状態であることを意味する状態情報の例である。状態情報は、それぞれ以下のような概念を表すノード401~405を含む。
・ノード401:濃度
・ノード402:測定量
・ノード403:管理量
・ノード404:マージン
RDF形式の状態情報では、ノードおよびリンクは属性データを持たず、代わりに、属性を表すノード(属性ノード)がさらに追加される。なお、複数の属性を1つのノード(例えば目的語ノード)に追加する場合は、例えば、匿名ノードをハブとして複数の属性ノードが追加される。
図7の例では、ノード411~ノード414が匿名ノードに相当する。ノード421~ノード423は、それぞれノード412~ノード414を介して接続されるノード402~ノード404の値(value)が存在するアドレス(URI:Uniform Resource Identifier)を示すノードである。
図8は、“濃度の測定量と、この測定量の変化量はいずれも管理量の範囲内にある”状態であることを意味する状態情報の例である。図7の状態情報と比較して、ノード406~ノード408、ノード415~ノード417、ノード424~ノード426が追加される。
図9は、“塩素の濃度の測定量は管理量の範囲内にある”状態であることを意味する状態情報の例である。図7の状態情報と比較して、ノード409、ノード418、ノード427が追加される。
次に、ルールデータおよびシステムデータの構成例について説明する。なお以下では、プロパティグラフ形式の状態情報を含むように構成されるルールデータおよびシステムデータの例を主に説明する。プロパティグラフ形式の状態情報(図2~図4)と、RDF形式の状態情報(図7~図9)との対応を考慮すれば、RDF形式の状態情報を含むルールデータおよびシステムデータも、同様の手順で構成することができる。
まず図10~図12を用いて、ルールデータの例について説明する。図10~図12は、ルールデータの例を示す図である。
ルールデータは、状態情報を組み合わせ、IF-THEN形式でルールを表したデータである。例えばルールデータは、IF状態の概念ノードと、THEN状態の概念ノードと、IF状態からTHEN状態への遷移を担う(遷移させる、遷移を促す)振る舞い(=行為、作用、影響、促進)の概念ノード(ACTIONノード)と、これらの概念ノード間を接続する状態遷移の関係リンクと、を含む。
IF状態の概念ノードは、ある時点Aまたは時区間AのIF条件の状態を表す状態情報で構成するネットワークグラフを持つ。THEN状態の概念ノードは、ある時点Bまたは時区間BのTHEN条件の状態を表す状態情報により構成されるネットワークグラフを持つ。ACTIONノードは、IF条件の状態に対する行為、作用または影響を表す関係リンクと、THEN条件の状態への促進を表す関係リンクと、により構成されるネットワークグラフを持つ。
ルールデータに含まれる、状態遷移に係わる関係リンクは、主に以下の2種類(L1、L2)にわけられる。
(L1)IF状態の概念ノードからTHEN状態の概念ノードへの、状態遷移を表す関係リンク:
(IF状態の概念ノード→THEN状態の概念ノード)
CAUSE:引き起こす(=THEN条件の状態に“なる”)
(L2)ACTIONノードからの、状態遷移に対する振る舞いを意味する関係リンク
(ACTIONノード→THEN状態の概念ノード)
ACT:作動する(=THEN条件の状態に“する”)
(ACTIONノード→IF状態の概念ノード)
行為、作用または影響の対象の、測定量、統計量、目標量、および、操作量のいずれかである概念(第2概念、主に目標量と操作量)の変更操作に係わる関係リンク
例)DOWN:下げる、減らす
例)UP:上げる、増やす
例)NULL:ゼロにする
図10では、ノード1001、ノード1002、ノード1003が、それぞれ、IF状態の概念ノード、ACTIONノード、THEN状態の概念ノードに相当する。具体的には、各ノードは、以下の概念を表す。
(N1)IF状態の概念ノード(ノード1001)
・薬剤中の塩素の注入量の設定量は管理量の範囲内
・原水中の塩素の濃度の測定量は管理量の範囲内
・原水中の有機物の濁度の測定量は管理量を超過
(N2)ACTIONノード(ノード1002)
・値変更(薬剤中の塩素の注入量の設定量を下げる)
(N3)THEN状態の概念ノード(ノード1003)
・処理水中のトリハロメタンの濃度の測定量は管理量以下
これらのノードが、リンク(CAUSE、ACTなど)で接続されることにより、図10のルールデータは、以下のようなルールを意味する。
“原水中の有機物の濃度が管理量を超過している状態であり(IF)、
薬剤中の塩素の注入量の設定量を下げると(ACTION)、
処理水中のトリハロメタンの濃度が管理量以下になる(THEN)”
なお、図10では、「有機物の濃度は原水の濁度を代用する(=濃度の性質を濁度の性質で代用する(=濃度を濁度で代用する))」を意味する以下のような関係データが追加されている。例えば、有機物の濃度の測定ができない場合、原水の濁度で測定を代用する場合があり、この関係データはそのような場合の例を示す。
・リンク元ノード:“濃度”
・関係リンク:SUBSTITUTE(代用する)
・リンク先ノード:“濁度”
このように、本実施形態のルールデータは、自然言語で表されるテキストデータに変換することができる。
