図1は、本発明の一側面における情報処理装置を示す図である。情報処理装置1は、第1取得部2、算出部3、第2取得部4、提供部5を含む。情報処理装置1の一例として、後述する管理サーバ13が挙げられる。
第1取得部2は、顧客の使用する通信端末装置から商品の配達を含む商品の注文を受け付ける場合において、配達先に関する配達先情報を取得する。第1取得部2の一例として、後述する受付部23が挙げられる。通信端末装置の一例として、後述するユーザ端末18が挙げられる。配達先情報は、配達先の所在地を示す情報であり、例えば住所であるがこれに限定されず、緯度と経度で表される位置情報であったり、地図情報であってもよい。
算出部3は、配達先情報と店舗の所在地情報とから店舗から配達先までの配達予定時間もしくは配達予定時刻または配達料を、店舗により行われる商品の配達サービスを示す第1配達サービスの第1配達コストとして算出する。算出部3の一例として、後述する配達処理部24が挙げられる。第1配達サービスの一例として、後述するA社(自社)の配達サービスが挙げられる。店舗の所在地情報は、例えば店舗の住所であるがこれに限定されず、緯度と経度で表される位置情報であったり、地図情報であってもよい。
第2取得部4は、店舗とは異なる他の事業者により提供される商品の配達サービスを示す第2配達サービスを提供する外部情報処理装置に配達先情報と店舗の所在地情報とを提供して、外部情報処理装置から店舗から配達先までの配達予定時間もしくは配達予定時刻または配達料を第2配達サービスの第2配達コストとして取得する。第2取得部4の一例として、後述する配達処理部24が挙げられる。外部情報処理装置の一例として、後述するデリバリーサービスサーバ16が挙げられる。第2配達サービスの一例としては、後述するB社の配達サービスが挙げられる。
提供部5は、予め設定されている設定情報に基づいて、所定の順番で、第1配達コスト及び第2配達コストのうち少なくとも1つの配達コストを含む配達コストリスト情報を通信端末装置に提供する。設定情報の一例として、後述する設定情報管理DB33が挙げられる。配達コストリスト情報の一例として、配達コストリスト表示欄93に表示されるリストが挙げられる。
このように構成することにより、複数のデリバリーサービスを利用可能な商品のデリバリー注文システムにおいて、顧客の金銭的または時間的負担をより軽減させるデリバリーサービスを提供することができる。すなわち、自店舗のデリバリーサービスと他のデリバリーサービスを利用可能な商品のデリバリー注文システムにおいて、顧客の金銭的または時間的負担をより軽減させるデリバリーサービスを判別し易くなる態様にて顧客に提供することができる。
情報処理装置1は、さらに、依頼部6を含む。依頼部6は、通信端末装置から、配達コストリスト情報に含まれる配達コストのうち、顧客により選択されたいずれかの配達コストを特定する配達特定情報を受け取ると、第1配達サービス及び第2配達サービスのうち配達特定情報に対応する配達サービスを運用する情報処理装置である配達運用装置に、商品の配達を依頼する。依頼部6の一例として、後述する配達処理部24が挙げられる。配達運用装置の一例として、後述する店舗端末14またはデリバリーサービスサーバ16が挙げられる。
このように構成することにより、顧客に所定の順番で提供した配達コストから、顧客が選択した配達コストに対応する配達サービスを運用する情報処理装置に商品配達を依頼することができる。
提供部5は、第1配達サービス、第2配達サービスの順、配達料順、または配達予定時間もしくは配達予定時刻順で、配達コストリスト情報を通信端末装置に提供する。配達料順及び配達予定時間もしくは配達予定時刻順はそれぞれ昇順でもよい。
このように構成することにより、顧客にとってメリットのある配達コストを客が選択し易くなる態様にて提供することができる。
提供部5は、第1配達コストの値が所定値よりも大きい場合または前記配達先が予め設定された地域外である場合、所定の順番で、第1配送コストを除いた配達コストリスト情報を通信端末装置に提供する。第1配達コストの値が配達予定時間または配達予定時刻である場合、所定値は、例えば、予め設定された店舗からの配達時間または予め設定された店舗からの距離を予め設定された速度で割った値である。予め設定された地域とは、例えば、新宿区や渋谷区等のように一定の範囲の行政区画等で表される地域である。
このように構成することにより、例えば、配達サービスに関して、配達予定時間や配達料が一定値を超えた場合、自店舗の負担が大きくなる場合には、自店舗の配達サービスを停止し、他の配達サービスのみを利用することができる。
提供部は、配達コストリスト情報に含まれる配達予定時間または配達予定時刻を最短配達予定時間または最早配達予定時刻とし、配達予定時間または配達予定時刻に所定の値を加算して最長配達予定時間または最遅配達予定時刻として通信端末装置に提供する。
このように構成することにより、予め一定の時間の幅を持った配達予定時間または配達予定時刻を顧客に伝えることができるので、店内状況(受注状況、来店客の混雑状況等)や配達状況(道路の混雑状況等)による配達の遅れに対応することができる。
また、他の実施例として、依頼部6は、第1配達コスト及び第2配達コストのうち、値の小さい方の配達コストに対応する配達サービスを運用する情報処理装置である配達運用装置に、商品の配達を依頼するようにしてもよい。配達運用装置の一例として、後述する店舗端末14またはデリバリーサービスサーバ16が挙げられる。
このように構成することにより、複数のデリバリーサービスを利用可能な商品のデリバリー注文システムにおいて、顧客の金銭的または時間的負担をより軽減させるデリバリーサービスを提供することができる。すなわち、自店舗のデリバリーサービスと他のデリバリーサービスを利用可能な商品のデリバリー注文システムにおいて、顧客の金銭的または時間的負担をより軽減させるデリバリーサービスを提供することができる。
また、他の実施例として、次の情報処理装置1もある。当該情報処理装置1は、第1取得部2、第2取得部4、提供部5を含む。情報処理装置1の一例として、後述する管理サーバ13が挙げられる。
第1取得部2は、顧客の使用する通信端末装置から、商品の配達を含む商品の注文を受け付ける場合において、配達先に関する配達先情報を取得する。通信端末装置の一例として、後述するユーザ端末18が挙げられる。配達先情報は、配達先の所在地を示す情報であり、例えば住所であるがこれに限定されず、緯度と経度で表される位置情報であったり、地図情報であってもよい。
第2取得部4は、商品の配達サービスを示す配達サービスを提供する複数の外部情報処理装置に配達先情報と店舗の所在地情報とを提供して、複数の外部情報処理装置それぞれから店舗から配達先までの配達予定時間もしくは配達予定時刻または配達料を配達サービスそれぞれの配達コストとして取得する。配達サービスそれぞれの一例として、後述するB社、C社等の配達サービスが挙げられる。店舗の所在地情報は、例えば店舗の住所であるがこれに限定されず、緯度と経度で表される位置情報であったり、地図情報であってもよい。
提供部5は、予め設定されている設定情報に基づいて、所定の順番で、配達サービスそれぞれの配達コストを通信端末装置に提供する。設定情報の一例として、後述する設定情報管理DB33が挙げられる。
このように構成することにより、複数のデリバリーサービスを利用可能な商品のデリバリー注文システムにおいて、顧客の金銭的または時間的負担をより軽減させるデリバリーサービスを提供することができる。すなわち、複数のデリバリーサービスを利用可能な商品のデリバリー注文システムにおいて、顧客の金銭的または時間的負担をより軽減させるデリバリーサービスを判別し易くなる態様にて顧客に提供することができる。
また、他の実施例として、次の情報処理装置1もある。当該情報処理装置1は、第1取得部2、第2取得部4、依頼部6を含む。情報処理装置1の一例として、後述する管理サーバ13が挙げられる。
第1取得部2は、顧客の使用する通信端末装置から、商品の配達を含む商品の注文を受け付ける場合において、配達先に関する配達先情報を取得する。通信端末装置の一例として、後述するユーザ端末18が挙げられる。配達先情報は、配達先の所在地を示す情報であり、例えば住所であるがこれに限定されず、緯度と経度で表される位置情報であったり、地図情報であってもよい。
第2取得部4は、商品の配達サービスを示す配達サービスを提供する複数の外部情報処理装置に配達先情報と店舗の所在地情報とを提供して、複数の外部情報処理装置それぞれから店舗から配達先までの配達予定時間もしくは配達予定時刻または配達料を配達サービスそれぞれの配達コストとして取得する。第2取得部4の一例として、後述する配達処理部24が挙げられる。外部情報処理装置の一例として、後述するデリバリーサービスサーバ16が挙げられる。店舗の所在地情報は、例えば店舗の住所であるがこれに限定されず、緯度と経度で表される位置情報であったり、地図情報であってもよい。
依頼部6は、取得した複数の配達コストのうち、値の小さい方の配達コストに対応する配達サービスを運用する外部情報処理装置に、商品の配達を依頼する。依頼部6の一例として、後述する配達処理部24が挙げられる。
このように構成することにより、複数のデリバリーサービスを利用可能な商品のデリバリー注文システムにおいて、顧客の金銭的または時間的負担をより軽減させるデリバリーサービスを提供することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
