JP7716972B2 - 吸収性物品 - Google Patents
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Description
したがって本発明の課題は、前述した従来技術が有する欠点を解消し得る吸収性物品を提供することにある。
着用者の腹側に配される腹側部と、着用者の背側に配される背側部と、該腹側部及び該背側部の間に位置する股下部とを有し、該腹側部から該股下部を介して該背側部に延びる方向に対応する縦方向及び該縦方向と直交する横方向を有し、該腹側部の両側部と該背側部の両側部とが接合されて一対のサイドシール部、ウエスト開口部及び一対のレッグ開口部が形成されているパンツ型吸収性物品に関する。
前記外装体は、伸縮部材として易応力緩和部材と、該易応力緩和部材よりも応力緩和しにくい難応力緩和部材とを含み、且つ前記縦方向における前記吸収性本体の端縁よりも、前記ウエスト開口部の開口端側に位置し前記横方向に伸縮するウエスト伸縮領域と、前記縦方向における前記吸収性本体の端縁よりも、前記股下部側に位置する胴回り伸縮領域とを有する。
前記ウエスト伸縮領域は、前記縦方向における単位長さ当たりの前記難応力緩和部材の本数が前記胴回り伸縮領域よりも少ない。
前記ウエスト伸縮領域は、伸長倍率を1.4倍とし、温度40℃で10時間放置した後の緩和試験後応力保持率が前記胴回り伸縮領域よりも小さい。
着用者の腹側に配される腹側部と、着用者の背側に配される背側部と、該腹側部及び該背側部の間に位置する股下部とを有し、該腹側部から該股下部を介して該背側部に延びる方向に対応する縦方向及び該縦方向と直交する横方向を有し、該腹側部の両側部と該背側部の両側部とが接合されて一対のサイドシール部、ウエスト開口部及び一対のレッグ開口部が形成されているパンツ型吸収性物品に関する。
前記外装体は、伸縮部材として、易応力緩和部材と、該易応力緩和部材よりも応力緩和しにくい難応力緩和部材とを含み、且つ前記縦方向における前記吸収性本体の端縁よりも前記ウエスト開口部の開口端側に位置し前記横方向に伸縮するウエスト伸縮領域と、前記縦方向における前記吸収性本体の端縁よりも、前記股下部側に位置する胴回り伸縮領域とを有する。
前記ウエスト伸縮領域は、前記縦方向における単位長さ当たりの前記難応力緩和部材の本数が前記胴回り伸縮領域よりも少ない。
前記ウエスト伸縮領域は、前記パンツ型吸収性物品の最大伸長状態の長さに対して71%の長さとなるまで前記横方向に伸長させて、温度40℃で10時間放置した後の標準緩和試験後応力保持率が前記胴回り伸縮領域よりも小さい。
図1~図6に本発明の吸収性物品の一実施形態であるパンツ型使い捨ておむつ(以下、「おむつ」と言う。)1を示す。おむつ1は、図1~図3に示すとおり、着用時に着用者の腹側に配される腹側部Aと、該着用者の背側に配される背側部Bと、その間に位置する股下部Cとを備える。またおむつ1は、腹側部Aから股下部Cを介して背側部Bに延びる方向に対応する縦方向X及び該縦方向Xと直交する横方向Yを有する。図1中、符号Cyは、おむつ1の縦方向Xに沿う中央線を示す。
吸収体23は、吸収性本体2と同様に、おむつ1の縦方向Xに長い形状を有しており、表面シート21と裏面シート22との間に介在配置されている。
図1に示す実施形態においては、腹側外装体3A及び背側外装体3Bは、外層シート32、該外層シート32の肌対向面側に配された内層シート31と、両シート31,32間に配された複数本の弾性部材33と、該外層シート32の非肌対向面側に配された伸縮シート34とを有する。本実施形態においては、伸縮シート34が易応力緩和部材であり、弾性部材33が難応力緩和部材である。伸縮シート34は、ウエスト伸縮領域Wと胴回り伸縮領域Dとに跨って配されている。伸縮シート34及び外層シート32は接合されている。伸縮シート34及び外層シート32を接合する方法は特に制限されず、例えば接着剤により接合されていてもよいし、熱や超音波により融着されていてもよい。本実施形態において伸縮シート34及び外層シート32は接着剤37により接合されている(図4参照)。
<材料緩和試験後応力保持率の第1測定方法>
以下の方法により、易応力緩和部材及び難応力緩和部材それぞれについて、応力緩和試験前及び応力緩和試験後それぞれの測定用サンプルを得た後、得られた各測定用サンプルについて引張試験を行う。
(1)応力緩和試験前の測定用サンプルの作成方法
おむつから易応力緩和部材及び難応力緩和部材を取り出し、取り出した易応力緩和部材及び難応力緩和部材それぞれから測定用サンプルを得る。
易応力緩和部材及び難応力緩和部材のいずれについても、シート状の場合、測定用サンプルの寸法は、おむつの横方向に相当する方向の寸法を150mm、おむつの縦方向に相当する方向の寸法を、40mmとする。
