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JP7723508B2 - ウエーハの確認方法 - Google Patents
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JP7723508B2 - ウエーハの確認方法 - Google Patents

ウエーハの確認方法

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Description

本発明は、ウエーハの確認方法に関する。
表面にデバイスが形成された半導体ウエーハを分割してチップ化する方法として、ウエーハに形成された分割予定ラインに沿ってレーザービームを照射し、ウエーハをアブレーションさせることで分割する方法(特許文献1参照)や、ウエーハの内部に分割起点となる改質層を形成し外力を付与することで分割する方法(特許文献2参照)が提案されている。
特開2003-320466号公報 特許第3408805号公報
ところで、例えば前工程において製造されて後工程に流れてきたウエーハが、本来存在しないはずの構造物や膜、ゴミ等が分割予定ライン上に存在する不良ウエーハである可能性がある。この場合、レーザービームの照射によりウエーハを確実に分割することが出来なくなり加工不良を招いてしまう。加工不良が生じた後では、レーザー加工装置を起因とする加工不良なのか、加工工程より前工程を起因とする加工不良なのかの原因を究明するのが困難となり、調査に時間を要するため、生産性が低下するという課題がある。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、ウエーハの加工不良がいずれの工程に起因するものかの切り分け作業に要する時間を削減することができるウエーハの確認方法を提供することである。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明のウエーハの確認方法は、表面に複数の分割予定ラインが設定されたウエーハの確認方法であって、該ウエーハの表面側を露出させた状態でウエーハを保持する保持ステップと、ウエーハの表面に設定された該分割予定ラインに撮像領域を位置付ける位置付けステップと、該撮像領域と該ウエーハとを該分割予定ラインに沿う方向と平行な方向に相対的に移動させながら、該分割予定ラインを含む該撮像領域を撮像する撮像ステップと、該撮像ステップで撮像した画像の該ウエーハにおける位置を記憶する記憶ステップと、を含み、該撮像ステップにおいて撮像された後の該分割予定ライン上かつ撮像領域に対して該撮像ステップの該撮像領域と該ウエーハとの相対的な移動方向と同じ方向の一定距離の位置にある加工点と該ウエーハとを該分割予定ラインに沿う方向と平行な方向に相対的に移動させながら、該加工点を該撮像領域よりも該相対的な移動方向の一定距離後方に位置づけるとともに、該分割予定ラインに沿って該加工点において該ウエーハに加工を施す加工ステップを更に含むことを特徴とする。
また、本発明のウエーハの確認方法において、該加工ステップでは、レーザービームを該分割予定ラインに沿って該加工点に照射することにより、該ウエーハに加工を施してもよい。
また、本発明のウエーハの確認方法において、該加工ステップでは、該ウエーハに対して透過性を有する波長のレーザービームを該分割予定ラインに沿って該加工点に照射することにより、該ウエーハの内部に該分割予定ラインに沿う改質層を形成してもよい。
本発明は、ウエーハの加工不良がいずれの工程に起因するものかの切り分け作業に要する時間を削減することができる。
図1は、実施形態に係るウエーハの確認方法を実施する加工装置の構成例を示す斜視図である。 図2は、実施形態に係るウエーハの確認方法の確認対象のウエーハの一例を示す斜視図である。 図3は、実施形態に係るウエーハの確認方法の流れを示すフローチャート図である。 図4は、図3に示す位置付けステップで第一の撮像領域に位置付けた状態を示す側面図である。 図5は、図4に示す第一の撮像領域において撮像した画像の一例を示す図である。 図6は、図3に示す撮像ステップで第二の撮像領域を撮像しかつ加工ステップで第一の撮像領域を加工する状態を示す側面図である。 図7は、図6に示す第二の撮像領域において撮像した画像の一例を示す図である。 図8は、図3に示す加工ステップで第三の撮像領域を加工する状態を示す側面図である。 図9は、図6に示す第三の撮像領域において撮像した画像の一例を示す図である。