図11は、ACTIONノードを含まないルールデータの例である。図11に示すルールデータは、図10のルールデータからノード1002と、ノード1002に関連するノードおよびリンクと、が削除される。また、トリハロメタンの濃度の測定量と管理量との関係を示すリンクが、“OVER(超過)”を意味するリンク1101に変更される。
図11のルールデータは、以下のようなルールを意味する。
“原水中の有機物の濃度が管理量を超過している状態であると(IF)、
処理水中のトリハロメタンの濃度が管理量を超過する(THEN)”
図10および図11に示すように、ルールデータでは、IF-THEN形式のルールにおける各条件(IF条件、THEN条件)をルートとするグラフが、それぞれ1つ以上の状態情報を組み合わせて表現される。1つ以上の状態情報を組み合わせたIF条件の状態も状態情報の一形態と捉えることができる。その場合、2つ以上のIF条件を組み合わせたIF条件をルートとするグラフであるようなルールデータもあり得る。
なお、“TARGET”は、リンク元のノード(条件など)が、リンク先のノードを対象(監視制御対象)にすることを意味する。“HAS_ELEMENT”は、リンク元のノードが、リンク先のノードを要素として持つ(例えば、より具体的な監視制御対象にする)ことを意味する。
図11のグラフ1112は、状態情報の基本単位となりうるグラフの例である。状態情報の基本単位は、以下の概念のノードで構成する関係データのまとまりである。
・監視制御対象となる工業量(物理量)の種類(濃度、濁度、注入量等)を示すノード
・監視制御対象の測定量、統計量、目標量、操作量のいずれかを示すノード
・監視制御対象の管理量を示すノード
なお、マージンを示すノードは、基本単位に含まずにオプションとしてもよいし、基本単位に含めてもよい。基本単位に含める場合、マージンがない対象については、マージンがないことを明示する。マージンは以下のような方法で明示することができる。
・ノードの属性で明示する(例えば、マージンの値に係わる属性をnullにする)
・リンクの種類で明示する(例えば、管理量のノードとの関係リンクを“NO_CONCERN”にする)
工業量(例えば濃度)を示すのみでは、濃度を測定する対象となる実体が不明である。そこで、状態情報を使用するデータ(ルールデータ、システムデータ)では、工業量を測定する対象となる実体をさらに含める必要がある。以下では、工業量を測定する対象となる実体を含めた状態情報を、状態情報の実体という場合がある。例えば図11では、グラフ1111が、状態情報の実体となりうるグラフの例である。
状態情報の実体は、監視制御システムのドメインに係わる監視制御対象(工業量を測定する対象となる実体)を示すノードを含む。状態情報の実体は、状態の種類ごと、すなわち、管理量との関係の種類ごとに存在する。
グラフ1111は、塩素を意味するノードをルートとする状態情報の実体の例である。このような状態情報の実体は、“HAS_ELEMENT”の関係リンクの目的語となるノードをルートとする例である。
状態情報の実体は、“TARGET”の関係リンクの目的語となる(リンク先の)ノードをルートとしてもよい。図11の例では、原水をルートとするグラフが、このような状態情報の実体になりうる。
図12は、場所の概念を表すノード(場所ノード)との関係リンクを持つルールデータの例を示す。場所ノードは、状態の場所を表すノードである。状態の場所とは、例えば、状態の監視制御対象が存在する場所を表す。例えば、監視制御対象となる設備が設置される場所、および、監視制御対象となる工業量を測定する場所などが、状態の場所になりうる。
図12では、グラフ1201が、場所ノードを含むグラフの例を示す。場所ノード1211は、浄水施設内の場所“池_A”を示すノードに相当する。図12の例では、場所ノード1211が示す場所“池_A”での、塩素の濃度、および、有機物の濃度が監視制御対象となることが示されている。ノード1212は、場所ノード1211に対して、“塩素注入設備_M”を用いて値変更の行為(例えば塩素の注入)を行うことを表すノードである。
場所ノード、または、ノード1212のように行為の担い手(設備)を示すノードとの関係を示すリンクの例について以下に説明する。
・PRESENT_IN:存在する
例:原水中の塩素は浄水施設の“池_B”の“場所_X”に存在する
・ACTED_BY:実行される
例:値変更は、“塩素注入設備_M”により実行される(“塩素注入設備_M”が値変更を実行する)
・LOCATED_AT:設置される
・HAS_PART:構成部分を持つ
例:浄水施設は構成部分“池_A”を持つ(浄水施設には“池_A”がある)
・HAS_SPOT:構成地点を持つ
例:“池_B”は構成地点“場所_X”を持つ(“池_B”には“場所_X”がある)
次に、図13~図17を用いて、システムデータの例について説明する。図13~図17は、システムデータの例を示す図である。
図13は、塩素の濃度の測定量の状態を判断したデータ(警報等)を表すシステムデータの例である。“STATUS_RELATION”が付与された関係リンク1301は、管理量との関係を示す関係リンクの種類のうちいずれかが割り当てられることを意味する。例えば、関係リンク1301には、以下のいずれかの種類を示す関係リンクが設定されうる。
・非定常時:OUT_RANGE(関係リンク1311)