易応力緩和部材及び難応力緩和部材のいずれについても、ひも状の場合(糸状の場合)、測定用サンプルとしては1本の易応力緩和部材及び難応力緩和部材を用い、測定用サンプルの寸法は、おむつの横方向に相当する方向の寸法を150mmとする。
易応力緩和部材又は難応力緩和部材から上述した寸法の測定用サンプルを得ることができない場合、できるだけ大きな寸法の測定用サンプルを得る。
(2)応力緩和試験後の測定用サンプルの作成方法
(2-1)印の付与
おむつにおける易応力緩和部材及び難応力緩和部材が配されている部分に、おむつの横方向の寸法が150mm、おむつの縦方向の寸法が40mmである矩形形状に印をつける。その後、以下の応力緩和試験を行う。おむつに、上述した寸法の印をつけることができない場合、できるだけ大きな寸法の印をつける。
(2-2)応力緩和試験
おむつの内寸が、該おむつの自然状態における内寸に対して1.4倍となるように該おむつを伸長させ、該おむつを40℃で10時間保存する。おむつの内寸は、該おむつの横方向における、外装体のサイドシール部間の距離を意味する。おむつの内寸が、おむつの縦方向において一定ではない場合、おむつの内寸を、該縦方向において10mm間隔で測定し、その平均値を内寸とする。
(2-3)測定用サンプルの取り出し
応力緩和試験後のおむつから、前記印をつけた部分を切り出す。そして、切り出した部分から易応力緩和部材及び難応力緩和部材を取り出し、それぞれ測定用サンプルとする。応力緩和部材及び難応力緩和部材のいずれについても、ひも状の場合(糸状の場合)、測定用サンプルとしては1本の易応力緩和部材及び難応力緩和部材を用いる。
(3)引張試験
上記(1)及び(2)により得られた各測定用サンプルについて、引っ張り試験機を用いて引張試験を行う。具体的には、各測定用サンプルを、非伸長且つ弛みの無い状態で、引っ張り試験機のチャックに固定する。このとき、測定用サンプルの長手方向の両端部それぞれについて、該測定用サンプルの長手方向の端縁から20mmの部分をチャックで挟む。つまり、測定用サンプルの長手方向の長さが150mmの場合、チャック間距離は110mmとなる。そして、チャック間距離を300mm/分の速度で拡大させる。チャック間距離が、引き伸ばす部分の初期長さの1.4倍に達した時点の応力を測定する。なお、応力緩和試験後の測定用サンプルは、応力緩和試験後1時間静置したのちに引張試験を行う。応力緩和試験前の測定用サンプルの測定結果を保存前応力S0とし、応力緩和試験後の測定用サンプルの測定結果を保存後応力S1とし、以下の式1により材料緩和試験後応力保持率を算出する。
材料緩和試験後応力保持率=S1/S0・・・(式1)
このようにして得られた易応力緩和部材の材料緩和試験後応力保持率と、難応力緩和部材の材料緩和試験後応力保持率とを比較し、易応力緩和部材の材料緩和試験後応力保持率が難応力緩和部材の材料緩和試験後応力保持率よりも小さければ、易応力緩和部材の方が難応力緩和部材よりも応力緩和し易いと判定する。
上述した第1測定方法によって算出した材料緩和試験後応力保持率と、第2測定方法によって算出した材料緩和試験後応力保持率とは、実質的に同一である。ここでいう「実質的に同一」とは、第1測定方法によって算出した易応力緩和部材の材料緩和試験後応力保持率と難応力緩和部材の材料緩和試験後応力保持率の大小関係、並びに第2測定方法によって算出した易応力緩和部材の材料緩和試験後応力保持率と難応力緩和易応力緩和部材の材料緩和試験後応力保持率の大小関係が変化しないことをいう。
(1)応力緩和試験前の測定用サンプルの作成方法
上述の<材料緩和試験後応力保持率の第1測定方法>の(1)応力緩和試験前の測定用サンプルの作成方法と同様の方法で行う。
(2)応力緩和試験後の測定用サンプルの作成方法
(2-1)印の付与
上述の<材料緩和試験後応力保持率の第1測定方法>の(2-1)印の付与と同様の方法で行う。
(2-2)応力緩和試験
おむつの最大伸長状態の長さに対して71%の長さとなるまで横方向Yに伸長させたときの該おむつの内寸の2倍の円周長を有する円筒を用意する。おむつを円筒に履かせて、おむつの横方向Yの長さが最大伸長状態の長さに対して71%の長さとなるまで伸長させた状態で、該おむつを40℃で10時間保存する。おむつの内寸は、該おむつの横方向における、外装体のサイドシール部間の距離を意味する。おむつの内寸が、おむつの縦方向において一定ではない場合、おむつの内寸を、該縦方向において10mm間隔で測定し、その平均値を内寸とする。
(2-3)測定用サンプルの取り出し
上述の<材料緩和試験後応力保持率の第1測定方法>の(2-3)測定用サンプルの取り出しと同様の方法で行う。
(3)引張試験
上記(1)及び(2)によって得られた各測定用サンプルを引っ張り試験機のチャックに固定した後、チャック間距離が、引き伸ばす部分の最大伸長状態の長さに対して71%の長さに達した時点での応力を測定する以外は、上述の<材料緩和試験後応力保持率の第1測定方法>の(3)引張試験と同様の方法で行う。
