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JP7715566B2 - 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム - Google Patents
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JP7715566B2 - 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム

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Description

本開示は、情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムに関する。
従来、ユーザの健康状態に合わせて、生体情報のモニタリングを行う技術が知られている。例えば、特許文献1には、医師による診断結果、血圧の測定結果、及びユーザの自己申告等により分類されるユーザの健康度合情報に基づき、生体情報測定装置の測定時間及び間隔を決定することが記載されている。
特開2019-117612号公報
近年、体温及び心拍数等の生体情報をモニタリングすることで、疾病の早期発見に寄与する技術が望まれている。特に、新型コロナウイルス感染症等の各種感染症の感染者のなかには自覚症状が無い者もおり、感染拡大の防止のためには、生体情報のモニタリングにより感染を早期発見することの効果が大きいと考えられる。
一方、ユーザの健康に影響を及ぼすような出来事が無い場合に生体情報を測定し続けることは、ユーザにとって煩わしかったり、生体情報の測定装置の電力消費量が増加したりすることにより、好まれない場合がある。そこで、必要な場合に適切に生体情報を測定することを可能とする技術が望まれている。
本開示は、ユーザの健康状態を適切に確認できる情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを提供する。
本開示の第1の態様は、情報処理装置であって、少なくとも1つのプロセッサを備え、プロセッサは、ユーザ宛てに送信された情報を受信し、受信した情報の中に、ユーザの健康又は安全に影響し得る情報であるリスク情報が含まれている場合、リスク情報の種類及び内容の少なくとも一方に基づき、予め測定されたユーザの生体情報の取得条件を決定し、決定した取得条件に応じて、生体情報を取得する。
上記第1の態様において、プロセッサは、生体情報の測定を行う測定装置から生体情報を取得してもよい。
上記第1の態様において、生体情報は、経時的に測定されており、プロセッサは、リスク情報に応じたタイミングを少なくとも含む期間において予め測定された生体情報を取得してもよい。
上記第1の態様において、タイミングは、プロセッサがリスク情報を取得した日時であってもよい。
上記第1の態様において、リスク情報は、ユーザの健康又は安全に影響し得る状況となった日時を示す日時情報を含み、タイミングは、日時情報が示す日時であってもよい。
上記第1の態様において、リスク情報は、ユーザの健康状態に関する情報を含むものであってもよい。
上記第1の態様において、リスク情報は、ユーザの感染症への感染の可能性を示す情報を含むものであってもよい。
上記第1の態様において、リスク情報は、ユーザの周囲の状況に関する情報を含むものであってもよい。
上記第1の態様において、リスク情報は、ユーザの周囲にいる他者の健康状態を示す情報を含むものであってもよい。
上記第1の態様において、リスク情報は、ユーザの周囲にいる他者の感染症への罹患状態を示す情報を含むものであってもよい。
上記第1の態様において、リスク情報は、ユーザの周囲における災害又は公害に関する情報を含むものであってもよい。
上記第1の態様において、プロセッサは、リスク情報を、電子メール及びSNS(Social Networking Service)の少なくとも一方を介して受信してもよい。
上記第1の態様において、プロセッサは、取得した生体情報、生体情報に関する指標、及び生体情報と指標との比較結果のうち少なくとも1つをディスプレイに表示させる制御を行ってもよい。
本開示の第2の態様は、情報処理方法であって、ユーザ宛てに送信された情報を受信し、受信した情報の中に、ユーザの健康又は安全に影響し得る情報であるリスク情報が含まれている場合、リスク情報の種類及び内容の少なくとも一方に基づき、予め測定されたユーザの生体情報の取得条件を決定し、決定した取得条件に応じて、生体情報を取得する処理をコンピュータが実行するものである。
本開示の第3の態様は、情報処理プログラムであって、ユーザ宛てに送信された情報を受信し、受信した情報の中に、ユーザの健康又は安全に影響し得る情報であるリスク情報が含まれている場合、リスク情報の種類及び内容の少なくとも一方に基づき、予め測定されたユーザの生体情報の取得条件を決定し、決定した取得条件に応じて、生体情報を取得する処理をコンピュータに実行させるためのものである。
