図1~図27を用いて、本発明に適用することができる遊技台(例えば、パチンコ機等の弾球遊技機やスロット機等の回胴遊技機)について詳細に説明する。なお、図1~図27に示す符号は、原則として図1~図27を用いた説明にのみ用いることとし、重複する符号が他の図面に示されている場合であっても、図1~図27を用いた説明では図1~図27に示す符号を優先する。
<全体構成>
まず、図1を用いて、本発明の第1実施形態に係るパチンコ機100の全体構成について説明する。なお、同図はパチンコ機100を前方側(遊技者側)から見た外観斜視図である。
パチンコ機100は、所定条件が成立すると遊技者が利益を獲得することができる遊技台であって、外枠102と、本体104と、前面枠扉106と、球貯留皿付扉108と、発射装置110と、遊技盤200と、をその前面(遊技者側)に備える。
外枠102は、遊技機設置営業店に設けられた設置場所(島設備等)へと固定させるための縦長方形状から成る木製の枠部材である。
本体104は、外枠102の内部に備えられ、施錠機能付きで且つ、ヒンジ部112を介して外枠102に回動自在に装着された縦長方形状の遊技機基軸体となる扉部材である。また、本体104は、枠状に形成され、内側に空間部114を有している。このパチンコ機100を設置した店舗(遊技店)の店員は、この本体104を開閉操作することが可能であり、本体104が開いたことを検出する本体開放センサ1041が設けられている。
前面枠扉106は、施錠機能付きで且つ開閉自在となるようにパチンコ機100の前面側となる本体104の前面に対しヒンジ部112を介して装着され、枠状に構成されることでその内側を開口部とした扉部材である。遊技店の店員は、この前面枠扉106も開閉操作することが可能であり、前面枠扉106が開いたことを検出する前面枠扉センサ1061も設けられている。なお、この前面枠扉106には、開口部にガラス製又は樹脂製の透明板部材118が設けられ、前面側には、スピーカ120や左枠ランプ122L、右枠ランプ122R、および上部枠ランプ122Uが取り付けられている。前面枠扉106の後面と遊技盤200の前面とで遊技領域124が設けられる空間を区画形成する。前面枠扉106は、扉体の一例に相当する。なお、本実施形態では、光源をLEDとするものもランプと称する。
球貯留皿付扉108は、パチンコ機100の前面において本体104の下側に対して、施錠機能付きで且つ開閉自在となるように装着された扉部材である。この球貯留皿付扉108は、前面枠扉106を開放した状態で操作可能となる開放レバー1081を押すことによって開く。また、球貯留皿付扉108が開いたことを検出する球貯留皿付扉センサ1082も設けられている。球貯留皿付扉108は、複数の遊技球(以下、単に「球」と称する場合がある)が貯留可能で且つ発射装置110へと遊技球を案内させる通路が設けられている球貯留皿126と、球貯留皿126に貯留された遊技球を遊技者の操作によって球貯留皿126から排出させる球抜ボタン130と、遊技者の操作によって発射装置110へと案内された遊技球を遊技盤の遊技領域124へと打ち出す球発射ハンドル134と、遊技者の操作によって各種演出装置の演出態様に変化を与える演出ボタン136と、演出ボタン136に内蔵され、その演出ボタン136を発光させるボタンランプ138と、遊技店に設置されたカードユニット(CRユニット)に対して球貸し指示を行う球貸操作ボタン140と、を備える。また、図1では不図示であるが、球貸操作ボタン140の右横には、カードユニットに対して遊技者の残高の返却指示を行う返却操作ボタンも設けられている。さらに、十字キーや決定ボタンが配置された操作キーユニット190も備えている。
発射装置110は、本体104の下方に取り付けられ、球発射ハンドル134が遊技者に操作されることによって回動する発射杆146と、遊技球を発射杆146の先端で打突する発射槌148と、を備える。この発射装置110は、遊技者に球発射ハンドル134が継続的に発射操作されている間は、所定の発射期間(例えば0.6秒)の経過ごとに遊技球を遊技盤の遊技領域124へ向けて発射し、発射手段の一例に相当する。
図2は、図1のパチンコ機100を裏側から見た背面図である。
パチンコ機100の背面上部には、上方に開口した開口部を有し、遊技球を一時的に貯留するための球タンク150と、この球タンク150の下方に位置し、球タンク150の底部に形成した連通孔を通過して落下する球を背面右側に位置する払出装置152に導くためのタンクレール154とを配設している。
払出装置152は、筒状の部材からなり、その内部には、不図示の払出モータとスプロケットと払出センサとを備えている。この払出装置152は、着脱自在なものであり、所定位置に装着されると、タンクレール154の下流端に接続する。
スプロケットは、払出モータによって回転可能に構成されており、タンクレール154を通過して払出装置152内に流下した遊技球を一時的に滞留させると共に、払出モータを駆動して所定角度だけ回転することにより、一時的に滞留した遊技球を払出装置152の下方へ1個ずつ送り出すように構成している。すなわち、払出装置152は、遊技球に駆動力を与えてその遊技球を搬送する球送り装置の一種である。
払出センサは、スプロケットが送り出した遊技球の通過を検知するためのセンサであり、遊技球が通過しているときにハイまたはローの何れか一方の信号を、遊技球が通過していないときはハイまたはローの何れか他方の信号を払出制御部600(図5参照)へ出力する。この払出センサを通過した遊技球は、不図示の球レールを通過してパチンコ機100の前面側に配設した球貯留皿126に到達するように構成しており、パチンコ機100は、所定の付与条件が成立したことに基づいて遊技者にその付与条件に応じた量の遊技価値(遊技球)をこの構成により付与する(払い出す)。
払出装置152の図中左側には、遊技全般の制御処理を行う主制御部300(図5参照)を構成する主基板156を収納する主基板ケース158、主制御部300が生成した処理情報に基づいて演出に関する制御処理を行う第1副制御部400(図5参照)を構成する第1副基板160を収納する第1副基板ケース162、第1副制御部400が生成した処理情報に基づいて演出に関する制御処理を行う第2副制御部500(図5参照)を構成する第2副基板164を収納する第2副基板ケース166、遊技球の払出に関する制御処理を行う払出制御部600(図5参照)を構成するとともに遊技店員の操作によってエラーを解除するエラー解除スイッチ168を備える払出基板170を収納する払出基板ケース172、遊技球の発射に関する制御処理を行う発射制御部630(図5参照)を構成する発射基板174を収納する発射基板ケース176、各種電気的遊技機器に電源を供給する電源制御部660(図5参照)を構成するとともに遊技店員の操作によって電源をオンオフする電源スイッチ178と電源投入時に操作されることによってRAMクリア信号を主制御部300に出力するRAMクリアスイッチ180とを備える電源基板182を収納する電源基板ケース184、および払出制御部600とカードユニットとの信号の送受信を行うCRインターフェース部186を配設している。
また、本実施形態では、主基板156上に、設定変更キー192と、設定変更ボタン194及び役物比率・設定表示器196が設けられている。本実施形態では、電源投入時にRAMクリアスイッチ180が押下されることを条件に設定変更キー192が操作されると、少なくとも大当り確率が異なる複数の設定からいずれかに設定することができる設定変更モードに移行することができる。設定変更モードにおいては、現在の設定が役物比率・設定表示器196に表示され、店員は、これを確認しながら設定変更ボタン194を押下することにより設定の変更を行うことができる。なお、電源投入時にRAMクリアスイッチ180の押下がなくとも、電源投入時に設定変更キー192が操作された場合に設定変更可能な構成としてもよい。
役物比率・設定表示器196は、主基板156に実装されるとともに主基板ケース158の内部に配置される7セグLED基板であり、店員に視認可能な態様で取り付けられている。役物比率・設定表示器196は、2ケタの7セグLEDが上下に配置されるとともに、右側に1ケタの7セグLEDがモジュール化されたものであり、役物比率モニタは、役物比率(YH)及び連続役物比率(RY)を報知するインジケータであり、設定モニタは、現在の設定を確認するためのモニタである。役物比率・設定表示器196は、例えば、赤色、緑色、青色、白色等の単色LEDにより構成されているが、赤・緑・オレンジの3色により発光可能なものとしてもよいし、フルカラーLEDであってもよい。なお、役物比率・設定表示器196のうちの少なくとも一部を、例えば、遊技盤200に設けて遊技者に視認可能としてもよい。
また、本実施形態では、第1副基板ケース162の背面に、ディップスイッチ基板198が配設されている。ディップスイッチ基板198の詳細については後述する。
図3は、遊技盤200を正面から見た略示正面図である。ここで、矢印d2及びd3はパチンコ機100を設置場所に固定した状態における方向を示している。矢印d2はパチンコ機100の幅方向(左右方向と呼ぶ場合がある)を示し、正面視で左手を左、右手を右と呼ぶ場合がある。矢印d3はパチンコ機100の高さ方向(上下方向と呼ぶ場合がある)を示し、高い方を上、低い方を下と呼ぶ場合がある。なお、図3では図示しないが、パチンコ機100の奥行き方向(前後方向と呼ぶ場合がある)では、手前側を前方側又は正面側と呼ぶ場合があり、奥側を後方側又は背面側と呼ぶ場合がある。
遊技盤200は、前面に遊技領域124を有し、本体104の空間部114に臨むように、所定の固定部材を用いて本体104に着脱自在に装着されている。なお、遊技領域124は、遊技盤200を本体104に装着した後、開口部から観察することができる。
本体104に対する遊技盤200の取付構造は、様々な構造を採用可能であるが、例えば、本体104の正面視左側(ヒンジ部112側)に遊技盤200の正面視左側部200aを挿入し、ここを回動中心として遊技盤200を回動させつつ遊技盤200の正面視右側部200bを本体104に押圧し、セットする構造を採用可能であり、このような構造であれば作業性を向上できる場合がある。
遊技盤200は、板状の本体となる遊技板201に各種の部品が取り付けられたユニットである。遊技板201は、例えば、樹脂により形成され、その表面(正面)は、パチンコ機100のキャラクタ等を表示した装飾面を構成する。装飾面は、例えば、パチンコ機100のキャラクタ等を印刷したシートを貼り付けることで形成してもよい。遊技板201の右下方には振動センサSR3が配設されている。振動センサSR3で検出された場合、エラー処理(例えば画像や音による報知、遊技の継続を不能とする遊技停止等)を行うことができる。振動センサSR3は磁気センサ等、他の不正検出センサであってもよい。
遊技盤200には、外レール202と内レール204とを配設し、遊技球が転動可能な遊技領域124を区画形成している。外レール202の一部は、本体104に着脱自在なレール部材209により形成されている。遊技領域124のうち、外レール202と内レール204との間の領域は発射された遊技球を案内する案内領域201aを形成している。
遊技盤200の遊技領域124以外の領域を非遊技領域と呼ぶ場合がある。遊技領域124と非遊技領域とは外レール202を境界として区別することができる。また、遊技球の発射強度を最大にした状態で遊技球が通過する領域よりも内側の領域は少なくとも遊技領域124と呼ぶことができる。遊技領域124は、遊技領域124内に演出装置等が存在することで遊技球が通過しない領域を含む場合がある。遊技中に遊技球が流下する点で遊技領域124を流下領域と呼び、メンテナンスやアクシデントを除いて遊技中に遊技球が流下しない点で非遊技領域を非流下領域と呼ぶ場合がある。遊技領域124は、その全域を流下領域と呼ぶことも可能であるが、演出装置等の存在により遊技球が流下することがない領域は非流下領域と呼んでもよい。
遊技領域124の略中央には、装飾図柄表示装置208を配設している。遊技領域124よりも下方には、主制御ランプ基板254が設けられており、主制御ランプ基板254上には、普通図柄表示装置210と、第1特別図柄表示装置212と、第2特別図柄表示装置214と、普通図柄保留ランプ216と、第2特別図柄保留ランプ220とが配置されている。また、主制御ランプ基板254には、さらに、高確中ランプHLと、電サポ中ランプTLと、右打ちランプRLとが配設されている。なお、以下、普通図柄を「普図」、特別図柄を「特図」と称する場合がある。
装飾図柄表示装置208は、装飾図柄ならびに演出に用いる様々な表示を行うための表示装置であり、本実施形態では液晶表示装置(LCD:Liquid Crystal Display)によって構成する。この装飾図柄表示装置208は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cおよび演出表示領域208dの4つの表示領域に分割し、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208bおよび右図柄表示領域208cはそれぞれ異なった装飾図柄を表示し、演出表示領域208dは演出に用いる画像を表示する。さらに、各表示領域208a、208b、208c、208dの位置や大きさは、装飾図柄表示装置208の表示画面内で自由に変更することを可能としている。なお、装飾図柄表示装置208として液晶表示装置を採用しているが、液晶表示装置でなくとも、種々の演出や種々の遊技情報を表示可能に構成されていればよく、例えば、ドットマトリクス表示装置、7セグメント表示装置、有機EL(ElectroLuminescence)表示装置、リール(ドラム)式表示装置、リーフ式表示装置、プラズマディスプレイ、プロジェクタを含む他の表示デバイスを採用してもよい。
普図表示装置210は、普図の表示を行うための表示装置であり、本実施形態では7セグLEDによって構成する。第1特図表示装置212および第2特図表示装置214は、特図の表示を行うための表示装置であり、本実施形態ではそれぞれ7セグLEDによって構成する。
普図保留ランプ216は、保留している普図変動遊技(詳細は後述)の数を示すためのランプであり、本実施形態では、普図変動遊技を所定数(例えば、4つ)まで保留することを可能としている。第2特別図柄保留ランプ220は、保留している特図変動遊技の数を示すためのランプであり、本実施形態では、特図変動遊技を所定数(例えば、4つ)まで保留することを可能としている。なお、本実施形態では、第1特別図柄保留ランプを備えていないが、備えるようにしてもよい。
また、高確中ランプHLは、遊技状態が大当りが発生し易い高確率状態であること、または高確率状態になることを示すためのランプである。電サポ中ランプTLは、普通図柄の変動表示時間が短縮されるとともに、後述する電動チューリップ(電チュー)の羽根部材2311(図4参照)が長時間開放しやすい電サポ状態であることを示すためのランプである。右打ち表示ランプRLは、大当り遊技状態、確変状態及び電サポ状態であって、遊技者が右打ちすることでその恩恵を得られる状態となったことを示すためのランプである。なお、大当りとなった場合に、当該大当りに係る大当り遊技におけるラウンド数を示すためのラウンド表示ランプが設けられていてもよい。
図3に示す遊技盤200には、遊技球の転動可能な領域にワープ装置242およびステージ244が設けられている。ワープ装置242は、装飾図柄表示装置208の左側に設けたワープ入口242aに入った遊技球をワープ出口242bからステージ244に排出する。ステージ244は、装飾図柄表示装置208よりも、下方でかつ前方側に設けられたものであり、ワープ装置242を抜けた遊技球が、往復動や回転運動等の動きをみせる舞台である。このステージ244では、遊技球が往復動や回転運動することで遊技球の滞留時間が長くなる。ステージ244にはステージカバー245が設けられている。
また、遊技領域124の上部には、本体104に支持されて第1演出可動ユニット7が配置されている。さらに、ステージ244よりも下方かつ後方側には、本体104に支持されて第2演出可動ユニット8が配置されているが、この図3では、第2演出可動ユニット8は見えていない。
図3に示すように、遊技領域124の上部の一部は、装飾上カバー203で覆われている。また、遊技領域124の右上部は、装飾右上カバー205で覆われている。
また、本実施形態では遊技盤200の中央下部に普図始動口228が配置されている。普図始動口228は、本実施形態では、遊技盤200の中央下部に1つ配設している。普図始動口228に入球した場合は、図2に示す払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、4個)の賞球を払い出すとともに、入球した遊技球をパチンコ機100の裏側に誘導して遊技島側に排出するようにしている。なお、普図始動口228に進入した遊技球を再度盤面に戻し、賞球を払い出さない構成としてもよい。また、普図始動口228は左側領域に設けられていてもよい。普図始動口228に入賞したことを所定の球検出センサが検出した場合、パチンコ機100は、普図表示装置210による普図変動遊技を開始する。
また、左側に延びたランプユニット9には、一般入賞口も配置されている。一般入賞口は、図示省略しているが、この他にも遊技領域の複数箇所に設けられており、一般入賞口に入球すると所定の球検出センサ(図示省略)が検出し、一般入賞口に入賞したとして、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、4個)の球を賞球として球貯留皿126に排出する。球貯留皿126に排出した球は遊技者が自由に取り出すことが可能であり、これらの構成により、入賞に基づいて賞球を遊技者に払い出すようにしている。なお、一般入賞口に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。
また、図4(a)に示すように、アタッカユニット23には、第1特図始動口(可変)231と、第2特図始動口232と、複数の可変入賞口(アタッカ)234,235と、普電作動ゲート228gとが設けられている。図3に示す、中央下部に設けられた普図始動口228は、その配置上、右打ちした場合には、遊技球の入球が困難な構成となっている。一方、上述したステージ244の中央部には、ステージ244に到達した球が、遊技盤200の中央下部に設けられた普図始動口228へ入球し易くなるスペシャルルート244aが設けられている。なお、ステージ244を経由しなくても、左側から普図始動口228を狙うこともできる。したがって、遊技盤200の中央下部に設けられた普図始動口228は、左打ちを行うことで入球を期待することができる始動口である。このように、本実施形態では、左打ちを行うことが推奨される通常遊技状態では、普図始動口228に遊技球を入賞させて普図表示装置210における普図変動表示を行うことを主とした遊技が行われる。
さらに、遊技領域124には、風車と呼ばれる円盤状の打球方向変換部材236や、遊技釘を複数個、配設していると共に、内レール204の最下部には、いずれの入賞口や始動口にも入賞しなかった球をパチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出するためのアウト口240を設けている。
このパチンコ機100では、遊技者が球貯留皿126に貯留している球を発射レールの発射位置に供給し、遊技者の操作ハンドルの操作量に応じた強度で発射モータを駆動し、発射杆および発射槌によって外レール202、内レール204を通過させて遊技領域124に打ち出す。そして、遊技領域124の上部に到達した球は、打球方向変換部材236や遊技釘等によって進行方向を変えながら下方に流下し、各種の入賞口や始動口に入賞するか、いずれの入賞口や始動口にも入賞することなく、または普図始動口228を通過するのみでアウト口240に到達する。また、本実施形態では、本体104の空間部114の下辺に、遊技盤200から排出されるすべての遊技球を受け入れる排出球受入口(図示しない)が上方に開口するように形成されるとともに、排出球受入口に受け入れられた遊技球の通過を検出するアウト球検出センサSWoutが本体104の所定位置に設けられている。なお、アウト球検出センサSWoutは、遊技盤200側に設けられてもよい。本実施形態では、遊技盤200から排出されるすべての遊技球(アウト口240から排出された遊技球と各種入賞口に入賞した遊技球とを含む)は、この排出球受入口に受け入れられ、所定の排出通路を経由してパチンコ機100外に排出されるように構成されているが、アウト口240から排出された遊技球のみがアウト球検出センサSWoutを通過するようにしてもよい。
続いて、遊技領域124の右下部に設けられたアタッカユニット23について説明する。
図4(a)及び同図(b)に示すアタッカユニット23は、アタッカ前板2301(図3)の裏側に配されたものである。なお、アタッカ前板2301の前面にはアタッカシール2302が貼られている(図3参照)。ここで、図3では、アタッカシール2302の装飾模様等は図示省略されている。
アタッカユニット23は、図4(a)及び同図(b)に示すように、遊技盤200側に配置されるユニット本体32aと、ユニット本体32aの前面側に被覆されるユニットカバー体23bを備えて構成されている。
ユニット本体32aには、電チュータイプの特図1始動口(可変)231、第1アタッカとなる第1可変入賞口234、第2アタッカとなる第2可変入賞口235、および第2特図始動口232を有する。本実施形態では、特図1始動口(可変)231に入球すると球検出センサ2312が検出し、特図1始動口(可変)231に入賞したとして、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、1個)の球を賞球として球貯留皿126に排出する。なお、特図1始動口(可変)231に入賞した遊技球は排出口231aから遊技盤200の裏側に排出される。また、第1可変入賞口234に入球すると球検出センサ(図示せず)が検出し、第1可変入賞口234に入賞したとして、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、15個)の球を賞球として球貯留皿126に排出する。さらに、第1可変入賞口234の内部には、第1可変入賞口234に入球した遊技球が通過可能な特定領域234vが設けられており、本実施形態では、小当り遊技において遊技球が特定領域234vを通過すると、大当り遊技に移行するようになっている。なお、第1可変入賞口234を設けず、第2可変入賞口235の内部に特定領域を設けるようにしてもよい。第2可変入賞口235に入球すると球検出センサ2352が検出し、第2可変入賞口235に入賞したとして、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、15個)の球を賞球として球貯留皿126に排出する。また、特図2始動口232に入球すると球検出センサ(図示せず)が検出し、特図2始動口232に入賞したとして、払出装置152を駆動し、所定の個数(例えば、1個)の球を賞球として球貯留皿126に排出する。
特図1始動口(可変)231は、シャッタ部材2311によって始動口の大きさが可変するものであり、図4(a)に示すシャッタ部材2311は、前後方向に進退可能に設けられている。シャッタ部材2311が前方側に進出した状態では、進出したシャッタ部材2311の上を遊技球が通過する。すなわち、図4(a)では図の右側から左側に向けて遊技球が通過する。特図1始動口(可変)231の球検出センサ2312は、シャッタ部材2311よりも下方であって、かつ下流側に、上流側を向いて配置されている。したがって、シャッタ部材2311が前方側に進出した状態では、球検出センサ2312への遊技球の通過が容易であり、特図1始動口(可変)231は、入賞容易状態となる。球検出センサ2312を通過した遊技球は、球通路2313を通って排出口231aより遊技盤200の裏側へ誘導される。一方、シャッタ部材2311が後方側に退出した状態では、球検出センサ2312への遊技球の通過が困難であり、特図1始動口(可変)231は、入賞困難状態となる。また、本実施形態では、特図2始動口232の上流側近傍に、普電作動ゲート228gが配置されており、遊技球が普電作動ゲート228gを通過すると、普図変動表示の状況にかかわらず、後述するシャッタ部材2311が作動する。すなわち、本実施形態では、普電作動ゲート228gを通過した遊技球は、そのまま特図2始動口232へ入球するようになっている。
第2アタッカとなる第2可変入賞口235は、第1アタッカとなる第1可変入賞口234よりも、遊技球の転動(流下)方向下流側に配置されたものである。この第2可変入賞口235は、シャッタ部材2351によって入賞口の大きさが可変するものであり、図4(a)に示すシャッタ部材2351は、前後方向に進退可能に設けられている。シャッタ部材2351が前方側に進出した状態では、進出したシャッタ部材2351の上を遊技球が通過する。すなわち、図4(a)では図の右側から左側に向けて遊技球が通過する。第2可変入賞口用の球検出センサ2352は、シャッタ部材2351よりも下方であって、かつ上方を向いて配置されている。したがって、シャッタ部材2351が前方側に進出した状態では、球検出センサ2352への遊技球の通過が困難であり、第2可変入賞口235は、入賞困難状態となる。一方、シャッタ部材2351が後方側に退出した状態では、球検出センサ2352への遊技球の通過が容易となり、第2可変入賞口235は、入賞容易状態となる。
第1可変入賞口234は、扉部材2341によって開状態と閉状態とに変化可能なものである。扉部材2341が開状態では、第1可変入賞口234へ遊技球が受入可能な状態となるが、閉状態では、第1可変入賞口234へ遊技球が受入不能(あるいは、受入困難)な状態となる。
遊技球が落下した先には、第2特図始動口232が配置されている。この第2特図始動口232は、入賞口の大きさが固定されたものであり、第2特図始動口232に入球した遊技球は、パチンコ機100の裏側に誘導された後、遊技島側に排出される。
図4(b)に示すように、ユニットカバー体23bには、ユニット本体23aに向けて突出した球通路形成壁230rが設けられている。球通路形成壁230rは、アタッカユニット23に入球した遊技球が転動していく、下流側に向かって傾斜した球通路239を形成するものである。また、シャッタ部材2311が進出する位置や、シャッタ部材2351が進出する位置には、球通路形成壁230rが設けられておらず、進出したシャッタ部材2311やシャッタ部材2351が球通路形成壁になる。すなわち、シャッタ部材2311やシャッタ部材2351は、前方側へ進出した状態では下流側に向かって下方へ傾斜しており、この傾斜を利用して遊技球は下流側へ向かって転動していく。
図4(a)に示す実線の矢印は、球通路形成壁230rや、進出したシャッタ部材2311の上を転動した遊技球の経路を示すものである(以下の図における矢印も同様。)。すなわち、アタッカユニット23に入球した遊技球は、実線の矢印で示す特図1始動口(可変)231側のルートを示している。また、同図(a)において示す破線の矢印は、シャッタ部材2311が退出し、シャッタ部材2351が進出した場合に、球通路形成壁230rや、進出したシャッタ部材2351の上を転動した遊技球の経路を示すものである。すなわち、アタッカユニット23に入球した遊技球は、破線の矢印で示す特図2始動口232側のルートを示している。ここで、シャッタ部材2351が退出した場合には、図4(a)において下方に示す実線の矢印で示すように、シャッタ部材2311及びシャッタ部材2351から遊技球が落下して第2可変入賞口235に入球し、球検出センサ2352により入賞検知された後、球通路2343を通って排出口235aから遊技盤の裏側に誘導される。
第2特図始動口232の手前まで落下してきた遊技球は、普電作動ゲート228gを通過した後に第2特図始動口232に入球し、シャッタ部材2311が前方に進出するとともに、特図2変動遊技が開始される。なお、本実施形態では、普電作動ゲート228gの上流側の左右にリブ23r5が突設されており、第2特図始動口232に向かって流下する遊技球のほとんどが普電作動ゲート228gに案内されるようにしているが、第2特図始動口232に向かって流下する遊技球が普電作動ゲート228gを通過するものと通過しないものとがあってもよいし、遊技球が普電作動ゲート228gに案内されて必ず普電作動ゲート228gを遊技球が通過するようにしてもよい。また、本実施形態では、このように構成されているので、例えば、第2特図表示装置214による特図2の図柄変動表示の実行を阻止しつつ、第1特図表示装置212による特図1の図柄変動表示を実行させるような場合に、普電作動ゲート228gだけを狙ってシャッタ部材2311を作動させ、特図1の図柄変動表示を実行させるといったようなイレギュラーな遊技の発生を防止できる場合がある。
図4(a)に示すように、ユニット本体23aには、リブが複数本設けられている。また、図4(b)に示すように、ユニットカバー体23bにも、リブが複数本設けられている。遊技球の流れに沿って上流側から見ていくと、第1可変入賞口234の下流側から特図1始動口231のシャッタ部材2311の手前にかけて、遊技球の流路上に間隔を空けて複数のリブが突設されている。すなわち、第1可変入賞口234を通過してS字に折り返して通過する通路には、ユニット本体23a側に4つのリブ23r1が突設されるとともに、ユニットカバー体23b側に5つのリブ23f1が突設されており、これらのリブ23r1,23f1は、流路上で球詰まりが生じないように、平面視で交互に配置されている。以下、リブ23r1,23f1が配置された通路は下方に向けられ、当該下方に向けられた通路には、ユニット本体23a側に3つのリブ23r2が突設されるとともに、ユニットカバー体23b側に2つのリブ23f2が突設されており、これらのリブ23r2,23f2は、同様に、側面視で交互に配置されている。本実施形態では、このように構成されているので、アタッカユニット23に入球した遊技球は、特図1始動口231のシャッタ部材2311に到達するまでにリブに衝突しながら流下し、遊技球の流下速度を低減させることができる場合がある。
また、ユニット本体23aにおける特図1始動口231のシャッタ部材2311の上方にリブ2314が突設されており、ユニットカバー体23bにおけるシャッタ部材2311の上方にもリブ2315が突設されている。これにより、例えば、特図1始動口231のシャッタ部材2311を短時間作動させて特図1始動口231への入球を困難にさせるような場合、リブ2314,2315にシャッタ部材2311上を転動する遊技球を衝突させて遊技球の流下速度を低下させ、特図1始動口231への入球をより一層困難にさせることができる場合がある。
さらに、ユニット本体23aにおける第2可変入賞口235のシャッタ部材2351の上方にシャッタ部材2351の上面に沿って4つのリブ23r3が突設され、ユニットカバー体23bにおける第2可変入賞口235のシャッタ部材2351の上方にシャッタ部材2351の上面に沿って4つのリブ23f3が突設されている。これらのリブ23r3,23f3は、流路上で球詰まりが生じないように、平面視で交互に配置されている。また、本実施形態では、このように構成されているので、複数の遊技球が第2可変入賞口235のシャッタ部材2351上で滞留しやすくなる場合がある。さらに、ユニットカバー体23bにおける第2可変入賞口235の下流側にも2つのリブ23f3が配置されている。また、シャッタ部材2351の上面において、複数の遊技球が並列して流下しないように、球通路239の幅が規定されている。本実施形態では、このように構成されているので、第2可変入賞口235のシャッタ部材2351上を転動する遊技球は、リブに衝突しながら流下し、遊技球の流下速度を低減させることができる場合がある。
第2可変入賞口235のシャッタ部材2351の下流側の球通路239では、下方に向けてS字状に形成された通路を有し、その後、下方に折曲して普電作動ゲート228gに案内されるように構成されている。ここで、球通路239のS字状部分の屈曲部分には、球通路形成壁230rの隅部に、そこを流下する遊技球の流路を案内するための2つのリブ23f4が突設されている。これにより、球詰まりの発生を抑制することができる場合がある。また、球通路239を流下する遊技球の流下速度を抑制することができる場合もある。本実施形態では、第2可変入賞口235のシャッタ部材2351の上面を流下する遊技球が特図2始動口232に入賞するまでにかかる時間が遊技球を2発以上発射可能な時間(例えば、1.2秒)となるように構成されている。これにより、例えば、遊技状態が変更された場合に、設計された出玉率を逸脱しないようにすることができる場合がある。なお、2発以上発射可能であればよいので、1.2秒に限らず、1.2秒以上長ければよい。
また、第2可変入賞口235のシャッタ部材2351の下流側の球通路239では、入球することで遊技球の払出が発生する入球口(入賞口)は特図2始動口232のみとなっている。なお、特図2始動口232に入賞しなければ、アウト口240に入球することはあるが、アウト口240に入球しても賞球が払い出されることはない。これにより、例えば、遊技状態が変更された場合に、設計された出玉率を逸脱しないようにすることができる場合がある。
具体的には、大当り遊技中は、基本的にほとんどの遊技球が第1可変入賞口234や第2可変入賞口235に入賞することとなるので、後述する大当り遊技に移行するa2時短遊技状態においては第2可変入賞口235よりも下流には遊技球は残っていない(残っていない場合が多い)。よって、シャッタ部材2351の上面を流下する遊技球が特図2始動口232に入賞するまでにかかる時間が遊技球を2発以上発射可能な時間(例えば、1.2秒)となるようにされるように構成されていることで、a2時短遊技状態において発射した遊技球よりも入賞した遊技球の方が多くなるといったことを防止し、射幸心を煽ってしまうことを抑制することができる。仮に、シャッタ部材2351の上面から他の入賞口(特図2始動口232)に入賞するまでの時間が短いとa2時短遊技状態において遊技球を発射する前に入賞口(特図2始動口232)に入賞してしまう場合があり、遊技球を発射していないにもかかわらず、賞球が払い出されるといった状況が発生してしまい射幸心を煽ってしまう。
上述したリブは、ユニット本体23a及びユニットカバー体23bの両方に設ける例を示したが、ユニット本体23a側にのみ設けられた部分があってもよいし、ユニットカバー体23b側にのみ設けられた部分があってもよい。また、ユニット本体23a側にのみリブが設けられた構成としてもよいし、ユニットカバー体23b側にのみリブが設けられた構成としてもよい。
以上、本実施形態に係るアタッカユニット23では、第1可変入賞口234のアタッカは、小当り遊技の際に開閉するアタッカであり、第2可変入賞口235のアタッカは、大当り遊技の際に開閉するアタッカである。特図低確率時短遊技状態では、後述するように右打ちが行われ、特図1始動口231に入球しやすいa2時短遊技状態あるいは特図2始動口232に入球しやすいa1時短遊技状態となって特図1あるいは特図2がメインとなる図柄変動表示が行われる。また、本実施形態では、特図1については、大当りとならない場合は必ず小当りとなり、小当りとなった場合は、第1可変入賞口234が(例えば、5800ms×1回)開放するとともに、特図2が変動表示中の場合には、当該変動表示中の特図2の図柄変動表示が破棄され、はずれとなる。このため、小当りとなった場合は、第1可変入賞口234へ遊技球が入球しやすくなり、特定領域234vを通過しやすくなる。そのため、特定領域234vの通過に基づく大当り遊技が開始されやすくなる。なお、この場合、第1可変入賞口234の開放動作が1ラウンド目の開放動作と扱われるため、大当り遊技に移行して最初に第2可変入賞口235が開放するラウンドは、2ラウンド目として扱われる。遊技状態別の制御については後述する。なお、本実施形態では、第1可変入賞口234と第2可変入賞口235の2つの可変入賞口を設けるようにしたが、可変入賞口が1つであってもよい。この場合、第2可変入賞口235のみが設けられるようにしてもよい。
次に、図5を用いて、このパチンコ機100の制御部の回路構成について詳細に説明する。なお、同図は制御部の機能ブロック図を示したものである。パチンコ機100の制御部は、大別すると、遊技の中枢部分を制御する主制御部300と、主制御部300が送信するコマンド信号(以下、単に「コマンド」という)に応じて主に演出の制御を行う第1副制御部400と、第1副制御部400より送信されたコマンドに基づいて各種機器を制御する第2副制御部500と、主制御部300が送信するコマンドに応じて主に遊技球の払出しに関する制御を行う払出制御部600と、遊技球の発射制御を行う発射制御部630と、パチンコ機100に供給される電源を制御する電源制御部660とを備えて構成されている。
まず、パチンコ機100の主制御部300について説明する。主制御部300は、主制御部300の全体を制御する基本回路302を備えている。基本回路302には、CPU304と、制御プログラムや各種データを記憶するためのROM306と、一時的にデータを記憶するためのRAM308と、各種デバイスの入出力を制御するためのI/O310と、時間や回数等を計測するためのカウンタタイマ312と、プログラム処理の異常を監視するWDT314と、乱数値生成回路(カウンタ回路)318(この回路には2つのカウンタを内蔵しているものとする)とを搭載している。なお、ROM306やRAM308については他の記憶装置を用いてもよく、この点は後述する第1副制御部400や第2副制御部500についても同様である。この基本回路302のCPU304は、水晶発振器316bが出力する所定周期のクロック信号をシステムクロックとして入力して動作する。また、乱数値生成回路318は、水晶発振器316aが出力するクロック信号を受信する度に0~65535の範囲で数値を変動させるハードウェア乱数カウンタとして使用している。なお、乱数値生成回路318は、基本回路302に内蔵したものとしているが、基本回路302に対して接続されるものであってもよい。
また、基本回路302には、所定の球検出センサ、例えば各始動口、入賞口、可変入賞口を通過する遊技球を検出するセンサや下皿満タンセンサを含む各種センサ320が出力する信号を受信し、増幅結果や基準電圧との比較結果を基本回路302におけるCPU304や乱数値生成回路318等に出力するためのセンサ回路322と、所定の図柄表示装置、例えば第1特図表示装置212や第2特図表示装置214の表示制御を行うための駆動回路324と、所定の図柄表示装置、例えば普図表示装置210の表示制御を行うための駆動回路326と、各種状態表示部328(例えば、普図保留ランプ216、特図1保留ランプ218、特図2保留ランプ220、高確中ランプ等)の表示制御を行うための駆動回路330と、所定の可動部材、例えば、普通電動役物としての第1特図始動口231のシャッタ部材2311を駆動する駆動手段や、特別電動役物としての第1可変入賞口234の扉部材2341や、第2可変入賞口235のシャッタ部材2351を駆動する駆動手段等を含む各種ソレノイド332を制御するための駆動回路334と、を接続している。本例では水晶発振器316aと乱数値生成回路318とが別に設けられているが、水晶発振器316aは乱数値生成回路318に含まれていてもよい。
なお、第1特図始動口231に球が入賞したことを球検出センサ2312が検出した場合には、センサ回路322は球を検出したことを示す信号を基本回路302における乱数値生成回路318に出力する。この信号を受信した乱数値生成回路318は、第1特図始動口231に対応するカウンタのそのタイミングにおける値をラッチし、ラッチした値を、第1特図始動口231に対応する内蔵のカウンタ値記憶用レジスタに記憶する。また、乱数値生成回路318は、第2特図始動口232に球が入賞したことを示す信号を受信した場合も同様に、第2特図始動口232に対応するカウンタのそのタイミングにおける値をラッチし、ラッチした値を、第2特図始動口232に対応する内蔵のカウンタ値記憶用レジスタに記憶する。
さらに、基本回路302には、情報出力回路336を接続しており、主制御部300は、この情報出力回路336を介し、図示しない外部端子板を経由して、外部のホールコンピュータ(図示省略)等が備える情報入力回路350にパチンコ機100の遊技情報(例えば、遊技状態)を出力する。
また、主制御部300には、電源制御部660から主制御部300に供給している電源の電圧値を監視する電圧監視回路338を設けており、この電圧監視回路338は、電源の電圧値が所定の値(本例では9V)未満である場合に電圧が低下したことを示す低電圧信号を基本回路302に出力する。
また、主制御部300には、電源が投入されると起動信号(リセット信号)を出力する起動信号出力回路(リセット信号出力回路)340を設けており、CPU304は、この起動信号出力回路340から起動信号を入力した場合に、遊技制御を開始する(後述する主制御部メイン処理を開始する)。
また、主制御部300は、第1副制御部400にコマンドを送信するための出力インタフェースと、払出制御部600にコマンドを送信するための出力インタフェースとをそれぞれ備えており、この構成により、第1副制御部400および払出制御部600との通信を可能としている。なお、主制御部300と第1副制御部400との情報通信は一方向の通信であり、主制御部300と払出制御部600との情報通信は双方向の通信である。主制御部300は第1副制御部400にコマンド等の信号を送信できるように構成しているが、第1副制御部400からは主制御部300にコマンド等の信号を送信できないように構成している。ただし、主制御部300と第1副制御部400との情報通信が双方向通信により行われるように構成してもよい。また、払出制御部600は、主制御部300にコマンド等の信号を送信できるように構成しているが、払出制御部600から主制御部300にコマンド等の信号を送信できないように構成してもよい。
次に、パチンコ機100の第1副制御部400について説明する。第1副制御部400は、主に主制御部300が送信したコマンド等に基づいて第1副制御部400の全体を制御する基本回路402を備えている。基本回路402には、CPU404と、一時的にデータを記憶するためのRAM408と、各種デバイスの入出力を制御するためのI/O410と、時間や回数等を計測するためのカウンタタイマ412と、シリアル通信制御回路424とを搭載している。この基本回路402のCPU404は、水晶発振器414が出力する所定周期のクロック信号をシステムクロックとして入力して動作する。また、基本回路402には、制御プログラムや各種演出データを記憶するためのROM406が接続されている。なお、ROM406は、制御プログラムと各種演出データとを別々のROMに記憶させてもよい。また、ROM406が基本回路402に備えらえた構成であってもよい。シリアル通信制御回路424は、遊技盤用ランプ442の制御を行うための遊技盤用ランプ駆動回路440と、遊技台枠用ランプ452の制御を行うための遊技台枠用ランプ駆動回路450とを接続し、遊技盤用ランプ駆動回路440及び遊技台枠用ランプ駆動回路450との間でシリアル通信による点灯制御を行う。
また、基本回路402には、スピーカ120(およびアンプ)の制御を行うための音源IC(S-ROM)416と、演出装置2~5等の駆動制御を行うための駆動回路422と、センサ回路428と、スピーカ120から出力される音量を調整する音量スイッチ163と、を接続している。センサ回路428は、演出装置2~5等の現在位置を検出する各種可動体センサ430や、演出ボタン136や操作キーユニット190を構成する各種ボタンの押下を検出するボタンセンサ426からの検出信号を基本回路402に出力する。
次に、パチンコ機100の第2副制御部500について説明する。第2副制御部500は、第1副制御部400が送信した制御コマンドを入力インタフェースを介して受信し、この制御コマンドに基づいて第2副制御部500の全体を制御する基本回路502を備えている。基本回路502は、CPU504と、一時的にデータを記憶するためのメモリ508と、各種デバイスの入出力を制御するためのI/O510と、時間や回数等を計測するためのカウンタタイマ512と、CPU504からの信号に基づいてROM506に記憶された画像データ等を読み出してVRAM518のワークエリアを使用して表示画像を生成して装飾図柄表示装置208に画像を表示するVDP(ビデオ・ディスプレイ・プロセッサ)516と、を搭載している。基本回路502のCPU504は、水晶発振器514が出力する所定周期のクロック信号をシステムクロックとして入力して動作する。また、基本回路502には、第2副制御部500の全体を制御するための制御プログラムおよびデータ、画像表示用のデータ等が記憶されたROM506が接続されている。本実施形態では、一時的記憶領域としてメモリ508を用いており、メモリ508は、電源が遮断されても記憶状態を保持可能な記録媒体(例えば、EEPROMやフラッシュメモリ等)によって構成されている。これにより、例えば、大当り履歴に関する表示を表示するための情報を、主制御部300において初期化されたり設定変更が行われた場合にも保持することができる。なお、電源が遮断されると記憶情報が揮発するRAMを用いるようにしてもよい。
次に、パチンコ機100の払出制御部600、発射制御部630、電源制御部660について説明する。払出制御部600は、主に主制御部300が送信したコマンド等の信号に基づいて払出装置152の払出モータ602を制御するとともに、払出センサ604が出力する制御信号に基づいて賞球または貸球の払出しが完了したか否かを検出する。また払出制御部600は、インタフェース部606を介して、パチンコ機100とは別体で設けられたカードユニット608との通信を行う。また、払出制御部600は、所定個数(例えば、10個)の賞球の払出しが行われたことを示す賞球情報や、所定個数(例えば、25個)の貸球の払出しが行われたことを示す貸球情報等を、図示しない外部端子板を経由して、情報入力回路350に出力する。また、払出制御部600には、枠センサ605が接続されている。枠センサ605には、本体104が開いたことを検出する本体開放センサ1044や、前面枠扉106が開いたことを検出する前面枠扉センサ1061等が含まれており、本体104や前面枠扉106が開放されている場合にはこれらのセンサが検知し、開放信号を出力する。払出制御部600は、枠センサ605からの開放信号を出力すると、主制御部300に扉開放情報を出力する。
発射制御部630は、払出制御部600が出力する、発射許可または停止を指示する制御信号や、球発射ハンドル134内に設けた発射強度出力回路が出力する、遊技者による球発射ハンドル134の操作量に応じた発射強度を指示する制御信号に基づいて、発射杆146および発射槌148を駆動する発射ソレノイド632の制御や、上皿126から発射装置110に球を供給する球送り装置634の制御を行う。
電源制御部660は、パチンコ機100に外部から供給される交流電源を直流化し、所定の電圧に変換して主制御部300、第1副制御部400等の各制御部や払出装置152等の各装置に供給する。さらに、電源制御部660は、外部からの電源が断たれた後も所定の部品(例えば主制御部300のRAM308等)に所定の期間(例えば10日間)電源を供給するための蓄電回路(例えば、コンデンサ)を備えている。なお、本実施形態では、電源制御部660から払出制御部600と第2副制御部500に所定電圧の電源を供給し、払出制御部600から主制御部300と第2副制御部500と発射制御部630に所定電圧の電源を供給しているが、各制御部や各装置に他の電源経路で所定電圧の電源を供給してもよい。
次に、図6(a)~(d)を用いて、パチンコ機100の第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、装飾図柄表示装置208、普図表示装置210が停止表示する特図および普図の種類について説明する。
特図1始動口231に球が入球したことを第1始動口の球検出センサ2312が検出したことを条件として特図1変動遊技が開始され、特図2始動口232に球が入球したことを球検出センサである第2始動口センサが検出したことを条件として特図2変動遊技が開始される。特図1変動遊技が開始されると、第1特図表示装置212は、例えば、7個のセグメントの全点灯と、全消灯とを繰り返す「特図1の変動表示」(特図変動遊技)を行う。また、特図2変動遊技が開始されると、第2特図表示装置214は、7個のセグメントの全点灯と、全消灯とを繰り返す「特図2の変動表示」(特図変動遊技)を行う。そして、特図1の変動開始前に決定した変動時間が経過すると、第1特図表示装置212は特図1の停止図柄態様を停止表示し、特図2の変動開始前に決定した変動時間が経過すると、第2特図表示装置214は特図2の停止図柄態様を停止表示する。以下、この「特図1又は2の変動表示」を開始してから特図1又は2の停止図柄態様を停止表示するまでの変動表示を特図の変動表示と称することがある。この特図の変動表示は複数回、連続して行われることがある。
図6(a)は、特図1の停止図柄態様の一例を示したものである。この図6(a)には、「特図A」「特図a」「特図b」「特図c」「特図d」「特図h」の6種類の特図が示されている。図6(a)においては、図中の白抜きの部分が消灯するセグメントの場所を示し、黒塗りの部分が点灯するセグメントの場所を示している。
本実施形態では、特図の停止図柄態様として、1種類の大当り図柄(「特図A」)が用意されている。「特図A」は10ラウンド(R)大当り図柄であって、10ラウンドのうちの全てのラウンドで出玉の獲得が期待できる10R大当り図柄であり、「特図a」「特図b」「特図c」及び「特図d」は10R小当り図柄であって、「特図a」が停止表示すると、第1可変入賞口234の開閉動作が実行される小当り遊技が開始され、この小当り遊技において特定領域234vを遊技球が通過すると10R大当り遊技が開始される10R小当り図柄である。なお、本実施形態では、1種類の大当り図柄及び4種類の小当り図柄を用意しているが、大当り図柄の種類や小当り図柄の種類はこれに限定されないことは言うまでもない。また、一部のラウンドで実質的に入賞が困難な大当りを用意してもよい。
本実施形態のパチンコ機100では、特図変動遊技における大当りか否かの決定はハードウェア乱数の抽選によって行い、停止する大当り図柄の決定はソフトウェア乱数の抽選によって行う。また、本実施形態では、大当り遊技の終了後にa時短状態に移行する場合がある。ここで、時短状態とは、次の大当りを開始するまでの時間を短くする等して、遊技者の有利度が非時短状態より高い所定状態のことをいう。より具体的には、a時短状態となると、普通電動役物の作動条件が成立すると、普通電動役物が有利な状態(電サポ状態)となり、特図1始動口231へ入賞しやすくなるとともに、特図1の変動時間が短縮される状態のことをいう。主制御部300のRAM308には時短フラグが用意されており、その時短フラグがオンに設定されていると、電サポ状態である。すなわち、電サポ状態では、非電サポ状態に比べて、特図1始動口231のシャッタ部材2311の1回の開放における開放時間が長くなりやすい(電チュー開放期間延長)。例えば、非電サポ状態では40msの電チュー開放期間が電サポ状態では5800msに延長される。さらに、電サポ状態では非電サポ状態に比べて、シャッタ部材2311が多く開きやすい(電チュー開放回数増加)ようにしてもよく、例えば、普通電動役物の作動時には、非電サポ状態では1回しか開かないシャッタ部材2311が、電サポ状態では2回開く(2.5秒開放して0.8秒閉鎖してまた2.5秒開放)ようにしてもよい。電チュー開放期間延長や電チュー開放回数増加により、特図1始動口231に入球する確率が高まる。なお、時短フラグは、大当り遊技中にはオフに設定される。したがって、大当り遊技中には、非電サポ状態が維持される。これは、特に大当り遊技において賞球数の少ない電チューに遊技球が拾われてしまい、可変入賞口(アタッカ)234,235への遊技球の入賞が減ってしまうと遊技者に不利益が生じる場合があるからである。なお、本実施形態では、a時短状態(電サポ状態)では、シャッタ部材2311の開放期間延長のみが行われるが、普図確変、普図変短、電チュー開放期間延長、および電チュー開放回数増加といった複数の時短機能のうちのいずれか一つ又は2つ以上が行われるようにしてもよい。非電サポ状態では、電サポ状態よりも遊技球が特図1始動口231に進入し難い。上述のごとく、特図1始動口231は、遊技球が進入し難い入賞困難状態と遊技球が進入しやすい入賞容易状態とに変化するものである。この特図1始動口231は、入り口が、電サポ状態では非電サポ状態よりも長期間にわたって入賞容易状態となる。本実施形態では、非時短状態において「特図A」「特図a」「特図b」及び「特図c」が停止表示されると、その後に行われる大当り遊技終了後、特図1で5回目の図柄変動表示画開始されるまで、又は、特図2で2回目の図柄変動表示画開始されるまで電サポ状態が維持され、特図1における5回目の図柄変動表示が開始、又は、特図2における2回目の図柄変動表示が開始すると非電サポ状態に移行する。一方、「特図d」が停止表示され、その後に行われる大当り遊技の終了後は電サポ状態に移行せず、非電サポ状態に移行する。また、a時短状態及びc時短状態において、「特図A」が停止表示されて大当りとなった場合は、当該大当り遊技の終了後は、特図1における5回目の図柄変動表示が開始、又は、特図2における2回目の図柄変動表示が開始するまで電サポ状態となる。また、「特図a」~「特図d」で小当りとなり、当該小当りに係る大当り遊技の終了後にも電サポ状態に移行する。この場合には、当該大当り遊技の終了後には実質的には特図1又は特図2による1回目の図柄変動表示が開始されるまで電サポ状態であるが、この最初の特図の変動表示が開始する際に電サポ状態が終了するので、実質的に非電サポ状態に移行するということができる場合がある。なお、全ての特図1の大当り図柄あるいは小当り図柄について、大当り遊技の終了後に電サポ状態に移行するようにしてもよい。また、本実施形態では、特図について確率変動(確変)を行わないようにしているが、確変図柄を設け、当該確変図柄が停止表示して大当り遊技が行われた場合に、当該大当り遊技の終了後、特図の大当り確率が高確率状態(特図高確率状態)となる確変状態に移行するようにしてもよい。
このように、本実施形態では、非電サポ状態において「特図A」が停止表示されると大当りとなり、大当り遊技が終了した後、制御状態が電サポ状態になる。また、「特図a」「特図b」及び「特図c」が停止表示されると小当りとなり、当該小当り遊技において特定領域234vへ遊技球が通過すると大当りとなり、当該大当り遊技が終了した後は、制御状態が電サポ状態になる。また、「特図d」が停止表示されると小当りとなり、当該小当り遊技において特定領域234vへ遊技球が通過すると大当りとなり、当該大当り遊技が終了した後は、制御状態が非電サポ状態になる。また、電サポ状態において「特図A」が停止表示されると大当りとなり、大当り遊技が終了した後、制御状態が電サポ状態になる。また、「特図a」~「特図d」が停止表示されると小当りとなり、当該小当り遊技において特定領域234vへ遊技球が通過すると大当りとなり、当該大当り遊技が終了した後は、制御状態が実質的に非電サポ状態になる。
さらに、本実施形態では、はずれ図柄として1種類の停止図柄が用意されている。「特図h」ははずれ図柄である。
図6(b)は、特図2の停止図柄態様の一例を示したものである。この図6(b)には、「特図B」「特図C」「特図D」「特図E」「特図e」「特図f」「特図g」「特図i」の8種類の特図が示されており、そのうち3種類の特図が大当り図柄(「特図B」「特図C」「特図D」)、3種類の特図が小当り図柄(「特図e」「特図f」「特図g」)、1種類の特図が時短図柄(「特図E」)、1種類の特図がはずれ図柄(「特図i」)となっている。「特図B」~「特図D」が停止表示すると大当りとなり、図柄の停止後に10Rの大当り遊技が開始され、「特図e」及び「特図f」の小当り図柄が停止表示されると、図柄の停止後に第1可変入賞口234が所定時間(例えば、10秒間)開放し、第1可変入賞口234に入球した遊技球が特定領域234vを通過することで大当り(第2種大当り)となるように構成されている。すなわち、「特図e」及び「特図f」で小当りした場合には、特定領域234vを遊技球が通過して大当りとなった場合は、当該特定領域234vに遊技球を通過させる遊技を1ラウンド目とし、その後は2ラウンド目以降の大当り遊技が開始され、10ラウンド目まで第2可変入賞口235が繰り返し開放し、出玉を獲得することができる。また、「特図g」で小当りした後に、特定領域234vを遊技球が通過して大当りとなった場合は、当該特定領域234vに遊技球を通過させる遊技を1ラウンド目とし、2ラウンド目以降の大当り遊技が開始され、当該2ラウンド目まで第2可変入賞口235が開放し、出玉を獲得することができる。本実施形態では、詳しくは後述するが、特図2における大当り遊技終了後の遊技状態は、大当りとなった際の遊技状態によって異なっており、非電サポ状態において「特図B」「特図C」「特図D」で大当りとなった場合は、当該大当り遊技の終了後には非電サポ状態に移行し、a時短状態及びc時短状態(時短図柄が表示されることにより移行する時短状態)において「特図B」「特図C」「特図D」で大当りとなった場合は、当該大当り遊技の終了後には電サポ状態に移行する。より具体的には、a時短状態及びc時短状態において「特図B」「特図C」で大当りとなった場合は、当該大当り遊技の終了後には実質的には特図1による5回目の図柄変動表示が開始されるまで電サポ状態となるが、「特図D」で大当りとなった場合は、大当り遊技が終了して最初の特図の変動表示が開始する際に電サポ状態が終了するので、実質的に非電サポ状態に移行するということができる場合がある。また、特図2において小当りとなって、当該小当り遊技において大当り遊技状態に移行した場合の当該大当り遊技終了後の遊技状態は、小当りとなった際の遊技状態によって異なっており、非電サポ状態において「特図e」「特図f」「特図g」で小当りとなった場合は、当該小当りに係る大当り遊技の終了後には非電サポ状態に移行し、a時短状態及びc時短状態(時短図柄が表示されることにより移行する時短状態)において「特図e」「特図f」「特図g」で小当りとなった場合は、当該小当りに係る大当り遊技の終了後には電サポ状態に移行する。但し、a時短状態及びc時短状態において「特図e」「特図f」「特図g」で小当りとなった場合は、大当り遊技が終了して最初の特図の変動表示が開始する際に電サポ状態が終了するので、実質的に非電サポ状態に移行するということができる場合がある。
さらに、本実施形態では、「特図E」が表示されると、大当りあるいは小当りとなることなく特図時短状態に移行する時短図柄が用意されている。すなわち、「特図E」は時短図柄であり、「特図E」が表示されると、特図1の1回目の図柄変動表示が開始されるか、特図2の144回目の図柄変動表示が開始されるまで特図の変動表示時間が短縮される特図時短状態となる。また、はずれ図柄として1種類の停止図柄が用意されている。「特図i」ははずれ図柄である。
図6(c)は装飾図柄の一例を示したものである。本実施形態の装飾図柄には、「装飾1」~「装飾10」の10種類がある。普図始動口228あるいは特図2始動口232に球が入賞したことが検出されたことを条件にして、装飾図柄表示装置208の左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cの各図柄表示領域に、「装飾1」→「装飾2」→「装飾3」→・・・・「装飾9」→「装飾10」→「装飾1」→・・・の順番で表示を切り替える「装飾図柄の変動表示」を行う。すなわち、装飾図柄表示装置208は、普図表示装置210および第2特図表示装置214とは別に、装飾図柄を変動表示するものである。そして、装飾図柄の組合せである停止図柄態様を停止表示する。なお、本実施形態では、特図1の図柄変動表示に応じた装飾図柄の変動表示を行わないが、行うようにしてもよい。
10R大当り、10R小当り又は2R小当りであることを報知する場合には、図柄表示領域208a~208cに同じ数字の装飾図柄が3つ並んだ装飾図柄の組み合わせ(例えば、「装飾1-装飾1-装飾1」や「装飾7-装飾7-装飾7」等)を停止表示する。また、はずれ図柄を報知する場合には、図柄表示領域208a~208cに、これまで説明した装飾図柄の組合せ以外の装飾図柄の組合せ(例えば、ばらけ目)を停止表示する。
以下、装飾図柄表示装置208において、この「装飾図柄の変動表示」を開始してから装飾図柄の停止図柄態様を停止表示するまでの表示を装飾図柄変動表示と称することがある。装飾図柄変動表示は、第2副制御部500が制御することによって行われる。
図6(d)は普図の停止図柄態様の一例を示したものである。本実施形態の普図の停止表示態様には、当り図柄である「普図A」と、はずれ図柄である「普図B」の2種類がある。普図始動口228を球が通過したことを球検出センサが検出したことに基づいて、普図表示装置210は、7個のセグメントの全点灯と、全消灯を繰り返す「普図の変動表示」(普図変動遊技)を行う。そして、変動時間が経過した後に、当り図柄である「普図A」とはずれ図柄である「普図B」の内のいずれか一方の図柄を停止表示する。この図6(d)においても、図中の白抜きの部分が消灯するセグメントの場所を示し、黒塗りの部分が点灯するセグメントの場所を示している。
以下、この「普図の変動表示」を開始してから普図の停止図柄態様を停止表示するまでの表示を普図変動表示と称することがある。
<主制御部メイン処理>
次に、図7を用いて、図5に示す主制御部300のCPU304が実行する主制御部メイン処理について説明する。なお、同図は主制御部メイン処理の流れを示すフローチャートである。
図5に示す主制御部300のRAM308には、特図乱数値、特図ラウンド決定乱数値、特図電サポ決定乱数値、および特図図柄決定乱数が記憶される。また、このRAM308には、これら各種の乱数値を生成する乱数カウンタが設けられている。さらに、RAM308には、特図の保留数、特図当選乱数値、および各種の判定(抽選)結果等が記憶される。以下、RAM308における特図の保留数を記憶する領域を特図保留数記憶領域と称することがある。またさらに、RAM308には、当否判定(抽選)の開始を保留することができる最大数(この例では4つ)の領域に区分けされた特図用の始動情報記憶部が用意されているとともに、普図用の乱数値記憶領域も用意されている。特図用の始動情報記憶部には、後述するように、複数種類の始動情報を1セットにしてこれらの始動情報が入賞順(保留順)に1セットずつ1領域ごとに格納される。
上述したように、図5に示す主制御部300には、電源が投入されると起動信号(リセット信号)を出力する起動信号出力回路(リセット信号出力回路)340を設けている。この起動信号を入力した基本回路302のCPU304は、リセット割込によりリセットスタートしてROM306に予め記憶している制御プログラムに従って図7に示す主制御部メイン処理を実行する。
ステップS101では、初期設定1を行う。この初期設定1では、CPU304のスタックポインタ(SP)へのスタック初期値の設定(仮設定)、割込マスクの設定、I/O310の初期設定、RAM308に記憶する各種変数の初期設定、WDT314への動作許可及び初期値の設定等を行う。なお、本実施形態では、WDT314に、初期値として32.8msに相当する数値を設定する。
ステップS103では、WDT314のカウンタの値をクリアし、WDT314による時間計測を再始動する。
ステップS105では、低電圧信号がオンであるか否か、すなわち、電圧監視回路338が、電源制御部660が第2副制御部500を介して主制御部300に供給している電源の電圧値が所定の値(本実施形態では9v)未満である場合に電圧が低下したことを示す低電圧信号を出力しているか否かを監視する。そして、低電圧信号がオンの場合(CPU304が電源の遮断を検知した場合)にはステップS103に戻り、低電圧信号がオフの場合(CPU304が電源の遮断を検知していない場合)にはステップS107に進む。なお、電源が投入された直後で未だ上記所定の値(9V)に達しない場合にもステップS103に戻り、供給電圧がその所定の値以上になるまで、ステップS105は繰り返し実行される。
ステップS107では、初期設定2を行う。この初期設定2では、後述する主制御部タイマ割込処理を定期毎に実行するための周期を決める数値をタイマ回路312に設定する処理、I/O310の所定のポート(例えば試験用出力ポート、第1副制御部400への出力ポート)からクリア信号を出力する処理、RAM308への書き込みを許可する設定等を行う。
ステップS109では、電源の遮断前(電断前)の状態に復帰するか否かの判定を行い、電断前の状態に復帰しない場合(主制御部300の基本回路302を初期状態にする場合)には初期化処理を実行するべくステップS113以降の処理に進む。
電断前の状態に復帰すると判定しない場合は(ステップS109;No)、その要因が図2に示す電源基板182に設けたRAMクリアスイッチ180が遊技店の店員などにより操作されたものであるか否かを判定する(ステップS113)。すなわち、RAMクリアスイッチ180が操作された場合に送信されるRAMクリア信号がオン(操作があったことを示す)であるか否かを判定する。RAMクリア信号がオンと判定された場合は(ステップS113;Yes)、設定変更キー192がON側に操作されているか否かを判定する(ステップS115)、設定変更キー192がON側に操作されていると判定した場合は(ステップS115;Yes)、設定変更処理を実行する(ステップS117)。
設定変更処理が実行されると、役物比率・設定表示器196における設定モニタに対応する7セグが「1」を示して点滅し、設定変更可能であることが示される。この状態で、設定変更ボタン194が押下操作されるごとに、設定モニタの7セグがインクリメントし、設定モニタに対応する7セグが「3」を示している状態で設定変更ボタン194が押下操作されると「1」に戻るようになっている。本実施形態では、少なくとも大当り確率の異なる設定1~3のうちからいずれかを選択可能とされており、所望とする設定に変更した後で設定変更キー192をOFF側に操作することで、設定が確定する。このとき、設定モニタに表示されている設定値は消去される。その後、設定が確定した後は、設定変更ボタン194を操作することにより設定値を設定モニタに一定時間(例えば、5秒間)再表示させることができる。なお、本実施形態では、設定値を役物比率・設定表示器196の設定モニタに表示させるようにしたが、例えば、装飾図柄表示装置208に表示させたり、音声出力により報知するようにしてもよい。また、本実施形態では、設定1~3の3段階設定としているが、2段階設定でもよいし、4段階以上に設定可能とされてもよいし、設定変更を行わないものであってもよい。また、本実施形態では、設定モニタに表示される設定の初期値を「1」としたが、電源が遮断される前の設定値が保持され、保持された設定値が表示されるようにしてもよい。
また、ステップS113において、RAMクリア信号がONであると判定しなかった場合(ステップS113;No)や、ステップS115において設定変更キー192がON側に操作されていると判定しなかった場合は(ステップS115;No)、ステップS117の設定変更処理を実行することなく、ステップS119に移行する。
ステップS119では、基本回路302を初期状態にすべく初期化処理を実行する(ステップS119)。ここでは、RAMクリア信号がONである場合、RAM308に設けた電源ステータス記憶領域に記憶した電源ステータスの情報を読み出し、この電源ステータスの情報がサスペンドを示す情報でない場合、RAM308の所定の領域(例えば全ての領域)に記憶している1バイトデータを初期値が0である1バイト構成のレジスタに全て加算することによりチェックサムを算出し、算出したチェックサムの結果が特定の値(例えば0)であるか否か(チェックサムの結果が正常であるか否か)を判定し、チェックサムの結果が特定の値(例えば0)以外である場合(チェックサムの結果が異常である場合)には、パチンコ機100を初期状態にすべく初期化処理を実行する。この初期化処理では、割込禁止の設定、スタックポインタへのスタック初期値の設定(本設定)、RAM308の全ての記憶領域の初期化などを行う。なお、本実施形態では、初期化が行われた場合であっても設定変更処理(ステップS117)で設定された設定値は保持される。さらにここで、主制御部300のRAM308に設けられた送信情報記憶領域に正常復帰コマンド及びステップS117で選択された設定を示す設定コマンドをセットする。この正常復帰コマンドは、主制御部300の初期化処理(ステップS119)が行われたことを表すコマンドであり、後述する復電コマンドと同じく、主制御部300のタイマ割込処理におけるステップS233において、第1副制御部400へ送信される。
ステップS121では、割込禁止の設定を行った後、基本乱数初期値更新処理を行う。この基本乱数初期値更新処理では、特図乱数値カウンタの初期値をそれぞれ生成するための1つの初期値生成用乱数カウンタを更新する。例えば、特図乱数値として取り得る数値範囲が0~99とすると、RAM308に設けた特図乱数値を生成するための乱数カウンタ記憶領域から値を取得し、取得した値に1を加算してから元の乱数カウンタ記憶領域に記憶する。このとき、取得した値に1を加算した結果が100であれば0を元の乱数カウンタ記憶領域に記憶する。他の初期値生成用乱数カウンタ、乱数カウンタもそれぞれ同様に更新する。主制御部300は、所定の周期ごとに開始するタイマ割込処理を行っている間を除いて、このステップS121の処理を繰り返し実行する。
一方、ステップS111では、復電時処理を行う。この復電時処理では、電断時にRAM308に設けられたスタックポインタ退避領域に記憶しておいたスタックポインタの値を読み出し、スタックポインタに再設定(本設定)する。また、電断時にRAM308に設けられたレジスタ退避領域に記憶しておいた各レジスタの値を読み出し、各レジスタに再設定した後、割込許可の設定を行う。以降、CPU304が、再設定後のスタックポインタやレジスタに基づいて制御プログラムを実行する結果、パチンコ機100は電源断時の状態に復帰する。すなわち、電断直前にタイマ割込処理(後述)に分岐する直前に行った(ステップS121内の所定の)命令の次の命令から処理を再開する。また、図5に示す主制御部300における基本回路302に搭載されているRAM308には、送信情報記憶領域が設けられている。このステップS111では、その送信情報記憶領域に、復電コマンドをセットする。この復電コマンドは、電源断時の状態に復帰したことを表すコマンドであり、後述する、主制御部300のタイマ割込処理におけるステップS233において、第1副制御部400へ送信される。
<主制御部タイマ割込処理>
次に、図8を用いて、主制御部300のCPU304が実行する主制御部タイマ割込処理について説明する。なお、同図は主制御部タイマ割込処理の流れを示すフローチャートである。
図5に示す主制御部300は、所定の周期(本実施形態では約4msに1回)でタイマ割込信号を発生するタイマ回路312を備えており、このタイマ割込信号を契機として主制御部タイマ割込処理を所定の周期で開始する。
ステップS201では、タイマ割込開始処理を行う。このタイマ割込開始処理では、CPU304の各レジスタの値をスタック領域に一時的に退避する処理などを行う。
ステップS203では、WDT314のカウント値が初期設定値(本実施形態では32.8ms)を超えてWDT割込が発生しないように(処理の異常を検出しないように)、WDT314を定期的に(本実施形態では、主制御部タイマ割込の周期である約2msに1回)リスタートを行う。
ステップS205では、入力ポート状態更新処理を行う。この入力ポート状態更新処理では、I/O310の入力ポートを介して、各種の球検出センサを含む図5に示す各種センサ320の検出信号を入力して検出信号の有無を監視し、RAM308に各種センサ320ごとに区画して設けた信号状態記憶領域に記憶する。球検出センサの検出信号を例にして説明すれば、前々回のタイマ割込処理(約4ms前)で検出した各々の球検出センサの検出信号の有無の情報を、RAM308に各々の球検出センサごとに区画して設けた前回検出信号記憶領域から読み出し、この情報をRAM308に各々の球検出センサごとに区画して設けた前々回検出信号記憶領域に記憶し、前回のタイマ割込処理(約2ms前)で検出した各々の球検出センサの検出信号の有無の情報を、RAM308に各々の球検出センサごとに区画して設けた今回検出信号記憶領域から読み出し、この情報を上述の前回検出信号記憶領域に記憶する。また、今回検出した各々の球検出センサの検出信号を、上述の今回検出信号記憶領域に記憶する。
また、ステップS205では、上述の前々回検出信号記憶領域、前回検出信号記憶領域、および今回検出信号記領域の各記憶領域に記憶した各々の球検出センサの検出信号の有無の情報を比較し、各々の球検出センサにおける過去3回分の検出信号の有無の情報が入賞判定パターン情報と一致するか否かを判定する。一個の遊技球が一つの球検出センサを通過する間に、約4msという非常に短い間隔で起動を繰り返すこの主制御部タイマ割込処理は何回か起動する。このため、主制御部タイマ割込処理が起動する度に、上述のステップS205では、同じ遊技球が同じ球検出センサを通過したことを表す検出信号を確認することになる。この結果、上述の前々回検出信号記憶領域、前回検出信号記憶領域、および今回検出信号記憶領域それぞれに、同じ遊技球が同じ球検出センサを通過したことを表す検出信号が記憶される。すなわち、遊技球が球検出センサを通過し始めたときには、前々回検出信号無し、前回検出信号有り、今回検出信号有りになる。本実施形態では、球検出センサの誤検出やノイズを考慮して、検出信号無しの後に検出信号が連続して2回記憶されている場合には、入賞があったと判定する。図5に示す主制御部300のROM306には、入賞判定パターン情報(本実施形態では、前々回検出信号無し、前回検出信号有り、今回検出信号有りであることを示す情報)が記憶されている。このステップS205では、各々の球検出センサにおいて過去3回分の検出信号の有無の情報が、予め定めた入賞判定パターン情報(本実施形態では、前々回検出信号無し、前回検出信号有り、今回検出信号有りであることを示す情報)と一致した場合に、一般入賞口226、可変入賞口234,235、第1特図始動口231、および第2特図始動口232への入球、または普図始動口228への入球があったと判定する。すなわち、これらの入賞口234,235,226やこれらの始動口231,232,228への入賞があったと判定する。例えば、第1特図始動口231への入球を検出する第1始動口センサにおいて過去3回分の検出信号の有無の情報が上述の入賞判定パターン情報と一致した場合には、第1特図始動口231へ入賞があった、すなわち所定領域を通過する遊技媒体を検出したと判定し、以降の第1特図始動口231への入賞に伴う処理を行うが、過去3回分の検出信号の有無の情報が上述の入賞判定パターン情報と一致しなかった場合には、以降の第1特図始動口231への入賞に伴う処理を行わずに後続の処理に分岐する。なお、主制御部300のROM306には、入賞判定クリアパターン情報(本実施形態では、前々回検出信号有り、前回検出信号無し、今回検出信号無しであることを示す情報)が記憶されている。入賞が一度あったと判定した後は、各々の球検出センサにおいて過去3回分の検出信号の有無の情報が、その入賞判定クリアパターン情報に一致するまで入賞があったとは判定せず、入賞判定クリアパターン情報に一致すれば、次からは上記入賞判定パターン情報に一致するか否かの判定を行う。
ステップS207およびステップS209では、基本乱数初期値更新処理および基本乱数更新処理を行う。これらの基本乱数初期値更新処理および基本乱数更新処理では、上記ステップS121で行った初期値生成用乱数カウンタの値の更新を行い、次に主制御部300で使用する特図乱数値を生成するための乱数カウンタを更新する。例えば、特図乱数値として取り得る数値範囲が0~99とすると、RAM308に設けた特図乱数値を生成するための乱数カウンタ記憶領域から値を取得し、取得した値に1を加算してから元の乱数カウンタ記憶領域に記憶する。このとき、取得した値に1を加算した結果が100であれば0を元の乱数カウンタ記憶領域に記憶する。また、取得した値に1を加算した結果、乱数カウンタが一周していると判定した場合には当該乱数カウンタに対応する初期値生成用乱数カウンタの値を取得し、乱数カウンタの記憶領域にセットする。例えば、0~99の数値範囲で変動する特図乱数値生成用の乱数カウンタから値を取得し、取得した値に1を加算した結果が、RAM308に設けた所定の初期値記憶領域に記憶している前回設定した初期値と等しい値(例えば7)である場合に、特図乱数値生成用の乱数カウンタに対応する初期値生成用乱数カウンタから値を初期値として取得し、特図乱数値生成用の乱数カウンタにセットすると共に、特図乱数値生成用の乱数カウンタが次に1周したことを判定するために、今回設定した初期値を上述の初期値記憶領域に記憶しておく。
ステップS211では、演出乱数更新処理を行う。この演出乱数更新処理では、主制御部300で使用する演出用乱数値を生成するための乱数カウンタを更新する。
ステップS213では、タイマ更新処理を行う。このタイマ更新処理では、普通図柄表示装置210に図柄を変動・停止表示する時間を計時するための普図表示図柄更新タイマ、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214に図柄を変動・停止表示する時間を計時するための特図表示図柄更新タイマ、所定の入賞演出時間、所定の開放時間、所定の閉鎖時間、所定の終了演出期間などを計時するためのタイマなどを含む各種タイマを更新する。
ステップS215では、入賞口カウンタ更新処理を行う。この入賞口カウンタ更新処理では、入賞口234,235,226や始動口228,231,232に入賞があった場合に、RAM308に各入賞口ごと、あるいは各始動口ごとに設けた賞球数記憶領域の値を読み出し、1を加算して、元の賞球数記憶領域に設定する。
また、ステップS217では、入賞受付処理を行う。入賞受付処理では、所定の条件が満足されていれば、複数種類の始動情報を取得する。ここで取得された複数種類の始動情報は、RAM308に設けた始動情報記憶部の、入賞順(保留順)に応じた空いている領域に、1セットの始動情報として記憶される。
ステップS217に続いて実行されるステップS219では、払出要求数送信処理を行う。図5に示す払出制御部600に出力する出力予定情報および払出要求情報は1バイトで構成しており、ビット7にストローブ情報(オンの場合、データをセットしていることを示す)、ビット6に電源投入情報(オンの場合、電源投入後一回目のコマンド送信であることを示す)、ビット4~5に暗号化のための今回加工種別(0~3)、およびビット0~3に暗号化加工後の払出要求数を示すようにしている。
ステップS221では、普図状態更新処理を行う。この普図状態更新処理は、普図の状態に対応する複数の処理のうちの1つの処理を行う。例えば、普図変動表示の途中(上述する普図表示図柄更新タイマの値が1以上)における普図状態更新処理では、普通図柄表示装置210を構成する7セグメントLEDの点灯と消灯を繰り返す点灯・消灯駆動制御を行う。この制御を行うことで、普通図柄表示装置210は普図の変動表示(普図変動遊技)を行う。
また、普図変動表示時間が経過したタイミング(普図表示図柄更新タイマの値が1から0になったタイミング)における普図状態更新処理では、当りフラグがオンの場合には、当り図柄の表示態様となるように普通図柄表示装置210を構成する7セグメントLEDの点灯・消灯駆動制御を行い、当りフラグがオフの場合には、はずれ図柄の表示態様となるように普通図柄表示装置210を構成する7セグメントLEDの点灯・消灯駆動制御を行う。また、主制御部300のRAM308には、普図状態更新処理に限らず各種の処理において各種の設定を行う設定領域が用意されている。ここでは、上記点灯・消灯駆動制御を行うとともに、その設定領域に普図停止表示中であることを示す設定を行う。この制御を行うことで、普通図柄表示装置210は、当り図柄(図6(d)に示す普図A)およびはずれ図柄(図6(d)に示す普図B)いずれか一方の図柄の確定表示を行う。さらにその後、所定の停止表示期間(例えば500m秒間)、その表示を維持するためにRAM308に設けた普図停止時間管理用タイマの記憶領域に停止期間を示す情報を設定する。この設定により、確定表示された図柄が所定期間停止表示され、普図変動遊技の結果が遊技者に報知される。
また、普図変動遊技の結果が当りであれば、後述するように、普図当りフラグがオンされる。この普図当りフラグがオンの場合には、所定の停止表示期間が終了したタイミング(普図停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における普図状態更新処理では、RAM308の設定領域に普図作動中を設定するとともに、所定の開放期間(例えば5000ms)、第1特図始動口231のシャッタ部材2311の開閉駆動用のソレノイド(332)に、シャッタ部材2311を前方に進出する信号を出力するとともに、RAM308に設けた羽根開放時間管理用タイマの記憶領域に開放期間を示す情報を設定する。
また、所定の開放期間が終了したタイミング(羽根開放時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する普図状態更新処理では、所定の閉鎖期間(例えば500m秒間)、シャッタ部材2311の開閉駆動用のソレノイド(332)に、シャッタ部材2311を後方に退出する信号を出力するとともに、RAM308に設けた羽根閉鎖時間管理用タイマの記憶領域に閉鎖期間を示す情報を設定する。
また、所定の閉鎖期間が終了したタイミング(羽根閉鎖時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する普図状態更新処理では、RAM308の設定領域に普図非作動中を設定する。さらに、普図変動遊技の結果がはずれであれば、後述するように、普図はずれフラグがオンされる。この普図はずれフラグがオンの場合には、上述した所定の停止表示期間が終了したタイミング(普図停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における普図状態更新処理でも、RAM308の設定領域に普図非作動中を設定する。普図非作動中の場合における普図状態更新処理では、何もせずに次のステップS223に移行するようにしている。
ステップS223では、普図関連抽選処理を行う。この普図関連抽選処理では、普図変動遊技および第1特図始動口231の開閉制御を行っておらず(普図の状態が非作動中)、且つ、保留している普図変動遊技の数が1以上である場合に、図5に示す乱数値生成回路318からの乱数抽選により普図変動遊技の結果を当選とするか、不当選とするかを決定する当り判定をおこない、当選とする場合にはRAM308に設けた当りフラグにオンを設定する。不当選の場合には、当りフラグにオフを設定する。なお、当り判定の結果に関わらず、所定の乱数カウンタの値を普図タイマ乱数値として取得し、取得した普図タイマ乱数値に基づいて複数の変動時間のうちから普図表示装置210に普図を変動表示する時間を1つ選択し、この変動表示時間を、普図変動表示時間として、RAM308に設けた普図変動時間記憶領域に記憶する。なお、保留している普図変動遊技の数は、RAM308に設けた普図保留数記憶領域に記憶するようにしており、当り判定をするたびに、保留している普図変動遊技の数から1を減算した値を、この普図保留数記憶領域に記憶し直すようにしている。また当り判定に使用した乱数値を消去する。
続いて、先読み処理(ステップS224)が実行される。先読み処理では、主制御部300は、普図および特図2のそれぞれにおいて増加した始動情報を先読みして、当否判定処理よりも前に停止図柄や変動時間を事前判定し、事前判定結果(先読み結果)をRAM308内の先読み結果記憶部に記憶する。なお、本実施形態では、特図1が保留を行わないことから先読みを行っていないが、特図1について保留可能として先読みを行うようにしてもよい。
次いで、特図1および特図2それぞれについての特図状態更新処理を行うが、最初に、特図2についての特図状態更新処理(特図2状態更新処理)を行う(ステップS225)。この特図2状態更新処理では、特図2の状態に応じて、次の複数の処理のうちの1つの処理を行う。