・定常時:WITH_RANGE(関係リンク1312)
図13の例では、複数の相反する種類の関係リンクが示されている。以下のように、各関係リンクの属性データとして、状態が非定常であるか定常であるかを識別できる情報を付与することにより、状態を識別することが可能となる。
・OUT_RANGE(関係リンク1311)の属性データ:status=“non-steady”(非定常)
・WITH_RANGE(関係リンク1312)の属性データ:status=“steady”(定常)
システムデータは、状態情報の一部に相当するデータを含んでもよい。図14は、状態情報の一部に相当するデータを含むシステムデータの例である。図11のグラフ1112に示すように、状態情報の基本単位は、工業量の種類を示すノードと、測定量などを示すノードと、管理量を示すノードと、を含む。従って、例えば、測定量を記録したデータは、管理量を示すノード、および、当該ノードとの関係リンクを含まないため、状態情報には相当せず、状態情報の一部に相当する。以下では、このようなデータを、“状態の情報源”という場合がある。状態の情報源は、測定量、統計量、目標量、および、操作量のいずれかである概念(第2概念)を含む情報に相当する。
図15は、塩素の濃度の変化量の状態を判断したデータ(警報等)を表すシステムデータの例である。また、図16は、図15に示すデータに対応する状態の情報源に相当するデータを表すシステムデータの例である。なお、図14で説明したデータも、図15に示すデータに対応する状態の情報源に相当するデータに相当しうる。
図17は、場所ノード、および、工業量を測定する対象となる実体との関係リンクを持つシステムデータの例を示す。グラフ1201は、図12と同様の場所ノードを含むグラフの例を示す。グラフ1701は、工業量を測定する対象となる実体を表すノードを含むグラフの例を示す。
場所ノード、または、工業量を測定する対象となる実体を表すノードとの関係を示すリンクの例について以下に説明する。
・PRESENT_IN:存在する
例:塩素は浄水施設の“池_B”の“場所_X”に存在する
・DEFINED_BY:定義される
例:“データ_r4”は、塩素をルートとする状態情報に定義される(塩素の濃度の状態を示すデータと解釈される)
・HAS_PART:構成部分を持つ
例:“分野_R”は、構成部分“データ_r0”を持つ(“分野_R”には“データ_r0”がある)
次に、本実施形態にかかる情報処理装置100による照合処理について図18~図23を用いて説明する。図18は、本実施形態における照合処理の一例を示すフローチャートである。照合処理は、例えば受付部101により受け付けられ、記憶部120に記憶された1つ以上のルールデータ122と1つ以上のシステムデータ123とを照合する処理である。
照合部104は、ルールデータ122とシステムデータ123とを照合し、監視制御対象が一致するルールデータ122およびシステムデータ123を抽出する(ステップS101)。照合部104は、例えば照合の起点(照合元)としてユーザなどにより指定されたルールデータ122に含まれる1以上の状態情報から、当該状態情報により状態が示される監視制御対象を特定する。照合部104は、特定した監視制御対象と一致する監視制御対象の状態を示す状態情報を含む1つ以上のシステムデータを、記憶部120に記憶されたシステムデータ123から抽出する。
次に照合部104は、抽出したシステムデータ123のうち、ルールデータ122に含まれる場所ノードと一致する場所を示す場所ノードを含むシステムデータ123を抽出する(ステップS102)。
図19A、図19Bは、場所が一致するデータを照合する例を示す図である。図19Aでは、塩素を監視制御対象とするルールデータ1901に対して、監視制御対象の一部および場所が一致するシステムデータ1911、1912が抽出された例が示されている。図19Bでは、塩素を監視制御対象とするルールデータ1901Bに対して、監視制御対象および場所が一致するシステムデータ1911、1912が抽出された例が示されている。
図18に戻り、照合部104は、状態の情報源を探索するか否かを判断する(ステップS103)。例えば照合部104は、決定部103によって決定された照合の条件が、状態の情報源を探索することを示すか否かにより、状態の情報源を探索するか否かを判断する。
状態の情報源を探索しない場合(ステップS103:No)、照合部104は、これまでに抽出したシステムデータ123のうち、構造および属性(状態)が一致するシステムデータ123を抽出する(ステップS104)。例えば照合部104は、ルールデータ122の状態情報と一致する構造を有し、この状態情報に含まれる属性データが示す状態(例えば上記のstatus)と一致する状態を示す属性データを含むシステムデータ123を抽出する。
構造が一致するとは、例えば、データのグラフを構成するノードの個数、並びに、ノードを接続するリンクの位置および向き一致することを表す。属性が一致するとは、例えば、ノードに付与される属性のうち特定の属性(例えばノードのクラス)が一致すること、または、リンクに付与される属性のうち特定の属性(例えばリンクのクラス)が一致することを表す。なお、構造および属性が完全一致しないが、例えば、システムデータの構造がルールデータの構造を包含し、かつ、包含する範囲のノードとリンクの属性が一致する場合は、構造と属性が一致するとみなしてもよい。また、状態情報の基本単位で、マージンを示すノードがオプションとされる場合は、当該ノードは照合の対象外としてもよい。
