本発明は、式(VI)の化合物又はその薬学的に許容される塩を提供する。
ただし、
T1は、N及びCR3から選択され、
Lは、単結合及びC(=O)から選択され、
R1は、H、F、Cl、Br、I、-OH、-NH2、-CN、C1-3アルキル及びC1-3ハロアルキルから選択され、
R2は、F、Cl、Br、I、-OH、-NH2、-CN、C1-4アルキル、C1-4アルコキシ、-S(=O)2-C1-3アルキル、C3-6シクロアルキル、C3-6シクロアルケニル、フェニル及び5~6員ヘテロアリールから選択され、ここで、前記C1-4アルキル、C1-4アルコキシ、-S(=O)2-C1-3アルキル、C3-6シクロアルキル、C3-6シクロアルケニル、フェニル及び5~6員ヘテロアリールは、それぞれ独立して1、2、3又は4個のRaにより任意選択で置換され、
或いは、R1及びR2は、それらに連結された炭素原子と一緒に環Aを形成し、ここで、環Aは、C3-12シクロアルキル、C3-12シクロアルケニル、3~12員ヘテロシクロアルキル、3~12員ヘテロシクロアルケニル、C6-12アリール及び5~12員ヘテロアリールから選択され、ここで、前記C3-12シクロアルキル、C3-12シクロアルケニル、3~12員ヘテロシクロアルキル、3~12員ヘテロシクロアルケニル、C6-12アリール及び5~12員ヘテロアリールは、それぞれ独立して1、2、3又は4個のRbにより任意選択で置換され、
条件は、Lが単結合から選択される場合、R2はCl、CH3、CF3及び-OCF3から選択されず、
R3及びR4は、それぞれ独立してH、F、Cl、Br、I、-OH、-NH2、-CN及びC1-3アルキルから選択され、ここで、前記C1-3アルキルは、1、2又は3個のRcにより任意選択で置換され、
或いは、R2及びR3は、それらに連結された炭素原子と一緒に環Bを形成し、ここで、環Bは、フェニルから選択され、ここで、前記フェニルは1、2、3又は4個のRbにより任意選択で置換され、
R5及びR6は、それぞれ独立してH、F、Cl、Br、I、-OH、-NH2、-CN、C1-3アルキル及びC1-3ハロアルキルから選択され、
R7は、C1-3アルキル、C3-6シクロアルキル、3~12員ヘテロシクロアルキル及び5~6員ヘテロアリールから選択され、ここで、前記C1-3アルキル、C3-6シクロアルキル、3~12員ヘテロシクロアルキル及び5~6員ヘテロアリールは、それぞれ独立して1、2又は3個のRdにより任意選択で置換され、
Raは、それぞれ独立してF、Cl、Br、I、=O、-OH、-NH2、-CN及び-CH3から選択され、
Rbは、それぞれ独立してF、Cl、Br、I、=O、-OH、-NH2、-CN及び-CH3から選択され、
Rcは、それぞれ独立してF、Cl、Br、I、=O、-OH、-NH2及び-CNから選択され、
Rdは、それぞれ独立してF、Cl、Br、I、=O、-OH、-NH2、-CN、C1-3アルキル、C1-3アルコキシ、C1-3アルキルアミノ、3~6員ヘテロシクロアルキル、C3-6シクロアルキル、3~6員ヘテロシクロアルキル-CH2-、C3-6シクロアルキル-CH2-及び3~6員ヘテロシクロアルキル-C(=O)-から選択され、ここで、前記C1-3アルキル、C1-3アルコキシ、C1-3アルキルアミノ、3~6員ヘテロシクロアルキル、C3-6シクロアルキル、3~6員ヘテロシクロアルキル-CH2-、C3-6シクロアルキル-CH2-及びC3-6シクロアルキル-C(=O)-は、それぞれ独立して1、2又は3個のRにより任意選択で置換され、
Rは、それぞれ独立してF、Cl、Br、I、=O、-OH、-NH2、-CN、-C(=O)NH2、-CH3、-OCH3及び-N(CH3)2から選択され、
前記5~6員ヘテロアリール、3~12員ヘテロシクロアルキル、3~12員ヘテロシクロアルケニル、5~12員ヘテロアリール、3~6員ヘテロシクロアルキル及び3~6員ヘテロシクロアルキル-CH2-は、それぞれ独立してN、O、S及びNHから選択される1、2、3又は4個の原子又は原子団をそれぞれ独立して含む。
本発明は、式(VI)の化合物又はその薬学的に許容される塩を提供する。
ただし、
T1は、N及びCR3から選択され、
Lは、単結合及びC(=O)から選択され、
R1は、H、F、Cl、Br、I、-OH、-NH2、-CN、C1-3アルキル及びC1-3ハロアルキルから選択され、
R2は、H、F、Cl、Br、I、-OH、-NH2、-CN、C1-4アルキル、C1-4アルコキシ、-S(=O)2-C1-3アルキル、C3-6シクロアルキル、C3-6シクロアルケニル、フェニル及び5~6員ヘテロアリールから選択され、ここで、前記C1-4アルキル、C1-4アルコキシ、-S(=O)2-C1-3アルキル、C3-6シクロアルキル、C3-6シクロアルケニル、フェニル及び5~6員ヘテロアリールは、それぞれ独立して1、2、3又は4個のRaにより任意選択で置換され、
或いは、R1及びR2は、それらに連結された炭素原子と一緒に環Aを形成し、ここで、環Aは、C3-12シクロアルキル、C3-12シクロアルケニル、3~12員ヘテロシクロアルキル、3~12員ヘテロシクロアルケニル、C6-12アリール及び5~12員ヘテロアリールから選択され、ここで、前記C3-12シクロアルキル、C3-12シクロアルケニル、3~12員ヘテロシクロアルキル、3~12員ヘテロシクロアルケニル、C6-12アリール及び5~12員ヘテロアリールは、それぞれ独立して1、2、3又は4個のRbにより任意選択で置換され、
条件は、Lが単結合から選択される場合、R2はCl、CH3、CF3及び-OCF3から選択されず、
R3及びR4は、それぞれ独立してH、F、Cl、Br、I、-OH、-NH2、-CN及びC1-3アルキルから選択され、ここで、前記C1-3アルキルは、1、2又は3個のRcにより任意選択で置換され、
或いは、R2及びR3は、それらに連結された炭素原子と一緒に環Bを形成し、ここで、環Bはフェニルから選択され、ここで、前記フェニルは1、2、3又は4個のRbにより任意選択で置換され、
R5及びR6は、それぞれ独立してH、F、Cl、Br、I、-OH、-NH2、-CN、C1-3アルキル及びC1-3ハロアルキルから選択され、
R7は、H、C1-3アルキル、C3-6シクロアルキル、3~12員ヘテロシクロアルキル及び5~6員ヘテロアリールから選択され、ここで、前記C1-3アルキル、C3-6シクロアルキル、3~12員ヘテロシクロアルキル及び5~6員ヘテロアリールは、それぞれ独立して1、2又は3個のRdにより任意選択で置換され、
Raは、それぞれ独立してF、Cl、Br、I、=O、-OH、-NH2、-CN及び-CH3から選択され、
Rbは、それぞれ独立してF、Cl、Br、I、=O、-OH、-NH2、-CN及び-CH3から選択され、
Rcは、それぞれ独立してF、Cl、Br、I、=O、-OH、-NH2及び-CNから選択され、
Rdは、それぞれ独立してF、Cl、Br、I、=O、-OH、-NH2、-CN、C1-3アルキル、C1-3アルコキシ、C1-3アルキルアミノ、3~6員ヘテロシクロアルキル、C3-6シクロアルキル、3~6員ヘテロシクロアルキル-CH2-、C3-6シクロアルキル-CH2-及び3~6員ヘテロシクロアルキル-C(=O)-から選択され、ここで、前記C1-3アルキル、C1-3アルコキシ、C1-3アルキルアミノ、3~6員ヘテロシクロアルキル、C3-6シクロアルキル、3~6員ヘテロシクロアルキル-CH2-、C3-6シクロアルキル-CH2-及びC3-6シクロアルキル-C(=O)-は、それぞれ独立して1、2又は3個のRにより任意選択で置換され、
Rは、それぞれ独立してF、Cl、Br、I、=O、-OH、-NH2、-CN、-C(=O)NH2、-CH3、-OCH3及び-N(CH3)2から選択され、
前記5~6員ヘテロアリール、3~12員ヘテロシクロアルキル、3~12員ヘテロシクロアルケニル、5~12員ヘテロアリール、3~6員ヘテロシクロアルキル及び3~6員ヘテロシクロアルキル-CH2-は、それぞれ独立してN、O、S及びNHから選択される1、2、3又は4個の原子又は原子団をそれぞれ独立して含む。
本発明は、式(I)の化合物又はその薬学的に許容される塩を提供する。
ただし、
Lは、単結合及びC(=O)から選択され、
R1は、H、F、Cl、Br、I、-OH、-NH2、-CN、C1-3アルキル及びC1-3ハロアルキルから選択され、
R2は、H、F、Cl、Br、I、-OH、-NH2、-CN、C1-4アルキル、C1-4アルコキシ、-S(=O)2-C1-3アルキル、C3-6シクロアルキル、C3-6シクロアルケニル、フェニル及び5~6員ヘテロアリールから選択され、ここで、前記C1-4アルキル、C1-4アルコキシ、-S(=O)2-C1-3アルキル、C3-6シクロアルキル、C3-6シクロアルケニル、フェニル及び5~6員ヘテロアリールは、それぞれ独立して1、2、3又は4個のRaにより任意選択で置換され、
或いは、R1及びR2は、それらに連結された炭素原子と一緒に環Aを形成し、ここで、環Aは、C3-12シクロアルキル、C3-12シクロアルケニル、3~12員ヘテロシクロアルキル、3~12員ヘテロシクロアルケニル、C6-12アリール及び5~12員ヘテロアリールから選択され、ここで、前記C3-12シクロアルキル、C3-12シクロアルケニル、3~12員ヘテロシクロアルキル、3~12員ヘテロシクロアルケニル、C6-12アリール及び5~12員ヘテロアリールは、それぞれ独立して1、2、3又は4個のRbにより任意選択で置換され、
条件は、Lが単結合から選択される場合、R2はCl、CH3、CF3及び-OCF3から選択されず、
R3及びR4は、それぞれ独立してH、F、Cl、Br、I、-OH、-NH2、-CN及びC1-3アルキルから選択され、ここで、前記C1-3アルキルは、1、2又は3個のRcにより任意選択で置換され、
或いは、R2及びR3は、それらに連結された炭素原子と一緒に環Bを形成し、ここで、環Bはフェニルから選択され、ここで、前記フェニルは1、2、3又は4個のRbにより任意選択で置換され、
R5及びR6は、それぞれ独立してH、F、Cl、Br、I、-OH、-NH2、-CN、C1-3アルキル及びC1-3ハロアルキルから選択され、
R7は、H、C1-3アルキル、C3-6シクロアルキル及び3~12員ヘテロシクロアルキルから選択され、ここで、前記C1-3アルキル、C3-6シクロアルキル及び3~12員ヘテロシクロアルキルは、それぞれ独立して1、2又は3個のRdにより任意選択で置換され、
Raは、それぞれ独立してF、Cl、Br、I、=O、-OH、-NH2、-CN及び-CH3から選択され、
Rbは、それぞれ独立してF、Cl、Br、I、=O、-OH、-NH2、-CN及び-CH3から選択され、
Rcは、それぞれ独立してF、Cl、Br、I、=O、-OH、-NH2及び-CNから選択され、
Rdは、それぞれ独立してF、Cl、Br、I、=O、-OH、-NH2、-CN、C1-3アルキル、C1-3アルコキシ、3~6員ヘテロシクロアルキル、C3-6シクロアルキル、3~6員ヘテロシクロアルキル-CH2-、C3-6シクロアルキル-CH2-及び3~6員ヘテロシクロアルキル-C(=O)-から選択され、ここで、前記C1-3アルキル、C1-3アルコキシ、3~6員ヘテロシクロアルキル、C3-6シクロアルキル、3~6員ヘテロシクロアルキル-CH2-、C3-6シクロアルキル-CH2-及びC3-6シクロアルキル-C(=O)-は、それぞれ独立して1、2又は3個のRにより任意選択で置換され、
Rは、それぞれ独立してF、Cl、Br、I、=O、-OH、-NH2、-CN、-C(=O)NH2、-CH3、-OCH3及び-N(CH3)2から選択され、
前記5~6員ヘテロアリール、3~12員ヘテロシクロアルキル、3~12員ヘテロシクロアルケニル、5~12員ヘテロアリール、3~6員ヘテロシクロアルキル及び3~6員ヘテロシクロアルキル-CH2-は、それぞれ独立してN、O、S及びNHから選択される1、2、3又は4個の原子又は原子団をそれぞれ独立して含む。
本発明は、式(I)の化合物又はその薬学的に許容される塩を提供する。
ただし、
Lは、単結合及びC(=O)から選択され、
R1は、H、F、Cl、Br、I、-OH、-NH2、-CN、C1-3アルキル及びC1-3ハロアルキルから選択され、
R2は、H、F、Cl、Br、I、-OH、-NH2、-CN、C1-4アルキル、C1-4アルコキシ、-S(=O)2-C1-3アルキル、C3-6シクロアルキル、C3-6シクロアルケニル、フェニル及び5~6員ヘテロアリールから選択され、ここで、前記C1-4アルキル、C1-4アルコキシ、-S(=O)2-C1-3アルキル、C3-6シクロアルキル、C3-6シクロアルケニル、フェニル及び5~6員ヘテロアリールは、それぞれ独立して1、2、3又は4個のRaにより任意選択で置換され、
或いは、R1及びR2は、それらに連結された炭素原子と一緒に環Aを形成し、ここで、環Aは、C3-12シクロアルキル、C3-12シクロアルケニル、3~12員ヘテロシクロアルキル、3~12員ヘテロシクロアルケニル、C6-12アリール及び5~12員ヘテロアリールから選択され、ここで、前記C3-12シクロアルキル、C3-12シクロアルケニル、3~12員ヘテロシクロアルキル、3~12員ヘテロシクロアルケニル、C6-12アリール及び5~12員ヘテロアリールは、それぞれ独立して1、2、3又は4個のRbにより任意選択で置換され、
条件は、Lが単結合から選択される場合、R2はCl、CH3、CF3及び-OCF3から選択されず、
R3及びR4は、それぞれ独立してH、F、Cl、Br、I、-OH、-NH2、-CN及びC1-3アルキルから選択され、ここで、前記C1-3アルキルは、1、2又は3個のRcにより任意選択で置換され、
或いは、R2及びR3は、それらに連結された炭素原子と一緒に環Bを形成し、ここで、環Bはフェニルから選択され、ここで、前記フェニルは1、2、3又は4個のRbにより任意選択で置換され、
R5及びR6は、それぞれ独立してH、F、Cl、Br、I、-OH、-NH2、-CN、C1-3アルキル及びC1-3ハロアルキルから選択され、
R7は、H、C1-3アルキル、C3-6シクロアルキル及び3~12員ヘテロシクロアルキルから選択され、ここで、前記C1-3アルキル、C3-6シクロアルキル及び3~12員ヘテロシクロアルキルは、それぞれ独立して1、2又は3個のRdにより任意選択で置換され、
Raは、それぞれ独立してF、Cl、Br、I、=O、-OH、-NH2、-CN及び-CH3から選択され、
Rbは、それぞれ独立してF、Cl、Br、I、=O、-OH、-NH2、-CN及び-CH3から選択され、
Rcは、それぞれ独立してF、Cl、Br、I、=O、-OH、-NH2及び-CNから選択され、
Rdは、それぞれ独立してF、Cl、Br、I、=O、-OH、-NH2、-CN、C1-3アルキル、C1-3アルコキシ、3~6員ヘテロシクロアルキル、C3-6シクロアルキル、3~6員ヘテロシクロアルキル-CH2-、C3-6シクロアルキル-CH2-及び3~6員ヘテロシクロアルキル-C(=O)-から選択され、ここで、前記C1-3アルキル、C1-3アルコキシ、3~6員ヘテロシクロアルキル、C3-6シクロアルキル、3~6員ヘテロシクロアルキル-CH2-、C3-6シクロアルキル-CH2-及びC3-6シクロアルキル-C(=O)-は、それぞれ独立して1、2又は3個のRにより任意選択で置換され、
Rは、それぞれ独立してF、Cl、Br、I、=O、-OH、-NH2、-CN、-C(=O)NH2及び-CH3から選択され、
前記5~6員ヘテロアリール、3~12員ヘテロシクロアルキル、3~12員ヘテロシクロアルケニル、5~12員ヘテロアリール、3~6員ヘテロシクロアルキル及び3~6員ヘテロシクロアルキル-CH2-は、それぞれ独立してN、O、S及びNHから選択される1、2、3又は4個の原子又は原子団をそれぞれ独立して含む。
本発明は、更に式(I)で表される化合物又はその薬学的に許容される塩を提供する。
ただし、
Lは、単結合及びC(=O)から選択され、
R1は、H、F、Cl、Br、I、-OH、-NH2、-CN、C1-3アルキル及びC1-3ハロアルキルから選択され、
R2は、H、F、Cl、Br、I、-OH、-NH2、-CN、C1-4アルキル、C1-4アルコキシ、-S(=O)2-C1-3アルキル、C3-6シクロアルキル、C3-6シクロアルケニル、フェニル及び5~6員ヘテロアリールから選択され、ここで、前記C1-4アルキル、C1-4アルコキシ、-S(=O)2-C1-3アルキル、C3-6シクロアルキル、C3-6シクロアルケニル、フェニル及び5~6員ヘテロアリールは、それぞれ独立して1、2、3又は4個のRaにより任意選択で置換され、
或いは、R1及びR2は、それらに連結された炭素原子と一緒に環Aを形成し、ここで、環Aは、C3-12シクロアルキル、C3-12シクロアルケニル、3~12員ヘテロシクロアルキル、3~12員ヘテロシクロアルケニル、C6-12アリール及び5~12員ヘテロアリールから選択され、ここで、前記C3-12シクロアルキル、C3-12シクロアルケニル、3~12員ヘテロシクロアルキル、3~12員ヘテロシクロアルケニル、C6-12アリール及び5~12員ヘテロアリールは、それぞれ独立して1、2、3又は4個のRbにより任意選択で置換され、
条件は、Lが単結合から選択される場合、R2はCl、CH3、CF3及び-OCF3から選択されず、
R3及びR4は、それぞれ独立してH、F、Cl、Br、I、-OH、-NH2、-CN及びC1-3アルキルから選択され、ここで、前記C1-3アルキルは、1、2又は3個のRcにより任意選択で置換され、
或いは、R2及びR3は、それらに連結された炭素原子と一緒に環Bを形成し、ここで、環Bはフェニルから選択され、ここで、前記フェニルは1、2、3又は4個のRbにより任意選択で置換され、
R5及びR6は、それぞれ独立してH、F、Cl、Br、I、-OH、-NH2、-CN、C1-3アルキル及びC1-3ハロアルキルから選択され、
R7は、H、C1-3アルキル、C3-6シクロアルキル及び3~12員ヘテロシクロアルキルから選択され、ここで、前記C1-3アルキル、C3-6シクロアルキル及び3~12員ヘテロシクロアルキルは、それぞれ独立して1、2又は3個のRdにより任意選択で置換され、
Raは、それぞれ独立してF、Cl、Br、I、=O、-OH、-NH2、-CN及び-CH3から選択され、
Rbは、それぞれ独立してF、Cl、Br、I、=O、-OH、-NH2及び-CNから選択され、
Rcは、それぞれ独立してF、Cl、Br、I、=O、-OH、-NH2及び-CNから選択され、
Rdは、それぞれ独立してF、Cl、Br、I、=O、-OH、-NH2、-CN、C1-3アルキル、C1-3アルコキシ、3~6員ヘテロシクロアルキル、C3-6シクロアルキル及び3~6員ヘテロシクロアルキル-CH2-から選択され、ここで、前記C1-3アルキル、C1-3アルコキシ、3~6員ヘテロシクロアルキル、C3-6シクロアルキル及び3~6員ヘテロシクロアルキル-CH2-は、それぞれ独立して1、2又は3個のRにより任意選択で置換され、
Rは、それぞれ独立してF、Cl、Br、I、=O、-OH、-NH2、-CN及び-C(=O)NH2から選択され、
前記5~6員ヘテロアリール、3~12員ヘテロシクロアルキル、3~12員ヘテロシクロアルケニル、5~12員ヘテロアリール、3~6員ヘテロシクロアルキル及び3~6員ヘテロシクロアルキル-CH2-は、それぞれ独立してN、O、S及びNHから選択される1、2、3又は4個の原子又は原子団をそれぞれ独立して含む。
本発明は、更に式(I)で表される化合物又はその薬学的に許容される塩を提供する。
ただし、
Lは、単結合及びC(=O)から選択され、
R1は、H、F、Cl、Br、I、-OH、-NH2、-CN、C1-3アルキル及びC1-3ハロアルキルから選択され、
R2は、H、F、Cl、Br、I、-OH、-NH2、-CN、C1-4アルキル、C1-4アルコキシ、-S(=O)2-C1-3アルキル、シクロプロピル、フェニル及び5~6員ヘテロアリールから選択され、ここで、前記C1-4アルキル、C1-4アルコキシ、-S(=O)2-C1-3アルキル、シクロプロピル、フェニル及び5~6員ヘテロアリールは、それぞれ独立して1、2又は3個のRaにより任意選択で置換され、
或いは、R1及びR2は、それらに連結された炭素原子と一緒に環Aを形成し、ここで、環Aは、C3-12シクロアルキル、C3-12シクロアルケニル、3~12員ヘテロシクロアルキル、3~12員ヘテロシクロアルケニル、C6-12アリール及び5~12員ヘテロアリールから選択され、ここで、前記C3-12シクロアルキル、C3-12シクロアルケニル、3~12員ヘテロシクロアルキル、3~12員ヘテロシクロアルケニル、C6-12アリール及び5~12員ヘテロアリールは、それぞれ独立して1、2、3又は4個のRbにより任意選択で置換され、
条件は、Lが単結合から選択される場合、R2はCl、CH3、CF3及び-OCF3から選択されず、
R3及びR4はそれぞれ独立してH、F、Cl、Br、I、-OH、-NH2、-CN及びC1-3アルキルから選択され、ここで、前記C1-3アルキルは、1、2又は3個のRcにより任意選択で置換され、
或いは、R2及びR3は、それらが結合している炭素原子と一緒に環Bを形成し、ここで、環Bはフェニルから選択され、ここで、前記フェニルは1、2、3又は4個のRbにより任意選択で置換され、
R5及びR6は、それぞれ独立してH、F、Cl、Br、I、-OH、-NH2、-CN、C1-3アルキル及びC1-3ハロアルキルから選択され、
R7は、H、C1-3アルキル、C3-6シクロアルキル及び3~12員ヘテロシクロアルキルから選択され、ここで、前記C1-3アルキル、C3-6シクロアルキル及び3~12員ヘテロシクロアルキルは、それぞれ独立して1、2又は3個のRdにより任意選択で置換され、
Raは、それぞれ独立してF、Cl、Br、I、=O、-OH、-NH2及び-CNから選択され、
Rbは、それぞれ独立してF、Cl、Br、I、=O、-OH、-NH2及び-CNから選択され、
Rcは、それぞれ独立してF、Cl、Br、I、=O、-OH、-NH2及び-CNから選択され、
Rdは、それぞれ独立してF、Cl、Br、I、=O、-OH、-NH2、-CN、C1-3アルキル、C1-3アルコキシ及び3~6員ヘテロシクロアルキルから選択され、ここで、前記C1-3アルキル、C1-3アルコキシ及び3~6員ヘテロシクロアルキルは、それぞれ独立して1、2又は3個のRにより任意選択で置換され、
Rは、それぞれ独立してF、Cl、Br、I、=O、-OH、-NH2、-CN及び-C(=O)NH2から選択され、
前記5~6員ヘテロアリール、3~12員ヘテロシクロアルキル、3~12員ヘテロシクロアルケニル、5~12員ヘテロアリール及び3~6員ヘテロシクロアルキルは、それぞれ独立してN、O、S及びNHから選択される1、2、3又は4個の原子又は原子団をそれぞれ独立して含む。
本発明は、更に式(I)で表される化合物又はその薬学的に許容される塩を提供する。
ただし、
Lは、単結合及びC(=O)から選択され、
R1は、H、F、Cl、Br、I、-OH、-NH2、-CN、C1-3アルキル及びC1-3ハロアルキルから選択され、
R2は、H、F、Cl、Br、I、-OH、-NH2、-CN、C1-3アルキル、C1-3アルコキシ、フェニル及び5~6員ヘテロアリールから選択され、ここで、前記C1-3アルキル、C1-3アルコキシ、フェニル及び5~6員ヘテロアリールは、それぞれ独立して1、2又は3個のRaにより任意選択で置換され、
或いは、R1及びR2は、それらに連結された炭素原子と一緒に環Aを形成し、ここで、環Aは、C3-12シクロアルキル、C3-12シクロアルケニル、3~12員ヘテロシクロアルキル、3~12員ヘテロシクロアルケニル、C6-12アリール及び5~12員ヘテロアリールから選択され、ここで、前記C3-12シクロアルキル、C3-12シクロアルケニル、3~12員ヘテロシクロアルキル、3~12員ヘテロシクロアルケニル、C6-12アリール及び5~12員ヘテロアリールは、それぞれ独立して1、2、3又は4個のRbにより任意選択で置換され、
条件は、Lが単結合から選択される場合、R2はCl、CH3、CF3及び-OCF3から選択されず、
R3及びR4はそれぞれ独立してH、F、Cl、Br、I、-OH、-NH2、-CN及びC1-3アルキルから選択され、ここで、前記C1-3アルキルは、1、2又は3個のRcにより任意選択で置換され、
R5及びR6は、それぞれ独立してH、F、Cl、Br、I、-OH、-NH2、-CN、C1-3アルキル及びC1-3ハロアルキルから選択され、
R7は、H、C1-3アルキル、C3-6シクロアルキル及び3~6員ヘテロシクロアルキルから選択され、ここで、前記C1-3アルキル、C3-6シクロアルキル及び3~6員ヘテロシクロアルキルはそれぞれ独立して1、2又は3個のRdにより任意選択で置換され、
Raは、それぞれ独立してF、Cl、Br、I、=O、-OH、-NH2及び-CNから選択され、
Rbは、それぞれ独立してF、Cl、Br、I、=O、-OH、-NH2及び-CNから選択され、
Rcは、それぞれ独立してF、Cl、Br、I、=O、-OH、-NH2及び-CNから選択され、
Rdは、それぞれ独立してF、Cl、Br、I、=O、-OH、-NH2、-CN、C1-3アルキル及びC1-3アルコキシから選択され、ここで、前記C1-3アルキル及びC1-3アルコキシは、それぞれ独立して1、2又は3個のRにより任意選択で置換され、
Rは、それぞれ独立してF、Cl、Br、I、=O、-OH、-NH2及び-CNから選択され、
前記5~6員ヘテロアリール、3~12員ヘテロシクロアルキル、3~12員ヘテロシクロアルケニル、5~12員ヘテロアリール及び3~6員ヘテロシクロアルキルは、それぞれ独立してN、O、S及びNHから選択される1、2、3又は4個の原子又は原子団をそれぞれ独立して含む。
本発明のいくつかの実施形態において、上記Lは単結合から選択され、他の変量は本発明に定義された通りである。
本発明のいくつかの実施形態において、上記R1はHから選択され、他の変量は本発明に定義された通りである。
本発明のいくつかの実施形態において、上記Raはそれぞれ独立してF、Cl、Br、-CN及び-CH3から選択され、他の変量は本発明に定義された通りである。
本発明のいくつかの実施形態において、上記RaはH及びFから選択され、他の変量は本発明に定義された通りである。
本発明のいくつかの実施形態において、上記Rbは-CH3から選択され、他の変量は本発明に定義された通りである。
本発明のいくつかの実施形態において、上記RbはF及び-CH3から選択され、他の変量は本発明に定義された通りである。
本発明のいくつかの実施形態において、上記R2は、H、-CN、-CH3、
シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロペンテニル、シクロヘキセニル、フェニル及びピリジルから選択され、ここで、前記-CH3、
シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロブテニル、シクロペンテニル、シクロヘキセニル、フェニル及びピリジルは、それぞれ独立して1、2、3又は4個のRaにより任意選択で置換され、Ra及び他の変量は本発明に定義された通りである。
本発明のいくつかの実施形態において、上記R2は、-CN、-CH3、
シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロペンテニル、シクロヘキセニル、フェニル及びピリジルから選択され、ここで、前記-CH3、
シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロブテニル、シクロペンテニル、シクロヘキセニル、フェニル及びピリジルは、それぞれ独立して1、2、3又は4個のRaにより任意選択で置換され、Ra及び他の変量は本発明に定義された通りである。
本発明のいくつかの実施形態において、上記R2は、H、-CH3、
フェニル及びピリジルから選択され、ここで、前記-CH3、
フェニル及びピリジルは、それぞれ独立して1、2又は3個のRaにより任意選択で置換され、Ra及び他の変量は本発明に定義された通りである。
本発明のいくつかの実施形態において、上記R2は、H、-CH3、フェニル及びピリジルから選択され、ここで、前記-CH3、フェニル及びピリジルは、それぞれ独立して1、2又は3個のRaにより任意選択で置換され、Ra及び他の変量は本発明に定義された通りである。
本発明のいくつかの実施形態において、上記R2は、H、-CN、-CH3、
から選択され、ここで、前記-CH3、
は、それぞれ独立して1、2、3又は4個のRaにより任意選択で置換され、Ra及び他の変量は本発明に定義された通りである。
本発明のいくつかの実施形態において、上記R2は、-CN、-CH3、
から選択され、ここで、前記-CH3、
は、それぞれ独立して1、2、3又は4個のRaにより任意選択で置換され、Ra及び他の変量は本発明に定義された通りである。
本発明のいくつかの実施形態において、上記R2は、H、-CN、-CF3、
から選択され、他の変量は本発明に定義された通りである。
本発明のいくつかの実施形態において、上記R2は、H、-CF3、
から選択され、他の変量は本発明に定義された通りである。
本発明のいくつかの実施形態において、上記R2は、H、-CF3、
から選択され、他の変量は本発明に定義された通りである。
本発明のいくつかの実施形態において、上記環Aは、C5-6シクロアルケニル、5~6員ヘテロシクロアルケニル、フェニル及び5~6員ヘテロアリールから選択され、ここで、前記C5-6シクロアルケニル、5~6員ヘテロシクロアルケニル、フェニル及び5~6員ヘテロアリールは、それぞれ独立して1、2、3又は4個のRbにより任意選択で置換され、Rb及び他の変量は本発明に定義された通りである。
本発明のいくつかの実施形態において、上記環Aは、
から選択され、ここで、前記
は、それぞれ独立して1、2、3又は4個のRbにより任意選択で置換され、Rb及び他の変量は本発明に定義された通りである。
本発明のいくつかの実施形態において、上記環Aは、
から選択され、ここで、前記
は、それぞれ独立して1、2、3又は4個のRbにより任意選択で置換され、Rb及び他の変量は本発明に定義された通りである。
本発明のいくつかの実施形態において、上記環Aは、
から選択され、ここで、前記
は、1、2、3又は4個のRbにより任意選択で置換され、Rb及び他の変量は本発明に定義された通りである。
本発明のいくつかの実施形態において、上記環Aは、
から選択され、他の変量は本発明に定義された通りである。
本発明のいくつかの実施形態において、上記環Aは、
から選択され、他の変量は本発明に定義された通りである。
本発明のいくつかの実施形態において、上記環Aは、
から選択され、他の変量は本発明に定義された通りである。
本発明のいくつかの実施形態において、上記環Aは、
から選択され、他の変量は本発明に定義された通りである。
本発明のいくつかの実施形態において、上記環Bは、
から選択され、他の変量は本発明に定義された通りである。
本発明のいくつかの実施形態において、上記構造単位
は、
から選択され、他の変量は本発明に定義された通りである。
本発明のいくつかの実施形態において、上記R3はHから選択され、他の変量は本発明に定義された通りである。
本発明のいくつかの実施形態において、上記R4はH及び-CH3から選択され、他の変量は本発明に定義された通りである。
本発明のいくつかの実施形態において、上記R4はHから選択され、他の変量は本発明に定義された通りである。
本発明のいくつかの実施形態において、上記R5はH及び-CH3から選択され、他の変量は本発明に定義された通りである。
本発明のいくつかの実施形態において、上記R5は-CH3から選択され、他の変量は本発明に定義された通りである。
本発明のいくつかの実施形態において、上記R6はH及び-CH3から選択され、他の変量は本発明に定義された通りである。
本発明のいくつかの実施形態において、上記R6はHから選択され、他の変量は本発明に定義された通りである。
本発明のいくつかの実施形態において、上記Rは、F、Cl、Br、-OH、-CN、-C(=O)NH2及び-CH3から選択され、他の変量は本発明に定義された通りである。
本発明のいくつかの実施形態において、上記Rdは、F、Cl、Br、-OH、-CH3、-CH2-CH3、-CH(CH3)2、-CH2-CH2-CH3、-N(CH3)2、4~6員ヘテロシクロアルキル、シクロブチル、6員ヘテロシクロアルキル-CH2-、シクロプロピル-CH2-及びシクロプロピル-C(=O)-から選択され、ここで、前記-CH3、-CH2-CH3、-CH(CH3)2、-CH2-CH2-CH3、-N(CH3)2、4~6員ヘテロシクロアルキル、C4-6シクロアルキル、6員ヘテロシクロアルキル-CH2-、シクロプロピル-CH2-及びシクロプロピル-C(=O)-は、それぞれ独立して1、2又は3個のRにより任意選択で置換される。
本発明のいくつかの実施形態において、上記Rdは、-OH、-CH3、-CH2-CH3、-CH(CH3)2、-CH2-CH2-CH3、4~6員ヘテロシクロアルキル、シクロブチル、6員ヘテロシクロアルキル-CH2-、シクロプロピル-CH2-及びシクロプロピル-C(=O)-から選択され、ここで、前記-CH3、-CH2-CH3、-CH(CH3)2、-CH2-CH2-CH3、4~6員ヘテロシクロアルキル、C4-6シクロアルキル、6員ヘテロシクロアルキル-CH2-、シクロプロピル-CH2-及びシクロプロピル-C(=O)-は、それぞれ独立して1、2又は3個のRにより任意選択で置換される。
本発明のいくつかの実施形態において、上記Rdは、F、Cl、Br、-OH、-CH3、-CH2-CH3、-CH(CH3)2、-CH2-CH2-CH3、-N(CH3)2、
から選択され、ここで、前記-CH3、-CH2-CH3、-CH(CH3)2、-CH2-CH2-CH3、-N(CH3)2、
は、それぞれ独立して1、2又は3個のRにより任意選択で置換され、R及び他の変量は本発明に定義された通りである。
本発明のいくつかの実施形態において、上記Rdは、-OH、-CH3、-CH2-CH3、-CH(CH3)2、-CH2-CH2-CH3、
から選択され、ここで、前記-CH3、-CH2-CH3、-CH(CH3)2、-CH2-CH2-CH3、
は、それぞれ独立して1、2又は3個のRにより任意選択で置換され、R及び他の変量は本発明に定義された通りである。
本発明のいくつかの実施形態において、上記Rdは、-CH3、
から選択され、ここで、前記-CH3、
は、それぞれ独立して1、2又は3個のRにより任意選択で置換され、R及び他の変量は本発明に定義された通りである。
本発明のいくつかの実施形態において、上記Rdは、-CH3及び
から選択され、ここで、前記-CH3及び
は、それぞれ独立して1、2又は3個のRにより任意選択で置換され、R及び他の変量は本発明に定義された通りである。
本発明のいくつかの実施形態において、上記Rdは、-CH3から選択され、ここで、前記-CH3は、1、2又は3個のRにより任意選択で置換され、R及び他の変量は本発明に定義された通りである。
本発明のいくつかの実施形態において、上記Rdは、F、Cl、Br、-OH、-CH3、-CH2C(=O)NH2、-CH2CN、-CH2-CH3、-CH2CF3、-CH(CH3)2、-CH2-CH2-CH3、-N(CH3)2、
から選択され、他の変量は本発明に定義された通りである。
本発明のいくつかの実施形態において、上記Rdは、-OH、-CH3、-CH2C(=O)NH2、-CH2CN、-CH2-CH3、-CH2CF3、-CH(CH3)2、-CH2-CH2-CH3、
から選択され、他の変量は本発明に定義された通りである。
本発明のいくつかの実施形態において、上記Rdは、-OH、-CH3、-CH2C(=O)NH2、-CH2CN、-CH2-CH3、-CH2CF3、-CH(CH3)2、-CH2-CH2-CH3、
から選択され、他の変量は本発明に定義された通りである。
本発明のいくつかの実施形態において、上記Rdは、-CH3、-CH2C(=O)NH2、-CH2CN、
から選択され、他の変量は本発明に定義された通りである。
本発明のいくつかの実施形態において、上記Rdは、-CH3、-CH2C(=O)NH2、-CH2CN及び
から選択され、他の変量は本発明に定義された通りである。
本発明のいくつかの実施形態において、上記Rdは-CH3から選択され、他の変量は本発明に定義された通りである。
本発明のいくつかの実施形態において、上記R7は、C1-3アルキル、C5-6シクロアルキル及び5~10員ヘテロシクロアルキルから選択され、ここで、前記C1-3アルキル、C5-6シクロアルキル及び5~10員ヘテロシクロアルキルは、それぞれ独立して1、2又は3個のRdにより任意選択で置換され、Rd及び他の変量は本発明に定義された通りである。
本発明のいくつかの実施形態において、上記R7は、H、-CH2-CH3、-CH(CH3)2、-CH2-CH2-CH3、ピロリジニル、テトラヒドロフラニル、ピペリジニル、キヌクリジニル、2-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デシル、シクロヘキシル、オクタヒドロインドリジニル及びピリジルから選択され、ここで、前記-CH2-CH3、-CH(CH3)2、-CH2-CH2-CH3、ピロリジニル、テトラヒドロフラニル、ピペリジニル、キヌクリジニル、2-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デシル、1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デシル、シクロヘキシル、オクタヒドロインドリジニル及びピリジルは、それぞれ独立して1、2又は3個のRdにより任意選択で置換され、Rd及び他の変量は本発明に定義された通りである。
本発明のいくつかの実施形態において、上記R7は、-CH2-CH3、-CH(CH3)2、-CH2-CH2-CH3、ピロリジニル、テトラヒドロフラニル、ピペリジニル、キヌクリジニル、2-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デシル、シクロヘキシル、オクタヒドロインドリジニル及びピリジルから選択され、ここで、前記-CH2-CH3、-CH(CH3)2、-CH2-CH2-CH3、ピロリジニル、テトラヒドロフラニル、ピペリジニル、キヌクリジニル、2-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デシル、1-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デシル、シクロヘキシル、オクタヒドロインドリジニル及びピリジルは、それぞれ独立して1、2又は3個のRdにより任意選択で置換され、Rd及び他の変量は本発明に定義された通りである。
本発明のいくつかの実施形態において、上記R7は、H、ピペリジニル、キヌクリジニル、2-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デシル、シクロヘキシル及びオクタヒドロインドリジニルから選択され、ここで、前記ピペリジニル、キヌクリジニル、2-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デシル、シクロヘキシル及びオクタヒドロインドリジニルは、それぞれ独立して1、2又は3個のRdにより任意選択で置換され、Rd及び他の変量は本発明に定義された通りである。
本発明のいくつかの実施形態において、上記R7は、H、ピペリジニル、キヌクリジニル及び2-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デシルから選択され、ここで、前記ピペリジニル、キヌクリジニル及び2-オキサ-8-アザスピロ[4.5]デシルは、それぞれ独立して1、2又は3個のRdにより任意選択で置換され、Rd及び他の変量は本発明に定義された通りである。
本発明のいくつかの実施形態において、上記R7は、H及びピペリジニルから選択され、ここで、前記ピペリジニルは、1、2又は3個のRdにより任意選択で置換され、Rd及び他の変量は本発明に定義された通りである。
本発明のいくつかの実施形態において、上記R7は、H、-CH2-CH3、-CH(CH3)2、-CH2-CH2-CH3、
から選択され、Rd及び他の変量は本発明に定義された通りである。
本発明のいくつかの実施形態において、上記R7は、-CH2-CH3、-CH(CH3)2、-CH2-CH2-CH3、
から選択され、Rd及び他の変量は本発明に定義された通りである。
本発明のいくつかの実施形態において、上記R7は、H及び
から選択され、Rd及び他の変量は本発明に定義された通りである。
本発明のいくつかの実施形態において、上記R7は、H及び
から選択され、Rd及び他の変量は本発明に定義された通りである。
本発明のいくつかの実施形態において、上記R7は、H及び
から選択され、Rd及び他の変量は本発明に定義された通りである。
本発明のいくつかの実施形態において、上記R7は、H、
から選択され、他の変量は本発明に定義された通りである。
本発明のいくつかの実施形態において、上記R7は、
から選択され、他の変量は本発明に定義された通りである。
本発明のいくつかの実施形態において、上記R7は、H、
から選択され、他の変量は本発明に定義された通りである。
本発明のいくつかの実施形態において、上記R7は、H、
から選択され、他の変量は本発明に定義された通りである。
本発明のいくつかの実施形態において、上記R7は、H、
から選択され、他の変量は本発明に定義された通りである。
本発明のいくつかの実施形態において、上記R7は、H、
から選択され、他の変量は本発明に定義された通りである。
本発明のいくつかの実施形態において、上記R7は、H及び
から選択され、他の変量は本発明に定義された通りである。
本発明のいくつかの実施形態において、上記構造単位
は、
から選択され、R1、R3及び他の変量は本発明に定義された通りである。
本発明のいくつかの実施形態において、上記構造単位
は、
から選択され、R1、R3及び他の変量は本発明に定義された通りである。
本発明のいくつかの実施形態において、上記構造単位
は、
から選択され、R1、R3及び他の変量は本発明に定義された通りである。
本発明のいくつかの実施形態において、上記構造単位
は、
から選択され、R1、R3及び他の変量は本発明に定義された通りである。
本発明のいくつかの実施形態において、上記構造単位
は、
から選択され、R1、R3及び他の変量は本発明に定義された通りである。
本発明のいくつかの実施形態において、上記構造単位
は、
から選択され、他の変量は本発明に定義された通りである。
本発明のいくつかの実施形態において、上記構造単位
は、
から選択され、他の変量は本発明に定義された通りである。
本発明のいくつかの実施形態において、上記構造単位
は、
から選択され、他の変量は本発明に定義された通りである。
本発明のいくつかの実施形態において、上記構造単位
は、
から選択され、他の変量は本発明に定義された通りである。
本発明のいくつかの実施形態において、上記構造単位
は、
から選択され、他の変量は本発明に定義された通りである。
本発明のいくつかの実施形態において、上記構造単位
は、