図2は、本実施形態におけるデリバリー注文システムの全体構成の一例を示す図である。デリバリー注文システム11は、WEBサーバ12、管理サーバ13、店舗端末14、配達員端末15、デリバリーサービスサーバ16、配達員端末17、ユーザ端末18、通信ネットワーク19を含む。WEBサーバ12、管理サーバ13、店舗端末14、配達員端末15、デリバリーサービスサーバ16、配達員端末17、ユーザ端末18は、通信ネットワーク19により相互に接続されている。
WEBサーバ12、管理サーバ13、店舗端末14、配達員端末15、デリバリーサービスサーバ16、配達員端末17、ユーザ端末18はそれぞれ、中央演算装置(CPU)、メモリ及び記憶装置、通信インターフェース等(何れも不図示)を備えるいわゆる電子計算機である。各装置は、CPU、メモリ及び記憶媒体等を用いて所定のコンピュータプログラムを実行する。
WEBサーバ12は、飲食店Aを経営するA社(以下、「自社」と記す場合もある。)の店舗へのデリバリー注文を受けつけるためのWEBサイト(デリバリ―注文受付サイト)を管理するサーバ装置である。なお、図2において、WEBサーバ12は、便宜上1台しか記載されていないが、実際には複数のWEBサーバが接続されていてもよい。
管理サーバ13は、WEBサーバ12を介してユーザ端末18から受け付けたデリバリー注文に関する要求を処理するサーバ装置である。例えば、管理サーバ13は、デリバリー注文受付サイトにて表示させる商品のメニューを管理したり、A社の配達コスト(配達予定時間もしくは配達予定時刻または配達料)を算出したり、他社のデリバリーサービスサーバ16から当該他社の配達コスト(配達予定時間もしくは配達予定時刻または配達料)を取得したり、注文処理を実行したり、利用するデリバリーサービス(A社のデリバリーサービスも含む。)に応じたサーバ(店舗端末14を含む。)に配達依頼を行ったりする。
店舗端末14は、当該店舗端末14が設けられている店舗に対するデリバリー注文の状況等を当該店舗の従業員等が確認するための店舗管理画面、設定画面等を表示するための端末である。また、店舗端末14は、A社のデリバリー注文に関する配達を管理する。店舗端末14は、例えばパーソナルコンピュータ(PC)、スマートフォン及びタブレットコンピュータ等を含む。
なお、図2においては便宜的に1店舗内に1つの店舗端末14のみが示されているが、1店舗内に複数の店舗端末14があってもよく、また、複数の店舗にそれぞれ1以上の店舗端末14があってもよい。
配達員端末15は、A社の配達員が使用する、通信機能を有する情報通信端末であり、例えばパーソナルコンピュータ(PC)、スマートフォン及びタブレットコンピュータ等を含む。なお、図2においては便宜的に1つの配達員端末15のみが示されているが、複数であってもよい。
デリバリーサービスサーバ16は、他社(例えば、B社)が提供する、飲食に関するデリバリーサービスを実現するために、デリバリーサービスに関する処理を実行するサーバである。なお、図2においては便宜的にB社が提供するデリバリーサービスを実現するサーバのみが示されているが、さらに他の企業(例えば、C社、D社等)が提供するデリバリーサービスを実現するサーバがあってもよい。
配達員端末17は、B社の配達員が使用する、通信機能を有する情報通信端末であり、例えばパーソナルコンピュータ(PC)、スマートフォン及びタブレットコンピュータ等を含む。なお、図2においては便宜的に1つの配達員端末17のみが示されているが、複数であってもよい。また、さらに他の企業(例えば、C社、D社等)が提供するデリバリーサービスを実現するサーバがある場合には、その企業に対応する配達員端末があってもよい。
ユーザ端末18は、例えば、各ユーザが所有または占有等する通信機能を有する情報通信端末であり、例えばパーソナルコンピュータ(PC)、スマートフォン及びタブレットコンピュータ等を含む。なお、図2においては便宜的に1つのユーザ端末18のみが示されているが、複数であってもよい。
ユーザ端末18には、任意のOS(Operating System)がインストールされ、さらにアプリケーションソフトウェアがインストールされている。アプリケーションソフトウェアとしては、例えば、ウェブブラウザ、デリバリー注文用アプリ、飲食店予約アプリ等がインストールされていてもよい。図2では、一例として、ユーザ端末18にはウェブブラウザがインストールされている。
また、WEBサーバ12、管理サーバ13、店舗端末14、デリバリーサービスサーバ16はそれぞれ、1台以上の物理的な情報処理装置により構成されるサーバシステムであってもよいし、1台以上の仮想サーバ装置により構成される仮想サーバシステムであってもよい。
図3は、本実施形態における管理サーバの機能ブロック図である。管理サーバ13は、制御部21、記憶部31を含む。制御部21は、本実施形態に係るプログラムを記憶部31から読み出して実行することにより、設定部22、受付部23、配達処理部24、注文処理部25として機能する。
設定部22は、店舗端末14にインストールされたWEBブラウザを介して店舗担当者によりログインされた場合、デリバリー注文システムに関する設定を行う設定画面を店舗端末14に表示させたり、設定画面に入力された内容を管理サーバ13に登録したりする。
受付部23は、WEBサーバ12を介してユーザ端末18から送信されたデリバリー注文に関する各種要求及び入力情報を受け付ける。
配達処理部24は、ユーザ端末18から送信された設定情報を設定情報管理DB33に登録する。ユーザ端末18から送信された配達先に関する情報を顧客管理DB32に登録する。配達処理部24は、配達依頼先管理DB37を参照して、利用可能なデリバリ―サービスを運営するサーバに関する情報を取得する。配達処理部24は、A社の配達コスト(配達料、配達予定時間(または配達予定時刻))を算出したり、配達依頼先管理DB37の参照結果に基づいて他社のデリバリーサービスサーバ16から当該他社の配達コスト(配達料、配達予定時間(または配達予定時刻))を取得したりする。また、配達処理部24は、得られた各社の配達コスト情報をリスト化した配達コストリストをWEBサーバ12を介してユーザ端末18に送信してもよい。また、配達処理部24は、利用するデリバリーサービス(A社のデリバリーサービスも含む。)に応じたサーバ(店舗端末14を含む。)に配達依頼を行い、配達依頼情報を配達管理DB36に登録する。
注文処理部25は、ユーザ端末18から受け付けた注文要求に対して、注文情報を受け付けてデリバリー注文管理DB35に登録して注文処理を行うと共に、予め登録された情報に応じて決済処理を行う。
記憶部31は、例えば、顧客管理DB32、設定情報管理DB33、メニュー管理DB34、デリバリー注文管理DB35、配達管理DB36、配達依頼先管理DB37を格納する。ここで、DBは、データべ―スの略称である。なお、メニュー管理DB34は、WEBサーバ12の記憶部に格納されていてもよい。
顧客管理DB43は、顧客に関する情報を格納するデータベースである。設定情報管理DB33は、デリバリー注文システムに関する設定情報を格納するデータベースである。メニュー管理DB34は、デリバリー可能な商品のメニューに関する情報を格納するデータベースである。デリバリー注文管理DB35は、デリバリー注文に関する注文情報を管理するデータベースである。配達管理DB36は、決定されたデリバリーサービス及びそのデリバリーサービスによる配達内容を格納するデータベースである。配達依頼先管理DB37は、デリバリー注文システム11において利用可能なデリバリーサービスのサーバのアクセス先に関する情報を格納するデータベースである。
図4は、本実施形態における管理サーバ13により管理されているデータベースのデータ構造の一例を示す図である。管理サーバ13は、例えば、顧客管理DB32、設定情報管理DB33、メニュー管理DB34、デリバリー注文管理DB35、配達管理DB36、配達依頼先管理DB37を管理する。なお、メニュー管理DB34については、WEBサーバ12の記憶部に格納されていてもよい。
顧客管理DB43は、例えば、「店舗ID」、「顧客ID」、「名前」、「配達先住所」、「連絡先」のデータ項目等を含む。項目「店舗ID」には、店舗を識別する識別情報(店舗ID)が格納される。項目「顧客ID」には、顧客を識別する識別情報が格納される。項目「名前」には、顧客の名前が格納される。項目「配達先住所」には、配達先として指定された住所が格納される。項目「連絡先」には、顧客の電話番号が格納される。
