JP7723334B2 - 光送信装置、光送信方法及び光通信システム - Google Patents
光送信装置、光送信方法及び光通信システムInfo
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Description
本発明は、光送信装置、光送信方法及び光通信システムに関する。
本願は、2022年9月8日に国際出願されたPCT/JP2022/033739号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
本願は、2022年9月8日に国際出願されたPCT/JP2022/033739号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
周波数分割多重(FDM : Frequency Division Multiplexing)信号を周波数変調(FM : Frequency Modulation)信号に一括変換する方式の光通信システムが、映像信号の配信システムに導入されている(非特許文献1参照)。以下、周波数変調信号への一括変換を「FM一括変換」という。非特許文献1における映像信号は、ケーブルテレビ信号(帯域:90~770MHz)と、放送衛星及び通信衛星の右旋円偏波の中間周波数信号(BS/CS右旋IF信号)(帯域:1.0~2.1GHz)と、放送衛星及び通信衛星の左旋円偏波の中間周波数信号(BS/CS左旋IF信号)(2.2~3.2GHz)とを含む多チャンネル映像信号である。
R.Miyatake, T.Shitaba, A.Tanabe, Y.Fukada, T.Yoshida, "Optical transmission experiment on FM conversion method with wideband phase modulation," IEICE Communications Express, Vol.1, 1-6, 2021.
FM一括変換を実行する光通信システムの光受信装置では、周波数分割多重信号の復調方式として遅延検波方式が採用されているので、光信号の帯域幅を現状の帯域幅(W=3.2GHz)以上に拡大することは困難である。このため、例えば、帯域幅「W」と比較して2倍の帯域幅「2W」の光信号(広帯域信号)が送信される場合には、光通信システムは2本の信号系統を単純に並列に備えることになる。光通信システムの光送信装置は、周波数変調信号(FM信号)の波長多重信号を、帯域幅「W」の信号系統ごとに、光受信装置に送信する。
しかしながら、信号系統の並列化によって、光通信システムの光送信装置では、発振器(レーザーダイオード)の個数と光強度変調器の個数とが、それぞれ2倍になる。また、光通信システムの光受信装置では、光検出器(フォトダイオード)の個数が2倍になる。このように、FM一括変換された広帯域信号を低コストで送信及び受信することができないという問題がある。
上記事情に鑑み、本発明は、FM一括変換された広帯域信号を低コストで送信及び受信することが可能である光送信装置、光送信方法及び光通信システムを提供することを目的としている。
本発明の一態様は、第1発振周波数の第1レーザー光と第2発振周波数の第2レーザー光とを用いて、所定の狭帯域幅かつ第1中心周波数の第1狭帯域信号に対して周波数変調一括変換を実行することによって、第1周波数変調信号を生成する第1一括変換部と、前記所定の狭帯域幅かつ第2中心周波数の第2狭帯域信号を、前記所定の狭帯域幅かつ前記第1中心周波数の第3狭帯域信号に変換する第1周波数変換器と、前記第1レーザー光と、前記第2レーザー光又は第3発振周波数の第3レーザー光とを用いて、前記第3狭帯域信号に対して周波数変調一括変換を実行することによって、第2周波数変調信号を生成する第2一括変換部と、前記第2周波数変調信号と前記第1周波数変調信号とを周波数軸上で加算する加算器と、周波数が変更された前記第2周波数変調信号と前記第1周波数変調信号との加算結果に対して光強度変調を実行することによって、光強度変調された光信号を生成する光強度変調器とを備え、前記第1周波数変調信号の中心周波数は、前記第1発振周波数と前記第2発振周波数との差の絶対値に等しく、前記第2周波数変調信号の中心周波数は、前記第1発振周波数と、前記第2発振周波数又は前記第3発振周波数との差の絶対値に等しい、光送信装置である。
本発明の一態様は、光送信装置が実行する光送信方法であって、第1発振周波数の第1レーザー光と第2発振周波数の第2レーザー光とを用いて、所定の狭帯域幅かつ第1中心周波数の第1狭帯域信号に対して周波数変調一括変換を実行することによって、第1周波数変調信号を生成するステップと、前記所定の狭帯域幅かつ第2中心周波数の第2狭帯域信号を、前記所定の狭帯域幅かつ前記第1中心周波数の第3狭帯域信号に変換するステップと、前記第1レーザー光と、前記第2レーザー光又は第3発振周波数の第3レーザー光とを用いて、前記第3狭帯域信号に対して周波数変調一括変換を実行することによって、第2周波数変調信号を生成するステップと、前記第2周波数変調信号と前記第1周波数変調信号とを周波数軸上で加算するステップと、周波数が変更された前記第2周波数変調信号と前記第1周波数変調信号との加算結果に対して光強度変調を実行することによって、光強度変調された光信号を生成するステップとを含み、前記第1周波数変調信号の中心周波数は、前記第1発振周波数と前記第2発振周波数との差の絶対値に等しく、前記第2周波数変調信号の中心周波数は、前記第1発振周波数と、前記第2発振周波数又は前記第3発振周波数との差の絶対値に等しい、光送信方法である。
本発明の一態様は、光送信装置と光受信装置とを備える光通信システムであって、前記光送信装置は、第1発振周波数の第1レーザー光と第2発振周波数の第2レーザー光とを用いて、所定の狭帯域幅かつ第1中心周波数の第1狭帯域信号に対して周波数変調一括変換を実行することによって、第1周波数変調信号を生成する第1一括変換部と、前記所定の狭帯域幅かつ第2中心周波数の第2狭帯域信号を、前記所定の狭帯域幅かつ前記第1中心周波数の第3狭帯域信号に変換する第1周波数変換器と、前記第1レーザー光と、前記第2レーザー光又は第3発振周波数の第3レーザー光とを用いて、前記第3狭帯域信号に対して周波数変調一括変換を実行することによって、第2周波数変調信号を生成する第2一括変換部と、前記第2周波数変調信号と前記第1周波数変調信号とを周波数軸上で加算する加算器と、周波数が変更された前記第2周波数変調信号と前記第1周波数変調信号との加算結果に対して光強度変調を実行することによって、光強度変調された光信号を生成する光強度変調器とを有し、前記光受信装置は、前記光強度変調された光信号を、周波数が変更された前記第2周波数変調信号と前記第1周波数変調信号とに変換する光検出器と、周波数が変更された前記第2周波数変調信号と前記第1周波数変調信号とから、前記第1周波数変調信号を抽出する第1帯域濾波器と、抽出された前記第1周波数変調信号に対して遅延検波処理を実行することによって、前記第1狭帯域信号を生成する第1遅延検波器と、前記第1狭帯域信号の高周波成分を除去する第1低域通過濾波器と、周波数が変更された前記第2周波数変調信号と前記第1周波数変調信号とから、周波数が変更された前記第2周波数変調信号を抽出する第2帯域濾波器と、周波数が変更された前記第2周波数変調信号の周波数を前記第1周波数変調信号の周波数と同じにすることによって、前記第2周波数変調信号を生成する第1周波数逆変換器と、前記第2周波数変調信号に対して遅延検波処理を実行することによって、前記第3狭帯域信号を生成する第2遅延検波器と、前記第3狭帯域信号の高周波成分を除去する第2低域通過濾波器と、高周波成分が除去された前記第3狭帯域信号に基づいて前記第2狭帯域信号を生成する第2周波数逆変換器とを有し、前記第1周波数変調信号の中心周波数は、前記第1発振周波数と前記第2発振周波数との差の絶対値に等しく、前記第2周波数変調信号の中心周波数は、前記第1発振周波数と、前記第2発振周波数又は前記第3発振周波数との差の絶対値に等しい、光通信システムである。
本発明により、FM一括変換された広帯域信号を低コストで送信及び受信することが可能である。
本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態における、光通信システム1aの構成例を示す図である。光通信システム1aは、光信号を用いて通信するシステムである。光通信システム1aは、光送信装置2aと、伝送路3と、光受信装置4aとを備える。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態における、光通信システム1aの構成例を示す図である。光通信システム1aは、光信号を用いて通信するシステムである。光通信システム1aは、光送信装置2aと、伝送路3と、光受信装置4aとを備える。