から選択され、他の変量は本発明に定義された通りである。
本発明のいくつかの実施形態において、上記化合物は、式(I)又は(VI-1)で表される構造を有する。
ただし、T1、L、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、Rb、n及び環Aは、本発明に定義された通りである。
本発明のいくつかの実施形態において、上記化合物は、式(I-1)、(I-2)又は(I-4)で表される構造を有する。
ただし、Tは、CH及びNから選択され、
は、単結合又は二重結合であり、
nは、0、1、2、3又は4から選択され、
mは、0、1、2、3又は4から選択され、
環A、環B、Ra、Rb、R1、R3、R4、R5、R6及びR7は、本発明に定義された通りである。
本発明のいくつかの実施形態において、上記化合物は、式(I-3)で表される構造を有する。
ただし、R1、R2、R3、R4、R5、R6及びR7は、本発明に定義された通りである。
本発明のいくつかの実施形態において、上記化合物は、式(I-1A)で表される構造を有する。
ただし、
nは、0、1又は2から選択され、
Rb、R3、R4、R5、R6及びR7は、本発明に定義された通りである。
本発明のいくつかの実施形態において、上記化合物は、式(I-1A-1)で表される構造を有する。
ここで、
nは、0、1又は2から選択され、
T1は、N及びCHから選択され、
R5は、H及び-CH3から選択され、
R6は、H及び-CH3から選択され、
Rb及びR7は、本発明に定義された通りである。本発明更なるいくつかの実施形態は、上記の各変量を任意に組み合わせすることによって得られる。
本発明は、更に下記式の化合物又はその薬学的に許容される塩を提供する。
本発明は、更に下記式の化合物又はその薬学的に許容される塩を提供する。
本発明は、更にパーキンソン病を治療するための医薬の製造における、上記化合物又はその薬学的に許容される塩の使用を提供する。
本発明は、更に上記化合物又はその薬学的に許容される塩の下記の実験・試験方法を提供する。
実験・試験:ラットにおける6-ヒドロキシドーパミン誘導パーキンソン病モデルの行動学的及び組織学的検出
一、実験の目的:
ラットの黒質(SN)、線条体(Str)の2つの脳領域に6-ヒドロキシドーパミン(6-OHDA)を片側投与することによりパーキンソン病(PD)モデルを誘導し、また対応する行動試験(アポモルヒネ-非対称回転試験、バランスビーム試験、ロータロッド試験)を行い、一部の動物を選択して組織学的評価(チロシンヒドロキシラーゼ(TH)、ミクログリア(Iba-1)免疫蛍光染色及びウェスタンブロット(Western Blot)サンプリング、神経伝達物質の検出サンプリング)を実行することができる。
二、実験対象と群分け:
69匹のSDオスのラット(180~220g)であり、具体的な投与レジメンは表1に示される通りである。
三、実験方法:
1.SN領域、Str領域の立体定位投与(片側投与、右側)
SN:AP=-5.0mm;ML=±1.9mm;DV=-8.5mm;
Str:AP=+0.5mm;ML=±3.0mm;DV=-6.0mm。
注:AP位置でのブレグマの前後の距離(Y軸)、MLの矢状縫合線の横の左右の距離(X軸)、DV位置での頭蓋骨表面の垂直下方向の距離(Z軸)
6-OHDA(20μg/8μL)を0.9%生理食塩水(NS)(0.02%アスコルビン酸を含む)に0.4μL/minで溶解させ、10分間の前後に各動物のSN、Strにそれぞれ4μLを投与し、Sham群に0.9%NS(0.02%アスコルビン酸を含む)を投与し、詳細は以下の通りである。
1)動物秤量麻酔:動物を麻酔する。
2)ラットの頭部の固定:動物の頭部が動かないように確認し、脳の表面が平らになるように調整する。
3)ブレグマの決定:ラットの頭部を剃毛し、矢状縫合線に沿って皮膚を切開してブレグマを露出させる。
4)SN、Str領域の位置決め:ガラス電極をブレグマに位置決めし、座標表示の各軸をゼロにリセットし、座標に従って位置決めする。
5)注射:SN、Strに位置するように針をゆっくりと挿入し、10分間待った後、0.4μL/minの速度で薬剤を投与し、薬剤投与後、更に10分間待ってから針をゆっくりと引き抜く。
2.アポモルヒネ-非対称回転試験
1)薬物注射:アポモルヒネ(0.5mg/kg)を腹腔内注射する。
2)環境への適応:環境に適応させるために、試験前に動物を試験室30~60分間放置する。
3)実験方法:アポモルヒネ(apomorphine、APO)の腹腔内注射(0.5mg/kg)を使用して、その行動の変化を観察する。
4)結果の分析:アポモルヒネ誘導の回転行動が正の場合、ラットは主に回転側の前肢を支持点として損傷の反対側へ回転する。PDモデリングの成功の定量的指標として、動物の回転行動は5回/minを超え、30分間継続的にモニタリングする。
3.バランスビーム試験
1)実験開始の2日前に、マウスを1日10分間バランスビームの上に置いて適応させ、訓練するたびにバランスビームを2回横切る。通常、マウスは最小限の休止時間でビームを通過する。マウスが、立ち止まり、匂いを嗅き、周囲を見回して前に進むための行動を取らない場合、実験者は手袋を着用して後ろから突ぐか、又は押し、マウスが前進し続けるように促す必要がある。
2)実験開始後、マウスをバランスビームの上に置き、マウスがバランスビームを通過するまでの時間と足が滑った回数を記録する。
3)各動物の実験終了後、糞便を除去し、バランスビームに75%アルコールをスプレーし、清潔なガーゼで乾燥させる。
4)評価基準:バランスビームを2回成功して通過する時間の平均値、足が滑った回数(バランスビームの上から足が離れる)。
4.ロータロッド試験(筋力試験)
1)環境への適応:環境に適応させるために試験前に動物を試験室に30~60分間放置する。
2)適応訓練:各実験動物をロータロッド疲労装置上に置き、5分間の適応訓練を行う。
3)正式な試験:ロータロッド疲労装置のパラメータは、速度:20rpm/min、試験時間:5minに設定され、マウスは試験のためにロータロッド上にバッチで配置され、各ラウンド終了後に糞便と尿を除去し、かつ75%アルコールで消毒し、水分を拭き取られなければならない。
結果の分析:各動物のロッドにいる時間を統計する。
5.免疫蛍光染色(TH、Iba-1)
1)動物秤量麻酔:動物を麻酔する。
2)マウスの固定と灌流:マウスを解剖板に固定し、胸腔を開け、右心耳を切り開き、左心室にNSを30rpm/minの速度で灌流し、血液を洗い流した後に4%のパラホルムアルデヒド(PFA)を注入し、固定後に完全な脳組織を剥離する。
3)脳の固定と糖の沈殿:剥離した脳組織を4%のPFAに浸し、4℃の冷蔵庫に一晩置き、その後、脳組織をそれぞれ20%、30%、35%の勾配のショ糖溶液に交換して糖を沈殿させる(脳組織の糖の沈殿の状況に応じて、適切に時間又は濃度を増加させる)。
4)脳組織を取り出し、OCT包埋剤で包埋し、クリオスタットで厚さ16μmにスライスする。スライスしてから-20℃又は-80℃で冷凍保存する。
5)スライスを30分間温め直す。
6)シーリング:10%血清+0.3%TritonX-100、室温で1時間。
7)スライスをスピンさせ、一次抗体を加え、4℃で一晩放置する。
8)30分間温め直す。
9)一次抗体を5min×3回で洗浄する。
10)二次抗体をバックライトで、室温で2時間加える。
11)二次抗体を5min×3回で洗浄する。
12)4’,6-ジアミジノ-2-フェニルインドール(DAPI)を室温で10分間加える。
13)DAPIを5min×3回で洗浄する。
14)シーリング:グリセリン(70%)で、気泡を避ける。
結論:本発明の化合物は、6-ヒドロキシドーパミンモデリング群と比較して、行動指標を改善し、線条体THの発現を高める効果を有する。
[技術効果]
本発明により提供されるNLRP3阻害剤は、NLRP3の活性、及び下流のカスパーゼ-1の活性化を効果的に阻害し、それによってIL-1βの成熟及び分泌を阻害することができ、かつ良好な薬物動態学的特性を有し、NLRP3インフラマソームの異常な活性化に関連する疾患の治療に使用することができる。
[定義及び説明]
別途に説明しない限り、本明細書で使用される以下の用語及び語句は、以下の意味を有するものとする。特定の用語や語句は、特に定義されていない場合、不確定又は不明瞭であるとみなされるべきではなく、通常の意味に従って理解されるべきである。本明細書に商品名が記載されている場合、対応する商品名又はその有効成分を指すことを意図している。
本明細書で使用される「薬学的に許容される」という用語は、それらの化合物、材料、組成物及び/又は剤形について、健全な医学的判断の範囲内にあり、ヒト及び動物の組織と接触して使用するのに適し、過度の毒性、刺激性、アレルギー反応又はほかの問題又は合併症があまりなく、合理的な利益/リスク比に見合ったことを指す。
「薬学的に許容される塩」という用語は、本発明で見出される特定の置換基を有する化合物と比較的毒性のない酸又は塩基とから製造される本発明の化合物の塩を指す。本発明の化合物が比較的酸性の官能基を含む場合、塩基付加塩は、純粋な溶液又は適切な不活性溶媒中でそのような化合物を十分量の塩基と接触させることによって得ることができる。薬学的に許容される塩基付加塩としては、ナトリウム、カリウム、カルシウム、アンモニウム、有機アミン若しくはマグネシウム塩或いは類似の塩が含まれる。本発明の化合物が比較的塩基性の官能基を含む場合、酸付加塩は、純粋な溶液又は適切な不活性溶媒中でそのような化合物を十分量の酸と接触させることによって得ることができる。薬学的に許容される酸付加塩の実例としては、無機酸塩及び有機酸塩、さらにアミノ酸(例えばアルギニンなど)の塩、及びグルクロン酸などの有機酸の塩が含まれ、前記無機酸は、例えば塩酸、臭化水素酸、硝酸、炭酸、炭酸水素イオン、リン酸、リン酸一水素イオン、リン酸二水素イオン、硫酸、硫酸水素イオン、ヨウ化水素酸、亜リン酸などを含み、前記有機酸は、例えば酢酸、プロピオン酸、イソ酪酸、マレイン酸、マロン酸、安息香酸、コハク酸、スベリン酸、フマル酸、乳酸、マンデル酸、フタル酸、ベンゼンスルホン酸、p-トルエンスルホン酸、クエン酸、酒石酸及びメタンスルホン酸などの類似の酸を含む。本発明の一部の特定の化合物は、塩基性官能基と酸性官能基の両方を含むため、塩基付加塩又は酸付加塩のいずれかに変換することができる。
本発明の薬学的に許容される塩は、酸基又は塩基を含む親化合物から通常の方法によって合成することができる。一般に、このような塩は、遊離酸又は遊離塩基の形態のこれらの化合物を、化学量論量の適切な塩基又は酸と水又は有機溶媒又は両方の混合物中で反応させることによって製造される。
本発明の化合物は、特定の幾何異性体又は立体異性体の形態で存在することができる。本発明は、全てのこのような化合物を想定し、シス及びトランス異性体、(-)-及び(+)-エナンチオマー、(R)-及び(S)-エナンチオマー、ジアステレオマー、(D)-異性体、(L)-異性体、及びそれらのラセミ混合物並びに他の混合物、例えばエナンチオマー又はジアステレオマーが豊富な混合物を含み、全てのこれらの混合物は本発明の範囲内である。アルキル等の置換基に他の不斉炭素原子が存在してもよい。全てのこれらの異性体及びこれらの混合物はいずれも本発明の範囲内に含まれる。
別途に説明しない限り、「エナンチオマー」又は「光学異性体」という用語は、互いに鏡像である立体異性体を指す。
別途に説明しない限り、「シス-トランス異性体」又は「幾何異性体」という用語は、二重結合又は環を形成する炭素原子の単結合が自由に回転できないことによるものである。
別途に説明しない限り、「ジアステレオマー」という用語は、分子が二つ又は複数のキラル中心を有し、かつ分子同士が非鏡像である立体異性体を指す。
別途に説明しない限り、「(+)」は右旋性を意味し、「(-)」は左旋性を意味し、「(±)」はラセミ体を意味する。
別途に説明しない限り、楔形実線結合(
)及び楔形点線結合(
)で1つの立体中心の絶対配置を、直線実線結合(
)及び直線点線結合(
)で立体中心の相対配置を、波線(
)で楔形実線結合(
)又は楔形点線結合(
)を、或いは波線(
)で直線実線結合(
)及び直線点線結合(
)を表す。
本発明の化合物は、特定に存在することができる。別途に説明しない限り、「互変異性体」又は「互変異性体の形態」という用語は、異なる官能基の異性体が室温で動的平衡にあり、急速に相互変換可能であることを指す。互変異性体が可能であれば(例えば、溶液中で)、互変異性体の化学的平衡を達成することができる。例えば、プロトン互変異性体(proton tautomer)(プロトトロピー互変異性体(prototropic tautomer)とも呼ばれる)は、プロトンの移動を介する相互変換、例えばケト-エノール異性化やイミン-エナミン異性化を含む。原子価互変異性体(valence tautomer)は、一部の結合電子の再結合による相互変換を含む。中では、ケト-エノール互変異性化の具体的な実例は、ペンタン-2,4-ジオンと4-ヒドロキシペント-3-エン-2-オンの二つの互変異性体の間の相互変換である。
別途に説明しない限り、「1つの異性体が豊富な」、「異性体が豊富な」、「1つのエナンチオマーが豊富な」又は「エナンチオマーが豊富な」という用語は、1つの異性体又はエナンチオマーの含有量が100%未満であり、且つこの異性体又はエナンチオマーの含有量が60%以上、又は70%以上、又は80%以上、又は90%以上、又は95%以上、又は96%以上、又は97%以上、又は98%以上、又は99%以上、又は99.5%以上、又は99.6%以上、又は99.7%以上、又は99.8%以上、又は99.9%以上であることを指す。
別途に説明しない限り、「異性体過剰率」又は「エナンチオマー過剰率」という用語は、2つの異性体又は2つのエナンチオマーの相対百分率の間の差を指す。例えば、1つの異性体又はエナンチオマーの含有量が90%であり、もう1つの異性体又はエナンチオマーの含有量が10%である場合、異性体又はエナンチオマー過剰率(ee値)は80%である。
光学活性な(R)-及び(S)-異性体、ならびにD及びL異性体は、キラル合成又はキラル試薬又は他の通常の技術によって製造することができる。本発明のある化合物の一つのエナンチオマーを得るには、不斉合成又はキラル補助剤を有する誘導体化によって製造することができ、ここで、得られたジアステレオマー混合物を分離し、かつ補助基を開裂して純粋な所望のエナンチオマーを提供する。或いは、分子に塩基性官能基(例えばアミノ)又は酸性官能基(例えばカルボキシル)が含まれる場合、適切な光学活性な酸又は塩基とジアステレオマーの塩を形成し、次に当分野で公知の通常の方法によってジアステレオマーの分割を行った後、回収して純粋なエナンチオマーを得る。また、エナンチオマーとジアステレオマーの分離は、通常、キラル固定相が使用されるクロマトグラフィーを使用し、かつ任意選択で化学的誘導体化法(例えば、アミンからカルバミン酸塩を生成する)を組み合わせて行われる。
本発明の化合物は、化合物を構成する1つ又は複数の原子に不自然な割合の原子同位体を含有してもよい。例えば、化合物はトリチウム(3H)、ヨウ素-125(125I)、C-14(14C)などの放射性同位元素で標識することができる。又は例えば、重水素を水素に置換して重水素化薬物を形成することができ、重水素と炭素で形成された結合は、通常の水素と炭素で形成された結合よりも強く、非重水素化薬物と比較して、重水素化薬物は、毒性副作用を低減し、薬物の安定性を高め、有効性を増強し、薬物の生物学的半減期を延長するなどの利点がある。本発明の化合物の同位体組成の変換は、放射性であるかどうかにかかわらず、本発明の範囲内に含まれる。
「任意選択」また「任意選択で」という用語は、その後に記載される事象又は状況が発生する可能性があるが、必ずしも発生する必要はないこと、及びその記載には、前記事象又は状況が発生する場合と、前記事象又は状況が発生しない場合とが含まれることを意味する。
「置換された」という用語は、特定の原子における任意の一つ又は複数の水素原子が置換基で置換されていることを意味し、特定の原子の原子価が正常でかつ置換された化合物が安定である限り、置換基は重水素及び水素の変異体を含んでもよい。置換基が酸素(即ち=O)である場合、2つの水素原子が置換されることを意味する。酸素置換は芳香族基では起こらない。
「任意選択で置換される」という用語は、置換されていても置換されていなくてもよく、別途に説明しない限り、置換基の種類と数は化学的に実現可能で任意である。
変数(例えばR)のいずれかが化合物の組成又は構造に1回以上出現する場合、その定義はいずれの場合においても独立している。したがって、例えば、一つの基が0~2個のRで置換されている場合、前記基は任意選択で最大2個のRで置換されていてもよく、かついずれの場合においてもRは独立して選択肢を有する。また、置換基及び/又はその変異体の組み合わせは、そのような組み合わせが安定な化合物をもたらす場合にのみ許容される。
連結基の数が0の場合、例えば、-(CRR)0-は、当該連結基が単結合であることを意味する。
そのうち一つの変数が単結合である場合、その結合している2つの基が直接結合していることを意味し、例えば、A-L-ZにおけるLが単結合を表す場合、当該構造は実際にA-Zであることを意味する。
置換基が空である場合、当該置換基が存在しないことを意味し、例えば、A-XのXが空である場合、当該構造は実際にAであることを意味する。列挙された置換基がどの原子を介して置換された基に結合しているかを示していない場合、このような置換基はその任意の原子を介して結合することができ、例えば、置換基としてのピリジニルは、ピリジン環の任意の炭素原子を介して置換された基に結合してもよい。
列挙された連結基がその連結方向を示していない場合、その連結方向は任意であり、例えば、
における連結基Lは-M-W-であり、この時-M-W-は左から右への読み取る順序と同じ方向に環Aと環Bを連結して
を構成することができ、また、左から右への読み取る順序と逆方向に環Aと環Bを連結して
を構成することもできる。前記連結基、置換基及び/又はその変異体の組み合わせは、そのような組み合わせが安定な化合物をもたらす場合にのみ許容される。
列挙された連結縮合環基が連結方向を示していない場合、その連結方向は任意であり、例えば、
における縮合環Aが
である場合、
は、
の2つの構造単位を含む。前記連結基、置換基及び/又はその変異体の組み合わせは、そのような組み合わせが安定な化合物をもたらす場合にのみ許容される。
別途に説明しない限り、ある基が一つ又は複数の結合可能な部位を有する場合、当該基の任意の一つ又は複数の部位は、化学結合を介して他の基に結合することができる。当該化学結合の結合方式が非局在であり、且つ結合可能な部位にH原子が存在する場合、化学結合を結合すると、当該部位のH原子の数は、結合された化学結合の数に応じて対応する価数の基に減少する。前記部位が他の基と結合する化学結合は、直線実線結合(
)、直線破線結合(
)、又は波線(
)で表すことができる。例えば、-OCH3の直線実線結合は、当該基内の酸素原子を介して他の基に結合していることを表し、
の直線破線結合は、当該基内の窒素原子の両端を介して他の基に結合していることを表し、
の波線は、当該フェニルの1位及び2位の炭素原子を介して他の基に結合していることを表す。
は、当該ピペリジニルの任意の結合可能な部位が1つの化学結合を介して他の基に結合できることを表し、少なくとも
の四つの結合方法を含み、H原子が-N-に描かれている場合でも、
には
の結合方法の基が含まれるが、1つの化学結合が結合されると、当該部位のHは1つ減少して対応する一価のピペリジニルになる。
置換基の化学結合が連結環上の2つの原子の化学結合と交差する場合、当該置換基は環上の任意の原子と結合を形成できることを意味する。置換基に結合する原子が特定されていない場合、当該置換基は任意の原子と結合してもよく、置換基に結合する原子が二環系又は三環系であれば、当該置換基はその系内の任意の環の任意の原子と結合してもよいことを意味する。置換基及び/又は変数の組み合わせは、その組み合わせが安定な化合物をもたらす場合にのみ許容される。例えば、構造単位
は、シクロヘキシル又はシクロペンチル上のいずれかの位置で置換できることを意味する。
別途に説明しない限り、環内の原子の数は一般に環員の数として定義され、例えば、「5~7員環」とは、その周囲に配置された5~7個の原子の「環」を指す。
別途に説明しない限り、Cn-n+m又はCn-Cn+mはn~n+m個の炭素の任意の一つの具体的な様態を含み、例えば、C1-12はC1、C2、C3、C4、C5、C6、C7、C8、C9、C10、C11、及びC12を含み、n~n+mのうちの任意の一つの範囲も含み、例えば、C1-12はC1-3、C1-6、C1-9、C3-6、C3-9、C3-12、C6-9、C6-12、及びC9-12等を含む。同様に、n員~n+m員は環における原子の数がn~n+m個であることを表し、例えば、3~12員環は3員環、4員環、5員環、6員環、7員環、8員環、9員環、10員環、11員環、及び12員環を含み、n~n+mのうちの任意の一つの範囲も含み、例えば、3~12員環は3~6員環、3~9員環、5~6員環、5~7員環、6~7員環、6~8員環、及び6~10員環等を含む。
別途に説明しない限り、「C1-3アルキル」という用語は、1~3個の炭素原子からなる直鎖又は分枝鎖の飽和炭化水素基を表すために使用される。前記C1-3アルキルにはC1-2及びC2-3アルキルなどが含まれ、それは一価(例えばメチル)、二価(例えばメチレン)又は多価(例えばメチン)であってもよい。C1-3アルキルの実例は、メチル(Me)、エチル(Et)、プロピル(n-プロピル及びイソプロピルを含む)などを含むが、これらに限定されない。
別途に説明しない限り、「C1-4アルキル」という用語は、1~4個の炭素原子からなる直鎖又は分枝鎖の飽和炭化水素基を表すために使用される。前記C1-4アルキルにはC1-2、C1-3及びC2-3アルキルなどが含まれ、それは一価(例えばメチル)、二価(例えばメチレン)又は多価(例えばメチン)であってもよい。C1-4アルキルの実例は、メチル(Me)、エチル(Et)、プロピル(n-プロピル及びイソプロピルを含む)、ブチル(n-ブチル、イソブチル、s-ブチル及びt-ブチルを含む)などを含むが、これらに限定されない。
別途に説明しない限り、「ヘテロアルキル」という用語は、それ自体で、又は他の用語との組み合わせて、ある数の炭素原子と少なくとも1つのヘテロ原子又はヘテロ原子団からなる、安定な直鎖もしくは分枝鎖のアルキル原子団又はそれらの組み合わせを意味する。いくつかの実施形態において、ヘテロ原子は、B、O、N及びSから選択され、ここで、窒素原子及び硫黄原子は、任意選択で酸化され、窒素ヘテロ原子は、任意選択で四級化される。いくつかの他の実施形態において、ヘテロ原子団は、-C(=O)O-、-C(=O)-、-C(=S)-、-S(=O)、-S(=O)2-、-C(=O)N(H)-、-N(H)-、-C(=NH)-、-S(=O)2N(H)-及び-S(=O)N(H)-から選択される。いくつかの実施形態において、前記ヘテロアルキルはC1-6ヘテロアルキルであり、いくつかの他の実施形態において、前記ヘテロアルキルはC1-3ヘテロアルキルである。ヘテロ原子又はヘテロ原子団は、当該アルキルが分子の残りの部分に結合している位置を含め、ヘテロアルキルの任意の内部位置に配置することができるが、「アルコキシ」「アルキルアミノ」及び「アルキルチオ」(又はチオアルコキシ)は慣用的な表現であり、それぞれ酸素、アミノ又は硫黄原子を介して分子の残りの部分に結合しているアルキルを指す。ヘテロアルキルの実例は、-OCH3、-OCH2CH3、-OCH2CH2CH3、-OCH2(CH3)2、-CH2-CH2-O-CH3、-NHCH3、-N(CH3)2、-NHCH2CH3、-N(CH3)(CH2CH3)、-CH2-CH2-NH-CH3、-CH2-CH2-N(CH3)-CH3、-SCH3、-SCH2CH3、-SCH2CH2CH3、-SCH2(CH3)2、-CH2-S-CH2-CH3、-CH2-CH2、-S(=O)-CH3、-CH2-CH2-S(=O)2-CH3を含むが、これらに限定されない。最大2つのヘテロ原子を連続させることができ、例えば、-CH2-NH-OCH3である。
別途に説明しない限り、「C1-3アルコキシ」という用語は、一つの酸素原子を介して分子の残りの部分に結合している1~3個の炭素原子を含むアルキル基を意味する。前記C1-3アルコキシには、C1-2、C2-3、C3及びC2アルコキシなどが含まれる。C1-3アルコキシの実例は、メトキシ、エトキシ、プロポキシ(n―プロポキシ又はイソプロポキシを含む)などを含むが、これらに限定されない。
別途に説明しない限り、「C1-4アルコキシ」という用語は、一つの酸素原子を介して分子の残りの部分に結合している1~4個の炭素原子を含むアルキル基を意味する。前記C1-4アルコキシは、C1-3、C1-2、C2-4、C4及びC3アルコキシなどが含まれる。C1-4アルコキシの実例は、メトキシ、エトキシ、プロポキシ(n-プロポキシ及びイソプロポキシを含む)、ブトキシ(n-ブトキシ、イソブトキシ、s-ブトキシ及びt-ブトキシを含む)などを含むが、これらに限定されない。
別途に説明しない限り、「C1-3アルキルアミノ」という用語は、アミノを介して分子の残りの部分に結合している1~3個の炭素原子を含むアルキルを意味する。前記C1-3アルキルアミノには、C1-2、C3及びC2アルキルアミノなどが含まれる。前記C1-3アルキルアミノの実例は、-NHCH3、-N(CH3)2、-NHCH2CH3、-N(CH3)CH2CH3、-NHCH2CH2CH3、-NHCH2(CH3)2などを含むが、これらに限定されない。
別途に説明しない限り、「ハロ」又は「ハロゲン」という用語は、それ自体又は別の置換基の一部として、フッ素、塩素、臭素又はヨウ素原子を意味する。
別途に説明しない限り、「C1-3ハロアルキル」という用語は、1~3個の炭素原子を含むモノハロアルキル及びポリハロアルキルを意味する。前記C1-3ハロアルキルには、C1-2、C2-3、C3、C2及びC1ハロアルキルなどが含まれる。C1-3ハロアルキルの実例は、トリフルオロメチル、トリクロロメチル、2,2,2-トリフルオロエチル、ペンタフルオロエチル、ペンタクロロエチル、3-ブロモプロピルなどを含むが、これらに限定されない。
別途に説明しない限り、「C3-12シクロアルキル」は、3~12個の炭素原子からなる飽和環状炭化水素基を意味し、それには、単環式、二環式及び三環式環系が含まれ、ここで、二環式及び三環式環系にはスピロ環、縮合環及び架橋環が含まれる。前記C3-12シクロアルキルには、C3-10、C3-8、C3-6、C3-5、C4-10、C4-8、C4-6、C4-5、C5-8及びC5-6シクロアルキルなどが含まれ、それは一価、二価又は多価であってもよい。C3-12シクロアルキルの実例は、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、ノルボルニル、[2.2.2]ジシクロオクタン、[4.4.0]ジシクロデカンなどを含むが、これらに限定されない。
別途に説明しない限り、「C3-6シクロアルキル」は3~6個の炭素原子からなる飽和環状炭化水素基を意味し、それは単環式及び二環式環系であり、前記C3-6シクロアルキルにはC3-5、C4-5又はC5-6シクロアルキルなどが含まれ、それは一価、二価又は多価であってもよい。C3-6シクロアルキルの実例はシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシルなどを含むが、これらに限定されない。
別途に説明しない限り、「C4-6シクロアルキル」は4~6個の炭素原子からなる飽和環状炭化水素基を意味し、それは単環式及び二環式環系であり、前記C4-6シクロアルキルにはC4-5及びC5-6シクロアルキルなどが含まれ、それは一価、二価又は多価であってもよい。C4-6シクロアルキルの実例は、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシルなどを含むが、これらに限定されない。
別途に説明しない限り、「C5-6シクロアルキル」は5~6個の炭素原子からなる飽和環状炭化水素基を意味し、それは単環式及び二環式環系であり、前記C5-6シクロアルキルにはC5及びC6シクロアルキルなどが含まれ、それは一価、二価又は多価であってもよい。C5-6シクロアルキルの実例は、シクロペンチル、シクロヘキシルなどを含むが、これらに限定されない。
別途に説明しない限り、「3~12員ヘテロシクロアルキル」という用語は、自体で又は他の用語と組み合わせて、それぞれ3~12個の環原子からなる飽和環状基を意味し、その1、2、3又は4個の環原子は、独立してO、S及びNから選択されるヘテロ原子であり、残りは炭素原子であり、ここで、窒素原子が任意選択で四級化されており、炭素、窒素及び硫黄ヘテロ原子は任意選択で酸化されてもよい(即ちC(=O)、NO及びS(O)p、pは1又は2である)。前記3~12員ヘテロシクロアルキルには、単環式、二環式及び三環式環系が含まれ、ここで、二環式及び三環式環系には、スピロ環、縮合環及び架橋環が含まれる。また、当該「3~12員ヘテロシクロアルキル」に関しては、ヘテロ原子はヘテロシクロアルキルと分子の残りの部分に結合している位置を占めることができる。前記3~12員ヘテロシクロアルキルは、3~10員、3~8員、3~6員、3~5員、4~6員、5~6員、4員、5員及び6員ヘテロシクロアルキルなどを含む。3~12員ヘテロシクロアルキルの実例は、アゼチジニル、オキセタニル、チエタニル、ピロリジニル、ピラゾリジニル、イミダゾリジニル、テトラヒドロチオフェニル(テトラヒドロチオフェン-2-イル及びテトラヒドロチオフェン-3-イルなどを含む)、テトラヒドロフラニル(テトラヒドロフラン-2-イルなどを含む)、テトラヒドロピラニル、ピペリジニル(1-ピペリジニル、2-ピペリジニル及び3-ピペリジニルなどを含む)、ピペラジニル(1-ピペラジニル及び2-ピペラジニルなどを含む)、モルホリニル(3-モルホリニル及び4-モルホリニルなどを含む)、ジオキサニル、ジチアニル、イソオキサゾリジニル、イソチアゾリジニル、1,2-オキサジニル、1,2-チアジニル、ヘキサヒドロピリダジニル、ホモピペラジニル、ホモピペリジニル又はジオキセパニルなどを含むが、これらに限定されない。
別途に説明しない限り、「5~10員ヘテロシクロアルキル」という用語は、自体で又は他の用語と組み合わせて、それぞれ5~10個の環原子からなる飽和環状基を意味し、その1、2、3又は4個の環原子は、独立してO、S及びNから選択されるヘテロ原子であり、残りは炭素原子であり、ここで、窒素原子が任意選択で四級化されており、炭素、窒素及び硫黄ヘテロ原子は任意選択で酸化されてもよい(即ちC(=O)、NO及びS(O)p、pは1又は2である)。それは、単環式、二環式及び三環式環系を含み、ここで、二環式及び三環式環系にはスピロ環、縮合環及び架橋環が含まれる。また、当該「5~10員ヘテロシクロアルキル」に関しては、ヘテロ原子はヘテロシクロアルキルと分子の残りの部分に結合している位置を占めることができる。前記5~10員ヘテロシクロアルキルは、5~6員、5~7員、5~8員、5~9員、6~7員、6~8員、6~9員、6~10員、5員、6員、7員、8員、9員及び10員ヘテロシクロアルキルなどを含む。5~10員ヘテロシクロアルキルの実例は、ピロリジニル、ピラゾリジニル、イミダゾリジニル、テトラヒドロチオフェニル(テトラヒドロチオフェン-2-イル及びテトラヒドロチオフェン-3-イルなどを含む)、テトラヒドロフラニル(テトラヒドロフラン-2-イルなどを含む)、テトラヒドロピラニル、ピペリジニル(1-ピペリジニル、2-ピペリジニル及び3-ピペリジニルなどを含む)、ピペラジニル(1-ピペラジニル及び2-ピペラジニルなどを含む)、モルホリニル(3-モルホリニル及び4-モルホリニルなどを含む) 、ジオキサニル、ジチアニル、イソオキサゾリジニル、イソチアゾリジニル、1,2-オキサジニル、1,2-チアジニル、ヘキサヒドロピリダジニル、ホモピペラジニル、ホモピペリジニル又はジオキセパニルなどを含むが、これらに限定されない。
別途に説明しない限り、「3~6員ヘテロシクロアルキル」という用語は、自体で又は他の用語と組み合わせて、それぞれ3~6個の環原子からなる飽和環状基を意味し、その1、2、3又は4個の環原子は、独立してO、S及びNから選択されるヘテロ原子であり、残りは炭素原子であり、ここで、窒素原子が任意選択で四級化されており、炭素、窒素及び硫黄ヘテロ原子は任意選択で酸化されてもよい(即ちC(=O)、NO及びS(O)p、pは1又は2である)。それは、単環式及び二環式環系を含み、ここで、二環式環系にはスピロ環、縮合環及び架橋環が含まれる。また、当該「3~6員ヘテロシクロアルキル」に関しては、ヘテロ原子はヘテロシクロアルキルと分子の残りの部分に結合している位置を占めることができる。前記3~6員ヘテロシクロアルキルは、4~6員、5~6員、4員、5員及び6員ヘテロシクロアルキルなどを含む。3~6員ヘテロシクロアルキルの実例は、アゼチジニル、オキセタニル、チエタニル、ピロリジニル、ピラゾリジニル、イミダゾリジニル、テトラヒドロチオフェニル(テトラヒドロチオフェン-2-イル及びテトラヒドロチオフェン-3-イルなどを含む)、テトラヒドロフラニル(テトラヒドロフラン-2-イルなどを含む)、テトラヒドロピラニル、ピペリジニル(1-ピペリジニル、2-ピペリジニル及び3-ピペリジニルなどを含む)、ピペラジニル(1-ピペラジニル及び2-ピペラジニルなどを含む)、モルホリニル(3-モルホリニル及び4-モルホリニルなどを含む)、ジオキサニル、ジチアニル、イソオキサゾリジニル、イソチアゾリジニル、1,2-オキサジニル、1,2-チアジニル又はヘキサヒドロピリダジニルなどを含むが、これらに限定されない。
別途に説明しない限り、「4~6員ヘテロシクロアルキル」という用語は、自体で又は他の用語と組み合わせて、それぞれ4~6個の環原子からなる飽和環状基を意味し、その1、2、3又は4個の環原子は、独立してO、S及びNから選択されるヘテロ原子であり、残りは炭素原子であり、ここで、窒素原子が任意選択で四級化されており、炭素、窒素及び硫黄ヘテロ原子は任意選択で酸化されてもよい(即ちC(=O)、NO及びS(=O)p、pは1又は2である)。それは、単環式及び二環式環系を含み、ここで、二環式環系にはスピロ環、縮合環及び架橋環が含まれる。また、当該「4~6員ヘテロシクロアルキル」に関しては、ヘテロ原子はヘテロシクロアルキルと分子の残りの部分に結合している位置を占めることができる。前記4~6員ヘテロシクロアルキルは、4~5員、5~6員、4員、5員及び6員ヘテロシクロアルキルなどを含む。4~6員ヘテロシクロアルキルの実例は、アゼチジニル、オキセタニル、チエタニル、ピロリジニル、ピラゾリジニル、イミダゾリジニル、テトラヒドロチオフェニル(テトラヒドロチオフェン-2-イル及びテトラヒドロチオフェン-3-イルなどを含む)、テトラヒドロフラニル(テトラヒドロフラン-2-イルなどを含む)、テトラヒドロピラニル、ピペリジニル(1-ピペリジニル、2-ピペリジニル及び3-ピペリジニルなどを含む)、ピペラジニル(1-ピペラジニル及び2-ピペラジニルなどを含む)、モルホリニル(3-モルホリニル及び4-モルホリニルなどを含む)、ジオキサニル、ジチアニル、イソオキサゾリジニル、イソチアゾリジニル、1,2-オキサジニル、1,2-チアジニル又はヘキサヒドロピリダジニルなどを含むが、これらに限定されない。
別途に説明しない限り、「6員ヘテロシクロアルキル」という用語は、自体で又は他の用語と組み合わせて、それぞれ6個の環原子からなる飽和環状基を意味し、その1、2、3又は4個の環原子は、独立してO、S及びNから選択されるヘテロ原子であり、残りは炭素原子であり、ここで、窒素原子が任意選択で四級化されており、炭素、窒素及び硫黄ヘテロ原子は任意選択で酸化されてもよい(即ちC(=O)、NO及びS(=O)p、pは1又は2である)。それは、単環式及び二環式環系を含み、ここで、二環式環系にはスピロ環、縮合環及び架橋環が含まれる。また、当該「6員ヘテロシクロアルキル」に関しては、ヘテロ原子はヘテロシクロアルキルと分子の残りの部分に結合している位置を占めることができる。前記6員ヘテロシクロアルキルの実例は、テトラヒドロピラニル、ピペリジニル(1-ピペリジニル、2-ピペリジニル及び3-ピペリジニルなどを含む)、ピペラジニル(1-ピペラジニル及び2-ピペラジニルなどを含む)、モルホリニル(3-モルホリニル及び4-モルホリニルなどを含む)、ジオキサニル、ジチアニル、イソオキサゾリジニル、イソチアゾリジニル、1,2-オキサジニル、1,2-チアジニル、ヘキサヒドロピリダジニルなどを含むが、これらに限定されない。
別途に説明しない限り、「C3-12シクロアルケニル」は、少なくとも1つの炭素-炭素二重結合を含む3~12個の炭素原子からなる部分不飽和環状炭化水素基を意味し、それには、単環式、二環式及び三環式環系が含まれ、ここで、二環式及び三環式環系にはスピロ環、縮合環及び架橋環が含まれ、この系の環はいずれも非芳香族である。前記C3-12シクロアルケニルには、C3-10、C3-8、C3-6及びC3-5シクロアルケニルなどが含まれ、それは一価、二価又は多価であってもよい。C3-12シクロアルケニルの実例は、シクロプロペニル、シクロブテニル、シクロペンテニル、シクロペンタジエニル、シクロヘキセニル、シクロヘキサジエニルなどを含むが、これらに限定されない。
別途に説明しない限り、「C3-6シクロアルケニル」は、少なくとも1つの炭素-炭素二重結合を含む3~6個の炭素原子からなる部分不飽和環状炭化水素基を意味し、それには、単環式及び二環式環系が含まれ、ここで、二環式環系にはスピロ環、縮合環及び架橋環が含まれ、この系の環はいずれも非芳香族である。前記C3-6シクロアルケニルには、C4-6、C4-5又はC5-6シクロアルケニルなどが含まれ、それは一価、二価又は多価であってもよい。C3-6シクロアルケニルの実例は、シクロプロペニル、シクロブテニル、シクロペンテニル、シクロペンタジエニル、シクロヘキセニル、シクロヘキサジエニルなどを含むが、これらに限定されない。
別途に説明しない限り、「C5-6シクロアルケニル」は、少なくとも1つの炭素-炭素二重結合を含む5~6個の炭素原子からなる部分不飽和環状炭化水素基を意味し、それには、単環式及び二環式環系が含まれ、ここで、二環式環系にはスピロ環、縮合環及び架橋環が含まれ、この系の環はいずれも非芳香族である。前記C5-6シクロアルケニルには、C5又はC6シクロアルケニルなどが含まれ、それは一価、二価又は多価であってもよい。C5-6シクロアルケニルの実例は、シクロペンテニル、シクロペンタジエニル、シクロヘキセニル、シクロヘキサジエニルなどを含むが、これらに限定されない。
別途に説明しない限り、「3~12員ヘテロシクロアルケニル」という用語は、自体で又は他の用語と組み合わせて、それぞれ少なくとも1つの炭素-炭素二重結合を含む3~12個の環原子からなる部分不飽和環状基を意味し、その1、2、3又は4個の環原子は、独立してO、S及びNから選択されるヘテロ原子であり、残りは炭素原子であり、ここで、窒素原子が任意選択で四級化されており、炭素、窒素及び硫黄ヘテロ原子は任意選択で酸化されてもよい(即ちC(=O)、NO及びS(O)p、pは1又は2である)。これは、単環式、二環式及び三環式環系を含み、ここで、二環式及び三環式環系にはスピロ環、縮合環及び架橋環が含まれ、この系の任意の環はいずれも非芳香族である。また、当該「3~12員ヘテロシクロアルケニル」に関しては、ヘテロ原子はヘテロシクロアルケニルと分子の残りの部分に結合している位置を占めることができる。前記3~12員ヘテロシクロアルケニルは3~10員、3~8員、3~6員、3~5員、4~6員、4~5員、5~6員、4員、5員及び6員ヘテロシクロアルケニルなどを含む。3~12員ヘテロシクロアルケニルの実例は、
を含むが、これらに限定されない。
別途に説明しない限り、「5~6員ヘテロシクロアルケニル」という用語は、自体で又は他の用語と組み合わせて、それぞれ少なくとも1つの炭素-炭素二重結合を含む5~6個の環原子からなる部分不飽和環状基を意味し、その1、2、3又は4個の環原子は、独立してO、S及びNから選択されるヘテロ原子であり、残りは炭素原子であり、ここで、窒素原子が任意選択で四級化されており、炭素、窒素及び硫黄ヘテロ原子は任意選択で酸化されてもよい(即ちC(=O)、NO及びS(O)p、pは1又は2である)。これは、単環式及び二環式環系を含み、ここで、二環式環系にはスピロ環、縮合環及び架橋環が含まれ、この系の任意の環はいずれも非芳香族である。また、当該「5~6員ヘテロシクロアルケニル」に関しては、ヘテロ原子はヘテロシクロアルケニルと分子の残りの部分に結合している位置を占めることができる。前記5~6員ヘテロシクロアルケニルは、5員及び6員ヘテロシクロアルケニルなどを含む。5~6員ヘテロシクロアルケニルの実例は、
を含むが、これらに限定されない。
別途に説明しない限り、本発明において「C6-12芳香環」及び「C6-12アリール」という用語は互換的に使用することができ、「C6-12芳香環」又は「C6-12アリール」という用語は、6~12個の炭素原子からなる共役π電子系を有する環状炭化水素基であり、それは、単環式、縮合二環式又は縮合三環式環系であってもよく、ここで、各環はいずれも芳香族である。それは一価、二価又は多価であってもよく、C6-12アリールは、C6-10、C6-9、C6-8、C12、C10及びC6アリールなどを含む。C6-12アリールの実例は、フェニル、ナフチル(1-ナフチル及び2-ナフチルなどを含む)などを含むが、これらに限定されない。
別途に説明しない限り、本発明において「5~12員ヘテロアリール環」及び「5~12員ヘテロアリール」という用語は互換的に使用することができ、「5~12員ヘテロアリール」という用語は5~12個の環原子からなる共役π電子系を有する環状基であり、その1、2、3又は4個の環原子は、独立してO、S及びNから選択されるヘテロ原子であり、残りは炭素原子である。それは、単環式、縮合二環式又は縮合三環式環系であってもよく、ここで、各環はいずれも芳香族である。ここで、窒素原子は任意選択で四級化されており、窒素及び硫黄ヘテロ原子は任意選択で酸化されてもよい(即ちNO及びS(O)p、pは1又は2である)。5~12員ヘテロアリールは、ヘテロ原子又は炭素原子を介して分子の残りの部分に結合することができる。前記5~12員ヘテロアリールは、5~10員、5~8員、5~7員、5~6員、5員及び6員ヘテロアリールなどを含む。前記5~12員ヘテロアリールの実例は、ピロリル(N-ピロリル、2-ピロリル及び3-ピロリルなどを含む)、ピラゾリル(2-ピラゾリル及び3-ピラゾリルなどを含む)、イミダゾリル(N-イミダゾリル、2-イミダゾリル、4-イミダゾリル及び5-イミダゾリルなどを含む)、オキザゾリル(2-オキサゾリル、4-オキサゾリル及び5-オキザゾリルなどを含む)、トリアゾリル(1H-1,2,3-トリアゾリル、2H-1,2,3-トリアゾリル、1H-1,2,4-トリアゾリル及び4H-1,2,4-トリアゾリルなど)、テトラゾリル、イソオキサゾリル(3-イソオキサゾリル、4-イソオキサゾリル及び5-イソオキサゾリルなど)、チアゾリル(2-チアゾリル、4-チアゾリル及び5-チアゾリルなどを含む)、フラニル(2-フラニル及び3―フラニルなどを含む)、チエニル(2-チエニル及び3-チエニルなどを含む)、ピリジル(2-ピリジル、3-ピリジル及び4-ピリジルなどを含む)、ピラジニル、ピリミジニル(2-ピリミジニル及び4-ピリミジニルなどを含む)、ベンゾチアゾリル(5-ベンゾチアゾリルなどを含む)、プリニル、ベンズイミダゾリル(2-ベンズイミダゾリルなどを含む)、ベンゾオキサゾリル、インドリル(5-インドリルなどを含む)、イソキノリル(1-イソキノリル及び5-イソキノリルなどを含む)、キノキサリニル(2-キノキサリニル及び5-キノキサリニルなどを含む)又はキノリニル(3-キノリニル及び6-キノリニルなどを含む)を含むが、これらに限定されない。