本発明を実施するための形態(実施形態)につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下の実施形態に記載した内容により本発明が限定されるものではない。また、以下に記載した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものが含まれる。更に、以下に記載した構成は適宜組み合わせることが可能である。また、本発明の要旨を逸脱しない範囲で構成の種々の省略、置換または変更を行うことができる。
〔実施形態〕
本発明の実施形態に係るウエーハ10の確認方法を図面に基づいて説明する。まず、実施形態に係るウエーハ10の確認方法を実施する加工装置100の構成例、および確認対象のウエーハ10の一例について説明する。図1は、実施形態に係るウエーハ10の確認方法を実施する加工装置100の構成例を示す斜視図である。図2は、実施形態に係るウエーハ10の確認方法の確認対象のウエーハ10の一例を示す斜視図である。
以下の説明において、X軸方向は、水平面における一方向である。Y軸方向は、水平面において、X軸方向に直交する方向である。Z軸方向は、X軸方向およびY軸方向に直交する方向である。実施形態の加工装置100は、加工送り方向がX軸方向であり、割り出し送り方向がY軸方向である。
図1に示すように、加工装置100は、実施形態において、レーザー加工装置である。加工装置100は、保持テーブル110と、レーザービーム照射ユニット120と、撮像ユニット130と、加工送りユニット140と、割り出し送りユニット150と、集光点位置調整ユニット160と、表示ユニット170と、制御ユニット180と、を備える。実施形態に係る加工装置100は、保持テーブル110に保持されたウエーハ10に対して、レーザービーム照射ユニット120によってレーザービーム121を照射することにより、ウエーハ10を加工する装置である。加工装置100によるウエーハ10の加工は、例えば、ステルスダイシングによってウエーハ10の内部に改質層17を形成する改質層形成加工、ウエーハ10の表面12に溝を形成する溝加工、または分割予定ライン13に沿ってウエーハ10を切断する切断加工等である。
図2に示すウエーハ10は、実施形態において、シリコン(Si)、サファイア(Al)、ガリウムヒ素(GaAs)、炭化ケイ素(SiC)、またはリチウムタンタレート(LiTa)等を基板11とする円板状の半導体デバイスウエーハ、光デバイスウエーハ等のウエーハである。ウエーハ10は、基板11の表面12に格子状に設定された複数の分割予定ライン13と、分割予定ライン13によって区画された領域に形成されたデバイス14と、を有している。
デバイス14は、例えば、IC(Integrated Circuit)、またはLSI(Large Scale Integration)等の集積回路、CCD(Charge Coupled Device)、またはCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等のイメージセンサである。デバイス14が形成された表面12と反対側に位置するウエーハ10の面を裏面15とする。
ウエーハ10は、分割予定ライン13に沿って個々のデバイス14に分割されて、チップに個片化される。なお、ウエーハ10は実施形態に限定されず、本発明では円板状でなくともよい。ウエーハ10は、例えば、環状のフレーム20が貼着されかつウエーハ10の外径よりも大径なテープ21がウエーハ10の裏面15に貼着されて、フレーム20の開口内に支持される。
図1に示す保持テーブル110は、ウエーハ10を保持面111で保持する。保持面111は、ポーラスセラミック等から形成された円板形状である。保持面111は、実施形態において、水平方向と平行な平面である。保持面111は、例えば、真空吸引経路を介して真空吸引源と接続している。保持テーブル110は、保持面111上に載置されたウエーハ10を吸引保持する。保持テーブル110の周囲には、ウエーハ10を支持するフレーム20を挟持するクランプ部112が複数配置されている。
