JP7715702B2 - 見積決定支援システム - Google Patents
見積決定支援システムInfo
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Description
本開示の一態様による見積決定支援システムは、工事管理一覧表に前記概算合計見積額を含むため、全タスク合計にかかるコストを一目で確認することができる。
本開示の一態様による見積決定支援システムは、前記表示手段が、前記タスクの内容を表示する工事管理書を作成することとしたため、タスクの内容をこの見積決定支援システムで管理することができ、その内容をいつでも確認することができる。
本開示の一態様による見積決定支援システムは、前記表示手段が、前記原材料又は工賃等の内容を表示する工事内訳書を作成することとしたため、タスクの実行で具体的にコストがかかる原材料又は工賃等の内容をこの見積決定支援システムで管理することができ、その内容をいつでも確認することができる。
本開示の一態様による見積決定支援システムは、前記記憶手段が、標準単価表に記載された原材料又は工賃等の名称に類似した名称を、前記原材料又は工賃等の名称と紐づけて記録することとしたため、タスクの実行で具体的にコストがかかる原材料又は工賃等を標準単価表と照会することができる。そのため、高価な原材料又は工賃等を排除して適正な見積を提供することができる。
本開示の一態様による見積決定支援システムは、表示手段が、前記概算見積額とともに、標準単価表の記載を加味した標準見積額を併記して表示することとしたため、工事者等が記入したコストと標準単価表に基づくコストとを容易に比較することができ、その金額に大きな差異があれば、その差異がどこにあるかを容易に見つけ出すことができる。
本開示の一態様による見積決定支援システムは、前記概算見積額として、標準単価表の記載を加味した標準見積額を当てはめて表示することとしたため、工事者等が記入したコストに代えて標準単価表に基づくコストが反映されるため、高額でイレギュラーな見積が予め排除された見積を得ることができる。
図1は、見積決定支援システム10のシステム構成図である。この見積決定支援システム(以下「システム」ともいう)10は、管理サーバ1と、建物等の施設等の所有者等で施設等の維持、保全管理を統括する関係者(以下「施設者」という)が用いる施設者端末2(2a、2b、・・)と、施設等の維持、保全のために、タスクの中でも工事や修理等の現場で作業を行う事項(以下これらをまとめて「現場工事」ともいう)を行う工事関係者や、その工事関係者等を取りまとめる管理業者など、施設等の現場工事を担う者(以下これらをまとめて「工事者」という)が用いる工事者端末3(3a、3b、・・)と、システム全体の管理者(以下「システム責任者」という)が用いるシステム責任者端末4(4a、4b、・・)と、を含んで構成され、これらがネットワーク5を介してそれぞれ接続されている。
制御手段11は、以下に説明する各種手段を制御しその機能を奏するように動作させたり、記憶手段13に記録された様々なデータの中から必要なデータを選択して取り出し、目的に沿って特定の項目ごとに分類したり、集計等の演算を行う。
例えば、施設者端末2からのアクセス要求に対しては、アクセス対象となる施設が要求者の管理対象であれば許可するが、アクセス対象以外の施設であれば許可しない。また、工事者端末3からのアクセス要求に対しては、アクセス対象となる施設が要求者の工事対象であれば許可するが、工事対象以外の施設であれば許可しない等である。アクセス権の有無等をパスワードに基づいて行う態様は一例である。
表示手段14は、記憶手段13が記録する管理項目や、制御手段11が加工して得た事項を各種端末2,3,4に表示したり、レポートとして出力したり、各種端末での入力画面の表示も行う。
見積決定支援システム10は、以下に説明する種々の書面を作成、表示、又は利用して、見積決定に役立てることができる。
工事管理書は、施設等の古くなったり破損したりする部位の修理や交換、メンテナンス、さらにはこれらに関係する種々の定期点検、調査等に関係する作業、即ちタスクの内容を示すものである。
タスクの内容には、そのタスクを特定するために必要な項目(管理項目)が挙げられ、例えば、タスクの管理番号、タスクの名称、タスクの対象となる施設等の名称や状態、対策、タスクの行われる場所、タスクが発生する管理元、設置年月日、タスク実行の要否、タスク実行の単位及び数量、概算見積額、標準見積額、施設者提案の見積額、備考、その他等を例示することができる。
これらの項目は、施設等の管理の種類によって変わり、上記項目に限らず、それら以外の項目を含んでもよいし、上記項目の全てを有している必要はない。
