JP7718966B2 - 物品搬送装置 - Google Patents
物品搬送装置Info
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Description
前記凹部8は、前記物品Wの厚み方向が前記水平軸7に沿う起立姿勢となる向きで挟んで前記物品Wの姿勢を矯正する姿勢矯正部12を有することを特徴とする。
物品Wは、錠剤などの偏平小塊状である。偏平小塊状は、円板形、多角形(三角形、五角形、六角形等)などである。また、偏平小塊状は、板表裏面を曲面で膨出させたR錠形などであってもよい。
姿勢矯正部12は、この偏平小塊状の物品Wを、起立姿勢に矯正する。起立姿勢とは、物品Wの厚み方向が搬送回転体2の水平軸7に沿う方向である。従って、物品Wが円板状である場合、表裏円形面の中心を通る軸線が、水平軸7と同方向となる。つまり、物品Wは、凹部8の中で立った状態となる。物品Wは、立った姿勢で搬送回転体2の下降搬送路(時計回り回転する搬送回転体2のほぼ12時から6時までの範囲である右半部の範囲)を移動することになる。
この起立姿勢とすることにより、物品Wは、他部材に触れない状態で搬送を行うことが可能となり、例えば、次段の検査手段4へ転がりながら移載が可能となる。これにより、検査手段4では、物品Wが、凹部8の側壁などに触れなくなる自立した起立姿勢となるので、測定時の精度を向上させることができる。
前記姿勢矯正部12は、前記凹部8の開口部分に形成されて、前記凹部8に進入する前記物品Wの厚み方向に徐々に接近して最接近部における離間距離が前記物品Wの厚みよりも大きいテーパー部13を有することを特徴とする。
これにより、テーパー部13に落下した物品Wは、テーパー部13の斜面に当たると、下部の厚み方向が凹部8内のスリット14に挟まれて落ち込む。物品Wは、直径がこのスリット14の溝幅よりも大きいので、スリット14内において、軸線が、搬送回転体2の水平軸7に直交方向となる平伏姿勢とはならない。
このようにして、テーパー部13とスリット14により姿勢が修正された凹部8内の物品Wは、回転方向側のテーパー部13が無い部分へ重力により移動される。凹部8は、このテーパー部13が無い部分では、幅狭のスリット14が搬送回転体2の外周面で開口する。物品Wは、この幅狭のスリット14のみとなった部分に移動することにより、テーパー部13で立ちつつあった状態から、きちんと立つことになる。つまり、このテーパー部13が無い部分が、物品Wを立たせる(起立姿勢となる)ように機能する。換言すれば、物品Wは、凹部8の全長にテーパー部13があると、立ちきらない可能性がある。また、物品Wは、搬送回転体2が止まっている状態ではテーパー部13からスリット14に落ちても、起立姿勢には至らない。姿勢矯正部12は、搬送回転体2が回っていることにより、テーパー部13の位置から入った物品Wが、先端方向のスリット14のみの部分に重力にて移動していき、そのときに物品Wの姿勢を起立姿勢に矯正することができる。
前記凹部8は、前記搬送回転体2の円周方向に等間隔で複数が設けられていることを特徴とする。
凹部8は、搬送回転体2の外周の方向に、物品Wが移動可能な所定の長さで形成されているので、供給手段6からの投入位置がずれても、そのバラツキを吸収して基準位置となる等間隔の各凹部8にて位置決めすることができる。つまり、次々に供給される個々の物品Wに対して長めの凹部8を用意していて、供給手段6からの投入タイミングがずれても、きちんと凹部8の中に入り、また、凹部8毎の間隔で搬送できるようになっている。
前記搬送回転体2は、前記水平軸7と平行で前記水平軸7を含む水平面よりも上方で前記供給手段6から前記物品Wを受け取り、円周方向において前記受け取りの位置よりも搬送方向下流側で前記物品Wを排出することを特徴とする。
前記搬送回転体2の外周に沿って設けられて前記凹部8の開口を塞ぎ、前記凹部8とで搬送室16を構成し、その終端位置17が前記物品Wの排出位置となる案内壁3を有することを特徴とする。
前記搬送回転体2からの物品Wの排出先が、検査手段4であることを特徴とする。
従って、一定の回転速度で回転される搬送回転体2からは、一定の排出タイミングで物品Wが検査手段4へ送られる。また、物品Wは、起立姿勢となって検査手段4へ送られる。検査手段4は、物品Wが定間隔で送られることにより、物品Wの揺らぎを減衰させた後に、静止状態の物品Wを検査することができる。
前記検査手段4の次段には、前記検査手段4の検査結果に基づき前記物品Wを選別する選別部5が設けられることを特徴とする。
図1は、本実施形態に係る物品搬送装置を含む物品検査装置1の要部構成図である。
本実施形態に係る物品検査装置1は、物品搬送装置を備えるとともに、検査手段4と、選別部5と、を具備する。物品搬送装置としては、搬送回転体としての搬送ドラム2と、案内壁3と、有する。
