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JP7714211B2 - 注射器アセンブリ - Google Patents
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JP7714211B2 - 注射器アセンブリ - Google Patents

注射器アセンブリ

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Description

本発明は、針ハブとシリンジを備える注射器アセンブリに関する。
従来、針ハブとシリンジは、規格に則って作製されてきた。このようにすることで、製品の互換性を上げ、またどのような注射器アセンブリでも同じように注射できるというメリットがある。しかしながら、今までの規格に則った注射器は薬液が残るデッドスペースが大きかった。高価な薬液の損失を減らすために注射器のデッドスペースをなくすことは、大きなメリットがある。
このデッドスペースをなくすために例えば特許文献1は、注射針と注射器の間にある空間を充填物で埋めることが開示されている。また、特許文献2は、注射針の針管が先端側と基端側で構成され、注射針を注射器に接続した場合に針管の基端側先端部が注射器の先端部内に挿入できることが開示されている。
特開2018-93906号公報 特開2006-116217号公報
しかしながら、特許文献1の注射器は、注射器アセンブリの部品点数が増加し、組み立てが容易ではなかった。また、特許文献2の注射器は、針をシリンジに刺すことが難しく注射器アセンブリの組み立てが容易でなかった。
そこで本発明は薬液の残留するデッドスペースを減少し、組み立てが容易である注射器アセンブリを提供することを目的とする。
本発明の注射器アセンブリは、
前端部に形成された略筒状または略錐台状の嵌合部、及び前記嵌合部に設けられた前後方向に延び略円形の断面形状を有する薬液通過孔を有するシリンジと、
後端部に形成された前記嵌合部と嵌合する凹部、及び前記凹部より前側に設けられた針が装着された針用孔を有する針ハブと、を備え、
前記嵌合部と前記凹部とが嵌合したとき、前記嵌合部の前面と前記凹部の底面とが接触し、前記針の中心軸と前記薬液通過孔の中心軸とが略一致し、
前記薬液通過孔の内径は、前記針の内径と等しいまたはそれより大きく、前記針の外径より小さい、針注射器アセンブリである。
本発明により、薬液の残留するデッドスペースを減少し、組み立てが容易である注射器アセンブリが提供される。
本発明の1つの実施の形態に係る注射器アセンブリの(a)概略図及び(b)図1(a)のA-A概略断面図である。 本発明の1つの実施の形態に係る図1(b)のBの針ハブと、シリンジの先端部の拡大図である。 本発明の1つの実施の形態に係る針ハブとシリンジを嵌合した部位の拡大図であり、針の内径と針の外径と針用孔の径と針用孔の針押さえ部の径と薬液通過孔の径を説明する図である。 本発明の1つの実施の形態に係る(a)誤刺し防止具を付けた注射器アセンブリの概略図と(b)図4(a)のC-C概略断面図である。 本発明の1つの実施の形態に係る(a)誤刺し防止具を針ハブに係合させた注射器アセンブリの概略図と(b)図5(a)のD-D概略断面図である。 本発明の1つの実施の形態に係る(a)誤刺し防止具によりシリンジから針ハブを外した概略図と(b)図6(a)のE-E概略断面図である。
以下、本発明を実施するための様々な実施の形態を、図面を参照して説明する。なお以下に説明する注射器アセンブリは、本開示の技術思想を具体化するためのものであって、特定的な記載がない限り、本開示を以下のものに限定しない。要点の説明または理解の容易性を考慮して、図1乃至3及び図4乃至6で便宜上符号を同一にして示す。特に、同様の構成による同様の作用効果については、実施形態や実施例ごとには逐次言及しないものとする。各図面が示す部材の大きさや位置関係等は、説明を明確にするため、誇張して示している場合もある。
(第1の注射器アセンブリ)
図1は、本発明の1つの実施の形態に係る注射器アセンブリの(a)概略図及び(b)図1(a)のA-A概略断面図である。図2は、本発明の1つの実施の形態に係る図1(b)のBの針ハブと、シリンジの先端部の拡大図である。図3は、本発明の1つの実施の形態に係る針ハブとシリンジを嵌合した部位の拡大図であり、針の内径と針の外径と針用孔の径と針用孔の針押さえ部の径と薬液通過孔の径を説明する図である。図1乃至図3を参照して、本発明の注射器アセンブリを説明する。