保持テーブル110は、回転ユニット113によりZ軸方向と平行な軸心回りに回転される。回転ユニット113は、X軸方向移動プレート114に支持される。回転ユニット113および保持テーブル110は、X軸方向移動プレート114を介して、加工送りユニット140によりX軸方向に移動される。回転ユニット113および保持テーブル110は、X軸方向移動プレート114、加工送りユニット140およびY軸方向移動プレート115を介して、割り出し送りユニット150によりY軸方向に移動される。
レーザービーム照射ユニット120は、保持テーブル110に保持されたウエーハ10に対して、ウエーハ10を加工するための所定の波長を有するパルス状のレーザービーム121を照射するユニットである。レーザービーム照射ユニット120は、例えば、レーザービーム121を出射するレーザー発振器と、集光器と、レーザー発振器と集光器との間のレーザービーム121の光路上に設けられる各種の光学部品と、を含む。集光器は、レーザー発振器から出射され各種の光学部品で伝搬されたレーザービーム121を、保持テーブル110の保持面111に保持されたウエーハ10に集光して、ウエーハ10に照射させる。
撮像ユニット130は、保持テーブル110に保持されたウエーハ10を撮像する。撮像ユニット130は、保持テーブル110に保持されたウエーハ10を撮像するCCD(Charge Coupled Device)カメラまたは赤外線カメラを含む。撮像ユニット130は、例えば、レーザービーム照射ユニット120の集光器から所定距離の位置において、加工送り方向に隣接するように固定されている。撮像ユニット130による撮像領域30(例えば、図4から図9までを参照)は、レーザービーム照射ユニット120が照射するレーザービーム121による加工点より、加工送り方向の前方に位置する。撮像ユニット130は、撮像領域のウエーハ10を撮像して、得た画像131(例えば、図5、図7、および図9参照)を制御ユニット180に出力する。
加工送りユニット140は、保持テーブル110とレーザービーム照射ユニット120とを加工送り方向であるX軸方向に相対的に移動させるユニットである。加工送りユニット140は、実施形態において、保持テーブル110をX軸方向に移動させる。加工送りユニット140は、実施形態において、加工装置100の装置本体101上に設置されている。加工送りユニット140は、X軸方向移動プレート114をX軸方向に移動自在に支持する。
割り出し送りユニット150は、保持テーブル110と、レーザービーム照射ユニット120とを割り出し送り方向であるY軸方向に相対的に移動させるユニットである。割り出し送りユニット150は、実施形態において、保持テーブル110をY軸方向に移動させる。割り出し送りユニット150は、実施形態において、加工装置100の装置本体101上に設置されている。割り出し送りユニット150は、Y軸方向移動プレート115をY軸方向に移動自在に支持する。
集光点位置調整ユニット160は、レーザービーム照射ユニット120の集光器によって集光されたレーザービーム121の集光点(加工点)を、保持テーブル110の保持面111に垂直な光軸方向に移動させ、集光点の高さ位置を調整するユニットである。より詳しくは、集光点位置調整ユニット160は、保持テーブル110と、レーザービーム照射ユニット120とを集光点位置調整方向であるZ軸方向に相対的に移動させる。集光点位置調整ユニット160は、実施形態において、レーザービーム照射ユニット120のうち、少なくとも集光器をZ軸方向に移動させる。集光点位置調整ユニット160は、実施形態において、加工装置100の装置本体101から立設した立壁部102に設置されている。集光点位置調整ユニット160は、レーザービーム照射ユニット120のうち、少なくとも集光器をZ軸方向に移動自在に支持する。
加工送りユニット140、割り出し送りユニット150、および集光点位置調整ユニット160はそれぞれ、例えば、周知のボールねじと、周知のパルスモータと、周知のガイドレールと、を含む。ボールねじは、軸心回りに回転自在に設けられる。パルスモータは、ボールねじを軸心回りに回転させる。加工送りユニット140のガイドレールは、X軸方向移動プレート114をX軸方向に移動自在に支持する。加工送りユニット140のガイドレールは、Y軸方向移動プレート115に固定して設けられる。割り出し送りユニット150のガイドレールは、Y軸方向移動プレート115をY軸方向に移動自在に支持する。割り出し送りユニット150のガイドレールは、装置本体101に固定して設けられる。集光点位置調整ユニット160のガイドレールは、レーザービーム照射ユニット120のうち少なくとも集光器をZ軸方向に移動自在に支持する。集光点位置調整ユニット160のガイドレールは、立壁部102に固定して設けられる。