光送信装置2a(光加入者線端局装置)は、例えば、V-OLT(Video - Optical Line Terminal)である。光送信装置2aは、帯域分割器20と、第1発振器21と、第2発振器22と、一括変換部23と、周波数変換器24と、一括変換部25と、周波数変換器26と、加算器27と、光強度変調器28とを備える。一括変換部23は、位相変調器231と、光検出器232とを備える。一括変換部25は、位相変調器251と、光検出器252とを備える。ここで、第1信号系統の一括変換部23は、第1発振器21及び第2発振器22を、第2信号系統の一括変換部25と共用する。伝送路3は、光伝送路であり、例えば光ファイバを有する。
光受信装置4a(光回線終端装置)は、例えば、V-ONU(Video - Optical Network Unit)である。光受信装置4aは、光検出器40と、帯域濾波器41と、遅延検波器42と、低域通過濾波器43と、合波器44と、帯域濾波器45と、周波数逆変換器46と、遅延検波器47と、低域通過濾波器48と、周波数逆変換器49とを備える。
まず、光送信装置2aの詳細について説明する。
帯域分割器20には、帯域幅「2W」の信号(広帯域の周波数分割多重信号)が、例えばヘッドエンド装置(不図示)から入力される。帯域分割器20は、帯域幅「2W」の信号を、任意の案分割合で案分された帯域幅の各信号(各狭帯域信号)に、周波数軸上で分割する。例えば、帯域分割器20は、帯域幅「2W」の信号を周波数軸上で等分割してもよいし、帯域幅「2W」の信号を任意の案分割合で不等分割してもよい。以下では、帯域分割器20は、帯域幅「2W」の信号を、一例として帯域幅「W」の各信号に、周波数軸上で等分割する。
帯域分割器20には、帯域幅「2W」の信号(広帯域の周波数分割多重信号)が、例えばヘッドエンド装置(不図示)から入力される。帯域分割器20は、帯域幅「2W」の信号を、任意の案分割合で案分された帯域幅の各信号(各狭帯域信号)に、周波数軸上で分割する。例えば、帯域分割器20は、帯域幅「2W」の信号を周波数軸上で等分割してもよいし、帯域幅「2W」の信号を任意の案分割合で不等分割してもよい。以下では、帯域分割器20は、帯域幅「2W」の信号を、一例として帯域幅「W」の各信号に、周波数軸上で等分割する。
帯域分割器20は、帯域幅「W」かつ中心周波数「A」(第1中心周波数)の狭帯域信号(狭帯域の周波数分割多重信号)を、位相変調器231に出力する。帯域分割器20は、帯域幅「W」かつ中心周波数「B」(第2中心周波数)の狭帯域信号(狭帯域の周波数分割多重信号)を、周波数変換器24に出力する。
第1発振器21は、第1発振周波数のレーザー発振器であり、例えば、狭線幅レーザーダイオードである。第1発振器21は、第1発振周波数のレーザー光(第1レーザー光)を、位相変調器231及び位相変調器251に出力する。
第2発振器22は、第2発振周波数のレーザー発振器であり、例えば、狭線幅レーザーダイオードである。第2発振器22は、第2発振周波数のレーザー光(第2レーザー光)を、光検出器232及び光検出器252に出力する。
第1信号系統において、一括変換部23は、FM一括変換(周波数変調一括変換)を実行する機能部である。一括変換部23は、帯域分割器20から入力された狭帯域信号に対してFM一括変換を実行することによって、第1FM信号「SFM1(t)」を生成する。
位相変調器231は、帯域幅「W」かつ中心周波数「A」の狭帯域信号(第1狭帯域信号)と、第1発振周波数のレーザー光とを用いて、位相変調された光信号を生成する。光検出器232(フォトダイオード)は、第2発振周波数のレーザー光を用いて、位相変調された光信号を、第1FM信号「SFM1(t)」(電気信号)に変換する。光検出器232は、第1FM信号を加算器27に出力する。
第2信号系統において、周波数変換器24は、帯域幅「W」かつ中心周波数「B」の狭帯域信号(第2狭帯域信号)を、帯域幅「W」かつ中心周波数「A」の狭帯域信号(第3狭帯域信号)に変換する。ここで、周波数変換器24は、光の漏れ込み量が閾値以下となるように、又は、光信号の信号対干渉信号比が一定以下となるように、周波数を変換する。周波数変換器24は、帯域幅「W」かつ中心周波数「A」の狭帯域信号を、位相変調器251に出力する。
第2信号系統において、一括変換部25は、周波数変調一括変換(FM一括変換)を実行する機能部である。一括変換部25は、周波数変換器24から入力された狭帯域信号に対してFM一括変換を実行することによって、第2FM信号「SFM2(t)」を生成する。
位相変調器251は、帯域幅「W」かつ中心周波数「B」の狭帯域信号と、第2発振周波数のレーザー光とを用いて、位相変調された光信号を生成する。光検出器252(フォトダイオード)は、第2発振周波数のレーザー光を用いて、位相変調された光信号を、第2FM信号「SFM2(t)」(電気信号)に変換する。光検出器252は、第2FM信号を周波数変換器26に出力する。
なお、第1実施形態におけるFM一括変換後の第1FM信号の中心周波数は、第1発振周波数と第2発振周波数との差(絶対値)である。同様に、第1実施形態におけるFM一括変換後の第2FM信号の中心周波数は、第1発振周波数と第2発振周波数との差(絶対値)である。したがって、第1実施形態におけるFM一括変換後の第1FM信号の中心周波数と、第1実施形態におけるFM一括変換後の第2FM信号の中心周波数とは等しい。
第2信号系統において、周波数変換器26は、第1FM信号「SFM1(t)」と第2FM信号「SFM2’(t)」との周波数軸上での重なりが十分小さくなるように(FM信号同士の干渉による通信品質の劣化が十分小さくなるように)、第2FM信号の周波数を変更する。例えば、周波数変換器26は、決定された周波数変換量に応じて、第2FM信号の中心周波数を変更する。これによって、周波数変換器26は、周波数が変更された第2FM信号として、第2FM信号「SFM2’(t)」(電気信号)を生成する。
第2FM信号の周波数変換量の決定方法は、特定の決定方法に限定されない。例えば、第1FM信号「SFM1(t)」と第2FM信号「SFM2’(t)」とが周波数軸上で離れるほど干渉量が少なくなると考えられる。そこで、周波数変換器26は、第1FM信号「SFM1(t)」と第2FM信号「SFM2’(t)」との干渉量が所定量「α」となる周波数変換量(第1周波数変換量)よりも多い周波数変換量(第2周波数変換量)を、第2FM信号の周波数変換量と決定してもよい。所定量「α」は、例えば、通信品質の仕様に基づいて予め定められる。これによって、通信品質の仕様に基づいて最適化された周波数変換量に応じて、干渉量を確実に抑制することができる。また例えば、周波数変換器26は、通信品質の仕様等に基づいて予め定められた周波数変換量を、一律に、第2FM信号の周波数変換量と決定してもよい。
加算器27は、第1FM信号「SFM1(t)」と第2FM信号「SFM2’(t)」とを、周波数軸上で加算する。光強度変調器28は、加算されたFM信号(加算結果)に対して、光強度変調を実行する。これによって、光強度変調器28は、光強度変調された光信号を生成する。光強度変調器28は、光強度変調された光信号を、伝送路3に出力する。伝送路3は、光強度変調された光信号(広帯域信号)を、光受信装置4aに伝送する。
次に、光受信装置4aの詳細について説明する。
光検出器40には、光強度変調された光信号(広帯域信号)が、伝送路3から入力される。すなわち、光検出器40には、第1FM信号及び第2FM信号を含む光信号(波長多重信号)が、伝送路3から入力される。光検出器40は、光強度変調された光信号を、第1FM信号「SFM1(t)」と第2FM信号「SFM2’(t)」とを含む電気信号に変換する。光検出器40は、変換された電気信号を、帯域濾波器41及び帯域濾波器45に出力する。
光検出器40には、光強度変調された光信号(広帯域信号)が、伝送路3から入力される。すなわち、光検出器40には、第1FM信号及び第2FM信号を含む光信号(波長多重信号)が、伝送路3から入力される。光検出器40は、光強度変調された光信号を、第1FM信号「SFM1(t)」と第2FM信号「SFM2’(t)」とを含む電気信号に変換する。光検出器40は、変換された電気信号を、帯域濾波器41及び帯域濾波器45に出力する。
第1信号系統において、帯域濾波器41は、第1FM信号と第2FM信号と含む電気信号から、第1FM信号を抽出する。遅延検波器42は、抽出された第1FM信号に対して、遅延検波処理(復調処理)を実行する。これによって、遅延検波器42は、帯域幅「W」かつ中心周波数「A」の狭帯域信号(第1狭帯域信号)を生成する。低域通過濾波器43は、帯域幅「W」かつ中心周波数「A」の狭帯域信号の高周波成分を除去する。
合波器44は、帯域幅「W」かつ中心周波数「A」の狭帯域信号と、帯域幅「W」かつ中心周波数「B」の狭帯域信号とを合波(加算)する。合波器44は、帯域幅「2W」の周波数分割多重信号を、所定の装置(不図示)に出力する。所定の装置は、例えば、表示装置である。
第2信号系統において、帯域濾波器45は、第1FM信号「SFM1(t)」と第2FM信号「SFM2’(t)」と含む電気信号から、第2FM信号「SFM2’(t)」(第2狭帯域信号)を抽出する。周波数逆変換器46は、周波数変換器26によって周波数が変更された第2FM信号「SFM2’(t)」の周波数を第1FM信号の周波数と同じにすることによって、第2FM信号「SFM2(t)」を生成する。