本明細書において、注射器の針側、すなわち薬液が出る側を前側とし、プランジャが挿入され、薬液が補充される側を後ろ側として定義して記載する。図1(a)、(b)に示すように、本発明の第1の注射器アセンブリ101は、針109を備え、シリンジ105の前端部に嵌合される針ハブ103と、薬液貯留空間117を備えるシリンジ105と、薬液をシリンジの後ろ側115から押し出すプランジャ107を備える。
図2に示すように、シリンジ105は、前端部に略筒状または略錐台状の嵌合部113を備える。嵌合部113は、後に記載する針ハブ103の凹部111と嵌合する部分である。嵌合部113は、凹部111と一致する形状であれば、円筒状、多角形の筒状でもよい。また、嵌合部113は、円錐台状、多角錐台状であってもよい。嵌合部113が前端部に向けて先細りする錐台状であれば、針ハブ103を嵌合させ、外しやすいため好ましい。特に嵌合部113が円錐台状であれば、嵌合するときに方向性がなく、任意の方向から固定できるため好ましい。
嵌合部113は、前後方向に延び略円形の断面形状を有する薬液通過孔123が設けられる。薬液通過孔123は、薬液貯留空間117と流体連通し、プランジャ107が前方向に押し込まれたとき、薬液を通す。後述するように薬液通過孔123の円断面を有し、その径Φ5は、針の内径Φ1と等しいまたはそれより少し大きく、針の外径Φ2より小さい。
図2に示すように、針ハブ103は、後端部にシリンジ105の嵌合部113と嵌合する凹部111が形成される。凹部111の形状は、嵌合部113の形状と一致する形状にされることが好ましい。このようにすることで、針ハブ103とシリンジ105の間の摩擦を増やし、針ハブ103とシリンジ105を固定することができる。
図3に示すように、針ハブ103は、凹部111より前側に針109が装着される針用孔137が設けられる。針用孔137は、円断面を有する。針用孔137の径Φ3は、針の外径Φ2と等しいまたは針用孔137と針109の間に接着剤を挟むため、針用孔137の径Φ3は針109の外径Φ2より少し大きい。針用孔137の後端に、針用孔137の径Φ3が小さくなっている針用孔の針押さえ部139を備える。針109は、針用孔137に挿入され、針109の後端が針用孔の針押さえ部139の前端に当接して長さ方向に対して位置決めされる。針用孔の針押さえ部139の長さは、針用孔137に挿入される針109の長さに比べて短く、0.3mmから1mmである。針用孔の針押さえ部139の径Φ4は、針の内径Φ1より大きく、針の外径Φ2より小さい。また針用孔の針押さえ部139の径Φ4は、薬液通過孔123の径Φ5より大きい。針109の内径Φ1、針109の外径Φ2、針用孔137の径Φ3、針用孔の針押さえ部139の径Φ4、薬液通過孔の径Φ5の関係は、以下のように表される。
Φ1≦Φ5<Φ4<Φ2≦Φ3
このようにすることで、針ハブ103がシリンジ105に固定され、薬液を通過させるために針109が薬液通過孔123と連通したとき、針109と薬液通過孔123の中心軸が少しずれてもスムーズに薬液が流れるようになる。針109と薬液通過孔123の中心軸のずれが薬液注入に問題がない場合は、針用孔の針押さえ部139がなく、針109と薬液通過孔123が直接連通しても良い。
図3に示すように、嵌合部113が凹部111と嵌合したとき、嵌合部の前面121が凹部の底面119と接触する。このようにすることで薬液のデッドスペースがなくなり、薬液損失がなくなる。また、針109の中心軸が薬液通過孔123の中心軸と略一致する。したがって、針109が薬液通過孔123と流体連通し、薬液が、薬液貯留空間117から薬液通過孔123を通って針109に流れる。
図2に示すように、嵌合部113の根元部に全周に渡る凹形状127が形成されてもよい。また、凹部111の開口部に全周に渡る凸形状125が形成されてもよい。図3に示すように、この凸形状125が凹形状127と係合して、嵌合部113と凹部111の嵌合状態を維持する。ここでは、嵌合部113の全周に凹形状127が形成され、凹部111の全周に凸形状125が形成されたが、嵌合部113に凹形状、凹部111に凸形状が形成され、凹形状と凸形状が係合して、嵌合部113と凹部111の嵌合状態を維持してもよい。また、嵌合部113の根元部と凹部111の開口部に凹形状と凸形状が設けられたが、嵌合部113の先端部と凹部111の奥部に凹形状と凸形状が設けられても良く、また嵌合部113の先端部と根元部の間の中間部、凹部111の奥部と開口部の間の中間部に凹形状と凸形状が設けられてもよい。いずれにせよ、嵌合部113が凹部111と嵌合したとき、嵌合部113の前面121が凹部111の底面と接触するように互いに係合する凹形状と凸形状の位置を決める。