設定情報管理DB33は、例えば、「店舗ID」、「店舗名」、「店舗住所」、「自社配達停止」、「配達料種別」、「金額(定額制)」、「金額(従量制)」、「ソート種別」、「エリア制限フラグ」、「エリア制限種別」、「エリア制限詳細」、「許容遅延時間」等のデータ項目を含む。項目「店舗ID」には、店舗を識別する識別情報(店舗ID)が格納される。項目「店舗名」には、店舗の名称が格納される。項目「店舗住所」には、店舗の住所(または緯度及び経度より特定される位置情報や地図情報であってもよい。)が格納される。項目「自社配達停止」には、自社配達停止フラグ(0:自社配達サービスを利用、1:自社配達サービスを停止する)が格納される。項目「配達料種別」には、配達料種別として、定額制を示す定額、従量制を示す従量が格納される。項目「金額(定額制)」には、配達料種別が定額の場合に適用される金額が格納される。項目「金額(従量制)」には、配達料種別が従量の場合に適用される単位金額(例えば、1km当たりの配達料)が格納される。項目「ソート種別」には、配達コスト情報をリストに並べる際に適用されるソート順の種別(自社優先、配達料順(昇順)、配達予定時間順(または配達予定時刻順)(昇順))が格納される。項目「エリア制限フラグ」には、自社のデリバリーサービスを適用する配達エリアを制限する場合には「1」が格納され、制限しない場合には「0」が格納される。項目「エリア制限種別」には、配達エリアを制限する種別(配達距離で制限する場合には「1」、配達予定時間で制限する場合には「2」、配達エリアで制限する場合には「3」)が格納される。項目「エリア許容詳細」には、エリア制限種別に応じた許容詳細情報が格納される。例えば、項目「エリア制限詳細」には、エリア制限種別が1の場合には配達許容距離が格納され、エリア制限種別が2の場合には配達許容時間が格納され、エリア制限種別が3の場合には配達許容エリア(例えば、新宿区、豊島区等)が格納される。項目「許容遅延時間」には、配達予定時間(配達予定時刻)(最大)を求めるために、配達予定時間(または配達予定時刻)に加算する時間が許容遅延時間として格納される。
メニュー管理DB34は、例えば、「店舗ID」、「商品ID」、「カテゴリー」、「商品名」、「金額」、「イメージデータ」等のデータ項目を含む。項目「店舗ID」には、店舗を識別する識別情報(店舗ID)が格納される。項目「商品ID」には、デリバリー対象となる商品(飲食物等)を識別する識別情報が格納される。項目「カテゴリー」には、その商品のカテゴリーが格納される。項目「商品名」には、その商品の名称が格納される。項目「金額」には、商品の単価が格納される。項目「イメージデータ」には、その商品の写真データまたは写真データの所在情報が格納される。
デリバリー注文管理DB35は、例えば、「店舗ID」、「デリバリー注文ID」、「注文日時」、「注文内容」、「金額」、「決済方法」等のデータ項目を含む。項目「店舗ID」には、店舗を識別する識別情報(店舗ID)が格納される。項目「デリバリー注文ID」には、デリバリー注文システムにおいて注文情報を識別する識別情報(デリバリー注文ID)が格納される。項目「注文日時」には、注文が確定したときの日時(注文日時)が格納される。項目「注文内容」には、注文した商品の商品IDが格納される。項目「金額」には、「注文内容」に対応する金額が格納される。項目「決済方法」には、事前決済か代金引換か等の決済の方法が格納される。
配達管理DB36は、例えば、「店舗ID」、「配達ID」、「デリバリー注文ID」、「依頼先」、「依頼日時」、「配達先名前」、「配達先住所」、「配達種別」、「配達料」、「配達予定時間」等のデータ項目を含む。項目「店舗ID」には、店舗を識別する識別情報(店舗ID)が格納される。項目「配達ID」には、デリバリー注文により注文された商品の配達を識別する識別情報(配達ID)が格納される。項目「デリバリー注文ID」には、当該配達IDに関係するデリバリー注文IDが格納される。項目「依頼先」には、配達依頼されたデリバリーサービス名(自社のデリバリーサービスが選択された場合には「自社」)が格納される。項目「依頼日時」には、配達依頼がされた日時(依頼日時)が格納される。項目「配達先名前」には、配達先の顧客の名前が格納される。項目「配達先住所」には、配達先として指定された住所が格納される。項目「配達料種別」には、依頼先が「自社」の場合に適用された配達料種別(定額制を示す定額、従量制を示す従量)が格納される。項目「配達料」には、当該配達の配達料が格納される。項目「配達予定時間(または配達予定時刻)」には、当該配達の配達予定時間(または配達予定時刻)が格納される。
配達依頼先管理DB37は、例えば、「店舗ID」、「依頼先」、「URL」等のデータ項目を含む。項目「店舗ID」には、店舗を識別する識別情報(店舗ID)が格納される。項目「依頼先」には、デリバリー注文システム11において利用可能なデリバリーサービス名(自社のデリバリーサービスには「自社」)が格納される。項目「URL(Uniform Resource Locator)」には、依頼先のデリバリーサービスを提供するサーバへアクセスするための当該サーバの通信ネットワーク19上での所在情報が格納される。
図5は、本実施形態における配達設定画面の一例を示す図である。店舗担当者は、店舗端末14にインストールされたWEBブラウザを用いて管理サーバ13にログインすると、設定部22は、記憶部31に格納された配達設定画面データに基づいて配達設定画面41を店舗端末14の表示画面に表示させる。
配達設定画面41は、店舗名設定欄42、店舗住所設定欄43、自社配達停止設定欄44、配達料設定欄45、ソート順設定欄46、自社配達エリア制限設定欄47、許容遅延時間設定欄48、登録ボタン49、キャンセルボタン50等を含む。
店舗名設定欄42には、自社(自店舗)店舗名が入力される。店舗住所設定欄43には、自社(自店舗)の店舗の住所が入力される。自社配達停止設定欄44には、自社(自店舗)のデリバリーサービスの利用を停止する場合にはチェック(ON)が入力される。
配達料設定欄45には、自社(自店舗)のデリバリーサービスの配達料の課金制度として定額制(「定額」)を適用するか、従量制(「従量」)を適用するかが選択入力される。定額が選択された場合、定額制で適用する金額を入力することができる。従量が選択された場合、従量制で適用する配達距離当たりの単位金額(円/km)を入力することができる。
ソート順設定欄46には、ユーザ端末18に表示させる際の配達コストリストのソート順として、「自社優先」を適用するか、「配達料順(昇順)」を適用するか、「配達予定時間順(昇順)」を適用するかが選択入力される。「自社優先」が選択された場合、配達コストリストは、自社、他社のデリバリーサービスの順でソートされ、他社のデリバリーサービスは配達料順(昇順)または配達予定時間順(昇順)でソートされる。「配達料順(昇順)」が選択された場合、配達コストリストは、配達料順(昇順)でソートされる。「配達予定時間順(昇順)」が選択された場合、配達コストリストは、配達予定時間順(昇順)でソートされる。
自社配達エリア制限設定欄47には、自社のデリバリーサービスの配達エリアを制限する場合にはチェック(ON)が入力される。配達エリアの制限方法は、「店舗からの距離」、「店舗からの配達予定時間」、「エリア」から選択することができる。
「店舗からの距離」が選択された場合、「店舗からの許容距離」として配達を許容する距離を入力することができる。例えば、「店舗からの距離」=2Kmの場合、自社のデリバリーサービスの配達エリアが店舗から配達制限距離(2Km)以内に制限される。
「店舗からの配達許容時間」が選択された場合、「店舗からの配達距離」として配達許容時間を入力することができる。例えば、「店舗からの配達予定時間」=30分の場合、自社のデリバリーサービスの配達エリアが店舗から配達制限時間(30分)以内のエリアに制限される。
「エリア」が選択された場合、自社のデリバリーサービスの配達エリアとしては配達を許容する地域の行政区画名(例えば、「新宿区」、「豊島区」、「渋谷区」等)を選択することができる。
許容遅延時間設定欄48には、配達予定時間(最大)を求めるために、配達予定時間に加算する時間が許容遅延時間として設定される。管理サーバ13で算出される配達予定時間またはデリバリーサービスサーバ16から送信される配達予定時間が最小の配達予定時間である場合、遊び(バッファ)の時間として許容遅延時間を設定することにより、配達予定時間に幅を持たせることができる。
登録ボタン49を押下すると、配達設定画面41に入力した内容が管理サーバ13に送信され、設定情報管理DB33に登録される。キャンセルボタン50が押下されると、配達設定画面41に入力した内容が破棄されて、遷移元画面に戻る。
図6は、本実施形態における注文受付画面の一例を示す図である。客(ユーザ)は、デリバリー注文したい場合、ユーザ端末18にインストールされているウェブブラウザを介してA社のデリバリー注文受付サイトへアクセスする。すると、ユーザ端末18の画面に注文受付画面61が表示される。
注文受付画面61は、店舗名表示欄62、カテゴリー選択ボタン63、商品画像表示欄65(65a,65b,・・・)、商品追加ボタン66(66a,66b,・・・)、商品削除ボタン67(67a,67b,・・・)、合計金額表示欄68、「カートの確認」ボタン69を含む。
店舗名表示欄62は、デリバリー注文しようとする店舗の店舗名が表示される。カテゴリー選択ボタン63を選択(押下)すると、その押下したカテゴリーに対応する1以上の商品の画像が商品画像表示欄65(65a,65b,・・・)に表示される。
商品画像表示欄65(65a,65b,・・・)には、カテゴリー選択ボタン64により選択されたカテゴリーに属する商品の画像が表示される。商品追加ボタン66(66a,66b,・・・)を押下すると、商品画像表示欄65(65a,65b,・・・)に表示された商品をカートに追加することができる。ここで、カートとは、ユーザが購入するために商品追加ボタン66(66a,66b,・・・)で追加した商品を決済完了まで一時保管する電子的空間を表す。商品削除ボタン67(67a,67b,・・・)をタップすると、商品画像表示欄65(65a,65b,・・・)に表示された商品であって、カートに追加されたものを削除することができる。
合計金額表示欄68には、カートに追加された商品の合計金額が表示される。「カートの確認」ボタン69をタップすると、図7の画面に遷移し、カート内に追加された商品を確認することができる。
