1つ又はそれ以上の実施形態において、アタッチメントは、電動掘削機に装着される。電動掘削機は、モータを収容するモータハウジングと、モータハウジングの後側に配置され、モータを起動するためのトリガスイッチが設けられるグリップ部を有するハンドルハウジングと、モータハウジングの前側に配置され、ギヤを収容するギヤハウジングと、ギヤハウジングから下方に突出し、ドリルビットが取り付けられる回転出力部と、を備えてもよい。アタッチメントは、ドリルビットに隣接する位置において、上下方向に沿うように配置される補助ポールを備えてもよい。
上記の構成では、補助ポールは、目標とされる孔が掘削対象に形成されるように掘削作業を補助することができる。ドリルビットが回転することにより掘削対象に孔が形成される。補助ポールがドリルビットで形成される孔の周囲の掘削対象の表面に接触することにより、目標とされる孔が掘削対象に形成される。
1つ又はそれ以上の実施形態において、補助ポールの下端部は、ドリルビットの下端部よりも上方に配置されてもよい。
上記の構成では、補助ポールの下端部がドリルビットの下端部よりも上方に配置されることにより、目標深さの孔が掘削対象に形成される。補助ポールの下端部とドリルビットの掘削刃の下端部との上下方向の距離が孔の目標深さに定められ、補助ポールの下端部がドリルビットで形成される孔の周囲の掘削対象の表面に接触するまで掘削作業が実施されることにより、目標深さの孔が掘削対象に形成される。
1つ又はそれ以上の実施形態において、アタッチメントは、ギヤハウジングに着脱される補助ハンドルと、補助ハンドルの少なくとも一部に着脱される保持部材を、を備えてもよい。補助ポールは、保持部材に保持されてもよい。
上記の構成では、補助ハンドルが作業者の手で握られることにより、掘削作業が円滑に実施される。補助ポールは、保持部材を介して補助ハンドルに支持されるので、作業者は、補助ハンドルを手で握りながら、目標深さの孔を掘削対象に形成することができる。
1つ又はそれ以上の実施形態において、保持部材は、補助ポールを着脱可能に保持する保持機構を有してもよい。保持機構は、補助ポールの周囲の少なくとも一部に配置されるクランプ部と、ヒンジを介してクランプ部に連結されるレバーと、を有してもよい。レバーが締結方向に回動されることにより、補助ポールがクランプ部に固定されてもよい。レバーが弛緩方向に回動されることにより、クランプ部による補助ポールの固定が解除されてもよい。
上記の構成では、レバーが締結方向に回動されることにより、保持部材に対する補助ポールの上下方向の位置が固定される。レバーが弛緩方向に回動されることにより、保持部材に対する補助ポールの上下方向の位置が調整される。
1つ又はそれ以上の実施形態において、補助ハンドルは、ギヤハウジングに固定されるハンドルジョイントと、ハンドルジョイントに固定されるハンドルと、を有してもよい。保持部材は、ハンドルジョイントに固定されてもよい。
上記の構成では、保持部材は、ハンドルジョイントを介してギヤハウジングに固定される。作業者は、ハンドルを手で握ることができる。
1つ又はそれ以上の実施形態において、ハンドルジョイントは、ギヤハウジングの左部に固定される左ハンドルジョイントと、ギヤハウジングの右部に固定される右ハンドルジョイントと、を含んでもよい。左ハンドルジョイント及び右ハンドルジョイントの一方のハンドルジョイントに保持部材が固定され、他方のハンドルジョイントに反力受け部材が固定されてもよい。
上記の構成では、作業者は、回転出力部からギヤハウジングに伝達される反力を、反力受け部材を介して受けることができる。これにより、電動掘削機の姿勢が不安定になったり、電動掘削機を保持する作業者がふらついたりすることが抑制される。そのため、目標とされる孔が掘削対象に形成される。また、補助ポールと反力受け部材との干渉が抑制されるので、掘削作業が円滑に実施される。
1つ又はそれ以上の実施形態において、ハンドルジョイントは、ねじ孔を有してもよい。保持部材は、前後方向に間隔をあけて設けられた複数のねじ開口を有してもよい。ねじがねじ開口を介してねじ孔に挿入されることにより、ハンドルジョイントと保持部材とが固定されてもよい。ねじが挿入されるねじ開口が選択されることにより、補助ポールの前後方向の位置が調整されてもよい。
上記の構成では、補助ポールの前後方向の位置が簡単に調整される。作業現場の状況に合わせて、ドリルビットと補助ポールとの前後方向の距離が適正に調整される。
1つ又はそれ以上の実施形態において、補助ハンドルは、ギヤハウジングに固定されるハンドルジョイントと、ハンドルジョイントに固定されるハンドルと、を有してもよい。保持部材は、ハンドルに固定されてもよい。
上記の構成では、保持部材は、ハンドル及びハンドルジョイントを介してギヤハウジングに固定される。
1つ又はそれ以上の実施形態において、保持部材は、第1保持部材と、第1保持部材よりも下方に配置される第2保持部材と、を含んでもよい。第1保持部材と第2保持部材とは、ハンドルを上下方向から挟むように配置されてもよい。
上記の構成では、第1保持部材と第2保持部材とがハンドルを上下方向から挟むように配置されるので、保持部材とハンドルとの固定が安定する。
1つ又はそれ以上の実施形態において、第1保持部材及び第2保持部材の一方の保持部材は、ねじ開口を有してもよい。第1保持部材及び第2保持部材の他方の保持部材は、ねじ孔を有してもよい。ねじがねじ開口を介してねじ孔に挿入されることにより、第1保持部材と第2保持部材とハンドルとが固定されてもよい。
上記の構成では、ねじにより第1保持部材と第2保持部材とハンドルとが固定される。
1つ又はそれ以上の実施形態において、ハンドルは、ハンドルジョイントから前方に延びるように配置されてもよい。ねじによるハンドルに対する第1保持部材と第2保持部材との固定が解除されることにより、前後方向における補助ポールの位置が調整されてもよい。
上記の構成では、補助ポールの前後方向の位置が簡単に調整される。作業現場の状況に合わせて、ドリルビットと補助ポールとの前後方向の距離が適正に調整される。
1つ又はそれ以上の実施形態において、ハンドルジョイントは、ギヤハウジングの左部に固定される左ハンドルジョイントと、ギヤハウジングの右部に固定される右ハンドルジョイントと、を含んでもよい。ハンドルは、左ハンドルジョイントから前方に延びる左ロッド部と、右ハンドルジョイントから前方に延びる右ロッド部と、左ロッド部の前端部と右ロッド部の前端部とを結ぶ連結ロッド部と、を含んでもよい。保持部材は、左ロッド部及び右ロッド部のそれぞれに固定されてもよい。左右方向において、左ハンドルジョイント及び右ハンドルジョイントの一方のハンドルジョイントよりも外側に補助ポールが配置され、他方のハンドルジョイントに反力受け部材が固定されてもよい。
上記の構成では、保持部材が左ロッド部及び右ロッド部のそれぞれに固定されるので、保持部材とハンドルとの固定が安定する。作業者は、回転出力部からギヤハウジングに伝達される反力を、反力受け部材を介して受けることができる。これにより、電動掘削機の姿勢が不安定になったり、電動掘削機を保持する作業者がふらついたりすることが抑制される。そのため、目標とされる孔が掘削対象に形成される。また、補助ポールと反力受け部材との干渉が抑制されるので、掘削作業が円滑に実施される。
1つ又はそれ以上の実施形態において、アタッチメントは、電動掘削機に装着される。電動掘削機は、モータを収容するモータハウジングと、モータハウジングの後側に配置され、モータを起動するためのトリガスイッチが設けられるグリップ部を有するハンドルハウジングと、モータハウジングの前側に配置され、ギヤを収容するギヤハウジングと、ギヤハウジングから下方に突出し、ドリルビットが取り付けられる回転出力部と、を備えてもよい。アタッチメントは、ギヤハウジングの左側及び右側の少なくとも一方に配置され、回転出力部からギヤハウジングに伝達される反力を受ける補助プレートを備えてもよい。
上記の構成では、補助プレートは、目標とされる孔が掘削対象に形成されるように掘削作業を補助することができる。作業者は、回転出力部からギヤハウジングに伝達される反力を、補助プレートを介して受けることができる。これにより、電動掘削機の姿勢が不安定になったり、電動掘削機を保持する作業者がふらついたりすることが抑制される。そのため、目標とされる孔が掘削対象に形成される。
1つ又はそれ以上の実施形態において、補助プレートの前端部は、ギヤハウジングの前端部よりも前方に配置されてもよい。
上記の構成では、補助プレートの外形がギヤハウジングの外形よりも大きいので、作業者は、回転出力部からギヤハウジングに伝達される反力を、補助プレートを介して受けることができる。
1つ又はそれ以上の実施形態において、アタッチメントは、ギヤハウジングに着脱される補助ハンドルを備えてもよい。補助プレートは、補助ハンドルの少なくとも一部に固定されてもよい。補助ハンドルは、ギヤハウジングの左部に固定される左ハンドルジョイント及びギヤハウジングの右部に固定される右ハンドルジョイントを含むハンドルジョイントと、ハンドルジョイントに固定されるハンドルと、を有してもよい。補助プレートは、左ハンドルジョイント及び右ハンドルジョイントの一方のハンドルジョイントに固定されてもよい。
上記の構成では、補助ハンドルが作業者の手で握られることにより、掘削作業が円滑に実施される。補助ハンドルは、目標とされる孔が形成されるように掘削作業を補助することができる。補助プレートは、左ハンドルジョイント及び右ハンドルジョイントの一方のハンドルジョイントに固定されるので、作業者は、回転出力部からギヤハウジングに伝達される反力を、補助ハンドル及び補助プレートを介して受けることができる。
1つ又はそれ以上の実施形態において、電動掘削機は、モータを収容するモータハウジングと、モータハウジングの後側に配置され、トリガスイッチが設けられるグリップ部を有するハンドルハウジングと、モータハウジングの前側に配置され、ギヤを収容するギヤハウジングと、ギヤハウジングから下方に突出し、ドリルビットが取り付けられる回転出力部と、上述のアタッチメントと、を備えてもよい。
上記の構成では、アタッチメントにより掘削作業が補助されるので、目標とされる孔が掘削対象に形成される。
1つ又はそれ以上の実施形態において、電動掘削機は、モータを収容するモータハウジングと、モータハウジングの左側に配置される第1グリップ部と、前記モータハウジングの右側に配置される第2グリップ部と、モータを起動するためのトリガスイッチと、モータハウジングに接続され、ギヤを収容するギヤハウジングと、ギヤハウジングから下方に突出し、ドリルビットが取り付けられる回転出力部と、ドリルビットに隣接する位置において、上下方向に沿うように配置される補助ポールと、を備えてもよい。
上記の構成では、補助ポールは、目標とされる孔が掘削対象に形成されるように掘削作業を補助することができる。ドリルビットが回転することにより掘削対象に孔が形成される。補助ポールがドリルビットで形成される孔の周囲の掘削対象の表面に接触することにより、目標とされる孔が掘削対象に形成される。