ウエスト伸縮領域Wと胴回り伸縮領域Dとは、縦方向Xにおける単位長さ当たりの難応力緩和部材の本数が異なっている。より具体的には、ウエスト伸縮領域Wは、胴回り伸縮領域Dよりも、縦方向Xに沿う単位長さ当たりの弾性部材33の本数が少ない。本実施形態においては、ウエスト伸縮領域Wにも弾性部材33が配されているが、ウエスト伸縮領域Wには、弾性部材33が配されていなくてもよい。また、ウエスト伸縮領域Wと胴回り伸縮領域Dとで、難応力緩和部材の縦方向Xにおけるピッチを異ならせることにより、ウエスト伸縮領域Wと胴回り伸縮領域Dとで、縦方向Xにおける単位長さ当たりの難応力緩和部材の本数を異ならせることもできる。
胴回り伸縮領域Dは、縦方向Xにおける単位長さ当たりの弾性部材33の本数がウエスト伸縮領域Wよりも多いことを条件として、当該本数が好ましくは1.2本/10mm以上であり、より好ましくは1.45本/10mm以上であり、更に好ましくは1.70本/10mm以上であり、好ましくは2.50本/10mm以下であり、より好ましくは2.25本/10mm以下であり、更に好ましくは1.90本/10mm以下である。胴回り伸縮領域Dは、縦方向Xにおける単位長さ当たりの弾性部材33の本数がこの範囲にあることで、お腹まわりを締め付けすぎず、ズレ落ちを抑制できる。また、易応力緩和部材が環境温度、体型によって、過度に応力緩和した際、最低限ズレ落ちを抑制可能な応力を保持することができる。
単位長さ当たりの弾性部材の本数=〔Nw(本)/Lw(mm)〕×10mm・・・(式2)
胴回り伸縮領域Dにおける単位長さ当たりの弾性部材33の本数も、同様にして求めることができる。即ち、縦方向Xにおける胴回り伸縮領域Dの長さをLd(mm)とし、胴回り伸縮領域Dに含まれる弾性部材33の本数をNd(本)として、以下の式3により求められる。
単位長さ当たりの弾性部材の本数=〔Nd(本)/Ld(mm)〕×10mm・・・(式3)
<標準緩和試験後応力保持率の第1測定方法>
以下の方法により、おむつの測定対象領域から、応力緩和試験前及び応力緩和試験後それぞれの測定片を得た後、得られた各測定片について引張試験を行う。
(1)応力緩和試験前の測定片の作成方法
おむつから測定対象の領域を切り出し、おむつの横方向に相当する方向を長手方向、おむつの縦方向に相当する方向を幅方向とする、長手方向長さが150mm、幅方向長さが40mmの矩形形状の測定片を得る。
(2)応力緩和試験後の測定片の作成方法
(2-1)印の付与
おむつにおける測定対象の領域に、おむつの横方向の寸法が150mm、おむつの縦方向の寸法が40mmである矩形形状に印をつける。その後、以下の応力緩和試験を行う。(2-2)応力緩和試験
上述の<材料緩和試験後応力保持率の第1測定方法>の(2-2)応力緩和試験と同様の方法で行う。
(2-3)測定片の取り出し
応力緩和試験後のおむつから、前記印をつけた部分を切り出し、測定片とする。
(3)引張試験
上記(1)及び(2)により得られた各測定片について、引っ張り試験機を用いて引張試験を行う。具体的には、各測定片を、非伸長且つ弛みの無い状態で、引っ張り試験機のチャックに固定する。このとき、測定片の長手方向の両端部それぞれについて、該測定片の長手方向の端縁から20mmの部分をチャックで挟む。つまり、測定片の長手方向の長さが150mmの場合、チャック間距離は110mmとなる。そして、チャック間距離を300mm/分の速度で拡大させる。チャック間距離が、引き伸ばす部分の初期長さの1.4倍に達した時点の応力を測定する。なお、応力緩和試験後の測定片は、応力緩和試験後1時間静置したのちに引張試験を行う。応力緩和試験前の測定片の測定結果を保存前応力P0とし、応力緩和試験後の測定片の測定結果を保存後応力P1とし、以下の式4により、標準緩和試験後応力保持率を算出する。
標準緩和試験後応力保持率=P1/P0・・・(式4)
上述した第1測定方法によって算出した標準緩和試験後応力保持率と、第2測定方法によって算出した標準緩和試験後応力保持率とは、実質的に同一である。ここでいう「実質的に同一」とは、第1測定方法によって算出したウエスト伸縮領域Wの緩和試験後応力保持率と胴回り伸縮領域Dの緩和試験後応力保持率の大小関係、並びに第2測定方法によって算出したウエスト伸縮領域Wの緩和試験後応力保持率と胴回り伸縮領域Dの緩和試験後応力保持率の大小関係が変化しないことをいう。
以下の方法により、おむつの測定対象領域から、応力緩和試験前及び応力緩和試験後それぞれの測定片を得た後、得られた各測定片について引張試験を行う。
(1)応力緩和試験前の測定片の作成方法