図7は、本実施形態におけるカート確認画面の一例を示す図である。カート確認画面71は、店舗名表示欄72、カート内商品一覧73、「戻る」ボタン75、「次へ」ボタン76を含む。
店舗名表示欄72は、デリバリー注文しようとする店舗の店舗名が表示される。カート内商品一覧73には、カートに追加された商品の明細と、その小計が表示される。「戻る」ボタン75を押下すると、遷移元画面に戻る。「次へ」ボタン76を押下すると、配達先を設定するための画面に遷移するが、後述する実施例によっては注文確認画面に遷移する場合もある。
図8は、本実施形態における配達先設定画面の一例を示す図である。配達先設定画面81は、顧客名設定欄82、配達先住所設定欄83、電話番号設定欄84、「戻る」ボタン85、「次へ」ボタン86を含む。
顧客名設定欄82には、デリバリー注文をしようとしている客または配達先の受取人の名前が入力される。配達先住所設定欄83には、配達先の住所が入力される。電話番号設定欄84には、デリバリー注文をしようとしている客または配達先の受取人の電話番号が入力される。「戻る」ボタン85を押下すると、遷移元画面に戻る。「次へ」ボタン86を押下すると、利用するデリバリーサービスを選択するための画面に遷移する。
図9は、本実施形態におけるデリバリーサービス選択画面の一例を示す図である。デリバリーサービス選択画面91は、店舗名表示欄92、配達コストリスト表示欄93、「戻る」ボタン95、「次へ」ボタン96を含む。
店舗名表示欄92は、デリバリー注文しようとする店舗の店舗名が表示される。配達コストリスト表示欄93には、利用可能なデリバリーサービスの配達コスト情報(配達コスト情報94a,配達コスト情報94b)がリスト化されて表示される。配達コストリスト表示欄93では、例えば、オプションボタンによりいずれかの配達コストを選択することができる。
配達コスト情報(94a,94b,・・・)は、例えば、デリバリーサービス名、配達予定時間(最小配達予定時間~最大配達予定時間)、配達料を含む。最小配達予定時間は、管理サーバ13で算出される配達予定時間またはデリバリーサービスサーバ16から送信される配達予定時間である。最大配達予定時間は、その配達予定時間に許容遅延時間を加算した時間である。
「戻る」ボタン95を押下すると、遷移元画面に戻る。「次へ」ボタン96を押下すると、注文を実行するための画面に遷移するが、後述する実施例によっては注文受付画面61に遷移する場合もある。
図10は、本実施形態における注文確認画面の一例を示す図である。注文確認画面101は、店舗名表示欄102、注文商品一覧表示欄103、支払明細一覧表示欄104、「戻る」ボタン105、「注文する」ボタン106を含む。
店舗名表示欄102には、デリバリー注文しようとする店舗の店舗名が表示される。注文商品一覧表示欄103には、カートに保持されている商品、その個数、及びその金額の一覧が表示される。
支払明細一覧表示欄104には、支払明細一覧が表示される。支払明細一覧は、例えば、カートに保持されている商品の商品数、その商品の金額の小計(商品小計)、配達料、商品小計と配達料を足合わせた金額、消費税、及び合計金額が表示される。「戻る」ボタン105を押下すると、遷移元画面に戻る。「注文する」ボタン106を押下すると、注文が確定され、注文情報が管理サーバ13に送信される。管理サーバ13はその注文情報に基づいて注文処理を行うと共に、精算対象情報として決済処理を行う。
なお、注文確認画面101には、決定されたデリバリーサービスの配達コストが表示されてもよい。
まず、本実施形態の実施例1について説明する。実施例1では、自店舗のデリバリーサービスを含めた複数のデリバリーサービスから配達コストの少ない順に利用可能なデリバリーサービスの一覧を顧客に提供し、顧客により選択されたデリバリーサービスを利用して配達を行う態様について説明する。
図11は、本実施形態(実施例1)におけるデリバリー注文時のシーケンス図である。ユーザは、ユーザ端末18にインストールされたWEBブラウザを用いて、デリバリー注文しようとする店舗が管理するWEBサーバ12にアクセスし、デリバリー注文に関するWEBサイトの画面を表示させるWEBサイト画面表示要求を行う(S1)。
WEBサーバ12は、WEBサイト画面表示要求を受け取ると、ユーザ端末18の表示部にWEBサイト画面を表示させる。ユーザは、ユーザ端末18を操作して、WEBサイト画面内の所定のボタンを押下すると、ユーザ端末18は注文受付画面表示要求をWEBサーバ12に送信する。
WEBサーバ12は、注文受付画面表示要求を受け取ると、メニュー管理DB34から商品のメニュー情報を取得して、ユーザ端末18の表示部に、注文受付画面61を表示させる。ユーザは、ユーザ端末18を操作して、注文受付画面61からデリバリー注文する商品を選択する。選択された商品はウェブブラウザ内のカートという注文用保存領域に一時的に保持される。
ユーザは、ユーザ端末18を操作して、注文受付画面61の「カートの確認」ボタン69を押下すると、ユーザ端末18はカート確認画面表示要求(注文情報を含む。)をWEBサーバ12に送信する。
WEBサーバ12は、カート確認画面表示要求を受け取ると、管理サーバ13に注文情報を送信する。管理サーバ13は、注文情報を受け取ると、WEBサーバ12にその受け取り完了の応答をする(S1-1)。
WEBサーバ12は、受け取り完了の応答を受け取ると、ユーザ端末18の表示部にカート確認画面71を表示させる。ユーザは、ユーザ端末18を操作して、カート確認画面71の「次へ」ボタン76を押下すると、ユーザ端末18は配達先設定画面表示要求をWEBサーバ12に送信する(S3)。WEBサーバ12は、配達先設定画面表示要求を受け取ると、ユーザ端末18の表示部に配達先設定画面81を表示させる(S4)。
また、ユーザは、ユーザ端末18を操作して、配達先設定画面81にて配達先情報(顧客名、配達先住所、電話番号)を入力し、「次へ」ボタン86を押下する。ユーザ端末18は、デリバリーサービス選択画面表示要求(配達先情報を含む。)をWEBサーバ12に送信する(S5)。
WEBサーバ12は、デリバリーサービス選択画面表示要求(配達先情報を含む。)を受け取ると、まず、配達先情報を管理サーバ13に送信する(S6)。管理サーバ13は、配達先情報を受け取ると、顧客管理DB32に登録する。管理サーバ13は、顧客管理DB32への配達先情報の登録を完了させると、配達先情報の登録完了をWEBサーバ12に通知する(S7)。すると、WEBサーバ12は、管理サーバ13に対して配達コストリスト取得要求を行う(S8)。
管理サーバ13は、配達コストリスト取得要求を受け取ると、配達依頼先管理DBから配達依頼先に関する情報を取得する。管理サーバ13は、設定情報管理DB33に基づいて自社の配達コストを算出すると共に、配達コスト取得要求(配達先情報、店舗情報を含む。)を外部のデリバリーサービスサーバ16に送信する(S9)。ここで、配達先情報は、S6で顧客管理DB32に登録した情報であり、少なくとも配達先住所を含む。店舗情報は、自社(A社)の住所情報を含む。
デリバリーサービスサーバ16は、配達コスト取得要求(配達先情報、店舗情報を含む。)を受け取る。すると、デリバリーサービスサーバ16は、当該デリバリーサービスの料金ルール及び配達予定時間算出ルールに基づいて、配達先情報と店舗情報から配達コスト(配達予定時間、配達料)を算出し、算出した配達コスト(配達予定時間、配達料)を管理サーバ13に送信する(S10)。
管理サーバ13は、デリバリーサービスサーバ16から配達コストを受け取ると、自社の配達コストと合わせて、配達コストリストを生成する。配達コストリストは、1または複数のデリバリーサービスの配達コストに関する情報(デリバリーサービス名、配達予定時間、配達料)をリスト化したものである。このとき、管理サーバ13は、各配達予定時間を最小配達予定時間とし、各最小配達予定時間に許容遅延時間を加算して最大配達時間を算出し、配達予定時間(最小配達予定時間、最大配達予定時間)を生成する。
管理サーバ13は、WEBサーバ12を介して、ユーザ端末18の表示部に、生成した配達コストリストが配達コストリスト表示欄93に設定されたデリバリーサービス選択画面91を表示させる(S11、S12)。
ユーザは、ユーザ端末18を操作して、デリバリーサービス選択画面91において、配達コストリスト表示欄93に表示された配達コストリストから、利用したいデリバリーサービスの配達コスト情報を選択(決定)し、「次へ」ボタン96を押下する。すると、注文確認画面表示要求(注文情報、決定された配達コスト情報を含む。)がWEBサーバ12に送信される(S13)。
WEBサーバ12は、注文確認画面表示要求(注文情報、決定された配達コスト情報を含む。)を受け取ると、管理サーバ13に支払明細一覧取得要求(注文情報、決定された配達コスト情報を含む。)を行う(S14)。
管理サーバ13は、支払明細一覧取得要求(注文情報、決定された配達コスト情報を含む。)を受け取る。すると、管理サーバ13は、注文情報及び配達コスト情報に基づいて支払い情報を集計し、支払明細一覧情報を生成する。管理サーバ13は、WEBサーバ12に支払明細一覧情報を送信する(S15)。
WEBサーバ12は、支払明細一覧情報を受け取ると、ユーザ端末18の表示部に、支払明細一覧情報に基づいて注文確認画面101を表示させる(S16)。ユーザは、ユーザ端末18を操作して、注文確認画面101の「注文する」ボタン106を押下する。すると、注文確定要求がWEBサーバ12を介して管理サーバ13に送信される(S17、S18)。