上記態様によれば、本開示の情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムは、ユーザの健康状態を適切に確認できる。
情報処理システムの概略構成図である。 情報処理装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 情報処理装置の機能的な構成の一例を示すブロック図である。 リスク情報及び測定条件の一例を示す図である。 ディスプレイに表示される画面の一例を示す図である。 第1の情報処理の一例を示すフローチャートである。 ディスプレイに表示される画面の一例を示す図である。 第2の情報処理の一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、本開示の技術を実施するための形態例を詳細に説明する。
[第1実施形態]
まず、図1を参照して、本実施形態に係る情報処理システム1の構成の一例について説明する。図1に示すように、情報処理システム1は、情報処理装置10と、測定装置4と、を備える。図1では、情報処理装置10の一例として、スマートフォンを図示している。情報処理装置10と測定装置4とは、有線又は無線通信により互いに通信可能とされている。また、情報処理装置10は、有線又は無線のネットワーク5を介して、他者が所有するスマートフォン7、感染者接触通知サーバ8及び防災情報通知サーバ9等の外部装置と通信可能な状態で接続されている。
測定装置4は、ユーザの生体情報を少なくとも1種類測定する機能を有する。生体情報とは、例えば、体温、心拍、心電、筋電、血圧、動脈血酸素飽和度(SpO2)、血糖値及び脂質値等のうち少なくとも1つを示す情報である。これらの場合、測定装置4としては、例えば、体温計、心拍計、血糖自己測定器、並びに、心拍及び動脈血酸素飽和度等の生体情報を測定するセンサを備えたスマートウォッチ等のウェアラブル端末を適用できる。また、測定装置4は、生体情報の測定の命令があった場合に、生体情報を1回のみ測定するものであってもよいし、生体情報を経時的に測定するものであってもよい。「経時的に測定」とは、予め定められた時間間隔で、生体情報を継続的に測定することを意味する。
また、測定装置4は、測定した生体情報を、有線又は無線通信により情報処理装置10に送信する機能を有していてもよい。この場合の無線通信の規格としては、例えばWi-Fi(登録商標)及びBluetooth(登録商標)等を適宜適用できる。なお、図1には、測定装置4を1つ図示しているが、本実施形態に係る情報処理システム1に含まれる測定装置4の数は特に限定されない。例えば、情報処理システム1が複数の測定装置4を含む場合、複数の測定装置4の各々が、情報処理装置10と有線又は無線通信により互いに通信可能にされていればよい。また、複数の測定装置4の各々が、互いに異なる種類の生体情報を測定するものであってもよい。
感染者接触通知サーバ8は、公知の新型コロナウイルス接触確認アプリケーションを用いて、情報処理装置10の所有者であるユーザが新型コロナウイルス感染症の感染者と接触した可能性がある場合に、情報処理装置10に対してその旨を通知する機能を有する。防災情報通知サーバ9は、情報処理装置10の所有者であるユーザが滞在している地域において、火災及びガス漏れ等の災害又は公害が起きた場合に、その旨を通知する機能を有する。感染者接触通知サーバ8及び防災情報通知サーバ9は、例えば、汎用のコンピュータにサーバの機能を提供するソフトウェアプログラムがインストールされたものである。
本実施形態に係る情報処理装置10は、他者が所有するスマートフォン7、感染者接触通知サーバ8及び防災情報通知サーバ9等の外部装置から送信された各種情報に応じて、測定装置4に対して、ユーザの生体情報の測定に関する命令を行う。以下、情報処理装置10の詳細な構成について説明する。
まず、図2を参照して、本実施形態に係る情報処理装置10のハードウェア構成の一例を説明する。図2に示すように、情報処理装置10は、CPU(Central Processing Unit)21、不揮発性の記憶部22、及び一時記憶領域としてのメモリ23を含む。また、情報処理装置10は、液晶ディスプレイ等のディスプレイ24、タッチパネル及びボタン等の入力部25、並びにネットワークI/F(Interface)26を含む。ネットワークI/F26は、測定装置4及びネットワーク5との有線又は無線通信を行う。CPU21、記憶部22、メモリ23、ディスプレイ24、入力部25及びネットワークI/F26は、システムバス及びコントロールバス等のバス28を介して相互に各種情報の授受が可能に接続されている。