サイドシール部S,Sで接合されている外装体3どうしを剥がし、おむつを展開して平面状に拡げ、該おむつから、おむつの横方向Yと平行な直線に沿って、幅方向長さが30mmの矩形形状の測定片を切り出す。測定片を切り出すときは、外装体3のみならず、吸収性本体2、弾性部材33及びサイドシール部Sを含むおむつ全体を切断する。
(2)応力緩和試験後の測定片の作成方法
(2-1)応力緩和試験
上述の<材料緩和試験後応力保持率の第2測定方法>の(2-2)応力緩和試験と同様の方法で行う。
(2-2)測定片の取り出し
上述の<標準緩和試験後応力保持率の第1測定方法>の(2-3)測定片の取り出しと同様の方法で行う。
(3)引張試験
上記(1)及び(2)によって得られた各測定用サンプルについて、引っ張り試験機を用いて引張試験を行う。具体的には、各測定用サンプルを、非伸長且つ弛みの無い状態で、引っ張り試験機のチャックに固定する。このとき、測定用サンプルの長手方向の両端部であり、サイドシール部S,Sを形成していた部分のすぐ内側をチャックで挟む。そして、チャック間距離を300mm/分の速度で拡大させる。チャック間距離が、引き伸ばす部分の最大伸長状態の長さに対して71%の長さに達した時点の応力を測定する。これ以外は、上述の<標準緩和試験後応力保持率の第1測定方法>の(3)引張試験と同様の方法で行う。
従来の吸収性物品においては、胴回り伸縮領域では、着用者の腹囲変動が相対的に小さく、ウエスト伸縮領域では、着用者の腹囲変動が相対的に大きいことが知られている。したがって、ズレ落ちを抑制しつつ、跡付きを最低限にとどめるためには、胴回り伸縮領域Dにはズレ落ちを抑制する程度の応力を持たせる一方、ウエスト伸縮領域Wは、跡付きを低減させる観点から、なるべく応力を持たせないことが重要である。本実施形態のおむつ1においては、ウエスト伸縮領域Wの緩和試験後応力保持率と胴回り伸縮領域Dの緩和試験後応力保持率とを上述のような関係とすることにより、おむつ1を長時間着用したときに、胴回り伸縮領域Dにおいては応力が緩和しにくく、胴回り伸縮領域Dの応力は維持されやすいので、おむつ1のズレ落ちを抑制することができる。一方、ウエスト伸縮領域Wにおいては、おむつ1を着用している間に、着用者の体型に応じて応力が緩和し易い。このように、おむつ1は、ウエスト伸縮領域Wの応力が着用者の体型に応じた応力となりやすいので、着用者におむつ1の跡が付くことを防ぐことができる。
以上のように、本実施形態のおむつ1によれば、ズレ落ちを抑制することができるとともに、着用者に跡が付くことを防ぐことができる。
腹側外装体3Aにおいて、外層シート32は、内層シート31よりも縦方向Xの長さが長く、内層シート31の縦方向端から延出する延出部32Eを有し、該延出部32Eは、図4に示すように、該外層シート32の肌対向面側に折り返されている。外層シート32の延出部32Eは、縦方向Xにおける吸収性本体2の端部を覆っている。ウエスト伸縮領域Wにおいては、外層シート32と、該外層シート32の延出部32Eとの間に弾性部材33が配されている。
また、伸縮シート34も、内層シート31よりも縦方向Xの長さが長く、内層シート31の縦方向端から延出する延出部34Eを有している。伸縮シート34の延出部34Eも、伸縮シート34の肌対向面側に折り返されている。
伸縮シート34は、例えば、特開2009-61743号公報に記載の方法に従って製造することができる。具体的には例えば、紡糸ノズルから紡出された溶融状態の複数の弾性フィラメント43を所定速度で引き取って延伸しつつ、該弾性フィラメント43の固化前に、該弾性フィラメント43が互いに交差せず一方向に配列するように該弾性フィラメント43を繊維シート41,42に融着させた後、その弾性フィラメント43が融着した両シート41,42を、該弾性フィラメント43の延びる方向に沿って延伸することによって、伸縮シート34を製造することができる。伸縮シート34は、その全体が横方向Yに伸縮性を有している。
吸収性本体2と、腹側外装体3A及び背側外装体3Bとを接合する方法は特に制限されず、例えば接着剤により接合されていてもよいし、熱や超音波により融着されていてもよい。
易応力緩和部材としては、上述した伸縮シート34の他に、弾性を有する熱可塑性樹脂フィルム、等が挙げられる。弾性を有する熱可塑性樹脂フィルムとしては、ウレタンフィルム、等が挙げられる。易応力緩和部材としては、これらの中でも、応力緩和し易い観点から、伸縮シート34を用いることが好ましい。
伸縮シート34を構成する弾性フィラメント43は、ブロックA及びブロックBの2種類の重合体ブロックを有するA-B-Aトリブロック共重合体で現わされる熱可塑性エラストマー樹脂であることが好ましい。A-B-Aトリブロック共重合体は、ブロックA及びブロックBから構成されている。A-B-Aトリブロック共重合体は、詳述するブロックAの物質からなる群及びブロックBの物質からなる群から選択される共重合体であり得る。弾性フィラメント43は、1種類のA-B-Aトリブロック共重合体でもよいし、2種以上のA-B-Aトリブロック共重合体でもよい。