例えば、特図2変動表示の途中(上述の特図2表示図柄更新タイマの値が1以上)における特図2状態更新処理では、特図2表示装置214を構成する7セグメントLEDの点灯と消灯を繰り返す点灯・消灯駆動制御を行う。この制御を行うことで、特図2表示装置214は特図2の変動表示(特図2変動遊技)を行う。また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で回転開始設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶してから処理を終了する。
また、主制御部300のRAM308には、10R大当りフラグ、10R小当りフラグ、2R小当りフラグ、はずれフラグ、および時短フラグ等のフラグが用意されている。これらのフラグは、後述する特図2関連抽選処理において、決定した停止図柄に基づいてオンまたはオフに設定される。特図2変動表示時間が経過したタイミング(特図2表示図柄更新タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図2状態更新処理では、例えば、10R時短あり大当りフラグの場合には図6(b)に示す特図B~特図D、10R時短あり小当り(特定領域234vに遊技球が通過した場合に10ラウンド大当りに移行)フラグの場合には図6(b)に示す特図e,特図f、2R時短あり小当り(特定領域234vに遊技球が通過した場合に2ラウンド大当りに移行)フラグの場合には図6(b)に示す特図g、時短フラグの場合には特図E、はずれフラグがオンの場合には特図iそれぞれの態様となるように、特図2表示装置214を構成する7セグメントLEDの点灯・消灯駆動制御を行い、RAM308の設定領域に特図2停止表示中であることを表す設定を行う。この制御を行うことで、特図2表示装置214は、大当り図柄(特図B~特図D)、小当り(特定領域234vの通過により10R大当りとなる)図柄(特図e,特図f)、小当り(特定領域234vの通過により2R大当りとなる)図柄(特図g)、時短図柄(特図E)、はずれ図柄(特図i)のいずれか一つの図柄の確定表示を行う。
さらにその後、所定の停止表示期間(例えば500ms)その表示を維持するために、RAM308に設けた特図2停止時間管理用タイマの記憶領域に停止期間を示す情報を設定する。この設定により、確定表示された特図2が所定期間停止表示され、特図2変動遊技の結果が遊技者に報知される。また、RAM308に設けられた時短回数記憶部に記憶された時短回数が1以上であれば、その時短回数から1を減算し、減算結果が1から0となった場合は時短フラグをオフにする。さらに、大当り遊技中(特別遊技状態中)にも、時短フラグをオフにする。
また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で回転停止設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶するとともに、変動表示を停止する図柄が特図2であることを示す特図2識別情報を、後述するコマンドデータに含める情報としてRAM308に追加記憶してから処理を終了する。
また、特図2変動遊技の結果が小当りであれば、小当りフラグがオンにされる。小当りフラグがオンの場合には、所定の停止表示期間が終了したタイミング(特図2停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における特図2状態更新処理では、RAM308の設定領域に特図2作動中を設定するとともに、所定の入賞演出期間(例えば3秒間)すなわち装飾図柄表示装置208による大当りを開始することを遊技者に報知する画像を表示している期間待機するために、RAM308に設けた特図2待機時間管理用タイマの記憶領域に入賞演出期間を示す情報を設定する。また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で入賞演出設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶する。
また、所定の入賞演出期間が終了したタイミング(特図2待機時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図2状態更新処理では、所定の開放期間(例えば、10秒間、または第1可変入賞口234に入賞した遊技球が所定球数(例えば、10球)となるまで)扉部材2341の開閉駆動用のソレノイド(各種ソレノイド332の一部)に、第1可変入賞口234を開放状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた開閉機構開放時間管理用タイマの記憶領域に開放期間を示す情報を設定する。また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で大当り発生装置作動中処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶する。
また、所定の開放期間が終了したタイミング(開閉機構開放時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図2状態更新処理では、扉部材2341の開閉駆動用のソレノイド(各種ソレノイド332の一部)に、第1可変入賞口234を閉鎖状態に保持する信号を出力する。このとき、遊技球が特定領域234vを通過した場合には、大当りフラグがオンにされる。大当りフラグがオンの場合には、所定の大当り移行表示期間が終了したタイミング(特図2大当り移行管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における特図2状態更新処理では、所定の大当り発生演出期間(例えば3秒間)すなわち特定領域234vを遊技球が通過して大当りとなったことを遊技者に報知する画像を表示している期間待機するために、RAM308に設けた特図2待機時間管理用タイマの記憶領域に大当り移行演出期間を示す情報を設定する。また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で大当り移行演出設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶する。一方、遊技球が特定領域234vを通過しなかった場合には、大当りフラグがオンにされることなく小当りフラグがオフにされ、RAM308の設定領域に特図2非作動中を設定する。特図2非作動中の場合における特図2状態更新処理では、何もせずに次のステップS227に移行するようにしている。
所定の大当り移行演出期間が終了したタイミング(特図2待機時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図2状態更新処理では、所定の開放期間(例えば29秒間、または第2可変入賞口235に所定球数(例えば10球)の遊技球の入賞を検出するまで)第2可変入賞口235のシャッタ部材2351の開閉駆動用のソレノイド(各種ソレノイド332の一部)に、シャッタ部材2351を退出させて開放状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた扉開放時間管理用タイマの記憶領域に開放期間を示す情報を設定する。また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で大入賞口開放設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶する。
また、所定の開放期間が終了したタイミング(扉開放時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図2状態更新処理では、所定の閉鎖期間(例えば1.5秒間)第2可変入賞口235のシャッタ部材2351の開閉駆動用のソレノイド(各種ソレノイド332の一部)に、シャッタ部材2351を進出させて閉鎖状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた扉閉鎖時間管理用タイマの記憶領域に閉鎖期間を示す情報を設定する。また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で大入賞口閉鎖設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶する。
また、シャッタ部材2351の開放・閉鎖制御を所定回数(本例示形態では、初回を除く10ラウンド又は2ラウンド)繰り返し、終了したタイミングで開始する特図2状態更新処理では、所定の終了演出期間(例えば、10秒間)すなわち装飾図柄表示装置208による大当りを終了することを遊技者に報知する画像を表示している期間待機するように設定するために、RAM308に設けた演出待機時間管理用タイマの記憶領域に演出待機期間を示す情報を設定する。また、時短フラグがオンに設定されていれば、この大当り遊技の終了と同時に、RAM308に設けられた時短回数記憶部に時短回数(例えば、特図1:1回、特図2:1回)をセットするともに、RAM308に設けられた時短フラグをオンにする。なお、その時短フラグがオフに設定されていれば、時短回数記憶部に時短回数をセットすることもなく、また時短フラグをオンにすることもない。
ここにいう時短とは、特図変動遊技における大当りを終了してから、次の大当りを開始するまでの時間を短くするため、パチンコ機が遊技者にとって有利な状態になることをいう。時短フラグがオンに設定されていると、特図1始動口231のシャッタ部材2351の1回の作動における開放時間が長くなり易くなる(電チュー開延)。
また、上述のごとく、時短フラグは、大当り遊技中(特別遊技状態中)にはオフに設定される。したがって、大当り遊技中には、非電サポ状態が維持される。これは、大当り遊技中に電サポ状態であると、大当り遊技中に第2可変入賞口235に所定の個数、遊技球が入球するまでの間に特図1始動口231に多くの遊技球が入球し、大当り中に獲得することができる遊技球の数が多くなってしまい射幸性が高まってしまう場合があるという問題があり、これを解決するためのものである。
さらに、コマンド設定送信処理(ステップS233)で終了演出設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶する。
また、所定の終了演出期間が終了したタイミング(演出待機時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図2状態更新処理では、RAM308の設定領域に特図2非作動中を設定する。
さらに、特図2変動遊技の結果がはずれであれば、はずれフラグがオンにされる。このはずれフラグがオンの場合には、上述した所定の停止表示期間が終了したタイミング(特図2停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における特図2状態更新処理でも、RAM308の設定領域に特図2非作動中を設定する。特図2非作動中の場合における特図2状態更新処理では、何もせずに次のステップS227に移行するようにしている。
続いて、特図1についての特図状態更新処理(特図1状態更新処理)を行う(ステップS227)。この特図1状態更新処理では、特図1の状態に応じて、次の複数の処理のうちの1つの処理を行う。
例えば、特図1変動表示の途中(上述の特図1表示図柄更新タイマの値が1以上)における特図1状態更新処理では、特図1表示装置212を構成する7セグメントLEDの点灯と消灯を繰り返す点灯・消灯駆動制御を行う。この制御を行うことで、特図1表示装置212は特図1の変動表示(特図1変動遊技)を行う。また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で回転開始設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶してから処理を終了する。
また、主制御部300のRAM308には、10R大当りフラグ、10R小当りフラグ、はずれフラグ、および時短フラグ等のフラグが用意されている。これらのフラグは、後述する特図1関連抽選処理において、決定した停止図柄に基づいてオンまたはオフに設定される。特図1変動表示時間が経過したタイミング(特図1表示図柄更新タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図1状態更新処理では、例えば、10R大当りフラグがオン、時短フラグもオンの場合には図6(a)に示す特図A、10R小当りフラグがオン、時短フラグもオンの場合には図6(a)に示す特図a~特図c、10R小当りフラグがオン、時短フラグがオフの場合には図6(a)に示す特図d、はずれフラグがオンの場合には特図hそれぞれの態様となるように、特図1表示装置212を構成する7セグメントLEDの点灯・消灯駆動制御を行い、RAM308の設定領域に特図1停止表示中であることを表す設定を行う。この制御を行うことで、特図1表示装置212は、10R大当り図柄(特図A)、10R時短あり小当り図柄(特図a~特図c)、10R時短なし小当り図柄(特図d)、はずれ図柄(特図h)のいずれか一つの図柄の確定表示を行う。
さらにその後、所定の停止表示期間(例えば500ms)その表示を維持するために、RAM308に設けた特図1停止時間管理用タイマの記憶領域に停止期間を示す情報を設定する。この設定により、確定表示された特図2が所定期間停止表示され、特図1変動遊技の結果が遊技者に報知される。また、RAM308に設けられた時短回数記憶部に記憶された時短回数が1以上であれば、その時短回数から1を減算し、減算結果が1から0となった場合は、特図確率変動中でなければ、時短フラグをオフにする。さらに、大当り遊技中(特別遊技状態中)にも、時短フラグをオフにする。
また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で回転停止設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶するとともに、変動表示を停止する図柄が特図1であることを示す特図2識別情報を、後述するコマンドデータに含める情報としてRAM308に追加記憶してから処理を終了する。
また、特図1変動遊技の結果が大当りであれば、大当りフラグがオンにされる。大当りフラグがオンの場合には、所定の停止表示期間が終了したタイミング(特図1停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における特図1状態更新処理では、RAM308の設定領域に特図1作動中を設定するとともに、所定の入賞演出期間(例えば3秒間)すなわち装飾図柄表示装置208による大当りを開始することを遊技者に報知する画像を表示している期間待機するために、RAM308に設けた特図2待機時間管理用タイマの記憶領域に入賞演出期間を示す情報を設定する。また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で入賞演出設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶する。
また、所定の入賞演出期間が終了したタイミング(特図1待機時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図1状態更新処理では、所定の開放期間(例えば29秒間、または第2可変入賞口235に所定球数(例えば10球)の遊技球の入賞を検出するまで)第2可変入賞口235のスライド部材2351の開閉駆動用のソレノイド(各種ソレノイド332の一部)に、スライド部材2351を開放状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた扉開放時間管理用タイマの記憶領域に開放期間を示す情報を設定する。また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で大入賞口開放設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶する。
また、所定の開放期間が終了したタイミング(扉開放時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図1状態更新処理では、所定の閉鎖期間(例えば1.5秒間)第2可変入賞口235のスライド部材2351の開閉駆動用のソレノイド(各種ソレノイド332の一部)に、スライド部材2351を閉鎖状態に保持する信号を出力するとともに、RAM308に設けた扉閉鎖時間管理用タイマの記憶領域に閉鎖期間を示す情報を設定する。また、コマンド設定送信処理(ステップS233)で大入賞口閉鎖設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶する。
また、第2可変入賞口235の開放・閉鎖制御を所定回数(本例示形態では、10ラウンド又は2ラウンド)繰り返し、終了したタイミングで開始する特図1状態更新処理では、所定の終了演出期間(例えば10秒間)すなわち装飾図柄表示装置208による大当りを終了することを遊技者に報知する画像を表示している期間待機するように設定するために、RAM308に設けた演出待機時間管理用タイマの記憶領域に演出待機期間を示す情報を設定する。また、時短フラグがオンに設定されていれば、この大当り遊技の終了と同時に、RAM308に設けられた時短回数記憶部に時短回数(例えば、特図1:5回、特図2:2回)をセットするともに、RAM308に設けられた時短フラグをオンにする。なお、その時短フラグがオフに設定されていれば、時短回数記憶部に時短回数をセットすることもなく、また時短フラグをオンにすることもない。
さらに、コマンド設定送信処理(ステップS233)で終了演出設定送信処理を実行させることを示す所定の送信情報を上述の送信情報記憶領域に追加記憶する。
また、所定の終了演出期間が終了したタイミング(演出待機時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)で開始する特図1状態更新処理では、RAM308の設定領域に特図1非作動中を設定する。
さらに、特図1変動遊技の結果がはずれであれば、はずれフラグがオンにされる。このはずれフラグがオンの場合には、上述した所定の停止表示期間が終了したタイミング(特図1停止時間管理用タイマの値が1から0になったタイミング)における特図1状態更新処理でも、RAM308の設定領域に特図2非作動中を設定する。特図1非作動中の場合における特図1状態更新処理では、何もせずに次のステップS229に移行するようにしている。
ステップS225およびステップS227における特図状態更新処理が終了すると、今度は、特図1および特図2それぞれについての特図関連抽選処理を行う。ここでも先に、特図2についての特図関連抽選処理(特図2関連抽選処理)を行い(ステップS229)、その後で、特図1についての特図関連抽選処理(特図1関連抽選処理)を行う(ステップS231)。特図2関連抽選処理は、特図1および特図2の変動遊技を行っておらず、特図1および特図2の状態がいずれも非作動中であり、かつ保留している特図2変動遊技の数が1以上であることを開始条件として、特図2乱数値記憶領域内の最先の特図2当選乱数値および特図2乱数値を用いて実行される。特図1関連抽選処理は、特図1および特図2の変動遊技を行っておらず、特図1および特図2の状態がいずれも非作動中であり、かつ保留している特図1変動遊技の数が1以上であることを開始条件として、特図1乱数値記憶領域内の最先の特図1当選乱数値および特図1乱数値を用いて実行される。
これらの特図関連抽選処理についても、主制御部300が特図2関連抽選処理を特図1関連抽選処理よりも先に行うことで、特図2変動遊技の開始条件と、特図1変動遊技の開始条件が同時に成立した場合では、特図2変動遊技が先に変動中となり、その後に特図1変動遊技が変動中となる。また、装飾図柄表示装置208による、特図変動遊技の当否判定の結果の報知は、第1副制御部400によって行われ、特図2始動口232への入賞に基づく抽選の抽選結果の報知が行われ、特図1始動口231への入賞に基づく抽選の抽選結果の報知は行われない。このように、本実施形態では、特図1変動遊技の実行中に特図2始動口232への入賞に基づく抽選が行われた場合には、特図1変動遊技の実行中に特図2変動遊技が開始され、特図2変動遊技の実行中に特図1始動口231への入賞に基づく抽選が行われた場合には、特図2変動遊技の実行中に特図1変動遊技が開始される。
ステップS229の特図2関連抽選処理の場合には、主制御部300は、特図2乱数値記憶領域内の最先の(最も過去に記憶された)保留位置から特図2始動情報(特図2当選乱数値および特図2乱数値の組)を取得し、取得した特図2始動情報内の特図2当選乱数値などに基づいて、ROM306に記憶された当否判定用テーブルを用いて大当りとするか、小当りとするか、時短状態とするか、あるいははずれとするかの決定(当否判定)を行う。なお、特図1の当否判定にあっては、大当りとするか、小当りとするか、時短状態とするか、あるいははずれとするかの決定を行う。次いで、主制御部300は、取得した特図2始動情報内の特図2乱数値および決定した当否判定結果などに基づいて、ROM306に記憶された特図決定用テーブルを用いて特図2の変動表示後に停止表示する図柄(停止図柄)の決定を行う。次いで、主制御部300は、例えば、決定した当否判定結果、停止図柄、当該当否判定時の特図2保留数、取得した特図変動時間決定用乱数値等に基づいて、ROM306に記憶された各種テーブルを用いて特図2の変動表示時間(タイマ番号)の決定を行う。
主制御部300は、特図2乱数値記憶領域から最先の特図2始動情報を取り出した後、当該最先の特図2始動情報を特図2乱数値記憶領域から消去するとともに、特図2保留数記憶領域の特図2保留数を1減算する。このとき、特図2乱数値記憶領域から取り出した特図2始動情報をRAM308に設けた一時領域に記憶し、この一時領域に記憶している特図2始動情報に基づいて上述の決定を行うようにしてもよい。
以上のような特図2関連抽選処理(ステップS229)の後に、特図1関連抽選処理(ステップS231)が同様にして行われる。なお、特図1関連抽選処理と特図2関連抽選処理の順番は逆でもよい。
以上の説明では、前述の特図状態更新処理および特図関連抽選処理を特図1および特図2でそれぞれ独立して行うことで、複数の特図を同時に変動させるように構成している。この場合において、複数の特図を同時に変動させる場合には、装飾図柄表示装置208にそれぞれの特図の抽選結果を表示する複数の領域を設けるか、またはそれぞれの特図の抽選結果を表示する複数の装飾図柄表示装置を設けて、それぞれの抽選結果を別箇に表示しても良いし、1の表示が複数の特図の抽選結果を表示するように構成していても良い。また、複数の特図に関する変動が同時に行われている場合に、先に変動を停止した特図の抽選結果が後に変動を停止する特図の抽選結果に影響を与えても良い。また、これに限定されず、一方の特図の状態に応じて他方の特図の保留に関する抽選処理や変動遊技を行わないものとしてもよい。
ステップS231の次のステップS233では、コマンド設定送信処理を行う。このコマンド設定送信処理では、各種のコマンドが第1副制御部400に送信される。なお、第1副制御部400に送信する出力予定情報は例えば16ビットで構成しており、ビット15はストローブ情報(オンの場合、データをセットしていることを示す)、ビット11~14はコマンド種別(本例示形態では、基本コマンド、図柄変動開始コマンド、図柄変動停止コマンド、入賞演出開始コマンド、終了演出開始コマンド、大当りラウンド数指定コマンド、復電コマンド、RAMクリアコマンド、先読み結果情報コマンド、設定コマンドなどコマンドの種類を特定可能な情報)、ビット0~10はコマンドデータ(コマンド種別に対応する所定の情報)で構成している。
具体的には、ストローブ情報は上述のコマンド送信処理でオンまたはオフになるようにしている。また、コマンド種別が図柄変動開始(回転開始)コマンドの場合であればコマンドデータに、各種大当りフラグ、小当りフラグ、はずれフラグ、特図関連抽選処理で選択したタイマ番号などを示す情報を含み、図柄変動停止(回転停止)コマンドの場合であれば、各種大当りフラグ、小当りフラグ、はずれフラグの値などを含み、大当りラウンド数指定コマンドの場合であれば大当りラウンド数などを含むようにしている。コマンド種別が基本コマンドを示す場合は、コマンドデータにデバイス情報、特図1始動口230への入賞の有無、特図2始動口232への入賞の有無、可変入賞口234への入賞の有無などを含む。先読み結果情報コマンドの場合であれば、特図1および特図2の種別、先読み数記憶領域に記憶された先読み数、先読み結果記憶部に記憶された停止図柄等の情報をコマンドデータに含む。設定コマンドの場合であれば、設定の情報などを含む。
また、上述の回転開始設定送信処理では、コマンドデータに、RAM308に記憶している、各種大当りフラグ、小当りフラグ、はずれフラグの値、特図1関連抽選処理および特図2関連抽選処理で選択したタイマ番号、保留している特図1変動遊技または特図2変動遊技の数などを示す情報を設定する。上述の回転停止設定送信処理では、コマンドデータに、RAM308に記憶している、各種大当りフラグ、小当りフラグ、はずれフラグの値などを示す情報を設定する。
上述の入賞演出設定送信処理では、コマンドデータに、RAM308に記憶している、入賞演出期間中に装飾図柄表示装置208・各種ランプ418・スピーカ120に出力する演出制御情報、保留している特図1変動遊技または特図2変動遊技の数などを示す情報を設定する。上述の終了演出設定送信処理では、コマンドデータに、RAM308に記憶している、演出待機期間中に装飾図柄表示装置208・各種ランプ418・スピーカ120に出力する演出制御情報、保留している特図1変動遊技または特図2変動遊技の数などを示す情報を設定する。上述の大入賞口開放設定送信処理では、コマンドデータに、RAM308に記憶している大当りラウンド数、保留している特図1変動遊技または特図2変動遊技の数などを示す情報を設定する。上述の大入賞口閉鎖設定送信処理では、コマンドデータに、RAM308に記憶している大当りラウンド数、保留している特図1変動遊技または特図2変動遊技の数などを示す情報を設定する。
また、このステップS233では一般コマンド特図保留増加処理も行われる。この一般コマンド特図保留増加処理では、コマンドデータにRAM308の送信用情報記憶領域に記憶している特図識別情報(特図1または特図2を示す情報)、予告情報(事前予告情報、偽事前予告情報、または事前予告無情報のいずれか)を設定する。
第1副制御部400では、受信した出力予定情報に含まれるコマンド種別により、主制御部300における遊技制御の変化に応じた演出制御の決定が可能になるとともに、出力予定情報に含まれているコマンドデータの情報に基づいて、演出制御内容を決定することができるようになる。
ステップS233の次のステップS235では、外部出力信号設定処理を行う。この外部出力信号設定処理では、RAM308に記憶している遊技情報を、情報出力回路336を介してパチンコ機100とは別体の情報入力回路350に出力する。
ステップS235の次のステップS237では、デバイス監視処理を行う。このデバイス監視処理では、ステップS205において信号状態記憶領域に記憶した各種センサの信号状態を読み出して、所定のエラーの有無、例えば前面枠扉開放エラーの有無または下皿満タンエラーの有無などを監視する。前面枠扉開放エラーまたは下皿満タンエラーを検出した場合には、第1副制御部400に送信すべき送信情報に、前面枠扉開放エラーの有無または下皿満タンエラーの有無を示すデバイス情報を設定する。また、各種ソレノイド332を駆動して特図1始動口231や、可変入賞口234,235の開閉を制御したり、駆動回路324、326、330を介して普図表示装置210、特図1表示装置212、特図2表示装置214、各種状態表示部328などに出力する表示データを、I/O310の出力ポートに設定する。また、払出要求数送信処理(ステップS219)で設定した出力予定情報をI/O310の出力ポートを介して払出制御部600に出力する。
ステップS237の次のステップS239では、低電圧信号がオンであるか否かを監視する。そして、低電圧信号がオンの場合(電源の遮断を検知した場合)にはステップS243に進み、低電圧信号がオフの場合(電源の遮断を検知していない場合)にはステップS241に進む。ステップS241では、タイマ割込終了処理を行う。このタイマ割込終了処理では、ステップS201で一時的に退避した各レジスタの値を元の各レジスタに設定したり、割込許可の設定などを行い、その後、図7に示す主制御部メイン処理に復帰する。一方、ステップS243では、復電時に電断時の状態に復帰するための特定の変数やスタックポインタを復帰データとしてRAM308の所定の領域に退避し、入出力ポートの初期化等の電断処理を行い、その後、HALT状態となる。
次に、図8に示される主制御部タイマ割込処理における特図2関連抽選処理(ステップS229)及び特図1関連抽選処理(ステップS231)で用いられる当否判定用テーブルについて、図9~図10を参照しながら説明する。
図9(a)に示す特図当否判定テーブルは、特図1及び特図2の当否判定を行う際に参照されるテーブルである。なお、このテーブルも、主制御部300のROM306に記憶されている。
特図1及び特図2の大当り抽選の当否判定において、乱数範囲0~65535のうち0~204の数値を抽出した場合、すなわち約1/319.688の確率で大当りが選択される。また、特図1の大当り抽選の当否判定において、205~65535の数値を抽出した場合、すなわち1/1.003の確率で小当りが選択される。また、特図2の大当り抽選の当否判定において、205~655の数値を抽出した場合、すなわち、1/145.313の確率で小当りが選択される。さらに、特図2にあっては、a時短状態であることを条件として、特図2の大当り抽選の当否判定において、656~65535の数値を抽出した場合、すなわち、1/1.010の確率で時短図柄が選択される。すなわち、特図1は、約1/319.688の確率で大当りが選択され、大当りが選択されなかった場合は、小当りが選択されるようになっており、特図1には、はずれはない。特図2は、約1/319.688の確率で大当りが選択され、1/145.313の確率で小当りが選択され、a時短状態にあっては、大当りも小当りも選択されなかった場合は、時短図柄が必ず選択され、はずれはない。一方、a時短状態以外の遊技状態では、大当りも小当りも選択されなかった場合は、はずれとなるように構成されている。なお、特図1においても、はずれを設けてもよいが、その場合であっても、小当りが最も当選しやすいようにすることが望ましい。
本実施形態では、小当りとなると、第1可変入賞口234が開放され、特定領域234vを通過すると大当りとなるので、特図1は、実質的に、図柄変動表示が行われると大当りとなる図柄変動表示ということができる場合がある。また、特図2は、a時短状態では、大当りも小当りも選択されなかった場合は、時短図柄が停止してc時短状態に移行するので、実質的に、図柄変動表示が行われると大当りとなるか、時短遊技状態に移行することとなる図柄変動表示ということができる場合がある。なお、特図2は、a時短状態以外の遊技状態では、大当りも小当りも選択されなかった場合ははずれとなる。
図9(b)に示す非時短遊技状態において使用される大当り・突然時短当選時用特図判定テーブルは、特図1及び特図2の当否判定の結果、大当り又は時短図柄が選択された場合に図柄を決定する際に参照されるテーブルである。なお、このテーブルも、主制御部300のROM306に記憶されている。
特図1の大当り抽選の結果、大当りが選択された場合は、特図Aが100%の確率で選択される。すなわち、必ず、10R大当りとなり、大当り遊技の終了後には、a2時短遊技状態に移行する大当りが選択される。ここで、a2時短遊技状態とは、非時短遊技状態、後述するa1時短遊技状態、及び、c時短遊技状態よりも有利な状態である。具体的には、a2時短遊技状態では、普図の当り抽選の当否判定において当りとなった場合や普電作動ゲート228gを通過した場合に、非時短遊技状態、及び、a1時短遊技状態に比してシャッタ部材2311の進出時間が長くなる遊技状態である。つまり、特図1始動口231に入賞容易となる遊技状態であると言える。また、a2時短遊技状態では、特図1の図柄変動表示が特図2の図柄変動表示や普通図柄の変動表示よりも変動時間が短くなる遊技状態である。すなわち、a2時短遊技状態となると、極めて短時間で次の大当りが発生し易い遊技状態ということができる場合がある。なお、a2時短遊技状態における特図1の図柄変動表示の変動時間の種類は1種類でもよいし、複数種類が用意されていてもよい。例えば、複数種類が用意されていている場合、何れの変動時間が選択されても、a2時短遊技状態における特図2の図柄変動表示や普通図柄の変動表示の変動時間より短くなっているようにすればよい。また、大当り・突然時短当選時用特図判定テーブルの最右欄の時短回数とは、時短遊技状態の終了条件を示している。具体的には、特図Aであれば、a2時短遊技状態における特図1の5回目の変動表示が開始されるか、または、特図2の2回目の変動表示が開始されることで終了することとなる。なお、時短遊技状態の終了条件は、特図1の回数と特図2の回数との2種類に限られず、これら2つに加えて特図1と特図2の合算回数を設定してもよいし、普図の回数を加えてもよいし、これらを適宜組み合わせてもよい。
また、特図2の大当り抽選の結果、大当りが選択された場合は、特図Bが50/100の確率で選択され、特図Cが30/100の確率で選択され、特図Dが20/100の確率で選択される。すなわち、非時短遊技状態で特図2で大当りが選択されると、いずれの図柄が選択されても10R大当りとなり、大当り遊技の終了後には、非時短遊技状態に移行する。
図9(c)に示すa時短遊技状態において使用される大当り・突然時短当選時用特図判定テーブルは、特図1及び特図2の当否判定の結果、大当り又は時短図柄が選択された場合に図柄を決定する際に参照されるテーブルである。なお、このテーブルも、主制御部300のROM306に記憶されている。
特図1の大当り抽選の結果、大当りが選択された場合は、特図Aが100%の確率で選択される。すなわち、必ず、10R大当りとなり、大当り遊技の終了後には、a2時短遊技状態に移行する大当りが選択される。また、特図2の大当り抽選の結果、大当りが選択された場合は、特図Bが50/100の確率で選択され、特図Cが30/100の確率で選択され、特図Dが20/100の確率で選択される。本実施形態では、80/100の確率で10R大当りとなり、大当り遊技の終了後には、a2時短遊技状態に移行する大当りが選択され、20/100の確率で10R大当りとなり、大当り遊技の終了後には、a1時短遊技状態に移行する大当りが選択される。ここで、a1時短遊技状態とは、非時短遊技状態よりも有利な状態であるが、a2時短遊技状態よりは不利な状態である。具体的には、a1時短遊技状態では、普図の当り抽選の当否判定において当りとなった場合や普電作動ゲート228gを通過した場合に、非時短遊技状態に比してシャッタ部材2311の進出時間が長くなる遊技状態である。なお、詳細は後述するが、普図の当り抽選の当否判定において当りとなった場合は特図1始動口231に入賞容易となるが、普電作動ゲート228gを通過した場合では特図1始動口231に入賞困難となる遊技状態である。
特図Dでは、a1時短遊技状態の終了条件が特図1の1回目の図柄変動表示が開始されるか、特図2の1回目の図柄変動表示が開始されるまでなので、大当り遊技の終了後では、大当り遊技中に特図2の保留が発生するため、通常、特図2の保留が消化されて特図2の図柄変動表示が開始されるため、すぐさま、a1時短遊技状態が終了して非時短遊技状態に移行することとなる。但し、特図2の図柄変動表示は、a時短遊技状態において図柄変動表示が実行されるため、特図2の当否判定はa時短遊技状態における抽選結果が採用されることとなる。さらに、特図2の大当り抽選の結果、a時短遊技状態に限って当選可能な時短図柄が選択された場合は、特図Eが選択される。時短図柄が選択された場合は、当該図柄変動表示が実行された次の図柄変動表示からc時短遊技状態に移行することとなる。ここで、c時短遊技状態とは、非時短遊技状態よりも有利な状態であるが、a2時短遊技状態よりは不利な状態である。具体的には、c時短遊技状態では、普図の当り抽選の当否判定において当りとなった場合に、非時短遊技状態に比してシャッタ部材2311の進出時間が長くなる遊技状態である。なお、詳細は後述するが、普図の当り抽選の当否判定において当りとなった場合は特図1始動口231に入賞容易となるが、普電作動ゲート228gを通過した場合では特図1始動口231に入賞困難となる遊技状態である。
図9(d)に示すc時短遊技状態において使用される大当り・突然時短当選時用特図判定テーブルは、特図1及び特図2の当否判定の結果、大当り又は時短図柄が選択された場合に図柄を決定する際に参照されるテーブルである。なお、このテーブルも、主制御部300のROM306に記憶されている。
特図1の大当り抽選の結果、大当りが選択された場合は、特図Aが100%の確率で選択される。すなわち、必ず、10R大当りとなり、大当り遊技の終了後には、a2時短遊技状態に移行する大当りが選択される。また、特図2の大当り抽選の結果、大当りが選択された場合は、特図Bが50/100の確率で選択され、特図Cが30/100の確率で選択され、特図Dが20/100の確率で選択される。本実施形態では、80/100の確率で10R大当りとなり、大当り遊技の終了後には、a2時短遊技状態に移行する大当りが選択され、20/100の確率で10R大当りとなり、大当り遊技の終了後には、a1時短遊技状態に移行する大当りが選択される。なお、本実施形態では、特図1の図柄変動回数が設定された回数開始されたとき又は特図2の変動回数が設定された回数開始されたときにa時短遊技状態あるいはc時短遊技状態が終了するようにしたが、特図1及び特図2の変動開始回数の合計が設定された回数となった場合に時短遊技状態が終了するようにしてもよい。
図10(a)に示す非時短遊技状態において使用される小当り当選時用特図判定テーブルは、特図1及び特図2の当否判定の結果、小当りが選択された場合に図柄を決定する際に参照されるテーブルである。なお、このテーブルも、主制御部300のROM306に記憶されている。
特図1の大当り抽選の結果、小当りが選択された場合は、20/100の確率で特図aが選択され、20/100の確率で特図bが選択され、11/100の確率で特図cが選択され、49/100の確率で特図dが選択される。特図a~特図cが選択されると、特定領域234vへの遊技球の通過を条件に10R大当りとなり、大当り遊技の終了後には、a2時短遊技状態に移行する小当りが選択される。また、特図dが選択されると、特定領域234vへの遊技球の通過を条件に10R大当りとなり、大当り遊技の終了後には、非時短遊技状態に移行する小当りが選択される。
また、特図2の大当り抽選の結果、小当りが選択された場合は、特図eが35/100の確率で選択され、特図fが35/100の確率で選択され、特図gが30/100の確率で選択される。すなわち、非時短遊技状態で特図2で小当りが選択され、特図e及び特図fが選択されると、いずれの図柄が選択されても10R大当りとなり、大当り遊技の終了後には、非時短遊技状態に移行し、特図gが選択されると、2R大当りとなり、大当り遊技の終了後には、非時短遊技状態に移行する。
図10(b)に示すa時短遊技状態において使用される小当り当選時用特図判定テーブルは、特図1及び特図2の当否判定の結果、小当りが選択された場合に図柄を決定する際に参照されるテーブルである。なお、このテーブルも、主制御部300のROM306に記憶されている。
特図1の大当り抽選の結果、小当りが選択された場合は、20/100の確率で特図aが選択され、20/100の確率で特図bが選択され、11/100の確率で特図cが選択され、49/100の確率で特図dが選択される。特図a~特図cが選択されると、特定領域234vへの遊技球の通過を条件に10R大当りとなり、大当り遊技の終了後には、a2時短遊技状態に移行する小当りが選択される。但し、特図aが選択された場合は、特図1の5回目の変動表示の開始、又は、特図2の2回目の変動表示の開始までa時短遊技状態が継続するが、特図b及び特図cが選択された場合は、特図1の1回目の図柄変動表示の開始、又は、特図2の1回目の図柄変動表示の開始があった場合には、a2時短遊技状態が終了し、非時短遊技状態(通常遊技状態)に移行する。また、特図dが選択されると、特定領域234vへの遊技球の通過を条件に10R大当りとなり、大当り遊技の終了後には、a1時短遊技状態に移行する小当りが選択される。
また、特図2の大当り抽選の結果、小当りが選択された場合は、特図eが35/100の確率で選択され、特図fが35/100の確率で選択され、特図gが30/100の確率で選択される。すなわち、a1時短遊技状態で特図2で小当りが選択され、特図e及び特図fが選択されると、いずれの図柄が選択されても10R大当りとなり、大当り遊技の終了後には、a1時短遊技状態に移行し、特図gが選択されると、2R大当りとなり、大当り遊技の終了後には、a1時短遊技状態に移行する。
なお、特図b、cが選択された場合、大当り遊技の終了後には、a2時短遊技状態となるが、このa2時短遊技状態は、終了条件が特図1の1回目の図柄変動表示が開始されるか、特図2の1回目の図柄変動表示が開始されるまでなので、実質的には、特図1始動口231に入賞困難となる。具体的には、大当り遊技の終了後では、大当り遊技中に特図2の保留が発生するため、通常、特図2の保留が消化されて特図2の図柄変動表示が開始されるため、すぐさま、a1時短遊技状態が終了して非時短遊技状態に移行することとなる。但し、特図2の図柄変動表示は、a時短遊技状態において図柄変動表示が実行されるため、特図2の当否判定はa時短遊技状態における抽選結果が採用されることとなる。さらに、特図2の大当り抽選の結果、時短図柄が選択された場合は、特図Eが選択される。時短図柄が選択された場合は、当該図柄変動表示が実行された次の図柄変動表示からc時短遊技状態に移行することとなる。
ここで、特図b、cが選択された場合の大当り遊技の終了後の状態として、a1時短遊技状態ではなく、a2時短遊技状態とした上で終了条件が特図1の1回目の図柄変動表示が開始されるか、特図2の1回目の図柄変動表示が開始されるまでとした理由は、特図b、cが選択された場合の大当り遊技の終了後の状態(a1時短遊技状態)を変更することなく、c時短遊技状態に移行する割合を変更するためである。このようにすることで、非時短遊技状態で特図1において小当りに当選した場合は、51%の割合で特図1始動口231に入賞容易な状態、つまり、すぐさま次の大当りが発生容易な状態とし、時短遊技状態で特図1において小当りに当選した場合は、20%の割合で特図1始動口231に入賞容易な状態とすることができ、移行先の遊技状態を変更することなく、終了条件を変更することで、すぐさま次の大当りが発生容易な状態の割合をコントロールすることができ、出玉性能の設計が容易になる。
図10(c)に示すc時短遊技状態において使用される小当り当選時用特図判定テーブルは、特図1及び特図2の当否判定の結果、小当りが選択された場合に図柄を決定する際に参照されるテーブルである。なお、このテーブルも、主制御部300のROM306に記憶されている。
特図1の大当り抽選の結果、小当りが選択された場合は、20/100の確率で特図aが選択され、20/100の確率で特図bが選択され、11/100の確率で特図cが選択され、49/100の確率で特図dが選択される。特図a~特図cが選択されると、特定領域234vへの遊技球の通過を条件に10R大当りとなり、大当り遊技の終了後には、a2時短遊技状態に移行する小当りが選択され、特図dが選択されると、特定領域234vへの遊技球の通過を条件に10R大当りとなり、大当り遊技の終了後には、a1時短遊技状態に移行する小当りが選択される。
また、特図2の大当り抽選の結果、小当りが選択された場合は、特図eが35/100の確率で選択され、特図fが35/100の確率で選択され、特図gが30/100の確率で選択される。すなわち、c時短遊技状態で特図2で小当りが選択され、特図e及び特図fが選択されると、いずれの図柄が選択されても10R大当りとなり、大当り遊技の終了後には、a1時短遊技状態に移行し、特図gが選択されると、2R大当りとなり、大当り遊技の終了後には、a1時短遊技状態に移行する。
本実施形態のパチンコ機100では、特図1始動口(可変)231への入賞の可否(難易度)を変化させるシャッタ部材2311を有する普通電動役物(電チュー)が作動する要因は2つある。一つは、左打ちすることで入賞可能な普図始動口228に遊技球が入賞し、普図抽選(普図の当否判定)において当りに当選した場合に、普図の図柄変動表示を経て普通電動役物は作動する。もう一つは、右打ちすることで通過可能な普電作動ゲート228gを遊技球が通過すると、普図抽選も行われず普図の図柄変動表示を経ることなく普通電動役物は作動する。
図11は、普通電動役物が作動する流れを示すタイミングチャートである。この図11では、図の左から右に向けて時間が経過していく。
図11(a)は、普図始動口228に遊技球が入賞した場合の普通電動役物が作動する流れを示すタイミングチャートである。この場合には、普図表示装置210において普図の図柄変動表示が行われることから、以下、普通図柄契機と称する場合がある。
図11(a)の上段には、普図表示装置210における普通図柄の変動と停止を表すタイミングチャートが示されている。図11(a)の下段には、特図1始動口(可変)231が内部に設けられた普通電動役物のシャッタ部材2311の開放と閉鎖を表すタイミングチャートが示されている。なお、開放とは、シャッタ部材2311が進出した状態のことであり、閉鎖とは、シャッタ部材2311が後退した状態のことである。
左打ちを行い普図始動口228に遊技球が入賞すると、保留が3つ以下の場合には普図抽選(普図の当否判定)が行われる。
図12(a)は、普図抽選における普図の当否判定テーブルを示す図である。
この当否判定テーブルは、主制御部タイマ割込み処理における普図関連抽選処理(ステップS223)において参照されるものであり、主制御部300のROM306に記憶されている。なお、図13までに示す各テーブルも普図関連抽選処理(ステップS223)において参照されるものであり、主制御部300のROM306に記憶されている。
普図抽選の当否判定において、乱数範囲0~65535のうち0~204の数値を抽出した場合、すなわち約1/319.688の確率で当りが選択される。これは、いずれの遊技状態においても同様とされている。なお、遊技状態より、当りとなる確率を変更するようにしてもよい。本実施形態では、当りとなると、特図1始動口231のシャッタ部材2311が所定時間作動し、特図1始動口231へ遊技球が進入しやすい状態となる。
また、左打ちを行い普図始動口228に遊技球が入賞すると、普図表示装置210における普図の変動表示が開始される。図11(a)に示すように、普図表示装置210が普図の変動表示を開始してから停止するまでが変動時間になる。
図12(b)は、非時短遊技状態において使用される普図の変動パターン判定用テーブルを示す図であり、同図(c)は、時短遊技状態において使用される普図の変動パターン判定用テーブルを示す図である。
非時短遊技状態では、普図表示装置210における普図の変動表示に対応して装飾図柄表示装置208では普図の装飾図柄の変動表示が行われ、リーチ演出が行われる場合がある。リーチ演出としては、ノーマルリーチ演出、スーパー(SP)リーチ演出、スペシャススーパー(SPSP)リーチ演出の3種類がある。
普図の当否判定で当りの場合には、変動パターン06~08のいずれかに決定される。いずれの変動パターンでも、リーチ演出が行われる。普図の変動時間は、ノーマルリーチ演出が行われる変動パターン06では40000ms、SPリーチ演出が行われ変動パターン07では80000ms、SPSPリーチ演出が行われる変動パターン08では100000msになる。
普図の当否判定でハズレの場合には、変動パターン01~05のいずれかに決定される。まず、リーチ演出を行うか否かの判定が行われ、10%の確率でリーチ演出が行われることになる。普図の変動時間は、ノーマルリーチ演出が行われる変動パターン03では14000ms、SPリーチ演出が行われ変動パターン04では40000ms、SPSPリーチ演出が行われる変動パターン05では80000msになり、当りの場合の同じ種類のリーチ演出の変動時間よりも短い。一方、ハズレの場合であってリーチ演出が行われない場合には、普図の保留数にしたがって変動パターンが決定される。保留数が少ない(0か1)の場合には変動パターン01に決定され、変動時間は相対的に長い8000msになり、保留数が多い(2か3)の場合には変動パターン02に決定され、変動時間は相対的に短い4000msになる。
時短遊技状態では、普図の当否判定で当りの場合には、変動パターン10に決定され、普図の当否判定でハズレの場合には、変動パターン11に決定される。変動パターン10であっても変動パターン11であっても、時短遊技状態による短縮機能によって、変動時間は200msの超短縮変動になっている。なお、時短遊技状態では、そもそも右打ちが推奨されており、普図始動口228に入賞させることができる左打ちは推奨されておらず、時短遊技状態における普図の変動表示はイレギュラーな変動表示である。
図11(a)に示すように、普図表示装置210における普図の変動表示が終了すると普図の確定停止が確定停止時間に亘って表示される。普図の当否判定で当りの場合には普図Aが確定停止され、ハズレの場合には普図Bが確定停止される。
図12(d)は、普図の確定停止時間判定用テーブルを示す図である。
普図の確定停止時間は、遊技状態に関係なく決定され、普図の当否にも関係なく決定される。すなわち、一律に500msが確保される。
図11(a)に示すように、確定停止時間が経過すると、普通電動役物の当り開始時間(OP時間)になる。この当り開始時間は、普通電動役物(電チュー)が作動を開始するまでの時間(待機時間)である。
主制御部300は、普図の当否判定で当りの場合には、主制御部タイマ割込み処理における普図関連抽選処理(ステップS223)において、当り開始時間および後述する、開放時間、閉鎖時間および当り終了時間をそれぞれ決定する。
図13(a-1)は、非時短遊技状態における普通図柄契機の当り開始時間(OP時間)の判定テーブルを示す図であり、同図(a-2)は、時短遊技状態における普通図柄契機の当り開始時間(OP時間)の判定テーブルを示す図である。
普図表示装置210に普図Aが確定停止された後、非時短遊技状態であれば、24800msの当り開始時間が開始される。非時短遊技状態では左打ちが行われており、この当り開始時間では、装飾図柄表示装置208には普通電動役物(電チュー)を狙うため「右打ち」を行うことを指示する表示が表示され、この当り開始時間を利用して、遊技球は右側領域に打ち込まれるようになる。また、電チューが開放することを示す表示等も表示される。
一方、普図表示装置210に普図Aが確定停止された後、時短遊技状態(a1時短遊技状態、a2時短遊技状態、c時短遊技状態)であれば、わずか20msの当り開始時間が開始される。ここでも時短機能によって、非時短遊技状態よりも短い時間になっている。
図11(a)に示すように、当り開始時間が経過すると、普通電動役物(電チュー)が作動を開始する。すなわち、それまで後退した位置にあったシャッタ部材2311が進出を始め、進出した状態になる。シャッタ部材2311は開放時間が終了するまで進出した状態を維持する。シャッタ部材2311が進出した状態であると、特図1始動口231に入賞しやすい状態になる。ここでの開放時間は、シャッタ部材2311が、進出を始めてから進出した状態の維持を終了するまでの時間になる。なお、開放時間は、シャッタ部材2311が、進出を始めてから完全に後退するまでの時間としてもよい。
図13(b-1)は、非時短遊技状態における普通図柄契機の開放時間判定テーブルを示す図であり、同図(b-2)は、a1時短遊技状態およびc時短遊技状態における普通図柄契機の開放時間判定テーブルを示す図であり、同図(b-3)は、a2時短遊技状態における普通図柄契機の開放時間判定テーブルを示す図である。
いずれの遊技状態であっても、シャッタ部材2311の開放回数(作動回数)は1回であるが、複数回の進出と後退とを繰り返す動作を行うようにしてもよい。
非時短遊技状態では、開放時間は通常開放時間の5000msになる。
a1時短遊技状態およびc時短遊技状態では、開放時間は通常開放時間と同じ5000msになる。なお、通常開放時間よりも長くてもよい(例えば、5500ms)。また、、c時短遊技状態とa1時短遊技状態で同じ開放時間であったが、c時短遊技状態よりもa1時短遊技状態の方が長くてもよいし、逆でもよい。
a2時短遊技状態では、開放時間は、延長開放時間の5800msになる。なお、シャッタ部材2311が後退した状態から進出した状態になるまでの時間は、いずれの遊技状態であっても同じであり、延長開放時間では、進出した状態を維持する時間が、時短機能によって通常開放時間よりも800ms長くなっている。
図11(a)に示すように、普通電動役物(電チュー)の開放時間が経過すると、閉鎖時間になる。この閉鎖時間は、開放時間が終了してから閉鎖状態を維持する時間である。閉鎖時間中に、普通電動役物の内部に設けられた特図1始動口231に遊技球が入賞した場合には、その入賞は有効として扱う。シャッタ部材2311は進出状態ではないが、特図1始動口231の球検出センサが遊技球を検出するまでのタイムラグや、遊技球の引っ掛かりによる検出遅れなどを考慮して、閉鎖時間内では球検出センサの入賞球の検出を有効として扱う。
図13(c)は、普通図柄契機の閉鎖時間判定テーブルを示す図である。
閉鎖時間は、いずれの遊技状態においても共通であり、56msである。
図11(a)に示すように、普通電動役物(電チュー)の閉鎖時間が経過すると、当り終了時間になる。この当り終了時間は、普通電動役物(電チュー)が作動を終了した後の時間である。すなわち、シャッタ部材2311が後退した状態になった後の時間であり、この当り終了時間が経過すると、普図の変動表示が開始可能になる。特図1始動口231に設けられた球検出センサにおける入賞球の検出を、閉鎖時間内では有効として扱ったが、当り終了時間内では不正防止の目的で無効として扱う。
図13(d-1)は、非時短遊技状態における普通図柄契機の当り終了時間判定テーブルを示す図であり、同図(d-2)は、時短遊技状態における普通図柄契機の当り終了時間判定テーブルを示す図である。
当り終了時間は、非時短遊技状態では4500msであるのに対して、時短遊技状態では500msである。ここでも、時短機能によって非時短遊技状態より時短遊技状態の方が短い時間になっている。
図11(b)は、遊技球が普電作動ゲート228gを通過した場合の普通電動役物が作動する流れを示すタイミングチャートである。以下、この場合のことを、普電作動ゲート契機と称する場合がある。
図11(b)の上段には、普電作動ゲート228gに設けられた球検出センサから出力される検出信号の状態を表すタイミングチャートが示されている。図11(b)の下段には、同図(a)の下段と同じく、普通電動役物のシャッタ部材2311の開放と閉鎖を表すタイミングチャートが示されている。
普電作動ゲート228gを通過する遊技球を球検出センサが検出すると、ONレベルの検出信号が主制御部300に向けて出力される。主制御部300は、この検出信号を受信すると、主制御部タイマ割込み処理における普図状態更新処理(ステップS221)において開始時間を決定する。
図14(a)は、普電作動ゲート契機の開始時間(OP時間)の判定テーブルを示す図である。
普電作動ゲート契機の開始時間(OP時間)は、普電作動ゲート228gの球検出センサからONレベルの検出信号が出力されてから普通電動役物(電チュー)が作動を開始するまでの時間(待機時間)である。
ここでの開放時間は、いずれの遊技状態においても共通であり、500msである。すなわち、図13(a-1)および同図(a-2)に示したように、普通図柄契機の当り開始時間(OP時間)では、非時短遊技状態と時短遊技状態とで時間長は異なっているが、普電作動ゲート契機では、非時短遊技状態と時短遊技状態とで時間長に変わりはない。普電作動ゲート228gは右打ちをすることで遊技球を通過させることができ、時短遊技状態であれば右打ちが推奨されていることから、遊技者は、そのまま右打ちを続ければよい。なお、非時短遊技状態では左打ちが推奨のため、非時短遊技状態における普電作動ゲート228gの遊技球通過はイレギュラーなものである。
図11(b)に示すように、開始時間が経過すると、普通電動役物(電チュー)が作動を開始する。すなわち、ここでの開放時間も、普通図柄契機の普通電動役物の開放時間と同じであり、シャッタ部材2311が、進出を始めてから進出した状態の維持を終了するまでの時間になる。開放時間が経過すると、閉鎖時間になる。この閉鎖時間も、普通図柄契機の普通電動役物の閉鎖時間と同じであり、シャッタ部材2311が進出した状態から後退した状態になるまでの時間である。ここでの閉鎖時間内でも、特図1始動口231に設けられた球検出センサにおける入賞球の検出を有効として扱う。
図14(b)は、各種遊技状態における普電作動ゲート契機の作動時間判定テーブルを示す図である。
いずれの遊技状態であっても、シャッタ部材2311の開放回数(作動回数)は1回であるが、複数回の進出と退出とを繰り返す動作を行うようにしてもよい。
主制御部300は、開始時間が経過すると、主制御部タイマ割込み処理における普図状態更新処理(ステップS221)において、遊技状態に応じた開放時間を決定する。非時短遊技状態では、開放時間は44msになり、a1時短遊技状態およびc時短遊技状態でも、開放時間は44msになる。すなわち、非時短遊技状態と、a1時短遊技状態およびc時短遊技状態とで開放時間に変わりはない。一方、a2時短遊技状態では、開放時間は、延長開放時間の5800msになる。この結果、非時短遊技状態、a1時短遊技状態及びc時短遊技状態では、普電作動ゲート228gを遊技球が通過しても、特図1始動口231に遊技球を入賞させることは困難であるが、a2時短遊技状態では、普電作動ゲート228gを遊技球が通過すると、特図1始動口231に遊技球を入賞させることが容易であると言える。
以上説明したように、普電作動ゲート契機では、非時短遊技状態と、a1時短遊技状態およびc時短遊技状態とで開放時間に変わりはなく、開始時間(OP時間)にも変わりはないが、普通図柄契機では、まず、普通図柄の変動時間が非時短遊技状態よりも時短遊技状態の方が短く(図12(c))、当り開放時間(OP時間)も非時短遊技状態よりも時短遊技状態の方が短く(図13(a-2))、さらに、当り終了時間も非時短遊技状態よりも時短遊技状態の方が短くなっている(図13(d-2))ことから、時短遊技状態の要件は満たしているといえる。特に、遊技開始の通常状態(非時短遊技状態)では、普通図柄契機で時短遊技状態を獲得することから、普通図柄契機で時短遊技状態の要件を満たしていることは重要である。
本実施形態のパチンコ機100では、a1時短遊技状態およびc時短遊技状態では、特図1始動口231に遊技球を入賞させたくない状態であるため、普通電動役物(電チュー)のシャッター部材2311を、最大限入賞しづらい作動態様にする必要があり、非時短遊技状態時と同一の作動態様にすることで、特図1始動口231に最も入賞しがたくすることができ、ゲーム性の担保や攻略防止(不正防止)を実現することができる。また、非時短遊技状態時と、a1時短遊技状態およびおよびc時短遊技状態とで、開放時間や開始時間(OP時間)のデータを共通にすることができ、データ容量を削減することもできる。
また、非時短遊技状態では、普通図柄契機における当り開始時間(OP時間)を10秒、普電作動ゲート契機における開始時間(OP時間)を20秒とし、時短遊技状態(a1時短遊技状態、a2時短遊技状態、c時短遊技状態)では、普通図柄契機における当り開始時間(OP時間)を5秒、普電作動ゲート契機における開始時間(OP時間)を15秒としてもよい。こうする場合には、非時短遊技状態の普通図柄契機における当り開始時間(10秒)と、時短遊技状態の普電作動ゲート契機における開始時間(15秒)とを比較すると、時短遊技状態の方が長くなっているが、非時短遊技状態の普電作動ゲート契機における開始時間(20秒)と時短遊技状態の普電作動ゲート契機における開始時間(15秒)とを比較すると、時短遊技状態の方が短くなっており、時短要件は担保されている。ここでは、開始時間(OP時間)の例をあげたが、開放時間でも同じである。すなわち、非時短遊技状態では、普通図柄契機における開放時間を10秒、普電作動ゲート契機における開放時間を20秒とし、時短遊技状態(a1時短遊技状態、a2時短遊技状態、c時短遊技状態)では、普通図柄契機における開放時間を5秒、普電作動ゲート契機における開放時間を25秒としてもよい。また、非時短遊技状態では、普通図柄契機における当り開始時間(OP時間)を20秒、普電作動ゲート契機における開始時間(OP時間)を10秒とし、時短遊技状態(a1時短遊技状態、a2時短遊技状態、c時短遊技状態)では、普通図柄契機における当り開始時間(OP時間)を15秒、普電作動ゲート契機における開始時間(OP時間)を5秒として、普通図柄契機の方を、普電作動ゲート契機よりも長くしても、上述と同じように、時短要件は担保されている。なお、ここで、例示している秒数は一例であり、例えば、OP時間であれば、同一の契機において非時短遊技状態よりも時短遊技状態の方が短くなっていれば、異なる契機においては、時短遊技状態よりも非時短遊技状態の方が短くなっていてもよいし、時短遊技状態と非時短遊技状態で同じであってもよい。また、開放時間であれば、同一の契機において非時短遊技状態よりも時短遊技状態の方が長くなっていれば、異なる契機においては、時短遊技状態よりも非時短遊技状態の方が長くなっていてもよいし、時短遊技状態と非時短遊技状態で同じであってもよい。
以上の記載では、
『 遊技球が通過可能な作動ゲート[例えば、普電作動ゲート228g]と、
第一の入球手段[例えば、特図1始動口231]と、
普通電動役物[例えば、電チュー]と、
制御手段[例えば、主制御部300]と、
を備えた遊技台であって、
制御手段は、遊技状態を制御可能であり、
前記普通電動役物は、前記作動ゲートを遊技球が通過すると作動可能なものであり、
前記第一の入球手段は、前記普通電動役物が作動[例えば、シャッタ部材2311が進出した状態になる]すると入球可能となるものであり、
前記遊技状態には、非時短遊技状態と、第一の時短遊技状態[例えば、a1時短遊技状態および/またはc時短遊技状態]と、該第一の時短遊技状態よりも前記第一の入球手段に遊技球が入球し易い第二の時短遊技状態[例えば、a2時短遊技状態]とがあり、
前記制御手段は、前記作動ゲートを遊技球が通過したことに基づいて前記普通電動役物が作動する場合、作動時間を決定する際の遊技状態が前記非時短遊技状態であるときは作動時間[例えば、図11(b)に示す開放時間]として第一の時間値[例えば、図14(b)に示す、非時短遊技状態のときの44ms]を決定し、
前記制御手段は、前記作動ゲートを遊技球が通過したことに基づいて前記普通電動役物が作動する場合、作動時間を決定する際の遊技状態が前記第一の時短遊技状態であるときは作動時間として第二の時間値[例えば、図14(b)に示す、a1時短遊技状態・c時短遊技状態のときの44ms]を決定し、
前記制御手段は、前記作動ゲートを遊技球が通過したことに基づいて前記普通電動役物が作動する場合、作動時間を決定する際の遊技状態が前記第二の時短遊技状態であるときは作動時間として第三の時間値[例えば、図14(b)に示す、a2時短遊技状態のときの5800ms]を決定し、
前記第一の時間値よりも前記第三の時間値の方が長い時間値であり、
前記第二の時間値よりも前記第三の時間値の方が長い時間値であり、
前記第一の時間値と前記第二の時間値とは同じ時間値である、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
この遊技台では、前記第一の時短遊技状態では、前記第一の入球手段に遊技球を入球させたくない状態であり、前記普通電動役物を、最大限入球しづらい作動態様にする必要があり、前記非時短遊技状態時と同一の作動態様にすることで、該第一の入球手段に最も入球しがたくすることができ、ゲーム性の担保や攻略防止(不正防止)を実現することができる。また、前記非時短遊技状態時と、前記第一の時短遊技状態とで、前記作動時間のデータを共通にすることができ、データ容量を削減することもできる。
また、
『 前記制御手段は、前記非時短遊技状態において前記作動ゲートを遊技球が通過したことに基づいて前記普通電動役物が作動する場合、該普通電動役物が作動開始するまでの時間[例えば、図11(b)に示す開始時間]として第四の時間値[例えば、図14(a)に示す、非時短遊技状態のときの500ms]を決定し、
前記制御手段は、前記第一の時短遊技状態において前記作動ゲートを遊技球が通過したことに基づいて前記普通電動役物が作動する場合、該普通電動役物が作動開始するまでの時間として第五の時間値[例えば、図14(a)に示す、a1時短遊技状態のときの500ms]を決定し、
前記第四の時間値と前記第五の時間値とは同じ時間値である、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
また、
『 第二の入球手段[例えば、普図始動口228]を備え、
前記制御手段は、前記第二の入球手段に遊技球が入球すると普通図柄の変動表示を開始する場合があるものであり、
前記普通電動役物は、前記普通図柄の変動表示において当り図柄が停止表示されると作動可能なものであり、
前記制御手段は、前記非時短遊技状態において前記当り図柄が停止表示されて前記普通電動役物が作動する場合、該普通電動役物が作動開始するまでの時間[例えば、図11(a)に示す当り開始時間]として第六の時間値[例えば、図13(a-1)に示す24800ms]を決定し、
前記制御手段は、前記第一の時短遊技状態において前記当り図柄が停止表示されて前記普通電動役物が作動する場合、該普通電動役物が作動開始するまでの時間として第七の時間値[例えば、図13(a-2)に示す20ms]を決定し、
前記第六の時間値よりも前記第七の時間値の方が短い時間値であり、
前記普通電動役物は、遊技球が前記作動ゲートを通過した場合には、前記普通図柄の変動表示が実行されることなく、作動可能なものである、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
また、
『 前記第二の入球手段は、第一の遊技領域[例えば、左打ち領域]に設けられたものであり、
前記作動ゲートは、第二の遊技領域[例えば、右打ち領域]に設けられたものであり、
前記第一の遊技領域は、前記非時短遊技状態において遊技球を流下させることが推奨される遊技領域であり、
前記第二の遊技領域は、前記第一の時短遊技状態[例えば、a1時短遊技状態]において遊技球を流下させることが推奨される遊技領域であり、
前記第二の遊技領域は、前記第二の時短遊技状態[例えば、a2時短遊技状態]において遊技球を流下させることが推奨される遊技領域であり、
前記第二の遊技領域は、前記第一の入球手段[例えば、特図1始動口231]と、第三の入球手段[例えば、特図2始動口232]と、特定領域[例えば、特定領域234v]を有する可変入球手段[例えば、アタッカユニット23]が設けられた遊技領域であり、
前記制御手段は、小当り遊技において前記特定領域に遊技球が通過した場合に大当り遊技を開始可能であり、
前記制御手段は、前記第一の入球手段に遊技球が入球すると第一の特別図柄[例えば、特図1]の変動表示を開始する場合があるものであり、
前記制御手段は、前記第三の入球手段に遊技球が入球すると第二の特別図柄[例えば、特図2]の変動表示を開始する場合があるものであり、
前記第一の特別図柄の変動表示に基づく大当り[例えば、大当り、小当り経由の大当り]後は、前記第二の時短遊技状態[例えば、a2時短遊技状態(入球し易い時短遊技状態:1G連ループ)]になる場合と前記第一の時短遊技状態[例えば、a1時短遊技状態(入球し難い時短遊技状態)]になる場合があり、
前記第一の特別図柄の変動表示では、ハズレよりも小当りとなる可能性の方が高い[例えば、図9(a)に示すハズレが0%を含む]、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
この遊技台によれば、短い期間に大当たりを連荘(1G連)させることができ、且つ、1G連をループさせることが可能な新たなゲーム性を提供することができる。
図15は、普電作動ゲート契機の普通電動役物(電チュー)の開放時間を決定するタイミングについて説明するタイミングチャートである。このタイミングチャートでも、図の左から右に向けて時間が経過していく。
図15の一番上には、普電作動ゲート228gに設けられた球検出センサから出力される検出信号の状態を表すタイミングチャートが示されている。その下には、普電作動ゲート228gのすぐ下に配置された特図2始動口232に設けられた球検出センサから出力される検出信号の状態を表すタイミングチャートが示されている。さらにその下には、普通電動役物の作動と未作動を表すタイミングチャートが示されている。すなわち、普通電動役物の作動には開放時間の状態が相当し、普通電動役物の未作動には開放時間以外の状態が相当する。普通電動役物のタイミングチャートの下には、第2特図表示装置214における特図2の変動と停止を表すタイミングチャートが示されている。一番下には、遊技状態が示されている。
上述のごとく、普電作動ゲート228gを通過する遊技球を球検出センサが検出すると、ONレベルの検出信号が主制御部300に向けて出力され、主制御部300は、この検出信号を受信すると、主制御部タイマ割込み処理における普図状態更新処理(ステップS221)において、現在の遊技状態に応じた開始時間(OP時間)を決定する。すなわち、普電作動ゲート228gを遊技球が通過した以降の遊技状態、より具体的には、普電作動ゲート228gを遊技球が通過した際の遊技状態に応じた開始時間(OP時間)を決定する。図14(a)に示すように、本実施形態ではいずれの遊技状態であっても開始時間(OP時間)は500msである。
特図2始動口232が、普電作動ゲート228gのすぐ下に配置されていることから、普電作動ゲート228gを通過した遊技球は、すぐに特図2始動口232に入賞し、特図2始動口232に設けられた球検出センサに検出され、特図2の変動表示が開始される。すなわち、特図2始動口232は、遊技球が普電作動ゲート228gを通過してから普図電動役物が作動を開始する前に入賞可能な位置に設けられたものである。上述のごとく、入賞困難なa時短遊技状態(a1時短遊技状態や、時短遊技状態における特図b,c当り後のa2時短遊技状態)では、特図2の変動表示が開始されると時短遊技状態が終了し、非時短遊技状態に移行する。したがって、図15に示すように、開始時間のスタート時点の遊技状態は時短遊技状態であっても、その開始時間の終了時点の遊技状態は非時短遊技状態になっている場合がある。そのため、本実施形態では、普通電動役物の開放時間を決定する際の遊技状態を、開始時間を決定する際に参照したタイミングの遊技状態ではなく、開放時間が経過した以降の遊技状態、より具体的には、普通電動役物が作動を開始する際の遊技状態としている。したがって、図15の場合であれば、開放時間は、非時短遊技状態に応じた開放時間である44ms(図14(b)参照)に決定される。こうすることで、現状に即した開放時間を担保することができ、第1特図始動口231への入賞率を正しくコントロールすることができる。
以上の記載では、
『 遊技球が通過可能な作動ゲート[例えば、普電作動ゲート228g]と、
普通電動役物[例えば、電チュー]と、
制御手段[例えば、主制御部300]と、
を備えた遊技台であって、
前記普通電動役物は、前記作動ゲートを遊技球が通過すると第一の期間[例えば、図12に示す開始時間(OP時間)]が経過した後に第二の期間[例えば、図12に示す開放時間]に亘って作動するものであり、
前記制御手段は、複数種類ある遊技状態のうち、前記作動ゲートを遊技球が通過した際の遊技状態[例えば、普電作動ゲート228gの球検出センサから出力された検出信号を受信してからの遊技状態:a時短遊技状態]を参照して前記第一の期間の長さを決定[例えば、図14(a)に示す判定テーブルを用いて決定]するものであり、
前記制御手段は、前記複数種類ある遊技状態のうち、前記普通電動役物が作動を開始する際の遊技状態[例えば、普通電動役物の作動直前の遊技状態:時短遊技状態]を参照して前記第二の期間の長さを決定[例えば、図14(b)に示す判定テーブルを用いて決定]するものである、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
この遊技台によれば、前記普通電動役物への入球率をコントロールすることができ、遊技性を担保することができる。
また、
『 第一の入球手段[例えば、特図1始動口231]と、
第三の入球手段[例えば、特図2始動口232]と、
を備え、
前記第一の入球手段は、前記普通電動役物が作動すると入球可能となるものであり、
前記制御手段は、前記第三の入球手段に遊技球が入球すると第二の特別図柄[例えば、特図2]の変動表示を開始する場合があるものであり、
前記複数種類ある遊技状態には、非時短遊技状態と第二の時短遊技状態[例えば、a2時短遊技状態]とがあり、
前記第二の時短遊技状態は、該第二の時短遊技状態に設定されてから一回目の特別図柄[例えば、特図]の変動表示が開始した際に終了する場合[例えば、図9(c)に示す特図Dで大当りした場合]と、該第二の時短遊技状態に設定されてから一回よりも多い或る回数目[例えば、5回又は2回]の特別図柄の変動表示が開始した際に終了する場合[例えば、図9(c)に示す特図B又は特図Cで大当りした場合]とがある時短遊技状態であり、
前記制御手段は、前記普通電動役物が作動を開始する際の遊技状態が前記非時短遊技状態である場合は、該普通電動役物が作動を開始する際の遊技状態が前記第二の時短遊技状態である場合よりも、前記第二の期間の長さを短い期間に決定するものであり[例えば、図14(b)]、
前記作動ゲートは、前記第三の入球手段よりも上流側[例えば、すぐ上の位置]に設けられたものである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、同じ第二の時短遊技状態であっても、終了条件を変更することで、前記第一の入球手段に入球可能な状態と、該第一の入球手段に入球させることなく第二の時短遊技状態が終了する状態とすることができ、該第一の入球手段への入球率をコントロールすることができる。
なお、前記第三の入球手段は、遊技球が前記作動ゲートを通過してから、前記普通電動役物が作動を終了する前に入球可能な位置に設けられたものであってもよい。
図16は、図12(d)に示す普通図柄の確定停止時間を確保するための工夫を説明するタイミングチャートである。このタイミングチャートでも、図の左から右に向けて時間が経過していく。
図16(a)は、上記工夫がされていないパチンコ機における問題点を説明する図であり、その下に示す図16(b)は、上記工夫がなされることで上記問題点が解消されることを説明する図である。両図の一番上には、普図表示装置210における普通図柄の変動と停止を表すタイミングチャートが示され、その下には、普電作動ゲート228gに設けられた球検出センサから出力される検出信号の状態を表すタイミングチャートが示されている。さらに、両図の一番下には、普通電動役物(電チュー)の作動と停止を表すタイミングチャートが示されている。すなわち、普通電動役物の作動には開放時間の状態が相当し、普通電動役物の停止には開放時間以外の状態が相当する。
普図表示装置210は、普通電動役物(電チュー)が作動を終了すると普図の図柄変動表示を開始することが可能になる。後述するように、普図の図柄変動表示中に普電作動ゲート228gを遊技球が通過した場合には、その普図の図柄変動表示が中断されるが、普図の確定停止中に普電作動ゲート228gを遊技球が通過した場合には、その確定停止は継続される。しかしながら、普図の保留がある場合には、図16(a)に示すように、普通電動役物の開放時間が経過した時点で、確定停止時間(500ms)が経過する前であっても普図の確定停止を終了し、普図の図柄変動表示が開始される。このため、遊技者が、普通電動役物(電チュー)の作動に気を取られ、普図の確定表示を見逃してしまう場合があり、問題になる。あるいはその逆に、普図の確定表示に気を取られ普通電動役物の作動を見逃してしまう場合もあり、これもまた問題になる。
そこで、本実施形態のパチンコ機100では、普電作動ゲート228gに設けられた球検出センサから検出信号が出力されてから普図電動役物の開放時間が終了するまでの時間長、すなわち普電作動ゲート228gを遊技者が通過してから普図電動役物の作動が終了するまでの時間長Lを、普図の確定停止時間(500ms)よりも長い時間長にしている。この時間長Lは、普電作動ゲート契機の普通電動役物の開始時間(500ms)+普電作動ゲート契機の普通電動役物の最短開放時間(44ms)の合計時間長ということになる。こうすることで、普通電動役物の作動が終了するタイミングが、普図の確定停止が終了した後のタイミングになり、遊技者が、普図の確定表示を見逃してしまったり、普通電動役物の作動を見逃してしまう恐れが少なくなる。さらに、普電作動ゲート228gに設けられた球検出センサから検出信号が出力されてから普図電動役物の開放時間が開始するまでの時間長、すなわち普電作動ゲート228gを遊技球が通過してから普図電動役物の作動が開始するまでの時間長OPを、普図の確定停止時間以上にすると、普図の確定表示の期間と、普通電動役物の作動中の期間が重複する期間がなくなり、両者を別々にしっかりと見ることができるようになる。
なお、以上の説明では、普図の確定停止時間<普電作動ゲート契機の普通電動役物の開始時間+開放時間であったが、普図の確定停止時間≦普電作動ゲート契機の普通電動役物の開始時間+開放時間であってもよいし、普図の確定停止時間≦普電作動ゲート契機の普通電動役物の開始時間+開放時間+閉鎖時間であってもよいし、普図の確定停止時間≦普電作動ゲート契機の普通電動役物の開始時間であってもよいし、普図の確定停止時間≦開放時間であってもよい。あるいは、普図の確定停止時間≦閉鎖時間であってもよい。
以上の記載では、
『 遊技球が通過可能な作動ゲート[例えば、普電作動ゲート228g]と、
普通電動役物[例えば、電チュー]と、
第二の入球手段[例えば、普図始動口228]と、
制御手段[例えば、主制御部300]と、
を備えた遊技台であって、
前記制御手段は、前記第二の入球手段に遊技球が入球すると普通図柄の変動表示を開始する場合があるものであり、
前記普通電動役物は、前記作動ゲートを遊技球が通過すると作動可能なものであり、
前記普通図柄の変動表示は、前記普通電動役物の作動が終了すると開始可能な変動表示であり、
前記普通電動役物は、前記作動ゲートを遊技球が通過してから作動を終了するまでの時間長[例えば、普電作動ゲート228gに設けられた球検出センサから検出信号が出力されてから普図電動役物の開放時間が終了するまでの時間長](以下、「第一の時間長」という。)が、前記普通図柄の変動表示が終了して停止表示が行われる時間長[例えば、普図の確定停止時間(500ms)](以下、「第二の時間長」という。)よりも長いものである、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
この遊技台によれば、前記第一の時間長を前記第二の時間長よりも長い時間長にすることで、前記普通電動役物の作動と前記普通図柄の停止表示の双方を確認可能としている。仮に、前記第一の時間長が前記第二の時間長よりも短い場合、該普通電動役物の作動に気を取られ、該普通図柄の停止表示を見逃してしまう恐れがあったり、あるいはその逆で、該普通図柄の停止表示に気を取られ、該普通電動役物の作動を見逃してしまう恐れれもある。
また、
『 前記制御手段は、遊技状態を制御可能であり、
前記遊技状態には、非時短遊技状態と、時短遊技状態とがあり、
前記普通電動役物は、前記非時短遊技状態であっても前記時短遊技状態であっても前記第一の時間長[例えば、開始時間(500ms)+開放時間]が前記第二の時間長[例えば、普図の確定停止時間(500ms)]よりも長いものである[例えば、遊技状態に関わらず開始時間=普図の確定停止時間であるため、開放時間分だけ必ず長くなる]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、
『 前記普通電動役物は、前記普通図柄の変動表示が終了して当り図柄の停止表示が行われている間[例えば、当り図柄の確定停止の間]では、前記作動ゲートを遊技球が通過しても作動を開始しないものであり[例えば、図14(c)に示す普通図柄確定停止で普通図柄当りが無効]、
前記普通電動役物は、前記普通図柄の変動表示が終了してハズレ図柄の停止表示が行われている間[例えば、ハズレ図柄の確定停止の間]では、前記作動ゲートを遊技球が通過すると作動を開始するものである[例えば、図14(c)に示す普通図柄確定停止で普通図柄はずれは有効]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、図14(b)に示すように、普電作動ゲート契機における普図電動役物のシャッタ部材2311の閉鎖時間は、普通図柄契機の閉鎖時間と同じく、いずれの遊技状態においても共通の56msである。すなわち、閉鎖時間でも、非時短遊技状態と、a1時短遊技状態およびc時短遊技状態とで変わりはない。このように、閉鎖時間は、遊技状態に応じて変わる時間ではないため、開放時間を決定する際に閉鎖時間も決定してもよい。ただし、主制御部300は、開放時間が経過すると、主制御部タイマ割込み処理における普図状態更新処理(ステップS221)において、閉鎖時間を決定するようにしてもよい。
図11(b)における普電作動ゲート契機の普通電動役物(電チュー)の作動では、普通図柄契機の普通電動役物の作動とは異なり、当り終了時間を設けていないが、いずれの遊技状態においても共通の500msといった当り終了時間を設けてもよい。
なお、普通電動役物(電チュー)の作動時間といった場合には、開放時間のみの時間であってもよいし、開放時間に、当り開始時間や開始時間といったOP時間および閉鎖時間の両方を加えた時間であってもよいし、いずれか一方の時間のみを加えた時間であってもよい。あるいは、OP時間+開放時間+閉鎖時間+当り終了時間であってもよいし、開放時間+閉鎖時間+当り終了時間であってもよい。すなわち、少なくとも開放時間を含んだ時間であればよい。
次に、図14(c)を参照しながら、普電作動ゲート228gを遊技球が通過した際の取扱いについて説明する。
図14(c)は、普電作動ゲート228gを遊技球が通過した際の取扱いを示す図である。
普電作動ゲート228gの処理状態としては、普電作動ゲート228gの待機状態(普電作動ゲート228g通過前の状態)と、普電OP(図11(b)における開放時間の状態)と、普図電動役物作動中(図11(b)における開放時間の状態)と、普図電動役物作動終了(図11(b)における閉鎖時間の状態)とがある。
また、ここでの説明では、普図始動口228への入賞に基づく普図図柄処理状態との関係を説明する。普図図柄処理状態としては、普図図柄待機状態(普図始動口228入賞前の状態)と、普図図柄変動中状態(図11(a)における変動時間の状態)と、普図図柄確定停止状態(図11(a)における確定停止時間の状態)と、普電OP(図11(a)における当り開始時間の状態)と、普図電動役物作動中(図11(a)における開放時間の状態)と、普図電動役物作動終了(図11(a)における閉鎖時間の状態)と、普電ED(図11(a)における当り終了時間の状態)とがある。また、図14(a)では、普図始動口228に入球したことにより実行される普図図柄の抽選結果が当りの場合とはずれの場合とに分けてまとめられている。
普電作動ゲート228gの待機状態であって、普図図柄待機状態または普図図柄変動中状態で普電作動ゲート228gを通過した遊技球は、その通過を有効として扱われる。
