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JP7718077B2 - コネクタ - Google Patents
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JP7718077B2 - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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Description

本発明は、コネクタに関する。
ISO 80369-3に準拠する雌コネクタに対して着脱可能に連結されるコネクタとしては、例えば、特許文献1に記載のものがある。特許文献1のコネクタは、雌コネクタの内腔に嵌入する雄ルアー(同文献には、オス型コネクタ部分と記載)と、雄ルアーの周囲を囲んでいる円筒部と、を備えているとともに、送液チューブ(同文献には、供給管と記載)の内腔と円筒部の内腔とを相互に連通させる連通内腔(同文献には、流路と記載)を有し、栄養剤等の液体を、コネクタの連通内腔を介して、雌コネクタの内腔から液チューブの内腔に供給可能となっている。
引用文献1のコネクタの円筒部の一部分は、内周面にネジ山が形成された雄ネジ部を構成しており、これら雄ネジ部と雌コネクタのねじ山とを相互に螺合させることによって、コネクタを雌コネクタに対して着脱可能に連結させることができる。
特表2018-535792号公報
本願発明者の検討によれば、引用文献1のコネクタは、利便性に関して、改善の余地がある。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、コネクタの利便性を向上させることが可能な構造のコネクタを提供するものである。
本発明によれば、ISO 80369-3に準拠する雌コネクタに対して着脱可能に連結されるコネクタであって、
前記雌コネクタは、筒部と、前記筒部の外周面に形成されている一対のねじ山と、を備え、
当該コネクタは、
送液チューブの先端部が差し込み固定されるベース部と、
前記雌コネクタと連結される連結部と、
を備えているとともに、
少なくとも前記ベース部を軸方向に貫通していて前記送液チューブの内腔と前記筒部の内腔とを相互に連通させる連通内腔を有し、
前記連通内腔の内径が、ISO 80369-3に準拠する雄コネクタの雄ルアーの内径よりも大きいコネクタが提供される。
本発明によれば、コネクタの利便性を向上させることが可能となる。
図1(a)及び図1(b)は第1実施形態に係るコネクタ及び雌コネクタとその周辺構造を示す図であり、このうち図1(a)は側面図、図1(b)は縦断面図である。 第1実施形態に係るコネクタ及び雌コネクタとその周辺構造を示す縦断面図であり、コネクタと雌コネクタとが相互に連結された状態を示す。 第1実施形態に係るコネクタの先端側から視た図である。 図4(a)、図4(b)、図4(c)及び図4(d)は雌コネクタを示す図であり、このうち図4(a)は縦断面、図4(b)は斜視図、図4(c)は側面図、図4(d)は基端側から視た図である。 図5(a)、図5(b)、図5(c)及び図5(d)は雄コネクタを示す図であり、このうち図5(a)は縦断面、図5(b)は斜視図、図5(c)は側面図、図5(d)は基端側から視た図である。 第1実施形態に係るコネクタが胃瘻カテーテルの送液チューブに設けられている例を示す図である。 第1実施形態の変形例に係るコネクタ及び雌コネクタとその周辺構造を示す縦断面図である。 第2実施形態に係るコネクタ及び雌コネクタとその周辺構造を示す縦断面図である。 第2実施形態に係るコネクタ及び雌コネクタとその周辺構造を示す縦断面図であり、コネクタと雌コネクタとが相互に連結された状態を示す。 第2実施形態に係るコネクタの筒状部を先端側から視た図である。 図9に示すA-A線に沿った断面図である。 図12(a)及び図12(b)は第2実施形態の変形例1に係るコネクタ及び雌コネクタとその周辺構造を示す横断面図であり、このうち図12(a)は係合凹部がねじ山に対して係合している状態を示し、図12(b)は係合凹部とねじ山との係合が解除された状態を示す。 図13(a)は第2実施形態の変形例1に係るコネクタ及び雌コネクタとその周辺構造を示す縦断面図であり、図13(b)は第2実施形態の変形例1における筒状部の先端側から視た図である。 図14(a)及び図14(b)は第2実施形態の変形例2に係るコネクタ及び雌コネクタとその周辺構造を示す横断面図であり、このうち図14(a)は係合凹部がねじ山に対して係合している状態を示し、図14(b)は係合凹部とねじ山との係合が解除された状態を示す。 図15(a)及び図15(b)は第2実施形態の変形例3に係るコネクタ及び雌コネクタとその周辺構造を示す横断面図であり、このうち図15(a)は係合凹部がねじ山に対して係合している状態を示し、図15(b)は係合凹部とねじ山との係合が解除された状態を示す。 第2実施形態の変形例4に係るコネクタ及び雌コネクタとその周辺構造を示す縦断面図である。 第2実施形態の変形例4に係るコネクタ及び雌コネクタとその周辺構造を示す縦断面図であり、コネクタと雌コネクタとが相互に連結された状態を示す。 第2実施形態の変形例5に係るコネクタ及び雌コネクタとその周辺構造を示す縦断面図であり、コネクタと雌コネクタとが相互に連結された状態を示す。 第3実施形態に係るコネクタ及び雌コネクタとその周辺構造を示す縦断面図である。 第3実施形態に係るコネクタ及び雌コネクタとその周辺構造を示す縦断面図であり、係合凹部がねじ山に対して係合している状態を示す。 第3実施形態に係るコネクタ及び雌コネクタとその周辺構造を示す縦断面図であり、カバー部により筒状部が拘束された状態を示す。 図22(a)は第4実施形態に係るコネクタ及び雌コネクタとその周辺構造を示す縦断面図であり、図22(b)は図22(a)に示すA-A線に沿った断面図である。 図23(a)は第4実施形態に係るコネクタ及び雌コネクタとその周辺構造を示す縦断面図であり、図23(b)は図23(a)に示すA-A線に沿った断面図である。 第5実施形態に係るコネクタの縦断面図である。 図25(a)及び図25(b)は第5実施形態に係るコネクタ及び雌コネクタとその周辺構造を示す縦断面図であり、このうち図25(a)は筒状部に筒部が挿入された状態を示し、図25(b)は筒状部から筒部が抜去された状態を示す。 図26(a)及び図26(b)は第5実施形態に係るコネクタ及び雌コネクタとその周辺構造を示す図であり、このうち図26(a)は縦断面図、図26(b)は図26(a)に示すA-A線に沿った断面図である。 図27(a)は図24に示すA-A線に沿った断面図であり、図27(b)は図25(a)に示すA-A線に沿った断面図である。 第5実施形態の変形例に係るコネクタ及び雌コネクタとその周辺構造を示す縦断面図であり、係合部がねじ山に対して係合している状態を示す。 第5実施形態の変形例に係るコネクタ及び雌コネクタとその周辺構造を示す縦断面図であり、ねじ山に対する係合部の係合が解除された状態を示す。 図30(a)は図28に示すA-A線に沿った断面図であり、図30(b)は図29に示すA-A線に沿った断面図である。 図31(a)及び図31(b)は第6実施形態に係るコネクタ及び雌コネクタとその周辺構造を示す縦断面図であり、このうち図31(a)は係合部がねじ山に対して係合している状態を示し、図31(b)はねじ山に対する係合部の係合が解除された状態を示す。 図32(a)及び図32(b)は第6実施形態における係合部を軸方向に視た図であり、このうち図32(a)は係合部がねじ山に対して係合している状態を示し、図32(b)はねじ山に対する係合部の係合が解除された状態を示す。
以下、本発明の各実施形態について、図1(a)から図32(b)を用いて説明する。なお、すべての図面において、同様の構成要素には同一の符号を付し、適宜に説明を省略する。
また、本発明のコネクタ100の各種の構成要素は、個々に独立した存在である必要はない。複数の構成要素が一個の部材として形成されていること、一つの構成要素が複数の部材で形成されていること、ある構成要素が他の構成要素の一部であること、ある構成要素の一部と他の構成要素の一部とが重複していること、等を許容する。
また、以下の説明では、コネクタ100の遠位側(雌コネクタ200と接続される側)を先端側、コネクタ100の近位側(雌コネクタ200と接続される側とは反対側)を基端側と称する場合がある。より詳細には、図1における右側を先端側、図1における左側を基端側と称する場合がある。また、先端部は、遠位端(最先端)およびその周辺を含む一定の範囲を意味し、基端部とは、近位端(最基端)およびその周辺を含む一定の範囲を意味するものとする。また、ベース部10の軸方向を単に軸方向と称し、ベース部10の径方向を単に径方向と称する場合がある。更に、ベース部10の周方向を単に周方向と称する場合がある。
〔第1実施形態〕
先ず、図1(a)から図6を用いて第1実施形態を説明する。
図1(a)から図3に示すように、本実施形態に係るコネクタ100は、ISO 80369-3に準拠する雌コネクタ200に対して着脱可能に連結されるコネクタである。
雌コネクタ200は、筒部210と、筒部210の外周面に形成されている一対のねじ山220と、を備えている。
コネクタ100は、送液チューブ310の先端部が差し込み固定されるベース部10と、雌コネクタ200と連結される連結部20と、を備えているとともに、少なくともベース部10を軸方向に貫通していて送液チューブ310の内腔と筒部210の内腔とを相互に連通させる連通内腔30を有する。
連通内腔30の内径が、ISO 80369-3に準拠する雄コネクタ400(図5(a)~図5(d)参照)の雄ルアー410の内径よりも大きい。
なお、ここで、「連通内腔30の内径が、雄コネクタ400の雄ルアー410の内径よりも大きい」とは、連通内腔30の全域に亘り、当該連通内腔30の内径が雄コネクタ400の内径の最小値よりも大きいことを意味しており、好ましくは、連通内腔30の全域に亘り、当該連通内腔30の内径が雄コネクタ400の内径の最大値よりも大きいことを意味している。
コネクタ100は、一例として、経腸栄養法などの医療用に用いられる。栄養剤等の液体は、雌コネクタ200の内腔からコネクタ100の連通内腔30を介して、送液チューブ310の内腔に供給される。
本実施形態によれば、コネクタ100の連通内腔30の内径が、ISO 80369-3に準拠する雄コネクタの雄ルアーの内径よりも大きいので、当該雄コネクタ400を用いる場合と比較して、連通内腔30内における液体の流動性が良好となる。よって、液体を注入する際の作業効率が向上するので、コネクタ100の利便性を向上させることができる。
先ず、ISO 80369-3に準拠する雌コネクタ200(以下、単に雌コネクタ200)についてより詳細に説明する。
図1(a)及び図1(b)に示すように、雌コネクタ200は、例えば、筒部210及び一対のねじ山220に加えて、筒部210の先端部の外周面から径方向外側に張り出しているフランジ部230と、フランジ部230の先端面から先端側に突出している装着部240と、を含む。なお、図4(a)~図4(d)において、装着部240の図示を省略している。
図4(a)、図4(b)及び図4(c)に示すように、筒部210は、円筒状に形成されている。
一対のねじ山220の各々は、筒部210の基端部に形成されている。図4(a)に示すように、筒部210の内腔は、第1テーパー角度で奥(先端側(図1における右側))に向けて縮径している第1領域212と、第1テーパー角度よりも急角度の第2テーパー角度で奥(先端側(図1における右側))に向けて縮径している第2領域214と、を含む。第2領域214は、第1領域212の先端側に隣接している。