管理サーバ13は、注文確定要求を受け取る。すると、管理サーバ13は、支払明細一覧情報に基づいて注文処理及び決済処理を行う。また、管理サーバ13は、決定された配達コスト情報に基づいて、決定されたデリバリーサービスに対応する依頼先(店舗端末14またはデリバリーサービスサーバ16)に配達依頼要求を送信する(S19)。
依頼先(店舗端末14またはデリバリーサービスサーバ16)は、配達依頼要求を受け取ると、依頼先に所属する1以上の配達員の配達員端末に配達依頼を送信し、配達依頼を受けるか否かを問い合わせる。依頼先に対して配達員から配達依頼を受ける旨の応答があると、依頼先は配達依頼を受け付けた旨(配達依頼受領)を管理サーバ13に応答する(S20-1)。
なお、店舗端末14への配達依頼要求の場合、店舗の店員は、配達員端末15を使用せずに、店舗端末14に表示された配達依頼内容を目視で確認して、配達するようにしてもよい。
管理サーバ13は、依頼先から配達依頼受領を受け取ると、WEBサーバ12を介してユーザ端末18に注文完了を通知する(S20-2,S20-3)。
図12は、本実施形態(実施例1)における管理サーバによるデリバリー注文処理の一例を示すフローチャートである。管理サーバ13は、WEBサーバ12を介して、ユーザ端末18から配達先情報(顧客名、配達先住所、電話番号)を受け付け、顧客管理DB32に登録する(S21)。
管理サーバ13は、WEBサーバ12から配達コストリスト取得要求を受け付ける(S22)。管理サーバ13は、顧客管理DB32から配達先情報を取得する(S23)。管理サーバ13は、設定情報管理DB33からA社のデリバリーサービスに関する設定情報を取得する(S24)。
管理サーバ13は、設定情報に含まれる「自社配達停止フラグ」がOFFか否かを判定する(S25)。「自社配達停止フラグ」がONの場合(S25でNO)、処理はS27の処理に進む。
「自社配達停止フラグ」がOFFの場合(S25でYES)、管理サーバ13は、取得した設定情報に基づいて、A社のデリバリーサービスの配達コスト(配達予定時間、配達料)を算出する(S26)。
ここで、配達距離は、一般的に提供されている地図データベースサービス等を用いて、設定情報に含まれる店舗住所と配達先情報に含まれる配達先住所とから算出される。このとき、配達距離は、実施例によっては、店舗と配達先間の直線距離でもよいし、店舗と配達先間の道程(店舗から配達先に行き着くまでの道路の距離。)でもよい。配達予定時間は、算出された配達距離を基準移動速度で割ることにより算出される。基準移動速度は、予め定められた平均移動手段(自転車、自動二輪車、自動車等)の平均想定速度であり、例えば、自転車の場合20Km/時間、自動二輪車の場合40Km/時間で設定されているとする。
また、設定情報に含まれる配達料種別が「定額」である場合、配達料は、設定情報に含まれる「金額(定額制)」となる。また、設定情報に含まれる配達料種別が「従量」である場合、例えば、配達料は、設定情報に含まれる「金額(従量制)」に対して、算出された配達距離を乗じることにより算出される。なお、この例では、「金額(従量制)」は、比例関数を用いたが、これに限定されず、例えば、一次関数により算出されてもよい。
管理サーバ13は、S26の処理後またはS25でNOの場合、デリバリーサービスサーバ16に、配達コスト取得要求(配達先情報、店舗情報(店舗の所在地を含む。)を含む。)を送信する(S27)。
デリバリーサービスサーバ16は、配達コスト取得要求(配達先情報、店舗情報を含む。)を受け取ると、配達先情報及び店舗情報に基づいて、デリバリーサービスサーバ16が提供するデリバリーサービスの配達コスト(配達予定時間、配達料)を算出する。
例えば、配達距離は、一般的に提供されている地図データベースサービス等を用いて、設定情報に含まれる店舗住所と配達先情報に含まれる配達先住所とから算出される。このとき、配達距離は、実施例によっては、店舗と配達先間の直線距離でもよいし、店舗と配達先間の道程(店舗から配達先に行き着くまでの道路の距離。)でもよい。
なお、店舗情報について、デリバリーサービスサーバ16に予めA社の住所が登録されている場合には、配達先情報には店舗の住所は含まれていなくてもよいが、この場合、その予め登録されているA社の住所に関係付けられた店舗識別情報を含む。
配達予定時間は、算出された配達距離を基準移動速度で割ることにより算出される。基準移動速度は、予め定められた平均移動手段(自転車、自動二輪車、自動車等)の平均想定速度であり、例えば、自転車の場合20Km/時間、自動二輪車の場合40Km/時間で設定されているとする。
また、配達料は、デリバリーサービスサーバ16により提供されるデリバリーサービス(運用企業をB社とする。)の料金体系に従うか、またはA社とB社との事前の取り決めに従ってもよい。
デリバリーサービスサーバ16は、配達コスト(配達予定時間、配達料)を算出すると、管理サーバ13に送信する。管理サーバ13は、デリバリーサービスサーバ16から送信された配達コスト(配達予定時間、配達料)を取得する(S28)。
管理サーバ13は、A社の配達コスト情報(S26の処理がされた場合)、及び他社デリバリーサービスの配達コスト情報を所定の順序でソートして、配達コストリストを生成する(S29)。ソート処理の詳細は、図13で説明する。
管理サーバ13は、各配達予定時間を最小配達予定時間とし、各最小配達予定時間に許容遅延時間を加算して最大配達時間を算出し、配達予定時間(最小配達予定時間、最大配達予定時間)を生成する。
管理サーバ13は、WEBサーバ12を介して、ユーザ端末18の表示部に、所定の順序でソートされた配達コストリストが掲載されたデリバリーサービス選択画面91を表示させる(S30)。
ユーザは、ユーザ端末18を操作して、デリバリーサービス選択画面91において、配達コストリスト表示欄93に表示された配達コストリストから、利用したいデリバリーサービスの配達コスト情報を選択(決定)し、「次へ」ボタン96を押下する。すると、注文確認画面表示要求(注文情報、決定された配達コスト情報を含む。)がWEBサーバ12に送信される。
WEBサーバ12は、注文確認画面表示要求(注文情報、決定された配達コスト情報を含む。)を受け取ると、管理サーバ13に支払明細一覧取得要求(注文情報、決定された配達コスト情報を含む。)を行う。
管理サーバ13は、支払明細一覧取得要求(注文情報、決定された配達コスト情報を含む。)を受け取る(S31)。すると、管理サーバ13は、注文情報及び配達コスト情報に基づいて支払い情報を集計し、支払明細一覧情報を生成する。管理サーバ13は、WEBサーバ12に支払明細一覧情報を送信する(S32)。
WEBサーバ12は、支払明細一覧情報を受け取ると、ユーザ端末18の表示部に、支払明細一覧情報に基づいて注文確認画面101を表示させる。
ユーザは、ユーザ端末18を操作して、注文確認画面101の「注文する」ボタン106を押下する。すると、注文確認要求(注文情報、決定された配達コスト情報を含む。)がWEBサーバ12を介して管理サーバ13に送信される。
管理サーバ13は、注文確認要求(注文情報、決定された配達コスト情報を含む。)を受け取る(S33)。すると、管理サーバ13は、注文情報をデリバリー注文管理DB35に登録して注文処理を行う(S34)。
また、管理サーバ13は、決定された配達コスト情報に基づいて、決定されたデリバリーサービスに対応する依頼先(店舗端末14またはデリバリーサービスサーバ16)に配達依頼要求を送信する(S35)。管理サーバ13は、配達管理DB36に配達依頼に関する情報を登録する。管理サーバ13は、注文情報に基づいて決済処理を行う(S36)。
図13は、本実施形態(実施例1)におけるソート処理(S29)の詳細な処理の一例に関するフローチャートである。本実施形態では、一例として、管理サーバ13は、A社の配達コスト情報(S26の処理がされた場合)、及び他社デリバリーサービスの配達コスト情報を含む配達コストリストを、以下に説明する手順にてソートする。
管理サーバ13は、まず、設定情報に含まれるソート種別を判定する(S41、S43)。ソート種別が「自社優先」である場合(S41でYES)、管理サーバ13は、自社、他社の順で、配達コストリストを並べる(S42)。なお、S26の処理がされていない場合または他社同士の配達コスト情報については、管理サーバ13は、他社の配達コスト情報を、配達料順(昇順)または配達予定時間順(昇順)で並べる。
ソート種別が「配達料順(昇順)」である場合(S41でNO、S43でYES)、管理サーバ13は、配達料順(昇順)で、配達コストリストを並べる(S44)。ソート種別が「配達予定時間順(昇順)」である場合(S43でNO)、管理サーバ13は、配達予定時間順(昇順)で、配達コストリストを並べる(S45)。
管理サーバ13は、設定情報に含まれる「自社配達停止フラグ」がOFFか否かを判定する(S46)。「自社配達停止フラグ」がONの場合(S46でNO)、本フローは終了する。
「自社配達停止フラグ」がOFFの場合(S46でYES)、管理サーバ13は、設定情報に含まれる「エリア制限フラグ」がONか否かを判定する(S47)。「エリア制限フラグ」がOFFの場合(S47でNO)、本フローは終了する。