記憶部22は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)及びフラッシュメモリ等の記憶媒体によって実現される。記憶部22には、情報処理装置10における情報処理プログラム27が記憶される。CPU21は、記憶部22から情報処理プログラム27を読み出してからメモリ23に展開し、展開した情報処理プログラム27を実行する。CPU21が本開示のプロセッサの一例である。情報処理装置10としては、例えば、図1に例示したスマートフォンに加え、パーソナルコンピュータ、タブレット端末及びウェアラブル端末等を適宜適用できる。
次に、図3を参照して、本実施形態に係る情報処理装置10の機能的な構成の一例について説明する。図3に示すように、情報処理装置10は、受信部30、決定部32及び制御部34を含む。CPU21が情報処理プログラム27を実行することにより、CPU21が受信部30、決定部32及び制御部34として機能する。
受信部30は、ネットワークI/F26により、他者が所有するスマートフォン7、感染者接触通知サーバ8及び防災情報通知サーバ9等の外部装置からネットワーク5を介してユーザ宛てに送信された情報を受信する。「ユーザ宛てに送信された情報」とは、例えば、他者が所有するスマートフォン7から情報処理装置10に対して送信されたテキスト形式のメッセージであってもよい。この場合、受信部30は、ユーザ宛てに送信された情報を、電子メール及びSNS(Social Networking Service)の少なくとも一方を介して受信してもよい。電子メールとは、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)等のプロトコルを使用した電子メールに限らず、例えば、ウェブメール及びSMS(Short Message Service)等のメッセージを送受信する機能を備えた各種サービスを含む。SNSとは、例えば、Twitter(登録商標)、Facebook(登録商標)及びLINE(登録商標)等のメッセージを送受信する機能を備えた各種サービスを含む。
また、「ユーザ宛てに送信された情報」とは、例えば、感染者接触通知サーバ8から送信された、ユーザが新型コロナウイルス感染症の感染者と接触した可能性がある旨の通知であってもよい。また、「ユーザ宛てに送信された情報」とは、例えば、防災情報通知サーバ9から送信された、ユーザが滞在している地域において、火災及びガス漏れ等の災害又は公害が起きた旨の通知であってもよい。
なお、「ユーザ宛てに送信された情報」とは、ユーザ個人宛てに送信された情報に限らず、ユーザが所属する集団宛てに送信された情報であってもよい。例えば、メッセージを送受信する機能を備えた各種サービスにおいて公知のグループトーク及びメーリングリスト等を用いて送信された情報であってもよい。また例えば、端末装置(情報処理装置10を含む)の位置情報を利用して、災害、公害又は感染症の流行状況等に関する各種情報を、該当する地域に存在する複数の端末装置に提供するサービスによって送信された情報であってもよい。
決定部32は、受信部30が受信した情報の中に、ユーザの健康又は安全に影響し得るリスク情報が含まれているか否かを判定する。具体的には、「リスク情報」とは、ユーザの健康又は安全に影響し得る情報でかつユーザの周囲の状況に関する情報、及びユーザの健康状態に関する情報の少なくとも一方である。
例えば、「リスク情報」は、ユーザの感染症への感染の可能性を示す情報であってもよい。このような情報の一例としては、感染者接触通知サーバ8から送信された、ユーザが新型コロナウイルス感染症の感染者と接触した可能性がある旨の通知が挙げられる。また、受信部30が受信したメッセージに含まれる、「インフルエンザ」、「COVID-19」、「食中毒」、「感染」、「うつした」及び「接触」等のユーザの感染症への感染の可能性を示すキーワードが挙げられる。
また例えば、「リスク情報」は、ユーザの周囲にいる他者の健康状態を示す情報であってもよい。なかでも、「リスク情報」は、ユーザの周囲にいる他者の感染症への罹患状態を示す情報であってもよい。このような情報の一例としては、受信部30が受信したメッセージに含まれる、「発熱した」、「病院に行った」及び「インフルエンザに罹った」等のユーザの周囲にいる他者の健康状態を示すキーワードが挙げられる。
また例えば、「リスク情報」は、ユーザの周囲における災害又は公害に関する情報であってもよい。このような情報の一例としては、防災情報通知サーバ9から送信された、ユーザが滞在している地域において、火災及びガス漏れ等の災害又は公害が起きた旨の通知が挙げられる。
また例えば、「リスク情報」は、ユーザの健康状態を示す情報であってもよい。このような情報の一例としては、医師による診断結果及び健康診断の結果等が挙げられる。これらの情報は、例えば、電子カルテを管理するサーバコンピュータ(図示せず)等から送信されてもよい。