普電作動ゲート228gの待機状態であって、普図図柄の当り図柄の確定表示状態で普電作動ゲート228gを通過した遊技球は、その通過を無効として扱われる。すなわち、普図抽選の当りが優先される。一方、普図図柄のはずれ図柄の確定表示状態で普電作動ゲート228gを通過した遊技球は、その通過を有効として扱われる。
普電OP、普図電動役物作動中、普図電動役物作動終了および普図EDでは、普通図柄が当りであった場合になるため、普電作動ゲート228gを通過した遊技球は、その通過を無効として扱われる。すなわち、現在行われている普図抽選の当りによる電チューの作動が優先される。なお、普電OP、普図電動役物作動中、普図電動役物作動終了および普図EDのはずれの場合はあり得ないので、斜線となっている。
また、普電作動ゲート228gの処理状態が、普電OP、普図電動役物作動中および普図電動役物作動終了の場合には、普通図柄の処理状態に関わらず、普電作動ゲート228gを通過した遊技球は、その通過を無効として扱われる。すなわち、普電作動ゲート228gの通過に基づいて、電チューが作動している状態では、次の普電作動ゲート228gの通過は無効として扱われる。
続いて、図14(d)を参照しながら特図1及び特図2が同時変動している状態における特図1及び特図2の取扱いについて説明する。
図14(d)は、特図1及び特図2が同時変動している状態における特図1及び特図2の取扱いを示す図である。
図14(d)における斜線は、そもそもあり得ない組み合わせを表す。上述のごとく、特図1には、はずれはない。また、特図2が大当り変動中に特図1に入賞すると、特図1では大当りは選ばれずはずれになり、特図1が大当り変動中に特図2に入賞すると、特図2では大当りは選ばれずはずれになる。したがって、特図1と特図2が同時に大当りになることはあり得ない。また、横線のバー表示は特殊な制御を実行しないことを表す。
図14(d)に示すように、特図1及び特図2の両方が変動表示中に特図1が大当り又は小当りで停止表示した場合は、変動表示中の特図2の表示結果が破棄され、はずれ図柄で停止表示される。また、例えば、特図2の大当り変動中に特図1に入賞すると特図1では大当りは選ばれずはずれになることにより特図1にはずれ図柄が停止表示され、大当りの特図2の変動表示が通常通り行われる。後述するが、特図2に大当り図柄が停止表示されると、はずれの特図1の変動表示は中断される。そして、大当り遊技の終了後に、はずれの特図1の変動表示が再開され、はずれの特図1の変動表示が再開された状態で特図2の変動表示が開始される場合があり、この場合に特図1にはずれ図柄が停止表示されると、特図2の変動表示は通常通り行われる。
一方、特図1及び特図2の両方が変動表示中に特図2が大当り又は小当りで停止表示した場合は、変動表示中の特図1が中断され、大当り遊技あるいは小当り遊技が終了すると変動表示が再開される。なお、c時短遊技状態における特図2に限って選択される時短図柄については中断されない。
続いて、図14(e)を参照しながら普図の変動表示中において普電作動ゲート228gを遊技球が通過した場合の取扱いについて説明する。
図14(e)は、普図の変動表示中において普電作動ゲート228gを遊技球が通過した場合の取扱いについて示す図である。
この図14(e)に示すように、普図始動口228に入賞して普図の変動表示中に普電作動ゲート228gへの遊技球の通過があった場合は、表示結果如何にかかわらず変動表示中の普図が中断され、普電作動ゲート228gへの遊技球の通過に基づく電チューのシャッタ部材2311の開閉動作が終了すると普図の変動表示が再開される。
次に、第1副制御部400の処理について説明する。図17(a)は、第1副制御部400のCPU404が実行するメイン処理のフローチャートである。まず、図17(a)のステップS301では、各種の初期設定を行う。電源投入が行われると、まずステップS301で初期化処理が実行される。この初期化処理では、入出力ポートの初期設定や、RAM408内の記憶領域の初期化処理等を行う。
ステップS301の次のステップS303では、タイマ変数が10以上か否かを判定し、タイマ変数が10となるまでこの処理を繰り返し、タイマ変数が10以上となったときには、ステップS305の処理に移行する。ステップS305では、タイマ変数に0を代入する。
ステップS305の次のステップS307では、コマンド処理を行う。第1副制御部400のCPU404は、主制御部300からコマンドを受信したか否かを判別する。
ステップS307の次のステップS309では、演出制御処理を行う。例えば、ステップS307で新たなコマンドがあった場合には、このコマンドに対応する演出データをROM406から読み出す等の処理を行い、演出データの更新が必要な場合には演出データの更新処理を行う。
ステップS309の次のステップS311では、チャンスボタン制御処理を行う。チャンスボタン制御処理では、演出ボタン136や操作キーユニット190の操作を検出し、その検出結果に応じて、ステップS309で更新した演出データを演出ボタン136や操作キーユニット190の操作に応じた演出データに変更する処理を行う。
ステップS311の次のステップS313では、音制御処理を行う。音制御処理では、ステップS309で読み出した演出データの中に音源IC416への命令がある場合にはこの命令を音源IC416に出力する。
ステップS313の次のステップS315では、ランプ制御処理を行う。ランプ制御処理では、ステップS309で読み出した演出データの中に各種ランプ442,452への命令がある場合には、この命令を遊技盤用ランプ駆動回路440及び遊技台枠用ランプ駆動回路450に出力する。
ステップS315の次のステップS317では、可動体制御処理を行う。例えば、ステップS309で読み出した演出データの中に、図3に示す上部の第1演出可動ユニット7や、後方側に隠れている第2演出可動ユニット8への命令がある場合には、この命令を駆動回路422に出力する。
ステップS317の次のステップS319では、情報送信処理を行う。情報送信処理では、ステップS309で読み出した演出データの中に第2副制御部500に送信する制御コマンドがある場合には、この制御コマンドを出力する設定を行う。その後、ステップS303に戻る。
図17(b)は、第1副制御部400のCPU404が実行する第1副制御部コマンド受信割込処理(ストローブ割込処理)のフローチャートである。このコマンド受信割込処理は、第1副制御部400が主制御部300からのストローブ信号を検出した場合に実行する処理である。コマンド受信割込処理のステップS331では、主制御部300から受信したコマンドを未処理コマンドとしてRAM408に設けたコマンド記憶領域に記憶する。
図17(c)は、第1副制御部400のCPU404が実行する第1副制御部タイマ割込処理のフローチャートである。第1副制御部400は、所定の周期(本実施形態では2msに1回)でタイマ割込を発生するハードウェアタイマを備えており、このタイマ割込を契機として、タイマ割込処理を所定の周期で実行する。第1副制御部タイマ割込処理のステップS341では、第1副制御部メイン処理のステップS303において説明したRAM408のタイマ変数記憶領域の値に、1を加算して元のタイマ変数記憶領域に記憶する。したがって、ステップS303において、タイマ変数の値が10以上と判定されるのは20ms毎(2ms×10)となる。
ステップS341の次のステップS343では、第1副制御部メイン処理の情報送信処理(ステップS319)で設定された第2副制御部500への制御コマンドの送信や、その他演出用乱数値の更新処理等を行う。
次に、第2副制御部500の処理について説明する。図18(a)は、第2副制御部500の図示しないCPUが実行するメイン処理のフローチャートである。まず、図18(a)のステップS401では、各種の初期設定を行う。電源投入が行われると、まずステップS401で初期化処理が実行される。この初期化処理では、入出力ポートの初期設定や、RAM(不図示)内の記憶領域の初期化処理等を行う。
ステップS401の次のステップS403では、タイマ変数が10以上か否かを判定し、タイマ変数が10となるまでこの処理を繰り返し、タイマ変数が10以上となったときには、ステップS405の処理に移行する。ステップS405では、タイマ変数に0を代入する。
ステップS405の次のステップS407では、コマンド処理を行う。第2副制御部500のCPUは、第1副制御部400からコマンドを受信したか否かを判別する。
ステップS407の次のステップS409では、演出制御処理を行う。例えば、ステップS407で新たなコマンドがあった場合には、このコマンドに対応する演出データ(装飾図柄表示装置208による演出データ)をROM(不図示)から読み出す等の処理を行い、演出データの更新が必要な場合には演出データの更新処理を行う。
ステップS409の次のステップS411では、画像制御処理を行う。画像制御処理では、ステップS409で読み出した演出データの中にVDP516への命令がある場合には、この命令をVDP516に出力する(詳細は後述)。その後、ステップS403に戻る。
図18(b)は、第2副制御部500のCPUが実行するコマンド受信割込処理のフローチャートである。このコマンド受信割込処理は、第2副制御部500が第1副制御部400からのストローブ信号を検出した場合に実行する処理である。コマンド受信割込処理のステップS431では、第1副制御部400から受信したコマンドを未処理コマンドとしてRAMに設けたコマンド記憶領域に記憶する。
図18(c)は、第2副制御部500のCPUが実行するタイマ割込処理のフローチャートである。第2副制御部500は、所定の周期(本実施形態では2msに1回)でタイマ割込を発生するハードウェアタイマを備えており、このタイマ割込を契機として、タイマ割込処理を所定の周期で実行する。タイマ割込処理のステップS441では、第2副制御部メイン処理のステップS403において説明したRAMのタイマ変数記憶領域の値に、1を加算して元のタイマ変数記憶領域に記憶する。したがって、ステップS403において、タイマ変数の値が10以上と判定されるのは20ms毎(2ms×10)となる。ステップS441の次のステップS443では、その他演出用乱数値の更新処理等を行う。
図18(d)は、第2副制御部メイン処理のステップS411における画像制御処理のフローチャートである。ステップS451では、画像データ(後述するムービーデータやテクスチャデータ)の転送指示を行う。ここでは、CPU504は、まず、VRAM518のフレームバッファ1とフレームバッファ2の描画領域の指定をスワップする。これにより、描画領域に指定されていないフレームバッファに記憶された1フレームの画像が装飾図柄表示装置208に表示される。次に、CPU504は、VDP516のアトリビュートレジスタに、位置情報等テーブルに基づいてROM座標(ROM506の転送元アドレス)、VRAM座標(VRAM518の転送先アドレス)などを設定した後、ROM506からVRAM518への画像データの転送開始を指示する命令を設定する。VDP516は、アトリビュートレジスタに設定された命令に基づいて画像データをROM506からVRAM518に転送する。その後、VDP516は、転送終了割込信号をCPU504に対して出力する。
ステップS451の次のステップS453では、VDP516からの転送終了割込信号が入力されたか否かを判定し、転送終了割込信号が入力された場合は(ステップS453:Yes)、ステップS455に進み、そうでない場合は(ステップS453:No)、転送終了割込信号が入力されるのを待つ。
ステップS455では、演出シナリオ構成テーブルおよびアトリビュートデータなどに基づいて、パラメータ設定を行う。ここでは、CPU504は、ステップS451でVRAM518に転送した画像データに基づいてVRAM518のフレームバッファ1または2に表示画像を形成するために、表示画像を構成する画像データの情報(VRAM518の座標軸、画像サイズ、VRAM座標(配置座標)など)をVDP516に指示する。VDP516は、アトリビュートレジスタに格納された命令に基づいてアトリビュートに従ったパラメータ設定を行う。
ステップS455の次のステップS457では、描画指示を行う。この描画指示では、CPU504は、VDP516に画像の描画開始を指示する。VDP516は、CPU504の指示に従ってフレームバッファにおける画像描画を開始する。
ステップS457の次のステップS459では、画像の描画終了に基づくVDP516からの生成終了割込み信号が入力されたか否かを判定し、生成終了割込み信号が入力された場合は、(ステップS459:Yes)、ステップS461に進み、そうでない場合は(ステップS459:No)、生成終了割込み信号が入力されるのを待つ。
ステップS461では、RAM508の所定の領域に設定され、何シーンの画像を生成したかをカウントするシーン表示カウンタをインクリメント(+1)して処理を終了する。
次に、図19を参照して、本実施形態に係る遊技の流れについて説明する。なお、ここでは、通常の遊技の流れを説明しているものであり、イレギュラーな流れについては説明していない場合がある。
先ず最初の遊技状態は、(1)通常遊技状態、すなわち、非時短状態である。この遊技状態は、左打ちが推奨される遊技状態で、普図始動口228への遊技球の入賞により、普図の変動表示を行うことを中心としたゲーム性となっている。
そして、普図の変動表示結果、当り(普図A)が表示されると(A)、(2)普図当り遊技が実行され、上述したようにして特図1始動口231のシャッタ部材2311が所定時間進出する。
普図当り遊技において、特図1始動口231へ遊技球が入賞すると(B)、特図1の変動表示が開始され、大当り又は小当り図柄が表示されることとなる。ここで、小当り図柄が表示されると、第1可変入賞口234が開放し、遊技球の入球が可能な状態となり、第1可変入賞口234へ入球した遊技球が特定領域234vを通過すると(3)大当りとなり、大当り遊技が開始される。一方、大当り図柄が表示された場合は、第1可変入賞口234が開放されることなく大当りとなり、大当り遊技が開始されることとなる。
初回の大当り遊技が終了すると、特図1の図柄により2つのルートのいずれかに移行する。具体的には、特図1に「特図d」が表示されて小当りとなり、当該小当りを経由して大当りとなった場合には、当該大当りに係る大当り遊技の終了後には(C)、時短遊技状態に移行せず、(1)通常遊技状態に移行することとなる。その他の図柄により大当りとなった場合には、当該大当りに係る大当り遊技が終了すると(D)、上述した(4)特図1始動口231に入賞容易となるa2時短遊技状態に移行し、すぐさま、普電作動ゲート228gに遊技球が通過し、図柄変動を介することなく、特図1始動口231に入賞可能となる。なお、a2時短遊技状態においては、特図1の変動時間が複数種類の変動時間のうちの最も短い変動時間(すなわち、特図2よりも短い変動時間(例えば、0.2秒))となるので、特図2に優先して特図1の変動表示結果が表示され(E)、(5)大当り又は小当りが短時間で発生することとなる。その結果、2回の大当り遊技がシームレスに行われる場合がある。なお、a2時短遊技状態における特図1の変動時間は複数あってもよいし、1個のみでもよいが、何れの場合でも、複数の特図2の変動時間の何れの変動時間よりも短くなっていれば良い。また、複数の普図の変動時間の何れの変動時間よりも短くなっていれば良い。また、特図1の変動時間は複数ある場合は、複数の特図1の変動時間の平均が複数の特図2(普図)の変動時間の平均よりも短くなっているようにしてもよい。
2回目以降の大当り遊技が終了すると、特図1の図柄によって2つのルートのいずれかに移行する。この場合、図9(c)及び図10(b)に示すa時短遊技状態における大当り・突然時短当選時用特図判定テーブル又はa時短遊技状態における小当り当選時用特図判定テーブルが参照される。具体的には、特図1に「特図A」が表示されて大当りとなるか、「特図a」が表示されて小当りとなり、当該小当りを経由して大当りとなった場合には、当該大当り遊技が終了すると(F)、(6)a2時短遊技状態に移行し、特図1の図柄変動表示が5回開始されるか特図2の図柄変動表示が2回開始されるまで継続する。この場合も、特図1への遊技球の入賞が容易な時短遊技状態となるので、特図2に優先して特図1の変動表示結果が表示され(G)、(5)再び大当り又は小当りが短時間で発生すること(1G連)となる。
一方、特図1に「特図b」「特図c」が表示されて小当りとなり、当該小当りを経由して大当りとなった場合には、当該大当り遊技が終了すると(H)、(7)a2時短遊技状態に移行し、特図1の図柄変動表示が1回開始されるか特図2の図柄変動表示が1回開始されるまで継続する。ほとんどの場合、大当り中に特図2の保留があるため、特図2の1回目の図柄変動表示が開始されるとa2時短遊技状態が終了し(I)、(8)通常遊技状態に移行する。但し、実行中の特図2の図柄変動表示は、a時短遊技状態における抽選がなされるため、図9(a)に示すように、ほとんどの場合、時短図柄が選択されることとなる。そのため、当該特図2の図柄変動表示の結果、時短図柄(特図E)が表示されると(J)、(9)c時短遊技状態であるRUSH状態に移行する。また、特図1に「特図d」が表示されて小当りとなり、当該小当りを経由して大当りとなった場合には、当該大当り遊技が終了すると(H)、(7)a1時短遊技状態に移行し、特図1の図柄変動表示が1回開始されるか特図2の図柄変動表示が1回開始されるまで継続する。すなわち、「特図b」「特図c」が表示されたことに起因して移行した大当り遊技の終了後に移行するa2時短遊技状態と実質的に同様の動作が行われることとなる。
c時短遊技状態(RUSH状態)では、特図2の図柄変動表示を中心としたゲーム性となる。c時短遊技状態は、特図1の図柄変動表示が1回開始されるか特図2の図柄変動表示が144回開始されるまで継続する。そのため、c時短遊技状態では、実質的には特図2による144回の図柄変動表示が開始されるまで、図9(d)及び図10(c)に示すc時短遊技状態における大当り・突然時短当選時用特図判定テーブル又はc時短遊技状態における小当り当選時用特図判定テーブルが参照される。具体的には、特図2に「特図B」「特図C」が表示されて大当りとなった場合には(N)、10R大当り遊技が実行され(3)、当該大当り遊技が終了すると(D)、(4)a2時短遊技状態に移行し、特図1の図柄変動表示が5回開始されるか特図2の図柄変動表示が2回開始されるまで継続する。
一方、特図2に、「特図D」が表示されて大当りとなった場合や、「特図e」「特図f」「特図g」が表示されて小当りとなり、当該小当りを経由して10R又は2R大当りとなった場合には(K)、(10)当該大当り遊技が終了すると(L)、(7)a1時短遊技状態に移行し、特図1の図柄変動表示が1回開始されるか特図2の図柄変動表示が1回開始されるまで継続し(I)、その後、(8)通常遊技状態に移行することとなる。なお、前述した通り、この通常遊技状態では、通常、a1時短遊技状態が終了することとなった契機である特図2の図柄変動表示が実行されており、特図2の大当り抽選の結果として特図Eが選択されることとなるので(大当りとなる場合を除く)、すぐさまc時短遊技状態に移行することとなる(J)。また、c時短遊技状態において特図2による144回目の図柄変動表示が終了すると、c時短遊技状態が終了し(M)、通常遊技状態(1)に移行する。
以上説明した本実施形態に係る遊技の流れでは、通常遊技状態では普図の変動表示による遊技が中心になり、c時短遊技状態(RUSH状態)では特2の変動表示による遊技が中心になり、通常遊技状態で普通図柄が当りとなった状態や時短回数として5回(特図1)が設定されているa2時短遊技状態において普電作動ゲート228gを通過した状態(1G連)、つまり、特図1始動口231に入賞可能な態様でシャッタ部材2311が開放されている状態では特図1の変動表示による遊技が中心になる。
次に、本実施形態に係るパチンコ機100において実行される演出の具体例について説明する。
図20は、本実施形態のパチンコ機の装飾図柄表示装置208を中心とした演出の一例を段階的に示す図である。
図20には、装飾図柄表示装置208、普通図柄表示装置210、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図保留ランプ216、および特図2保留ランプ220が示されている。
図20(a)に示す装飾図柄表示装置208には、「装飾4-装飾1-装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。なお、ここでの背景は非表示であるが、後述するデフォルトの背景画像が表示されている。以下の説明においても、背景が非表示の場合には、特に断らない限り、デフォルトの背景画像が表示されている。なお、デフォルトの背景画像とは異なる様々な背景画像(例えば、モードに応じた背景画像等)を表示してもよい。
装飾図柄表示装置208には、右上隅に、第4図柄表示領域284が設けられている。第4図柄表示領域284は、図柄変動中(あるいは図柄停止中)か否かを報知するための領域であり、上から、普図の図柄変動中報知領域、特図1の図柄変動中報知領域、特図2の図柄変動中報知領域になる。普図の図柄停止中には、丸印又はバツ印の図柄が点灯表示されるが、普図の図柄変動中には、「-」の図柄が点滅表示される。特図1の図柄停止中には、丸印又はバツ印の図柄が点灯表示されるが、特図1の図柄変動中には、「-」の図柄が点滅表示される。特図2の図柄停止中には、丸印、バツ印又は三角印の図柄が点灯表示されるが、特図2の図柄変動中には、「-」の図柄が点滅表示される。このように、第4図柄は、表示位置が異なるばかりでなく、表示態様(ここでは形状)も異なっており、遊技者が一目見ただけで判別がつくようになっている。なお、第4図柄の表示態様や点灯態様や点滅態様を変化させることで、先読み予告を行ってもよい。
また、装飾図柄表示装置208には、演出表示領域208dの中央下部に変動アイコン表示領域280が設けられている。
さらに、図20に示す制御状態(遊技状態)は、非時短遊技状態である。この非時短遊技状態における装飾図柄表示装置208には、変動アイコン表示領域280の左横に普図の保留アイコン表示領域281が設けられている。なお、非時短遊技状態における装飾図柄表示装置208では、特図1や特図2の保留アイコン表示領域の明示を省略しているが、特図1や特図2の保留アイコン表示領域が設けられるようにしてもよい。
普図の保留アイコン表示領域281には、普図の保留を表す保留アイコンが表示される。普図の保留数は、普図保留ランプ216の点灯数の他、普図の保留アイコンの数によっても表され、特図2の保留数は、特図2保留ランプ220の点灯数によって表される。なお、特図2の保留アイコンの数によっても表されるようにしてもよい。すなわち、保留アイコンは、主制御部300のRAM308に記憶されている始動情報に対応したものである。以下、最も古い始動情報(最も古い入賞)に対応した保留アイコンを第一の保留アイコン、2番目に古い始動情報に対応した保留アイコンを第二の保留アイコン・・・と称する場合がある。普図の保留アイコン表示領域281では、保留アイコンが横並びに表示され、右側の保留アイコンほど入賞が古い保留アイコンになる。なお、本実施形態において、特図1は保留を行わないため、保留アイコンの表示を行っていないが、行うようにしてもよい。
図20(a)には、普図の保留アイコン表示領域281に2つの普図の保留アイコンh11,h12が表示されており、これら2つの普図の保留アイコンh11,h12はいずれも、デフォルトの表示態様(丸形の無模様かつ白色の表示態様)で表示されている。すなわち、普図のデフォルトの保留アイコンは、丸形の保留アイコンである。なお、図20(a)では、普図の保留アイコン表示領域281に4つの保留アイコンが表示されることをわかりやすくするために、実際には表示されていない保留アイコンも点線で示してある。
一方、特図2の保留アイコン表示領域には、一つも保留アイコンが表示されていない。これは、上述のごとく、図20に示す制御状態(遊技状態)は、非時短遊技状態であるため、特図2始動口232への入賞が推奨されない状態であるためである。
本実施形態のパチンコ機100では、制御状態(遊技状態)に応じて、普図と特図2で入賞しやすい方の保留アイコン表示領域が表示される。すなわち、制御状態が非時短遊技状態である場合には、図20(a)に示すように、普図の保留アイコン表示領域281が演出表示領域208dに表示され、制御状態が時短遊技状態である場合には、反対に、特図2の保留アイコン表示領域282が表示される場合がある。
ここでは不図示であるが、普図の保留アイコンのデフォルトの表示態様と、特図2の保留アイコンのデフォルトの表示態様とが同じであってもよいし、異なる表示態様であってもよい。
本実施形態では、普図あるいは特図の図柄変動表示の開始は、特図表示装置あるいは普図表示装置における変動開始→第4図柄の点滅開始又は消灯→保留アイコンの移動アニメーション開始又は消去→装飾図柄の変動開始の順で行われるが、この順番は前後してもよい。
図20(b)では、普図の図柄変動表示が開始され、普図表示装置210における図柄変動が開始され、さらに第4図柄の消灯までが行われているが、保留アイコンや装飾図柄に変化は未だ生じていない。
図20(c)では、普図の保留アイコンh11,h12の移動アニメーションが開始されている。ここでの移動アニメーションは、第一の保留アイコンh11の表示位置にあった保留アイコン(今回の図柄変動の対象保留アイコン)が変動アイコン表示領域280に向けて移動を開始するとともに、第二の保留アイコンh12の表示位置にあった保留アイコンが普図の第一の保留アイコンh11の表示位置へ向けて移動を開始する。この段階では、装飾図柄の変動表示は開始されていない。
図20(d)では、移動アニメーションが続き、同図(e)では、変動開始前まで第一の保留アイコンh11であった保留アイコンが変動アイコン表示領域280に到達し、変動アイコンh0として表示されるとともに、変動開始前まで第二の保留アイコンh12であった保留アイコンが第一の保留アイコンh11の表示位置に到達し、第一の保留アイコンh11として表示されているが、この段階でも依然として、装飾図柄の変動表示は開始されていない。なお、普図表示装置210における図柄変動が開始された時点で、それまで第一の保留アイコンh11であった保留アイコンを変動アイコンh0として見てもよいし、それまで第二の保留アイコンh12であった保留アイコンを第一の保留アイコンh11として見てもよい。
そして、図20(f)で装飾図柄の変動表示が開始される。
装飾図柄の変動表示が開始された装飾図柄表示装置208には、図20(g)に示すように、演出ボタン136を有効期間内に押下することを促す操作促進報知画像136Pが表示される。この操作促進報知画像136Pでは、主人公のキャラクタ画像の右横に、演出ボタン136の画像136P1と、上記有効期間の残時間を表す残時間表示バー136P2が表示されている。装飾図柄の変動表示は、操作促進報知画像136Pによって隠されてしまっているが、遊技者は、第4図柄284等によって特図が変動中であることを認識することができる。なお、装飾図柄が隠されないように、装飾図柄の表示位置を操作促進報知画像136Pとは重ならない位置に移動させるようにしてもよい。
図20(h)に示す残時間表示バー136P2では、上記有効期間が減っており、同図(i)では、遊技者が、演出ボタン136を押下している。演出ボタン136が上記有効期間内に押下されると、図20(j)に示すように、装飾図柄表示装置208には、操作促進報知画像136Pに代えてリーチ状態突入予告画像2071が表示される。リーチ状態突入予告画像2071では、主人公のキャラクタ画像の右横に、「チャンスだ!!」という文字表示がなされている。
図20(k)では、リーチ状態突入予告画像2071が消え、装飾図柄の変動表示が視認可能になり、その後、同図(l)に示すようにリーチ状態に突入する。なお、リーチ状態突入予告画像207が表示されても、リーチ状態に突入しない場合もあるが、必ず突入するようにしてもよい。
以上説明したように、操作促進報知画像136Pの出現は、現在行われている図柄変動表示に関する予告の契機となる演出に相当する。
図20(m)では、背景画像が、デフォルトの背景画像から非表示に切り替わり、変動アイコン表示領域280や普図の保留アイコン表示領域281が消えている。なお、第4図柄表示領域284は表示されている。また、これまで左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cそれぞれで行われていた装飾図柄の変動表示が、右下隅に移動し、縮小表示され、図20(n)では、スペシャルリーチ(剣豪リーチ)に発展している。図20(n)に示す装飾図柄表示装置208には、敵役の剣豪の画像が大きく表示され、続く同図(o)に示す装飾図柄表示装置208では、主人公の殿様と敵役の剣豪との決闘シーンのアニメーションが表示されている。
なお、リーチ状態突入予告画像2071は、リーチ状態に突入することの予告に留まらず、SPリーチまで発展することの予告であってもよい。
図21は、図20に示す演出の一例の続きを段階的に示す図である。
図20(o)から続く図21(p)では、決闘シーンのアニメーションが継続しており、このアニメーションは、図21(s)まで続く。図21(s)では、主人公の殿様が敵役の剣豪に勝利し、同図(t)では、第4図柄表示領域284を残して一旦全てが非表示になる。なお、非表示に代えてこれまでとは異なる背景画像を表示してもよい。あるいは、この場面において、設定示唆の表示を表示する場合があってもよい。やがて、同図(u)に示すように、「装飾7-装飾7-装飾7」の装飾図柄の組み合わせの揺れ変動が表示される。ここでの背景は、非表示であってもよいし、これまでとは異なる背景画像であってもよい。また、変動アイコン表示領域280や普図の保留アイコン表示領域281の表示は消えたままであり、第4図柄表示領域284のみ表示されている。
図21(v)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾7-装飾7-装飾7」の大当りの装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。また、図21(v)に示す普図の第4図柄(丸形の図柄)は点灯している。この図21(v)では、背景は非表示になっているが、実際には、デフォルトとは異なる背景画像が表示されている。やがて、図21(w)では、大当り遊技開始演出として、大当りを祝う背景画像(ここでは省略)とともに「大当り」の文字表示がなされている。なお、図21(w)に示す大当り遊技開始演出において、設定示唆を含む表示を表示する場合があってもよい。この場合において、何らかの条件を満たす大当りとなった場合のみ(例えば、電源投入後の最初の大当りの場合のみ、5連チャン以上の大当りが発生した場合のみ、出玉が異なる複数の大当りのうちの最も出玉数の多い大当り(例えば、10R大当り等)となる場合のみ等)にのみ設定示唆を含む表示を表示するようにしてもよい。
図22は、図21(q)に続く別の場合の演出の一例を段階的に示す図である。
図22(a)では、図20(o)で開始された決闘シーンのアニメーションが継続しており、このアニメーションは、図22(b)まで続く。図22(b)では、主人公の殿様が敵役の剣豪に敗れ、同図(c)では、図21(t)と同じく、第4図柄表示領域284を残して一旦全てが非表示になる。なお、この場面において、設定示唆の表示を表示する場合があってもよい。このようにすれば、例えば、SPリーチがはずれたために遊技者が落胆している間に設定に関する期待感を持たせることができる場合がある。やがて、図22(d)では、「装飾7-装飾6-装飾7」の装飾図柄の組み合わせの揺れ変動が開始される。ここでは、変動アイコン表示領域280や普図の保留アイコン表示領域281の表示が復活し、変動アイコンh0と普図の第一の保留アイコンh11が表示されている。
図22(e)に示す装飾図柄表示装置208では、普図の第4図柄(丸形の図柄)が点灯し、「装飾7-装飾6-装飾7」のはずれの装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。次いで、普図の確定表示の期間中に、変動アイコン表示領域280では、変動アイコンh0の消去アニメーションが実行される。同図(f)では、変動アイコンh0の消去アニメーションが開始され、同図(g)でもその消去アニメーションは継続し、同図(h)で変動アイコンh0が完全に消えている。なお、普図の確定表示が行われる前に、変動アイコンh0の消去アニメーションを実行してもよい。
図23は、本実施形態のパチンコ機100の装飾図柄表示装置208を中心とした別の演出例を段階的に示す図である。なお、図23では、普通図柄表示装置210、第1特図表示装置212、第2特図表示装置214、普図保留ランプ216、および特図2保留ランプ220について図示を省略している。
図23(a)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている。また、図23(a)に示す状態では、普図の変動表示が行われおり、特図1及び特図2のいずれも停止表示されている状態である。装飾図柄表示装置208の右上隅における第4図柄表示領域284では、その旨を示すように、普図の第4図柄が点滅表示しており、特図1及び特図2の第4図柄は点灯表示されている。
さらに、図23に示す制御状態(遊技状態)は、非時短遊技状態であるので、変動アイコン表示領域280の左横に普図の保留アイコン表示領域281が設けられている。
普図の保留アイコン表示領域281には、普図の保留を表す保留アイコンが表示される。普図の保留数は、普図保留ランプ216の点灯数の他、普図の保留アイコンの数によっても表され、特図2の保留数は、特図2保留ランプ220の点灯数によって表される。なお、特図2の保留アイコンの数によっても表されるようにしてもよい。すなわち、保留アイコンは、主制御部300のRAM308に記憶されている始動情報に対応したものである。以下、最も古い始動情報(最も古い入賞)に対応した保留アイコンを第一の保留アイコン、2番目に古い始動情報に対応した保留アイコンを第二の保留アイコン・・・と称する場合がある。普図の保留アイコン表示領域281では、保留アイコンが横並びに表示され、右側の保留アイコンほど入賞が古い保留アイコンになる。なお、図23(a)においては、普図の保留が0であるため、普図の保留アイコン表示領域281には普図の保留アイコンが表示されていない。
その後、図23(b)に示すタイミングで、装飾図柄表示装置208では、「装飾4-装飾4-装飾4」の大当りの装飾図柄の組み合わせで停止表示され、普図当りの表示結果が確定される。このとき、変動アイコンh0も消去される。また、第4図柄表示領域284では、普図当りを示す丸印の図柄が停止表示される。
普図当りの遊技が開始されると、特図1始動口231のシャッタ部材2311が進出して特図1始動口231へ入賞しやすい状態となる。このとき、図23(c)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面の中央に右打ちを促す右打ち表示U4が表示され、特図1始動口231への入賞を促進する。併せて、第4図柄表示領域284の左側にも右打ち表示が表示されている。なお、このとき、今回の大当りで獲得が期待できる賞球数に関する演出(例えば、1500発大当りの示唆や、3000発大当りの示唆や、1500発大当りか3000発大当りのいずれであるかを煽る演出等)を行うようにしてもよい。また、図23(c)に示すタイミングでは、特図1始動口231へ遊技球が入賞し、特図1の図柄変動表示が開始され、装飾図柄表示装置208では、第4図柄表示領域284の特図1の表示領域では、「-」の図柄の点滅表示が開始され、特図1の変動表示が行われていることが報知される。
その後、所定の特図1の変動時間(例えば、0.2秒)が経過すると、特図1が停止表示する。図23(d)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の表示結果が小当りであるので、第4図柄表示領域284の特図1の表示領域では、三角の図柄で停止表示され、小当りとなったことが報知される。小当りとなると、第1可変入賞口234が開放し、遊技球がこの第1可変入賞口234に入賞して特定領域234vを通過すると大当りとなり、大当り遊技が開始される。なお、図23(e)では、小当り遊技において特定領域234vを遊技球が通過して大当りとなった様子が示されている。大当りとなると、図23(e)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面に大当り中であることを示す背景(大当り背景)が表示されるとともに、表示画面の左上部に、初回大当りからの獲得賞球数が表示され、さらに、表示画面の中央下部には、今回の大当りで獲得が期待できる賞球数と初回大当りからの獲得賞球数を示す表示がなされている。図23(e)に示すタイミングでは、第1可変入賞口234に遊技球が1つ入賞したので、15個の賞球の払出が行われるとともに、装飾図柄表示装置208では、中央上部に入賞に係る賞球数を示す「+15」の表示が行われるとともに、獲得賞球数に「15」が加算して表示されている。その後、第1可変入賞口234に10個の遊技球の入賞が検知されると第1可変入賞口234が閉鎖される。続いて、第2可変入賞口235のシャッタ部材2351が退出して第2可変入賞口235が開放状態となってラウンド遊技が開始される。この場合、第1可変入賞口234が開放する遊技が1ラウンド目としてカウントされるので、1回目の第2可変入賞口235が開放する遊技は2ラウンド目の遊技となる。
図23(f)では、初回の大当り遊技が終了した様子が示されている。このとき、装飾図柄表示装置208では、初回からの獲得賞球数が1500発であるため、獲得賞球数の表示が「TOTAL 01500pt」と表示されるとともに、中央下部にも「1500/3000」が表示されている。また、表示画面の中央には、のめり込み防止とプリペイドカードの取り忘れ防止を注意喚起する「のめり込みに注意しましょう。カードの取り忘れに中止してください。」が表示されている。なお、この注意喚起の表示は、大当り遊技が終了するごとに表示するようにしているが、初回の大当りに係る大当り遊技の終了時にのみ表示するようにしてもよい。
その後、a2時短遊技状態に移行すると、図23(g)に示す装飾図柄表示装置208では、右打ちを継続することを指示する「右打ちしてください」の表示が行われ、時短遊技状態に移行したことを示唆している。
その後、図23(h)に示すように、普電作動ゲート228gを遊技球が通過するとともに、特図2始動口232へ入賞すると、特図2の変動表示が開始される一方、普電作動ゲート228gの通過による特図1始動口231のシャッタ部材2311が進出して特図1始動口231へ入賞しやすい状態となる。すなわち、本実施形態では、普図当りとなったこと及び普電作動ゲート228gを遊技球が通過したことのいずれかをトリガーとしてシャッタ部材2311が作動されるように構成されている。なお、a2時短遊技状態では、上述したように、シャッタ部材2311の作動時間が長くなる(例えば、5800ms)ので、特図1始動口231へ入賞しやすくなって、特図1の変動表示が開始されやすくなっている。また、獲得賞球数の表示も継続している。なお、本実施形態では、第1可変入賞口234及び第2可変入賞口235への入賞により獲得した賞球数のみを獲得賞球数表示に表示するようにしたが、他の入賞口(例えば、一般入賞口や始動口等)への入賞により獲得した賞球数についても獲得賞球数表示に加算するようにしてもよい。また、本実施形態では、1回目の大当り終了から2回目大当り開始まで短時間になるように構成されているので、大当り背景も継続して表示されている。つまり、エンディング演出やオープニング演出が実行されないようになっている。
その後、図23(i)に示すタイミングで特図1始動口231へ遊技球が入賞し、特図1の変動表示が開始されている様子が示されている。なお、本実施形態では、特図1・特図2同時変動が可能な同時変動機であるため、特図2の変動停止を待つことなく、特図1の変動表示が開始される。なお、図23(i)に示す装飾図柄表示装置208では、特図2の保留数が4つとなっており、第4図柄表示領域284では、特図2の保留数が4つであることを報知している。なお、本実施形態では、特図1の変動表示の保留は行わない構成とされているので、特図1始動口231へ複数の遊技球が入賞しても賞球のみ払い出され、図柄変動表示の保留は行わない。
その後、図23(j)に示すように、特図1が停止表示して小当り図柄(例えば、「特図b」)が表示されると、第1可変入賞口234が開放し、開放した第1可変入賞口234へ遊技球が入球し、特定領域234vを通過すると、初回の大当りと同じ要領で2回目の大当り遊技が開始される。なお、本実施形態では、特図1が停止表示されると、変動表示中の特図2は破棄され、はずれ図柄が表示される。
図23(k)は、2回目の大当り遊技が終了した様子を示している。2回目の大当りは、a2時短遊技状態において特図1が「特図b」で停止表示したことに起因して発生した大当りであるため、大当り遊技の終了後はa2時短遊技状態に移行するが、特図1の1回目の図柄変動表示の開始又は特図2の1回目の図柄変動表示の開始があると、このa2時短遊技状態が終了し、非時短遊技状態に移行することとなる。したがって、大当り遊技の終了後は特図2の保留が消化されて特図2の変動表示が開始されるので、実質的に非時短遊技状態に移行することとなり、特図1始動口231への遊技球の入賞は困難となる。ところが、この大当り遊技が終了した後に消化される1回目の特図2の図柄変動表示は、a2時短遊技状態における判定テーブル(図9(c)、図10(b)参照)が使用されて抽選が行われるため、変動時間は比較的短く(例えば、5秒)、ほとんどの場合、時短図柄が停止表示されるので、c時短遊技状態に移行することとなる。そのため、図23(k)に示す装飾図柄表示装置208では、c時短遊技状態に移行することを示す「〇×RUSH突入!!」の文字が表示され、c時短遊技状態に移行することが示唆される。
図23(l)に示すタイミングでは、特図2の保留が消化されて1回目の図柄変動表示が開始した様子が示されている。このとき、「Ready」の文字が表示され、遊技者に対してc時短遊技状態に移行する期待感を増幅させるようにしている。なお、このタイミングでは、遊技状態は、非時短遊技状態となっているが、図23(l)に示す特図2の図柄変動表示は、a時短遊技状態において開始したものであるので、右打ち表示は継続している。
その後、図23(m)に示すように、特図2の図柄変動表示が終了して時短図柄(「特図E」)が停止表示すると、第4図柄表示領域284では、時短図柄で停止表示した旨の星印が表示される。また、このとき、表示画面の中央では「GO」の文字が表示され、c時短遊技状態に移行したことを報知している。上述したように、c時短遊技状態では、特図1始動口231のシャッタ部材2311の作動時間が極めて短く(例えば、45ms)、特図1への入賞が困難であるが、特図2の変動表示時間が短い変動時間が選択されやすいため、持ち球の減少を抑制しながら遊技を行うことができる場合がある。
図23(n)は、c時短遊技状態が開始して特図2の図柄変動表示が開始している様子を示している。c時短遊技状態に移行すると、装飾図柄表示装置208では、表示画面の中央上方にc時短遊技状態の実行時間を報知する表示である「RUSH TIME表示」が表示され、また、表示画面の左下方には、c時短遊技状態の終了までの残り図柄変動回数が表示されている。図23(n)に示す装飾図柄表示装置208では、c時短遊技状態(RUSH状態)が開始してから0.18秒が経過し、c時短遊技状態が終了するまでの図柄変動表示の回数が143回であることが報知されている。
また、c時短遊技状態が開始すると、左図柄、中図柄、右図柄の装飾図柄が表示されるとともに、表示画面の左上部にはミニ図柄も表示される。
さらに、装飾図柄表示装置208には、演出表示領域208dの中央下部に変動アイコン表示領域280が表示され、その右横に特図2の保留アイコン表示領域282が表示される。特図2の保留アイコン表示領域282には、特図2の保留を表す保留アイコンが表示される。特図2の保留数は、特図2保留ランプ220の点灯数の他、特図2の保留アイコンの数によっても表される。特図2の保留アイコン表示領域282では、保留アイコンが横並びに表示され、左側の保留アイコンほど入賞が古い保留アイコンになる。
図23(n)には、特図2の保留アイコン表示領域282に4つの特図の保留アイコンh21,h22,h23,h24が表示されており、これら4つの特図2の保留アイコンh21,h22,h23,h24はいずれも、デフォルトの表示態様(丸形の無模様かつ白色の表示態様)で表示されている。すなわち、特図2のデフォルトの保留アイコンは、丸形の保留アイコンである。
その後、図23(o)に示すタイミングで、特図2がはずれ図柄(「特図i」)で停止するとともに、装飾図柄表示装置208では、「装飾4-装飾1-装飾7」の装飾図柄の組合せが停止表示し、はずれの表示結果であることが報知されている。また、変動アイコンh0も消去されている。なお、第4図柄表示領域284においても特図2がはずれの表示結果であることを示すバツ印で停止表示している。なお、このとき、「RUSH TIME」表示では、「00:01:98」が表示されており、c時短遊技状態が開始してから1.98秒が経過していることが示されている。なお、この「RUSH TIME」表示は、c時短遊技状態が開始してからの時間を表示しているが、図柄変動表示が行われていない待機状態においては、時間の進行を中断するようにしてもよい。また、初回の大当り遊技が開始したときから表示するようにしてもよい。
図23(p)に示す装飾図柄表示装置208では、特図2の保留が1つ消化されて特図2の図柄変動表示が開始した様子が表示されている。このとき、特図2の保留アイコンh21,h22,h23,h24がそれぞれ移動アニメーションにより移動表示され、第1の保留アイコンh21の表示位置にあった保留アイコンが変動アイコン表示領域280に移動して変動アイコンh0となり、第2の保留アイコンh22の表示位置にあった保留アイコンが特図2の第1の保留アイコンh21となり、第3の保留アイコンh23の表示位置にあった保留アイコンが特図2の第2の保留アイコンh22となり、第4の保留アイコンh24の表示位置にあった保留アイコンが特図2の第3の保留アイコンh23となる。その後、装飾図柄の変動表示が開始される。このとき、「RUSH TIME」表示では、「00:02:37」が表示されており、c時短遊技状態が開始してから2.37秒が経過していることが示されている。また、c時短遊技状態が終了するまでの図柄変動表示の回数が142回であることも報知されている。
図24は、c時短遊技状態(RUSH状態)において特図2で大当り図柄が停止表示して大当りとなった場合の演出例を段階的に示す図である。
図24(a)は、c時短遊技状態に移行してから44回の特図2の図柄変動表示が行われている様子が示されている。図24(a)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている。また、図24(a)に示す状態では、特図2の変動表示が行われおり、普図及び特図1のいずれも停止表示されている状態である。装飾図柄表示装置208の右上隅における第4図柄表示領域284では、その旨を示すように、特図2の第4図柄が点滅表示しており、普図及び特図1の第4図柄は点灯表示されている。
さらに、図24(a)に示す制御状態(遊技状態)は、c時短遊技状態であるので、変動アイコン表示領域280の右横に特図2の保留アイコン表示領域282が設けられている。特図2の保留アイコン表示領域282には、特図2の保留を表す保留アイコンが表示される。特図2の保留数は、特図2保留ランプ220の点灯数の他、特図2の保留アイコンの数によっても表される。特図2の保留アイコン表示領域282では、保留アイコンが横並びに表示され、左側の保留アイコンほど入賞が古い保留アイコンになる。
図24(a)には、特図2の保留アイコン表示領域282に4つの特図の保留アイコンh21,h22,h23,h24が表示されており、これら4つの特図2の保留アイコンh21,h22,h23,h24はいずれも、デフォルトの表示態様(丸形の無模様かつ白色の表示態様)で表示されている。すなわち、特図2のデフォルトの保留アイコンは、丸形の保留アイコンである。
また、図24(a)に示す装飾図柄表示装置208では、「RUSH TIME」表示が「00:46:10」となっており、c時短遊技状態が開始してから46.1秒が経過した様子が示されている。また、c時短遊技状態が終了するまでの特図2の変動表示回数は「100回」となっている。
その後、図24(b)に示すように、特図2が大当りの図柄(「特図B」)で停止表示し、これに併せて、「装飾7-装飾7-装飾7」の大当りの装飾図柄の組合せで停止表示している。また、第4図柄表示領域284における特図2の表示も大当りであることを示す丸印で停止表示している。このとき、変動アイコンh0も消去されている。なお、「RUSH TIME」表示は「01:30:00」が表示されており、c時短遊技状態が開始してから1分30秒が経過した様子が示されている。
図24(c)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面の中央に「3000pt大当り!!」と表示され、2回の大当りが発生することを示唆している。また、表示画面の中央下方には、右打ちの継続を促す右打ち表示が表示されている。なお、「RUSH TIME」表示は「01:40:87」が表示されており、c時短遊技状態が開始してから1分40秒87が経過した様子が示されている。大当り遊技が開始されると第1可変入賞口234が開放されることなく、第2可変入賞口235が開放され1ラウンド目が開始される。その後は、図24(d)~同図(h)に示す演出が行われる。なお、図24(d)~同図(h)に示す演出は、図23(f)~同図(j)に示す演出と同様であるので、説明を省略する。
図24(i)では、小当り遊技において特定領域234vを遊技球が通過して大当りとなった様子が示されている。図23(e)に示すタイミングでは、第1可変入賞口234に遊技球が1つ入賞したので、15個の賞球の払出が行われるとともに、装飾図柄表示装置208では、中央上部に入賞に係る賞球数を示す「+15」の表示が行われるとともに、獲得賞球数に「15」が加算され「TOTAL 04515pt」が表示されている。その後、第1可変入賞口234に10個の遊技球の入賞が検知されると第1可変入賞口234が閉鎖される。続いて、第2可変入賞口235のシャッタ部材2351が退出して第2可変入賞口235が開放状態となってラウンド遊技が開始される。
図24(j)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面の左右からそれぞれ半透明のボタン画像が中央に移動するインアニメが行われている様子が示されている。これにより、ボタン演出が開始されるか否かについて期待感を持たせることができる場合がある。なお、ボタン演出が開始されない場合は、半透明のボタン画像が合体せず、画面外にフレームアウトする演出表示が行われる。なお、図24(j)に示すタイミングでは、総獲得賞球数の表示が「04665pt」とされており、初回の大当りから4665個の賞球を獲得したことを報知しており、中央下方の獲得賞球数の表示は「1665/3000」とされており、前回の大当りから1665個の賞球を獲得したことを示している。また、「RUSH TIME」の表示は継続して進行しており、「02:34:87」となっており、初回のc時短遊技状態が開始してから2分34秒87が経過したことが示されている。
図24(k)に示す装飾図柄表示装置208では、一対の半透明のボタン画像が中央で合体し、ボタン演出が開始され、ボタン画像とともに残時間表示バーが表示され、「押せ!」の文字が表示されて遊技者に演出ボタン136の操作を促している。
その後、遊技者により演出ボタン136が操作されると、図24(l)に示すように、「上乗せ!!」の文字とともに「V」の文字が表示され、あと1回大当りとなることを報知している。一方、大当りの上乗せがない場合にもボタン演出が行われる場合があり、この場合は、例えば、「残念」といった表示を行って、大当りの上乗せがないことを示唆する場合がある。また、ボタン演出は、大当り遊技において必ず実行されてもよいし、実行される場合と実行されない場合があってもよい。なお、図24(l)に示すタイミングでは、総獲得賞球数の表示は「04710pt」とされており、初回の大当りから4710個の賞球を獲得したことを報知しており、中央下方の獲得賞球数の表示は「1710/4500」とされて、前回の大当りから1710個の賞球を獲得したとともに、3回の大当りで獲得が期待できる賞球数(4500)を報知している。なお、本実施形態では、獲得が期待できる賞球数を更新表示するようにして大当りの上乗せを報知するようにしたが、これに代えてラウンド数を表示するようにして、そのラウンド数の上乗せ表示するようにして大当りの上乗せを報知するようにしてもよい。また、「V」の表示は、所定時間が経過した後に消去するようにしたが、上乗せした大当りに係る大当り遊技が終了するまで継続して表示するようにしてもよい。また、「RUSH TIME」の表示は継続して進行しており、「02:35:87」となっており、初回のc時短遊技状態が開始してから2分35秒87が経過したことが示されている。
その後、図24(m)に示す大当り遊技が継続して行われ、図24(n)~同図(r)に示す演出が行われる。なお、図24(n)~同図(r)に示す演出は、図24(d)~同図(h)に示す演出と同様であるため、説明を省略する。
以上の記載では、
『 第一の始動入賞手段[例えば、普図始動口228等]と、
前記第一の始動入賞手段への遊技球の入球があった場合に第一の図柄変動表示を実行可能な第一の図柄表示手段[例えば、普図表示装置210等]と、
前記第一の図柄変動表示において当り図柄[例えば、「普図A」等]が表示されると、第一の状態[例えば、閉状態等]から第二の状態[例えば、開状態等]に変化可能な或る電動役物[例えば、シャッタ部材2311等]と、
作動ゲート[例えば、普電作動ゲート228g等]と、
第一の遊技領域[例えば、左側の遊技領域等]と、
前記第一の遊技領域とは異なる領域である第二の遊技領域[例えば、右側の遊技領域等]と、を備えた遊技台であって、
前記作動ゲートを遊技球が通過すると、前記或る電動役物が前記第一の状態から前記第二の状態に変化可能であり[例えば、遊技球が普電作動ゲート228gを通過すると、シャッタ部材2311が作動して進出して特図1始動口231に入賞しやすくなる等]、
前記第一の始動入賞手段は、前記第一の遊技領域に配置される入賞手段であり[例えば、図3に示すように、普図始動口228は遊技盤200の中央に配置され、左側の遊技領域を流下する遊技球が入賞可能である等]、
前記或る電動役物は、前記第二の遊技領域に配置される役物であり[例えば、図3及び図4に示すように、シャッタ部材2311は右側の遊技領域に配置されている等]、
前記作動ゲートは、前記第二の遊技領域に配置されるゲートである[例えば、図3及び図4に示すように、普電作動ゲート228gは、右側の遊技領域に配置されている等]、ことを特徴とする遊技台。』について説明した。
従来の遊技台によれば、遊技性に改良の余地があったが、この遊技台によれば、遊技性に特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、この遊技台によれば、第一の始動入賞手段と作動ゲートとで共通の役物を作動させることが可能な新たなゲーム性を持たせた遊技機を提供することができる場合がある。
ここで、第一の図柄表示手段は、第一の始動入賞手段への遊技球の入球があった場合に第一の図柄変動表示のみを実行可能であってもよいし、第一の始動入賞手段への遊技球の入球があった場合に第一の図柄変動表示以外の表示も実行可能であってもよい。また、第一の図柄表示手段は、第一の始動入賞手段への遊技球の入球があった場合に第一の図柄変動表示を必ず実行してもよいし、第一の始動入賞手段への遊技球の入球があった場合に第一の図柄変動表示を実行しない場合があってもよい。
また、或る電動役物は、第一の図柄変動表示において当り図柄が表示されると、第一の状態から第二の状態にのみ変化可能であってもよいし、第一の図柄変動表示において当り図柄が表示されると、第一の状態から第二の状態以外の状態にも変化可能であってもよい。また、或る電動役物は、第一の図柄変動表示において当り図柄が表示されると、第一の状態から第二の状態に必ず変化してもよいし、第一の図柄変動表示において当り図柄が表示されると、第一の状態から第二の状態に変化可能でない場合があってもよい。
また、作動ゲートを遊技球が通過すると、或る電動役物が第一の状態から第二の状態にのみ変化可能であってもよいし、作動ゲートを遊技球が通過すると、或る電動役物が第一の状態から第二の状態以外の状態にも変化可能であってもよい。また、作動ゲートを遊技球が通過すると、或る電動役物が第一の状態から第二の状態に必ず変化してもよいし、作動ゲートを遊技球が通過すると、或る電動役物が第一の状態から第二の状態に変化しない場合があってもよい。
また、第一の始動入賞手段は、第一の遊技領域にのみ配置されてもよいし、第一の遊技領域以外にも配置されてもよい。また、第一の始動入賞手段は、第一の遊技領域に必ず配置されてもよいし、第一の遊技領域に配置されない場合があってもよい。
また、或る電動役物は、第二の遊技領域にのみ配置されてもよいし、第二の遊技領域以外の領域にも配置されてもよい。また、或る電動役物は、第二の遊技領域に必ず配置されてもよいし、第二の遊技領域に配置されない場合があってもよい。
また、作動ゲートは、第二の遊技領域にのみ配置されるものであってもよいし、第二の遊技領域以外にも配置されるものであってもよい。また、作動ゲートは、第二の遊技領域に必ず配置されるものであってもよいし、第二の遊技領域に配置されない場合があるものであってもよい。
また、
『 前記或る電動役物が前記第二の状態となった場合に入賞容易となる第二の始動入賞手段[例えば、特図1始動口231等]と、
第三の始動入賞手段[例えば、特図2始動口232等]と、
第二の図柄変動表示を実行可能な第二の図柄表示手段[例えば、特図1表示装置212等]と、
第三の図柄変動表示を実行可能な第三の図柄表示手段[例えば、特図2表示装置214等]と、
第一の可変入賞手段[例えば、第1可変入賞口234等]と、
前記第一の可変入賞手段に入球した遊技球が通過可能な特定領域[例えば、特定領域234v等]と、
小当り遊技と大当り遊技とを実行可能な遊技制御手段[例えば、主制御部300におけるCPU304等]と、を備え、
前記第一の可変入賞手段は、前記小当り遊技において遊技球が入球可能となる手段であり[例えば、特図1で小当りとなると、第1可変入賞口234が開放して入球しやすい状態となる等]、
前記遊技制御手段は、前記小当り遊技において前記特定領域を遊技球が通過すると前記大当り遊技に移行可能な手段であり[例えば、図23(d)~同図(e)に示すように、特図1で小当りとなって、当該小当りに係る小当り遊技において特定領域234vを遊技球が通過すると大当り遊技に移行する等]、
前記第一の遊技領域は、第一の遊技状態[例えば、通常遊技状態等]において遊技球を流下させることが推奨される遊技領域であり、
前記第二の遊技領域は、第二の遊技状態[例えば、a時短遊技状態等]及び第三の遊技状態[例えば、c時短遊技状態等]において遊技球を流下させることが推奨される遊技領域であり、
前記第二の遊技状態は、前記第一の遊技状態よりも遊技者に有利な遊技状態であり、
前記第三の遊技状態は、前記第一の遊技状態よりも遊技者に有利な遊技状態であり、
前記第三の遊技状態は、前記第二の遊技状態とは異なる遊技状態であり、
前記第二の図柄表示手段は、前記第二の始動入賞手段への遊技球の入球があった場合に前記第二の図柄変動表示を実行可能な表示手段であり[例えば、特図1始動口231に遊技球が入賞すると特図1の変動表示が実行される等]、
前記第三の図柄表示手段は、前記第三の始動入賞手段への遊技球の入球があった場合に前記第三の図柄変動表示を実行可能な表示手段であり[例えば、特図2始動口232に遊技球が入賞すると特図2の変動表示が実行される等]、
前記第二の遊技状態は、前記第一の遊技状態よりも前記第二の始動入賞手段に遊技球が入賞しやすい遊技状態であり[例えば、a時短遊技状態では、通常遊技状態よりも特図2始動口232に遊技球が入賞しやすい等]、
前記第三の遊技状態は、前記第二の遊技状態よりも前記第二の始動入賞手段に遊技球が入賞し難い遊技状態であり[例えば、c時短遊技状態では、a時短遊技状態よりも特図2始動口232に遊技球が入賞し難い等]、
前記第二の図柄変動表示の結果に基づいて移行した前記大当り遊技が終了した後は、前記第二の遊技状態に移行する場合と前記第三の遊技状態に移行する場合とがあり[例えば、特図1の変動表示の結果が大当りあるいは小当りとなり、これに基づいて移行した大当り遊技が終了した後は、a時短遊技状態に移行する場合と実質的にc時短遊技状態に移行する場合とがある等]、
前記第二の図柄変動表示では、はずれとなる結果が表示される場合よりも小当りとなる結果が表示される場合の方が多い[例えば、特図1の変動表示では、はずれ図柄よりも小当り図柄が表示されやすい等]、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
この遊技台によれば、短い期間に大当りを連チャンさせることができ、かつ、大当りを上乗せして発生させることが可能な新たなゲーム性の遊技機を提供することができる場合がある。
ここで、第二の図柄表示手段は、第二の図柄変動表示のみを実行可能であってもよいし、第二の図柄変動表示以外の表示も実行可能であってもよい。また、第二の図柄表示手段は、第二の図柄変動表示を必ず実行してもよいし、第二の図柄変動表示を実行しない場合があってもよい。
また、第三の図柄表示手段は、第三の図柄変動表示のみを実行可能であってもよいし、第三の図柄変動表示以外の表示も実行可能であってもよい。また、第三の図柄表示手段は、第三の図柄変動表示を必ず実行してもよいし、第三の図柄変動表示を実行しない場合があってもよい。
また、特定領域は、第一の可変入賞手段に入球した遊技球のみが通過可能であってもよいし、第一の可変入賞手段に入球した遊技球以外のものが通過可能であってもよい。また、特定領域は、第一の可変入賞手段に入球した遊技球が必ず通過するものであってもよいし、第一の可変入賞手段に入球した遊技球が通過しない場合があるものであってもよい。
また、遊技制御手段は、小当り遊技と大当り遊技のみを実行可能なものであってもよいし、小当り遊技と大当り遊技以外の遊技も実行可能なものであってもよい。また、遊技制御手段は、小当り遊技と大当り遊技を必ず実行するものであってもよいし、小当り遊技と大当り遊技を実行しない場合があるものであってもよい。
また、遊技制御手段は、小当り遊技において特定領域を遊技球が通過すると大当り遊技にのみ移行可能なものであってもよいし、小当り遊技において特定領域を遊技球が通過すると大当り遊技以外の遊技にも移行可能なものであってもよい。また、遊技制御手段は、小当り遊技において特定領域を遊技球が通過すると大当り遊技に必ず移行するものであってもよいし、小当り遊技において特定領域を遊技球が通過すると大当り遊技に移行しない場合があるものであってもよい。
また、第一の遊技領域は、第一の遊技状態においてのみ遊技球を流下させることが推奨されるものであってもよいし、第一の遊技状態以外の遊技状態においても遊技球を流下させることが推奨されるものであってもよい。また、第一の遊技領域は、第一の遊技状態において必ず遊技球を流下させることが推奨されるものであってもよいし、第一の遊技状態において遊技球を流下させることが推奨されない場合があってもよい。
また、第二の遊技領域は、第二の遊技状態及び第三の遊技状態においてのみ遊技球を流下させることが推奨されるものであってもよいし、第二の遊技状態及び第三の遊技状態以外の遊技状態においても遊技球を流下させることが推奨されるものであってもよい。また、第二の遊技領域は、第二の遊技状態及び第三の遊技状態において必ず遊技球を流下させることが推奨されるものであってもよいし、第二の遊技状態及び第三の遊技状態において遊技球を流下させることが推奨されない場合があってもよい。
また、第二の図柄表示手段は、第二の始動入賞手段への遊技球の入球があった場合に第二の図柄変動表示のみを実行可能なものであってもよいし、第二の始動入賞手段への遊技球の入球があった場合に第二の図柄変動表示以外の表示も実行可能なものであってもよい。また、第二の図柄表示手段は、第二の始動入賞手段への遊技球の入球があった場合に第二の図柄変動表示を必ず実行するものであってもよいし、第二の始動入賞手段への遊技球の入球があった場合に第二の図柄変動表示を実行しない場合があるものであってもよい。
また、第三の図柄表示手段は、第三の始動入賞手段への遊技球の入球があった場合に第三の図柄変動表示のみを実行可能なものであってもよいし、第三の始動入賞手段への遊技球の入球があった場合に第三の図柄変動表示以外の表示も実行可能なものであってもよい。また、第三の図柄表示手段は、第三の始動入賞手段への遊技球の入球があった場合に第三の図柄変動表示を必ず実行するものであってもよいし、第三の始動入賞手段への遊技球の入球があった場合に第三の図柄変動表示を実行しない場合があるものであってもよい。
また、第二の遊技状態は、第一の遊技状態よりも第二の始動入賞手段にのみ遊技球が入賞しやすいものであってもよいし、第一の遊技状態よりも第二の始動入賞手段以外の入賞手段にも遊技球が入賞しやすいものであってもよい。また、第二の遊技状態は、第一の遊技状態よりも第二の始動入賞手段に必ず遊技球が入賞しやすいものであってもよいし、第一の遊技状態よりも第二の始動入賞手段に遊技球が入賞しやすくない場合があるものであってもよい。
また、第三の遊技状態は、第二の遊技状態よりも第二の始動入賞手段にのみ遊技球が入賞し難いものであってもよいし、第二の遊技状態よりも第二の始動入賞手段以外の入賞手段にも遊技球が入賞し難いものであってもよい。また、第三の遊技状態は、第二の遊技状態よりも第二の始動入賞手段に必ず遊技球が入賞し難いものであってもよいし、第二の遊技状態よりも第二の始動入賞手段に遊技球が入賞し難くない場合があるものであってもよい。
また、第二の図柄変動表示の結果に基づいて移行した大当り遊技が終了した後にのみ、第二の遊技状態に移行する場合と第三の遊技状態に移行する場合とがあってもよいし、第二の図柄変動表示の結果に基づいて移行した大当り遊技が終了した後以外にも、第二の遊技状態に移行する場合と第三の遊技状態に移行する場合とがあってもよい。また、第二の図柄変動表示の結果に基づいて移行した大当り遊技が終了した後は、必ず第二の遊技状態に移行する場合と第三の遊技状態に移行する場合とがあってもよいし、第二の図柄変動表示の結果に基づいて移行した大当り遊技が終了した後は、第二の遊技状態に移行する場合と第三の遊技状態に移行する場合とがない場合があってもよい。
また、第二の図柄変動表示では、はずれとなる結果が表示される場合よりも小当りとなる結果が表示される場合のみの方が多くてもよいし、第二の図柄変動表示では、はずれとなる結果が表示される場合よりも小当りとなる結果が表示される場合以外の場合があってもよい。また、第二の図柄変動表示では、はずれとなる結果が表示される場合よりも小当りとなる結果が表示される場合の方が必ず多くてもよいし、第二の図柄変動表示では、はずれとなる結果が表示される場合よりも小当りとなる結果が表示される場合の方が多くない場合があってもよい。
また、
『 前記第二の図柄変動表示は、複数の変動表示時間から選択された変動表示時間で実行可能な図柄変動表示であり、
前記第三の図柄変動表示は、複数の変動表示時間から選択された変動表示時間で実行可能な図柄変動表示であり、
前記第二の遊技状態では、前記第三の図柄変動表示よりも前記第二の図柄変動表示の方が短い変動表示時間[例えば、0.2秒の変動時間等]が選択されやすい、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
この遊技台によれば、第二の図柄変動表示の変動時間が短いことで、初回の大当り遊技から2回目の大当り遊技への意向がシームレスに感じさせることができ、即連チャンの打感を向上させることができる場合がある。
ここで、第二の図柄変動表示は、複数の変動表示時間から選択された変動表示時間でのみ実行可能なものであってもよいし、複数の変動表示時間から選択された変動表示時間以外の変動表示時間でも実行可能なものであってもよい。また、第二の図柄変動表示は、複数の変動表示時間から選択された変動表示時間で必ず実行するものであってもよいし、複数の変動表示時間から選択された変動表示時間で実行しない場合があるものであってもよい。
また、第三の図柄変動表示は、複数の変動表示時間から選択された変動表示時間でのみ実行可能なものであってもよいし、複数の変動表示時間から選択された変動表示時間以外の変動表示時間でも実行可能なものであってもよい。また、第三の図柄変動表示は、複数の変動表示時間から選択された変動表示時間で必ず実行するものであってもよいし、複数の変動表示時間から選択された変動表示時間で実行しない場合があるものであってもよい。
また、第二の遊技状態では、第三の図柄変動表示よりも第二の図柄変動表示の方が短い変動表示時間のみが選択されやすくてもよいし、第二の遊技状態では、第三の図柄変動表示よりも第二の図柄変動表示の方が短い変動表示時間以外の変動表示時間も選択されやすくてもよい。また、第二の遊技状態では、第三の図柄変動表示よりも第二の図柄変動表示の方が短い変動表示時間が必ず選択されてもよいし、第二の遊技状態では、第三の図柄変動表示よりも第二の図柄変動表示の方が短い変動表示時間が選択されない場合があってもよい。
また、
『 装飾図柄変動表示を表示可能な表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208等]を備え、
前記第一の図柄変動表示が実行されると、前記装飾図柄変動表示が実行される場合があり[例えば、普図の変動表示が実行されると装飾図柄変動表示が実行される等]、
前記第三の図柄変動表示が実行されると、前記装飾図柄変動表示が実行される場合があり[例えば、特図2の変動表示が実行されると装飾図柄変動表示が実行される等]、
前記第二の図柄変動表示が実行されても、前記装飾図柄変動表示が実行されない[例えば、特図1の変動表示が実行されても装飾図柄変動表示は実行されない等]、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
この遊技台によれば、第二の図柄変動表示において装飾図柄変動表示を行わないことで、遊技者に違和感を与えないようにすることができる場合がある。
ここで、表示手段は、装飾図柄変動表示のみを表示可能なものであってもよいし、装飾図柄変動表示以外の表示も表示可能なものであってもよい。また、表示手段は、装飾図柄変動表示を必ず表示するものであってもよいし、装飾図柄変動表示を表示しない場合があるものであってもよい。
また、第一の図柄変動表示が実行されると、装飾図柄変動表示のみが実行される場合があってもよいし、第一の図柄変動表示が実行されると、装飾図柄変動表示以外の表示も実行される場合があってもよい。また、第一の図柄変動表示が実行されると、装飾図柄変動表示が必ず実行されてもよいし、第一の図柄変動表示が実行されると、装飾図柄変動表示が実行されない場合があってもよい。
また、第三の図柄変動表示が実行されると、装飾図柄変動表示のみが実行される場合があってもよいし、第三の図柄変動表示が実行されると、装飾図柄変動表示以外の表示も実行される場合があってもよい。また、第三の図柄変動表示が実行されると、装飾図柄変動表示が必ず実行されてもよいし、第三の図柄変動表示が実行されると、装飾図柄変動表示が実行されない場合があってもよい。
また、第二の図柄変動表示が実行されても、装飾図柄変動表示のみが実行されなくてもよいし、第二の図柄変動表示が実行されても、装飾図柄変動表示以外の表示も実行されなくてもよい。また、第二の図柄変動表示が実行されても、装飾図柄変動表示が必ず実行されなくてもよいし、第二の図柄変動表示が実行されても、装飾図柄変動表示が実行される場合があってもよい。
また、
『 前記大当り遊技において開閉可能な第二の可変入賞手段[例えば、第2可変入賞口235等]を備えた、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
ここで、第二の可変入賞手段は、大当り遊技においてのみ開閉可能なものであってもよいし、大当り遊技以外の遊技においても開閉可能なものであってもよい。また、第二のン可変入賞手段は、大当り遊技において必ず開閉するものであってもよいし、大当り遊技において開閉しない場合があるものであってもよい。
また、
『 前記第一の図柄変動表示の実行中に前記作動ゲートを遊技球が通過した場合も、前記或る電動役物が前記第二の状態となる[例えば、普図の変動表示中に普電作動ゲート228gを遊技球が通過した場合には、普図の変動表示中にもかかわらずシャッタ部材2311が進出する等]、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
この遊技台によれば、大当り間や即連チャン時に、仮に、第一の図柄変動表示が行われたとしても、作動ゲートが有効であるので、第一の図柄変動表示の終了を待たずに、或る電動役物の作動を開始させることができるので、大当り間における大当り遊技への移行がシームレスに感じさせることができ、即連チャンの打感を向上させることができる場合がある。
ここで、第一の図柄変動表示の実行中に作動ゲートを遊技球が通過した場合も、或る電動役物のみが第二の状態となってもよいし、第一の図柄変動表示の実行中に作動ゲートを遊技球が通過した場合も、或る電動役物以外のものが第二の状態となってもよい。また、第一の図柄変動表示の実行中に作動ゲートを遊技球が通過した場合も、或る電動役物が必ず第二の状態となってもよいし、第一の図柄変動表示の実行中に作動ゲートを遊技球が通過した場合も、或る電動役物が第二の状態とならない場合があってもよい。
また、
『 前記作動ゲートを遊技球が通過した場合、前記第一の図柄変動表示を実行することなく、前記或る電動役物が前記第一の状態から前記第二の状態に変化可能である、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
ここで、作動ゲートを遊技球が通過した場合、第一の図柄変動表示を実行することなく、或る電動役物のみが第一の状態から第二の状態に変化可能であってもよいし、作動ゲートを遊技球が通過した場合、第一の図柄変動表示を実行することなく、或る電動役物以外の役物も第一の状態から第二の状態に変化可能であってもよい。また、作動ゲートを遊技球が通過した場合、第一の図柄変動表示を実行することなく、或る電動役物が第一の状態から第二の状態に必ず変化してもよいし、作動ゲートを遊技球が通過した場合、第一の図柄変動表示を実行することなく、或る電動役物が第一の状態から第二の状態に変化しない場合があってもよい。
また、以上の記載では、
『 或る始動入賞手段[例えば、特図2始動口232等]と、
前記或る始動入賞手段への遊技球の入球があった場合に或る図柄変動表示を実行可能な或る図柄表示手段[例えば、特図2表示装置214等]と、
大当り遊技において開閉可能な或る可変入賞手段[例えば、第2可変入賞口235等]と、
第一の遊技領域[例えば、左側の遊技領域等]と、
前記第一の遊技領域とは異なる遊技領域である第二の遊技領域と[例えば、右側の遊技領域等]と、を備えた遊技台であって、
前記或る始動入賞手段は、前記第二の遊技領域に配置される入賞手段であり、
前記或る可変入賞手段は、前記第二の遊技領域に配置される入賞手段であり、
前記或る可変入賞手段に進入しなかった遊技球が流下可能な遊技球通路[例えば、球通路239等]を備え、
前記遊技球通路は、該遊技球通路を流下する遊技球に衝突させて該遊技球の流下速度を低下させるための第一の突部[例えば、リブ23f1~23f3,リブ23r1~23r3等]が設けられた通路である、ことを特徴とする遊技台。』について説明した。
従来の遊技台によれば、遊技球通路に改良の余地があったが、この遊技台によれば、遊技球通路に特徴を持った遊技台を提供することができる。
また、この遊技台によれば、遊技球の流下速度を低下させて入賞率を向上させることができる場合がある。
また、この遊技台によれば、大当り遊技直後の遊技状態において遊技球が発射される前に、大当り中に発射されて未だ入賞していない遊技球が入賞して、遊技球が発射される以前に払出が発生する状況を防止し、射幸性を抑制することができる場合がある。
ここで、或る図柄表示手段は、或る始動入賞手段への遊技球の入球があった場合に或る図柄変動表示のみを実行可能なものであってもよいし、或る始動入賞手段への遊技球の入球があった場合に或る図柄変動表示以外の表示も実行可能なものであってもよい。また、或る図柄表示手段は、或る始動入賞手段への遊技球の入球があった場合に或る図柄変動表示を必ず実行するものであってもよいし、或る始動入賞手段への遊技球の入球があった場合に或る図柄変動表示を実行しない場合があるものであってもよい。
また、或る可変入賞手段は、大当り遊技においてのみ開閉可能なものであってもよいし、大当り遊技以外においても開閉可能なものであってもよい。また、或る可変入賞手段は、大当り遊技において必ず開閉するものであってもよいし、大当り遊技において開閉しない場合があるものであってもよい。
また、或る始動入賞手段は、第二の遊技領域にのみ配置されるものであってもよいし、第二の遊技領域以外の領域にも配置されるものであってもよい。また、第二の始動入賞手段は、或る遊技領域に必ず配置されるものであってもよいし、第二の遊技領域に配置されない場合があるものであってもよい。
また、或る可変入賞手段は、第二の遊技領域にのみ配置されるものであってもよいし、第二の遊技領域以外の領域にも配置されるものであってもよい。また、或る可変入賞手段は、第二の遊技領域に必ず配置されるものであってもよいし、第二の遊技領域に配置されない場合があるものであってもよい。
また、遊技球通路は、或る可変入賞手段に進入しなかった遊技球のみが流下可能ものであってもよいし、或る可変入賞手段に進入しなかった遊技球以外の遊技球も流下可能なものであってもよい。また、遊技球通路は、或る可変入賞手段に進入しなかった遊技球が必ず流下可能なものであってもよいし、或る可変入賞手段に進入しなかった遊技球が流下可能でない場合があるものであってもよい。
また、
『 前記遊技球通路は、遊技球が2球以上並列で流下できない通路幅とされている通路である[例えば、球通路239は、複数の遊技球が並列で流下できない通路幅とされている等]、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
また、
『 前記遊技球通路は、前記或る可変入賞手段に進入せずに受け入れた遊技球を前記或る始動入賞手段の他の入賞手段に入賞させることがない通路である、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
また、
『 前記遊技球通路は、一部が下方に向けて蛇行した構造とされている蛇行部[例えば、第2可変入賞口235から特図2始動口232にかけて配置されるS字構造等]を有する通路である、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
また、
『 前記蛇行部を流下する遊技球を流路に沿って誘導するための第二の突部[例えば、リブ23f4等]が該蛇行部に設けられている、ことを特徴とする遊技台。』についても説明した。
以下、これまでに説明したことも含めて付記する。
(付記11)
第一の始動入賞手段と、
前記第一の始動入賞手段への遊技球の入球があった場合に第一の図柄変動表示を実行可能な第一の図柄表示手段と、
前記第一の図柄変動表示において当り図柄が表示されると、第一の状態から第二の状態に変化する或る電動役物と、
作動ゲートと、
右打ちした場合よりも左打ちした場合の方が遊技球が進入しやすい第一の遊技領域と、
左打ちした場合よりも右打ちした場合の方が遊技球が進入しやすい第二の遊技領域と、を備えた遊技台であって、
前記作動ゲートを遊技球が通過すると、前記或る電動役物が前記第一の状態から前記第二の状態に変化し、
前記第一の始動入賞手段は、前記第一の遊技領域に配置される入賞手段であり、
前記或る電動役物は、前記第二の遊技領域に配置される役物である、ことを特徴とする遊技台。
(付記12)
付記11に記載の遊技台であって、
第二の始動入賞手段と、
第三の始動入賞手段と、
第二の図柄変動表示を実行可能な第二の図柄表示手段と、
第三の図柄変動表示を実行可能な第三の図柄表示手段と、
第一の可変入賞手段と、
前記第一の可変入賞手段に入球した遊技球が通過可能な特定領域と、
小当り遊技と大当り遊技とを実行可能な遊技制御手段と、を備え、
前記遊技制御手段は、前記小当り遊技において前記特定領域を遊技球が通過すると前記大当り遊技に移行可能な手段であり、
前記第一の遊技領域は、第一の遊技状態において遊技球を流下させることが推奨される遊技領域であり、
前記第二の遊技領域は、第二の遊技状態及び第三の遊技状態において遊技球を流下させることが推奨される遊技領域であり、
前記第二の遊技状態は、前記第一の遊技状態よりも遊技者に有利な遊技状態であり、
前記第三の遊技状態は、前記第一の遊技状態よりも遊技者に有利な遊技状態であり、
前記第三の遊技状態は、前記第二の遊技状態とは異なる遊技状態であり、
前記第二の図柄表示手段は、前記第二の始動入賞手段への遊技球の入球があった場合に前記第二の図柄変動表示を実行可能な表示手段であり、
前記第三の図柄表示手段は、前記第三の始動入賞手段への遊技球の入球があった場合に前記第三の図柄変動表示を実行可能な表示手段であり、
前記第二の遊技状態は、前記第三の始動入賞手段よりも前記第二の始動入賞手段の方が遊技球が入賞しやすい遊技状態であり、
前記第三の遊技状態は、前記第二の始動入賞手段よりも前記第三の始動入賞手段の方が遊技球が入賞しやすい遊技状態であり、
前記第二の図柄変動表示の結果に基づいて移行した前記大当り遊技が終了した後は、前記第二の遊技状態に移行する場合と前記第三の遊技状態に移行する場合とがあり、
前記第二の図柄変動表示では、はずれとなる結果が表示される場合よりも小当りとなる結果が表示される場合の方が多い、ことを特徴とする遊技台。
(付記13)
付記12に記載の遊技台であって、
前記第二の図柄変動表示は、複数の変動表示時間から選択された変動表示時間で実行可能な図柄変動表示であり、
前記第三の図柄変動表示は、複数の変動表示時間から選択された変動表示時間で実行可能な図柄変動表示であり、
前記第二の遊技状態では、前記第三の図柄変動表示よりも前記第二の図柄変動表示の方が最も短い変動表示時間が選択されやすい、ことを特徴とする遊技台。
(付記14)
付記12又は付記13に記載の遊技台であって、
装飾図柄変動表示を表示可能な表示手段を備え、
前記第一の図柄変動表示が実行されると、前記装飾図柄変動表示が実行される場合があり、
前記第三の図柄変動表示が実行されると、前記装飾図柄変動表示が実行される場合があり、
前記第二の図柄変動表示が実行されても、前記装飾図柄変動表示が実行されない、ことを特徴とする遊技台。
(付記15)
付記11乃至付記14のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記大当り遊技において開閉可能な第二の可変入賞手段を備えた、ことを特徴とする遊技台。
(付記16)
付記11乃至付記15のうちいずれか一に記載の遊技台であって、
前記第一の図柄変動表示の実行中に前記作動ゲートを遊技球が通過した場合も、前記或る電動役物が前記第二の状態となる、ことを特徴とする遊技台。
(付記17)
或る始動入賞手段と、
前記或る始動入賞手段への遊技球の入球があった場合に或る図柄変動表示を実行可能な或る図柄表示手段と、
大当り遊技において開閉可能な或る可変入賞手段と、
左打ちした場合よりも右打ちした場合の方が遊技球が進入しやすい或る遊技領域と、を備えた遊技台であって、
前記或る始動入賞手段は、前記或る遊技領域に配置される入賞手段であり、
前記或る可変入賞手段は、前記或る遊技領域に配置される入賞手段であり、
前記或る可変入賞手段に進入しなかった遊技球を前記或る始動入賞手段に誘導する誘導路を備え、
前記誘導路は、該誘導路を流下する遊技球に衝突させて該遊技球の流下速度を低下させるための第一の突部が設けられた通路である、ことを特徴とする遊技台。
(付記18)
付記17に記載の遊技台であって、