1つ又はそれ以上の実施形態において、補助ポールの下端部は、ドリルビットの下端部よりも上方に配置されてもよい。
上記の構成では、補助ポールの下端部がドリルビットの下端部よりも上方に配置されることにより、目標深さの孔が掘削対象に形成される。補助ポールの下端部とドリルビットの掘削刃の下端部との上下方向の距離が孔の目標深さに定められ、補助ポールの下端部がドリルビットで形成される孔の周囲の掘削対象の表面に接触するまで掘削作業が実施されることにより、目標深さの孔が掘削対象に形成される。
1つ又はそれ以上の実施形態において、補助ポールは、回転出力部の左側又は右側に配置され、上下方向に移動可能であり、上下方向の規定位置で固定されてもよい。
上記の構成では、補助ポールが回転出力部の左側又は右側に配置されるので、補助ポールが掘削作業を妨げることが抑制される。また、補助ポールの上下方向の位置が調整可能なので、目標深さの孔が掘削対象に形成される。
1つ又はそれ以上の実施形態において、補助ポールは、モータハウジング及びギヤハウジングの少なくとも一つに取り付けられてもよい。
上記の構成では、補助ポールが電動掘削機の適正な部位に取り付けられるので、補助ポールが掘削作業を妨げることが抑制される。
1つ又はそれ以上の実施形態において、電動掘削機は、モータを収容するモータハウジングと、モータハウジングの左側に配置される第1グリップ部と、モータハウジングの右側に配置される第2グリップ部と、モータを起動するためのトリガスイッチと、モータハウジングに接続され、ギヤを収容するギヤハウジングと、ギヤハウジングから下方に突出し、ドリルビットが取り付けられる回転出力部と、モータハウジング及びギヤハウジングの少なくとも一つに取り付けられ、回転出力部の回転により生じる反力を作業者の体で受けるための補助プレートと、を備えてもよい。
上記の構成では、補助プレートは、目標とされる孔が掘削対象に形成されるように掘削作業を補助することができる。作業者は、回転出力部からギヤハウジングに伝達される反力を、補助プレートを介して受けることができる。これにより、電動掘削機の姿勢が不安定になったり、電動掘削機を保持する作業者がふらついたりすることが抑制される。そのため、目標とされる孔が掘削対象に形成される。
以下、本開示に係る実施形態について図面を参照しながら説明するが、本開示は実施形態に限定されない。以下で説明する実施形態の構成要素は、適宜組み合わせることができる。また、一部の構成要素を用いない場合もある。
実施形態においては、「左」、「右」、「前」、「後」、「上」、及び「下」の用語を用いて各部の位置関係について説明する。これらの用語は、電動掘削機の中心を基準とした相対位置又は方向を示す。
[第1実施形態]
<電動掘削機>
図1は、本実施形態に係る電動掘削機1Aを示す前方からの斜視図である。図2は、本実施形態に係る電動掘削機1Aを示す後方からの斜視図である。図3は、本実施形態に係る電動掘削機1Aを示す側面図である。図4は、本実施形態に係る電動掘削機1Aを示す断面図である。
電動掘削機1Aは、作業者に保持された状態で掘削対象を掘削して、掘削対象に孔を形成する携帯式の電動掘削機である。本実施形態において、掘削対象は、地面である。
電動掘削機1Aは、モータハウジング2と、ハンドルハウジング3と、ギヤハウジング4と、フロントグリップ6と、バッテリ装着部7と、コントローラ13と、メインスイッチ10と、トリガスイッチ11と、正逆転切換レバー9と、速度切換レバー15と、モータ8と、減速機構14と、回転出力部5とを備える。
モータハウジング2は、モータ8を収容する。モータハウジング2は、筒状である。モータハウジング2は、合成樹脂製である。モータハウジング2は、モータハウジング2の内部空間と外部空間とを接続する排気口2Eを有する。排気口2Eは、モータハウジング2の左部、右部、及び下部のそれぞれに設けられる。モータハウジング2の内部空間の空気は、排気口2Eを介して外部空間に排出される。
ハンドルハウジング3は、モータハウジング2の後側に配置される。ハンドルハウジング3の前部は、モータハウジング2の後部に接続される。ハンドルハウジング3は、前後方向に長いループ状である。ハンドルハウジング3は、合成樹脂製である。ハンドルハウジング3は、モータハウジング2の後部に接続されるフロント部3Aと、フロント部3Aの上部から後方に延びるグリップ部3Bと、フロント部3Aの下部から後方に延びるコントローラ収容部3Cと、グリップ部3Bの後端部とコントローラ収容部3Cの後端部とを繋ぐバッテリコネクト部3Dとを有する。グリップ部3Bは、コントローラ収容部3Cよりも上方に配置される。グリップ部3Bは、モータハウジング2の後側に配置される。作業者は、グリップ部3Bを手で握ることができる。
ギヤハウジング4は、減速機構14を収容する。ギヤハウジング4は、筒状である。ギヤハウジング4は、モータハウジング2の前側に配置される。ギヤハウジング4の後部は、モータハウジング2の前部に接続される。ギヤハウジング4は、アルミニウム製である。ギヤハウジング4の表面の少なくとも一部は、カバー4Aで覆われる。実施形態において、カバー4Aは、合成樹脂とエラストマーとの2層構造である。
フロントグリップ6は、ギヤハウジング4に固定される。フロントグリップ6は、ギヤハウジング4の左部に固定される左アーム部6Lと、ギヤハウジング4の右部に固定される右アーム部6Rと、左アーム部6Lの上端部と右アーム部6Rの上端部とを接続するブリッジ部6Hとを有する。ブリッジ部6Hは、ギヤハウジング4の上面よりも上方に配置される。ブリッジ部6Hとギヤハウジング4とは、間隙を介して対向する。フロントグリップ6は、モータハウジング2の前側に配置される。作業者は、フロントグリップ6を握ることができる。
左アーム部6Lの下端部及び右アーム部6Rの下端部のそれぞれにねじ開口6Cが設けられる。ギヤハウジング4の左部及び右部のそれぞれにねじ孔16が設けられる。前後方向において、ねじ孔16の位置と回転出力部5の位置とは、実質的に等しい。
ギヤハウジング4の左部及び右部のそれぞれにねじ孔18が設けられる。ねじ孔18は、ねじ孔16の後方且つ下方に設けられる。
バッテリ装着部7は、ハンドルハウジング3の後部に配置される。バッテリ装着部7にバッテリパック17が装着される。バッテリ装着部7は、ハンドルハウジング3のバッテリコネクト部3Dに設けられる。本実施形態において、バッテリ装着部7は、上下方向に2つ設けられる。2つのバッテリ装着部7のそれぞれにバッテリパック17が装着されることにより、バッテリパック17は、上下方向に2つ配置される。バッテリパック17は、バッテリ装着部7に着脱可能である。バッテリ装着部7に装着されることにより、バッテリパック17は、電動掘削機1Aに電力を供給することができる。
バッテリパック17は、二次電池を含む。本実施形態において、バッテリパック17は、充電式のリチウムイオン電池を含む。バッテリパック17は、解除ボタン17Cを有する。解除ボタン17Cは、バッテリ装着部7とバッテリパック17との固定を解除するために操作される。解除ボタン17Cは、バッテリパック17の左面に設けられる。
コントローラ13は、電動掘削機1Aを制御する制御信号を出力する。コントローラ収容部3Cは、コントローラ13を収容可能な内部空間を有する。コントローラ13は、コントローラ収容部3Cに収容される。
メインスイッチ10は、電動掘削機1Aを起動するために作業者に操作される。メインスイッチ10は、フロント部3Aの上部に設けられる。メインスイッチ10が操作されることにより、バッテリパック17からコントローラ13に電力が供給され、電動掘削機1Aが起動する。メインスイッチ10が操作されることにより、電動掘削機1Aの起動と停止とが切り換えられる。
トリガスイッチ11は、モータ8を起動するために作業者に操作される。トリガスイッチ11は、グリップ部3Bに設けられる。トリガスイッチ11は、トリガレバー11Aと、スイッチ回路11Bとを含む。トリガレバー11Aは、グリップ部3Bの前部の下部から下方に突出する。作業者は、グリップ部3Bを左右の一方の手で握った状態で、トリガレバー11Aが上方に移動するようにトリガレバー11Aを指で操作することができる。グリップ部3Bは、スイッチ回路11Bを収容可能な内部空間を有する。スイッチ回路11Bは、グリップ部3Bに収容される。スイッチ回路11Bは、トリガレバー11Aが操作されることにより操作信号を出力する。電動掘削機1Aが起動した状態で、トリガレバー11Aが上方に引かれるように操作されることにより、バッテリパック17からモータ8に電力が供給され、モータ8が起動する。モータ8は、スイッチ回路11Bから出力される操作信号に基づいて駆動する。トリガレバー11Aの操作と操作解除とが切り換えられることにより、モータ8の駆動と停止とが切り換えられる。
正逆転切換レバー9は、モータ8の回転方向を切り換えるために作業者に操作される。正逆転切換レバー9は、フロント部3Aに設けられる。正逆転切換レバー9が左右方向に操作されることにより、モータ8の回転方向が正転方向と逆転方向とに切り換えられる。モータ8の回転方向が切り換えられることにより、回転出力部5の回転方向が正転方向と逆転方向とに切り換えられる。
速度切換レバー15は、回転出力部5の回転速度を切り換えるために作業者に操作される。速度切換レバー15は、ギヤハウジング4の下部に設けられる。速度切換レバー15が前後方向に操作されることにより、回転出力部5の回転速度は、第1速度と第1速度よりも高い第2速度とに切り換えられる。
モータ8は、回転出力部5を回転させるための回転力を発生する。モータ8は、バッテリパック17から供給される電力に基づいて駆動する。モータ8は、インナーロータ型のブラシレスモータである。モータ8は、筒状のステータ81と、ステータ81の内側に配置されるロータ82とを有する。ロータ82の回転軸AXは、前後方向に延びる。
ステータ81は、積層された複数の鋼板を含むステータコア81Aと、ステータコア81Aの前部に配置される前側インシュレータ81Bと、ステータコア81Aの後部に配置される後側インシュレータ81Cと、前側インシュレータ81B及び後側インシュレータ81Cを介してステータコア81Aに巻かれる複数のコイル81Dと、後側インシュレータ81Cに取り付けられるセンサ回路基板81Eと、後側インシュレータ81Cに支持される結線部材81Fとを有する。センサ回路基板81Eは、ロータ82の回転を検出する複数の回転検出素子を有する。
ロータ82は、ロータシャフト82Aと、ロータシャフト82Aの周囲に配置される筒状のロータコア82Bと、ロータコア82Bに保持される複数の永久磁石82Cとを有する。ロータシャフト82Aの前部は、ベアリング83に回転可能に支持される。ロータシャフト82Aの後部は、ベアリング84に回転可能に支持される。
ベアリング83とステータ81との間のロータシャフト82Aに遠心ファン85が取り付けられる。モータハウジング2の排気口2Eは、遠心ファン85の周囲の一部に配置される。ロータシャフト82Aが回転し、遠心ファン85が回転することにより、モータハウジング2の内部空間の空気は、排気口2Eを介して、モータハウジング2の外部空間に排出される。