更に、筒部210の内腔は、第2領域214の先端側に隣接している第3領域216を含む。第1領域212の基端が、筒部210の基端側の開口を構成しており、第3領域216の先端が、筒部210の先端側の開口を構成している。
第3領域216の内径は、軸方向における位置にかかわらず一定となっている。
第1領域212及び第2領域214の各々は、先端側に向けて縮径している。第1領域212の先端の内径は、第2領域214の基端の内径と同等の寸法に設定されている。第3領域216の基端の内径は、第2領域214の先端の内径と同等の寸法に設定されている。
図4(d)に示すように、一対のねじ山220は、筒部210の軸心を基準として、互いに180度回転対称の位置に配置されている。一対のねじ山220の各々は、筒部210の軸周りに180度未満(より詳細には、約90度)周回している。
周方向における各ねじ山220の各々の両端面は、径方向において互いに平行となっている。
装着部240は、円筒状に形成されており、筒部210と同軸に配置されている。装着部240の外径は、例えば、筒部210の外径よりも大径であり、フランジ部230の外径よりも小径である。装着部240の先端部の内腔は、装着部240におけるその他の部分よりも大径となっており、当該先端部に第2送液チューブ320の基端部が差し込み固定される。筒部210の内腔と第2送液チューブ320の内腔とは、装着部240の内腔を介して互いに連通する。
装着部240における先端部よりも基端側の部分の内径は、例えば、第3領域216の内径と同等の寸法に設定されている。
なお、本発明において、雌コネクタ200の各構成要素のうち、少なくとも筒部210及び一対のねじ山220がISO 80369-3に準拠する形状及び寸法となっていればよく、フランジ部230や装着部240の形状や寸法は特に限定されない。
次に、図5(a)から図5(d)を用いて、ISO 80369-3に準拠する雄コネクタ400(以下、単に雄コネクタ400)について説明する。
雄コネクタ400は、外径が先端側に向けて縮小している円筒状の雄ルアー410と、雄ルアー410の周囲を囲んでいる円筒部420と、軸方向に視た形状が円環状のベース部440と、を備えている。
雄ルアー410及び円筒部420の各々は、ベース部440の先端面から先端側に向けて突出している。
雄ルアー410は、雌コネクタ200の筒部210の内腔に嵌入する。
雄ルアー410の内径は、軸方向における位置にかかわらず一定である。雄ルアー410の先端部の外径は、先端側に向けて急唆に縮径している。
雄ルアー410(ただし、先端部は除く)の外周面のテーパー角度は、筒部210の内周面のテーパー角度と略同等に設定されている。
円筒部420の外径は、軸方向における位置にかかわらず一定である。軸方向において、円筒部420の寸法は、雄ルアー410の寸法よりも小さく、雄ルアー410の先端部は、円筒部420先端側の開口から外部に突出している。より詳細には、軸方向において、円筒部420の先端は、雄ルアー410の先端よりも基端側に配置されている。
図5(a)に示すように、円筒部420の一部分は、内周面にネジ山が形成された雄ネジ部を構成している。雄ネジ部は、雌コネクタ200の一対のねじ山220と螺合する部分である。雄ルアー410を筒部210の内腔に嵌入させつつ、これら雄ネジ部と一対のねじ山220とを相互に螺合させることによって、雄コネクタ400を雌コネクタ200に対して着脱可能に連結させることができる。また、この際に、雄ルアー410は、筒部210の内周面に沿って雌コネクタ200側(先端側)に向けて螺進する。より詳細には、雄コネクタ400と雌コネクタ200とを軸周りにおいて180度以上の角度範囲で相対的に回転させることにより、雄コネクタ400と雌コネクタ200とが螺合する。
次に、図1(a)から図3を用いて、本実施形態に係るコネクタ100についてより詳細に説明する。
本実施形態の場合、コネクタ100は、筒部210の内腔に嵌入する中空の雄ルアー15を備えている。
雄ルアー15は、ベース部10の先端面11から先端側に向けて突出しているとともに、外径が先端側に向けて縮小している。雄ルアー15は、連結部20の少なくとも一部分を構成しており、当該雄ルアー15の内腔が、連通内腔30の一部分を構成している。
より詳細には、図1(a)、図1(b)及び図3に示すように、ベース部10は、例えば、円筒状に形成されている。
雄ルアー15は、例えば、先端面11の中央部から先端側に向けて突出している円錐台形状に形成されている。雄ルアー15の基端の外径は、ベース部10の外径よりも小さい寸法に設定されている。雄ルアー15の内径は、例えば、軸方向における位置にかかわらず一定となっている。したがって、雄ルアー15の肉厚は、先端側に向けて薄くなっている。
雄ルアー15の内腔は、ベース部10の内腔と相互に連通しており、本実施形態の場合、雄ルアー15の内腔とベース部10の内腔とが、連通内腔30を構成している。
連通内腔30の先端側の部分(雄ルアー15の内腔及びベース部10の先端部の内腔)の内径は、例えば、軸方向における位置にかかわらず略一定となっている。連通内腔30の基端側の部分(ベース部10の基端部の内腔)の内径は、例えば、その他の部分よりも大径となっており、当該基端側の部分に送液チューブ310が差し込み固定される。
図2に示すように、雄ルアー15の最大外径(雄ルアー15の基端の外径)は、例えば、筒部210の基端部の内径よりも大きい寸法に設定されている。また、雄ルアー15の外周面のテーパー角度は、例えば、筒部210の内周面のテーパー角度(ひいては雄コネクタ400の雄ルアー410の外周面のテーパー角度)と略同等に設定されている。ただし、雄ルアー15の外周面のテーパー角度は、筒部210の内周面のテーパー角度よりも大きくてもよい。すなわち、筒部210の内周面と雄ルアー15の外周面との径方向における間隙が先端に向けて拡大していてもよい。
ここで、図1(a)及び図1(b)に示すように、本実施形態の場合、ベース部10の先端面11が、当該コネクタ100において雄ルアー15よりも径方向外方に位置する部分の最先端部となっている。
より詳細には、雄ルアー15の外周面の全体が、コネクタ100の外部に露出している。一方、上述のように、雄コネクタ400の雄ルアー410の周囲は、円筒部420によって囲まれている。
このため、雄コネクタ400と比較して、雄ルアー15の外周面の洗浄がより容易となる。
更に、雄ルアー15の内径は、ISO 80369-3に準拠する雄コネクタ400の雄ルアー410の内径よりも大きい。
これにより、雄コネクタ400と比較して、液体を連通内腔30においてより良好に流通させることができる。
なお、ここで「雄ルアー15の内径が、雄コネクタ400の雄ルアー410の内径よりも大きい」とは、雄ルアー15の全域に亘り、当該雄ルアー15の内径が雄コネクタ400の内径の最小値よりも大きいことを意味しており、好ましくは、雄ルアー15の全域に亘り、当該雄ルアー15の内径が雄コネクタ400の内径の最大値よりも大きいことを意味している。
また、コネクタ100が備える雄ルアー15の全長は、ISO 80369-3に準拠する雄コネクタ400の雄ルアー410の全長よりも短い。
これにより、筒部210の内周面のテーパー角度と対応した雄ルアー15のテーパー角度を維持しつつ、雄ルアー15の先端の外径をより大きく設定することができるので、雄ルアー15の内径もより大きく設定することができる。よって、雄ルアー15を筒部210に対して良好に嵌入させつつ、ISO 80369-3に準拠する雄コネクタ400と比較して、液体を連通内腔30においてより良好に流通させることができる。
雄ルアー15の全長は、例えば、0.3mm以上7mm以下であることが好ましく、より好ましくは1mm以上5mm以下である。雄ルアー15の全長が、5mm以下であることによって、筒部210の内周面のテーパー角度と対応した雄ルアー15のテーパー角度を維持しつつ、雄ルアー15の先端の外径(ひいては内径)を十分に確保することができる。
雄ルアー15の最小外径(雄ルアー15の先端の外径)は、例えば、5.41mm以上5.68mm以下であることが好ましく、より好ましくは5.5mm以上5.64mm以下である。雄ルアー15の最小外径が、5.41mm以上であることによって、雄ルアー15の内径を十分に確保することができる。
雄ルアー15の最小内径は、例えば、3mm以上5mm以下であることが好ましく、より好ましくは3.1mm以上5mm以下である。雄ルアー15の最小内径が、3.1mm以上であることによって、例えば、不図示の経胃瘻内視鏡(最大外径が3.05mm)を、雄ルアー15内に挿入させることができる。
更に、図2及び図3に示すように、本実施形態の場合、コネクタ100は、筒部210の先端部に対して周回状に液密に密着するリング状のパッキン60を備えている。
これにより、コネクタ100を雌コネクタ200の筒部210に対して液密に連結させることができる。
パッキン60は、一例として、Oリングである。
パッキン60は、例えば、ベース部10の先端面11に配置されている。軸方向に視たときに、パッキン60は、雄ルアー15の基端の周囲を囲んでいる。より詳細には、図3に示すように、先端面11における雄ルアー15の周囲縁部には、雄ルアー15の軸心を中心とする円環状の溝部が形成されている。図1(a)及び図1(b)に示すように、例えば、パッキン60における基端側の部分はベース部10の内部にめり込んでいる(溝部に嵌め込まれている)一方で、パッキン60における先端側の部分は先端面11から外部に露出(突出)している。
パッキン60の内径は、例えば、雄ルアー15の基端の外径と略同等の寸法に設定されている。したがって、パッキン60の内周縁は、雄ルアー15の基端の外周面に対して密着している。ただし、パッキン60の内周縁は、例えば、雄ルアー15の外周面と離間していてもよい(パッキン60の内径が、雄ルアー15の外径よりも大きくてもよい)。
パッキン60の外径は、特に限定されないが、雌コネクタ200の先端の外径よりも小さく、当該先端の内径と同等又は当該内径よりも大きい寸法であることが好ましい。
図1(a)、図1(b)及び図2に示すように、本実施形態の場合、筒部210がベース部10に近づく方向にコネクタ100と雌コネクタ200とを軸方向において相対的に移動させること(以下、押し込み操作)により、雄ルアー15が筒部210の内腔に対して嵌入した状態となる。
すなわち、押し込み操作によって、コネクタ100を雌コネクタ200に対して着脱可能に連結させることができるので、螺合により雌コネクタ200に対して連結される雄コネクタ400と比較して、より容易にコネクタ100を雌コネクタ200に対して連結させることができる。よって、コネクタ100の操作性をより向上させることができる。
本実施形態の場合、パッキン60は、筒部210の先端面に対して周回状に密着する。より詳細には、図2に示すように、雄ルアー15が筒部210の内腔に対して嵌入した状態において、パッキン60は、軸方向において、ベース部10の先端面11と筒部210の端面との間で押し潰されている。
これにより、雌コネクタ200の内腔とコネクタ100の連通内腔30とを相互に液密に連通させることができる。また、筒部210の内周面の内径よりも当該筒部210の端面の内径の方が大きいので、当該内周面とパッキン60とが密着する場合と比較して、雄ルアー15の外径をより大きく設定できる。よって、連通内腔30内における液体の流動性を向上させることができる。
なお、本発明において、例えば、雄ルアー15が軟質樹脂材料によって構成されており、コネクタ100と雌コネクタ200とが相互に連結されている状態において、雄ルアー15が筒部210の内腔に圧入されているのも好ましい。
本実施形態の場合、一例として、コネクタ100は、胃瘻カテーテル300(図6参照)の送液チューブ310用のコネクタである。コネクタ100は、送液チューブ310の上流側(胃瘻カテーテル300側とは反対側)の端部に設けられている。