第2信号系統において、遅延検波器47は、第2FM信号「SFM2(t)」に対して、遅延検波処理(復調処理)を実行する。これによって、遅延検波器47は、帯域幅「W」かつ中心周波数「A」の狭帯域信号(第3狭帯域信号)を生成する。低域通過濾波器48は、帯域幅「W」かつ中心周波数「A」の狭帯域信号の高周波成分を除去する。周波数逆変換器49は、帯域幅「W」かつ中心周波数「A」の狭帯域信号に基づいて、帯域幅「W」かつ中心周波数「B」の狭帯域信号(第2狭帯域信号)を生成する。すなわち、周波数逆変換器49は、帯域幅「W」かつ中心周波数「A」の狭帯域信号を、帯域幅「W」かつ中心周波数「B」の狭帯域信号に変換する。周波数逆変換器49は、帯域幅「W」かつ中心周波数「B」の狭帯域信号を、合波器44に出力する。
なお、周波数変換器24と周波数変換器26と周波数逆変換器46と周波数逆変換器49とのそれぞれは、第2信号系統に備えられる代わりに、第1信号系統に備えられてもよい。
次に、光通信システム1aの動作例を説明する。
図2は、第1実施形態における、光送信装置2aの動作例を示すフローチャートである。共通信号系統において、帯域分割器20は、帯域幅「2W」の信号を、帯域幅「W」の各信号に、周波数軸上で分割する(ステップS101:帯域分割処理)。
図2は、第1実施形態における、光送信装置2aの動作例を示すフローチャートである。共通信号系統において、帯域分割器20は、帯域幅「2W」の信号を、帯域幅「W」の各信号に、周波数軸上で分割する(ステップS101:帯域分割処理)。
第1信号系統において、位相変調器231は、帯域幅「W」かつ中心周波数「A」の狭帯域信号と、第1発振周波数のレーザー光とを用いて、位相変調された光信号を生成する(ステップS102:第1位相変調処理)。光検出器232は、第2発振周波数のレーザー光を用いて、位相変調された光信号を、第1FM信号に変換する(ステップS103:第1光検出処理)。第1信号系統の各機能部は、ステップS108に処理を進める。
第2信号系統において、周波数変換器24は、帯域幅「W」かつ中心周波数「B」の狭帯域信号を、帯域幅「W」かつ中心周波数「A」の狭帯域信号に変換する(ステップS104:第1周波数変換処理)。位相変調器251は、帯域幅「W」かつ中心周波数「B」の狭帯域信号と、第2発振周波数のレーザー光とを用いて、位相変調された光信号を生成する(ステップS105:第1位相変調処理)。光検出器252は、第2発振周波数のレーザー光を用いて、位相変調された光信号を、第2FM信号に変換する(ステップS106:第2光検出処理)。周波数変換器26は、第1FM信号と第2FM信号との周波数軸上での重なりが小さくなるように、第2FM信号の周波数を変更する(ステップS107:第2周波数変換処理)。
共通信号系統において、加算器27は、第1FM信号と、周波数が変更された第2FM信号とを加算する(ステップS108:加算処理)。光強度変調器28は、加算されたFM信号に対して、光強度変調を実行する(ステップS109:光強度変調処理)。
図3は、第1実施形態における、光受信装置4aの動作例を示すフローチャートである。光検出器40は、光強度変調された光信号を、第1FM信号と、周波数が変更された第2FM信号とを含む電気信号に変換する(ステップS201:第3光検出処理)。
第1信号系統において、帯域濾波器41は、第1FM信号と、周波数が変更された第2FM信号と含む電気信号から、第1FM信号を抽出する(ステップS202:第1帯域フィルタ処理)。遅延検波器42は、抽出された第1FM信号に対して、遅延検波処理を実行する(ステップS203:第1遅延検波処理)。低域通過濾波器43は、帯域幅「W」かつ中心周波数「A」の狭帯域信号の高周波成分を除去する(ステップS204:第1低域通過処理)。
第2信号系統において、帯域濾波器45は、第1FM信号と、周波数が変更された第2FM信号と含む電気信号から、周波数が変更された第2FM信号を抽出する(ステップS205:第2帯域フィルタ処理)。周波数逆変換器46は、周波数が変更された第2FM信号の中心周波数を、第1FM信号の中心周波数と同じにする(ステップS206:第1逆変換処理)。遅延検波器47は、第2FM信号に対して、遅延検波処理を実行する(ステップS207:第2遅延検波処理)。低域通過濾波器48は、帯域幅「W」かつ中心周波数「A」の狭帯域信号の高周波成分を除去する(ステップS208:第2低域通過処理)。周波数逆変換器49は、帯域幅「W」かつ中心周波数「A」の狭帯域信号に基づいて、帯域幅「W」かつ中心周波数「B」の狭帯域信号を生成する(ステップS209:第2逆変換処理)。
合波器44は、帯域幅「W」かつ中心周波数「A」の狭帯域信号(狭帯域の周波数分割多重信号)と、帯域幅「W」かつ中心周波数「B」の狭帯域信号(狭帯域の周波数分割多重信号)とを合波(加算)する(ステップS210:合波処理)。
以上のように、光通信システム1aの光送信装置2aでは、帯域分割器20は、所定の狭帯域幅「W」かつ第1中心周波数「A」の第1狭帯域信号と、所定の狭帯域幅「W」かつ第1中心周波数「B」の第2狭帯域信号とに、所定の広帯域信号を周波数軸上で分割する。第1発振器21は、第1発振周波数の第1レーザー光を生成する。第2発振器22は、第2発振周波数の第2レーザー光を生成する。一括変換部23(第1一括変換部)は、第1レーザー光と第2レーザー光とを用いて、所定の狭帯域幅「W」かつ第1中心周波数「A」の第1狭帯域信号に対してFM一括変換を実行することによって、第1FM信号「SFM1(t)」を生成する。周波数変換器24(第1周波数変換器)は、所定の狭帯域幅「W」かつ第2中心周波数「B」の第2狭帯域信号を、所定の狭帯域幅「W」かつ第1中心周波数「A」の第3狭帯域信号に変換する。一括変換部25(第2一括変換部)は、第1レーザー光と第2レーザー光とを用いて、第3狭帯域信号に対してFM一括変換を実行することによって、第2FM信号「SFM2(t)」を生成する。周波数変換器26(第2周波数変換器)は、第1FM信号と第2FM信号との周波数軸上での重なりが小さくなるように、第2FM信号の周波数を変更する。加算器27は、周波数が変更された第2FM信号「SFM2’(t)」と第1FM信号「SFM1(t)」とを、周波数軸上で加算する。光強度変調器28は、周波数が変更された第2FM信号と第1FM信号との加算結果に対して光強度変調を実行することによって、光強度変調された光信号を生成する。
また、光通信システム1aの光受信装置4aでは、光検出器40は、光強度変調された光信号を、周波数が変更された第2FM信号と、第1FM信号とに変換する。帯域濾波器41(第1帯域濾波器)は、周波数が変更された第2FM信号と、第1FM信号とから、第1FM信号を抽出する。遅延検波器42(第1遅延検波器)は、抽出された第1FM信号に対して遅延検波処理を実行することによって、第1狭帯域信号を生成する。低域通過濾波器43(第1低域通過濾波器)は、第1狭帯域信号の高周波成分を除去する。帯域濾波器45(第2帯域濾波器)は、周波数が変更された第2FM信号と第1FM信号とから、周波数が変更された第2FM信号を抽出する。周波数逆変換器46(第1周波数逆変換器)は、周波数が変更された第2FM信号の周波数を第1FM信号の周波数と同じにすることによって、第2FM信号を生成する。遅延検波器47(第2遅延検波器)は、第2FM信号に対して遅延検波処理を実行することによって、第3狭帯域信号を生成する。低域通過濾波器48(第2低域通過濾波器)は、第3狭帯域信号の高周波成分を除去する。周波数逆変換器49(第2周波数逆変換器)は、高周波成分が除去された第3狭帯域信号に基づいて、第2狭帯域信号を生成する。合波器44は、高周波成分が除去された第1狭帯域信号と第2狭帯域信号とを合波する。
このように、光送信装置2aは、送信対象の広帯域信号を、狭帯域の各信号に分割する。光送信装置2aは、狭帯域の各信号に対して、FM一括変換を実行する。光送信装置2aは、狭帯域の各FM信号を、周波数軸上で合波する。光送信装置2aは、合波されたFM信号に対して、光強度変調を実行する。光送信装置2aは、光強度変調されたFM信号を、伝送路3を用いて、光受信装置4aに伝送する。光受信装置4aは、合波されたFM信号を、狭帯域の各FM信号に分離する。光受信装置4aは、狭帯域の各FM信号に対して、所定の復調処理を実行する。
ここで、共用可能な機能部が共用化される。例えば光送信装置2aでは、各発振器(狭線幅レーザーダイオード)と光強度変調器28とが、2本の信号系統によって共用される。また、光受信装置4aでは、簡易な処理部(例えば、光分波器、波長分割多重濾波器、及び合波器等)が追加されるだけで、FM一括変換された広帯域信号(合波されたFM信号)が受信可能となる。
これによって、FM一括変換された広帯域信号を低コストで送信及び受信することが可能である。また、光送信装置2aのサイズと光受信装置4aのサイズとをそれぞれ小さくすることが可能である。