前記誘導路は、遊技球が2球以上並列で流下できない通路幅とされている通路である、ことを特徴とする遊技台。
(付記19)
付記17又は付記18に記載の遊技台であって、
前記誘導路は、一部が下方に向けて蛇行した構造とされている蛇行部を有する通路である、ことを特徴とする遊技台。
(付記19)
付記18に記載の遊技台であって、
前記蛇行部を流下する遊技球を流路に沿って誘導するための第二の突部が該蛇行部に設けられている、ことを特徴とする遊技台。
続いて、本実施形態に係るパチンコ機100において実行される演出の具体例をさらに説明する。
図9を用いて説明したように、特図2では、a時短遊技状態であればはずれがなく、大当り図柄か小当り図柄か時短図柄が停止表示され、時短図柄が停止表示される確率が最も高い。反対に、特図2では、a時短遊技状態以外(通常遊技状態、c時短遊技状態)であれば、時短図柄が停止表示することはなく、はずれ図柄が停止表示される確率が最も高い。すなわち、時短図柄は、a時短遊技状態に限って停止表示される。また、特図1では、遊技状態に関係なくハズレはなく、大当り図柄か小当り図柄が停止表示され、小当り図柄が停止表示される確率が最も高い。
また、上述のごとく、本実施形態に係る遊技の流れでは、通常遊技状態では普図の変動表示による遊技が中心になり、c時短遊技状態(RUSH状態)では特2の変動表示による遊技が中心になる。言い換えれば、通常遊技状態では、普図、特図1および特図2のうち普図の変動表示が最優先され、c時短遊技状態(RUSH状態)では、普図、特図1および特図2のうち特図2の変動表示が最優先される。ここにいう最優先とは、変動表示に応じた演出(例えば、装飾図柄の変動演出)を優先して行うことを意味する。通常遊技状態では、普図、特図1および特図2のうち普図のみが変動表示が実行されている場合には、普図の変動表示に応じた装飾図柄の変動演出(普図装飾図柄変動表示)が実行される。一方、通常遊技状態で、普図、特図1および特図2のうち特図2のみが変動表示が実行されている場合には、特図2の変動表示に応じた装飾図柄の変動演出(特図2装飾図柄変動表示)は実行されない。ただし、特図2の変動表示が行われているか否かは、装飾図柄表示装置208でも、ミニ図柄や第4図柄表示領域284における図柄変動中報知領域において報知される。一方、c時短遊技状態(RUSH状態)では、普図、特図1および特図2のうち特図2のみが変動表示が実行されている場合には、特図2の変動表示に応じた装飾図柄の変動演出(特図2装飾図柄変動表示)が実行される。なお、特図1では、いかなる場合でも特図1の変動表示に応じた装飾図柄の変動演出は実行されない。ただし、特図1の変動表示が行われているか否かも、装飾図柄表示装置208のミニ図柄や第4図柄表示領域284における図柄変動中報知領域において報知される。
図25は、異なる図柄の変動表示が同時に行われている場合に先に停止表示する図柄の演出を優先する例を段階的に示す図である。
通常遊技状態(非時短遊技状態)では、左打ちを行い普図始動口228を狙うことが推奨されているため、右打ちをしないと入賞しない特図2始動口232への入賞はイレギュラーな入賞であるが、右打ちが推奨される時短遊技状態から通常遊技状態に切り替わった直後では、特図2の保留消化により特図2変動表示が行われる場合がある。したがって、通常遊技状態において普図変動表示と特図2変動表示の両方が実行される場合はあり得る。
図25(a)~同図(j)は、通常遊技状態において普図の変動表示と大当りとなる特図2の変動表示の両方が実行されている場合に、先に停止表示する図柄を優先する例である。なお、特図2の変動表示がはずれの場合には、特図2が先に停止する場合でも特図2に関する演出は行われない。通常遊技状態における特図2の変動時間は、普図の変動時間よりも長く、1回の特図2の変動表示が行われている間に複数回の普図の変動表示が行われる場合がある。
図25に示す装飾図柄表示装置208の右上隅には、第4図柄表示領域284が設けられている。第4図柄表示領域284は、上から、普図の表示領域、特図1の表示領域、特図2の表示領域になる。各図の表示領域では、左側の領域が保留数報知領域になり、右側の領域が図柄変動中報知領域になる。本実施形態では、特図1には保留はなく、普図と特図2はそれぞれ最大4つの保留を貯めることができる。普図の図柄変動中報知領域では、普図の図柄停止中には、当りを表す丸印又ははずれを表すバツ印の図柄が点灯表示されるが、普図の図柄変動中には、「-」の図柄が点滅表示される。特図1の図柄変動中報知領域では、特図1の図柄停止中には、大当りを表す丸印、小当りを表す三角印又はずれを表すバツ印の図柄が点灯表示されるが、特図1の図柄変動中には、「-」の図柄が点滅表示される。特図2の図柄変動中報知領域では、特図2の図柄停止中には、大当りを表す丸印、小当りを表す三角印、時短図柄の停止を表す星印又ははずれを表すバツ印の図柄が点灯表示されるが、特図2の図柄変動中には、「-」の図柄が点滅表示される。
また、図25に示す装飾図柄表示装置208における演出表示領域208dの左部分には、普図の保留アイコン表示領域281が設けられている。この普図の保留アイコン表示領域281には、普図の保留を表す保留アイコンが表示される。さらに、演出表示領域208dの中央部分には、変動アイコン表示領域280が設けられている。変動アイコン表示領域280には、現在行われている図柄変動表示に対応する変動アイコンが表示される。
以上した第4図柄表示領域284、普図の保留アイコン表示領域281および変動アイコン表示領域280については、この後の図でも同じである。
本実施形態のパチンコ機100では、通常遊技状態であれば、特図2の変動表示に応じた装飾図柄を用いた変動演出は行われず、普図の変動表示に応じた装飾図柄を用いた変動演出が行われる。なお、c時短遊技状態では、特図2の図柄変動表示がメインとなることから特図2の変動表示に応じた装飾図柄を用いた変動演出が行われる。
図25(a)では、大当りとなる特図2のみが変動表示を行っている。上述のごとく、通常遊技状態であれば、装飾図柄表示装置208で、特図2の変動表示に応じた装飾図柄を用いた変動演出は行われず、図25(a)に示す装飾図柄表示装置208の中央領域には、普図の変動表示に応じた装飾図柄を用いた停止表示が表示されている。すなわち、装飾図柄表示装置208における左図柄表示領域208aには「装飾8」が停止表示され、中図柄表示領域208bには「装飾3」が停止表示され、右図柄表示領域208cには「装飾4」が停止表示されており、バラケ目であることから普図はずれが報知されている。また、表示画面の左上部にはミニ図柄MINも表示されており、このミニ図柄MINは、図柄(普図、特図1、特図2)の変動表示が行われているか否かを報知する表示に相当し、図柄の変動表示が行われている間はミニ図柄が変動表示し、図柄の停止表示が行われている間はミニ図柄も停止表示している。図25(a)に示すミニ図柄MINでは、8-3-4のミニ図柄の組み合わせが停止表示されている。
通常遊技状態では、普図始動口228(図3参照)を狙って左打ちを行うことが推奨されており、図25(b)では、普図始動口228に入賞があり、図3に示す普図表示装置210における普図の変動表示が開始される。以下、普図の変動表示と言った場合は、主制御部300が制御する普図表示装置210における変動表示のことをいう。また、特図の変動表示と言った場合は、主制御部300が制御する第1特図表示装置212あるいは第2特図表示装置214における変動表示のことをいう。主制御部300は、普図の変動表示が開始される際にも特図の変動表示が開始される際にも、第1副制御部400に図変動開始コマンドを送信する。図変動開始コマンドには、変動表示の時間(変動時間)が含まれている。第1副制御部400は、図25(a)から続く特図2の変動表示の残り時間を把握しており、現在行われている特図2の変動表示が大当りの場合には、普図の図変動開始コマンドを受信すると、普図の図柄変動と特2の図柄変動のうちどちらの変動表示が先に終了するかを判定する。なお、現在行われている特図2の変動表示がハズレの場合には、上記判定は行わない。また、上記判定を行ってもよいが、特図2の変動表示がハズレの場合には、特図2の変動表示が先に終了する場合でも特図2の変動表示に関する演出を行わない。ここでは普図の変動表示の方が先に終了する。この結果、装飾図柄表示装置208では、普図の変動表示に応じた装飾図柄を用いた変動演出が開始される。すなわち、これまで停止表示されていた装飾図柄が変動を開始し、左図柄表示領域208aでも中図柄表示領域208bでも右図柄表示領域208cでも装飾図柄が高速変動を行っている。また、左上部では、ミニ図柄も変動表示を開始する。なお、下部中央の変動アイコン表示領域280には、普図の変動アイコンh0が表示されている。
図25(c)では、普図の変動表示が継続しており、普図の変動表示に応じた装飾図柄を用いた変動演出では、「装飾5」-「装飾4」-「装飾7」の揺れ表示が行われている。普図の変動表示が継続していることから、ミニ図柄MINでは揺れ表示は行われず変動表示の表示を継続し、ミニ図柄MINは普図が変動中であることを報知している。この状況で、普図始動口228に再び入賞があり、普図の保留が貯まる。普図の保留アイコン表示領域281には普図の保留アイコンh11が表示されている。また、第4図柄表示領域284では、普図の保留数報知領域に「1」が表示されている。
図25(d)では、普図始動口228に三度の入賞があり、普図の保留が1つ増える。普図の保留アイコン表示領域281には普図の保留アイコンh12が追加表示されている。また、第4図柄表示領域284では、普図の保留数報知領域の値が更新表示され「2」が表示されている。この図25(d)のタイミングで普図の変動表示が終了し、普図の変動表示に応じた装飾図柄を用いた変動演出も終了し、装飾図柄表示装置208では、「装飾5」-「装飾4」-「装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示する。また、左上部では、5-4-7のミニ図柄MINの組み合わせも停止表示されている。下部中央の変動アイコン表示領域280では普図の変動アイコンh0が消えている。なお、特図2の変動表示はまだ継続している。
図25(e)では、普図の保留が1つ消化され、普図の変動表示が開始される。主制御部300からは、第1副制御部400に図変動開始コマンドが送信され、第1副制御部400は、今回の普図の図柄変動と図25(a)から続く特2の図柄変動のうちどちらの変動表示が先に終了するかを判定する。ここでも、普図の変動表示の方が先に終了する。この結果、装飾図柄表示装置208では、普図の変動表示に応じた装飾図柄を用いた変動演出が再び開始される。なお、普図の保留アイコン表示領域281では、保留アイコンの移動アニメーションが表示され、変動アイコン表示領域280には、普図の変動アイコンh0が表示されている。また、ミニ図柄MINおよび第4図柄表示領域284における普図の図柄変動中報知領域による普図の変動中の報知も開始される。
図25(f)では、普図の変動表示が継続しており、続く同図(g)では、普図の変動表示が終了し、普図の変動表示に応じた装飾図柄を用いた変動演出も終了し、装飾図柄表示装置208では「装飾4」-「装飾1」-「装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示する。また、ミニ図柄では、4-1-7のミニ図柄の組み合わせが停止表示し、第4図柄表示領域284における普図の図柄変動中報知領域ではバツ印が点灯表示し、普図が停止表示したことを報知している。この時点で普図の保留数は1である。なお、特図2の変動表示はまだ継続している。
図25(h)では、普図の残り1つの保留がされ、普図の変動表示が開始される。主制御部300からは、第1副制御部400に図変動開始コマンドが送信され、第1副制御部400は、今回の普図の図柄変動と図25(a)から続く特2の図柄変動のうちどちらの変動表示が先に終了するかを判定する。ここでは、これまで続いてきた特図2の変動表示の方が先に終了する。この結果、装飾図柄表示装置208では、現在行われている特図2の変動表示で大当りすることを示唆する演出が開始される。すなわち、普図の変動表示の開始に合わせて、普図の変動表示に応じた装飾図柄を用いた変動演出ではなく、当該変動における大当りを示唆する演出であるシャッタ演出が開始される。シャッタ演出が開始されると、装飾図柄表示装置208の表示画面全体に閉じた状態のシャッタ画像STGが表示される。シャッタ画像STGには、「Rushチャレンジ接近中」という文字表示がなされ、大当り遊技が開始されることが近いことを示唆している。また、このシャッタ画像STGがオーバーラップすることによって、普図の保留アイコン表示領域281および変動アイコン表示領域280は見えなくなっているが、第4図柄表示領域284およびミニ図柄MINは表示されている。ミニ図柄では、普図が変動中であることを報知している。
図25(i)では、特図2の変動表示が終了する。図25(i)に示す第4図柄表示領域284における特図2の図柄変動中報知領域には、大当りを表す丸印が表示されている。装飾図柄表示装置208では、表示画面の中央に右打ちを促す右打ち表示U4が、シャッタ画像STGにオーバーラップするように表示され、第2可変入賞口235への入賞を促進する。また、第4図柄表示領域284の左横にも、小さな右打ち表示U5が表示されている。
図25(j)では、特図2の大当り遊技(10Rの大当り遊技)が開始されており、装飾図柄表示装置208では、シャッタ画像STGは消え、「Rushチャレンジボーナス」といった大当り遊技中の画像が表示されている。なお、普図の変動表示は継続しており、ミニ図柄MINおよび第4図柄表示領域284における普図の図柄変動中報知領域において普図が変動中であることが報知されている。また、ミニ図柄MINの下には、1回目の大当り遊技からの累積の獲得賞球を表示する獲得賞球数表示TALが表示されている。さらに、右打ち表示U4は消えたが、小さな右打ち表示U5は表示されている。
以上の説明では、特図2の変動表示で大当りとなる例であったが、特図2の変動表示で小当りとなる場合も同様である。すなわち、シャッタ演出は、現在行われている特図2の変動表示で小当りすることを示唆する演出であってもよく、この場合にはシャッタ画像SRGに表示される文字表示が同じであってもよいし、異なっていてもよい(例えば、「Vチャレンジ接近中」)。あるいは反対に、特図2の変動表示で小当りとなる場合は、シャッタ演出を行わないようにしてもよい。例えば、普図の変動中に小当りとなる特図2の変動表示が停止する場合は、特図2の確定停止後(小当り開始時)に小さな右打ち表示U5を表示するのみとしてもよい。つまり、背景表示や普図の変動表示はそのまま継続されるようにしてもよい。ここで、小当り遊技中に特定領域234vを遊技球が通過した場合に、大当り遊技の画像を表示すればよい。
また、通常遊技状態において普図の変動表示とハズレとなる特図2の変動表示の両方が実行されている場合には、どちらが先に停止表示する場合であっても、特図2の変動表示に応じた装飾図柄を用いた変動演出は行わず、普図の変動表示に応じた装飾図柄を用いた変動演出を行う。
図25(A)~同図(D)は、c時短遊技状態において、特図2の変動表示と大当りとなる特図1の変動表示の両方が実行されている場合(いわゆる同時変動が行われている場合)に、先に停止表示する図柄の演出を優先する例である。c時短遊技状態(RUSH状態)では、特図2始動口232を狙って右打ちを行い、特図2の変動表示で大当りを狙う。このc時短遊技状態での特図2の変動時間は、通常遊技状態(非時短遊技状態)での特図2の変動時間よりも短め目である。c時短遊技状態では、特図2の変動表示に応じた装飾図柄の変動演出が装飾図柄表示装置208で行われる。
図25(A)は、c時短遊技状態が開始して特図2の図柄変動表示が開始した直後の様子を示している。c時短遊技状態に移行すると、装飾図柄表示装置208では、表示画面の中央上方にc時短遊技状態の実行時間を報知する表示である「RUSH TIME表示」が表示され、また、表示画面の左下方には、c時短遊技状態の終了までの残り図柄変動回数が表示されている。図25(A)に示す装飾図柄表示装置208では、c時短遊技状態(RUSH状態)が開始してから0.01秒が経過し、c時短遊技状態が終了するまでの図柄変動表示の回数が143回であることが報知されている。さらに、小さな右打ち表示U5も表示されている。なお、c時短遊技状態の終了までの残り図柄変動回数の下には、演出モード選択表示DMSが表示されている。演出モードについては詳しくは後述するが、ここでデフォルトの演出モードである演出モードAが選択されている。
また、c時短遊技状態が開始すると、左図柄、中図柄、右図柄の装飾図柄が表示されるとともに、表示画面の左上部にはミニ図柄MINも表示される。
さらに、装飾図柄表示装置208では、演出表示領域208dの中央に変動アイコン表示領域280が表示され、その右横に特図2の保留アイコン表示領域282が表示されている。図25(A)では、変動アイコン表示領域280に特図2の変動アイコンh0が表示され、特図2の変動表示が行われている。装飾図柄表示装置208の中央領域では、特図2の変動表示に応じた装飾図柄を用いた変動演出が開始されている。すなわち、装飾図柄表示装置208における左図柄表示領域208aでも中図柄表示領域208bでも右図柄表示領域208cでも特図2の変動表示に応じた装飾図柄の変動演出が開始されている。
図25(B)では、通常遊技状態よりは長く開放するもののa2時短遊技状態よりは短い開放時間となる電チュー内の特図1始動口231に入賞がある。ここでの入賞は、イレギュラー入賞に相当する。主制御部300からは、第1副制御部400に特図1の図変動開始コマンドが送信され、第1副制御部400は、特図1の図柄変動と現在行われている特2の図柄変動のうちどちらの変動表示が先に終了するかを判定する。ここでは、特図1の変動表示の方が先に終了する。上述のごとく、特図1の変動表示では、はずれ図柄は停止表示せず、大当り図柄か小当り図柄が必ず停止表示する。装飾図柄表示装置208では、先に停止表示する図柄の演出表示を優先するが、本実施形態では、特図1の変動表示に応じた装飾図柄を用いた変動演出は行わず、特図1の変動表示で大当りすることを示唆する演出であるシャッタ演出が開始される。ここでは、これまで行われていた特図2の変動表示に応じた装飾図柄の変動演出の表示にオーバーラップするようにシャッタ画像STGが表示される。すなわち、特図2の変動表示に応じた装飾図柄の変動演出に代わってシャッタ演出が新たに開始される。なお、ミニ図柄MINでは、特図1が変動中であることを報知し続けている。また、第4図柄表示領域284における特図1の図柄変動中報知領域でも、「-」の図柄が点滅表示されており特図1が変動中であることを報知し続けている。図25(B)に示すシャッタ画像STGには、「チャンス発生中」という文字表示がなされ、大当り遊技が開始されることが近いことを示唆している。
図25(C)では、特図1の変動表示が終了する。図25(C)に示す第4図柄表示領域284における特図1の図柄変動中報知領域には、大当りを表す丸印が表示されている。装飾図柄表示装置208では、表示画面の中央に右打ちを促す右打ち表示U4が、シャッタ画像STGにオーバーラップするように表示され、第2可変入賞口235への入賞を促進する。また、第4図柄表示領域284の左横にも、小さな右打ち表示U5が表示されている。なお、特図1よりも長い変動表示が行われるはずであった特図2では、特図1で大当り図柄が停止表示されたことにより抽選結果が破棄され、図25(C)に示す第4図柄表示領域284における特図2の図柄変動中報知領域には、はずれを表すバツ印が表示され、ミニ図柄MINでは、4-1-7といったバラケ目のミニ図柄の組み合わせが停止表示されている。なお、抽選結果の破棄のタイミングは、特図1で大当り図柄が停止表示されたタイミングであるが、このタイミングより早いタイミング(例えば、特図1入賞のタイミング)でもよいし、遅いタイミング(大当り遊技開始のタイミング)であってもよい。
図25(D)では、特図1の大当り遊技(10Rの大当り遊技)が開始されており、装飾図柄表示装置208では、シャッタ画像STGは消え、「ビックボーナス」といった大当り遊技中の画像が表示されている。ミニ図柄MINの下には獲得賞球数表示TALが表示されている。また、右打ち表示U4は消えたが、小さな右打ち表示U5は表示されている。
なお、シャッタ画像STGに表示される文字表示は、大当りの種類によって変更される。大当り遊技終了後RUSH状態に必ず移行する場合には、「チャンス発生中」の文字表示が表示され(図25(B))、大当り遊技終了後にRUSH状態又は通常遊技状態に移行する場合には、「RUSHチャレンジ接近中」の文字表示が表示される(図25(h))。また、図19における(7)の入賞困難な時短遊技状態は、見た目はRUSH状態(c時短遊技状態)である。同じく図19における(8)の通常遊技状態も、見た目はRUSH状態である。ここで特図1が当たると、見た目はRUSH状態でも制御的には通常遊技状態であるため、「RUSHチャレンジ接近中」の文字表示が表示される。
また、大当りとなる特図1や小当たりとなる特図1では、他方の図柄(特図2や普図)の変動時間に関係なく、変動開始時にシャッタ演出を表示するようにしてもよい。但し、このようにする場合でも、大当りや小当りの特図2が先に停止する場合には、変動開始時にシャッタ演出を実行せずに特図2の演出を実行するようにすることが好ましい。
図26は、通常遊技状態で当りとなる普図の変動表示と大当りとなる特図2の変動表示の両方が実行されている場合に、先に停止表示する図柄の演出を優先する例である。
図26(a)~同図(c)は、図25(a)~同図(c)と同じであり、大当りとなる特図2の変動表示が行われているが(図26(a))、普図始動口228に入賞があり、特図2の変動表示よりも普図の変動表示の方が先に終了するため、装飾図柄表示装置208では、普図の変動表示に応じた装飾図柄を用いた変動演出が開始される(図26(b))。図26(c)では普図の変動表示が継続しており、普図始動口228に再び入賞があり、普図の保留が貯まる。
図26(d)では、普図始動口228への新たな入賞はなく、普図の変動表示が終了し、装飾図柄表示装置208では、「装飾5」-「装飾4」-「装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示する。
図26(e)では、普図の保留が消化され、普図の変動表示が開始される。ここでの普図の変動表示は当りの変動表示になる。主制御部300からは、第1副制御部400に図変動開始コマンドが送信され、第1副制御部400は、今回の普図の図柄変動と現在行われている特2の図柄変動のうちどちらの変動表示が先に終了するかを判定する。ここでも、普図の変動表示の方が先に終了する。この結果、装飾図柄表示装置208では、普図の変動表示に応じた装飾図柄を用いた変動演出が再び開始される。
図26(f)では、普図の変動表示が終了し、普図の変動表示に応じた装飾図柄を用いた変動演出も終了し、装飾図柄表示装置208では「装飾4」-「装飾4」-「装飾4」の装飾図柄の組み合わせが停止表示する。また、ミニ図柄では、4-4-4のミニ図柄の組み合わせが停止表示し、第4図柄表示領域284における普図の図柄変動中報知領域では丸印が点灯表示し、普図が停止表示したことを報知している。
普図に当選したとことから、特図1始動口231が内部にある電チューを狙うことを推奨するため、図26(g)に示す装飾図柄表示装置208では、右打ち表示U4と小さな右打ち表示U5が表示されている。なお、図26(g)のタイミングでは特図2の変動表示はまだ継続している。また、この図26(g)のタイミングで、特図1始動口231に入賞があり、特図1の変動表示が極めて短時間(例えば、0.2秒)の変動時間で行われ、特図1で小当り図柄が停止表示する。図26(h)に示す第4図柄表示領域284における特図1の図柄変動中報知領域では三角印が点灯表示し、特図1の変動表示が終了し、小当りに当選したことが報知されている。図26(g)のタイミングでは変動表示を継続していた特図2では、特図1で小当り図柄が停止表示されたことにより、大当りの抽選結果が破棄され、図26(g)に示す第4図柄表示領域284における特図2の図柄変動中報知領域には、はずれを表すバツ印が表示されている。また、図26(h)に示す装飾図柄表示装置208では、小当りに当選したとことから、第1可変入賞口234への入賞を促進するため、右打ち表示U4と小さな右打ち表示U5が表示されている。この図26(h)では、遊技球が第1可変入賞口234に入賞し特定領域234vを通過し、大当りに昇格する。
図26(i)では、大当り遊技が開始されており、装飾図柄表示装置208では、右打ち表示U4は消え、「Rushチャレンジボーナス」といった小当りから昇格した大当り遊技中の画像が表示されている。また、獲得賞球数表示TALも表示されており、小さな右打ち表示U5も表示されている。
図27は、通常遊技状態において普図の変動表示と大当りとなる特図2の変動表示の両方が実行されている場合の、図25に示した例とは別の例を段階的に示す図である。
図27(a)は、図25(a)と同じであり、大当りとなる特図2のみが変動表示が行われている。装飾図柄表示装置208の中央領域には、普図の変動表示に応じた装飾図柄を用いた停止表示が表示されている。
図27(b)では、普図始動口228に続けて2球の入賞があり、装飾図柄表示装置208では、先の入賞に基づく普図の変動表示に応じた装飾図柄を用いた変動演出が開始されており、後の入賞に基づいて保留アイコンh11が普図の保留アイコン表示領域281に表示されている。
図27(c)では、先の入賞に基づく普図の変動表示ははずれの図柄が停止表示して終了し、後の入賞に基づく普図の変動表示が開始される。主制御部300からは、第1副制御部400に普図の図変動開始コマンドが送信され、第1副制御部400は、今回の普図の図柄変動と図27(a)から続く特2の図柄変動のうちどちらの変動表示が先に終了するかを判定する。ここでは、これまで続いてきた特図2の変動表示の方が先に終了する。この結果、装飾図柄表示装置208では、現在行われている特図2の変動表示で大当りすることを示唆する演出であるシャッタ演出が開始される。図27(c)に示すシャッタ画像STGには、「Rushチャレンジ接近中」という文字表示がなされ、大当り遊技が開始されることが近いことを示唆している。図27(c)から同図(e)までは、特図2の変動表示と普図の変動表示の両方が実行されており、同図(f)のタイミングで、特図2の変動表示が終了する。図27(f)に示す第4図柄表示領域284における特図2の図柄変動中報知領域には、大当りを表す丸印が表示されている。装飾図柄表示装置208では、表示画面の中央に右打ちを促す右打ち表示U4が、シャッタ画像STGにオーバーラップするように表示され、第2可変入賞口235への入賞を促進する。また、第4図柄表示領域284の左横にも、小さな右打ち表示U5が表示されている。
図27(g)では、特図2の大当り遊技(10Rの大当り遊技)が開始されており、装飾図柄表示装置208では、シャッタ画像STGは消え、「Rushチャレンジボーナス」といった大当り遊技中の画像が表示されている。なお、普図の変動表示は継続しており、ミニ図柄MINおよび第4図柄表示領域284における普図の図柄変動中報知領域において普図が変動中であることが報知されている。また、ミニ図柄MINの下には、獲得賞球数表示TALが表示されている。さらに、右打ち表示U4は消えたが、小さな右打ち表示U5は表示されている。
図27(d’)、同図(h)、同図(i)は、同図(d)以降の変形例である。図27(d’)では、通常、特図1始動口231に遊技球が入賞することはない状態ではあるが、偶然に、特図1始動口231に遊技球が入賞し、特図1の変動表示が開始されている。なお、この特図1の変動表示は小当りとなることとする。主制御部300からは、第1副制御部400に特図1の図変動開始コマンドが送信され、第1副制御部400は、今回の特図1の図柄変動と図27(c)から続く特2の図柄変動のうちどちらの変動表示が先に終了するかを判定する。ここでは、特図2の変動表示よりも特図1の変動表示の方が先に終了する。この結果、装飾図柄表示装置208では、本来、特図1の変動表示で小当りすることを示唆する演出であるシャッタ演出を開始するが、既に、特図2の変動表示で大当りすることを示唆する演出であるシャッタ演出を実行中であるので、表示中のシャッタ演出を継続して表示する。なお、同じ画像であっても、新たに表示し直す処理を行ってもよい。また、特図1と特図2の変動時間を比較することなく、特図1の変動表示が開始すると共に、新たにシャッタ画像を表示し直してもよい。
図27(h)では、普図の変動表示は継続している状態で、特図1の変動表示で小当り図柄が停止表示する。図27(h)に示す第4図柄表示領域284における特図1の図柄変動中報知領域には、小当りを表す三角印が表示されている。変動表示を継続していた特図2では、特図1で小当り図柄が停止表示されたことにより、大当りの抽選結果が破棄され、図27(h)に示す第4図柄表示領域284における特図2の図柄変動中報知領域には、はずれを表すバツ印が表示されている。特図1で小当りに当選したことから、第1可変入賞口234への入賞を促進するため、表示画面の中央に右打ちを促す右打ち表示U4が、シャッタ画像STGにオーバーラップするように表示され、第2可変入賞口235への入賞を促進する。また、第4図柄表示領域284の左横にも、小さな右打ち表示U5が表示されている。
図27(i)では、遊技球が第1可変入賞口234に入賞し特定領域234vを通過し、大当りに昇格する。図27(i)に示す装飾図柄表示装置208では、特図1の小当りが大当りに昇格したことを受けて、「Rushチャレンジボーナス」といった小当りから昇格した大当り遊技中の画像に切り替わっている。この大当り遊技中の画像では、小さな右打ち表示U5とともに獲得賞球数表示TALも表示されている。
このように、見た目上は、特図2の変動表示で大当りすることを示唆する演出であるシャッタ演出の実行時間が短縮されたような演出となる。このようにすることで、イレギュラーな大当りが発生した場合でも、遊技者に違和感を与えないようにすることができる。また、特図2の大当りが破棄されたことを感じさせ難くすることができる。
図27(c’’)では、図27(b)における普図の変動中に右打ちを行うことで通過させることが可能となる普電作動ゲート228gを遊技球が通過して、図41-1(e)を用いて説明したように、普図の変動表示中に普電作動ゲート228gへの遊技球の通過があった場合は、表示結果如何にかかわらず変動表示中の普図が中断され、普電作動ゲート228gへの遊技球の通過に基づく電チューのシャッタ部材2311の開閉動作が終了すると普図の変動表示が再開される。普図の変動表示が中断したことで、大当りとなる特図2の変動表示が先に終了し、図27(j)に示す第4図柄表示領域284における特図2の図柄変動中報知領域には、大当りを表す丸印が表示されている。すなわち、普図当りと特図2大当りの順番が入れ替わり、突然大当りが発生している。装飾図柄表示装置208では、表示画面の中央に右打ちを促す右打ち表示U4が表示され、小さな右打ち表示U5も表示される。ただし、シャッタ演出は行われず、シャッタ画像STGは表示されていない。
以上の記載によれば、
『 遊技球を検出する第一の検出手段[例えば、普図始動口228に入賞したことを検出する球検出センサ]と、
前記第一の検出手段とは異なる領域に設けられ、遊技球を検出する第二の検出手段[例えば、第2始動口センサ]と、
演出手段[例えば、装飾図柄表示装置208]と、
を備え、
第一の遊技状態と第二の遊技状態を有する遊技台であって、
前記第一の検出手段に遊技球が検出されると第一の図柄[例えば、普図]の変動表示[例えば、普図変動表示]を実行する場合があり、
前記第二の検出手段に遊技球が検出されると第二の図柄[例えば、特図2]の変動表示[例えば、特図2変動表示]を実行する場合があり、
前記第一の遊技状態は、前記第一の検出手段に遊技球が検出されることを推奨する遊技状態[例えば、通常遊技状態(非時短遊技状態)]であり、
前記第二の遊技状態は、前記第二の検出手段に遊技球が検出されることを推奨する遊技状態[例えば、c時短遊技状態]であり、
前記演出手段は、前記第一の図柄の変動表示に応じて第一の図柄変動演出[例えば、普図装飾図柄変動表示]を実行可能な手段であり、
前記演出手段は、前記第二の図柄の変動表示に応じて第二の図柄変動演出[例えば、特図2装飾図柄変動表示]を実行可能な手段であり、
前記演出手段は、前記第一の遊技状態において、前記第一の図柄の変動表示が実行されている場合に、該第一の図柄の変動表示に応じて前記第一の図柄変動演出を実行可能な手段であり、
前記演出手段は、前記第二の遊技状態において、前記第二の図柄の変動表示が実行されている場合に、該第二の図柄の変動表示に応じて前記第二の図柄変動演出を実行可能な手段であり[例えば、図28(a)]、
前記演出手段は、前記第一の遊技状態において、前記第二の図柄の変動表示が実行されている場合に、該第二の図柄の変動表示に応じて前記第二の図柄変動演出を実行しない手段であり、
前記演出手段は、前記第一の遊技状態において、前記第一の図柄の変動表示と大当り図柄が停止表示されることになる前記第二の図柄の変動表示がともに実行されている場合、該第二の図柄の変動表示で該大当り図柄が停止表示されることを示唆する演出(以下、「第一の特定演出」という。)[例えば、シャッタ演出]を実行する場合がある手段である[例えば、図25(h)]、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
この遊技台によれば、遊技状態に応じてメインとなる変動表示が決められており、その変動表示を狙って遊技を行う必要がある。前記第一の遊技状態では、前記第一の図柄の変動表示がメインとなるが、前記第二の図柄の変動表示も実行されている場合には、前記第一の特定演出を実行する場合があり、状況に応じた演出を行うことで遊技を盛り上げることが可能である。
なお、この遊技台では、前記第一の遊技状態は、前記第一の検出手段に遊技球が検出されることを推奨する遊技状態であることから、該第一の遊技状態では、前記第一の図柄の変動表示が最も優先され、前記第二の遊技状態は、前記第二の検出手段に遊技球が検出されることを推奨する遊技状態であることから、該第二の遊技状態では、前記第二の図柄の変動表示が最も優先される。そして、前記第一の遊技状態では、大当りとなる非優先側の前記第二の図柄の変動表示と、優先側の前記第一の図柄の変動表示がともに実行中である場合には、優先側の該第一の図柄の変動表示が非優先側の該第二の図柄の変動表示よりも先に停止する場合には、前記第一の特定演出は実行されず、該第二の図柄の変動表示が該第一の図柄の変動表示よりも先に停止する場合には、該第一の特定演出が実行される。
また、前記演出手段は、前記第一の遊技状態において、前記第一の図柄の変動表示と小当り図柄が停止表示されることになる前記第二の図柄の変動表示がともに実行されている場合、小当りとなることを示唆する演出(以下、「第二の特定演出」とする)[例えば、シャッタ演出]を実行する場合がある手段であってもよい。
また、前記演出手段は、表示手段であり、前記第一の図柄変動演出は、前記表示手段における前記中央領域で実行される演出であってもよく、前記第二の図柄変動演出も、前記表示手段における前記中央領域で実行される演出であってもよい。
さらに、前記演出手段は、前記第一の遊技状態において、前記第一の図柄と前記第二の図柄のうち該第二の図柄のみ変動表示が実行されている場合に、該第二の図柄の変動表示に応じて前記第二の図柄変動演出をメインの演出としては実行しない手段であってもよい。ここにいうメインの演出とは、演出領域(表示領域)が最も大きな演出のことであったり、最も目立つ演出のことである。
また、前記演出手段は、前記第一の遊技状態において、前記第一の図柄と前記第二の図柄のうち該第一の図柄のみ変動表示が実行されている場合に、該第一の図柄の変動表示に応じて前記第一の図柄変動演出を実行する手段であり、前記演出手段は、前記第二の遊技状態において、前記第一の図柄と前記第二の図柄のうち該第二の図柄のみ変動表示が実行されている場合に、該第二の図柄の変動表示に応じて前記第二の図柄変動演出を実行する手段であり[例えば、図28(a)]、前記演出手段は、前記第一の遊技状態において、前記第一の図柄と前記第二の図柄のうち該第二の図柄のみ変動表示が実行されている場合に、該第二の図柄の変動表示に応じて前記第二の図柄変動演出を実行しない手段であってもよい。
また、
『 前記演出手段は、前記第一の遊技状態において、大当り図柄が停止表示されることになる前記第二の図柄の変動表示の実行中に前記第一の図柄の変動表示の実行が開始され該第一の図柄の変動表示よりも該第二の図柄の変動表示の方が先に終了する場合、該第一の図柄の変動表示の実行が開始されても前記第一の図柄変動演出は実行せずに前記第一の特定演出を実行する手段である[例えば、図25(h)]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
大当りが発生するまでに他の図柄(前記第一の図柄)の演出(前記第一の図柄変動演出)を最後まで実行できる場合は、前記第一の特定演出を実行せず、こうすることで、大当りとなることが遊技者は大当りが発生する直前までわからず、遊技者に大当りが発生する直前まで遊技球を発射してもらうことができ、遊技店に好まれる遊技台を提供可能になる。仮に、前記第二の図柄の変動表示よりも前記第一の図柄の変動表示の方が先に終了する場合であっても、前記第一の特定演出を実行してしまうと、該第一の特定演出を見た時点で遊技者は該第二の図柄の変動表示で大当りすることを待ち、遊技球を発射しなくなり、遊技店としては不利益を被ってしまう。
なお、前記第一の遊技状態では、前記第二の図柄の変動表示よりも前記第一の図柄の変動表示の方が優先され、非優先側の該第二の図柄の変動表示が優先側の該第一の図柄の変動表示よりも先に停止表示する場合には、前記第一の特定演出が実行される。
また、前記演出手段は、前記第一の遊技状態において、小当り図柄が停止表示されることになる前記第二の図柄の変動表示の実行中に前記第一の図柄の変動表示の実行が開始され該第一の図柄の変動表示よりも該第二の図柄の変動表示の方が先に終了する場合、前記第一の図柄の変動表示の実行が開始されても前記第一の図柄変動演出は実行せずに前記第二の特定演出を実行する手段であってもよい。
また、
『 前記演出手段は、前記第一の遊技状態において、大当り図柄が停止表示されることになる前記第二の図柄の変動表示の実行中に前記第一の図柄の変動表示の実行が開始され該第二の図柄の変動表示よりも該第一の図柄の変動表示の方が先に終了する場合、前記第一の特定演出を実行せずに前記第一の図柄変動演出を実行する手段である[例えば、図25(b)、同図(e)]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
前記第一の特定演出といった特殊な表示を行うタイミングを必要最低限にして、遊技者に違和感を与えないようにしたり、演出のテンポが損なわれないようにすることができる。
なお、前記第一の遊技状態では、優先側の該第一の図柄の変動表示が非優先側の該第二の図柄の変動表示がよりも先に停止表示する場合には、優先側の前記第一の図柄変動演出が実行される。
また、前記演出手段は、前記第一の遊技状態において、小当り図柄が停止表示されることになる前記第二の図柄の変動表示の実行中に前記第一の図柄の変動表示の実行が開始され該第二の図柄の変動表示よりも該第一の図柄の変動表示の方が先に終了する場合、前記第二の特定演出を実行せずに前記第一の図柄変動演出を実行する手段であってもよい。
また、
『 前記演出手段は、前記第二の図柄の変動表示が行われているか否かを報知する第二の変動中報知[例えば、ミニ図柄または/および第4図柄表示領域284における特図2の図柄変動中報知領域の報知]を実行可能な手段であり、
前記演出手段は、前記第一の遊技状態において、前記第二の図柄の変動表示が実行されている場合に、該第二の図柄の変動表示に応じて前記第二の図柄変動演出は実行しないものの前記第二の変動中報知は実行する手段である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、前記演出手段は、前記第一の図柄の変動表示が行われているか否かを報知する第一の変動中報知[例えば、ミニ図柄または/および第4図柄表示領域284における普図の図柄変動中報知領域の報知]を実行可能な手段であってもよい。
前記第一の変動中報知は、前記表示手段における、前記中央領域から外れた領域で、実行される報知であってもよく、前記第二の変動中報知も、前記表示手段における、前記中央領域でから外れた領域で、実行される報知であってもよい。
また、前記演出手段は、前記第一の遊技状態において、前記第一の図柄と前記第二の図柄のうち該第二の図柄のみ変動表示が実行されている場合に、該第二の図柄の変動表示に応じて前記第二の図柄変動演出は実行しないものの前記第二の変動中報知は実行する場合がある手段であってもよい。
また、
『 前記第一の図柄は、普通図柄であり、
前記第二の図柄は、特別図柄[例えば、特図2]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、前記特別図柄は、入賞の容易さが変わらない始動口に入賞すると変動表示を実行する場合があり、大当りすると可変入賞口が開放する図柄であってもよい。
図28は、c時短遊技状態(RUSH状態)における最終変動から通常遊技状態(非時短遊技状態)へ移行する際の例を段階的に示す図である。
c時短遊技状態では、特図2始動口232を狙って右打ちを行うことが推奨されており、図28(a)では、特図2の保留が4つまで貯まっており、装飾図柄表示装置208の左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208bおよび右図柄表示領域208cそれぞれでは、特図2の変動表示に応じた装飾図柄を用いた変動演出(図28(a)では揺れ表示)が行われている。図28(a)に示す装飾図柄表示装置208では、c時短遊技状態(RUSH状態)が開始してから3分25.01秒が経過し、c時短遊技状態が終了するまでの図柄変動表示の回数が0回であることが報知されている。すなわち、現在行われている特図2の変動表示がc時短遊技状態の最終変動になる。また、特図2が変動中であることを報知するミニ図柄MINと、第4図柄表示領域284も表示されている。図28(a)に示す第4図柄表示領域284でも、特図2の図柄変動中報知領域において特図2が変動中であることが報知されている。さらに、獲得賞球数表示TALと小さな右打ち表示U5も表示されている。
また、変動アイコン表示領域280と特図2の保留アイコン表示領域282も表示されている。変動アイコン表示領域280には、現在変動中の特図2の変動表示に対応した特図2の変動アイコンh0が表示され、特図2の保留アイコン表示領域282には、4つの保留アイコンh21~h24が表示されている。
なお、c時短遊技状態の終了までの残り図柄変動回数の下には、演出モード選択表示DMSが表示されており、デフォルトの演出モードである演出モードAが選択されている。
そして、図28(a)の状態では右打ちが推奨されているのに左打ちが行われ、普図始動口228に入賞がある。この普図始動口228への入賞はイレギュラー入賞に相当する。
図28(b)では、普図の図柄変動が開始されている。図28(b)に示す第4図柄表示領域284における普図の図柄変動中報知領域において普図が変動中であることが報知されている。また、特図2のハズレ図柄が停止表示され、特図2の変動表示が終了し、c時短遊技状態(RUSH状態)も終了している。すなわち、図28(b)では通常遊技状態に移行している。図28(b)に示す装飾図柄表示装置208には、RUSH状態の終了に伴い、RUSH状態の結果表示(リザルト表示RST)が所定の表示期間の間、表示される。リザルト表示RSTでは、RUSH状態が開始してから終了するまでの延べ時間を表す時間表示RST1と、1回目の大当り遊技からの累積の獲得賞球を表示する獲得賞球数表示RST2が表示される。
また、c時短遊技状態から通常遊技状態に移行した場合や、大当り遊技状態や小当り遊技状態から通常遊技状態に移行した場合や、1G連が終了して通常遊技状態に移行した場合には、主制御部300から第1副制御部400に、普図の残り変動時間が送信される。なお、第1副制御部400が普図の残り変動時間をカウントしていてもよい。装飾図柄表示装置208では、リザルト表示RSTを行っている関係で、普図の変動表示に応じた装飾図柄を用いた変動演出を開始することができず、リザルト表示RSTの終了を待つことになる。しかしながら、リザルト表示RSTの終了を待ってから、普図の変動表示に応じた装飾図柄を用いた変動演出を開始してしまうと、その装飾図柄を用いた変動表示が途中から開始されることになり、遊技者に違和感を与える場合がある。例えば、普図の装飾図柄を用いた変動表示でリーチ演出が行われる場合にリーチ演出が途中から開始されてしまうと、遊技者に大きな違和感を与えたり、パチンコ機100の故障が疑われてしまう。そこで、第1副制御部400は、普図の変動表示に応じた装飾図柄を用いた変動演出を開始せずに、通常遊技状態への移行に伴い主制御部300から送信されてきた普図の残り変動時間が所定時間(例えば、10秒)以上であるか否かを判定し、所定時間以上であれば、リザルト表示RSTが終了すると装飾図柄表示装置208で待機中表示を表示し、所定時間未満であれば、普図の変動表示が終了するまでリザルト表示RSTの表示を継続する。リザルト表示RSTがあまり長い時間表示され続けていると、通常遊技状態に移行していないのではと勘違いし右打ちを行う遊技者が出てくる。通常遊技状態では普図の変動表示がメインとなるが、上述のごとく、右打ちによって遊技球が普電作動ゲート228gを通過してしまうと、普図の変動表示が中断してしまい、遊技が進まなくなってしまう。このため、普図の変動表示の残り変動時間が所定時間以上であった場合には、リザルト表示RSTに代えて待機中表示を行う。一方、待機中表示は、通常遊技状態に戻った時点で普図の変動表示が既に実行中であるといったイレギュラーな状態に限って表示される特殊な表示である。例えば、通常遊技状態において普図の変動表示の実行を開始した場合には、待機中表示は表示されることはなく、図25(b)等では、普図の変動表示に応じた装飾図柄を用いた変動演出が開始されている。待機中表示をこれまで見たことがない遊技者にとっては、初めて見る待機中表示は違和感を与える場合があり、所定時間未満であれば、待機中表示をあえて行わなくても、通常遊技状態に移行していないのではと勘違いされる可能性は低いため、リザルト表示RSTの表示を継続する。
図28(c)では、普図の変動表示の残り変動時間が所定時間以上であった場合の例になる。装飾図柄表示装置208では、リザルト表示RSTが終了すると、待機中表示WATが表示され、普図の変動表示の残り変動時間が20秒であることが表示されている。すなわち、普図の変動表示が行われていることが明確に報知されており、右打ちを行って、その普図の変動表示を中断させてしまうことが防止される。この待機中表示WATは、左打ちを促す表示が含まれた表示であってもよい。なお、第1副制御部400には、特図2の図変動開始コマンドも送信されており、図28(c)では、特図2の変動表示も開始され、特図2の保留数が1つ減っている。第1副制御部400は、図28(b)で開始した普図の図柄変動と、特2の図柄変動のうちどちらの変動表示が先に終了するかを判定する。ここでは、普図の変動表示の方が先に終了する。
図28(d)における待機中表示WATでは、普図の変動表示が終了するまで残り時間が19秒となり、普図始動口228に再び入賞がある。
図28(e)における待機中表示WATでは、その残り時間が0秒になったことが表示されている。なお、待機中表示WATが表示されている間、第4図柄表示領域284は表示されているが、ミニ図柄MINは表示されていない。ただし、ミニ図柄MINも表示されてもよい。図28(e)に示す第4図柄表示領域284における普図の保留数報知領域には1が表示されている。
図28(f)では、普図の変動表示が終了し、待機中演出も終了している。ここでの普図の変動表示ははずれである。装飾図柄表示装置208では、待機中表示WATに代わって、普図表示装置210における普図のはずれの停止図柄に応じた、装飾図柄を用いた停止表示(「装飾5」-「装飾4」-「装飾7」の装飾図柄の組み合わせ)が表示されている。
図28(g)では、普図の保留が1つ消化され、普図の変動表示が開始される。
図28(f)では、普図の変動表示がはずれであったが、同図(f’)では、普図の変動表示が当りであった場合の例になる。装飾図柄表示装置208では、待機中表示WATに代わって、普図表示装置210における普図の当りの停止図柄に応じた「装飾7」-「装飾7」-「装飾7」の装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。
続く図26(h)では、普図に当選したとことから、特図1始動口231が内部にある電チューを狙うことを推奨するため、装飾図柄表示装置208では、右打ち表示U4と小さな右打ち表示U5が表示されている。
図28(c’)では、普図の変動表示の残り変動時間が所定時間(例えば10秒)未満であった場合の例になる。装飾図柄表示装置208では、リザルト表示RSTの表示が継続されている。遊技者が、通常遊技状態に移行していないのではと思う前に、図28(f)や同図(f’)に示す、普図の停止図柄に応じた装飾図柄を用いた停止表示が表示される。
図28(A)では、同図(a)と同じように、c時短遊技状態における最終変動が行われている状態であり、特図2の保留が4つまで貯まっている。装飾図柄表示装置208では、特図2の変動表示に応じた装飾図柄を用いた変動演出(揺れ表示)が行われている。また、この図28(A)では、右打ちが推奨されているのに左打ちが行われ、普図始動口228に入賞し、普図の変動表示が開始されている。図28(A)に示す第4図柄表示領域284における普図の図柄変動中報知領域において普図が変動中であることが報知されている。
続く図28(B)では、特図2のハズレ図柄が停止表示され、特図2の変動表示が終了し、c時短遊技状態(RUSH状態)も終了している。すなわち、図28(b)では通常遊技状態に移行している。図28(B)に示す装飾図柄表示装置208にはリザルト表示RSTが表示されている。また、図28(B)のタイミングで普図の変動表示も終了し、普図の当り図柄が停止表示され、第4図柄表示領域284における普図の図柄変動中報知領域には、普図当りを表す丸印の図柄が点灯表示されている。
この例では、普図当りとなってから特図1始動口231が内部にある電チューが作動を開始するまでの期間で通常遊技状態に移行したことになり、電チューを狙わせるため、右打ち表示が表示される。図28(C)に示す装飾図柄表示装置208では、リザルト表示RSTが終了し、中央領域に右打ち表示U4が表示され、第4図柄表示領域284の左横には小さな右打ち表示U5も表示されている。なお、リザルト表示RSTが表示され続けたまま、そのリザルト表示RSTにオーバーラップしリザルト表示RSTが視認困難になるように右打ち表示U4が表示されてもよい。
図28(B’)の例では、同図(B)よりもさらにタイミングが早く普図の当りの変動表示が終了し、同図(B’)では電チューが作動を開始している。すなわち、電チューの作動中に通常遊技状態に移行したことになる。この場合には、図28(C)に示すように中央領域に右打ち表示U4が表示されず、同図(B’)に示すようにリザルト表示RSTの表示が継続し、小さな右打ち表示U5は表示される。なお、電チューの作動中とは、電チューの作動開始待機状態(オープニング中)、電チュー開放状態および電チュー作動終了状態(エンディング中)のいずれの状態も含まれる。リザルト表示RSTにオーバーラップするように右打ち表示U4を表示してしまうと、RUSH状態の結果表示を遊技者が見ることができず、遊技の継続意欲に影響がでる場合があるため、リザルト表示RSTを優先するために右打ち表示U4は表示しない。
以上、図28では、c時短遊技状態が終了して通常遊技状態に移行する例を示したが、右打ちを行う大当り遊技状態や小当り遊技状態が終了して通常遊技状態に移行する場合でも同じである。また、a2時短遊技状態の1G連が終了して通常遊技状態に移行する場合でも同じである。この場合には、リザルト表示RSTに代えて、獲得賞球数表示のみが表示されたり、大当り遊技の終了演出表示(例えば、大当り遊技終了の文字表示)が表示される。さらには、パンク表示(大当りや小当たりでV入賞しなかったときや電チュー(電チューに入賞=1/1で大当り又は小当り)に入賞しなかったときの残念表示)が継続して表示されてもよい。
図29は、待機中表示の変形例を示す図である。
遊技状態(ステージ)が、通常遊技状態に移行するため、図29(a)に示す待機中表示WAT1では、「ステージ移行中あと20秒」という表示がなされている。
図29(b)に示す待機中表示WAT2では、残り変動時間に関する表示はなく「ステージ移行中」という表示がなされている。待機中表示WAT2を表示していながらも右打ちが行われてしまうと、遊技球が普電作動ゲート228gを通過した場合には、上述のごとく普図の変動表示が中断してしまうため、残り変動時間と実際の終了タイミングがズレてしまう。このため、この例では、残り変動時間に関する表示は省いている。
図29(c)に示す例では、リザルト表示RSTを表示しつつ待機中表示WAT3も表示している。この待機中表示WAT3では、c時短遊技状態の結果であるリザルト表示RSTが終了するまでの残り時間(言い換えれば、通常遊技状態に移行するまでの残り時間)が表示されている。
以上の記載によれば、
『 遊技球を検出する第一の検出手段[例えば、普図始動口228に入賞したことを検出する球検出センサ]と、
前記第一の検出手段とは異なる領域に設けられ、遊技球を検出する第二の検出手段[例えば、第2始動口センサ]と、
演出手段[例えば、装飾図柄表示装置208]と、
を備え、
第一の遊技状態と第二の遊技状態を有する遊技台であって、
前記第一の検出手段に遊技球が検出されると第一の図柄[例えば、普図]の変動表示[例えば、普図変動表示]を実行する場合があり、
前記第二の検出手段に遊技球が検出されると第二の図柄[例えば、特図2]の変動表示[例えば、特図2変動表示]を実行する場合があり、
前記第一の遊技状態は、前記第一の検出手段に遊技球が検出されることを推奨する遊技状態[例えば、通常遊技状態(非時短遊技状態)]であり、
前記第二の遊技状態は、前記第二の検出手段に遊技球が検出されることを推奨する遊技状態[例えば、c時短遊技状態]であり、
前記演出手段は、前記第二の遊技状態から前記第一の遊技状態に移行した時点[例えば、第二の遊技状態における最終変動が終了した時点]で前記第一の図柄の変動表示が実行中の場合[例えば、図28(b)]、或る表示を表示可能[例えば、普図の変動表示の残り変動時間が所定時間以上であれば表示可能]な手段であり、
前記或る表示は、前記第一の遊技状態において前記第一の図柄の変動表示の実行を開始した場合には表示され得ない表示[例えば、図25(b)では表示されることはない表示]である[例えば、待機中表示WAT]、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
この遊技台によれば、前記或る表示によってイレギュラーな状態であることを報知することができ、故障等と勘違いさせることを防止することができる。
なお、前記演出手段は、前記第二の遊技状態から前記第一の遊技状態へ移行する際に前記第一の図柄の変動表示が実行中の場合、或る表示を表示可能な手段である。
また、
『 前記演出手段は、前記第二の遊技状態から前記第一の遊技状態に移行した時点[例えば、第二の遊技状態における最終変動が終了した時点]で前記第一の図柄の変動表示が実行中の場合であっても、前記或る表示を表示しない場合[例えば、普図の変動表示の残り変動時間が所定時間未満の場合]がある手段である[例えば、図28(c’)]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、前記第二の遊技状態から前記第一の遊技状態に移行する際に前記第一の図柄の変動表示が実行中の場合であっても前記或る表示を表示しない場合がある。
また、前記演出手段は、前記第二の遊技状態から前記第一の遊技状態に移行した時点で前記第一の図柄の変動表示が実行中の場合に、実行中の該第一の図柄の変動表示の残り変動時間が、所定時間以上であれば前記或る表示を表示し、該所定時間未満であれば該或る表示を表示しない手段であってもよい。
また、
『 前記或る表示は、実行中の前記第一の図柄の変動表示の残り変動時間を報知する表示である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
遊技を再開できる時間を容易に把握可能となり、利便性の良い遊技台を提供できる。
なお、前記或る表示は、実行中の前記第一の図柄の変動表示の変動時間に関する表示であったり、実行中の前記第一の図柄の変動表示の終了に関する表示であったり、遊技状態の移行に関する表示[例えば、図29(a)に示す待機中表示WAT1、同図(b)に示す待機中表示WAT2]であってもよい。あるいは、前記或る表示は、前記第二の遊技状態に関する表示[例えば、図29(c)に示す待機中表示WAT3]であってもよい。
また、
『 前記第一の検出手段は、第一の遊技領域[例えば、左打ちが行われた遊技球を検出可能な領域(中央領域であったり左側領域)]に設けられたものであり、
前記第二の検出手段は、第二の遊技領域[例えば、右打ちが行われた遊技球を検出可能な領域(右側領域)]に設けられたものであり、
前記第二の遊技領域は、前記第二の検出手段の他に第三の検出手段[例えば、普電作動ゲート228g]も設けられた遊技領域であり、
前記第一の図柄が変動表示の実行中であるときに、前記第三の検出手段に遊技球が検出されると該第一の図柄の変動表示が或る期間[例えば、電チュー作動期間]中断される、ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
より具体的には、前記第三の検出手段が遊技球を検出すると作動する役物[例えば、特図1始動口231が内部にあり、シャッタ部材2311が開閉する電チュー]を備え、前記或る期間とは、前記役物が作動している期間のことであってもよい。
また、前記第一の遊技領域とは、左打ちを又は右打ちのいずか一方の打ち方をすると遊技球が到達可能な領域のことであり、前記第二の遊技領域とは、左打ちを又は右打ちのいずか他方の打ち方をすると遊技球が到達可能な領域のことであってもよい。例えば、前記第一の遊技領域は左打ち領域であり、前記第二の遊技領域は右打ち領域である。
さらに、前記第二の遊技領域に第四の検出手段を備え、前記第四の検出手段に遊技球が検出されると第三の図柄[例えば、特図1]の変動表示[例えば、特図1変動表示]を実行する場合があり、前記第三の図柄は、入賞の容易さが変化する始動口[例えば、特図1始動口231]に入賞すると変動表示を実行する場合があり、大当りすると可変入賞口が開放する特別図柄であってもよく、小当りの場合には前記可変入賞口に入賞した遊技球が特定領域[例えば、特定領域234v]を通過すると大当りに昇格してもよい。
また、
『 前記第一の図柄は、普通図柄であり、
前記第二の図柄は、特別図柄[例えば、特図2]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
前記特別図柄は、入賞の容易さが変わらない始動口に入賞すると変動表示を実行する場合があり、大当りすると可変入賞口が開放する図柄である。
続いて、演出モードについて詳述する。
本実施形態のパチンコ機100では、c時短遊技状態(RUSH状態)において複数の演出モードの中から、遊技者が図1に示す操作キーユニット190の十字キーにおける上ボタンと下ボタンを操作することで、一の演出モードを選択することが可能である。この演出モードは、保留アイコンや変動アイコンを用いた演出の仕方に関するモードである。
図30は、演出モードを説明するための図である。
図30(a)は、選択可能な演出モードを示す表である。
演出モードには3種類の演出モードが用意されている。演出モードAは、デフォルトの演出モードである。演出モードBは、演出の実行頻度が演出モードAよりも低くなる演出モードである。ここにいう演出とは、保留アイコンであれば先読み予告の演出になり、変動アイコンであれば当該変動における大当りを示唆する演出になる。演出モードCは、保留アイコンまたは変動アイコンに大当りの信頼度が表示される演出モードである。
なお、c時短遊技状態(RUSH状態)に限って遊技者が選択することができるが、他の遊技状態(例えば、通常遊技状態や、a1時短遊技状態、a2時短遊技状態、確変遊技状態)でも選択できるようにしてもよい。あるいは、c時短遊技状態、通常遊技状態、a1時短遊技状態、a2時短遊技状態、確変遊技状態のうちのいずれか一又は複数の遊技状態でのみ選択できるようにしてもよい。また、上記演出モードは一例であり、上記演出モード以外の演出モードが選択可能としてもよい。例えば、特定の演出の実行頻度高くなるモードや或る予告演出の大当り期待度が高くなるモードなどを選択可能としてもよい。
図30(b)は、演出モードA又は演出モードBにおける保留アイコンまたは変動アイコンの表示態様を示す表である。
通常色は白色であり、この通常色の表示態様が、演出モードAおよび演出モードBそれぞれのデフォルトの表示態様になる。また、虹色は、大当り確定である。なお、演出モードの説明で大当りの信頼度というときには、小当りの信頼度も含まれている。小当りでも特定領域234vを通過させると大当りに昇格するからである。ただし、小当りの信頼度は含めないようにしてもよい。
演出モードBでは、演出の実行頻度が演出モードAよりも低くなるため、通常色の保留アイコンの出現頻度が高くなる。また、大当り信頼度が50%以上の金色と虹色の出現頻度は演出モードAと同じにし、10%以上50%未満の青色、緑色、赤色の出現頻度は演出モードAよりも低くすれば、演出モードBは、信頼度の高い場合に実行されやすい演出モードとなり、先読みチャンスモードといえる。
演出を実行するか否かや保留アイコンや変動アイコンの表示態様の振り分けは、先読み結果情に基づく抽選によって決定される。
図30(c)は、演出モードCにおける保留アイコンまたは変動アイコンの表示態様を示す表である。
上述のごとく、演出モードCでは、通常、保留アイコンが発生すると、保留アイコンに必ず何れかの大当りの信頼度が表示され(後述するコマンドを正常に受信できなかった場合は除く)、保留アイコンから変動アイコンに変化しても引き継いで表示される。具体的には、特図2始動口232に遊技球が入賞した際の先読み結果情報に基づく抽選によって図30(c)の信頼度となるように保留アイコン表示態様が決定され、決定された表示態様にて保留アイコンが表示される。表示された大当りの信頼度(表示態様)と実際の大当りの信頼度は全て一致させてもよいが、99%の表示態様は、実際には大当り確定の100%である。100%という表示はあえて行わないようにしている。また、3000%が表示される場合もありこの場合も実際には大当り確定の100%である。この3000%の表示は、特図B又は特図Cに当選した場合のみ表示される表示態様である。特図B又は特図Cに当選すれば、大当り遊技終了後にa2時短遊技状態に移行し、1G連(2回の大当り)によって3000球の賞球が期待できることから、最大獲得可能賞球数を%表示して遊技を盛り上げる。このように、当り且つ何か特典(この場合は2回当り確定)がある場合は、100%を超えた数値を表示してもよい。
また、1%の表示態様は、演出モードCのデフォルトの表示態様になる。この1%の表示態様は、c時短遊技状態(RUSH状態)やa時短遊技状態が終了した後に消化されることになる特図2の保留(残保留)に必ず表示される表示態様である。なお、デフォルトの表示態様は、1%の表示態様に限らず、最低の信頼度(例えば、0.1%でもよい)であればよく、あるいは所定の表示態様(例えば、%表示が無表示の表示態様やクエスチョンマークの表示態様)であってもよい。
また、c時短遊技状態(RUSH状態)の残り回数が所定回数(例えば、10回転や5回転などの少なくとも全体の半分以下の数)以下になった場合、低い信頼度(例えば、「1%」や「5%」など)の表示態様が表示され易いようにしてもよい。つまり、c時短遊技状態(RUSH状態)の残り回数が所定回数以下の場合、所定回数よりも多い残り回数のときに比べて低い信頼度で大当りとなり易いようになる。このようにすることで、c時短遊技状態(RUSH状態)の残り回数が少なく、且つ、大当りとなる可能性の低い表示態様のアイコンしか表示されていないときでも、遊技者の期待感を持続することができる。
以上説明した保留アイコンまたは変動アイコンは、特図2のものになる。特図1では、必ず大当りか小当りになり、そもそも保留がない。一方、普図の当りについては、以上説明した保留アイコンまたは変動アイコンの対象としてもよい。すなわち、大当り信頼度が当り信頼度になる。
本実施形態では、複数の演出モードのうち、演出モードAおよび演出モードBといった或る演出モードでは、保留アイコンの通常の変化演出が行われる。この通常の変化演出では、入賞時に変化する場合もあれば保留アイコンのシフト時に変化する場合もある。また、複数の演出モードのうち、演出モードCといった或る演出モードでは、保留アイコンや変動アイコンに大当りの信頼度を%表示(信頼度表示)する。この信頼度表示は、保留発生時に表示開始され、シフト時に表示が変化することはない。なお、信頼度表示をシフト時に変化するようにしてもよいが、変動アイコンとして表示されるまでには、本来の信頼度表示を行うようにすればよい。つまり、変動アイコンとして表示されて以降は信頼度表示は変化しないようにする。
また、図30(b)に示すように、演出モードA又は演出モードBにおける表示態様の数は6個であるのに対して、同図(c)に示すように、演出モードCにおける表示態様の数は8個である。このように、表示態様の数は、演出モードA又はBよりも演出モードCの方が多い。なお、演出モードCにおける表示態様の数よりも演出モードA又は演出モードBにおける表示態様の数の方が多いようにしてもよい。
図31は、c時短遊技状態(RUSH状態)において演出モードを変更しながら遊技を進めた一例を段階的に示す図である。
上述のごとく、c時短遊技状態では、特図2始動口232を狙って右打ちを行うことが推奨されており、特図2の保留が貯まりやすい。図31に示す装飾図柄表示装置208の左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208bおよび右図柄表示領域208cそれぞれでは、特図2の変動表示に応じた装飾図柄を用いた変動演出が行われている。また、演出表示領域208dの中央に変動アイコン表示領域280が表示され、その右横に特図2の保留アイコン表示領域282が表示されている。さらに、c時短遊技状態(RUSH状態)が開始してから0.01秒が経過し、c時短遊技状態が終了するまでの図柄変動表示の回数が143回であることが報知されている。すなわち、現在行われている特図2の変動表示は、c時短遊技状態に移行してから最初の変動表示になる。また、特図2が変動中であることを報知するミニ図柄MINも表示され、第4図柄表示領域284、獲得賞球数表示TALと、小さな右打ち表示U5も表示されている。
図31(a)では、演出モードAが選択されており、変動アイコン表示領域280には、丸形の通常色(白色)の変動アイコンh0が表示されている。丸形の通常色(白色)の変動アイコンおよび保留アイコンは、演出モードAが選択されている間に限って表示されるアイコンである。
図31(b)では、特図2の保留が1つ貯まり、特図2の保留アイコン表示領域282に、丸形の通常色(白色)の第1保留アイコンh21が表示されている。
図31(c)では、遊技者が、図1に示す操作キーユニット190の十字キーにおける上ボタンを一回押下し、演出モードを、演出モードAから演出モードBに変更する。すると、それまで表示されていた丸形の通常色の変動アイコンh0および第1保留アイコンh21は、三角形の通常色の変動アイコンh0および第1保留アイコンh21に変化する。三角形の通常色の変動アイコンおよび保留アイコン(以下、総称して単に「アイコン」という。)は、演出モードBのデフォルトの表示態様である。演出モードAから演出モードBに変更されると、それまで表示されていた演出モードAのアイコンは、一律に演出モードBのデフォルトの表示態様で表示し直される。また、演出モードBから演出モードAに変更されると、それまで表示されていた演出モードBのアイコンは、一律に演出モードAのデフォルトの表示態様(丸形の通常色)で表示し直される。演出モードCから演出モードAに変更された場合や演出モードCから演出モードBに変更された場合も同じであり、それまで表示されていた演出モードCのアイコンは、前者の場合であれば一律に演出モードAのデフォルトの表示態様(丸形の通常色)で表示し直され、後者の場合であれば一律に演出モードBのデフォルトの表示態様(三角形の通常色)で表示し直される。演出モードAと演出モードBとで、デフォルトの表示態様を異ならせ、演出モードBでは三角形のアイコンとしたが、共通にしてもよい。例えば、演出モードBでも丸形のアイコンとしてもよい。一方、演出モードCでは、デフォルトの表示態様が1%の表示がなされた四角形の通常色のアイコンであるため、他のモードと共通にすることはできない。
図31(d)では、特図2の保留が1つ増え、特図2の保留アイコン表示領域282に、三角形の通常色の第2保留アイコンh22が追加表示されている。ここで増加した保留は、実際には大当りの信頼度は15%であり緑色であるが、演出モードBが選択されているため、先読み予告の演出の実行頻度が抑えられ、通常色で表示されている。
図31(e)では、遊技者が操作キーユニット190の十字キーにおける上ボタンを一回押下し、演出モードを、演出モードBから演出モードCに変更する。演出モードCに変更された時点で既に表示されていたアイコンについては、演出モードCの表示態様では表示されない。したがって、変動アイコンh0、第1保留アイコンh21および第2保留アイコンh22は、三角形のアイコンのままである。なお、演出モードを演出モードCに切り替えたタイミングで演出モードCに対応した保留アイコンに表示し直してもよい。つまり、演出モードを演出モードCに切り替えたタイミングで先読み結果情報を用いて抽選し直して保留アイコンに信頼度を表示する。
図31(f)では、特図2の保留がさらに1つ増える。すなわち、演出モードCに変更した後の保留増加になる。特図2の保留アイコン表示領域282には、1%の表示がなされた四角形の第3保留アイコンh23が追加表示される。
図31(g)では、これまで行われていた特図2の変動表示が終了し、変動アイコンh0は消え、ハズレの装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。
図31(h)では、特図2の保留が1つ消化され、新たな図柄変動が開始されている。これまで第1保留アイコンh21であったアイコンが変動アイコン表示領域280において変動アイコンh0として表示され、特図2の保留アイコン表示領域282では、これまで第2保留アイコンh22であった三角形のアイコンがシフトし第1保留アイコンh21になり、これまで第3保留アイコンh23であった1%の表示がなされた四角形のアイコンがシフトし第2保留アイコンh22になっている。
図31(i)では、演出モードCが選択されている状態で特図2の保留がさらに1つ増える。特図2の保留アイコン表示領域282には、10%の表示がなされた四角形の第3保留アイコンh23が追加表示される。
図31(j)では、遊技者が操作キーユニット190の十字キーにおける上ボタンを一回押下し、演出モードを、演出モードCから演出モードAに変更する。この結果、上述のごとく、これまで表示されていた全てのアイコンが、一律に演出モードAのデフォルトの表示態様(丸形の通常色)で表示し直される。なお、演出モードCで表示開始された保留アイコンは演出モードが変更されても、そのまま表示されてもよい。
図31(j)では、遊技者が、図1に示す操作キーユニット190の十字キーにおける上ボタンを一回押下し、演出モードを、演出モードCから演出モードAに変更する。kの結果、上述のごとく、これまで表示されていた全てのアイコンが、一律に演出モードAのデフォルトの表示態様(丸形の通常色)で表示し直される。
この後、c時短遊技状態での遊技が続き、図31(k)に示す装飾図柄表示装置208では、c時短遊技状態(RUSH状態)が開始してから34分10.00秒が経過し、c時短遊技状態が終了するまでの図柄変動表示の回数があと1回しかないことが報知されている。演出モードは演出モードCが選択されており、変動アイコンh0は、30%の表示がなされた四角形のアイコンであり、装飾図柄の変動表示ではリーチ状態になっている。また、特図2の保留数は2であり、特図2の保留アイコン表示領域282には、10%の表示がなされた四角形の第1保留アイコンh21と、1%の表示がなされた四角形の第2保留アイコンh22が表示されている。ここで、第2保留アイコンh22が表す特図2の保留は、c時短遊技状態が終了するまでの図柄変動表示の回数があと1回しかないことから、c時短遊技状態が終了した後に消化されることになる残保留になり、上述のごとく、実際の大当りの信頼度ではなく、1%の信頼度が表示されている。すなわち、第2保留アイコンh22は、残保留を表す保留アイコンであることから演出モードCのデフォルトの表示態様で表示されている。
図31(l)では、リーチ状態であった装飾図柄の変動表示が終了し、変動アイコンh0は消え、リーチハズレの装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。
図31(m)では、特図2の保留が1つ消化され、c時短遊技状態における最終変動が開始されている。図31(n)に示すように、この最終変動で特図2の保留が3つ増加し、特図2の保留数は4となって保留満タン状態になる。ここで増加した3つの保留も残保留であることから、第2保留アイコンh22、第3保留アイコンh23および第4保留アイコンh24はいずれも、1%表示の演出モードCのデフォルトの表示態様で表示されている。
次に、第1副制御部400における入賞時コマンドの取りこぼしについて説明する。第1副制御部400には、主制御部300から、特図2始動口232に入賞があり保留が増加する度に、入賞時コマンドが送信されてくる。この入賞時コマンドには、現在の保留数および当該入賞の結果を先読みした先読み結果情報が含まれている。また、第1副制御部400には、主制御部300から、特図2の変動表示を開始する度に、図柄変動開始コマンドが送信されてくる。この図柄変動開始コマンドにも、現在の保留数および各保留についての先読み結果情報が含まれている。第1副制御部400は、コマンドが送信されてくるケーブルの接続不良等の理由により、送信されてきたコマンドをごく稀に取りこぼすことがある。
図32は、演出モードAが選択されている状態で入賞時コマンドを取りこぼした場合の一例を段階的に示す図である。
図32(a)は、図31(a)と同じ状態であるため、詳細な説明は省略するが、c時短遊技状態に移行してから最初の特図2の変動表示が行われている状態である。演出モードAが選択されていることから、アイコンの形状は丸形である。図32(a)に示す変動アイコン表示領域280には通常色(白色)の変動アイコンh0が表示されている。
図32(b)では、特図2始動口232に1球入賞があり、特図2の保留数が1つ貯まり、主制御部300から第1副制御部400に入賞時コマンドが送信されてくる。第1副制御部400は、入賞時コマンドを受信すると、第4図柄表示領域284における特図2の保留数報知領域の数値を更新する。ここでは0から1の値に更新表示する。また、特図2の保留アイコン表示領域282に、保留アイコンを追加表示する。ここでは、丸形の通常色(白色)の第1保留アイコンh21を追加表示する。図32(b)では、特図2の保留アイコン表示領域282で行われる増加アニメーションによって第1保留アイコンh21が表示される様子が示されている。この増加アニメーションは、保留アイコンが徐々に大きくなっていくアニメーションであり、図32(b)では、増加アニメーションの開始当初であって、第1保留アイコンh21は小さくしか表示されておらず、続く同図(c)では、増加アニメーションが終了し、所定の大きさで第1保留アイコンh21が表示されている。また、図32(b)には、第1副制御部400が制御するスピーカ120も示されており、このスピーカ120から保留増加音(ここでは「ピッ」といった音)が出力されている。
図32(d)では、特図2始動口232に1球入賞があり、特図2の保留数が1つ増え、主制御部300から第1副制御部400に入賞時コマンドが送信されてくる。しかしながら、第1副制御部400は、その入賞時コマンドの受信に失敗してしまう。この結果、図32(d)に示す第4図柄表示領域284における特図2の保留数報知領域には1が表示されたままである。図32(d)に示す装飾図柄表示装置208における特図2の保留アイコン表示領域282では、本来表示されるはずの第2保留アイコンh22を点線で示している。
図32(d)から1秒以上経過した後、特図2始動口232にさらに1球入賞があり、特図2の保留数が1つ増え、主制御部300から第1副制御部400に入賞時コマンドが送信されてくる。ここでの入賞時コマンドには、現在の保留数が3であることが含まれている。第1副制御部400は、この入賞時コマンドは正常に受信し、現在の特図2の保留数が「3」であることを把握する。この結果、第1副制御部400は第2副制御部500を介して装飾図柄表示装置208に、第2保留アイコンh22を表示させるとともに第3保留アイコンh23も表示させる。図32(e)に示すように、第3保留アイコンh23は増加アニメーションによって表示させるが、コマンド受信失敗で表示し損ねていた第2保留アイコンh22は、増加アニメーションを伴わずに最初から所定の大きさで表示させる。こうすることで、第3保留アイコンh23よりも第2保留アイコンh22の方が先に表示が完了し、遊技者に違和感を与えないですむ。また、表示し損ねていた保留アイコンは、デフォルトの表示態様、すなわち通常色によって表示される。また、図32(e)に示す第4図柄表示領域284における特図2の保留数報知領域では、2は表示されずに3が表示されている。すなわち、保留数の値が、2を飛び越えて1から3に一気に更新されている。さらに、スピーカ120からは、3つ目の保留が増加したこと表す保留増加音は出力されるが、2つ目の保留が増加したこと表す保留増加音は出力されない。すなわち、「ピッ」といった1個分の保留増加音しか出力されず、「ピッピッ」といった2個分の保留増加音は出力されない。
図32(f)では、第3保留アイコンh23の増加アニメーションが終了し、所定の大きさで通常色の第3保留アイコンh23が表示されている。
図32(g)では、これまで行われていた特図2の変動表示が終了し、変動アイコンh0は消え、ハズレの装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。
図32(h)では、特図2の保留が1つ消化され、主制御部300から第1副制御部400に図柄変動開始コマンドが送信されてくる。図32(h)に示す装飾図柄表示装置208では、特図2の装飾図柄の変動表示が開始された直後の様子が示されている。これまで第1保留アイコンh21であったアイコンは移動アニメーションによって変動アイコン表示領域280に移動し変動アイコンh0として表示される。また、特図2の保留アイコン表示領域282では、入賞時コマンド受信失敗によって後から増加アニメーション無しで表示された第2保留アイコンh22が移動アニメーションによって移動し第1保留アイコンh21として表示され、正常に表示された第3保留アイコンh23が移動アニメーションによって移動し第2保留アイコンh22として表示される。この図32では、移動アニメーションの様子を矢印で表している。この移動アニメーションの際に、第2保留アイコンh22であったアイコンは青色に変化し、青色の第1保留アイコンh21として表示される。上述のごとく、図柄変動開始コマンドには、各保留についての先読み結果情報が含まれているため、第1副制御部400では、第2保留アイコンh22であったアイコンが表す保留の先読み結果情報に基づき、通常色から青色に変化させる。入賞時コマンドには、当該入賞の結果を先読みした先読み結果情報しか含まれておらず、コマンド受信失敗で表示し損ねていた保留アイコンの先読み結果は含まれていない。このため、図32(e)の表示開始タイミングではデフォルトの通常色で表示させている。なお、入賞時コマンドに各保留についての先読み結果情報も含ませておき、表示し損ねていた保留アイコンの表示開始の段階から大当りの信頼度を表す表示態様で表示させてもよい。ただし、突然表示されたことになる保留アイコンがデフォルト表示態様ではないことにより目立ってしまい、逆に違和感を与える恐れがある。一方で、移動アニメーションの際に表示態様を変化させる方が動きがある中での変化となり自然である。
また、図32(h)には、スピーカ120も示されており、このスピーカ120から、保留アイコン変化音(ここでは「ピロン」といった音)が出力されている。
図32(i)では、アイコンの移動アニメーションが終了している。また、特図2始動口232に1球入賞があり、特図2の保留数が1つ増え、主制御部300から第1副制御部400に入賞時コマンドが送信されてくる。しかしながらここでも、第1副制御部400は入賞時コマンドの受信に失敗してしまう。この結果、図32(i)に示す第4図柄表示領域284における特図2の保留数報知領域には2が表示されたままである。図32(i)に示す装飾図柄表示装置208における特図2の保留アイコン表示領域282では、本来表示されるはずの第3保留アイコンh23を点線で示している。
図32(j)では、特図2の変動表示が終了し、変動アイコンh0は消え、ハズレの装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。
図32(k)では、特図2の保留が1つ消化され、主制御部300から第1副制御部400に図柄変動開始コマンドが送信されてくる。上述のごとく、図柄変動開始コマンドには、現在の保留数が2であることが含まれている。第1副制御部400は、この図柄変動開始コマンドは正常に受信し、特図2の変動表示が開始されたにも関わらず、特図2の保留数が2のままであることから、第2保留アイコンh22を表示させる。この第2保留アイコンh22の表示も増加アニメーションを伴わずに最初から所定の大きさでデフォルトの表示態様(通常色)によって表示させる。また、装飾図柄表示装置208では移動アニメーションも開始されており、この移動アニメーションの際に、第2保留アイコンh22であったアイコンが、図柄変動開始コマンドに含まれていた先読み結果情報に基づき、通常色から緑色に変化する。さらに、図32(k)に示す第4図柄表示領域284における特図2の保留数報知領域では、1は表示されずに2が表示されたままになっている。すなわち、保留数の値が、一旦1に減ることなく2のまま表示され続けている。
図32(l)では、アイコンの移動アニメーションが終了しており、変動アイコン表示領域280には青色の変動アイコンh0が表示されており、特図2の保留アイコン表示領域282には通常色の第1保留アイコンh21と、緑色の第2保留アイコンh22が表示されている。また、スピーカ120からは保留アイコン変化音が出力されている。なお、ここでは、青色アイコンへの変化音と、緑色アイコンへの変化音が同じ音としていたが、変化する色や数値(表示態様)によって変化音を異ならせてもよい。
図33は、演出モードCが選択されている状態で入賞時コマンドを取りこぼした場合の一例を段階的に示す図である。図32に示した例と、入賞のタイミングやコマンドの取りこぼしのタイミングは同じため、相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する場合がある。
図33(a)は、c時短遊技状態に移行してから最初の特図2の変動表示が行われている状態である。演出モードCが選択されていることから、アイコンの形状は四角形である。図33(a)に示す変動アイコン表示領域280には10%の表示がなされた四角形の変動アイコンh0が表示されている。