<第1実施形態の変形例1>
次に、図7を用いて第1実施形態の変形例1を説明する。
本変形例に係るコネクタ100は、以下に説明する点で、上記の第1実施形態に係るコネクタ100と相違しており、その他の点では、上記の第1実施形態に係るコネクタ100と同様に構成されている。
本変形例の場合、図7に示すように、コネクタ100が備える雄ルアー15の内径は、当該雄ルアー15の基端側に向けて拡径している。
これにより、連通内腔30内を液体が流動する際の圧力損失を低減させることができる。よって、連通内腔30内において液体をよりスムーズに流動させることができる。
また、コネクタ100が備える雄ルアー15は、その先端が雌コネクタ200の第2領域214に到達する突出長に設定されていてもよい。
これにより、図7に示すように、雄ルアー15が筒部210の内腔に対して嵌入する際に、雄ルアー15の先端が、筒部210の内腔の奥の方(先端側の方)まで挿入されるので、コネクタ100と雌コネクタ200とが相互に連結された状態を良好に維持することができる。
〔第2実施形態〕
次に、図8から図11を用いて第2実施形態を説明する。なお、図10においては、筒状部40の内周面と外周面とを選択的に図示している。また、図11においては、フランジ部230の図示を省略している。
本実施形態に係るコネクタ100は、以下に説明する点で、上記の第1実施形態及びその変形例に係るコネクタ100と相違しており、その他の点では、上記の第1実施形態及びその変形例に係るコネクタ100と同様に構成されている。
本実施形態の場合、図8及び図9に示すように、ベース部10の先端部から先端側に向けて突出している筒状部40を備えている。筒状部40は、ねじ山220と係合する係合部42を有し、係合部が連結部20の少なくとも一部分を構成している。
このような構成によれば、ねじ山220を係合部に係合させることによって、コネクタ100と雌コネクタ200とを相互に連結させることができる。
本実施形態の場合、係合部42は、筒状部40の内周面に形成されている係合凹部である。係合凹部は、例えば、筒状部40の基端部に形成されている。係合凹部は、筒状部40の内周面から径方向外側に窪んだ溝である。
より詳細には、図10及び図11に示すように、筒状部40の周方向において互いに対極の位置に配置されている一対の係合凹部を有する。各係合凹部は、筒状部40の内周面から径方向外方に向けて窪んだ溝である。図10に示すように、一対のねじ山220と同様に、各係合凹部は、例えば、互いに180度回転対称形状に形成されている。各係合凹部に、1つずつのねじ山220が係合する。
より詳細には、各係合凹部は、対応するねじ山220の形状と略合致した形状に形成されている。したがって、各係合凹部は、例えば、周方向において約90度周回している。
ただし、本発明において、係合凹部は、例えば、周方向においてねじ山220よりも長い範囲で周回していてもよい。係合凹部は、例えば、周方向において360度周回した1つの溝であってもよい。この場合、1つの係合凹部に対して一対のねじ山220の各々が係合する。
図11に示す例では、各係合凹部の深さ寸法(径方向における寸法)は、例えば、各ねじ山220の突出長(径方向における寸法)と略同等又は当該寸法よりも僅かに小さい寸法に設定されている。ただし、各係合凹部の深さ寸法(径方向における寸法)は、例えば、各ねじ山220の突出長(径方向における寸法)よりも大きくてもよい。周方向において、各係合凹部の寸法は、各ねじ山220の寸法よりも僅かに大きい寸法に設定されている。
更に、本実施形態の場合、筒状部40は、当該雄ルアー15の周囲を囲んでおり、当該雄ルアー15が係合部とともに連結部20を構成している。
これにより、コネクタ100と雌コネクタ200とを相互に連結させると、図9に示すように、筒部210の内腔に雄ルアー15が嵌入している状態となるので、雄ルアー15の内腔と筒部210の内腔とを互いに液密に連通させることができる。
更に、筒状部40は、ねじ山220と係合する係合部を有しているので、例えば、雄ルアー15が、コネクタ100と雌コネクタ200との連結状態を良好に維持することができる。よって、雄コネクタ400と比較して、雄ルアー15の突出長をより短く設定し、雄ルアー15の内径をより大きく設定できるので、連通内腔30内を流動する液体の流量を十分に確保することができる。また、不図示の経胃瘻内視鏡等を、雄ルアー15内にスムーズに挿入させることができる。
なお、本実施形態の場合、筒状部40は、ねじ山220と係合する係合部42を有しているので、例えば、筒状部40は雄ルアー15を有していなくてもよい。
図8及び図9に示すように、筒状部40は、例えば、先端面11の外周縁から先端側に向けて突出している。
筒状部40の外径は、例えば、ベース部10の外径と同等の寸法に設定されている。筒状部40の内径は、雄ルアー15の外径(最大径)よりも大きい寸法に設定されている。筒状部40は、例えば、先端面11において、パッキン60の配置領域よりも外側の部位から突出している。
筒状部40の内径(ただし、係合部の形成領域を除く)は、例えば、筒部210の外径と略同等又は当該寸法よりも僅かに大きい寸法に設定されている。
軸方向において、筒状部40の寸法は、雄ルアー15の寸法よりも大きい寸法に設定されている。より詳細には、雄ルアー15の先端は、筒状部40の先端よりも基端側に位置している。また、図8に示すように、第1実施形態の変形例1と同様に、雄ルアー15の内径は、当該雄ルアー15の基端側に向けて拡径している。よって、連通内腔30内において液体をよりスムーズに流動させることができる。
本実施形態の場合、雄ルアー15の全長は、例えば、0.3mm以上7mm以下であることが好ましく、より好ましくは1mm以上5mm以下である。雄ルアー15の全長が、5mm以下であることによって、雄ルアー15の先端の外径(ひいては雄ルアー15の内径)を十分に確保することができる。
雄ルアー15の最小外径(雄ルアー15の先端の外径)は、例えば、5.41mm以上5.68mm以下であることが好ましく、より好ましくは5.5mm以上5.64mm以下である。雄ルアー15の最小外径が、5.41mm以上であることによって、雄ルアー15の内径を十分に確保することができる。
雄ルアー15の最小内径は、例えば、3mm以上5mm以下であることが好ましく、より好ましくは3.1mm以上5mm以下である。雄ルアー15の内径が、3.1mm以上であることによって、例えば、不図示の経胃瘻内視鏡(最大外径が3.05mm)を、雄ルアー15内に挿入させることができる。
ここで、本実施形態の場合、筒部210がベース部10に近づく方向に当該コネクタ100と雌コネクタ200とを軸方向において相対的に移動させることにより、筒状部40が筒部210の周囲を囲むとともに、係合部(本実施形態の場合、係合凹部)がねじ山220に対して係合した状態(図9参照)となる。
すなわち、上述の押し込み操作を行うことによって、係合部をねじ山220に対して係合させることができる。よって、螺合により雌コネクタ200と連結される雄コネクタ400と比較して、より容易にコネクタ100と雌コネクタ200とを相互に連結させることができる。よって、コネクタ100の操作性を向上させることができる。
より詳細には、図9に示すように、一対のねじ山220のうち、一方のねじ山220の先端側の面(図9における右側の面)は、パッキン60の弾性復元力によって先端側に押圧されて、対応する係合凹部の先端側の面(図9における右側の面)に対して密着していることが好ましい。また、一対のねじ山220のうち、他方のねじ山220の基端側の面(図9における左側の面)は、対応する係合凹部の基端側の面(図9における左側の面)に対して密着していることが好ましい。
また、本実施形態の場合、係合部(本実施形態の場合、係合凹部)がねじ山220に対して係合した状態(図9及び図11参照)から、筒部210がベース部10から遠ざかる方向にコネクタ100と雌コネクタ200とを軸方向において相対的に移動させること(以下、引き抜き操作)により、ねじ山220に対する係合部の係合状態が解除される。
すなわち、螺合によって雌コネクタ200に対して連結される雄コネクタ400と比較して、雌コネクタ200からのコネクタ100の取り外しが容易となる。
より詳細には、雄ルアー15が筒部210の内腔に嵌入した状態(図9参照)から、筒部210がベース部10から遠ざかる方向にコネクタ100と雌コネクタ200とを軸方向において相対的に移動させて、雄ルアー15を筒部210の内腔から抜去すると、ねじ山220に対する係合凹部の係合状態が解除される(図8参照)。
<第2実施形態の変形例1>
次に、図12(a)及び図12(b)を用いて第2実施形態の変形例1を説明する。
本変形例に係るコネクタ100は、以下に説明する点で、上記の第2実施形態に係るコネクタ100と相違しており、その他の点では、上記の第2実施形態に係るコネクタ100と同様に構成されている。なお、図12(a)及び図12(b)においては、フランジ部230の図示を省略している。
図12(a)及び図12(b)に示すように、本変形例の場合、筒状部40の横断面形状が楕円形状であり、楕円形状の短軸方向(図12(a)における上下方向)に一対の係合凹部が配置されている。より詳細には、一対の係合凹部のうち、短軸方向における一方側に一方の係合凹部が配置されており、短軸方向における他方側に他方の係合凹部が配置されている。
一対の係合凹部が一対のねじ山22に対してそれぞれ係合した状態(以下、単に係合状態と称する場合がある)において、楕円形状の長軸方向における筒状部40の両側部40aを互いに近づく方向に押圧することにより、筒状部40が弾性変形して一対のねじ山220に対する一対の係合凹部の係合状態が解除される(図12(b)参照)。
これにより、コネクタ100と雌コネクタ200との連結状態を解除する際に、筒状部40の両端部を互いに近づく方向に押圧し、ねじ山220に対する係合凹部の係合状態を解除した状態で、引き抜き操作を容易に行うことができる。よって、コネクタ100と雌コネクタ200との連結状態をスムーズに解除することができる。
なお、以下の説明において、筒状部40の短軸方向とは、通常状態における楕円形状の短軸方向であり、筒状部40の長軸方向とは、通常状態における楕円形状の長軸方向である。
より詳細には、図12(b)に示すように、楕円形状の長軸方向における筒状部40の両側部40aを互いに近づく方向に押圧することにより、係合状態(図12(a)参照)と比較して、楕円形状の長軸方向(図12(a)の左右方向)における筒状部40の寸法が縮小する一方で、短軸方向(図12(a)の上下方向)における筒状部40の寸法が拡大する(短軸方向外方に向けて拡大する)。すなわち、係合凹部が配置されている方向において、筒状部40の寸法が拡大するので、ねじ山220は対応する係合凹部から抜けやすくなる。なお、図12(b)に示す例では、楕円形状の長軸方向における筒状部40の両側部40aを互いに近づく方向に押圧した状態において、係合凹部に対するねじ山220の係合が完全に解除されているが、本発明はこの例に限らず、当該押圧によって、ねじ山220に対する係合凹部の係合が浅くなる程度に、筒状部40の内径が拡大するように構成されていてもよい。
図12(a)に示すように、筒状部40の内腔の横断面形状も、楕円形状であり、当該楕円形状の短軸方向に一対の係合凹部が配置されている。楕円形状の中心の位置は、筒状部40の軸心の位置と一致している。