<第1実施形態との比較例>
図4は、第1実施形態との比較例における、光通信システム100aの構成例を示す図である。光通信システム100aは、光通信システム1aとの比較例である。光通信システム100aは、光送信装置200aと、伝送路3と、光受信装置400aとを備える。光送信装置200aは、光送信装置2aとの比較例である。光受信装置400aは、光受信装置4aとの比較例である。
図4は、第1実施形態との比較例における、光通信システム100aの構成例を示す図である。光通信システム100aは、光通信システム1aとの比較例である。光通信システム100aは、光送信装置200aと、伝送路3と、光受信装置400aとを備える。光送信装置200aは、光送信装置2aとの比較例である。光受信装置400aは、光受信装置4aとの比較例である。
光送信装置200aは、帯域分割器20と、一括変換部230と、周波数変換器24と、一括変換部250と、光強度変調器28-1と、光強度変調器28-2と、合波器29とを備える。一括変換部230は、位相変調器231と、光検出器232と、第1発振器21-1と、第2発振器22とを備える。一括変換部250は、位相変調器251と、光検出器252と、第1発振器21-2と、第3発振器30とを備える。ここで、第1信号系統の一括変換部230と第2信号系統の一括変換部250とは、第1発振器21-1、第1発振器21-2、第2発振器22及び第3発振器30を共用しない。
光受信装置400aは、光分波器50と、波長分割多重濾波器51と、波長分割多重濾波器52と、光検出器40-1と、光検出器40-2と、遅延検波器42と、低域通過濾波器43と、合波器44と、遅延検波器47と、低域通過濾波器48と、周波数逆変換器49とを備える。
次に、光送信装置200aの詳細について、光送信装置2aとの差分を中心に説明する。
第1信号系統において、一括変換部230は、FM一括変換(周波数変調一括変換)を実行する機能部である。一括変換部230は、帯域分割器20から入力された狭帯域信号に対してFM一括変換を実行することによって、第1FM信号「SFM1(t)」を生成する。
第1信号系統において、一括変換部230は、FM一括変換(周波数変調一括変換)を実行する機能部である。一括変換部230は、帯域分割器20から入力された狭帯域信号に対してFM一括変換を実行することによって、第1FM信号「SFM1(t)」を生成する。
第1信号系統において、第1発振器21-1は、第1発振周波数のレーザー光を、位相変調器231に出力する。位相変調器231は、帯域幅「W」かつ中心周波数「A」の狭帯域信号(第1狭帯域信号)と、第1発振周波数のレーザー光とを用いて、位相変調された光信号を生成する。第2発振器22は、第2発振周波数のレーザー光を、光検出器232に出力する。光検出器232は、第2発振周波数のレーザー光を用いて、位相変調された光信号を、第1FM信号「SFM1(t)」(電気信号)に変換する。光強度変調器28-1は、第1FM信号に対して、光強度変調を実行する。光強度変調器28-1は、光強度変調された第1FM信号を、合波器29に出力する。
第2信号系統において、周波数変換器24は、帯域幅「W」かつ中心周波数「B」の狭帯域信号(第2狭帯域信号)を、帯域幅「W」かつ中心周波数「A」の狭帯域信号(第3狭帯域信号)に変換する。周波数変換器24は、帯域幅「W」かつ中心周波数「A」の狭帯域信号を、位相変調器251に出力する。
第2信号系統において、一括変換部250は、FM一括変換(周波数変調一括変換)を実行する機能部である。一括変換部250は、周波数変換器24から入力された狭帯域信号に対してFM一括変換を実行することによって、第2FM信号「SFM2(t)」を生成する。
第2信号系統において、第1発振器21-2は、第1発振周波数のレーザー光を、位相変調器251に出力する。位相変調器251は、帯域幅「W」かつ中心周波数「B」の狭帯域信号と、第2発振周波数のレーザー光とを用いて、位相変調された光信号を生成する。第3発振器30は、第3発振周波数のレーザー発振器であり、例えば、狭線幅レーザーダイオードである。第3発振器30は、第3発振周波数のレーザー光を、光検出器252に出力する。光検出器252(フォトダイオード)は、第3発振周波数のレーザー光を用いて、位相変調された光信号を、第2FM信号「SFM2(t)」(電気信号)に変換する。光検出器252は、第2FM信号を光強度変調器28-2に出力する。光強度変調器28-2は、光強度変調された第2FM信号を、合波器29に出力する。
なお、第1実施形態との比較例におけるFM一括変換後の第1FM信号の中心周波数は、第1発振周波数と第2発振周波数との差である。同様に、第1実施形態との比較例におけるFM一括変換後の第2FM信号の中心周波数は、第1発振周波数と第3発振周波数との差である。
合波器29は、光強度変調された第1FM信号と光強度変調された第2FM信号とを合波することによって、波長多重信号を生成する。合波器29は、光信号を用いて、波長多重信号を光受信装置400aに送信する。
次に、光受信装置400aの詳細について、光受信装置4aとの差分を中心に説明する。
光分波器50(光スプリッタ)には、第1FM信号及び第2FM信号を含む光信号(波長多重信号)が、伝送路3から入力される。光分波器50は、第1FM信号及び第2FM信号を含む光信号を、波長分割多重濾波器51及び波長分割多重濾波器52に出力する。
光分波器50(光スプリッタ)には、第1FM信号及び第2FM信号を含む光信号(波長多重信号)が、伝送路3から入力される。光分波器50は、第1FM信号及び第2FM信号を含む光信号を、波長分割多重濾波器51及び波長分割多重濾波器52に出力する。
第1信号系統において、波長分割多重濾波器51(波長分割多重フィルタ)は、光強度変調された光信号(第1FM信号)を、光検出器40-1に出力する。光検出器40-1には、光強度変調された光信号(第1FM信号)が、波長分割多重濾波器51から入力される。光検出器40-1は、光強度変調された光信号を、第1FM信号「SFM1(t)」を含む電気信号に変換する。光検出器40-1は、変換された電気信号を、遅延検波器42に出力する。
遅延検波器42は、第1FM信号を含む電気信号に対して、遅延検波処理(復調処理)を実行する。低域通過濾波器43は、帯域幅「W」かつ中心周波数「A」の狭帯域信号の高周波成分を除去する。合波器44は、帯域幅「W」かつ中心周波数「A」の狭帯域信号と、帯域幅「W」かつ中心周波数「B」の狭帯域信号とを加算する。
第2信号系統において、波長分割多重濾波器52(波長分割多重フィルタ)は、光強度変調された光信号(第2FM信号)を、光検出器40-2に出力する。光検出器40-2には、光強度変調された光信号(第2FM信号)が、波長分割多重濾波器52から入力される。光検出器40-2は、光強度変調された光信号を、第2FM信号「SFM2(t)」を含む電気信号に変換する。光検出器40-2は、変換された電気信号を、遅延検波器47に出力する。
遅延検波器47は、第2FM信号を含む電気信号に対して、遅延検波処理(復調処理)を実行する。低域通過濾波器48は、帯域幅「W」かつ中心周波数「A」の狭帯域信号の高周波成分を除去する。周波数逆変換器49は、高周波成分が除去された第2FM信号の中心周波数を「B」に戻す。周波数逆変換器49は、帯域幅「W」かつ中心周波数「B」の狭帯域信号を、合波器44に出力する。
このように、第1実施形態との比較例の光通信システム100aでは、2本の信号系統が単純に並列に備えられる。このため、光通信システム100aは、信号を低コストで送信及び受信することができない。
(第2実施形態)
第2実施形態では、帯域幅「W」の各信号(各狭帯域信号)が光送信装置に入力される点が、第1実施形態との主な差分である。第2実施形態では第1実施形態との差分を中心に説明する。
第2実施形態では、帯域幅「W」の各信号(各狭帯域信号)が光送信装置に入力される点が、第1実施形態との主な差分である。第2実施形態では第1実施形態との差分を中心に説明する。
図5は、第2実施形態における、光通信システム1bの構成例を示す図である。光通信システム1bは、光信号を用いて通信するシステムである。光通信システム1bは、光送信装置2bと、伝送路3と、光受信装置4bとを備える。
光送信装置2bは、第1発振器21と、第2発振器22と、一括変換部23と、周波数変換器24と、一括変換部25と、周波数変換器26と、加算器27と、光強度変調器28とを備える。一括変換部23は、位相変調器231と、光検出器232とを備える。一括変換部25は、位相変調器251と、光検出器252とを備える。ここで、第1信号系統の一括変換部23は、第1発振器21及び第2発振器22を、第2信号系統の一括変換部25と共用する。
光受信装置4bは、光検出器40と、帯域濾波器41と、遅延検波器42と、低域通過濾波器43と、帯域濾波器45と、周波数逆変換器46と、遅延検波器47と、低域通過濾波器48と、周波数逆変換器49とを備える。
次に、光送信装置2bの詳細について、第1実施形態における光送信装置2aとの差分を中心に説明する。
