JP7719670B2 - 攪拌装置及びこれを利用した機械攪拌工法 - Google Patents
攪拌装置及びこれを利用した機械攪拌工法Info
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Description
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、地盤形成土と改良材とを効率よく攪拌し、施工速度を向上させることにある。
以下の発明の態様は、本発明の構成を例示するものであり、本発明の多様な構成の理解を容易にするために、項別けして説明するものである。各項は、本発明の技術的範囲を限定するものではなく、発明を実施するための最良の形態を参酌しつつ、各項の構成要素の一部を置換し、削除し、又は、更に他の構成要素を付加したものについても、本発明の技術的範囲に含まれ得るものである。
本項に記載の攪拌装置は、補助翼の軸部が中空の管状をなすものであり、例えば軸部の後端にスイベルが設置されて改良材又はエアが供給されることで、軸部の内部を通して軸部の先端から改良材又はエアを吐出するように構成されている。これにより、本体部からの改良材やエアの吐出に加え、補助翼の軸部からも改良材やエアが吐出されることになるため、地盤形成土と改良材などとがより効率的に攪拌されると共に、軸部からの攪拌翼へ向けた吐出によって、攪拌翼への土砂などの付着が抑制されるものである。
本項に記載の攪拌装置は、攪拌翼と補助翼との双方が一対設けられるものであって、一対の攪拌翼は、本体部の中心軸を挟む態様で設けられ、また、一対の補助翼は、本体部の軸方向視で、一対の攪拌翼に対応する位置に設けられる。すなわち、本体部の軸方向視で、一方の攪拌翼と一方の補助翼とが少なくとも一部で重なり、他方の攪拌翼と他方の補助翼とが少なくとも一部で重なるような位置関係で設けられる。これにより、本体部の中心軸を挟んだ位置で、一対の攪拌翼によってバランスよく掘削及び攪拌が行われると共に、それぞれの攪拌翼に対応した位置で、一対の補助翼によって排土や攪拌翼への土砂の送り込みが行われる。このため、地盤形成土の掘削や、地盤形成土と改良材との攪拌が、より効率よく行われるものとなる。
本項に記載の攪拌装置は、取り付け先の重機が油圧ショベル或いはリーダ付油圧式大口径削孔機であり、重機が油圧ショベルであると、主に浅層の地盤を対象とした施工で多く用いられるようになり、また、油圧ショベルは小回りが利くため、様々な条件の現場での施工に対応するものとなる。これに対し、重機がリーダ付油圧式大口径削孔機である場合は、様々な深度での施工に対応するものとなり、更に、リーダ付油圧式大口径削孔機のリーダが攪拌装置のガイドとして作用し、鉛直方向の施工精度の向上が期待されるものである。
(7)上記(5)(6)項において、前記攪拌翼を、前記本体部の中心軸を挟む態様で一対設け、前記補助翼を、前記本体部の軸方向視で一対の前記攪拌翼に対応する位置に一対設ける機械攪拌工法(請求項6、7)。
そして、(5)から(8)項に記載の機械攪拌工法は、各々、上記(1)から(4)項の攪拌装置を用いて実行されることで、上記(1)から(4)項の攪拌装置に対応する同等の作用を奏するものである。
図1は、本発明の実施の形態に係る攪拌装置10の構成を模式的に示している。図示のように、本発明の実施の形態に係る攪拌装置10は、先端に一対の攪拌翼14(14A、14B)が取り付けられた本体部12、一対の補助翼20(20A、20B)、及び取付部50を含んでいる。
まず、図2(a)に示すように、重機70(油圧ショベル70A)の作業機72へ、取付部50を介して攪拌装置10を取り付ける。そして、一対の攪拌翼14を回転させながら、作業機72の操作により攪拌装置10を下方へ移動させることで、地盤Gの掘削を開始する。また、一対の攪拌翼14の回転と共に、本体部12の図示しない吐出口から改良材やエアを供給して、地盤Gの形成土とそれらとを混合攪拌する。
他方、本発明の実施の形態に係る機械攪拌工法は、上述したような本発明の実施の形態に係る攪拌装置10を用いて実行されることで、攪拌装置10に対応する同等の作用効果を奏することができる。
Claims (8)
- 重機の作業機に取り付けられ、改良材及び/又はエアを供給しながら地盤を攪拌する攪拌装置であって、
回転しながら複数の切削刃によって地盤を攪拌する攪拌翼が先端に取り付けられ、該攪拌翼の近傍に改良材及び/又はエアを供給するための吐出口が設けられたロッド状の本体部と、