別途に説明しない限り、本発明において「5~6員ヘテロアリール環」及び「5~6員ヘテロアリール」という用語は互換的に使用することができ、「5~6員ヘテロアリール」という用語は5~6個の環原子からなる共役π電子系を有する単環式基であり、その1、2、3又は4個の環原子は、独立してO、S及びNから選択されるヘテロ原子であり、残りは炭素原子である。ここで、窒素原子は任意選択で四級化されており、窒素及び硫黄ヘテロ原子は任意選択で酸化されてもよい(即ちNO及びS(O)p、pは1又は2である)。5~6員ヘテロアリールは、ヘテロ原子又は炭素原子を介して分子の残りの部分に結合することができる。前記5~6員ヘテロアリールは、5員及び6員ヘテロアリールを含む。前記5~6員ヘテロアリールの実例は、ピロリル(N-ピロリル、2-ピロリル及び3-ピロリルなどを含む)、ピラゾリル(2-ピラゾリル及び3-ピラゾリルなどを含む)、イミダゾリル(N-イミダゾリル、2-イミダゾリル、4-イミダゾリル及び5-イミダゾリルなどを含む)、オキザゾリル(2-オキサゾリル、4-オキサゾリル及び5-オキザゾリルなどを含む)、トリアゾリル(1H-1,2,3-トリアゾリル、2H-1,2,3-トリアゾリル、1H-1,2,4-トリアゾリル及び4H-1,2,4-トリアゾリルなど)、テトラゾリル、イソオキサゾリル(3-イソオキサゾリル、4-イソオキサゾリル及び5-イソオキサゾリルなど)、チアゾリル(2-チアゾリル、4-チアゾリル及び5-チアゾリルなどを含む)、フラニル(2-フラニル及び3―フラニルなどを含む)、チエニル(2-チエニル及び3-チエニルなどを含む)、ピリジル(2-ピリジル、3-ピリジル及び4-ピリジルなどを含む)、ピラジニル又はピリミジニル(2-ピリミジニル及び4-ピリミジニルなどを含む)を含むが、これらに限定されない。
「脱離基」という用語は、別の官能基又は原子により置換反応(例えば、求核置換反応)によって置換されてもよい官能基又は原子を指す。例えば、代表的な脱離基は、トリフルオロメタンスルホネート;塩素、臭素、ヨウ素;メシレート、トシレート、p-ブロモベンゼンスルホネート、p-トルエンスルホネートなどのスルホン酸;アセトキシ、トリフルオロアセトキシなどのアシルオキシなどを含む。
「保護基」という用語は、「アミノ保護基」「ヒドロキシ保護基」又は「メルカプト保護基」を含むが、これらに限定されない。「アミノ保護基」という用語は、アミノ窒素位での副反応を防止するのに適した保護基を指す。代表的なアミノ酸保護基は、ホルミル;アルカノイル(例えばアセチル、トリクロロアセチル又はトリフルオロアセチル)などのアシル;tert-ブトキシカルボニル(Boc)などのアルコキシカルボニル;ベンジルオキシカルボニル(Cbz)及び9-フルオレニルメトキシカルボニル(Fmoc)などのアリールメトキシカルボニル;ベンジル(Bn)、トリチル(Tr)、1,1-ビス-(4’-メトキシフェニル)メチルなどのアリールメチル;トリメチルシリル(TMS)及びtert-ブチルジメチルシリル(TBS)などのシリルなどを含むが、これらに限定されない。「ヒドロキシル保護基」という用語は、ヒドロキシルの副反応を防止するのに適した保護基を指す。代表的なヒドロキシル保護基は、メチル、エチル及びtert-ブチルなどのアルキル、アルカノイル(例えば、アセチル)などのアシル、ベンジル(Bn)、p-ホルミルオキシベンジル(PMB)、9-フルオレニルチル(Fm)及びジフェニルメチル(ジフェニルメチル、DPM)などのアリールメチル、トリメチルシリル(TMS)及びtert-ブチルジメチルシリル(TBS)などのシリルなどを含むが、これらに限定されない。
本発明の化合物は、以下に列挙する特定の実施形態、他の化学合成法と組み合わせることによって形成される実施形態及び当業者に周知の同等の代替方法を含む、当業者に周知の様々な合成方法によって製造することができ、好ましい実施形態は本発明の実施例を含むが、これらに限定されない。
本発明の化合物の構造は、当業者に周知の通常の方法によって確認することができ、本発明が化合物の絶対配置に関する場合、当該絶対配置は、当該技術分野における通常の技術的手段によって確認することができる。例えば、単結晶X線回折(SXRD)では、培養した単結晶をBruker D8 venture回折計で回折強度データを収集し、光源はCuKα放射線であり、走査方法はφ/ω走査であり、関連データを収集した後、さらに直接法(Shelxs97)を使用して結晶構造を解析することにより、絶対配置を確認することができる。
本発明で使用される溶媒は市販品から得ることができる。
本発明では以下の略語が使用される:Allocはアリルオキシカルボニルを表す;SEMはトリメチルシリルエトキシメチルを表す;OTsは4-トルエンスルホニルを表す;Bocはtert-ブトキシカルボニルを表す;DCMはジクロロメタンを表す;DIEAはN,N-ジイソプロピルエチルアミンを表す;MeIはヨードメタンを表す;PEは石油エーテルを表す;EAは酢酸エチルを表す;THFはテトラヒドロフランを表す;EtOHはエタノールを表す;MeOHはメタノールを表す、Boc2Oは二炭酸ジ-tert-ブチルを表す;NH4Clは塩化アンモニウムを表す;T3Pはプロピルホスホン酸無水物を表す;Pd/Cはパラジウム/炭素触媒を表す;TMSN3はアジドトリメチルシランを表す;NCSはN-クロロスクシンイミドを表す;HBrは臭化水素酸を表す;AcOHは酢酸を表す;HATUはO-(7-アザベンゾトリアゾール)-N,N,N’,N’-テトラメチルウロニウムヘキサフルオロリン酸塩を表す;DBUは1,8-ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカン-7-エンを表す;FAはギ酸を表す;ACNはアセトニトリルを表す;TLCは薄層クロマトグラフィーを表す;HPLCは高速液体クロマトグラフィーを表す;pre-HPLCは分取高速液体クロマトグラフィーを表す;LCMSは液体クロマトグラフィー-質量クロマトグラフィーを表す;DMSOはジメチルスルホキシドを表す;DMSO-d6は重水素化ジメチルスルホキシドを表す;CD3ODは重水素化メタノールを表す;CDCl3は重水素化クロロホルムを表す;D2Oは重水素水を表す。
化合物は、当分野の通常の命名原則に従って、又はChemDraw(R)ソフトウェアを使用して命名され、市販の化合物はサプライヤーのカタログで命名される。
以下、実施例により本発明を詳細に説明するが、これらは本発明の不利な制限を意味するものではない。本発明の化合物は、以下に列挙する特定の実施形態、他の化学合成法と組み合わせることによって形成される実施形態及び当業者に周知の同等の代替方法を含む、当業者に周知の様々な合成方法によって製造することができ、好ましい実施形態は本発明の実施例を含むが、これらに限定されない。本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、本発明の特定の実施形態に対する様々な変更及び修正が当業者には明らかである。
中間体A
ステップ1
中間体A-1(1.50g、11.2mmol)をジクロロメタン(30mL)に溶解させ、0℃でN-ブロモスクシンイミド(1.99g、11.2mmol)を加え、反応溶液を25℃で12時間撹拌した。反応溶液に水(10mL)及びジクロロメタン(20mL×3)を加えて抽出し、有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル、100/1~5/1、V/V)によって分離し、中間体A-2を得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.23 (d, J=8.0 Hz, 1H), 6.71 (d, J=8.0 Hz, 1H), 5.46 (s, 1H), 2.95-2.87 (m, 4H), 2.15-2.08 (m, 2H)。
ステップ2
中間体A-2(940mg、4.41mmol)をジオキサン(10mL)に溶解させ、ビス(ピナコラト)ジボロン(1.34g、5.29mmol)、[1,1-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(323mg、441μmol)及び酢酸カリウム(1.30g、13.2mmol)を加えた。窒素ガスを3回置換し、反応溶液を100℃で12時間撹拌した。反応溶液をそのまま減圧濃縮し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル、100/1~10/1、V/V)によって分離し、中間体Aを得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.91 (s, 1H), 7.44 (d, J=7.6 Hz, 1H), 6.81 (d, J=7.6 Hz, 1H), 2.94-2.87 (m, 4H), 2.12-2.04 (m, 2H), 1.36 (s, 12H)。
実施例1
ステップ1
化合物1-1(350mg、2.44mmol)及び化合物1-2(349mg、2.44mmol)をジクロロメタン(2mL)に溶解させ、プロピルホスホン酸無水物(4.65g、7.31mmol、50%酢酸エチル溶液)及びトリエチルアミン(740mg、7.31mmol)を加え、反応溶液を20℃で12時間撹拌した。反応溶液を酢酸エチル(50mL)で希釈し、水(10mL)で洗浄し、有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧濃縮した。粗生成物を分取高速液体クロマトグラフィー(分離カラム:Welch Xtimate C18 150×25mm×5μm;移動相:10mmoLの炭酸水素アンモニウム水溶液-アセトニトリル;勾配:アセトニトリル:13%~43%、9分)により分離し、化合物1-3を得た。MS-ESI計算値[M+H]+269、実測値269。
ステップ2
化合物1-3(150mg、558μmol)及び化合物1-4(149mg、725μmol)を1,4-ジオキサン(4mL)及び水(1mL)に溶解させ、次に反応溶液に炭酸カリウム(231mg、1.67mmol)及び[1,1-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(41mg、56μmol)を加えた。反応溶液を窒素ガス保護下で85℃に加熱させて10時間反応させた。反応溶液を減圧濃縮し、粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール、20/1~5/1、V/V)により分離して粗生成物を得、粗生成物をSFC(分離カラム:Phenomenex-Cellulose-2 250mm×30mm×10μm;移動相:超臨界CO2-0.1%アンモニア水のエタノール溶液;勾配:エタノール:30%~30%)により分離して化合物1a(第一のピーク)及び化合物1b(第二のピーク)を得た。続いてSFC(クロマトグラフィーカラム:Cellulose 2 150mm×4.6mm×5μm;移動相:超臨界CO2-0.05%ジエチルアミンのエタノール溶液;勾配:0.05%ジエチルアミンのエタノール溶液:5%~40%)によりe.e.値を測定した。
化合物1a:e.e.%=99.3%、RT=3.879min。1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 8.38 (s, 1H), 7.44 (d, J=8.0 Hz, 1H), 7.27 (d, J=8.0 Hz, 1H), 7.21 (s, 1H), 2.96-2.90 (m, 1H), 2.82-2.73 (m, 2H), 2.46-2.38 (m, 1H), 2.36 (s, 3H), 2.28 (s, 3H), 2.25-2.19 (m, 1H), 2.01-1.93 (m, 1H), 1.87-1.81 (m, 1H), 1.74-1.59 (m, 2H)。MS-ESI計算値[M+H]+395、実測値395。
化合物1b:e.e.%=98.24%、RT=4.687min。1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 8.38 (s, 1H), 7.44 (d, J=8.0 Hz, 1H), 7.26 (d, J=8.0 Hz, 1H), 7.21 (s, 1H), 2.94-2.90 (m, 1H), 2.82-2.71 (m, 2H), 2.46-2.38 (m, 1H), 2.35 (s, 3H), 2.27 (s, 3H), 2.25-2.19 (m, 1H), 2.01-1.93 (m, 1H), 1.87-1.81 (m, 1H), 1.74-1.59 (m, 2H)。MS-ESI計算値[M+H]+395、実測値395。
実施例2
ステップ1
化合物2-1(504mg、4.42mmol)及び化合物2-2(600mg、3.68mmol)をN-メチルピロリドン(0.5mL)に溶解させ、その後、N,N-ジイソプロピルエチルアミン(1.92mL、11.04mmol)に加え、反応溶液をマイクロ波中で180℃に加熱させて2時間反応させた。反応溶液を減圧濃縮し、反応溶液を酢酸エチル(50mL×2)で希釈し、水(20mL×2)で洗浄し、有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール、20/1~5/1、V/V)により分離して粗生成物を得、粗生成物をSFC(分離カラム:DAICEL CHIRALPAK AS 250mm×30mm×10μm;移動相:超臨界CO2-0.1%アンモニア水のエタノール溶液;勾配:エタノール:15%~15%)により分離し、化合物2-3を得た。1H NMR (400MHz, CDCl3) δ 6.53 (s, 1H), 5.17 (s, 1H), 4.04 (s, 1H), 2.68-2.33 (m, 3H), 2.27 (s, 6H), 2.22-2.06 (m, 1H), 1.84-1.53 (m, 3H), 1.86-1.51 (m, 1H).MS-ESI計算値[M+H]+241、実測値241。
ステップ2
化合物2-3(77mg、320μmol)及び中間体A(100mg、384μmol)を1,4-ジオキサン(2mL)及び水(0.5mL)に溶解させ、次に反応溶液に炭酸カリウム(132mg、960mmol)及び[1,1-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(23mg、32μmol)を加えた。反応溶液を窒素ガス保護下で90℃に加熱させて10時間反応させた。反応溶液を減圧濃縮し、粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール、20/1~5/1、V/V)により分離して化合物2の粗生成物を得、粗生成物を分取高速液体クロマトグラフィー(分離カラム:Phenomenex Gemini-NX 80×40mm×3μm、移動相:0.04%アンモニア水溶液-アセトニトリル;勾配:アセトニトリル:20%~50%、8min)により分離し、化合物2を得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 11.54 (s, 1H), 7.22 (d, J=8.0 Hz, 1H), 6.88-6.79 (m, 2H), 7.21 (s, 1H), 4.52 (s, 1H), 3.04-2.93 (m, 5H), 2.89-2.74 (m, 2H), 2.69-2.48 (m, 2H), 2.43 (s, 3H), 2.19-2.05 (m, 4H), 1.83-1.66 (m, 3H)。MS-ESI計算値[M+H]+339、実測値339。
実施例3
ステップ1
化合物1-1(500mg、3.86mmol)及び化合物3-1(553mg、2.44mmol)をジクロロメタン(2mL)に溶解させ、プロピルホスホン酸無水物(7.37g、6.89mmol、50%酢酸エチル溶液)及びトリエチルアミン(1.17g、11.58mmol)を加え、反応溶液を20℃で12時間撹拌した。反応溶液に水(10mL)及び1MのNaOH水溶液(8mL)を加え、酢酸エチル(30mL×3)で抽出し、有機相を飽和食塩水(10mL)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧濃縮した。粗生成物を分取高速液体クロマトグラフィー(分離カラム:Welch Xtimate C18 150×25mm×5μm;移動相:10mmoLの炭酸水素アンモニウム水溶液-アセトニトリル;勾配:アセトニトリル:16%~46%、9min)により化合物3-2を得た。MS-ESI計算値[M+H]+255、実測値255。
ステップ2
化合物3-2(50mg、196μmol)及び化合物3-3(48mg、216μmol)を1,4-ジオキサン(2mL)及び水(0.4mL)に溶解させ、次に反応溶液に炭酸カリウム(81mg、588μmol)及び[1,1-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(14mg、20μmol)を加えた。反応溶液を窒素ガス保護下で85℃に加熱させて10時間反応させた。反応溶液を減圧濃縮し、粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール、20/1~5/1、V/V)により分離して粗生成物を得、粗生成物を分取高速液体クロマトグラフィー(分離カラム:Phenomenex Synergi C18 150×30mm×4μm;移動相:0.05%の塩酸水溶液-アセトニトリル;勾配:アセトニトリル:22%~52%、10min)により分離し、化合物3の塩酸塩を得た。1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 8.97-8.85 (m, 1H), 8.31-8.15 (m, 1H), 7.20 (s, 1H), 7.11 (s, 1H), 3.86-3.68 (m, 1H), 3.61-3.42 (m, 1H), 3.35 (s, 1H), 3.28-3.17 (m, 2H), 3.10-2.98 (m, 1H), 2.94 (d, J=2.0 Hz, 3H), 2.26 (d, J=3.0 Hz, 4H), 2.15-1.94 (m, 2H), 1.92-1.68 (m, 1H)。MS-ESI計算値[M+H]+395、実測値395。
実施例4
ステップ1
化合物4-1(2.46g、7.86mmol)、4-2(1.00g、7.15mmol)、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(826mg、715μmol)、炭酸カリウム(2.96g、21.4mmol)を水(10mL)及びジオキサン(30mL)に溶解させ、反応溶液を窒素ガス保護下で、90℃で12時間撹拌した。反応溶液を減圧濃縮し、粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル=20/1~5/1)により精製し、化合物4-3を得た。1H NMR (400MHz, CD3OD) 7.67-7.63 (m, 2H), 7.59-7.57 (m, 1H), 7.20-7.15 (m, 3H), 7.09-7.06 (m, 1H), 3.95 (s, 3H)。
ステップ2
化合物4-3(50.0mg、178μmol)、ビス(ピナコラート)ジボロン(90.3mg、356μmol)、酢酸カリウム(52.4mg、534μmol)及び[1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]パラジウム(II)ジクロリドジクロロメタン錯体(14.5mg、17.8μmol)をジオキサン(3mL)に溶解させ、反応溶液を窒素ガス保護下で、100℃で16時間撹拌した。反応溶液を減圧濃縮し、化合物4-4を得た。
ステップ3
化合物4-4(60.0mg、183μmol)、化合物2-3(35.8mg、146μmol)、[1,1-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(13.4mg、18.3μmol)及び炭酸カリウム(75.8mg、549μmol)を水(0.5mL)及びジオキサン(3mL)に溶解させ、反応溶液を窒素ガス保護下で、90℃で12時間撹拌した。反応溶液を減圧濃縮し、粗生成物を薄層クロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール、5/1、V/V)により精製し、化合物4-5を得た。MS-ESI計算値[M+H]+407、実測値407。
ステップ4
化合物4-5(53.0mg、109μmol)を無水ジクロロメタン(5mL)に溶解させ、反応溶液を0℃に冷却させ、次に反応溶液に三臭化ホウ素(136mg、542μmol)を加え、反応溶液を20℃まで昇温させ、12時間撹拌した。反応溶液にメタノール(5mL)を加えてクエンチングさせ、減圧濃縮し、続いてアンモニア水(1mL)を加え、減圧濃縮した。粗生成物を分取高速液体クロマトグラフィー(カラム:Phenomenex Gemini-NX C18 75×30mm×3μm;移動相:10mmol/Lの炭酸水素アンモニウム水溶液-アセトニトリル;勾配:アセトニトリル29%~59%、6.5分)により分離し、化合物4を得た。1H NMR (400MHz, CD3OD) 7.68-7.65 (m, 2H), 7.32-7.30 (m, 1H), 7.22-7.18 (m, 3H), 7.16-7.14 (m, 1H), 6.79 (s, 1H), 4.18-4.11 (m, 1H), 3.11-3.07 (m, 1H), 2.74-2.72 (m, 1H), 2.33 (s, 3H), 2.28 (m, 1H), 2.21 (m, 3H), 2.02 (m, 2H), 1.87-1.82 (m, 1H), 1.77-1.69 (m, 1H), 1.46-1.40 (m, 1H)。MS-ESI計算値[M+H]+393、実測値393。
実施例5
ステップ1
化合物5-1(50.0mg、211μmol)、[1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]パラジウム(II)ジクロリドジクロロメタン錯体(17.2mg、21.1μmol)、ビス(ピナコラート)ジボロン(107mg、422μmol)及び酢酸カリウム(41.4mg、422μmol)をジオキサン(3mL)に溶解させ、反応溶液を窒素ガス保護下で、90℃で12時間撹拌した。反応溶液を減圧濃縮し、化合物5-2を得、精製せずにそのまま次のステップに進めた。
ステップ2
化合物5-2(60.0mg、211μmol)、化合物2-3(41.4mg、169μmol)、[1,1-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(15.5mg、21.1μmol)及び炭酸カリウム(87.6mg、634μmol)を水(0.5mL)及びジオキサン(3mL)に溶解させ、反応溶液を窒素ガス保護下で、90℃で12時間撹拌した。反応溶液を減圧濃縮し、粗生成物を薄層クロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール、5/1、V/V)により精製し、化合物5-3を得た。MS-ESI計算値[M+H]+363、実測値363。
ステップ3
化合物5-3(32.0mg、71.5μmol)を乾燥ジクロロメタン(5mL)に溶解させ、氷水浴で0℃に冷却させ、三臭化ホウ素(89.5mg、357μmol)を反応溶液にゆっくりと加え、反応溶液を20℃まで昇温させ、反応溶液を20℃で12時間撹拌した。反応溶液にメタノール(5mL)を加えてクエンチングさせ、減圧濃縮し、続いてアンモニア水(1mL)を加え、減圧濃縮した。粗生成物を分取高速液体クロマトグラフィー(カラム:Phenomenex Luna C18 75×30mm×3μm;0.05%の塩酸水溶液-アセトニトリル;勾配:アセトニトリル8%~28%、6分)により分離し、化合物5の塩酸塩を得た。1H NMR (400MHz, CD3OD) δ 8.35-8.33 (m, 1H), 7.98-7.96 (m, 1H), 7.71-7.59 (m, 4H), 7.41-7.38 (m, 1H), 4.41-4.32 (m, 1H), 3.90-3.84 (m, 1H), 3.60-3.56 (m, 1H), 3.17-3.03 (m, 1H), 3.03-2.96 (m, 3H), 2.93-2.92 (m, 1H), 2.38-2.37 (m, 3H), 2.31-2.28 (m, 1H), 2.18-2.02 (m, 2H), 1.76-1.66 (m, 1H)。MS-ESI計算値[M+H]+349、実測値349。
実施例6
ステップ1
化合物6-1(300mg、1.76mmol)をN-メチルピロリドン(3mL)に溶解させ、化合物2-2(345mg、2.11mmol)及びN,N-ジイソプロピルエチルアミン(683mg、5.29mmol)を加え、反応溶液をマイクロ波、180℃で2時間撹拌し、反応溶液に水(10mL)を加え、酢酸エチル(20mL×4)で抽出し、有機相を合わせ、有機相を飽和食塩水(20mL×3)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール、10/1~5/1、V/V)により分離して粗生成物を得、SFC(分離カラム:DAICEL CHIRALPAK AS 250mm×30mm×10μm;移動相:超臨界CO2-0.1%アンモニア水溶液-エタノール;勾配:0.1%アンモニア水エタノール溶液20%~20%)により分離し、化合物6-2を得た。MS-ESI計算値[M+H]+297、実測値297。
ステップ2
化合物6-2(75.0mg、253μmol)をジオキサン(3mL)及び水(0.6mL)に溶解させ、中間体A(78.9mg、303μmol)、[1,1-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(18.5mg、25.3μmol)及び炭酸カリウム(87.3mg、632μmol)を加えた。反応溶液を窒素ガス保護下で、100℃で12時間撹拌した。反応溶液を減圧濃縮し、粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール、100/0~10/1、V/V)により分離して粗生成物を得、粗生成物をSFC(分離カラム:DAICEL CHIRALPAK AD 250mm×30mm×10μm;移動相:超臨界CO2-0.1%アンモニア水のエタノール溶液;勾配:0.1%アンモニア水のエタノール溶液55%~55%)により分離し、化合物6を得た。続いてSFC(クロマトグラフィーカラム:Chiralpak AS-3 250mm×30mm×10μm;移動相:超臨界CO2-0.05%ジエチルアミンのエタノール溶液;勾配:0.05%ジエチルアミンのエタノール溶液:5%~40%)によりe.e.値を測定した。e.e.%=100%,RT=2.417min。MS-ESI計算値[M+H]+395、実測値395。
実施例7
ステップ1
化合物7-1(100mg、1.19mmol)を1,4-ジオキサン(8mL)に溶解させ、次に反応溶液に化合物2-2(194mg、1.19mmol)、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(145mg、158μmol)、4,5-ビス(ジフェニルホスフィノ)-9,9-ジメチルキサンテン(183mg、317mmol)及び炭酸セシウム(645mg、1.98mmol)を加えた。反応溶液を窒素ガス保護下で100℃に加熱させて12時間反応させた。反応溶液を減圧濃縮し、粗生成物を分取高速液体クロマトグラフィー(分離カラム:Phenomenex Genimi NX C18 150×40mm×5μm;移動相:0.05%塩酸水溶液-アセトニトリル;勾配:アセトニトリル:1%~25%、10min)により分離し、化合物7-2の塩酸塩を得た。MS-ESI計算値[M+H]+253、実測値253。
ステップ2
化合物7-2の塩酸塩(100mg、396μmol)及び中間体A(206mg、791μmol)を1,4-ジオキサン(4mL)及び水(0.8mL)に溶解させ、次に反応溶液に[1,1-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(29mg、40μmol)及び炭酸カリウム(191mg、1.38mmol)を加えた。反応溶液を窒素ガス保護下で100℃に加熱させて12時間反応させた。反応溶液を減圧濃縮し、粗生成物を分取高速液体クロマトグラフィー(分離カラム:Phenomenex Genimi NX C18 150×40mm×5μm;移動相:0.05%塩酸水溶液-アセトニトリル;勾配:アセトニトリル:1%~25%、10min)により分離し、化合物7の塩酸塩を得た。1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.45 (s, 1H), 7.09 (d, J=7.8 Hz, 1H), 6.95 (d, J=7.8 Hz, 1H), 4.46-4.32 (m, 1H), 3.92-3.87 (m, 1H), 3.54-3.33 (m, 4H), 3.27 (d, J=3.8 Hz, 1H), 3.00-2.97 (m, 2H), 32.94-2.90 (m, 2H), 2.46-2.45 (m, 1H), 2.39-2.32 (m, 1H), 2.30 (s, 3H), 2.19-2.10 (m, 4H), 2.05-1.86 (m, 1H)。MS-ESI計算値[M+H]+351、実測値351。
実施例8
ステップ1
化合物8-1(1.00g、4.46mmol)、ヨードメタン(1.27g、8.93mmol)をアセトニトリル(10mL)に溶解させ、反応溶液に炭酸カリウム(1.85g、13.4mmol)を加え、反応溶液を40℃で12時間撹拌した。反応溶液に飽和炭酸水素ナトリウム溶液(10mL)を加えてクエンチングさせた。減圧濃縮し、粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール、50/1、V/V)により精製し、化合物8-2を得た。MS-ESI計算値[M+H]+240、実測値240。
ステップ2
化合物8-2(500mg、2.10mmol)、酢酸カリウム(412mg、4.20mmol)、ビス(ピナコラート)ジボロン(1.07g、4.20mmol)、[1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]パラジウム(II)ジクロリドジクロロメタン錯体(172mg、210μmol)をジオキサン(10mL)に溶解させ、反応溶液を窒素ガス保護下で、90℃で3時間撹拌した。反応溶液を減圧濃縮し、粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル、100/0~20/1、V/V)により精製し、化合物8-3を得た。1H NMR (400MHz, CD3OD) δ 8.90-8.80 (m, 1H), 8.37-8.34 (m, 1H), 7.80-7.78 (m, 1H), 7.68-7.66 (m, 1H), 7.60-7.57 (m, 1H), 3.08 (s, 3H), 1.43 (s, 12H)。MS-ESI計算値[M+H]+286、実測値286。
ステップ3
化合物8-3(50.0mg、175μmol)、化合物2-3(46.4mg、193μmol)、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(20.3mg、17.5μmol)、炭酸セシウム(171mg、526μmol)を水(0.3mL)及びジオキサン(3mL)に溶解させ、反応溶液を窒素ガス保護下で、90℃で12時間撹拌した。反応溶液を減圧濃縮し、粗生成物を薄層クロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール、5/1、V/V)により精製し、化合物8-4を得た。MS-ESI計算値[M+H]+364、実測値364。
ステップ4
化合物8-4(70.0mg、155μmol)を無水ジクロロメタン(5mL)に溶解させ、氷水浴で0℃に冷却させ、三臭化ホウ素(194mg、774μmol)を反応溶液にゆっくりと加え、反応溶液を20℃で12時間撹拌した。反応溶液にメタノール(5mL)を加えてクエンチングさせ、減圧濃縮し、続いてアンモニア水(1mL)を加え、減圧濃縮し、粗生成物を分取高速液体クロマトグラフィー(カラム:Phenomenex Luna C18 75×30mm×3μm;0.05%の塩酸水溶液-アセトニトリル;勾配:アセトニトリル0%~15%、6min)により分離し、化合物8の塩酸塩を得た。1H NMR (400MHz, CD3OD) δ 9.14-9.13 (m, 1H), 9.05-9.03 (m, 1H), 8.10-8.07 (m, 1H), 7.92-7.89 (m, 1H), 7.80-7.76 (m, 1H), 7.73-7.66 (m, 1H), 4.45-4.33 (m, 1H), 3.86-3.83 (m, 1H), 3.59-3.56 (m, 1H), 3.41-3.35 (m, 1H), 3.16-3.05 (m, 1H), 2.98-2.93 (m, 3H), 2.36 (s, 3H), 2.34-2.29 (m, 1H), 2.16-2.06 (m, 2H), 1.99-1.68 (m, 1H)。MS-ESI計算値[M+H]+350、実測値350。
実施例9
ステップ1
化合物9-1(200mg、1.58mmol)を1,4-ジオキサン(8mL)に溶解させ、次に反応溶液に化合物2-2(387mg、2.38mmol)、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(290mg、317μmol)、4,5-ビス(ジフェニルホスフィノ)-9,9-ジメチルキサンテン(367mg、634μmol)及び炭酸セシウム(1.29g、3.96mmol)を加えた。反応溶液を窒素ガス保護下で100℃に加熱させて12時間反応させた。反応溶液を減圧濃縮し、粗生成物を分取高速液体クロマトグラフィー(分離カラム:Phenomenex Genimi NX C18 150×40mm×5μm;移動相:0.05%の塩酸水溶液-アセトニトリル;勾配:アセトニトリル:1%~25%、10min)により分離し、化合物9-2の塩酸塩を得た。MS-ESI計算値[M+H]+253、実測値253。
ステップ2
化合物9-2の塩酸塩(100mg、396μmol)及び中間体A(206mg、791μmol)を1,4-ジオキサン(4mL)及び水(0.8mL)に溶解させ、次に反応溶液に[1,1-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(29mg、40μmol)及び炭酸カリウム(191mg、1.38mmol)を加えた。反応溶液を窒素ガス保護下で100℃に加熱させて12時間反応させた。反応溶液を減圧濃縮し、粗生成物を分取高速液体クロマトグラフィー(分離カラム:Phenomenex Genimi NX C18 150×40mm×5μm;移動相:0.05%の塩酸水溶液-アセトニトリル;勾配:アセトニトリル:1%~25%、10min)により分離し、化合物9の塩酸塩を得た。1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.63 (s, 1H), 7.12 (d, J=7.6 Hz, 1H), 6.98 (d, J=7.6 Hz, 1H), 4.39 (s, 1H), 3.92-3.86 (m, 1H), 3.55-3.36 (m, 4H), 3.27 (d, J=3.8 Hz, 1H), 3.01-2.98 (m, 2H), 2.95-2.91 (m, 2H), 2.46 (s, 1H), 2.34 (s, 4H), 2.23-2.06 (m, 4H), 1.99 (s, 1H)。MS-ESI計算値[M+H]+351、実測値351。
実施例10
ステップ1
化合物10-1(3.00g、15.9mmol)をN,N-ジメチルホルムアミド(30mL)に溶解させ、氷水浴で0℃に冷却し、反応溶液に水素化ナトリウム(1.14g、28.6mmol、純度:60%)を加え、1時間撹拌し、反応溶液に臭化ベンジル(3.26g、19.1mmol)を加え、反応溶液を20℃で12時間撹拌した。反応溶液を飽和塩化アンモニウム(20mL)でクエンチングさせ、酢酸エチル(20mL×3)で抽出し、有機相を塩酸溶液(1mol/L、20mL×2)、飽和食塩水(20mL×2)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、ろ液を減圧濃縮し、粗生成物を薄層クロマトグラフィー(石油エーテル/ジクロロメタン、0/1、V/V)により精製し、化合物10-2を得た。1H NMR (400MHz, DMSO-d6) δ 9.72 (m, 1H), 7.48-7.40 (m, 4H), 7.36-7.31 (m, 2H), 6.59-6.58 (m, 1H), 6.36-6.33 (m, 1H), 5.14 (s, 2H)。MS-ESI計算値[M+H]+280、実測値280。
ステップ2
化合物10-2(433mg、1.45mmol)をアセトニトリル(10mL)に溶解させ、炭酸セシウム(1.42g、4.36mmol)及び化合物10-3(535mg、2.91mmol)を反応溶液に加え、反応溶液を75℃で12時間撹拌した。反応溶液を減圧濃縮し、粗生成物をカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル、20/1~10/1、V/V)により精製し、化合物10-4を得た。MS-ESI計算値[M+H]+336、実測値336。
ステップ3
化合物10-4(330mg、984μmol)、2-ジシクロヘキシルホスフィノ-2’,6’-ジメトキシビフェニル(80.8mg、197μmol)及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(90.1mg、98.4μmol)をジオキサン(5mL)に溶解させ、トリエチルアミン(299mg、2.95mmol)、ピナコールボラン(252mg、1.97mmol)を反応溶液に加え、反応溶液を窒素ガス保護下で、75℃で12時間撹拌した。反応溶液を減圧濃縮し、化合物10-5を得た。MS-ESI計算値[M+H]+383、実測値383。
ステップ4
化合物10-5(300mg、784μmol)、化合物2-3(208mg、863μmol)、炭酸水素ナトリウム(198mg、2.35mmol)及びテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(90.7mg、78.5μmol)を水(0.3mL)及びジオキサン(3mL)に溶解させ、反応溶液を窒素ガス保護下で、104℃で12時間撹拌した。反応溶液を減圧濃縮し、粗生成物を薄層クロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール、5/1、V/V)により精製して化合物10-6を得た。MS-ESI計算値[M+H]+461、実測値461。
ステップ5
化合物10-6(25mg、54.3μmol)を酢酸エチル(5mL)に溶解させ、反応溶液にパラジウム/炭素(54.3μmol、純度:10%)、酢酸(326μg、5.43μmol)を加え、水素ガスを3回置換し、反応溶液を90℃、15Psiの圧力で12時間撹拌した。反応溶液をろ過し、ろ液を減圧濃縮し、粗生成物を分取高速液体クロマトグラフィー(カラム:Phenomenex Luna C18 75×30mm×3μm;0.05%塩酸水溶液-アセトニトリル;勾配:アセトニトリル13%~33%、6分)により分離し、化合物10の塩酸塩を得た。1H NMR (400MHz, CD3OD) δ 7.65-7.49 (m, 1H), 7.31-7.24 (m, 1H), 6.67 (dd, J=2.2, 8.6 Hz, 1H), 6.59 (d, J=2.2 Hz, 1H), 4.41-4.21 (m, 1H), 3.86-3.78 (m, 3H), 3.56 (d, J=6.4 Hz, 1H), 3.17-3.00 (m, 1H), 3.21-2.78 (m, 4H), 2.39-2.35 (m, 3H), 2.32-2.20 (m, 1H), 2.17-1.96 (m, 3H), 1.73-1.63 (m, 1H), 1.07 (d, J=6.4 Hz, 6H)。MS-ESI計算値[M+H]+371、実測値371。
実施例11
ステップ1
化合物4-1(1.5g、4.79mmol)をジメチルスルホキシド(8mL)に溶解させ、次に反応溶液にメタ重亜硫酸カリウム(2.13g、9.59mmol)、臭化テトラブチルアンモニウム(1.70g、5.27mmol)、酢酸パラジウム(54mg、240μmol)、トリフェニルホスフィン(189mg、719μmol)、o-フェナントロリン(129mg、719μmol)及びギ酸ナトリウム(569μL、11mmol)を加えた。反応溶液を10分間窒素置換し、次に窒素ガス保護下で70℃に加熱させて3時間反応させた。その後、20℃に下げ、ヨードメタン(0.6mL、9.59mmol)を反応系に加え、18時間撹拌し続けた。反応溶液に水(30mL)及び酢酸エチル(20mL×3)を加えて抽出し、有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル、100/1~1/1、V/V)により分離し、化合物11-1を得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.70 (d, J=8.0 Hz, 1H), 7.28-7.22 (m, 1H), 7.14-7.12 (m, 1H), 3.97 (s, 3H), 3.49 (s, 3H)。
ステップ2