製品中に搭載されている試料を測定する場合には、前述の手段で得たサンプルを、NMR測定においてはトルエン溶媒に溶解し、IR測定においてはそのままの形態で評価することができる。
例えば、上述した各実施形態においては、外装体3が腹側外装体3Aと背側外装体3Bとに分割されているが、外装体3は、腹側部A、股下部C及び背側部Bにわたる連続した形状であってもよい。
また、前述した一の実施形態のみが有する部分は、すべて適宜相互に利用できる。
上述した実施形態に関し、本発明は更に以下の吸収性物品を開示する。
吸収性本体と、該吸収性本体の非肌対向面側に配された外装体とを備え、
着用者の腹側に配される腹側部と、着用者の背側に配される背側部と、該腹側部及び該背側部の間に位置する股下部とを有し、該腹側部から該股下部を介して該背側部に延びる方向に対応する縦方向及び該縦方向と直交する横方向を有し、該腹側部の両側部と該背側部の両側部とが接合されて一対のサイドシール部、ウエスト開口部及び一対のレッグ開口部が形成されているパンツ型吸収性物品であって、
前記外装体は、伸縮部材として、易応力緩和部材と、該易応力緩和部材よりも応力緩和しにくい難応力緩和部材とを含み、且つ前記縦方向における前記吸収性本体の端縁よりも前記ウエスト開口部の開口端側に位置し前記横方向に伸縮するウエスト伸縮領域と、前記縦方向における前記吸収性本体の端縁よりも、前記股下部側に位置する胴回り伸縮領域とを有しており、
前記ウエスト伸縮領域は、前記縦方向における単位長さ当たりの前記難応力緩和部材の本数が前記胴回り伸縮領域よりも少なく、
前記ウエスト伸縮領域は、伸長倍率を1.4倍とし、温度40℃で10時間放置した後の標準緩和試験後応力保持率が前記胴回り伸縮領域よりも小さい、吸収性物品。
<2>
前記難応力緩和部材の材料緩和試験後応力保持率に対する、前記易応力緩和部材の材料緩和試験後応力保持率の比は、0.10以上1.00未満、好ましくは0.20以上0.80以下、より好ましくは0.30以上0.50以下である、前記<1>に記載の吸収性物品。
<3>
前記易応力緩和部材の材料緩和試験後応力保持率は、0.10以上0.70以下、好ましくは0.20以上0.60以下、より好ましくは0.30以上0.50以下である、前記<1>又は<2>に記載の吸収性物品。
<4>
前記難応力緩和部材の材料緩和試験後応力保持率は、0.50以上、好ましくは0.60以上、好ましくは0.70以上であり、好ましくは1.0より小さい、前記<1>~<3>のいずれか一に記載の吸収性物品。
<5>
前記胴回り伸縮領域の前記標準緩和試験後応力保持率に対する、前記ウエスト伸縮領域の前記標準緩和試験後応力保持率は、0.10以上1.00未満、好ましくは0.25以上0.85以下、より好ましくは0.40以上0.60以下である、前記<1>~<4>のいずれか一に記載の吸収性物品。
<6>
前記胴回り伸縮領域の前記標準緩和試験後応力保持率は、0.30以上0.80以下、好ましくは0.40以上0.70以下、より好ましくは0.50以上0.60以下である、前記<1>~<5>のいずれか一に記載の吸収性物品。
<7>
前記ウエスト伸縮領域の前記標準緩和試験後応力保持率は、0.10以上0.60以下、好ましくは0.20以上0.50以下、より好ましくは0.30以上0.40以下である、前記<1>~<6>のいずれか一に記載の吸収性物品。
<8>
前記胴回り伸縮領域において、前記難応力緩和部材は、前記易応力緩和部材の肌対向面側に配されている、前記<1>~<7>のいずれか一に記載の吸収性物品。
<9>
前記易応力緩和部材と前記難応力緩和部材とは直接接していない、前記<1>~<8>のいずれか一に記載の吸収性物品。
<10>
前記ウエスト伸縮領域は、伸長倍率を1.6倍とし、温度40℃で10時間放置した後の高伸長時緩和試験後応力保持率が、前記標準緩和試験後応力保持率よりも小さい、前記<1>~<9>のいずれか一に記載の吸収性物品。
<11>
前記ウエスト伸縮領域における前記標準緩和試験後応力保持率に対する前記高伸長時緩和試験後応力保持率の比率が、0以上1.00以下、好ましくは0.10以上0.90以下、より好ましくは0.25以上0.75以下である、前記<10>に記載の吸収性物品。
<12>
前記ウエスト伸縮領域の高伸長時緩和試験後応力保持率は、0.05以上0.350以下、好ましくは0.100以上0.300以下、より好ましくは0.150以上0.250以下である、前記<10>又は<11>に記載の吸収性物品。
<13>
前記ウエスト伸縮領域は、伸長倍率を1.4倍とし、温度23℃で10時間放置した後の低温時緩和試験後応力保持率が、前記標準緩和試験後応力保持率よりも大きい、前記<1>~<12>のいずれか一に記載の吸収性物品。
<14>