図33(b)では、特図2始動口232に1球入賞があり、特図2の保留数が1つ貯まり、主制御部300から第1副制御部400に入賞時コマンドが送信されてくる。第1副制御部400は、入賞時コマンドを受信すると、第4図柄表示領域284における特図2の保留数報知領域の数値を更新する。ここでは0から1の値に更新表示する。また、特図2の保留アイコン表示領域282に、保留アイコンを追加表示する。ここでは、四角形の第1保留アイコンh21を追加表示する。図33(b)に示す特図2の保留アイコン表示領域282では、増加アニメーションによって第1保留アイコンh21が徐々に大きくなっていく。遊技者は、最初はアイコンが小さすぎて%の値がわからないが、徐々に%の値が見えてきて、色による信頼度表示よりも興趣が高まりやすい。また、スピーカ120からは保留増加音が出力されている。
図33(c)では、増加アニメーションが終了し、所定の大きさで第1保留アイコンh21が表示されている。第1保留アイコンh21には1%の表示がなされている。
図33(d)では、特図2始動口232に1球入賞があり、主制御部300から第1副制御部400に入賞時コマンドが送信されてくるが、第1副制御部400は、その入賞時コマンドの受信に失敗してしまう。この結果、図33(d)に示す装飾図柄表示装置208における特図2の保留アイコン表示領域282では、本来表示されるはずの第2保留アイコンh22を点線で示している。
図33(d)から1秒以上経過した後、特図2始動口232にさらに1球入賞があり、主制御部300から第1副制御部400に、現在の保留数が3であることが含まれた入賞時コマンドが送信されてくる。第1副制御部400は、この入賞時コマンドは正常に受信し、現在の特図2の保留数が「3」であることを把握する。図33(e)に示す装飾図柄表示装置208では、コマンド受信失敗で表示し損ねていた第2保留アイコンh22が既に所定の大きさで表示されており、第3保留アイコンh23は増加アニメーションによって徐々に大きくなっている途中である。第2保留アイコンh22は、演出モードCの、大当りの信頼度が表示された四角形の表示態様ではなく、演出モードAのデフォルトの表示態様(丸形の通常色の表示態様)で表示されている。これは、後述する電断復電によって復帰した直後に表示されるアイコンの表示態様と同じである。また、この演出モードAのデフォルトの表示態様(丸形の通常色の表示態様)は、通常、演出モードCでは、表示され得ないアイコンの表示態様である。また、図33(e)に示す第4図柄表示領域284における特図2の保留数報知領域では、2は表示されずに3が表示されている。すなわち、保留数の値が、2を飛び越えて1から3に一気に更新されている。さらに、スピーカ120からは、3つ目の保留が増加したこと表す、「ピッ」といった1個分の保留増加音しか出力されない。
図33(f)では、第3保留アイコンh23の増加アニメーションが終了し、所定の大きさで5%の表示がなされた四角形の第3保留アイコンh23が表示されている。
図33(g)では、これまで行われていた特図2の変動表示が終了し、変動アイコンh0は消え、ハズレの装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。
図33(h)では、特図2の保留が1つ消化され、主制御部300から第1副制御部400に、各保留についての先読み結果が含まれた図柄変動開始コマンドが送信されてくる。また、アイコンの移動アニメーションが開始されている。入賞時コマンド受信失敗によって、演出モードAのデフォルトの表示態様(丸形の通常色の表示態様)で表示されていた第2保留アイコンh22は、移動アニメーションによって移動する途中で演出モードCの表示態様に変化し、5%の表示がなされた四角形の第1保留アイコンh21として表示される。第1副制御部400は、第2保留アイコンh22から第1保留アイコンh21となる保留アイコンの表示態様を、受信した図柄変動開始コマンドに含まれていた第1保留の先読み結果に基づき変化させる。また、スピーカ120からは、変化音が出力される。
図33(i)では、特図2始動口232に1球入賞があり、主制御部300から第1副制御部400に入賞時コマンドが送信されてくる。しかしながらここでも、第1副制御部400は入賞時コマンドの受信に失敗してしまう。図33(i)に示す装飾図柄表示装置208における特図2の保留アイコン表示領域282では、本来表示されるはずの第3保留アイコンh23を点線で示している。
図33(j)では、特図2の変動表示が終了し、変動アイコンh0は消え、ハズレの装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。
図33(k)では、特図2の保留が1つ消化され、主制御部300から第1副制御部400に、現在の保留数が2であることと各保留についての先読み結果が含まれた図柄変動開始コマンドが送信されてくる。第1副制御部400は、この図柄変動開始コマンドは正常に受信し、特図2の変動表示が開始されたにも関わらず、特図2の保留数が2のままであることから、増加アニメーションを伴わずに最初から所定の大きさで、演出モードAのデフォルトの表示態様(丸形の通常色の表示態様)で第2保留アイコンh22を表示させる。また、装飾図柄表示装置208では移動アニメーションも開始されており、この移動アニメーションの際に、第3保留アイコンh23であったアイコンが、図柄変動開始コマンドに含まれていた先読み結果に基づき、演出モードCの表示態様に変化し、ここでは20%の表示がなされた四角形の第2保留アイコンh22として表示される。さらに、図33(k)に示す第4図柄表示領域284における特図2の保留数報知領域では、1は表示されずに2が表示されたままになっている。すなわち、保留数の値が、一旦1に減ることなく2のまま表示され続けている。
図33(l)では、アイコンの移動アニメーションが終了しており、変動アイコン表示領域280には5%の表示がなされた変動アイコンh0が表示されており、特図2の保留アイコン表示領域282には5%の表示がなされた第1保留アイコンh21と、20%の表示がなされた第2保留アイコンh22が表示されている。また、スピーカ120からは変化音が出力されている。
次いで、各演出モードにおいて電断が一瞬生じ、即座に復電した場合について説明する。
図34は、各演出モードにおいて電断が一瞬生じ、即座に復電した場合の一例を段階的に示す図である。
図34(a)から同図(d)は、演出モードAで一時的に電断が生じ、即座に復電した場合の一例を段階的に示す図である。
図34(a)は、c時短遊技状態に移行してから最初の特図2の変動表示が行われている状態である。演出モードAが選択されていることから、アイコンの形状は丸形である。図34(a)に示す変動アイコン表示領域280には、演出モードAのデフォルトの表示態様(通常色)の変動アイコンh0が表示されており、特図2の保留アイコン表示領域282には、いずれも演出モードAのデフォルトの表示態様(通常色)である第1保留アイコンh21と第2保留アイコンh22が表示されている。
この状態で、一瞬電断が生じ(図34(b))、即座に復電する。復電した直後の装飾図柄表示装置208では、図34(c)に示すように復帰準備中の表示が行われている。
図34(d)に示す装飾図柄表示装置208の状態は、「復帰準備中」の表示が消えた後の状態であり、特図2の保留が新たに消化されて、新たな特図2の装飾図柄の変動表示が開始されている。演出モードは演出モードAのままであり、デフォルトの表示態様(通常色)の変動アイコンh0と、同じくデフォルトの表示態様(通常色)の第1保留アイコンh21が表示されている。
図34(A)から同図(D)は、演出モードBで電断が一瞬生じ、即座に復電した場合の一例を段階的に示す図である。
図34(A)は、先と同じく、c時短遊技状態に移行してから最初の特図2の変動表示が行われている状態である。ここでは、演出モードBが選択されていることから、アイコンの形状は三角形である。図34(A)に示す変動アイコン表示領域280には、演出モードBのデフォルトの表示態様(通常色)の変動アイコンh0が表示されており、特図2の保留アイコン表示領域282には、いずれも演出モードBのデフォルトの表示態様(通常色)である第1保留アイコンh21と第2保留アイコンh22が表示されている。
この状態で、一瞬電断が生じ(図34(B))、即座に復電する。復電した直後の装飾図柄表示装置208では、図34(B)に示すように「復帰準備中」の表示が行われている。
図34(D)に示す装飾図柄表示装置208の状態は、復帰準備中の表示が消えた後の状態であり、特図2の保留が新たに消化されて、新たな特図2の装飾図柄の変動表示が開始されている。演出モードは、演出モードBからデフォルトの演出モードである演出モードAに変更されている。この結果、演出モードAのデフォルトの表示態様(丸形の通常色)の変動アイコンh0と、同じく演出モードAのデフォルトの表示態様(通常色)の第1保留アイコンh21が表示されている。
図34(ア)から同図(エ)は、演出モードCで電断が一瞬生じ、即座に復電した場合の一例を段階的に示す図である。
図34(ア)は、これまでと同じく、c時短遊技状態に移行してから最初の特図2の変動表示が行われている状態である。ここでは、演出モードCが選択されていることから、アイコンの形状は四角形であり、大当りの信頼度の%表示がなされている。図34(A)に示す変動アイコン表示領域280には、30%の表示がなされた四角形の変動アイコンh0が表示されており、特図2の保留アイコン表示領域282には、10%の表示がなされた四角形の第1保留アイコンh21と、1%の表示がなされた四角形の第2保留アイコンh22が表示されている。
この状態で、電断が一瞬生じ(図34(イ))、即座に復電する。復電した直後の装飾図柄表示装置208では、図34(ウ)に示すように「復帰準備中」の表示が行われている。
図34(エ)に示す装飾図柄表示装置208の状態は、復帰準備中の表示が消えた後の状態であり、特図2の保留が新たに消化されて、新たな特図2の装飾図柄の変動表示が開始されている。演出モードは、演出モードCからデフォルトの演出モードである演出モードAに変更されている。この結果、演出モードAのデフォルトの表示態様(丸形の通常色)の変動アイコンh0と、同じく演出モードAのデフォルトの表示態様(通常色)の第1保留アイコンh21が表示されている。
以上説明したように、いずれの演出モードでも、電断復電後は、デフォルトの演出モードAに戻り、アイコンの表示態様は、演出モードAのデフォルトの表示態様(丸形の通常色)になる。
続いて、演出モードの変形例について説明する。この演出モードの変形例では、演出モードAでの保留アイコンのデフォルトの表示態様と演出モードBでの保留アイコンのデフォルトの表示態様が同じであり、演出モードCでは、演出モードAや演出モードBでのデフォルトの表示態様に大当りの信頼度の%表示が表示されている。さらに、演出モードBではアイコンの形状は三角形であったが、この変形例では丸形であり、いずれの演出モードでもアイコンの形状に違いはない。また、この変形例では、図柄変動開始コマンドに、各保留についての先読み結果情報を含んでいない。
図35は、変形例の演出モードCが選択されている状態で入賞時コマンドを取りこぼした場合の一例を段階的に示す図である。図33に示した例と、入賞のタイミングやコマンドの取りこぼしのタイミングは同じため、相違点を中心に説明し、重複する説明は省略する場合がある。
図35(a)は、c時短遊技状態に移行してから最初の特図2の変動表示が行われている状態である。図35(a)に示す変動アイコン表示領域280には10%の表示がなされた丸形の変動アイコンh0が表示されている。
図35(b)では、特図2始動口232に1球入賞があり、特図2の保留数が1つ貯まり、主制御部300から第1副制御部400に入賞時コマンドが送信されてくる。第1副制御部400は、入賞時コマンドを受信すると、第4図柄表示領域284における特図2の保留数報知領域の数値を更新する。ここでは0から1の値に更新表示する。また、特図2の保留アイコン表示領域282に、保留アイコンを追加表示する。ここでは、丸形の第1保留アイコンh21を追加表示する。図35(b)に示す特図2の保留アイコン表示領域282では、増加アニメーションによって第1保留アイコンh21が徐々に大きくなっていく。また、スピーカ120からは保留増加音が出力されている。
図35(c)では、増加アニメーションが終了し、所定の大きさで第1保留アイコンh21が表示されている。第1保留アイコンh21には1%の表示がなされている。
図35(d)では、特図2始動口232に1球入賞があり、主制御部300から第1副制御部400に入賞時コマンドが送信されてくるが、第1副制御部400は、その入賞時コマンドの受信に失敗してしまう。この結果、図35(d)に示す装飾図柄表示装置208における特図2の保留アイコン表示領域282では、本来表示されるはずの第2保留アイコンh22を点線で示している。
図35(d)から1秒以上経過した後、特図2始動口232にさらに1球入賞があり、主制御部300から第1副制御部400に、現在の保留数が3であることが含まれた入賞時コマンドが送信されてくる。第1副制御部400は、この入賞時コマンドは正常に受信し、現在の特図2の保留数が「3」であることを把握する。図35(e)に示す装飾図柄表示装置208では、コマンド受信失敗で表示し損ねていた第2保留アイコンh22が既に所定の大きさで表示されており、第3保留アイコンh23は増加アニメーションによって徐々に大きくなっている途中である。第2保留アイコンh22は、演出モードAのデフォルトの表示態様(丸形の通常色の表示態様)で表示されている。これは、上述した電断復電によって復帰した直後に表示されるアイコンの表示態様と同じである。また、この演出モードAのデフォルトの表示態様(丸形の通常色の表示態様)は、通常、演出モードCでは、表示され得ないアイコンの表示態様である。また、図35(e)に示す第4図柄表示領域284における特図2の保留数報知領域では、2は表示されずに3が表示されている。すなわち、保留数の値が、2を飛び越えて1から3に一気に更新されている。さらに、スピーカ120からは、3つ目の保留が増加したこと表す、「ピッ」といった1個分の保留増加音しか出力されない。なお、コマンド受信失敗で表示し損ねていた保留アイコンがある場合(先読み結果が不明な保留アイコンがある場合)、この保留アイコンよりも後に発生した保留アイコンは、表示態様を変化させないようにしている。例えば、コマンド受信失敗で表示し損ねていた保留アイコンよりも後に発生した保留アイコンに「99%」を表示する表示態様で表示した場合に、特図高確率状態を搭載したパチンコ機であって、大当り中に特定領域に遊技球を入賞させることで特図高確率状態に移行するパチンコ機では、仮に、コマンド受信に失敗していた保留が大当りであって、その大当りにおいて特定領域に遊技球を通過させることができず、通常遊技状態に移行してしまうと、「99%」で表示していた保留が消化されるタイミングは通常遊技状態(特図低確率状態)となり、大当り(や小当り)ではなくなってしまうことがある。つまり、先読み結果が不明な保留アイコンがあるうちは、上記のような不測の事態があることから、先読み結果が不明な保留アイコンよりも後に発生した保留アイコンについては正常にコマンド受信できていたとしても、大当りの信頼度の%表示を表示しないようにすることで、誤った情報を報知してしまうことを防止することができる。
図35(f)では、第3保留アイコンh23の増加アニメーションが終了し第3保留アイコンh23が表示されている。この変形例では、入賞時コマンドの受信ミスが生じた場合、表示し損ねていた保留アイコンより後の保留アイコンについても、演出モードAのデフォルトの表示態様(丸形の通常色の表示態様)で表示される。すなわち、先読み結果がわかっていてもデフォルトの表示態様でしか表示しない。したがって、第3保留アイコンh23も、大当りの信頼度の%表示がなされていない、演出モードAのデフォルトの表示態様(丸形の通常色の表示態様)で表示されている。
図35(g)では、これまで行われていた特図2の変動表示が終了し、変動アイコンh0は消え、ハズレの装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。
図35(h)では、特図2の保留が1つ消化され、主制御部300から第1副制御部400に、図柄変動開始コマンドが送信されてくる。また、アイコンの移動アニメーションが開始されている。図35(h)に示す移動アニメーションを完了させた、第1保留アイコンh21の表示態様も第2保留アイコンh22の表示態様も、演出モードAのデフォルトの表示態様(丸形の通常色の表示態様)のままである。一方、変動アイコンh0には1%の表示がなされている。
図35(i)では、特図2始動口232に1球入賞があり、主制御部300から第1副制御部400に入賞時コマンドが送信されてくる。しかしながらここでも、第1副制御部400は入賞時コマンドの受信に失敗してしまう。図35(i)に示す装飾図柄表示装置208における特図2の保留アイコン表示領域282では、本来表示されるはずの第3保留アイコンh23を点線で示している。
図35(j)では、特図2の変動表示が終了し、変動アイコンh0は消え、ハズレの装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。
図35(k)では、特図2の保留が1つ消化され、主制御部300から第1副制御部400に、現在の保留数が2であることが含まれた図柄変動開始コマンドが送信されてくる。第1副制御部400は、この図柄変動開始コマンドは正常に受信し、特図2の変動表示が開始されたにも関わらず、特図2の保留数が2のままであることから、増加アニメーションを伴わずに最初から所定の大きさで、演出モードAのデフォルトの表示態様(丸形の通常色の表示態様)で第2保留アイコンh22を表示させる。また、装飾図柄表示装置208では移動アニメーションも開始されている。この移動アニメーションでは、図35(d)のタイミングで最初に表示し損ねた保留アイコンが変動アイコンh0として表示される。変動アイコンh0は、現在行われている変動表示に対応したアイコンであり、第1副制御部400は主制御部300で行われた当否判定の結果を、図柄変動開始時にコマンド受信する。表示し損ねた保留アイコンは、変動アイコンh0になるタイミングで大当りの信頼度の%表示がなされる。また、先読み結果がわかっていながらデフォルトの表示態様で表示していた後続の保留アイコンも、このタイミングで大当りの信頼度の%表示がなされる。入賞時コマンドの受信ミスが生じた保留が大当りした場合に、大当り遊技終了後の遊技状態の変化に即したアイコンの表示ができない恐れがある。このため、入賞時コマンドの受信ミスが生じた保留が実際に消化されて当否判定の結果が出るまで待ってから、表示態様の変化を行う。なお、表示し損ねた保留アイコンが変動アイコンh0になっても、変動アイコンh0の表示態様は変化させずにデフォルトの表示態様のままとしてもよいし、先読み結果がわかっていながらデフォルトの表示態様で表示していた後続の保留アイコンの表示態様は変化させずにデフォルトの表示態様のままとしてもよいし、変動アイコンh0および後続の保留アイコンともに表示態様は変化させずにデフォルトの表示態様のままとしてもよい。あるいは、この後続の保留アイコンは、第1副制御部400が先読み結果を記憶しておけばどのタイミングでも表示態様は変化させることができ、例えば、第1保留アイコンh21になったときに先読み結果に基づいて表示態様を変化させてもよい。さらに、図35(k)に示す第4図柄表示領域284における特図2の保留数報知領域では、1は表示されずに2が表示されたままになっている。すなわち、保留数の値が、一旦1に減ることなく2のまま表示され続けている。
図35(l)では、アイコンの移動アニメーションが終了しており、変動アイコン表示領域280には5%の表示がなされた丸形の変動アイコンh0が表示されており、特図2の保留アイコン表示領域282には5%の表示がなされた第1保留アイコンh21が表示されている。図35(i)のタイミングで2回目に表示し損ねた保留アイコンである第2保留アイコンh22は依然としてデフォルトの表示態様のままであり、変動アイコンh0になるまでデフォルトの表示態様のままである。スピーカ120からは変化音が出力されている。
なお、演出モードCで大当りして大当り遊技後に、再び、演出モードCでRUSH状態を再開する場合、大当り遊技前に表示されていた、大当りの信頼度の%表示の数値については再抽選して新たな数値を表示する。この場合であっても、表示し損ねた保留アイコン以降の保留アイコンについては大当りの信頼度の%表示を表示しないようにする。
また、保留数の表示には、主制御部300が行う特図2保留ランプ220等によるランプ表示と、第1副制御部400が行う装飾図柄表示装置208の保留アイコン表示および第4図柄表示領域284の保留数報知領域における数値表示とがあるが、第1副制御部400が行うランプ表示を設けてもよい。第1副制御部400が行うランプ表示でも、入賞時コマンドの受信を失敗した後、第1副制御部400が現在の正しい保留数がわかった場合に、保留数の数に応じて点灯するランプが、図32(e)や図33(e)や図35(e)では、1個点灯した状態から2個目と3個目が同時に点灯する。
また、図32(e)、図33(e)、図35(e)では、保留アイコンを1個表示している状態で、第1副制御部400が特図2の保留数が3であることを表す入賞時コマンドを受信した場合の例であったが、特図2の保留数が4であることを表す入賞時コマンドを受信した場合には、特図2の保留アイコン表示領域282では、第2保留アイコンh22と第3保留アイコンh23が増加アニメーションを伴わずに表示され、第4保留アイコンh24は増加アニメーションによって表示され、第4図柄表示領域284における特図2の保留数報知領域では、2及び3を飛び越えて1から4に一気に更新表示される。また、保留アイコンを2個表示している状態で、第1副制御部400が特図2の保留数が4であることを表す入賞時コマンドを受信した場合には、特図2の保留アイコン表示領域282では、第3保留アイコンh23が増加アニメーションを伴わずに表示され、第4保留アイコンh24は増加アニメーションによって表示され、第4図柄表示領域284における特図2の保留数報知領域では、3を飛び越えて2から4に一気に更新表示される。また、これらの場合であっても、コマンド受信失敗で表示し損ねていた保留アイコンを、現在の正しい保留数がわかった時点で表示する態様は、これまで説明した態様と同じである。
なお、以上の説明における第1副制御部400は、第1副制御部400と第2副制御部500の機能を併せもった副制御部であってもよい。
図36は、演出モードAが選択されている状態で入賞時コマンドを取りこぼした場合の、図32に示す例とは別の例を段階的に示す図である。
図36(a)は、図32(a)と同じ状態であるため、詳細な説明は省略するが、c時短遊技状態に移行してから最初の特図2の変動表示が行われている状態である。演出モードAが選択されていることから、アイコンの形状は丸形である。図36(a)に示す変動アイコン表示領域280には通常色(白色)の変動アイコンh0が表示されている。また、この図36(a)では、特図2始動口232に1球入賞があり、特図2の保留数が1つ貯まり、主制御部300から第1副制御部400に入賞時コマンドが送信されてくる。第1副制御部400は、入賞時コマンドを受信すると、第4図柄表示領域284における特図2の保留数報知領域の数値を更新する。ここでは0から1の値に更新表示する。また、特図2の保留アイコン表示領域282に、保留アイコンを追加表示する。ここでは、丸形の通常色(白色)の第1保留アイコンh21を追加表示する。図36(a)では、特図2の保留アイコン表示領域282で行われる増加アニメーションによって第1保留アイコンh21が表示される様子が示されている。この増加アニメーションは、保留アイコンが徐々に大きくなっていくアニメーションであり、図36(a)では、増加アニメーションの開始当初であって、第1保留アイコンh21は小さくしか表示されておらず、続く同図(b)では、増加アニメーションが終了し、所定の大きさで第1保留アイコンh21が表示されている。また、図36(a)には、第1副制御部400が制御するスピーカ120も示されており、このスピーカ120から保留増加音(ここでは「ピッ」といった音)が出力されている。
図36(b)では、特図2始動口232にまた1球入賞があり、特図2の保留数が1つ増え、主制御部300から第1副制御部400に入賞時コマンドが送信されてくる。しかしながら、第1副制御部400は、その入賞時コマンドの受信に失敗してしまう。この結果、図36(b)に示す第4図柄表示領域284における特図2の保留数報知領域には1が表示されたままである。図36(b)に示す装飾図柄表示装置208における特図2の保留アイコン表示領域282では、本来表示されるはずの第2保留アイコンh22を点線で示している。スピーカ120からは、「ピッ」といった保留増加音は出力されていない。
図36(c)では、特図2始動口232にさらに1球入賞があり、特図2の保留数が1つ増え、主制御部300から第1副制御部400に入賞時コマンドが送信されてくる。ここでの入賞時コマンドには、現在の保留数が3であることが含まれている。第1副制御部400は、この入賞時コマンドは正常に受信し、現在の特図2の保留数が「3」であることを把握する。この結果、第1副制御部400は第2副制御部500を介して装飾図柄表示装置208に、第2保留アイコンh22を表示させるとともに第3保留アイコンh23も表示させる。図36(c)に示すように、第3保留アイコンh23は増加アニメーションによって表示させるが、コマンド受信失敗で表示し損ねていた第2保留アイコンh22(以下、「入賞時取りこぼし保留アイコン」という。)は、増加アニメーションを伴わずに最初から所定の大きさで表示させる。こうすることで、第3保留アイコンh23よりも第2保留アイコンh22の方が先に表示が完了し、遊技者に違和感を与えないですむ。また、表示し損ねていた保留アイコンは、デフォルトの表示態様、すなわち通常色によって表示される。入賞時コマンドには、当該入賞の結果を先読みした先読み結果情報は含まれているものの既に表示されている保留の先読み結果情報は含まれていない。このため、図36(c)の入賞時取りこぼし保留アイコンの表示開始タイミングではデフォルトの通常色で表示させている。また、図36(c)に示す第4図柄表示領域284における特図2の保留数報知領域では、2は表示されずに3が表示されている。すなわち、保留数の値が、2を飛び越えて1から3に一気に更新されている。さらに、スピーカ120からは、3つ目の保留が増加したこと表す保留増加音は出力されるが、2つ目の保留が増加したこと表す保留増加音は出力されない。すなわち、「ピッ」といった1個分の保留増加音しか出力されず、「ピッピッ」といった2個分の保留増加音は出力されない。
図36(d)では、第3保留アイコンh23の増加アニメーションが終了し、所定の大きさで通常色の第3保留アイコンh23が表示されている。また、これまで行われていた特図2の変動表示が終了し、変動アイコンh0は消え、ハズレの装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。
図36(e)では、特図2の保留が1つ消化され、主制御部300から第1副制御部400に図柄変動開始コマンドが送信されてくる。図36(e)に示す装飾図柄表示装置208では、特図2の装飾図柄の変動表示が開始された直後の様子が示されている。これまで第1保留アイコンh21であったアイコンは移動アニメーションによって変動アイコン表示領域280に移動し変動アイコンh0として表示される。また、特図2の保留アイコン表示領域282では、入賞時コマンド受信失敗によって後から増加アニメーション無しで表示された第2保留アイコンh22が移動アニメーションによって移動し第1保留アイコンh21として表示され、正常に表示された第3保留アイコンh23が移動アニメーションによって移動し第2保留アイコンh22として表示される。この図36では、移動アニメーションの様子を矢印で表している(以降の図においても同じ。)
上述の説明では、図柄変動開始コマンドには、各保留についての先読み結果情報が含まれていたが、以降に示す例では、図柄変動開始コマンドには、各保留についての先読み結果情報は含まれていない。この図36に示す例では、図柄変動開始時には、入賞時取りこぼし保留アイコン(図36(c)における第2保留アイコンh22)であった第1保留アイコンh21の表示態様は変化していない。また、図36(e)に示す第4図柄表示領域284における特図2の保留数報知領域では、保留数の値が1つ減って、2が表示されている。
上述の図32等の説明では、図柄変動開始コマンドには、各保留についての先読み結果情報が含まれていたが、以降に示す例では、図柄変動開始コマンドには、各保留についての先読み結果情報は含まれていない。この図36に示す例では、図柄変動開始時には、入賞時取りこぼし保留アイコン(図36(c)における第2保留アイコンh22)であった第1保留アイコンh21の表示態様は変化していない。また、図36(e)に示す第4図柄表示領域284における特図2の保留数報知領域では、保留数の値が1つ減って、2が表示されている。
なお、図36以降でも、図32等と同様に、図柄変動開始コマンドに各保留についての先読み結果情報を含むようにしてもよい。また、逆に、図36以前の図32等において、図36以降と同様に、図柄変動開始コマンドに各保留についての先読み結果情報を含まないようにしてもよい。
図36(f)では、アイコンの移動アニメーションが終了している。また、特図2の装飾図柄の変動表示が継続している。
図36(g)では、特図2の変動表示が終了し、変動アイコンh0は消え、ハズレの装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。
図36(h)では、特図2の保留が1つ消化され、主制御部300から第1副制御部400に図柄変動開始コマンドが送信されてくる。図36(h)に示す装飾図柄表示装置208では、特図2の装飾図柄の変動表示が開始された直後の様子が示されている。これまで第1保留アイコンh21であったアイコンは移動アニメーションによって変動アイコン表示領域280に移動し変動アイコンh0として表示される。この第1保留アイコンh21は、入賞時取りこぼし保留アイコン(図36(c)における第2保留アイコンh22)によって表されていた保留を表すアイコンであり、図36(h)のタイミングで保留アイコンとしての表示を終える。こうして、保留アイコンの表示が終了(変動アイコンに変化)した後には、その保留アイコンの保留よりも後に入賞し、入賞時コマンドの受信に成功していた保留アイコン(図36(c)における第3保留アイコンh23)は、このタイミングで初めて表示態様を変化させることが可能になる。入賞時コマンドには、その入賞による保留の先読み結果情報が含まれており、第1副制御部400は、入賞時にRAM408に先読み結果情報を記憶しておく。移動アニメーションによる移動中、あるいは移動を終了して第1保留アイコンh21として表示を開始する際に、第1副制御部400は、RAM408に記憶しておいた先読み結果情報に基づき表示態様を変化させる。図36(h)では、第1保留アイコンh21の表示態様が、デフォルト(通常色)の表示態様から緑色の表示態様に変化している。また、スピーカ120からは、保留アイコン変化音である「ピロン」といった音が出力されている。
なお、図36(h)では、一例として、保留アイコンの移動の際に表示態様を変化させていたが、保留アイコンの段階で変動中に変化させてもよいし、変動アイコンとして表示する際に変化させてもよいし、変動アイコンとして表示した後の変動中に変化させてもよい。あるいは、入賞時取りこぼし保留アイコンが保留アイコンとして表示されている間に新たに表示された保留アイコンは、コマンドを正常に受信できているか否かに関わらず保留アイコンとして表示している間は変化させないようにしてもよい。
続いて、電断復電が生じた場合について説明する。
図36(e’)では、同図(e)のタインミングの直前で一瞬電断が生じた場合を表している。すなわち、図36(d)に示すように、第1保留アイコンh21、第2保留アイコンh22および第3保留アイコンh23が表示されている状態で電断が生じる。その後、即座に復電し、同図(f’)に示すように装飾図柄表示装置208には、「復帰準備中」の表示が行われている。
図36(g’)では、図柄変動開始コマンドを受信したことで装飾図柄表示装置208において「復帰準備中」の表示が消え、同図(e)と同じく、特図2の保留が1つ消化され、特図2の装飾図柄の変動表示が開始されている。演出モードは演出モードAのままであり、デフォルトの表示態様(通常色)の変動アイコンh0と、同じくデフォルトの表示態様(通常色)の2つの保留アイコンh21、h22が表示されている。また、遊技状態は、c時短遊技状態に戻っており、c時短遊技状態が終了するまでの図柄変動表示の回数も、電断前の状態と同じ142回が表示されている。一方、電断したことにより、「RUSH TIME」表示が「00:00:00」にリセットされいる。また、獲得賞球数表示TALの値も0ptにリセットされている。
図36(h’)では、同図(f)と同じく、アイコンの移動アニメーションが終了している。また、特図2の装飾図柄の変動表示が継続している。
図36(i)では、同図(g)と同じく、特図2の変動表示が終了し、変動アイコンh0は消え、ハズレの装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。
図36(j)では、特図2の保留が1つ消化され、主制御部300から第1副制御部400に図柄変動開始コマンドが送信されてくる。図36(j)に示す装飾図柄表示装置208では、特図2の装飾図柄の変動表示が開始された直後の様子が示されている。これまで第1保留アイコンh21であったアイコンは移動アニメーションによって変動アイコン表示領域280に移動し変動アイコンh0として表示される。この結果、図36(h)と場合と同じく、入賞時取りこぼし保留アイコン(図36(c)における第2保留アイコンh22)によって表されていた保留を表す第1保留アイコンh21は、保留アイコンとしての表示を終える。上述のように、図36(h)では、RAM408に記憶しておいた先読み結果情報に基づき第1保留アイコンh21の表示態様が変化しているが、ここでは変化していない。すなわち、入賞時取りこぼし保留アイコンによって表されていた保留を表す保留アイコン(電断直前の第2保留アイコンh22)と後続の保留アイコン(この例では第3保留アイコンh23)が表示されている状態で電断が生じた場合には、入賞時取りこぼし保留アイコンによって表されていた保留を表す第1保留アイコンh21が保留アイコンとしての表示を終えた後であっても、後続の保留アイコンであった第1保留アイコンh21の表示態様は、デフォルトの表示態様のままである。
なお、後続の保留アイコンとして第4保留アイコンがあってもよい。この第4保留アイコンは、入賞時コマンドを正常に受信して表示が開始された、デフォルト(通常色)の表示態様の保留アイコンである。後述する図37(e)に示す、第1保留アイコンh21~第4保留アイコンh24が表示されている状態で電断が生じた場合を、図36(j)の状態に当てはめてみると、第4保留アイコンh24は第2保留アイコンになっており、その第2保留アイコンの表示態様も、デフォルトの表示態様のままである。ただし、その第4保留アイコンh24が変動アイコンh0になった場合には、表示態様が変化する場合がある。
また、入賞時取りこぼし保留アイコンによって表されていた保留を表す保留アイコンが、電断直前の時点で第1保留アイコンであった場合には、図36(g’)のタイミングで、保留アイコンとしての表示を終了することになるが、後続の保留アイコンの表示態様は、デフォルトの表示態様のままである。
これまで説明した図36における例は、演出モードAにおけるc時短遊技状態の例であったが、その他の演出モード(例えば、図30(a)に示す演出モードCや演出モードB等)であっても同じである。また、遊技状態も、c時短遊技状態に限らず、通常遊技状態(非時短遊技状態)であってもよく、この場合には、特図2の変動表示ではなく普図の変動表示になる。また、通常遊技状態(非時短遊技状態)においてメインで変動させる図柄を普図ではなく、特図1としてもよい。また、時短遊技状態(RUSH)においてメインで変動させる図柄を特2ではなく、普図としてもよい。
さらに、入賞時取りこぼし保留アイコンは、図36(c)における第2保留アイコンh22であったが、それ以外の保留アイコンであってもよい。すなわち、図36(b)における入賞時コマンドの受信失敗に代えて、同図(a)における入賞時コマンドの受信失敗であってもよく、この場合には、入賞時取りこぼし保留アイコンは第1保留アイコンになる。また、図36(b)における入賞時コマンドの受信失敗に代えて、同図(c)における入賞時コマンドの受信失敗であってもよく、この場合には、入賞時取りこぼし保留アイコンは第3保留アイコンになる。さらには、入賞時取りこぼし保留アイコンは、この例では不図示の第4保留アイコンであってもよい。
以上説明した、演出モード、遊技状態、入賞時取りこぼし保留アイコンが、図に示した例に限らないことは、図31~図35の例においても同じである。
図37は、演出モードAが選択されている状態で入賞時コマンドを取りこぼした場合の、図36に示す例とはまた別の例を段階的に示す図である。
図37(a)では、c時短遊技状態において特図2の変動表示が行われている。特2の保留数は1であり、第4図柄表示領域284における特図2の保留数報知領域には1が表示されている。また、特図2の保留アイコン表示領域282には、デフォルトの表示態様(丸形の通常色(白色)の表示態様)の第1保留アイコンh21が表示されている。この状態で、特図2始動口232にまた1球入賞があり、特図2の保留数が1つ増え、主制御部300から第1副制御部400に入賞時コマンドが送信されてくる。しかしながら、第1副制御部400は、その入賞時コマンドの受信に失敗してしまう。この結果、図37(a)に示す第4図柄表示領域284における特図2の保留数報知領域には1が表示されたままであり、特図2の保留アイコン表示領域282では、本来表示されるはずの第2保留アイコンh22を点線で示している。スピーカ120からは、「ピッ」といった保留増加音は出力されていない。
図37(b)では、特図2始動口232にまた1球入賞があり、特図2の保留数が1つ増え、主制御部300から第1副制御部400に入賞時コマンドが送信されてくる。ここでの入賞時コマンドには、現在の保留数が3であることが含まれている。第1副制御部400は、この入賞時コマンドは正常に受信し、現在の特図2の保留数が「3」であることを把握する。この結果、第1副制御部400は第2副制御部500を介して装飾図柄表示装置208に、第2保留アイコンh22を表示させるとともに第3保留アイコンh23も表示させる。図37(b)に示すように、第3保留アイコンh23は増加アニメーションによって表示させるが、コマンド受信失敗で表示し損ねていた第2保留アイコンh22(入賞時取りこぼし保留アイコン)は、増加アニメーションを伴わずに最初から所定の大きさで表示させる。入賞時取りこぼし保留アイコンは、デフォルトの表示態様によって表示される。また、図37(b)に示す第4図柄表示領域284における特図2の保留数報知領域では、保留数の値が、2を飛び越えて1から3に一気に更新されている。さらに、スピーカ120からは「ピッ」といった1個分の保留増加音しか出力されず、「ピッピッ」といった2個分の保留増加音は出力されない。
図37(c)では、第3保留アイコンh23の増加アニメーションは終了しており、所定の大きさまで大きくなった第3保留アイコンh23は、デフォルトの表示態様で表示されている。この図37(c)では、第1保留アイコンh21~第3保留アイコンh23がいずれもデフォルトの表示態様で表示されている。
図37(d)では、第1保留アイコンh21~第3保留アイコンh23を表示している状態で、特図2始動口232にさらに1球入賞があり、特図2の保留数が4になり、主制御部300から第1副制御部400に入賞時コマンドが送信されてくる。ここでの入賞時コマンドには、現在の保留数が4であることが含まれている。第1副制御部400は、この入賞時コマンドは正常に受信し、第4図柄表示領域284における特図2の保留数報知領域には4が更新表示され、特図2の保留アイコン表示領域282では、第4保留アイコンh24が増加アニメーションによって表示される。また、スピーカ120からは、「ピッ」といった保留増加音が出力される。
図37(e)では、第4保留アイコンh24の増加アニメーションが終了し、所定の大きさでデフォルトの表示態様の第4保留アイコンh24が表示されている。また、これまで行われていた特図2の変動表示が終了し、変動アイコンh0は消え、ハズレの装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。
図37(f)では、特図2の保留が1つ消化され、主制御部300から第1副制御部400に図柄変動開始コマンドが送信されてくる。図37(f)に示す装飾図柄表示装置208では、特図2の装飾図柄の変動表示が開始された直後の様子が示されている。これまで第1保留アイコンh21であったアイコンは移動アニメーションによって変動アイコン表示領域280に移動し変動アイコンh0として表示される。また、特図2の保留アイコン表示領域282では、入賞時コマンド受信失敗によって後から増加アニメーション無しで表示された第2保留アイコンh22が移動アニメーションによって移動し第1保留アイコンh21として表示される。さらに、正常に表示された第3保留アイコンh23が移動アニメーションによって移動し第2保留アイコンh22として表示され、同じく正常に表示された第4保留アイコンh24が移動アニメーションによって移動し第3保留アイコンh23として表示される。いずれの保留アイコンの表示態様も変化しておらず、デフォルトの表示態様のままである。
図37(g)では、アイコンの移動アニメーションが終了している。また、特図2の装飾図柄の変動表示が継続している。
図37(h)では、特図2の変動表示が終了し、変動アイコンh0は消え、ハズレの装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。
図37(i)では、特図2の保留が1つ消化され、主制御部300から第1副制御部400に図柄変動開始コマンドが送信されてくる。図36(h)に示す装飾図柄表示装置208では、特図2の装飾図柄の変動表示が開始された直後の様子が示されている。これまで第1保留アイコンh21であったアイコンは移動アニメーションによって変動アイコン表示領域280に移動し変動アイコンh0として表示される。この第1保留アイコンh21は、入賞時取りこぼし保留アイコン(図37(b)における第2保留アイコンh22)によって表されていた保留を表すアイコンであり、図37(i)のタイミングで保留アイコンとしての表示を終える。こうして、保留アイコンの表示が終了(変動アイコンに変化)した後には、その保留アイコンの保留よりも後に入賞し、入賞時コマンドの受信に成功していた後続の保留アイコン(図37(e)における第3保留アイコンh23及び第4保留アイコンh24)は、このタイミングで初めて表示態様を変化させることが可能になる。上述のごとく、入賞時コマンドには、その入賞による保留の先読み結果情報が含まれており、第1副制御部400は、入賞時にRAM408に先読み結果情報を記憶しているため、この先読み結果情報に基づく抽選の結果、後続の保留アイコンの表示態様が変化する場合がある。図37(i)では、移動アニメーションによる移動中、あるいは移動を終了して新たな位置で表示を開始する際に、第1保留アイコンh21の表示態様はデフォルトの表示態様から緑色の表示態様に変化し、第2保留アイコンh22の表示態様はデフォルトの表示態様から青色の表示態様に変化している。第1保留アイコンh21の表示態様の変化タイミングと第2保留アイコンh22の表示態様の変化タイミングは同じであり、2つの保留アイコンの表示態様が一斉に変化する。
また、スピーカ120からは、「ピロン ピロン」といった2個分の保留アイコンの表示態様の変化音が出力されている。なお、変化音は1個分としてもよく、その場合、変化する保留アイコンの種類に応じて変化音を異ならせ、期待度の高い保留アイコンに対する変化音だけ出力するようにすればよい。
図37(i’)は、同図(h)から続く、同図(i)とは異なる例を示している。すなわち、先読み結果情報に基づく抽選の結果、後続の保留アイコンの表示態様が変化しない場合の例を示している。より具体的には、表示態様の変化演出の実行抽選にハズレた場合や、表示態様の振り分け抽選の結果、デフォルトの表示態様に振り分けられた場合の例を示している。この図37(i’)では、移動アニメーションによる移動中、あるいは移動を終了して新たな位置で表示を開始する際に、第1保留アイコンh21の表示態様も、第2保留アイコンh22の表示態様も、デフォルトの表示態様のままである。
これまで説明した図37における例は、演出モードAにおけるc時短遊技状態の例であったが、その他の演出モード(例えば、図30(a)に示す演出モードCや演出モードB等)であっても同じである。また、遊技状態も、c時短遊技状態に限らず、通常遊技状態(非時短遊技状態)であってもよく、この場合には、特図2の変動表示ではなく普図の変動表示になる。また、通常遊技状態(非時短遊技状態)においてメインで変動させる図柄を普図ではなく、特図1としてもよい。また、時短遊技状態(RUSH)においてメインで変動させる図柄を特2ではなく、普図としてもよい。
さらに、入賞時取りこぼし保留アイコンは、図37(b)における第2保留アイコンh22であったが、それ以外の保留アイコンであってもよい。すなわち、図37(a)における入賞時コマンドの受信失敗に代えて、同図(b)における入賞時コマンドの受信失敗であってもよく、この場合には、入賞時取りこぼし保留アイコンは第3保留アイコンになる。また、図37(a)における入賞時コマンドの受信失敗に代えて、同図(d)における入賞時コマンドの受信失敗であってもよく、この場合には、入賞時取りこぼし保留アイコンは第4保留アイコンになる。さらには、入賞時取りこぼし保留アイコンは、第1保留アイコンであってもよい。
図38は、3つ目の保留が溜まったことを報知する保留数到達報知の一例を段階的に示す図である。
保留は最大で4つしか溜めることができず、4つ目の保留が溜まった後に始動口入賞した遊技球は無駄になる。このため、3つ目の保留が溜まると、演出手段や操作手段等を利用して、3つ目の保留が溜まったことを報知する保留数到達報知が行われる。例えば、保留数到達報知は、演出ボタン136や球発射ハンドル134が振動したり、スピーカ120から効果音が出力されたり、上部枠ランプ122U等が点灯したりする。ここでは、保留数到達報知として、演出ボタン136が振動する例について説明する。
図38(a)には、装飾図柄表示装置208と、スピーカ120と、演出ボタン136が示されている。遊技中や遊技開始前に、図1に示す操作キーユニット190を操作し、設定画面を呼び出す。ここでは、デモ演出中に操作キーユニット190が操作され、装飾図柄表示装置208の表示画面には、設定画面のスタート画面が表示されている。このスタート画面では、左側に設定種別を選択する種別表示Cfが表示され、右側に、選択されている設定種別の説明表示Dcが表示されている。種別表示Cfでは、演出に登場するキャラクタを選択するキャラセレクトや、スピーカ120の音量や装飾図柄表示装置208の表示画面の光量を調整する音量・光量調整や、演出カスタムといった設定種別を選択することができる。図38(a)では、種別表示Cfでキャラセレクトが選択されている状態であり、説明表示Dcには、キャラセレクトの説明が表示されている。表示画面の下部には、操作キーユニット190の十字キーでカーソルCsを移動させることで選択を行い、操作キーユニット190の決定ボタンで決定を行うことが表示されている。これらの操作キーユニット190の表示は、設定画面が表示されている間、継続して表示されている。
図38(b)では、カーソルCsが移動され、種別表示Cfで演出カスタムが選択されている状態であり、説明表示Dcには、演出カスタムの説明が表示されている。この状態で、操作キーユニット190の決定ボタンを押下すると、演出カスタムの選択が決定され、表示画面が、演出カスタム画面に切り替わる。
図38(c)の表示画面には、演出カスタム画面が表示されており、左側に設定項目を選択する項目表示Itが表示され、右側に、選択されている設定項目の説明表示Dcが表示されている。項目表示Itでは、演出モードや、オートボタン機能や、保留3バイブ機能といった設定項目を選択することができる。演出モードを選択すると、図41を用いて後述する、基本モードである演出モードA、プレミアム演出の実行頻度が高く演出モードB、先報知演出が実行可能となる演出モードC、先読み演出の信頼度が高くなる演出モードDの中から演出モードを決定することができる。オートボタン機能を選択すると、演出ボタン136の操作が行われる演出において、演出ボタン136が操作されなかった場合でも、演出ボタン136が操作されたとして扱われる機能をオンに設定することができる。図38(c)の表示画面では、項目表示Itで保留3バイブ機能が選択されている状態であり、説明表示Dcには、保留3バイブ機能の説明が表示されている。この状態で、操作キーユニット190の決定ボタンを押下すると、保留3バイブ機能の選択が決定され、表示画面が、保留3バイブ機能設定画面に切り替わる。
図38(d)の表示画面には、保留3バイブ機能設定画面が表示されており、保留3バイブ機能をオンにするONボタンB1と、オフにするOFFボタンB2Cfが表示されている。図38(b)では、ONボタンにカーソルCsが合わされており、操作キーユニット190の決定ボタンが押下され、保留3バイブ機能がオンに設定される。保留3バイブ機能がオンに設定されると、通常遊技状態では普図の保留が3つ溜まると保留数到達報知が実行される。なお、通常遊技状態においてメインで変動する図柄は、普図であったが特図1としてもよく、その場合、特図1の保留が3つ溜まると保留数到達報知が実行される。また、時短遊技状態において特図2の保留が3つ溜まると保留数到達報知が実行されるようにしてもよいが、通常、時短遊技状態では通常遊技状態に比べて多くの遊技球が始動口に入賞するようになっており、常に保留が4つ(又は3つ)溜まっており、頻繁に保留数到達報知してしまうこととなり、煩わしいものとなってしまうので、保留数到達報知を実行しない方が好ましい。よって、本例では、通常遊技状態においてメインで変動する(推奨される)図柄(例えば、特図2、特図1、普図)の保留が3つ溜まると保留数到達報知が実行されるが、通常遊技状態において推奨されない図柄(例えば、特図2、特図1、普図)の保留が3つ溜まっても保留数到達報知を実行しないし、時短遊技状態においてメインで変動する(推奨される)図柄の保留が3つ溜っても保留数到達報知を実行しないし、時短遊技状態において推奨されない図柄の保留が3つ溜まっても保留数到達報知を実行しない。
図38(e)に示す装飾図柄表示装置208の表示画面では、設定画面が終了され、デモ演出の表示に切り替わっている。
図38(f)では、図19に示す通常遊技状態(非時短遊技状態)において遊技が進められ、装飾図柄表示装置208では、普図の装飾図柄の変動表示が行われており、普図の保留が2つまで溜まっている。右上隅の第4図柄表示領域284における普図の保留数報知領域では、普図の保留数が2つであることを報知している。また、普図の保留アイコン表示領域281には、普図の保留を表す2つの保留アイコンh11、h12が表示されている。ここでの例では、演出モードAに設定されており、2つの保留アイコンh11、h12はいずれもデフォルト(通常色)の表示態様である。また、変動アイコンh0もデフォルト(通常色)の表示態様である。
図38(g)では、普図始動口228に1球入賞があり、普図の保留数が、1つ増えて3つになる。第1副制御部400には、主制御部300から入賞時コマンドが送信されてくる。第1副制御部400は、入賞時コマンドを受信すると、第4図柄表示領域284における普図の保留数報知領域の数値を更新する。ここでは2から3の値に更新表示する。また、普図の保留アイコン表示領域281に、保留アイコンを追加表示する。ここでは、丸形の通常色(白色)の第3保留アイコンh13が増加アニメーションによって表示される様子が示されている。また、第1副制御部400は、スピーカ120から、保留増加音である「ピッ」といった音を出力させる。
さらに、保留3バイブ機能がオンに設定されたことにより、第1副制御部400は保留数到達報知を実行する。第1副制御部400は、演出ボタン136を所定時間、所定の振動強さで振動させる。演出モードの選択で演出モードCが設定されている場合、先報知演出では、先報知対象の変動(保留)が大当りの場合には、演出ボタン136を振動させる。また、演出の中で、演出ボタン136を振動させる振動演出が行われる場合もある。保留数到達報知における演出ボタン136の振動では、これらの先報知演出による振動や振動演出による振動よりも、振動時間は短くまたは/および振動強さは弱い。こうすることで、遊技者に、先報知演出による振動や振動演出による振動と区別させることができる。なお、保留数到達報知における演出ボタン136の振動と、先報知演出による振動あるいは振動演出による振動が重なった場合には、保留数到達報知による振動の実行を規制してもよいし、反対にの実行を規制してもよい。また、両者を重複して行い、先報知演出による振動や振動演出による振動よりも振動強さが強い振動を行うようにしてもよい。さらには、いずれか一方の振動を他の動作(例えば、演出ボタン136を発光させるボタンランプ138の発光)に置き換えてもよい。
保留数到達報知における演出ボタン136の振動時間は、先報知演出や振動演出による振動時間よりも短い場合であっても、第3保留アイコンh13の表示が完了するまで(増加アニメーションが終了するまで)は継続する。図38(g)に続く同図(h)では、第3保留アイコンh13の表示が完了する直前(増加アニメーションが終了する直前)の様子が示されており、保留数到達報知における演出ボタン136の振動が継続している。
図38(i)では、普図始動口228にさらに1球入賞があり、普図の保留数が4つになり、第1副制御部400には、主制御部300から入賞時コマンドが送信されてくる。第4図柄表示領域284における普図の保留数報知領域の数値は4に更新され、第4保留アイコンh14の追加表示を行う増加アニメーションが開始される。また、スピーカ120からは、保留増加音である「ピッ」といった音が出力されている。
保留3バイブ機能がオンに設定されているが、保留数が3を超えて4になった場合には、第1副制御部400は保留数到達報知を実行しない。このため、図38(i)に示す演出ボタン136は振動しておらず、第4保留アイコンh14の表示が完了する直前の同図(j)でも演出ボタン136は振動していない。
以上説明したように、遊技者が設定可能な機能として3つ目の保留が溜まると(3つ目の保留が溜まることとなる入賞があると)、演出手段によって保留が溜まったことを報知する保留数到達報知(第一の報知)を行う機能を搭載したパチンコ機では、3つ目の保留が溜まることとなる入賞時の入賞コマンドの受信に失敗し、4つ目の保留が溜まることとなる入賞時の入賞時コマンドの受信に成功した場合に、4つ目の保留が溜まることとなる入賞時の入賞時コマンドを受信した際に保留数到達報知を行う(図39(c))。一方、3つ目の保留が溜まることとなる入賞時の入賞時コマンドの受信に失敗し、その後、遊技が進み(2変動経過し)、2つ目の保留が溜まることとなる入賞時の入賞時コマンドの受信に成功した場合には、保留数到達報知を行わない(図39(c))。上記機能は、無駄打ち防止の機能であるため、4つ目の保留が溜まることとなる入賞時の入賞時コマンドの受信時に代わりに報知してあげることで、3つ目の保留が溜まることとなる入賞時の入賞時コマンドの受信に失敗した場合でも無駄打ちを防止することができる。
なお、図示はしないが、保留3バイブ機能がオンに設定されていなければ、当然、3つ目の保留が溜まっても、保留数到達報知は実行されない。
図39は、保留3バイブ機能がオンに設定されている状態で3つ目の保留の入賞時コマンドの受信に失敗した場合の例を段階的に示す図である。
図39(a)は、図38(f)と同じ状態(演出モードAに設定された通常遊技状態)であり、装飾図柄表示装置208では、普図の装飾図柄の変動表示が行われており、普図の保留が2つまで溜まっている。すなわち、普図始動口228にあと1球入賞すると、保留数到達報知が実行される状態である。
図39(b)では、普図始動口228に1球入賞があり、普図の保留数が3つになる。第1副制御部400には、主制御部300から入賞時コマンドが送信されてくる。ここでの入賞時コマンドには、現在の保留数が3であることが含まれている。しかしながら、第1副制御部400は、その入賞時コマンドの受信に失敗してしまう。この結果、図39(b)に示す第4図柄表示領域284における普図の保留数報知領域には2が表示されたままである。図39(b)に示す装飾図柄表示装置208における普図の保留アイコン表示領域281では、本来表示されるはずの第3保留アイコンh13を点線で示している。スピーカ120からは、「ピッ」といった保留増加音は出力されていない。
第1副制御部400は、現在の保留数が3であることが含まれている入賞時コマンドを取りこぼしたことにより、普図の保留が3つ溜まったにもかかわらず、保留数到達報知を実行することができない。そのため、演出ボタン136は振動しない。
図39(c)では、普図始動口228にさらに1球入賞があり、普図の保留数が1つ増え、主制御部300から第1副制御部400に入賞時コマンドが送信されてくる。ここでの入賞時コマンドには、現在の保留数が4であることが含まれている。第1副制御部400は、この入賞時コマンドは正常に受信し、現在の普図の保留数が「4」であることを把握する。この結果、図39(c)に示す第4図柄表示領域284における普図の保留数報知領域には4が表示されている。また、図39(c)に示す装飾図柄表示装置208における普図の保留アイコン表示領域281では、第4保留アイコンh14が増加アニメーションによって表示されているが、コマンド受信失敗で表示し損ねていた第3保留アイコンh13は、増加アニメーションを伴わずに最初から所定の大きさで表示されている。加えて、スピーカ120からは、「ピッ」といった保留増加音が出力されている
さらに、保留が4つ溜まった図39(c)において、保留が3つ溜まった時に実行されなかった保留数到達報知が遅れながらも実行されており、演出ボタン136が振動している。この保留数到達報知は、あくまで保留が3つ溜まったことによる報知であるが、報知タイミングが遅れても、遊技者の無駄打ちを少しでも低減させることができる。
図39(d)では、第4保留アイコンh14の増加アニメーションが終了し、所定の大きさで通常色の第4留アイコンh14が表示されている。1球分遅れながらも開始された保留数到達報知である演出ボタン136の振動は、第4保留アイコンh14の表示が完了するまで(増加アニメーションが終了するまで)は継続し、図39(d)では終了している。なお、保留数到達報知による演出ボタン136の振動は、図39(c)で行われた、増加アニメーションを伴わない第3保留アイコンh13の表示に合わせた極短時間の振動であってもよい。
なお、この例でも、図36や図38を用いて説明したように、入賞時取りこぼし保留アイコンである第3保留アイコンh13も、入賞時取りこぼし保留アイコンの保留よりも後に入賞し入賞時コマンドの受信に成功した後続の保留アイコンである第4保留アイコンh14も、デフォルトの表示態様で表示されている。入賞時取りこぼし保留アイコンによって表されていた保留を表す保留アイコンは、表示を終了するまで(変動アイコンに変化するまで)、デフォルトの表示態様のままである。また、後続の保留アイコンも、入賞時取りこぼし保留アイコンによって表されていた保留を表す保留アイコンの表示が終了するまでは、デフォルトの表示態様のままであるが、表示が終了した後には、デフォルトの表示態様から大当りの信頼度が高い表示態様へ変化する場合がある。
次に、保留アイコンを2個表示している図39(a)から続く別の例について説明する。図39(a)から続く同図(b’)では、同図(b)と同じく、現在の保留数が3であることが含まれている入賞時コマンドの受信に失敗する。次いで、同図(f)では、それまで行われていた普図の変動表示が終了し、変動アイコンh0は消え、ハズレの装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。
図39(g)では、普図の保留が1つ消化され、主制御部300から第1副制御部400に図柄変動開始コマンドが送信されてくる。図柄変動開始コマンドには、現在の保留数が2であることが含まれている。第1副制御部400は、この図柄変動開始コマンドは正常に受信し、普図の変動表示が開始されたにも関わらず、普図の保留数が2のままであることから、第2保留アイコンh12を表示させる。この第2保留アイコンh12の表示も増加アニメーションを伴わずに最初から所定の大きさでデフォルトの表示態様(通常色)によって表示させる。また、装飾図柄表示装置208では移動アニメーションも開始されており、この移動アニメーションの際に、これまで第2保留アイコンh12であったアイコンが、第1保留アイコンh11になっている。なお、保留アイコンh11、h12の表示態様に変化はなく、デフォルトのままである。さらに、図39(b)に示す第4図柄表示領域284における普図の保留数報知領域では、1は表示されずに2が表示されたままになっている。すなわち、保留数の値が、一旦1に減ることなく2のまま表示され続けている。
入賞時では3つ目の保留であった保留も、保留が1つ消化されたことにより2つ目の保留になっている。このため、図柄変動開始コマンドを正常受信して正しい保留数が認識された図39(g)のタイミングでは、保留数到達報知は実行されず、演出ボタン136は振動していない。なお、本来3つ目の保留だが、表示されていなかった保留が図柄変動開始コマンドの受信により、第2保留アイコンh12として表示する場合も移動アニメーションを表示するようにしてもよい。具体的には、図柄変動開始コマンドを正常受信すると、3つ目の保留を表示する領域に増加アニメーションを伴わずに一旦保留アイコンを表示してから移動アニメーションを伴って第2保留アイコンh12として表示するようにすればよい。
図39(h)では、普図の変動表示が終了し、変動アイコンh0は消え、ハズレの装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。
図39(i)では、普図の保留がさらに1つ消化され、普図の装飾図柄の変動表示が開始されるとともに保留アイコンの移動アニメーションも開始されている。普図の保留数は残り1になる。同図(j)では、同図(i)で開始された普図の装飾図柄の変動表示が継続され、続く同図(k)では、普図始動口228に1球入賞があり、普図の保留数が1つ増え、主制御部300から第1副制御部400に現在の保留数が2であることを含んだ入賞時コマンドが送信されてくる。第1副制御部400は、この入賞時コマンドは正常に受信する。この結果、図39(k)に示す第4図柄表示領域284における普図の保留数報知領域には2が表示されている。また、図39(c)に示す装飾図柄表示装置208における普図の保留アイコン表示領域281では、第2保留アイコンh12が増加アニメーションによって表示されている。加えて、スピーカ120からは、「ピッ」といった保留増加音が出力されている。第1副制御部400は、保留数が3となった入賞時コマンドの受信に失敗してから初めて入賞時コマンドの受信に成功したことになるが、保留数は3までには達していない。このため、保留数到達報知は実行されず、演出ボタン136は振動していない。なお、現在の保留数が3であることを含んだ入賞時コマンドを正常に受信した場合には、保留数到達報知が実行され、演出ボタン136が振動する。
これまで説明した図39における例は、演出モードAにおける通常遊技状態(非時短遊技状態)の例であったが、その他の演出モード(例えば、図30(a)に示す演出モードCや演出モードB等)であっても同じである。
さらに、入賞時取りこぼし保留アイコンは、図39(c)における第3保留アイコンh13であったが、それ以外の保留アイコンであってもよい。すなわち、図39(b)における入賞時コマンドの受信失敗に代えて、同図(c)における入賞時コマンドの受信失敗であってもよく、この場合には、入賞時取りこぼし保留アイコンは第4保留アイコンになる。また、図39(b)における入賞時コマンドの受信失敗に代えて、同図(k)における入賞時コマンドの受信失敗であってもよく、この場合には、入賞時取りこぼし保留アイコンは第2保留アイコンになる。さらには、入賞時取りこぼし保留アイコンは、第1保留アイコンであってもよい。
図40は、入賞時コマンドを取りこぼした場合の、図33に示す例とは別の例を段階的に示す図である。
図40(a)は、図33(a)と同じ状態であるため、詳細な説明は省略するが、c時短遊技状態に移行してから最初の特図2の変動表示が行われている状態である。演出モードCが設定されており、アイコンの形状は四角形である。図40(a)に示す変動アイコン表示領域280には、10%の表示がなされた四角形の変動アイコンh0が表示されている。
図40(b)では、特図2の変動表示が継続する中、特図2始動口232に1球入賞があり、特図2の保留数が1つ貯まり、主制御部300から第1副制御部400に入賞時コマンドが送信されてくる。第1副制御部400は、入賞時コマンドを受信すると、第4図柄表示領域284における特図2の保留数報知領域の数値を更新する。ここでは0から1の値に更新表示する。また、特図2の保留アイコン表示領域282に、保留アイコンを追加表示する。ここでは、四角形の第1保留アイコンh21を追加表示する。図33(b)に示す特図2の保留アイコン表示領域282では、増加アニメーションによって第1保留アイコンh21が徐々に大きくなっていく。また、スピーカ120からは保留増加音が出力されている。
図40(c)では、特図2の変動表示が継続する中、増加アニメーションが終了し、所定の大きさで第1保留アイコンh21が表示されている。第1保留アイコンh21には5%の表示がなされている。
図40(d)では、特図2の変動表示が継続する中、特図2始動口232に1球入賞があり、主制御部300から第1副制御部400に入賞時コマンドが送信されてくるが、第1副制御部400は、その入賞時コマンドの受信に失敗してしまう。この結果、図40(d)に示す装飾図柄表示装置208における特図2の保留アイコン表示領域282では、本来表示されるはずの第2保留アイコンh22を点線で示している。
図40(e)では、特図2始動口232にさらに1球入賞があり、主制御部300から第1副制御部400に、現在の保留数が3であることが含まれた入賞時コマンドが送信されてくる。第1副制御部400は、この入賞時コマンドは正常に受信し、現在の特図2の保留数が「3」であることを把握する。第4図柄表示領域284における特図2の保留数報知領域では、2は表示されずに3が表示されている。また、スピーカ120からは、3つ目の保留が増加したこと表す、「ピッ」といった1個分の保留増加音しか出力されない。
図40(e)に示す装飾図柄表示装置208では、コマンド受信失敗で表示し損ねていた第2保留アイコンh22(入賞時取りこぼし保留アイコン)が既に所定の大きさで表示されている。この第2保留アイコンh22は、増加アニメーションによっては表示されないが、この例では、演出モードCの、大当りの信頼度が表示された四角形の表示態様で表示されている。その大当りの信頼度は、1%であり、当該演出モード(演出モードC)において表示され得る信頼度の中で最も低い信頼度である。すなわち、入賞時取りこぼし保留アイコンは、大当りの信頼度が最も低い信頼度の表示態様に限って表示される。
第1副制御部400は、入賞時取りこぼし保留アイコン(ここでは第2保留アイコンh22)の表示態様を、一律に最も低い信頼度の表示態様で必ず表示する。あるいは、第1副制御部400は、抽選を行い、抽選結果に応じて、入賞時取りこぼし保留アイコンの表示態様を、最も低い信頼度の表示態様で表示するか、演出モードAのデフォルトの表示態様(丸形の通常色の表示態様)で表示するかを決定してもよい。
また、図40(e)に示す装飾図柄表示装置208では、第3保留アイコンh23は増加アニメーションによって徐々に大きくなっている途中である。この第3保留アイコンh23も、第2保留アイコンh22と同じく、演出モードCの、大当りの信頼度が表示された四角形の表示態様で表示されている。その大当りの信頼度は、1%であり、当該演出モード(演出モードC)において表示され得る信頼度の中で最も低い信頼度である。すなわち、入賞時取りこぼし保留アイコンよりも後続の保留アイコンも、大当りの信頼度が最も低い信頼度の表示態様に限って表示される。ここにいう後続の保留アイコンとは、入賞時取りこぼし保留アイコンが表す保留が消化されるまでに溜まった保留を表す保留アイコンのことである。
図40(e)の段階で受信に成功した入賞時コマンドには、その入賞による保留の先読み情報が含まれているが、第1副制御部400は、その先読み情報には基づかず、後続の保留アイコン(ここでは第3保留アイコンh23)の表示態様を、一律に最も低い信頼度の表示態様で必ず表示する。あるいは、第1副制御部400は、抽選を行い、後続の保留アイコンの表示態様を、抽選結果に応じて、最も低い信頼度の表示態様で表示するか、演出モードAのデフォルトの表示態様(丸形の通常色の表示態様)で表示するかを決定してもよい。なお、本例の場合も、図36等と同様に、入賞時取りこぼし保留アイコンが保留アイコンとしての表示を終えた後は、後続の保留アイコン(ここでは第3保留アイコンh23)の表示態様を変化させてもよい。
図40(A)~同図(D)は、別の例を示す図であり、同図(d)に示す状態と同じ状態であり、特図2の変動表示が継続する中、特図2始動口232に1球入賞があり、主制御部300から第1副制御部400に入賞時コマンドが送信されてくるが、第1副制御部400は、その入賞時コマンドの受信に失敗してしまう。この結果、図40(A)に示す装飾図柄表示装置208における特図2の保留アイコン表示領域282では、本来表示されるはずの第2保留アイコンh22を点線で示している。
図40(B)では、特図2始動口232にさらに1球入賞があり、主制御部300から第1副制御部400に、現在の保留数が3であること及びその入賞による保留の先読み結果情報が含まれた入賞時コマンドが送信されてくる。第1副制御部400は、この入賞時コマンドは正常に受信し、受信した入賞時コマンドに含まれている先読み結果情報をRAM408に記憶しておく。また、第1副制御部400は、現在の特図2の保留数が「3」であることを把握する。この結果、図40(B)に示す第4図柄表示領域284における特図2の保留数報知領域では、2は表示されずに3が表示されている。また、スピーカ120からは、3つ目の保留が増加したこと表す、「ピッ」といった1個分の保留増加音しか出力されない。
図40(B)に示す装飾図柄表示装置208では、コマンド受信失敗で表示し損ねていた第2保留アイコンh22(入賞時取りこぼし保留アイコン)が既に所定の大きさで表示されている。この第2保留アイコンh22は、増加アニメーションによっては表示されないが、この例では、演出モードCの、大当りの信頼度が表示された四角形の表示態様ではなく、演出モードAのデフォルトの表示態様(丸形の通常色の表示態様)で表示されている。すなわち、演出モードCでは、通常は表示され得ないアイコンの表示態様である。
また、図40(B)に示す装飾図柄表示装置208では、第3保留アイコンh23(後続の保留アイコン)は増加アニメーションによって徐々に大きくなっている途中である。上述のごとく、図40(B)のタイミングで受信した入賞時コマンドには、当該入賞の結果を先読みした先読み結果情報が含まれているが、この先読み結果情報は用いずに、第3保留アイコンh23も、第2保留アイコンh22と同じく、演出モードAのデフォルトの表示態様(丸形の通常色の表示態様)で表示が開始されている。すなわち、演出モードCでは通常は表示され得ないアイコンの表示態様で増加アニメーションが開始されている。
図40(C)では、これまで行われていた特図2の変動表示が終了し、変動アイコンh0は消え、ハズレの装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。第3保留アイコンh23の増加アニメーションは終了しており、所定の大きさまで大きくなった第3保留アイコンh23は、演出モードAのデフォルトの表示態様(丸形の通常色の表示態様)で表示されている。
図40(D)では、特図2の保留が1つ消化され、主制御部300から第1副制御部400に図柄変動開始コマンドが送信されてくる。装飾図柄表示装置208では、アイコンの移動アニメーションが開始され、これまで第1保留アイコンh21であったアイコンは移動アニメーションによって変動アイコン表示領域280に移動し変動アイコンh0として表示される。
また、入賞時コマンド受信失敗によって、演出モードAのデフォルトの表示態様(丸形の通常色の表示態様)でこれまで表示されていた第2保留アイコンh22は、移動アニメーションによる移動中あるいは移動を終了して第1保留アイコンh21として表示を開始する際に、演出モードCの表示態様に変化し、図40(D)では、1%の表示がなされた四角形の第1保留アイコンh21として表示される。
第1副制御部400は、入賞時取りこぼし保留アイコンによって表されていた保留を表す第1保留アイコンh21の表示態様を、一律に、表示し得る信頼度の中で最も低い信頼度の表示態様で必ず表示する。あるいは、第1副制御部400は、抽選を行い、抽選結果に応じて、その第1保留アイコンh21の表示態様を、最も低い信頼度の表示態様に変化させるか、演出モードAのデフォルトの表示態様(丸形の通常色の表示態様)のままで表示するかを決定してもよい。
さらに、これまで第3保留アイコンh23であった後続の保留アイコンも、移動アニメーションによる移動中あるいは移動を終了して第2保留アイコンh22として表示を開始する際に、演出モードCの表示態様に変化し、図40(D)では、1%の表示がなされた四角形の第2保留アイコンh22として表示される。
第1副制御部400は、後続の保留アイコンの表示態様を、一律に、表示し得る信頼度の中で最も低い信頼度の表示態様で必ず表示する。あるいは、第1副制御部400は、抽選を行い、抽選結果に応じて、後続の保留アイコンの表示態様を、最も低い信頼度の表示態様に変化させるか、演出モードAのデフォルトの表示態様(丸形の通常色の表示態様)のままで表示するかを決定してもよい。また、入賞時にRAM408に記憶しておいた先読み情報に基づく抽選によって表示態様を決定してもよい。この場合、先読み情報に基づく表示態様は、最も低い信頼度の表示態様に限られない。
また、スピーカ120からは、「ピロン ピロン」といった2個分の保留アイコンの表示態様の変化音が出力されている
図40(あ)~同図(お)は、演出モードAにおける例を示す図である。
図40(あ)では、通常遊技状態(非時短遊技状態)において遊技が進められ、装飾図柄表示装置208では、普図の装飾図柄の変動表示が行われており、普図の保留が2つまで溜まっている。右上隅の第4図柄表示領域284における普図の保留数報知領域では、普図の保留数が2つであることを報知している。また、普図の保留アイコン表示領域281には、普図の保留を表す2つの保留アイコンh11、h12が表示されている。ここでの例では、演出モードAに設定されており、2つの保留アイコンh11、h12はいずれもデフォルト(通常色)の表示態様である。また、変動アイコンh0もデフォルト(通常色)の表示態様である。
図40(い)では、普図の変動表示が継続する中、普図始動口228に1球入賞があり、普図の保留数が3つになる。第1副制御部400には、主制御部300から入賞時コマンドが送信されてくる。ここでの入賞時コマンドには、現在の保留数が3であることが含まれている。しかしながら、第1副制御部400は、その入賞時コマンドの受信に失敗してしまう。この結果、図40(い)に示す第4図柄表示領域284における普図の保留数報知領域には2が表示されたままである。図40(い)に示す装飾図柄表示装置208における普図の保留アイコン表示領域281では、本来表示されるはずの第3保留アイコンh13を点線で示している。スピーカ120からは、「ピッ」といった保留増加音は出力されていない。
図40(う)では、普図の変動表示が継続する中、普図始動口228にさらに1球入賞があり、普図の保留数が1つ増え、主制御部300から第1副制御部400に入賞時コマンドが送信されてくる。ここでの入賞時コマンドには、現在の保留数が4であること及びその入賞による保留の先読み結果情報が含まれた入賞時コマンドが送信されてくる。第1副制御部400は、この入賞時コマンドは正常に受信し、受信した入賞時コマンドに含まれている先読み結果情報をRAM408に記憶しておく。また、第1副制御部400は、現在の普図の保留数が「4」であることを把握する。この結果、図40(う)に示す第4図柄表示領域284における普図の保留数報知領域には4が表示されている。また、図40(う)に示す装飾図柄表示装置208における普図の保留アイコン表示領域281では、第4保留アイコンh14(後続の保留アイコン)が増加アニメーションによって表示されているが、コマンド受信失敗で表示し損ねていた第3保留アイコンh13(入賞時取りこぼし保留アイコン)は、増加アニメーションを伴わずに最初から所定の大きさで表示されている。第3保留アイコンh13にしても第4保留アイコンh14にしても、演出モードAにおけるデフォルトの表示態様(丸形の通常色の表示態様)で表示されている。加えて、スピーカ120からは、「ピッ」といった保留増加音が出力されている
図40(え)では、これまで行われていた普図の変動表示が終了し、変動アイコンh0は消え、ハズレの装飾図柄の組み合わせが停止表示されている。第4保留アイコンh14の増加アニメーションは終了しており、所定の大きさまで大きくなった第4保留アイコンh14は、そのままデフォルトの表示態様(丸形の通常色の表示態様)で表示されている。
図40(お)では、普図の保留が1つ消化され、主制御部300から第1副制御部400に図柄変動開始コマンドが送信されてくる。装飾図柄表示装置208では、アイコンの移動アニメーションが開始され、これまで第1保留アイコンh11であったアイコンは移動アニメーションによって変動アイコン表示領域280に移動し変動アイコンh0として表示される。また、これまで第2保留アイコンh12であったアイコンは移動アニメーションによって移動し第1保留アイコンh11として表示される。また、入賞時コマンド受信失敗によって、デフォルトの表示態様(丸形の通常色の表示態様)でこれまで表示されていた第3保留アイコンh13は、移動アニメーションによる移動中あるいは移動を終了して第2保留アイコンh12として表示を開始する際に、青色の表示態様に変化する。すなわち、入賞時取りこぼし保留アイコンによって表されていた保留を表す第2保留アイコンh12は、デフォルトの表示態様から、当該演出モードにおいて表示され得る信頼度の中で、デフォルトの信頼度(図30(b)に示す8%)の次に低い信頼度(図30(b)に示す10%)の表示態様に変化する。
第1副制御部400は、入賞時取りこぼし保留アイコンによって表されていた保留を表す第2保留アイコンh12の表示態様を、一律に、デフォルトの信頼度の次に低い信頼度の表示態様で必ず表示する。あるいは、第1副制御部400は、抽選を行い、抽選結果に応じて、その第2保留アイコンh12の表示態様を、デフォルトの信頼度の次に低い信頼度の表示態様に変化させるか、デフォルトの表示態様(丸形の通常色の表示態様)のままで表示するかを決定してもよい。
さらに、これまで第4保留アイコンh14であった後続の保留アイコンは、移動アニメーションによって第3保留アイコンh13になっている。この例では、入賞時にRAM408に記憶しておいた先読み情報に基づく抽選によって表示態様を決定しており、図40(お)では、抽選の結果、表示態様が変化せずデフォルトの表示態様のままであるが、抽選の結果、青色の表示態様に変化する場合もあれば赤色の表示態様に変化する場合もある。なお、第1副制御部400は、後続の保留アイコンの表示態様を、一律に、デフォルトの信頼度の次に低い信頼度の表示態様で必ず表示するようにしてもよい。あるいは、第1副制御部400は、抽選を行い、抽選結果に応じて、後続の保留アイコンの表示態様を、デフォルトの信頼度の次に低い信頼度の表示態様に変化させるか、デフォルトの表示態様のままで表示するかを決定してもよい。
また、スピーカ120からは、「ピロン」といった1個分の保留アイコンの表示態様の変化音が出力されている
なお、入賞時取りこぼし保留アイコンは、図40(e)における第2保留アイコンh22や、同図(B)における第2保留アイコンh22や、同図(う)における第3保留アイコンh13であったが、これまでの例と同じく、それ以外の保留アイコンであってもよい。
図40に示す例では、先行保留が入賞時コマンドの受信に失敗した保留であっても、後続保留の保留アイコンは、相対的に期待度が低いことを示唆する表示態様(例えば、1%の信頼度表示や青色の表示態様)で表示されたり(図40(e))、表示後に変化することがある(図40(D))。なお、入賞時コマンドの受信に失敗した保留アイコンについても、期待度が低いことを示唆する表示態様で表示されたり(図40(e))、表示後に変化することがある(図40(D)、同図(お))。
このように、図36等で説明したように、入賞時取りこぼし保留アイコンや入賞時取りこぼし保留アイコンの後続の保留アイコンは表示態様が変化しないが、図40の変形例のように、期待度が低い(例えば、当該演出モードにおける最も低い態様)態様に限っては変化するようにしてもよい。
以上、図32~図40を用いて説明した例を含めてまとめると、以下のようになる。
3つ目の保留が溜まることとなる入賞時の入賞時コマンドの受信に失敗(図32(i))した状態で次変動が開始すると、第4図柄表示領域284における保留数報知領域では2から変化することなく、2を継続表示する(図32(k))。これは、他の保留でも同じであり、例えば、2つ目の保留が溜まることとなる入賞時の入賞時コマンドの受信に失敗した状態で次変動が開始すると、第4図柄表示領域284における保留数報知領域では1から変化することなく、1を継続表示する。
また、図35に示す例や、図36(a)~同図(h)に示す例や、図37に示す例を用いて説明したように、入賞時コマンドの受信に失敗した保留アイコンと、その保留アイコンの後続保留アイコンであって入賞時コマンドの受信に成功した保留アイコンがある状態では、失敗した保留アイコンが消化されるまでは、後続保留アイコンは態様が変化しない。
また、図36(e’)~同図(j)に示す例を用いて説明したように、入賞時コマンドの受信に失敗した保留アイコンと、その保留アイコンの後続保留アイコンであって入賞時コマンドの受信に成功した保留アイコンがある状態で、電断/復電した場合、失敗した保留アイコンが消化された後も、後続保留アイコンは態様が変化しない。
また、入賞時コマンドの受信に失敗し、次の変動が開始される前に(図柄変動開始コマンドを受信する前に)次の入賞時コマンドを受信すると、保留アイコンを入賞時コマンドの受信に失敗した分も含めて2つ表示するが、入賞音は1つ分しか出力しない(図32(e)、図33(e)、図35(e)、図36(c)、図37(b)、図39(c)、図40(e)図40(B)、図40(う))。こうすることで、2球入ったと勘違いさせない。なお、装飾図柄表示装置208では、入賞時コマンドの受信に失敗した保留アイコンは増加アニメーション無しで表示するので、失敗した分も表示されたことが分かるようにしている。
また、入賞時コマンドの受信に失敗した後であって、入賞時コマンドの受信に失敗した保留が消化されるまでの間の入賞に対応する保留は態様が変化しないが、先報知演出は実行する。先報知演出は、詳しくは後述するように、入賞時(保留発生時)に実行される演出であり、先読みの結果、期待度が高い場合には、第2先報知演出(発光手段の特定色の発光と特定音の出力)が行われ、それ以外の場合には、第1先報知演出(発光手段の通常色の発光と特定音の出力無)が行われる。第2先報知演出も第1先報知演出も両方行われるようにしておくことで、遊技者に違和感を与えないようにしている。すなわち、本来、先報知演出が実行されるのに実行されない場合(例えば、図41に示す演出モードCに設定されている場合)、遊技者を、プレミア演出(当り確定演出)かと勘違いさせてしまうことがあり、ぬか喜びさせてしまうことを防止している。また、第1先報知演出でもSPSPリーチが実行されると当り確定などの法則性がある場合も、第2先報知演出の実行を規制し、第1先報知演出を実行すると、ハズレにも関わらず、第1先報知演出の後にSPSPリーチが実行されてしまうことが起こり得てしまうため、第2先報知演出も第1先報知演出も両方行われるようにしておく必要がある。