ロータシャフト82Aの前端部にピニオンギヤ141Sが設けられる。ピニオンギヤ141Sは、ギヤハウジング4の内部空間に配置される。ロータシャフト82Aは、ピニオンギヤ141Sを介して、減速機構14に連結される。
減速機構14は、モータ8で発生した回転力を回転出力部5に伝達する。減速機構14は、ロータシャフト82Aから回転出力部5に回転力を伝達する。減速機構14は、複数のギヤを含む。減速機構14は、第1遊星歯車機構141と、第2遊星歯車機構142と、中間シャフト143と、出力シャフト144とを有する。
第1遊星歯車機構141は、ロータシャフト82Aの前方に配置される。中間シャフト143は、第1遊星歯車機構141の前方に配置される。第2遊星歯車機構142は、中間シャフト143の前方に配置される。出力シャフト144は、第2遊星歯車機構142の前方に配置される。
第1遊星歯車機構141は、サンギヤとして機能するピニオンギヤ141Sと、ピニオンギヤ141Sの周囲に配置される複数のプラネタリギヤ141Pと、複数のプラネタリギヤ141Pを回転可能に支持する第1キャリア141Cと、複数のプラネタリギヤ141Pの周囲に配置されるインターナルギヤ141Rと、第1キャリア141Cに保持される支持ピン145とを有する。
ピニオンギヤ141Sは、ロータシャフト82Aの前端部に設けられる。複数のプラネタリギヤ141Pは、ピニオンギヤ141S及びインターナルギヤ141Rのそれぞれと噛み合う。第1キャリア141Cは、支持ピン145を保持する。支持ピン145は、前後方向に延びる。支持ピン145は、プラネタリギヤ141Pに連結される。第1キャリア141Cは、支持ピン145を介してプラネタリギヤ141Pを回転可能に支持する。
第2遊星歯車機構142は、サンギヤ142Sと、サンギヤ142Sの周囲に配置される複数のプラネタリギヤ142Pと、複数のプラネタリギヤ142Pを回転可能に支持する第2キャリア142Cと、複数のプラネタリギヤ142Pの周囲に配置されるインターナルギヤ142Rと、第2キャリア142Cに保持される支持ピン146とを有する。
サンギヤ142Sは、中間シャフト143の前端部に設けられる。複数のプラネタリギヤ142Pは、サンギヤ142S及びインターナルギヤ142Rのそれぞれと噛み合う。第2キャリア142Cは、支持ピン146を保持する。支持ピン146は、前後方向に延びる。支持ピン146は、第2キャリア142Cから後方に突出する。支持ピン146は、プラネタリギヤ142Pを回転可能に支持する。支持ピン146の後端部は、プラネタリギヤ142Pから後方に突出する。第2キャリア142Cは、支持ピン146を介してプラネタリギヤ142Pを回転可能に支持する。
第1遊星歯車機構141のインターナルギヤ141Rは、ギヤハウジング4に固定される。インターナルギヤ141Rは、回転しない。第2遊星歯車機構142のインターナルギヤ142Rは、回転可能である。
出力シャフト144は、ベアリング147に回転可能に支持される。出力シャフト144の後端部は、第2キャリア142Cに固定される。出力シャフト144の前端部にべベルギヤ148が設けられる。出力シャフト144の前端部は、べベルギヤ148を介して回転出力部5に連結される。第2キャリア142Cが回転したとき、第2キャリア142Cと出力シャフト144とは、一緒に回転する。
ロータシャフト82Aの回転軸AXと、第1キャリア141Cの回転軸と、中間シャフト143の回転軸と、第2キャリア142Cの回転軸と、出力シャフト144の回転軸とは、一致する。
減速機構14は、第1遊星歯車機構141と第2遊星歯車機構142との間において前後方向に移動可能な切換部材150を有する。切換部材150は、中間シャフト143の周囲に配置される。切換部材150は、速度切換レバー15と接続される。切換部材150は、速度切換レバー15が操作されることにより前後方向に移動する。作業者は、速度切換レバー15を操作して、切換部材150を前後方向に移動させることができる。
切換部材150は、第1キャリア141Cの前方に配置される。支持ピン145の前部は、第1キャリア141Cから前方に突出する。切換部材150は、第1キャリア141Cから前方に突出した支持ピン145が挿入される孔150Hを有する。切換部材150は、支持ピン145にガイドされながら前後方向に移動可能である。切換部材150が前後方向に移動することにより、回転出力部5の回転速度が切り換えられる。
また、減速機構14は、プラネタリギヤ142Pの後部に設けられる接続部材151を有する。接続部材151は、プラネタリギヤ142Pから後方に突出した支持ピン146が挿入される孔151Hを有する。接続部材151は、支持ピン146を介して第2キャリア142Cに連結される。
切換部材150は、第1位置と、第1位置よりも前方の第2位置との間を移動可能である。切換部材150は、支持ピン145にガイドされながら第1位置と第2位置との間を移動可能である。
切換部材150が第1位置に配置されている状態において、切換部材150は、第1キャリア141C及び中間シャフト143のそれぞれに連結される。また、切換部材150が第1位置に配置されている状態において、切換部材150は、接続部材151から離れる。切換部材150が第1位置に配置されている状態において、第1キャリア141Cと中間シャフト143の後端部と切換部材150とは、一体になる。切換部材150が第1位置に配置されている状態において、第1キャリア141Cが回転したとき、第1キャリア141Cと中間シャフト143と切換部材150とは、一緒に回転する。
切換部材150が第2位置に配置されている状態において、切換部材150は、接続部材151に連結される。また、切換部材150が第2位置に配置されている状態において、切換部材150は、第1キャリア141C及び中間シャフト143のそれぞれから離れる。切換部材150が第2位置に配置されている状態において、中間シャフト143の後端部と第1キャリア141Cとは分離する。切換部材150が第2位置に配置されている状態において、接続部材151と切換部材150とは、一体になる。支持ピン145は、切換部材150の孔150Hに配置される。また、支持ピン145は、プラネタリギヤ141Pに連結される。切換部材150が第2位置に配置されている状態において、プラネタリギヤ141Pが公転したとき、接続部材151と切換部材150とは、一緒に回転する。
切換部材150が第1位置に配置されている状態において、切換部材150と中間シャフト143とは、スプライン結合により接続される。切換部材150が第2位置に配置されている状態において、スプライン結合が解除され、切換部材150と中間シャフト143との接続が解除される。
切換部材150が第1位置に配置されている状態で、モータ8の駆動によりロータシャフト82Aが回転すると、ピニオンギヤ141Sが回転し、プラネタリギヤ141Pがピニオンギヤ141Sの周囲を公転する。切換部材150が第1位置に配置されている状態においては、第1キャリア141Cと中間シャフト143の後端部と切換部材150とは、一体である。プラネタリギヤ141Pの公転により、第1キャリア141Cと中間シャフト143と切換部材150とは、ロータシャフト82Aの回転速度よりも低い回転速度で一緒に回転する。中間シャフト143の回転により、サンギヤ142Sが回転する。サンギヤ142Sが回転すると、プラネタリギヤ142Pがサンギヤ142Sの周囲を公転する。プラネタリギヤ142Pの公転により、第2キャリア142Cと出力シャフト144とは、中間シャフト143の回転速度よりも低い回転速度で回転する。このように、切換部材150が第1位置に配置されている状態において、モータ8が駆動すると、第1遊星歯車機構141の減速機能及び第2遊星歯車機構142の減速機能の両方が発揮され、出力シャフト144は、第1速度で回転する。
切換部材150が第2位置に配置されている状態で、モータ8の駆動によりロータシャフト82Aが回転すると、ピニオンギヤ141Sが回転し、プラネタリギヤ141Pがピニオンギヤ141Sの周囲を公転する。プラネタリギヤ141Pの公転により、第1キャリア141Cは、ロータシャフト82Aの回転速度よりも低い回転速度で一緒に回転する。切換部材150が第2位置に配置されている状態においては、切換部材150は、第1キャリア141C及び中間シャフト143から離れる。切換部材150が第2位置に配置されている状態においては、中間シャフト143の後端部と第1キャリア141Cとは分離する。切換部材150が第2位置に配置されている状態においては、接続部材151と切換部材150とは、一体である。切換部材150が第2位置に配置されている状態において、支持ピン145は切換部材150の孔150Hに配置される。プラネタリギヤ141Pの公転により、接続部材151と切換部材150とは、第1キャリア141Cの回転速度と同じ回転速度で回転する。接続部材151の回転により、プラネタリギヤ142Pは、接続部材151の回転速度と同じ公転速度で公転する。プラネタリギヤ142Pの公転により、第2キャリア142Cと出力シャフト144とは、中間シャフト143の回転速度と同じ回転速度で回転する。このように、切換部材150が第2位置に配置されている状態において、モータ8が駆動すると、第1遊星歯車機構141の減速機能は発揮されるものの、第2遊星歯車機構142の減速機能は発揮されず、出力シャフト144は、第2速度で回転する。
回転出力部5は、減速機構14を介してモータ8から伝達された回転力に基づいて回転する。回転出力部5は、ギヤハウジング4の前部から下方に突出する。回転出力部5にドリルビットが取り付けられる。回転出力部5は、ドリルビットを取り付けられた状態で回転可能である。回転出力部5の回転軸BXは、上下方向に延びる。モータ8の回転軸AXと回転出力部5の回転軸BXとは、直交する。
回転出力部5は、スピンドル51と、スピンドル51の下端部に装着されたドリルチャック52とを含む。ドリルチャック52は、ドリルビットが挿入される挿入孔52Aを有する。挿入孔52Aは、ドリルチャック52の下端部から上方に延びるように形成される。ドリルチャック52は、ドリルビットを取り付けられた状態で回転可能である。
スピンドル51は、ニードルベアリング53及びボールベアリング54のそれぞれに回転可能に支持される。ニードルベアリング53は、スピンドル51の上端部を回転可能に支持する。ボールベアリング54は、スピンドル51の下部を回転可能に支持する。
スピンドル51の上端部に、べベルギヤ55が設けられる。べベルギヤ55は、出力シャフト144のべベルギヤ148と噛み合う。べベルギヤ55の直径は、べベルギヤ148の直径よりも大きい。べベルギヤ55の歯数は、べベルギヤ148の歯数よりも多い。
<動作>
次に、本実施形態に係る電動掘削機1Aの動作の一例について説明する。バッテリ装着部7にバッテリパック17が装着された状態で、メインスイッチ10が操作されると、バッテリパック17から電動掘削機1Aに電力が供給される。バッテリパック17から電動掘削機1Aに電力が供給されている状態で、トリガスイッチ11が操作されると、スイッチ回路11Bから操作信号が出力される。コントローラ13は、スイッチ回路11Bから出力された操作信号に基づいて、モータ8に電流を供給する。モータ8に電流が供給されることにより、ロータシャフト82Aが回転する。