図2に示すように、嵌合部113の前面121の平面視における略中心位置に窪部131が形成されてもよい。また、凹部111の底面119に突起部129が形成されてもよい。図3に示すように、嵌合時に突起部129が窪部131と係合して、針109の中心軸及び薬液通過孔123の中心軸の位置決めが行われる。このようにすることで、針109と薬液通過孔123を流体連通し、薬液が、薬液貯留空間117から薬液通過孔123を通って針109に流れることができる。ここでは、嵌合部113に窪部131が形成され、凹部111に突起部129が形成されたが、嵌合部113に突起部が形成され、凹部111に窪部が形成され、突起部が窪部と係合して、針109の中心軸及び薬液通過孔123の中心軸の位置決めが行われてもよい。
図2に示すように、嵌合部113が、5%以上7%以下の傾斜率の側面135を有する円錐台形状を有することが好ましく、嵌合部の側面135は、6%の傾斜率を有することがさらに好ましい。また、対応する凹部111の内面も開口部から底面119にかけて5%以上7%以下の傾斜率で狭まった側面133の形状を有することが好ましく、凹部の側面133は、6%の傾斜率を有することがさらに好ましい。また、図2に示すように嵌合部の長さ及び薬液通過孔の長さLは、6.0mmから8.0mmであり、好ましくは、7.0mmより大きく8.0mm以下であり、嵌合部113の前面121の半径は、4.40mmから4.44mmであり、凹部111の底面119は、嵌合部113の前面121に対応する大きさであることが好ましい。デッドスペースを小さくするために薬液通過孔の長さLを短くすることが好ましいが、嵌合部による十分な嵌合強度を有する長さを必要とする。このような形状と大きさにすることで、針ハブ103をシリンジ105に組み立て易く、注射するときに針ハブ103がシリンジ105から外れることがないように固定できる。
針109の内径Φ1は、0.09mmから0.32mmであることが好ましい。針109の外径Φ2は、0.214mmから0.64mmであることが好ましい。前述したように薬液通過孔123の内径Φ5は、針109の内径Φ1と同じかそれより少し大きく、針の外径Φ2より小さい。したがって、薬液通過孔123の内径Φ5は、0.1mmから0.5mm、または0.1mmから0.2mm、または0.3mmから0.5mmであることが好ましい。薬液通過孔123の内径Φ5を針109の内径Φ1と同じかそれより少し大きいものとすることでまた、デッドスペースを小さくし、薬液損失を減らすことができる。また、針109の長さを薬液通過孔123の長さに比べて十分に大きなものとする。針109の長さは例えば、2.5cmから6cmである。薬液通過孔123の内径Φ5を針109の内径Φ1と等しくしても、針109の長さ3cmから6cmに対して薬液通過孔123の長さ6.0mmから6.2mmが増えた分のみ押し込み圧力が増加するだけであるから、プランジャをそれほど圧力増加なく押し込むことができる。
針ハブ103は、ポリカーボネートまたはポリプロピレンから形成され、シリンジ105は、ポリプロピレンから形成されることが好ましい。針ハブ103をポリカーボネートまたはポリプロピレンで作製することで、針ハブ103とシリンジ105を嵌合するときに、組み立て易く注射するときに針ハブ103がシリンジ105から外れることがない摩擦力を得ることができる。また、シリンジ105をポリプロピレンから作製することで所望の径の針用孔と薬液通過孔123を作製することができる。
本発明の注射器アセンブリは、薬液の残留するデッドスペースが減少し、組み立てが容易である。
(誤刺し防止具を備える第2の注射器アセンブリ)