決定部32によって、受信部30が受信した情報の中にリスク情報が含まれていると判定された場合、制御部34は、測定装置4に対して、ユーザの生体情報の測定に関する命令を行う。上述したようなリスク情報を受信した場合、ユーザの健康状態が変化する可能性があるので、測定装置4によって生体情報をモニタリングすることで、ユーザの健康状態を確認することが好ましいためである。
ここで、例えば、「命令」とは、測定装置4による生体情報の測定を開始させる命令であってもよい。具体的には、測定装置4によって生体情報を1回測定させる命令であってもよいし、測定装置4によって生体情報の経時的な測定を開始させる命令であってもよい。
また例えば、「命令」とは、測定装置4により測定された生体情報の測定結果を情報処理装置10に対して送信させる命令であってもよい。この場合、制御部34は、測定装置4から受信した生体情報の測定結果を、ディスプレイ24に表示させる制御を行ってもよい。
また例えば、「命令」とは、測定装置4による生体情報の測定における測定条件を変更させる命令であってもよい。「測定条件」とは、例えば、測定する生体情報の種類、並びに、測定装置4が生体情報を経時的に測定する場合の、測定を継続する期間及び測定頻度等であってもよい。具体的には、例えば、体温を1日1回測定するよう設定されている測定装置4に対して、体温を1日3回測定するよう、測定頻度の設定を変更させる命令であってもよい。
また、決定部32は、リスク情報に基づき、測定装置4による生体情報の測定条件を決定してもよい。この場合、制御部34は、決定部32が決定した測定条件に応じて、測定装置4に対して生体情報の測定に関する命令を行う。すなわち、本実施形態に係る情報処理装置10は、リスク情報に応じて、測定装置4に対する命令の内容を変更してもよい。このような構成によれば、リスク情報に応じて適切な生体情報を測定させることができるので、より適切にユーザの健康状態を確認できる。
図4に、リスク情報の種類ごとに生体情報の測定条件が予め定められたテーブルの一例を示す。例えば、決定部32は、リスク情報の判定に用いたキーワードに応じてリスク情報の種類を推定し、推定したリスク情報の種類を図4に示すテーブルに照合することで、生体情報の測定条件を決定してもよい。リスク情報の種類の推定は、例えば、決定部32が、キーワードとリスク情報の種類が予め対応付けられたテーブル(図示せず)を参照することによって行ってもよい。リスク情報の種類と測定条件が予め対応付けられたテーブル(図4参照)、及びキーワードとリスク情報の種類が予め対応付けられたテーブル(図示せず)は、例えば、それぞれ予め記憶部22に記憶されている。
図4及び図5を参照して、受信部30、決定部32及び制御部34の処理の具体例について説明する。図5は、情報処理装置10のディスプレイ24に表示される画面D1の一例である。画面D1には、受信部30が他者(「友人A」及び「友人B」)の所有するスマートフォン7から受信した、ユーザ宛てのメッセージM1~M4が示されている。メッセージM1及びM2は「友人A」から受信したメッセージであり、メッセージM3及びM4は「友人B」から受信したメッセージである。メッセージM5はユーザ自身から「友人A」及び「友人B」宛てに送信したメッセージである。また、図5の「2021年6月2日」は、メッセージM1~M5が当該日付においてやり取りされたことを意味し、メッセージM1~M5の右下には、各メッセージの送信時刻が記載されている。
決定部32は、受信部30が受信したメッセージM1~M4(図5参照)を解析し、リスク情報が含まれているか否かを判定する。図5のメッセージM1及びM2に示すように、「病院に行った」、「インフルエンザ」及び「うつした」といった、ユーザの健康に影響し得るキーワードが含まれている場合、決定部32は、メッセージM1及びM2にリスク情報が含まれていると判定する。
また、決定部32は、図5のメッセージM1に含まれている「インフルエンザ」というキーワードに基づき、インフルエンザウイルスに関するリスク情報が含まれていると推定する。その後、決定部32は、図4のテーブルを参照し、「インフルエンザウイルス」に関するリスク情報に対応する測定条件として、生体情報の種類を「体温」及び「心拍」とし、生体情報の測定期間を「4日」とするよう決定する。
制御部34は、決定部32が決定した測定条件に応じて測定装置4が生体情報を測定するよう、測定装置4に対して生体情報の測定を開始させる命令を行う。すなわち、測定装置4に対して、「体温」及び「心拍」をそれぞれ「4日」間測定するよう命令を行う。
なお、仮に、図5のメッセージM3及びM4に示すように、ユーザの健康又は安全に影響し得るキーワードが含まれていないメッセージのみを受信した場合は、決定部32は、受信部30が受信した情報の中にリスク情報が含まれていないと判定する。この場合、制御部34は、測定装置4に対する生体情報の測定に関する命令を行わない。