化合物11-1(900mg、3.39mmol)を1,4-ジオキサン(10mL)に溶解させ、次にビス(ピナコラート)ジボロン(1.29g、5.09mmol)、[1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(248mg、339μmol)及び炭酸カリウム(1.0g、10.2mmol)を反応溶液に加えた。反応溶液を窒素ガス保護下で100℃に加熱させて12時間反応させた。反応溶液に水(20mL)及び酢酸エチル(20mL×3)を加えて抽出し、有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル、100/1~1/1、V/V)により分離し、化合物11-2を得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.83 (d, J=7.8 Hz, 1H), 7.50 (dd, J=1.4, 7.8 Hz, 1H), 7.37 (d, J=1.4 Hz, 1H), 3.91 (s, 3H), 3.04 (s, 3H), 1.37 (s, 12H)。
ステップ3
化合物11-2(200mg、640μmol)及び化合物2-3(154mg、640μmol)を1,4-ジオキサン(4mL)及び水(0.8mL)に溶解させ、次に反応溶液に[1,1-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(47mg、64μmol)及び炭酸カリウム(310mg、2.24mmol)を加えた。反応溶液を窒素ガス保護下で100℃に加熱させて12時間反応させた。反応溶液を減圧濃縮し、粗生成物を分取高速液体クロマトグラフィー(分離カラム:Phenomenex Genimi NX C18 150×40mm×5μm;移動相:0.05%塩酸水溶液-アセトニトリル;勾配:アセトニトリル:5%~35%、10分)により分離し、化合物11-3の塩酸塩を得た。MS-ESI計算値[M+H]+391、実測値391。
ステップ4
化合物11-3の塩酸塩(45mg、97μmol)をジクロロメタン(5mL)に溶解させ、氷水浴で0℃にし、次に反応溶液に三臭化ホウ素(28μL、291μmol)を加え、反応溶液を窒素ガス保護下で、0℃で2時間反応させた。反応溶液に水(5mL)を加えてクエンチングさせ、減圧濃縮した。粗生成物を分取高速液体クロマトグラフィー(分離カラム:Phenomenex Genimi NX C18 150×40mm×5μm;移動相:0.05%塩酸水溶液-アセトニトリル;勾配:アセトニトリル:1%~30%、10分)により分離し、化合物11の塩酸塩を得た。1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.74-7.45 (m, 4H), 4.47-4.27 (m, 1H), 3.91-3.76 (m, 1H), 3.57 (d, J=11.2 Hz, 1H), 3.20 (s, 3H), 3.00-2.91 (m, 3H), 2.35 (s, 3H), 2.28 (d, J=10.8 Hz, 1H), 2.20 - 2.08 (m, 1H), 1.80-1.63 (m, 1H), 1.22 (s, 3H)。MS-ESI計算値[M+H]+377、実測値377。
実施例12
ステップ1
化合物12-1(12.5g、62.6mmol)を1,4-ジオキサン(200mL)に溶解させ、化合物2-2(8.50g、52.2mmol)、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(4.78g、5.21mmol)、4,5-ビス(ジフェニルホスフィノ)-9,9-ジメチルキサンテン(6.03g、10.43mmol)及び炭酸セシウム(42.5g、130mmol)を加えた。反応溶液を窒素ガス保護下で、90℃で12時間撹拌した。反応溶液をそのまま減圧濃縮し、粗生成物を分取高速液体クロマトグラフィー(分離カラム:Phenomenex Genimi NX C18 150×40mm×5μm;移動相:10mmol/L炭酸水素アンモニウム水溶液-アセトニトリル;勾配:アセトニトリル:30%~60%、10分)により分離し、化合物12-2を得た。1H NMR (400MHz, CDCl3) δ 6.56 (s, 1H), 4.84 (s, 1H), 3.87 (s, 1H), 3.72 (d, J=13.6 Hz, 1H), 3.52-3.43 (m, 1H), 3.32 (d, J=9.2 Hz, 2H), 2.29 (s, 3H), 1.99 - 1.94 (m, 1H), 1.74-1.66 (m, 2H), 1.58 (s, 1H), 1.44 (s, 9H).MS-ESI計算値[M+H]+327、実測値327。
ステップ2
化合物12-2(2.10g、6.43mmol)をテトラヒドロフラン(20mL)に溶解させ、0℃で水素化ナトリウム(386mg、9.64mmol、純度:60%)を加え、次にクロロギ酸ベンジル(2.19g、12.9mmol)を加え、反応溶液を60℃で12時間撹拌した。反応溶液に水(10mL)及び酢酸エチル(30mL×3)を加えて抽出し、有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル、100/1~3/1、V/V)により分離し、化合物12-3を得た。MS-ESI計算値[M-56+H]+405、実測値405。
ステップ3
化合物12-3(600mg、1.30mmol)を酢酸エチル(5mL)に溶解させ、塩化水素・酢酸エチル溶液(4mol/L、10mL)を加え、反応溶液を25℃で1時間撹拌した。反応溶液を減圧濃縮して化合物12-4の塩酸塩を得、精製せずにそのまま次のステップに進めた。MS-ESI計算値[M+H]+361、実測値361。
ステップ4
化合物12-4の塩酸塩(200mg、503μmol)をアセトニトリル(10mL)に溶解させ、ブロモアセトニトリル(121mg、1.01mmol)及び炭酸カリウム(278mg、2.01mmol)を加え、反応溶液を25℃で12時間撹拌した。反応溶液を減圧濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル、100/1~1/1、V/V)により分離し、化合物12-5を得た。MS-ESI計算値[M+H]+400、実測値400。
ステップ5
化合物12-5(190mg、475μmol)をジオキサン(2mL)及び水(0.4mL)に溶解させ、中間体A(136mg、523μmol)、[1,1-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(34.8mg、47.5μmol)及び炭酸カリウム(164mg、1.19mmol)を加えた。反応溶液を窒素ガス保護下で、100℃で12時間撹拌した。反応溶液を減圧濃縮し、粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル、100/1~0/1、V/V)により分離して粗生成物を得、粗生成物を高速液体クロマトグラフィー(カラム:Phenomenex Genimi NX C18 150×40mm×5μm;移動相:0.05%塩酸水溶液-アセトニトリル;勾配:アセトニトリル10%~40%、10分)により分離し、化合物12a及び12bの塩酸塩を得た。化合物12a及び12bの塩酸塩を分取高速液体クロマトグラフィー(カラム:Phenomenex Gemini-NX 80×30mm×3μm;移動相:10mmol/Lの炭酸水素アンモニウム水溶液-アセトニトリル;勾配:アセトニトリル38%~68%、9分)により分離し、化合物12a及び化合物12bを得た。
化合物12a: 1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.04 (d, J=7.2 Hz, 1H), 6.85 (d, J=7.2 Hz, 1H), 6.81 (s, 1H), 4.20-4.14 (m, 1H), 3.71 (s, 2H), 3.08-3.06 (m, 1H), 2.98-2.89 (m, 4H), 2.73-2.71 (m, 1H), 2.48-2.44 (m, 1H), 2.36-2.31 (m, 1H), 2.18 (s, 3H), 2.15-2.10 (m, 2H), 1.98-1.95 (m, 1H), 1.92-1.87 (m, 1H), 1.77-1.69 (m, 1H), 1.49-1.47 (m, 1H)。MS-ESI計算値[M+H]+364、実測値364。
化合物12b: 1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.02 (d, J=7.6 Hz, 1H), 6.83 (d, J=7.6 Hz, 1H), 6.81 (s, 1H), 4.19-4.15 (m, 1H), 3.01 (d, J=4.0 Hz, 2H), 2.96-2.88 (m, 5H), 2.57-2.54 (m, 1H), 2.47-2.44 (m, 1H), 2.36-2.33 (m, 1H), 2.17 (s, 3H), 2.15-2.08 (m, 2H), 1.86-1.81 (m, 2H), 1.71-1.68 (m, 1H), 1.58-1.52 (m, 1H)。MS-ESI計算値[M+H]+382、実測値382。
実施例13
ステップ1
化合物12-4の塩酸塩(200mg、503μmol)をメタノール(5mL)及びジクロロメタン(5mL)に溶解させ、化合物13-1(72.6mg、1.01mmol)、酢酸(60.5mg、1.01mmol)、トリエチルアミン(50.9mg、503μmol)及びトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(320mg、1.51mmol)を加え、反応溶液を25℃で12時間撹拌した。反応溶液に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えてpH=8に中和し、酢酸エチル(10mL×3)で抽出し、有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル、100/1~0/1、V/V)により分離し、化合物13-2を得た。
ステップ2
化合物13-2(46.0mg、110μmol)をジオキサン(2mL)及び水(0.4mL)に溶解させ、中間体A(31.6mg、121μmol)、[1,1-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(8.07mg、11.0μmol)及び炭酸カリウム(38.1mg、276μmol)を加えた。反応溶液を窒素ガス保護下で、100℃で12時間撹拌した。反応溶液を減圧濃縮し、粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル、100/1~0/1、V/V)により分離し、化合物13-3を得た。MS-ESI計算値[M+H]+515、実測値515。
ステップ3
化合物13-3(50.0mg、97.2μmol)をテトラヒドロフラン(4mL)に溶解させ、湿ったパラジウム/炭素(1.00mg、純度:10%)を加え、水素ガスを3回置換し、反応溶液を25℃、15Psiの圧力で12時間撹拌した。反応溶液をろ過し、ろ液をそのまま減圧濃縮して粗生成物を得、粗生成物を分取高速液体クロマトグラフィー(カラム:Phenomenex Gemini-NX 80×30mm×3μm;移動相:10mmol/Lの炭酸水素アンモニウム水溶液-アセトニトリル;勾配:アセトニトリル32%~62%、9分)により分離し、化合物13を得た。1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.03 (d, J=7.6 Hz, 1H), 6.85 (d, J=7.6 Hz, 1H), 6.81 (s, 1H), 4.71-4.68 (m, 3H), 4.64-4.61 (m, 2H), 4.17-4.13 (m, 1H), 3.56-3.53 (m, 1H), 2.98-2.89 (m, 5H), 2.55 (s, 1H), 2.18 (s, 3H), 2.15-2.12 (m, 2H), 2.01 (s, 2H), 1.86-1.83 (m, 1H), 1.76-1.68 (m, 1H), 1.51 (s, 1H)。MS-ESI計算値[M+H]+381、実測値381。
実施例14
ステップ1
化合物14-1(260mg、250μmol)及び化合物2-3(100mg、498μmol)を1,4-ジオキサン(5mL)及び水(1mL)に溶解させ、次に反応溶液に[1,1-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(18mg、25μmol)及び炭酸カリウム(103mg、0.75mmol)を加えた。反応溶液を窒素ガス保護下で110℃に加熱させて12時間反応させた。反応溶液を減圧濃縮し、粗生成物を分取高速液体クロマトグラフィー(分離カラム:Phenomenex Genimi NX C18 150×40mm×5μm;移動相:0.05%塩酸水溶液-アセトニトリル;勾配:アセトニトリル:5%~35%、10分)により分離し、化合物14-2の塩酸塩を得た。MS-ESI計算値[M+H]+363、実測値363。
ステップ2
化合物14-2の塩酸塩(45mg、103μmol)をジクロロメタン(3mL)に溶解させ、氷水浴で0℃にし、次に反応溶液に三臭化ホウ素(30μL、310μmol)を加え、反応溶液を窒素ガス保護下で、20℃で2時間反応させた。反応溶液に水(5mL)を加えてクエンチングさせ、減圧濃縮した。粗生成物を分取高速液体クロマトグラフィー(分離カラム:Phenomenex Genimi NX C18 150×40mm×5μm;移動相:0.05%塩酸水溶液-アセトニトリル;勾配:アセトニトリル1%~30%、10分)により分離し、化合物14の塩酸塩を得た。1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 8.04-7.94 (m, 1H), 7.90 (d, J=8.0 Hz, 1H), 7.79 (d, J=8.0 Hz, 1H), 7.74-7.52 (m, 2H), 7.47-7.32 (m, 2H), 4.52-4.22 (m, 1H), 3.97-3.73 (m, 1H), 3.59-3.56 (m, 1H), 3.24-3.02 (m, 2H), 3.00-2.85 (m, 3H), 2.46-2.34 (m, 3H), 2.33-1.94 (m, 3H), 1.78-1.68 (m, 1H)。MS-ESI計算値[M+H]+349、実測値349。
実施例15
ステップ1
化合物15-1(5g、35.7mmol)をN,N-ジメチルホルムアミド(30mL)に溶解させ、次に反応溶液に1,2-ジブロモエタン(6.7g、35.7mmol)及び炭酸カリウム(19.7g、143mmol)を加えた。反応溶液を窒素ガス保護下で60℃に加熱させて6時間反応させた。反応溶液に水(50mL)及び酢酸エチル(30mL×3)を加えて抽出し、有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル、100/1~1/1、V/V)により分離し、化合物15-2を得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 6.86-6.71 (m, 1H), 6.60-6.44 (m, 2H), 4.39-4.30 (m, 2H), 4.28-4.26 (m, 2H), 3.95-3.81 (m, 3H)。
ステップ2
化合物15-2(5g、30mmol)をジクロロメタン(10mL)に溶解させ、氷水浴で0℃に冷却し、次に反応溶液にN-ブロモスクシンイミド(5.36g、30mmol)を加えた。反応溶液を窒素ガス保護下で、20℃で2時間反応させた。反応溶液に水(30mL)及び酢酸エチル(20mL×3)を加えて抽出し、有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル、100/1~1/1、V/V)により分離し、化合物15-3を得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 6.98 (d, J=9.0 Hz, 1H), 6.57 (d, J=9.0 Hz, 1H), 4.34-4.30 (m, 2H), 4.28-4.24 (m, 2H), 3.94-3.84 (m, 3H)。
ステップ3
化合物15-3(760mg、3.10mmol)を1,4-ジオキサン(10mL)に溶解させ、次にビス(ピナコラート)ジボロン(1.18g、4.65mmol)、[1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(226mg、310μmol)及び炭酸カリウム(0.91g、9.30mmol)を反応溶液に加えた。反応溶液を窒素ガス保護下で100℃に加熱させて12時間反応させた。反応溶液に水(10mL)及び酢酸エチル(20mL×3)を加えて抽出し、有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル、100/1~1/1、V/V)により分離し、化合物15-4を得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.18 (d, J=8.0 Hz, 1H), 6.64 (d, J=8.0 Hz, 1H), 4.31-4.21 (m, 4H), 3.85 (s, 3H), 1.38-1.30 (m, 12H)。
ステップ4
化合物15-4(218mg、748μmol)及び化合物2-3(60mg、249μmol)を1,4-ジオキサン(5mL)及び水(1mL)に溶解させ、次に反応溶液に[1,1-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(18mg、25μmol)及び炭酸カリウム(120mg、0.87mmol)を加えた。反応溶液を窒素ガス保護下で100℃に加熱させて12時間反応させた。反応溶液を減圧濃縮し、粗生成物を分取高速液体クロマトグラフィー(分離カラム:Phenomenex Genimi NX C18 150×40mm×5μm;移動相:0.05%塩酸水溶液-アセトニトリル;勾配:アセトニトリル:5%~35%、10分)により分離し、化合物15-5の塩酸塩を得た。MS-ESI計算値[M+H]+371、実測値371。
ステップ5
化合物15-5の塩酸塩(45mg、97μmol)をジクロロメタン(5mL)に溶解させ、氷水浴で0℃にし、次に反応溶液に三臭化ホウ素(28μL、291μmol)を加え、反応溶液を窒素ガス保護下で、0℃で2時間反応させた。反応溶液に水(5mL)を加えてクエンチングさせ、減圧濃縮した。粗生成物を分取高速液体クロマトグラフィー(分離カラム:Phenomenex Genimi NX C18 150×40mm×5μm;移動相:0.05%塩酸水溶液-アセトニトリル;勾配:アセトニトリル:1%~30%、10分)により分離し、化合物15の塩酸塩を得た。1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.78-7.42 (m, 1H), 6.85 (s, 1H), 6.61 (d, J=6.8 Hz, 1H), 4.37 (s, 5H), 3.93-3.75 (m, 1H), 3.56 (d, J=10.4 Hz, 1H), 3.22-3.00 (m, 1H), 2.90 (s, 4H), 2.45-2.29 (m, 3H), 2.25 (d, J=11.2 Hz, 1H), 2.29-1.87 (m, 2H), 1.72-1.69 (m, 1H)。MS-ESI計算値[M+H]+357、実測値357。
実施例16
ステップ1
化合物16-1(3.00g、13.5mmol)、化合物16-2(1.19g、13.8mmol)、トリシクロヘキシルホスフィン(950mg、3.39mmol)及び炭酸セシウム(8.83g、27.1mmol)をトルエン(100mL)及び水(10.0mL)に溶解させ、窒素ガス保護下で、反応溶液に酢酸パラジウム(304mg、1.35mmol)を加え、80℃で12時間撹拌して反応させた。反応溶液をろ過し、ろ液を減圧濃縮し、粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル、20/1、V/V)により分離精製し、化合物16-3を得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.24 (d, J=8.0 Hz, 1H), 6.69 (d, J=4.0 Hz, 1H), 6.62-6.60 (m, 1H), 3.91 (s, 3H), 1.93-1.86 (m, 1H), 1.02-0.97 (m, 2H), 0.72-0.68 (m, 2H)。
ステップ2
化合物16-3(1.00g、5.48mmol)、ビス(ピナコラト)ジボロン(1.46g、5.75mmol)及び酢酸カリウム(1.07g、10.9mmol)を1,4-ジオキサン(20.0mL)に溶解させ、窒素ガス保護下で、反応溶液にビス(トリ-tert-ブチルホスフィン)パラジウム(0)(280mg、0.547mmol)を加え、115℃で12時間撹拌して反応させた。反応溶液をろ過し、ろ液を減圧濃縮し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル、20/1、V/V)により分離精製し、化合物16-4を得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.50 (d, J=8.0 Hz, 1H), 6.57-6.52 (m, 2H), 3.75 (s, 3H), 1.84-1.77 (m, 1H), 1.26 (s, 12H), 0.92-0.88 (m, 2H), 0.68-0.64 (m, 2H)。
ステップ3
化合物16-4(171mg、0.623mmol)、化合物2-3(100mg、0.415mmol)及びリン酸カリウム(176mg、0.831mmol)を1,4-ジオキサン(5mL)及び水(0.5mL)に溶解させ、窒素ガス保護下で、反応溶液に[1,1’-ビス(ジ-tert-ブチルホスフィノ)フェロセン]パラジウム(II)ジクロリドジクロロメタン錯体(33.9mg、41.5μmol)を加え、115℃で12時間撹拌して反応させた。反応溶液をろ過し、ろ液を減圧濃縮し、残留物を薄層クロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール/トリエチルアミン、5/1/0.002、V/V/V)により分離・精製し、化合物16-5を得た。MS-ESI計算値[M+H]+353、実測値353。
ステップ4
化合物16-5(60.0mg、166μmol)を無水ジクロロメタン(3.00mL)に溶解させ、0℃で三臭化ホウ素(125mg、499μmol)をゆっくりと滴下した。反応溶液を20℃で1時間撹拌して反応させた。反応溶液を水(3.00mL)でクエンチングさせ、減圧濃縮し、残留物を分取高速液体クロマトグラフィー(YMC Triart 30×150mm×7μm;移動相:0.05%の塩酸水溶液-アセトニトリル;勾配:アセトニトリル12%~32%、7min)により分離・精製し、化合物16の塩酸塩を得た。1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.47 (s, 1H), 7.23-7.20 (m, 1H), 6.80-6.78 (m, 1H), 6.73 (s, 1H), 4.34-4.24 (m, 1H), 3.85-3.79 (m, 1H), 3.56-3.53 (m, 1H), 3.05-2.99 (m, 1H), 2.94-2.88 (m, 3H), 2.35-2.33 (m, 3H), 2.26-2.23 (m, 1H), 2.12-1.99 (m, 1H), 1.97-1.91 (m, 3H), 1.71-1.61 (m, 1H), 1.08-1.03 (m, 2H), 0.77-0.73 (m, 2H)。MS-ESI計算値[M+H]+339、実測値339。
実施例17
ステップ1
化合物17-1(1.00g、4.67mmol)をジクロロメタン(10mL)に溶解させ、クロロギ酸ベンジル(1.19g、7.00mmol)、トリエチルアミン(1.42g、14.0mmol)及び4-ジメチルアミノピリジン(57.0mg、467μmol)を加え、反応溶液を25℃で12時間撹拌した。反応溶液に水(20mL)を加え、ジクロロメタン(20mL×3)で抽出し、有機相を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル、100/1~3/1、V/V)により分離し、化合物17-2を得た。MS-ESI計算値[M-56+H]+293、実測値293。
ステップ2
化合物17-2(1.15g、3.30mmol)を酢酸エチル(5mL)に溶解させ、塩化水素・酢酸エチル溶液(4mol/L、10mL)を加え、反応溶液を25℃で1時間撹拌した。反応溶液をそのまま濃縮して化合物17-3の塩酸塩を得、精製せずにそのまま次のステップに進めた。MS-ESI計算値[M+H]+249、実測値249。
ステップ3
化合物17-3の塩酸塩(820mg、3.30mmol)をジクロロメタン(10mL)及びメタノール(10mL)に溶解させ、ホルムアルデヒド水溶液(804mg、9.91mmol、純度:37%)、酢酸(397mg、6.60mmol)、トリエチルアミン(334mg、3.30mmol)及びトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(2.10g、9.91mmol)を加え、反応溶液を25℃で12時間撹拌した。反応溶液をそのまま減圧濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール、100/1~10/1、V/V)により分離し、化合物17-4を得た。MS-ESI計算値[M+H]+263、実測値263。
ステップ4
化合物17-4(600mg、2.29mmol)をテトラヒドロフラン(3mL)に溶解させ、湿式パラジウム/炭素(4.00mg、純度:10%)を加え、水素ガスで3回置換し、反応溶液を25℃、水素ガス(15Psi)下で12時間撹拌した。反応溶液をろ過し、ろ液をそのまま減圧濃縮し、化合物17-5を得た。1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 2.92-2.89 (m, 1H), 2.64 (s, 2H), 2.32-2.28 (m, 1H), 2.25 (s, 3H), 2.12-2.04 (m, 1H), 1.80-1.73 (m, 1H), 1.56-1.50 (m, 2H), 0.96 (d, J=6.8 Hz, 3H)。
ステップ5
化合物17-5(220mg、1.72mmol)を1,4-ジオキサン(5mL)に溶解させ、化合物2-2(364mg、2.23mmol)、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(157mg、172μmol)、4,5-ビス(ジフェニルホスフィノ)-9,9-ジメチルキサンテン(199mg、343μmol)及び炭酸セシウム(1.68g、5.15mmol)を加えた。窒素ガスで3回置換し、反応溶液を110℃で12時間撹拌した。反応溶液をそのまま減圧濃縮し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール、100/1~10/1、V/V)により分離し、化合物17-6を得た。MS-ESI計算値[M+H]+255、実測値255。
ステップ6
化合物17-6(80.0mg、314μmol)をジオキサン(2mL)及び水(0.4mL)に溶解させ、中間体A(40.8mg、157μmol)、[1,1-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(23.0mg、31.4μmol)及び炭酸カリウム(109mg、785μmol)を加えた。窒素ガスで3回置換し、反応溶液を100℃で12時間撹拌した。反応溶液をそのまま減圧濃縮し、粗生成物を分取高速液体クロマトグラフィー(カラム:Xtimate C18 150×40mm×5μm;移動相:0.05%の塩酸水溶液-アセトニトリル;勾配:アセトニトリル5%~35%、10min)により分離し、化合物17の塩酸塩を得た。1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.80 (s, 1H), 7.14 (d, J=7.6 Hz, 1H), 7.00 (d, J=7.6 Hz, 1H), 4.37 (s, 1H), 3.84 (d, J=13.2 Hz, 1H), 3.58 (d, J=13.2 Hz, 1H), 3.30-3.22 (m, 1H), 3.18-3.12 (m, 1H), 3.04-2.94 (m, 5H), 2.89 (s, 3H), 2.36 (s, 3H), 2.20-2.14 (m, 3H), 1.97-1.90 (m, 1H), 1.21-1.17 (m, 3H)。MS-ESI計算値[M+H]+353、実測値353。
実施例18
ステップ1
化合物16-1(3.00g、13.5mmol)及び[1,1’-ビス(ジ-tert-ブチルホスフィノ)フェロセン]パラジウム(II)ジクロリドジクロロメタン錯体(1.11g、1.35mmol)を無水テトラヒドロフラン(90.0mL)に溶解させ、窒素ガス保護下で、化合物18-1(18.0mL、36.0mmol、2mol/Lのテトラヒドロフラン溶液)を滴下し、反応溶液を窒素ガス保護下で、60℃で12時間撹拌した。反応溶液を飽和塩化アンモニウム水溶液(50mL)でクエンチングさせ、酢酸エチル(50mL×2)で抽出し、有機相を合わせて飽和食塩水(100mL×1)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、ろ液を減圧濃縮し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル、20/1、V/V)により分離・精製し、化合物18-2を得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.26 (d, J=8.0 Hz, 1H), 6.73-6.70 (m, 2H), 3.91 (s, 3H), 2.47 (d, J=7.2 Hz, 2H), 1.93-1.83 (m, 1H), 0.93 (d, J=6.8 Hz, 6H)。
ステップ2
化合物18-2(100mg、0.503mmol)、ビス(ピナコラート)ジボロン(134mg、0.528mmol)、2-ジシクロヘキシルホスフィノ-2,4,6-トリイソプロピルビフェニル(48.0mg、0.101mmol)及び酢酸ナトリウム(50.0mg、0.604mmol)を1,4-ジオキサン(3mL)に溶解させ、窒素ガス保護下で、反応溶液にビス(ジベンジリデンアセトン)パラジウム(0)(29.0mg、50.3μmol)を加え、80℃で12時間撹拌して反応させた。反応溶液をろ過し、ろ液を減圧濃縮し、残留物を薄層クロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル、20/1、V/V)により分離・精製し、化合物18-3を得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.61 (d, J=8.0 Hz, 1H), 6.76 (d, J=8.0 Hz, 1H), 6.66 (s, 1H), 3.85 (s, 3H), 2.49 (d, J=7.2 Hz, 2H), 1.94-1.84 (m, 1H), 1.37 (s, 12H), 0.92 (d, J=6.8 Hz, 6H)。
ステップ3
化合物2-3(50.0mg、0.208mmol)、化合物18-3(167mg、0.575mmol)及びリン酸カリウム(88.2mg、0.415mmol)を1,4-ジオキサン(5mL)及び水(0.5mL)に溶解させ、窒素ガス保護下で、反応溶液に[1,1’-ビス(ジ-tert-ブチルホスフィノ)フェロセン]パラジウム(II)ジクロリドジクロロメタン錯体(17.0mg、20.8μmol)を加え、110℃で12時間撹拌して反応させた。反応溶液をろ過し、ろ液を減圧濃縮し、粗生成物を薄層クロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール/トリエチルアミン、5/1/0.002、V/V/V)により分離・精製し、化合物18-4を得た。MS-ESI計算値[M+H]+369、実測値369。
ステップ4
化合物18-4(78.0mg、154μmol)を無水ジクロロメタン(3.00mL)に溶解させ、0℃で三臭化ホウ素(116mg、461μmol)をゆっくりと滴下した。反応溶液を25℃で1時間撹拌して反応させた。反応溶液を0℃でメタノール(3.00mL)でクエンチングさせた後、減圧濃縮し、粗生成物を分取高速液体クロマトグラフィー(YMC Triart 30×150mm×7μm;移動相:0.05%の塩酸水溶液-アセトニトリル;勾配:アセトニトリル:23%~43%、9min)により分離・精製し、化合物18の塩酸塩を得た。1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.53 (s, 1H), 7.29-7.27 (m, 1H), 6.92-6.88 (m, 2H), 4.37-4.29 (m, 1H), 3.87-3.81 (m, 1H), 3.58-3.55 (m, 1H), 3.17-3.04 (m, 1H), 2.96-2.90 (m, 4H), 2.54 (d, J=8.0 Hz, 2H), 2.37-2.36 (m, 3H), 2.28-2.25 (m, 1H), 2.13-2.01 (m, 1H), 1.97-1.91 (m, 2H), 1.74-1.64 (m, 1H), 0.97 (d, J=6.4 Hz, 6H)。MS-ESI計算値[M+H]+355、実測値355。
実施例19
ステップ1
化合物12-4(550mg、1.38mmol)を無水テトラヒドロフラン(4mL)に溶解させ、窒素ガス保護下で、反応溶液に化合物19-1(0.21mL、2.77mmol)を加えた。反応溶液を70℃で12時間撹拌して反応させた。その後、反応系を氷水浴で0℃に冷却させ、反応系にトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(880mg、4.15mmol)を加え、70℃に昇温させて1時間撹拌した。反応溶液を水(10mL)でクエンチングさせ、酢酸エチル(10mL×3)で抽出し、有機相を合わせて飽和食塩水(20mL×1)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、ろ液を減圧濃縮し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール、5/1~0/1、V/V)により分離・精製し、化合物19-2を得た。MS-ESI計算値[M+H]+415、実測値415。
ステップ2
化合物19-2(101mg、0.36mmol)及び中間体A(103mg、0.40mmol)を1,4-ジオキサン(4mL)及び水(0.8mL)に溶解させ、窒素ガス保護下で、反応溶液に[1,1-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(26mg、36μmol)及び炭酸カリウム(125mg、0.90mmol)を加えた。反応溶液を100℃で12時間撹拌して反応させた。反応溶液をそのまま減圧濃縮し、粗生成物を分取高速液体クロマトグラフィー(カラム:Xtimate C18 150×40mm×5μm;移動相:0.05%の塩酸水溶液-アセトニトリル;勾配:アセトニトリル10%~30%、6min)により分離し、化合物19の塩酸塩を得た。MS-ESI計算値[M+H]+379、実測値379。
実施例20
ステップ1
臭化銅(2.81g、12.5mmol)を酢酸エチル(8mL)に加え、この懸濁液を80℃で10分間撹拌し、化合物20-1(478mg、3.14mmol)をクロロホルム(8mL)に溶解させた後、上記懸濁液に加え、反応溶液を80℃で12時間撹拌して反応させた。反応溶液を減圧濃縮し、残留物を酢酸エチル(50mL)で希釈してろ過し、ろ液を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(50mL×1)で洗浄し、有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥させてろ過し、減圧濃縮して化合物20-2を得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.50 (d, J=5.2 Hz, 1H), 7.19 (d, J=5.2 Hz, 1H), 3.18 (s, 4H)。MS-ESI計算値[M+H]+310、311、312、実測値310、311、312。
ステップ2
化合物20-2(950mg、3.06mmol)及び炭酸リチウム(1.36g、18.4mmol)をN,N-ジメチルホルムアミド(10.0mL)に溶解させ、100℃で6時間撹拌して反応させた。反応溶液をろ過し、ろ液を塩酸水溶液(1.00mol/L)でpHを1に調節し、酢酸エチル(50mL×2)で抽出し、有機相を合わせて順次に水(60mL×3)及び飽和食塩水(100mL×1)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧濃縮し、化合物20-3を得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.43 (d, J=4.0 Hz, 1H), 7.33-7.32 (m, 1H), 7.31-7.30 (m, 1H), 7.27-7.25 (m, 1H), 5.79 (s, 1H)。
ステップ3
化合物20-3(770mg、3.36mmol)をアセトニトリル(10mL)に溶解させ、炭酸カリウム(929mg、6.72mmol)及び硫酸ジメチル(530mg、4.20mmol)を反応溶液に加え、窒素ガス保護下で、60℃で12時間撹拌して反応させた。反応溶液をろ過し、ろ液を減圧濃縮し、残留物をメタノール(10mL)に溶解させ、水酸化ナトリウム(1.0g)を加え、室温で1時間撹拌して過剰の硫酸ジメチルを分解し、反応溶液をろ過し、ろ液を減圧濃縮し、残留物をジクロロメタン(50mL)に溶解させ、水(50mL×1)及び飽和食塩水(50mL×1)で順次に洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧濃縮し、残留物を薄層クロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル、5/1、V/V)により分離・精製し、化合物20-4を得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.57-7.51 (m, 2H), 7.49-7.45 (m, 2H), 4.03 (s, 3H)。
ステップ4
化合物20-4(445mg、1.83mmol)、ビス(ピナコラート)ジボロン(558mg、2.20mmol)及び酢酸カリウム(359mg、3.66mmol)を1,4-ジオキサン(10.0mL)に溶解させ、窒素ガス保護下で、ジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)(128mg、183μmol)を反応溶液に加え、90℃で12時間撹拌して反応させた。反応溶液をろ過し、ろ液を減圧濃縮し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(10/1、石油エーテル/酢酸エチル、Rf=0.30)により分離・精製し、化合物20-5を得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.61-7.59 (m, 1H), 7.55-7.53 (m, 1H), 7.43-7.41 (m, 1H), 7.29-7.27 (m, 1H), 3.93 (s, 3H), 1.31 (s, 12H)。MS-ESI計算値[M+H]+291、実測値291。
ステップ5
化合物20-5(70.0mg、0.291mmol)、化合物2-3(110mg、0.378mmol)及びリン酸カリウム(123mg、0.581mmol)を1,4-ジオキサン(5mL)及び水(0.5mL)に溶解させ、窒素ガス保護下で、反応溶液に[1,1’-ビス(ジ-tert-ブチルホスフィノ)フェロセン]パラジウム(II)ジクロリドジクロロメタン錯体(23.8mg、29.1μmol)を加え、110℃で12時間撹拌して反応させた。反応溶液をろ過し、ろ液を減圧濃縮し、残留物を薄層クロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール/トリエチルアミン、5/1/0.002、V/V)により分離・精製し、化合物20-6を得た。MS-ESI計算値[M+H]+369、実測値369。
ステップ6
化合物20-6(110mg、289μmol)を無水ジクロロメタン(5.00mL)に溶解させ、0℃で三臭化ホウ素(217mg、866μmol)をゆっくりと滴下した。反応溶液を25℃で12時間撹拌して反応させた。反応溶液を0℃でメタノール(3.00mL)でクエンチングさせた後、減圧濃縮し、残留物を分取高速液体クロマトグラフィー(YMCTriart30×150mm×7μm;移動相A:0.05%の塩酸水溶液、移動相B:アセトニトリル;B%:9%~29%、10min)により分離・精製し、化合物20の塩酸塩を得た。1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.61-7.59 (m, 1H), 7.56-7.55 (m, 2H), 7.52-7.29 (m, 1H), 7.22-7.19 (m, 1H), 4.27-4.21 (m, 1H), 3.78-3.71 (m, 1H), 3.46-3.43 (m, 1H), 3.07-2.93 (m, 2H), 2.85-2.80 (m, 3H), 2.26-2.24 (m, 3H), 2.17-2.09 (m, 1H), 2.04-1.92 (m, 2H), 1.88-1.56 (m, 1H)。MS-ESI計算値[M+H]+355、実測値355。
実施例21
ステップ1
化合物4-4(600mg、1.83mmol)をジクロロメタン(10mL)に溶解させ、氷水浴で0℃に冷却させ、三臭化ホウ素(0.53mL、5.48mmol)を加え、反応溶液を0℃で0.5時間撹拌した。反応溶液に水(10mL)を加えてクエンチングさせ、酢酸エチル(20mL×3)で抽出し、有機相を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール、100/1~10/1、V/V)により分離し、化合物21-1を得た。1H NMR (400MHz, CD3OD) δ 7.59-7.51 (m, 3H), 7.13-7.08 (m, 2H), 7.03 - 7.01 (m, 1H), 6.94 (d, J=1.6 Hz, 1H).