また、長軸方向における筒状部40の内径(円相当径)は、例えば、筒部210の外径よりも大きい寸法に設定されている。したがって、一対の係合凹部が一対のねじ山22に対してそれぞれ係合した状態において、筒部210の外周面と筒状部40の両側部40aの内周面との間には、筒状部40の長軸方向に幅広な間隙が形成されている。また、筒状部40の両側部40aにおいて、筒状部40の外周面の曲率半径は、例えば、筒状部40の内周面の曲率よりも大きい。したがって、筒状部40の両側部40aは、局所的に肉薄となっている。これにより、筒部210の外周面と両側部40aの内周面との間の上記間隙の幅寸法(筒状部40の長軸方向における寸法)を十分に確保することができる。そして、当該間隙を十分に確保することによって、筒状部40が、当該筒状部40の長軸方向内方に向けて縮小する余地を十分に確保することができる。よって、筒状部40は、当該筒状部40の短軸方向に両側部40aが互いに近づく方向に押圧された際に、係合凹部が配置されている方向における寸法がより拡大するように弾性変形することができる。よって、一対のねじ山220に対する一対の係合凹部の係合状態をよりスムーズに解除することができる。
更に、図13(a)及び図13(b)に示すように、本変形例の場合、筒状部40の内周面には、筒状部40の先端開口から一対の係合凹部の各々に向けて一対のねじ山220の各々を案内する一対のガイド溝46が形成されている。一対のガイド溝46の各々と対応する係合凹部との境界には、当該係合凹部の方が深くなる段差が形成されている。
これにより、一対のねじ山220を対応する係合凹部に向けて案内しつつ、筒部210を筒状部40に挿入することができるので、本変形例のように、筒状部40の横断面形状が、楕円形状であったとしても、各ねじ山220を対応する係合凹部に対してスムーズに係合させることができる。また、一対のガイド溝46の各々と対応する係合凹部との境界には、当該係合凹部の方が深くなる段差が形成されているので、ねじ山22は対応する当該段差によって良好に係止される。
本変形例の場合、一対のガイド溝46は、筒状部40の楕円形状の短軸方向に配置されており、周方向における係合凹部の位置と対応していることが好ましい。
これにより、軸方向に沿って真っ直ぐ筒状部40を筒部210に対して挿入することによって、各ねじ山220を対応する係合凹部に対してスムーズに係合させることができる。
一対のガイド溝46の各々は、軸方向において、筒状部40の先端面と対応する係合凹部とに亘って形成されている。また、一対のガイド溝46の各々は、例えば、周方向において360度未満周回している。ただし、ガイド溝46は、例えば、周方向において360度周回している1本の溝であってもよい。
各ガイド溝46の各々の基端は、ひとつずつの係合凹部と接続されている。また、一対のガイド溝46は、筒状部40の先端面において開口しており、当該開口を介してガイド溝46にねじ山220が挿入される。
更に、図13(a)に示すように、本変形例の場合、ガイド溝46は、例えば、筒状部40の先端側に向けて深くなる形状に形成されている。より詳細には、一対のガイド溝46は、係合凹部と同様に、筒状部40の内周面から径方向外側に窪んだ溝であり、深さとは、筒状部40の内周面を基準とした径方向外側に向けた深さである。
これにより、押し込み操作及び引き抜き操作をスムーズに行うことができる。更には、ガイド溝46は、筒状部40の基端側に向けて浅くなる形状に形成されているので、各ガイド溝46と対応する係合凹部との境界の段差の高さ(径方向における寸法)を十分に確保することができ、各係合凹部と対応するねじ山220との係合状態をより確実に維持させることができる。
また、周方向におけるガイド溝46の寸法は、先端側に向けて幅広となっていてもよい。これにより、ガイド溝46の先端側の開口幅(周方向における寸法)を十分に確保できるので、一対のねじ山220をそれぞれ対応するガイド溝46によりスムーズに挿入することができる。
<第2実施形態の変形例2>
次に、図14(a)及び図14(b)を用いて第2実施形態の変形例2を説明する。
本変形例に係るコネクタ100は、以下に説明する点で、上記の第2実施形態に係るコネクタ100と相違しており、その他の点では、上記の第2実施形態及に係るコネクタ100と同様に構成されている。なお、図14(a)及び図14(b)においては、フランジ部230の図示を省略している。
本変形例の場合、コネクタ100は、筒状部40の外周面に形成されており、使用者に押圧操作される一対の突起部48を有する。
一対の突起部48は、例えば、筒状部40の周方向において、互いに対極の位置に配置されているとともに、筒状部40の周方向において、各突起部48は、一対の係合凹部の各々の配置領域どうしの中間位置に配置されている。
一対の係合凹部が一対のねじ山220に対してそれぞれ係合した状態(図14(a)参照)において、一対の突起部48を互いに近づく方向に押圧することにより、筒状部40が弾性変形して一対のねじ山220に対する一対の係合凹部の係合状態が解除される。
このような構成によれば、コネクタ100と雌コネクタ200との連結状態を解除する際に、一対の突起部48を互いに近づく方向に押圧し、ねじ山220に対する係合凹部の係合状態を解除した状態で、引き抜き操作を容易に行うことができる。よって、コネクタ100と雌コネクタ200との連結状態をスムーズに解除することができる。よって、コネクタ100と雌コネクタ200との連結状態をスムーズに解除することができる。
また、本実施形態の場合、筒状部40の横断面形状は、例えば、円形状となっているが、一対の突起部48が筒状部40に形成されているので、使用者は、筒状部40における押圧箇所を容易に認識することができる。
本変形例の場合、一対の係合凹部が一対のねじ山220に対してそれぞれ係合した状態(図14(a)参照)において、筒部210の外周面と筒状部40の内周面との間には、径方向における空隙が形成されており、当該空隙と対応する位置に一対の突起部48が配置されている。
より詳細には、筒状部40の内腔の横断面形状は、例えば、楕円形状であり、当該楕円形状の短軸方向に一対の係合凹部が配置されており、当該楕円形状の長軸方向に一対の突起部48が配置されている。
図14(b)に示すように、一対の突起部48を互いに近づく方向に押圧することにより、係合状態(図14(a)参照)と比較して、内腔の長軸方向において、筒状部40の内腔の寸法が縮小する(長軸方向内方に向けて縮小する)一方で、当該内腔の短軸方向における寸法が拡大する形状に弾性変形する(短軸方向外方に向けて拡大する)。これにより、係合状態と比較して、筒状部40の内径が、一対の係合凹部(ねじ山220)が配置されている方向において拡大する。これにより、一対のねじ山220は、対応する係合凹部から抜けやすくなる。なお、図14(b)に示す例では、一対の突起部48を互いに近づく方向に押圧した状態において、係合凹部に対するねじ山220の係合が完全に解除されているが、本発明はこの例に限らず、当該押圧によって、ねじ山220に対する係合凹部の係合が浅くなる程度に、筒状部40の内径が拡大するように構成されていてもよい。
一対の係合凹部が一対のねじ山220に対してそれぞれ係合した状態(図14(a)参照)において、楕円形状の長軸方向における筒状部の両側部40aを互いに近づく方向に押圧すると、筒状部40は、一対の係合凹部どうしが径方向において互いに離間する方向に弾性変形する。すなわち、各係合凹部は、対応するねじ山220に対して相対的に径方向外側に移動する。これにより、図14(b)に示すように、各係合凹部の内周面と対応するねじ山220の外周面とが互いに離間し、一対のねじ山220に対する一対の係合凹部の係合状態が解除される。
<第2実施形態の変形例3>
次に、図15(a)及び図15(b)を用いて第2実施形態の変形例3を説明する。
本変形例に係るコネクタ100は、以下に説明する点で、上記の第2実施形態及びその変形例1、2に係るコネクタ100と相違しており、その他の点では、上記の第2実施形態の変形例1、2に係るコネクタ100と同様に構成されている。なお、図15(a)及び図15(b)においては、フランジ部230の図示を省略している。
図15(a)及び図15(b)に示すように、本変形例の場合、第2実施形態の変形例1と同様に、筒状部40の横断面形状が楕円形状である。更に、第2実施形態の変形例2と同様に、筒状部40は、一対の係合凹部の各々の配置領域どうしの中間位置(本変形例の場合、楕円形状の長軸方向)に配置されている一対の突起部48を有する。
このような構成によれば、一対の突起部48が筒状部40の楕円形状の長軸方向に配置されているので、使用者は、筒状部40における押圧箇所を容易に認識することができる。
<第2実施形態の変形例4>
次に、図16及び図17を用いて第2実施形態の変形例4を説明する。
本変形例に係るコネクタ100は、以下に説明する点で、上記の第1実施形態及び変形例1~3に係るコネクタ100と相違しており、その他の点では、上記の第1実施形態及び変形例1~3に係るコネクタ100と同様に構成されている。
本変形例の場合、図16及び図17に示すように、パッキン60は、筒部210の内周面に対して周回状に密着する。
このような構成によっても、コネクタ100と雌コネクタ200とを相互に液密に連結させることができる。
より詳細には、本実施形態の場合、パッキン60が配置される溝部は、軸方向における雄ルアー15の外周面の中央部に配置されており、パッキン60は、雄ルアー15の外周面の中央部に配置されている。
図17に示すように、雄ルアー15が筒部210の内腔に嵌入している状態において、パッキン60は、雄ルアー15の外周面と筒部210の内周面とによって押し潰された状態となっており、当該雄ルアー15の外周面と筒部210の当該内周面との各々に対して周回状に密着している。
<第2実施形態の変形例5>
次に、図18を用いて第2実施形態の変形例5を説明する。
本変形例に係るコネクタ100は、以下に説明する点で、上記の第1及び第2実施形態とその変形例1~4に係るコネクタ100と相違しており、その他の点では、上記の第1及び第2実施形態とその変形例1~4に係るコネクタ100と同様に構成されている。
本変形例の場合、図18に示すように、コネクタ100が備える雄ルアー15は軟質樹脂により構成されており、当該雄ルアー15が筒部210の内腔に嵌入した状態において、筒部210の内周面に対して当該雄ルアー15の外周面が周回状に液密に密着する。
このような構成によれば、筒部210の内腔と連通内腔30との間の液密をより確実に確保することができる。
より詳細には、図18に示すように、ベース部10と雄ルアー15とは、互いに別体に成形されている。
雄ルアー15は、例えば、先端側に向けて僅かに縮径している円筒状に形成されている。雄ルアー15の内径は、例えば、ベース部10の先端部の内径と略同等の寸法に設定されており、雄ルアー15は当該ベース部10の先端部の内腔に嵌入している。ベース部10の内腔において、雄ルアー15の基端は、送液チューブ310の先端に対して当接しており、雄ルアー15の内腔と送液チューブ310の内腔とは相互に連通している。
図18に示すように、雄ルアー15が筒部210の内腔に嵌入している状態において、雄ルアー15の一部分は、筒部210の基端によって締め付けられて径方向内側に僅かに圧縮状態となっている(弾性変形している)。これにより、筒部210の内周面に対して当該雄ルアー15の外周面が周回状に液密に密着する。また、本変形例の場合も、パッキン60は、雄ルアー15の基端の周囲を囲んでおり、当該パッキン60は、ベース部10の先端面11と筒部210の先端面との各々に対して周回状に液密に密着する。すなわち、雄ルアー15の外周面と筒部210の内周面との間の液密を確保することができるとともに、ベース部10の先端面11と筒部210の先端面との間の液密も確保することができるので、より確実に、コネクタ100と雌コネクタ200とを相互に液密に連結させることができる。
〔第3実施形態〕
次に、図19から図21を用いて第3実施形態を説明する。
本実施形態に係るコネクタ100は、以下に説明する点で、上記の第2実施形態と各変形例に係るコネクタ100と相違しており、その他の点では、上記の第2実施形態とその各変形例に係るコネクタ100と同様に構成されている。