表示ユニット170は、液晶表示装置等により構成される表示部である。表示ユニット170は、例えば、加工条件の設定画面、撮像ユニット130が撮像したウエーハ10の状態、加工動作の状態等を、表示面に表示させる。表示ユニット170の表示面がタッチパネルを含む場合、表示ユニット170は、入力部を含んでもよい。入力部は、オペレータが加工内容情報を登録する等の各種操作を受付可能である。入力部は、キーボード等の外部入力装置であってもよい。表示ユニット170は、表示面に表示される情報や画像が入力部等からの操作により切り換えられる。表示ユニット170は、報知装置を含んでもよい。報知装置は、音および光の少なくとも一方を発して加工装置100のオペレータに予め定められた報知情報を報知する。報知装置は、スピーカーまたは発光装置等の外部報知装置であってもよい。
制御ユニット180は、加工装置100の上述した各構成要素をそれぞれ制御して、ウエーハ10に対する加工動作を加工装置100に実行させる。制御ユニット180は、レーザービーム照射ユニット120、撮像ユニット130、加工送りユニット140、割り出し送りユニット150、集光点位置調整ユニット160、および表示ユニット170を制御する。
制御ユニット180は、演算手段としての演算処理装置と、記憶手段としての記憶装置と、通信手段としての入出力インターフェース装置と、を含むコンピュータである。演算処理装置は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等のマイクロプロセッサを含む。記憶装置は、ROM(Read Only Memory)またはRAM(Random Access Memory)等のメモリを有する。演算処理装置は、記憶装置に格納された所定のプログラムに基づいて各種の演算を行う。演算処理装置は、演算結果に従って、入出力インターフェース装置を介して各種制御信号を上述した各構成要素に出力し、加工装置100の制御を行う。
制御ユニット180は、記憶部181を含む。記憶部181は、撮像ユニット130が撮像した画像131(例えば、図5の画像131-1、図7の画像131-2、または図9の画像131-3)を記憶する。記憶部181は、画像131を撮像した撮像領域30(例えば、図4から図9までを参照)のウエーハ10における位置を記憶する。ウエーハ10における位置は、例えば、ウエーハ10の表面12に設定されたマーカ等を基準とするXY座標系に基づいて記憶される。
次に、実施形態に係るウエーハ10の確認方法を説明する。図3は、実施形態に係るウエーハ10の確認方法の流れを示すフローチャート図である。実施形態のウエーハ10の確認方法は、保持ステップ1と、位置付けステップ2と、撮像ステップ3と、記憶ステップ4と、加工ステップ5と、を含む。
保持ステップ1は、ウエーハ10の表面12側を露出させた状態でウエーハ10を保持するステップである。実施形態の保持ステップ1では、後述の図4に示すように、加工装置100の保持テーブル110の保持面111に、テープ21を介してウエーハ10の裏面15側を吸引保持する。なお、この際、フレーム20をウエーハ10の表面12より下方に押し下げた状態でクランプ部112によって固定することによって、ウエーハ10の表面12は、保持テーブル110の保持面111に固定される。
なお、保持ステップ1において保持されるウエーハ10は、実施形態において、デバイス14が形成される領域の表面12が膜16で覆われている。膜16の分割予定ライン13に相当する領域は、保持ステップ1の前、または保持ステップ1の後かつ位置付けステップ2の前に、予め除去されているものとする。
位置付けステップ2は、ウエーハ10に設定された分割予定ライン13に撮像領域30を位置付けるステップである。図4は、図3に示す位置付けステップ2で第一の撮像領域30-1に位置付けた状態を示す側面図である。第一の撮像領域30-1は、例えば、ウエーハ10の分割予定ライン13のうち、最初にレーザービーム121を照射する加工点の位置を含む撮像ユニット130のカメラ視野である。