ロータシャフト82Aの回転により、第1遊星歯車機構141、中間シャフト143、及び第2遊星歯車機構142のそれぞれが駆動し、出力シャフト144が回転する。出力シャフト144のべベルギヤ148とスピンドル51のべベルギヤ55とは噛み合う。出力シャフト144の回転により、スピンドル51が回転する。スピンドル51の回転により、ドリルチャック52が回転する。ドリルチャック52の回転により、ドリルチャック52に取り付けられているドリルビットが回転する。
ロータシャフト82Aの回転により、遠心ファン85が回転する。遠心ファン85の回転により、モータ8の周囲を空気が流通する。モータ8の周囲を空気が流通することにより、モータ8が冷却される。モータ8の周囲を流通した空気は、排気口2Eから排出される。
<アタッチメント>
図5は、本実施形態に係るアタッチメント100の一部を示す前方からの分解斜視図である。図6は、本実施形態に係るアタッチメント100の一部を示す後方からの分解斜視図である。図7は、本実施形態に係るアタッチメント100の一部を示す前方からの斜視図である。図8は、本実施形態に係るアタッチメント100の一部を示す後方からの斜視図である。
アタッチメント100は、電動掘削機1Aに装着される。本実施形態において、アタッチメント100は、電動掘削機1Aのギヤハウジング4に装着される。アタッチメント100は、電動掘削機1Aのギヤハウジング4に着脱可能である。
アタッチメント100は、ギヤハウジング4に着脱される補助ハンドル20を備える。補助ハンドル20は、回転出力部5からギヤハウジング4に伝達される反力を受ける。補助ハンドル20は、ハンドルジョイント21と、ハンドル22と、反力受け部材23とを有する。
ハンドルジョイント21は、ギヤハウジング4に固定される。ハンドルジョイント21は、ギヤハウジング4の左部に固定される左ハンドルジョイント21Lと、ギヤハウジング4の右部に固定される右ハンドルジョイント21Rとを含む。
ハンドル22は、ハンドルジョイント21に固定される。ハンドル22は、ハンドルジョイント21から前方に延びるように配置される。ハンドル22は、左ハンドルジョイント21Lから前方に延びる左ロッド部22Lと、右ハンドルジョイント21Rから前方に延びる右ロッド部22Rと、左ロッド部22Lの前端部と右ロッド部22Rの前端部とを結ぶ連結ロッド部22Cとを含む。
ハンドル22は、1本のパイプを曲げることによって製造される。なお、ハンドル22は、複数のパイプを溶接することにより製造されてもよい。ハンドル22は、アルミニウム等の金属製である。本実施形態において、左ロッド部22Lの前端部、右ロッド部22Rの前端部、及び連結ロッド部22Cのそれぞれは、カバー22Eで覆われる。カバー22Eは、合成樹脂製又はゴム製である。
反力受け部材23は、ハンドルジョイント21に固定される。反力受け部材23は、左右方向において、補助ハンドル20の中心に対してハンドルジョイント21よりも外側(左側)に配置される。反力受け部材23は、前後方向に延びる固定ロッド部23Aと、固定ロッド部23Aの前端部から左右方向において補助ハンドル20の中心に対して外側(左側)に突出する張出ロッド部23Bとを含む。
反力受け部材23は、1本のパイプを曲げることによって製造される。なお、反力受け部材23は、複数のパイプを溶接することにより製造されてもよい。反力受け部材23は、アルミニウム等の金属製である。本実施形態において、固定ロッド部23Aの少なくとも一部は、カバー23Cで覆われる。カバー23Cは、合成樹脂製又はゴム製である。張出ロッド部23Bの少なくとも一部は、カバー23Dで覆われる。カバー23Dは、合成樹脂製又はゴム製である。
ハンドルジョイント21は、本体部21Aと、ねじボス部21Bと、ねじボス部21Cとを有する。
本体部21Aは、左右方向において補助ハンドル20の中心側に面する内側面と、内側面の反対側を向く外側面とを有する。本体部21Aの内側面は、ギヤハウジング4に対向する。
ねじボス部21Bは、左右方向において本体部21Aの外側面から補助ハンドル20の中心に対して外側に突出するように設けられる。
ねじボス部21Cは、本体部21Aの後部且つ下部に接続される。
本体部21Aは、ハンドル孔24と、内側凹部25と、外側凹部26と、ねじ孔27と、ねじ開口28とを有する。ねじボス部21Bは、ねじ開口29を有する。ねじボス部21Cは、ねじ開口30を有する。
ハンドル孔24は、本体部21Aの前端部から後方に延びるように形成される。左ロッド部22Lの後端部は、左ハンドルジョイント21Lのハンドル孔24に挿入される。右ロッド部22Rの後端部は、右ハンドルジョイント21Rのハンドル孔24に挿入される。
内側凹部25は、本体部21Aの上面の一部及び本体部21Aの内側面の一部のそれぞれを切り欠くように設けられる。内側凹部25にフロントグリップ6の少なくとも一部が配置される。左ハンドルジョイント21Lの内側凹部25に左アーム部6Lが配置される。右ハンドルジョイント21Rの内側凹部25に右アーム部6Rが配置される。
外側凹部26は、本体部21Aの外側面に設けられる。外側凹部26は、左右方向において本体部21Aの外側面から補助ハンドル20の中心に向かって凹むように設けられる。外側凹部26は、前後方向に延びるように設けられる。外側凹部26に固定ロッド部23Aの一部が配置される。
前後方向に延びる仮想軸を前後軸とした場合、前後軸と直交する面内において、外側凹部26の内面は、補助ハンドル20の左右方向の中心に向かって窪む円弧状である。前後軸と直交する面内において、外側凹部26の内面に対向する固定ロッド部23Aの外面は、補助ハンドル20の左右方向の中心に向かって膨らむ円弧状である。外側凹部26の内面と固定ロッド部23Aの外面とは、接触する。
ねじ孔27は、外側凹部26に設けられる。ねじ孔27は、外側凹部26において前後方向に間隔をあけて2つ設けられる。固定ロッド部23A及びカバー23Cにねじ開口23Eが設けられる。ねじ開口23Eは、前後方向に間隔をあけて5つ設けられる。外側凹部26に固定ロッド部23Aが配置された状態で、ねじ31がねじ開口23Eを介してねじ孔27に挿入される。これにより、ハンドルジョイント21と反力受け部材23とは、ねじ31により固定される。
ねじ31は、前後方向に2つ配置される。ねじ31が挿入されるねじ開口23Eが選択されることにより、反力受け部材23の前後方向の位置が調整される。
反力受け部材23は、左ハンドルジョイント21L及び右ハンドルジョイント21Rの一方のハンドルジョイント21に固定される。左ハンドルジョイント21Lと反力受け部材23とを固定する場合、固定ロッド部23Aが左ハンドルジョイント21Lの外側凹部26に配置された状態で、固定ロッド部23Aと左ハンドルジョイント21Lとがねじ31により固定される。右ハンドルジョイント21Rと反力受け部材23とを固定する場合、固定ロッド部23Aが右ハンドルジョイント21Rの外側凹部26に配置された状態で、固定ロッド部23Aと右ハンドルジョイント21Rとがねじ31により固定される。
図5及び図6は、ハンドルジョイント21と反力受け部材23とが分離されている状態を示す。図7及び図8は、左ハンドルジョイント21Lと反力受け部材23とがねじ31により固定されている状態を示す。
ねじ開口29は、ねじボス部21Bにおいて前後方向に間隔をあけて2つ設けられる。ねじ開口29は、ハンドル孔24の内面に繋がるように形成される。ハンドルジョイント21とハンドル22とを固定するねじ32がねじ開口29に挿入される。ねじ32は、前後方向に2つ配置される。ねじ開口29に挿入されたねじ32は、ハンドル22の少なくとも一部に設けられたねじ孔に挿入される。ハンドルジョイント21とハンドル22とは、ねじ32により固定される。左ハンドルジョイント21Lのねじ開口29に挿入されたねじ32は、左ロッド部22Lに設けられたねじ孔に挿入されることにより、左ハンドルジョイント21Lと左ロッド部22Lとを固定する。右ハンドルジョイント21Rのねじ開口29に挿入されたねじ32は、右ロッド部22Rに設けられたねじ孔に挿入されることにより、右ハンドルジョイント21Rと右ロッド部22Rとを固定する。
図9は、本実施形態に係るアタッチメント100の一部が装着された電動掘削機1Aを示す前方からの斜視図である。図10は、本実施形態に係るアタッチメント100の一部が装着された電動掘削機1Aを示す後方からの斜視図である。図11は、本実施形態に係るアタッチメント100の一部が装着された電動掘削機1Aを示す前方からの斜視図である。図12は、本実施形態に係るアタッチメント100の一部が装着された電動掘削機1Aを示す後方からの斜視図である。図9及び図10のそれぞれは、ハンドルジョイント21にハンドル22が固定され反力受け部材23が固定されていない状態の補助ハンドル20が電動掘削機1Aに装着されている状態を示す。図11及び図12のそれぞれは、ハンドルジョイント21にハンドル22及び反力受け部材23のそれぞれが固定されている状態の補助ハンドル20が電動掘削機1Aに装着されている状態を示す。
ねじ開口28は、本体部21Aにおいてねじボス部21Bの前側に設けられる。フロントグリップ6を介してハンドルジョイント21とギヤハウジング4とを固定するねじ33がねじ開口28に挿入される。ねじ開口28に挿入されたねじ33は、図1から図3を参照して説明したフロントグリップ6のねじ開口6Cを介してギヤハウジング4のねじ孔16に挿入される。ハンドルジョイント21とギヤハウジング4とは、フロントグリップ6を介してねじ33により固定される。左ハンドルジョイント21Lのねじ開口28に挿入されたねじ33は、左アーム部6Lのねじ開口6Cを介してギヤハウジング4の左部のねじ孔16に挿入されることにより、左ハンドルジョイント21Lとギヤハウジング4の左部とを固定する。右ハンドルジョイント21Rのねじ開口28に挿入されたねじ33は、右アーム部6Rのねじ開口6Cを介してギヤハウジング4の右部のねじ孔16に挿入されることにより、右ハンドルジョイント21Rとギヤハウジング4の右部とを固定する。
ねじ開口30は、ねじボス部21Cに設けられる。ハンドルジョイント21とギヤハウジング4とを固定するねじ34がねじ開口30に挿入される。ねじ開口30に挿入されたねじ34は、図3等を参照して説明したギヤハウジング4のねじ孔18に挿入される。ハンドルジョイント21とギヤハウジング4とは、ねじ34により固定される。左ハンドルジョイント21Lのねじ開口30に挿入されたねじ34は、ギヤハウジング4の左部のねじ孔18に挿入されることにより、左ハンドルジョイント21Lとギヤハウジング4の左部とを固定する。右ハンドルジョイント21Rのねじ開口30に挿入されたねじ34は、ギヤハウジング4の右部のねじ孔18に挿入されることにより、右ハンドルジョイント21Rとギヤハウジング4の右部とを固定する。