本実施形態の場合、少なくとも筒状部40は軟質樹脂により構成されており、ベース部10及び筒状部40の周囲を覆う筒状のカバー部70を更に備えている。
カバー部70はベース部10及び筒状部40に対して相対的に軸方向に移動可能であり、係合部42(本実施形態の場合、係合凹部)がねじ山220に対して係合した状態で、ベース部10及び筒状部40に対して相対的にカバー部70を先端側に移動させて、カバー部70によりねじ山220及び係合部42の配置領域を覆わせることにより、カバー部70により筒状部40が拘束されて、ねじ山220に対する係合部42の係合状態が保持される(図21参照)
また、カバー部70がねじ山220及び係合部42の配置領域を覆わない状態(図19及び図20参照)では、係合部42がねじ山220に対して係合した状態から、筒部210がベース部10から遠ざかる方向に当該コネクタ100と雌コネクタ200とを軸方向において相対的に移動させることにより、ねじ山220に対する係合部42の係合状態が解除される(図19参照)。
これにより、より確実に、コネクタ100と雌コネクタ200とが互いに液密に連結された状態を維持することができる。また、螺合によって雌コネクタ200と連結されている雄コネクタ400と比較して、より容易に、コネクタ100と雌コネクタ200との連結状態を解除することができる。
また、本実施形態の場合、筒状部40が軟質樹脂により構成されているため、一対のガイド溝46を有していない場合でも、筒部210を筒状部40にスムーズに挿入することができる。
本実施形態の場合、図19等に示すように、筒状部40の先端側の部分の外径及び内径は、それぞれ軸方向における位置にかかわらず一定となっている一方で、筒状部40の基端側の部分の外径及び内径は、それぞれ基端側に向けて徐々に縮径している。筒状部40の基端の外径は、ベース部10の先端の外径と同等の寸法に設定されている。
カバー部70は、例えば、一方に長尺な円筒状に形成されており、筒状部40と同軸に配置されている。
カバー部70の先端部の外径は、例えば、軸方向における位置にかかわらず略一定となっている。一方、カバー部70における先端部よりも基端側の部分の外径は、基端側に向けて徐々に縮径している。
カバー部70の内腔は、例えば、図20に示すように、筒状部40が収容される第1収容領域71と、送液チューブ310の先端部が挿通される第2収容領域72と、を含む。
第1収容領域71は、筒状部40及びベース部10を含む外形形状(外径)と合致する形状(内径)に設定されている。したがって、第1収容領域71の先端部(筒状部40の先端側の部分と対応する部分)及び基端部(ベース部10)の各々の内径は、軸方向における位置にかかわらず一定となっており、軸方向における第1収容領域71の中間部(筒状部40の基端側の部分と対応する部分)の内径は、基端側に向けて徐々に縮径している。カバー部70によりねじ山220及び係合凹部の配置領域を覆われている状態において、カバー部70の先端面と筒状部40の先端面とは互いに面一に配置されている。
第2収容領域72の内径は、例えば、送液チューブ310の外径と略同等の寸法に設定されている。第2収容領域72において、送液チューブ310は、カバー部70に対して軸方向に摺動可能に挿通される。
また、第2収容領域72の内径は、第1収容領域71の基端の内径よりも小さい寸法に設定されており、第2収容領域72と第1収容領域71との境界部には段差面73が形成されている。カバー部によりねじ山及び係合部42の配置領域を覆われている状態において、この段差面73とベース部10の基端面とは互いに面接触している。これにより、軸方向において、カバー部70の先端が筒状部40の先端よりも先端側に移動することが規制されている。
なお、本実施形態の場合も、第1及び2実施形態と同様に、コネクタ100は、筒部210の内腔に嵌入する中空の雄ルアー15を備えていてもよい。
〔第4実施形態〕
次に、図22(a)から図23(b)を用いて第4実施形態を説明する。なお、図22(a)は、筒部210が筒状部40に挿入されており、当該筒部210は、係合凹部よりも先端側に位置している状態を示している。また、図22(a)においては、雌コネクタ200を選択的に側面図で示している。
本実施形態に係るコネクタ100は、以下に説明する点で、上記の第2及び第3実施形態及び各変形例に係るコネクタ100と相違しており、その他の点では、上記の第2及び第3実施形態及び各変形例に係るコネクタ100と同様に構成されている。
本実施形態の場合、図22(a)から図23(b)に示すように、ねじ山220における基端側の端部が係合凹部に達するまで筒部210を筒状部40に挿入した状態で、当該コネクタ100と雌コネクタ200とを軸周りにおいて90度以下の角度範囲で相対的に回転させることにより、係合凹部とねじ山220とが係合するとともに筒状部40とベース部10とが更に近づき、当該コネクタ100と雌コネクタ200とが相互に液密に連結される。
一方、上述のように、雄コネクタ400の場合、雄コネクタ400と雌コネクタ200とを軸周りにおいて180度以上の角度範囲で相対的に回転させることにより、雄コネクタ400と雌コネクタ200とが螺合する。
したがって、本実施形態によれば、雄コネクタ400と比較して、容易な操作によって、コネクタ100と雌コネクタ200とを相互に液密に連結させることができる。
より詳細には、本実施形態の場合、ねじ山220における基端側の端部が係合凹部に達するまで筒部210を筒状部40に挿入した状態で、当該コネクタ100と雌コネクタ200とを軸周りにおいて90度以下の角度範囲で相対的に回転させることにより、筒部210は筒状部40に対して相対的に基端側に螺進し、各ねじ山220は、周方向に移動する。この移動の過程において、ねじ山220における基端側の端部の一部分が、係合凹部の内部に入り込み、ねじ山220における先端側の端部が係合凹部の先端側の面に対して接触する。そして、筒部210が更に基端側に螺進することによって、ねじ山220の全体が対応する係合凹部の内部に入り込むと、ねじ山220における先端側の端部が係合凹部の先端側の面に対して密着した状態となり、一対のねじ山220は当該係合凹部の先端側の面によって基端側に押圧される。これにより、雄ルアー15が筒部210の内腔により深く嵌入し、雄ルアー15の外周面と筒部210の内周面との間の液密が確保される。
更に、図22(a)及び図22(b)に示すように、本実施形態の場合、第2実施形態の変形例1と同様に、筒状部40の内周面には、筒状部40の先端開口から一対の係合凹部の各々に向けて一対のねじ山220の各々を案内する一対のガイド溝46が形成されている。
ただし、本実施形態の場合、一対のガイド溝46は、筒状部40の周方向において、一対の係合凹部の各々の配置領域どうしの中間位置に配置されている。したがって、図22(a)及び図22(b)に示すように、筒部210は、周方向において各ねじ山220が、一対の係合凹部の各々の配置領域どうしの中間位置に配置されるように位置合わせされた状態で、筒状部40に挿入される。そして、ねじ山220における基端側の端部が係合凹部に達するまで筒部210を筒状部40に挿入し、当該コネクタ100と雌コネクタ200とを軸周りにおいて90度以下の角度範囲で相対的に回転させることにより、ねじ山220は、ガイド溝46の内部から係合凹部の内部に移動する(図23(a)及び図23(b)参照)。
なお、本実施形態の場合、コネクタ100は、例えば、雄ルアー15の代わりに、上述のパッキン60を備えていてもよい。この場合、パッキン60によって。連通内腔30と筒部210の内腔とが互いに液密に連通している。
また、本実施形態の場合、例えば、ねじ山220における基端側の端部が対応するガイド溝46の先端側の端面に当接するまで筒部210を筒状部40に挿入した状態で、当該コネクタ100と雌コネクタ200とを軸周りにおいて90度以下の角度範囲で相対的に回転させることにより、係合凹部とねじ山220とが係合するように構成されていてもよい。
〔第5実施形態〕
次に、図24から図27(b)を用いて第5実施形態を説明する。なお、図26(a)及び図26(b)は、筒部210が筒状部40に挿入されており、当該筒部210は、係合凹部よりも先端側に位置している状態を示している。
本実施形態に係るコネクタ100は、以下に説明する点で、上記の第1~4実施形態とその変形例に係るコネクタ100と相違しており、その他の点では、上記の第1~4実施形態とその変形例に係るコネクタ100と同様に構成されている。
図24、図25(a)及び図25(b)に示すように、本実施形態の場合、係合部42は、筒状部40の内周面に対して相対的に径方向内向きに弾性的に付勢されている。
筒部210を筒状部40に挿入した状態で、筒部210がベース部10に近づく方向にコネクタ100と雌コネクタ200とを軸方向において相対的に移動させる際には、係合部42は、ねじ山220により押されて付勢に抗して筒状部40の内周面に対して相対的に径方向外向きに移動した後、付勢に従って径方向内向きに移動してねじ山220に対して係合する。
更に、筒状部40の外側には、係合部42を付勢に抗して筒状部40の内周面に対して相対的に径方向外向きに移動させる操作(以下、開操作と称する場合がある)を受け付ける操作部80が設けられている。
係合部42がねじ山220に対して係合した状態(図24参照)から、操作部80に対する操作により係合部42が筒状部40の内周面に対して相対的に径方向内向きに移動すると、ねじ山220に対する係合部42の係合状態が解除され(図25(a)参照)、その状態で筒部210がベース部10から遠ざかる方向に当該コネクタ100と雌コネクタ200とを軸方向において相対的に移動させることにより(図25(b)参照)、筒部210を筒状部40から抜去可能である。
より詳細には、係合部42は、例えば、筒状部40の内周面から径方向内向きに突出する方向に弾性的に付勢されているとともに、弾性力に抗して径方向外向きに没することが可能となっている。筒状部40の外側には、係合部42を径方向外向きに没せしめる操作を受け付ける操作部80が設けられている。
図24等に示すように、操作部80は、例えば、軸方向に延在している延在部81と、延在部81を筒状部40に対して弾性的に揺動可能に連結している連結部82と、を有する。延在部81において連結部82よりも基端側の部分は、使用者による操作を受け付ける押圧部83となっている。
押圧部83を押圧する操作(操作部80に対する操作)によって、延在部81は、当該延在部81と接続されている連結部82との境界部を軸として、延在部81の先端部と筒状部40の外周面との距離が遠ざかる方向に弾性復元力に抗して揺動可能である。
また、本実施形態の場合、図27(a)及び図27(b)に示すように、軸方向に視た係合部42の形状は、例えば、円弧状に形成されている。周方向における係合部42の中央部の外周縁は、例えば、延在部81の内面と接続されている。係合部42は、延在部81と接続されている連結部82との境界部を軸として、延在部81と一体的に揺動することにより、筒状部40の内周面に対して相対的に径方向内向き又は径方向外向きに移動可能となっている。
係合部42の内周縁の内径(円相当径)は、例えば、筒状部40(ただし一対のねじ山220は除く)の内径と略同等又は当該寸法よりも大きい寸法に設定されている。
更に、図24、図25(a)及び図25(b)に示すように、筒状部40には、例えば、周方向に延在したスリット部88が形成されており、当該スリット部88によって、係合部42は、筒状部40の内周面に対して相対的に径方向外向き又は径方向内向きに移動することができる。