位置付けステップ2では、加工送りユニット140および割り出し送りユニット150によって、ウエーハ10を保持する保持テーブル110を撮像ユニット130の下方に位置する撮像位置まで移動させる。次に、撮像ユニット130でウエーハ10を撮像することによって、分割予定ライン13を検出する。分割予定ライン13が検出されたら、ウエーハ10の分割予定ライン13のうち、最初にレーザービーム121を照射する加工点の位置を含む第一の撮像領域30-1と撮像ユニット130との位置合わせを行うアライメントを遂行する。
撮像ステップ3は、ウエーハ10の表面12に設定された分割予定ライン13を含む撮像領域30を撮像するステップである。図5は、図4に示す第一の撮像領域30-1において撮像した画像131-1の一例を示す図である。撮像ステップ3では、撮像ユニット130による撮像領域30とウエーハ10とを分割予定ライン13に沿う方向と平行な方向に相対的に移動させながら、移動に伴って変化する撮像領域30を周期的に撮像する。なお、分割予定ライン13に沿う方向とは、実施形態において、加工送り方向であるX軸方向である。
記憶ステップ4は、撮像ステップ3で撮像した画像131のウエーハ10における位置を記憶するステップである。より詳しくは、記憶ステップ4では、撮像ステップ3で撮像した画像131を記憶するとともに、画像131を撮像したウエーハ10における位置の座標情報を、画像131に紐づけて記憶する。
加工ステップ5は、分割予定ライン13に沿って加工点においてウエーハ10に加工を施すステップである。図6は、図3に示す撮像ステップ3で第二の撮像領域30-2を撮像しかつ加工ステップ5で第一の撮像領域30-1を加工する状態を示す側面図である。実施形態の加工ステップ5では、ウエーハ10に対して透過性を有する波長のレーザービーム121を分割予定ライン13に沿って加工点に照射することにより、ウエーハ10の内部に分割予定ライン13に沿う改質層17を形成する改質層形成加工を施す。
実施形態の加工ステップ5では、パルス状のレーザービーム121の集光点(加工点)をウエーハ10の内部に位置付けて、ウエーハ10の表面12側からレーザービーム121を照射する。この際、加工ステップ5では、レーザービーム照射ユニット120に対して保持テーブル110を相対的に移動させることによって、レーザービーム121の加工点とウエーハ10とを分割予定ライン13に沿う方向と平行な方向に移動させながら、レーザービーム121を照射する。
レーザービーム121が照射される加工点は、撮像ステップ3において撮像された後の分割予定ライン13上に位置する。また、ある時点において、加工点は、撮像ユニット130による撮像領域30に対して一定距離の位置にある。すなわち、図6に示すように、撮像ユニット130が、第二の撮像領域30-2を撮像した際、レーザービーム照射ユニット120は、第二の撮像領域30-2より前に撮像された第一の撮像領域30-1の分割予定ライン13に対してレーザービーム121を照射している。
撮像された第二領域30-2の画像131-2は、記憶部181によってウエーハ10における位置の情報とともに記憶される。第一の撮像領域30-1の分割予定ライン13を加工した後、レーザービーム照射ユニット120は、第二の撮像領域30-2の分割予定ライン13に加工を施す。この際、撮像ユニット130は、第二の撮像領域30-2より前方の分割予定ライン13を含む撮像領域30を撮像する。
このように、撮像ステップ3、記憶ステップ4、および加工ステップ5は、撮像領域30とウエーハ10との相対的な移動を開始してから、全ての分割予定ライン13に沿って改質層17が形成されて移動が終了するまで、繰り返し実行される。加工ステップ5は、分割予定ライン13のある地点において、レーザービーム121の加工点と撮像領域30との間の距離の分、撮像ステップ3および記憶ステップ4より遅れて実施される。
図7は、図6に示す第二の撮像領域30-2において撮像した画像131-2の一例を示す図である。図7に示すように、第二の撮像領域30-2で撮像された分割予定ライン13には、デバイス14を覆う膜16がはみ出した部分16-1がある。このように膜16等の異物が分割予定ライン13上に存在する場合、レーザービーム121を照射する際に不具合が起こる可能性がある。
実施形態では、第二の撮像領域30-2を撮像した画像131-2を記憶部181が記憶しているため、加工が終了した後、加工直前の分割予定ライン13を確認することができる。例えば、図7に示す一例の場合、加工直前の分割予定ライン13に膜16がはみ出した部分16-1があることが確認できるため、加工装置100起因の加工不良ではなく、前工程起因の加工不良であると判断することができる。