タスクが発生する管理元としての“事業計画”、タスクの管理番号として“D-3”、タスクの名称として“アスファルト露出防水”、タスクの対象となる施設等の名称として“○○文化会館”、タスクの行われる場所として“2階”、タスクの対象となる施設等の状態として“全体に劣化が見られる”、その対策として“アスファルト露出防水更新”、設置年月日として“2000年5月”、タスク実行の要否として“推進”、タスク実行の単位、数量として“57m2”、概算見積額として“¥2,317,000”、備考として“添付資料○○あり”である。なお、図3には上記管理項目の一部を示している。
タスクの名称として“更新工事、年に1回更新するか否かを検討する”、タスクの行われる場所として“2階の全体を対象とする。”、タスクの対象となる施設等の状態として“2階全体に亘ってところどころ劣化している。劣化の程度は場所によって異なる。”、その対策として“2階全体を作業者が確認しながら必要な措置を取る必要がある。”、備考として“添付資料○○は、11月2日、〇〇社作成”である。
工事内訳書は、一つのタスクで使われる原材料又は部品(「原材料等」ともいう)、又はそのタスクを実行する際の工賃のように、そのタスクを実行するにあたってコストが発生する事項(「原材料又は工賃等」ともいう)の内容を示すものである。
原材料又は工賃等の内容にはその原材料又は工賃等に関わる項目(管理項目)が記載される。タスクの実行にコストが発生する種々の細目までを工事管理書に記載していては工事管理書が煩雑になるため、コストが発生する内訳を工事管理書から切り離して別紙としたのが工事内訳書である。
あるいはまた、原材料等の標準名称、標準単価、標準合計金額、標準見積額を挙げることもできる。
これらの項目は、タスクによって変わり、上記事項に限らず、それら以外の項目を含んでもよいし、上記項目の全てを有している必要はない。
工事管理一覧表は、前記工事管理書で示される複数のタスクをまとめて一覧表形式にしたものであり、工事管理書のタスクの内容を示す項目の中から一部を抜き出して表形式に記載したものである。即ち複数のタスクの内容を並べて表示したものである。
ここで、概算見積額は各タスクの見積の合計額であり、標準見積額は後述する標準単価表の額を考慮した各タスクの見積の合計額である。施設者提案の見積額は工事内訳書によらないで施設者が提示した各タスクの見積の合計額である。そして、概算合計見積額は、各タスクの概算見積額をすべて加えた全タスクの見積の合計額である。標準合計見積額は、各タスクの標準見積額をすべて加えた全タスクの見積の合計額である。そして施設者提案の合計見積額は、工事内訳書によらないで施設者が提示した全タスクの見積の合計額である。
これらの項目は、施設等の管理の種類によって変わり、上記項目に限らず、それら以外の項目を含んでもよいし、上記項目の全てを有している必要はない。
なお、単に管理項目という場合には、工事管理一覧表で示すタスクの内容を示す項目の他、工事内訳書に示す原材料又は工賃等に関わる項目、工事管理書に示すタスクを特定するために必要な項目も含まれる。
この管理番号D-3で示されるタスクを示す行には、次のような項目が記されている。
タスクが発生する管理元としての“事業計画”、タスクの管理番号として“D-3”、タスクの名称として“アスファルト露出防水”、タスクの対象となる施設等の名称として“○○文化会館”、タスクの行われる場所として“2階”、タスクの対象となる施設等の状態として“全体に劣化が見られる”、その対策として“アスファルト露出防水更新”、設置年月日として“2000”及び“5”、タスク実行の要否として“推進”、タスク実行の単位として“M2”、数量として“57”、概算見積額として“¥23,170,000”、備考として“添付資料○○あり”である。
そして、概算合計見積額として“¥203,584,032”が、標準合計見積額として“¥195,165,230”が記されている。
標準単価表は、様々な原材料等の標準価格と標準名称とを表示したものである。既にメーカー等との交渉を終えて好適な条件で採用できる部品など、施設者が認めた原材料等であり、それに付けられた価格を羅列したものである。そのため、標準単価表に記された原材料等をその単価で使うことができれば、そのコストは適正なものと判断できる。この標準単価表に表示された原材料等の名称と価格は記憶手段13に記録されている。
見積決定支援システム10は、以下のフローに従って、上記書面を作成、表示又は利用する。
第1のフローを図6に示して以下に説明する。
工事管理書は、予め表示手段14が作成しておいた入力フォームを通じて、施設者が施設者端末2から工事管理書の各項目に記載される具体的事項を入力すると、その入力事項を管理項目として記憶手段13が記録することにより記録データベースに蓄積される。そして、施設者による施設者端末2からの工事管理書作成指示に従い、制御手段11が記憶手段13に記録された各項目として記録された事項を呼び出して表示手段14が、例えば図3で示すような形式で工事管理書を出力する。