次に、図6を参照して、本実施形態に係る情報処理装置10の作用を説明する。情報処理装置10において、CPU21が情報処理プログラム27を実行することによって、図6に示す第1の情報処理が実行される。第1の情報処理は、例えば、ユーザによって入力部25を介して実行開始の指示があった場合に実行される。
ステップS10で、受信部30は、他者が所有するスマートフォン7、感染者接触通知サーバ8及び防災情報通知サーバ9等の外部装置からユーザ宛てに送信された各種情報を受信する。ここで、ステップS10で受信部30が受信する各種情報には、ユーザの健康又は安全に影響し得るリスク情報が含まれうる。ステップS12で、決定部32は、ステップS10で受信部30が受信した各種情報に、リスク情報が含まれるか否かを判定する。
ステップS10で受信部30が受信した各種情報にリスク情報が含まれる場合(すなわちステップS12が肯定判定の場合)、ステップS14に移行し、決定部32は、リスク情報に基づき、測定装置4による生体情報の測定条件を決定する。ステップS16で、制御部34は、ステップS14で決定部32が決定した測定条件に応じて、測定装置4に対して生体情報の測定に関する命令を行う。ステップS16が完了すると、CPU21は本第1の情報処理を終了する。
一方、ステップS10で受信部30が受信した各種情報にリスク情報が含まれない場合(すなわちステップS12が否定判定の場合)、ステップS14及びステップS16の処理は行わず、CPU21は本第1の情報処理を終了する。
以上説明したように、本開示の好ましい一態様に係る情報処理装置10は、少なくとも1つのプロセッサを備え、プロセッサは、ユーザ宛てに送信された情報を受信し、受信した情報の中に、ユーザの健康又は安全に影響し得る情報であって、ユーザの周囲の状況に関するリスク情報が含まれている場合、ユーザの生体情報の測定を行う測定装置に対して、測定に関する命令を行う。すなわち、本実施形態に係る情報処理装置10によれば、ユーザの健康又は安全に影響し得るリスク情報を受信した場合にユーザの生体情報を測定できるので、ユーザの健康状態を適切に確認できる。
また、上述したように、本実施形態においてユーザの生体情報を測定するトリガーとなるリスク情報は、ユーザの周囲の状況に関する情報であってもよい。したがって、医師による診断、自覚症状及び生体情報の変化等が無く、ユーザ自身の健康状態にはまだ影響が出ていないタイミングから生体情報の測定を開始できるので、健康状態の変化の早期発見に寄与できる。
なお、上記第1実施形態において、リスク情報は、測定装置4による生体情報の測定に関する提案を更に含んでいてもよい。この場合、プロセッサは、リスク情報に含まれる提案に応じて、測定装置4に対して、生体情報の測定に関する命令を行ってもよい。具体的には、決定部32は、他者が所有するスマートフォン7、感染者接触通知サーバ8及び防災情報通知サーバ9等の外部装置から受信した提案を加味して、測定装置4による生体情報の測定条件を決定してもよい。例えば、感染者接触通知サーバ8が、ユーザが新型コロナウイルスの感染者と接触した可能性がある旨の通知とともに、ユーザの生体情報としてのSpO2を21日間測定するよう提案する内容の情報を情報処理装置10に対して送信するとする。この場合、決定部32は、図4に示すテーブルに基づき、「体温」及び「心拍」はそれぞれ14日間測定し、感染者接触通知サーバ8からの提案に基づき「SpO2」は21日間測定するよう、測定条件を決定してもよい。
[第2実施形態]
上記第1実施形態においては、プロセッサがリスク情報を受信した場合に、測定装置4に対して生体情報の測定に関する命令を行う形態について説明した。第2実施形態においては、プロセッサが、ユーザ宛てに送信された情報を受信し、受信した情報の中にリスク情報が含まれている場合、リスク情報に応じて、測定装置4によって予め測定されたユーザの生体情報を取得する形態について説明する。以下、本実施形態に係る情報処理装置10の機能的な構成の一例について説明するが、上記第1実施形態と同様の機能及び構成については、一部説明を省略する。
受信部30は、ネットワークI/F26により、他者が所有するスマートフォン7、感染者接触通知サーバ8及び防災情報通知サーバ9等の外部装置からネットワーク5を介してユーザ宛てに送信された情報を受信する。「ユーザ宛てに送信された情報」については、上記第1実施形態と同様であるため説明を省略する。
決定部32は、受信部30が受信した情報の中に、ユーザの健康又は安全に影響し得るリスク情報が含まれているか否かを判定する。本実施形態における「リスク情報」は、上記第1実施形態と同様の情報であるが、更にユーザの健康又は安全に影響し得る状況となった日時を示す日時情報を含んでいてもよい。例えば、感染者接触通知サーバ8が、ユーザが新型コロナウイルスの感染者と接触した可能性がある旨の通知とともに、当該感染者と接触した可能性がある日時を示す日時情報を情報処理装置10に対して送信してもよい。また例えば、図5のメッセージM2には、「昨日のお昼・・・うつした」というキーワードが含まれている。この場合、決定部32は、メッセージM2に基づき、ユーザの健康に影響し得る状況となった日時として「2021年6月1日の12:00(昨日のお昼)」を示す日時情報を生成してもよい。