前記ウエスト伸縮領域における前記緩和試験後応力保持率に対する前記低温時緩和試験後応力保持率の比率が、1.50以上4.00以下、好ましくは1.75以上3.75以下、より好ましくは2.00以上3.50以下である、前記<13>に記載の吸収性物品。
<15>
前記ウエスト伸縮領域の前記低温時緩和試験後応力保持率は、0.500以上0.90以下、好ましくは0.55以上0.85以下、より好ましくは0.60以上0.80以下である、前記<13>又は<14>に記載の吸収性物品。
<16>
前記易応力緩和部材は、前記横方向に延びるように配された弾性フィラメントが2枚の不織布の間に接合されている伸縮シートであり、
前記吸収性物品の最大伸長状態での前記外装体の平面視において、前記弾性フィラメントの面積に対する、前記難応力緩和部材と、前記弾性フィラメントとが重なる領域の面積の割合が80%以下である、前記<1>~<15>のいずれか一に記載の吸収性物品。
<17>
前記外装体は、前記腹側部に配される腹側外装体と、前記背側部に配される背側外装体とを含み、
前記吸収性本体は、前記腹側外装体と前記背側外装体との間に掛け渡して固定されており、
前記吸収性本体は、前記縦方向に沿って延びる防漏カフを有しており、
前記腹側外装体及び前記背側外装体は、該腹側外装体又は該背側外装体と前記防漏カフとが重なっている領域における前記股下部側の端部に、前記易応力緩和部材が存在していない易応力緩和部材非存在領域を有する、請前記<1>~<16>のいずれか一に記載の吸収性物品。
<18>
前記易応力緩和部材非存在領域の前記縦方向の長さが、1mm以上30mm以下、好ましくは5mm以上20mm以下、より好ましくは10mm以上15mm以下である、前記<17>に記載の吸収性物品。
<19>
前記外装体は、前記腹側部に配される腹側外装体と、前記背側部に配される背側外装体とを含み、
前記吸収性本体は、前記腹側外装体と前記背側外装体との間に掛け渡して固定されており、
前記腹側外装体及び前記背側外装体は、前記吸収性本体と接合部により接合されており、
前記接合部は、前記横方向に延びる第1接合部と、第1接合部の該横方向の中央部から前記股下部側に向かって延びる第2接合部と、前記股下部側における第2接合部の端部から前記横方向の外方に延びる第3接合部とを有している、前記<1>~<18>のいずれか一に記載の吸収性物品。
<20>
前記腹側部側の前記胴回り伸縮領域と、前記背側部側の前記胴回り伸縮領域とは、配されている難応力緩和部材の数が同じであり、
前記腹側部側の前記胴回り伸縮領域は、前記背側部側の前記胴回り伸縮領域よりも、前記股下部側の前記易応力緩和部材の端部が、前記ウエスト開口部側に位置している、前記<1>~<19>のいずれか一に記載の吸収性物品。
<21>
前記胴回り伸縮領域は、相対的に前記ウエスト開口部側に位置する第1領域と、相対的に前記股下部側に位置する第2領域とを有し、
前記第2領域の方が、前記第1領域よりも前記難応力緩和部材の応力が大きい、前記<1>~<20>のいずれか一に記載の吸収性物品。
<22>
前記第1領域における前記難応力緩和部材の応力に対する、前記第2領域における前記難応力緩和部材の応力の比率が、1.1以上3.0以下、好ましくは1.3以上2.5以下、より好ましくは1.5以上2.0以下である、前記<21>に記載の吸収性物品。
<23>
前記外装体は、易応力緩和部材の肌対向面側に配された外層シート、及び該外層シートの肌対向面側に配された内層シートを有しており、
前記外層シートと前記易応力緩和部材とは横方向に間欠的に接合されており、
前記外層シートと前記内層シートとは部分的に接合されており、
前記内層シートは、前記易応力緩和部材から離れる方向に向かって突出した凸部を形成している、前記<1>~<22>のいずれか一に記載の吸収性物品。
図2に示すおむつ1と基本構成が同様のパンツ型使い捨ておむつを作製した。具体的には、市販のパンツ型使い捨ておむつ(花王株式会社製、商品名「メリーズ(登録商標)パンツLサイズ」)を用意し、用意したおむつの伸縮シートを別の伸縮シートに変更し、該おむつの弾性部材を別の弾性部材に変更したものを実施例1とした。
実施例1においては、特開2009-61743号公報に記載の方法に従って伸縮シート34を製造し、これを易応力緩和部材とした。易応力緩和部材を構成する弾性フィラメント43には、A-B-Aトリブロック共重合体として、SEPSを用いた。A-B-Aトリブロック共重合体の分子量、ブロックAの分子量及びブロックBの分子量は表1に示すとおりにした。
実施例1においては、表1に示す弾性部材33を用い、これを難応力緩和部材とした。用意したおむつのウエスト伸縮領域における単位長さ当たりの難応力緩和部材の本数、及び該おむつの胴回り伸縮領域における単位長さ当たりの難応力緩和部材の本数は表1に示すとおりにした。
