JP7712840B2 - 構造部材の製造方法、構造部材及び建物 - Google Patents
構造部材の製造方法、構造部材及び建物Info
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Description
本開示の実施形態に係る構造部材は、一例として、図1Aに示す壁体10及び図1Bに示す梁12である。壁体10は、外枠部材20、鉄筋30(例えば図4A参照)及び充填材40を用いて形成されている。同様に、梁12は、外枠部材50、鉄筋60(例えば図7A参照)及び充填材40を用いて形成されている。なお、本開示の構造部材には、壁体10及び梁12のほか、後述するように、柱、壁及び柱の複合体並びに柱及び梁の複合体等も含まれる。
図2A~図5Bには、構造部材としての壁体10の製造方法が示されている。
壁体10を製造するためには、まず、図2A、図2Bに示す外枠部材20を形成する。外枠部材20は、後述する充填材40の捨て型枠となる部材であり、湿式材22及びガイド筋24を含んで構成される。
次に、図3A、図3Bに示すように、外枠部材20に沿う横筋32を、ガイド筋24に固定して配筋する。具体的には、同じ高さに配置された複数のガイド筋24に横筋32を載せて固定する。これにより、横筋32が、上下方向(Z方向)において、「N層(図2(C)参照)の湿式材22の厚み」毎に配置される。
隙間を形成する場合は、仮に外枠部材20の湿式材22に欠損箇所があっても、被り厚を確保できる。一方、湿式材22を欠損なく密実に施工できる場合は、隙間を形成しないでも、湿式材22の厚みにより被り厚を確保できる。
次に、図5Aに示すように、外枠部材20に鉄筋30が固定された捨て型枠部材S1を対向配置する。「対向配置」とは、外枠部材20において鉄筋30が固定された側を向かい合わせて配置することである。
壁体10を形成する際は、一例として、上記の「外枠部材の形成」及び「鉄筋の配筋」を工場で実施する。すなわち、図4A、図4Bに示す捨て型枠部材S1を工場で製造する。そして工場で製造された捨て型枠部材S1を、建物などの建設現場へ搬入し、上記の「壁体の形成」を実施する。
図6A~図7Cには、構造部材としての梁12の製造方法が示されている。
梁12を製造するためには、まず、図6A、図6Bに示す外枠部材50を形成する。外枠部材50は、上述した外枠部材20と同様に、充填材40の捨て型枠となる部材であり、湿式材52及びガイド筋54を含んで構成される。
次に、図7A、図7Bに示すように、外枠部材50に沿うあばら筋62を、ガイド筋54に固定して配筋する。この図においては、外枠部材50を、湿式材52の積層方向が横方向に沿うように、図6に示した状態から置き換えている。すなわち、外枠部材50は、図1Bに示した梁12の捨て型枠として使用する姿勢で配置されている。
次に、図7Cに示すように、対向配置した外枠部材50間に、充填材40を充填する。外枠部材50が配置されない部分、すなわち外枠部材50の長手方向(X方向)の端部には、必要に応じて型枠を設置して、充填材40の漏れ止めとする。
梁12を形成する際は、一例として、上記の「外枠部材の形成」及び「鉄筋の配筋」を工場で実施する。すなわち、図7Bに示す捨て型枠部材S2を工場で製造する。そして工場で製造された捨て型枠部材S2を、建物などの建設現場へ搬入し、上記の「梁の形成」を実施する。
上記の外枠部材50、鉄筋60及び充填材40を用いて、柱を製造することもできる。柱を製造するためには、図6A、図6Bに示した姿勢の外枠部材50に対して、図7A、図7Bに示す鉄筋60を配筋する。この際、あばら筋62をフープ筋として配筋し、梁主筋64を柱主筋として配筋する。
本開示の実施形態に係る構造部材は、建物90を構築する際に用いることができる。建物90は、一例として、図8A、図8Bに示す部屋ユニット70を工場で製造し、この部屋ユニット70を現場で組み付けることで構築することができる。
部屋ユニット70は、床版72及び上述した外枠部材20を備えている。床版72は、工場においてコンクリート等を用いて製造される。図8Bに示すように、床版72の端面からは、充填材40に埋設する鉄筋72Aが突出している。
部屋ユニット70によって建物90を構築するためには、図8Aに破線で示すように、部屋ユニット70を複数並べて配置する。これにより、それぞれの部屋ユニット70における外枠部材20が対向配置される。なお、この際、図示は省略するが、図8Aにおいて破線で示した部屋ユニット70の外枠部材20にも、鉄筋30を固定しておく。
本開示の実施形態に係る構造部材の製造方法では、図2A、図2Bに示すように、湿式材22を積層して形成される外枠部材20に、所定の層数ごとに複数のガイド筋24が設置される。すなわち、所定の高さ(湿式材1層の厚み×層数N)毎に、ガイド筋24が設置される。
12 梁(構造部材)
20 外枠部材
22 湿式材
24 ガイド筋
30 鉄筋
32 横筋(鉄筋)
34 縦筋(鉄筋)
40 充填材
50 外枠部材
52 湿式材
54 ガイド筋
60 鉄筋
62 あばら筋(鉄筋)
64 梁主筋(鉄筋)
72 床版
90 建物
Claims (5)
- 湿式材を積層すると共に、前記湿式材の所定の層数ごとに前記湿式材の外側へ突出するガイド筋を複数設置して外枠部材を形成する工程と、
前記外枠部材に沿う鉄筋を前記ガイド筋に固定して配筋する工程と、
前記鉄筋を配筋する前又は配筋した後に前記外枠部材を対向配置する工程と、
対向配置された前記外枠部材間に充填材を充填する工程と、
を有する構造部材の製造方法。 - 前記鉄筋を配筋した後に前記外枠部材を対向配置する、
請求項1に記載の構造部材の製造方法。 - 前記外枠部材を対向配置させた後に前記鉄筋を配筋する、
請求項1に記載の構造部材の製造方法。 - 複数層に亘って積層された湿式材と、前記湿式材の所定の層数毎に設けられ前記湿式材の外側へ突出する複数のガイド筋と、を備えた外枠部材と、
前記ガイド筋に固定され、前記外枠部材に沿って配筋された鉄筋と、
対向配置された前記外枠部材間に充填された充填材と、
を備えた構造部材。 - 床版と、前記床版に固定されると共に、複数層に亘って積層された湿式材と、前記湿式材の所定の層数毎に設けられ前記湿式材の外側へ突出するガイド筋と、を備えた外枠部材と、を有する部屋ユニットと、
前記ガイド筋に固定され、前記外枠部材に沿って配筋された鉄筋と、
互いに隣り合う前記部屋ユニットにおけるそれぞれの外枠部材間に充填された充填材と、を備えた建物。
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| JP2021168344A JP7712840B2 (ja) | 2021-10-13 | 2021-10-13 | 構造部材の製造方法、構造部材及び建物 |
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| JP2021168344A JP7712840B2 (ja) | 2021-10-13 | 2021-10-13 | 構造部材の製造方法、構造部材及び建物 |
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| JP2023058357A JP2023058357A (ja) | 2023-04-25 |
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| JP2021181726A (ja) | 2020-05-20 | 2021-11-25 | 株式会社大林組 | 積層構造物の構築方法および積層構造物 |
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