工事管理書作成指示は、より具体的には、工事管理書の閲覧又はプリント指示であり、閲覧指示に対しては表示手段14が施設者端末2のディスプレイに工事管理書を表示させ、プリント指示に対しては表示手段14が作成した工事管理書を制御手段11が施設者端末2のプリンタを通じてプリントさせる。このステップを図6のs11で示す。
工事内訳書は、予め表示手段14が作成しておいた入力フォームを通じて、工事者が高自社端末3から工事内訳書の各項目に記載される具体的事項を入力すると、その入力事項を管理項目として記憶手段13が記録することにより記録データベースに蓄積される。そして、工事者による工事者端末3からの工事内訳書作成指示に従い、制御手段11が記憶手段13に記録された各項目として記録された事項を呼び出す。制御手段11は、原材料等の単価と数量からその原材料等の合計金額を算出し、また、複数の原材料等の価格の合計である総合計金額を算出する。そして、表示手段14が、例えば図4で示すような形式で工事内訳書を出力する。
タスク毎に工事内訳書が作成されることから、複数のタスクからは複数の工事内訳書が作成可能である。このステップを図6のs11で示す。
工事内訳書が作成されることでそのタスクにかかるコストが概算見積額として得られるため、工事管理書の概算見積額にもこの概算見積額が反映される。このステップを図6のs14で示す。
施設者が施設者端末2から施設等の管理の目的に合わせて必要な項目で検索を行うことにより、制御手段11は条件に合った対象の工事管理書単位のタスクを記憶手段13から複数個取り出し、工事管理書に記載される内容の中から予めこの範囲の内容を工事管理一覧表に記すと決められている内容を取り出して、表示手段14が一覧表形式の工事管理一覧表を作成する。
各タスクの概算見積額の欄には、工事内訳書の概算見積額が表示される。また、概算合計見積額の欄には制御手段11が各タスクの概算見積額を合計した金額が表示手段14によって表示される。なお、この第1のフローでは、後述する標準単価表を利用しないため、工事管理一覧表には、標準合計見積額の記載等、標準単価表を加味した項目は表示されない。このステップを図6のs13で示す。
工事管理書と工事内訳書、及び工事管理一覧表はタスクの管理番号で紐づけされている。
工事管理書の概算見積額欄は、当初空欄であるが、工事内訳書を作成してそのタスクにかかわる工事等の総合計額が決定することで、工事管理書の概算見積額欄に表示される。同様に、工事内訳書の概算見積額は、工事管理一覧表の各タスクの概算見積額欄に反映される。
即ち、制御手段11は、施設者による工事管理書の表示指示や、工事管理一覧表の作成指示等に従い、記憶手段13が記録する工事内訳書の概算見積額を工事管理書や工事管理一覧表の概算見積額に適用する。また、制御手段11は、工事管理一覧表の作成時には各タスクの概算見積額を合計した全タスクの概算合計見積額を算出する。
第2のフローを図7に示して以下に説明する。第2のフローは、工事内訳書の原材料等の内容が標準単価表と照合されて標準単価表の記載が工事内訳書に反映されるステップを有するフローである。このフローが第1のフローにさらに加わったのが第2のフローである。したがって、第1のフローで説明したs11~s13のステップは第2のフローでも同じなのでその説明は省略する。
工事内訳書の原材料等の名称欄に記載される名称を、標準単価表の名称と照合する。即ち、記憶手段13には標準単価表に定められた名称と類似の名称を予め登録しておき、工事内訳書の原材料等の名称欄に記載された名称がこの類似の名称と一致又は類似するかの判断を制御手段11が行い、一致又は類似する場合にはその名称に紐づけられた標準単価表の名称が新たに割り当てられる。例えば、エアコンと空調機を類似の名称として登録しておき、工事内訳書の記載がエアコンで、標準単価表に定められた名称が空調機である場合に、工事内訳書に記載された名称に空調機を割り当てることである。
表記のゆれが原因で標準単価表に定めた表示及び単価への割り当てができない不都合を排除するために第二の方法を採用することが好ましい。
同様に、割り当てられた名称に基づく単価は、元の名称に基づく単価とともに工事内訳書に併記することもできるし、元の名称に基づく単価に置き換えて割り当てられた名称に基づく単価を工事内訳書に表記するようにすることもできる。それは予めどちらの表示を選択するかを決定しておけばよい。
第1のフローで示したのと同様に、第2のフローでも工事管理書と工事内訳書、及び工事管理一覧表はタスクの管理番号で紐づけされている点は相違ない。