状態の情報源を探索する場合(ステップS103:Yes)、照合部104は、これまでに抽出したシステムデータ123のうち、状態の情報源が一致するシステムデータ123を抽出する(ステップS105)。例えば照合部104は、ルールデータ122の状態情報の一部に相当する状態の情報源と一致する状態の情報源を含むシステムデータ123を抽出する。なお、一致する状態の情報源を含むシステムデータを照合(抽出)することは、グラフの構造の一部が一致する状態情報、すなわち、類似する状態情報を照合することに相当する。
類似する状態情報とは、例えば、グラフの構造、並びに、グラフに含まれるノードおよびリンクに付与される属性のうち、少なくとも一方が類似する状態情報である。グラフの構造が類似するとは、例えば、グラフの構造が完全一致しないが、グラフの構造の一部が一致することを表す。属性が類似するとは、複数の属性が同じ種類の意味または性質を持つことを表し、例えば、グラフに含まれるノードおよびリンクに付与される属性のうち特定の属性(例えばクラス)が一致することを表す。
以下に、類似する状態情報の例を記載する。
(例1)グラフの一部が一致する状態情報(=グラフの構造の一部が一致し、かつ、一致したグラフのノードおよびリンクに付与される属性のうち特定の属性(例えばクラス)が一致する状態情報)
(例2)グラフの構造が一致し、かつ、グラフの一部のノードまたはリンクに付与される属性のうち特定の属性(例えばクラス)が類似し、その他のノードおよびリンクは特定の属性が一致する状態情報
(例3)例1に例2の性質を加えた状態情報(=グラフの構造の一部が一致し、かつ、一致したグラフの一部のノードまたはリンクに付与される属性のうち特定の属性(例えばクラス)が類似し、その他のノードおよびリンクは特定の属性が一致する状態情報)
なお、状態の情報源が一致することは、グラフの一部が一致する状態情報の例、すなわち、上記の例1または例3に相当する。
図19のシステムデータ1911は、ルールデータ1901と完全一致ではないが、構造および属性が一致するとみなせるシステムデータの例である。また、システムデータ1912は、ルールデータ1901と状態の情報源が一致するシステムデータの例である。
図18に戻り、出力制御部105は、照合部104により抽出された結果(照合の結果)をディスプレイなどの出力装置に出力し(ステップS106)、照合処理を終了する。
次に、照合の他の例について説明する。図20は、照合元となるルールデータ2001の例を示す図である。図21は、ルールデータ2001に対する照合の結果、状態の情報源が一致するデータとして抽出されるシステムデータ2101~2104の例である。
システムデータにルールデータ2001と同じ監視制御対象(塩素)のノードをルートとし、管理量を基準に比較する量(測定量)を示すノードまでのグラフが含まれていれば、このシステムデータは“状態の情報源”とみなせる。システムデータ2101~2104は、いずれも監視制御対象である塩素を示すノード、工業量(濃度)を示すノード、および、測定量を示すノードを含むため、ルールデータ2001の状態の情報源とみなすことができる。例えば、関係リンク(述語リンク)が“REFER”である関係データでは、測定量は、「管理量を基準にする」という意味を有する。また、“OVER”等の関係リンク(述語リンク)の関係データでは、測定量は、「管理量と比較して超過している」という意味を有する。
図21では、測定量を示すノードの例が示されているが、統計量、目標量および操作量を示すノードが含まれるシステムデータについても同様に照合することができる。
次に、照合の条件の指定方法の例について説明する。図22は、照合の条件を指定するための指定画面2201の例を示す図である。
指定画面2201では、類似とみなす対象、および、照合の起点が指定できる。類似とみなす対象は、探索の範囲により指定される。照合の起点は、照合元となるデータを表す。
指定画面2201では、ルールデータおよびシステムデータのいずれかが照合の起点として指定可能である。探索の範囲は、例えば、起点とされたデータ(ノード)の階層に対して同位の概念を探索するか、上位の概念を探索するか、および、起点とされたノードと探索する対象のノードとの間の距離(関係リンクの個数など)などにより指定される。
図22では、“A”と記載されたノード(以下、ノード“A”)が、起点とされたノードを表す。例えば、ノード“A”は、照合の起点となるルールデータのルートノードに相当する。また、“B”、“C”、“D”と記載されたノード(以下、ノード“B”、ノード“C”、ノード“D”)は、ノード“A”と照合するシステムデータのルートノードに相当する。
ノード“A”に対する各ノードの探索の範囲は以下のようになる。
・ノード“B”:兄弟姉妹、かつ、2つ上
・ノード“C”:親、かつ、1世代
・ノード“D”:(親、かつ、1世代)かつ(親戚、かつ、1つ下)
類似とみなす対象(探索の範囲)は上記に限られない。例えば、属性が類似する範囲、および、構造が類似する範囲の少なくとも一方が探索されてもよい。