凹部8は、物品Wの厚み方向が水平軸7に沿う起立姿勢となる向きで挟んで物品Wの姿勢を矯正する姿勢矯正部12を有する。姿勢矯正部12は、凹部8の開口部分に形成されて、凹部8に進入する物品Wの板厚方向に徐々に接近して最接近部における離間距離が物品Wの厚みよりも大きいテーパー部13を有する。
姿勢矯正部12は、このテーパー部13と、テーパー部13よりも搬送ドラム2の半径方向内側に彫り込まれるスリット14よりなる。スリット14は、凹部8の延在方向に亘って、搬送ドラム2の外周面に沿って凹設される。つまり、スリット14は、例えば外周面に沿う湾曲溝とすることができる。このスリット14の溝幅は、偏平小塊状の略円板状に成形された物品W(R錠も含む)の直径よりも小さい。また、スリット14の溝幅は、物品Wが、角のない三角形、五角形および六角形等の略多角形の場合は、その外接円の直径よりも小さい。
検査手段4は、搬送室16から排出された物品Wが移載される検査台18を有する。この検査台18は、検査手段4が質量検査用秤である場合、秤量台となる。検査台18は、移動する物品Wの慣性により物品Wを転がす凹曲面19を有する。凹曲面19は、搬送ドラム2の外周面に沿う。換言すれば、搬送ドラム2は、外周面が、検査台18の凹曲面19に沿う。つまり凹曲面19と案内壁3とは終端位置17を挟み略連続する曲面を構成する。
ここで、搬送ドラム2の水平軸7を通る鉛直線23を考える。この鉛直線23は、検査台18の凹曲面19における物品Wの搬送方向の中央点24を通る。窪み20の最深部は、この鉛直線23が水平軸7を中心に若干回転されてずれ量δでずれた半径方向の延長線25と交わる。つまり、窪み20は、搬送ドラム2の最下部に対応する凹曲面19の中央部よりも搬送ドラム2の回転方向側にずれて設けられる。
物品検査装置1は、検査手段4の次段に、検査手段4の検査結果に基づき物品を選別する選別部5が設けられる。凹部8は、物品Wの移動方向後側で選別部5へ押す後壁11を有する。後壁11は、図6に示すように、物品Wの厚み方向が水平軸7に沿う起立姿勢のときに、その物品Wの上下方向中央よりも下側に傾斜下端27が当接する掻出傾斜面28を有する。
物品検査装置1は、物品Wの搬送が開始されると、搬送ドラム2が回転(一例として図7の時計回り回転)される。搬送ドラム2には、同期して回転する供給装置6から、それぞれの凹部8のテーパー部13が上端に到達したときに、物品Wが投入(重力により落下)される。この動作が、搬送ドラム2の円周方向に等間隔で設けられている凹部8に対して、搬送ドラム2が回転されることにより連続して行われる。従って、搬送ドラム2は、12時から6時までの範囲(図中右半部の範囲)の凹部8には、物品Wが収容されていることになる。
供給装置6は、図1に示すように、物品Wを表裏面を正面から見えるよう軸線を水平に側面を吸着保持されて搬送されるが、図8に示すように、供給ドラム9の外周面に、例えば軸線が供給ドラム9の半径方向となる向きで物品Wを吸着する場合がある。従って、搬送ドラム2へ物品Wを供給する供給ドラム9の下端では、物品Wは、平伏姿勢となる。物品Wは、この平伏姿勢のまま搬送ドラム2の凹部8へ落下する。
供給ドラム9から落下した物品Wは、任意な姿勢で姿勢矯正部12のテーパー部13に当たる。テーパー部13に当たった物品Wは、下部のみがスリット14へ進入するようにガイドされることにより、ほぼ立った状態に姿勢が矯正される。
ほぼ立った状態に姿勢が矯正された物品Wは、搬送ドラム2の下向きの回転領域(一例として1時から5時までの範囲)で、重力により下降して前壁10に当たる。
物品Wは、さらに3時から5時の範囲では、前壁10と案内壁3とに当たる。すなわち、重力の作用している物品Wは、前壁10と案内壁3とに支えられながら下降する。特にこの範囲で、物品Wは、荷重を支持する対象が、前壁10から案内壁3へと移っていく。物品Wは、図10に示す5時近辺の位置では、案内壁3に支持される荷重が、前壁10に支持される荷重よりも大きくなる。つまり、案内壁3を転動する物品Wが、前壁10にもたれかかった状態となる。
物品Wは、案内壁3の終端位置17に達すると、同じ曲率である検査台18に、重力により転がり移る。物品検査装置1では、物品Wが検査台18に転がり移る直前において、回転方向で隣接する2つの物品Wがそれぞれ当接する2つの前壁10の間隔が、検査手段4へ物品Wを供給する物品Wの搬送間隔Hkとなる。すなわち、凹部8は、前壁同士の間隔がこの搬送間隔Hkとなり、終端位置17からの排出タイミングとなるように設定されている。
検査台18の凹曲面19に転がり込んだ物品Wは、窪み20を通過した後、転がり方向と反対側に、方向転換して戻り、窪み20で停止する。このとき、物品Wは、前壁10にも、後壁11にも接触しない。この状態で、質量検査用秤は、次の物品Wが検査台18に載るまでの間に、秤量を完了させるように作動する。