<補助ポール>
図13は、本実施形態に係るアタッチメント100が装着された電動掘削機1Aを示す前方からの斜視図である。図14は、本実施形態に係るアタッチメント100が装着された電動掘削機1Aを示す後方からの斜視図である。図15は、本実施形態に係るアタッチメント100が装着された電動掘削機1Aを左側から見た図である。図16は、本実施形態に係るアタッチメント100が装着された電動掘削機1Aを右側から見た図である。図17は、本実施形態に係るアタッチメント100が装着された電動掘削機1Aを上側から見た図である。図18は、本実施形態に係るアタッチメント100が装着された電動掘削機1Aを下側から見た図である。図19は、本実施形態に係るアタッチメント100が装着された電動掘削機1Aを後側から見た図である。図20は、本実施形態に係るアタッチメント100が装着された電動掘削機1Aを前側から見た図である。
図13から図20に示すように、回転出力部5にドリルビット19が取り付けられる。ドリルビット19は、アースオーガドリルビットと呼ばれる地面掘削用のドリルビットである。ドリルビット19は、掘削シャフト19Aと、掘削刃19Bと、先端ビット19Cと、切削ビット19Dとを有する。
掘削シャフト19Aは、上下方向に沿うように配置される。回転出力部5にドリルビット19を取り付ける場合、図9から図12に示すように、ドリルチャック52の挿入孔52Aにアダプタ5Aが挿入される。アダプタ5Aは、ロッド状の部材である。掘削シャフト19Aの上端部にアダプタ5Aが挿入される孔が設けられる。掘削シャフト19Aの上端部の孔にアダプタ5Aが挿入された状態で、掘削シャフト19Aの上端部とアダプタ5Aとが固定具5Bにより固定される。掘削シャフト19Aの上端部は、アダプタ5Aを介してドリルチャック52に取り付けられる。
掘削刃19Bは、掘削シャフト19Aの周囲にスパイラル状に配置される。掘削刃19Bは、掘削シャフト19Aに固定される。
先端ビット19Cは、掘削シャフト19Aの下端部に配置される。
切削ビット19Dは、掘削刃19Bの下端部に配置される。
図11及び図12に示したように、アタッチメント100は、ギヤハウジング4に着脱される補助ハンドル20を備える。補助ハンドル20は、左ハンドルジョイント21Lと、右ハンドルジョイント21Rと、ハンドル22と、反力受け部材23とを有する。
図13から図20に示すように、アタッチメント100は、補助ポール40を更に備える。補助ポール40は、ドリルビット19に隣接する位置において、上下方向に沿うように配置される。
図21は、本実施形態に係る補助ポール40を示す分解斜視図である。図13から図21に示すように、補助ポール40は、パイプ部40Aと、脚部40Bと、キャップ部40Cとを有する。
パイプ部40Aは、ストレート状の金属製のパイプからなる。パイプ部40Aは、上下方向に沿うように配置される。パイプ部40Aは、掘削シャフト19Aと平行に配置される。パイプ部40Aには、ねじ開口40Dが設けられる。ねじ開口40Dは、上下方向に間隔をあけて2つ設けられる。
脚部40Bは、パイプ部40Aの下端部に装着される。脚部40Bは、パイプ部40Aの下端部の開口を塞ぐように配置される。脚部40Bは、ゴム製である。図21に示すように、脚部40Bは、パイプ部40Aの下端部の開口に挿入されるプラグ部40Eと、プラグ部40Eの下端部に接続されるフランジ部40Fとを有する。フランジ部40Fの外径は、パイプ部40Aの外径よりも大きい。
キャップ部40Cは、パイプ部40Aの上端部に装着される。キャップ部40Cは、パイプ部40Aの上端部の開口を塞ぐように配置される。キャップ部40Cの少なくとも一部は、パイプ部40Aの上端部の開口に挿入される。キャップ部40Cは、ゴム製である。
補助ポール40の下端部40Uは、ドリルビット19の下端部19Uよりも上方に配置される。ドリルビット19が回転することにより地面に孔が形成される。補助ポール40の下端部40Uは、ドリルビット19で形成される孔の周囲の地面に接触することにより、孔の深さが目標深さになるように、電動掘削機1Aによる掘削作業を補助する。
アタッチメント100は、補助ハンドル20の少なくとも一部に着脱される保持部材41を更に備える。補助ポール40は、保持部材41に保持される。保持部材41は、ハンドルジョイント21に固定される。補助ポール40は、保持部材41を介してハンドルジョイント21に支持される。
保持部材41は、左ハンドルジョイント21L及び右ハンドルジョイント21Rの一方のハンドルジョイント21に固定される。図13から図20に示す例において、左ハンドルジョイント21Lに反力受け部材23が固定される。保持部材41は、右ハンドルジョイント21Rに固定される。補助ポール40は、保持部材41を介して右ハンドルジョイント21Rに支持される。
保持部材41は、前後方向に延びる。右ハンドルジョイント21Rの外側凹部26に保持部材41の一部が配置される。
上述のように、前後軸と直交する面内において、外側凹部26の内面は、補助ハンドル20の左右方向の中心に向かって窪む円弧状である。前後軸と直交する面内において、外側凹部26の内面に対向する保持部材41の外面は、補助ハンドル20の左右方向の中心に向かって膨らむ円弧状である。外側凹部26の内面と保持部材41の外面とは、接触する。
上述のように、右ハンドルジョイント21Rは、外側凹部26に設けられたねじ孔27を有する。ねじ孔27は、外側凹部26において前後方向に間隔をあけて2つ設けられる。保持部材41は、前後方向に間隔をあけて設けられた複数のねじ開口42を有する。ねじ開口42は、前後方向に間隔をあけて6つ設けられる。外側凹部26に保持部材41が配置された状態で、ねじ35がねじ開口42を介してねじ孔27に挿入される。これにより、右ハンドルジョイント21Rと保持部材41とは、ねじ35により固定される。
ねじ35は、前後方向に2つ配置される。ねじ35が挿入されるねじ開口42が選択されることにより、保持部材41及び保持部材41に保持される補助ポール40の前後方向の位置が調整される。
図22は、本実施形態に係る補助ポール40及び保持部材41を示す斜視図である。保持部材41は、補助ポール40を着脱可能に保持する保持機構43を有する。
保持機構43は、補助ポール40の周囲の少なくとも一部に配置されるクランプ部44と、ヒンジ45を介してクランプ部44に連結されるレバー46とを有する。
クランプ部44は、補助ポール40を固定可能である。クランプ部44は、保持部材41の前端部に設けられる。クランプ部44は、円弧部44Aと、板部44Bと、板部44Cとを有する。本実施形態において、クランプ部44は、保持部材41の一部である。円弧部44Aは、パイプ部40Aの周囲の一部に配置される。板部44Bは、円弧部44Aの一端部に設けられる。板部44Cは、円弧部44Aの他端部に設けられる。板部44Bと板部44Cとは、間隙を介して対向する。板部44Bと板部44Cとは、ねじ47により連結される。
レバー46は、ヒンジ45を介してクランプ部44に連結される。レバー46は、ヒンジ45を介してクランプ部44に回動可能に支持される。レバー46は、クランプ部44により補助ポール40が固定されるように、作業者に操作される。レバー46は、クランプ部44の板部44Bに接触するカム部を有する。図22の矢印で示す締結方向Yaにレバー46が回動されることにより、補助ポール40のパイプ部40Aがクランプ部44に締め付けられ、補助ポール40がクランプ部44に固定される。すなわち、補助ポール40は、保持部材41の前端部に固定される。図22の矢印で示す弛緩方向Ybにレバー46が回動されることにより、クランプ部44による補助ポール40の固定が解除される。補助ポール40の固定が解除されることにより、作業者は、クランプ部44に対して補助ポール40を上下方向に移動することができる。作業者は、保持部材41に対する補助ポール40の上下方向の位置を調整することができる。
<使用方法>
次に、本実施形態に係る電動掘削機1Aの使用方法について説明する。図23は、本実施形態に係るアタッチメント100が装着された電動掘削機1Aの使用方法を説明するための側面図である。図24は、本実施形態に係るアタッチメント100が装着された電動掘削機1Aの使用方法を説明するための平面図である。図23及び図24に示すように、電動掘削機1Aで地面を掘削する場合、回転出力部5にドリルビット19が取り付けられ、ギヤハウジング4にアタッチメント100が取り付けられる。
作業者は、左手でハンドル22の連結ロッド部22Cを握り、右手でハンドルハウジング3のグリップ部3Bを握る。また、作業者は、反力受け部材23の張出ロッド部23Bを体の左部に接触させる。作業者は、張出ロッド部23Bを、左脇腹、左腰、及び左脚の大腿部の少なくとも一つに接触させる。
作業者は、グリップ部3Bを把持する右手の指でトリガレバー11Aを操作する。トリガレバー11Aが操作されることにより、回転出力部5は、ドリルビット19が取り付けられた状態で、図24の矢印で示す規定方向Raに回転する。
作業者は、補助ハンドル20及び電動掘削機1Aを下方に押して、回転するドリルビット19を地面に押し付ける。回転するドリルビット19が地面に押し付けられることにより、地面が掘削され、地面に孔が形成される。作業者は、左手でハンドル22を下方に押すことができ、右手でグリップ部3Bを下方に押すことができる。また、作業者は、腹でフロントグリップ6を下方に押すことができる。フロントグリップ6が下方に押されることにより、ギヤハウジング4が下方に押される。
地面の掘削においては、図23の矢印で示す上方向に向かって、ドリルビット19及び回転出力部5を介して、ギヤハウジング4に大きい反力Vrが作用する可能性がある。また、図24の矢印で示す規定方向Raとは逆方向に向かって、ドリルビット19及び回転出力部5を介して、ギヤハウジング4に大きい反力Hrが作用する可能性がある。
また、地面の掘削において、ドリルビット19が岩石のような硬い異物に当たると、ギヤハウジング4に過大な反力が急激に作用する可能性がある。ギヤハウジング4に大きい反力が作用すると、電動掘削機1Aの姿勢が不安定になったり、電動掘削機1Aを把持する作業者がふらついたりする可能性がある。その結果、地面に目標とされる孔を形成することが困難となる可能性がある。
本実施形態においては、回転出力部5からギヤハウジング4に伝達される反力を受けるための補助ハンドル20が電動掘削機1Aに装着される。補助ハンドル20は、回転出力部5からギヤハウジング4に伝達される反力を受けるためのハンドル22及び反力受け部材23を備える。
連結ロッド部22Cは、作業者の左手で握られることにより、回転出力部5の回転軸BXと平行な上下方向の反力Vr及び回転出力部5の回転方向の反力Hrを受けることができる。
グリップ部3Bは、作業者の右手で握られることにより、回転出力部5の回転軸BXと平行な上下方向の反力Vr及び回転出力部5の回転方向の反力Hrを受けることができる。
張出ロッド部23Bは、作業者の体に接触することにより、回転出力部5の回転方向の反力Hrを受けることができる。