第1信号系統において、位相変調器231には、一例として帯域幅「W」の狭帯域信号(第1狭帯域信号)が、例えばヘッドエンド装置(不図示)から入力される。この狭帯域信号の中心周波数は、例えば「A」である。位相変調器231は、帯域幅「W」の狭帯域信号と、第1発振周波数のレーザー光とを用いて、位相変調された光信号を生成する。
第1信号系統において、位相変調器231には、一例として帯域幅「W」の狭帯域信号(第1狭帯域信号)が、例えばヘッドエンド装置(不図示)から入力される。この狭帯域信号の中心周波数は、例えば「A」である。位相変調器231は、帯域幅「W」の狭帯域信号と、第1発振周波数のレーザー光とを用いて、位相変調された光信号を生成する。
第2信号系統において、周波数変換器24には、一例として帯域幅「W」の狭帯域信号(第2狭帯域信号)が、例えばヘッドエンド装置(不図示)から入力される。この狭帯域信号の中心周波数は、例えば「A」とは異なる所定の中心周波数(例えば、周波数「B」)である。周波数変換器24は、帯域幅「W」かつ所定の中心周波数の狭帯域信号を、帯域幅「W」かつ中心周波数「A」の狭帯域信号に変換する。周波数変換器24は、帯域幅「W」かつ中心周波数「A」の狭帯域信号(第3狭帯域信号)を、位相変調器251に出力する。
次に、光受信装置4bの詳細について、第1実施形態における光受信装置4aとの差分を中心に説明する。
低域通過濾波器43は、帯域幅「W」かつ中心周波数「A」の狭帯域信号の高周波成分を除去する。低域通過濾波器43は、帯域幅「W」かつ中心周波数「A」の狭帯域信号を、所定の装置(不図示)に出力する。所定の装置は、例えば、表示装置である。周波数逆変換器49は、帯域幅「W」かつ所定の中心周波数の狭帯域信号の高周波成分を除去する。低域通過濾波器43は、帯域幅「W」かつ所定の中心周波数(例えば、周波数「B」)の狭帯域信号を、所定の装置(不図示)に出力する。
低域通過濾波器43は、帯域幅「W」かつ中心周波数「A」の狭帯域信号の高周波成分を除去する。低域通過濾波器43は、帯域幅「W」かつ中心周波数「A」の狭帯域信号を、所定の装置(不図示)に出力する。所定の装置は、例えば、表示装置である。周波数逆変換器49は、帯域幅「W」かつ所定の中心周波数の狭帯域信号の高周波成分を除去する。低域通過濾波器43は、帯域幅「W」かつ所定の中心周波数(例えば、周波数「B」)の狭帯域信号を、所定の装置(不図示)に出力する。
次に、光通信システム1bの動作例を説明する。
図6は、第2実施形態における、光送信装置2bの動作例を示すフローチャートである。ステップS301からステップS308までの各処理は、図2に例示されたステップS102からステップS109までの各処理と同様である。
図6は、第2実施形態における、光送信装置2bの動作例を示すフローチャートである。ステップS301からステップS308までの各処理は、図2に例示されたステップS102からステップS109までの各処理と同様である。
図7は、第2実施形態における、光受信装置4bの動作例を示すフローチャートである。ステップS401からステップS309までの各処理は、図3に例示されたステップS201からステップS209までの各処理と同様である。
以上のように、第1実施形態の光通信システム1aの光送信装置2aと比較して、光通信システム1bの光送信装置2bでは、帯域幅「W」の周波数分割多重信号が2本の信号系統で並列に光送信装置2bに入力される場合には、帯域分割器20は不要である。また、第1実施形態の光通信システム1aの光受信装置4aと比較して、光通信システム1bの光受信装置4bでは、合波器44は不要である。
これによって、各信号系統で伝送される帯域幅「W」の周波数分割多重信号(広帯域信号に相当する複数の狭帯域信号)を低コストで送信及び受信することが可能である。
<第2実施形態との比較例>
図8は、第2実施形態との比較例における、光通信システム100bの構成例を示す図である。光通信システム100bは、光通信システム1bとの比較例である。光通信システム100bは、光送信装置200bと、伝送路3と、光受信装置400bとを備える。光送信装置200bは、光送信装置2bとの比較例である。光受信装置400bは、光受信装置4bとの比較例である。
図8は、第2実施形態との比較例における、光通信システム100bの構成例を示す図である。光通信システム100bは、光通信システム1bとの比較例である。光通信システム100bは、光送信装置200bと、伝送路3と、光受信装置400bとを備える。光送信装置200bは、光送信装置2bとの比較例である。光受信装置400bは、光受信装置4bとの比較例である。
光送信装置200bは、一括変換部230と、周波数変換器24と、一括変換部250と、光強度変調器28-1と、光強度変調器28-2と、合波器29とを備える。一括変換部230は、位相変調器231と、光検出器232と、第1発振器21-1と、第2発振器22とを備える。一括変換部250は、位相変調器251と、光検出器252と、第1発振器21-2と、第3発振器30とを備える。ここで、第1信号系統の一括変換部230と第2信号系統の一括変換部250とは、第1発振器21-1、第1発振器21-2、第2発振器22及び第3発振器30を共用しない。
光受信装置400bは、光分波器50と、波長分割多重濾波器51と、波長分割多重濾波器52と、光検出器40-1と、光検出器40-2と、遅延検波器42と、低域通過濾波器43と、合波器44と、遅延検波器47と、低域通過濾波器48と、周波数逆変換器49とを備える。
次に、光送信装置200bの詳細について、第2実施形態における光送信装置2bとの差分を中心に説明する。
第2信号系統において、第1発振器21-2は、第1発振周波数のレーザー光を、位相変調器251に出力する。位相変調器251は、帯域幅「W」かつ中心周波数「B」の狭帯域信号と、第2発振周波数のレーザー光とを用いて、位相変調された光信号を生成する。第3発振器30は、第3発振周波数のレーザー発振器であり、例えば、狭線幅レーザーダイオードである。第3発振器30は、第3発振周波数のレーザー光を、光検出器252に出力する。光検出器252(フォトダイオード)は、第3発振周波数のレーザー光を用いて、位相変調された光信号を、第2FM信号「SFM2(t)」(電気信号)に変換する。光検出器252は、第2FM信号を光強度変調器28-2に出力する。光強度変調器28-2は、光強度変調された第2FM信号を、合波器29に出力する。
第2信号系統において、第1発振器21-2は、第1発振周波数のレーザー光を、位相変調器251に出力する。位相変調器251は、帯域幅「W」かつ中心周波数「B」の狭帯域信号と、第2発振周波数のレーザー光とを用いて、位相変調された光信号を生成する。第3発振器30は、第3発振周波数のレーザー発振器であり、例えば、狭線幅レーザーダイオードである。第3発振器30は、第3発振周波数のレーザー光を、光検出器252に出力する。光検出器252(フォトダイオード)は、第3発振周波数のレーザー光を用いて、位相変調された光信号を、第2FM信号「SFM2(t)」(電気信号)に変換する。光検出器252は、第2FM信号を光強度変調器28-2に出力する。光強度変調器28-2は、光強度変調された第2FM信号を、合波器29に出力する。
なお、第2実施形態との比較例におけるFM一括変換後の第1FM信号の中心周波数は、第1発振周波数と第2発振周波数との差(絶対値)である。同様に、第2実施形態との比較例におけるFM一括変換後の第2FM信号の中心周波数は、第1発振周波数と第3発振周波数との差(絶対値)である。
合波器29は、光強度変調された第1FM信号と光強度変調された第2FM信号とを合波することによって、波長多重信号を生成する。合波器29は、光信号を用いて、波長多重信号を光受信装置400bに送信する。
次に、光受信装置400bの詳細について、第2実施形態における光受信装置4bとの差分を中心に説明する。
光分波器50(光スプリッタ)には、第1FM信号及び第2FM信号を含む光信号(波長多重信号)が、伝送路3から入力される。光分波器50は、第1FM信号及び第2FM信号を含む光信号を、波長分割多重濾波器51及び波長分割多重濾波器52に出力する。
光分波器50(光スプリッタ)には、第1FM信号及び第2FM信号を含む光信号(波長多重信号)が、伝送路3から入力される。光分波器50は、第1FM信号及び第2FM信号を含む光信号を、波長分割多重濾波器51及び波長分割多重濾波器52に出力する。
第1信号系統において、波長分割多重濾波器51(波長分割多重フィルタ)は、光強度変調された光信号(第1FM信号)を、光検出器40-1に出力する。光検出器40-1には、光強度変調された光信号(第1FM信号)が、波長分割多重濾波器51から入力される。光検出器40-1は、光強度変調された光信号を、第1FM信号「SFM1(t)」を含む電気信号に変換する。光検出器40-1は、変換された電気信号を、遅延検波器42に出力する。