検査が終了すると、等速回転する搬送ドラム2の後壁11が、窪み20に位置している物品Wに搬送方向の後方より接近する。このとき、物品Wに接近する後壁11の背部に位置する次の前壁10が、検査台18の凹曲面19に移動する。これにより、検査台18には、次の物品Wが、凹曲面19に転がり込んでくる。
物品検査装置1は、搬送ドラム2の回転方向におけるスリット14の長さLsが、秤量中の物品Wに、回転する搬送ドラム2の後壁11が接しない長さで設定されている。
秤量中の物品Wは、軸線と平行で軸線を含む断面においても、スリット14の溝内壁面29、テーパー部13、窪み20の対向内壁面30にも接触しない。つまり、物品Wは、最下部が検査台18の窪み20のみに線接触して起立姿勢で自立する。物品Wは、窪み20において、緩やかな傾斜面21と急な傾斜面22との二箇所に線接触することで、安定した静止状態での秤量が可能となる。
秤量が完了した物品Wは、搬送ドラム2の回転により、後壁11の傾斜面における傾斜下端27が搬送方向の後方より当接する。このとき、後壁11の背部に形成される次の凹部8の前壁10には、次の物品Wが接触状態となっている。
傾斜下端27は、物品Wの中心よりも下側で、窪み20から物品Wを掻き出すように押す。物品Wを押す後壁11は、上り坂となる緩やかな傾斜面21に対して物品Wを押し上げた後、検査台18の凹曲面19から排出する。
検査台18から排出された物品Wは、選別部5へ送られる。選別部5は、検査手段4からの検査結果を受信すると、物品Wが到達する前に、検査台18に接続する物品Wの排出経路を、例えばOK品経路またはNG品経路に、振り分け機構により切り替える。これにより、物品検査装置1は、選別部5に到達した物品Wを、検査結果に基づき、OK品とNG品とに振り分け、1つの物品Wに対する検査を終了する。
これにより、テーパー部13に落下した物品Wは、テーパー部13の斜面に当たると、下部の厚み方向がスリット14に挟まれて落ち込む。物品Wは、直径がスリット14の溝幅よりも大きいので、スリット14内において、軸線が、搬送ドラム2の水平軸7に直交方向となる平伏姿勢とはならない。
3…案内壁
4…検査手段
5…選別部
6…供給手段(供給装置)
7…水平軸
8…凹部
12…姿勢矯正部
13…テーパー部
16…搬送室
17…終端位置
W…物品
Claims (7)
- 厚みの小さい偏平小塊状の物品(W)を供給する供給手段(6)の下方に配置され、水平軸(7)で回転されて前記供給手段から落下される前記物品を外周の凹部(8)で受けるとともに下方に搬送する搬送回転体(2)を具備する物品搬送装置であって、
前記凹部は、前記物品の厚み方向が前記水平軸に沿う起立姿勢となる向きで挟んで前記物品の姿勢を矯正する姿勢矯正部(12)を有することを特徴とする物品搬送装置。 - 前記姿勢矯正部は、前記凹部の開口部分に形成されて、前記凹部に進入する前記物品の厚み方向に徐々に接近して最接近部における離間距離が前記物品の厚みよりも大きいテーパー部(13)を有することを特徴とする請求項2に記載の物品搬送装置。
- 前記凹部は、前記搬送回転体の円周方向に等間隔で複数が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の物品搬送装置。
- 前記搬送回転体は、前記水平軸と平行で前記水平軸を含む水平面よりも上方で前記供給手段から前記物品を受け取り、円周方向において前記受け取りの位置よりも搬送方向下流側で前記物品を排出することを特徴とする請求項1~3のいずれか1つに記載の物品搬送装置。
- 前記搬送回転体の外周に沿って設けられて前記凹部の開口を塞ぎ、前記凹部とで搬送室(16)を構成し、その終端位置(17)が前記物品の排出位置となる案内壁(3)を有することを特徴とする請求項1~4のいずれか1つに記載の物品搬送装置。
- 前記搬送回転体からの前記物品の排出先が、検査手段(4)であることを特徴とする請求項1~4のいずれか1つに記載の物品搬送装置。
- 前記検査手段の次段には、前記検査手段の検査結果に基づき前記物品を選別する選別部(5)が設けられることを特徴とする請求項6に記載の物品搬送装置。
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| JP2023074074A JP2023074074A (ja) | 2023-05-29 |
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2021
- 2021-11-17 JP JP2021186827A patent/JP7718966B2/ja active Active
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| JP2023074074A (ja) | 2023-05-29 |
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