連結ロッド部22Cは、ギヤハウジング4の前方に配置される。グリップ部3Bは、ギヤハウジング4の後方に配置される。張出ロッド部23Bは、ギヤハウジング4の側方に配置される。作業者の左手で握られる連結ロッド部22Cは、回転出力部5から離れている。作業者の右手で握られるグリップ部3Bは、回転出力部5から離れている。作業者の体に接触する張出ロッド部23Bは、回転出力部5から離れている。
図23に示すように、ギヤハウジング4に伝達された上方向の反力Vrは、連結ロッド部22C、グリップ部3B、及びフロントグリップ6のそれぞれに分散される。ギヤハウジング4に伝達された反力Vrが、連結ロッド部22C、グリップ部3B、及びフロントグリップ6のそれぞれに分散されるので、作業者には、分散された反力Vrが伝達される。そのため、ギヤハウジング4に大きい反力Vrが作用しても、電動掘削機1Aの姿勢が不安定になったり、電動掘削機1Aを保持する作業者がふらついたりすることが抑制される。
また、図24に示すように、ギヤハウジング4に伝達された回転方向の反力Hrは、連結ロッド部22C、グリップ部3B、及び張出ロッド部23Bのそれぞれに分散される。ギヤハウジング4に伝達された反力Hrが、連結ロッド部22C、グリップ部3B、及び張出ロッド部23Bのそれぞれに分散されるので、作業者には、分散された反力Hrが伝達される。そのため、ギヤハウジング4に大きい反力Hrが作用しても、電動掘削機1Aの姿勢が不安定になったり、電動掘削機1Aを把持する作業者がふらついたりすることが抑制される。
本実施形態において、アタッチメント100は、ドリルビット19に隣接する位置において、上下方向に沿うように配置される補助ポール40を備える。補助ポール40の下端部40Uは、ドリルビット19の下端部19Uよりも上方に配置される。掘削刃19Bの下端部とドリルビット19の下端部19Uとの上下方向の距離ΔDは、地面に形成する孔の目標深さに定められる。作業者は、補助ポール40の下端部40Uがドリルビット19で形成される孔の周囲の地面に接触するまで、電動掘削機1Aによる掘削作業を実施する。補助ポール40の下端部40Uがドリルビット19で形成される孔の周囲の地面に接触するまで、電動掘削機1Aによる掘削作業が実施されることにより、地面に目標深さの孔が形成される。
掘削作業が終了した場合、作業者は、ハンドル22、反力受け部材23、グリップ部3B、及びフロントグリップ6の少なくとも一つを手で握って、電動掘削機1Aを上方に引き上げることができる。電動掘削機1Aが上方に引き上げられることにより、ドリルビット19は、地面に形成された孔から抜ける。
<効果>
以上説明したように、本実施形態において、アタッチメント100は、電動掘削機1Aに装着される。電動掘削機1Aは、モータ8を収容するモータハウジング2と、モータハウジング2の後側に配置され、モータ8を起動するためのトリガスイッチ11が設けられるグリップ部3Bを有するハンドルハウジング3と、モータハウジング2の前側に配置され、ギヤを収容するギヤハウジング4と、ギヤハウジング4から下方に突出し、ドリルビット19が取り付けられる回転出力部5と、を備える。アタッチメント100は、ドリルビット19に隣接する位置において、上下方向に沿うように配置される補助ポール40を備える。
上記の構成では、補助ポール40は、目標とされる孔が掘削対象である地面に形成されるように掘削作業を補助することができる。ドリルビット19が回転することにより地面に孔が形成される。補助ポール40がドリルビット19で形成される孔の周囲の地面に接触することにより、目標とされる孔が地面に形成される。
本実施形態において、補助ポール40の下端部40Uは、ドリルビット19の下端部19Uよりも上方に配置される。
上記の構成では、補助ポール40の下端部40Uがドリルビット19の下端部19Uよりも上方に配置されることにより、目標深さの孔が地面に形成される。掘削刃19Bの下端部とドリルビット19の下端部19Uとの上下方向の距離ΔDが孔の目標深さに定められ、補助ポール40の下端部40Uがドリルビット19で形成される孔の周囲の地面に接触するまで掘削作業が実施されることにより、目標深さの孔が地面に形成される。
本実施形態において、アタッチメント100は、ギヤハウジング4に着脱される補助ハンドル20と、補助ハンドル20の少なくとも一部に着脱される保持部材41を、を備える。補助ポール40は、保持部材41に保持される。
上記の構成では、補助ハンドル20が作業者の手で握られることにより、掘削作業が円滑に実施される。補助ポール40は、保持部材41を介して補助ハンドル20に支持されるので、作業者は、補助ハンドル20を手で握りながら、目標深さの孔を地面に形成することができる。
本実施形態において、保持部材41は、補助ポール40を着脱可能に保持する保持機構43を有する。保持機構43は、補助ポール40の周囲の少なくとも一部に配置されるクランプ部44と、ヒンジ45を介してクランプ部44に連結されるレバー46と、を有する。レバー46が締結方向Yaに回動されることにより、補助ポール40がクランプ部44に固定される。レバー46が弛緩方向Ybに回動されることにより、クランプ部44による補助ポール40の固定が解除される。
上記の構成では、レバー46が締結方向Yaに回動されることにより、保持部材41に対する補助ポール40の上下方向の位置が固定される。レバー46が弛緩方向Ybに回動されることにより、保持部材41に対する補助ポール40の上下方向の位置が調整される。
本実施形態において、補助ハンドル20は、ギヤハウジング4に固定されるハンドルジョイント21と、ハンドルジョイント21に固定されるハンドル22と、を有する。保持部材41は、ハンドルジョイント21に固定される。
上記の構成では、保持部材41は、ハンドルジョイント21を介してギヤハウジング4に固定される。作業者は、ハンドル22を手で握ることができる。
本実施形態において、ハンドルジョイント21は、ギヤハウジング4の左部に固定される左ハンドルジョイント21Lと、ギヤハウジング4の右部に固定される右ハンドルジョイント21Rと、を含む。右ハンドルジョイント21Rに保持部材41が固定され、左ハンドルジョイント21Lに反力受け部材23が固定される。
上記の構成では、作業者は、回転出力部5からギヤハウジング4に伝達される反力を、反力受け部材23を介して受けることができる。これにより、電動掘削機1Aの姿勢が不安定になったり、電動掘削機1Aを保持する作業者がふらついたりすることが抑制される。そのため、目標とされる孔が地面に形成される。また、補助ポール40と反力受け部材23との干渉が抑制されるので、掘削作業が円滑に実施される。
なお、本実施形態において、右ハンドルジョイント21Rに反力受け部材23が固定され、左ハンドルジョイント21Lに保持部材41が固定されてもよい。
本実施形態において、ハンドルジョイント21は、ねじ孔27を有する。保持部材41は、前後方向に間隔をあけて設けられた複数のねじ開口42を有する。ねじ35がねじ開口42を介してねじ孔27に挿入されることにより、ハンドルジョイント21と保持部材41とが固定される。ねじ35が挿入されるねじ開口42が選択されることにより、補助ポール40の前後方向の位置が調整される。
上記の構成では、補助ポール40の前後方向の位置が簡単に調整される。作業現場の状況に合わせて、ドリルビット19と補助ポール40との前後方向の距離が適正に調整される。
なお、本実施形態において、モータハウジング2の左手側(前側)に配置されるハンドル22が作業者の左手で握られる第1グリップ部とみなされ、モータハウジング2の右手側(後側)に配置されるグリップ部3Bが第2グリップ部とみなされてもよい。
上記の構成では、作業者は、回転出力部5の前側に配置された第1グリップ部及び回転出力部5の後側に配置された第2グリップ部のそれぞれを握った状態で、掘削作業を円滑に実施することができる。
なお、本実施形態において、補助ポール40は、保持部材41を介してギヤハウジング4に取り付けられることとした。補助ポール40は、モータハウジング2に取り付けられてもよいし、ハンドルハウジング3に取り付けられてもよい。補助ポール40が電動掘削機1Aの適正な部位に取り付けられることにより、補助ポール40が掘削作業を妨げることが抑制される。
[第2実施形態]
第2実施形態について説明する。以下の説明において、上述の実施形態と同一又は同等の構成要素については同一の符号を付し、その構成要素の説明を簡略又は省略する。
図25は、本実施形態に係るアタッチメント101が装着された電動掘削機1Aを示す前方からの斜視図である。図26は、本実施形態に係るアタッチメント101が装着された電動掘削機1Aを示す後方からの斜視図である。図27は、本実施形態に係るアタッチメント101が装着された電動掘削機1Aを左側から見た図である。図28は、本実施形態に係るアタッチメント101が装着された電動掘削機1Aを右側から見た図である。図29は、本実施形態に係るアタッチメント101が装着された電動掘削機1Aを上側から見た図である。図30は、本実施形態に係るアタッチメント101が装着された電動掘削機1Aを下側から見た図である。図31は、本実施形態に係るアタッチメント101が装着された電動掘削機1Aを後側から見た図である。図32は、本実施形態に係るアタッチメント101が装着された電動掘削機1Aを前側から見た図である。
上述の実施形態と同様、アタッチメント101は、補助ハンドル20を備える。補助ハンドル20は、左ハンドルジョイント21L及び右ハンドルジョイント21Rを含むハンドルジョイント21と、ハンドル22と、反力受け部材23とを有する。
上述の実施形態と同様、アタッチメント101は、補助ポール40を備える。補助ポール40は、ドリルビット19に隣接する位置において、上下方向に沿うように配置される。反力受け部材23は、左ハンドルジョイント21Lに固定される。本実施形態において、右ハンドルジョイント21Rに保持部材41は固定されない。
アタッチメント101は、補助ハンドル20の少なくとも一部に着脱される保持部材60を備える。補助ポール40は、保持部材60に保持される。本実施形態において、保持部材60は、ハンドル22に固定される。保持部材60は、左右方向に延びる。補助ポール40は、保持部材60を介してハンドル22に支持される。
図33は、本実施形態に係る補助ポール40及び保持部材60を示す斜視図である。図34は、本実施形態に係る補助ポール40及び保持部材60を示す断面図であり、図33のA-A線断面矢視図に相当する。
保持部材60は、第1保持部材61と、第1保持部材61よりも下方に配置される第2保持部材62とを含む。第1保持部材61は、左右方向に長い板状の部材である。第2保持部材62は、左右方向に長い板状の部材である。第1保持部材61は、上面61Aと下面61Bとを有する。第2保持部材62は、上面62Aと下面62Bとを有する。第1保持部材61の下面61Bと第2保持部材62の上面62Aとは、対向する。第1保持部材61と第2保持部材62とは、ハンドル22を上下方向から挟むように配置される。