本実施形態の場合、コネクタ100と雌コネクタ200とを相互に連結させる際には、先ず、筒部210がベース部10に近づく方向にコネクタ100と雌コネクタ200とを軸方向において相対的に移動させる押し込み操作を行う。この際に、係合部42は、一対のねじ山220のうちのいずれか一方のねじ山220によって、係合部42が押されることにより、係合部42と接続されている操作部80(延在部81)は、当該延在部81の先端部と筒状部40の外周面との距離が遠ざかる方向に揺動する(弾性変形する)。そして、係合部42は、径方向外向きに没し、ねじ山220に対して乗り上げた状態となる。続いて、ねじ山220に対する係合部42の乗り上げが解消されるまで更に押し込み操作を行うと、操作部80は弾性復元する。この弾性復力によって、係合部42は、弾性的に径方向内向きに突出してねじ山220に対して係合する。
図24に示すように、この状態において、一対のねじ山220の各々は、軸方向において、係合部42よりも基端側に配置されている。また、図27(a)及び図27(b)に示すように、軸方向に視たときに、係合部42の内周縁部の一部分は、一対のねじ山220のうち一方の一対のねじ山220と重なり合っている。より詳細には、係合部42の先端部(突出方向における先端)は、周方向において操作部80が設けられている側に配置されているねじ山220(以下、単に他方のねじ山220)と重なり合っている。また、図25に示す例では、係合部42の内周面の一部分は、筒部210の外周面における他方のねじ山220の形成領域の近傍且つ当該ねじ山220よりも先端側の部分に対して当接している。このようにして、係合部42は、ねじ山220に対して係合している。
また、コネクタ100と雌コネクタ200との連結を解除する際には、図25(b)に示すように、例えば、操作部80に対する操作により、延在部81の先端部と筒状部40の外周面との距離が遠ざかる方向に弾性復元力に抗して揺動させることによって、係合部42を、筒状部40の内周面に対して相対的に径方向外向きに移動させることができる(開操作を行うことができる)。この状態において、軸方向に視たときに、係合部42の内周面は、筒部210の外周面から離間している。すなわち、ねじ山220に対する係合部42の係合状態が解除されている。そして、筒部210がベース部10から遠ざかる方向に当該コネクタ100と雌コネクタ200とを軸方向において相対的に移動させることにより、筒部210を筒状部40から抜去することができる。
このように、本実施形態の場合、筒部210を筒状部40に挿入した状態で、筒部210がベース部10に近づく方向に当該コネクタ100と雌コネクタ200とを軸方向において相対的に移動させる際には、係合部42は、ねじ山により押されて径方向外向きに没した後、弾性的に径方向内向きに突出してねじ山220に対して係合する。
係合部42がねじ山220に対して係合した状態から、操作部80に対する操作により係合部42が径方向外向き没すると、ねじ山220に対する係合部42の係合状態が解除され(図25(a)参照)、その状態で筒部210がベース部10から遠ざかる方向にコネクタ100と雌コネクタ200とを軸方向において相対的に移動させることにより(図25(b)参照)、筒部210を筒状部40から抜去可能である。
ここで、本実施形態の場合、図26(b)に示すように、筒状部40の内腔の横断面形状は、雌コネクタ200の筒部210及び一対のねじ山220を含む部分を軸方向に視た形状と合致する形状となっている。
これにより、筒部210を筒状部40に挿入する際に、周方向における一対のねじ山220の位置合わせすることができる。よって、一対のねじ山220のうち少なくとも一方のねじ山220が、筒状部40の内腔における係合部42と対応した部位に配置されるようにできる。
なお、本実施形態の場合、コネクタ100は、必ずしも操作部80を備えていなくてもよい。この場合、例えば、筒部210がベース部10から遠ざかる方向にコネクタ100と雌コネクタ200とを軸方向において相対的に移動させる際に、係合部42が、ねじ山220により押されて付勢に抗して筒状部40の内周面に対して相対的に径方向外向きに移動することによって、ねじ山220に対する係合部42の係合状態が解除されるように構成されている。
<第5実施形態の変形例>
次に、図28から図30(b)を用いて第5実施形態の変形例を説明する。
本実施形態に係るコネクタ100は、以下に説明する点で、上記の第5実施形態に係るコネクタ100と相違しており、その他の点では、上記の第5実施形態に係るコネクタ100と同様に構成されている。
本変形例の場合、コネクタ100は、筒状部40の周方向において互いに異なる位置に配置されている一対の係合部42を有する。
これにより、周方向における2箇所において、各係合部42がねじ山220に対して係合する構成となるので、コネクタ100と雌コネクタ200とが互いに連結された状態を、より確実に維持することができる。
より詳細には、図28から図30(a)等に示すように、第5実施形態における操作部80と同様に構成されている一対の操作部80が、筒部210の軸心を基準として、互いに180度回転対称の位置に配置されている。同様に、第5実施形態における係合部42と同様にそれぞれ構成されている一対の係合部42が、筒部210の軸心を基準として、互いに180度回転対称の位置に配置されている。各係合部42が、ひとつずつのねじ山220に対して係合している。
〔第6実施形態〕
次に、図31(a)から図32(b)を用いて第6実施形態を説明する。なお、図32(a)及び図32(b)においては、雌コネクタ200の外形形状を二点鎖線で図示している。
本実施形態に係るコネクタ100は、以下に説明する点で、上記の第5実施形態に係るコネクタ100と相違しており、その他の点では、上記の第5実施形態に係るコネクタ100と同様に構成されている。
本実施形態の場合、係合部42は、筒状部40の内周面に対して相対的に径方向外向きに弾性的に付勢されている。筒部210を筒状部40に挿入した状態で、筒部210がベース部10に近づく方向に当該コネクタ100と雌コネクタ200とを軸方向において相対的に移動させる際(上記押し込み操作を行う際)には、係合部42は、ねじ山220により押されて付勢に抗して筒状部40の内周面に対して相対的に径方向内向きに移動した後、付勢に従って径方向外向きに移動してねじ山220に対して係合する。
更に、筒状部40の外側には、係合部42を付勢に抗して筒状部40の内周面に対して相対的に径方向内向きに移動させる操作(以下、開操作と称する場合がある)を受け付ける操作部80が設けられている。
係合部42がねじ山220に対して係合した状態(図31(a)参照)から、操作部80に対する操作により係合部42が筒状部40の内周面に対して相対的に径方向内向きに移動すると、ねじ山220に対する係合部42の係合状態が解除され(図31(b)参照)、その状態で筒部210がベース部10から遠ざかる方向に当該コネクタ100と雌コネクタ200とを軸方向において相対的に移動させることにより、筒部210を筒状部40から抜去可能である。
より詳細には、本実施形態の場合、操作部80は、使用者による操作を受け付ける押圧部83と、押圧部83を筒状部40の外周面に対して弾性的に揺動可能に連結している連結部82と、を有する。
押圧部83を押圧する操作(操作部80に対する操作)によって、押圧部83は、筒状部40の外周面と連結部82との境界部を軸として、押圧部83と筒状部40の外周面との距離が近づく方向に弾性復元力に抗して揺動可能である。
図31(a)から図32(b)に示すように、係合部42は、平板状に形成されており、その板面は軸方向に対して直交している。係合部42の中央部には、当該係合部42を厚み方向に貫通している開口部87が形成されている。軸方向に視た開口部87の形状は、例えば、押圧部83側に向けて凸の略半円形状と、押圧部83側とは反対側に向けて凸の略半円形状と、を含む形状になっており、押圧部83側に向けて凸の略半円形状の内径(円相当径)は、押圧部83側とは反対側に向けて凸の略半円形状の内径(円相当径)よりも大きい寸法に設定されている。
また、図32(b)に示すように、係合部42の開口部87の開口幅は、一対のねじ山220を含む雌コネクタ200が通過可能な大きさに設定されている。
係合部42は、例えば、押圧部83と接続されている。係合部42は、押圧部83と一体的に揺動することにより、筒状部40の内周面に対して相対的に径方向内向き又は径方向外向きに移動可能となっている。
更に、図31(a)及び図31(b)に示すように、筒状部40には、例えば、周方向に延在したスリット部88が形成されており、当該スリット部88によって、係合部42は、筒状部40の内周面に対して相対的に径方向外向き又は径方向内向きに移動することができる。
本実施形態の場合、コネクタ100と雌コネクタ200とを相互に連結させる際には、先ず、筒部210がベース部10に近づく方向にコネクタ100と雌コネクタ200とを軸方向において相対的に移動させる押し込み操作を行う。この際に、一対のねじ山220のうちのいずれか一方のねじ山220によって、係合部42が押されることにより、係合部42と接続されている操作部80(押圧部83)は、押圧部83と筒状部40の外周面との距離が近づく方向に揺動する(弾性変形する)。そして、係合部42は径方向内向きに没し、ねじ山220は係合部42に対して乗り上げた状態となる。続いて、係合部42に対するねじ山220の乗り上げが解消されるまで更に押し込み操作を行うと、操作部80は弾性復元する。この弾性復力によって、係合部42は、弾性的に径方向外向きに突出してねじ山220に対して係合する。
図31に示すように、この状態において、係合部42の開口部87に筒部210が挿通されており、一対のねじ山220の各々は、軸方向において、係合部42よりも基端側に配置されている。
また、図32(a)に示すように、軸方向に視たときに、係合部42の一部分は、一対のねじ山220のうち一方の一対のねじ山220と重なり合っている。より詳細には、係合部42の先端部(突出方向における先端)は、周方向において操作部80が設けられている側とは反対側に配置されているねじ山220(以下、単に他方のねじ山220)と重なり合っている。また、図32に示す例では、係合部42の内周面(開口部87の内周面)の一部分は、筒部210の外周面における他方のねじ山220の形成領域の近傍且つ当該ねじ山220よりも先端側の部分に対して当接している。このようにして、係合部42は、ねじ山220に対して係合している。
また、コネクタ100と雌コネクタ200との連結を解除する際には、図31(b)及び図32(a)に示すように、例えば、操作部80に対する操作によって、押圧部83と筒状部40の外周面との距離が近づく方向に弾性復元力に抗して揺動させることによって、係合部42を、筒状部40の内周面に対して相対的に径方向内向きに移動させることができる(開操作を行うことができる)。この状態において、図32(b)に示すように、軸方向に視たときに、一対のねじ山220を含む筒部210の全体が、係合部42の開口部87の形成領域よりも内側に位置している。また、係合部42の内周面(開口部87の内周面)は、筒部210の外周面から離間している。そして、筒部210がベース部10から遠ざかる方向に当該コネクタ100と雌コネクタ200とを軸方向において相対的に移動させることにより、筒部210を筒状部40から抜去することができる。
本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的が達成される限りにおける種々の変形、改良等の態様も含む。
例えば、第2実施形態においては、コネクタ100は、筒状部40と雄ルアー15とを有する例を説明したが、本発明はこの例に限らず、例えば、コネクタ100は、雄ルアー15を備えていなくてもよい。この場合、例えば、筒状部40の内腔の横断面形状は、雌コネクタ200の筒部210及び一対のねじ山220を含む部分を軸方向に視た形状と合致する形状となっているとともに、当該内腔は、基端側に向けて徐々に幅狭となっていることが好ましい。そして、ねじ山220が筒状部40の内周面に密着する状態となるまで、筒部210を筒状部40に挿入することによって、コネクタ100と雌コネクタ200とを相互に液密に連結させることができる。