例えば、以下のような属性は、値が完全一致していなくても、単位を揃えた上で、属性が類似する範囲として探索の範囲に含めてもよい。
・量を求める時間(例:1分間と5分間を“短時間”等の同じ意味を持つ時間として扱う)
・量を求める周期(例:1分ごとと5分ごとを“短周期”等の同じ意味を持つ周期として扱う)
また、ノードの意味が完全一致ではないが、例えばオントロジーデータにおいてノード(概念)の種類が同じである場合に“構造および属性が類似する”とみなして探索の範囲に含めてもよい。例えば以下のような概念は、完全一致ではないが、類似するとみなすことができる。
・管理量(上限の極限)と管理量(上限の目安)
・管理量(全システム共通)と、管理量(構成パタンが同じシステム共通)と、管理量(各システム個別)
属性が類似する範囲、および、構造が類似する範囲について探索の範囲に含めるか否かについても、例えば図22の指定画面2201などによりユーザにより指定できるように構成されてもよい。
次に、出力制御部105による照合の結果の表示例について説明する。図23は、照合の結果を表示するための表示画面2301の例を示す図である。表示画面2301は、ルールID、監視制御対象、状態指標(IQ)、および、該当するシステムデータの有無を表形式で表示する例である。
ルールIDは、照合元とされたルールデータの識別情報である。状態指標は、状態の判断に用いる指標を表す。状態指標が監視制御対象であると解釈することもできる。
該当するシステムデータの有無は、一致するシステムデータ、類似するシステムデータ、および、状態の情報源が一致するシステムデータに分けて記載される。記号“×”は、該当するシステムデータが存在することを示す。
メッセージ2311は、照合の結果を表す情報の例である。メッセージ2312は、類似するデータに関する詳細を表す情報の例である。出力制御部105は、メッセージ2311およびメッセージ2312を、表示画面2301と合わせて表示してもよいし、表示画面2301とは別の画面として表示してもよい。
次に、状態情報、ルールデータ、および、システムデータの生成方法の例について説明する。
図24は、状態情報の生成に用いるオントロジーデータの例を示す図である。図24は、概念が持つ性質に係わるオントロジーデータの一部を表している。オントロジーデータも関係データ(複数の概念間の関係を表すデータ)である。
オントロジーデータで用いられるリンクの例について以下に説明する。
・“hasType”:リンク元のノード(概念)が、リンク先のノード(概念)に示す性質(Property)を持つ
・“hasSubProperty”:リンク元のノード(概念)が、リンク先のノード(概念)に示す、より詳細な性質(Property)を持つ
なお、類似とみなす対象(探索の範囲)を求めるために例えば“ノードの種類が同じ”または“属性が類似する”などを判断するときにも、オントロジーデータが参照される。
図25は、図24に示すようなオントロジーデータを用いて、新たな状態情報を生成する処理の例を示す図である。
まず生成部102は、オントロジーデータに新たな関係データを追加する。例えば生成部102は、管理量をより詳細にするノード(概念)として“極上限”を示すノード2501を追加する。次に生成部102は、追加した概念のノードと同位の概念のノードを含む、既存の状態情報を例えば記憶部120に記憶された状態情報121の中から検索する。図25の例では、同位の概念“上限”を含む既存の状態情報が検索される。生成部102は、検索した状態情報に含まれる同位の概念ノードを、追加した概念のノードに差し替え、新たな状態情報を生成する。
なお、追加した概念のノードと同位の概念のノードを含む状態情報が存在しない場合、生成部102は、追加した概念のノードの上位にある概念のノード(例えば、関係リンク“hasSubProperty”のリンク元のノード)を対象としてさらに検索を行ってもよい。
図26は、図24に示すようなオントロジーデータを用いて、新たな状態情報を生成する処理の他の例を示す図である。
まず生成部102は、オントロジーデータに新たな関係データを追加する。例えば生成部102は、工業量の型として“温度”を示すノード2601を追加する。次に生成部102は、追加した概念のノードと同位の概念のノードを含む、既存の状態情報を例えば記憶部120に記憶された状態情報121の中から検索する。図25の例では、同位の概念“濃度”を含む既存の状態情報が検索される。生成部102は、検索した状態情報に含まれる同位の概念ノードを、追加した概念のノードに差し替え、新たな状態情報を生成する。
これまでは管理量に関するノード(図25)、または、工業量に関するノード(図26)を新たなノードとする状態情報の生成例を説明した。監視制御対象を示すノードを新たなノードとする状態情報を生成する場合も、同様の手順を適用できる。例えば、“塩素”を監視制御対象とするノードを、“活性炭”を示すノードに差し替える場合にも上記と同様の手順を適用できる。
出力制御部105は、生成された状態情報をユーザに対して表示してもよい。例えば出力制御部105は、生成された状態情報を示すネットワークグラフと、状態情報の内容を自然言語で表したテキストデータとを表示する。
生成部102は、表示された生成情報に対して、ユーザにより登録することが指定された場合に、生成された状態情報を例えば記憶部120の状態情報121に記憶してもよい。