保持部材60は、左ロッド部22L及び右ロッド部22Rのそれぞれに固定される。第1保持部材61と第2保持部材62とは、左ロッド部22L及び右ロッド部22Rのそれぞれを上下方向から挟むように配置される。
第1保持部材61の下面61Bに凹部61L及び凹部61Rが設けられる。凹部61L及び凹部61Rのそれぞれは、下面61Bから上方に凹むように設けられる。凹部61Lと凹部61Rとは、左右方向に間隔をあけて設けられる。凹部61Rは、凹部61Lよりも右側に設けられる。凹部61Lに左ロッド部22Lの一部が配置される。凹部61Rに右ロッド部22Rの一部が配置される。
第2保持部材62の上面62Aに凹部62L及び凹部62Rが設けられる。凹部62L及び凹部62Rのそれぞれは、上面62Aから下方に凹むように設けられる。凹部62Lと凹部62Rとは、左右方向に間隔をあけて設けられる。凹部62Rは、凹部62Lよりも右側に設けられる。凹部62Lに左ロッド部22Lの一部が配置される。凹部62Rに右ロッド部22Rの一部が配置される。
前後方向に延びる仮想軸を前後軸とした場合、前後軸と直交する面内において、凹部61Lの内面及び凹部61Rの内面のそれぞれは、下面61Bから上方に向かって窪む円弧状である。前後軸と直交する面内において、凹部61Lの内面に対向する左ロッド部22Lの外面及び凹部61Rの内面に対向する右ロッド部22Rの外面のそれぞれは、上方に向かって膨らむ円弧状である。凹部61Lの内面と左ロッド部22Lの外面とは、接触する。凹部61Rの内面と右ロッド部22Rの外面とは、接触する。
前後軸と直交する面内において、凹部62Lの内面及び凹部62Rの内面のそれぞれは、上面62Aから下方に向かって窪む円弧状である。前後軸と直交する面内において、凹部62Lの内面に対向する左ロッド部22Lの外面及び凹部62Rの内面に対向する右ロッド部22Rの外面のそれぞれは、下方に向かって膨らむ円弧状である。凹部62Lの内面と左ロッド部22Lの外面とは、接触する。凹部62Rの内面と右ロッド部22Rの外面とは、接触する。
第1保持部材61は、ねじ開口63を有する。第2保持部材62は、ねじ孔64を有する。ねじ65がねじ開口63を介してねじ孔64に挿入されることにより、ハンドル22が第1保持部材61と第2保持部材62とに挟み付けられ、第1保持部材61と第2保持部材62とがハンドル22が固定される。
第1保持部材61は、補助ポール40のパイプ部40Aが配置される保持孔61Hを有する。第2保持部材62は、補助ポール40のパイプ部40Aが配置される保持孔62Hを有する。保持孔61Hは、凹部61Rよりも右側に設けられる。保持孔62Hは、凹部62Rよりも右側に設けられる。
本実施形態において、ねじ開口63及びねじ孔64のそれぞれは、左右方向に間隔をあけて5つ設けられる。ねじ65は、左右方向に5つ設けられる。ねじ65は、ねじ65Aとねじ65Bとねじ65Cとねじ65Dとねじ65Eとを含む。左右方向において、ねじ65Aとねじ65Bとは、左ロッド部22Lの両側に配置される。左右方向において、ねじ65Cとねじ65Dとは、右ロッド部22Rの両側に配置される。左右方向において、ねじ65Dとねじ65Eとは、パイプ部40Aの両側に配置される。
ねじ65によるハンドル22に対する第1保持部材61と第2保持部材62との固定が解除されることにより、前後方向における保持部材60及び保持部材60に保持された補助ポール40の位置が調整される。
保持部材60は、補助ポール40を着脱可能に保持する保持機構73を有する。
保持機構73は、補助ポール40の周囲の少なくとも一部に配置されるクランプ部74と、ヒンジ75を介してクランプ部74に連結されるレバー76とを有する。
クランプ部74は、補助ポール40を固定可能である。クランプ部74は、第2保持部材62の右端部の下部に設けられる。クランプ部74は、円弧部74Aと、板部74Bと、板部74Cとを有する。本実施形態において、クランプ部74は、第2保持部材62の一部である。円弧部74Aは、パイプ部40Aの周囲の一部に配置される。板部74Bは、円弧部74Aの一端部に設けられる。板部74Cは、円弧部74Aの他端部に設けられる。板部74Bと板部74Cとは、間隙を介して対向する。板部74Bと板部74Cとは、ねじ77により連結される。
レバー76は、ヒンジ75を介してクランプ部74に連結される。レバー76は、ヒンジ75を介してクランプ部74に回動可能に支持される。レバー76は、クランプ部74により補助ポール40が固定されるように、作業者に操作される。レバー76は、クランプ部74の板部74Cに接触するカム部を有する。図33の矢印で示す締結方向Ycにレバー76が回動されることにより、補助ポール40のパイプ部40Aがクランプ部74に締め付けられ、補助ポール40がクランプ部74に固定される。すなわち、補助ポール40は、第2保持部材62の右端部に固定される。図33の矢印で示す弛緩方向Ydにレバー76が回動されることにより、補助ポール40の固定が解除される。補助ポール40の固定が解除されることにより、作業者は、クランプ部74に対して補助ポール40を上下方向に移動することができる。作業者は、保持部材60に対する補助ポール40の上下方向の位置を調整することができる。
本実施形態においては、左右方向において、補助ハンドル20の中心に対して右ハンドルジョイント21Rよりも外側(右側)に補助ポール40が配置され、左ハンドルジョイント21Lに反力受け部材23が固定される。
図35は、本実施形態に係るアタッチメント101及び電動掘削機1Aを示す前方からの斜視図である。図36は、本実施形態に係るアタッチメント101及び電動掘削機1Aを右側から見た図である。
上述のように、本実施形態において、右ハンドルジョイント21Rに保持部材41は固定されない。本実施形態においては、補助ポール40を使用しない場合、補助ポール40は、右ハンドルジョイント21Rに固定される。
図35及び図36に示すように、補助ポール40のパイプ部40Aが右ハンドルジョイント21Rの外側凹部26に配置される。右ハンドルジョイント21Rの外側凹部26に配置されたパイプ部40Aは、右ハンドルジョイント21Rとカバー66とに挟まれる。カバー66には、ねじ開口67が設けられる。ねじ開口67は、前後方向に間隔をあけて2つ設けられる。上述のように、外側凹部26にはねじ孔27が設けられ、パイプ部40Aにはねじ開口40Dが設けられる。カバー66のねじ開口67及びパイプ部40Aのねじ開口40Dに挿入されたねじ36は、ねじ孔27に挿入される。これにより、パイプ部40Aは、カバー66と右ハンドルジョイント21Rとに挟まれた状態で、ねじ36により右ハンドルジョイント21Rに固定される。
以上説明したように、本実施形態において、補助ハンドル20は、ギヤハウジング4に固定されるハンドルジョイント21と、ハンドルジョイント21に固定されるハンドル22と、を有する。保持部材60は、ハンドル22に固定される。
上記の構成では、保持部材60は、ハンドル22及びハンドルジョイント21を介してギヤハウジング4に固定される。
本実施形態において、保持部材60は、第1保持部材61と、第1保持部材61よりも下方に配置される第2保持部材62と、を含む。第1保持部材61と第2保持部材62とは、ハンドル22を上下方向から挟むように配置される。
上記の構成では、第1保持部材61と第2保持部材62とがハンドル22を上下方向から挟むように配置されるので、保持部材60とハンドル22との固定が安定する。
本実施形態において、第1保持部材61は、ねじ開口63を有する。第2保持部材62は、ねじ孔64を有する。ねじ65がねじ開口63を介してねじ孔64に挿入されることにより、第1保持部材61と第2保持部材62とハンドル22とが固定される。
上記の構成では、ねじ65により第1保持部材61と第2保持部材62とハンドル22とが固定される。
なお、本実施形態において、第2保持部材62がねじ開口63を有し、第1保持部材61がねじ孔64を有してもよい。
本実施形態において、ハンドル22は、ハンドルジョイント21から前方に延びるように配置される。ねじ65によるハンドル22に対する第1保持部材61と第2保持部材62との固定が解除されることにより、前後方向における補助ポール40の位置が調整される。
上記の構成では、補助ポール40の前後方向の位置が簡単に調整される。作業現場の状況に合わせて、ドリルビット19と補助ポール40との前後方向の距離が適正に調整される。
本実施形態において、ハンドルジョイント21は、ギヤハウジング4の左部に固定される左ハンドルジョイント21Lと、ギヤハウジング4の右部に固定される右ハンドルジョイント21Rと、を含む。ハンドル22は、左ハンドルジョイント21Lから前方に延びる左ロッド部22Lと、右ハンドルジョイント21Rから前方に延びる右ロッド部22Rと、左ロッド部22Lの前端部と右ロッド部22Rの前端部とを結ぶ連結ロッド部22Cと、を含む。保持部材60は、左ロッド部22L及び右ロッド部22Rのそれぞれに固定される。左右方向において、右ハンドルジョイント21Rよりも外側(右側)に補助ポール40が配置され、左ハンドルジョイント21Lに反力受け部材23が固定される。
上記の構成では、保持部材60が左ロッド部22L及び右ロッド部22Rのそれぞれに固定されるので、保持部材60とハンドル22との固定が安定する。作業者は、回転出力部5からギヤハウジング4に伝達される反力を、反力受け部材23を介して受けることができる。これにより、電動掘削機1Aの姿勢が不安定になったり、電動掘削機1Aを保持する作業者がふらついたりすることが抑制される。そのため、目標とされる孔が地面に形成される。また、補助ポール40と反力受け部材23との干渉が抑制されるので、掘削作業が円滑に実施される。
なお、本実施形態において、左右方向において、左ハンドルジョイント21Lよりも外側(左側)に補助ポール40が配置され、右ハンドルジョイント21Rに反力受け部材23が固定されてもよい。
図37は、本実施形態に係る補助ポール40及び保持部材60の変形例を示す前方からの斜視図である。図25から図34に示した例においては、左右方向において、補助ハンドル20の中心に対してハンドル22よりも外側に補助ポール40が配置されることとした。図37に示すように、補助ポール40は、左右方向において、左ロッド部22Lと右ロッド部22Rとの間に配置されてもよい。
[第3実施形態]
第3実施形態について説明する。以下の説明において、上述の実施形態と同一又は同等の構成要素については同一の符号を付し、その構成要素の説明を簡略又は省略する。
図38は、本実施形態に係るアタッチメント102が装着された電動掘削機1Aを示す前方からの斜視図である。図39は、本実施形態に係るアタッチメント102が装着された電動掘削機1Aを示す後方からの斜視図である。図40は、本実施形態に係るアタッチメント102が装着された電動掘削機1Aを左側から見た図である。図41は、本実施形態に係るアタッチメント102が装着された電動掘削機1Aを右側から見た図である。図42は、本実施形態に係るアタッチメント102が装着された電動掘削機1Aを上側から見た図である。図43は、本実施形態に係るアタッチメント102が装着された電動掘削機1Aを下側から見た図である。図44は、本実施形態に係るアタッチメント102が装着された電動掘削機1Aを後側から見た図である。図45は、本実施形態に係るアタッチメント102が装着された電動掘削機1Aを前側から見た図である。