ステップ2
化合物21-1(173mg、0.53mmol)を1,4-ジオキサン(2mL)及び水(0.5mL)に溶解させ、化合物13-2(200mg、0.48mmol)、[1,1-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(35mg、48μmol)及び炭酸カリウム(166mg、1.20mmol)を加えた。窒素ガスで3回置換し、反応溶液を100℃で12時間撹拌した。反応溶液をそのまま減圧濃縮し、残留物を薄層クロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール、100/0~10/1、V/V)により分離し、化合物21-2の粗生成物を得、粗生成物を分取高速液体クロマトグラフィー(カラム:Phenomenex C18 80×40mm×3μm;移動相:0.05%のアンモニア水溶液-アセトニトリル;勾配:アセトニトリル43%~73%、8min)により分離し、化合物21-2を得た。MS-ESI計算値[M+H]+569、実測値569。
ステップ3
化合物21-2(260mg、0.46mmol)を無水テトラヒドロフラン(20mL)に溶解させ、湿式パラジウム/炭素(80mg、純度:10%)を加え、水素ガスで3回置換し、反応溶液を25℃、15Psiの圧力で12時間撹拌した。反応溶液をろ過し、ろ液をそのまま減圧濃縮して化合物21の粗生成物を得、粗生成物を分取高速液体クロマトグラフィー(カラム:Phenomenex C18 80×40mm×3μm;移動相:0.05%のアンモニア水溶液-アセトニトリル;勾配:アセトニトリル39%~69%、8min)により分離し、化合物21を得た。1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.72-7.61 (m, 2H), 7.61-7.50 (m, 1H), 7.30 (d, J=7.8 Hz, 1H), 7.23-7.15 (m, 2H), 7.14 (d, J=1.8 Hz, 1H), 6.80 (s, 1H), 4.74-4.65 (m, 3H), 4.62 (t, J=6.4 Hz, 1H), 4.18-4.14 (m, 1H), 3.57-3.50 (m, 1H), 2.93 (d, J=9.2 Hz, 1H), 2.54 (s, 1H), 2.19 (s, 3H), 2.10 (s, 1H), 1.99 (s, 2H), 1.86 - 1.82 (m, 1H), 1.77-1.62 (m, 1H), 1.55-1.45 (m, 1H)。
実施例22
ステップ1
化合物16-4(500mg、1.82mmol)をジクロロメタン(5mL)に溶解させ、氷水浴で0℃に冷却させ、三臭化ホウ素(0.35mL、3.65mmol)を加え、反応溶液を0℃で0.5時間撹拌した。反応溶液に水(10mL)を加えてクエンチングさせ、酢酸エチル(20mL×3)で抽出し、有機相を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール、100/1~10/1、V/V)により分離し、化合物22-1を得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.82-7.59 (m, 1H), 6.96-6.82 (m, 1H), 6.71-6.62 (m, 1H), 1.96-1.82 (m, 1H), 1.09-0.97 (m, 2H), 0.80-0.75 (m, 2H)。
ステップ2
化合物22-1(195mg、1.09mmol)を1,4-ジオキサン(10mL)及び水(2mL)に溶解させ、化合物13-2(380mg、911μmol)、[1,1-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(66.7mg、91.2μmol)及び炭酸カリウム(315mg、2.28mmol)を加えた。窒素ガスで3回置換し、反応溶液を100℃で12時間撹拌した。反応溶液をそのまま減圧濃縮し、残留物を薄層クロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール、100/0~10/1、V/V)により分離し、化合物22の粗生成物を得、粗生成物を分取高速液体クロマトグラフィー(カラム:Phenomenex C18 80×40mm×3μm;移動相:0.05%のアンモニア水溶液-アセトニトリル;勾配:アセトニトリル33%~63%、8min)により分離し、化合物22を得た。1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.08 (d, J=8.0 Hz, 1H), 6.77 (s, 1H), 6.66 (d, J=8.0 Hz, 1H), 6.61 (s, 1H), 4.69-4.59 (m, 4H), 4.14-4.10 (m, 1H), 3.55-3.49 (m, 1H), 2.92-2.90 (m, 1H), 2.55-2.53 (m, 1H), 2.13 (s, 3H), 2.09-2.03 (m, 1H), 1.97 (s, 2H), 1.90-1.80 (m, 2H), 1.73-1.65 (m, 1H), 1.50-1.42 (m, 1H), 0.99-0.95 (m, 2H), 0.71-0.67 (m, 2H)。MS-ESI計算値[M+H]+381、実測値381。
実施例23
化合物12-5(160mg、400μmol)を1,4-ジオキサン(2mL)及び水(0.4mL)に溶解させ、化合物22-1(85.5mg、480μmol)、[1,1-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(29.3mg、40.0μmol)及び炭酸カリウム(138mg、1.00mmol)を加えた。窒素ガスで3回置換し、反応溶液を100℃で12時間撹拌した。反応溶液をそのまま減圧濃縮し、残留物を薄層クロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール、100/0~10/1、V/V)により分離し、化合物23の粗生成物を得、粗生成物を分取高速液体クロマトグラフィー(カラム:Phenomenex C18 80×40mm×3μm;移動相:0.05%のアンモニア水溶液-アセトニトリル;勾配:アセトニトリル37%~67%、8min)により分離し、化合物23を得た。1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.08 (d, J=8.0 Hz, 1H), 6.76 (s, 1H), 6.67 (d, J=8.0 Hz, 1H), 6.61 (s, 1H), 4.17-4.13 (m, 1H), 3.69 (s, 2H), 3.07-3.04 (m, 1H), 2.71-2.68 (m, 1H), 2.44 (t, J=8.8 Hz, 1H), 2.31 (t, J=8.8 Hz, 1H), 2.14 (s, 3H), 1.94-1.85 (m, 3H), 1.75-1.67 (m, 1H), 1.47- 1.41 (m, 1H), 1.00-0.95 (m, 2H), 0.71-0.67 (m, 2H)。MS-ESI計算値[M+H]+364、実測値364。
実施例24
ステップ1
化合物16-1(2.81g、12.7mmol)及び化合物24-1(2.0g、15.9mmol)を1,4-ジオキサン(50mL)及び水(10mL)に溶解させ、窒素ガス保護下で、反応溶液に[1,1-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(2.32g、2.77mmol)及び炭酸カリウム(6.58g、47.6mmol)を加えた。反応溶液を100℃で12時間撹拌して反応させた。反応溶液をそのまま減圧濃縮し、粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル、100/1~10/1、V/V)により分離し、化合物24-2を得た。1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.26 (d, J=8.0 Hz, 1H), 6.97-6.81 (m, 2H), 6.12-6.01 (m, 1H), 3.96-3.84 (m, 3H), 2.44-2.30 (m, 2H), 2.26-2.11 (m, 2H), 1.83-1.72 (m, 2H), 1.70-1.59 (m, 2H)。
ステップ2
化合物24-2(1.0g、4.49mmol)、ビス(ピナコラート)ジボロン(1.71g、6.74mmol)、2-ジシクロヘキシルホスフィノ-2,4,6-トリイソプロピルビフェニル(428mg、0.90mmol)及び酢酸ナトリウム(737mg、8.98mmol)を1,4-ジオキサン(10mL)に溶解させ、窒素ガス保護下で、反応溶液にビス(ジベンジリデンアセトン)パラジウム(0)(258mg、0.45mmol)を加え、115℃で12時間撹拌して反応させた。反応溶液をそのまま減圧濃縮し、粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル、100/1~10/1、V/V)により分離し、化合物24-3を得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.67-7.60 (m, 1H), 6.96 (dd, J=1.2, 7.8 Hz, 1H), 6.87 (d, J=1.2 Hz, 1H), 6.18 - 6.13 (m, 1H), 3.89-3.84 (m, 3H), 2.49-2.36 (m, 2H), 2.23-2.21 (m, 2H), 1.85-1.72 (m, 2H), 1.71-1.59 (m, 2H), 1.39-1.31 (m, 12H)。
ステップ3
化合物24-3(1.5g、4.77mmol)をジクロロメタン(100mL)に溶解させ、氷水浴で0℃に冷却させ、三臭化ホウ素(1.38mL、14.3mmol)を加え、反応溶液を0℃で0.5時間撹拌した。反応溶液に水(30mL)を加えてクエンチングさせ、酢酸エチル(300mL×3)で抽出し、有機相を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール、100/1~10/1、V/V)により分離し、化合物24-4を得た。1H NMR (400MHz, CD3OD) δ 6.93-6.87 (m, 1H), 6.82-6.77 (m, 1H), 6.73-6.67 (m, 1H), 6.15 (s, 1H), 2.45-2.31 (m, 2H), 2.27-2.14 (m, 2H), 1.85-1.74 (m, 2H), 1.72-1.58 (m, 2H)
ステップ4
化合物24-4(157mg、0.72mmol)及び化合物13-2(200mg、0.48mmol)を1,4-ジオキサン(8mL)及び水(1.6mL)に溶解させ、次に反応溶液に[1,1-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(35mg、48μmol)及び炭酸カリウム(199mg、1.44mmol)を加えた。反応溶液を窒素ガス保護下で100℃に加熱させて12時間反応させた。反応溶液を減圧濃縮し、粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール、100/1~10/1、V/V)により分離し、化合物24-5を得た。MS-ESI計算値[M+H]+555、実測値555。
ステップ5
化合物24-5(200mg、0.36mmol)を無水エタノール(20mL)に溶解させ、湿式パラジウム/炭素(80mg、純度:10%)を加え、水素ガスで3回置換し、反応溶液を25℃、15Psiの圧力で12時間撹拌した。反応溶液をろ過し、ろ液をそのまま減圧濃縮して化合物24a及び化合物24bの粗生成物を得、粗生成物を分取高速液体クロマトグラフィー(カラム:Phenomenex C18 80×40mm×3μm;移動相:0.05%のアンモニア水溶液-アセトニトリル;勾配:アセトニトリル43%~73%、8min)により分離し、化合物24a及び化合物24bを得た。
化合物24a: 1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.13 (d, J=7.8 Hz, 1H), 6.82 (d, J=8.0 Hz, 1H), 6.78 (s, 2H), 4.73-4.66 (m, 3H), 4.66-4.57 (m, 1H), 4.22-4.09 (m, 1H), 3.61-3.50 (m, 1H), 2.94 (d, J=9.2 Hz, 1H), 2.67-2.41 (m, 2H), 2.17 (s, 4H), 2.02 (s, 2H), 1.89 (s, 5H), 1.80-1.65 (m, 2H), 1.55-1.39 (m, 5H), 1.32 (d, J=10.0 Hz, 1H)。MS-ESI計算値[M+H]+423、実測値423。
化合物24b: 1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.17 (d, J=8.0 Hz, 1H), 7.01 (d, J=7.8 Hz, 1H), 6.96 (s, 1H), 6.89 (s, 1H), 6.19 (s, 1H), 4.76-4.67 (m, 3H), 4.67-4.59 (m, 2H), 4.20-4.06 (m, 1H), 3.62 (t, J=6.4 Hz, 1H), 2.98 (d, J=8.8 Hz, 1H), 2.62 (s, 1H), 2.43 (d, J=1.8 Hz, 2H), 2.25 (d, J=3.6 Hz, 2H), 2.19 (s, 3H), 2.07- 2.03 (m, 2H), 1.91-1.79 (m, 3H), 1.78-1.65 (m, 3H), 1.53 (d, J=10.4 Hz, 1H)。MS-ESI計算値[M+H]+421、実測値421。
実施例25
ステップ1
化合物16-1(3.80g、17.2mmol)、化合物25-1(1.80g、18.0mmol)及び炭酸セシウム(11.2g、34.3mmol)をトルエン(50mL)及び水(5mL)に溶解し、窒素ガス保護下、反応溶液に[1,1’-ビス(ジ-tert-ブチルホスフィノ)フェロセン]パラジウム(II)ジクロリドジクロロメタン錯体(1.40g、1.72mmol)を加え、110℃で12時間撹拌して反応させた。反応溶液をろ過し、ろ液を減圧濃縮し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(20/1、石油エーテル/酢酸エチル、Rf=0.55)により分離・精製し、化合物25-2を得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.30-7.28 (m, 1H), 6.79-6.77 (m, 2H), 3.93 (s, 3H), 3.58-3.50 (m, 1H), 2.41-2.34 (m, 2H), 2.20-2.10 (m, 2H), 2.08-1.98 (m, 1H), 1.91-1.84 (m, 1H)。
ステップ2
化合物25-2(300mg、1.53mmol)、ビス(ピナコラート)ジボロン(426mg、1.68mmol)、2-ジシクロヘキシルホスフィノ-2,4,6-トリイソプロピルビフェニル(145mg、0.305mmol)及び酢酸ナトリウム(150mg、1.83mmol)を1,4-ジオキサン(6.00mL)に溶解させ、窒素ガス保護下で、反応溶液にビス(ジベンジリデンアセトン)パラジウム(0)(87.7mg、152μmol)を加え、115℃で12時間撹拌して反応させた。反応溶液をろ過し、ろ液を減圧濃縮し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(20/1、石油エーテル/酢酸エチル、Rf=0.25)により分離・精製し、化合物25-3を得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.64-7.63 (m, 1H), 6.83 (d, J=8.0 Hz, 1H), 6.71 (s, 1H), 3.86 (s, 3H), 3.61-3.52 (m, 1H), 2.40-2.32 (m, 2H), 2.22-2.12 (m, 2H), 2.09-2.02 (m, 1H), 1.91-1.83 (m, 1H), 1.36 (s, 12H)。
ステップ3
化合物25-3(230mg、798μmol)を無水ジクロロメタン(5.00mL)に溶解させ、0℃で三臭化ホウ素(400mg、1.60mmol)をゆっくりと滴下した。反応溶液を0℃で0.5時間撹拌して反応させた。反応溶液を0℃で水(30.0mL)でクエンチングさせ、ジクロロメタン(30mL×2)で抽出し、有機相を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧濃縮し、残留物を薄層クロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール、20/1、V/V)により分離・精製し、化合物25-4を得た。1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.50 (br s, 1H), 6.72-6.70 (m, 1H), 6.64 (s, 1H), 3.54-3.45 (m, 1H), 2.36-2.31 (m, 2H), 2.19-2.09 (m, 2H), 2.08-2.00 (m, 1H), 1.90-1.82 (m, 1H)。
ステップ4
化合物25-4(60.0mg、0.312mmol)、化合物13-2(100mg、0.240mmol)及び炭酸カリウム(66.3mg、0.479mmol)を1,4-ジオキサン(5mL)及び水(0.5mL)に溶解させ、窒素ガス保護下で、反応溶液に[1,1’-ビス(ジ-tert-ブチルホスフィノ)フェロセン]パラジウム(II)ジクロリドジクロロメタン錯体(17.6mg、24.0μmol)を加え、110℃で12時間撹拌して反応させた。反応溶液をろ過し、ろ液を減圧濃縮し、残留物を分取高速液体クロマトグラフィー(Waters Xbridge 150×25mm×5μm;移動相A:10mmol/L炭酸水素アンモニウム水溶液;移動相B:アセトニトリル;B%:40%~70%、10min)により分離・精製し、化合物25を得た。1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.14 (d, J=8.0 Hz, 1H), 6.82 (d, J=8.0 Hz, 1H), 6.79 (s, 2H), 4.71-4.68 (m, 2H), 4.64-4.62 (m, 4H), 4.18-4.12 (m, 1H), 3.60-3.52 (m, 2H), 2.94-2.92 (m, 1H), 2.59-2.56 (m, 1H), 2.41-2.34 (m, 2H), 2.21-2.18 (m, 1H), 2.16 (s, 3H), 2.13-2.08 (m, 1H), 2.06-2.00 (m, 2H), 1.93-1.83 (m, 2H), 1.76-1.68 (m, 1H), 1.54-1.45 (m, 1H)。MS-ESI計算値[M+H]+395、実測値395。
実施例26
ステップ1
化合物20-5(763mg、2.63mmol)を無水ジクロロメタン(8.00mL)に溶解させ、0℃で三臭化ホウ素(1.32g、5.26mmol)をゆっくりと滴下した。反応溶液を0℃で0.5時間撹拌して反応させた。反応溶液を0℃で水(30.0mL)でクエンチングさせ、ジクロロメタン(30mL×2)で抽出し、有機相を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧濃縮し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(10/1、ジクロロメタン/メタノール、Rf=0.40)により分離・精製し、化合物26-1を得た。1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.58-7.52 (m, 1H), 7.51-7.49 (m, 1H), 7.40-7.35 (m, 2H)。
ステップ2
化合物13-2(120mg、0.288mmol)、化合物26-1(100mg、0.515mmol)及び炭酸カリウム(119mg、0.863mmol)を1,4-ジオキサン(6mL)及び水(0.6mL)に溶解させ、窒素ガス保護下で、反応溶液に[1,1’-ビス(ジ-tert-ブチルホスフィノ)フェロセン]パラジウム(II)ジクロリドジクロロメタン錯体(21.1mg、28.8μmol)を加え、110℃で12時間撹拌して反応させた。反応溶液をろ過し、ろ液を減圧濃縮し、残留物を分取高速液体クロマトグラフィー(Waters Xbridge 150×25mm×5μm;移動相A:0.05%のアンモニア水溶液;移動相B:アセトニトリル;B%:22%~50%、9min)により分離・精製し、化合物26を得た。1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.61 (d, J=4.0 Hz, 1H), 7.51-7.49 (m, 2H), 7.26 (d, J=8.0 Hz, 1H), 6.86 (s, 1H), 4.72-4.69 (m, 2H), 4.65-4.62 (m, 2H), 4.21-4.14 (m, 1H), 3.57-3.54 (m, 1H), 2.95-2.91 (m, 1H), 2.60-2.56 (m, 1H), 2.22 (s, 3H), 2.18-2.10 (m, 1H), 2.06-2.00 (m, 2H), 1.89-1.83 (m, 1H), 1.77-1.69 (m, 1H), 1.56-1.47 (m, 1H)。MS-ESI計算値[M+H]+397、実測値397。
実施例27
ステップ1
化合物27-1(1.82g、16.3mmol)を1,4-ジオキサン(20mL)及び水(4mL)に溶解させ、化合物16-1(3g、13.6mmol)、[1,1-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(1.98g、2.71mmol)及び炭酸カリウム(5.62g、40.6mmol)を加えた。窒素ガスで3回置換し、反応溶液を100℃で12時間撹拌した。反応溶液をそのまま減圧濃縮し、粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル、100/1~10/1、V/V)により分離し、化合物27-2を得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.29 (d, J=8.4 Hz, 1H), 7.00 (s, 1H), 6.97 (d, J=8.4 Hz, 1H), 6.19-6.18 (m, 1H), 3.93 (s, 3H), 2.72-2.68 (m, 2H), 2.57-2.52 (m, 2H), 2.08-2.00 (m, 2H)。
ステップ2
化合物27-2(2.00g、9.58mmol)を1,4-ジオキサン(30mL)に溶解させ、ビス(ピナコラート)ジボロン(3.65g、14.4mmol)、酢酸ナトリウム(1.57g、19.2mmol)、2-ジシクロヘキシルホスフィノ-2,4,6-トリイソプロピルビフェニル(914mg、1.92mmol)及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(878mg、958μmol)を加えた。窒素ガスで3回置換し、反応溶液を115℃で12時間撹拌した。反応溶液をそのまま減圧濃縮し、粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル、100/1~10/1、V/V)により分離し、化合物27-3を得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.43 (d, J=2.4 Hz, 1H), 7.03-7.01 (m, 1H), 6.93 (s, 1H), 6.26-6.25 (m, 1H), 3.86 (s, 3H), 2.74-2.70 (m, 2H), 2.56-2.52 (m, 2H), 2.07-2.01 (m, 2H), 1.36 (s, 12H)。
ステップ3
化合物27-3(2.50g、8.33mmol)をジクロロメタン(30mL)に溶解させ、0℃で三臭化ホウ素(4.17g、16.7mmol)を加え、反応溶液を0℃で0.5時間撹拌した。反応溶液に水(10mL)、酢酸エチル(20mL×3)を加えて抽出し、有機相を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール、100/1~10/1、V/V)により分離し、化合物27-4を得た。1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.53 (d, J=7.6 Hz, 1H), 6.95 (d, J=7.6 Hz, 1H), 6.82 (s, 1H), 6.22 (s, 1H), 2.69-2.65 (m, 2H), 2.54-2.49 (m, 2H), 2.05-2.00 (m, 2H)。
ステップ4
化合物27-4(294mg、1.44mmol)を1,4-ジオキサン(10mL)及び水(2mL)に溶解させ、化合物13-2(500mg、1.20mmol)、[1,1-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(87.8mg、120μmol)及び炭酸カリウム(414mg、3.00mmol)を加えた。窒素ガスで3回置換し、反応溶液を100℃で12時間撹拌した。反応溶液をそのまま減圧濃縮し、残留物を薄層クロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル、100/1~0/1、V/V)により分離し、化合物27-5を得た。MS-ESI計算値[M+H]+541、実測値541。
ステップ5
化合物27-5(360mg、666μmol)をテトラヒドロフラン(10mL)に溶解させ、湿式パラジウム/炭素(100mg、純度:10%)を加え、水素ガスで3回置換し、反応溶液を25℃、15Psiの圧力で12時間撹拌した。反応溶液をろ過し、ろ液をそのまま減圧濃縮して化合物27a及び化合物27bの粗生成物を得、粗生成物を分取高速液体クロマトグラフィー(カラム:Phenomenex C18 80×40mm×3μm;移動相:0.05%のアンモニア水溶液-アセトニトリル;勾配:アセトニトリル39%~69%、8min)により分離し、化合物27a及び化合物27bを得た。
化合物27a:1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.11 (d, J=8.0 Hz, 1H), 6.83 (dd, J=1.6, 8.0 Hz, 1H), 6.80 (d, J=1.2, 1H),6.76 (d, J=1.2, 1H), 4.69-4.65 (m, 3H), 4.63-4.59 (m, 1H), 4.15-4.11 (m, 1H), 3.56-3.49 (m, 1H), 3.04-2.95 (m, 1H), 2.91-2.89 (m, 1H), 2.55-2.53 (m, 1H), 2.14 (s, 3H), 2.11-2.04 (m, 3H), 2.00-1.95 (m, 2H), 1.88-1.78 (m, 3H), 1.76-1.59 (m, 5H), 1.49-1.46 (m, 1H)。MS-ESI計算値[M+H]+409、実測値409。
化合物27b:1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.16 (d, J=8.0 Hz, 1H), 7.06 (dd, J=1.2, 8.0 Hz, 1H), 6.99 (d, J=1.2 Hz, 1H), 6.77 (s, 1H), 6.24-6.22 (m, 1H), 4.70-4.66 (m, 4H), 4.17-4.11 (m, 1H), 3.56-3.50 (m, 1H), 2.93-2.89 (m, 1H), 2.73-2.69 (m, 2H), 2.57-2.52 (m, 3H), 2.15 (s, 3H), 2.08-1.98 (m, 5H), 1.85-1.81 (m, 1H), 1.72-1.62 (m, 1H), 1.49-1.47 (m, 1H)。MS-ESI計算値[M+H]+407、実測値407。
実施例28
ステップ1
化合物5-2(0.5g、1.76mmol)をジクロロメタン(100mL)に溶解させ、氷水浴で0℃に冷却させ、三臭化ホウ素(0.34mL、3.52mmol)を加え、反応溶液を0℃で0.5時間撹拌した。反応溶液に水(10mL)を加えてクエンチングさせ、酢酸エチル(20mL×3)で抽出し、有機相を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール、100/1~10/1、V/V)により分離し、化合物28-1を得た。1H NMR (400MHz, DMSO-d6) δ 8.24-7.99 (m, 1H), 7.89-7.71 (m, 2H), 7.69-7.50 (m, 1H), 7.48-7.29 (m, 2H)。
ステップ2
化合物28-1(100mg、0.53mmol)及び化合物13-2(266mg、0.64mmol)を1,4-ジオキサン(10mL)及び水(2mL)に溶解させ、次に反応溶液に[1,1-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(78mg、106μmol)及び炭酸カリウム(220mg、1.60mmol)を加えた。反応溶液を窒素ガス保護下で100℃に加熱させて12時間反応させた。反応溶液を減圧濃縮し、粗生成物を分取高速液体クロマトグラフィー(カラム:Phenomenex C18 80×40mm×3μm;移動相:0.05%のアンモニア水溶液-アセトニトリル;勾配:アセトニトリル35%~65%、8min)により分離し、化合物28を得た。1H NMR (400MHz, CD3OD) δ 8.41-8.26 (m, 1H), 7.89-7.77 (m, 1H), 7.53-7.47 (m, 2H), 7.46-7.35 (m, 2H), 6.88 (s, 1H), 4.75-4.67 (m, 3H), 4.65-4.59 (m, 1H), 4.25-4.14 (m, 1H), 3.58-3.52 (m, 1H), 2.93 (d, J=8.0 Hz, 1H), 2.56 (s, 1H), 2.28 (s, 3H), 2.12 (s, 1H), 2.07-1.93 (m, 2H), 1.87 - 1.84 (m, 1H), 1.77 - 1.69 (m, 1H), 1.52-1.51 (m, 1H)。MS-ESI計算値[M+H]+391、実測値391。
実施例29
ステップ1
化合物29-1(2.0g、13.6mmol)を1,4-ジオキサン(40mL)及び水(8mL)に溶解させ、化合物16-1(3.0g、13.6mmol)、[1,1-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(1.99g、2.72mmol)及び炭酸カリウム(5.64g、40.8mmol)を加えた。窒素ガスで3回置換し、反応溶液を100℃で12時間撹拌した。反応溶液をそのまま減圧濃縮し、粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル、100/1~10/1、V/V)により分離し、化合物29-2を得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.82-7.72 (m, 2H), 7.71-7.59 (m, 2H), 7.47 (d, J=7.8 Hz, 1H), 7.15-7.06 (m, 2H), 3.99 (s, 3H)。
ステップ2
化合物29-2(2.00g、8.21mmol)を1,4-ジオキサン(20mL)に溶解させ、ビス(ピナコラート)ジボロン(3.13g、12.3mmol)、酢酸ナトリウム(1.35g、16.4mmol)、2-ジシクロヘキシルホスフィノ-2,4,6-トリイソプロピルビフェニル(783mg、1.64mmol)及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(472mg、821μmol)を加えた。窒素ガスで3回置換し、反応溶液を115℃で12時間撹拌した。反応溶液をそのまま減圧濃縮し、粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル、100/1~10/1、V/V)により分離し、化合物29-3を得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.80 (d, J=7.6 Hz, 1H), 7.76-7.67 (m, 4H), 7.19 - 7.17 (m, 1H), 7.04 (d, J=1.2 Hz, 1H), 3.93 (s, 3H), 1.44-1.36 (m, 12H)。
ステップ3
化合物29-3(2.50g、7.46mmol)をジクロロメタン(30mL)に溶解させ、0℃で三臭化ホウ素(2.16mL、22.4mmol)を加え、反応溶液を0℃で0.5時間撹拌した。反応溶液に水(40mL)を加え、酢酸エチル(40mL×3)で抽出し、有機相を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール、100/1~10/1、V/V)により分離し、化合物29-4を得た。1H NMR (400MHz, DMSO-d6) δ 7.93-7.83 (m, 4H), 7.77 (d, J=7.6 Hz, 1H), 7.2 (dd, J=1.6, 8.0 Hz, 1H), 7.13-7.08 (m, 1H)。
ステップ4
化合物29-4(104mg、0.44mmol)を1,4-ジオキサン(10mL)及び水(2mL)に溶解させ、化合物13-2(219mg、0.53mmol)、[1,1-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(64mg、88μmol)及び炭酸カリウム(182mg、1.32mmol)を加えた。窒素ガスで3回置換し、反応溶液を100℃で12時間撹拌した。反応溶液をそのまま減圧濃縮し、残留物を薄層クロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル、100/1~0/1、V/V)により分離し、化合物29-5を得た。
ステップ5
化合物29-5(263mg、0.46mmol)を無水テトラヒドロフラン(20mL)に溶解させ、湿式パラジウム/炭素(80mg、純度:10%)を加え、水素ガスで3回置換し、反応溶液を25℃、15Psiの圧力で12時間撹拌した。反応溶液をろ過し、ろ液をそのまま減圧濃縮して化合物29の粗生成物を得、粗生成物を分取高速液体クロマトグラフィー(カラム:Phenomenex C18 80×40mm×3μm;移動相:0.05%のアンモニア水溶液-アセトニトリル;勾配:アセトニトリル34%~64%、8min)により分離し、化合物29を得た。1H NMR (400MHz, CD3OD) δ 7.84 (d, J=1.0 Hz, 4H), 7.42-7.35 (m, 1H), 7.31-7.27 (m, 1H), 7.23 (d, J=1.6 Hz, 1H), 6.82 (s, 1H), 4.75-4.66 (m, 3H), 4.66-4.54 (m, 1H), 4.24-4.10 (m, 1H), 3.58 - 3.52 (m, 1H), 2.94 (d, J=9.2 Hz, 1H), 2.56 (s, 1H), 2.20 (s, 3H), 2.12 (s, 1H), 2.01 (s, 2H), 1.84 (d, J=3.8 Hz, 1H), 1.78-1.65 (m, 1H), 1.52 (s, 1H)。MS-ESI計算値[M+H]+442、実測値442。
実施例30
ステップ1
化合物12-4の塩酸塩(300mg、755μmol)をテトラヒドロフラン(10mL)に溶解させ、3-テトラヒドロフラノン(195mg、2.27mmol)を加え、反応溶液を70℃で12時間撹拌し、次に0℃でトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(320mg、1.51mmol)を加え、反応溶液を25℃で1時間撹拌した。反応溶液に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えてpH=8に中和し、酢酸エチル(10mL×3)で抽出し、有機相を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル、100/1~0/1、V/V)により分離し、化合物30-1を得た。MS-ESI計算値[M+H]+431、実測値431。
ステップ2
化合物30-1(160mg、371μmol)をジオキサン(2mL)及び水(0.4mL)に溶解させ、化合物22-1(79.3mg、446μmol)、[1,1-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(27.2mg、37.1μmol)及び炭酸カリウム(128mg、928μmol)を加えた。窒素ガスで3回置換し、反応溶液を100℃で12時間撹拌した。反応溶液をそのまま減圧濃縮し、残留物を薄層クロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル、100/1~0/1、V/V)により分離し、化合物30-2を得た。MS-ESI計算値[M+H]+529、実測値529。
ステップ3
化合物30-2(120mg、227μmol)をテトラヒドロフラン(5mL)に溶解させ、湿式パラジウム/炭素(50.0mg、純度:10%)を加え、水素ガスで3回置換し、反応溶液を25℃、15Psiの圧力で12時間撹拌した。反応溶液をろ過し、ろ液をそのまま減圧濃縮して化合物30の粗生成物を得、粗生成物を分取高速液体クロマトグラフィー(カラム:Phenomenex C18 80×40mm×3μm;移動相:0.05%のアンモニア水溶液-アセトニトリル;勾配:アセトニトリル35%~65%、8min)により分離し、化合物30を得た。1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.07 (d, J=7.6 Hz, 1H), 6.74 (s, 1H), 6.66 (dd, J=1.6, 7.6 Hz, 1H), 6.61 (d, J=1.6 Hz, 1H), 4.11-4.07 (m, 1H), 3.95-3.83 (m, 2H), 3.77-3.58 (m, 3H), 3.16-2.97 (m, 2H), 2.79-2.62 (m, 1H), 2.29-2.19 (m, 1H), 2.13 (s, 3H), 2.10-2.04 (m, 2H), 2.00-1.97 (m, 1H), 1.91-1.84 (m, 2H), 1.82-1.76 (m, 1H), 1.72-1.63 (m, 1H), 1.03-0.91 (m, 2H), 0.70-0.66 (m, 2H)。MS-ESI計算値[M+H]+395、実測値395。
実施例31
ステップ1
化合物12-4の塩酸塩(300mg、755μmol)をテトラヒドロフラン(10mL)に溶解させ、テトラヒドロピラン-4-オン(227mg、2.27mmol)を加え、反応溶液を70℃で12時間撹拌し、次に0℃でトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(320mg、1.51mmol)を加え、反応溶液を25℃で1時間撹拌した。反応溶液に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えてpH=8に中和し、酢酸エチル(10mL×3)で抽出し、有機相を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル、100/1~0/1、V/V)により分離し、化合物31-1を得た。MS-ESI計算値[M+H]+445、実測値445。
ステップ2
化合物31-1(200mg、449μmol)をジオキサン(2mL)及び水(0.4mL)に溶解させ、化合物22-1(96.0mg、539μmol)、[1,1-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(32.9mg、45.0μmol)及び炭酸カリウム(155mg、1.12mmol)を加えた。窒素ガスで3回置換し、反応溶液を100℃で12時間撹拌した。反応溶液をそのまま減圧濃縮し、残留物を薄層クロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル、100/1~0/1、V/V)により分離し、化合物31-2を得た。MS-ESI計算値[M+H]+543、実測値543。
ステップ3
化合物31-2(74.0mg、136μmol)をテトラヒドロフラン(5mL)に溶解させ、湿式パラジウム/炭素(50.0mg、純度:10%)を加え、水素ガスで3回置換し、反応溶液を25℃、15Psiの圧力で12時間撹拌した。反応溶液をろ過し、ろ液をそのまま減圧濃縮して化合物31の粗生成物を得、粗生成物を分取高速液体クロマトグラフィー(カラム:Phenomenex C18 80×40mm×3μm;移動相:0.05%のアンモニア水溶液-アセトニトリル;勾配:アセトニトリル38%~68%、8min)により分離し、化合物31を得た。1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.08 (d, J=8.0 Hz, 1H), 6.74 (d, J=1.6 Hz, 1H), 6.67 (dd, J=1.6, 8.0 Hz, 1H), 6.61 (d, J=1.6 Hz, 1H), 4.11-4.06 (m, 1H), 4.00-3.97 (m, 2H), 3.43-3.37 (m, 2H), 3.20-3.13 (m, 1H), 2.85-2.82 (m, 1H), 2.61-2.54 (m, 1H), 2.36 (t, J=9.6 Hz, 1H), 2.23 (t, J=9.6 Hz, 1H), 2.13 (s, 3H), 2.03-1.98 (m, 1H), 1.91-1.86 (m, 1H), 1.85-1.79 (m, 3H), 1.72-1.54 (m, 3H), 1.45-1.41 (m, 1H), 0.99-0.93 (m, 2H), 0.71-0.67 (m, 2H)。MS-ESI計算値[M+H]+409、実測値409。