「自社配達停止フラグ」がONの場合(S47でYES)、管理サーバ13は、設定情報に含まれるエリア制限種別を判定する(S48、S50)。エリア制限種別が「配達距離」である場合(S48でYES)、管理サーバ13は、店舗と配達先との間の配達距離が配達許容距離を越えているかを判定する(S49)。ここで、配達距離は、実施例によっては、店舗と配達先間の直線距離でもよいし、店舗と配達先間の道程(店舗から配達先に行き着くまでの道路の距離。)でもよい。配達許容距離は、設定情報の「エリア許容詳細」に含まれている。
店舗と配達先との間の配達距離が配達許容距離を越えている場合(S49でYES)、管理サーバ13は、配達コストリストから自社(A社)の配達コスト情報を削除する(S53)。店舗と配達先との間の配達距離が配達許容距離以下である場合(S49でNO)、本フローは終了する。
エリア制限種別が「配達予定時間」である場合(S48でNO、S50でYES)、管理サーバ13は、配達予定時間が配達許容時間を越えているかを判定する(S51)。配達予定時間は、上述のようにして算出された配達距離を基準移動速度で割ることにより算出される。基準移動速度は、予め定められた平均移動手段(自転車、自動二輪車、自動車等)の平均想定速度であり、例えば、自転車の場合20Km/時間、自動二輪車の場合40Km/時間で設定されているとする。配達許容時間は、設定情報の「エリア許容詳細」に含まれている。
配達予定時間が配達許容時間を越えている場合(S51でYES)、管理サーバ13は、配達コストリストから自社(A社)の配達コスト情報を削除する(S53)。配達予定時間が配達許容時間以下である場合(S51でNO)、本フローは終了する。
エリア制限種別が「エリア」である場合(S50でNO)、管理サーバ13は、配達先は自社配達エリア外か否かを判定する(S52)。配達許容エリアは、設定情報の「エリア許容詳細」に含まれている。
配達先が配達許容エリア外である場合(S52でYES)、管理サーバ13は、配達コストリストから自社(A社)の配達コスト情報を削除する(S53)。配達先が配達許容エリア内である場合(S52でNO)、本フローは終了する。
次に本実施形態の実施例2について説明する。実施例1では、配達コストの少ない順に並べたデリバリーサービスの一覧から客に利用するデリバリーサービスを選ばせる態様であったが、実施例2では、管理サーバ13側には配達コストの面から客に最もメリットのあるデリバリーサービスを決定して客に提供する態様について説明する。
図14は、本実施形態(実施例2)におけるデリバリー注文時のシーケンス図である。図14は、図11のシーケンス図のS5をS61に置き換え、S8をS62に置き換え、S11~S19をS63~S67に置き換えたものである。以下では、S61以降のシーケンスについて説明する。
ユーザは、ユーザ端末18を操作して、配達先設定画面81にて配達先情報(顧客名、配達先住所、電話番号)を入力し、「次へ」ボタン86を押下すると、ユーザ端末18はWEBサーバ12に対して注文確認画面表示要求(注文情報、配達先情報を含む。)を行う(S61)。WEBサーバ12は、注文確認画面表示要求(注文情報、配達先情報を含む。)を受け取ると、まず、配達先情報を管理サーバ13に送信する(S6)。管理サーバ13は、配達先情報を受け取ると、顧客管理DB32に登録する。管理サーバ13は、顧客管理DB32への配達先情報の登録を完了させると、配達先情報の登録完了をWEBサーバ12に通知する(S7)。すると、WEBサーバ12は、管理サーバ13に支払明細一覧取得要求(注文情報を含む。)を行う(S62)。
管理サーバ13は、支払明細一覧取得要求(注文情報を含む。)を受け取ると、配達依頼先管理DB37から配達依頼先に関する情報を取得する。管理サーバ13は、設定情報管理DB33に基づいて自社の配達コストを算出すると共に、配達コスト取得要求(配達先情報、店舗情報を含む。)を外部のデリバリーサービスサーバ16に送信する(S9)。ここで、配達先情報は、S6で顧客管理DB32に登録した情報であり、少なくとも配達先住所を含む。店舗情報は、自社(A社)の住所情報を含む。
デリバリーサービスサーバ16は、配達コスト取得要求(配達先情報、店舗情報を含む。)を受け取る。すると、デリバリーサービスサーバ16は、当該デリバリーサービスの料金ルール及び配達予定時間算出ルールに基づいて、配達先情報と店舗情報から配達コスト(配達予定時間、配達料)を算出し、算出した配達コスト(配達予定時間、配達料)を管理サーバ13に送信する(S10)。
管理サーバ13は、デリバリーサービスサーバ16から配達コストを受け取る(S10)と、その受け取った配達コストと、自社の配達コストのうち、最も値の低い配達コストを最適配達コストとして選択する。管理サーバ13は、最適配達コストに含まれる配達予定時間を最小配達予定時間とし、最小配達予定時間に許容遅延時間を加算して最大配達時間を算出し、配達予定時間(最小配達予定時間、最大配達予定時間)を生成する。管理サーバ13は、最適配達コストに含まれる配達予定時間を、その生成した配達予定時間(最小配達予定時間、最大配達予定時間)に置き換える。
管理サーバ13は、注文情報及び最適配達コスト情報に基づいて支払い情報を集計し、支払明細一覧情報を生成する。管理サーバ13は、WEBサーバ12に、支払明細一覧情報を送信する(S63)。
WEBサーバ12は、支払明細一覧情報を受け取ると、ユーザ端末18の表示部に、注文内容及び支払い情報(最適配達コストとしての配達料も含む。)、及び最適配達コストが掲載された注文確認画面101を表示させる(S64)。
ユーザは、注文確認画面101を確認して、「注文する」ボタン106を押下する。すると、ユーザ端末18は、WEBサーバ12を介して、管理サーバ13に注文確定要求を送信する(S65、S66)。
管理サーバ13は、注文確定要求(注文情報、最適配達コスト情報を含む。)を受け取る。すると、管理サーバ13は、注文情報に基づいて注文処理及び決済処理を行う。また、管理サーバ13は、最適配達コスト情報に対応するデリバリーサービスを運用する依頼先(店舗端末14またはデリバリーサービスサーバ16)に配達依頼要求を送信する(S67)。
依頼先(店舗端末14またはデリバリーサービスサーバ16)は、配達依頼要求を受け取ると、依頼先に所属する1以上の配達員の配達員端末に配達依頼を送信し、配達依頼を受けるか否かを問い合わせる。依頼先に対して配達員から配達依頼を受ける旨の応答があると、依頼先は配達依頼を受け付けた旨(配達依頼受領)を管理サーバ13に応答する(S20-1)。
なお、店舗端末14への配達依頼要求の場合、店舗の店員は、配達員端末15を使用せずに、店舗端末14に表示された配達依頼内容を目視で確認して、配達するようにしてもよい。
管理サーバ13は、依頼先から配達依頼受領を受け取ると、WEBサーバ12を介してユーザ端末18に注文完了を通知する(S20-2,S20-3)。
図15は、本実施形態(実施例2)における管理サーバによるデリバリー注文処理の一例を示すフローチャートである。図15は、図12のフローチャートのS22をS71に置き換え、S29~S31をS72に置き換え、S35をS75に置き換えたものである。以下では、置換部分を主に説明する。
S21の処理後、管理サーバ13は、WEBサーバ12から支払明細一覧取得要求を受け付ける(S71)。すると、S23~S28の処理が行われる。
管理サーバ13は、デリバリーサービスサーバ16から配達コスト(配達予定時間、配達料)を取得した後(S28)、A社の配達コスト情報(S26の処理がされた場合)及び他社デリバリーサービスの配達コスト情報のうち、最も値の低い配達コストを最適配達コストとして選択する(S72)。ここで、設定情報に、配達予定時間、配達料のうちどちらを比較に優先的に用いるか比較使用パラメータが設定されているとする。例えば、比較使用パラメータ=「配達予定時間」が設定されている場合、各デリバリーサービスサーバから得られた配達コスト(A社の配達コストも含む。)のうち、最も短い時間の配達予定時間を含む配達コストが最適配達コストとして選択される。また、例えば、比較使用パラメータ=「配達料」が設定されている場合、各デリバリーサービスサーバから得られた配達コスト(A社の配達コストも含む。)のうち、最も低い金額の配達料を含む配達コストが最適配達コストとして選択される。
管理サーバ13は、選択した最適配達コストに含まれる配達予定時間を最小配達予定時間とし、最小配達予定時間に許容遅延時間を加算して最大配達時間を算出し、配達予定時間(最小配達予定時間、最大配達予定時間)を生成する。管理サーバ13は、最適配達コストに含まれる配達予定時間を、その生成した配達予定時間(最小配達予定時間、最大配達予定時間)に置き換える。
管理サーバ13は、注文情報及び最適配達コスト情報に基づいて支払い情報を集計し、支払明細一覧情報を生成する。管理サーバ13は、WEBサーバ12に支払明細一覧情報を送信する(S32)。
WEBサーバ12は、支払明細一覧情報を受け取ると、ユーザ端末18の表示部に、注文内容及び支払い情報(最適配達コストとしての配達料も含む。)、及び最適配達コストが掲載された注文確認画面101を表示させる。ユーザは、注文確認画面101を確認して、「注文する」ボタン106を押下する。すると、ユーザ端末18は、WEBサーバ12を介して、管理サーバ13に注文確定要求を送信する。
管理サーバ13は、注文確定要求(注文情報、最適配達コスト情報を含む。)を受け取る(S33)。すると、管理サーバ13は、注文確定要求に基づいて、注文情報をデリバリー注文管理DB35に登録して注文処理を行う(S34)。