決定部32によって、受信部30が受信した情報の中にリスク情報が含まれていると判定された場合、制御部34は、測定装置4によって予め測定されたユーザの生体情報を取得する。なお、生体情報の取得元は特に限定されない。例えば、制御部34は、測定装置4から生体情報を取得してもよい。また例えば、測定装置4が測定した生体情報を情報処理装置10に対して逐次送信し、情報処理装置10の記憶部22に記憶させている場合は、制御部34が、記憶部22から生体情報を取得する制御を行ってもよい。また例えば、測定装置4が測定した生体情報を外部のデータ管理サーバ(図示せず)に対して送信している場合は、制御部34が、当該データ管理サーバから生体情報を取得する制御を行ってもよい。
また、決定部32は、リスク情報に基づき、生体情報の取得条件を決定してもよい。「取得条件」とは、例えば、取得する生体情報の種類、生体情報が測定された日時及び/又は期間の指定、並びに、取得する生体情報のデータ数等であってもよい。この場合、制御部34は、決定部32が決定した取得条件に応じて、生体情報を取得する。
具体的には、決定部32は、取得条件の一例としての生体情報が測定された日時及び/又は期間の指定として、リスク情報に応じたタイミングを少なくとも含む期間を決定してもよい。この場合、制御部34は、決定部32が取得条件として決定したタイミングを少なくとも含む期間において予め測定された生体情報を取得する。ここで、例えば、「タイミング」とは、受信部30がリスク情報を含む各種情報を取得した日時であってもよい。図5の例では、メッセージM1を受信した日時(2021年6月2日13:00)がこれに該当する。また例えば、「タイミング」とは、上述した日時情報が示す日時であってもよい。図5の例では、メッセージM2に基づき決定部32が生成した日時(2021年6月1日12:00)がこれに該当する。
「タイミングを少なくとも含む期間」とは、上記のタイミングを基準として予め定められた期間(例えば、上記のタイミング以前12時間と、上記のタイミングの後から現在まで等)を意味する。このような構成によれば、決定部32が決定したタイミングにおいてちょうど生体情報が測定されていない場合でも、近いタイミングにおいて測定された生体情報を取得できるので、ユーザの健康状態を適切に確認できる。また、上記のタイミングを含む期間において測定された複数の生体情報が取得できる場合は、生体情報の時間的変化を確認できるので、ユーザの健康状態をより適切に確認できる。
また、制御部34は、取得した生体情報、生体情報に関する指標、及び生体情報と指標との比較結果のうち少なくとも1つをディスプレイ24に表示させる制御を行ってもよい。「生体情報に関する指標」とは、例えば、各種生体情報に関して異常と診断される閾値、ユーザと年齢及び性別等が同様の集団における平均値又は中央値、並びに、平常時におけるユーザの生体情報から導出される平均値又は中央値等である。
図7に、制御部34によってディスプレイ24に表示される画面D2の一例を示す。図7の画面D2には、制御部34が取得した生体情報の一例としての体温及び心拍数がグラフとして示されている。このように、リスク情報に応じたタイミングを少なくとも含む期間において予め測定された生体情報を表示させることで、ユーザの健康状態を適切に確認できる。
また、図7の画面D2において、「推定感染時刻」の欄には、図5のメッセージM2に基づき決定部32が生成した日時情報が示す日時における体温及び心拍数を示している。「最近」の欄には、最近測定された体温及び心拍数を示している。「平均」の欄には、平常時におけるユーザの生体情報から導出された体温及び心拍数の平均値を示している。また、図7の画面D2には、平均との比較結果に関するコメントを図示している。このように、取得した生体情報、生体情報に関する指標、及び生体情報と指標との比較結果を表示させることで、より分かりやすくユーザの健康状態を確認できる。
次に、図8を参照して、本実施形態に係る情報処理装置10の作用を説明する。情報処理装置10において、CPU21が情報処理プログラム27を実行することによって、図8に示す第2の情報処理が実行される。第2の情報処理は、例えば、ユーザによって入力部25を介して実行開始の指示があった場合に実行される。
ステップS20で、受信部30は、他者が所有するスマートフォン7、感染者接触通知サーバ8及び防災情報通知サーバ9等の外部装置からユーザ宛てに送信された各種情報を受信する。ここで、ステップS20で受信部30が受信する各種情報には、ユーザの健康又は安全に影響し得るリスク情報が含まれうる。ステップS22で、決定部32は、ステップS20で受信部30が受信した各種情報に、リスク情報が含まれるか否かを判定する。