該本体部の前記攪拌翼よりも後端側に、前記本体部の延在方向に沿って、軸回転可能に取り付けられた長尺の補助翼と、を含み、
該補助翼は、軸部と、該軸部の外周に沿って設けられた補助羽根とを含み、
該補助羽根は、前記軸部の回転方向に対し板面が上下方向及び左右方向について同じ方向に傾いた複数の板羽根、或いは、螺旋状に設置された1枚以上の板状部材で構成され、
前記軸部は、中空の管状をなし、その内部を通して先端から改良材又はエアを吐出するように構成されていることを特徴とする攪拌装置。 - 重機の作業機に取り付けられ、改良材及び/又はエアを供給しながら地盤を攪拌する攪拌装置であって、
回転しながら複数の切削刃によって地盤を攪拌する攪拌翼が先端に取り付けられ、該攪拌翼の近傍に改良材及び/又はエアを供給するための吐出口が設けられたロッド状の本体部と、
該本体部の前記攪拌翼よりも後端側に、前記本体部の延在方向に沿って、軸回転可能に取り付けられた長尺の補助翼と、を含み、
該補助翼は、軸部と、該軸部の外周に沿って設けられた補助羽根とを含み、
該補助羽根は、前記軸部の回転方向に対し板面が上下方向及び左右方向について同じ方向に傾いた複数の板羽根、或いは、螺旋状に設置された1枚以上の板状部材で構成され、
前記攪拌翼は、前記本体部の中心軸を挟む態様で一対設けられ、
前記補助翼は、前記本体部の軸方向視で一対の前記攪拌翼に対応する位置に一対設けられることを特徴とする攪拌装置。 - 前記攪拌翼は、前記本体部の中心軸を挟む態様で一対設けられ、
前記補助翼は、前記本体部の軸方向視で一対の前記攪拌翼に対応する位置に一対設けられることを特徴とする請求項1記載の攪拌装置。 - 前記重機が、油圧ショベル或いはリーダ付油圧式大口径削孔機であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の攪拌装置。
- 重機の作業機に取り付けられ、改良材及び/又はエアを供給しながら地盤を攪拌する攪拌装置を利用して、地盤を改良する機械攪拌工法であって、
前記攪拌装置は、回転しながら複数の切削刃によって地盤を攪拌する攪拌翼が先端に取り付けられ、該攪拌翼の近傍に改良材及び/又はエアを供給するための吐出口が設けられたロッド状の本体部と、該本体部の前記攪拌翼よりも後端側に、前記本体部の延在方向に沿って、軸回転可能に取り付けられた長尺の補助翼と、を含み、
該補助翼は、軸部と、該軸部の外周に沿って設けられた補助羽根とを含み、
該補助羽根は、前記軸部の回転方向に対し板面が上下方向及び左右方向について同じ方向に傾いた複数の板羽根、或いは、螺旋状に設置された1枚以上の板状部材で構成され、
前記攪拌装置の貫入時に、周囲の土砂が上方へ移動される方向へ前記補助翼を軸回転させ、前記攪拌装置の引き抜き時に、周囲の土砂が下方へ移動される方向へ前記補助翼を軸回転させ、
中空の管状をなす前記軸部を用い、該軸部の内部を通して先端から改良材又はエアを吐出することを特徴とする機械攪拌工法。 - 重機の作業機に取り付けられ、改良材及び/又はエアを供給しながら地盤を攪拌する攪拌装置を利用して、地盤を改良する機械攪拌工法であって、
前記攪拌装置は、回転しながら複数の切削刃によって地盤を攪拌する攪拌翼が先端に取り付けられ、該攪拌翼の近傍に改良材及び/又はエアを供給するための吐出口が設けられたロッド状の本体部と、該本体部の前記攪拌翼よりも後端側に、前記本体部の延在方向に沿って、軸回転可能に取り付けられた長尺の補助翼と、を含み、
該補助翼は、軸部と、該軸部の外周に沿って設けられた補助羽根とを含み、
該補助羽根は、前記軸部の回転方向に対し板面が上下方向及び左右方向について同じ方向に傾いた複数の板羽根、或いは、螺旋状に設置された1枚以上の板状部材で構成され、
前記攪拌装置の貫入時に、周囲の土砂が上方へ移動される方向へ前記補助翼を軸回転させ、前記攪拌装置の引き抜き時に、周囲の土砂が下方へ移動される方向へ前記補助翼を軸回転させ、
前記攪拌翼を、前記本体部の中心軸を挟む態様で一対設け、
前記補助翼を、前記本体部の軸方向視で一対の前記攪拌翼に対応する位置に一対設けることを特徴とする機械攪拌工法。 - 前記攪拌翼を、前記本体部の中心軸を挟む態様で一対設け、
前記補助翼を、前記本体部の軸方向視で一対の前記攪拌翼に対応する位置に一対設けることを特徴とする請求項5記載の機械攪拌工法。 - 前記重機として、油圧ショベル或いはリーダ付油圧式大口径削孔機を用いることを特徴とする請求項5から7のいずれか1項記載の機械攪拌工法。
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