第2信号系統において、波長分割多重濾波器52(波長分割多重フィルタ)は、光強度変調された光信号(第2FM信号)を、光検出器40-2に出力する。光検出器40-2には、光強度変調された光信号(第2FM信号)が、波長分割多重濾波器52から入力される。光検出器40-2は、光強度変調された光信号を、第2FM信号「SFM2(t)」を含む電気信号に変換する。光検出器40-2は、変換された電気信号を、遅延検波器47に出力する。
このように、第2実施形態との比較例の光通信システム100bは、信号を低コストで送信及び受信することができない。
(第3実施形態)
第3実施形態では、奇数個(一例として、3個)の発振器を光送信装置が備える点と、周波数変換器を光送信装置が備えない点とが、第1実施形態及び第2実施形態との主な差分である。第3実施形態では第1実施形態及び第2実施形態との差分を中心に説明する。
第3実施形態では、奇数個(一例として、3個)の発振器を光送信装置が備える点と、周波数変換器を光送信装置が備えない点とが、第1実施形態及び第2実施形態との主な差分である。第3実施形態では第1実施形態及び第2実施形態との差分を中心に説明する。
第1実施形態及び第2実施形態では、光送信装置に備えられた2個の発振器のうちの1個でも故障した場合には、第1FM信号「SFM1(t)」及び第2FM信号「SFM2’(t)」の両方とも送信できなくなるという問題がある。仮に、発振器の個数を2倍の4個とするように単純に冗長化された場合、コストが増加することがある。そこで第3実施形態では、コストの増加を抑制した上で、故障に対する耐性を向上させる。
図9は、第3実施形態における、光通信システム1cの構成例を示す図である。光通信システム1cは、光信号を用いて通信するシステムである。光通信システム1cは、光送信装置2cと、伝送路3と、光受信装置4cとを備える。
光送信装置2cは、例えば、V-OLTである。光送信装置2cは、帯域分割器20と、第1発振器21と、第2発振器22と、一括変換部23と、周波数変換器24と、一括変換部25と、加算器27と、光強度変調器28と、第3発振器30とを備える。一括変換部23は、位相変調器231と、光検出器232とを備える。一括変換部25は、位相変調器251と、光検出器252とを備える。
このように、第3実施形態の光送信装置2cでは、第1実施形態の光送信装置2aと比較して、周波数変換器が1個削減され、発振器が1個増加している。したがって、第3実施形態の光送信装置2cでは、第1実施形態の光送信装置2aに対して、必要素子数及びコストは増加していない。
ここで、第1信号系統の一括変換部23は、第1発振器21と第2発振器22と第3発振器30とのうちの第1発振器21を、第2信号系統の一括変換部25と共用する。第1信号系統の一括変換部23は、第2発振器22を、第2信号系統の一括変換部25と共用しない。第2信号系統の一括変換部25は、第3発振器30を、第1信号系統の一括変換部23と共用しない。このように、第2発振器22と第3発振器30はいずれも共用されていないので、第2発振器22と第3発振器30のうちの一方が故障したとしても、他方の発振器を用いて、FM信号が送信される。
光受信装置4c(光回線終端装置)は、例えば、V-ONUである。光受信装置4cは、光検出器40と、帯域濾波器41と、遅延検波器42と、低域通過濾波器43と、合波器44と、帯域濾波器45と、周波数逆変換器46と、遅延検波器47と、低域通過濾波器48と、周波数逆変換器49とを備える。
次に、光送信装置2cの詳細について、第1実施形態における光送信装置2cとの差分を中心に説明する。
第1発振器21は、第1発振周波数「fLD1」のレーザー発振器であり、例えば、狭線幅レーザーダイオードである。第1発振器21は、第1発振周波数のレーザー光(第1レーザー光)を、位相変調器231及び位相変調器251に出力する。
第2発振器22は、第2発振周波数「fLD2」のレーザー発振器であり、例えば、狭線幅レーザーダイオードである。第2発振器22は、第2発振周波数のレーザー光(第2レーザー光)を、光検出器232に出力する。
第3発振器30は、第2発振周波数「fLD3」のレーザー発振器であり、例えば、狭線幅レーザーダイオードである。第3発振器30は、第3発振周波数のレーザー光(第3レーザー光)を、光検出器252に出力する。
FM一括変換では、ヘテロダイン検波方式を用いて、FM信号が生成される。ヘテロダイン検波方式で生成されるFM信号の中心周波数は、使用される2個の発振器の動作周波数の差(絶対値)となる。したがって、FM一括変換後の第1FM信号「SFM1(t)」の中心周波数は、第1発振周波数と第2発振周波数との差(絶対値)「|fLD1-fLD2|」に等しい。同様に、第3実施形態における、FM一括変換後の第2FM信号「SFM2’(t)」の中心周波数は、第1発振周波数と第3発振周波数との差(絶対値)「|fLD1-fLD3|」に等しい。
光検出器232(フォトダイオード)は、第2発振周波数のレーザー光を用いて、位相変調された光信号を、第1FM信号「SFM1(t)」(電気信号)に変換する。光検出器232は、第1FM信号を加算器27に出力する。
光検出器252(フォトダイオード)は、第3発振周波数のレーザー光を用いて、位相変調された光信号を、第2FM信号「SFM2’(t)」(電気信号)に変換する。光検出器252は、第2FM信号「SFM2’(t)」を、加算器27に出力する。
以上のように、光送信装置2cは、第3発振周波数のレーザー光を生成する第3発振器30を備える。光送信装置2cは、周波数変換器26を備えなくてよい。光検出器232は、第2発振周波数のレーザー光を用いて、位相変調された光信号を、第1FM信号「SFM1(t)」に変換する。第3発振器30は、第3発振周波数のレーザー光を生成する。光検出器252は、第3発振周波数のレーザー光を用いて、位相変調された光信号を、第2FM信号「SFM2’(t)」に変換する。ここで、第1FM信号の中心周波数は、第1発振周波数と第2発振周波数との差(絶対値)に等しい。第2FM信号の中心周波数は、第1発振周波数と第3発振周波数との差(絶対値)に等しい。
これによって、光通信システムの信頼性を向上させた上で、FM一括変換された広帯域信号を低コストで送信及び受信することが可能である。
各実施形態において、周波数変換器24によって狭帯域信号が一括変換部25に入力されるので、第2FM信号「SFM2’(t)」の側波が広帯域になることを防ぐことが可能である。
各実施形態において、光通信システムは、3本以上の信号系統を備えてもよい。光送信装置において、3本以上の信号系統のうちの異なる信号系統は、少なくとも1個以上の機能部(例えば、発振器)を共用してもよい。
各実施形態において、光送信装置は、光検出器の前段に合波器(カプラ)(不図示)を備える。光検出器への入力は、その光検出器の前段に備えられた合波器を経由する。例えば、位相変調器231によって生成された光信号(位相変調された光信号)と、第2発振器22から出力された第2レーザー光とは、光検出器232の前段の合波器によって合波されて、光検出器232に入力される。
(ハードウェア構成例)
図9は、各実施形態における、光通信装置のハードウェア構成例を示す図である。図9に例示された光通信装置101のハードウェア構成例は、第1実施形態の光送信装置2aのハードウェア構成例と、第1実施形態の光受信装置4aのハードウェア構成例と、第2実施形態の光送信装置2bのハードウェア構成例と、第2実施形態の光受信装置4bのハードウェア構成例と、第3実施形態の光送信装置2cのハードウェア構成例と、第3実施形態の光受信装置4cのハードウェア構成例とに対応する。
図9は、各実施形態における、光通信装置のハードウェア構成例を示す図である。図9に例示された光通信装置101のハードウェア構成例は、第1実施形態の光送信装置2aのハードウェア構成例と、第1実施形態の光受信装置4aのハードウェア構成例と、第2実施形態の光送信装置2bのハードウェア構成例と、第2実施形態の光受信装置4bのハードウェア構成例と、第3実施形態の光送信装置2cのハードウェア構成例と、第3実施形態の光受信装置4cのハードウェア構成例とに対応する。
光通信装置101の各機能部のうちの一部又は全部は、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサ102が、不揮発性の記録媒体(非一時的な記録媒体)を有する記憶装置104とメモリ103とに記憶されたプログラムを実行することにより、ソフトウェアとして実現される。プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM(Read Only Memory)、CD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置などの非一時的な記録媒体である。通信部105は、所定の光学機器を用いて、光通信処理を実行する。
光通信装置101の各機能部の一部又は全部は、例えば、LSI(Large Scale Integrated circuit)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)又はFPGA(Field Programmable Gate Array)等を用いた電子回路(electronic circuit又はcircuitry)を含むハードウェアを用いて実現されてもよい。