実施例1において、易応力緩和部材を構成する弾性フィラメント43におけるA-B-Aトリブロック共重合体の分子量、ブロックAの分子量及びブロックBの分子量を表1に示すとおりに変更した。これら以外は、実施例1と同様の構成のパンツ型使い捨ておむつを作製し、実施例2とした。
用意したおむつのウエスト伸縮領域における単位長さ当たりの難応力緩和部材の本数、及び該おむつの胴回り伸縮領域における単位長さ当たりの難応力緩和部材の本数を表1に示すとおりに変更した以外は、実施例1と同様の構成のパンツ型使い捨ておむつを作製し、比較例1とした。
実施例1において、易応力緩和部材を構成する弾性フィラメント43におけるA-B-Aトリブロック共重合体の分子量、ブロックAの分子量及びブロックBの分子量を表1に示すとおりに変更した。これら以外は、実施例1と同様の構成のパンツ型使い捨ておむつを作製し、比較例2とした。
実施例1及び2、並びに比較例1及び2のパンツ型使い捨ておむつについて、上述の方法にしたがい、ウエスト伸縮領域における単位長さ当たりの弾性部材の本数、及び胴回り伸縮領域における単位長さ当たりの弾性部材の本数を測定した。
実施例1及び2、並びに比較例1及び2のパンツ型使い捨ておむつについて、標準緩和試験後応力保持率の第2測定方法にしたがい、ウエスト伸縮領域の標準緩和試験後応力保持率R2、及び胴回り伸縮領域の標準緩和試験後応力保持率R1を測定した。ウエスト伸縮領域の標準緩和試験後応力保持率R2、胴回り伸縮領域の標準緩和試験後応力保持率R1、及びR2/R1を表1に示す。
実施例1及び2、並びに比較例1及び2によって得られたパンツ型使い捨ておむつを、1~2才児相当のベビー動的モデルに装着した。このモデルを15回/分の速度で15分脚を同時に上下させる動作をさせた後、以下に示す評価基準にしたがいパンツ型使い捨ておむつのズレ落ちにくさを評価した。
A:ズレ落ち量が15mm未満。
B:ズレ落ち量が15mm以上25mm未満。
C:ズレ落ち量が25mm以上。
実施例1及び2、並びに比較例1及び2によって得られたパンツ型使い捨ておむつを、1~2才児に4~10時間装着(通常通り使用)し、おむつの跡の様子を観察した。以下の評価基準にしたがいパンツ型使い捨ておむつを装着したことに起因する着用者への跡の付きにくさを評価した。
A:殆どおむつの跡が見えないレベル。
B:おむつの跡があっても気にならないレベル。
C:おむつの跡がくっきり付いており、気になるレベル。
2 吸収性本体
21 表面シート
22 裏面シート
23 吸収体
3 外装体
3A 腹側外装体
3B 背側外装体
31 内層シート
32 外層シート
33 難応力緩和部材(弾性部材)
34 易応力緩和部材(伸縮シート)
41,42 繊維シート
43 弾性フィラメント
W ウエスト伸縮領域
D 胴回り伸縮領域
Claims (14)
- 吸収性本体と、該吸収性本体の非肌対向面側に配された外装体とを備え、
着用者の腹側に配される腹側部と、着用者の背側に配される背側部と、該腹側部及び該背側部の間に位置する股下部とを有し、該腹側部から該股下部を介して該背側部に延びる方向に対応する縦方向及び該縦方向と直交する横方向を有し、該腹側部の両側部と該背側部の両側部とが接合されて一対のサイドシール部、ウエスト開口部及び一対のレッグ開口部が形成されているパンツ型吸収性物品であって、
前記外装体は、伸縮部材として、易応力緩和部材と、該易応力緩和部材よりも応力緩和しにくい難応力緩和部材とを含み、且つ前記縦方向における前記吸収性本体の端縁よりも前記ウエスト開口部の開口端側に位置し前記横方向に伸縮するウエスト伸縮領域と、前記縦方向における前記吸収性本体の端縁よりも、前記股下部側に位置する胴回り伸縮領域とを有しており、
前記ウエスト伸縮領域は、前記縦方向における単位長さ当たりの前記難応力緩和部材の本数が前記胴回り伸縮領域よりも少なく、
前記ウエスト伸縮領域は、伸長倍率を1.4倍とし、温度40℃で10時間放置した後の標準緩和試験後応力保持率が前記胴回り伸縮領域よりも小さく、
前記胴回り伸縮領域において、前記難応力緩和部材は、前記易応力緩和部材の肌対向面側に配されている、吸収性物品。 - 吸収性本体と、該吸収性本体の非肌対向面側に配された外装体とを備え、
着用者の腹側に配される腹側部と、着用者の背側に配される背側部と、該腹側部及び該背側部の間に位置する股下部とを有し、該腹側部から該股下部を介して該背側部に延びる方向に対応する縦方向及び該縦方向と直交する横方向を有し、該腹側部の両側部と該背側部の両側部とが接合されて一対のサイドシール部、ウエスト開口部及び一対のレッグ開口部が形成されているパンツ型吸収性物品であって、
前記外装体は、伸縮部材として、易応力緩和部材と、該易応力緩和部材よりも応力緩和しにくい難応力緩和部材とを含み、且つ前記縦方向における前記吸収性本体の端縁よりも前記ウエスト開口部の開口端側に位置し前記横方向に伸縮するウエスト伸縮領域と、前記縦方向における前記吸収性本体の端縁よりも、前記股下部側に位置する胴回り伸縮領域とを有しており、