ただし、入賞時コマンドの受信ミスが生じた保留が大当りした場合に、大当り遊技終了後に遊技状態が変化してしまう場合があり、先報知演出と矛盾することもあり得るため、あえて、先報知演出を実行しないようにしてもよいし、全て第1先報知演出で実行するようにしてもよい。
従来の遊技台では、保留数の報知に関して改良の余地があるといった課題があったが、図30~図40を用いて説明した保留数の報知に関する特徴事項を有する遊技台であれば、その課題を解決することができる。
以上の記載によれば、
『 始動口への入球に基づく保留数の増加をカウント可能な主制御手段[例えば、主制御部300]と、
前記保留数が増加する場合に前記主制御手段から送信されてくる増加時信号[例えば、入賞時コマンド]を受信する副制御手段[例えば、第1副制御部400]と、
前記副制御手段によって制御される演出手段[例えば、装飾図柄表示装置208]と、
を備えた遊技台であって、
前記演出手段は、第一の表示領域[例えば、特図2の保留アイコン表示領域282]に保留アイコンを表示可能な手段であり、
前記副制御手段は、前記増加時信号を正常に受信すると前記第一の表示領域に保留アイコンを表示させる手段であり[例えば、図37(b)~同図(c)、図32(b)~同図(c)、図33(b)~同図(c)、図35(b)~同図(c)]、
前記演出手段は、前記保留アイコンを1個表示している状態で、前記始動口に遊技球が1球入球したが前記副制御手段が前記保留数が2であることに対応する増加時信号を正常に受信できず[例えば、図37(a)、図32(d)、図33(d)、図35(d)]、その後、前記始動口に遊技球が1球入球して該副制御手段が該保留数が3であることに対応する増加時信号を正常に受信した或る場合(以下、「第一の場合」という。)[例えば、図37(b)、図32(e)、図33(e)、図35(e)]には、前記第一の表示領域で2個目の保留アイコン[例えば、第2保留アイコンh22]を表示するとともに3個目の保留アイコン[例えば、第3保留アイコンh23]も表示する手段であり、
前記演出手段は、第一の演出モード[例えば、演出モードA、演出モードBあるいは演出モードC]において前記保留アイコンを表示する場合、遊技者が有利な状態となる可能性を示唆する或る示唆態様[例えば、大当りの信頼度を、色によって表した態様であったり%表示で数字によって表した態様]で表示する場合がある手段であり、
前記第一の演出モードにおける前記第一の場合に、前記2個目の保留アイコンによって表されていた保留を表す保留アイコン(以下、「先保留アイコン」という。)は少なくとも、表示を開始してから[例えば、図37(b)から、あるいは図35(e)から]保留アイコンとしての表示を終了するまで[例えば、図37(i)の直前まで、あるいは図35(k)の直前まで]は前記或る示唆態様で表示されることがなく、或る態様[例えば、演出モードAのデフォルトの表示態様(丸形の通常色の表示態様)]で表示され、
前記第一の演出モード[例えば、演出モードA]において、前記第一の場合における前記第一の表示領域で1個目の保留アイコンと前記2個目の保留アイコンと前記3個目の保留アイコンを表示している状態[例えば、図37(c)]で、前記始動口に遊技球が1球入球して前記副制御手段が前記保留数が4であることに対応する増加時信号[例えば、入賞時コマンド]を正常に受信した或る場合[例えば、図37(d)]に、表示された4個目の保留アイコン[例えば、第4保留アイコンh24]によって表されていた保留を表す保留アイコン(以下、「後保留アイコン」という。)は、表示を開始してから[例えば、図37(d)から]前記先保留アイコンが保留アイコンとしての表示を終了するまで[例えば、図37(i)の直前まで]は少なくとも前記或る示唆態様で表示されることがなく、前記或る態様で表示され[例えば、図37(d)及び同図(e)に示す第4保留アイコンh24及び同図(f)~同図(h)に示す第3保留アイコンh23]、
前記先保留アイコンが保留アイコンとしての表示を終了した後では、前記後保留アイコンが表示態様を前記或る示唆態様に変化させる場合がある[例えば、図37(i)]、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
また、以上の記載によれば、
『 始動口への入球に基づく保留数の増加をカウント可能な主制御手段[例えば、主制御部300]と、
前記保留数が増加する場合に前記主制御手段から送信されてくる増加時信号[例えば、入賞時コマンド]を受信する副制御手段[例えば、第1副制御部400]と、
前記副制御手段によって制御される演出手段[例えば、装飾図柄表示装置208]と、
を備えた遊技台であって、
前記演出手段は、第一の表示領域[例えば、特図2の保留アイコン表示領域282]に保留アイコンを表示可能な手段であり、
前記演出手段は、第二の表示領域[例えば、第4図柄表示領域284における特図2の保留数報知領域]に保留数表示を表示可能な手段であり、
前記副制御手段は、前記増加時信号を正常に受信すると前記第一の表示領域に保留アイコンを表示させる手段であり、
前記副制御手段は、前記増加時信号を正常に受信すると前記保留数表示の値を更新表示させる手段であり[例えば、図37(b)、図32(b)、図33(b)、図35(b)]、
前記演出手段は、前記保留アイコンを1個表示している状態[例えば、図37(a)に示す状態]で、前記始動口に遊技球が1球入球したが前記副制御手段が前記保留数が2であることに対応する増加時信号を正常に受信できず、その後、前記始動口に遊技球が1球入球して該副制御手段が該保留数が3であることに対応する増加時信号を正常に受信した或る場合(以下、「第一の場合」という。)[例えば、図37(b)]には、前記第一の表示領域で2個目の保留アイコン[例えば、第2保留アイコンh22]を表示するとともに3個目の保留アイコン[例えば、第3保留アイコンh23]も表示する一方、前記第二の表示領域では保留数表示の値を2に更新することなく3に更新して表示する[例えば、2を飛び越えて1から3に一気に更新表示する]手段であり、
前記演出手段は、前記保留アイコンを2個表示している状態[例えば、図35(h)]で、前記始動口に遊技球が1球入球したが前記副制御手段が前記保留数が3であることに対応する増加時信号を正常に受信できず[例えば、図35(i)]、その後、次の変動表示が開始され、変動開始時信号[例えば、図柄変動開始コマンド]を正常に受信した或る場合[例えば、図35(k)]に、前記第二の表示領域では保留数表示の値を更新せずに2を表示する手段[例えば、図35(k)に示す第4図柄表示領域284における特図2の保留数報知領域]であり、
前記演出手段は、第一の演出モードにおいて前記保留アイコンを表示する場合、遊技者が有利な状態となる可能性を示唆する或る示唆態様で表示する場合がある手段であり、
前記第一の演出モードにおける前記第一の場合に、前記2個目の保留アイコンによって表されていた保留を表す保留アイコン(以下、「先保留アイコン」という。)は少なくとも、表示を開始してから[例えば、図37(b)から、あるいは図35(e)から]保留アイコンとしての表示を終了するまで[例えば、図37(i)の直前まで、あるいは図35(k)の直前まで]は前記或る示唆態様で表示されることがなく、或る態様[例えば、演出モードAのデフォルトの表示態様(丸形の通常色の表示態様)]で表示され、
前記第一の演出モード[例えば、演出モードA]において、前記第一の場合における前記第一の表示領域で1個目の保留アイコンと前記2個目の保留アイコンと前記3個目の保留アイコンを表示している状態[例えば、図37(c)]で、前記始動口に遊技球が1球入球して前記副制御手段が前記保留数が4であることに対応する増加時信号[例えば、入賞時コマンド]を正常に受信した或る場合[例えば、図37(d)]に、表示された4個目の保留アイコン[例えば、第4保留アイコンh24]によって表されていた保留を表す保留アイコン(以下、「後保留アイコン」という。)は、表示を開始してから[例えば、図37(d)から]前記先保留アイコンが保留アイコンとしての表示を終了するまで[例えば、図37(i)の直前まで]は少なくとも前記或る示唆態様で表示されることがなく、前記或る態様で表示され[例えば、図37(d)及び同図(e)に示す第4保留アイコンh24及び同図(f)~同図(h)に示す第3保留アイコンh23]、
前記先保留アイコンが保留アイコンとしての表示を終了した後では、前記後保留アイコンが表示態様を前記或る示唆態様に変化させる場合がある[例えば、図37(i)]、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
また、以上の記載によれば、
『 始動口への入球に基づく保留数の増加をカウント可能な主制御手段[例えば、主制御部300]と、
前記保留数が増加する場合に前記主制御手段から送信されてくる増加時信号[例えば、入賞時コマンド]を受信する副制御手段[例えば、第1副制御部400]と、
前記副制御手段によって制御される演出手段[例えば、装飾図柄表示装置208]と、
を備えた遊技台であって、
前記演出手段は、第一の表示領域[例えば、特図2の保留アイコン表示領域282]に保留アイコンを表示可能な手段であり、
前記副制御手段は、前記増加時信号を正常に受信すると前記第一の表示領域に保留アイコンを表示させる手段であり[例えば、図37(b)~同図(c)、図32(b)~同図(c)、図33(b)~同図(c)、図35(b)~同図(c)]、
前記演出手段は、前記保留アイコンを1個表示している状態で、前記始動口に遊技球が1球入球したが前記副制御手段が前記保留数が2であることに対応する増加時信号を正常に受信できず[例えば、図37(a)、図32(d)、図33(d)、図35(d)]、その後、前記始動口に遊技球が1球入球して該副制御手段が該保留数が3であることに対応する増加時信号を正常に受信した或る場合(以下、「第一の場合」という。)[例えば、図37(b)、図32(e)、図33(e)、図35(e)]には、前記第一の表示領域で2個目の保留アイコン[例えば、第2保留アイコンh22]を表示するとともに3個目の保留アイコン[例えば、第3保留アイコンh23]も表示する手段であり、
前記演出手段は、第一の演出モード[例えば、演出モードA、演出モードBあるいは演出モードC]において前記保留アイコンを表示する場合、遊技者が有利な状態となる可能性を示唆する或る示唆態様[例えば、大当りの信頼度を、色によって表した態様であったり%表示で数字によって表した態様]で表示する場合がある手段であり、
前記第一の演出モードにおける前記第一の場合に、前記2個目の保留アイコンによって表されていた保留を表す保留アイコン(以下、「先保留アイコン」という。)は少なくとも、表示を開始してから[例えば、図37(b)から、あるいは図35(e)から]保留アイコンとしての表示を終了するまで[例えば、図37(i)の直前まで、あるいは図35(k)の直前まで]は前記或る示唆態様で表示されることがなく、或る態様[例えば、演出モードAのデフォルトの表示態様(丸形の通常色の表示態様)]で表示され、
前記第一の演出モード[例えば、演出モードA]において、前記第一の場合における前記第一の表示領域で1個目の保留アイコンと前記2個目の保留アイコンと前記3個目の保留アイコンを表示している状態[例えば、図37(c)]で、前記始動口に遊技球が1球入球して前記副制御手段が前記保留数が4であることに対応する増加時信号[例えば、入賞時コマンド]を正常に受信した或る場合[例えば、図37(d)](以下、「第二の場合」という。)に、表示された4個目の保留アイコン[例えば、第4保留アイコンh24]によって表されていた保留を表す保留アイコン(以下、「後保留アイコン」という。)は、表示を開始してから[例えば、図37(d)から]前記先保留アイコンが保留アイコンとしての表示を終了するまで[例えば、図37(i)の直前まで]は少なくとも前記或る示唆態様で表示されることがなく、前記或る態様で表示され[例えば、図37(d)及び同図(e)に示す第4保留アイコンh24及び同図(f)~同図(h)に示す第3保留アイコンh23]、
前記先保留アイコンが保留アイコンとしての表示を終了した後では、前記後保留アイコンが表示態様を前記或る示唆態様に変化させる場合があり[例えば、図37(i)]、
前記第一の演出モード[例えば、演出モードA]において、前記第二の場合における前記第一の表示領域で前記1個目の保留アイコンと前記2個目の保留アイコンと前記3個目の保留アイコンと前記4個目の保留アイコンを表示している状態[例えば、図37(e)に示す状態]で電断が発生し、該電断から復電して第一の表示領域の表示が復帰した或る場合には、前記先保留アイコンが保留アイコンとしての表示を終了[例えば、図36(j)]した後であっても前記後保留アイコンが保留アイコンとしての表示を終了するまでは少なくとも該後保留アイコンが表示態様を前記或る示唆態様に変化させる場合がない、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
また、以上の記載によれば、
『 始動口への入球に基づく保留数の増加をカウント可能な主制御手段[例えば、主制御部300]と、
前記保留数が増加する場合に前記主制御手段から送信されてくる増加時信号[例えば、入賞時コマンド]を受信する副制御手段[例えば、第1副制御部400]と、
前記副制御手段によって制御される演出手段[例えば、装飾図柄表示装置208]と、
を備えた遊技台であって、
前記演出手段は、第一の表示領域[例えば、特図2の保留アイコン表示領域282]に保留アイコンを表示可能な手段であり、
前記演出手段は、第二の表示領域[例えば、第4図柄表示領域284における特図2の保留数報知領域]に保留数表示を表示可能な手段であり、
前記副制御手段は、前記増加時信号を正常に受信すると前記第一の表示領域に保留アイコンを表示させる手段であり、
前記副制御手段は、前記増加時信号を正常に受信すると前記保留数表示の値を更新表示させる手段であり[例えば、図37(b)、図32(b)、図33(b)、図35(b)]、
前記演出手段は、前記保留アイコンを1個表示している状態[例えば、図37(a)に示す状態]で、前記始動口に遊技球が1球入球したが前記副制御手段が前記保留数が2であることに対応する増加時信号を正常に受信できず、その後、前記始動口に遊技球が1球入球して該副制御手段が該保留数が3であることに対応する増加時信号を正常に受信した或る場合(以下、「第一の場合」という。)[例えば、図37(b)]には、前記第一の表示領域で2個目の保留アイコン[例えば、第2保留アイコンh22]を表示するとともに3個目の保留アイコン[例えば、第3保留アイコンh23]も表示する一方、前記第二の表示領域では保留数表示の値を2に更新することなく3に更新して表示する[例えば、2を飛び越えて1から3に一気に更新表示する]手段であり、
前記演出手段は、前記保留アイコンを2個表示している状態[例えば、図35(h)]で、前記始動口に遊技球が1球入球したが前記副制御手段が前記保留数が3であることに対応する増加時信号を正常に受信できず[例えば、図35(i)]、その後、次の変動表示が開始され、変動開始時信号[例えば、図柄変動開始コマンド]を正常に受信した或る場合[例えば、図35(k)]に、前記第二の表示領域では保留数表示の値を更新せずに2を表示する手段[例えば、図35(k)に示す第4図柄表示領域284における特図2の保留数報知領域]であり、
前記演出手段は、第一の演出モードにおいて前記保留アイコンを表示する場合、遊技者が有利な状態となる可能性を示唆する或る示唆態様で表示する場合がある手段であり、
前記第一の演出モードにおける前記第一の場合に、前記2個目の保留アイコンによって表されていた保留を表す保留アイコン(以下、「先保留アイコン」という。)は少なくとも、表示を開始してから[例えば、図37(b)から、あるいは図35(e)から]保留アイコンとしての表示を終了するまで[例えば、図37(i)の直前まで、あるいは図35(k)の直前まで]は前記或る示唆態様で表示されることがなく、或る態様[例えば、演出モードAのデフォルトの表示態様(丸形の通常色の表示態様)]で表示され、
前記第一の演出モード[例えば、演出モードA]において、前記第一の場合における前記第一の表示領域で1個目の保留アイコンと前記2個目の保留アイコンと前記3個目の保留アイコンを表示している状態[例えば、図37(c)]で、前記始動口に遊技球が1球入球して前記副制御手段が前記保留数が4であることに対応する増加時信号[例えば、入賞時コマンド]を正常に受信した或る場合[例えば、図37(d)](以下、「第二の場合」という。)に、表示された4個目の保留アイコン[例えば、第4保留アイコンh24]によって表されていた保留を表す保留アイコン(以下、「後保留アイコン」という。)は、表示を開始してから[例えば、図37(d)から]前記先保留アイコンが保留アイコンとしての表示を終了するまで[例えば、図37(i)の直前まで]は少なくとも前記或る示唆態様で表示されることがなく、前記或る態様で表示され[例えば、図37(d)及び同図(e)に示す第4保留アイコンh24及び同図(f)~同図(h)に示す第3保留アイコンh23]、
前記先保留アイコンが保留アイコンとしての表示を終了した後では、前記後保留アイコンが表示態様を前記或る示唆態様に変化させる場合があり[例えば、図37(i)]、
前記第一の演出モード[例えば、演出モードA]において、前記第二の場合における前記第一の表示領域で前記1個目の保留アイコンと前記2個目の保留アイコンと前記3個目の保留アイコンと前記4個目の保留アイコンを表示している状態[例えば、図37(e)に示す状態]で電断が発生し、該電断から復電して第一の表示領域の表示が復帰した或る場合には、前記先保留アイコンが保留アイコンとしての表示を終了[例えば、図36(j)]した後であっても前記後保留アイコンが保留アイコンとしての表示を終了するまでは少なくとも該後保留アイコンが表示態様を前記或る示唆態様に変化させる場合がない、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
さらに、
『 前記或る示唆態様とは、前記保留アイコンに、遊技者が有利な状態となる可能性を示唆する信頼度を表す数字が表示される態様[例えば、演出モードCにおける、大当りの信頼度を%表示で数字によって表した態様]のことである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
以上の記載によれば、
『 始動口への入球に基づく保留数の増加をカウント可能な主制御手段[例えば、主制御部300]と、
前記保留数が増加する場合に前記主制御手段から送信されてくる増加時信号[例えば、入賞時コマンド]を受信する副制御手段[例えば、第1副制御部400]と、
前記副制御手段によって制御される演出手段[例えば、装飾図柄表示装置208]と、を備えた遊技台であって、
前記演出手段は、第一の表示領域[例えば、特図2の保留アイコン表示領域282]に保留アイコンを表示可能な手段であり、
前記演出手段は、第二の表示領域[例えば、第4図柄表示領域284における特図2の保留数報知領域]に保留数表示を表示可能な手段であり、
前記副制御手段は、前記増加時信号を正常に受信すると前記第一の表示領域に保留アイコンを表示させる手段であり[例えば、図32(b)~同図(c)、図33(b)~同図(c)、図35(b)~同図(c)]、
前記副制御手段は、前記増加時信号を正常に受信すると前記保留数表示の値を更新表示させる手段であり[例えば、図32(b)、図33(b)、図35(b)]、
前記演出手段は、前記保留アイコンを1個表示している状態で、前記始動口に遊技球が1球入球したが前記副制御手段が前記保留数が2であることに対応する増加時信号を正常に受信できず[例えば、図32(d)、図33(d)、図35(d)]、その後、前記始動口に遊技球が1球入球して該副制御手段が該保留数が3であることに対応する増加時信号を正常に受信した或る場合(以下、「第一の場合」という。)[例えば、図32(e)、図33(e)、図35(e)]に、前記第一の表示領域では2個目の保留アイコン[例えば、第2保留アイコンh22]を表示するとともに3個目の保留アイコン[例えば、第3保留アイコンh23]も表示する一方、前記第二の表示領域では保留数表示の値を2に更新することなく3に更新して表示する[例えば、2を飛び越えて1から3に一気に更新表示する]手段であり、
前記演出手段は、前記第一の場合に、前記第一の表示領域では前記2個目の保留アイコンは増加アニメーションによらずに表示し、前記3個目の保留アイコンは該増加アニメーションによって表示する手段であり[例えば、図32(e)、図33(e)、図35(e)]、
前記演出手段は、第一の演出モード[例えば、演出モードA、演出モードBあるいは演出モードC]において前記保留アイコンを表示する場合、遊技者が有利な状態となる可能性を示唆する或る示唆態様[例えば、大当りの信頼度を、色によって表した態様であったり%表示で数字によって表した態様]で表示する場合がある手段であり、
前記第一の演出モードにおける前記第一の場合に、前記2個目の保留アイコンによって表されていた保留を表す保留アイコン(以下、「先保留アイコン」という。)は少なくとも、表示を開始してから[例えば、図35(e)から]保留アイコンとしての表示を終了するまで[例えば、図35(k)の直前まで]は前記或る示唆態様で表示されることがなく、或る態様[例えば、演出モードAのデフォルトの表示態様(丸形の通常色の表示態様
)]で表示される、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
また、
『 前記第一の演出モードにおける前記第一の場合に、前記3個目の保留アイコンによって表されていた保留を表す保留アイコン(以下、「後保留アイコン」という。)は、表示を開始してから[例えば、図35(e)から]前記先保留アイコンが保留アイコンとしての表示を終了するまで[例えば、図35(k)の直前まで]は少なくとも前記或る示唆態様で表示されることがなく、或る態様で表示され、
前記先保留アイコンが保留アイコンとしての表示を終了した後では、前記後保留アイコンが表示態様を前記或る示唆態様に変化させる場合がある[例えば、図35(l)]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、
『 前記或る態様は、前記第一の演出モード[例えば、演出モードC]において、前記副制御手段が前記増加時信号を正常に受信した場合には表示されることがない態様[例えば、演出モードAのデフォルトの表示態様(丸形の通常色の表示態様)]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、
『 前記或る示唆態様とは、前記保留アイコンに、遊技者が有利な状態となる可能性を示唆する信頼度を表す数字が表示される態様[例えば、演出モードCにおける、大当りの信頼度を%表示で数字によって表した態様]のことである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、
『 始動口への入球に基づく保留数の増加をカウント可能な主制御手段[例えば、主制御部300]と、
前記保留数が増加した場合に前記主制御手段から送信されてくる増加信号[例えば、入賞時コマンド]を受信する副制御手段[例えば、第1副制御部400]と、
前記副制御手段によって制御される演出手段[例えば、装飾図柄表示装置208]と、を備えた遊技台であって、
前記演出手段は、第一の表示領域[例えば、特図2の保留アイコン表示領域282]に保留アイコンを表示可能な手段であり、
前記演出手段は、第二の表示領域[例えば、第4図柄表示領域284における特図2の保留数報知領域]に保留数表示を表示可能な手段であり、
前記副制御手段は、前記増加信号を受信すると前記第一の表示領域に保留アイコンを表示させる手段であり[例えば、図32(b)~同図(c)、図33(b)~同図(c)、図35(b)~同図(c)]、
前記副制御手段は、前記増加信号を受信すると前記保留数表示の値を更新表示させる手段であり[例えば、図32(b)、図33(b)、図35(b)]、
前記演出手段は、前記保留アイコンを1個表示している状態で、前記副制御手段が前記保留数が3であることを表す増加信号を受信した場合[例えば、図32(e)、図33(e)、図35(e)]に、前記第一の表示領域では2個目の保留アイコン[例えば、第2保留アイコンh22]を表示するとともに3個目の保留アイコン[例えば、第3保留アイコンh23]も表示する一方、前記第二の表示領域では保留数表示の値を2に更新することなく3に更新して表示する[例えば、2を飛び越えて1から3に一気に更新表示する]手段である、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
この遊技台によれば、遊技者に対して迅速に正確な保留数を知らせることが可能であると共に、表示領域により表示ぶりを変えることで異常があったことを知らせることもできる。
なお、ここにいう「前記副制御手段が前記保留数が3であることを表す増加信号を受信した場合」とは、「前記副制御手段が前記保留数が2であることを表す増加信号を受信できずに該保留数が3であることを表す増加信号を受信した場合」のことである(以下においても同じ。)
また、
『 前記演出手段は、前記保留アイコンを1個表示している状態で、前記副制御手段が前記保留数が3であることを表す増加信号を受信した場合[例えば、図32(e)、図33(e)、図35(e)]に、前記第一の表示領域では前記2個目の保留アイコンは増加アニメーション[例えば、保留アイコンが所定の大きさに向けて徐々に大きくなってくるアニメーション]によらずに表示[例えば、最初から所定の大きさで表示]し、前記3個目の保留アイコンは該増加アニメーションによって表示する手段である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
本来既に表示されているべき保留アイコンは迅速に表示し、本来のタイミングで表示される保留アイコンに対しては前記増加アニメーションを行うことで、迅速に正確な保留数を知らせることが可能であると共に、遊技を盛り上げることもできる。
また、
『 前記演出手段は、第一の演出モード[例えば、演出モードA、演出モードBあるいは演出モードC]において前記保留アイコンを表示する場合、遊技者が有利な状態となる可能性を示唆する態様(以下、「示唆態様」という。)[例えば、大当りの信頼度を、色によって表した態様であったり%表示で数字によって表した態様]で表示する場合がある手段であり、
前記演出手段は、前記第一の演出モードにおいて、前記保留アイコンを1個表示している状態で、前記副制御手段が前記保留数が3であることを表す増加信号を受信した場合に、前記2個目の保留アイコンは前記示唆態様では表示を開始させることがなく、前記3個目の保留アイコンも該示唆態様では表示を開始させることがない手段である[例えば、図35(e)~同図(f)]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
正常に前記増加信号を受信できていない場合、前記保留アイコンを前記示唆態様で表示することがないようにし、誤った情報を与えてしまうことを防止する。
なお、前記演出手段は、前記示唆態様では表示しなかった前記2個目の保留アイコンが変動アイコンになった場合に、前記示唆態様で該変動アイコンを表示する手段であってもよい[例えば、図35(l)における変動アイコンh0]。さらには、前記演出手段は、前記2個目の保留アイコンが変動アイコンになった場合に、前記示唆態様では表示しなかった前記3個目の保留アイコンを前記示唆態様で表示する手段であってもよい[例えば、図35(l)における第1保留アイコンh21]。
また、前記演出手段は、前記第一の演出モードにおいて、前記保留アイコンを1個表示している状態で、前記副制御手段が前記保留数が3であることを表す増加信号を受信した場合に、前記2個目の保留アイコン[例えば、図33(e)における第2保留アイコンh22]は前記示唆態様では表示せず、前記3個目の保留アイコンは該示唆態様で表示する手段であってもよい[例えば、図33(e)~同図(f)における第3保留アイコンh23]。
また、前記示唆態様では表示しないとは、デフォルトの表示態様で表示することであってもよい。前記デフォルトの表示態様は、遊技者が有利になる可能性が示されていない表示態様であり、電断復電した場合に復電後に表示される表示態様[例えば、図34(d)、同図(D)あるいは同図(エ)に示す第1保留アイコンh21の表示態様]であってもよい。
また、前記演出手段は、前記第一の演出モードにおいて、前記保留アイコンを1個表示している状態で、前記副制御手段が前記保留数が3であることを表す増加信号を受信した場合に、前記2個目の保留アイコンは前記示唆態様のデフォルトの表示態様[例えば、前記可能性が最も低いことを示唆する表示態様]で表示する手段であってもよい[例えば、図32(e)における第2保留アイコンh22は大当り信頼度が8%を表す通常色の表示態様で表示されている]。
また、
『 前記示唆態様とは、前記保留アイコンに、遊技者が有利な状態となる可能性を示唆する信頼度を表す数字が表示される態様[例えば、演出モードCにおける、大当りの信頼度を%表示で数字によって表した態様]のことである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
遊技者が有利な状態となる可能性を示唆する信頼度が直接的に把握できることで、初心者にも分かり易い演出となり、遊技の興趣が向上する。また、注目するべき変動表示のタイミングが分かり易くなる。
図41は、演出モードの変形例を説明するための図である。
変形例では、いずれの遊技状態であっても複数の演出モードの中から、遊技者が図1に示す操作キーユニット190の十字キーにおける上ボタンと下ボタンを操作することで、一の演出モードを選択し、選択した一の演出モードを設定することが可能である。例えば、デモ中であっても、遊技中であっても、演出モードの選択および設定は可能である。
図41(a)は、選択可能な演出モードを示す表である。
この変形例では、演出モードには4種類の演出モードが用意されている。演出モードAは、通常モードであって、遊技者がモードの設定操作を行っていないデフォルトの演出モードである。演出モードBは、プレミアムアップモードであって、プレミア演出の実行頻度が演出モードAよりも高くなる演出モードである。演出モードCは、先報知モードであって、先読み演出の一種である先報知演出が実行可能となる演出モードである。演出モードDは、先読みチャンスモードであって、先読み演出の信頼度(期待度)が高くなる演出モードである。
先報知演出以外の先読み演出としては、先読み結果に応じて、入賞時や保留アイコンのシフト時などで保留アイコンの表示態様を変化させ期待度を示唆する保留変化演出の他、予告対象となる図柄変動表示よりも前の装飾図柄の変動表示でチャンス目を停止表示する演出や、予告対象となる図柄変動表示よりも前の図柄変動表示で可動役物が所定の動作を行う演出等があげられる。また、先読み演出とは別に、変動アイコンの表示態様を変化させ現在行われている図柄変動表示の予告を行う場合もある。
プレミア演出や保留変化演出は、通常モードでも実行され得る演出であるが、先報知演出は、通常モードでは実行され得ない演出である。すなわち、先報知モードである演出モードCは、その他の演出モードでは実行し得ない先報知演出が実行されるようになるモードである。また、詳しくは後述するように、先報知モードでは、ガセ演出の実行確率が低下する。例えば、ハズレで保留変化演出が発生しにくくなってもよいし、ハズレで期待度の高いリーチ演出が実行されにくくなってもよい。
保留変化演出では、実行が規制される場合がある。例えば、SPリーチやSPSPリーチや全回転リーチ等の期待度の高いリーチ中に保留が発生した場合には、その発生した保留を表す保留アイコンの表示態様を変化させなかったり、保留アイコンそのものを表示させなかったりする。また、先行の保留に期待度の高い保留がある状態や、変動アイコンが期待度の高い表示態様で表示されている状態で保留が発生した場合にも、その発生した保留を表す保留アイコンの表示態様を変化させない。ここにいう期待度の高いとは、必ずしも当りや大当りとは限らず、例えば、50%を超える期待度のことをいう。また、表示態様は期待度が低目の表示態様であっても先読み結果や当否判定結果が当りや大当りである場合も期待度が高いことになる。さらには、第1副制御部400が主制御部300からのコマンドを取りこぼし、その結果、第1副制御部400が先読み結果を未判定である先行の保留がある状態で保留が発生した場合にも、その発生した保留を表す保留アイコンの表示態様を変化させない。
なお、先読みチャンスモードである演出モードDの対象となる先読み演出は、保留変化演出のみであってもよいし、先読みチャンスモードで実行し得る全ての先読み演出であってもよいし、先読みチャンスモードで実行し得る複数種類の先読み演出のうちいずれか一種類の先読み演出であってもよいし、複数種類の先読み演出であってもよい。
図41(b)は、演出モードA又は演出モードBにおける保留アイコンまたは変動アイコンの表示態様と当り信頼度を示す表である。
通常色は白色であり、この通常色の表示態様が、演出モードAおよび演出モードBそれぞれのデフォルトの表示態様になる。当りの信頼度は8%である。なお、演出モードの説明で当りの信頼度というときには、特図であれば大当りの信頼度の他、小当りの信頼度も含まれる。小当りでも特定領域234vを通過させると大当りに昇格するからである。ただし、小当りの信頼度は含めないようにしてもよい。また、虹色は、当り確定(当り信頼度100%)である。その他の表示態様としては、当り信頼度が15%の緑色、当り信頼度が30%の赤色、当り信頼度が50%の金色がある。
図41(c)は、演出モードC又は演出モードDにおける保留アイコンまたは変動アイコンの表示態様と大当り信頼度を示す表である。
演出モードA及びBと、表示態様の種類に変更はないが、通常色と虹色以外の表示態様では当りの信頼度が高くなっている。演出モードDは、そもそも当り信頼度を高めるモードであり、保留変化演出の発生確率が低下し、保留変化演出が発生すると、通常モードよりも期待度が高くなるモードである。また、先報知モードである演出モードCに設定しても、同じである。演出モードCは、先報知演出以外の予告演出におけるガゼ演出の実行頻度が低下するモードであり、保留アイコンおよび変動アイコンの表示態様を用いた予告演出でも当りの信頼度が向上している。なお、通常色の表示態様は、当り信頼度を0%にして予告演出の対象外にしてもよいが、通常色でも非常に稀に特図大当りや普図当りすることがあるようにして遊技の興趣を高めている。
次に、演出モードCで実行可能になる先報知演出について詳述する。この先報知演出は、入賞時(保留発生時)に実行される演出であり、第1先報知演出と第2先報知演出との二つの種別がある。先読みの結果、期待度が高い(当りや大当り、あるいは変動時間が長いときなど)場合には、第2先報知演出が実行されやすく、この第2先報知演出では、入賞時に、発光手段(例えば、ボタンランプ136、左枠ランプ122Lや右枠ランプ122R、上部枠ランプ122U等)が特定色(ここはで赤色)に発光し、音出力手段(例えば、スピーカ120)から特定音が出力される。一方、第1先報知演出では、入賞時に、発光手段が通常色で発光(ここでは白発光)し、音出力手段から特定音は出力されない。第2先報知演出は、当りや大当りを示唆する先報知演出ともいえ、第1先報知演出は、ハズレを示唆する先報知演出ともいえるが、詳しくは後述するように、第2先報知演出であってもガゼ演出の場合もあるし、第1先報知演出であっても当たりの場合もある。
ただし、先行する保留に当りがあるときや現在行われている変動で当る場合であって、遊技球が入賞して先読み判定の結果が「当り」であると判定された場合では、第2先報知演出(赤発光・特定音出力有)は実行されない。一方、これらの場合であっても、第1先報知演出(白発光・特定音出力無)は実行可能である。また、先行する保留に当りがあるときや現在行われている変動で当る場合であっても、その後の入賞に対する先読み判定の結果が「ハズレ」であると判定された場合では、第2先報知演出(赤発光・特定音出力有)を実行可能である。この場合の第2先報知演出はガゼ演出になる。また、先行する保留の入賞時(発生時)にガセ演出の第2先報知演出(赤発光・特定音出力有)が実行された場合では、後続の保留の入賞時(発生時)に、先読み判定の結果が「当り」か「ハズレ」かに関わらず、第2先報知演出(赤発光・特定音出力有)を実行可能である。
また、大当り遊技中や推奨される入賞口への入賞ではない場合(例えば、非時短遊技状態における特図2始動口232への入賞)には先報知演出は実行されない。なお、この場合であっても、第2先報知演出は実行されないが第1先報知演出は実行するようにしてもよい。
また、保留変化演出の実行が規制されるSPリーチやSPSPリーチ等の期待度の高いリーチ中や先行の保留に期待度の高い保留がある状態や、変動アイコンが期待度の高い表示態様で表示されている状態(これらの状態はいずれもガセ演出が行われている状態である)、第1副制御部400が主制御部300からのコマンドを取りこぼし、その結果、第1副制御部400が先読み結果を未判定である先行の保留がある状態であっても先報知演出の実行は規制されない。
図41(d)は、先報知演出の判定テーブルを示す図である。
図41(d)に示す判定テーブルは第1副制御部400のROM406に記憶されており、普図始動口228への入賞を表す入賞コマンドや特図2始動口232への入賞を表す入賞コマンドが主制御部300から第1副制御部400に送信されてくると、第1副制御部400のCPU402は、先報知演出の種別について図41(d)に示す判定テーブルに基づく抽選処理を行う。
普図の当りについての先報知演出は、演出モードCに設定し、遊技状態が非時短遊技状態に限って行われる。装飾図柄表示装置208において行われる普図の装飾図柄の変動表示ではリーチ演出も行われ、普図の先報知演出は、今回得られた保留が消化されて実行される図柄変動で実行予定の装飾図柄の変動パターンと対応付けられている。実行予定の装飾図柄の変動パターンが、通常変動、短縮変動、ノーマルリーチのいずれかの場合には、第1先報知演出(白発光・特定音出力無)が100%の確率で選択される。なお、通常変動、短縮変動、ノーマルリーチの場合には、当たることはなく、必ずハズレになるが、当たる場合があってもよい。一方、SPリーチが行われるハズレの場合には、第2先報知演出(赤発光・特定音出力有)が40%の確率で選択され、第1先報知演出が残り60%の確率で選択される。SPSPリーチが行われるハズレの場合には、第2先報知演出が100%の確率で選択され、100%のガゼ演出になる。
SPリーチ当りの場合には、第1先報知演出(白発光・特定音出力無)が40%の確率で選択され、第2先報知演出(赤発光・特定音出力有)が残り60%の確率で出力される。SPSPリーチ当りの場合には、第1先報知演出が10%の確率で選択され、第2先報知演出が残り90%の確率で選択される。入賞時に発光手段が白発光し、その保留が消化された図柄変動表示でSPSPリーチが行われれば、当り確定ということになる。全回転リーチ当りの場合には、入賞時に、100%の確率で、発光手段が赤発光し特定音が出力される。したがって、先報知演出ではわからないが、全回転リーチが行われれば当り確定になる。
特図の大当りについての先報知演出は、演出モードCに設定し、遊技状態が時短遊技状態に限って行われる。時短遊技状態において先読み結果がハズレであった場合には、第1先報知演出(白発光・特定音出力無)が100%の確率で実行され、第2先報知演出(赤発光・特定音出力有)は実行されない。一方、時短遊技状態において先読み結果が大当りであった場合には、第1先報知演出は実行されずに第2先報知演出が100%実行される。したがって、時短遊技状態で特図2始動口232に入賞し先報知演出が実行された場合に、白発光であったり特定音が出力されなければハズレ確定であり、赤発光であったり特定音が出力されれば大当り確定である。なお、以上の説明では、白発光か赤発光であったが、虹発光等があってもよい。この場合には、赤発光であれば何れかの大当りを示唆し、虹発光等であれば3000発大当りや遊技者に最も有利な大当りを示唆するようにしてもよい。
また、時短遊技状態で特図2始動口232に入賞し先報知演出が実行された場合に、白発光であったり特定音が出力されなければハズレ確定であり、赤発光であったり特定音が出力されれば大当り確定であるようにしたが、白発光であっても低確率で当りとなるようにしてもよい。そのようにする場合でも、赤発光では、大当りが確定するようにすることが好ましい。
以上のように、演出モードCに設定されているときは、遊技球の入賞時(保留発生時)に第1先報知演出または第2先報知演出の何れかが実行されるようになっている。
上述したように、先行する保留に当りがあるときや現在行われている変動で当る場合であって、遊技球が入賞して先読み判定の結果が「当り」であると判定された場合では、第2先報知演出(赤発光・特定音出力有)の実行が規制されるが、先行する保留に基づく大当り遊技後や普通電動役物の作動後、あるいは現在行われている変動に基づく大当り遊技後や普通電動役物の作動後に、第1副制御部400は、先読み結果を記憶している場合には、入賞時に規制された先報知演出の抽選処理を行ってもよい。あるいは、大当り遊技後や普通電動役物の作動後に、第1副制御部400に先読み結果が再び送られてきた場合にも、先報知演出の抽選処理を行ってもよい。この抽選処理のタイミングは、大当り遊技の終了期間や普通電動役物の閉鎖時間や当り終了時間であってもよいし、大当り遊技後や普通電動役物の作動後の最初の図柄変動開始のタイミングであってもよいし、その最初の図柄変動が停止したタイミングであってもよいし、その次の図柄変動開始のタイミングであってもよい。図19を用いて説明した遊技状態の遷移が行われるパチンコ機では、図19に示す(5)10R大当りの大当り遊技を終了してから(9)RUSH状態の最初の特図2の図柄変動が開始するまでの或るタイミング(例えば、10R大当り遊技終了後の最初の特図2の図柄変動の開始時や停止時あるいは次の特図2の図柄変動の開始時や停止時)で、入賞時に規制された先報知演出の抽選処理を行ってもよい。大当り遊技の間に特図2の保留が貯まりやすく、10R大当り遊技が終了すると、すぐに特図2の図柄変動が開始され、非時短遊技状態に移行してしまうが、特図2の図柄変動の開始時にはa2時短遊技状態であるため、図9(c)に示す特図Eの時短図柄に当選しやすくRUSH状態(c時短遊技状態)が開始されることから、このRUSH状態が開始する前に、入賞時に規制された先報知演出の抽選処理を行う。
図42は、保留変化演出と先報知演出が実行される二つの例を段階的に示す図である。この図42に示す例は、c時短遊技状態であって特図2始動口232に入賞しやすい状態であり、特図2の図柄変動を中心に遊技が進められる。
図42に示す装飾図柄表示装置208の演出表示領域208dの中央に変動アイコン表示領域280が表示され、その右横に特図2の保留アイコン表示領域282が表示されている。さらに、上部にはRUSH TIMEとしてc時短遊技状態(RUSH状態)を開始してからの経過時間(図42(a)では0.01秒)が表示されている。また、左下にはc時短遊技状態が終了するまでの図柄変動表示の回数(図42(a)では143回)も表示されている。また、特図2が変動中であることを報知するミニ図柄MINも表示され、第4図柄表示領域284と、獲得賞球数表示TALと、小さな右打ち表示U5も表示されている。第4図柄表示領域284では、一番下の領域が特図2の表示領域になり、その左側が特図2の保留数を表し、その右側が特図2の図柄変動中報知領域になる。さらに、c時短遊技状態の終了までの残り図柄変動回数の下には、演出モード選択表示DMSが表示されており、図42に示す例では、先報知モードである演出モードCが設定されていることが報知されている。
また、図42の各図には、音出力手段であるスピーカ120と、発光手段であるボタンランプ138が図示されている。
図42(a)では、装飾図柄表示装置208の左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208bおよび右図柄表示領域208cそれぞれでは、特図2の図柄変動に応じた装飾図柄の図柄変動が行われている。また、第4図柄表示領域284の特図2の表示領域では、「-」の図柄の点滅表示が開始され、特図2の変動表示が行われていることが報知される。また、変動アイコン表示領域280には、緑色の変動アイコンh0が表示されている。なお、スピーカ120は無音の状態であり、ボタンランプ138は消灯している。
図42(b)に示す装飾図柄表示装置208では、SPSPリーチ演出が開始されている。続く図42(c)では、SPSPリーチ演出が続く中、特図2始動口232に1球入賞があり、特図2の保留が1つ貯まる。以下、1つ目の保留を第1保留と称する。この第1保留は先読み結果が大当りである。第4図柄表示領域284では特図2の保留数が1になり、特図2の保留アイコン表示領域282には第1保留を表す第1保留アイコンh21が表示される。ただし、SPSPリーチ演出といった大当りの期待度が高いリーチ演出が実行中のため、保留変化演出の実行が規制され、第1保留アイコンh21の表示態様は通常色である白色の表示態様である。一方、現在行われている図柄変動表示は、SPSPリーチ演出といった大当りの期待度が高いリーチ演出が実行されていても、先報知演出の実行は規制されず、図41(d)に示す判定テーブルに基づく抽選の結果、第2先報知演出が選択されたことから第2先報知演出が実行されている。すなわち、特図2始動口232への入賞(特図2の保留増加)に合わせて、図42(c)に示すスピーカ120からは、特定音である「ポキューン」という音が出力され、ボタンランプ138は赤色に発光している。今回獲得した保留(第1保留)が期待できるものであるとわかり、遊技の興趣が大きく向上する。
その後、SPSPリーチ演出が終了し、ハズレの装飾図柄の組み合わせ(「装飾4-装飾5-装飾4」)が停止表示され、確定停止の後、特図2の第1保留が消化される。図42(d)では、特図2の第1保留が消化され、白色の第1保留アイコンh21が変動アイコン表示領域280にシフトし、赤色の変動アイコンh0に変化している。すなわち、シフト時に保留変化演出が実行されており、スピーカ120からは、赤色への変化音である「ピッ」という演出音が出力されている。また、装飾図柄の変動表示が開始されている。なお、装飾図柄の変動表示の開始では、各装飾図柄が一瞬だけ逆方向に振れてから順方向への回転が開始される。
図42(e)では、特図2始動口232に1球入賞があり、特図2の保留が1つ貯まる。ここでの第1保留も先読み結果が大当りである。第4図柄表示領域284では特図2の保留数が1になり、特図2の保留アイコン表示領域282には第1保留を表す第1保留アイコンh21が表示される。ただし、変動アイコンh0が赤色の表示態様であり、演出モードCであることから大当りの期待度は60%と高く、保留変化演出の実行が規制され、第1保留アイコンh21の表示態様は通常色である白色の表示態様である。また、現在行われている図柄変動表示が大当りであって、第1保留も大当りであることから、第2先報知演出(赤発光・特定音出力有)の実行も規制され、第1先報知演出が実行されている。すなわち、特図2始動口232への入賞(特図2の保留増加)に合わせて、図42(c)に示すボタンランプ138は白色に発光し、スピーカ120からの音出力は行われていない。
続いて、もう一つの例について説明する。図42(A)では、c時短遊技状態での遊技が進み、c時短遊技状態(RUSH状態)を開始してから8分9.71秒が経過し、c時短遊技状態が終了するまでの残り回数が43回となっている。この図42(A)でも、演出モードCに設定されており、特図2の装飾図柄の変動表示が行われている。変動アイコンh0は、通常色の表示態様であり、特図2の保留数は0である。
続く図42(B)では、特図2始動口232に1球入賞があり、特図2の保留が1つ貯まる。第4図柄表示領域284では特図2の保留数が1になり、特図2の保留アイコン表示領域282には第1保留を表す緑色の表示態様の第1保留アイコンh21が表示される。第1保留アイコンh21の表示態様は緑色で信頼度は30%であるが、この第1保留は先読み結果が大当りであり、大当りを示唆する第2先報知演出が実行されている。すなわち、特図2始動口232への入賞(特図2の保留増加)に合わせて、図42(B)に示すスピーカ120からは、特定音である「ポキューン」という音が出力され、ボタンランプ138は赤色に発光している。今回獲得した保留(第1保留)が期待できるものであるとわかり、遊技の興趣が大きく向上する。
図42(C)では、特図2始動口232にもう1球入賞があり、特図2の保留として2つ目の保留が貯まる。以下、2つ目の保留を第2保留と称する。第4図柄表示領域284では特図2の保留数が2になり、特図2の保留アイコン表示領域282には第2保留を表す通常色の第2保留アイコンh22が表示される。この第2保留は先読み結果はハズレであり、図41(d)に示す判定テーブルに基づく抽選の結果、第1先報知演出が選択され、第1先報知演出が実行されている。すなわち、図42(C)に示すボタンランプ138は白色に発光し、スピーカ120からの音出力は行われていない。
図42(D)では、特図2始動口232にさらに1球入賞があり、特図2の保留として3つ目の保留が貯まる。以下、3つ目の保留を第3保留と称する。この第3保留も先読み結果も大当りである。第4図柄表示領域284では特図2の保留数が3になり、特図2の保留アイコン表示領域282には第3保留を表す第3保留アイコンh23が表示される。ただし、第1保留の先読み結果が大当りであることから、保留変化演出の実行は規制され、第3保留アイコンh23は通常色の表示態様で表示されている。また、第1保留の先読み結果が大当りであって第3保留の先読み結果も大当りであることから、第2先報知演出も規制され、第1先報知演出が実行され、ボタンランプ138は白色に発光し、スピーカ120からの音出力は行われていない。また、図42(D)では、特図2の装飾図柄の変動表示で、「装飾5」-「装飾4」-「装飾7」の揺れ表示が行われている。
やがて、揺れ表示が終了し、ハズレの装飾図柄の組み合わせ(「装飾5-装飾4-装飾7」)が確定停止された後、特図2の第1保留が消化される。図42(E)では、特図2の第1保留が消化され、緑色の第1保留アイコンh21が変動アイコン表示領域280にシフトし、金色の変動アイコンh0に変化している。すなわち、シフト時に保留変化演出が実行されており、スピーカ120からは、金色への変化音である「ピロン」という演出音が出力されている。また、入賞時に第2先報知演出の実行が規制された第3保留を表す第3保留アイコンは、第2保留アイコンh22になっている。また、図42(E)では、装飾図柄の変動表示が開始されている。
続く図42(F)に示す装飾図柄表示装置208では、SPSPリーチ演出が行われており、同図(G)では、大当りを表す装飾図柄の組み合わせ(「装飾7」-「装飾7」-「装飾7」)が確定停止されている。
図42(H)に示す装飾図柄表示装置208では、大当り遊技の開始演出が実行されており、この後、大当り遊技が行われ、続く図42(I)では、大当り遊技の終了演出が行われている。大当り遊技の終了演出が開始されると、第1副制御部400では、図42(D)の入賞時に実行が規制された第3保留(この時点では第2保留)の第2先報知演出についての抽選処理が実行され、図42(I)に示すボタンランプ138は赤色に発光し、スピーカ120からは特定音である「ポキューン」という音が出力されている。また、図42(D)の入賞時に実行が規制された第3保留(この時点では第2保留)の保留変化演出についても表示態様の抽選処理が行われる。
図42(I)では、大当り終了時において、保留発生時に実行が規制されていた先報知演出についての抽選処理が実行される例を示したが、規制されていた先報知演出についての抽選処理が実行されるタイミングはこのタイミングに限られず、図42(I’)のタイミングでもよい。
具体的には、図42(I’)に示す通り、大当り終了後の最初の図柄変動の開始タイミングで先報知演出についての抽選処理が実行された結果、第2先報知演出が選択され図42(I’)に示すボタンランプ138も赤色に発光し、スピーカ120からは特定音である「ポキューン」という音が出力されている。また、図42(D)の入賞時に実行が規制された第3保留は、この時点では第1保留であり、この第1保留の保留アイコンの表示態様の抽選処理も行われ、図42(I’)における特図2の保留アイコン表示領域282には、緑色の表示態様の第1保留アイコンh21が表示されている。
なお、規制されていた先報知演出についての抽選処理が実行されるタイミングは、大当りの終了時でもよいし、大当り後の最初の(1回転目の)変動の開始時でもよいし、大当り後の最初の(1回転目の)変動の停止時でもよいし、2回転目の変動の開始時でもよいし、大当り後のc時短遊技状態における最初の変動の開始時でもよい。
本実施形態のパチンコ機100は、通常時に普図変動させるスペックであり、当りの普図保留が複数ある場合に、一つ目の普図当りに基づく特図大当り遊技の実行後に、普電作動ゲート契機によって普通電動役物(電チュー)がロング作動する、いわゆる入賞容易な時短遊技状態(a2時短遊技状態)であれば、普電作動ゲート228gを通過させてさらに特図の大当りを獲得することができる。しかしながら、遊技球が普電作動ゲート228gを通過する前に、残りの当りの普図保留が消化され普通電動役物が作動し大当り遊技が開始されてしまうと、普電作動ゲート契機による特図の大当りを得られなくてなってしまう現象が生じる。このような場合に、当りの普図保留が発生する度に先報知演出を実行していると、上記現象に遊技者が気付きやすくなってしまい、遊技者は損をした気分になり遊技意欲の減衰につながる。よって、このような場面では、保留変化演出に加えて先報知演出の実行も規制することで、遊技意欲の減衰を防止することができる。
また、特定領域(V領域)を通過させることで、大当りを発生させたり確変に移行するか否かを決定するような機種の場合、確変中では、大当りであっても、その後、V領域を通過させられずに通常状態に移行してしまうと、大当りではなくなってしまう場合がある。このような場合に、先報知演出を実行していた場合、誤った情報を与えてしまうことになる。または過度に期待感を煽ってしまうことになる。これらのことを防止するために、保留変化演出に加えて先報知演出の実行も規制することは有効である。
以上の記載では、
『 複数種類の先読み演出を実行可能な遊技台であって、
複数種類の演出モード[例えば、図41(a)に示す演出モードA~D]の中から何れかの演出モードを遊技者の操作によって設定可能に構成され、
前記複数種類の演出モードには、第一の演出モード[例えば、演出モードA(通常モード)]と、第二の演出モード[例えば、演出モードC(先報知モード)]とがあり、
前記複数種類の先読み演出には、第一の先読み演出[例えば、保留変化演出]と、第二の先読み演出[例えば、第2先報知演出]とがあり、
前記第一の先読み演出[例えば、保留変化演出]は、前記第一の演出モードで実行可能な先読み演出であって前記第二の演出モードでも実行可能な先読み演出[例えば、図42に示す例]であり、
前記第二の先読み演出[例えば、第2先報知演出]は、前記第一の演出モードでは実行不可能な先読み演出であるが前記第二の演出モードでは実行可能な先読み演出である、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
この遊技台によれば、任意に実行有無を設定できる先読み演出を設けることで、多種多様な遊技者に好まれる遊技台を提供することができる。
また、
『 前記第一の先読み演出は、図柄変動表示中の第一の期間では新たに実行開始することが不可能な先読み演出であり[例えば、図42(c)]、
前記第二の先読み演出は、前記第一の期間であっても新たに実行開始することが可能な先読み演出であり[例えば、図42(c)]、
前記第一の期間は、所定のリーチ演出[例えば、SPリーチやSPSPリーチや全回転リーチ等の期待度の高いリーチ演出]を実行している或る期間である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、何れの演出モードでも実行され得る前記第一の先読み演出については、当りや大当りを期待することができる前記所定のリーチ演出を実行している場面では、実行しないようにすることで、該所定のリーチ演出に集中できるようにして遊技を盛り上げることができる。また、前記第二の先読み演出は、遊技者の操作によって前記第二の演出モードに設定されることで初めて実行可能になる先読み演出であり、遊技者が自ら実行されることを積極的に望んでいる先読み演出であるといえる。この第二の先読み演出については、前記所定のリーチ演出を実行している場面であっても実行可能とすることで、該第二の先読み演出を望んでいる遊技者に好まれる遊技台を提供することができる。
また、
『 図柄変動表示中に当りとなる保留[例えば、図42(D)における第3保留]が発生した場合に該保留についての前記第一の先読み演出[例えば、保留変化演出]は所定条件が成立していると実行不可能であり、
図柄変動表示中に当りとなる保留[例えば、図42(D)における第3保留]が発生した場合に該保留についての前記第二の先読み演出[例えば、第2先報知演出]も前記所定条件が成立していると実行不可能であり、
前記所定条件は、前記保留よりも前に当りとなる保留[例えば、第1保留]が記憶されていることである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
2個目以降の当りによって遊技者は損をした気分になる場合があったり、保留発生当時は当りであっても状況の変化により保留消化時には当りでなくなってしまったりする場合もある。これらの場合があることから、前記所定条件が成立していると、前記第一の先読み演出に加えて前記第二の先読み演出の実行も規制することは、有効である。
なお、保留数到達報知を行う機能として、3つ目の保留が溜まった際に報知を行う例を上述したが、3つ目の保留以上では継続して報知を行う機能としてもよいし、3つ目の保留と4つ目の保留の何れでも報知を行う機能としてもよいし、3つ目の保留で報知を行う機能とするか4つ目の保留で報知を行う機能とするかを選択できるようにしてもよく、何れの場合でも、3つ目の保留が溜まることとなる入賞時の入賞時コマンドの受信に失敗した場合には、4つ目の保留が溜まることとなる入賞時の入賞時コマンドの受信時に保留数到達報知が行われる。
また、入賞時取りこぼし保留アイコンや入賞時取りこぼし保留アイコンの後続の保留アイコンの表示態様が例外的に変化する例(変形例)として期待度が低い(例えば、当該演出モードにおける最も低い態様)態様に限っては変化する例を上述したが、他の例として、入賞時取りこぼし保留アイコンや入賞時取りこぼし保留アイコンの後続の保留アイコンが表示されている状態で演出によるステージチェンジ(背景変更)が行われた場合、変更後のステージ(背景)に応じた態様に保留アイコン(入賞時取りこぼし保留アイコンや入賞時取りこぼし保留アイコンの後続の保留アイコン)が変化する例や、遊技者の操作による演出モードの変更によって変更後の演出モードに応じた態様に保留アイコン(入賞時取りこぼし保留アイコンや入賞時取りこぼし保留アイコンの後続の保留アイコン)が変化する例がある。
続いて、図1~図42を用いて説明した遊技台の第2実施形態について説明する。以下の説明では、図1~図42を用いて説明した構成要素の名称と同じ名称の構成要素には、図1~図42に示した符号と同じ符号を付して説明する。また、第2実施形態に特有な点を中心に説明し、これまでの説明と重複する説明は省略する場合がある。
第2実施形態では、c時短遊技状態はなく、電チューに入賞困難なa1時短遊技状態と、電チューに入賞容易なa2時短遊技状態とが用意されている。また、図4(a)に示す普図作動ゲート228gを通過すると普図抽選なしに必ず電チューが開放(シャッター部材2311が進出)する。
図43(a)は、第2実施形態における普図の当否判定テーブルを示す図であり、図12(a)の代わりとなる。
第2実施形態では、普図抽選の当否判定において、乱数範囲0~65535のうち0~327の数値を抽出した場合、すなわち約1/199.808の確率で当りが選択される。これは、いずれの遊技状態においても同様とされている。図12(a)に示す当否判定テーブルよりも当りの確率が高くなっている。なお、遊技状態により、当りとなる確率を変更するようにしてもよい。本実施形態では、当りとなると、特図1始動口231のシャッタ部材2311が所定時間進出し、特図1始動口231へ遊技球が進入しやすい状態となる。
図43(b)は、第2実施形態における特図の当否判定テーブルを示す図であり、図9(a)の代わりとなる。
第2実施形態では、特図の大当りはなくなり、小当り経由の大当りのみになる。また、特図1では、必ず小当りに当選し(1/1.000)、はずれることはない。一方、特図2の抽選では、乱数範囲0~65535のうち0~660の数値を抽出した場合、すなわち約1/99.147の確率で小当りが選択され、残りの数値(661~65535)は、はずれになる。
図43(c)は、第2実施形態の非時短遊技状態において使用される小当り当選時用特図判定テーブルを示す図であり、図10(a)の代わりとなる。
上述の如く、特図1では必ず小当りに当選する。非時短遊技状態(通常状態)では、特図1では、20/100の確率で特図aが選択され、残り80/100の確率で特図bが選択される。非時短遊技状態で特図aが選択されると、特定領域234vへの遊技球の通過を条件に10R大当りとなり、大当り遊技の終了後には、a1時短遊技状態に移行する。括弧書で記された数字は時短回数であり(以降も同じ)、a1時短遊技状態は、特図1の図柄変動表示が10000回開始されるか、特図2の図柄変動表示が10000回開始されるまで継続し、それまでに小当りに当選しなかった場合には、遊技状態は非時短遊技状態(通常遊技状態)に戻る。また、非時短遊技状態で特図bが選択されると、特定領域234vへの遊技球の通過を条件に10R大当りとなるが、大当り遊技の終了後には、非時短遊技状態のままとなる。
非時短遊技状態において特図2で小当りに当選した場合には、50/100の確率で特図cが選択され、50/100の確率で特図dが選択される。非時短遊技状態で特図cが選択されると、特定領域234vへの遊技球の通過を条件に10R大当りとなるが、大当り遊技の終了後には、非時短遊技状態のままとなる。非時短遊技状態で特図dが選択されると、特定領域234vへの遊技球の通過を条件に2R大当りとなるが、大当り遊技の終了後には、非時短遊技状態のままとなる。
なお、いずれの小当り図柄の場合でも、特図は低確率状態のままである。
図43(d)は、第2実施形態の時短遊技状態において使用される小当り当選時用特図判定テーブルを示す図であり、図10(b)の代わりとなる。なお、上述のごとく、第2実施形態では、c時短遊技状態がないため、時短遊技状態はa時短遊技状態になる。
特図1では必ず小当りに当選することから、時短遊技状態では、特図1では、20/100の確率で特図aが選択され、残り80/100の確率で特図bが選択される。時短遊技状態では、特図aであっても特図bであっても、特定領域234vへの遊技球の通過を条件に10R大当りとなり、大当り遊技の終了後にはa1時短遊技状態に移行し、このa1時短遊技状態が、特図1の図柄変動表示であれば1回開始されるか、特図2の図柄変動表示であれば180回開始されるまで継続する。すなわち、時短遊技状態では、特図1では、特図aと特図bとで変わりはない。
非時短遊技状態において特図2で小当りに当選した場合には、50/100の確率で特図cが選択され、50/100の確率で特図dが選択される。非時短遊技状態で特図cが選択されると、特定領域234vへの遊技球の通過を条件に10R大当りとなり、大当り遊技の終了後にはa2時短遊技状態に移行し、このa2時短遊技状態が、特図1の図柄変動表示であれば5回開始されるか、特図2の図柄変動表示であれば2回開始されるまで継続する。一方、非時短遊技状態で特図dが選択されると、特定領域234vへの遊技球の通過を条件に2R大当りとなり、大当り遊技の終了後にはa1時短遊技状態に移行し、このa1時短遊技状態が、特図1の図柄変動表示であれば1回開始されるか、特図2の図柄変動表示であれば180回開始されるまで継続する。
なお、いずれの小当り図柄の場合でも、特図は低確率状態のままである。
図44(a)は、第2実施形態の各種遊技状態における普電作動ゲート契機の作動時間判定テーブルを示す図であり、図14(b)の代わりになる。
いずれの遊技状態であっても、シャッタ部材2311の開放回数(作動回数)は1回であるが、複数回の進出と退出とを繰り返す動作を行うようにしてもよい。
非時短遊技状態では、開放時間は44msになり、a1時短遊技状態でも、開放時間は44msになる。すなわち、非時短遊技状態とa1時短遊技状態で開放時間に変わりはない。一方、a2時短遊技状態では、開放時間は、延長開放時間の5800msになる。この結果、非時短遊技状態、a1時短遊技状態では、普電作動ゲート228gを遊技球が通過しても、特図1始動口231に遊技球を入賞させることは困難であるが、a2時短遊技状態では、普電作動ゲート228gを遊技球が通過すると、特図1始動口231に遊技球を入賞させることが容易であると言える。
なお、シャッタ部材2311の閉鎖時間は、いずれの遊技状態においても共通の56msである。
図44(b)は、第2実施形態において、特図1及び特図2が同時変動している状態における特図1及び特図2の取扱いを示す図であり、図14(d)の代わりになる。
図44(b)における斜線は、そもそもあり得ない組み合わせを表す。上述のごとく、特図1には、小当りしかない。また、特図2が小当り変動中に特図1に入賞すると、特図1では小当りは選ばれずはずれになり、特図1が小当り変動中に特図2に入賞すると、特図2では小当りは選ばれずはずれになる。したがって、特図1と特図2が同時に小当りになることはあり得ない。また、横線のバー表示は特殊な制御を実行しないことを表す。
図44(b)に示すように、特図1及び特図2の両方が変動表示中に特図1が小当りで停止表示した場合は、変動表示中の特図2の表示結果が破棄され、はずれ図柄で停止表示される。a2時短遊技状態では、特図1の変動時間が極めて短く(例えば、0.2秒)、特図1の変動時間よりも長い変動時間(例えば、5.0秒)の特図2の表示結果は破棄されることになる。
一方、特図1及び特図2が同時変動している状態で特図2に小当り図柄が停止表示されると、変動表示中の特図1の変動表示は中断される。そして、特図2における小当り経由の大当り遊技の終了後に、特図1の変動表示が再開される。
次に、第2実施形態の遊技台における遊技の流れについて説明する。図45は、第2実施形態の遊技台における遊技の流れを示す図である。ここでの説明では、通常の遊技の流れを説明し、イレギュラーな流れについては説明しない場合がある。
先ず最初の遊技状態は、(11)通常遊技状態、すなわち、非時短状態である。この遊技状態は、左打ちが推奨される遊技状態で、普図始動口228への遊技球の入賞により、普図の変動表示を行うことを中心としたゲーム性となっている。
そして、普図の変動表示の結果、当り(普図A)が表示されると(a)、(12)普図当り遊技が実行され、図4に示す、特図1始動口231のシャッタ部材2311が所定時間(例えば、5000ms)進出する。
普図当り遊技において、特図1始動口231へ遊技球が入賞すると(b)、特図1の変動表示が開始され、第2実施形態では小当り図柄(特図a又は特図b)が必ず表示されることになる。小当り図柄が表示されると、第1可変入賞口234が開放し、遊技球の入球が可能な状態になり、第1可変入賞口234へ入球した遊技球が特定領域234vを通過すると大当りとなり、(13)10Rの大当り遊技が開始される。
初回の10Rの大当り遊技が終了すると、小当り図柄により2つのルートのいずれかに移行する。特図bの小当り図柄であった場合には、10Rの大当り遊技が終了しても時短遊技状態に移行せず、通常遊技状態のままである(c)。一方、特図aの小当り図柄であった場合には、10Rの大当り遊技が終了すると、(14)特図1始動口231に入賞困難なa1時短遊技状態(RUSH状態)に移行する(d)。このa1時短遊技状態では、上述のごとく、普図作動ゲート228gを遊技球が通過してもシャッタ部材2311がショート開放(44ms)しかしないため、特図1始動口231には入賞困難であり、普図作動ゲート228gの下流に配置された特図2始動口232に入賞して特図2の図柄変動表示を中心としたゲーム性になる。また、通常遊技状態(非時短遊技状態)からa1時短遊技状態に移行した場合には、初回RUSH状態になり、(14)a1時短遊技状態(初回RUSH状態)は、特図1の図柄変動表示が10000回開始されるか特図2の図柄変動表示が10000回開始されるまで継続する(ST10000回)。
(14)a1時短遊技状態(初回RUSH状態)において特図2の当否判定の結果が、特図dの小当りに当選した場合には、第1可変入賞口234が開放し、遊技球の入球が可能な状態になり、第1可変入賞口234へ入球した遊技球が特定領域234vを通過すると(e)、(15)2Rの大当り遊技が開始される。2Rの大当り遊技が終了すると、(16)特図1始動口231に入賞困難なa1時短遊技状態(RUSH状態)に移行する(f)。ここでの(16)a1時短遊技状態(RUSH状態)は、特図1の図柄変動表示が1回開始されるか特図2の図柄変動表示が180回開始されるまで継続するが、シャッタ部材2311がショート開放(44ms)であるため特図1始動口231に入賞困難であり、特図2の図柄変動表示を中心としたゲーム性になる(ST180回)。(16)a1時短遊技状態(RUSH状態)において特図2の当否判定の結果が、再び、特図dの小当りに当選した場合には、第1可変入賞口234が開放し、遊技球の入球が可能な状態になり、第1可変入賞口234へ入球した遊技球が特定領域234vを通過すると(g)、(15)2Rの大当り遊技が開始される。2Rの大当り遊技が終了すると、(16)特図1始動口231に入賞困難なa1時短遊技状態(RUSH状態)に再び移行することになる(f)。
(14)a1時短遊技状態(初回RUSH状態)において特図2の当否判定の結果が、特図cの小当りに当選した場合には、第1可変入賞口234が開放し、遊技球の入球が可能な状態になり、第1可変入賞口234へ入球した遊技球が特定領域234vを通過すると(h)、(17)10Rの大当り遊技が開始される。この10Rの大当り遊技が終了すると、(18)特図1始動口231に入賞容易なa2時短遊技状態に移行する(i)。ここでの(18)a2時短遊技状態は、特図1の図柄変動表示が5回開始されるか特図2の図柄変動表示が2回開始されるまで継続するが、普図作動ゲート228gを遊技球が通過するとシャッタ部材2311がロング開放(5800ms)するため特図1始動口231に入賞容易である。また、普図作動ゲート228gの下流に配置された特図2始動口232に入賞して特図2の図柄変動表示が開始されても、図44(b)を用いて説明したように、特図1の変動時間よりも長い特図2の表示結果は破棄されることになるため、特図1の図柄変動表示を中心としたゲーム性になる。(18)a2時短遊技状態において特図1の当否判定の結果が、特図aの小当りに当選した場合であっても特図bの小当りに当選した場合であっても、第1可変入賞口234が開放し、遊技球の入球が可能な状態になり、第1可変入賞口234へ入球した遊技球が特定領域234vを通過すると(j)、(19)10Rの大当り遊技が開始される。この10Rの大当り遊技が終了すると、特図aの場合であっても特図bの場合であっても、(16)特図1始動口231に入賞困難なa1時短遊技状態(RUSH状態)に移行する(k)。
(16)a1時短遊技状態(RUSH状態)において特図2の当否判定の結果が、特図cの小当りに当選した場合には、第1可変入賞口234が開放し、遊技球の入球が可能な状態になり、第1可変入賞口234へ入球した遊技球が特定領域234vを通過すると(l)、(17)10Rの大当り遊技が開始される。ここでの10Rの大当り遊技が終了すると、(18)特図1始動口231に入賞容易なa2時短遊技状態に移行することになる(i)。
(16)a1時短遊技状態(RUSH状態)において、特図2の図柄変動表示が180回開始されても小当りに当選しなかった場合(RUSH状態終了条件が成立した場合)には、a1時短遊技状態から(11)通常遊技状態(非時短状態)に移行する。
なお、遊技状態の移行は、最終変動(例えば、特図2の180回目の図柄変動表示)において確定停止が開始されるタイミングで行われてもよいし、最終変動を終えて次の変動開始のタイミングで行われてもよい。
以上説明した第2実施形態に係る遊技の流れでは、通常遊技状態では普図の変動表示による遊技が中心になり、特図1始動口231に入賞困難なa1時短遊技状態(RUSH状態)では特図2の変動表示による遊技が中心になり、特図1始動口231に入賞容易なa2時短遊技状態では特図1の変動表示による遊技が中心になる。また、a2時短遊技状態では、特図1の変動時間が極めて短く(例えば、0.2秒)、特図1では必ず小当りになることから、(17)10R大当り遊技が終了してから、(19)10R大当り遊技の契機となる小当り発生までの時間は極短時間である。10R大当り遊技では1500発の賞球を期待することができ、特図2による(17)10R大当り遊技と、特図1による(19)10R大当り遊技を合わせて3000発の賞球を期待することができる。以下の説明では、特図cの小当りに当選すると3000発確定と記す場合もあるが、本遊技台のゲーム性から見た場合のことであり、実際の遊技では取りこぼす場合もあり得る。さらに、a2時短遊技状態では、普図作動ゲート228gの下流に配置された特図2始動口232に入賞して特図2の図柄変動表示が開始されても、特図1の変動時間よりも長い特図2の表示結果は破棄されることになる。
第2実施形態では、大当り遊技中に、その後に大当りが続いて賞球が上乗せされる可能性があることを示唆する上乗せ演出が実行される。この上乗せ演出は、大当り遊技に関する先読み演出の一種であり、追加の先読み演出になる。
図45に示す遊技の流れでは、(14)a1時短遊技状態(初回RUSH状態)あるいは(16)a1時短遊技状態(RUSH状態)から始まって、1回目の(17)10R大当り遊技→(18)特図1始動口231に入賞容易なa2時短遊技状態→2回目の(19)10R大当り遊技→(16)a1時短遊技状態(RUSH状態)ときて、(16)a1時短遊技状態(RUSH状態)において、2R大当り遊技の契機になる小当りの特図dに当選せずに、10R大当り遊技の契機になる小当りの特図cに当選すれば、1回目の(17)10R大当り遊技に戻り、このループを1巡目として、以降、(16)a1時短遊技状態(RUSH状態)において、2R大当り遊技の契機になる小当りの特図dに当選しなければ、2巡目、3巡目・・・というように、このループが複数回繰り返されることになる。なお、(16)a1時短遊技状態(RUSH状態)において特図2がはずれとなった場合には、はずれ変動も短時間に消化される。
図46は、第2実施形態における上乗せ演出判定処理の流れを示すフロチャートである。
図46に示す上乗せ演出判定処理は、第1副制御部400のCPU404によって実行される。第1副制御部400には、主制御部300から特図の図柄変動停止コマンドが送信されてくる。第1副制御部400のCPU404は、特図の図柄変動停止コマンドを受信すると、図46に示す上乗せ演出判定処理を開始する。なお、特図の図柄変動停止コマンドに代えて小当り遊技の開始コマンドあるいは大当り遊技の開始コマンドを受信すると、図46に示す上乗せ演出判定処理を開始するようにしてもよい。
ステップS601では、現在の遊技状態がRUSH状態か否かを判定する。図45に示す遊技の流れでは、図45に示す(14)a1時短遊技状態か(16)a1時短遊技状態であるか否かを判定し、この上乗せ演出判定処理は、2回目の(19)10R大当り遊技中に上乗せ演出を実行するか否かを決定する処理になる。
ステップS601の判定で、RUSH状態でなければ、この上乗せ演出判定処理は終了になり、上乗せ演出は実行されない。一方、RUSH状態であれば、ステップS602に進む。ステップS601でRUSH状態か否かを判定していることは、特図2の図柄変動表示を中心としてゲームが進行している状態か否かを判定していることになり、ステップS602では、特図の図柄変動停止コマンドで停止した特図2の停止図柄が特図cであるか否かを判定する。特図2の場合、2R大当りが実行され得る特図dが停止表示される場合があるが、ここでは、1500発の賞球を獲得可能な15R大当りが実行され得る特図cを対象にする。特図2の停止図柄が特図cでなければ、この上乗せ演出判定処理は終了になる。
特図2の停止図柄が特図cであった場合には、特図2の保留の先読み結果を判定する。第1副制御部400には、特図2の保留が発生すると、主制御部300から、発生した保留の先読み結果が送信され、第1副制御部400ではRAM408に先読み結果を記憶しておく。まず、第2保留の先読み結果が特図cであるか否かを判定する(ステップS603)。上述したように、図45に示す(18)a2時短遊技状態では、特図1の変動時間よりも長い特図2の表示結果は破棄されることになるため、特図2の第1保留の表示結果は破棄される。このため、第1保留の先読み結果は判定せず、第2保留の先読み結果を判定する。
第2保留の先読み結果が特図cであった場合には、さらに、第4保留の先読み結果が特図cであるか否かも判定する(ステップS604)。第2保留が特図cであった場合には、2巡目における(18)a2時短遊技状態でも、特図1の変動時間よりも長い特図2の表示結果は破棄されることになるため、特図2の第3保留の表示結果は破棄される。このため、第3保留の先読み結果も判定せず、第4保留の先読み結果を判定する。
第4保留の先読み結果が特図cであった場合には、第2保留分の3000発と第4保留分の3000発を合わせた6000発分の上乗せ演出に関する処理を実行し(ステップS605)、この上乗せ演出判定処理は終了になる。なお、3000発とは、特図2による(17)10R大当り遊技の獲得賞球分の1500発と、特図1による(19)10R大当り遊技の獲得賞球分の1500発を合わせた賞球数である(以降においても同じ)。このステップS605は、6000発分の上乗せ演出を、2回目の(19)10R大当り遊技中に行うための処理であってもよいし、6000発分の上乗せ演出を必ず実行するとは限らず、ステップS605は、実行するか否かを抽選で決定する処理であってもよい。
第2保留の先読み結果が特図cでなかった場合には、第2保留の先読み結果が特図dであるか否かを判定する(ステップS606)。第2実施形態でも、1回目の(17)10R大当り遊技が終了してから2回目の(19)10R大当り遊技が開始されるまで、図23や図24を用いて説明したように10Rの大当り背景が継続して表示される。したがって、第2保留がはずれであっても、短時間に消化され、10Rの大当り背景は表示されたままである。しかしながら、第2保留が特図dであった場合には、小当り経由で2R大当り遊技が開始されるため、10Rの大当り背景に代えて2Rの大当り背景が表示される。また、2Rでは1500発の賞球を獲得することができない。これらの理由から、上乗せ演出は行わずにこの上乗せ演出判定処理は終了になる。一方、第2保留の先読み結果が特図dでなかった場合、すなわち、はずれであった場合には、第3保留の先読み結果が特図cであるか否かを判定する(ステップS607)。
なお、10Rの大当り背景と2Rの大当り背景は同じであってよい。この場合であっても2Rでは1500発の賞球を獲得することができないため、上乗せ演出は行わずにこの上乗せ演出判定処理は終了になる。ただし、2Rでも300発の賞球は獲得することができるので、この300発の上乗せ演出を行うようにしてもよい。
第3保留の先読み結果が特図cであった場合には、4巡目における(18)a2時短遊技状態でも、特図1の変動時間よりも長い特図2の表示結果は破棄されることになるため、特図2の第4保留の表示結果は破棄される。このため、第4保留の先読み結果は判定せず、第3保留分の3000発分の上乗せ演出に関する処理を実行し(ステップS608)、この上乗せ演出判定処理は終了になる。このステップS608は、3000発分の上乗せ演出を、2回目の(19)10R大当り遊技中に行うための処理であってもよいし、3000発分の上乗せ演出を必ず実行するとは限らず、ステップS608は、実行するか否かを抽選で決定する処理であってもよい。
第3保留の先読み結果が特図cでなかった場合には、第3保留の先読み結果が特図dであるか否かを判定し(ステップS609)、第3保留が特図dであった場合には、上述と同じ理由により、上乗せ演出は行わずにこの上乗せ演出判定処理は終了になる。一方、第3保留の先読み結果が特図dでなかった場合、すなわち、はずれであった場合には、第4保留の先読み結果が特図cであるか否かを判定する(ステップS610)。
第4保留の先読み結果が特図cであった場合には、第4保留分の3000発分の上乗せ演出を、2回目の(19)10R大当り遊技中に行う処理を実行する(ステップS608)。一方、第4保留の先読み結果が特図cでなかった場合には、上乗せ煽り演出に関する処理を実行し(ステップS611)、この上乗せ演出判定処理は終了になる。上乗せ煽り演出とは、例えば、図24を用いて説明したボタン演出において、上乗せに失敗する演出のことである。ステップS611は、上乗せ煽り演出を、2回目の(19)10R大当り遊技中に行うための処理であってもよいし、上乗せ煽り演出を必ず実行するとは限らず、ステップS611は、実行するか否かを抽選で決定する処理であってもよい。
以上説明した、ステップS605やステップS608で実行される上乗せ演出は、1巡目における2回目の(19)10R大当り遊技中に行われ、2巡目以降では行われないが、1巡目に代えて、2巡目以降に行うようにしてもよい。また、上乗せ演出を、1巡目における1回目の(17)10R大当り遊技中に行うようにしてもよい。
また、第2保留がはずれであったり第3保留がはずれであっても上乗せ演出は行われるようになっているが、このように、間にはずれがあっても上乗せ演出を行うことで、上乗せ演出の実行頻度を高めることができる。なお、上乗せ演出のレア度を高めるには、間にはずれがあった場合には、上乗せ演出を実行しないようにしてもよい。
図47は、上乗せ演出が実行された例を段階的に示す図である。
図47(a)は、図45における(16)a1時短遊技状態(RUSH状態)に移行してから80回の特図2の図柄変動表示が行われている様子が示されている。図47(a)に示す装飾図柄表示装置208では、a1時短遊技状態が終了するまでの特図2の変動表示回数(残回数)が「100回」と表示されている。また、「RUSH TIME」表示が「01:24:10」となっており、a1時短遊技状態が開始してから1分24.10秒が経過した様子が示されている。
また、図47(a)に示す装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている。図47(a)に示す状態では、特図2の変動表示が行われおり、普図及び特図1のいずれも停止表示されている状態である。装飾図柄表示装置208の右上隅における第4図柄表示領域284では、その旨を示すように、特図2の表示が点滅表示しており、普図及び特図1の表示は点灯表示されている。なお、第2実施形態の第4図柄表示領域284における、特図1の表示や特図2の表示では、丸印が小当りであることを表す表示になる。
さらに、図47(a)に示す制御状態(遊技状態)は、a1時短遊技状態であるため、特図1始動口231に入賞困難であり、特図2の図柄変動表示が中心になり、変動アイコン表示領域280の右横に特図2の保留アイコン表示領域282が設けられている。特図2の保留アイコン表示領域282には、特図2の保留を表す保留アイコンが表示される。特図2の保留数は、特図2保留ランプ220の点灯数の他、特図2の保留アイコンの数によっても表される。特図2の保留アイコン表示領域282では、保留アイコンが横並びに表示され、左側の保留アイコンほど入賞が古い保留アイコンになる。以下、最も入賞が古い保留を第1保留と称し、第1保留に対応した保留アイコンを第1保留アイコンh21と称し、2番目に入賞が古い保留を第2保留と称し、第2保留に対応した保留アイコンを第2保留アイコンh22と称し、3番目に入賞が古い保留を第3保留と称し、第3保留に対応したアイコンを第3保留アイコンh23と称し、最も入賞が新しい保留を第4保留と称し、第4保留に対応した保留アイコンを第4保留アイコンh24と称する場合がある。