実施例32
ステップ1
化合物12-4の塩酸塩(500mg、1.26mmol)をテトラヒドロフラン(8mL)に溶解させ、テトラヒドロピラン-4-オン(287mg、2.52mmol)を加え、反応溶液を70℃で3時間撹拌し、次に0℃でトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(533mg、2.52mmol)を加え、反応溶液を25℃で1時間撹拌した。反応溶液に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えてpH=8に中和し、酢酸エチル(10mL×3)で抽出し、有機相を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル、100/1~0/1、V/V)により分離し、化合物32-1を得た。MS-ESI計算値[M+H]+459、実測値459。
ステップ2
化合物32-1(400mg、872μmol)をジオキサン(5mL)及び水(1mL)に溶解させ、中間体22-1(186mg、1.05μmol)、[1,1-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(63.8mg、87.2μmol)及び炭酸カリウム(301mg、2.18mmol)を加えた。窒素ガスを3回置換し、反応溶液を100℃で12時間撹拌した。反応溶液をそのまま減圧濃縮し、残留物を薄層クロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル、100/1~0/1、V/V)により分離し、化合物32-2を得た。MS-ESI計算値[M+H]+543、実測値543。
ステップ3
化合物32-2(200mg、359μmol)をテトラヒドロフラン(5mL)に溶解させ、湿式パラジウム/炭素(50.0mg、純度:10%)を加え、水素ガスで3回置換し、反応溶液を65℃、15Psiの圧力で12時間撹拌した。反応溶液をろ過し、ろ液をそのまま減圧濃縮して化合物32の粗生成物を得、粗生成物を分取高速液体クロマトグラフィー(カラム:Phenomenex C18 80×40mm×3μm;移動相:0.05%のアンモニア水溶液-アセトニトリル;勾配:アセトニトリル43%~73%、8min)により分離し、化合物32を得た。1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.08 (d, J=8.0 Hz, 1H), 6.75 (s, 1H), 6.66 (dd, J=1.6, 8.0 Hz, 1H), 6.61 (s, 1H), 4.10-4.06 (m, 1H), 3.93-3.90 (m, 2H), 3.44-3.37 (m, 2H), 2.94 (s, 1H), 2.62 (s, 1H), 2.23-2.13 (m, 7H), 1.91-1.64 (m, 7H), 1.44-1.42 (m, 1H), 1.29-1.19 (m, 2H), 0.99-0.95 (m, 2H), 0.75-0.67 (m, 2H)。MS-ESI計算値[M+H]+423、実測値423。
実施例33
ステップ1
化合物33-1(1.00g、5.65mmol)をジクロロメタン(8mL)に溶解させ、0℃で三臭化ホウ素(2.83g、11.3mmol)を加え、反応溶液を0℃で0.5時間撹拌した。反応溶液に水(10mL)を加えてクエンチングさせ、ジクロロメタン(20mL×3)で抽出し、有機相を合わせ、有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール、100/1~10/1、V/V)により分離し、化合物33-2を得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.64 (s, 1H), 7.14 (dd, J=1.2, 7.6 Hz, 1H), 7.05 (s, 1H)。
ステップ2
化合物33-2(164mg、1.01mmol)をジオキサン(5mL)及び水(1mL)に溶解させ、化合物13-2(350mg、840μmol)、[1,1-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(61.4mg、84.0μmol)及び炭酸カリウム(290mg、2.10mmol)を加えた。窒素ガスで3回置換し、反応溶液を100℃で12時間撹拌した。反応溶液をそのまま減圧濃縮し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル、100/1~0/1、V/V)により分離し、化合物33-3を得た。MS-ESI計算値[M+H]+500、実測値500。
ステップ3
化合物33-3(400mg、801μmol)をテトラヒドロフラン(10mL)に溶解させ、湿式パラジウム/炭素(40.0mg、純度:10%)を加え、水素ガスで3回置換し、反応溶液を25℃、15Psiの圧力で12時間撹拌した。反応溶液をろ過し、ろ液をそのまま減圧濃縮して化合物33の粗生成物を得、粗生成物を分取高速液体クロマトグラフィー(カラム:Phenomenex C18 80×40mm×3μm;移動相:0.05%のアンモニア水溶液-アセトニトリル;勾配:アセトニトリル15%~45%、8min)により分離し、化合物33を得た。1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.31 (d, J=7.2 Hz, 1H), 7.14-7.11 (m, 2H), 6.77 (s, 1H), 4.69-4.65 (m, 3H), 4.61 (t, J=6.4 Hz, 1H), 4.16-4.12 (m, 1H), 3.55-3.49 (m, 1H), 2.92-2.90 (m, 1H), 2.53 (s, 1H), 2.13 (s, 3H), 2.08-1.94 (m, 3H), 1.84-1.81 (m, 1H), 1.74-1.65 (m, 1H), 1.48-1.41 (m, 1H)。MS-ESI計算値[M+H]+366、実測値366。
実施例34
ステップ1
化合物34-1(89.4mg、0.639mmol)、化合物4-1(200mg、0.639mmol)、リン酸カリウム(271mg、1.28mmol)及び[1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]パラジウム(II)ジクロリドジクロロメタン錯体(52.2mg、63.9μmol)を1,4-ジオキサン(5mL)及び水(0.5mL)に溶解させ、反応溶液を窒素ガス保護下で、80℃で12時間撹拌した。反応溶液をろ過し、ろ液を減圧濃縮し、粗生成物を薄層クロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル、20/1、V/V)により分離・精製し、化合物34-2を得た。1H NMR (400MHz, CDCl3) δ 7.53 (d, J=8.0 Hz, 1H), 7.38-7.33 (m, 1H), 7.30-7.24 (m, 1H), 7.16-7.12 (m, 1H), 7.11-7.06 (m, 1H), 7.01-7.00 (m, 1H), 6.95-6.93 (m, 1H), 3.87 (s, 3H)。
ステップ2
化合物34-2(163mg、580μmol)、ビス(ピナコラート)ジボロン(177mg、696μmol)、酢酸カリウム(114mg、1.16mmol)及びジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)(40.7mg、58.0μmol)を1,4-ジオキサン(5mL)に溶解させ、窒素ガスで3回置換し、反応溶液を90℃で12時間撹拌した。反応溶液をろ過し、ろ液を減圧濃縮し、粗生成物を薄層クロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル、10/1、V/V0)により分離・精製し、化合物34-3を得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.78 (d, J=7.6 Hz, 1H), 7.50-7.46 (m, 1H), 7.38-7.32 (m, 1H), 7.25-7.21 (m, 1H), 7.19-7.14 (m, 2H), 7.07 (s, 1H), 3.90 (s, 3H), 1.39 (s, 12H)。
ステップ3
化合物34-3(144mg、439μmol)をジクロロメタン(5mL)に溶解させ、0℃で三臭化ホウ素(84.6μL、878μmol)を滴下し、反応溶液を0℃で0.5時間撹拌した。反応溶液に氷水(30mL)を加えてクエンチングさせ、ジクロロメタン(30mL×2)で抽出し、有機相を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧濃縮した。粗生成物を薄層クロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール、20/1、V/V)により分離・精製し、化合物34-4を得た。1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.69 (d, J=4.4 Hz, 1H), 7.50-7.46 (m, 1H), 7.38-7.36 (m, 1H), 7.27 -7.23 (m, 1H), 7.21-7.16 (m, 1H), 7.04-6.98 (m, 2H)。
ステップ4
化合物34-4(100mg、0.431mmol)、化合物13-2(120mg、0.288mmol)、炭酸カリウム(119mg、0.864mmol)及び[1,1-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(21.1mg、28.8μmol)を1,4-ジオキサン(5mL)及び水(1mL)に溶解させ、反応溶液を窒素ガス保護下で、110℃で12時間撹拌して反応させた。反応溶液をろ過し、ろ液を減圧濃縮し、残留物を薄層クロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール、10/1、V/V)及び分取高速液体クロマトグラフィー(Waters Xbridge 150×25mm×5μm;移動相A:10mmol/L炭酸水素アンモニウム水溶液;移動相B:アセトニトリル;B%:37%~67%、10min)により分離・精製し、化合物34を得た。1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.55-7.51 (m, 1H), 7.42-7.37 (m, 1H), 7.33-7.31 (m, 1H), 7.30-7.26 (m, 1H), 7.24-7.19 (m, 1H), 7.16-7.14 (m, 2H), 6.82 (d, J=0.8 Hz, 1H), 4.72-4.69 (m, 3H), 4.65-4.59 (m, 1H), 4.21-4.14 (m, 1H), 3.59-3.52 (m, 1H), 2.96-2.93 (m, 1H), 2.58-2.56 (m, 1H), 2.22 (d, J=0.8 Hz, 3H), 2.14-2.10 (m, 1H), 2.03-2.01 (m, 2H), 1.88-1.83 (m, 1H), 1.77-1.67 (m, 1H), 1.55-1.45 (m, 1H)。MS-ESI計算値[M+H]+435、実測値435。
実施例35
ステップ1
化合物35-1(999mg、6.39mmol)、化合物4-1(2g、6.39mmol)、リン酸カリウム(2.71g、12.8mmol)及び[1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]パラジウム(II)ジクロリドジクロロメタン錯体(522mg、0.639mmol)を1,4-ジオキサン(20mL)及び水(2mL)に溶解させ、反応溶液を窒素ガス保護下で、80℃で12時間撹拌した。反応溶液をろ過し、ろ液を減圧濃縮し、粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル、20/1、V/V)により分離・精製し、化合物35-2を得た。1H NMR (400MHz, CDCl3) δ 7.61 (d, J=8.4 Hz, 1H), 7.52-7.50 (m, 2H), 7.45-7.42 (m, 2H), 7.06-7.02 (m, 2H), 3.99 (s, 3H)。
ステップ2
化合物35-2(1.78g、5.98mmol)、ビス(ピナコラート)ジボロン(1.82g、7.18mmol)、酢酸カリウム(1.17g、12.0mmol)及びジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)(420mg、0.598mmol)を1,4-ジオキサン(30mL)に溶解させ、反応溶液を窒素ガス保護下で、90℃で12時間撹拌した。反応溶液をろ過し、ろ液を減圧濃縮し、粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル、10/1、V/V)により分離・精製し、化合物35-3を得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.77 (d, J=7.6 Hz, 1H), 7.56-7.54 (m, 2H), 7.44-7.42 (m, 2H), 7.17-7.14 (m, 1H), 7.03 (d, J=1.2 Hz, 1H), 3.93 (s, 3H), 1.39 (s, 12H)。
ステップ3
化合物35-3(800mg、2.32mmol)をジクロロメタン(8mL)に溶解させ、0℃で三臭化ホウ素(447μL、4.64mmol)を滴下し、反応溶液を0℃で0.5時間撹拌した。反応溶液に氷水(30mL)を加えてクエンチングさせ、ジクロロメタン(30mL×2)で抽出し、有機相を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、ろ液を減圧濃縮した。粗生成物を薄層クロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール、20/1、V/V)により分離・精製し、化合物35-4を得た。1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.71-7.67 (m, 1H), 7.64-7.58 (m, 2H), 7.46-7.42 (m, 2H), 7.11 -7.09 (m, 1H), 7.02 (d, J=1.6 Hz, 1H)。
ステップ4
化合物35-4(100mg、0.402mmol)、化合物13-2(150mg、0.360mmol)、炭酸カリウム(149mg、1.08mmol)及び[1,1-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(26.3mg、36.0μmol)を1,4-ジオキサン(6mL)及び水(1mL)に溶解させ、反応溶液を窒素ガス保護下で、110℃で12時間撹拌して反応させた。反応溶液をろ過し、ろ液を減圧濃縮し、残留物を薄層クロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール、10/1、V/V)により分離して粗生成物を得、また分取高速液体クロマトグラフィー(Waters Xbridge 150×25mm×5μm;移動相A:10mmol/L炭酸水素アンモニウム水溶液;移動相B:アセトニトリル;B%:42%~72%、7min)により分離・精製し、化合物35を得た。1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.66-7.64 (m, 2H), 7.48-7.46 (m, 2H), 7.33-7.31 (m, 1H), 7.23-7.21 (m, 1H), 7.16 (d, J=0.8 Hz, 1H), 6.81 (s, 1H), 4.72-4.69 (m, 3H), 4.65-4.62 (m, 1H), 4.21-4.14 (m, 1H), 3.57-3.52 (m, 1H), 2.96-2.92 (m, 1H), 2.58-2.56 (m, 1H), 2.20 (s, 3H), 2.13-2.11 (m, 1H), 2.06-1.94 (m, 2H), 1.88-1.82 (m, 1H), 1.77-1.65 (m, 1H), 1.56-1.46 (m, 1H)。MS-ESI計算値[M+H]+451、実測値451。
実施例36
ステップ1
化合物36-1(447mg、3.20mmol)を1,4-ジオキサン(15mL)及び水(1.5mL)に溶解させ、化合物4-1(1.0g、3.20mmol)、[1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]パラジウム(II)ジクロリドジクロロメタン錯体(261mg、0.32mmol)及びリン酸カリウム(1.36g、6.40mmol)を加えた。窒素ガスで3回置換し、反応溶液を80℃で12時間撹拌した。反応溶液をそのまま減圧濃縮し、粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル、100/1~10/1、V/V)により分離し、化合物36-2を得た。1H NMR (400MHz, CDCl3) δ 7.62 (d, J=8.0 Hz, 1H), 7.49-7.39 (m, 1H), 7.38-7.33 (m, 1H), 7.30-7.26 (m, 1H), 7.13-7.03 (m, 3H), 3.99 (s, 3H)。
ステップ2
化合物36-2(925mg、3.29mmol)、ビス(ピナコラート)ジボロン(1.0g、3.95mmol)、酢酸カリウム(646mg、6.58mmol)及び[1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]パラジウム(II)ジクロリドジクロロメタン錯体(231mg、0.33mmol)をジオキサン(15mL)に溶解させ、反応溶液を窒素ガス保護下で、90℃で12時間撹拌した。反応溶液を減圧濃縮し、化合物36-3を得た。1H NMR (400MHz, CDCl3) δ 7.76-7.72 (m, 1H), 7.68 (d, J=7.6 Hz, 1H), 7.52 (d, J=8.0 Hz, 1H), 7.11-7.05 (m, 3H), 6.87-6.82 (m, 1H), 3.89 (s, 3H), 1.29 (s, 12H)。
ステップ3
化合物36-3(674mg、2.05mmol)をジクロロメタン(10mL)に溶解させ、0℃で三臭化ホウ素(0.4mL、4.11mmol)を加え、反応溶液を0℃で0.5時間撹拌した。反応溶液に水(20mL)を加え、酢酸エチル(20mL×3)で抽出し、有機相を合わせ、有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール、100/1~10/1、V/V)により分離し、化合物36-4を得た。1H NMR (400MHz, CD3OD) δ 7.71 (s, 1H), 7.51-7.42 (m, 2H), 7.39-7.31 (m, 1H), 7.13 (dd, J=1.6, 7.8 Hz, 1H), 7.11-7.06 (m, 1H), 7.05 (d, J=1.6 Hz, 1H)。
ステップ4
化合物36-4(114mg、0.49mmol)を1,4-ジオキサン(4mL)及び水(0.4mL)に溶解させ、化合物13-2(157mg、0.38mmol)、[1,1-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(28mg、38μmol)及び炭酸カリウム(104mg、0.76mmol)を加えた。窒素ガスで3回置換し、反応溶液を110℃で12時間撹拌した。反応溶液をそのまま減圧濃縮し、残留物を薄層クロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル、100/1~0/1、V/V)により分離し、化合物36-5を得た。MS-ESI計算値[M+H]+569、実測値569。
ステップ5
化合物36-5(200mg、359μmol)をメタノール(1mL)に溶解させ、湿式パラジウム/炭素(5.0mg、純度:10%)を加え、水素ガスで3回置換し、反応溶液を80℃、15Psiの圧力で24時間撹拌した。反応溶液をろ過し、ろ液をそのまま減圧濃縮して化合物36の粗生成物を得、粗生成物を分取高速液体クロマトグラフィー(カラム:Waters Xbridge 150×25mm×5μm;移動相:10mmol/L炭酸水素アンモニウム水溶液-アセトニトリル;勾配:アセトニトリル38%~68%、10min)により分離し、化合物36を得た。1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.53-7.45 (m, 2H), 7.40-7.38 (m, 1H), 7.33 (d, J=8.0 Hz, 1H), -7.24 (dd, J=1.8, 8.0 Hz, 1H), 7.18 (d, J=1.6 Hz, 1H), 7.13-7.08 (m, 1H), 6.82 (s, 1H), 4.73-4.66 (m, 3H), 4.65-4.58 (m, 1H), 4.18 (s, 1H), 3.65-3.50 (m, 1H), 2.94 (s, 1H), 2.56 (s, 1H), 2.21 (s, 3H), 2.12 (s, 1H), 2.00 (s, 2H), 1.90-1.80 (m, 1H), 1.78-1.65 (m, 1H), 1.55-1.40 (m, 1H)。MS-ESI計算値[M+H]+435、実測値435。
実施例37
ステップ1
化合物37-1(434mg、3.20mmol)を1,4-ジオキサン(15mL)及び水(1.5mL)に溶解させ、化合物4-1(1.0g、3.20mmol)、[1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]パラジウム(II)ジクロリドジクロロメタン錯体(261mg、0.32mmol)及びリン酸カリウム(1.36g、6.40mmol)を加えた。窒素ガスで3回置換し、反応溶液を80℃で12時間撹拌した。反応溶液をそのまま減圧濃縮し、粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル、100/1~10/1、V/V)により分離し、化合物37-2を得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.48 (d, J=8.1 Hz, 1H), 7.41-7.35 (m, 2H), 7.20-7.13 (m, 2H), 6.99 (d, J=2.0 Hz, 1H), 6.95 (dd, J=2.1, 8.1 Hz, 1H), 3.86 (s, 3H), 2.31 (s, 3H)。
ステップ2
化合物37-2(200mg、0.72mmol)、ビス(ピナコラート)ジボロン(220mg、0.87mmol)、酢酸カリウム(141mg、1.44mmol)及び[1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]パラジウム(II)ジクロリドジクロロメタン錯体(50mg、0.07mmol)をジオキサン(5mL)に溶解させ、反応溶液を窒素ガス保護下で、90℃で12時間撹拌した。反応溶液を減圧濃縮し、化合物37-3を得た。1H NMR (400MHz, CDCl3) δ = 7.76 (d, J=7.6 Hz, 1H), 7.52 (d, J=8.2 Hz, 2H), 7.26 (s, 2H), 7.18 (dd, J=1.4, 7.6 Hz, 1H), 7.07 (d, J=1.2 Hz, 1H), 3.92 (s, 3H), 2.42 (s, 3H), 1.38 (s, 12H)。
ステップ3
化合物37-3(200mg、0.62mmol)をジクロロメタン(2mL)に溶解させ、0℃で三臭化ホウ素(0.1mL、1.23mmol)を加え、反応溶液を0℃で0.5時間撹拌した。反応溶液に水(20mL)を加え、酢酸エチル(20mL×3)で抽出し、有機相を合わせ、有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール、100/1~10/1、V/V)により分離し、化合物37-4を得た。
ステップ4
化合物37-4(120mg、0.53mmol)を1,4-ジオキサン(4mL)及び水(0.4mL)に溶解させ、化合物13-2(146mg、0.35mmol)、[1,1-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(26mg、35μmol)及び炭酸カリウム(97mg、0.7mmol)を加えた。窒素ガスで3回置換し、反応溶液を110℃で12時間撹拌した。反応溶液をそのまま減圧濃縮し、残留物を薄層クロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル、100/1~0/1、V/V)により分離し、化合物37-5を得た。MS-ESI計算値[M+H]+565、実測値565。
ステップ5
化合物37-5(90mg、159μmol)をメタノール(1mL)に溶解させ、湿式パラジウム/炭素(5.0mg、純度:10%)を加え、水素ガスで3回置換し、反応溶液を80℃、15Psiの圧力で24時間撹拌した。反応溶液をろ過し、ろ液をそのまま減圧濃縮して化合物37の粗生成物を得、粗生成物を分取高速液体クロマトグラフィー(カラム:Waters Xbridge 150×25mm×5μm;移動相:0.05%のアンモニア水溶液-アセトニトリル;勾配:アセトニトリル33%~63%、9min)により分離し、化合物37を得た。1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.54 (d, J=8.0 Hz, 2H), 7.29 (t, J=7.0 Hz, 3H), 7.23-7.19 (m, 1H), 7.16 (d, J=1.6 Hz, 1H), 6.81 (s, 1H), 4.74-4.64 (m, 4H), 4.18 (d, J=4.6 Hz, 1H), 3.55 (t, J=6.6 Hz, 1H), 2.98-2.90 (m, 1H), 2.62-2.52 (m, 1H), 2.40 (s, 3H), 2.21 (s, 3H), 2.18-2.08 (m, 1H), 2.05-1.95 (m, 2H), 1.92-1.80 (m, 1H), 1.78-1.68 (m, 1H), 1.58-1.46 (m, 1H)。MS-ESI計算値[M+H]+431、実測値431。
実施例38
ステップ1
化合物12-2(1.7g、5.20mmol)を酢酸エチル(5mL)に溶解させ、4M塩化水素/酢酸エチル溶液(10mL)を加え、反応溶液を25℃で1時間撹拌した。反応溶液をそのまま濃縮して化合物38-1の塩酸塩を得た。1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.56 (s, 1H), 4.25-4.18 (m, 1H), 3.62-3.58 (m, 1H), 3.40-3.35 (m, 1H), 3.18-3.10 (m, 2H), 2.49 (s, 3H), 2.26-2.22 (m, 1H), 2.18-2.10 (m, 1H), 2.04-1.93 (m, 1H), 1.86-1.76 (m, 1H)。MS-ESI計算値[M+H]+227、実測値227。
ステップ2
化合物38-1の塩酸塩(250mg、950μmol)をテトラヒドロフラン(5mL)に溶解させ、シクロブタノン(133mg、1.90mmol)を加え、反応溶液を70℃で12時間撹拌し、次に0℃でトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(403mg、1.90mmol)を加え、反応溶液を25℃で0.5時間撹拌した。反応溶液に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えてpH=8に中和し、酢酸エチル(10mL×3)で抽出し、有機相を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール、100/1~10/1、V/V)により分離し、化合物38-2を得た。MS-ESI計算値[M+H]+281、実測値281。
ステップ3
化合物38-2(60.0mg、214μmol)をジオキサン(3mL)及び水(0.6mL)に溶解させ、中間体26-1(50.0mg、256μmol)、[1,1-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(15.6mg、21.4μmol)及び炭酸カリウム(73.8mg、534μmol)を加えた。窒素ガスで3回置換し、反応溶液を100℃で12時間撹拌した。反応溶液をそのまま減圧濃縮し、残留物を薄層クロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール、100/0~10/1、V/V)により分離し、化合物38の粗生成物を得、粗生成物を分取高速液体クロマトグラフィー(カラム:Phenomenex C18 80×40mm×3μm;移動相:0.05%のアンモニア水溶液-アセトニトリル;勾配:アセトニトリル45%~75%、8min)により分離し、化合物38を得た。MS-ESI計算値[M+H]+395、実測値395。1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.59 (d, J=5.6 Hz, 1H), 7.50-7.49 (m, 2H), 7.24 (d, J=8.4 Hz, 1H), 6.81 (s, 1H), 4.59 (s, 1H), 4.20-4.13 (m, 1H), 3.22 (s, 1H), 3.03 (s, 1H), 2.86 (s, 1H), 2.20 (s, 3H), 2.13-1.87 (m, 7H), 1.80-1.71 (m, 3H), 1.49-1.47 (m, 1H)。
実施例39
ステップ1
化合物38-1の塩酸塩(250mg、950μmol)をテトラヒドロフラン(5mL)に溶解させ、アセトン(110mg、1.90mmol)を加え、反応溶液を70℃で12時間撹拌し、次に0℃でトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(403mg、1.90mmol)を加え、反応溶液を25℃で0.5時間撹拌した。反応溶液に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えてpH=8に中和し、酢酸エチル(10mL×3)で抽出し、有機相を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール、100/1~10/1、V/V)により分離し、化合物39-1を得た。MS-ESI計算値[M+H]+269、実測値269。
ステップ2
化合物39-1(60.0mg、223μmol)をジオキサン(3mL)及び水(0.6mL)に溶解させ、中間体26-1(47.6mg、246μmol)、[1,1-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(16.3mg、22.3μmol)及び炭酸カリウム(77.1mg、558μmol)を加えた。窒素ガスで3回置換し、反応溶液を100℃で12時間撹拌した。反応溶液をそのまま減圧濃縮し、残留物を薄層クロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール、100/0~10/1、V/V)により分離し、化合物39の粗生成物を得、粗生成物を分取高速液体クロマトグラフィー(カラム:Phenomenex C18 80×40mm×3μm;移動相:0.05%のアンモニア水溶液-アセトニトリル;勾配:アセトニトリル44%~74%、8min)により分離し、化合物39を得た。1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ7.59 (d, J=5.6 Hz, 1H), 7.50-7.49 (m, 2H), 7.24 (d, J=8.0 Hz, 1H), 6.83 (s, 1H), 4.59 (s, 1H), 4.21-4.16 (m, 1H), 3.03-2.94 (m, 2H), 2.55-2.43 (m, 2H), 2.20 (s, 3H), 2.08-2.06 (m, 1H), 1.94-1.90 (m, 1H), 1.81-1.72 (m, 1H), 1.54-1.45 (m, 1H), 1.18 (d, J=1.6 Hz, 3H), 1.16 (d, J=1.6 Hz, 3H)。MS-ESI計算値[M+H]+383、実測値383。
実施例40
ステップ1
化合物38-1の塩酸塩(300mg、1.14mmol)をテトラヒドロフラン(5mL)に溶解させ、シクロプロパンカルボキシアルデヒド(160mg、2.28mmol)を加え、反応溶液を70℃で12時間撹拌し、次に0℃でトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(483mg、2.28mmol)を加え、反応溶液を25℃で0.5時間撹拌した。反応溶液に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えてpH=8に中和し、酢酸エチル(10mL×3)で抽出し、有機相を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール、100/1~10/1、V/V)により分離し、化合物40-1を得た。MS-ESI計算値[M+H]+281、実測値281。
ステップ2
化合物40-1(60.0mg、214μmol)をジオキサン(2mL)及び水(0.4mL)に溶解させ、中間体26-1(45.6mg、235μmol)、[1,1-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(15.6mg、21.4μmol)及び炭酸カリウム(73.8mg、534μmol)を加えた。窒素ガスで3回置換し、反応溶液を100℃で12時間撹拌した。反応溶液をそのまま減圧濃縮し、残留物を薄層クロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール、100/0~10/1、V/V)により分離し、化合物40の粗生成物を得、粗生成物を分取高速液体クロマトグラフィー(カラム:Phenomenex C18 80×40mm×3μm;移動相:0.05%のアンモニア水溶液-アセトニトリル;勾配:アセトニトリル44%~74%、8min)により分離し、化合物40を得た。1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.59 (d, J=5.6 Hz, 1H), 7.50-7.49 (m, 2H), 7.24 (d, J=8.0 Hz, 1H), 6.83 (s, 1H), 4.24-4.20 (m, 1H), 4.60 (s, 2H), 3.44 (br s, 1H), 3.09 (br s, 1H), 2.56-2.37 (m, 2H), 2.20 (s, 3H), 2.11-2.08 (m, 1H), 1.94-1.91 (m, 1H), 1.82-1.76 (m, 1H), 1.52-1.50 (m, 1H), 0.99-0.97 (m, 1H), 0.64-0.59 (m, 2H), 0.26-0.22 (m, 2H)。MS-ESI計算値[M+H]+395、実測値395。
実施例41
ステップ1
化合物12-4の塩酸塩(250mg、629μmol)をジクロロメタン(5mL)に溶解させ、トリエチルアミン(191mg、1.89mmol)及びシクロプロパンカルボニルクロリド(132mg、1.26mmol)を加え、反応溶液を25℃で1時間撹拌した。反応溶液に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えてpH=8に中和し、酢酸エチル(10mL×3)で抽出し、有機相を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル、100/1~0/1、V/V)により分離し、化合物41-1を得た。MS-ESI計算値[M+H]+429、実測値429。
ステップ2
化合物41-1(120mg、280μmol)をジオキサン(2mL)及び水(0.4mL)に溶解させ、中間体26-1(59.7mg、308μmol)、[1,1-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(20.5mg、28.0μmol)及び炭酸カリウム(96.7mg、699μmol)を加えた。窒素ガスで3回置換し、反応溶液を100℃で12時間撹拌した。反応溶液をそのまま減圧濃縮し、残留物を薄層クロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール、100/0~10/1、V/V)により分離し、化合物41の粗生成物を得、粗生成物を分取高速液体クロマトグラフィー(カラム:Phenomenex C18 80×40mm×3μm;移動相:0.05%のアンモニア水溶液-アセトニトリル;勾配:アセトニトリル28%~58%、8min)により分離し、化合物41を得た。1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.59 (d, J=5.2 Hz, 1H), 7.50-7.46 (m, 2H), 7.26 (d, J=8.2 Hz, 1H), 6.95 (s, 1H), 4.06-3.90 (m, 3H), 3.47-3.36 (m, 1H), 2.24 (s, 3H), 2.19-2.13 (m, 1H), 1.93-1.88 (m, 2H), 1.81-1.72 (m, 1H), 1.70-1.61 (m, 1H), 1.29 (s, 1H), 0.92-0.88 (m, 2H), 0.81-0.79 (m, 2H)。MS-ESI計算値[M+H]+409、実測値409。
実施例42
ステップ1
化合物38-1の塩酸塩(240mg、912μmol)及び化合物42-1(120mg、1.39mmol)をテトラヒドロフラン(6mL)に溶解させ、反応溶液を70℃で12時間撹拌し、0℃に冷却させ、それにトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(387mg、1.82mmol)を加え、反応溶液を25℃で1時間撹拌した後、70℃で12時間撹拌した。反応溶液をろ過し、ろ液を減圧濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール、20/1、V/V)により分離し、化合物42-2を得た。MS-ESI計算値[M+H]+297、実測値297。
ステップ2
化合物42-2(80mg、0.149mmol)、化合物26-1(70mg、0.361mmol)、炭酸カリウム(61.8mg、0.447mmol)及び[1,1-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(21.8mg、29.8μmol)をN,N-ジメチルホルムアミド(5mL)及び水(1mL)に溶解させ、反応溶液を窒素ガス保護下で、110℃で12時間撹拌して反応させた。反応溶液をろ過し、ろ液を減圧濃縮し、残留物を分取高速液体クロマトグラフィー(Phenomenex C18 75×30mm×3μm;移動相A:0.225%のギ酸水溶液、移動相B:アセトニトリル;B%:2%~32%、2min)により分離・精製し、化合物42のギ酸塩を得た。1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 8.43 (s, 1H), 7.62 (d, J=5.6 Hz, 1H), 7.54-7.52 (m, 2H), 7.25 (d, J=8.0 Hz, 1H), 6.89 (s, 1H), 4.27-4.22 (m, 1H), 4.04-3.98 (m, 1H), 3.95-3.84 (m, 2H), 3.78-3.72 (m, 1H), 3.57-3.38 (m, 2H), 3.12-2.98 (m, 1H), 2.74-2.68 (m, 1H), 2.65-2.58 (m, 1H), 2.29-2.25 (m, 1H), 2.22 (s, 3H), 2.11-2.03 (m, 2H), 2.02-1.96 (m, 1H), 1.87-1.78 (m, 1H), 1.66-1.58 (m, 1H)。MS-ESI計算値[M+H]+411、実測値411。
実施例43
ステップ1
化合物20-4(4.19g、24.7mmol)をテトラヒドロフラン(50mL)に溶解させ、0℃でリチウムジイソプロピルアミド、2Mテトラヒドロフランn-ヘプタン混合溶液(17.2mL、34.5mmol)を加え、反応溶液を0℃で0.5時間撹拌した。反応溶液にヨードメタン(23.4g、74.0mmol)を加え、反応溶液を25℃で12時間撹拌した。反応溶液に水(50mL)を加え、酢酸エチル(50mL×3)で抽出し、有機相を合わせ、有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル、100/1~20/1、V/V)により分離し、化合物43-1を得た。1H NMR (400MHz, CDCl3) δ 7.41-7.32 (m, 2H), 7.10 (s, 1H), 3.97 (s, 3H), 2.61 (d, J=1.0 Hz, 3H).