ステップS20で受信部30が受信した各種情報にリスク情報が含まれる場合(すなわちステップS22が肯定判定の場合)、ステップS24に移行し、決定部32は、リスク情報に基づき、生体情報の取得条件を決定する。ステップS26で、制御部34は、ステップS24で決定部32が決定した取得条件に応じて、生体情報を取得する。ステップS28で、制御部34は、ステップS26で取得した生体情報、並びに、当該生体情報に関する指標及び生体情報と指標との比較結果のうち少なくとも1つを、ディスプレイ24に表示させる制御を行う。ステップS28が完了すると、CPU21は本第2の情報処理を終了する。
一方、ステップS20で受信部30が受信した各種情報にリスク情報が含まれない場合(すなわちステップS22が否定判定の場合)、ステップS24~ステップS28の処理は行わず、CPU21は本第2の情報処理を終了する。
以上説明したように、本開示の好ましい一態様に係る情報処理装置10は、少なくとも1つのプロセッサを備え、プロセッサは、ユーザ宛てに送信された情報を受信し、受信した情報の中に、ユーザの健康又は安全に影響し得る情報であるリスク情報が含まれている場合、リスク情報に応じて、予め測定されたユーザの生体情報を取得する。すなわち、本実施形態に係る情報処理装置10によれば、ユーザの健康又は安全に影響し得るリスク情報を受信した場合に、予め測定されたユーザの生体情報を取得できるので、ユーザの健康状態を適切に確認できる。
なお、上記各実施形態において、例えば、受信部30、決定部32及び制御部34といった各種の処理を実行する処理部(processing unit)のハードウェア的な構造としては、次に示す各種のプロセッサ(processor)を用いることができる。上記各種のプロセッサには、前述したように、ソフトウェア(プログラム)を実行して各種の処理部として機能する汎用的なプロセッサであるCPUに加えて、FPGA(Field Programmable Gate Array)等の製造後に回路構成を変更可能なプロセッサであるプログラマブルロジックデバイス(Programmable Logic Device:PLD)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の特定の処理を実行させるために専用に設計された回路構成を有するプロセッサである専用電気回路等が含まれる。
1つの処理部は、これらの各種のプロセッサのうちの1つで構成されてもよいし、同種又は異種の2つ以上のプロセッサの組み合わせ(例えば、複数のFPGAの組み合わせや、CPUとFPGAとの組み合わせ)で構成されてもよい。また、複数の処理部を1つのプロセッサで構成してもよい。
複数の処理部を1つのプロセッサで構成する例としては、第1に、クライアント及びサーバ等のコンピュータに代表されるように、1つ以上のCPUとソフトウェアの組み合わせで1つのプロセッサを構成し、このプロセッサが複数の処理部として機能する形態がある。第2に、システムオンチップ(System on Chip:SoC)等に代表されるように、複数の処理部を含むシステム全体の機能を1つのIC(Integrated Circuit)チップで実現するプロセッサを使用する形態がある。このように、各種の処理部は、ハードウェア的な構造として、上記各種のプロセッサの1つ以上を用いて構成される。
更に、これらの各種のプロセッサのハードウェア的な構造としては、より具体的には、半導体素子などの回路素子を組み合わせた電気回路(circuitry)を用いることができる。
また、上記各実施形態では、情報処理プログラム27が記憶部22に予め記憶(インストール)されている態様を説明したが、これに限定されない。情報処理プログラム27は、CD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)、DVD-ROM(Digital Versatile Disc Read Only Memory)、及びUSB(Universal Serial Bus)メモリ等の記録媒体に記録された形態で提供されてもよい。また、情報処理プログラム27は、ネットワークを介して外部装置からダウンロードされる形態としてもよい。さらに、本開示の技術は、情報処理プログラムに加えて、情報処理プログラムを非一時的に記憶する記憶媒体にもおよぶ。
本開示の技術は、上記実施形態例を適宜組み合わせることも可能である。以上に示した記載内容及び図示内容は、本開示の技術に係る部分についての詳細な説明であり、本開示の技術の一例に過ぎない。例えば、上記の構成、機能、作用及び効果に関する説明は、本開示の技術に係る部分の構成、機能、作用及び効果の一例に関する説明である。よって、本開示の技術の主旨を逸脱しない範囲内において、以上に示した記載内容及び図示内容に対して、不要な部分を削除したり、新たな要素を追加したり、置き換えたりしてもよいことはいうまでもない。