本実施形態は以下の技術思想を包含する。
(1)ISO 80369-3に準拠する雌コネクタに対して着脱可能に連結されるコネクタであって、
前記雌コネクタは、筒部と、前記筒部の外周面に形成されている一対のねじ山と、を備え、
当該コネクタは、
送液チューブの先端部が差し込み固定されるベース部と、
前記雌コネクタと連結される連結部と、
を備えているとともに、
少なくとも前記ベース部を軸方向に貫通していて前記送液チューブの内腔と前記筒部の内腔とを相互に連通させる連通内腔を有し、
前記連通内腔の内径が、ISO 80369-3に準拠する雄コネクタの雄ルアーの内径よりも大きいコネクタ。
(2)前記ベース部の先端面から先端側に向けて突出しているとともに、外径が先端側に向けて縮小しており、前記筒部の内腔に嵌入する中空の雄ルアーを備え、
当該雄ルアーが前記連結部の少なくとも一部分を構成しており、
当該雄ルアーの内腔が、前記連通内腔の一部分を構成しており、
当該雄ルアーの内径が、ISO 80369-3に準拠する雄コネクタの雄ルアーの内径よりも大きい(1)に記載のコネクタ。
(3)当該コネクタが備える前記雄ルアーの全長が、ISO 80369-3に準拠する雄コネクタの雄ルアーの全長よりも短い(2)に記載のコネクタ。
(4)当該コネクタが備える前記雄ルアーの内径は、当該雄ルアーの基端側に向けて拡径している(2)又は(3)に記載のコネクタ。
(5)前記筒部の内腔は、第1テーパー角度で奥に向けて縮径している第1領域と、前記第1テーパー角度よりも急角度の第2テーパー角度で奥に向けて縮径している第2領域と、を含み、
当該コネクタが備える前記雄ルアーは、その先端が前記第2領域に到達する突出長に設定されている(2)から(4)のいずれか一項に記載のコネクタ。
(6)前記ベース部の前記先端面が、当該コネクタにおいて前記雄ルアーよりも径方向外方に位置する部分の最先端部となっている(2)から(5)のいずれか一項に記載のコネクタ。
(7)前記ベース部の先端部から先端側に向けて突出している筒状部を備え、
前記筒状部は、前記ねじ山と係合する係合部を有し、
前記係合部が前記連結部の少なくとも一部分を構成している(1)から(5)のいずれか一項に記載のコネクタ。
(8)前記係合部は、前記筒状部の内周面に形成されている係合凹部である(7)に記載のコネクタ。
(9)前記筒状部の周方向において互いに対極の位置に配置されている一対の前記係合凹部を有する(8)に記載のコネクタ。
(10)前記筒状部の内周面には、前記筒状部の先端開口から前記一対の係合凹部の各々に向けて前記一対のねじ山の各々を案内する一対のガイド溝が形成されており、
前記一対のガイド溝の各々と、対応する前記係合凹部と、の境界には、当該係合凹部の方が深くなる段差が形成されている(9)に記載のコネクタ。
(11)前記ガイド溝は、前記筒状部の先端側に向けて深くなる形状に形成されている(10)に記載のコネクタ。
(12)前記筒部が前記ベース部に近づく方向に当該コネクタと前記雌コネクタとを軸方向において相対的に移動させることにより、前記筒状部が前記筒部の周囲を囲むとともに、前記係合部が前記ねじ山に対して係合した状態となる(7)から(11)のいずれか一項に記載のコネクタ。
(13)前記係合部が前記ねじ山に対して係合した状態から、前記筒部が前記ベース部から遠ざかる方向に当該コネクタと前記雌コネクタとを軸方向において相対的に移動させることにより、前記ねじ山に対する前記係合部の係合状態が解除される(12)に記載のコネクタ。
(14)前記筒状部の外周面に形成されており、使用者に押圧操作される一対の突起部を有し、
前記一対の突起部は、前記筒状部の周方向において、互いに対極の位置に配置されているとともに、前記筒状部の周方向において、各突起部は、前記一対の係合凹部の各々の配置領域どうしの中間位置に配置されており、
前記一対の係合凹部が前記一対のねじ山に対してそれぞれ係合した状態において、前記一対の突起部を互いに近づく方向に押圧することにより、前記筒状部が弾性変形して前記一対のねじ山に対する前記一対の係合凹部の係合状態が解除される(12)に記載のコネクタ。
(15)前記筒状部の横断面形状が楕円形状であり、
前記楕円形状の短軸方向に前記一対の係合凹部が配置されており、
前記一対の係合凹部が前記一対のねじ山に対してそれぞれ係合した状態において、前記楕円形状の長軸方向における前記筒状部の両側部を互いに近づく方向に押圧することにより、前記筒状部が弾性変形して前記一対のねじ山に対する前記一対の係合凹部の係合状態が解除される(12)に記載のコネクタ。
(16)少なくとも前記筒状部は軟質樹脂により構成されており、
前記ベース部及び前記筒状部の周囲を覆う筒状のカバー部を更に備え、
前記カバー部は前記ベース部及び前記筒状部に対して相対的に軸方向に移動可能であり、
前記係合部が前記ねじ山に対して係合した状態で、前記ベース部及び前記筒状部に対して相対的に前記カバー部を先端側に移動させて、前記カバー部により前記ねじ山及び前記係合部の配置領域を覆わせることにより、前記カバー部により前記筒状部が拘束されて、前記ねじ山に対する前記係合部の係合状態が保持され、
前記カバー部が前記ねじ山及び前記係合部の配置領域を覆わない状態では、前記係合部が前記ねじ山に対して係合した状態から、前記筒部が前記ベース部から遠ざかる方向に当該コネクタと前記雌コネクタとを軸方向において相対的に移動させることにより、前記ねじ山に対する前記係合部の係合状態が解除される(12)に記載のコネクタ。
(17)前記ねじ山における基端側の端部が前記係合凹部に達するまで前記筒部を前記筒状部に挿入した状態で、当該コネクタと前記雌コネクタとを軸周りにおいて90度以下の角度範囲で相対的に回転させることにより、前記係合凹部と前記ねじ山とが係合するとともに前記筒状部と前記ベース部とが更に近づき、当該コネクタと前記雌コネクタとが相互に液密に連結される(9)から(11)のいずれか一項に記載のコネクタ。
(18)前記ベース部の先端面から先端側に向けて突出しているとともに、外径が先端側に向けて縮小しており、前記筒部の内腔に嵌入する中空の雄ルアーを備え、
前記筒状部は、当該雄ルアーの周囲を囲んでおり、
当該雄ルアーが前記係合部とともに前記連結部を構成している(7)から(17)のいずれか一項に記載のコネクタ。
(19)当該コネクタが備える前記雄ルアーの先端が前記筒状部の先端よりも基端側に位置している(18)に記載のコネクタ。
(20)当該コネクタが備える前記雄ルアーは軟質樹脂により構成されており、
当該雄ルアーが前記筒部の内腔に嵌入した状態において、前記筒部の内周面に対して当該雄ルアーの外周面が周回状に液密に密着する(18)又は(19)に記載のコネクタ。
(21)前記係合部は、前記筒状部の内周面に対して相対的に径方向内向き又は径方向外向きに弾性的に付勢されており、
前記筒部を前記筒状部に挿入した状態で、前記筒部が前記ベース部に近づく方向に当該コネクタと前記雌コネクタとを軸方向において相対的に移動させる際には、前記係合部は、前記ねじ山により押されて前記付勢に抗して前記筒状部の内周面に対して相対的に径方向外向き又は径方向内向きに移動した後、前記付勢に従って径方向内向き又は径方向外向きに移動して前記ねじ山に対して係合する(7)に記載のコネクタ。
(22)前記筒状部の外側には、前記係合部を前記付勢に抗して前記筒状部の内周面に対して相対的に径方向外向き又は径方向内向きに移動させる操作を受け付ける操作部が設けられており、
前記係合部が前記ねじ山に対して係合した状態から、前記操作部に対する操作により前記係合部が前記筒状部の内周面に対して相対的に径方向外向き又は径方向内向きに移動すると、前記ねじ山に対する前記係合部の係合状態が解除され、その状態で前記筒部が前記ベース部から遠ざかる方向に当該コネクタと前記雌コネクタとを軸方向において相対的に移動させることにより、前記筒部を前記筒状部から抜去可能である(21)に記載のコネクタ。
(23)前記筒状部の周方向において互いに異なる位置に配置されている一対の前記係合部を有する(21)又は(22)に記載のコネクタ。
(24)前記筒状部の内腔の横断面形状は、前記雌コネクタの前記筒部及び前記一対のねじ山を含む部分を軸方向に視た形状と合致する形状となっている(21)から(23)のいずれか一項に記載のコネクタ。
(25)前記筒部の先端部に対して周回状に液密に密着するリング状のパッキンを備える(1)から(24)のいずれか一項に記載のコネクタ。
(26)前記パッキンは、前記ベース部の先端面に設けられている(25)に記載のコネクタ。
(27)前記パッキンは、前記筒部の先端面に対して周回状に密着する(25)又は(26)に記載のコネクタ。
(28)前記パッキンは、前記筒部の内周面に対して周回状に密着する(25)又は(26)に記載のコネクタ。
10 ベース部
11 先端面
12 溝部
15 雄ルアー
20 連結部
30 連通内腔
40 筒状部
41 先端開口
42 係合部
46 一対のガイド溝
48 突起部
60 パッキン
70 カバー部
81 延在部
82 連結部
83 押圧部
84 連結部
87 開口部
88 スリット部
100 コネクタ
200 雌コネクタ
210 筒部
211 先端面
212 第1領域
214 第2領域
216 第3領域
220 一対のネジ山
300 胃瘻カテーテル
310 送液チューブ
320 第2送液チューブ
400 雄コネクタ

Claims (26)

  1. ISO 80369-3に準拠する雌コネクタに対して着脱可能に連結されるコネクタであって、
    前記雌コネクタは、筒部と、前記筒部の外周面に形成されている一対のねじ山と、を備え、
    当該コネクタは、
    送液チューブの先端部が差し込み固定されるベース部と、
    前記雌コネクタと連結される連結部と、
    前記ベース部の先端面から先端側に向けて突出しているとともに、外径が先端側に向けて縮小しており、前記筒部の内腔に嵌入する中空の雄ルアーと、
    を備えているとともに、
    少なくとも前記ベース部を軸方向に貫通していて前記送液チューブの内腔と前記筒部の内腔とを相互に連通させる連通内腔を有し、
    前記連通内腔の内径が、ISO 80369-3に準拠する雄コネクタの雄ルアーの内径よりも大きく、
    当該コネクタが備える前記雄ルアーが前記連結部の少なくとも一部分を構成しており、
    当該コネクタが備える前記雄ルアーの内腔が、前記連通内腔の一部分を構成しており、
    当該コネクタが備える前記雄ルアーの内径が、ISO 80369-3に準拠する雄コネクタの雄ルアーの内径よりも大きく、
    当該コネクタが備える前記雄ルアーの内径は、当該雄ルアーの基端側に向けて拡径しているコネクタ。
  2. 当該コネクタが備える前記雄ルアーの全長が、ISO 80369-3に準拠する雄コネクタの雄ルアーの全長よりも短い請求項に記載のコネクタ。
  3. ISO 80369-3に準拠する雌コネクタに対して着脱可能に連結されるコネクタであって、
    前記雌コネクタは、筒部と、前記筒部の外周面に形成されている一対のねじ山と、を備え、
    当該コネクタは、
    送液チューブの先端部が差し込み固定されるベース部と、
    前記雌コネクタと連結される連結部と、
    前記ベース部の先端面から先端側に向けて突出しているとともに、外径が先端側に向けて縮小しており、前記筒部の内腔に嵌入する中空の雄ルアーと、
    を備えているとともに、
    少なくとも前記ベース部を軸方向に貫通していて前記送液チューブの内腔と前記筒部の内腔とを相互に連通させる連通内腔を有し、