前記ウエスト伸縮領域は、前記縦方向における単位長さ当たりの前記難応力緩和部材の本数が前記胴回り伸縮領域よりも少なく、
前記ウエスト伸縮領域は、前記パンツ型吸収性物品の最大伸長状態の長さに対して71%の長さとなるまで前記横方向に伸長させて、温度40℃で10時間放置した後の標準緩和試験後応力保持率が前記胴回り伸縮領域よりも小さく、
前記胴回り伸縮領域において、前記難応力緩和部材は、前記易応力緩和部材の肌対向面側に配されている、吸収性物品。 - 前記易応力緩和部材と前記難応力緩和部材とは直接接していない、請求項1又は2に記載の吸収性物品。
- 前記ウエスト伸縮領域は、伸長倍率を1.6倍とし、温度40℃で10時間放置した後の高伸長時緩和試験後応力保持率が、前記標準緩和試験後応力保持率よりも小さい、請求項1~3のいずれか一項に記載の吸収性物品。
- 前記ウエスト伸縮領域は、伸長倍率を1.4倍とし、温度23℃で10時間放置した後の低温時緩和試験後応力保持率が、前記標準緩和試験後応力保持率よりも大きい、請求項1~4のいずれか一項に記載の吸収性物品。
- 前記易応力緩和部材は、前記横方向に延びるように配された弾性フィラメントが2枚の不織布の間に接合されている伸縮シートであり、
前記吸収性物品の最大伸長状態での前記外装体の平面視において、前記弾性フィラメントの面積に対する、前記難応力緩和部材と、前記弾性フィラメントとが重なる領域の面積の割合が80%以下である、請求項1~5のいずれか一項に記載の吸収性物品。 - 前記外装体は、前記腹側部に配される腹側外装体と、前記背側部に配される背側外装体とを含み、
前記吸収性本体は、前記腹側外装体と前記背側外装体との間に掛け渡して固定されており、
前記吸収性本体は、前記縦方向に沿って延びる防漏カフを有しており、
前記腹側外装体及び前記背側外装体は、該腹側外装体又は該背側外装体と前記防漏カフとが重なっている領域における前記股下部側の端部に、前記易応力緩和部材が存在していない易応力緩和部材非存在領域を有する、請求項1~6のいずれか一項に記載の吸収性物品。 - 前記易応力緩和部材非存在領域の前記縦方向の長さが、1mm以上30mm以下である、請求項7に記載の吸収性物品。
- 前記外装体は、前記腹側部に配される腹側外装体と、前記背側部に配される背側外装体とを含み、
前記吸収性本体は、前記腹側外装体と前記背側外装体との間に掛け渡して固定されており、
前記腹側外装体及び前記背側外装体は、前記吸収性本体と接合部により接合されており、
前記接合部は、前記横方向に延びる第1接合部と、第1接合部の該横方向の中央部から前記股下部側に向かって延びる第2接合部と、前記股下部側における第2接合部の端部から前記横方向の外方に延びる第3接合部とを有している、請求項1~8のいずれか一項に記載の吸収性物品。 - 前記腹側部側の前記胴回り伸縮領域と、前記背側部側の前記胴回り伸縮領域とは、配されている難応力緩和部材の数が同じであり、
前記腹側部側の前記胴回り伸縮領域は、前記背側部側の前記胴回り伸縮領域よりも、前記股下部側の前記易応力緩和部材の端部が、前記ウエスト開口部側に位置している、請求項1~9のいずれか一項に記載の吸収性物品。 - 前記胴回り伸縮領域は、相対的に前記ウエスト開口部側に位置する第1領域と、相対的に前記股下部側に位置する第2領域とを有し、
前記第2領域の方が、前記第1領域よりも前記難応力緩和部材の応力が大きい、請求項1~10のいずれか一項に記載の吸収性物品。 - 前記外装体は、易応力緩和部材の肌対向面側に配された外層シート、及び該外層シートの肌対向面側に配された内層シートを有しており、
前記外層シートと前記易応力緩和部材とは横方向に間欠的に接合されており、
前記外層シートと前記内層シートとは部分的に接合されており、
前記内層シートは、前記易応力緩和部材から離れる方向に向かって突出した凸部を形成している、請求項1~11のいずれか一項に記載の吸収性物品。 - 前記ウエスト伸縮領域は、前記パンツ型吸収性物品の最大伸長状態の長さに対して80%の長さとなるまで前記横方向に伸縮させて、温度40℃で10時間放置した後の高伸長時緩和試験後応力保持率が、前記標準緩和試験後応力保持率よりも小さい、請求項1~12のいずれか一項に記載の吸収性物品。
- 前記ウエスト伸縮領域は、前記パンツ型吸収性物品の最大伸長状態の長さに対して71%の長さとなるまで前記横方向に伸長させて、温度23℃で10時間放置した後の低温時緩和試験後応力保持率が、前記標準緩和試験後応力保持率よりも大きい、請求項1~13のいずれか一項に記載の吸収性物品。
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