ステップ2
混合物43-1(3.7g、14.4mmol)をジオキサン(100mL)に溶解させ、ビス(ピナコラート)ジボロン(5.48g、21.6mmol)、酢酸カリウム(2.82g、28.8mmol)及び[1,1-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(1.01g、1.44mmol)を加えた。窒素ガスで3回置換し、反応溶液を100℃で12時間撹拌した。反応溶液をそのまま減圧濃縮し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル、100/1~10/1、V/V)により分離し、化合物43-2を得た。1H NMR (400MHz, CDCl3) δ 7.59 (d, J=8.4 Hz, 1H), 7.51-7.47 (m, 1H), 7.13 (d, J=1.0 Hz, 1H), 3.74-3.69 (m, 3H), 2.58 (d, J=1.2 Hz, 3H), 1.38 (s, 12H)。
ステップ3
混合物43-2(3.5g、11.5mmol)をジクロロメタン(20mL)に溶解させ、0℃で三臭化ホウ素(2.22mL、23mmol)を加え、反応溶液を0℃で0.5時間撹拌した。反応溶液に水(30mL)を加え、ジクロロメタン(30mL×3)で抽出し、有機相を合わせ、有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧濃縮した。粗生成物にジクロロメタン(10mL)を加え、固体を析出させ、ろ過して化合物43-3を得た。1H NMR (400MHz, DMSO-d6) δ 7.64-7.50 (m, 2H), 7.21 (s, 1H), 2.58 (d, J=1.2 Hz, 3H)。
ステップ4
化合物43-3(200mg、961μmol)をジオキサン(10mL)及び水(2mL)に溶解させ、中間体38-1(231mg、961μmol)、[1,1-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(140mg、192μmol)及び炭酸カリウム(132mg、961μmol)を加えた。窒素ガスで3回置換し、反応溶液を100℃で12時間撹拌した。反応溶液をそのまま減圧濃縮し、粗生成物を分取高速液体クロマトグラフィー(カラム:Xtimate C18 150×40mm×5μm;移動相:0.05%の塩酸水溶液)-アセトニトリル;勾配:アセトニトリル20%~50%、6min)により分離し、化合物43の塩酸塩を得た。1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.78-7.48 (m, 2H), 7.36 (s, 1H), 7.22 (d, J=8.0 Hz, 1H), 4.49-4.28 (m, 1H), 3.95-3.79 (m, 1H), 3.57 (d, J=11.3 Hz, 1H), 3.33 (s, 2H), 3.20-3.01 (m, 1H), 3.00-2.88 (m, 3H), 2.64 (s, 3H), 2.42-2.33 (m, 3H), 2.27 (d, J=11.8 Hz, 1H), 2.19-1.95 (m, 1H), 1.80-1.61 (m, 1H)。MS-ESI計算値[M+H]+369、実測値369。
実施例44
ステップ1
化合物20-4(6.00g、24.7mmol)をテトラヒドロフラン(80mL)に溶解させ、0℃でリチウムジイソプロピルアミド、2Mテトラヒドロフランn-ヘプタン混合溶液(18.5mL)を加え、反応溶液を0℃で0.5時間撹拌した。反応溶液にN-フルオロジフェニルスルホンアミド(23.4g、74.0mmol)を加え、反応溶液を25℃で4時間撹拌した。反応溶液に水(40mL)を加え、酢酸エチル(40mL×3)で抽出し、有機相を合わせ、有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル、100/1~10/1、V/V)により分離し、中間体44a-1及び44b-1の混合物を得た。
ステップ2
混合物44a-1(2.90g、7.11mmol、純度:64%)及び44b-1(2.90g、3.32mmol、純度:32%)をジオキサン(30mL)に溶解させ、ビス(ピナコラート)ジボロン(2.71g、10.7mmol)、酢酸カリウム(1.40g、14.2mmol)及び[1,1-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(499mg、711μmol)を加えた。窒素ガスで3回置換し、反応溶液を100℃で12時間撹拌した。反応溶液をそのまま減圧濃縮し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル、100/1~10/1、V/V)により分離し、混合物44a-2及び44b-2を得た。
ステップ3
混合物44a-2及び44b-2(500mg、1.62mmol)をジクロロメタン(10mL)に溶解させ、0℃で三臭化ホウ素(610mg、2.43mmol)を加え、反応溶液を0℃で0.5時間撹拌した。反応溶液に水(10mL)を加え、ジクロロメタン(20mL×3)で抽出し、有機相を合わせ、有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧濃縮した。粗生成物にジクロロメタン(6mL)を加え、固体を析出させ、ろ過して混合物44a-3及び44b-3を得た。
ステップ4
中間体2-3(80.0mg、332μmol)をジオキサン(2mL)及び水(0.4mL)に溶解させ、混合物44a-3及び44b-3(77.5mg、366μmol)、[1,1-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(24.3mg、33.2μmol)及び炭酸カリウム(115mg、831μmol)を加えた。窒素ガスで3回置換し、反応溶液を100℃で12時間撹拌した。反応溶液をそのまま減圧濃縮し、残留物を薄層クロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール、100/0~10/1、V/V)により分離し、化合物44a及び44bの粗生成物を得、粗生成物を分取高速液体クロマトグラフィー(カラム:Xtimate C18 150×40mm×5μm;移動相:0.05%の塩酸水溶液-アセトニトリル;勾配:アセトニトリル12%~30%、6min)により分離し、化合物44a及び44bの塩酸塩を得た。
化合物44aの塩酸塩:1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.69-7.57 (m, 1H), 7.52 (d, J=7.6 Hz, 1H), 7.30 (d, J=7.6 Hz, 1H), 7.16-7.15 (m, 1H), 4.38-4.34 (m, 1H), 3.86-3.80 (m, 1H), 3.56-3.53 (m 1H), 3.16-3.02 (m, 1H), 2.95-2.89 (m, 3H), 2.35-2.33 (m, 3H), 2.27-2.24 (m, 1H), 2.15-2.11 (m, 1H), 2.08-1.95 (m, 2H), 1.74-1.69 (m, 1H)。MS-ESI計算値[M+H]+373、実測値373。
化合物44bの塩酸塩:1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.69-7.58 (m, 1H), 7.54 (d, J=7.2 Hz, 1H), 7.35 (d, J=7.2 Hz, 1H), 4.39-4.34 (m, 1H), 3.86-3.80 (m, 1H), 3.57-3.54 (m, 1H), 3.16-3.02 (m, 1H), 2.95-2.90 (m, 3H), 2.34-2.33 (m, 3H), 2.28-2.25 (m, 1H), 2.16-2.12 (m, 1H), 2.06-1.95 (m, 2H), 1.75-1.66 (m, 1H)。MS-ESI計算値[M+H]+391、実測値391。
実施例45
ステップ1
化合物45-1(4.6g、32.3mmol)及びトリフェニルホスフィン(9.33g、35.6mmol)をジクロロメタン(150mL)に溶解させ、0℃に冷却させ、それに四臭化炭素(11.8g、35.6mmol)を加え、反応溶液を25℃で12時間撹拌した。反応溶液を減圧濃縮し、残留物を石油エーテル(200mL)で25℃で1時間スラリー化し、ろ過し、ろ液を減圧濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル、1/0、V/V)により分離・精製し、化合物45-2を得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.17 (d, J=5.2 Hz, 1H), 6.97-6.95 (m, 1H), 6.87-6.85 (m, 1H), 3.48-3.45 (m, 2H), 3.06-3.03 (m, 2H), 2.27-2.20 (m, 2H)。
ステップ2
化合物45-2(3g、14.6mmol)をジメチルスルホキシド(30mL)に溶解させ、それにシアン化ナトリウム(1.22g、24.9mmol)を加え、反応溶液を窒素ガス保護下で、70℃で3時間撹拌した。反応溶液を水(50mL)に注ぎ、酢酸エチル(30mL×2)で抽出し、有機相を合わせ、水(50mL×3)及び飽和食塩水(50mL×1)で順次に洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、ろ液を減圧濃縮し、化合物45-3を得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ -7.18 (dd, J=5.2, 0.8 Hz, 1H), 6.96-6.94 (m, 1H), 6.86-6.85 (m, 1H), 3.04-3.00 (m, 2H), 2.40-2.37 (m, 2H), 2.08-2.00 (m, 2H)。
ステップ3
化合物45-3(1.64g、10.8mmol)及び水酸化カリウム(3.53g、62.9mmol)をエタノール(15mL)及び水(15mL)に溶解させ、反応溶液を100℃で24時間撹拌した。反応溶液を減圧濃縮してエタノールを除去し、残留物を0℃で塩酸水溶液(6.00mol/L)でpHを4に調節し、酢酸エチル(30mL×2)で抽出し、有機相を合わせ、飽和食塩水(50mL×1)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、ろ液を減圧濃縮し、化合物45-4を得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.15-7.13 (m, 1H), 6.94-6.92 (m, 1H), 6.82-6.81 (m, 1H), 2.94-2.90 (m, 2H), 2.45-2.41 (m, 2H), 2.07-2.00 (m, 2H)。
ステップ4
化合物45-4(2g、11.8mmol)を無水酢酸(2mL)及びリン酸(0.04mL)に溶解させ、反応溶液を120℃で2.5時間撹拌した。反応溶液を0℃に冷却させ、水(20mL)でクエンチングさせ、ジクロロメタン(30mL×2)で抽出し、有機相を合わせ、水酸化ナトリウム水溶液(1N、50mL×1)及び飽和食塩水(50mL×2)で順次に洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、ろ液を減圧濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル、5/1、V/V)により分離・精製し、化合物45-5を得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.39 (d, J=5.2 Hz, 1H), 7.06 (d, J=5.2 Hz, 1H), 3.06-3.03 (m, 2H), 2.58-2.55 (m, 2H), 2.25-2.19 (m, 2H)。
ステップ5
臭化銅(9.10g、40.7mmol)を酢酸エチル(30mL)に加え、この懸濁液を80℃で10分間撹拌し、化合物45-5(1.55g、10.2mmol)をクロロホルム(30mL)に溶解させた後、上記懸濁液に加え、反応溶液を80℃で24時間撹拌して反応させた。反応溶液を減圧濃縮し、残留物を酢酸エチル(100mL)で希釈してろ過し、ろ液を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(100mL×1)で洗浄し、有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥させてろ過し、ろ液を減圧濃縮して化合物45-6を得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.41 (d, J=5.2 Hz, 1H), 7.10 (d, J=5.2 Hz, 1H), 3.09 (s, 4H)。MS-ESI計算値[M+H]+311、実測値311。
ステップ6
化合物45-6(2.63g、8.48mmol)及び炭酸リチウム(3.76g、50.9mmol)をN,N-ジメチルホルムアミド(30.0mL)に溶解させ、反応溶液を100℃で6時間撹拌して反応させた。反応溶液をろ過し、ろ液を塩酸水溶液(1.00mol/L)でpHを1に調節し、酢酸エチル(100mL×2)で抽出し、有機相を合わせて順次に水(100mL×3)及び飽和食塩水(100mL×1)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、ろ液を減圧濃縮し、化合物45-7を得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.51 (d, J=5.2 Hz, 1H), 7.40-7.38 (m, 2H), 7.35-7.33 (m, 1H), 5.90 (s, 1H)。MS-ESI計算値[M+H]+230、実測値230。
ステップ7
化合物45-7(1.91g、8.34mmol)をアセトン(20mL)に溶解させ、反応溶液に炭酸カリウム(2.30g、16.7mmol)及びヨードメタン(2.37g、16.7mmol)を加え、反応溶液を40℃で12時間撹拌して反応させた。反応溶液をろ過し、ろ液を減圧濃縮し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル、5/1、V/V)により分離・精製し、化合物45-8を得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.44-7.39 (m, 2H), 7.37-7.35 (m, 2H), 3.93 (s, 3H)。
ステップ8
化合物45-8(1.64g、6.75mmol)、ビス(ピナコラート)ジボロン(2.23g、8.77mmol)、酢酸カリウム(1.32g、13.5mmol)及びジクロロビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)(473mg、675μmol)を1,4-ジオキサン(40.0mL)に溶解させ、反応溶液を窒素ガス保護下で、90℃で12時間撹拌して反応させた。反応溶液をろ過し、ろ液を減圧濃縮し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル、10/1、V/V)により分離・精製し、化合物45-9を得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.69-7.67 (m, 1H), 7.63-7.61 (m, 1H), 7.50 (d, J=5.6 Hz, 1H), 7.36 (d, J=5.6 Hz, 1H), 4.01 (s, 3H), 1.40 (s, 12H)。MS-ESI計算値[M+H]+291、実測値291。
ステップ9
化合物2-3(100mg、0.415mmol)、化合物45-9(180mg、0.620mmol)、炭酸カリウム(172mg、1.25mmol)及び[1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]パラジウム(II)ジクロリドジクロロメタン錯体(33.9mg、41.5μmol)を1,4-ジオキサン(5mL)及び水(0.5mL)に溶解させ、反応溶液を窒素ガス保護下で、100℃で12時間撹拌して反応させた。反応溶液をろ過し、ろ液を減圧濃縮し、残留物を薄層クロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール/トリエチルアミン、5/1/0.02、V/V)により分離・精製し、化合物45-10を得た。MS-ESI計算値[M+H]+369、実測値369。
ステップ10
化合物45-10(120mg、317μmol)を無水ジクロロメタン(5.0mL)に溶解させ、0℃で三臭化ホウ素(91.6μL、950μmol)をゆっくりと滴下した。反応溶液を25℃で1時間撹拌して反応させた。反応溶液を0℃でメタノール(3.00mL)でクエンチングさせた後、減圧濃縮し、残留物を分取高速液体クロマトグラフィー(Phenomenex Synergi C18 150×25mm×10μm;移動相A:0.225%のギ酸水溶液、移動相B:アセトニトリル;B%:0%~26%、10min)により分離・精製し、化合物45のギ酸塩を得た。MS-ESI計算値[M+H]+355、実測値355。
実施例46
ステップ1
化合物31-1(140mg、0.315mmol)、化合物20-5(183mg、0.629mmol)、炭酸カリウム(130mg、0.944mmol)及び[1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]パラジウム(II)ジクロリドジクロロメタン錯体(25.7mg、31.5μmol)を1,4-ジオキサン(5mL)及び水(0.5mL)に溶解させ、反応溶液を窒素ガス保護下で、100℃で12時間撹拌して反応させた。反応溶液をろ過し、ろ液を減圧濃縮し、残留物を薄層クロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール、10/1、V/V)により分離・精製し、化合物46-1を得た。MS-ESI計算値[M+H]+439、実測値439。
ステップ2
化合物46-1(110mg、243μmol)を無水ジクロロメタン(6.00mL)に溶解させ、0℃で三臭化ホウ素(70.1μL、728μmol)をゆっくりと滴下した。反応溶液を25℃で1時間撹拌して反応させた。反応溶液を0℃でメタノール(3.00mL)でクエンチングさせた後、減圧濃縮し、残留物を分取高速液体クロマトグラフィー(Phenomenex Synergi C18 150×25mm×10μm;移動相A:0.225%のギ酸水溶液、移動相B:アセトニトリル;B%:0%~30%、10min)により分離・精製し、化合物46のギ酸塩を得た。1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 8.48 (s, 1H), 7.63-7.62 (m, 1H), 7.55-7.53 (m, 2H), 7.24 (d, J=8.0 Hz, 1H), 6.88 (d, J=0.8 Hz, 1H), 4.39-4.32 (m, 1H), 4.08-4.04 (m, 2H), 3.78-3.76 (m, 1H), 3.47-3.40 (m, 2H), 3.30-3.26 (m, 1H), 2.99-2.93 (m, 1H), 2.83 (s, 1H), 2.22 (s, 3H), 2.19-2.00 (m, 4H), 1.97-1.80 (m, 2H), 1.79-1.65 (m, 3H)。MS-ESI計算値[M+H]+425、実測値425。
実施例47
ステップ1
化合物38-1の塩酸塩(200mg、760μmol)、化合物47-1(233mg、1.52mmol)、炭酸カリウム(315mg、2.28mmol)をN,N-ジメチルホルムアミド(5mL)に溶解させ、60℃で12時間反応させ、反応溶液をろ過し、ろ液を減圧濃縮し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール、10/1、V/V)により分離・精製し、化合物47-2を得た。化合物47-2のMS-ESI計算値[M+H]+299、実測値299。
ステップ2
化合物47-2(600mg、2.01mmol)、化合物20-5(1.17g、4.02mmol)、炭酸カリウム(833mg、6.02mmol)をジオキサン(10mL)及び水(1mL)に溶解させ、窒素ガス保護下で、反応溶液に[1,1-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(147mg、201μmol)を加え、100℃で12時間撹拌して反応させた。反応溶液をろ過し、ろ液を減圧濃縮し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール、10/1、V/V)により分離・精製し、化合物47-3を得た。化合物47-3のMS-ESI計算値[M+H]+427、実測値427。
ステップ3
化合物47-3(662mg、1.55mmol)をジクロロメタン(15mL)に溶解させ、0℃で三臭化ホウ素(1.17g、4.66mmol)をゆっくりと滴下し、反応溶液を25℃で1時間撹拌して反応させ、反応溶液を0℃でメタノール(10mL)でクエンチングさせた後、減圧濃縮し、残留物を分取高速液体クロマトグラフィー(C18カラム75×30mm×3μm;移動相A:0.225%のギ酸水溶液;移動相B:アセトニトリル;B%:0%~30%、7min)により分離・精製して、化合物47のギ酸塩を得た。化合物47のギ酸塩1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 8.403 (s, 1H), 7.62 (d, J=5.6 Hz, 1H), 7.54-7.52 (m, 2H), 7.24 (d, J=8.4 Hz, 1H), 6.89 (s, 1H), 4.45-4.38 (m, 1H), 3.79-3.76 (m, 1H), 3.43-3.40 (m, 1H), 3.34-3.33 (m, 3H), 3.04-3.03 (m, 1H), 2.92 -2 .87 (m, 1H), 2.22 (s, 3H), 2.15-2.10 (m, 1H), 2.04-2.00 (m, 1H), 1.71-1.61 (m, 1H), 1.33 (d, J=4.4 Hz, 6H)。化合物47のギ酸塩のMS-ESI計算値[M+H]+413、実測値413。
実施例48
ステップ1
化合物38-1の塩酸塩(300mg、1.14mmol)をトルエン(4mL)に溶解させ、トリフルオロメタンスルホン酸2,2,2-トリフルオロエチル(529mg、2.28mmol)及びトリエチルアミン(346mg、3.42mmol)を加え、反応溶液を100℃で12時間撹拌した。反応溶液に水(10mL)を加え、酢酸エチル(30mL×3)で抽出し、有機相を合わせ、有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール、100/1~10/1、V/V)により分離し、化合物48-1を得た。MS-ESI計算値[M+H]+309、実測値309。
ステップ2
化合物48-1(100mg、324μmol)をジオキサン(6mL)及び水(1.2mL)に溶解させ、中間体26-1(75.4mg、389μmol)、[1,1-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(23.7mg、32.4μmol)及び炭酸カリウム(112mg、810μmol)を加えた。窒素ガスで3回置換し、反応溶液を100℃で12時間撹拌した。反応溶液をそのまま減圧濃縮し、残留物を薄層クロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール、100/0~10/1、V/V)により分離し、化合物48の粗生成物を得、粗生成物を分取高速液体クロマトグラフィー(カラム:Phenomenex C18 80×40mm×3μm;移動相:0.05%のアンモニア水溶液-アセトニトリル;勾配:アセトニトリル52%~82%、8min)により分離し、化合物48を得た。1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.58 (d, J=5.6 Hz, 1H), 7.48 (d, J=5.6 Hz, 2H), 7.25 (d, J=8.0 Hz, 1H), 6.83 (s, 1H), 4.14-4.10 (m, 1H), 3.18-3.09 (m, 3H), 2.84-2.82 (m, 1H), 2.56 (t, J=9.2 Hz, 1H), 2.45 (t, J=9.2 Hz, 1H), 2.20 (s, 3H), 1.96-1.93 (m, 1H), 1.82-1.79 (m, 1H), 1.72-1.64 (m, 1H), 1.50-1.42 (m, 1H)。MS-ESI計算値[M+H]+423、実測値423。
実施例49
ステップ1
化合物38-1の塩酸塩(200mg、760μmol)をテトラヒドロフラン(5mL)に溶解させ、3-メトキシシクロブタン-1-オン(152mg、1.52mmol)を加え、反応溶液を70℃で12時間撹拌し、次に0℃でトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(322mg、1.52mmol)を加え、反応溶液を25℃で0.5時間撹拌した。反応溶液に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えてpH=8に中和し、酢酸エチル(10mL×3)で抽出し、有機相を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール、100/1~10/1、V/V)により分離し、化合物49-1を得た。MS-ESI計算値[M+H]+311、実測値311。
ステップ2
化合物49-1(140mg、450μmol)をジオキサン(3mL)及び水(0.6mL)に溶解させ、中間体26-1(105mg、541μmol)、[1,1-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(33.0mg、45.0μmol)及び炭酸カリウム(156mg、1.13mmol)を加えた。窒素ガスで3回置換し、反応溶液を100℃で12時間撹拌した。反応溶液をそのまま減圧濃縮し、残留物を薄層クロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール、100/0~10/1、V/V)により分離し、化合物49の粗生成物を得、粗生成物を分取高速液体クロマトグラフィー(カラム:Phenomenex C18 80×40mm×3μm;移動相:0.05%のアンモニア水溶液-アセトニトリル;勾配:アセトニトリル40%~70%、8min)により分離し、化合物49を得た。1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.59 (d, J=5.6 Hz, 1H), 7.49-7.47 (m, 2H), 7.24 (d, J=8.4 Hz, 1H), 6.81 (s, 1H), 4.14-4.09 (m, 1H), 3.69-3.62 (m, 1H), 3.24-3.23 (m, 3H), 3.05-2.95 (m, 1H), 2.66-2.64 (m, 1H), 2.51-2.36 (m, 3H), 2.20 (s, 3H), 2.11-1.94 (m, 3H), 1.83-1.64 (m, 4H), 1.44-1.42 (m, 1H)。MS-ESI計算値[M+H]+425、実測値425。
実施例50
ステップ1
化合物38-1の塩酸塩(600mg、2.28mmol)及び化合物50-1(2.01g、11.4mmol)をテトラヒドロフラン(3mL)及びメタノール(6mL)に溶解させ、反応溶液を70℃で12時間撹拌し、25℃に冷却させ、それにトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(2.42g、11.4mmol)を加え、反応溶液を70℃で24時間撹拌した。反応溶液をろ過し、ろ液を減圧濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール、20/1、V/V)により分離・精製し、化合物50-2を得た。MS-ESI計算値[M+H]+387、実測値387。
ステップ2
化合物50-2(170mg、0.439mmol)、化合物20-5(661mg、2.24mmol)、炭酸カリウム(182mg、1.32mmol)及び[1,1-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(32.2mg、43.9μmol)を1,4-ジオキサン(6mL)及び水(0.6mL)に溶解させ、反応溶液を窒素ガス保護下で、110℃で12時間撹拌して反応させた。反応溶液をろ過し、ろ液を減圧濃縮し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール、20/1、V/V)により分離・精製し、化合物50-3を得た。MS-ESI計算値[M+H]+515、実測値515。
ステップ3
化合物50-3(83mg、143μmol)を無水ジクロロメタン(5.00mL)に溶解させ、0℃で三臭化ホウ素(41.3μL、429μmol)をゆっくりと滴下した。反応溶液を25℃で12時間撹拌して反応させた。反応溶液を0℃でメタノール(3.00mL)でクエンチングさせた後、減圧濃縮し、残留物を分取高速液体クロマトグラフィー(Waters Xbridge 150×25mm×5μm;移動相A:10mmol/L炭酸水素アンモニウム水溶液;移動相B:アセトニトリル;B%:37%~57%、8min)により分離・精製し、化合物50を得た。1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.62-7.60 (m, 1H), 7.53-7.51 (m, 2H), 7.25 (d, J=8.4 Hz, 1H), 6.85 (s, 1H), 4.60 (s, 1H), 4.27-4.21 (m, 1H), 4.04-3.97 (m, 1H), 3.02-2.97 (m, 1H), 2.81-2.69 (m, 1H), 2.63-2.60 (m, 2H), 2.52-2.33 (m, 2H), 2.22 (s, 3H), 2.12-2.09 (m, 1H), 1.99-1.89 (m, 3H), 1.85-1.75 (m, 1H), 1.61-1.53 (m, 1H)。MS-ESI計算値[M+H]+411、実測値411。
実施例51
ステップ1
化合物38-1の塩酸塩(200mg、760μmol)を酢酸エチル(5mL)に溶解させ、3-ジメチルアミノプロピオン酸塩酸塩(233mg、1.52mmol)、トリエチルアミン(385mg、3.80mmol)及びプロピルホスホン酸無水物(1.21g、1.90mmol、50%酢酸エチル溶液)を加え、反応溶液を25℃で12時間撹拌した。反応溶液に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えてpH=8に中和し、酢酸エチル(10mL×5)で抽出し、有機相を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール、100/1~10/1、V/V)により分離し、化合物51-1を得た。MS-ESI計算値[M+H]+326、実測値326。
ステップ2
化合物51-1(100mg、307μmol)をジオキサン(3mL)及び水(0.6mL)に溶解させ、中間体26-1(71.5mg、368μmol)、[1,1-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(22.5mg、30.7μmol)及び炭酸カリウム(106mg、767μmol)を加えた。窒素ガスで3回置換し、反応溶液を100℃で12時間撹拌した。反応溶液をそのまま減圧濃縮し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール、100/0~10/1、V/V)により分離し、化合物51の粗生成物を得、粗生成物を高速液体クロマトグラフィー(カラム:Phenomenex C18 80×40mm×3μm;移動相:0.05%のアンモニア水溶液-アセトニトリル;勾配:アセトニトリル29%~59%、8min)により分離し、化合物51を得た。1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.60-7.58 (m, 1H), 7.46-7.43 (m, 2H), 7.24-7.21 (m, 1H), 6.86-6.84 (m, 1H), 4.17-3.90 (m, 2H), 3.72-3.69 (m, 1H), 3.58-3.37 (m, 2H), 2.67-2.46 (m, 4H), 2.30 (s, 2H), 2.21 (s, 3H), 2.20 (s, 4H), 2.15-2.08 (m, 1H), 1.94-1.75 (m, 2H), 1.69-1.60 (m, 1H)。MS-ESI計算値[M+H]+440、実測値440。
実施例52
ステップ1
化合物38-1の塩酸塩(200mg、760μmol)をテトラヒドロフラン(5mL)に溶解させ、N,N-ジメチルアクリルアミド(151mg、1.52mmol)、p-トルエンスルホン酸一水和物(145mg、760μmol)及びトリエチルアミン(76.9mg、760μmol)を加え、反応溶液を70℃で12時間撹拌した。反応溶液に水(10mL)を加え、酢酸エチル(30mL×3)で抽出し、有機相を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、減圧濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール、100/1~10/1、V/V)により分離し、化合物52-1を得た。MS-ESI計算値[M+H]+326、実測値326。
ステップ2
化合物52-1(100mg、307μmol)をジオキサン(3mL)及び水(0.6mL)に溶解させ、中間体26-1(71.5mg、368μmol)、[1,1-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(22.5mg、30.7μmol)及び炭酸カリウム(106mg、767μmol)を加えた。窒素ガスで3回置換し、反応溶液を100℃で12時間撹拌した。反応溶液をそのまま減圧濃縮し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール、100/0~10/1、V/V)により分離し、化合物52の粗生成物を得、粗生成物を分取高速液体クロマトグラフィー(カラム:Phenomenex C18 80×40mm×3μm;移動相:0.05%のアンモニア水溶液-アセトニトリル;勾配:アセトニトリル29%~59%、8min)により分離し、化合物52を得た。1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.59 (d, J=6.0 Hz, 1H), 7.48-7.46 (m, 2H), 7.24 (d, J=8.4 Hz, 1H), 6.82 (s, 1H), 4.15-4.10 (m, 1H), 3.09 (s, 4H), 2.93 (s, 3H), 2.74-2.70 (m, 3H), 2.64-2.60 (m, 2H), 2.30-2.27 (m, 1H), 2.21 (s, 3H), 2.16-2.13 (m, 1H), 2.03-1.97 (m, 1H), 1.85-1.81 (m, 1H), 1.74-1.65 (m, 1H), 1.47-1.43 (m, 1H)。MS-ESI計算値[M+H]+440、実測値440。
実施例53
ステップ1
化合物12-2(200mg、612μmol)、化合物20-5(887.90mg、3.06mmol)、炭酸カリウム(253.73mg、1.84mmol)をジオキサン(5mL)及び水(0.5mL)に溶解させ、窒素ガス保護下で、反応溶液に[1,1-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(44.8mg、61.2μmol)を加え、110℃で12時間撹拌して反応させた。反応溶液をろ過し、ろ液を減圧濃縮し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル、50/1~1/1、V/V)により分離・精製し、化合物53-1を得た。MS-ESI計算値[M+H]+455、実測値455。
ステップ2
化合物53-1(178mg、392μmol)を塩化水素/酢酸エチル(4mol/L、5mL)に溶解させ、25℃で1時間撹拌して反応させた。反応溶液を減圧濃縮し、化合物53-2の塩酸塩を得た。MS-ESI計算値[M+H]+355、実測値355。
ステップ3
化合物53-2の塩酸塩(181mg、511mmol)をジクロロメタン(5mL)に溶解させ、0℃で三臭化ホウ素(383mg、1.53mmol)をゆっくりと滴下し、反応溶液を25℃で1時間撹拌して反応させ、反応溶液を0℃でアンモニア水(3mL)でクエンチングさせた後、減圧濃縮して化合物53-3を得た。MS-ESI計算値[M+H]+341、実測値341。
ステップ4
化合物53-3(85mg、250μmol)、化合物ブロモアセトニトリル(30.0mg、250μmol)、炭酸カリウム(104mg、749μmol)をN,N-ジメチルホルムアミド(5mL)に溶解させ、0℃で2時間撹拌して反応させた。反応溶液をろ過し、分取高速液体クロマトグラフィー(C18カラム150×25mm×5μm;移動相:10mmol/Lの炭酸水素アンモニウム水溶液-アセトニトリル;勾配:アセトニトリル34%~64%、8min)により分離・精製し、化合物53を得た。1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 7.66 (d, J=3.2 Hz, 2H), 7.52 (d, J=8.0 Hz, 1H), 7.24 (d, J=8.0 Hz, 1H), 6.73 (d, J=8.0 Hz, 2H), 4.11 (s, 1H), 3.78 (s, 2H), 3.01 (d, J=8.0 Hz, 1H), 2.69-2.66 (m, 1H), 2.67-2.22 (m, 1H), 2.11-2.08 (m, 3H), 1.92-1.89 (m, 1H), 1.80-1.77 (m, 1H), 1.60-1.58 (m, 1H), 1.33-1.31 (m, 1H)。MS-ESI計算値[M+H]+380、実測値380。
実施例54
ステップ1
化合物54-1(480mg、3.37mmol)を1,4-ジオキサン(2mL)に溶解させ、化合物2-2(500mg、3.07mmol)、酢酸パラジウム(68.9mg、307μmol)、4,5-ビス(ジフェニルホスフィノ)-9,9-ジメチルキサンテン(355mg、613μmol)及び炭酸セシウム(2.50g、7.67mmol)を加えた。窒素ガスで3回置換し、反応溶液を100℃で12時間撹拌した。反応溶液をそのまま減圧濃縮し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール、100/1~10/1、V/V)により分離し、化合物54-2を得た。MS-ESI計算値[M+H]+269、実測値269。
ステップ2
化合物54-2(200mg、744μmol)をジオキサン(2mL)及び水(0.4mL)に溶解させ、中間体26-1(144mg、744μmol)、[1,1-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(54.5mg、74.4μmol)及び炭酸カリウム(257mg、1.86mmol)を加えた。窒素ガスで3回置換し、反応溶液を100℃で12時間撹拌した。反応溶液をそのまま減圧濃縮し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール、100/0~10/1、V/V)により分離し、化合物54の粗生成物を得、粗生成物を分取高速液体クロマトグラフィー(カラム:Phenomenex C18 150×40mm×5μm;移動相:0.05%の塩酸水溶液-アセトニトリル;勾配:アセトニトリル1%~30%、10min)により分離し、化合物54の塩酸塩を得た。1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.71-7.66 (m, 3H), 7.61 (s, 1H), 7.32 (d, J=8.0 Hz, 1H), 4.33 (td, J=12.0, 3.6 Hz, 1H), 3.45 (td, J=12.0, 3.6 Hz, 1H), 2.97 (s, 3H), 2.86 (s, 3H), 2.37 (s, 3H), 2.25-2.22(m, 2H), 2.04-1.99 (m, 1H), 1.87-1.86 (m, 1H), 1.70-1.54 (m, 2H), 1.51-1.43 (m, 2H)。MS-ESI計算値[M+H]+383、実測値383。
実施例55
ステップ1
化合物55-1(324mg、3.68mmol)を1,4-ジオキサン(10mL)に溶解させ、化合物2-2(500mg、3.07mmol)、酢酸パラジウム(68.9mg、307μmol)、4,5-ビス(ジフェニルホスフィノ)-9,9-ジメチルキサンテン(355mg、613μmol)及び炭酸セシウム(2.50g、7.67mmol)を加えた。窒素ガスで3回置換し、反応溶液を100℃で12時間撹拌した。反応溶液をそのまま減圧濃縮し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール、100/1~10/1、V/V)により分離し、化合物55-2を得た。MS-ESI計算値[M+H]+215、実測値215。
ステップ2
化合物55-2(150mg、699μmol)をジオキサン(2mL)及び水(0.4mL)に溶解させ、中間体26-1(149mg、769μmol)、[1,1-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(51.1mg、69.9μmol)及び炭酸カリウム(241mg、1.75mmol)を加えた。窒素ガスで3回置換し、反応溶液を100℃で12時間撹拌した。反応溶液をそのまま減圧濃縮し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール、100/0~10/1、V/V)により分離し、化合物55の粗生成物を得、粗生成物を分取高速液体クロマトグラフィー(カラム:Phenomenex C18 150×40mm×5μm;移動相:0.05%の塩酸水溶液-アセトニトリル;勾配:アセトニトリル5%~35%、10min)により分離し、化合物55の塩酸塩を得た。1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.71-7.70 (m, 1H), 7.68-7.63 (m, 3H), 7.32 (d, J=8.4 Hz, 1H), 3.92 (t, J=5.4 Hz, 2H), 3.52 (t, J=5.4 Hz, 2H), 3.01 (s, 6H), 2.36 (s, 3H)。MS-ESI計算値[M+H]+329、実測値329。
実施例56
ステップ1
化合物56-1(273mg、3.07mmol)を1,4-ジオキサン(5mL)に溶解させ、化合物2-2(500mg、3.07mmol)、酢酸パラジウム(68.9mg、307μmol)、4,5-ビス(ジフェニルホスフィノ)-9,9-ジメチルキサンテン(355mg、613μmol)及び炭酸セシウム(2.50g、7.67mmol)を加えた。窒素ガスで3回置換し、反応溶液を100℃で12時間撹拌した。反応溶液をそのまま減圧濃縮し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール、100/1~10/1、V/V)により分離し、化合物56-2を得た。MS-ESI計算値[M+H]+216、実測値216。
ステップ2
化合物56-2(120mg、556μmol)をジオキサン(2mL)及び水(0.4mL)に溶解させ、中間体26-1(118mg、612μmol)、[1,1-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(40.7mg、55.6μmol)及び炭酸カリウム(192mg、1.39mmol)を加えた。窒素ガスで3回置換し、反応溶液を100℃で2時間撹拌した。反応溶液をそのまま減圧濃縮し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール、100/0~10/1、V/V)により分離し、化合物56の粗生成物を得、粗生成物を高速液体クロマトグラフィー(カラム:Phenomenex C18 150×40mm×5μm;移動相:0.05%の塩酸水溶液-アセトニトリル;勾配:アセトニトリル5%~35%、10min)により分離し、化合物56の塩酸塩を得た。1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.65-7.64 (m, 1H), 7.60-7.53 (m, 3H), 7.22 (d, J=8.4 Hz, 1H), 3.48 (s, 2H), 2.30 (s, 3H), 1.34 (s, 6H)。MS-ESI計算値[M+H]+330、実測値330。
実施例57
ステップ1
化合物57-1(253mg、3.37mmol)を1,4-ジオキサン(2mL)に溶解させ、化合物2-2(500mg、3.07mmol)、酢酸パラジウム(68.9mg、307μmol)、4,5-ビス(ジフェニルホスフィノ)-9,9-ジメチルキサンテン(355mg、613μmol)及び炭酸セシウム(2.50g、7.67mmol)を加えた。窒素ガスで3回置換し、反応溶液を100℃で12時間撹拌した。反応溶液をそのまま減圧濃縮し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール、100/1~10/1、V/V)により分離し、化合物57-2を得た。MS-ESI計算値[M+H]+202、実測値202。
ステップ2
化合物57-2(150mg、744μmol)をジオキサン(2mL)及び水(0.4mL)に溶解させ、中間体26-1(144mg、744μmol)、[1,1-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(54.4mg、74.4μmol)及び炭酸カリウム(257mg、1.86mmol)を加えた。窒素ガスで3回置換し、反応溶液を100℃で12時間撹拌した。反応溶液をそのまま減圧濃縮し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール、100/0~10/1、V/V)により分離し、化合物57の粗生成物を得、粗生成物を分取高速液体クロマトグラフィー(カラム:Xtimate C18 150×40mm×5μm;移動相:0.05%塩酸水溶液-アセトニトリル;勾配:アセトニトリル5%~35%、10min)により分離し、化合物57の塩酸塩を得た。1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.64 (d, J=5.6 Hz, 1H), 7.60-7.57 (m, 2H), 7.49 (s, 1H), 7.22 (d, J=8.4 Hz, 1H), 4.12-4.04 (m, 1H), 3.54-3.50 (m, 1H), 3.42-3.37 (m, 1H), 2.30 (s, 3H), 1.29 (d, J=6.4 Hz, 3H)。MS-ESI計算値[M+H]+316、実測値316。
実施例58
化合物55-2(250mg、780μmol)をジオキサン(2mL)及び水(0.4mL)に溶解させ、中間体43-3(162mg、780μmol)、[1,1-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(57.1mg、78.0μmol)及び炭酸カリウム(270mg、1.95mmol)を加えた。窒素ガスで3回置換し、反応溶液を100℃で12時間撹拌した。反応溶液をそのまま減圧濃縮し、残留物を薄層クロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール、100/0~10/1、V/V)により分離し、化合物58の粗生成物を得、粗生成物を分取高速液体クロマトグラフィー(カラム:Phenomenex C18 150×40mm×5μm;移動相:0.05%の塩酸水溶液-アセトニトリル;勾配:アセトニトリル7%~37%、10min)により分離し、化合物58の塩酸塩を得た。1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.62 (s, 1H), 7.52 (d, J=8.4 Hz, 1H), 7.34 (s, 1H), 7.21 (d, J=8.4 Hz, 1H), 3.91 (t, J=6.0 Hz, 2H), 3.51 (t, J=6.0 Hz, 2H), 3.01 (s, 6H), 2.62 (s, 3H), 2.35 (s, 3H)。MS-ESI計算値[M+H]+343、実測値343。
実施例59
ステップ1
化合物2-2(1.2g、7.36mmol)、化合物59-1(889mg、8.62mmol)、4,5-ビス(ジフェニルホスフィノ)-9,9-ジメチルキサンテン(852mg、1.47mmol)、炭酸セシウム(4.80g、14.7mmol)及びトリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(674mg、0.736mmol)を1,4-ジオキサン(30mL)に溶解させ、反応溶液を窒素ガス保護下で、90℃で12時間撹拌して反応させた。反応溶液をろ過し、ろ液を減圧濃縮し、残留物をまずシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル、100/1~1/5、V/V)に付し、次に薄層クロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール、20/1、V/V)により分離・精製し、化合物59-2を得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 6.62 (s, 1H), 4.96 (d, J=3.2 Hz, 1H), 4.42-4.40 (m, 1H), 4.26-4.24 (m, 1H), 4.22-4.17 (m, 2H), 4.08-4.04 (m, 1H), 3.74-3.68 (m, 2H), 2.24 (s, 3H)。MS-ESI計算値[M+H]+230、実測値230。
ステップ2
化合物59-2(100mg、0.435mmol)、化合物26-1(170mg、0.876mmol)、炭酸カリウム(181mg、1.31mmol)及び[1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]パラジウム(II)ジクロリドジクロロメタン錯体(35.6mg、43.5μmol)を1,4-ジオキサン(5mL)及び水(0.5mL)に溶解させ、反応溶液を窒素ガス保護下で、100℃で12時間撹拌して反応させた。反応溶液をろ過し、ろ液を減圧濃縮し、残留物を分取高速液体クロマトグラフィー(3_Phenomenex Luna C18 75×30mm×3μm;移動相:0.05%の塩酸水溶液-アセトニトリル;勾配:アセトニトリル13%~33%、6min)により分離・精製し、化合物59の塩酸塩を得た。1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.70-7.68 (m, 1H), 7.66-7.64 (m, 2H), 7.52 (s, 1H), 7.30-7.28 (m, 1H), 4.41 (s, 1H), 4.28 (s, 1H), 4.24-4.21 (m, 1H), 4.14-4.10 (m, 1H), 3.89 (d, J=8.4 Hz, 1H), 3.78 (d, J=9.6 Hz, 1H), 2.35 (s, 3H)。MS-ESI計算値[M+H]+344、実測値344。
実施例60
ステップ1
化合物2-2(500mg、3.07mmol)及び化合物60-1(500mg、3.30mmol)をN-メチルピロリドン(10mL)に溶解させ、N,N-ジイソプロピルエチルアミン(1.60mL、9.20mmol)を加え、反応溶液をマイクロ波条件下で220℃に加熱させて6時間反応させた。反応溶液を酢酸エチル(100mL)で希釈し、水(80mL×3)及び飽和食塩水(80mL×1)で順次に洗浄し、有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、ろ液を減圧濃縮し、残留物を薄層クロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール、20/1、V/V)により分離・精製し、化合物60-2を得た。1H NMR (400MHz, CDCl3) δ 6.62 (s, 1H), 4.95 (d, J=7.2Hz, 1H), 3.65-3.56 (m, 1H), 3.48 - 3.42(m, 1H), 2.28 (s, 3H), 2.14-2.05 (m, 2H), 1.81-1.71 (m, 2H), 1.43-1.24 (m, 4H)。MS-ESI計算値[M+H]+242、実測値242。
ステップ2
化合物60-2(100mg、0.414mmol)、化合物26-1(161mg、0.830mmol)、炭酸カリウム(172mg、1.24mmol)及び[1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]パラジウム(II)ジクロリドジクロロメタン錯体(33.8mg、41.4μmol)を1,4-ジオキサン(6mL)及び水(0.6mL)に溶解させ、反応溶液を窒素ガス保護下で、100℃で12時間撹拌して反応させた。反応溶液をろ過し、ろ液を減圧濃縮し、残留物を分取高速液体クロマトグラフィー(3_Phenomenex Luna C18 75×30mm×3μm;移動相:0.05%の塩酸水溶液-アセトニトリル;勾配:アセトニトリル20%~40%、6min)により分離・精製し、化合物60の塩酸塩を得た。1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.66-7.64 (m, 1H), 7.61-7.58 (m, 2H), 7.41 (s, 1H), 7.24-7.22 (m, 1H), 3.69-3.65 (m, 1H), 3.57-3.51 (m, 1H), 2.31 (s, 3H), 2.12-2.09 (m, 2H), 1.84-1.82 (m, 2H), 1.51-1.38 (m, 4H)。MS-ESI計算値[M+H]+356、実測値356。