次に、ルールデータの生成処理について説明する。図27は、本実施形態における生成処理の一例を示すフローチャートである。
受付部101は、ルールデータの生成元となる原データの入力を受け付ける(ステップS201)。原データは、IF-THENの構造を持つ監視制御に係わるルールデータであり、例えば、テキスト形式および表形式等で記述される。
生成部102は、ルールデータ用に予め定められたスキーマに従って状態情報の概念となる要素(概念要素)を原データから抽出する(ステップS202)。概念要素は、例えば以下のような情報である。
・要素1:監視制御の対象の概念
・要素2:測定量、目標量、操作量の概念
・要素3:管理量、マージンの概念
・要素4:要素2と要素3の関係の概念
・要素5:行為、作用および影響等のふるまいの概念
図28は、ルールデータ用のスキーマの一例を示す図である。スキーマ2810、2820および2830は、それぞれIF状態、ACTIONおよびTHEN状態のスキーマを表す。要素2811および要素2812は、それぞれ、上記の概念要素のうち要素1および要素2~4に相当する。例えば要素2812は、“測定量>管理量+マージン”などと記述される。この例では、“測定量”が要素2に相当し、“管理量”および“マージン”が要素3に相当し、不等号“>”が要素4に相当する。
要素2821、要素2822および要素2823は、それぞれ、上記の概念要素のうち要素1、要素2~4、および、要素5に相当する。要素2831および要素2832は、それぞれ、上記の概念要素のうち要素1および要素2~4に相当する。
図27に戻り、生成部102は、例えば記憶部120に記憶された状態情報121を探索し、抽出した概念要素と一致する概念を含む状態情報を抽出する(ステップS203)。また、生成部102は、要素1に相当する概念要素から、場所または設備を表す要素を探索し、探索した場所または設備を表す場所ノードを含む既存のグラフ(例えば図12のグラフ1201など)との間の関係リンクを生成する(ステップS204)。生成される関係リンクは、例えば、以下の主語ノードと目的語ノードとを接続する、以下のような述語リンクである。
・主語ノード:抽出した状態情報に含まれる、監視制御の対象のノード(図12では、例えば原水中の塩素)
・目的語ノード:探索した場所ノード(図12では、例えば“池_B”の“場所_X”)
・述語リンク:PRESENT_IN
ステップS202およびS204では、生成部102は、照合部104と同様の方式により、概念要素が完全一致する場合のみでなく、類似する範囲も含めて探索してもよい。
また、生成部102は、概念要素を表す表記の揺れを解消した上で探索を行ってもよい。
生成部102は、IF状態、THEN状態およびACTIONを表すネットワークグラフを生成して相互に結合することによりルールデータを生成する(ステップS205)。
生成部102は、例えば、以下のように各ネットワークグラフを生成する。
・IF状態のネットワークグラフ:IF条件を示すノード(図10ではノード1001)と、監視制御システムのドメインに係わる監視制御対象を示すノードをルートノードとする状態情報と、を関係リンク(上記の“TARGET”、“HAS_ELEMENT”など)により接続
・THEN状態のネットワークグラフ:THEN条件を示すノード(図10ではノード1003)と、監視制御システムのドメインに係わる監視制御対象を示すノードをルートノードとする状態情報と、を関係リンク(上記の“TARGET”、“HAS_ELEMENT”など)により接続
・ACTION:ACTIONを示すルートノード(図10ではノード1002)と、監視制御対象の状態情報と、関係リンクにより接続
生成部102は、生成したIF状態、THEN状態およびACTIONの各ルートノードを相互に関係リンク(上記の“CAUSE”、“ACT”、“DOWN”、“UP”、“NULL”など)で接続し、ルールデータとして生成する。
生成部102は、ルールデータを候補として生成し、候補に対してユーザにより登録することが指定された場合に、生成された状態情報を例えば記憶部120のルールデータ122に記憶してもよい。
出力制御部105は、既存のルールデータと、生成されたルールデータとを比較し、比較結果を表示してもよい(ステップS206)。例えば出力制御部105は、新たに生成されたネットワークグラフと、既存のすべてのルールデータ(ネットワークグラフ)とを照合し、以下のような照合結果を出力する。ユーザは、このような照合結果を参照することにより、生成されたルールデータを採用するか否かを判断することができる。
(R1)同じとみなす
(R2)類似とみなす
(R3)不整合とみなす(矛盾を含む)
(R4)以上に該当しない
類似とみなすか否かについては、上記のような部分一致の判断、および、類似の探索と同様の手順を適用できる。また、不整合とみなすか否かについても、類似の探索と同様の手順を適用できる。例えば、IF条件とTHEN条件が同じであるが、ACTIONノードからIF条件への関係リンクの種類が反対である(例えば、生成されたルールデータでは“DOWN”であるが、既存のルールデータでは“UP”であるなど)の場合、不整合とみなすと判断される。なお、“DOWN”と“UP”とが反意であるという概念は、類似の判定と同様にオントロジーデータを参照することで判断することができる。