(付記1)
本発明の一態様は、第1発振周波数の第1レーザー光を生成する第1発振器と、第2発振周波数の第2レーザー光を生成する第2発振器と、前記第1レーザー光と前記第2レーザー光とを用いて、所定の狭帯域幅かつ第1中心周波数の第1狭帯域信号に対して周波数変調一括変換を実行することによって、第1周波数変調信号を生成する第1一括変換部と、前記所定の狭帯域幅かつ第2中心周波数の第2狭帯域信号を、前記所定の狭帯域幅かつ前記第1中心周波数の第3狭帯域信号に変換する第1周波数変換器と、前記第1レーザー光と前記第2レーザー光とを用いて、前記第3狭帯域信号に対して周波数変調一括変換を実行することによって、第2周波数変調信号を生成する第2一括変換部と、前記第1周波数変調信号と前記第2周波数変調信号との周波数軸上での重なりが小さくなるように、前記第2周波数変調信号の周波数を変更する第2周波数変換器と、周波数が変更された前記第2周波数変調信号と前記第1周波数変調信号とを周波数軸上で加算する加算器と、周波数が変更された前記第2周波数変調信号と前記第1周波数変調信号との加算結果に対して光強度変調を実行することによって、光強度変調された光信号を生成する光強度変調器とを備える光送信装置である。
本発明の一態様は、第1発振周波数の第1レーザー光を生成する第1発振器と、第2発振周波数の第2レーザー光を生成する第2発振器と、前記第1レーザー光と前記第2レーザー光とを用いて、所定の狭帯域幅かつ第1中心周波数の第1狭帯域信号に対して周波数変調一括変換を実行することによって、第1周波数変調信号を生成する第1一括変換部と、前記所定の狭帯域幅かつ第2中心周波数の第2狭帯域信号を、前記所定の狭帯域幅かつ前記第1中心周波数の第3狭帯域信号に変換する第1周波数変換器と、前記第1レーザー光と前記第2レーザー光とを用いて、前記第3狭帯域信号に対して周波数変調一括変換を実行することによって、第2周波数変調信号を生成する第2一括変換部と、前記第1周波数変調信号と前記第2周波数変調信号との周波数軸上での重なりが小さくなるように、前記第2周波数変調信号の周波数を変更する第2周波数変換器と、周波数が変更された前記第2周波数変調信号と前記第1周波数変調信号とを周波数軸上で加算する加算器と、周波数が変更された前記第2周波数変調信号と前記第1周波数変調信号との加算結果に対して光強度変調を実行することによって、光強度変調された光信号を生成する光強度変調器とを備える光送信装置である。
(付記2)
本発明の一態様は、光送信装置が実行する光送信方法であって、第1発振周波数の第1レーザー光を生成するステップと、第2発振周波数の第2レーザー光を生成するステップと、前記第1レーザー光と前記第2レーザー光とを用いて、所定の狭帯域幅かつ第1中心周波数の第1狭帯域信号に対して周波数変調一括変換を実行することによって、第1周波数変調信号を生成するステップと、前記所定の狭帯域幅かつ第2中心周波数の第2狭帯域信号を、前記所定の狭帯域幅かつ前記第1中心周波数の第3狭帯域信号に変換するステップと、前記第1レーザー光と前記第2レーザー光とを用いて、前記第3狭帯域信号に対して周波数変調一括変換を実行することによって、第2周波数変調信号を生成するステップと、前記第1周波数変調信号と前記第2周波数変調信号との周波数軸上での重なりが小さくなるように、前記第2周波数変調信号の周波数を変更するステップと、周波数が変更された前記第2周波数変調信号と前記第1周波数変調信号とを周波数軸上で加算するステップと、周波数が変更された前記第2周波数変調信号と前記第1周波数変調信号との加算結果に対して光強度変調を実行することによって、光強度変調された光信号を生成するステップとを含む光送信方法である。
本発明の一態様は、光送信装置が実行する光送信方法であって、第1発振周波数の第1レーザー光を生成するステップと、第2発振周波数の第2レーザー光を生成するステップと、前記第1レーザー光と前記第2レーザー光とを用いて、所定の狭帯域幅かつ第1中心周波数の第1狭帯域信号に対して周波数変調一括変換を実行することによって、第1周波数変調信号を生成するステップと、前記所定の狭帯域幅かつ第2中心周波数の第2狭帯域信号を、前記所定の狭帯域幅かつ前記第1中心周波数の第3狭帯域信号に変換するステップと、前記第1レーザー光と前記第2レーザー光とを用いて、前記第3狭帯域信号に対して周波数変調一括変換を実行することによって、第2周波数変調信号を生成するステップと、前記第1周波数変調信号と前記第2周波数変調信号との周波数軸上での重なりが小さくなるように、前記第2周波数変調信号の周波数を変更するステップと、周波数が変更された前記第2周波数変調信号と前記第1周波数変調信号とを周波数軸上で加算するステップと、周波数が変更された前記第2周波数変調信号と前記第1周波数変調信号との加算結果に対して光強度変調を実行することによって、光強度変調された光信号を生成するステップとを含む光送信方法である。
(付記3)
本発明の一態様は、光送信装置と光受信装置とを備える光通信システムであって、前記光送信装置は、第1発振周波数の第1レーザー光を生成する第1発振器と、第2発振周波数の第2レーザー光を生成する第2発振器と、前記第1レーザー光と前記第2レーザー光とを用いて、所定の狭帯域幅かつ第1中心周波数の第1狭帯域信号に対して周波数変調一括変換を実行することによって、第1周波数変調信号を生成する第1一括変換部と、前記所定の狭帯域幅かつ第2中心周波数の第2狭帯域信号を、前記所定の狭帯域幅かつ前記第1中心周波数の第3狭帯域信号に変換する第1周波数変換器と、前記第1レーザー光と前記第2レーザー光とを用いて、前記第3狭帯域信号に対して周波数変調一括変換を実行することによって、第2周波数変調信号を生成する第2一括変換部と、前記第1周波数変調信号と前記第2周波数変調信号との周波数軸上での重なりが小さくなるように、前記第2周波数変調信号の周波数を変更する第2周波数変換器と、周波数が変更された前記第2周波数変調信号と前記第1周波数変調信号とを周波数軸上で加算する加算器と、周波数が変更された前記第2周波数変調信号と前記第1周波数変調信号との加算結果に対して光強度変調を実行することによって、光強度変調された光信号を生成する光強度変調器とを有し、前記光受信装置は、前記光強度変調された光信号を、周波数が変更された前記第2周波数変調信号と前記第1周波数変調信号とに変換する光検出器と、周波数が変更された前記第2周波数変調信号と前記第1周波数変調信号とから、前記第1周波数変調信号を抽出する第1帯域濾波器と、抽出された前記第1周波数変調信号に対して遅延検波処理を実行することによって、前記第1狭帯域信号を生成する第1遅延検波器と、前記第1狭帯域信号の高周波成分を除去する第1低域通過濾波器と、周波数が変更された前記第2周波数変調信号と前記第1周波数変調信号とから、周波数が変更された前記第2周波数変調信号を抽出する第2帯域濾波器と、周波数が変更された前記第2周波数変調信号の周波数を前記第1周波数変調信号の周波数と同じにすることによって、前記第2周波数変調信号を生成する第1周波数逆変換器と、前記第2周波数変調信号に対して遅延検波処理を実行することによって、前記第3狭帯域信号を生成する第2遅延検波器と、前記第3狭帯域信号の高周波成分を除去する第2低域通過濾波器と、高周波成分が除去された前記第3狭帯域信号に基づいて前記第2狭帯域信号を生成する第2周波数逆変換器とを有する、光通信システムである。
本発明の一態様は、光送信装置と光受信装置とを備える光通信システムであって、前記光送信装置は、第1発振周波数の第1レーザー光を生成する第1発振器と、第2発振周波数の第2レーザー光を生成する第2発振器と、前記第1レーザー光と前記第2レーザー光とを用いて、所定の狭帯域幅かつ第1中心周波数の第1狭帯域信号に対して周波数変調一括変換を実行することによって、第1周波数変調信号を生成する第1一括変換部と、前記所定の狭帯域幅かつ第2中心周波数の第2狭帯域信号を、前記所定の狭帯域幅かつ前記第1中心周波数の第3狭帯域信号に変換する第1周波数変換器と、前記第1レーザー光と前記第2レーザー光とを用いて、前記第3狭帯域信号に対して周波数変調一括変換を実行することによって、第2周波数変調信号を生成する第2一括変換部と、前記第1周波数変調信号と前記第2周波数変調信号との周波数軸上での重なりが小さくなるように、前記第2周波数変調信号の周波数を変更する第2周波数変換器と、周波数が変更された前記第2周波数変調信号と前記第1周波数変調信号とを周波数軸上で加算する加算器と、周波数が変更された前記第2周波数変調信号と前記第1周波数変調信号との加算結果に対して光強度変調を実行することによって、光強度変調された光信号を生成する光強度変調器とを有し、前記光受信装置は、前記光強度変調された光信号を、周波数が変更された前記第2周波数変調信号と前記第1周波数変調信号とに変換する光検出器と、周波数が変更された前記第2周波数変調信号と前記第1周波数変調信号とから、前記第1周波数変調信号を抽出する第1帯域濾波器と、抽出された前記第1周波数変調信号に対して遅延検波処理を実行することによって、前記第1狭帯域信号を生成する第1遅延検波器と、前記第1狭帯域信号の高周波成分を除去する第1低域通過濾波器と、周波数が変更された前記第2周波数変調信号と前記第1周波数変調信号とから、周波数が変更された前記第2周波数変調信号を抽出する第2帯域濾波器と、周波数が変更された前記第2周波数変調信号の周波数を前記第1周波数変調信号の周波数と同じにすることによって、前記第2周波数変調信号を生成する第1周波数逆変換器と、前記第2周波数変調信号に対して遅延検波処理を実行することによって、前記第3狭帯域信号を生成する第2遅延検波器と、前記第3狭帯域信号の高周波成分を除去する第2低域通過濾波器と、高周波成分が除去された前記第3狭帯域信号に基づいて前記第2狭帯域信号を生成する第2周波数逆変換器とを有する、光通信システムである。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