図4は、本発明の1つの実施の形態に係る(a)誤刺し防止具を付けた注射器アセンブリの概略図と(b)図4(a)のC-C概略断面図である。図5は、本発明の1つの実施の形態に係る(a)誤刺し防止具を針ハブに係合させた注射器アセンブリの概略図と(b)図5(a)のD-D概略断面図である。図6は、本発明の1つの実施の形態に係る(a)誤刺し防止具によりシリンジから針ハブを外した概略図と(b)図6(a)のE-E概略断面図である。図4乃至図6を参照して、本発明の1つの実施の形態である誤刺し防止具を備える第2の注射器アセンブリ201を説明する。
図4(a)に示すように、誤刺し防止具を備える第2の注射器アセンブリ201は、上記で説明した第1の注射器アセンブリ101と同様の針ハブ203と、シリンジ205とプランジャ207を備え、さらに、誤刺し防止具209を備える。本発明の誤刺し防止具209は、シリンジ205と嵌合した針ハブ203をシリンジ205から取り外すときに用いられる部材である。ただし、第2の注射器アセンブリ201は、上記デッドスペースが減少した注射器以外の注射器でもよい。
図4(b)に示すように、誤刺し防止具209は、内形狭小部211を除き内形が針ハブの外形217より大きく、内形狭小部211を含め内形がシリンジ本体の外形215より大きい中空筒体213を備える。すなわち誤刺し防止具209は、図4(b)に示すように、シリンジ205が円筒体であれば、その円筒体の外径より内径狭小部を含め大きな内径を有する中空円筒体であることが好ましい。シリンジ205が三角柱や四角柱、楕円筒体などであれば、中空筒体213はそれと対応する三角柱や四角柱、楕円筒体などの内形を有することができる。シリンジ205が後端から前端にかけて先細りする外形を有する場合も、同様に中空筒体213は、シリンジ本体の外形215より大きい内形でシリンジ205を覆う形状である。
針ハブの外形217は、内形狭小部211よりも大きい。図4(b)に示すようにその1つの形態は、円周方向にシリンジ205の外形より大きい部分を備えるシリンジ205の断面円周方向に突き出るフランジである。フランジは、断面形状が、多角形でも楕円形でも円形でもよい。フランジの断面形状は、内形狭小部211の断面形状に一致する断面形状であることが好ましい。1つの実施の形態では、フランジの断面形状は円形であり、内形狭小部211の断面形状は円形である。針ハブの外形217は、これに限らず様々な形態を取ることができる。
本発明の誤刺し防止具209は、針ハブ203が装着されていない状態のシリンジ205の外側に、中空筒体213が装着される。中空筒体213が装着されたシリンジの前端部219に針ハブ203が嵌合され第2の注射器アセンブリ201が組み立てられる。注射をした後、針ハブ203を廃棄するために、シリンジ205に嵌合された針ハブ203がシリンジから取り外されるとき、図5(a)に示されるように、誤刺し防止具209が、シリンジの前端部にスライドされる。図5(b)に示すように、中空筒体213が前側に移動することにより、針221を含む針ハブ203全体が中空筒体213で覆われた状態で、内形狭小部211と針ハブの外形217とが係合する。図6(a)、(b)に示されるように、更に中空筒体213が前側に移動することにより、針ハブ203が、中空筒体213で覆われた状態でシリンジ205から取り外される。
内形狭小部211は、前側から後ろ側にかけてなだらかに狭まる傾斜面を有する。図4(b)に示すように、内形狭小部211は、誤刺し防止具209の前後いずれの位置でも設けることができるが、誤刺し防止具209の後端にあることが好ましい。このようにすると針ハブ203を含めた針221全体が誤刺し防止具209の中に収まりやすい。
図6(b)に示すように、中空筒体213の長さが、針221を含めた針ハブ203の長さより長いことで、中空筒体213に針221全体を収めることができる。針221全体が誤刺し防止具209に覆われるので、針ハブ203を外す際、医療従事者が誤って針に刺される心配がない。また、図6(b)に示すように、針ハブ203が誤刺し防止具209に係合して固定される。したがって、針221及び針ハブ203を誤刺し防止具209ごと廃棄しても、医療従事者が誤って針に刺される心配がなく、医療従事者が針及び針ハブに残った患者の血液または体液に触れる心配もない。
また、図4(b)に示すように、中空筒体213の後端部は、シリンジ205の後端部に形成されたフランジ227と係合する係合部223を備えることが好ましい。中空筒体213の係合部223がシリンジ205のフランジ227と係合することにより、中空筒体213のシリンジ205に対する移動が拘束される。このようにすることで、注射の間、中空筒体213がシリンジ205から動かないので、注射の操作が容易になる。