1 情報処理システム
4 測定装置
5 ネットワーク
7 スマートフォン
8 感染者接触通知サーバ
9 防災情報通知サーバ
10 情報処理装置
21 CPU
22 記憶部
23 メモリ
24 ディスプレイ
25 入力部
26 ネットワークI/F
27 情報処理プログラム
28 バス
30 受信部
32 決定部
34 制御部
D1、D2 画面

Claims (15)

  1. 少なくとも1つのプロセッサを備え、
    前記プロセッサは、
    ユーザ宛てに送信された情報を受信し、
    受信した情報の中に、前記ユーザの健康又は安全に影響し得る情報であるリスク情報が含まれている場合、前記リスク情報の種類及び内容の少なくとも一方に基づき、予め測定された前記ユーザの生体情報の取得条件を決定し、
    決定した前記取得条件に応じて、前記生体情報を取得する
    情報処理装置。
  2. 前記プロセッサは、
    前記生体情報の測定を行う測定装置から前記生体情報を取得する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記生体情報は、経時的に測定されており、
    前記プロセッサは、
    前記リスク情報に応じたタイミングを少なくとも含む期間において予め測定された前記生体情報を取得する
    請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記タイミングは、前記プロセッサが前記リスク情報を取得した日時である
    請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記リスク情報は、前記ユーザの健康又は安全に影響し得る状況となった日時を示す日時情報を含み、
    前記タイミングは、前記日時情報が示す日時である
    請求項3に記載の情報処理装置。
  6. 前記リスク情報は、前記ユーザの健康状態に関する情報を含む
    請求項1から請求項5の何れか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記リスク情報は、前記ユーザの感染症への感染の可能性を示す情報を含む
    請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記リスク情報は、前記ユーザの周囲の状況に関する情報を含む
    請求項1から請求項7の何れか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記リスク情報は、前記ユーザの周囲にいる他者の健康状態を示す情報を含む
    請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 前記リスク情報は、前記ユーザの周囲にいる他者の感染症への罹患状態を示す情報を含む
    請求項8又は請求項9に記載の情報処理装置。
  11. 前記リスク情報は、前記ユーザの周囲における災害又は公害に関する情報を含む
    請求項8から請求項10の何れか1項に記載の情報処理装置。
  12. 前記プロセッサは、
    前記リスク情報を、電子メール及びSNS(Social Networking Service)の少なくと
    も一方を介して受信する
    請求項1から請求項11の何れか1項に記載の情報処理装置。
  13. 前記プロセッサは、
    取得した前記生体情報、前記生体情報に関する指標、及び前記生体情報と前記指標との比較結果のうち少なくとも1つをディスプレイに表示させる制御を行う
    請求項1から請求項12の何れか1項に記載の情報処理装置。
  14. ユーザ宛てに送信された情報を受信し、
    受信した情報の中に、前記ユーザの健康又は安全に影響し得る情報であるリスク情報が含まれている場合、前記リスク情報の種類及び内容の少なくとも一方に基づき、予め測定された前記ユーザの生体情報の取得条件を決定し、
    決定した前記取得条件に応じて、前記生体情報を取得する
    処理をコンピュータが実行する情報処理方法。
  15. ユーザ宛てに送信された情報を受信し、
    受信した情報の中に、前記ユーザの健康又は安全に影響し得る情報であるリスク情報が含まれている場合、前記リスク情報の種類及び内容の少なくとも一方に基づき、予め測定された前記ユーザの生体情報の取得条件を決定し、
    決定した前記取得条件に応じて、前記生体情報を取得する
    処理をコンピュータに実行させるための情報処理プログラム。
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