    前記連通内腔の内径が、ISO 80369-3に準拠する雄コネクタの雄ルアーの内径よりも大きく、
    当該コネクタが備える前記雄ルアーが前記連結部の少なくとも一部分を構成しており、
    当該コネクタが備える前記雄ルアーの内腔が、前記連通内腔の一部分を構成しており、
    当該コネクタが備える前記雄ルアーの内径が、ISO 80369-3に準拠する雄コネクタの雄ルアーの内径よりも大きく、
    前記筒部の内腔は、第1テーパー角度で奥に向けて縮径している第1領域と、前記第1テーパー角度よりも急角度の第2テーパー角度で奥に向けて縮径している第2領域と、を含み、
    当該コネクタが備える前記雄ルアーは、その先端が前記第2領域に到達する突出長に設定されているコネクタ。
  4. ISO 80369-3に準拠する雌コネクタに対して着脱可能に連結されるコネクタであって、
    前記雌コネクタは、筒部と、前記筒部の外周面に形成されている一対のねじ山と、を備え、
    当該コネクタは、
    送液チューブの先端部が差し込み固定されるベース部と、
    前記雌コネクタと連結される連結部と、
    前記ベース部の先端面から先端側に向けて突出しているとともに、外径が先端側に向けて縮小しており、前記筒部の内腔に嵌入する中空の雄ルアーと、
    を備えているとともに、
    少なくとも前記ベース部を軸方向に貫通していて前記送液チューブの内腔と前記筒部の内腔とを相互に連通させる連通内腔を有し、
    前記連通内腔の内径が、ISO 80369-3に準拠する雄コネクタの雄ルアーの内径よりも大きく、
    当該コネクタが備える前記雄ルアーが前記連結部の少なくとも一部分を構成しており、
    当該コネクタが備える前記雄ルアーの内腔が、前記連通内腔の一部分を構成しており、
    当該コネクタが備える前記雄ルアーの内径が、ISO 80369-3に準拠する雄コネクタの雄ルアーの内径よりも大きく、
    前記ベース部の前記先端面が、当該コネクタにおいて前記雄ルアーよりも径方向外方に位置する部分の最先端部となっているコネクタ。
  5. 前記ベース部の先端部から先端側に向けて突出している筒状部を備え、
    前記筒状部は、前記ねじ山と係合する係合部を有し、
    前記係合部が前記連結部の少なくとも一部分を構成している請求項1からのいずれか一項に記載のコネクタ。
  6. ISO 80369-3に準拠する雌コネクタに対して着脱可能に連結されるコネクタであって、
    前記雌コネクタは、筒部と、前記筒部の外周面に形成されている一対のねじ山と、を備え、
    当該コネクタは、
    送液チューブの先端部が差し込み固定されるベース部と、
    前記雌コネクタと連結される連結部と、
    前記ベース部の先端部から先端側に向けて突出している筒状部と、
    を備えているとともに、
    少なくとも前記ベース部を軸方向に貫通していて前記送液チューブの内腔と前記筒部の内腔とを相互に連通させる連通内腔を有し、
    前記連通内腔の内径が、ISO 80369-3に準拠する雄コネクタの雄ルアーの内径よりも大きく、
    前記筒状部は、前記ねじ山と係合する係合部を有し、
    前記係合部が前記連結部の少なくとも一部分を構成しており、
    前記係合部は、前記筒状部の内周面に形成されている係合凹部であるコネクタ。
  7. 前記筒状部の周方向において互いに対極の位置に配置されている一対の前記係合凹部を有する請求項に記載のコネクタ。
  8. 前記筒状部の内周面には、前記筒状部の先端開口から前記一対の係合凹部の各々に向けて前記一対のねじ山の各々を案内する一対のガイド溝が形成されており、
    前記一対のガイド溝の各々と、対応する前記係合凹部と、境界には、当該係合凹部の方が深くなる段差が形成されている請求項に記載のコネクタ。
  9. 前記ガイド溝は、前記筒状部の先端側に向けて深くなる形状に形成されている請求項に記載のコネクタ。
  10. ISO 80369-3に準拠する雌コネクタに対して着脱可能に連結されるコネクタであって、
    前記雌コネクタは、筒部と、前記筒部の外周面に形成されている一対のねじ山と、を備え、
    当該コネクタは、
    送液チューブの先端部が差し込み固定されるベース部と、
    前記雌コネクタと連結される連結部と、
    前記ベース部の先端部から先端側に向けて突出している筒状部と、
    を備えているとともに、
    少なくとも前記ベース部を軸方向に貫通していて前記送液チューブの内腔と前記筒部の内腔とを相互に連通させる連通内腔を有し、
    前記連通内腔の内径が、ISO 80369-3に準拠する雄コネクタの雄ルアーの内径よりも大きく、
    前記筒状部は、前記ねじ山と係合する係合部を有し、
    前記係合部が前記連結部の少なくとも一部分を構成しており、
    前記筒部が前記ベース部に近づく方向に当該コネクタと前記雌コネクタとを軸方向において相対的に移動させることにより、前記筒状部が前記筒部の周囲を囲むとともに、前記係合部が前記ねじ山に対して係合した状態となるコネクタ。
  11. 前記係合部が前記ねじ山に対して係合した状態から、前記筒部が前記ベース部から遠ざかる方向に当該コネクタと前記雌コネクタとを軸方向において相対的に移動させることにより、前記ねじ山に対する前記係合部の係合状態が解除される請求項1に記載のコネクタ。
  12. 前記筒状部の外周面に形成されており、使用者に押圧操作される一対の突起部を有し、
    前記一対の突起部は、前記筒状部の周方向において、互いに対極の位置に配置されているとともに、前記筒状部の周方向において、各突起部は、前記一対の係合凹部の各々の配置領域どうしの中間位置に配置されており、
    前記一対の係合凹部が前記一対のねじ山に対してそれぞれ係合した状態において、前記一対の突起部を互いに近づく方向に押圧することにより、前記筒状部が弾性変形して前記一対のねじ山に対する前記一対の係合凹部の係合状態が解除される請求項10に記載のコネクタ。
  13. 前記筒状部の横断面形状が楕円形状であり、
    前記楕円形状の短軸方向に前記一対の係合凹部が配置されており、
    前記一対の係合凹部が前記一対のねじ山に対してそれぞれ係合した状態において、前記楕円形状の長軸方向における前記筒状部の両側部を互いに近づく方向に押圧することにより、前記筒状部が弾性変形して前記一対のねじ山に対する前記一対の係合凹部の係合状態が解除される請求項10に記載のコネクタ。
  14. 少なくとも前記筒状部は軟質樹脂により構成されており、
    前記ベース部及び前記筒状部の周囲を覆う筒状のカバー部を更に備え、
    前記カバー部は前記ベース部及び前記筒状部に対して相対的に軸方向に移動可能であり、
    前記係合部が前記ねじ山に対して係合した状態で、前記ベース部及び前記筒状部に対して相対的に前記カバー部を先端側に移動させて、前記カバー部により前記ねじ山及び前記係合部の配置領域を覆わせることにより、前記カバー部により前記筒状部が拘束されて、前記ねじ山に対する前記係合部の係合状態が保持され、
    前記カバー部が前記ねじ山及び前記係合部の配置領域を覆わない状態では、前記係合部が前記ねじ山に対して係合した状態から、前記筒部が前記ベース部から遠ざかる方向に当該コネクタと前記雌コネクタとを軸方向において相対的に移動させることにより、前記ねじ山に対する前記係合部の係合状態が解除される請求項10に記載のコネクタ。
  15. 前記ねじ山における基端側の端部が前記係合凹部に達するまで前記筒部を前記筒状部に挿入した状態で、当該コネクタと前記雌コネクタとを軸周りにおいて90度以下の角度範囲で相対的に回転させることにより、前記係合凹部と前記ねじ山とが係合するとともに前記筒状部と前記ベース部とが更に近づき、当該コネクタと前記雌コネクタとが相互に液密に連結される請求項からのいずれか一項に記載のコネクタ。
  16. 前記ベース部の先端面から先端側に向けて突出しているとともに、外径が先端側に向けて縮小しており、前記筒部の内腔に嵌入する中空の雄ルアーを備え、
    前記筒状部は、当該雄ルアーの周囲を囲んでおり、
    当該雄ルアーが前記係合部とともに前記連結部を構成している請求項から15のいずれか一項に記載のコネクタ。
  17. 当該コネクタが備える前記雄ルアーの先端が前記筒状部の先端よりも基端側に位置している請求項1に記載のコネクタ。
  18. 当該コネクタが備える前記雄ルアーは軟質樹脂により構成されており、
    当該雄ルアーが前記筒部の内腔に嵌入した状態において、前記筒部の内周面に対して当該雄ルアーの外周面が周回状に液密に密着する請求項1又は1に記載のコネクタ。
  19. ISO 80369-3に準拠する雌コネクタに対して着脱可能に連結されるコネクタであって、
    前記雌コネクタは、筒部と、前記筒部の外周面に形成されている一対のねじ山と、を備え、
    当該コネクタは、
    送液チューブの先端部が差し込み固定されるベース部と、
    前記雌コネクタと連結される連結部と、
    前記ベース部の先端部から先端側に向けて突出している筒状部と、
    を備えているとともに、
    少なくとも前記ベース部を軸方向に貫通していて前記送液チューブの内腔と前記筒部の内腔とを相互に連通させる連通内腔を有し、
    前記連通内腔の内径が、ISO 80369-3に準拠する雄コネクタの雄ルアーの内径よりも大きく、
    前記筒状部は、前記ねじ山と係合する係合部を有し、
    前記係合部が前記連結部の少なくとも一部分を構成しており、
    前記係合部は、前記筒状部の内周面に対して相対的に径方向内向き又は径方向外向きに弾性的に付勢されており、
    前記筒部を前記筒状部に挿入した状態で、前記筒部が前記ベース部に近づく方向に当該コネクタと前記雌コネクタとを軸方向において相対的に移動させる際には、前記係合部は、前記ねじ山により押されて前記付勢に抗して前記筒状部の内周面に対して相対的に径方向外向き又は径方向内向きに移動した後、前記付勢に従って径方向内向き又は径方向外向きに移動して前記ねじ山に対して係合するコネクタ。
  20. 前記筒状部の外側には、前記係合部を前記付勢に抗して前記筒状部の内周面に対して相対的に径方向外向き又は径方向内向きに移動させる操作を受け付ける操作部が設けられており、
    前記係合部が前記ねじ山に対して係合した状態から、前記操作部に対する操作により前記係合部が前記筒状部の内周面に対して相対的に径方向外向き又は径方向内向きに移動すると、前記ねじ山に対する前記係合部の係合状態が解除され、その状態で前記筒部が前記ベース部から遠ざかる方向に当該コネクタと前記雌コネクタとを軸方向において相対的に移動させることにより、前記筒部を前記筒状部から抜去可能である請求項19に記載のコネクタ。
  21. 前記筒状部の周方向において互いに異なる位置に配置されている一対の前記係合部を有する請求項19又は2に記載のコネクタ。
  22. 前記筒状部の内腔の横断面形状は、前記雌コネクタの前記筒部及び前記一対のねじ山を含む部分を軸方向に視た形状と合致する形状となっている請求項19から2のいずれか一項に記載のコネクタ。
  23. 前記筒部の先端部に対して周回状に液密に密着するリング状のパッキンを備える請求項1から2のいずれか一項に記載のコネクタ。
  24. 前記パッキンは、前記ベース部の先端面に設けられている請求項2に記載のコネクタ。
  25. 前記パッキンは、前記筒部の先端面に対して周回状に密着する請求項2又は2に記載のコネクタ。
  26. 前記パッキンは、前記筒部の内周面に対して周回状に密着する請求項2又は2に記載のコネクタ。
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