図6(b)に示すように、シリンジの前端部219の根元部に全周に渡る凹形状231が形成される。また、凹部225の開口部に全周に渡る凸形状229が形成されることが好ましい。このようにすることで、針ハブ203とシリンジ205の嵌合を強固にし、注射の間外れないようにすることができる。一方で、注射後に、本発明の誤刺し防止具209を用いて、針ハブ203とシリンジ205を容易に外すことができる。
本発明により、針ハブとシリンジを分離して、針を保護して廃棄する誤刺し防止具が提供される。
上述の実施形態の説明は、すべての点で例示であって、制限的なものではない。当業者にとって変形および変更が適宜可能である。本発明の範囲は、上述の実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。さらに、本発明の範囲には、特許請求の範囲内と均等の範囲内での実施形態からの変更が含まれる。
本発明により提供された注射器アセンブリを用いて、薬液損失の少ない注射をすることができる。また、本発明により提供された誤刺し防止具を用いて、安全に針ハブを廃棄することができる。
101 第1の注射器アセンブリ
103 針ハブ
105 シリンジ
107 プランジャ
109 針
111 凹部
113 嵌合部
115 シリンジの後ろ側
117 薬液貯留空間
119 凹部の底面
121 嵌合部の前面
123 薬液通過孔
125 凸形状
127 凹形状
129 突起部
131 窪部
133 凹部の側面
135 嵌合部の側面
137 針用孔
139 針用孔の針押さえ部
201 第2の注射器アセンブリ
203 針ハブ
205 シリンジ
207 プランジャ
209 誤刺し防止具
211 内形狭小部
213 中空筒体
215 シリンジ本体の外形
217 針ハブの外形
219 シリンジの前端部
221 針
223 係合部
225 凹部
227 フランジ
229 凸形状
231 凹形状

Claims (6)

  1. 前端部に形成された略筒状または略錐台状の嵌合部、及び前記嵌合部に設けられた前後方向に延び略円形の断面形状を有する薬液通過孔を有するシリンジと、
    後端部に形成された前記嵌合部と嵌合する凹部、及び前記凹部より前側に設けられた針が装着された針用孔を有する針ハブと、を備え、
    前記嵌合部と前記凹部とが嵌合したとき、前記嵌合部の前面と前記凹部の底面とが接触し、前記針の中心軸と前記薬液通過孔の中心軸とが略一致し、
    前記薬液通過孔の内径は、前記針の内径と等しいまたはそれより大きく、前記針の外径より小さく、
    前記針の内径をΦ1、前記針の外径をΦ2、前記針ハブに設けられた前記針を挿入するための針用孔の径をΦ3、前記針ハブに設けられた前記針の長さ方向の位置決めをする針用孔の針押さえ部の径をΦ4、前記薬液通過孔の径をΦ5とすると、
    Φ1≦Φ5<Φ4<Φ2≦Φ3
    の関係式で表される、注射器アセンブリ。
  2. 前記シリンジはプランジャが挿入される薬液貯留空間を有し、前記薬液通過孔が前記薬液貯留空間と連通している、請求項に記載の注射器アセンブリ。
  3. 前記嵌合部の根元部及び前記凹部の開口部の何れか一方に全周に渡る凸形状が形成され、他方に全周に渡る凹形状が形成され、前記凸形状及び前記凹形状が係合して、前記嵌合部及び前記凹部の嵌合状態を維持する、請求項1または2に記載の注射器アセンブリ。
  4. 嵌合時に接触する前記嵌合部の前面及び前記凹部の底面の平面視における略中心位置の何れか一方に突起部が形成され、他方に窪部が形成され、前記突起部及び前記窪部が係合して、前記針の中心軸及び前記薬液通過孔の中心軸の位置決めが行われる、請求項1乃至のいずれか1項に記載の注射器アセンブリ。
  5. 前記嵌合部が、5%以上7%以下の傾斜率を有する円錐台形状を有し、
    対応する前記凹部の内面も開口部から底面にかけて5%以上7%以下の傾斜率で狭まった形状を有する、請求項1乃至のいずれか1項に記載の注射器アセンブリ。
  6. 前記針ハブはポリカーボネートまたはポリプロピレンから形成され、前記シリンジは、ポリプロピレンから形成される、請求項1乃至のいずれか1項に記載の注射器アセンブリ。
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