出力制御部105は、抽出されたルールデータと、生成されたルールデータとを対応づけて表示する。生成部102は、表示された候補について登録が指定された場合に、指定された候補を記憶部120に記憶する。
次に、システムデータの生成処理について説明する。システムデータについてもルールデータの生成処理を示す図27と同様の手順を適用できる。システムデータでは、例えば以下の点がルールデータと異なる。
・原データは、監視制御のログを記録したデータであり、例えば表形式のデータ(データテーブル名、データ項目、外部定義データを含む)である。
・上記の要素5(行為、作用および影響等のふるまいの概念)は抽出されない。
・システムデータ用に予め定められたスキーマが用いられる。
図29は、システムデータ用のスキーマの一例を示す図である。スキーマ2901は、要素1、要素2および要素4に相当する。スキーマ2902は、要素4に相当する。スキーマ2903は、要素2および要素3に相当する。
図30は、生成されたデータを表示する表示画面3001の例を示す図である。なお図30は、システムデータの候補を表示する例を示すが、ルールデータについても同様の画面を表示することができる。
図30に示すように、表示画面3001は、候補表示領域3011と、編集ボタン3012と、登録ボタン3013と、を含む。候補表示領域3011には、生成されたデータのネットワークグラフと、当該ネットワークグラフの内容を表すテキストデータと、が表示される。
編集ボタン3012が押下されると、出力制御部105は、例えば、データを編集するための編集画面を表示する。登録ボタン3013が押下されると、生成部102は、表示されている候補を記憶部120に記憶する。
このように、本実施形態では、状態情報を用いて表現されたルールデータおよびシステムデータを照合に利用する。これにより、監視制御に用いるデータ(ルールデータとシステムデータ)の照合をより効率的に実行することができる。また本実施形態では、ネットワークグラフを用いた探索の範囲などの照合の条件を指定して照合を実行できる。このため、例えば類似する範囲にまで広げた照合をより容易に実現できる。
次に、実施形態にかかる情報処理装置のハードウェア構成について図31を用いて説明する。図31は、実施形態にかかる情報処理装置のハードウェア構成例を示す説明図である。
実施形態にかかる情報処理装置は、CPU51などの制御装置と、ROM(Read Only Memory)52やRAM53などの記憶装置と、ネットワークに接続して通信を行う通信I/F54と、各部を接続するバス61を備えている。
実施形態にかかる情報処理装置で実行されるプログラムは、ROM52等に予め組み込まれて提供される。
実施形態にかかる情報処理装置で実行されるプログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)、フレキシブルディスク(FD)、CD-R(Compact Disk Recordable)、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録してコンピュータプログラムプロダクトとして提供されるように構成してもよい。
さらに、実施形態にかかる情報処理装置で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、実施形態にかかる情報処理装置で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。
実施形態にかかる情報処理装置で実行されるプログラムは、コンピュータを上述した情報処理装置の各部として機能させうる。このコンピュータは、CPU51がコンピュータ読取可能な記憶媒体からプログラムを主記憶装置上に読み出して実行することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
100 情報処理装置
101 受付部
102 生成部
103 決定部
104 照合部
105 出力制御部
120 記憶部

Claims (16)

  1. 1つ以上の監視制御対象の状態を少なくとも2つの概念間の関係によって表す複数の状態情報のうち1つ以上の第1状態情報を含むデータであって、監視制御のルールを表すルールデータと、複数の状態情報のうち1つ以上の第2状態情報を含むデータであって、前記監視制御対象のうち監視制御システムに含まれる第1対象の状態を表すシステムデータと、を受け付ける受付部と、
    複数の前記状態情報間の照合の条件を決定する決定部と、
    前記条件に従い、前記ルールデータに含まれる前記第1状態情報と、前記システムデータに含まれる前記第2状態情報とを照合する照合部と、
    前記照合部による照合の結果を出力装置に出力する出力制御部と、
    を備える情報処理装置。
  2. 複数の前記状態情報は、概念をノードとし、複数の概念間の接続をリンクとするネットワークグラフで表され、
    前記ルールデータは、1つ以上の前記第1状態情報を含むネットワークグラフで表され、