本発明は、光信号を用いて通信するシステムに適用可能である。
1a,1b…光通信システム、2a,2b…光送信装置、3…伝送路、4a,4b…光受信装置、20…帯域分割器、21…第1発振器、22…第2発振器、23…一括変換部、24…周波数変換器、25…一括変換部、26…周波数変換器、27…加算器、28…光強度変調器、29…合波器、30…第3発振器、40…光検出器、41…帯域濾波器、42…遅延検波器、43…低域通過濾波器、44…合波器、45…帯域濾波器、46…周波数逆変換器、47…遅延検波器、48…低域通過濾波器、49…周波数逆変換器、50…光分波器、51…波長分割多重濾波器、52…波長分割多重濾波器、100a,100b…光通信システム、101…光通信装置、102…プロセッサ、103…メモリ、104…記憶装置、105…通信部、200a,200b…光送信装置、230…一括変換部、231…位相変調器、232…光検出器、250…一括変換部、251…位相変調器、252…光検出器、400a,400b…光受信装置
Claims (7)
- 第1発振周波数の第1レーザー光と第2発振周波数の第2レーザー光とを用いて、所定の狭帯域幅かつ第1中心周波数の第1狭帯域信号に対して周波数変調一括変換を実行することによって、第1周波数変調信号を生成する第1一括変換部と、
前記所定の狭帯域幅かつ第2中心周波数の第2狭帯域信号を、前記所定の狭帯域幅かつ前記第1中心周波数の第3狭帯域信号に変換する第1周波数変換器と、
前記第1レーザー光と、前記第2レーザー光又は第3発振周波数の第3レーザー光とを用いて、前記第3狭帯域信号に対して周波数変調一括変換を実行することによって、第2周波数変調信号を生成する第2一括変換部と、
前記第2周波数変調信号と前記第1周波数変調信号とを周波数軸上で加算する加算器と、
周波数が変更された前記第2周波数変調信号と前記第1周波数変調信号との加算結果に対して光強度変調を実行することによって、光強度変調された光信号を生成する光強度変調器と
を備え、
前記第1周波数変調信号の中心周波数は、前記第1発振周波数と前記第2発振周波数との差の絶対値に等しく、
前記第2周波数変調信号の中心周波数は、前記第1発振周波数と、前記第2発振周波数又は前記第3発振周波数との差の絶対値に等しい、
光送信装置。 - 所定の広帯域信号を前記第1狭帯域信号及び前記第2狭帯域信号に周波数軸上で分割する帯域分割器を更に備える、請求項1に記載の光送信装置。
- 前記第2レーザー光を用いて前記第3狭帯域信号に対して前記周波数変調一括変換が実行された場合に、前記第1周波数変調信号と前記第2周波数変調信号との周波数軸上での重なりが小さくなるように、前記第2周波数変調信号の周波数を変更する第2周波数変換器を更に備え、
前記第2周波数変換器は、前記第1周波数変調信号と前記第2周波数変調信号との干渉量が所定量となる第1周波数変換量よりも多い第2周波数変換量に応じて、前記第2周波数変調信号の周波数を変更し、
前記加算器は、周波数が変更された前記第2周波数変調信号と前記第1周波数変調信号とを周波数軸上で加算する、請求項1又は請求項2に記載の光送信装置。 - 光送信装置が実行する光送信方法であって、
第1発振周波数の第1レーザー光と第2発振周波数の第2レーザー光とを用いて、所定の狭帯域幅かつ第1中心周波数の第1狭帯域信号に対して周波数変調一括変換を実行することによって、第1周波数変調信号を生成するステップと、
前記所定の狭帯域幅かつ第2中心周波数の第2狭帯域信号を、前記所定の狭帯域幅かつ前記第1中心周波数の第3狭帯域信号に変換するステップと、
前記第1レーザー光と、前記第2レーザー光又は第3発振周波数の第3レーザー光とを用いて、前記第3狭帯域信号に対して周波数変調一括変換を実行することによって、第2周波数変調信号を生成するステップと、
前記第2周波数変調信号と前記第1周波数変調信号とを周波数軸上で加算するステップと、
周波数が変更された前記第2周波数変調信号と前記第1周波数変調信号との加算結果に対して光強度変調を実行することによって、光強度変調された光信号を生成するステップと
を含み、
前記第1周波数変調信号の中心周波数は、前記第1発振周波数と前記第2発振周波数との差の絶対値に等しく、
前記第2周波数変調信号の中心周波数は、前記第1発振周波数と、前記第2発振周波数又は前記第3発振周波数との差の絶対値に等しい、
光送信方法。 - 光送信装置と光受信装置とを備える光通信システムであって、
前記光送信装置は、
第1発振周波数の第1レーザー光と第2発振周波数の第2レーザー光とを用いて、所定の狭帯域幅かつ第1中心周波数の第1狭帯域信号に対して周波数変調一括変換を実行することによって、第1周波数変調信号を生成する第1一括変換部と、
前記所定の狭帯域幅かつ第2中心周波数の第2狭帯域信号を、前記所定の狭帯域幅かつ前記第1中心周波数の第3狭帯域信号に変換する第1周波数変換器と、
前記第1レーザー光と、前記第2レーザー光又は第3発振周波数の第3レーザー光とを用いて、前記第3狭帯域信号に対して周波数変調一括変換を実行することによって、第2周波数変調信号を生成する第2一括変換部と、
前記第2周波数変調信号と前記第1周波数変調信号とを周波数軸上で加算する加算器と、
周波数が変更された前記第2周波数変調信号と前記第1周波数変調信号との加算結果に対して光強度変調を実行することによって、光強度変調された光信号を生成する光強度変調器とを有し、
前記光受信装置は、
前記光強度変調された光信号を、周波数が変更された前記第2周波数変調信号と前記第1周波数変調信号とに変換する光検出器と、
周波数が変更された前記第2周波数変調信号と前記第1周波数変調信号とから、前記第1周波数変調信号を抽出する第1帯域濾波器と、
抽出された前記第1周波数変調信号に対して遅延検波処理を実行することによって、前記第1狭帯域信号を生成する第1遅延検波器と、
前記第1狭帯域信号の高周波成分を除去する第1低域通過濾波器と、
周波数が変更された前記第2周波数変調信号と前記第1周波数変調信号とから、周波数が変更された前記第2周波数変調信号を抽出する第2帯域濾波器と、
周波数が変更された前記第2周波数変調信号の周波数を前記第1周波数変調信号の周波数と同じにすることによって、前記第2周波数変調信号を生成する第1周波数逆変換器と、
前記第2周波数変調信号に対して遅延検波処理を実行することによって、前記第3狭帯域信号を生成する第2遅延検波器と、
前記第3狭帯域信号の高周波成分を除去する第2低域通過濾波器と、
高周波成分が除去された前記第3狭帯域信号に基づいて前記第2狭帯域信号を生成する第2周波数逆変換器とを有し、
前記第1周波数変調信号の中心周波数は、前記第1発振周波数と前記第2発振周波数との差の絶対値に等しく、
前記第2周波数変調信号の中心周波数は、前記第1発振周波数と、前記第2発振周波数又は前記第3発振周波数との差の絶対値に等しい、
光通信システム。 - 前記光送信装置は、所定の広帯域信号を前記第1狭帯域信号及び前記第2狭帯域信号に周波数軸上で分割する帯域分割器を更に備え、
前記光受信装置は、高周波成分が除去された前記第1狭帯域信号と前記第2狭帯域信号とを合波する合波器を更に備える、請求項5に記載の光通信システム。 - 前記第2レーザー光を用いて前記第3狭帯域信号に対して前記周波数変調一括変換が実行された場合に、前記第1周波数変調信号と前記第2周波数変調信号との周波数軸上での重なりが小さくなるように、前記第2周波数変調信号の周波数を変更する第2周波数変換器を更に備え、
前記第2周波数変換器は、前記第1周波数変調信号と前記第2周波数変調信号との干渉量が所定量となる第1周波数変換量よりも多い第2周波数変換量に応じて、前記第2周波数変調信号の周波数を変更し、
前記加算器は、周波数が変更された前記第2周波数変調信号と前記第1周波数変調信号とを周波数軸上で加算する、請求項5又は請求項6に記載の光通信システム。
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