しかしながら、第2のフローでは、標準単価表との照合があるため、標準単価表に従って作成した工事内訳書の内容が工事管理書や工事管理一覧表に反映される。
工事管理書の概算見積額欄は、当初空欄であるが、工事内訳書を作成してそのタスクにかかわる工事等の概算見積額が決定することで、工事管理書の概算見積額欄に表示される。但しこの場合に、標準単価表を用いて割り当てられた単価から算出した概算見積額、即ち標準見積額を併記する場合では、概算見積額とともに標準見積額が記される。
即ち、制御手段11は、権原のある操作者による工事管理書の表示指示や、工事管理一覧表の作成指示等に従い、記憶手段13が記録する工事内訳書の概算見積額又は標準見積額を工事管理書や工事管理一覧表の概算見積額又は標準見積額、及び概算合計見積額又は標準合計見積額に適用する。
その他のフローとして、工事管理書を作成せずに、工事管理一覧表を作成していくフローが挙げられる。即ち、工事管理書に記載する事項を直接、工事管理一覧表の作成で行う方法である。
但し、この場合であっても、工事内訳書が作成される前の段階では、概算見積額や標準見積額は記されず、施設者提案の見積額があればそれを記すにとどまる。工事等が具体的にならなければその見積額も算定できないからである。工事内訳書の作成については、前記フローに示した方法と同じである。
2,2a,2b,2c 施設者端末
3,3a,3b,3c 工事者端末
4,4a,4b,4c システム責任者端末
5 ネットワーク
10 見積決定支援システム
11 制御手段
12 ID認識手段
13 記憶手段
14 表示手段
15 その他の手段
Claims (4)
- 記憶手段と、制御手段と、表示手段とを有する見積決定支援システムであって、
前記記憶手段は、建物又は構築物である施設又はその部品の管理に係る作業であるタスク、及び前記管理に必要な要素である管理項目を記録し、
前記表示手段は、前記タスクを特定する工事管理書と、前記タスクで使われる原材料又は部品の内容及びコストを含む事項を示す工事内訳書と、前記タスクが複数の場合に当該複数のタスクをまとめて一覧表形式に示す工事管理一覧表と、を作成し、
前記制御手段は、一の前記タスクの実行に必要なコストの合計である概算見積額を算出し、前記タスクが複数の場合の当該複数のタスクの実行に必要なコストの合計である概算合計見積額を算出し、
加えて、前記記憶手段は、標準単価表を構成する原材料や部品の標準価格と標準名称とを記録し、前記標準単価表の標準名称と前記工事内訳書に示される原材料又は部品の名称とを紐付けて記録し、
前記制御手段は、前記工事内訳書に示される原材料又は部品の名称と前記標準単価表の名称とを照合して一致又は類似する場合に前記紐付けられた前記標準単価表の名称を前記工事内訳書に示される原材料又は部品の名称に割り当て、
前記表示手段は、前記工事内訳書に前記標準単価表の名称を表示し、前記工事管理一覧表に前記概算見積額を含ませる見積決定支援システム。 - 前記工事内訳書が作成される前段階では前記概算見積額が記されずに、前記工事内訳書が作成された後段階で前記概算見積額が記される請求項1記載の見積決定支援システム。
- 前記表示手段が、前記概算見積額とともに、前記標準単価表の記載を加味した標準見積額を併記して表示する請求項1又は請求項2記載の見積決定支援システム。
- 前記表示手段が、前記概算見積額として、前記標準単価表の記載を加味した標準見積額を当てはめて表示する請求項1又は請求項2記載の見積決定支援システム。
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| JP2022204815A JP7715702B2 (ja) | 2022-12-21 | 2022-12-21 | 見積決定支援システム |
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Citations (4)
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| JP2003006272A (ja) | 2001-06-22 | 2003-01-10 | Misumi Corp | 建築設計支援装置とこの装置にて利用可能な建築士支援端末、建築設計支援サーバ、施工業者支援端末、建築設計支援方法 |
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2022
- 2022-12-21 JP JP2022204815A patent/JP7715702B2/ja active Active
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