また、管理サーバ13は、最適配達コスト情報に対応するデリバリーサービスを運用する依頼先(店舗端末14またはデリバリーサービスサーバ16)に配達依頼要求を送信する(S75)。管理サーバ13は、配達管理DB36に配達依頼に関する情報を登録する。管理サーバ13は、注文情報に基づいて決済処理を行う(S36)。
実施例2によれば、客にデリバリーサービスを選択させる手間をかけずに、客にとって配達コストの最も低いデリバリーサービスを提供することができる。
次に、実施例3について説明する。実施例1,2では、デリバリーサービスを決定する処理後に決済処理を行っていたが、実施例3では、決済処理後にデリバリーサービスを決定する例について説明する。ここで、実施例3では、配達料の課金方法は、定額制を採用する。
図16は、本実施形態(実施例3)におけるデリバリー注文時のシーケンス図である。図16は、図14のシーケンス図のS62以降の処理をS81~S90に置き換えたものである。以下では、S81以降のシーケンスについて説明する。
管理サーバ13は、支払明細一覧取得要求(注文情報を含む。)を受け取ると、注文情報及び配達料(定額)に基づいて支払い情報を集計し、支払明細一覧情報を生成する。管理サーバ13は、WEBサーバ12に、支払明細一覧情報を送信する(S81)。
WEBサーバ12は、支払明細一覧情報を受け取ると、ユーザ端末18の表示部に、注文内容及び支払い情報が掲載された注文確認画面101を表示させる(S82)。
ユーザは、注文確認画面101を確認して、「注文する」ボタン106を押下する。すると、ユーザ端末18は、WEBサーバ12を介して、管理サーバ13に注文確定要求を送信する(S83、S84)。
管理サーバ13は、注文確定要求(注文情報、配達料(定額)を含む。)を受け取る。すると、管理サーバ13は、注文情報、配達料(定額)に基づいて注文処理及び決済処理を行う。注文処理及び決済処理が完了すると、管理サーバ13は、WEBを介して、注文完了通知をユーザ端末18に送信する(S85、S86)。
管理サーバ13は、配達依頼先管理DB37から配達依頼先に関する情報を取得する。管理サーバ13は、設定情報管理DB33に基づいて自社の配達コストを算出すると共に、配達コスト取得要求(配達先情報、店舗情報を含む。)を外部のデリバリーサービスサーバ16に送信する(S87)。ここで、配達先情報は、S4で顧客管理DB32に登録した情報であり、少なくとも配達先住所を含む。店舗情報は、自社(A社)の住所情報を含む。
デリバリーサービスサーバ16は、配達コスト取得要求(配達先情報、店舗情報を含む。)を受け取る。すると、デリバリーサービスサーバ16は、当該デリバリーサービスの料金ルール及び配達予定時間算出ルールに基づいて、配達先情報と店舗情報から配達コスト(配達予定時間、配達料)を算出し、算出した配達コスト(配達予定時間、配達料)を管理サーバ13に送信する(S88)。
管理サーバ13は、デリバリーサービスサーバ16から配達コストを受け取る(S88)。管理サーバ13は、その受け取った配達コストの配達予定時間と自社の配達コストのうち、最も値の低い配達予定時間を含む配達コストを最適配達コストとして決定する。
管理サーバ13は、最適配達コスト情報に対応するデリバリーサービスを運用する依頼先(店舗端末14またはデリバリーサービスサーバ16)に配達依頼要求を送信する(S89)。
依頼先(店舗端末14またはデリバリーサービスサーバ16)は、配達依頼要求を受け取ると、依頼先に所属する1以上の配達員の配達員端末に配達依頼を送信し、配達依頼を受けるか否かを問い合わせる。依頼先に対して配達員から配達依頼を受ける旨の応答があると、依頼先は配達依頼を受け付けた旨(配達依頼受領)を管理サーバ13に応答する(S90)。
管理サーバ13は、最適配達コスト(デリバリーサービス名、配達予定時間、及び配達料)を、WEBサーバ12を介して、ユーザ端末18に通知する。このとき、配達予定時間は、上述したように、配達予定時間(最小配達予定時間、最大配達予定時間)としてもよい。
図17は、本実施形態(実施例3)における管理サーバによるデリバリー注文処理の一例を示すフローチャートである。図17は、図15のフローチャートのS71の次にS32~S34、S36の処理を行った後、S23~S28の処理を行って、さらにS72、S75、S101の処理を行うようにしたものである。以下では、置換部分を主に説明する。
S21の処理後、管理サーバ13は、WEBサーバ12から支払明細一覧取得要求を受け付ける(S71)。すると、管理サーバ13は、注文情報及び配達料(定額)に基づいて支払い情報を集計し、支払明細一覧情報を生成する。管理サーバ13は、WEBサーバ12に支払明細一覧情報を送信する(S32)。
WEBサーバ12は、支払明細一覧情報を受け取ると、ユーザ端末18の表示部に、注文内容及び支払い情報が掲載された注文確認画面101を表示させる。ユーザは、注文確認画面101を確認して、「注文する」ボタン106を押下する。すると、ユーザ端末18は、WEBサーバ12を介して、管理サーバ13に注文確定要求を送信する。
管理サーバ13は、注文確定要求(注文情報、最適配達コスト情報を含む。)を受け取る(S33)。すると、管理サーバ13は、注文確定要求に基づいて、注文情報をデリバリー注文管理DB35に登録して注文処理を行う(S34)。管理サーバ13は、注文情報に基づいて決済処理を行う(S36)。その後、S23~S28の処理が行われる。
管理サーバ13は、デリバリーサービスサーバ16から配達コスト(配達予定時間、配達料)を取得した後(S28)、A社の配達コスト情報(S26の処理がされた場合)及び他社デリバリーサービスの配達コスト情報のうち、最も値の低い配達コスト(配達予定時間)を最適配達コストとして選択する(S72)。ここで、比較使用パラメータ=「配達予定時間」が設定されている場合、各デリバリーサービスサーバから得られた配達コスト(A社の配達コストも含む。)のうち、最も短い時間の配達予定時間を含む配達コストが最適配達コストとして選択される。
管理サーバ13は、最適配達コスト情報に対応するデリバリーサービスを運用する依頼先(店舗端末14またはデリバリーサービスサーバ16)に配達依頼要求を送信する(S75)。
管理サーバ13は、最適配達コスト(デリバリーサービス名、配達予定時間、及び配達料)を、WEBサーバ12を介して、ユーザ端末18に通知する(S101)。このとき、配達予定時間は、上述したように、配達予定時間(最小配達予定時間、最大配達予定時間)としてもよい。
実施例3によれば、配達料に関して定額制が採用されているので、デリバリーサービスに応じて客が支払う配達料が変動することがないため、デリバリーサービスを決定する前に決済処理を行うことができる。その結果、デリバリー注文に関して客を拘束する時間が短くなり、客の利便性が向上する。
次に実施例4について説明する。実施例1では、商品を選択してカートに保持した後にデリバリーサービスを選択する態様であったが、実施例4では、最初にデリバリーサービスを選択した後に商品を選択してカートに保持する態様について説明する。
図18は、本実施形態(実施例4)におけるデリバリー注文時のシーケンス図である。ユーザは、ユーザ端末18にインストールされたWEBブラウザを用いて、デリバリー注文しようとする店舗が管理するWEBサーバ12にアクセスし、デリバリー注文に関するWEBサイトの画面を表示させるWEBサイト画面表示要求を行う(S1)。
WEBサーバ12は、WEBサイト画面表示要求を受け取ると、ユーザ端末18の表示部にWEBサイト画面を表示させる(S2)。ユーザは、ユーザ端末18を操作して、WEBサイト画面から所定のボタンを押下すると、ユーザ端末18は、配達先設定画面表示要求をWEBサーバ12に送信する。WEBサーバ12は、配達先設定画面表示要求を受け取ると、ユーザ端末18の表示部に配達先設定画面81を表示させる(S4)。
ユーザは、ユーザ端末18を操作して、配達先設定画面81にて配達先情報(顧客名、配達先住所、電話番号)を入力し、「次へ」ボタン86を押下する。ユーザ端末18は、デリバリーサービス選択画面表示要求(配達先情報を含む。)をWEBサーバ12に送信する(S5)。
WEBサーバ12は、デリバリーサービス選択画面表示要求(配達先情報を含む。)を受け取ると、まず、配達先情報を管理サーバ13に送信する(S6)。管理サーバ13は、配達先情報を受け取ると、顧客管理DB32に登録する。管理サーバ13は、顧客管理DB32への配達先情報の登録を完了させると、配達先情報の登録完了をWEBサーバ12に通知する(S7)。すると、WEBサーバ12は、管理サーバ13に対して配達コストリスト取得要求を行う(S8)。
管理サーバ13は、配達コストリスト取得要求を受け取ると、配達依頼先管理DB37から配達依頼先に関する情報を取得する。管理サーバ13は、設定情報管理DB33に基づいて自社の配達コストを算出する(自社配達停止フラグ=OFFの場合)と共に、配達コスト取得要求(配達先情報、店舗情報を含む。)を外部のデリバリーサービスサーバ16に送信する(S9)。ここで、配達先情報は、S6で顧客管理DB32に登録した情報であり、少なくとも配達先住所を含む。店舗情報は、自社(A社)の住所情報を含む。また、図12で説明したように、自社配達停止フラグ=ONの場合には自社の配達コストは算出されない。