図8は、図3に示す加工ステップ5で第三の撮像領域30-3を加工する状態を示す側面図である。図9は、図6に示す第三の撮像領域30-3において撮像した画像の一例を示す図である。図9に示すように、第三の撮像領域30-3で撮像された分割予定ライン13には、ゴミ13-1が付着している。このようにゴミ13-1等の異物が分割予定ライン13上に存在する場合、レーザービーム121を照射する際に不具合が起こる可能性がある。
実施形態では、第三の撮像領域30-3を撮像した画像131-3を記憶部181が記憶しているため、加工が終了した後、加工直前の分割予定ライン13を確認することができる。例えば、図9に示す一例の場合、加工直前の分割予定ライン13にゴミ13-1が付着していることが確認できるため、加工装置100起因の加工不良ではなく、前工程起因の加工不良であると判断することができる。
以上説明したように、実施形態に係るウエーハ10の確認方法は、加工される前の分割予定ライン13を撮像し、撮像された直後の分割予定ライン13を加工する。具体的には、加工点の位置は、分割予定ライン13を撮像する撮像領域30に対して加工送り方向に所定距離で一定に維持される。撮像された画像131は、撮像したウエーハ10における位置の情報とともに記憶される。
これにより、ウエーハ10に加工不良が生じた際に、不良が生じた箇所の加工前の分割予定ライン13の様子を確認することが可能となるため、不良となる原因の切り分けに要する時間を削減できるという効果を奏する。例えば、制御ユニット180は、不良が生じた箇所の座標位置やライン数等を加工装置100の入力部に入力すると、対応する画像131を記憶部181から呼び出して表示ユニット170の表示部に表示させる機能を有していてもよい。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。例えば、実施形態では、加工ステップ5において、ステルスダイシングによる改質層形成加工を行ったが、本発明では、アブレーションによる溝形成加工等を行ってもよい。また、加工装置100は、実施形態のレーザー加工装置に限定されず、本発明では、例えば、切削装置であってもよい。
また、撮像ステップ3において撮像される撮像領域30は、ウエーハ10の分割予定ライン13を全て含み一ライン分が繋がるように撮像されなくてもよく、所定間隔で間引いて撮像されてもよい。
10 ウエーハ
12 表面
13 分割予定ライン
17 改質層
30、30-1、30-2、30-3 撮像領域
121 レーザービーム
131、131-1、131-2、131-3 画像

Claims (3)

  1. 表面に複数の分割予定ラインが設定されたウエーハの確認方法であって、
    該ウエーハの表面側を露出させた状態でウエーハを保持する保持ステップと、
    ウエーハの表面に設定された該分割予定ラインに撮像領域を位置付ける位置付けステップと、
    該撮像領域と該ウエーハとを該分割予定ラインに沿う方向と平行な方向に相対的に移動させながら、該分割予定ラインを含む該撮像領域を撮像する撮像ステップと、
    該撮像ステップで撮像した画像の該ウエーハにおける位置を記憶する記憶ステップと、
    を含み、
    該撮像ステップにおいて撮像された後の該分割予定ライン上かつ撮像領域に対して該撮像ステップの該撮像領域と該ウエーハとの相対的な移動方向と同じ方向の一定距離の位置にある加工点と該ウエーハとを該分割予定ラインに沿う方向と平行な方向に相対的に移動させながら、該加工点を該撮像領域よりも該相対的な移動方向の一定距離後方に位置づけるとともに、該分割予定ラインに沿って該加工点において該ウエーハに加工を施す加工ステップを更に含むことを特徴とする、
    ウエーハの確認方法。
  2. 該加工ステップでは、レーザービームを該分割予定ラインに沿って該加工点に照射することにより、該ウエーハに加工を施すことを特徴とする、
    請求項1に記載のウエーハの確認方法。
  3. 該加工ステップでは、該ウエーハに対して透過性を有する波長のレーザービームを該分割予定ラインに沿って該加工点に照射することにより、該ウエーハの内部に該分割予定ラインに沿う改質層を形成することを特徴とする、
    請求項2に記載のウエーハの確認方法。
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