    前記システムデータは、1つ以上の前記第2状態情報を含むネットワークグラフで表される、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記条件は、前記ネットワークグラフの探索の範囲である、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記ネットワークグラフは、主語となるノードである主語ノードと、目的語となるノードである目的語ノードと、前記主語ノードおよび前記目的語ノードとを接続する述語となるリンクである述語リンクと、を含む知識グラフである、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 前記述語リンクは、状態遷移に対する振る舞いを意味するリンクを含む、
    請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記述語リンクは、リンクの発現についての属性を有するリンクを含む、
    請求項4に記載の情報処理装置。
  7. 前記出力制御部は、前記主語ノードが表す主語と、前記目的語ノードが表す目的語と、前記述語リンクが表す述語と、を含む自然言語で表されるテキストデータを出力する、
    請求項4に記載の情報処理装置。
  8. 前記出力制御部は、照合の結果に含まれる前記知識グラフと、照合の結果に含まれる前記知識グラフに基づき生成される前記テキストデータと、を対応づけて出力する、
    請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 前記照合部は、前記ルールデータに含まれる前記第1状態情報と一致または類似する前記第2状態情報を含む前記システムデータを照合する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  10. 前記状態情報は、前記監視制御対象が正常であるか異常であるかを判断する根拠となる管理量である第1概念と、前記監視制御対象に対する監視制御に関する測定量、統計量、目標量、および、操作量のいずれかである第2概念との関係を表す、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  11. 前記照合部は、前記ルールデータに含まれる前記第1状態情報に含まれる前記第2概念と一致する前記第2概念を含む前記第2状態情報を含む前記システムデータを照合する、
    請求項10に記載の情報処理装置。
  12. 前記監視制御対象と前記監視制御対象の状態とを含む複数の概念間の概念体系を表すオントロジーデータから、複数の前記状態情報を生成する生成部をさらに備える、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  13. 監視制御のルールを表す情報から、監視制御のルールの構造を表す予め定められたスキーマに従い複数の概念を抽出し、複数の前記状態情報のうち、抽出した複数の前記概念に適合する前記第1状態情報を含む前記ルールデータを生成する生成部をさらに備える、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  14. 前記第1対象の状態を表す情報から、前記監視制御対象の状態を表すデータの構造を表す予め定められたスキーマに従い複数の概念を抽出し、複数の前記状態情報のうち、抽出した複数の前記概念に適合する前記第2状態情報を含む前記システムデータを生成する生成部をさらに備える、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  15. 情報処理装置で実行される情報処理方法であって、
    1つ以上の監視制御対象の状態を少なくとも2つの概念間の関係によって表す複数の状態情報のうち1つ以上の第1状態情報を含むデータであって、監視制御のルールを表すルールデータと、複数の状態情報のうち1つ以上の第2状態情報を含むデータであって、前記監視制御対象のうち監視制御システムに含まれる第1対象の状態を表すシステムデータと、を受け付ける受付ステップと、
    複数の前記状態情報間の照合の条件を決定する決定ステップと、
    前記条件に従い、前記ルールデータに含まれる前記第1状態情報と、前記システムデータに含まれる前記第2状態情報とを照合する照合ステップと、
    前記照合ステップによる照合の結果を出力装置に出力する出力制御ステップと、
    を含む情報処理方法。
  16. コンピュータに、
    1つ以上の監視制御対象の状態を少なくとも2つの概念間の関係によって表す複数の状態情報のうち1つ以上の第1状態情報を含むデータであって、監視制御のルールを表すルールデータと、複数の状態情報のうち1つ以上の第2状態情報を含むデータであって、前記監視制御対象のうち監視制御システムに含まれる第1対象の状態を表すシステムデータと、を受け付ける受付ステップと、
    複数の前記状態情報間の照合の条件を決定する決定ステップと、
    前記条件に従い、前記ルールデータに含まれる前記第1状態情報と、前記システムデータに含まれる前記第2状態情報とを照合する照合ステップと、
    前記照合ステップによる照合の結果を出力装置に出力する出力制御ステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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