図47(a)には、特図2の保留アイコン表示領域282に第1保留アイコンh21~第4保留アイコン24といった4つの特図2の保留アイコンが表示されている。また、変動アイコン表示領域280には、現在行われている特図2の変動表示に対応した変動アイコンh0が表示されている。これら4つの特図2の保留アイコンh21,h22,h23,h24および変動アイコンh0はいずれも、デフォルトの表示態様(丸形の無模様かつ白色の表示態様)で表示されている。しかしながら、現在行われている特図2の変動表示では、特図cが停止表示される。この特図cに基づく大当り遊技は、大当り遊技終了後に特図1始動口231に入賞容易なa2時短遊技状態に移行することとなる。また、先読みの結果では、第1保留が消化されて開始される特図2の変動表示でも、第2保留が消化されて開始される特図2の変動表示でも、第3保留が消化されて開始される特図2の変動表示でも、第4保留が消化されて開始される特図2の変動表示でも、特図cに当選している。
図47(b)では、ここでは不図示の第2特図表示装置214(図3参照)に特図cの確定表示が開始され、装飾図柄表示装置208には「装飾7-装飾7-装飾7」の組み合わせの確定表示が開始されている。また、第4図柄表示領域284における特図2の表示では小当りを表す丸印が点灯表示している。なお、変動アイコンh0は、確定停止が行われている最中には表示され続け、確定停止が終了するタイミングで消去される。
また、特図2の図柄変動停止コマンドを受信すると、第1副制御部400のCPU404は、図46に示す上乗せ演出判定処理を開始する。この例では、図46に示すステップS605が実行され、上乗せ演出判定処理は終了する。
やがて小当り遊技が開始され、第1可変入賞口234が開放し、その第1可変入賞口234へ入球した遊技球が特定領域234vを通過すると、10Rの大当り遊技が開始される。図47(c)に示す装飾図柄表示装置208には、表示画面の中央に「3000pt大当り」と表示され、2回の大当り遊技が行われて3000発の賞球を獲得することができる可能性があることを示唆している。また、表示画面の中央下方には、右打ちの継続を促す右打ち表示RH1が表示されている。大当り遊技が開始されると、装飾図柄表示装置208には、10Rの大当り遊技中であることを示す背景(10Rの大当り背景)が表示される。ここでの大当り遊技には、図45に示す(17)10Rの大当り遊技が相当し、第1可変入賞口234が開放されることなく、第2可変入賞口235が開放され1ラウンド目が開始される。
第2可変入賞口235に遊技球が1つ入賞すると、15個の賞球の払出が行われ、第2可変入賞口235に10個の遊技球の入賞が検知されると第2可変入賞口235が閉鎖され1ラウンドが終了する。
図47(d)は、10Rの大当り遊技が終了し、装飾図柄表示装置208の表示画面の中央には、のめり込み防止とプリペイドカードの取り忘れ防止を注意喚起する「のめり込みに注意しましょう。カードの取り忘れに中止してください。」が表示されている。また、その表示画面における中央下部には、獲得到達表示APが表示されている。ここでの獲得到達表示APは、2回の大当り遊技が行われる間に獲得が期待できる総賞球数と1回目の大当り遊技から獲得した累積獲得賞球数を示す表示AP(1500/3000)が表示されている。1回目の(17)10R大当り遊技では、取りこぼすことなく1500発の賞球を獲得することができている。さらに、表示画面の左上方には、電源投入時からの累積獲得賞球数を表すトータル表示TPとして「TOTAL 04502pt」も表示されている。
10Rの大当り遊技が終了すると、遊技状態は、図45に示す(18)特図1始動口231に入賞容易なa2時短遊技状態に移行する。図47(e)に示す装飾図柄表示装置208の表示画面には、右打ちを継続することを指示する「右打ちしてください」の表示RH2が表示され、時短遊技状態に移行したことを示唆している。
また、図47(e)では、4つの特図2の保留のうち第1保留が消化されて、不図示の第2特図表示装置214では特図2の変動表示が開始されている。装飾図柄表示装置208では、特図2の変動表示に対応した装飾図柄の変動表示は開示されず、10Rの大当り背景が表示されたままであるが、第4図柄表示領域284では、特図2の保留数が1つ減って「3」になり、第4図柄が点滅表示を開始している。
図47(f)では、図4に示す普電作動ゲート228gを遊技球が通過し、普電作動ゲート228gを通過した遊技球は第2特図始動口232に入賞する。この結果、特図2の保留数が1つ増加し、図47(f)における第4図柄表示領域284では、特図2の保留数が「4」になっている。
続く図47(g)では、普電作動ゲート228gを遊技球が通過したことを受けて、シャッター部材2311がロング開放し、特図1始動口231に1球の入賞があり、特図1の変動表示が開始される。この結果、特図2及び特図1が同時変動している状態になる。図47(g)に示す第4図柄表示領域284における特図1の表示も特図2の表示も点滅表示を開始している。
上述のごとく、a2時短遊技状態では、特図1の変動時間は極めて短く(例えば、0.2秒)、特図1では必ず小当りになることから、特図2の変動表示が終了する前に、不図示の第1特図表示装置212(図3参照)に特図a又は特図bが停止表示され、変動表示を続ける特図2の表示結果は破棄される。すなわち、先読みでは小当り図柄の特図cであった特図2の表示結果は破棄され、第2特図表示装置214にはずれ図柄が停止表示される。図47(h)に示す第4図柄表示領域284における、特図1の表示では小当りを表す丸印が点灯表示し、特図2の表示でははずれを表すバツ印が点灯表示している。なお、図47(f)~同図(h)の装飾図柄表示装置208には、10Rの大当り背景が表示されたままである。
やがて小当り遊技が開始され、第1可変入賞口234が開放し、その第1可変入賞口234へ入球した遊技球が特定領域234vを通過すると、10Rの大当り遊技が開始される。ここで開始される10Rの大当り遊技には、図45に示す(19)10Rの大当り遊技が相当する。図47(i)に示す装飾図柄表示装置208では、10Rの大当り背景が表示されており、1ラウンド目が開始され、第2可変入賞口235に遊技球が1つ入賞して15個の賞球が払出されたことが「+15」の表示で報知されている。
こうして大当り遊技が開始された後、装飾図柄表示装置208では、大当りの先読み演出としての上乗せ演出が実行される。図47(j)に示す装飾図柄表示装置208では、まず、表示画面の左右からそれぞれ半透明のボタン画像が中央に移動するインアニメが開始される。これにより、ボタン演出が開始されるか否かについて期待感を持たせることができる場合がある。なお、ボタン演出が開始されない場合は、半透明のボタン画像が合体せず、画面外にフレームアウトする演出表示が行われる。
図47(k)に示す装飾図柄表示装置208では、一対の半透明のボタン画像が中央で合体し、ボタン演出が開始され、ボタン画像とともに残時間表示バーが表示され、「押せ」の文字が表示されて遊技者に演出ボタン136の操作を促している。なお、この間に累積獲得賞球数は増え、獲得到達表示APは「1697/3000」になっている。
その後、遊技者により演出ボタン136が操作されると、図47(l)に示すように、「上乗せ」の文字とともに「6000pt」の文字が表示され、この大当り遊技の後にも大当り遊技が行われ合計6000発の賞球を獲得することができる可能性があることを示唆している。すなわち、この大当り遊技の後に、1回目の(17)10R大当り遊技と2回目の(19)10R大当り遊技の組み合わせが2回行われることを示唆している。また、獲得到達表示APのうちの獲得が期待できる総賞球数は、合計6回の大当り遊技が行われる間に獲得が期待できる総賞球数(3000+6000)である9000に変更されている。
図47(m)では2回目の(19)10R大当り遊技が継続しており、続く同図(n)では、その10Rの大当り遊技が終了し、装飾図柄表示装置208の表示画面の中央には、のめり込み防止とプリペイドカードの取り忘れ防止を注意喚起する「のめり込みに注意しましょう。カードの取り忘れに中止してください。」が表示されている。また、その表示画面における中央下部には、獲得到達表示APが表示されている。2回目の(19)10R大当り遊技でも、取りこぼすことなく1500発の賞球を獲得することができている。さらに、表示画面の左上方には、電源投入時からの累積獲得賞球数を表すトータル表示TPとして「TOTAL 06004pt」も表示されている。
2回目の(19)10Rの大当り遊技が終了すると、遊技状態は、図45に示す(16)特図1始動口231に入賞困難なa1時短遊技状態に移行する。図47(o)に示す装飾図柄表示装置208の表示画面には、右打ちを継続することを指示する「右打ちしてください」の表示RH2が表示され、時短遊技状態に移行したことを示唆している。
また、図47(o)では、4つの特図2の保留のうち、同図(b)で第2保留であった保留が消化されて、不図示の第2特図表示装置214では特図2の変動表示が開始されている。装飾図柄表示装置208では、特図2の変動表示に対応した装飾図柄の変動表示は開示されず、10Rの大当り背景が表示されたままであるが、第4図柄表示領域284では、特図2の保留数が1つ減って「3」になり、特図2の表示が点滅表示を開始している。
図47(p)では、図4に示す普電作動ゲート228gを遊技球が通過し、普電作動ゲート228gを通過した遊技球は第2特図始動口232に入賞する。この結果、特図2の保留数が1つ増加し、図47(p)における第4図柄表示領域284では、特図2の保留数が「4」になっている。
続く図47(q)では、普電作動ゲート228gを遊技球が通過したことを受けて、シャッター部材2311が開放するが、ここでの開放はショート開放であり、特図1始動口231に入賞はなく、特図2の変動表示が終了し、第2特図表示装置214に特図cが確定表示される。なお、図47(p)~同図(q)の装飾図柄表示装置208には、10Rの大当り背景が表示されたままである。
やがて小当り遊技が開始され、第1可変入賞口234が開放し、その第1可変入賞口234へ入球した遊技球が特定領域234vを通過すると、2巡目における1回目の(17)10R大当り遊技が開始される。図47(r)に示す装飾図柄表示装置208では、10Rの大当り背景が表示されており、1ラウンド目が開始され、第2可変入賞口235に遊技球が1つ入賞して15個の賞球が払出されたことが「+15」の表示で報知されている。
以上説明した上乗せ演出は、大当り遊技に関する先読み演出の一種であったが、大当り遊技に関する先読み演出の別の例について説明する。
図48は、大当り遊技に関する先読み演出の別の例を段階的に示す図である。
図48における例では、第1副制御部400が主制御部300から入賞コマンドを受信すると、大当り遊技に関する先読み報知の処理が実行される。入賞コマンドには、今回増加した保留の先読み結果が含まれており、第1副制御部400では、入賞コマンドに含まれていた先読み結果を記憶している。あるいは、入賞コマンドには、今回増加した保留の先読み結果の他、残っている保留全ての先読み結果が含まれているようにしてもよい。
図48(a)が図47(a)と異なる点は、特図2の保留数であり、他の点は同じである。すなわち、図48(a)も、図45における(16)a1時短遊技状態(RUSH状態)に移行してから80回の特図2の図柄変動表示が行われている状態である。a1時短遊技状態では、特図1始動口231に入賞困難であり、特図2の図柄変動表示が中心になり、変動アイコンh0が表示された変動アイコン表示領域280の右横に特図2の保留アイコン表示領域282が設けられている。この特図2の保留アイコン表示領域282には、第1保留アイコンh21、第2保留アイコンh22および第3保留アイコンh23といった3つの保留アイコンが表示されている。
図48(b)では、3つの装飾図柄が変動表示を続けている状態で、特図2始動口232(図4参照)に1球入賞があり、特図2の保留数が4つになる。特図2の保留アイコン表示領域282には、第4保留アイコンh24が追加表示され、第4図柄表示領域284でも特図2の保留数が「4」になっている。
第1副制御部400には主制御部300から入賞コマンドが送信され、その入賞コマンドには第4保留の先読み結果が含まれている。この例では、現在行われている特図2の変動表示、第2保留が消化されて行われる特図2の変動表示および今回増加した第4保留が消化されて行われる特図2の変動表示ぞれぞれにおいて特図cが停止表示される。したがって、1回目の(17)10R大当り遊技と2回目の(19)10R大当り遊技の組が、3回行われることで9000発の賞球の獲得を期待することができる。第1副制御部400のCPU404は、第3保留の入賞コマンドを受信したタイミングでは、6000発の賞球を獲得することができる可能性があることを示唆する先読み演出を行うことを決定していたが、第4保留の入賞コマンドを受信すると、9000発の賞球を獲得することができる可能性があることを示唆する先読み演出を行うことを決定し、現在行われている特図2の装飾図柄の変動表示における仮停止図柄を変更する。
図48(c)では、左側の装飾図柄が仮停止される。ここでは、大当り遊技が続いて9000発の賞球を獲得することができる可能性があることを示唆する「9000ボーナス」の装飾図柄が仮停止される。この「9000ボーナス」の装飾図柄の仮停止は、大当り遊技に関する先読み演出の一種である。
図48(d)では、右側の装飾図柄が仮停止される。ここでも、「9000ボーナス」の装飾図柄が仮停止され、リーチ状態になる。
図48(e)では、中央の装飾図柄が仮停止された後、確定停止が行われている最中の様子が示されている。中央の装飾図柄も「9000ボーナス」の装飾図柄であり、「9000ボーナス」の装飾図柄が3つ揃ったことになる。ここでは不図示の特図2表示装置214には、特図cの小当り図柄が停止表示されている。「9000ボーナス」の装飾図柄が3つ揃って確定停止されることで、現在行われていた変動表示で特図cの小当りに当選したことが報知されるとともに、特図cの小当りを起点として2回の10R大当り遊技で3000発の賞球を獲得することを3回期待できることが報知される。したがって、「9000ボーナス」-「9000ボーナス」-「9000ボーナス」の装飾図柄の組み合わせは、特図cの小当りを表す装飾図柄の組み合わせでもあり、大当り遊技に関する先読み演出にも相当する。
なお、第4図柄表示領域284における特図2の表示も小当りであることを示す丸印が停止表示している。また、変動アイコンh0は、確定停止が行われている最中には表示され続け、確定停止が終了するタイミングで消去される。
図48(f)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面の中央に「9000pt大当り」と表示され、9000発の賞球を獲得することができる可能性があることを示唆している。この「9000pt大当り」の表示も大当り遊技に関する先読み演出に相当する。また、表示画面の中央下方には、右打ちの継続を促す右打ち表示RH1が表示されている。
図48(A)以降は、また別の例になる。図48(A)は図48(a)と同じであるため詳しい説明は省略するが、図48(A)の遊技状態も、図45に示す(16)a1時短遊技状態(RUSH状態)であり、現在行われている特図2の変動表示および第2保留が消化されて行われる特図2の変動表示ぞれぞれにおいて特図cが停止表示される。したがって、1回目の(17)10R大当り遊技と2回目の(19)10R大当り遊技の組が、2回行われることで6000発の賞球の獲得を期待することができる。第1副制御部400のCPU404は、第3保留の入賞コマンドを受信したタイミングで、6000発の賞球を獲得することができる可能性があることを示唆する先読み演出を行うことを決定している。
続く図48(B)では、3つの装飾図柄が変動表示を続けている状態であるが、図48(b)とは異なり、特図2始動口232への入賞はない。
図48(C)では、左側の装飾図柄が仮停止される。ここでは、6000発の賞球を獲得することができる可能性があることを示唆する「6000ボーナス」の装飾図柄が仮停止される。この「6000ボーナス」の装飾図柄の仮停止は、大当り遊技に関する先読み演出の一種である。この例では、3つの装飾図柄のうち最初の装飾図柄の仮停止が行われるまでに新たな入賞がなく、最初の装飾図柄の仮停止が行われた以降に、特図2始動口232に1球入賞があり、特図2の保留数が4つになる。特図2の保留アイコン表示領域282には、第4保留アイコンh24が追加表示され、第4図柄表示領域284でも特図2の保留数が「4」になっている。
第1副制御部400には主制御部300から入賞コマンドが送信され、その入賞コマンドには第4保留の先読み結果が含まれている。この例でも、第4保留の先読み結果は特図cが停止表示される結果であり、9000発の賞球を獲得することができることになるが、既に、左図柄表示領域208aに「6000ボーナス」の装飾図柄が仮停止しているため、仮停止図柄の変更に間に合わなかった例になる。
図48(D)では、右側の装飾図柄が仮停止される。ここでも、「6000ボーナス」の装飾図柄が仮停止され、リーチ状態になる。
図48(E)では、中央の装飾図柄が仮停止された後、確定停止が行われている最中の様子が示されている。中央の装飾図柄も「6000ボーナス」の装飾図柄であり、「6000ボーナス」の装飾図柄が3つ揃ったことになる。ここでは不図示の特図2表示装置214には、特図cの小当り図柄が停止表示されている。「6000ボーナス」の装飾図柄が3つ揃って確定停止されることで、現在行われていた変動表示で特図cの小当りに当選したことが報知されるとともに、特図cの小当りを起点として2回の10R大当り遊技で3000発の賞球を獲得することを2回期待できることが報知される。したがって、「6000ボーナス」-「6000ボーナス」-「6000ボーナス」の装飾図柄の組み合わせは、特図cの小当りを表す装飾図柄の組み合わせでもあり、大当り遊技に関する先読み演出にも相当する。
図48(F)に示す装飾図柄表示装置208では、表示画面の中央に「6000pt大当り」と表示され、6000発の賞球を獲得することができる可能性があることを示唆している。この「6000pt大当り」の表示も大当り遊技に関する先読み演出に相当する。また、表示画面の中央下方には、右打ちの継続を促す右打ち表示RH1が表示されている。
その後、装飾図柄表示装置208には、10Rの大当り遊技中であることを示す背景(10Rの大当り背景)が表示される。ここでの大当り遊技には、図45に示す(17)10Rの大当り遊技が相当する。やがて、この10Rの大当り遊技が終了し、遊技状態は、図45に示す(18)特図1始動口231に入賞容易なa2時短遊技状態に移行する。
図48(G)では、図4に示す普電作動ゲート228gを遊技球が通過し、普電作動ゲート228gを通過した遊技球は第2特図始動口232に入賞する。この結果、特図2の保留数が1つ増加し、図48(G)における第4図柄表示領域284では、特図2の保留数が「4」になっている。なお、図48(G)に示す装飾図柄表示装置208の表示画面における中央下部には、獲得到達表示APが表示されている。ここでの獲得到達表示APは、1501/6000であり、1回目の(17)10R大当り遊技では、取りこぼすことなく1500発の賞球を獲得することができている。
続く図48(H)では、普電作動ゲート228gを遊技球が通過したことを受けて、シャッター部材2311がロング開放し、特図1始動口231に1球の入賞があり、特図1の変動表示が開始される。この結果、特図2及び特図1が同時変動している状態になる。図48(H)に示す第4図柄表示領域284における特図1の表示も特図2の表示も点滅表示を開始している。
上述のごとく、a2時短遊技状態では、特図1の変動時間は極めて短く(例えば、0.2秒)、特図1では必ず小当りになることから、特図2の変動表示が終了する前に、不図示の第1特図表示装置212(図3参照)に特図a又は特図bが停止表示される。変動表示を続ける特図2の表示結果は破棄され、第2特図表示装置214にはずれ図柄が停止表示される。図48(I)に示す第4図柄表示領域284における、特図1の表示では小当りを表す丸印が点灯表示し、特図2の表示でははずれを表すバツ印が点灯表示している。なお、図47(G)~同図(I)の装飾図柄表示装置208には、10Rの大当り背景が表示されたままである。
やがて小当り遊技が開始され、第1可変入賞口234が開放し、その第1可変入賞口234へ入球した遊技球が特定領域234vを通過すると、10Rの大当り遊技が開始される。ここで開始される10Rの大当り遊技には、図45に示す(19)10Rの大当り遊技が相当する。大当り遊技が開始された後、装飾図柄表示装置208では、大当りの先読み演出としての上乗せ演出が実行される。図48(J)に示す装飾図柄表示装置208では、まず、表示画面の左右からそれぞれ半透明のボタン画像が中央に移動するインアニメが開始される。
図48(K)に示す装飾図柄表示装置208では、一対の半透明のボタン画像が中央で合体し、ボタン演出が開始され、ボタン画像とともに残時間表示バーが表示され、「押せ」の文字が表示されて遊技者に演出ボタン136の操作を促している。なお、この間に累積獲得賞球数は増え、獲得到達表示APは「1697/6000」になっている。
その後、遊技者により演出ボタン136が操作されると、図48(L)に示すように、「上乗せ」の文字とともに「3000pt」の文字が表示されている。この上乗せの3000発は、左図柄表示領域208aに「6000ボーナス」の装飾図柄が仮停止した後に特図2始動口232に入賞した分の上乗せになる。すなわち、9000ボーナスを表示するのに間に合わなかった第4保留分の3000発になる。このように、1回目の(17)10R大当り遊技の契機となる小当り図柄が停止表示される特図の図柄変動中に実行することができなかった先読み演出は、追加の先読み演出(上乗せ演出)として、2回目の(19)10Rの大当り遊技中に実行される。なお、この追加の先読み演出(上乗せ演出)は、1回目の(17)10Rの大当り遊技中に実行されてもよい。また、図48(L)における獲得到達表示APでは、獲得が期待できる総賞球数が、合計6回の大当り遊技が行われる間に獲得が期待できる総賞球数(6000+3000)である9000に変更されている。この後、装飾図柄表示装置208では10Rの大当り背景に戻り、大当り遊技が継続される。
以上説明したように、特図2の保留を先読みし、先読み演出(上乗せ演出や6000発図柄など)を実行可能である。
また、先読み結果が当りであっても、特図cに当選した変動の次の特図2の変動の場合、特図2の表示結果が破棄されることから、先読み演出を規制する。つまり、最大でも当該変動の3000発+第2保留の3000発+第4保留の3000発の9000発までしか報知できない。
また、特図2の図柄変動中に9000発を報知する先読み演出(図48(c)~同図(e)に示す9000発図柄停止や、図48(f)に示す小当り遊技開始時の「9000pt大当り」の表示など)は、所定条件(例えば、1回目の小当り当選変動開始から当該変動における装飾図柄の仮停止開始までの特定期間の経過前といった条件)を満たした4つ目の保留入賞した際に実行可能となる。先読み演出実行の処理が間に合わないため、4つ目の保留入賞のタイミングは、上記特定期間の経過前に限られる。
また、特図2の図柄変動中に9000発報知できなかった場合(上記特定時間が経過した以降の入賞)でも、当該図柄変動の停止時に再度判定し、図48(r)の獲得到達表示APの分母に示すように、当り遊技中に9000発を報知可能とする。こうすることで、9000発報知の頻度を上げることができる。
さらに、特図1が図柄変動せず、表示結果を破棄予定の特2の変動で表示結果が破棄されずに当たってしまう場合もある。この場合は、新たな当りとして処理する。具体的には、9000発大当り演出をしていた場合、その演出を終了し、新たな3000発演出として実行する。
以上の記載によれば、
『 第一の検出手段[例えば、特図1始動口(可変)231の球検出センサ2312]によって遊技球が検出されたことに基づいて、第一の図柄[例えば、特図1]の変動表示を実行可能な第一の図柄表示手段[例えば、第1特図表示装置212]と、
第二の検出手段[例えば、特図2始動口232の第2始動口センサ(不図示)]によって遊技球が検出されたことに基づいて、第二の図柄[例えば、特図2]の変動表示を実行可能な第二の図柄表示手段[例えば、第2特図表示装置214]と、
前記第二の図柄の変動表示を行う権利を、所定の上限数[例えば、4]まで保留として記憶可能な保留記憶手段[例えば、主制御部300のRAM308]と、
前記保留に対する先読み演出を実行可能な演出手段[例えば、装飾図柄表示装置208]と、
を備えた遊技台であって、
或る当り[例えば、特図cの小当り]となる前記第二の図柄の変動表示の開始時において記憶されている保留のうちの最も早く記憶された保留(以下、「第一の保留」という。)[例えば、第1保留]に対する先読み演出が実行されずに該第一の保留の次に記憶された保留(以下、「第二の保留」という。)[例えば、第2保留]に対する先読み演出[例えば、6000発分の上乗せ演出あるいは3000発分の上乗せ演出]が実行される或る場合(以下、「第一の場合」という。)[例えば、図46におけるステップS603の判定でYesの場合]がある、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
前記第一の保留が、遊技の進行状況や遊技状態等によっては先読みの結果と異なる結果になる場合がある。この遊技台によれば、前記第一の保留に対する先読み演出は実行しないことで、誤った情報を遊技者に与えてしまうことを防止することができる。
また、
『 前記第一の場合における前記第一の保留は、当りの保留であり、
前記第一の場合における前記第二の保留も、当りの保留である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、前記第一の場合における前記第一の保留は、はずれの保留であってもよい。すなわち、前記第一の場合における前記第一の保留についての先読みは実行されていない。
また、
『 前記第一の図柄表示手段[例えば、第1特図表示装置212]は、前記第二の図柄[例えば、特図2]の変動表示の実行中に前記第一の図柄[例えば、特図1]の変動表示を実行可能[例えば、図47(g)、図48(H)]なものである、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、
『 前記第二の図柄表示手段[例えば、第2特図表示装置214]は、前記第二の図柄の変動表示の実行中に前記第一の図柄の変動表示において当りを示す図柄が停止表示されると、実行中であった該第二の図柄の変動表示においてはずれを示す図柄を停止表示[例えば、64(b)における破棄]するものである[例えば、図47(h)、図48(I)]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、先読みの結果では、前記第一の保留が消化されて実行される前記第一の図柄の変動表示において当りを示す図柄が停止表示されるはずであっても、実際には、はずれを示す図柄が停止表示されてしまうため、前記第一の保留に対する先読み演出は実行しないことで、誤った情報を遊技者に与えてしまうことを防止することができる。
また、
『 普通図柄の変動表示を実行可能な普図表示手段[例えば、普図表示装置210]と、
第一の遊技領域[例えば、左打ちが行われた遊技球を検出可能な領域(中央領域であったり左側領域)]と、
第二の遊技領域[例えば、右打ちが行われた遊技球を検出可能な領域(右側領域)]と、
遊技球を検出する第三の検出手段[例えば、普図始動口228に入球したことを検出する普図始動口センサ(不図示)]と、
遊技球を検出する第四の検出手段[例えば、普電作動ゲート228gを遊技球が通過したことを検出するゲート通過センサ(不図示)]と、
第一の可変手段[例えば、電チュー(シャッタ部材2311)]と、
第二の可変手段[例えば、第2アタッカ(シャッタ部材2351)]と、
前記第二の可変手段が作動すると遊技球が通過可能な特定領域[例えば、特定領域234v]と、
複数の遊技状態のうちの一の遊技状態に移行する制御を実行可能な遊技制御手段[例えば、主制御部300のCPU304]と、
前記第一の検出手段[例えば、特図1始動口(可変)231の球検出センサ2312]は、前記第二の遊技領域に発射された遊技球を検出可能な検出手段であり、
前記第二の検出手段[例えば、特図2始動口232の第2始動口センサ(不図示)]は、前記第二の遊技領域に発射された遊技球を検出可能な検出手段であり、
前記第三の検出手段[例えば、普図始動口228に入球したことを検出する普図始動口センサ(不図示)]は、前記第一の遊技領域に発射された遊技球を検出可能な検出手段であり、
前記第四の検出手段[例えば、普電作動ゲート228gを遊技球が通過したことを検出するゲート通過センサ(不図示)]は、前記第二の遊技領域に発射された遊技球を検出可能な検出手段であり、
前記第一の可変手段は、前記第二の遊技領域に設けられた手段であり、
前記第二の可変手段は、前記第二の遊技領域に設けられた手段であり、
前記複数の遊技状態は、少なくとも、非時短遊技状態[例えば、図45に示す(11)通常遊技状態]と、第一の時短遊技状態[例えば、図45に示す(14)又は(16)入賞困難なa1時短遊技状態(RUSH状態)]と、第二の時短遊技状態[例えば、図45に示す(18)入賞容易なa2時短遊技状態]とを含み、
前記非時短遊技状態は、前記第一の遊技領域に遊技球を発射させることが推奨される遊技状態であり、
前記第一の時短遊技状態は、前記第二の遊技領域に遊技球を発射させることが推奨される遊技状態であり、
前記第二の時短遊技状態は、前記第二の遊技領域に遊技球を発射させることが推奨される遊技状態であり、
前記普図表示手段は、前記第三の検出手段が遊技球を検出すると前記普通図柄の変動表示を開始する場合があるように構成されたものであり、
前記第一の可変手段[例えば、電チュー(シャッタ部材2311)]は、前記第二の時短遊技状態において前記第四の検出手段が遊技球を検出すると、前記第一の検出手段が遊技球を検出可能な第一の態様[例えば、シャッタ部材2311がロング開放する態様]で作動する手段であり、
前記第一の可変手段は、前記第一の時短遊技状態[例えば、a1時短遊技状態(RUSH状態)]において前記第四の検出手段[例えば、普電作動ゲート228gを遊技球が通過したことを検出するゲート通過センサ(不図示)]が遊技球を検出すると、前記第一の態様よりも前記第一の検出手段が遊技球を検出困難な第二の態様[例えば、シャッタ部材2311がショート開放しかしない態様]で作動する手段であり、
前記第一の可変手段は、前記普通図柄の変動表示において当りを示す図柄が停止表示されると、該第一の可変手段の非動作時よりも前記第一の検出手段が遊技球を検出容易な第三の態様[例えば、シャッタ部材2311が開状態(5000ms)する態様]で作動する手段であり、
前記特定領域は、小当り遊技において遊技球が通過した場合に大当り遊技が開始される領域である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、前記第二の特図表示手段は、前記第二の特別図柄の変動表示の実行中に前記第一の特別図柄の変動表示において当りを示す図柄[例えば、小当り図柄]が停止表示されると、実行中であった該第二の特別図柄の変動表示においてはずれを示す図柄[例えば、はずれ図柄]を停止表示する[例えば、図44(b)における破棄]ものであってもよい。
続いて、装飾図柄表示装置208において行われる変動表示演出について詳述する。
この第2実施形態の遊技台でも、非時短遊技状態(図45に示す(11)通常遊技状態)では、普図表示装置210における普図の変動表示に対応して装飾図柄表示装置208において普図の装飾図柄の変動表示が行われ、リーチ演出が行われる場合がある。リーチ演出としては、ノーマルリーチ演出、スーパー(SP)リーチ演出、スペシャルスーパー(SPSP)リーチ演出、全回転リーチの4種類がある。
図49は、通常遊技状態において普図の装飾図柄の変動表示におけるリーチ図柄の種別を判定する普図リーチ図柄判定テーブルを示す図である。
図49に示す普図リーチ図柄判定テーブルは、第1副制御部400のROM406に記憶されている。
普図の装飾図柄としては、図6(c)に示した装飾1~装飾10のうち装飾1~装飾8が用いられる。偶数の装飾図柄よりも奇数の装飾図柄の方が遊技者が有利になる期待度が高く、奇数の装飾図柄の中でも装飾7が最も期待度が高いことが一般的である。
第2実施形態の遊技台では、図45を用いて説明したように、通常遊技状態(非時短遊技状態)においては、左打ちが推奨され、普図始動口228への遊技球の入賞により、普図の変動表示を行うことを中心としたゲーム性になっている。そして、普図に当選して、図4に示すシャッタ部材2311が作動し、特図1始動口231へ遊技球が入賞すると、図43(c)に示すように、大当り遊技終了後に、20/100の確率でa1時短遊技状態(RUSH状態)に移行するが、残り80/100の確率では通常遊技状態に戻ってしまう。このため、普図の変動表示は特図1の抽選が行われるきっかけでしかなく、普図が停止しただけでは、a1時短遊技状態(RUSH状態)に移行するか否かが不明である。そのため、普図当りの場合であっても、遊技者が期待をもってしまう奇数の装飾図柄が3つ揃う組み合わせ(例えば、装飾1-装飾1-装飾1や装飾7-装飾7-装飾7等)は停止表示しないようにし、普図当りの場合には、偶数の装飾図柄が3つ揃う組み合わせ(例えば、装飾2-装飾2-装飾2や装飾6-装飾6-装飾6)が停止表示するようにしている。したがって、このことを知っている遊技者は、リーチ演出の際に、奇数の装飾図柄が最初に仮停止しただけで現在の普図の変動表示ははずれであることがわかってしまい、遊技が盛り上がらない。そこで、普図の保留の先読みを行い、普図の次変動の事前判定結果に応じて、リーチ図柄を変えるようにしている。
普図の次変動の事前判定結果として、普図当りと普図はずれの他に、変動パターン(リーチ演出種別)も事前判定する。
後述するように、図49に示す普図リーチ図柄判定テーブルは、現在行われている普図の変動表示が当りの場合や、現在行われている普図の装飾図柄の変動表示においてSPSPリーチ又は全回転リーチが実行される場合には用いられず、現在行われている普図の装飾図柄の変動表示において、ノーマルリーチはずれあるいはSPリーチはずれが実行される場合に限って用いられる。図49に示す普図リーチ図柄判定テーブルでは、例えば、普図の次変動の事前判定結果がノーマルリーチはずれの場合には、現在行われている普図の装飾図柄の変動表示において、95%の選択率で偶数の装飾図柄(装飾2、装飾4、装飾6、装飾8)をリーチ図柄として仮停止させ、5%の選択率で装飾7を除いた所定の奇数の装飾図柄(装飾1、装飾3、装飾5)をリーチ図柄として仮停止させる。また、普図の次変動の事前判定結果が全回転リーチ当りの場合には、現在行われている普図の装飾図柄の変動表示において、50%の選択率で偶数の装飾図柄(装飾2、装飾4、装飾6、装飾8)をリーチ図柄として仮停止させ、50%の選択率で装飾7を除いた所定の奇数の装飾図柄(装飾1、装飾3、装飾5)をリーチ図柄として仮停止させる。いずれの場合であっても装飾7をリーチ図柄として仮停止させることはない。
また、普図の装飾図柄の変動表示において当りとならないリーチ演出を実行する場合であって、次変動の保留が当りとなる場合(SPリーチ(当り)、SPSPリーチ(当り)、全回転リーチ(当り))は、普図の装飾図柄の変動表示において当りとならないリーチ演出を実行する場合であって、次変動の保留が当りとならない場合(ノーマルリーチ(ハズレ)、SPリーチ(ハズレ)、SPSPリーチ(ハズレ))よりも、実行中の普図の装飾図柄の変動表示において7を除いた所定の奇数の装飾図柄(装飾1、装飾3、装飾5)がリーチ状態となるリーチ演出が実行されやすいことになる(例えば、次変動がSPリーチのリーチ演出が行われる場合に、次変動の保留が、当りであれば選択率25%、ハズレであれば選択率10%)。
なお、7を除いた所定の奇数の装飾図柄(装飾1、装飾3、装飾5)の中で、普図当りの期待度を異ならせてもよい。例えば、普図当りの期待度が、装飾3が最も高く、装飾5が2番目に高く、装飾1が最も低いようにしてもよい。
また、図49に示す普図リーチ図柄判定テーブルでは、普図の次変動の事前判定結果に基づいているが、次変動に限らず、普図の全ての保留内の事前判定結果に基づくようにしてもよい。この場合、普図の装飾図柄の変動表示において当りとならないリーチ演出を実行する場合であって、普図の全ての保留のうち何れかの保留が当りとなる場合は、普図の装飾図柄の変動表示において当りとならないリーチ演出を実行する場合であって、普図の全ての保留のうち何れの保留も当りとならない場合よりも、実行中の普図の装飾図柄の変動表示において7を除いた所定の奇数の装飾図柄(装飾1、装飾3、装飾5)がリーチ状態となるリーチ演出が実行されやすいことになる。
図50は、a1時短遊技状態(RUSH状態)において特図2の装飾図柄の変動表示におけるリーチ図柄の種別を判定する特図2リーチ図柄判定テーブルを示す図である。
図50に示す特図2リーチ図柄判定テーブルも、第1副制御部400のROM406に記憶されている。a1時短遊技状態(RUSH状態)では、図47(a)及び同図(b)に示すように、第2特図表示装置214における特図2の変動表示に対応して装飾図柄表示装置208において特図2の装飾図柄の変動表示が行われる場合がある。なお、10R大当り遊技が続いている場合には10Rの大当り背景が表示され続け、特図2の装飾図柄の変動表示が行われない場合もある。
特図2の装飾図柄の変動表示でもリーチ演出が行われる場合がある。リーチ演出としては、ノーマルリーチ演出、スーパー(SP)リーチ演出、スペシャルスーパー(SPSP)リーチ演出、全回転リーチの4種類がある。
現在行われている特図2の変動表示において、ハズレの場合は、SPSPリーチハズレに限って1%の選択確率で装飾7をリーチ図柄として仮停止させることがある。ハズレの場合には、装飾7を除いた所定の奇数の装飾図柄(装飾1、装飾3、装飾5)よりも、偶数の装飾図柄(装飾2、装飾4、装飾6、装飾8)の方がリーチ図柄として仮停止する確率が高い。一方、10R大当りの契機になる小当り図柄の特図cに当選している場合であって、SPSPリーチあるいは全回転リーチが行われる場合には、偶数の装飾図柄よりも、装飾7を除いた所定の奇数の装飾図柄の方がリーチ図柄として仮停止する確率が高い。したがって、図50に示す特図2リーチ図柄判定テーブル全体として見れば、装飾7を除いた所定の奇数の装飾図柄が仮停止するリーチ演出は、偶数の装飾図柄が仮停止するリーチ演出よりも特図2で小当りする期待度が高いといえる。
また、2R大当りの契機になる小当り図柄の特図dに当選している場合には装飾7がリーチ図柄として仮停止することはないが、10R大当りの契機になる小当り図柄の特図cに当選している場合には装飾7がリーチ図柄として仮停止する場合がある。したがって、装飾7が仮停止したリーチで当選した場合には特図cに当選していることが確定になり、3000発の賞球を期待することができる。また、装飾7が仮停止したリーチ演出では、特図cの当り期待度が高い。
図51は、第2実施形態における普図の装飾図柄判定処理の流れを示すフロチャートである。
図51に示す装飾図柄判定処理は、第1副制御部400のCPU404によって実行される。第1副制御部400には、主制御部300から普図の図柄変動開始コマンドが送信されてくる。第1副制御部400のCPU404は、普図の図柄変動開始コマンドを受信すると、図51に示す装飾図柄判定処理を開始する。
ステップS701では、現在の遊技状態が、普図表示装置210における普図の変動表示に対応して装飾図柄表示装置208において普図の装飾図柄の変動表示を実行可能な状態であるか否かを判定する。例えば、通常遊技状態(非時短遊技状態)であれば、普図の装飾図柄の変動表示を実行可能であり、ステップS702に進む。
ステップS702では、開始された普図の装飾図柄の変動表示においてリーチ演出が実行されるか否かを判定し、リーチ演出が実行されない場合には、非リーチ図柄の判定を行い(ステップS703)、この装飾図柄判定処理は終了になる。ステップS703では、予め定められたはずれの装飾図柄の組み合わせ(例えば、バラケ目)を均等の選択確率で選択する。
リーチ演出が実行される場合には、普図の保留があるか否かを判定し(ステップS704)、普図の保留がある場合には、ステップS704に進み、現在行われている普図の変動表示が当りの変動表示であるか否かを判定する。現在行われている普図の変動表示がはすれの変動表示の場合には、今度は、開始された普図の装飾図柄の変動表示においてSPSPリーチ演出あるいは全回転リーチ演出が実行されるか否かを判定し(ステップS705)、実行されなければ、図49に示す普図リーチ図柄判定テーブルを用いたリーチ図柄の判定1を行い(ステップS706)、この装飾図柄判定処理は終了になる。すなわち、上述したように、ノーマルリーチはずれあるいはSPリーチはずれの場合に限って、図49に示す普図リーチ図柄判定テーブルを用いてリーチ図柄が選択される。
普図の保留がなかった場合や、現在行われている普図の変動表示が当りの変動表示であった場合や、SPSPリーチ演出あるいは全回転リーチ演出といった期待度が高いリーチ演出が実行される場合には、リーチ図柄の判定2を行い(ステップS707)、この装飾図柄判定処理は終了になる。ステップS707では、予め定められた偶数の装飾図柄を均等の選択確率で選択する。したがって、SPSPリーチ演出以上のリーチ演出が行われる場合には、奇数の装飾図柄によるリーチ演出(例えば、「装飾1」- -「装飾1」)は行われないことになる。
また、ステップS701における判定で、現在の遊技状態が、普図の装飾図柄の変動表示を実行可能な状態でなければ、ステップS709に進む。特図2の装飾図柄の変動表示が行われる状態(例えば、a1時短遊技状態(RUSH状態))であれば、ステップS709に進む。ステップS709では、特図2の装飾図柄の変動表示を実行可能な状態であるか否かを判定する。例えば、a1時短遊技状態(RUSH状態)であって10Rの大当り背景が継続表示されていない状態であれば、図50に示す特図2リーチ図柄判定テーブルを用いたリーチ図柄の判定3を行い(ステップS710)、この装飾図柄判定処理は終了になる。
以上説明したように、通常遊技状態(非時短遊技状態)における普図の変動演出(装飾図柄の変動表示)では、奇数図柄が揃うことがなく奇数図柄では当りとなることがない。また、通常遊技状態における普図の変動演出では、「7」以外の奇数図柄でリーチとなることはある。すなわち、通常遊技状態における普図の変動演出では、奇数図柄リーチが実行されると、ハズレ確定であるが、次変動の期待度が高いことを示唆する。こうすることで、次変動に期待を持たせ当該変動で遊技者が落胆することを防止している。なお、上述したように、次変動に限らず、記憶されている保留の何れかで期待度が高いことを示唆するようにしてもよい。
また、通常遊技状態における普図の変動演出では、図51に示すステップS706→ステップS708の流れによって、期待度の高いリーチ演出(SPSPリーチ以上)では奇数図柄でテンパイ(リーチ状態を形成)しないようにしている。ハズレ確定であるのに、期待度が高い(例えば、変動時間が長い)リーチを実行して、さらに奇数図柄でテンパイすると、遊技が盛り下がってしまう恐れがあることから、ステップS708では、偶数図柄でテンパイするようにしている。
一方、時短遊技状態(RUSH状態)における特図2の変動演出(装飾図柄の変動表示)では、偶数図柄でも奇数図柄でも当たることがある。遊技状態によっては、奇数図柄が揃うことがあるので、通常遊技状態における、奇数図柄が揃うことがなく奇数図柄では当りとなることがない。といった法則に気づき難くし、仮に気付いたときには気付いた者に優越感を与えることができる。
また、図50の特図2リーチ図柄判定テーブルに示すように、「7」の装飾図柄で当たると必ず特図cで当たるため3000発確定となる。また、偶数図柄よりも奇数図柄の方が3000発の可能性が高いといえる。
以上の記載によれば、
『 第一の図柄[例えば、普図]の変動表示を実行可能な第一の図柄表示手段[例えば、普図表示装置210]と、
第二の図柄[例えば、特図2]の変動表示を実行可能な第二の図柄表示手段[例えば、特図2表示装置214]と、
遊技球を検出する第一の検出手段[例えば、普図始動口228に入球したことを検出する普図始動口センサ(不図示)]と、
遊技球を検出する第二の検出手段[例えば、特図2始動口232の第2始動口センサ(不図示)]と、
複数の遊技状態のうちの一の遊技状態に移行する制御を実行可能な遊技制御手段[例えば、主制御部300のCPU304]と、
演出手段[例えば、装飾図柄表示装置208]と、
を備えた遊技台であって、
前記複数の遊技状態は、少なくとも、第一の遊技状態[例えば、図45に示す(11)通常遊技状態]と、第二の遊技状態[例えば、図45に示す(14)又は(16)入賞困難なa1時短遊技状態(RUSH状態)]とを含み、
前記第一の図柄表示手段は、前記第一の遊技状態において前記第一の検出手段が遊技球を検出すると前記第一の図柄の変動表示を開始する場合があるように構成されたものであり、
前記第二の図柄表示手段は、前記第二の遊技状態において前記第二の検出手段が遊技球を検出すると前記第二の図柄の変動表示を開始する場合があるように構成されたものであり、
前記演出手段は、前記第一の遊技状態では、前記第一の図柄の変動表示に対応した第一の変動演出[例えば、普図の装飾図柄の変動表示]を実行可能なものであり、
前記演出手段は、前記第二の遊技状態では、前記第二の図柄の変動表示に対応した第二の変動演出[例えば、特図2の装飾図柄の変動表示]を実行可能なものであり、
前記第一の変動演出は、図柄[例えば、装飾図柄]が変動表示され、同じ図柄が3つ揃って停止表示された場合には当りとなったことを報知し、同じ図柄が3つ揃わずに停止表示された場合にはハズレを報知する演出であり、
前記第二の変動演出は、図柄[例えば、装飾図柄]が変動表示され、同じ図柄が3つ揃って停止表示された場合には当りとなったことを報知し、同じ図柄が3つ揃わずに停止表示された場合にはハズレを報知する演出であり、
前記第二の遊技状態[例えば、a1時短遊技状態(RUSH状態)]における前記第二の変動演出[例えば、特図2の装飾図柄の変動表示]では、第一の種類の図柄[例えば、偶数の装飾図柄]が3つ揃って停止表示する場合[例えば、図50に示す、SPリーチ以上での小当り]もあれば第二の種類の図柄[例えば、奇数の装飾図柄]が3つ揃って停止表示する場合[例えば、図50に示す、SPリーチ以上での小当り]もある一方、前記第一の遊技状態[例えば、通常遊技状態]における前記第一の変動演出[例えば、普図の装飾図柄の変動表示]では、該第一の種類の図柄が3つ揃って停止表示する場合はあるが該第二の種類の図柄が3つ揃って停止表示する場合はない、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
例えば、前記第二の種類の図柄が3つ揃って停止表示すると確実に大きな恩恵を得ることができるイメージを持っている遊技者に対して、遊技状態によっては、該第二の種類の図柄が3つ揃って停止表示しても必ずしも大きな恩恵を得ることができるとは限らない場合に、遊技者に大きな期待を持たせずにすみ、遊技の興趣が低下してしまうことを抑えることができる。
なお、前記第一の変動演出にしても前記第二の変動演出にしても、リーチ演出を経て図柄が3つ揃って停止表示する場合もあれば、該リーチ演出が行われても図柄3つ揃って停止表示しない場合もある。
また、
『前記第一の図柄[例えば、普図]の変動表示を行う権利を、所定の上限数[例えば、4]まで保留として記憶可能な保留記憶手段[例えば、主制御部300のRAM308]を備え、
前記第一の遊技状態における前記第一の変動演出[例えば、普図の装飾図柄の変動表示]では、リーチ演出[例えば、ノーマルリーチ、SPリーチ、SPSPリーチ、全回転リーチ]を実行する場合があり、
前記リーチ演出には、前記第一の種類の図柄がリーチ状態となるリーチ演出と、前記第二の種類の図柄がリーチ状態となるリーチ演出があり、
前記第一の遊技状態[例えば、通常遊技状態]における前記第一の変動演出[例えば、普図の装飾図柄の変動表示]において当りとならない前記リーチ演出を実行する場合であって前記保留記憶手段に記憶されている保留のうち何れかの保留が当りとなる場合は、該第一の遊技状態における該第一の変動演出において当りとならない該リーチ演出を実行する場合であって該保留記憶手段に記憶されている保留のうち何れの保留も当りとならない場合よりも、実行中の該第一の変動演出において前記第二の種類の図柄[例えば、奇数の装飾図柄]がリーチ状態となるリーチ演出が実行され易い、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
現在行われている図柄変動では期待がもてず遊技の興趣が低下しがちであっても、前記保留記憶手段に記憶されている保留のうち何れかの保留には期待が持てるため、遊技の興趣が向上する場合がある。
なお、前記リーチ状態は、前記保留記憶手段に記憶されている保留のうち次に消化される保留の当り期待度が高いことを示唆する状態[例えば、図49に示す普図リーチ図柄判定テーブル]であってもよい。
すなわち、
『前記第一の図柄[例えば、普図]の変動表示を行う権利を、所定の上限数[例えば、4]まで保留として記憶可能な保留記憶手段[例えば、主制御部300のRAM308]を備え、
前記第一の遊技状態における前記第一の変動演出[例えば、普図の装飾図柄の変動表示]では、リーチ演出[例えば、ノーマルリーチ、SPリーチ、SPSPリーチ、全回転リーチ]を実行する場合があり、
前記リーチ演出には、前記第一の種類の図柄がリーチ状態となるリーチ演出と、前記第二の種類の図柄がリーチ状態となるリーチ演出があり、
前記第一の遊技状態[例えば、通常遊技状態]における前記第一の変動演出[例えば、普図の装飾図柄の変動表示]において当りとならない前記リーチ演出を実行する場合であって該第一の変動演出の次に実行される該第一の変動演出が当りとなる場合は、該第一の遊技状態における該第一の変動演出において当りとならない該リーチ演出を実行する場合であって該第一の変動演出の次に実行される該第一の変動演出が当りとならない場合よりも、実行中の該第一の変動演出において前記第二の種類の図柄[例えば、奇数の装飾図柄]がリーチ状態となるリーチ演出が実行され易い[例えば、図49に示す普図リーチ図柄判定テーブル]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、前記第一の遊技状態における前記第一の変動演出では、前記第二の種類の図柄のうち特定の図柄[例えば、装飾7の図柄]によるリーチ状態[例えば、「装飾7」- -「装飾7」]にはならないことを特徴としてもよい。
また、
『 前記第一の遊技状態における前記第一の変動演出[例えば、普図の装飾図柄の変動表示]は、特定のリーチ演出[例えば、SPSPリーチ以上のリーチ演出]が実行される場合は、前記第二の種類の図柄によってはリーチ状態にならない[例えば、図51に示すステップS708の処理]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
この遊技台によれば、特定のリーチ演出が期待度の高いリーチ演出であった場合に、その特定のリーチ演出を見た遊技者の期待度は自然と高まってしまうため、さらに遊技者の期待度が高まらないように、前記第二の種類の図柄によってはリーチ状態にならないようにしている。
なお、前記第一の種類の図柄によってはリーチ状態になる。
続いて、第2実施形態の遊技台における演出モードについて説明する。
第2実施形態の遊技台でも図41(a)を用いて説明した4種類の演出モードが用意されている。すなわち、遊技者がモードの設定操作を行っていないデフォルトの演出モードA(デフォルトモード)と、プレミア演出の実行頻度が演出モードAよりも高くなる演出モードB(プレミアムアップモード)と、先読み演出の一種である先報知演出が実行可能となる演出モードC(先報知モード)と、先読み演出の期待度が高くなる演出モードD(先読みチャンスモード)が用意されている。なお、デフォルトモードとは、電源ONした際やラムクリア後の電源ONした際に設定されているモードである。
演出モードCにおける先報知演出のうちの第2先報知演出では、普図又は特図2の入賞時に先読み判定し、図41(d)の判定テーブルに示すように、期待度が高ければ(SPリーチ以上であれば)、音(特定音)と光(赤発光)によって報知する演出である。一方、第1先報知演出では、スピーカ120からの出力ななく光(白発光)のみの演出であり、保留アイコンでいうところのデフォルトと同じような扱い(基本的に期待度が低いが、稀に、当たる場合もある)である。
これら4種類の演出モードでは、いずれの演出モードであっても、保留アイコンの変化演出や変動アイコンの変化演出が行われる。保留アイコンの変化演出は、先読み結果に応じて、入賞時や保留アイコンのシフト時などで保留アイコンの表示態様を変化させ当り期待度を示唆する先読み演出である。変動アイコンの変化演出は、変動アイコンの表示態様を変化させ現在行われている図柄変動表示における当り期待度を示唆する演出である。
図52は、第2実施形態の各演出モードにおける保留アイコンまたは変動アイコンの表示態様と当り期待度を示す表である。当り期待度とは、特図であれば小当りの期待度、普図であれば普図当りの期待度のことである。したがって、ここにいう保留アイコンは、特図の保留を表す保留アイコンも、普図の保留を表す保留アイコンも対象であり、ここにいう変動アイコンは、特図の現在行われている図柄変動を表す変動アイコンも、普図の現在行われている図柄変動を表す変動アイコンも対象である。また、期待度とは、予告の信頼度のことでもある。
デフォルトの色は白色であり、この通常色の表示態様がデフォルトの表示態様になる。当り信頼度は、演出モードAおよび演出モードBではそれぞれ10%であるが、演出モードCおよび演出モードDではそれぞれ1%である。
青色は、演出モードAでは18%であり、演出モードBでは15%であるが、演出モードCおよび演出モードDではそれぞれ100%(当り確定)である。演出モードCおよび演出モードDでは、デフォルトの演出モードである演出モードAや、あるいは演出モードBにおいて最も期待度が低い(デフォルト(白色)を除く)青色が最も期待度が高くなっている(同率はある)。すなわち、モードによって期待度が高くなって期待度の順位が変化している。また、演出モードCおよび演出モードDでは、青色が選択される割合が、他のモードで青色が選択される割合よりも低い。また、演出モードCでは、青色が選択される割合が、紫色や赤色や金色が選択される割合よりも低い。したがって、先報知演出が実行された場合に最終的に表示される表示態様は、青色よりも紫色の方が表示されやすく、青色よりも赤色の方が表示されやすく、青色よりも金色の方が表示されやすい。また、演出モードDでは、青色が選択される割合が、緑色が選択される割合よりも低く、赤色が選択される割合よりも低い。したがって、演出モードCまたは演出モードDでは、青色の保留アイコンや変動アイコンが出現すると、シフト移動時等に他の色に変化しやすいことになる。なお、演出モードCおよび演出モードDでは、青色の期待度が100%であるのに対して、虹色の期待度も100%であり、演出モードDに限っては、金色の期待度も100%である。同じ100%の中でも、選択される割合が、青色が最も低くてもよいし、虹色が最も低くてもよいし、演出モードDでは、虹色及び金色が最も低くてもよいし、最も低いのが虹色、次いで金色、その次に青色であってもよい。
緑色は、演出モードAおよび演出モードBではそれぞれ20%であるが、演出モードCでは出現しない色であり、演出モードDでは35%である。
紫色は、演出モードA、演出モードBおよび演出モードDではそれぞれ出現しない色であるが、演出モードCでは30%である。この紫色は、演出モードCに限って出現する色である。先報知演出が実行された場合には、当り期待度が紫色以上となる色のアイコンが表示されやすくなる。
赤色は、演出モードAでは45%、演出モードBでは40%、演出モードCでは50%、演出モードDでは90%である。
金色は、演出モードAでは75%、演出モードBでは70%、演出モードCでは80%、演出モードDでは100%(当り確定)である。
赤色や金色といった高期待度の色は、モードが変更されても、互いの期待度の順位は変化しない。具体的には、何れの演出モードでも、赤色よりも金色の方が期待度が高くなっており、赤色の方がが金色よりも期待度が高くなることはないようになっている。
以上説明したように、演出モードA(デフォルトモード)における保留又は変動アイコンの期待度は、デフォルト<青<緑<赤<金<虹の順になる。一方、演出モードC(先報知モード)における保留又は変動アイコンの期待度は、デフォルト<紫<赤<金<青=虹の順になる。演出モードC(先報知モード)では、低期待度である青の順位が一番高くなるが、高期待度同士の順位は入れ替らない(例えば、赤と金など)。低期待度である青の順位を一番高くすることでガセのアイコン変化の頻度を抑え、過度な煽りを抑制することができ、遊技者が不快感を抱くことを防止することができる。また、高期待度同士の順位は入れ替らないため、遊技者が混乱することがない。また、高期待度として遊技者が記憶している期待感を毀損させないようになっている。
また、演出モードによって表示されることがない色がある。例えば、演出モードA(デフォルトモード)では紫が表示されないが、演出モードC(先報知モード)では紫は表示される場合がある。このようにすることで、演出のバリエーションを増やしつつも、各々のアイコンの期待度の低下を防ぎ、遊技者が想定している期待度との乖離を防ぐことができる。
また、演出モードC(先報知モード)では、アイコンが表示されるときは紫以上が表示され易くなっている。
図53(a)は、図52に示す表の変形例を表した表である。以下、図52に示す表の特徴的な点についてのみ説明する。
青色は、演出モードAでは18%であり、演出モードBでは15%であるが、演出モードCおよび演出モードDでは表示態様(色)が変化することが確定になる。図52に示す表の場合、表示態様(色)の変化は抽選で決められており、必ず変化する条件は設けられていなかったが、この変形例では、演出モードCおよび演出モードDで、青色の表示態様の保留アイコンあるいは変動アイコンが新たに出現したら、必ず他の表示態様に変化する。ここにいう変化とは、期待度が高くなる表示態様に変化することであって、期待度が低くなる表示態様に変化することはない。また、表示態様の変化タイミングは、出現してからすぐに変化してもよいし、シフト移動時に変化してもよい。さらに、青色の表示態様の保留アイコンであれば、その保留アイコンに対応する図柄変動表示が終了するまでの間に青色の表示態様の保留アイコンは他の表示態様に変化する。青色の表示態様の変動アイコンであれば、その変動アイコンに対応する現在行われている図柄変動表示が終了するまでの間に青色の表示態様の変動アイコンは他の表示態様に変化する。
また、緑色は、演出モードAでは23%であり、演出モードBでは20%であるが、演出モードCおよび演出モードDではそれぞれ100%(当り確定)である。また、演出モードCおよび演出モードDでは、緑色が選択される割合が、虹色や金色と同じくらい低く、紫色や赤色の方が選択される割合が高くなっている。このため、演出モードCまたは演出モードDでは、青色の保留アイコンや変動アイコンが出現すると、緑色を飛び越えて2段階以上上の色(紫色又は赤色)に変化しやすいことになる。
この変形例でも、演出モードCでは、青色が選択される割合が、紫色や赤色や金色が選択される割合よりも低い。また、青色は変化確定であるため、先報知演出が実行された場合に最終的に表示される表示態様は、青色よりも紫色の方が表示されやすく、青色よりも赤色の方が表示されやすく、青色よりも金色の方が表示されやすい。さらに、青色は最終的には表示されないことから、当り期待度が100%の緑色や虹色の方が表示されやすいといえる。加えて、先報知演出が実行された場合には、当り期待度が紫色以上となる色のアイコンが表示されやすいと言える。
また、演出モードDでは、青色が選択される割合が、紫色や赤色が選択される割合よりも低い。演出モードDでも青色は変化確定であるため、先報知演出が実行された場合に最終的に表示される表示態様は、青色よりも紫色の方が表示されやすく、青色よりも赤色の方が表示されやすい。さらに、青色は最終的には表示されないことから、当り期待度が100%の緑色や金色や虹色の方が表示されやすいといえる。
以上説明したように、青アイコンは、演出モードA(デフォルトモード)では表示された後に変化する場合と変化しない場合があるが、演出モードC(先報知モード)では表示された後は必ず、何れかの色に変化する。
図53(b)は、図52に示す表の、図53(a)に示した変形例とは異なる変形例を表した表である。
この変形例では、例えば、デフォルト(白色)のアイコンから他の色の表示態様に変化する場合もあれば、キャラクタ(着物)に変化する場合もあり、キャラクタ(着物)に変化した場合は、そこからさらに変化する場合は色の変化ではなく、図53(b)に示す当り期待度となるようにキャラクタの服装が変化していくことになる。
デフォルトの服装は着物であり、パジャマ、学生服、Tシャツ、アロハシャツの服装の表示態様が用意されている。
この変形例でも、演出モードAでは期待度が低かったパジャマが、演出モードCや演出モードDでは、最も高い期待度になっている。なお、このキャラクタに変化する演出は特定の演出モードのみで実行されるようにしてもよい。
以上説明したように、保留又は変動アイコンの表示態様の一種として、キャラアイコンがあり、キャラアイコンに変化したとき、あるいはキャラアイコンが表示されたときにさらに変化する場合は、色変化とは別の表示態様に変化する。具体的には、キャラクタの服装が変化していく。
なお、キャラアイコンの場合も演出モードC(先報知モード)では、低期待度である青の順位が一番高くなるが、高期待度同士の順位は入れ替らないようになっている。
また、図52及び図53を用いた説明では、一例として、デフォルトモードと先報知モードを記載しているが、通常遊技状態における或るモード(デフォルトモード)と時短遊技状態における或るモード(先報知モード)とに置き換えてもよい。
図54は、第2実施形態の遊技台において、保留変化演出と先報知演出が実行される二つの例を段階的に示す図である。この図54に示す例は、通常遊技状態(非時短遊技状態)であって、左打ちが推奨され、普図始動口228(図3参照)へ遊技球を入賞させて普図の変動表示を中心に遊技が進められる。
図54に示す装飾図柄表示装置208の表示画面の中央下部に変動アイコン表示領域280が表示され、その左横に普図の保留アイコン表示領域281が表示されている。また、表示画面の右下には演出モード選択表示DMSが表示されており、図54に示す例では、先報知モードである演出モードCが設定されていることが報知されている。さらに、図54の各図には、音出力手段であるスピーカ120と、発光手段であるボタンランプ138も図示されている。
まず、図54(a)~同図(h)又は同図(h’)に示す例は、図53に示す変形例における例になる。
図54(a)に示す装飾図柄表示装置208では、普図の保留が1つある状態で普図のはずれを表す「装飾5-装飾4-装飾7」の確定停止が行われており、この確定表示の最中に、普図始動口228に1球入賞があり、普図の保留が2つに増える。普図の第1保留を表すデフォルト色(白色)の保留アイコンh11の横に、第2保留を表す青色の表示態様の保留アイコンh12が追加表示される。図53に示す変形例では、青色の表示態様は保留変化確定の表示態様である。また、演出モードC(先報知モード)であるため、図41(d)を用いて説明した第2先報知演出が実行されている。すなわち、普図始動口228への入賞(普図の保留増加)に合わせて、図54(a)に示すスピーカ120からは、特定音である「ポキューン」という音が出力され、ボタンランプ138は赤色に発光している。今回獲得した保留(第1保留)が期待できるものであるとわかり、遊技の興趣が向上する。
図54(b)では、普図の第1保留が消化され、白色の第1保留の保留アイコンh11が変動アイコン表示領域280にシフトし、白色の表示態様のまま変動アイコンh0として表示されている。一方、青色の第2保留の保留アイコンh12は、シフト移動して第1保留アイコンh11になっている。このシフト移動時に青色の表示態様から期待度の高い紫色の表示態様に変化し、スピーカ120からは、紫色への変化音である「ポロン」という演出音が出力されている。図54(b)では、普図の装飾図柄の変動表示が開始されており、続く図54(c)では、奇数である装飾1をリーチ図柄としてノーマルリーチ演出が実行されている。図49を用いて説明したように、奇数のリーチ図柄では現在行われている普図の変動表示でははずれ確定であるが、次変動ではSPリーチ以上のリーチ演出を経て普図当りになる期待度が高くなり、遊技の興趣が向上する。
やがて、中図柄表示領域208bに装飾2が仮停止し、ノーマルリーチはずれとなって、図54(d)に示す装飾図柄表示装置208では、「装飾1-装飾2-装飾1」が確定停止されている。
図54(e)では、普図の第1保留が消化され、紫色の第1保留の保留アイコンh11が変動アイコン表示領域280にシフトし、さらに期待度が高い赤色の変動アイコンh0に変化している。すなわち、シフト時に保留変化演出が実行されており、スピーカ120からは、赤色への変化音である「ピッ」という演出音が出力されている。また、装飾図柄の変動表示が開始されている。先報知演出で第2先報知演出(ボタンランプ138の赤色発光とスピーカ120からの演出音出力)が実行された場合には、変動アイコンの表示態様、すなわちアイコンの最終的な表示態様は、紫色以上の期待度を表す色になりやすい。
図54(f)では、偶数である装飾2をリーチ図柄としてリーチ状態が成立し、続く同図(g)ではSPSPリーチに発展している。
図54(h)では、中図柄表示領域208bに装飾2が仮停止し、普図当りを表す装飾図柄の組み合わせ(「装飾2」-「装飾2」-「装飾2」)の揺れ表示が行われており、このまま確定停止が行われて普図当りになる。
一方、図54(h’)では、中図柄表示領域208bに装飾3が仮停止し、普図はずれを表す装飾図柄の組み合わせ(「装飾2」-「装飾3」-「装飾2」)の揺れ表示が行われている。このように、普図はずれになる場合もある。
図54(A)~同図(E)に示す例は、図52に示す変形例における例になる。
図54(A)に示す装飾図柄表示装置208では、普図の保留が1つある状態でリーチハズレの普図のはずれを表す「装飾3-装飾4-装飾3」の確定停止が行われている。図54(A)における普図の第1保留を表す保留アイコンh11は、普図当り確定の100%の期待度を示唆する青色の表示態様である。
図54(B)では、普図の第1保留が消化され、青色の第1保留の保留アイコンh11が変動アイコン表示領域280にシフトし、青色の表示態様のまま変動アイコンh0として表示されている。また、普図の装飾図柄の変動表示が開始されている。
図54(C)では、偶数である装飾2をリーチ図柄としてリーチ状態が成立し、続く同図(D)ではSPSPリーチに発展している。
図54(E)では、中図柄表示領域208bに装飾2が仮停止し、普図当りを表す装飾図柄の組み合わせ(「装飾2」-「装飾2」-「装飾2」)の揺れ表示が行われている。変動アイコンh0の表示態様が青色の表示態様のままであれば、このまま確定停止が行われて普図当りになる。なお、揺れ表示が行われている状態で他の色(例えば、紫色)に変化し、最終的には普図はずれになる場合があってもよい。
なお、図52や図53では、演出モードCに設定されていれば、アイコンの最終的な表示態様が青色であれば期待度が100%になったり、青色から変化し易かったり、青色が変化確定だったりしたが、演出モードCに設定され、且つ、第2先報知演出が実行された場合の第2先報知演出の対象のアイコンでこのようになるようにしてもよい。
また、複数の保留アイコンが表示されている場合には、それら複数の保留アイコンの表示態様は、シフト移動時に一斉に変化する場合がある。あるいは、シフト移動によって、第1保留アイコンh11が変動アイコンh0になり、第2保留アイコンh12が第1保留アイコンh11になる時に、それぞれの表示態様が一斉に変化する場合もある。
従来の遊技台では、図柄変動に応じたアイコンに関して改良の余地があるといった課題があったが、図52~図54を用いて説明した図柄変動に応じたアイコンに関する特徴事項を持った遊技台であれば、その課題を解決することができる。上述した図30~図40を用いて説明した保留数の報知に関する特徴事項を有する遊技台であって、この図52~図54を用いて説明した図柄変動に応じたアイコンに関する事項を特徴とした遊技台であってもよいし、反対に、図52~図54を用いて説明した図柄変動に応じたアイコンに関する特徴事項を有する遊技台であって、図30~図40を用いて説明した保留数の報知に関する事項を特徴とした遊技台であってもよい。
また、図30~図40を用いて説明した保留数の報知に関する特徴事項と、図52~図54を用いて説明した図柄変動に応じたアイコンに関する特徴事項を組み合わせることもできる。
例えば、
『 始動口[例えば、普図始動口228あるいは特図2始動口232]への入球に基づく保留数の増加をカウント可能な主制御手段[例えば、主制御部300]と、
前記保留数が増加する場合に前記主制御手段から送信されてくる増加時信号[例えば、入賞時コマンド]を受信する副制御手段[例えば、第1副制御部400]と、
前記副制御手段によって制御される演出手段[例えば、装飾図柄表示装置208]と、
を備えた遊技台であって、
前記演出手段は、第一の表示領域[例えば、特図2の保留アイコン表示領域282、普図の保留アイコン表示領域281]に保留アイコンを表示可能な手段であり、
前記副制御手段は、前記増加時信号を正常に受信すると前記第一の表示領域に保留アイコンを表示させる手段であり[例えば、図37(b)~同図(c)、図38(g)~同図(h)、図32(b)~同図(c)、図33(b)~同図(c)、図35(b)~同図(c)]、
前記演出手段は、前記保留アイコンを1個表示している状態で、前記始動口に遊技球が1球入球したが前記副制御手段が前記保留数が2であることに対応する増加時信号を正常に受信できず[例えば、図37(a)、図32(d)、図33(d)、図35(d)]、その後、前記始動口に遊技球が1球入球して該副制御手段が該保留数が3であることに対応する増加時信号を正常に受信した或る場合(以下、「第一の場合」という。)[例えば、図37(b)、図32(e)、図33(e)、図35(e)]には、前記第一の表示領域で2個目の保留アイコン[例えば、第2保留アイコンh22]を表示するとともに3個目の保留アイコン[例えば、第3保留アイコンh23]も表示する手段であり、
前記演出手段は、第一の演出モード[例えば、演出モードA、演出モードBあるいは演出モードC]において前記保留アイコンを表示する場合、遊技者が有利な状態となる可能性を示唆する或る示唆態様[例えば、大当りの信頼度を、色によって表した態様であったり%表示で数字によって表した態様]で表示する場合がある手段であり、
前記第一の演出モードにおける前記第一の場合に、前記2個目の保留アイコンによって表されていた保留を表す保留アイコンは少なくとも、表示を開始してから[例えば、図37(b)から、あるいは図35(e)から]保留アイコンとしての表示を終了するまで[例えば、図37(i)の直前まで、あるいは図35(k)の直前まで]は前記或る示唆態様で表示されることがなく、或る態様[例えば、演出モードAのデフォルトの表示態様(丸形の通常色の表示態様)]で表示され、
さらに、
遊技者が操作可能な操作手段[例えば、操作キーユニット190]を備え、
前記演出手段は、前記始動口への入球に基づいて図柄変動[例えば、普図表示装置210における普図の図柄変動あるいは第2特図表示装置214における特図2の図柄変動]に応じて装飾図柄の変動表示を実行する場合がある手段であり、
前記演出手段は、現在行われている図柄変動に対応した変動アイコン[例えば、図54に示す変動アイコンh0]を表示可能な手段であり、
前記変動アイコンは、表示態様が変化する場合があるものであり、
前記表示態様としては、少なくとも、第一の表示態様[例えば、デフォルト(白色)]と、第二の表示態様[例えば、青色]と、第三の表示態様[例えば、赤色]と、第四の表示態様[例えば、金色又は虹色]とがあり、
前記第一の表示態様の変動アイコンは、前記第二の表示態様の変動アイコンに変化する場合があり、
前記第一の表示態様の変動アイコンは、前記第三の表示態様の変動アイコンに変化する場合があり、
前記第一の表示態様の変動アイコンは、前記第四の表示態様の変動アイコンに変化する場合があり、
前記第二の表示態様の変動アイコンは、前記第一の表示態様の変動アイコンに変化する場合がなく、
前記第二の表示態様の変動アイコンは、前記第三の表示態様の変動アイコンに変化する場合があり、
前記第二の表示態様の変動アイコンは、前記第四の表示態様の変動アイコンに変化する場合があり、
前記第三の表示態様の変動アイコンは、前記第一の表示態様の変動アイコンに変化する場合がなく、
前記第三の表示態様の変動アイコンは、前記第二の表示態様の変動アイコンに変化する場合がなく、
前記第三の表示態様の変動アイコンは、前記第四の表示態様の変動アイコンに変化する場合があり、
前記第四の表示態様の変動アイコンは、前記第一の表示態様の変動アイコンに変化する場合がなく、
前記第四の表示態様の変動アイコンは、前記第二の表示態様の変動アイコンに変化する場合がなく、
前記第四の表示態様の変動アイコンは、前記第三の表示態様の変動アイコンに変化する場合がなく、
複数種類の演出モードの中から何れかの演出モードを前記操作手段の操作によって設定可能であり、
前記複数種類の演出モードのうちの一の種類の演出モードは、第一の演出モード[例えば、演出モードA(デフォルトモード)]であり、
前記複数種類の演出モードのうちの一の種類の演出モードは、第二の演出モード[例えば、演出モードC(先報知モード)]であり、
前記第一の演出モードにおいては当りとなる期待度が、前記第一の表示態様の変動アイコンよりも前記第二の表示態様の変動アイコンの方が高く、該第二の表示態様の変動アイコンよりも前記第三の表示態様の変動アイコンの方が高く、該第三の表示態様の変動アイコンよりも前記第四の表示態様の変動アイコンの方が高くなるように構成され[例えば、図52又は図53に示す表]、
前記第一の演出モードは、或る演出[例えば、先報知演出]を実行不可能なモードであり、
前記第二の演出モードは、前記或る演出[例えば、先報知演出]を実行可能なモードであり、
前記或る演出は、装飾図柄の変動表示が実行されている場合に前記始動口への遊技球の入賞(以下、「或る入賞」という。)があった際に該或る入賞に対応して開始される場合がある演出であり[例えば、図42(B)におけるスピーカ120からの特定音の出力とボタンランプ138の赤色発光(第2先報知演出)]、
前記或る演出は、前記或る入賞による保留が消化されて開始される装飾図柄の変動表示の実行中には該或る入賞に対応して開始されることがない演出であり[例えば、図42(E)~同図(G)の直前]、
前記第二の演出モードにおいて前記或る演出が実行された場合には、該或る演出の対象である前記変動アイコンが最終的に表示される表示態様として前記第二の表示態様よりも前記第三の表示態様の方が表示されやすく、該第二の表示態様よりも前記第四の表示態様の方が表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
であってもよい。
また、
『 始動口[例えば、普図始動口228あるいは特図2始動口232]への入球に基づく保留数の増加をカウント可能な主制御手段[例えば、主制御部300]と、
前記保留数が増加する場合に前記主制御手段から送信されてくる増加時信号[例えば、入賞時コマンド]を受信する副制御手段[例えば、第1副制御部400]と、
前記副制御手段によって制御される演出手段[例えば、装飾図柄表示装置208]と、
を備えた遊技台であって、
前記演出手段は、第一の表示領域[例えば、特図2の保留アイコン表示領域282、普図の保留アイコン表示領域281]に保留アイコンを表示可能な手段であり、
前記副制御手段は、前記増加時信号を正常に受信すると前記第一の表示領域に保留アイコンを表示させる手段であり[例えば、図37(b)~同図(c)、図38(g)~同図(h)、図32(b)~同図(c)、図33(b)~同図(c)、図35(b)~同図(c)]、
前記演出手段は、前記保留アイコンを1個表示している状態で、前記始動口に遊技球が1球入球したが前記副制御手段が前記保留数が2であることに対応する増加時信号を正常に受信できず[例えば、図37(a)、図32(d)、図33(d)、図35(d)]、その後、前記始動口に遊技球が1球入球して該副制御手段が該保留数が3であることに対応する増加時信号を正常に受信した或る場合(以下、「第一の場合」という。)[例えば、図37(b)、図32(e)、図33(e)、図35(e)]には、前記第一の表示領域で2個目の保留アイコン[例えば、第2保留アイコンh22]を表示するとともに3個目の保留アイコン[例えば、第3保留アイコンh23]も表示する手段であり、
前記演出手段は、第一の演出モード[例えば、演出モードA、演出モードBあるいは演出モードC]において前記保留アイコンを表示する場合、遊技者が有利な状態となる可能性を示唆する或る示唆態様[例えば、大当りの信頼度を、色によって表した態様であったり%表示で数字によって表した態様]で表示する場合がある手段であり、
前記第一の演出モードにおける前記第一の場合に、前記2個目の保留アイコンによって表されていた保留を表す保留アイコンは少なくとも、表示を開始してから[例えば、図37(b)から、あるいは図35(e)から]保留アイコンとしての表示を終了するまで[例えば、図37(i)の直前まで、あるいは図35(k)の直前まで]は前記或る示唆態様で表示されることがなく、或る態様[例えば、演出モードAのデフォルトの表示態様(丸形の通常色の表示態様)]で表示され、
さらに、
遊技者が操作可能な操作手段[例えば、操作キーユニット190]を備え、
前記演出手段は、前記始動口への入球に基づいて図柄変動[例えば、普図表示装置210における普図の図柄変動あるいは第2特図表示装置214における特図2の図柄変動]に応じて装飾図柄の変動表示を実行する場合がある手段であり、
前記保留アイコンは、表示態様が変化する場合があるものであり、
前記表示態様としては、少なくとも、第一の表示態様[例えば、デフォルト(白色)]と、第二の表示態様[例えば、青色]と、第三の表示態様[例えば、赤色]と、第四の表示態様[例えば、金色又は虹色]とがあり、
前記第一の表示態様の保留アイコンは、前記第二の表示態様の保留アイコンに変化する場合があり、
前記第一の表示態様の保留アイコンは、前記第三の表示態様の保留アイコンに変化する場合があり、
前記第一の表示態様の保留アイコンは、前記第四の表示態様の保留アイコンに変化する場合があり、
前記第二の表示態様の保留アイコンは、前記第一の表示態様の保留アイコンに変化する場合がなく、
前記第二の表示態様の保留アイコンは、前記第三の表示態様の保留アイコンに変化する場合があり、
前記第二の表示態様の保留アイコンは、前記第四の表示態様の保留アイコンに変化する場合があり、
前記第三の表示態様の保留アイコンは、前記第一の表示態様の保留アイコンに変化する場合がなく、
前記第三の表示態様の保留アイコンは、前記第二の表示態様の保留アイコンに変化する場合がなく、
前記第三の表示態様の保留アイコンは、前記第四の表示態様の保留アイコンに変化する場合があり、
前記第四の表示態様の保留アイコンは、前記第一の表示態様の保留アイコンに変化する場合がなく、
前記第四の表示態様の保留アイコンは、前記第二の表示態様の保留アイコンに変化する場合がなく、
前記第四の表示態様の保留アイコンは、前記第三の表示態様の保留アイコンに変化する場合がなく、
複数種類の演出モードの中から何れかの演出モードを前記操作手段の操作によって設定可能であり、
前記複数種類の演出モードのうちの一の種類の演出モードは、第一の演出モード[例えば、演出モードA(デフォルトモード)]であり、
前記複数種類の演出モードのうちの一の種類の演出モードは、第二の演出モード[例えば、演出モードC(先報知モード)]であり、
前記第一の演出モードにおいては当りとなる期待度が、前記第一の表示態様の保留アイコンよりも前記第二の表示態様の保留アイコンの方が高く、該第二の表示態様の保留アイコンよりも前記第三の表示態様の保留アイコンの方が高く、該第三の表示態様の保留アイコンよりも前記第四の表示態様の保留アイコンの方が高くなるように構成され[例えば、図52又は図53に示す表]、
前記第一の演出モードは、或る演出[例えば、先報知演出]を実行不可能なモードであり、
前記第二の演出モードは、前記或る演出[例えば、先報知演出]を実行可能なモードであり、
前記或る演出は、装飾図柄の変動表示が実行されている場合に前記始動口への遊技球の入賞(以下、「或る入賞」という。)があった際に該或る入賞に対応して開始される場合がある演出であり[例えば、図42(B)におけるスピーカ120からの特定音の出力とボタンランプ138の赤色発光(第2先報知演出)]、
前記或る演出は、前記或る入賞による保留が消化されて開始される装飾図柄の変動表示の実行中には該或る入賞に対応して開始されることがない演出であり[例えば、図42(E)~同図(G)の直前]、
前記第二の演出モードにおいて前記或る演出が実行された場合には、該或る演出の対象である前記保留アイコンが最終的に表示される表示態様として前記第二の表示態様よりも前記第三の表示態様の方が表示されやすく、該第二の表示態様よりも前記第四の表示態様の方が表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
であってもよい。
あるいは、
『 始動口[例えば、普図始動口228あるいは特図2始動口232]への入球に基づく保留数の増加をカウント可能な主制御手段[例えば、主制御部300]と、
前記保留数が増加する場合に前記主制御手段から送信されてくる増加時信号[例えば、入賞時コマンド]を受信する副制御手段[例えば、第1副制御部400]と、
前記副制御手段によって制御される演出手段[例えば、装飾図柄表示装置208]と、
を備えた遊技台であって、
前記演出手段は、第一の表示領域[例えば、特図2の保留アイコン表示領域282、普図の保留アイコン表示領域281]に保留アイコンを表示可能な手段であり、
前記演出手段は、第二の表示領域[例えば、第4図柄表示領域284における特図2の保留数報知領域、第4図柄表示領域284における普図の保留数報知領域]に保留数表示を表示可能な手段であり、
前記副制御手段は、前記増加時信号を正常に受信すると前記第一の表示領域に保留アイコンを表示させる手段であり[例えば、図37(b)~同図(c)、図38(g)~同図(h)、図32(b)~同図(c)、図33(b)~同図(c)、図35(b)~同図(c)]、
前記副制御手段は、前記増加時信号を正常に受信すると前記保留数表示の値を更新表示させる手段であり[例えば、図37(b)、図38(g)、図32(b)、図33(b)、図35(b)]、
前記演出手段は、前記保留アイコンを1個表示している状態[例えば、図37(a)に示す状態]で、前記始動口に遊技球が1球入球したが前記副制御手段が前記保留数が2であることに対応する増加時信号を正常に受信できず、その後、前記始動口に遊技球が1球入球して該副制御手段が該保留数が3であることに対応する増加時信号を正常に受信した或る場合(以下、「第一の場合」という。)[例えば、図37(b)]には、前記第一の表示領域で2個目の保留アイコン[例えば、第2保留アイコンh22]を表示するとともに3個目の保留アイコン[例えば、第3保留アイコンh23]も表示する一方、前記第二の表示領域では保留数表示の値を2に更新することなく3に更新して表示する[例えば、2を飛び越えて1から3に一気に更新表示する]手段であり、