実施例61
化合物56-2(100mg、464μmol)をジオキサン(2mL)及び水(0.4mL)に溶解させ、中間体43-3(106mg、510μmol)、[1,1-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(33.9mg、46.4μmol)及び炭酸カリウム(160mg、1.16mmol)を加えた。窒素ガスで3回置換し、反応溶液を100℃で12時間撹拌した。反応溶液をそのまま減圧濃縮し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール、100/0~10/1、V/V)により分離し、化合物61の粗生成物を得、粗生成物を分取高速液体クロマトグラフィー(カラム:Phenomenex C18 150×40mm×5μm;移動相:0.05%の塩酸水溶液-アセトニトリル;勾配:アセトニトリル7%~37%、10min)により分離し、化合物61の塩酸塩を得た。1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.50 (s, 1H), 7.44 (d, J=8.0 Hz, 1H), 7.28 (s, 1H), 7.12 (d, J=8.0 Hz, 1H), 3.46 (s, 2H), 2.60 (s, 3H), 2.30 (s, 3H), 1.33 (s, 6H)。MS-ESI計算値[M+H]+344、実測値344。
実施例62
化合物54-2(300mg、692μmol)をジオキサン(2mL)及び水(0.4mL)に溶解させ、中間体43-3(432mg、2.08mmol)、[1,1-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(50.6mg、69.2μmol)及び炭酸カリウム(239mg、1.73mmol)を加えた。窒素ガスで3回置換し、反応溶液を100℃で12時間撹拌した。反応溶液をそのまま減圧濃縮し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール、100/0~10/1、V/V)により分離し、化合物62の粗生成物を得、粗生成物を分取高速液体クロマトグラフィー(カラム:Phenomenex C18 150×40mm×5μm;移動相:0.05%の塩酸水溶液-アセトニトリル;勾配:アセトニトリル5%~35%、10min)により分離し、化合物62の塩酸塩を得た。1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.60 (s, 1H), 7.53 (d, J=8.4 Hz, 1H), 7.34 (s, 1H), 7.22 (d, J=8.4 Hz, 1H), 4.33 (dt, J=4.0, 10.8 Hz, 1H), 3.45 (dt, J=4.0, 10.8 Hz, 1H), 2.91 (s, 6H), 2.62 (s, 3H), 2.36 (s, 3H), 2.23 (s, 2H), 2.04-1.99 (m, 1H), 1.87-1.86 (m, 1H), 1.70-1.57 (m, 2H), 1.53-1.46 (m, 2H)。MS-ESI計算値[M+H]+397、実測値397。
実施例63
化合物57-2(150mg、744μmol)をジオキサン(2mL)及び水(0.4mL)に溶解させ、中間体43-3(310mg、1.49mmol)、[1,1-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(54.4mg、74.4μmol)及び炭酸カリウム(257mg、1.86mmol)を加えた。窒素ガスで3回置換し、反応溶液を100℃で12時間撹拌した。反応溶液をそのまま減圧濃縮し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール、100/0~10/1、V/V)により分離し、化合物63の粗生成物を得、粗生成物を分取高速液体クロマトグラフィー(カラム:Phenomenex C18 150×40mm×5μm;移動相:0.05%の塩酸水溶液-アセトニトリル;勾配:アセトニトリル5%~35%、10min)により分離し、化合物63の塩酸塩を得た。1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.46-7.44 (m, 2H), 7.28 (s, 1H), 7.12 (d, J=8.4 Hz, 1H), 4.09-4.05 (m, 1H), 3.53-3.49 (m, 1H), 3.41-3.36 (m, 1H), 2.61 (s, 3H), 2.30 (s, 3H), 1.28 (d, J=6.4 Hz, 3H)。MS-ESI計算値[M+H]+330、実測値330。
実施例64
ステップ1
化合物2-2(470mg、2.88mmol)及び化合物64-1(470mg、3.10mmol)をN-メチルピロリドン(10mL)に溶解させ、N,N-ジイソプロピルエチルアミン(1.51mL、8.65mmoL)を加え、反応溶液をマイクロ波条件下で220℃に加熱させて3時間反応させた。反応溶液を酢酸エチル(100mL)で希釈し、水(80mL×3)及び飽和食塩水(80mL×1)で順次に洗浄し、有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、ろ液を減圧濃縮し、残留物を薄層クロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール、20/1、V/V)により分離・精製し、化合物64-2を得た。1H NMR (400MHz, CDCl3) δ 6.63 (s, 1H), 5.11 (d, J=7.2 Hz, 1H), 3.64-3.58 (m, 1H), 3.49-3.43 (m, 1H), 2.28 (s, 3H), 2.12-2.09 (m, 2H), 1.79-1.73 (m, 2H), 1.47-1.23 (m, 4H)。MS-ESI計算値[M+H]+242、実測値242。
ステップ2
化合物64-2(90mg、0.372mmol)、化合物26-1(145mg、0.748mmol)、炭酸カリウム(154mg、1.12mmol)及び[1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]パラジウム(II)ジクロリドジクロロメタン錯体(30.4mg、37.2μmol)を1,4-ジオキサン(6mL)及び水(0.6mL)に溶解させ、反応溶液を窒素ガス保護下で、100℃で12時間撹拌して反応させた。反応溶液をろ過し、ろ液を減圧濃縮し、残留物を分取高速液体クロマトグラフィー(3_Phenomenex Luna C18 75×30mm×3μm;移動相:0.05%の塩酸水溶液-アセトニトリル;勾配:アセトニトリル19%~39%、6min)により分離・精製し、化合物64の塩酸塩を得た。1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.66-7.64 (m, 1H), 7.62-7.58 (m, 2H), 7.39-7.37 (m, 1H), 7.24-7.22 (m, 1H), 3.70-3.67 (m, 1H), 3.57-3.51 (m, 1H), 2.31 (s, 3H), 2.12-2.09 (m, 2H), 1.85-1.83 (m, 2H), 1.53-1.31 (m, 4H)。MS-ESI計算値[M+H]+356、実測値356。
実施例65
ステップ1
化合物65-1(318mg、3.37mmol)を1,4-ジオキサン(20mL)に溶解させ、化合物2-2(500mg、3.07mmol)、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(281mg、307μmol)、4,5-ビス(ジフェニルホスフィノ)-9,9-ジメチルキサンテン(355mg、613μmol)及び炭酸セシウム(2.50g、7.67mmol)を加えた。窒素ガスで3回置換し、反応溶液を100℃で12時間撹拌した。反応溶液をそのまま減圧濃縮し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール、100/1~10/1、V/V)により分離し、化合物65-2を得た。MS-ESI計算値[M+H]+221、実測値221。
ステップ2
化合物65-2(150mg、680μmol)をジオキサン(2mL)及び水(0.4mL)に溶解させ、中間体26-1(145mg、748μmol)、[1,1-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(50.0mg、68.0μmol)及び炭酸カリウム(235mg、1.70mmol)を加えた。窒素ガスで3回置換し、反応溶液を100℃で12時間撹拌した。反応溶液をそのまま減圧濃縮し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール、100/0~10/1、V/V)により分離し、化合物65の粗生成物を得、粗生成物を分取高速液体クロマトグラフィー(カラム:Phenomenex C18 150×40mm×5μm;移動相:0.05%の塩酸水溶液-アセトニトリル;勾配:アセトニトリル10%~30%、10min)により分離し、化合物65の塩酸塩を得た。1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 9.49 (s, 1H), 8.80 (d, J=8.4 Hz, 1H), 8.61 (d, J=5.4 Hz, 1H), 8.13 (dd, J=5.4, 8.4 Hz, 1H), 8.02 (s, 1H), 7.74-7.69 (m, 3H), 7.40 (d, J=8.4 Hz, 1H), 2.51 (s, 3H)。MS-ESI計算値[M+H]+335、実測値335。
実施例66
ステップ1
化合物59-2(70mg、0.305mmol)、化合物43-3(200mg、0.961mmol)、炭酸カリウム(126mg、0.914mmol)及び[1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]パラジウム(II)ジクロリドジクロロメタン錯体(24.9mg、30.5μmol)を1,4-ジオキサン(6mL)及び水(0.6mL)に溶解させ、反応溶液を窒素ガス保護下で、100℃で12時間撹拌して反応させた。反応溶液をろ過し、ろ液を減圧濃縮し、残留物を分取高速液体クロマトグラフィー(3_Phenomenex Luna C18 75×30mm×3μm;移動相:0.05%の塩酸水溶液-アセトニトリル;勾配:アセトニトリル17%~37%、6min)により分離・精製し、化合物66の塩酸塩を得た。1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.52-7.50 (m, 2H), 7.33 (s, 1H), 7.20-7.18 (m, 1H), 4.40-4.39 (m, 1H), 4.28-4.27 (m, 1H), 4.24-4.20 (m, 1H), 4.13-4.10 (m, 1H), 3.90-3.87 (m, 1H), 3.79-3.76 (m, 1H), 2.63 (s, 3H), 2.34 (s, 3H)。MS-ESI計算値[M+H]+358、実測値358。
実施例67
ステップ1
化合物60-2(120mg、0.496mmol)、化合物43-2(454mg、1.49mmol)、炭酸カリウム(206mg、1.49mmol)及び[1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]パラジウム(II)ジクロリドジクロロメタン錯体(40.5mg、49.6μmol)を1,4-ジオキサン(6mL)及び水(0.6mL)に溶解させ、反応溶液を窒素ガス保護下で、100℃で12時間撹拌して反応させた。反応溶液をろ過し、ろ液を減圧濃縮し、残留物を薄層クロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール、20/1、V/V)により分離・精製し、化合物67-1を得た。MS-ESI計算値[M+H]+384、実測値384。
ステップ2
化合物67-1(125mg、202μmol)を無水ジクロロメタン(5.00mL)に溶解させ、0℃で三臭化ホウ素(58.5μL、607μmol)をゆっくりと滴下した。反応溶液を25℃で12時間撹拌して反応させた。反応溶液を0℃でメタノール(5.00mL)でクエンチングさせた後、減圧濃縮し、残留物を分取高速液体クロマトグラフィー(3_Phenomenex Luna C18 75×30mm×3μm;移動相:0.05%の塩酸水溶液-アセトニトリル;勾配:アセトニトリル23%~43%、31min)により分離・精製し、化合物67の塩酸塩を得た。1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.45 (d, J=8.4 Hz, 1H), 7.39 (s, 1H), 7.29 (s, 1H), 7.13 (d, J=8.0 Hz, 1H), 3.69-3.64 (m, 1H), 3.57-3.51 (m, 1H), 2.62 (s, 3H), 2.30 (s, 3H), 2.12-2.09 (m, 2H), 1.84-1.82 (m, 2H), 1.54-1.38 (m, 4H)。MS-ESI計算値[M+H]+370、実測値370。
実施例68
ステップ1
化合物68-1(5g、19.6mmol)を無水メタノール(80mL)に溶解させ、0℃でアンモニアガス(5.67g、333mmol)を20分間通気し、チタンテトライソプロポキシド(11.1g、39.2mmol)を加え、20℃で12時間撹拌し、反応溶液を0℃に冷却させた後、水素化ホウ素ナトリウム(1.23g、32.5mmol)を加え、0℃で3時間撹拌して反応させた。0℃で飽和炭酸カリウム溶液(10mL)を加えて反応をクエンチングさせ、ろ過し、濃縮し、粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール、100/1~30/1、V/V)により分離・精製し、化合物68-2を得た。
ステップ2
化合物2-2(600mg、3.68mmol)、化合物68-2(1.08g、4.21mmol)、4,5-ビス(ジフェニルホスフィノ)-9,9-ジメチルキサンテン(426mg、0.736mmol)、炭酸セシウム(2.40g、7.36mmol)及び酢酸パラジウム(83mg、0.370mmol)を1,4-ジオキサン(20mL)に溶解させ、反応溶液を窒素ガス保護下で、90℃で12時間撹拌して反応させた。反応溶液をろ過し、ろ液を減圧濃縮し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール、100/1~20/1、V/V)により分離・精製し、化合物68-3を得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 6.44 (d, J=0.8 Hz, 1H), 4.68 (s, 1H), 4.51 (s, 1H), 4.08-4.05 (m, 1H), 3.71-3.68 (m, 1H), 3.55-3.52 (m, 2H), 3.30-3.23 (m, 2H), 2.22 (s, 3H), 2.19-2.15 (m, 1H), 1.68-1.63 (m, 2H), 1.61-1.57 (m, 1H), 1.48-1.44 (m, 1H), 1.39 (s, 9H)。MS-ESI計算値[M+H]+383、実測値383。
ステップ3
化合物68-3(220mg、0.574mmol)を酢酸エチル(5mL)に溶解させ、塩化水素・酢酸エチル溶液(4mol/L、5mL)を加え、反応溶液を25℃で1時間撹拌した。反応溶液を減圧濃縮して化合物68-4の塩酸塩を得、精製せずにそのまま次のステップに進めた。1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.48 (s, 1H), 4.46-4.41 (m, 1H), 4.19-4.15 (m, 1H), 4.01-3.98 (m, 1H), 3.31-3.29 (m, 4H), 2.48 (d, J=1.2 Hz, 3H), 2.44-2.39 (m, 1H), 2.06--2.01 (m, 4H), 1.95--1.87 (m, 1H)。MS-ESI計算値[M+H]+283、実測値283。
ステップ4
化合物68-4の塩酸塩(185mg、0.579mmol)及び37%ホルムアルデヒド水溶液(216μL、2.90mmol)をジクロロメタン(4mL)及びメタノール(2mL)に溶解させ、反応溶液を25℃で1時間撹拌し、それにトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(185mg、0.873mmol)を加え、反応溶液を25℃で12時間撹拌した。反応溶液を減圧濃縮し、粗生成物を飽和炭酸ナトリウム水溶液(20mL)及び酢酸エチル(20mL)に入れて分離し、水相を酢酸エチル(20mL×1)で抽出し、有機相を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、ろ液を減圧濃縮して化合物68-5を得、精製せずにそのまま次のステップに進めた。MS-ESI計算値[M+H]+297、実測値297。
ステップ5
化合物68-5(143mg、0.482mmol)、化合物26-1(187mg、0.964mmol)、炭酸カリウム(200mg、1.45mmol)及び[1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]パラジウム(II)ジクロリドジクロロメタン錯体(39.3mg、48.2μmol)を1,4-ジオキサン(6mL)及び水(0.6mL)に溶解させ、反応溶液を窒素ガス保護下で、100℃で12時間撹拌して反応させた。反応溶液をろ過し、ろ液を減圧濃縮し、残留物を分取高速液体クロマトグラフィー(3_Phenomenex Luna C18 75×30mm×3μm;移動相:0.05%の塩酸水溶液-アセトニトリル;勾配:アセトニトリル1%~30%、6min)により分離・精製した後、分取高速液体クロマトグラフィー(DAICEL CHIRALPAK IE 250×30mm×3μm;移動相:n-ヘキサン-;勾配:0.1%アンモニアエタノール溶液85%~85%、15min)により分離・精製し、化合物68a及び68bを得た。その後、SFC(Chiralpak IE-3 50mm×4.6mm×3μm;移動相:A相はn-ヘキサン、B相は0.05%ジエチルアミンを含むエタノール溶液;勾配:B相70%~70%)によりe.e.%を検出した。
化合物68a:e.e.%=100%、RT=2.030min。1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.61 (d, J=5.6 Hz, 1H), 7.34 (d, J=5.6 Hz, 1H), 7.29 (d, J=8.4 Hz, 1H), 7.17 (d, J=8.4 Hz, 1H), 6.81 (s, 1H), 4.65--4.59 (m, 1H), 4.23--4.19 (m, 1H), 3.79--3.76 (m, 1H), 2.55--2.47 (m, 4H), 2.34--2.32 (m, 1H), 2.30 (s, 3H), 2.23 (s, 3H), 1.93--1.78 (m, 3H), 1.76--1.69 (m, 1H)。MS--ESI計算値[M+H]+411、実測値411。
化合物68b:e.e.%=99.6%、RT=5.604min。1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.61 (d, J=5.6 Hz, 1H), 7.50--7.48 (m, 2H), 7.26 (d, J=8.0 Hz, 1H), 6.85 (s, 1H), 4.66--4.60 (m, 1H), 4.23--4.19 (m, 1H), 3.80--3.76 (m, 1H), 2.54--2.44 (m, 4H), 2.34--2.32 (m, 1H), 2.30 (s, 3H), 2.23 (s, 3H), 1.92--1.80 (m, 3H), 1.77--1.70 (m, 1H)。MS--ESI計算値[M+H]+411、実測値411。
実施例69
ステップ1
化合物69-1(800mg、4.30mmol)をテトラヒドロフラン(5mL)に溶解させ、ホルムアルデヒド水溶液(3.49g、42.95mmol、純度:37%)を加え、反応溶液を70℃で12時間撹拌し、次に0℃でトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(1.82g、8.59mmol)を加え、反応溶液を25℃で0.5時間撹拌した。反応溶液に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えてpH=8に中和し、反応溶液をそのまま減圧濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール、100/1~10/1、V/V)により分離し、化合物69-2を得た。1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 4.25-4.18 (m, 1H), 3.30-3.25 (m, 2H), 3.08-3.01 (m, 2H), 2.72 (s, 3H), 2.40-2.31 (m, 1H), 1.90-1.87 (m, 1H), 1.44 (s, 9H)。
ステップ2
化合物69-2(700mg、3.50mmol)を酢酸エチル(5mL)及びメタノール(5mL)に溶解させ、塩化水素・酢酸エチル溶液(4mol/L、5mL)を加え、反応溶液を25℃で2時間撹拌した。反応溶液をそのまま濃縮して化合物69-3の塩酸塩を得、精製せずにそのまま次のステップに進めた。MS-ESI計算値[M+H]+101、実測値101。
ステップ3
化合物69-3の塩酸塩(436mg、2.52mmol)を1,4-ジオキサン(10mL)に溶解させ、化合物2-2(410mg、2.52mmol)、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(231mg、252μmol)、4,5-ビス(ジフェニルホスフィノ)-9,9-ジメチルキサンテン(292mg、504μmol)及び炭酸セシウム(3.69g、11.3mmol)を加えた。窒素ガスで3回置換し、反応溶液を100℃で12時間撹拌した。反応溶液をそのまま減圧濃縮し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール、100/1~10/1、V/V)により分離し、化合物69-4を得た。MS-ESI計算値[M+H]+227、実測値227。
ステップ4
化合物69-4(200mg、335μmol)をジオキサン(2mL)及び水(0.4mL)に溶解させ、中間体26-1(97.6mg、503μmol)、[1,1-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(24.5mg、33.5μmol)及び炭酸カリウム(116mg、838μmol)を加えた。窒素ガスで3回置換し、反応溶液を100℃で12時間撹拌した。反応溶液をそのまま減圧濃縮し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール、100/0~10/1、V/V)により分離し、化合物69の粗生成物を得、粗生成物を分取高速液体クロマトグラフィー(カラム:Phenomenex C18 150×40mm×5μm;移動相:0.05%の塩酸水溶液-アセトニトリル;勾配:アセトニトリル1%~30%、10分)により分離し、化合物69の塩酸塩を得た。1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.72-7.63 (m, 4H), 7.30 (d, J=7.6 Hz, 1H), 4.73-4.69 (m, 1H), 4.17-3.82 (m, 2H), 3.52-3.44 (m, 1H), 3.28-3.22 (m, 1H), 3.06-3.01 (m, 3H), 2.82-2.48 (m, 1H), 2.36 (s, 3H), 2.28-2.19 (m, 1H)。MS-ESI計算値[M+H]+341、実測値341。
実施例70
ステップ1
化合物70-1(1.00g、4.23mmol)を1,4-ジオキサン(15mL)に溶解させ、化合物2-2(897mg、5.50mmol)、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(388mg、423μmol)、4,5-ビス(ジフェニルホスフィノ)-9,9-ジメチルキサンテン(490mg、847μmol)及び炭酸セシウム(3.45g、10.6mmol)を加えた。窒素ガスで3回置換し、反応溶液を100℃で12時間撹拌した。反応溶液をそのまま減圧濃縮し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール、100/1~10/1、V/V)により分離し、化合物70-2を得た。MS-ESI計算値[M+H]+363、実測値363。
ステップ2
化合物70-2(680mg、1.87mmol)を酢酸エチル(5mL)に溶解させ、塩化水素・酢酸エチル溶液(4mol/L、15mL)を加え、反応溶液を25℃で1時間撹拌した。反応溶液をそのまま濃縮して化合物70-3の塩酸塩を得、精製せずにそのまま次のステップに進めた。MS-ESI計算値[M+H]+263、実測値263。
ステップ3
化合物70-3(560mg、2.13mmol)をテトラヒドロフラン(3mL)に溶解させ、ホルムアルデヒド水溶液(1.73g、21.3mmol、純度:37%)を加え、反応溶液を70℃で2時間撹拌し、次に0℃でトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(904mg、4.26mmol)を加え、反応溶液を25℃で0.5時間撹拌した。反応溶液に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えてpH=8に中和し、反応溶液をそのまま減圧濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール、100/1~10/1、V/V)により分離し、化合物70-4を得た。MS-ESI計算値[M+H]+277、実測値277。
ステップ4
化合物70-4(220mg、795μmol)をジオキサン(3mL)及び水(0.6mL)に溶解させ、中間体26-1(216mg、1.11mmol)、[1,1-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(58.2mg、79.5μmol)及び炭酸カリウム(275mg、1.99mmol)を加えた。窒素ガスで3回置換し、反応溶液を100℃で12時間撹拌した。反応溶液をそのまま減圧濃縮し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール、100/0~10/1、V/V)により分離・精製し、粗生成物を分取高速液体クロマトグラフィー(カラム: Phenomenex C18 150×40mm×5μm;移動相:0.05%の塩酸水溶液-アセトニトリル;勾配:アセトニトリル1%~30%、10min)により分離・精製し、またSFC(分離カラム:DAICEL CHIRALCEL OJ 250mm×30mm×10μm;移動相:0.1%アンモニア水-エタノール;勾配:エタノール30%~30%)により分離し、化合物70a及び70bを得た。その後、SFC(Chiralcel OJ-3 100mm×4.6mm×3μm;移動相:A相は超臨界CO2、B相は0.05%ジエチルアミンを含むエタノール溶液;勾配:B相5%~40%)によりe.e.%値を検出した。
化合物70a:e.e.%=96.1%、RT=3.508min。1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.59 (d, J=5.6 Hz, 1H), 7.50-7.48 (m, 2H), 7.24 (d, J=8.4 Hz, 1H), 6.83 (s, 1H), 4.44 (s, 1H), 3.02-3.00 (m, 1H), 2.89-2.81 (m, 1H), 2.61-2.52 (m, 1H), 2.45-2.42 (m, 1H), 2.39 (s, 3H), 2.31-2.26 (m, 1H), 2.20 (s, 3H), 2.03-1.90 (m, 1H)。MS-ESI計算値[M+H]+391、実測値391。
化合物70b:e.e.%=87.2%、RT=3.647min。1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.60 (d, J=5.6 Hz, 1H), 7.52-7.51 (m, 2H), 7.33-7.24 (m, 1H), 6.94 (s, 1H), 4.43 (s, 1H), 3.04-3.02 (m, 1H), 2.92-2.84 (m, 1H), 2.65-2.55 (m, 1H), 2.48-2.44 (m, 1H), 2.41 (s, 3H), 2.34-2.29 (m, 1H), 2.22 (s, 3H), 2.04-1.94 (m, 1H)。MS-ESI計算値[M+H]+391、実測値391。
実施例71
化合物7-2(521mg、2.06mmol)、化合物26-1(200mg、1.03mmol)、炭酸カリウム(138mg、2.06mmol)及び[1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]パラジウム(II)ジクロリドジクロロメタン錯体(151mg、206μmol)を1,4-ジオキサン(10mL)及び水(2mL)に溶解させ、反応溶液を窒素ガス保護下で、100℃で12時間撹拌して反応させた。反応溶液をろ過し、ろ液を減圧濃縮し、残留物を分取高速液体クロマトグラフィー(Xtimate C18 150×40mm×5μm;移動相:0.05%の塩酸水溶液-アセトニトリル;勾配:アセトニトリル20%~50%、10min)により分離・精製し、化合物71の塩酸塩を得た。1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.86-7.60 (m, 4H), 7.31 (d, J=8.3 Hz, 1H), 4.54-4.31 (m, 1H), 3.92 (t, J=10.8 Hz, 1H), 3.57-3.36 (m, 6H), 2.50 (d, J=2.8 Hz, 1H), 2.38 (s, 3H), 2.15 (d, J=6.9 Hz, 2H), 2.02 (s, 1H)。MS-ESI計算値[M+H]+367、実測値367。
実施例72
ステップ1
化合物72-1(1.00g、5.65mmol)を1,4-ジオキサン(5mL)に溶解させ、化合物2-1(1.29g、11.3mmol)、酢酸パラジウム(127mg、565μmol)、4,5-ビス(ジフェニルホスフィノ)-9,9-ジメチルキサンテン(654mg、1.13mmol)及び炭酸セシウム(4.60g、14.1mmol)を加えた。窒素ガスで3回置換し、反応溶液を100℃で12時間撹拌した。反応溶液をそのまま減圧濃縮し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール、100/1~10/1、V/V)により分離し、化合物72-3を得た。MS-ESI計算値[M+H]+255、実測値255。
ステップ2
化合物72-3(200mg、785μmol)をジオキサン(20mL)及び水(4mL)に溶解させ、中間体26-1(228mg、1.18mmol)、[1,1-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(57.4mg、78.5μmol)及び炭酸カリウム(271mg、1.96mmol)を加えた。窒素ガスで3回置換し、反応溶液を100℃で4時間撹拌した。反応溶液をそのまま減圧濃縮し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール、100/0~10/1、V/V)により分離し、化合物72の粗生成物を得、粗生成物を分取高速液体クロマトグラフィー(カラム:Phenomenex C18 150×40mm×5μm;移動相:0.05%の塩酸水溶液-アセトニトリル;勾配:アセトニトリル5%~35%、10min)により分離し、化合物72の塩酸塩を得た。1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.71-7.66 (m, 3H), 7.29 (d, J=7.2 Hz, 1H), 4.55 (s, 1H), 3.85-3.78 (m, 1H), 3.57-3.54 (m, 1H), 3.16-3.01 (m, 2H), 2.95-2.87 (m, 3H), 2.62-2.47 (m, 3H), 2.32 (s, 3H), 2.26-2.12 (m, 2H), 2.04-1.80 (m, 2H)。MS-ESI計算値[M+H]+369、実測値369。
実施例73
ステップ1
化合物72-1(1.00g、5.65mmol)を1,4-ジオキサン(2mL)に溶解させ、化合物60-1(976mg、8.47mmol)、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(517mg、565μmol)、4,5-ビス(ジフェニルホスフィノ)-9,9-ジメチルキサンテン(654mg、1.13mmol)及び炭酸セシウム(4.60g、14.12mmol)を加えた。窒素ガスで3回置換し、反応溶液を100℃で12時間撹拌した。反応溶液をそのまま減圧濃縮し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール、100/1~10/1、V/V)により分離し、化合物73-1を得た。MS-ESI計算値[M+H]+256、実測値256。
ステップ2
化合物73-1(187mg、731μmol)をジオキサン(5mL)及び水(1mL)に溶解させ、中間体26-1(199mg、1.02mmol)、[1,1-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(53.5mg、73.1μmol)及び炭酸カリウム(253mg、1.83mmol)を加えた。窒素ガスで3回置換し、反応溶液を90℃で4時間撹拌した。反応溶液をそのまま減圧濃縮し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール、100/0~10/1、V/V)により分離し、化合物73の粗生成物を得、粗生成物を分取高速液体クロマトグラフィー(カラム:Phenomenex C18 150×40mm×5μm;移動相:0.05%の塩酸水溶液-アセトニトリル;勾配:アセトニトリル5%~35%、10min)により分離し、化合物73の塩酸塩を得た。1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.66-7.60 (m, 3H), 7.24-7.21 (d, J=8.4 Hz, 1H), 3.91-3.85 (m,1H), 3.72-3.65 (m, 1H), 2.41 (s, 3H), 2.27 (s, 3H), 2.11-2.10 (m, 2H), 1.82-1.81 (m, 2H), 1.56-1.37 (m, 4H)。MS-ESI計算値[M+H]+370、実測値370。
実施例74
ステップ1
化合物74-1(5.00g、38.3mmol)をジクロロメタン(50.0mL)に溶解させ、0℃でトリフルオロメタンスルホン酸無水物(8.22mL、49.8mmol)及びピリジン(6.18mL、76.6mmol)を滴下し、反応溶液を25℃で12時間撹拌して反応させた。反応溶液を減圧濃縮し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(石油エーテル/酢酸エチル、100/0~1/1、V/V)により分離・精製し、化合物74-2を得た。MS-ESI計算値[M+H]+263、実測値263。
ステップ2
化合物74-2(500mg、1.90mmol)、化合物2-1の塩酸塩(429mg、2.85mmol)、N,N-ジイソプロピルエチルアミン(1.32mL、7.60mmol)をN,N-ジメチルホルムアミド(5.00mL)に溶解させ、反応溶液を100℃で1時間撹拌して反応させた。反応溶液をオイルポンプで吸引乾燥させ、残留物をジクロロメタン(20.0mL)で希釈した。シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール、100/0~1/1、V/V)により溶出し、ろ液を回収し、スピン乾燥させて化合物74-3を得た。MS-ESI計算値[M+H]+227、実測値227。
ステップ3
化合物74-3(430mg、1.90mmol)、化合物26-1(740mg、3.81mmol)、炭酸カリウム(786mg、5.69mmol)及び[1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]パラジウム(II)ジクロリドジクロロメタン錯体(155mg、190μmol)を1,4-ジオキサン(30.0mL)及び水(3.00mL)に溶解させ、反応溶液を窒素ガス保護下で、100℃で12時間撹拌して反応させた。反応溶液をろ過し、ろ液を減圧濃縮し、残留物を分取高速液体クロマトグラフィー(カラム:Phenomenex Luna C18 75×30mm×3μm;移動相:0.05%の塩酸水溶液-アセトニトリル;勾配:アセトニトリル20%~44%、9min)により分離・精製し、化合物74の塩酸塩を得た。1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 8.42-8.36 (m, 1H), 7.72-7.71 (m, 1H), 7.65-7.57 (m, 4H), 4.39-4.32 (m, 1H), 3.89-3.85 (m, 1H), 3.57-3.54 (m, 1H), 3.07-3.00 (m, 1H), 2.96 (s, 2H), 2.90 (s, 1H), 2.30-2.26 (m, 1H), 2.18-2.13 (m, 1H), 2.03-2.00 (m, 2H), 1.73-1.62 (m, 1H)。MS-ESI計算値[M+H]+341、実測値341。
実施例75
ステップ1
化合物74-2(500mg、1.90mmol)、化合物60-1(329mg、2.86mmol)、N,N-ジイソプロピルエチルアミン(0.663mL、3.81mmol)をN,N-ジメチルホルムアミド(5.00mL)に溶解させ、反応溶液を100℃で1時間撹拌して反応させた。水(5.00mL)を加えて反応をクエンチングさせ、反応溶液を酢酸エチル(5.00mL×3)で抽出し、次に水(5.00mL×2)及び飽和食塩水(5.00mL×1)で洗浄し、有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、ろ液を減圧濃縮し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン/メタノール、20/1、V/V)により分離・精製し、化合物75-1を得た。MS-ESI計算値[M+H]+228、実測値228。
ステップ2
化合物75-1(67.0mg、0.294mmol)、化合物26-1(115mg、0.591mmol)、炭酸カリウム(122mg、0.883mmol)及び[1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]パラジウム(II)ジクロリドジクロロメタン錯体(24.0mg、29.4μmol)を1,4-ジオキサン(4.00mL)及び水(0.40mL)に溶解させ、反応溶液を窒素ガス保護下で、100℃で12時間撹拌して反応させた。反応溶液をろ過し、ろ液を減圧濃縮し、残留物を分取高速液体クロマトグラフィー(カラム:Phenomenex Luna C18 75×30mm×3μm;移動相:0.05%の塩酸水溶液-アセトニトリル;勾配:アセトニトリル20%~42%、9min)により分離・精製し、化合物75の塩酸塩を得た。1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 8.36 (d, J=10.0 Hz, 1H), 7.72 (d, J=8.4 Hz, 1H), 7.64 (d, J=4.8 Hz, 1H), 7.55-7.53 (m, 2H), 7.49 (d, J=10.0 Hz, 1H), 3.71-3.65 (m, 1H), 3.55-3.52 (m, 1H), 2.13-2.07 (m, 2H), 1.84-1.81 (m, 2H), 1.48-1.41 (m, 4H)。MS-ESI計算値[M+H]+342、実測値342。
実施例76
ステップ1
化合物76-1(4.00g、27.7mmol)をジクロロメタン(40.0mL)に溶解させ、0℃でトリフルオロメタンスルホン酸無水物(5.94mL、36.0mmol)及びピリジン(4.47mL、55.3mmol)を滴下し、反応溶液を25℃で12時間撹拌して反応させた。反応溶液を減圧濃縮し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(1/3、石油エーテル/酢酸エチル、Rf=0.36)により分離・精製し、化合物76-2を得た。1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.57 (s, 1H), 2.45 (s, 3H)。MS-ESI計算値[M+H]+277、実測値277。
ステップ2
化合物76-2(500mg、1.77mmol)、化合物60-1(305mg、2.65mmol)、N,N-ジイソプロピルエチルアミン(0.615mL、3.53mmol)をN,N-ジメチルホルムアミド(0.500mL)に溶解させ、反応溶液を100℃で1時間撹拌して反応させた。水(1.00mL)を加えて反応をクエンチングさせ、反応溶液を酢酸エチル(3.00mL×3)で抽出し、次に水(3.00mL×2)及び飽和食塩水(3.00mL×1)で洗浄し、有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、ろ液を減圧濃縮し、残留物を薄層クロマトグラフィー(10/1、ジクロロメタン/メタノール、Rf=0.40)により分離・精製し、化合物76-3を得た。MS-ESI計算値[M+H]+242、実測値242。
ステップ3
化合物76-3(60.0mg、0.248mmol)、化合物26-1(96.8mg、0.499mmol)、炭酸カリウム(103mg、0.745mmol)及び[1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]パラジウム(II)ジクロリドジクロロメタン錯体(20.3mg、24.8μmol)を1,4-ジオキサン(3.00mL)及び水(0.30mL)に溶解させ、反応溶液を窒素ガス保護下で、100℃で12時間撹拌して反応させた。反応溶液をろ過し、ろ液を減圧濃縮し、残留物を分取高速液体クロマトグラフィー(3_Phenomenex Luna C18 75×30mm×3μm;移動相A:0.05%の塩酸水溶液、移動相B:アセトニトリル;B%:20%~50%、10min)により分離・精製し、化合物76の塩酸塩を得た。1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 8.30 (s, 1H), 7.72 (d, J=8.8 Hz, 1H), 7.65 (d, J=5.6 Hz, 1H), 7.58-7.56 (m, 2H), 3.83-3.80 (m, 1H), 3.70-3.63 (m, 1H), 2.48 (s, 3H), 2.12-2.10 (m, 2H), 1.84-1.82 (m, 2H), 1.45-1.41 (m, 2H), 1.30-1.29 (m, 2H)。MS-ESI計算値[M+H]+356、実測値356。
実施例77
ステップ1
化合物76-2(500mg、1.77mmol)、化合物2-1(399mg、2.65mmol)、N,N-ジイソプロピルエチルアミン(1.23mL、7.06mmol)をN,N-ジメチルホルムアミド(0.500mL)に溶解させ、反応溶液を100℃で1時間撹拌して反応させた。水(1.00mL)を加えて反応をクエンチングさせ、反応溶液を酢酸エチル(3.00mL×3)で抽出し、次に水(3.00mL×2)及び飽和食塩水(3.00mL×1)で洗浄し、有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥させ、ろ過し、ろ液を減圧濃縮し、残留物を薄層クロマトグラフィー(10/1、ジクロロメタン/メタノール、Rf=0.40)により分離・精製し、化合物77-1を得た。MS-ESI計算値[M+H]+241、実測値241。
ステップ2
化合物77-1(110mg、0.457mmol)、化合物26-1(178mg、0.918mmol)、炭酸カリウム(189mg、1.37mmol)及び[1,1’-ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]パラジウム(II)ジクロリドジクロロメタン錯体(37.3mg、45.7μmol)を1,4-ジオキサン(6.00mL)及び水(0.60mL)に溶解させ、反応溶液を窒素ガス保護下で、100℃で12時間撹拌して反応させた。反応溶液をろ過し、ろ液を減圧濃縮し、残留物を分取高速液体クロマトグラフィー(3_Phenomenex Luna C18 75×30mm×3μm;移動相A:0.05%の塩酸水溶液、移動相B:アセトニトリル;B%:14%~34%、8min)により分離・精製し、化合物77の塩酸塩を得た。1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 8.28 (s, 1H), 7.73 (d, J=5.2 Hz, 1H), 7.67-7.65 (m, 2H), 7.58 (d, J=8.4 Hz, 1H), 4.57-4.46 (m, 1H), 3.86-3.81 (m, 1H), 3.60-3.55 (m, 1H), 3.06-3.00 (m, 1H), 2.97 (s, 3H), 2.93-2.91 (m, 1H), 2.50 (s, 3H), 2.28-2.15 (m, 2H), 2.02-1.95 (m, 1H), 1.84-1.74 (m, 1H)。MS-ESI計算値[M+H]+355、実測値355。
生物活性試験:
実験例1:THP-1細胞によるNLRP3阻害剤のIC50検出実験
実験に使用する本発明の化合物の化学名及び構造式は、各化合物の製造実施例に記載されている。
1.実験原理:本実験では、ヒト単球細胞株THP1を使用して、細胞のIL-1β分泌に対するNLRP3阻害剤の阻害活性(IC50)を研究した。PMA(ホルボール12-ミリステート13-アセテート)を使用して単球細胞株THP1を成熟マクロファージに分化させ、その後、Toll様受容体TLR4のアゴニストであるLPS(リポ多糖)を使用して細胞を刺激し、インフラマソームNLRP3の転写活性及びIL-1β前駆体pro-IL-1βの発現を活性化させた。この時点で、NLRP3 の阻害剤を加え、続いてATP(アデノシン三リン酸)を加えて、NLRP3を更に成熟して活性化させ、下流のカスパーゼ-1を活性化させた。活性化されたカスパーゼ-1は、pro-IL-1βを酵素切断処理して、分泌可能な成熟IL-1βに生成することができる。NLRP3阻害剤は、ATP誘導性のNLRP3の成熟と活性化、及び下流のカスパーゼ-1の活性化を効果的に阻害し、それによってIL-1βの成熟及び分泌を阻害することができる。
2.実験材料:
2.1試薬:下記の表2に示される通りである。
2.2装置:
フローサイトメーター、サプライヤー:BD、商品番号又はシリアル番号:LSRFortessa。
3.実験手順:
(1)THP1細胞の密度を5×105細胞/mLに調整した後、PMAを加え、最終濃度を100ng/mLに調整し、96ウェル平底プレートに200μL/ウェルで接種し、37℃、5%CO2で一晩刺激した(可能であれば16時間未満になるようにした)。
(2)翌日、上清を捨て、ダルベッコリン酸緩衝生理食塩水で2回(200μL/回)注意深く洗浄した。
(3)細胞をLPSで刺激し、LPSの最終濃度を100ng/mLにし、200μL/ウェルで96ウェルプレートに加え、37℃、5%CO2で3時間培養した。
(4)試験化合物をウェルに加え、スクリーニング濃度は、それぞれ5μM、1μM、200nM、40nM、8nM、1.6nM、0.32nM、0.064nMであった。37℃、5%CO2インキュベーター内で1時間培養した。
(5)各ウェルにATPを加え、最終濃度を5mMにし、37℃、5%CO2で一晩培養した(>18時間)。
(6)3日目に上清5μLを取り出し、10倍に希釈し、フローサイトメトリー用タンパク質マルチプレックス定量法(Cytometric Bead Array、CBA)により上清中のIL-1βの含有量を検出した。
4.実験結果は表3に示される通りである。
結論:本発明の化合物は、THP-1細胞におけるIL-1βの成熟及び分泌に対して有意な阻害活性を有する。
実験例2:CD-1マウスにおける化合物の薬物動態評価
実験目的:CD-1マウスにおける化合物の薬物動態を試験するためである。
実験材料:
CD-1マウス(オス、7~9週齢)
実験操作:
化合物の静脈内注射及び経口投与後のげっ歯類の薬物動態特性を標準プロトコールに従って試験し、実験では、候補化合物を透明な溶液に製剤化し、マウスに単回静脈注射及び経口投与した。静脈内注射及び経口投与用の溶媒は、5%ジメチルスルホキシドと95%の5%ソルトールから調製した混合溶媒であった。このプロジェクトでは4匹のオスのCD-1マウスを使用し、2匹のマウスに静脈内投与し(IV)、0時間(投与前)と投与後0.0833、0.25、0.5、1、2、4、8、24時間の血漿試料を収集し、他の2匹のマウスに胃内投与し(PO)、0時間(投与前)と投与後0.25、0.5、1、2、4、8、24時間の血漿試料を収集し、LC-MS/MS分析法により血中薬物濃度を定量的に分析し、ピーク濃度(Cmax)、クリアランス(CL)、半減期(T1/2)、組織分布(Vdss)、薬物濃度-時間曲線下面積(AUC0-last)、バイオアベイラビリティ(F)などの薬物動態パラメーターを計算した。
実験結果は表4に示される通りである。
結論:本発明の化合物は、CD-1マウスにおいて、良好な経口バイオアベイラビリティ、経口曝露量、半減期及びクリアランスなどを含む良好な薬物動態特性を有する。
実験例3:SDラットにおける化合物の薬物動態評価
実験目的:SDラットにおける化合物の薬物動態を試験するためである。
実験材料:
SDラット(オス、150~180g)
実験操作:
化合物の静脈内注射及び経口投与後のげっ歯類の薬物動態特性を標準プロトコールに従って試験し、実験では、候補化合物を透明な溶液に製剤化し、SDラットに単回静脈注射及び経口投与した。静脈内注射及び経口投与用の溶媒は、5%ジメチルスルホキシドと95%の5%ソルトールから調製した混合溶媒であった。このプロジェクトでは4匹のオスのSDラットを使用し、2匹のSDラットに静脈内投与し、投与後0.083、0.25、0.5、1、2、4、8、24時間の血漿試料を収集し、他の2匹のSDラットに胃内投与し、投与後0.25、0.5、1、2、4、8、24時間の血漿試料を収集し、LC-MS/MS分析法により血中薬物濃度を定量的に分析し、ピーク濃度(Cmax)、クリアランス(CL)、半減期(T1/2)、組織分布(Vdss)、薬物濃度-時間曲線下面積(AUC0-last)、バイオアベイラビリティ(F)などの薬物動態パラメーターを計算した。
実験結果は表5に示される通りである。
結論:本発明の化合物はSDラットにおいて、良好な経口バイオアベイラビリティ、経口曝露量、半減期及びクリアランスなどを含む良好な薬物動態特性を有する。
実験例4:hERGカリウムイオンチャネルに対する化合物の阻害試験
実験目的:オートパッチクランプ法によりhERGカリウムイオンチャネルに対する試験化合物の影響を検出するためである。
実験方法
1.細胞培養
1.1 CHO-hERG細胞を175cm2の培養フラスコで培養し、細胞密度が60~80%に成長した時点で培地を除去し、7mLのPBS(Phosphate Buffered Salineリン酸緩衝生理食塩水)で1回洗浄し、3mLの消化液を加えて消化させた。
1.2 消化終了後、培地7mLを加えて中和し、遠心分離して上清を吸収し、細胞密度が2~5×106/mLになるように培地5mLを加えて再懸濁した。
2.溶液の調製は表6に示される通りである。
注:「-」は当該試薬がないことを意味する。
3.電気生理学的記録プロセス
単一細胞のハイインピーダンスシーリングと全細胞パターンの形成プロセスはすべてQpatch装置によって自動的に実行され、全細胞記録パターンを取得した後、細胞を-80mVでクランプし、5秒間の+40mVの脱分極刺激を与える前に、まず50ミリ秒間の-50mVの前電圧を与え、続いて-50mVに5秒間再分極し、その後-80mVに戻した。当該電圧刺激を15秒ごとに印加し、2分間記録した後、細胞外液を5分間記録し、次に投与プロセスを開始し、化合物の濃度は、最低試験濃度から開始し、各試験濃度を2.5分間与え、すべての濃度を連続して投与した後、陽性対照化合物3μM Cisaprideを投与した。各濃度について少なくとも3個の細胞を試験した(n≧3)。
4.化合物の準備
4.1 化合物母液をDMSOで希釈し、10μLの化合物母液を20μLのDMSO溶液に加え、6つのDMSO濃度まで3倍に連続希釈した。
4.2 6つのDMSO濃度の化合物4μLをそれぞれ取り、396μLの細胞外液に加え、6個の中間濃度まで100倍に希釈し、更に、6個の中間濃度の化合物80μLをそれぞれ取り、320μLの細胞外液に加え、試験する最終濃度まで5倍に希釈した。
4.3 最高試験濃度は40.00μMであり、それぞれ40.00、13.33、4.44、1.48、0.49、0.16μMの合計6個の濃度であった。
4.4 最終試験濃度中のDMSO含有量は0.2%を超えず、この濃度のDMSOはhERGカリウムイオンチャネルに影響を与えなかった。
4.5 化合物の準備はBravo装置を使用して、希釈プロセス全体を完了した。
5.データ分析
実験データはGraphPad Prism 5.0ソフトウェアによって分析された。
6.試験結果
hERGカリウムイオンチャネルに対する化合物のIC50値の結果は表7に示される通りである。
結論:本発明の化合物は、hERGカリウムイオンチャネルに対して有意な阻害効果を有さない。