アタッチメント102は、補助ハンドル20を備える。本実施形態において、補助ハンドル20は、図9及び図10を参照して説明したように、左ハンドルジョイント21L及び右ハンドルジョイント21Rを含むハンドルジョイント21と、ハンドル22とを有し、反力受け部材23を有しない。
上述の実施形態と同様、アタッチメント101は、補助ポール40を備える。補助ポール40は、ドリルビット19に隣接する位置において、上下方向に沿うように配置される。反力受け部材23は、左ハンドルジョイント21Lに固定される。本実施形態において、右ハンドルジョイント21Rに保持部材41は固定されない。
アタッチメント102は、ギヤハウジング4の左側に配置され、回転出力部5からギヤハウジング4に伝達される反力を受ける補助プレート90を備える。補助プレート90は、補助ハンドル20の少なくとも一部に固定される。
本実施形態において、補助プレート90は、左ハンドルジョイント21Lに固定される。補助プレート90は、ねじ開口91を有する。ねじ開口91は、前後方向に間隔をあけて2つ設けられる。上述のように、左ハンドルジョイント21Lは、外側凹部26にもうけられたねじ孔27を有する。ねじ開口91に挿入されたねじ37がねじ孔27に挿入されることにより、補助プレート90は、ねじ37により左ハンドルジョイント21Lに固定される。
補助プレート90は、ねじボス部21Bが配置される開口92と、開口92よりも前方に設けられるスリット開口93と、開口92よりも後方に設けられる開口94とを有する。
ねじボス部21Bが開口92に配置されることにより、補助プレート90と左ハンドルジョイント21Lとが位置決めされる。本実施形態において、ねじボス部21B及び開口92は、補助プレート90と左ハンドルジョイント21Lとを位置決めする位置決め機構として機能する。
スリット開口93は、上下方向に2つ配置される。例えば左ロッド部22Lに結合される結束バンドがスリット開口93に挿入される。結束バンドにより、左ロッド部22Lと補助プレート90の前部とが固定される。
開口94は、ねじ33を位置合わせされる。
補助プレート90が左ハンドルジョイント21Lに固定された状態で、補助プレート90の前端部90Aは、ギヤハウジング4の前端部よりも前方に配置される。また、補助プレート90の前端部90Aは、ハンドル22の前端部である連結ロッド部22C(カバー22E)の前端部よりも後方に配置される。補助プレート90の上端部は、ハンドル22の上端部及び左ハンドルジョイント21Lの上端部よりも上方に配置される。補助プレート90の下端部は、ハンドル22の下端部よりも下方に配置される。
図46は、本実施形態に係る電動掘削機1Aの使用方法を説明するための側面図である。図47は、本実施形態に係る電動掘削機1Aの使用方法を説明するための正面図である。本実施形態において、電動掘削機1Aの掘削対象は、土壁である。アタッチメント102が装着された電動掘削機1Aは、土壁に横方向に孔を形成するために使用される。孔を形成する場合、ハンドル22の前端部である連結ロッド部22C(カバー22E)が地面に接触するように、電動掘削機1Aが位置付けられる。
作業者は、左手でフロントグリップ6を握り、右手でハンドルハウジング3のグリップ部3Bを握る。また、作業者は、補助プレート90が右脚に接触させる。作業者は、右脚の大腿部の内側、膝の内側、及び下腿部の内側の少なくとも一部が補助プレート90に接触するように、しゃがんだ状態で掘削作業を実施する。
作業者は、グリップ部3Bを握る右手の指でトリガレバー11Aを操作する。トリガレバー11Aが操作されることにより、回転出力部5は、ドリルビット19が取り付けられた状態で、図47の矢印で示す規定方向Raに回転する。
作業者は、電動掘削機1Aを前方に押して、回転するドリルビット19を土壁に押し付ける。回転するドリルビット19が土壁に押し付けられることにより、土壁が掘削され、土壁に孔が形成される。
土壁の掘削においては、図47の矢印で示す規定方向Raとは逆方向に向かって、ドリルビット19及び回転出力部5を介して、ギヤハウジング4に大きい反力Grが作用する可能性がある。
また、土壁の掘削において、ドリルビット19が岩石のような硬い異物に当たると、ギヤハウジング4に過大な反力が急激に作用する可能性がある。ギヤハウジング4に大きい反力が作用すると、電動掘削機1Aの姿勢が不安定になったり、電動掘削機1Aを把持する作業者がふらついたりする可能性がある。その結果、土壁に目標とされる孔を形成することが困難となる可能性がある。
本実施形態においては、回転出力部5からギヤハウジング4に伝達される反力を受けるための補助プレート90が補助ハンドル20を介して電動掘削機1Aに装着される。
補助プレート90は、作業者の右脚で抑えられることにより、回転出力部5の回転方向の反力Grを受けることができる。そのため、ギヤハウジング4に大きい反力Grが作用しても、電動掘削機1Aの姿勢が不安定になったり、電動掘削機1Aを把持する作業者がふらついたりすることが抑制される。
掘削作業が終了した場合、作業者は、ハンドル22、グリップ部3B、及びフロントグリップ6の少なくとも一つを手で握って、電動掘削機1Aを手前に移動させることができる。電動掘削機1Aが手前に移動されることにより、ドリルビット19は、土壁に形成された孔から抜ける。
以上説明したように、本実施形態において、アタッチメント102は、ギヤハウジング4の左側に配置され、回転出力部5からギヤハウジング4に伝達される反力を受ける補助プレート90を備える。
上記の構成では、補助プレート90は、目標とされる孔が掘削対象である土壁に形成されるように掘削作業を補助することができる。作業者は、回転出力部5からギヤハウジング4に伝達される反力Grを、補助プレート90を介して受けることができる。これにより、電動掘削機1Aの姿勢が不安定になったり、電動掘削機1Aを保持する作業者がふらついたりすることが抑制される。そのため、目標とされる孔が土壁に形成される。
本実施形態において、補助プレート90の前端部90Aは、ギヤハウジング4の前端部よりも前方に配置される。
上記の構成では、補助プレート90の外形がギヤハウジング4の外形よりも大きいので、作業者は、回転出力部5からギヤハウジング4に伝達される反力Grを、補助プレート90を介して受けることができる。
本実施形態において、アタッチメント102は、ギヤハウジング4に着脱される補助ハンドル20を備える。補助プレート90は、補助ハンドル20の少なくとも一部に固定される。補助ハンドル20は、ギヤハウジング4の左部に固定される左ハンドルジョイン21Lト及びギヤハウジング4の右部に固定される右ハンドルジョイント21Rを含むハンドルジョイント21と、ハンドルジョイント21に固定されるハンドル22と、を有する。補助プレート90は、左ハンドルジョイント21Lに固定される。
上記の構成では、補助ハンドル20が作業者の手で握られることにより、掘削作業が円滑に実施される。補助ハンドル20は、目標とされる孔が土壁に形成されるように掘削作業を補助することができる。補助プレート90は、左ハンドルジョイント21Lに固定されるので、作業者は、回転出力部5からギヤハウジング4に伝達される反力Grを、補助ハンドル20及び補助プレート90を介して受けることができる。
なお、本実施形態において、補助プレート90は、右ハンドルジョイント21Rに固定されてもよいし、左ハンドルジョイント21L及び右ハンドルジョイント21Rの両方に固定されてもよい。
なお、本実施形態において、モータハウジング2の左手側(前側)に配置されるハンドル22が作業者の左手で握られる第1グリップ部とみなされ、モータハウジング2の右手側(後側)に配置されるグリップ部3Bが第2グリップ部とみなされてもよい。
なお、本実施形態において、補助プレート90は、補助ハンドル20を介してギヤハウジング4に取り付けられることとした。補助プレート90は、モータハウジング2に取り付けられてもよいし、ハンドルハウジング3に取り付けられてもよい。補助プレート90が電動掘削機1Aの適正な部位に取り付けられることにより、作業者は、補助プレート90を介して反力を受けることができる。
[第4実施形態]
第4実施形態について説明する。以下の説明において、上述の実施形態と同一又は同等の構成要素については同一の符号を付し、その構成要素の説明を簡略又は省略する。
図48は、本実施形態に係る電動掘削機1Bを示す前方からの斜視図である。電動掘削機1Bは、モータハウジング202と、第1グリップ部203Lと、第2グリップ部203Rと、トリガスイッチ211と、ギヤハウジング204と、回転出力部205と、補助ポール240とを備える。
モータハウジング202は、モータを収容する。また、モータハウジング202は、バッテリ217を収容する。
第1グリップ部203Lは、モータハウジング202の左側に配置される。第2グリップ部203Rは、モータハウジング202の右側に配置される。トリガスイッチ211は、モータを起動するために操作される。トリガスイッチ211は、第2グリップ部203Rに配置される。
ギヤハウジング204は、モータハウジング202の下部に接続される。ギヤハウジング204は、ギヤを収容する。
回転出力部205は、ギヤハウジング204から下方に突出する。回転出力部205には、ドリルビット219が取り付けられる。
補助ポール240は、ドリルビット219に隣接する位置において、上下方向に沿うように配置される。補助ポール240は、上述の第1実施形態及び第2実施形態で説明した補助ポール40と同等の機能である。補助ポール240は、回転出力部205の左側又は右側に配置され、上下方向に移動可能であり、上下方向の規定位置で固定される。補助ポール240は、モータハウジング202及びギヤハウジング204の少なくとも一つに取り付けられる。なお、補助ポール240は、モータハウジング202及びギヤハウジング204の少なくとも一つに取り付けられた保持部材に保持されてもよい。
[第5実施形態]
第5実施形態について説明する。以下の説明において、上述の実施形態と同一又は同等の構成要素については同一の符号を付し、その構成要素の説明を簡略又は省略する。
図49は、本実施形態に係る電動掘削機1Bを示す前方からの斜視図である。上述の第4実施形態と同様、電動掘削機1Bは、モータハウジング202と、第1グリップ部203Lと、第2グリップ部203Rと、トリガスイッチ211と、ギヤハウジング204と、回転出力部205とを備える。
本実施形態において、電動掘削機1Bは、補助プレート290を備える。補助プレート290は、上述の第3実施形態で説明した補助プレート90と同等の機能である。補助プレート290は、モータハウジング202及びギヤハウジング204の少なくとも一つに取り付けられる。補助プレート290は、回転出力部205の回転により生じる反力を作業者の体で受ける。