デリバリーサービスサーバ16は、配達コスト取得要求(配達先情報、店舗情報を含む。)を受け取る。すると、デリバリーサービスサーバ16は、当該デリバリーサービスの料金ルール及び配達予定時間算出ルールに基づいて、配達先情報と店舗情報から配達コスト(配達予定時間、配達料)を算出し、算出した配達コスト(配達予定時間、配達料)を管理サーバ13に送信する(S10)。
管理サーバ13は、デリバリーサービスサーバ16から配達コストを受け取ると、自社の配達コストと合わせて、配達コストリストを生成する。配達コストリストは、実施例1で説明したものと同じである。なお、配達コストリストは、実施例1と同様にソート処理がなされる。
管理サーバ13は、WEBサーバ12を介して、ユーザ端末18の表示部に、生成した配達コストリストが配達コストリスト表示欄93に設定されたデリバリーサービス選択画面91を表示させる(S11、S12)。
ユーザは、ユーザ端末18を操作して、デリバリーサービス選択画面91において、配達コストリスト表示欄93に表示された配達コストリストから、利用したいデリバリーサービスの配達コスト情報を選択(決定)し、「次へ」ボタン96を押下する。すると、注文受付画面表示要求(決定された配達コスト情報を含む。)がWEBサーバ12に送信される(S111)。
WEBサーバ12は、注文受付画面表示要求(決定された配達コスト情報を含む。)を受け取ると、管理サーバ13に決定された配達コスト情報を送信する(S112)。管理サーバ13は、決定された配達コスト情報を受け取ると、WEBサーバ12にその受け取り完了の応答をする(S113)。
WEBサーバ12は、受け取り完了の応答を受け取る。そして、WEBサーバ12はメニュー管理DB34から商品のメニュー情報を取得して、ユーザ端末18の表示部に、注文受付画面61を表示させる(S114)。ユーザは、ユーザ端末18を操作して、注文受付画面61からデリバリー注文する商品を選択する。選択された商品はウェブブラウザ内のカートという注文用保存領域に一時的に保持される。
ユーザは、ユーザ端末18を操作して、注文受付画面61の「カートの確認」ボタン69を押下すると、ユーザ端末18はカート確認画面表示要求(注文情報を含む。)をWEBサーバ12に送信する(S115)。
WEBサーバ12は、カート確認画面表示要求を受け取ると、管理サーバ13に注文情報を送信する(S116)。管理サーバ13は、注文情報を受け取ると、WEBサーバ12にその受け取り完了の応答をする(S117)。
WEBサーバ12は、受け取り完了の応答を受け取ると、ユーザ端末18の表示部にカート確認画面71を表示させる(S118)。ユーザは、ユーザ端末18を操作して、カート確認画面の「次へ」ボタン76を押下すると、ユーザ端末18は注文確認画面表示要求をWEBサーバ12に送信する(S119)。
WEBサーバ12は、注文確認画面表示要求を受け取ると、管理サーバ13に支払明細一覧取得要求を行う(S14)。
管理サーバ13は、支払明細一覧取得要求を受け取る。すると、管理サーバ13は、保持している注文情報及び配達コスト情報に基づいて支払い情報を集計し、支払明細一覧情報を生成する。管理サーバ13は、WEBサーバ12に支払明細一覧情報を送信する(S15)。
WEBサーバ12は、支払明細一覧情報を受け取ると、ユーザ端末18の表示部に、支払明細一覧情報に基づいて注文確認画面101を表示させる(S16)。ユーザは、ユーザ端末18を操作して、注文確認画面101の「注文する」ボタン106を押下する。すると、注文確定要求がWEBサーバ12を介して管理サーバ13に送信される(S120、S121)。
管理サーバ13は、注文確定要求を受け取る。すると、管理サーバ13は、支払明細一覧情報に基づいて注文処理及び決済処理を行う。また、管理サーバ13は、決定された配達コスト情報に基づいて、決定されたデリバリーサービスに対応する依頼先(店舗端末14またはデリバリーサービスサーバ16)に配達依頼要求を送信する(S19)。
依頼先(店舗端末14またはデリバリーサービスサーバ16)は、配達依頼要求を受け取ると、依頼先に所属する1以上の配達員の配達員端末に配達依頼を送信し、配達依頼を受けるか否かを問い合わせる。依頼先に対して配達員から配達依頼を受ける旨の応答があると、依頼先は配達依頼を受け付けた旨(配達依頼受領)を管理サーバ13に応答する(S20-1)。
管理サーバ13は、依頼先から配達依頼受領を受け取ると、WEBサーバ12を介してユーザ端末18に注文完了を通知する(S20-2,S20-3)。
実施例4によれば、利用するデリバリーサービスを選択した後に商品を選択して注文を行うことができる。
次に実施例5について説明する。実施例1~4では、自店舗のデリバリーサービスも含む複数のデリバリーサービスから配達コストが少ない順または最も少ないデリバリーサービスを提供する態様について説明した。それに対して、実施例5では、自店舗のデリバリーサービスを利用しないで、外部の複数のデリバリーサービスから配達コストが少ない順または最も少ないデリバリーサービスを提供する態様である。
具体的には、実施例5は、図12、図15、図17にて、S25でNOへ進むケースの実施例に相当する。なお、本実施形態(実施例5)における管理サーバによるデリバリー注文処理の一例を示すフローチャートは、処理の主要部分については図12とほぼ同様であるため、省略する。
実施例5によれば、複数のデリバリーサービスを利用可能な商品のデリバリー注文システムにおいて、顧客の金銭的または時間的負担をより軽減させるデリバリーサービスを提供することができる。
図19は、本実施形態におけるプログラムを実行するコンピュータのハードウェア環境の構成ブロック図の一例である。コンピュータ201は、WEBサーバ12や管理サーバ13であってもよいし、店舗端末14や配達員端末15,17、ユーザ端末18、デリバリーサービスサーバ16であってもよい。コンピュータ201は、CPU202、ROM203、RAM204、記憶装置205、入力I/F206、出力I/F207、通信I/F208、読取装置209、バス210によって構成されている。
ここで、CPU(central processing unit)は、中央演算装置を示す。ROMは、リードオンリメモリを示す。RAMは、ランダムアクセスメモリを示す。I/Fは、インターフェースを示す。バス210には、CPU202、ROM203、RAM204、記憶装置205、入力I/F206、出力I/F207、通信I/F208、及び必要に応じて読取装置209が接続されていてもよい。
CPU202は、記憶装置205から本実施形態に係るプログラムを読み出し、例えば管理サーバ13として機能する場合には、設定部22、受付部23、配達処理部24、注文処理部25として当該プログラムを実行する。ROM203は、読み出し専用のメモリを示す。RAM204は、一時的に記憶するメモリである。
記憶装置205は、大容量の情報を記憶する装置である。記憶装置205としては、ハードディスク、ソリッドステートドライブ(SSD)、フラッシュメモリカードなど様々な形式の記憶装置を使用することができる。記憶装置205には、本発明の実施形態に係るプログラムや、記憶部31に格納されている各種データが記憶されている。
入力I/F206は、キーボード、マウス、電子カメラ、ウェブカメラ、マイク、スキャナ、センサ、タブレット、タッチパネル、情報読取装置等の入力装置と接続することが可能である。また、出力I/F207は、ディスプレイ、タッチパネル、プロジェクタ、プリンタ、スピーカ等の出力装置と接続することが可能である。
通信I/F208は、通信ネットワークと接続して他の装置と通信するためのポート等のインターフェースである。通信ネットワークは、インターネット、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、専用線、有線、無線等の通信網であってよい。読取装置209は、可搬型記録媒体を読み出す装置である。
上記実施形態で説明した処理を実現するプログラムは、プログラム提供者側から通信ネットワークおよび通信I/F208を介して、例えば記憶装置205に格納されてもよい。また、上記実施形態で説明した処理を実現するプログラムは、市販され、流通している可搬型記憶媒体に格納されていてもよい。この場合、この可搬型記憶媒体は読取装置209にセットされて、CPU202によってそのプログラムが読み出されて、実行されてもよい。可搬型記憶媒体としてはCD-ROM、フレキシブルディスク、光ディスク、光磁気ディスク、ICカード、USBメモリ装置、半導体メモリカードなど様々な形式の記憶媒体を使用することができる。このような記憶媒体に格納されたプログラムが読取装置209によって読み取られる。
また、当該プログラムは、スタンドアローン型のコンピュータにインストールされてもよいし、クラウドコンピュータによりインストールされて機能のみをユーザに提供してもよい。
本実施形態によれば、複数のデリバリーサービスを利用可能な商品のデリバリー注文システムにおいて、顧客の金銭的または時間的負担をより軽減させるデリバリーサービスを提供することができる。
以上、実施形態、変形例に基づき本態様について説明してきたが、上記した態様の実施の形態は、本態様の理解を容易にするためのものであり、本態様を限定するものではない。本態様は、その趣旨並びに特許請求の範囲を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本態様にはその等価物が含まれる。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することができる。