前記演出手段は、前記保留アイコンを2個表示している状態[例えば、図35(h)]で、前記始動口に遊技球が1球入球したが前記副制御手段が前記保留数が3であることに対応する増加時信号を正常に受信できず[例えば、図35(i)]、その後、次の変動表示が開始され、変動開始時信号[例えば、図柄変動開始コマンド]を正常に受信した或る場合[例えば、図35(k)]に、前記第二の表示領域では保留数表示の値を更新せずに2を表示する手段[例えば、図35(k)に示す第4図柄表示領域284における特図2の保留数報知領域]であり、
前記演出手段は、第一の演出モードにおいて前記保留アイコンを表示する場合、遊技者が有利な状態となる可能性を示唆する或る示唆態様で表示する場合がある手段であり、
前記第一の演出モードにおける前記第一の場合に、前記2個目の保留アイコンによって表されていた保留を表す保留アイコンは少なくとも、表示を開始してから[例えば、図37(b)から、あるいは図35(e)から]保留アイコンとしての表示を終了するまで[例えば、図37(i)の直前まで、あるいは図35(k)の直前まで]は前記或る示唆態様で表示されることがなく、或る態様[例えば、演出モードAのデフォルトの表示態様(丸形の通常色の表示態様)]で表示され、
さらに、
遊技者が操作可能な操作手段[例えば、操作キーユニット190]を備え、
前記演出手段は、前記始動口への入球に基づいて図柄変動[例えば、普図表示装置210における普図の図柄変動あるいは第2特図表示装置214における特図2の図柄変動]に応じて装飾図柄の変動表示を実行する場合がある手段であり、
前記演出手段は、現在行われている図柄変動に対応した変動アイコン[例えば、図54に示す変動アイコンh0]を表示可能な手段であり、
前記変動アイコンは、表示態様が変化する場合があるものであり、
前記表示態様としては、少なくとも、第一の表示態様[例えば、デフォルト(白色)]と、第二の表示態様[例えば、青色]と、第三の表示態様[例えば、赤色]と、第四の表示態様[例えば、金色又は虹色]とがあり、
前記第一の表示態様の変動アイコンは、前記第二の表示態様の変動アイコンに変化する場合があり、
前記第一の表示態様の変動アイコンは、前記第三の表示態様の変動アイコンに変化する場合があり、
前記第一の表示態様の変動アイコンは、前記第四の表示態様の変動アイコンに変化する場合があり、
前記第二の表示態様の変動アイコンは、前記第一の表示態様の変動アイコンに変化する場合がなく、
前記第二の表示態様の変動アイコンは、前記第三の表示態様の変動アイコンに変化する場合があり、
前記第二の表示態様の変動アイコンは、前記第四の表示態様の変動アイコンに変化する場合があり、
前記第三の表示態様の変動アイコンは、前記第一の表示態様の変動アイコンに変化する場合がなく、
前記第三の表示態様の変動アイコンは、前記第二の表示態様の変動アイコンに変化する場合がなく、
前記第三の表示態様の変動アイコンは、前記第四の表示態様の変動アイコンに変化する場合があり、
前記第四の表示態様の変動アイコンは、前記第一の表示態様の変動アイコンに変化する場合がなく、
前記第四の表示態様の変動アイコンは、前記第二の表示態様の変動アイコンに変化する場合がなく、
前記第四の表示態様の変動アイコンは、前記第三の表示態様の変動アイコンに変化する場合がなく、
複数種類の演出モードの中から何れかの演出モードを前記操作手段の操作によって設定可能であり、
前記複数種類の演出モードのうちの一の種類の演出モードは、第一の演出モード[例えば、演出モードA(デフォルトモード)]であり、
前記複数種類の演出モードのうちの一の種類の演出モードは、第二の演出モード[例えば、演出モードC(先報知モード)]であり、
前記第一の演出モードにおいては当りとなる期待度が、前記第一の表示態様の変動アイコンよりも前記第二の表示態様の変動アイコンの方が高く、該第二の表示態様の変動アイコンよりも前記第三の表示態様の変動アイコンの方が高く、該第三の表示態様の変動アイコンよりも前記第四の表示態様の変動アイコンの方が高くなるように構成され[例えば、図52又は図53に示す表]、
前記第一の演出モードは、或る演出[例えば、先報知演出]を実行不可能なモードであり、
前記第二の演出モードは、前記或る演出[例えば、先報知演出]を実行可能なモードであり、
前記或る演出は、装飾図柄の変動表示が実行されている場合に前記始動口への遊技球の入賞(以下、「或る入賞」という。)があった際に該或る入賞に対応して開始される場合がある演出であり[例えば、図42(B)におけるスピーカ120からの特定音の出力とボタンランプ138の赤色発光(第2先報知演出)]、
前記或る演出は、前記或る入賞による保留が消化されて開始される装飾図柄の変動表示の実行中には該或る入賞に対応して開始されることがない演出であり[例えば、図42(E)~同図(G)の直前]、
前記第二の演出モードにおいて前記或る演出が実行された場合には、該或る演出の対象である前記変動アイコンが最終的に表示される表示態様として前記第二の表示態様よりも前記第三の表示態様の方が表示されやすく、該第二の表示態様よりも前記第四の表示態様の方が表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
であってもよい。
また、
『 始動口[例えば、普図始動口228あるいは特図2始動口232]への入球に基づく保留数の増加をカウント可能な主制御手段[例えば、主制御部300]と、
前記保留数が増加する場合に前記主制御手段から送信されてくる増加時信号[例えば、入賞時コマンド]を受信する副制御手段[例えば、第1副制御部400]と、
前記副制御手段によって制御される演出手段[例えば、装飾図柄表示装置208]と、
を備えた遊技台であって、
前記演出手段は、第一の表示領域[例えば、特図2の保留アイコン表示領域282、普図の保留アイコン表示領域281]に保留アイコンを表示可能な手段であり、
前記演出手段は、第二の表示領域[例えば、第4図柄表示領域284における特図2の保留数報知領域、第4図柄表示領域284における普図の保留数報知領域]に保留数表示を表示可能な手段であり、
前記副制御手段は、前記増加時信号を正常に受信すると前記第一の表示領域に保留アイコンを表示させる手段であり[例えば、図37(b)~同図(c)、図38(g)~同図(h)、図32(b)~同図(c)、図33(b)~同図(c)、図35(b)~同図(c)]、
前記副制御手段は、前記増加時信号を正常に受信すると前記保留数表示の値を更新表示させる手段であり[例えば、図37(b)、図38(g)、図32(b)、図33(b)、図35(b)]、
前記演出手段は、前記保留アイコンを1個表示している状態[例えば、図37(a)に示す状態]で、前記始動口に遊技球が1球入球したが前記副制御手段が前記保留数が2であることに対応する増加時信号を正常に受信できず、その後、前記始動口に遊技球が1球入球して該副制御手段が該保留数が3であることに対応する増加時信号を正常に受信した或る場合(以下、「第一の場合」という。)[例えば、図37(b)]には、前記第一の表示領域で2個目の保留アイコン[例えば、第2保留アイコンh22]を表示するとともに3個目の保留アイコン[例えば、第3保留アイコンh23]も表示する一方、前記第二の表示領域では保留数表示の値を2に更新することなく3に更新して表示する[例えば、2を飛び越えて1から3に一気に更新表示する]手段であり、
前記演出手段は、前記保留アイコンを2個表示している状態[例えば、図35(h)]で、前記始動口に遊技球が1球入球したが前記副制御手段が前記保留数が3であることに対応する増加時信号を正常に受信できず[例えば、図35(i)]、その後、次の変動表示が開始され、変動開始時信号[例えば、図柄変動開始コマンド]を正常に受信した或る場合[例えば、図35(k)]に、前記第二の表示領域では保留数表示の値を更新せずに2を表示する手段[例えば、図35(k)に示す第4図柄表示領域284における特図2の保留数報知領域]であり、
前記演出手段は、第一の演出モードにおいて前記保留アイコンを表示する場合、遊技者が有利な状態となる可能性を示唆する或る示唆態様で表示する場合がある手段であり、
前記第一の演出モードにおける前記第一の場合に、前記2個目の保留アイコンによって表されていた保留を表す保留アイコンは少なくとも、表示を開始してから[例えば、図37(b)から、あるいは図35(e)から]保留アイコンとしての表示を終了するまで[例えば、図37(i)の直前まで、あるいは図35(k)の直前まで]は前記或る示唆態様で表示されることがなく、或る態様[例えば、演出モードAのデフォルトの表示態様(丸形の通常色の表示態様)]で表示され、
さらに、
遊技者が操作可能な操作手段[例えば、操作キーユニット190]を備え、
前記演出手段は、前記始動口への入球に基づいて図柄変動[例えば、普図表示装置210における普図の図柄変動あるいは第2特図表示装置214における特図2の図柄変動]に応じて装飾図柄の変動表示を実行する場合がある手段であり、
前記保留アイコンは、表示態様が変化する場合があるものであり、
前記表示態様としては、少なくとも、第一の表示態様[例えば、デフォルト(白色)]と、第二の表示態様[例えば、青色]と、第三の表示態様[例えば、赤色]と、第四の表示態様[例えば、金色又は虹色]とがあり、
前記第一の表示態様の保留アイコンは、前記第二の表示態様の保留アイコンに変化する場合があり、
前記第一の表示態様の保留アイコンは、前記第三の表示態様の保留アイコンに変化する場合があり、
前記第一の表示態様の保留アイコンは、前記第四の表示態様の保留アイコンに変化する場合があり、
前記第二の表示態様の保留アイコンは、前記第一の表示態様の保留アイコンに変化する場合がなく、
前記第二の表示態様の保留アイコンは、前記第三の表示態様の保留アイコンに変化する場合があり、
前記第二の表示態様の保留アイコンは、前記第四の表示態様の保留アイコンに変化する場合があり、
前記第三の表示態様の保留アイコンは、前記第一の表示態様の保留アイコンに変化する場合がなく、
前記第三の表示態様の保留アイコンは、前記第二の表示態様の保留アイコンに変化する場合がなく、
前記第三の表示態様の保留アイコンは、前記第四の表示態様の保留アイコンに変化する場合があり、
前記第四の表示態様の保留アイコンは、前記第一の表示態様の保留アイコンに変化する場合がなく、
前記第四の表示態様の保留アイコンは、前記第二の表示態様の保留アイコンに変化する場合がなく、
前記第四の表示態様の保留アイコンは、前記第三の表示態様の保留アイコンに変化する場合がなく、
複数種類の演出モードの中から何れかの演出モードを前記操作手段の操作によって設定可能であり、
前記複数種類の演出モードのうちの一の種類の演出モードは、第一の演出モード[例えば、演出モードA(デフォルトモード)]であり、
前記複数種類の演出モードのうちの一の種類の演出モードは、第二の演出モード[例えば、演出モードC(先報知モード)]であり、
前記第一の演出モードにおいては当りとなる期待度が、前記第一の表示態様の保留アイコンよりも前記第二の表示態様の保留アイコンの方が高く、該第二の表示態様の保留アイコンよりも前記第三の表示態様の保留アイコンの方が高く、該第三の表示態様の保留アイコンよりも前記第四の表示態様の保留アイコンの方が高くなるように構成され[例えば、図52又は図53に示す表]、
前記第一の演出モードは、或る演出[例えば、先報知演出]を実行不可能なモードであり、
前記第二の演出モードは、前記或る演出[例えば、先報知演出]を実行可能なモードであり、
前記或る演出は、装飾図柄の変動表示が実行されている場合に前記始動口への遊技球の入賞(以下、「或る入賞」という。)があった際に該或る入賞に対応して開始される場合がある演出であり[例えば、図42(B)におけるスピーカ120からの特定音の出力とボタンランプ138の赤色発光(第2先報知演出)]、
前記或る演出は、前記或る入賞による保留が消化されて開始される装飾図柄の変動表示の実行中には該或る入賞に対応して開始されることがない演出であり[例えば、図42(E)~同図(G)の直前]、
前記第二の演出モードにおいて前記或る演出が実行された場合には、該或る演出の対象である前記保留アイコンが最終的に表示される表示態様として前記第二の表示態様よりも前記第三の表示態様の方が表示されやすく、該第二の表示態様よりも前記第四の表示態様の方が表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
であってもよい。
あるいは、
『 始動口[例えば、普図始動口228あるいは特図2始動口232]への入球に基づく保留数の増加をカウント可能な主制御手段[例えば、主制御部300]と、
前記保留数が増加する場合に前記主制御手段から送信されてくる増加時信号[例えば、入賞時コマンド]を受信する副制御手段[例えば、第1副制御部400]と、
前記副制御手段によって制御される演出手段[例えば、装飾図柄表示装置208]と、
を備えた遊技台であって、
前記演出手段は、第一の表示領域[例えば、特図2の保留アイコン表示領域282、普図の保留アイコン表示領域281]に保留アイコンを表示可能な手段であり、
前記副制御手段は、前記増加時信号を正常に受信すると前記第一の表示領域に保留アイコンを表示させる手段であり[例えば、図37(b)~同図(c)、図38(g)~同図(h)、図32(b)~同図(c)、図33(b)~同図(c)、図35(b)~同図(c)]、
前記演出手段は、前記保留アイコンを1個表示している状態で、前記始動口に遊技球が1球入球したが前記副制御手段が前記保留数が2であることに対応する増加時信号を正常に受信できず[例えば、図37(a)、図32(d)、図33(d)、図35(d)]、その後、前記始動口に遊技球が1球入球して該副制御手段が該保留数が3であることに対応する増加時信号を正常に受信した或る場合(以下、「第一の場合」という。)[例えば、図37(b)、図32(e)、図33(e)、図35(e)]には、前記第一の表示領域で2個目の保留アイコン[例えば、第2保留アイコンh22]を表示するとともに3個目の保留アイコン[例えば、第3保留アイコンh23]も表示する手段であり、
前記演出手段は、第一の演出モード[例えば、演出モードA、演出モードBあるいは演出モードC]において前記保留アイコンを表示する場合、遊技者が有利な状態となる可能性を示唆する或る示唆態様[例えば、大当りの信頼度を、色によって表した態様であったり%表示で数字によって表した態様]で表示する場合がある手段であり、
前記第一の演出モードにおける前記第一の場合に、前記2個目の保留アイコンによって表されていた保留を表す保留アイコン(以下、「先保留アイコン」という。)は少なくとも、表示を開始してから[例えば、図37(b)から、あるいは図35(e)から]保留アイコンとしての表示を終了するまで[例えば、図37(i)の直前まで、あるいは図35(k)の直前まで]は前記或る示唆態様で表示されることがなく、或る態様[例えば、演出モードAのデフォルトの表示態様(丸形の通常色の表示態様)]で表示され、
前記第一の演出モード[例えば、演出モードA]において、前記第一の場合における前記第一の表示領域で1個目の保留アイコンと前記2個目の保留アイコンと前記3個目の保留アイコンを表示している状態[例えば、図37(c)]で、前記始動口に遊技球が1球入球して前記副制御手段が前記保留数が4であることに対応する増加時信号[例えば、入賞時コマンド]を正常に受信した或る場合[例えば、図37(d)]に、表示された4個目の保留アイコン[例えば、第4保留アイコンh24]によって表されていた保留を表す保留アイコン(以下、「後保留アイコン」という。)は、表示を開始してから[例えば、図37(d)から]前記先保留アイコンが保留アイコンとしての表示を終了するまで[例えば、図37(i)の直前まで]は少なくとも前記或る示唆態様で表示されることがなく、前記或る態様で表示され[例えば、図37(d)及び同図(e)に示す第4保留アイコンh24及び同図(f)~同図(h)に示す第3保留アイコンh23]、
前記先保留アイコンが保留アイコンとしての表示を終了した後では、前記後保留アイコンが表示態様を前記或る示唆態様に変化させる場合があり[例えば、図37(i)]、
さらに、
遊技者が操作可能な操作手段[例えば、操作キーユニット190]を備え、
前記演出手段は、前記始動口への入球に基づいて図柄変動[例えば、普図表示装置210における普図の図柄変動あるいは第2特図表示装置214における特図2の図柄変動]に応じて装飾図柄の変動表示を実行する場合がある手段であり、
前記演出手段は、現在行われている図柄変動に対応した変動アイコン[例えば、図54に示す変動アイコンh0]を表示可能な手段であり、
前記変動アイコンは、表示態様が変化する場合があるものであり、
前記表示態様としては、少なくとも、第一の表示態様[例えば、デフォルト(白色)]と、第二の表示態様[例えば、青色]と、第三の表示態様[例えば、赤色]と、第四の表示態様[例えば、金色又は虹色]とがあり、
前記第一の表示態様の変動アイコンは、前記第二の表示態様の変動アイコンに変化する場合があり、
前記第一の表示態様の変動アイコンは、前記第三の表示態様の変動アイコンに変化する場合があり、
前記第一の表示態様の変動アイコンは、前記第四の表示態様の変動アイコンに変化する場合があり、
前記第二の表示態様の変動アイコンは、前記第一の表示態様の変動アイコンに変化する場合がなく、
前記第二の表示態様の変動アイコンは、前記第三の表示態様の変動アイコンに変化する場合があり、
前記第二の表示態様の変動アイコンは、前記第四の表示態様の変動アイコンに変化する場合があり、
前記第三の表示態様の変動アイコンは、前記第一の表示態様の変動アイコンに変化する場合がなく、
前記第三の表示態様の変動アイコンは、前記第二の表示態様の変動アイコンに変化する場合がなく、
前記第三の表示態様の変動アイコンは、前記第四の表示態様の変動アイコンに変化する場合があり、
前記第四の表示態様の変動アイコンは、前記第一の表示態様の変動アイコンに変化する場合がなく、
前記第四の表示態様の変動アイコンは、前記第二の表示態様の変動アイコンに変化する場合がなく、
前記第四の表示態様の変動アイコンは、前記第三の表示態様の変動アイコンに変化する場合がなく、
複数種類の演出モードの中から何れかの演出モードを前記操作手段の操作によって設定可能であり、
前記複数種類の演出モードのうちの一の種類の演出モードは、第一の演出モード[例えば、演出モードA(デフォルトモード)]であり、
前記複数種類の演出モードのうちの一の種類の演出モードは、第二の演出モード[例えば、演出モードC(先報知モード)]であり、
前記第一の演出モードにおいては当りとなる期待度が、前記第一の表示態様の変動アイコンよりも前記第二の表示態様の変動アイコンの方が高く、該第二の表示態様の変動アイコンよりも前記第三の表示態様の変動アイコンの方が高く、該第三の表示態様の変動アイコンよりも前記第四の表示態様の変動アイコンの方が高くなるように構成され[例えば、図52又は図53に示す表]、
前記第一の演出モードは、或る演出[例えば、先報知演出]を実行不可能なモードであり、
前記第二の演出モードは、前記或る演出[例えば、先報知演出]を実行可能なモードであり、
前記或る演出は、装飾図柄の変動表示が実行されている場合に前記始動口への遊技球の入賞(以下、「或る入賞」という。)があった際に該或る入賞に対応して開始される場合がある演出であり[例えば、図42(B)におけるスピーカ120からの特定音の出力とボタンランプ138の赤色発光(第2先報知演出)]、
前記或る演出は、前記或る入賞による保留が消化されて開始される装飾図柄の変動表示の実行中には該或る入賞に対応して開始されることがない演出であり[例えば、図42(E)~同図(G)の直前]、
前記第二の演出モードにおいて前記或る演出が実行された場合には、該或る演出の対象である前記変動アイコンが最終的に表示される表示態様として前記第二の表示態様よりも前記第三の表示態様の方が表示されやすく、該第二の表示態様よりも前記第四の表示態様の方が表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
であってもよい。
また、
『 始動口[例えば、普図始動口228あるいは特図2始動口232]への入球に基づく保留数の増加をカウント可能な主制御手段[例えば、主制御部300]と、
前記保留数が増加する場合に前記主制御手段から送信されてくる増加時信号[例えば、入賞時コマンド]を受信する副制御手段[例えば、第1副制御部400]と、
前記副制御手段によって制御される演出手段[例えば、装飾図柄表示装置208]と、
を備えた遊技台であって、
前記演出手段は、第一の表示領域[例えば、特図2の保留アイコン表示領域282、普図の保留アイコン表示領域281]に保留アイコンを表示可能な手段であり、
前記副制御手段は、前記増加時信号を正常に受信すると前記第一の表示領域に保留アイコンを表示させる手段であり[例えば、図37(b)~同図(c)、図38(g)~同図(h)、図32(b)~同図(c)、図33(b)~同図(c)、図35(b)~同図(c)]、
前記演出手段は、前記保留アイコンを1個表示している状態で、前記始動口に遊技球が1球入球したが前記副制御手段が前記保留数が2であることに対応する増加時信号を正常に受信できず[例えば、図37(a)、図32(d)、図33(d)、図35(d)]、その後、前記始動口に遊技球が1球入球して該副制御手段が該保留数が3であることに対応する増加時信号を正常に受信した或る場合(以下、「第一の場合」という。)[例えば、図37(b)、図32(e)、図33(e)、図35(e)]には、前記第一の表示領域で2個目の保留アイコン[例えば、第2保留アイコンh22]を表示するとともに3個目の保留アイコン[例えば、第3保留アイコンh23]も表示する手段であり、
前記演出手段は、第一の演出モード[例えば、演出モードA、演出モードBあるいは演出モードC]において前記保留アイコンを表示する場合、遊技者が有利な状態となる可能性を示唆する或る示唆態様[例えば、大当りの信頼度を、色によって表した態様であったり%表示で数字によって表した態様]で表示する場合がある手段であり、
前記第一の演出モードにおける前記第一の場合に、前記2個目の保留アイコンによって表されていた保留を表す保留アイコン(以下、「先保留アイコン」という。)は少なくとも、表示を開始してから[例えば、図37(b)から、あるいは図35(e)から]保留アイコンとしての表示を終了するまで[例えば、図37(i)の直前まで、あるいは図35(k)の直前まで]は前記或る示唆態様で表示されることがなく、或る態様[例えば、演出モードAのデフォルトの表示態様(丸形の通常色の表示態様)]で表示され、
前記第一の演出モード[例えば、演出モードA]において、前記第一の場合における前記第一の表示領域で1個目の保留アイコンと前記2個目の保留アイコンと前記3個目の保留アイコンを表示している状態[例えば、図37(c)]で、前記始動口に遊技球が1球入球して前記副制御手段が前記保留数が4であることに対応する増加時信号[例えば、入賞時コマンド]を正常に受信した或る場合[例えば、図37(d)]に、表示された4個目の保留アイコン[例えば、第4保留アイコンh24]によって表されていた保留を表す保留アイコン(以下、「後保留アイコン」という。)は、表示を開始してから[例えば、図37(d)から]前記先保留アイコンが保留アイコンとしての表示を終了するまで[例えば、図37(i)の直前まで]は少なくとも前記或る示唆態様で表示されることがなく、前記或る態様で表示され[例えば、図37(d)及び同図(e)に示す第4保留アイコンh24及び同図(f)~同図(h)に示す第3保留アイコンh23]、
前記先保留アイコンが保留アイコンとしての表示を終了した後では、前記後保留アイコンが表示態様を前記或る示唆態様に変化させる場合があり[例えば、図37(i)]、
さらに、
遊技者が操作可能な操作手段[例えば、操作キーユニット190]を備え、
前記演出手段は、前記始動口への入球に基づいて図柄変動[例えば、普図表示装置210における普図の図柄変動あるいは第2特図表示装置214における特図2の図柄変動]に応じて装飾図柄の変動表示を実行する場合がある手段であり、
前記保留アイコンは、表示態様が変化する場合があるものであり、
前記表示態様としては、少なくとも、第一の表示態様[例えば、デフォルト(白色)]と、第二の表示態様[例えば、青色]と、第三の表示態様[例えば、赤色]と、第四の表示態様[例えば、金色又は虹色]とがあり、
前記第一の表示態様の保留アイコンは、前記第二の表示態様の保留アイコンに変化する場合があり、
前記第一の表示態様の保留アイコンは、前記第三の表示態様の保留アイコンに変化する場合があり、
前記第一の表示態様の保留アイコンは、前記第四の表示態様の保留アイコンに変化する場合があり、
前記第二の表示態様の保留アイコンは、前記第一の表示態様の保留アイコンに変化する場合がなく、
前記第二の表示態様の保留アイコンは、前記第三の表示態様の保留アイコンに変化する場合があり、
前記第二の表示態様の保留アイコンは、前記第四の表示態様の保留アイコンに変化する場合があり、
前記第三の表示態様の保留アイコンは、前記第一の表示態様の保留アイコンに変化する場合がなく、
前記第三の表示態様の保留アイコンは、前記第二の表示態様の保留アイコンに変化する場合がなく、
前記第三の表示態様の保留アイコンは、前記第四の表示態様の保留アイコンに変化する場合があり、
前記第四の表示態様の保留アイコンは、前記第一の表示態様の保留アイコンに変化する場合がなく、
前記第四の表示態様の保留アイコンは、前記第二の表示態様の保留アイコンに変化する場合がなく、
前記第四の表示態様の保留アイコンは、前記第三の表示態様の保留アイコンに変化する場合がなく、
複数種類の演出モードの中から何れかの演出モードを前記操作手段の操作によって設定可能であり、
前記複数種類の演出モードのうちの一の種類の演出モードは、第一の演出モード[例えば、演出モードA(デフォルトモード)]であり、
前記複数種類の演出モードのうちの一の種類の演出モードは、第二の演出モード[例えば、演出モードC(先報知モード)]であり、
前記第一の演出モードにおいては当りとなる期待度が、前記第一の表示態様の保留アイコンよりも前記第二の表示態様の保留アイコンの方が高く、該第二の表示態様の保留アイコンよりも前記第三の表示態様の保留アイコンの方が高く、該第三の表示態様の保留アイコンよりも前記第四の表示態様の保留アイコンの方が高くなるように構成され[例えば、図52又は図53に示す表]、
前記第一の演出モードは、或る演出[例えば、先報知演出]を実行不可能なモードであり、
前記第二の演出モードは、前記或る演出[例えば、先報知演出]を実行可能なモードであり、
前記或る演出は、装飾図柄の変動表示が実行されている場合に前記始動口への遊技球の入賞(以下、「或る入賞」という。)があった際に該或る入賞に対応して開始される場合がある演出であり[例えば、図42(B)におけるスピーカ120からの特定音の出力とボタンランプ138の赤色発光(第2先報知演出)]、
前記或る演出は、前記或る入賞による保留が消化されて開始される装飾図柄の変動表示の実行中には該或る入賞に対応して開始されることがない演出であり[例えば、図42(E)~同図(G)の直前]、
前記第二の演出モードにおいて前記或る演出が実行された場合には、該或る演出の対象である前記保留アイコンが最終的に表示される表示態様として前記第二の表示態様よりも前記第三の表示態様の方が表示されやすく、該第二の表示態様よりも前記第四の表示態様の方が表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
であってもよい。
あるいは、
『 始動口[例えば、普図始動口228あるいは特図2始動口232]への入球に基づく保留数の増加をカウント可能な主制御手段[例えば、主制御部300]と、
前記保留数が増加する場合に前記主制御手段から送信されてくる増加時信号[例えば、入賞時コマンド]を受信する副制御手段[例えば、第1副制御部400]と、
前記副制御手段によって制御される演出手段[例えば、装飾図柄表示装置208]と、
遊技者が操作可能な操作手段[例えば、操作キーユニット190]と、
を備えた遊技台であって、
複数種類の演出モードの中から何れかの演出モードを前記操作手段の操作によって設定可能であり、
前記複数種類の演出モードのうちの一の種類の演出モードは、第一の演出モード[例えば、演出モードA(デフォルトモード)]であり、
前記複数種類の演出モードのうちの一の種類の演出モードは、第二の演出モード[例えば、演出モードC(先報知モード)]であり、
前記第一の演出モードは、或る演出[例えば、先報知演出]を実行不可能なモードであり、
前記第二の演出モードは、前記或る演出[例えば、先報知演出]を実行可能なモードであり、
前記演出手段は、第一の表示領域[例えば、特図2の保留アイコン表示領域282、普図の保留アイコン表示領域281]に保留アイコンを表示可能な手段であり、
前記副制御手段は、前記増加時信号を正常に受信すると前記第一の表示領域に保留アイコンを表示させる手段であり[例えば、図37(b)~同図(c)、図38(g)~同図(h)、図32(b)~同図(c)、図33(b)~同図(c)、図35(b)~同図(c)]、
前記演出手段は、前記保留アイコンを1個表示している状態で、前記始動口に遊技球が1球入球したが前記副制御手段が前記保留数が2であることに対応する増加時信号を正常に受信できず[例えば、図37(a)、図32(d)、図33(d)、図35(d)]、その後、前記始動口に遊技球が1球入球して該副制御手段が該保留数が3であることに対応する増加時信号を正常に受信した或る場合(以下、「第一の場合」という。)[例えば、図37(b)、図32(e)、図33(e)、図35(e)]には、前記第一の表示領域で2個目の保留アイコン[例えば、第2保留アイコンh22]を表示するとともに3個目の保留アイコン[例えば、第3保留アイコンh23]も表示する手段であり、
前記演出手段は、前記保留アイコンを表示する場合、遊技者が有利な状態となる可能性を示唆する或る示唆態様[例えば、大当りの信頼度を、色によって表した態様であったり%表示で数字によって表した態様]で表示する場合がある手段であり、
前記第一の場合に、前記2個目の保留アイコンによって表されていた保留を表す保留アイコン(以下、「先保留アイコン」という。)は少なくとも、表示を開始してから[例えば、図37(b)から、あるいは図35(e)から]保留アイコンとしての表示を終了するまで[例えば、図37(i)の直前まで、あるいは図35(k)の直前まで]は前記或る示唆態様で表示されることがなく、或る態様[例えば、演出モードAのデフォルトの表示態様(丸形の通常色の表示態様)]で表示され、
前記第一の場合における前記第一の表示領域で1個目の保留アイコンと前記2個目の保留アイコンと前記3個目の保留アイコンを表示している状態[例えば、図37(c)]で、前記始動口に遊技球が1球入球して前記副制御手段が前記保留数が4であることに対応する増加時信号[例えば、入賞時コマンド]を正常に受信した前記第二の演出モードにおける或る場合(以下、「第二の場合」という。)[例えば、図37(d)]に、表示された4個目の保留アイコン[例えば、第4保留アイコンh24]によって表されていた保留を表す保留アイコン(以下、「後保留アイコン」という。)は、表示を開始してから[例えば、図37(d)から]前記先保留アイコンが保留アイコンとしての表示を終了するまで[例えば、図37(i)の直前まで]は少なくとも前記或る示唆態様で表示されることがなく、前記或る態様で表示され[例えば、図37(d)及び同図(e)に示す第4保留アイコンh24及び同図(f)~同図(h)に示す第3保留アイコンh23]、
前記先保留アイコンが保留アイコンとしての表示を終了した後では、前記後保留アイコンが表示態様を前記或る示唆態様に変化させる場合があり[例えば、図37(i)]、
前記第二の場合における前記第一の表示領域で前記1個目の保留アイコンと前記2個目の保留アイコンと前記3個目の保留アイコンと前記4個目の保留アイコンを表示している状態[例えば、図37(e)に示す状態]で電断が発生し、該電断から復電して第一の表示領域の表示が復帰した或る場合には、前記先保留アイコンが保留アイコンとしての表示を終了[例えば、図36(j)]した後であっても前記後保留アイコンが保留アイコンとしての表示を終了するまでは少なくとも該後保留アイコンが表示態様を前記或る示唆態様に変化させる場合がなく、
さらに、
前記演出手段は、前記始動口への入球に基づいて図柄変動[例えば、普図表示装置210における普図の図柄変動あるいは第2特図表示装置214における特図2の図柄変動]に応じて装飾図柄の変動表示を実行する場合がある手段であり、
前記演出手段は、現在行われている図柄変動に対応した変動アイコン[例えば、図54に示す変動アイコンh0]を表示可能な手段であり、
前記変動アイコンは、表示態様が変化する場合があるものであり、
前記表示態様としては、少なくとも、第一の表示態様[例えば、デフォルト(白色)]と、第二の表示態様[例えば、青色]と、第三の表示態様[例えば、赤色]と、第四の表示態様[例えば、金色又は虹色]とがあり、
前記第一の表示態様の変動アイコンは、前記第二の表示態様の変動アイコンに変化する場合があり、
前記第一の表示態様の変動アイコンは、前記第三の表示態様の変動アイコンに変化する場合があり、
前記第一の表示態様の変動アイコンは、前記第四の表示態様の変動アイコンに変化する場合があり、
前記第二の表示態様の変動アイコンは、前記第一の表示態様の変動アイコンに変化する場合がなく、
前記第二の表示態様の変動アイコンは、前記第三の表示態様の変動アイコンに変化する場合があり、
前記第二の表示態様の変動アイコンは、前記第四の表示態様の変動アイコンに変化する場合があり、
前記第三の表示態様の変動アイコンは、前記第一の表示態様の変動アイコンに変化する場合がなく、
前記第三の表示態様の変動アイコンは、前記第二の表示態様の変動アイコンに変化する場合がなく、
前記第三の表示態様の変動アイコンは、前記第四の表示態様の変動アイコンに変化する場合があり、
前記第四の表示態様の変動アイコンは、前記第一の表示態様の変動アイコンに変化する場合がなく、
前記第四の表示態様の変動アイコンは、前記第二の表示態様の変動アイコンに変化する場合がなく、
前記第四の表示態様の変動アイコンは、前記第三の表示態様の変動アイコンに変化する場合がなく、
前記第一の演出モードにおいては当りとなる期待度が、前記第一の表示態様の変動アイコンよりも前記第二の表示態様の変動アイコンの方が高く、該第二の表示態様の変動アイコンよりも前記第三の表示態様の変動アイコンの方が高く、該第三の表示態様の変動アイコンよりも前記第四の表示態様の変動アイコンの方が高くなるように構成され[例えば、図52又は図53に示す表]、
前記或る演出は、装飾図柄の変動表示が実行されている場合に前記始動口への遊技球の入球(以下、「或る入球」という。)があった際に開始される場合がある演出[例えば、入賞時(保留発生時)に実行される演出]であり、
前記或る演出は、前記或る入球による保留が消化されて開始される図柄変動の結果が当りか否かに関する演出であり、
前記第二の演出モードにおいて前記或る演出が実行された場合には、該或る演出の対象である図柄変動に対応する前記変動アイコンが最終的に表示される表示態様として前記第二の表示態様よりも前記第三の表示態様の方が表示されやすく、該第二の表示態様よりも前記第四の表示態様の方が表示されやすく、
前記第二の場合において、前記4個目の保留アイコンを表示する契機となる前記始動口への遊技球の入球があった際に、前記或る演出を開始可能であり、
前記或る演出には、少なくとも第一の或る演出[例えば、第一先報知演出(発光手段の通常色の発光と特定音の出力無)]と、第二の或る演出[例えば、第二先報知演出(発光手段の特定色の発光と特定音の出力)]と、があり、
前記第二の或る演出は、前記第一の或る演出よりも図柄変動の結果が当りである可能性が高いことを示唆する演出である、
ことを特徴とする遊技台。』
であってもよい。
また、
『 始動口[例えば、普図始動口228あるいは特図2始動口232]への入球に基づく保留数の増加をカウント可能な主制御手段[例えば、主制御部300]と、
前記保留数が増加する場合に前記主制御手段から送信されてくる増加時信号[例えば、入賞時コマンド]を受信する副制御手段[例えば、第1副制御部400]と、
前記副制御手段によって制御される演出手段[例えば、装飾図柄表示装置208]と、
遊技者が操作可能な操作手段[例えば、操作キーユニット190]と、
を備えた遊技台であって、
複数種類の演出モードの中から何れかの演出モードを前記操作手段の操作によって設定可能であり、
前記複数種類の演出モードのうちの一の種類の演出モードは、第一の演出モード[例えば、演出モードA(デフォルトモード)]であり、
前記複数種類の演出モードのうちの一の種類の演出モードは、第二の演出モード[例えば、演出モードC(先報知モード)]であり、
前記第一の演出モードは、或る演出[例えば、先報知演出]を実行不可能なモードであり、
前記第二の演出モードは、前記或る演出[例えば、先報知演出]を実行可能なモードであり、
前記演出手段は、第一の表示領域[例えば、特図2の保留アイコン表示領域282、普図の保留アイコン表示領域281]に保留アイコンを表示可能な手段であり、
前記保留アイコンは、表示態様が変化する場合があるものであり、
前記表示態様としては、少なくとも、第一の表示態様[例えば、デフォルト(白色)]と、第二の表示態様[例えば、青色]と、第三の表示態様[例えば、赤色]と、第四の表示態様[例えば、金色又は虹色]とがあり、
前記第一の表示態様の保留アイコンは、前記第二の表示態様の保留アイコンに変化する場合があり、
前記第一の表示態様の保留アイコンは、前記第三の表示態様の保留アイコンに変化する場合があり、
前記第一の表示態様の保留アイコンは、前記第四の表示態様の保留アイコンに変化する場合があり、
前記第二の表示態様の保留アイコンは、前記第一の表示態様の保留アイコンに変化する場合がなく、
前記第二の表示態様の保留アイコンは、前記第三の表示態様の保留アイコンに変化する場合があり、
前記第二の表示態様の保留アイコンは、前記第四の表示態様の保留アイコンに変化する場合があり、
前記第三の表示態様の保留アイコンは、前記第一の表示態様の保留アイコンに変化する場合がなく、
前記第三の表示態様の保留アイコンは、前記第二の表示態様の保留アイコンに変化する場合がなく、
前記第三の表示態様の保留アイコンは、前記第四の表示態様の保留アイコンに変化する場合があり、
前記第四の表示態様の保留アイコンは、前記第一の表示態様の保留アイコンに変化する場合がなく、
前記第四の表示態様の保留アイコンは、前記第二の表示態様の保留アイコンに変化する場合がなく、
前記第四の表示態様の保留アイコンは、前記第三の表示態様の保留アイコンに変化する場合がなく、
前記第一の演出モードにおいては当りとなる期待度が、前記第一の表示態様の保留アイコンよりも前記第二の表示態様の保留アイコンの方が高く、該第二の表示態様の保留アイコンよりも前記第三の表示態様の保留アイコンの方が高く、該第三の表示態様の保留アイコンよりも前記第四の表示態様の保留アイコンの方が高くなるように構成され[例えば、図52又は図53に示す表]、
前記副制御手段は、前記増加時信号を正常に受信すると前記第一の表示領域に保留アイコンを表示させる手段であり[例えば、図37(b)~同図(c)、図38(g)~同図(h)、図32(b)~同図(c)、図33(b)~同図(c)、図35(b)~同図(c)]、
前記演出手段は、前記保留アイコンを1個表示している状態で、前記始動口に遊技球が1球入球したが前記副制御手段が前記保留数が2であることに対応する増加時信号を正常に受信できず[例えば、図37(a)、図32(d)、図33(d)、図35(d)]、その後、前記始動口に遊技球が1球入球して該副制御手段が該保留数が3であることに対応する増加時信号を正常に受信した或る場合(以下、「第一の場合」という。)[例えば、図37(b)、図32(e)、図33(e)、図35(e)]には、前記第一の表示領域で2個目の保留アイコン[例えば、第2保留アイコンh22]を表示するとともに3個目の保留アイコン[例えば、第3保留アイコンh23]も表示する手段であり、
前記第一の場合に、前記2個目の保留アイコンによって表されていた保留を表す保留アイコン(以下、「先保留アイコン」という。)は少なくとも、表示を開始してから[例えば、図37(b)から、あるいは図35(e)から]保留アイコンとしての表示を終了するまで[例えば、図37(i)の直前まで、あるいは図35(k)の直前まで]は前記第二の表示態様、前記第三の表示態様および前記第四の表示態様で表示されることがなく、前記第一の表示態様で表示され、
前記第一の場合における前記第一の表示領域で1個目の保留アイコンと前記2個目の保留アイコンと前記3個目の保留アイコンを表示している状態[例えば、図37(c)]で、前記始動口に遊技球が1球入球して前記副制御手段が前記保留数が4であることに対応する増加時信号[例えば、入賞時コマンド]を正常に受信した前記第二の演出モードにおける或る場合(以下、「第二の場合」という。)[例えば、図37(d)]に、表示された4個目の保留アイコン[例えば、第4保留アイコンh24]によって表されていた保留を表す保留アイコン(以下、「後保留アイコン」という。)は、表示を開始してから[例えば、図37(d)から]前記先保留アイコンが保留アイコンとしての表示を終了するまで[例えば、図37(i)の直前まで]は少なくとも前記第二の表示態様、前記第三の表示態様および前記第四の表示態様で表示されることがなく、前記第一の表示態様で表示され[例えば、図37(d)及び同図(e)に示す第4保留アイコンh24及び同図(f)~同図(h)に示す第3保留アイコンh23]、
前記先保留アイコンが保留アイコンとしての表示を終了した後では、前記後保留アイコンが表示態様を、前記第二の表示態様、前記第三の表示態様および前記第四の表示態様のうちのいずれかの表示態様に変化させる場合があり[例えば、図37(i)]、
前記第二の場合における前記第一の表示領域で前記1個目の保留アイコンと前記2個目の保留アイコンと前記3個目の保留アイコンと前記4個目の保留アイコンを表示している状態[例えば、図37(e)に示す状態]で電断が発生し、該電断から復電して第一の表示領域の表示が復帰した或る場合には、前記先保留アイコンが保留アイコンとしての表示を終了[例えば、図36(j)]した後であっても前記後保留アイコンが保留アイコンとしての表示を終了するまでは少なくとも該後保留アイコンが表示態様を、前記第二の表示態様、前記第三の表示態様および前記第四の表示態様のうちのいずれかの表示態様に変化させる場合がなく、
さらに、
前記演出手段は、前記始動口への入球に基づいて図柄変動[例えば、普図表示装置210における普図の図柄変動あるいは第2特図表示装置214における特図2の図柄変動]に応じて装飾図柄の変動表示を実行する場合がある手段であり、
前記或る演出は、装飾図柄の変動表示が実行されている場合に前記始動口への遊技球の入球(以下、「或る入球」という。)があった際に開始される場合がある演出[例えば、入賞時(保留発生時)に実行される演出]であり、
前記或る演出は、前記或る入球による保留が消化されて開始される図柄変動の結果が当りか否かに関する演出であり、
前記第二の演出モードにおいて前記或る演出が実行された場合には、該或る演出の対象である図柄変動の開始が保留されていることを表す前記保留アイコンが最終的に表示される表示態様として前記第二の表示態様よりも前記第三の表示態様の方が表示されやすく、該第二の表示態様よりも前記第四の表示態様の方が表示されやすく、
前記第二の場合において、前記4個目の保留アイコンを表示する契機となる前記始動口への遊技球の入球があった際に、前記或る演出を開始可能であり、
前記或る演出には、少なくとも第一の或る演出[例えば、第一先報知演出(発光手段の通常色の発光と特定音の出力無)]と、第二の或る演出[例えば、第二先報知演出(発光手段の特定色の発光と特定音の出力)]と、があり、
前記第二の或る演出は、前記第一の或る演出よりも図柄変動の結果が当りである可能性が高いことを示唆する演出である、
ことを特徴とする遊技台。』
であってもよい。
さらに、
『 前記或る示唆態様とは、前記保留アイコンに、遊技者が有利な状態となる可能性を示唆する信頼度を表す数字が表示される態様[例えば、演出モードCにおける、大当りの信頼度を%表示で数字によって表した態様]のことである、
ことを特徴とする遊技台。』
であってもよい。
以上の記載によれば、
『 現在行われている図柄変動[例えば、普図変動あるいは特図変動]に対応した変動アイコン[例えば、図54に示す変動アイコンh0]を表示可能な表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208]を備えた遊技台であって、
遊技球が入賞可能な入賞手段[例えば、普図始動口228あるいは特図2始動口232]と、
遊技者が操作可能な操作手段[例えば、操作キーユニット190]と、
を備え、
前記表示手段は、前記入賞手段に遊技球が入賞すると、図柄変動[例えば、普図表示装置210における普図の図柄変動あるいは第2特図表示装置214における特図2の図柄変動]に応じて装飾図柄の変動表示を実行する場合がある手段であり、
前記変動アイコンは、表示態様が変化する場合があるものであり、
前記表示態様としては、少なくとも、第一の表示態様[例えば、デフォルト(白色)]と、第二の表示態様[例えば、青色]と、第三の表示態様[例えば、赤色]と、第四の表示態様[例えば、金色又は虹色]とがあり、
前記第一の表示態様の変動アイコンは、前記第二の表示態様の変動アイコンに変化する場合があり、
前記第一の表示態様の変動アイコンは、前記第三の表示態様の変動アイコンに変化する場合があり、
前記第一の表示態様の変動アイコンは、前記第四の表示態様の変動アイコンに変化する場合があり、
前記第二の表示態様の変動アイコンは、前記第一の表示態様の変動アイコンに変化する場合がなく、
前記第二の表示態様の変動アイコンは、前記第三の表示態様の変動アイコンに変化する場合があり、
前記第二の表示態様の変動アイコンは、前記第四の表示態様の変動アイコンに変化する場合があり、
前記第三の表示態様の変動アイコンは、前記第一の表示態様の変動アイコンに変化する場合がなく、
前記第三の表示態様の変動アイコンは、前記第二の表示態様の変動アイコンに変化する場合がなく、
前記第三の表示態様の変動アイコンは、前記第四の表示態様の変動アイコンに変化する場合があり、
前記第四の表示態様の変動アイコンは、前記第一の表示態様の変動アイコンに変化する場合がなく、
前記第四の表示態様の変動アイコンは、前記第二の表示態様の変動アイコンに変化する場合がなく、
前記第四の表示態様の変動アイコンは、前記第三の表示態様の変動アイコンに変化する場合がなく、
複数種類の演出モードの中から何れかの演出モードを前記操作手段の操作によって設定可能であり、
前記複数種類の演出モードのうちの一の種類の演出モードは、第一の演出モード[例えば、演出モードA(デフォルトモード)]であり、
前記複数種類の演出モードのうちの一の種類の演出モードは、第二の演出モード[例えば、演出モードC(先報知モード)]であり、
前記第一の演出モードにおいては当りとなる期待度が、前記第一の表示態様の変動アイコンよりも前記第二の表示態様の変動アイコンの方が高く、該第二の表示態様の変動アイコンよりも前記第三の表示態様の変動アイコンの方が高く、該第三の表示態様の変動アイコンよりも前記第四の表示態様の変動アイコンの方が高くなるように構成され[例えば、図52又は図53に示す表]、
前記第一の演出モードは、或る演出[例えば、先報知演出]を実行不可能なモードであり、
前記第二の演出モードは、前記或る演出[例えば、先報知演出]を実行可能なモードであり、
前記或る演出は、装飾図柄の変動表示が実行されている場合に前記入賞手段への遊技球の入賞(以下、「或る入賞」という。)があった際に該或る入賞に対応して開始される場合がある演出であり[例えば、図42(B)におけるスピーカ120からの特定音の出力とボタンランプ138の赤色発光(第2先報知演出)]、
前記或る演出は、前記或る入賞による保留が消化されて開始される装飾図柄の変動表示の実行中には該或る入賞に対応して開始されることがない演出であり[例えば、図42(E)~同図(G)の直前]、
前記第二の演出モードにおいて前記或る演出が実行された場合には、該或る演出の対象である前記変動アイコンが最終的に表示される表示態様として前記第二の表示態様よりも前記第三の表示態様の方が表示されやすく、該第二の表示態様よりも前記第四の表示態様の方が表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
また、以上の記載によれば、
『 保留されている図柄変動[例えば、普図変動あるいは特図変動]に対応した保留アイコン[例えば、図54に示す保留アイコンh11、h12]を表示可能な表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208]を備えた遊技台であって、
遊技球が入賞可能な入賞手段[例えば、普図始動口228あるいは特図2始動口232]と、
遊技者が操作可能な操作手段[例えば、操作キーユニット190]と、
を備え、
前記表示手段は、前記入賞手段に遊技球が入賞すると、図柄変動[例えば、普図表示装置210における普図の図柄変動あるいは第2特図表示装置214における特図2の図柄変動]に応じて装飾図柄の変動表示を実行する場合がある手段であり、
前記保留アイコンは、表示態様が変化する場合があるものであり、
前記表示態様としては、少なくとも、第一の表示態様[例えば、デフォルト(白色)]と、第二の表示態様[例えば、青色]と、第三の表示態様[例えば、赤色]と、第四の表示態様[例えば、金色又は虹色]とがあり、
前記第一の表示態様の保留アイコンは、前記第二の表示態様の保留アイコンに変化する場合があり、
前記第一の表示態様の保留アイコンは、前記第三の表示態様の保留アイコンに変化する場合があり、
前記第一の表示態様の保留アイコンは、前記第四の表示態様の保留アイコンに変化する場合があり、
前記第二の表示態様の保留アイコンは、前記第一の表示態様の保留アイコンに変化する場合がなく、
前記第二の表示態様の保留アイコンは、前記第三の表示態様の保留アイコンに変化する場合があり、
前記第二の表示態様の保留アイコンは、前記第四の表示態様の保留アイコンに変化する場合があり、
前記第三の表示態様の保留アイコンは、前記第一の表示態様の保留アイコンに変化する場合がなく、
前記第三の表示態様の保留アイコンは、前記第二の表示態様の保留アイコンに変化する場合がなく、
前記第三の表示態様の保留アイコンは、前記第四の表示態様の保留アイコンに変化する場合があり、
前記第四の表示態様の保留アイコンは、前記第一の表示態様の保留アイコンに変化する場合がなく、
前記第四の表示態様の保留アイコンは、前記第二の表示態様の保留アイコンに変化する場合がなく、
前記第四の表示態様の保留アイコンは、前記第三の表示態様の保留アイコンに変化する場合がなく、
複数種類の演出モードの中から何れかの演出モードを前記操作手段の操作によって設定可能であり、
前記複数種類の演出モードのうちの一の種類の演出モードは、第一の演出モード[例えば、演出モードA(デフォルトモード)]であり、
前記複数種類の演出モードのうちの一の種類の演出モードは、第二の演出モード[例えば、演出モードC(先報知モード)]であり、
前記第一の演出モードにおいては当りとなる期待度が、前記第一の表示態様の保留アイコンよりも前記第二の表示態様の保留アイコンの方が高く、該第二の表示態様の保留アイコンよりも前記第三の表示態様の保留アイコンの方が高く、該第三の表示態様の保留アイコンよりも前記第四の表示態様の保留アイコンの方が高くなるように構成され[例えば、図52又は図53に示す表]、
前記第一の演出モードは、或る演出[例えば、先報知演出]を実行不可能なモードであり、
前記第二の演出モードは、前記或る演出[例えば、先報知演出]を実行可能なモードであり、
前記或る演出は、装飾図柄の変動表示が実行されている場合に前記入賞手段への遊技球の入賞(以下、「或る入賞」という。)があった際に該或る入賞に対応して開始される場合がある演出であり[例えば、図42(B)におけるスピーカ120からの特定音の出力とボタンランプ138の赤色発光(第2先報知演出)]、
前記或る演出は、前記或る入賞による保留が消化されて開始される装飾図柄の変動表示の実行中には該或る入賞に対応して開始されることがない演出であり[例えば、図42(E)~同図(G)の直前]、
前記第二の演出モードにおいて前記或る演出が実行された場合には、該或る演出の対象である前記保留アイコンが最終的に表示される表示態様として前記第二の表示態様よりも前記第三の表示態様の方が表示されやすく、該第二の表示態様よりも前記第四の表示態様の方が表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、以上の記載によれば、
『 図柄変動[例えば、普図変動あるいは特図変動]に対応したアイコン[例えば、保留アイコンあるいは変動アイコン]を表示可能な表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208]を備えた遊技台であって、
前記アイコンは、表示態様が変化する場合があるものであり、
前記表示態様としては、少なくとも、第一の表示態様[例えば、デフォルト(白色)]と、第二の表示態様[例えば、青色]と、第三の表示態様[例えば、赤色]と、第四の表示態様[例えば、金色又は虹色]とがあり、
前記第一の表示態様のアイコンは、前記第二の表示態様のアイコンに変化する場合があり、
前記第一の表示態様のアイコンは、前記第三の表示態様のアイコンに変化する場合があり、
前記第一の表示態様のアイコンは、前記第四の表示態様のアイコンに変化する場合があり、
前記第二の表示態様のアイコンは、前記第一の表示態様のアイコンに変化する場合がなく、
前記第二の表示態様のアイコンは、前記第三の表示態様のアイコンに変化する場合があり、
前記第二の表示態様のアイコンは、前記第四の表示態様のアイコンに変化する場合があり、
前記第三の表示態様のアイコンは、前記第一の表示態様のアイコンに変化する場合がなく、
前記第三の表示態様のアイコンは、前記第二の表示態様のアイコンに変化する場合がなく、
前記第三の表示態様のアイコンは、前記第四の表示態様のアイコンに変化する場合があり、
前記第四の表示態様のアイコンは、前記第一の表示態様のアイコンに変化する場合がなく、
前記第四の表示態様のアイコンは、前記第二の表示態様のアイコンに変化する場合がなく、
前記第四の表示態様のアイコンは、前記第三の表示態様のアイコンに変化する場合がなく、
複数種類の演出モードの中から何れかの演出モードを設定可能であり、
前記複数種類の演出モードのうちの一の種類の演出モードは、第一の演出モード[例えば、演出モードA(デフォルトモード)]であり、
前記複数種類の演出モードのうちの一の種類の演出モードは、第二の演出モード[例えば、演出モードC(先報知モード)]であり、
前記第一の演出モードにおいては当りとなる期待度が、前記第一の表示態様のアイコンよりも前記第二の表示態様のアイコンの方が高く、該第二の表示態様のアイコンよりも前記第三の表示態様のアイコンの方が高く、該第三の表示態様のアイコンよりも前記第四の表示態様のアイコンの方が高くなるように構成され[例えば、図52又は図53に示す表]、
前記第二の演出モードは、或る演出[例えば、先報知演出]を実行可能なモードであり、
前記第二の演出モードにおいて前記或る演出が実行された場合には最終的に表示される前記アイコンの表示態様として前記第二の表示態様よりも前記第三の表示態様の方が表示されやすく、該第二の表示態様よりも前記第四の表示態様の方が表示されやすい、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
例えば、前記第二の演出モードにおいて前記或る演出が実行されると、先読みの結果が示唆される場合には、当りとなる期待度が中間となる前記第二の表示態様の出現率を低下させ、該或る演出との整合性をとることができる。
より具体的には、前記第二の演出モードが演出モードC(先報知モード)であった場合には、入賞時に対象の変動の期待度が高いか否かが報知される。つまり、演出モードCを設定する遊技者はガセ報知を好まないと考えられる。そこで、演出モードCに設定された場合に前記アイコンの表示態様も期待度の低いものは出現しにくくなる。このため、細かく設定を行わなくても1つの設定(演出モードの設定)を行えば、遊技者の好みに合わせた演出を行うことができるようになる。
なお、前記図柄変動は、普図の変動であってもよいし特図の変動であってもよい。また、前記アイコンは、保留アイコンであってもよいし、変動アイコンであってもよい。
また、前記第二の演出モードにおいて前記或る演出が実行されなくても、最終的に表示される前記アイコンの表示態様は、前記第二の表示態様よりも前記第三の表示態様の方が表示されやすく、該第二の表示態様よりも前記第四の表示態様の方が表示されやすい。すなわち、前記第二の演出モードに移行さえしていれば、前記或る演出の実行の有無に関わらず、最終的に表示される前記アイコンの表示態様は、前記第二の表示態様よりも前記第三の表示態様の方が表示されやすく、該第二の表示態様よりも前記第四の表示態様の方が表示されやすい。
また、前記第二の演出モードにおいては当りとなる期待度が、前記第二の表示態様のアイコンが最も高くなるように構成されていてもよい[例えば、図52に示す表]。
また、
『 前記第二の演出モード[例えば、演出モードC(先報知モード)]において前記或る演出が実行された場合に、前記第二の表示態様のアイコンが表示されると、該第二の表示態様のアイコンに対応する図柄変動が終了するまでの間に、何れかの表示態様[例えば、第三の表示態様あるいは第四の表示態様]のアイコンに変化する[例えば、図53(a)に示す表]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
最初は、前記或る演出との整合性をなくすことで遊技者に当該アイコンに注目させ、最終的には該或る演出との整合性を確保し、演出の信頼度を高めることができる。
なお、前記第二の演出モードにおいて前記或る演出が実行されなくても、前記第二の表示態様のアイコンが表示されると、該第二の表示態様のアイコンに対応する図柄変動が終了するまでの間に、何れかの表示態様のアイコンに変化する[例えば、前記第三の表示態様のアイコンか前記第四の表示態様のアイコンに変化する]。すなわち、前記第二の演出モードに移行さえしていれば、前記或る演出の実行の有無に関わらず、前記第二の表示態様のアイコンが表示されると、該第二の表示態様のアイコンに対応する図柄変動が終了するまでの間に、何れかの表示態様のアイコンに変化する。
また、
『 遊技球が入賞可能な入賞手段[例えば、普図始動口228あるいは特図2始動口232]を備え、
前記第一の演出モードは、前記或る演出[例えば、先報知演出]を実行不可能なモードであり、
前記或る演出は、前記入賞手段に遊技球が入賞した際に実行される場合[例えば、図54(a)]がある演出である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、前記或る演出は、先読み演出であってもよい。また、前記或る演出は、ハズレ確定を示唆する場合がある演出であってもよいし、当り確定を示唆する場合がある演出であってもよい。さらに、前記或る演出は、第一の変動パターン[例えば、図41(d)に示す通常変動、短縮変動、ノーマルリーチ(第一のリーチ演出)]と組み合わせることでハズレ確定を示唆する場合がある演出であってもよいし、第二の変動パターン[例えば、図41(d)に示す全回転リーチ演出(第二のリーチ演出)]と組み合わせることで当り確定を示唆する場合がある演出であってもよい。
以上の記載によれば、
『 現在行われている図柄変動[例えば、普図変動あるいは特図変動]に対応した変動アイコン[例えば、図54に示す変動アイコンh0]を表示可能な表示手段を備えた遊技台であって、
前記変動アイコンは、表示態様が変化する場合があるものであり、
前記表示態様としては、少なくとも、第一の表示態様[例えば、デフォルト(白色)]と、第二の表示態様[例えば、青色]と、第三の表示態様[例えば、赤色]と、第四の表示態様[例えば、金色]とがあり、
前記第一の表示態様の変動アイコンは、前記第二の表示態様の変動アイコンに変化する場合があり、
前記第一の表示態様の変動アイコンは、前記第三の表示態様の変動アイコンに変化する場合があり、
前記第一の表示態様の変動アイコンは、前記第四の表示態様の変動アイコンに変化する場合があり、
前記第二の表示態様の変動アイコンは、前記第一の表示態様の変動アイコンに変化する場合がなく、
前記第二の表示態様の変動アイコンは、前記第三の表示態様の変動アイコンに変化する場合があり、
前記第二の表示態様の変動アイコンは、前記第四の表示態様の変動アイコンに変化する場合があり、
前記第三の表示態様の変動アイコンは、前記第一の表示態様の変動アイコンに変化する場合がなく、
前記第三の表示態様の変動アイコンは、前記第二の表示態様の変動アイコンに変化する場合がなく、
前記第三の表示態様の変動アイコンは、前記第四の表示態様の変動アイコンに変化する場合があり、
前記第四の表示態様の変動アイコンは、前記第一の表示態様の変動アイコンに変化する場合がなく、
前記第四の表示態様の変動アイコンは、前記第二の表示態様の変動アイコンに変化する場合がなく、
前記第四の表示態様の変動アイコンは、前記第三の表示態様の変動アイコンに変化する場合がなく、
複数種類の演出モードの中から何れかの演出モードを設定可能であり、
前記複数種類の演出モードのうちの一の種類の演出モードは、第一の演出モード[例えば、演出モードA(デフォルトモード)]であり、
前記複数種類の演出モードのうちの一の種類の演出モードは、第二の演出モード[例えば、演出モードC(先報知モード)]であり、
前記第一の演出モードにおいては当りとなる期待度が、前記第一の表示態様の変動アイコンよりも前記第二の表示態様の変動アイコンの方が高く、該第二の表示態様の変動アイコンよりも前記第三の表示態様の変動アイコンの方が高く、該第三の表示態様の変動アイコンよりも前記第四の表示態様の変動アイコンの方が高くなるように構成され[例えば、図52に示す表]、
前記第二の演出モードにおいては当りとなる期待度が、前記第四の表示態様の変動アイコンよりも前記第二の表示態様の変動アイコンの方が高くなるように構成され[例えば、図52に示す表]、
前記第一の演出モード[例えば、演出モードA(デフォルトモード)]における前記第一の表示態様[例えば、デフォルト(白色)]の変動アイコンの当りとなる期待度[例えば、10%]よりも前記第二の演出モード[例えば、演出モードC(先報知モード)]における該第一の表示態様の変動アイコンの当りとなる期待度[例えば、1%]の方が低くなるように構成され、
前記第一の演出モード[例えば、演出モードA(デフォルトモード)]における前記第四の表示態様[例えば、金色]の変動アイコンの当りとなる期待度[例えば、75%]よりも
前記第二の演出モード[例えば、演出モードC(先報知モード)]における該第四の表示態様の変動アイコンの当りとなる期待度[例えば、80%]の方が高くなるように構成された、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
また、以上の記載によれば、
『 保留されている図柄変動[例えば、普図変動あるいは特図変動]に対応した保留アイコン[例えば、図54に示す保留アイコンh11、h12]を表示可能な表示手段を備えた遊技台であって、
前記保留アイコンは、表示態様が変化する場合があるものであり、
前記表示態様としては、少なくとも、第一の表示態様[例えば、デフォルト(白色)]と、第二の表示態様[例えば、青色]と、第三の表示態様[例えば、赤色]と、第四の表示態様[例えば、金色]とがあり、
前記第一の表示態様の保留アイコンは、前記第二の表示態様の保留アイコンに変化する場合があり、
前記第一の表示態様の保留アイコンは、前記第三の表示態様の保留アイコンに変化する場合があり、
前記第一の表示態様の保留アイコンは、前記第四の表示態様の保留アイコンに変化する場合があり、
前記第二の表示態様の保留アイコンは、前記第一の表示態様の保留アイコンに変化する場合がなく、
前記第二の表示態様の保留アイコンは、前記第三の表示態様の保留アイコンに変化する場合があり、
前記第二の表示態様の保留アイコンは、前記第四の表示態様の保留アイコンに変化する場合があり、
前記第三の表示態様の保留アイコンは、前記第一の表示態様の保留アイコンに変化する場合がなく、
前記第三の表示態様の保留アイコンは、前記第二の表示態様の保留アイコンに変化する場合がなく、
前記第三の表示態様の保留アイコンは、前記第四の表示態様の保留アイコンに変化する場合があり、
前記第四の表示態様の保留アイコンは、前記第一の表示態様の保留アイコンに変化する場合がなく、
前記第四の表示態様の保留アイコンは、前記第二の表示態様の保留アイコンに変化する場合がなく、
前記第四の表示態様の保留アイコンは、前記第三の表示態様の保留アイコンに変化する場合がなく、
複数種類の演出モードの中から何れかの演出モードを設定可能であり、
前記複数種類の演出モードのうちの一の種類の演出モードは、第一の演出モード[例えば、演出モードA(デフォルトモード)]であり、
前記複数種類の演出モードのうちの一の種類の演出モードは、第二の演出モード[例えば、演出モードC(先報知モード)]であり、
前記第一の演出モードにおいては当りとなる期待度が、前記第一の表示態様の保留アイコンよりも前記第二の表示態様の保留アイコンの方が高く、該第二の表示態様の保留アイコンよりも前記第三の表示態様の保留アイコンの方が高く、該第三の表示態様の保留アイコンよりも前記第四の表示態様の保留アイコンの方が高くなるように構成され[例えば、図52に示す表]、
前記第二の演出モードにおいては当りとなる期待度が、前記第四の表示態様の保留アイコンよりも前記第二の表示態様の保留アイコンの方が高くなるように構成され[例えば、図52に示す表]、
前記第一の演出モード[例えば、演出モードA(デフォルトモード)]における前記第一の表示態様[例えば、デフォルト(白色)]の保留アイコンの当りとなる期待度[例えば、10%]よりも前記第二の演出モード[例えば、演出モードC(先報知モード)]における該第一の表示態様の保留アイコンの当りとなる期待度[例えば、1%]の方が低くなるように構成され、
前記第一の演出モード[例えば、演出モードA(デフォルトモード)]における前記第四の表示態様[例えば、金色]の保留アイコンの当りとなる期待度[例えば、75%]よりも
前記第二の演出モード[例えば、演出モードC(先報知モード)]における該第四の表示態様の保留アイコンの当りとなる期待度[例えば、80%]の方が高くなるように構成された、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、以上の記載によれば、
『 図柄変動[例えば、普図変動あるいは特図変動]に対応したアイコン[例えば、保留アイコンあるいは変動アイコン]を表示可能な表示手段を備えた遊技台であって、
前記アイコンは、表示態様が変化する場合があるものであり、
前記表示態様としては、少なくとも、第一の表示態様[例えば、デフォルト(白色)]と、第二の表示態様[例えば、青色]と、第三の表示態様[例えば、赤色]と、第四の表示態様[例えば、金色]とがあり、
前記第一の表示態様のアイコンは、前記第二の表示態様のアイコンに変化する場合があり、
前記第一の表示態様のアイコンは、前記第三の表示態様のアイコンに変化する場合があり、
前記第一の表示態様のアイコンは、前記第四の表示態様のアイコンに変化する場合があり、
前記第二の表示態様のアイコンは、前記第一の表示態様のアイコンに変化する場合がなく、
前記第二の表示態様のアイコンは、前記第三の表示態様のアイコンに変化する場合があり、
前記第二の表示態様のアイコンは、前記第四の表示態様のアイコンに変化する場合があり、
前記第三の表示態様のアイコンは、前記第一の表示態様のアイコンに変化する場合がなく、
前記第三の表示態様のアイコンは、前記第二の表示態様のアイコンに変化する場合がなく、
前記第三の表示態様のアイコンは、前記第四の表示態様のアイコンに変化する場合があり、
前記第四の表示態様のアイコンは、前記第一の表示態様のアイコンに変化する場合がなく、
前記第四の表示態様のアイコンは、前記第二の表示態様のアイコンに変化する場合がなく、
前記第四の表示態様のアイコンは、前記第三の表示態様のアイコンに変化する場合がなく、
複数種類の演出モードの中から何れかの演出モードを設定可能であり、
前記複数種類の演出モードのうちの一の種類の演出モードは、第一の演出モード[例えば、演出モードA(デフォルトモード)]であり、
前記複数種類の演出モードのうちの一の種類の演出モードは、第二の演出モード[例えば、演出モードC(先報知モード)]であり、
前記第一の演出モードにおいては当りとなる期待度が、前記第一の表示態様のアイコンよりも前記第二の表示態様のアイコンの方が高く、該第二の表示態様のアイコンよりも前記第三の表示態様のアイコンの方が高く、該第三の表示態様のアイコンよりも前記第四の表示態様のアイコンの方が高くなるように構成され[例えば、図52に示す表]、
前記第二の演出モードにおいては当りとなる期待度が、前記第四の表示態様のアイコンよりも前記第二の表示態様のアイコンの方が高くなるように構成された[例えば、図52に示す表]、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
この遊技台によれば、演出モードによって低期待度の表示態様は、前記期待度が高くなって該期待度の順位が変化している。このため、演出モードによっては目新しさがあり、遊技者を驚かせることができる場合がある。
なお、前記図柄変動は、普図の変動であってもよいし特図の変動であってもよい。また、前記アイコンは、保留アイコンであってもよいし、変動アイコンであってもよい。
また、前記第二の演出モードにおいては当りとなる期待度が、前記第二の表示態様のアイコンが最も高くなるように構成されていてもよい[例えば、図52に示す表]。
また、
『 前記第二の演出モード[例えば、演出モードC(先報知モード)]においても当りとなる期待度が、前記第三の表示態様[例えば、赤色]のアイコンよりも前記第四の表示態様[例えば、金色]のアイコンの方が高くなるように構成された[例えば、図52に示す表]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
一方で、演出モードが変わっても高期待度の表示態様は該期待度の順位は変化せず、遊技者の期待を裏切ることがないようにしている。
また、
『 遊技球が入賞可能な入賞手段[例えば、普図始動口228あるいは特図2始動口232]を備え、
前記第二の演出モード[例えば、演出モードC(先報知モード)]は、或る演出[例えば、先報知演出]を実行可能なモードであり、
前記第一の演出モード[例えば、演出モードA(デフォルトモード)]は、前記或る演出を実行不可能なモードであり、
前記或る演出は、前記入賞手段に遊技球が入賞した際に実行される場合[例えば、図54(a)]がある演出である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、前記或る演出は、先読み演出であってもよい。また、前記或る演出は、ハズレ確定を示唆する場合がある演出であってもよいし、当り確定を示唆する場合がある演出であってもよい。さらに、前記或る演出は、第一の変動パターン[例えば、図41(d)に示す通常変動、短縮変動、ノーマルリーチ(第一のリーチ演出)]と組み合わせることでハズレ確定を示唆する場合がある演出であってもよいし、第二の変動パターン[例えば、図41(d)に示す全回転リーチ演出(第二のリーチ演出)]と組み合わせることで当り確定を示唆する場合がある演出であってもよい。
続いて、第2実施形態の遊技台におけるデモ演出について詳述する。
図55(a)は、第2実施形態の遊技台におけるデモ演出の流れを示すタミングチャートである。
デモ演出は、デモ演出の開始条件が成立した後、一定時間(例えば、30秒)が経過すると開始される。デモ演出の開始条件成立には、(1)装飾図柄表示装置208において装飾図柄の変動表示が行われていないこと、(2)装飾図柄の変動表示が開始される保留がないこと、(3)図1に示す球発射ハンドル134にタッチしていないこと、(4)図1に示す操作キーユニット190を操作してメニュー操作が行われていないことの4条件が全て満足される必要がある。
(1)の条件は、通常遊技状態であれば、普図の変動表示に合わせて装飾図柄の変動表示が行われることから、仮に、特図2の変動表示が行われていても装飾図柄の変動表示さえ行われていなければよい。(2)の条件も、普図の保留さえなければよく、特図2の保留があってもよい。
また、球発射ハンドル134には、球発射ハンドル134の静電気容量の変化を検知するハンドルタッチセンサが設けられている。このハンドルタッチセンサは、球発射ハンドル134に作用する静電気を検知するものであり、遊技者が球発射ハンドル134に接触することで、遊技者から作用する静電気を検知し、遊技者が球発射ハンドル134に接触(タッチ)していることを検出する。(3)の条件は、ハンドルタッチセンサからの検出信号に基づいて判定される。図55のタミングチャートには、このハンドルタッチセンサからの検出信号が検出か非検出かが記されている。
操作キーユニット190には十字キーや決定ボタンが配置されており、この操作キーユニット190を操作することで装飾図柄表示装置208にメニュー表示が表示され、操作キーユニット190によってメニュー操作が行われる。したがって、(4)の条件は、メニュー表示が表示された状態で操作キーユニット190が操作されているか否かに基づいて判定される。図55のタミングチャートには、操作キーユニット190の操作/非操作が記されているが、これはメニュー表示が表示された状態での操作/非操作になる。なお、(4)の条件は、メニュー表示を表示させる操作であってもよい。メニュー表示を表示させる操作としては、例えば、ここでも操作キーユニット190の操作であってもよいし、専用のメニュー表示ボタンの押下であってもよい。
また、図55のタイミングチャートには、音・光量ボタンの操作/非操作も記されているが、音量はスピーカ120の音量であり、光量は装飾図柄表示装置208の液晶画面の明るさである。なお、光量は、図5に示す遊技盤用ランプ422や、遊技台枠用ランプ452の光量であってもよい。音量ボタンには、音量調整ウィンドゥが表示されている状態で操作キーユニット190の上ボタンと下ボタンが割り当てられており、光量ボタンには、光量調整ウィンドゥが表示されている状態で操作キーユニット190の上ボタンと下ボタンが割り当てられている。
なお、装飾図柄の変動表示が行われているときからスピーカ120からはBGMが出力されているが、装飾図柄の確定停止が終了してから、上記一定の時間よりも短い時間(例えば、10秒)が経過すると、そのBGMが消音(出力が停止)する。
図55(a)の遊技状態は、通常遊技状態(非時短遊技状態)であり、普図の図柄変動が行われ、その図柄変動に合わせて装飾図柄表示装置208では、装飾図柄の変動表示が行われている。T2のタイミングは、装飾図柄の確定停止が終了したタイミングになる。このT2のタイミングの様子を示す(a-1)では、スピーカ120からは、BGMが出力されている。装飾図柄表示装置208の液晶表示では、「装飾5-装飾4-装飾7」のはずれの装飾図柄の組み合わせが確定停止されている。また、左上には、ミニ図柄MINが表示され、右上には第4図柄表示領域284が表示されている。第4図柄表示領域284における普図の保留数は0である。さらに、中央下部には変動アイコン表示領域280が表示され、その左横に普図の保留アイコン表示領域281が表示されている。変動アイコン表示領域280には変動アイコンは表示されておらず、普図の保留アイコン表示領域281には保留アイコンが一つも表示されていない。以降、装飾図柄の組み合わせが確定停止され、ミニ図柄MIN、第4図柄表示領域284、変動アイコン表示領域280および普図の保留アイコン表示領域281が表示された液晶表示のことを、装飾図柄停止表示という場合がある。この例では、普図の保留がなく、装飾図柄の確定停止前に遊技者は発射ハンドルから手を離し、メニュー操作も行っていないT2のタイミングで、装飾図柄の確定停止が終了したため、T2のタイミングが、デモ演出の開始条件が成立したタイミングになる。
デモ演出には、注意喚起表示、アニメデモ表示およびスペックデモ表示が含まれている。図55(a)では、装飾図柄表示装置208の液晶表示として、注意喚起表示→アニメデモ表示→スペックデモ表示→注意喚起表示→・・・がループして表示されている。
T3のタイミングは、上述したデモ演出の開始条件が成立したT2のタイミングから上記一定時間(この例では30秒)が経過したタイミングになる。このT3のタイミングの様子を示す(a-2)では、装飾図柄表示装置208の表示画面に、装飾図柄の組み合わせに代えて注意喚起表示WSが表示されている。注意喚起表示WSは、のめり込み防止を注意喚起する表示である。なお、装飾図柄表示装置208から、変動アイコン表示領域280および普図の保留アイコン表示領域281は消えたが、ミニ図柄MINおよび第4図柄表示領域284は表示され続けている。また、スピーカ120からの出力は停止し、何も出力されていない(消音状態)。
T4のタイミングは、装飾図柄表示装置208の表示画面が、注意喚起表示WSからアニメデモ表示に切り替わったタイミングになり、このT4のタイミングの様子を(a-3)では示している。アニメデモ表示では、アニメーションによって遊技台の機種紹介などを表示する。また、アニメデモ表示中は、デモ中であることを表す「デモ中」の表示が画面左上方に表示され続ける。なお、ミニ図柄MINおよび第4図柄表示領域284は表示され続けている。また、スピーカ120からは何も出力されていない(消音状態)。
T5のタイミングは、装飾図柄表示装置208の表示画面が、アニメデモ表示からスペックデモ表示に切り替わったタイミングになり、このT5のタイミングの様子を(a-4)では示している。スペックデモ表示では、遊技台の機種のスペックなどを表示する。なお、ミニ図柄MINおよび第4図柄表示領域284は表示され続けている。また、スピーカ120からは何も出力されていない(消音状態)。
なお、デモ演出としては、注意喚起表示、アニメデモ表示およびスペックデモ表示の他に、企業ロゴなどを表示してもよい。また、スペックデモ表示と先頭に戻る注意喚起表示との間に装飾図柄停止表示を挟んでもよい。
図56は、第2実施形態の遊技台におけるデモ演出制御処理の流れを示すフローチャートである。
図56に示すデモ演出制御処理は、図17に示す第1副制御部タイマ割込処理の各種更新処理の中で第1副制御部400のCPU404によって実行される
ステップS3431では、現在デモ演出の実行中であるか否かを判定する。デモ演出の実行中でなければ、ステップS3432において、上述したデモ演出の開始条件が成立し、上記一定時間が経過したか否かを判定する。一定時間が経過していなければ、このデモ演出制御処理は終了になり、一定時間が経過していれば、注意喚起表示WSから始まるデモ演出を開始させるデモ演出開始処理を実行し(ステップS3433)、このデモ演出制御処理は終了になる。
一方、デモ演出の実行中であれば、終了条件1が成立したか否かを判定する(ステップS3434)。終了条件1は、球発射ハンドル134を握ったり触れたりするタッチがあれば成立する。第1副制御部400のCPU404は、ハンドルタッチセンサの検出信号に基づく情報を主制御部300から受信することで球発射ハンドル134へのタッチを検知する。終了条件1が成立していれば、ボイス音制御処理(ステップS3435)に進む。ボイス音制御処理では、第1副制御部400のCPU404は、スピーカ120からボイス音を出力させる。
なお、終了条件1が成立していればボイス音の出力が実行されるが、このボイス音の出力は或る演出の一種である。終了条件1が成立すると実行される或る演出としては、ボイス音の出力とともに装飾図柄表示装置208に専用の画像表示を表示する演出等であってもよいし、ボイス音の出力に代えて、装飾図柄表示装置208に専用の画像表示を表示する演出でもよいし、可動体を動作させるものであってもよい。
次いで、デモ演出終了処理を実行し、デモ演出を終了させて(ステップS3436)、このデモ演出制御処理は終了になる。
なお、上記或る演出の実行開始タイミングとデモ演出の実行終了タイミングは、同じであってもよいし、あるいは異なるタイミングであってもよい。すなわち、上記或る演出の実行開始タイミングがデモ演出の実行終了タイミングより早くてもよいし遅くてもよい。
また、ステップS3434における判定で、終了条件1が成立していなければ(球発射ハンドル134へのタッチが検出されなければ)、今度は、終了条件2が成立したか否かを判定する(ステップS3437)。終了条件2は、メニュー操作が行われていれば成立し、装飾図柄の変動表示が開始された場合にも成立する。第1副制御部400のCPU404は、図5に示すボタンセンサ426からの検出信号を受信することでメニュー操作を検知する。また、主制御部300から図柄変動開始コマンドを受信することで装飾図柄の変動表示の開始を検知する。終了条件2が成立していれば、ステップS3435のボイス音制御処理を実行することなく、ステップS3436に進み、デモ演出を終了させて、このデモ演出制御処理は終了になる。すなわち、デモ演出中にメニュー操作が行われた場合、デモ演出を終了させるがボイス音の出力等の或る演出は実行しない。
終了条件2も成立していなければ(メニュー操作が行われておらず、かつ装飾図柄の変動表示も開始されていなければ)、ステップS3436のデモ演出終了処理を実行することなく、このデモ演出制御処理は終了になる。したがって、デモ演出は継続される。
図55(b)は、デモ演出の実行中に、終了条件1や終了条件2が成立した場合の流れを示すタミングチャートである。
装飾図柄表示装置208の液晶表示としてアニメデモ表示が表示されている中、T2のタイミングで、ハンドルタッチセンサが球発射ハンドル134へのタッチを検出する。ハンドルタッチセンサが球発射ハンドル134へのタッチを検出すると、上述の終了条件1が成立し、図56に示すステップS3435においてボイス音制御処理が実行される。(b-1)では、スピーカ120から「待ってたぜ」のボイス音が出力されている。また、図56に示すステップS3436においてデモ演出終了処理も実行され、(b-1)では、装飾図柄表示装置208の液晶表示が、それまでのアニメデモ表示から装飾図柄停止表示に切り替わっている。液晶表示を、装飾図柄停止表示に切り替えることで、デモ演出が終了している。デモ演出が終了しても、スピーカ120からはBGMは出力されない。こうすることで、ボイス音が遊技者に届きやすくなる。
なお、アニメデモ表示が開始される前(注意喚起表示の表示中)に、球発射ハンドル134にタッチしてもボイス音を出力(或る演出を実行)しないようにしてもよいし、アニメデモ表示が表示されている期間に限って、球発射ハンドル134がタッチされるとボイス音を出力(或る演出を実行)するようにしてもよい。ボイス音の出力等の或る演出を、新たな遊技者を迎え入れる演出とした場合には、新たな遊技者である可能性が低い場合には、実行を規制してもよい。
図55(b)に示す例では、こうして一旦、デモ演出が終了になるが、上述したデモ演出の開始条件が成立し、上記一定時間が経過することで、再びデモ演出が開始され、装飾図柄表示装置208の液晶表示としてアニメデモ表示が再び表示される。アニメデモ表示が再び表示されている中、T3のタイミングでメニュー開始操作が行われる。すなわち、装飾図柄表示装置208にメニュー表示MNDが表示された状態で操作キーユニット190の操作が開始される。これにより、上述の終了条件2が成立し、図56に示すステップS3436においてデモ演出終了処理も実行され、(b-2)では、装飾図柄表示装置208の液晶表示が、それまでのアニメデモ表示から装飾図柄停止表示に切り替わり、その装飾図柄停止表示にオーバラップするようにメニュー表示MNDが表示されている。ここでも、液晶表示を装飾図柄停止表示に切り替えることで、デモ演出が終了している。なお、スピーカ120からはBGMは出力されていない。また、スピーカ120からは、メニュー操作に合わせたメニュー操作音も出力されていないが、出力されるようにしてもよい。
T4のタイミングでメニュー操作が終了する。例えば、メニュー表示MNDが消えることでメニュー操作の終了になる。(b-3)に示すように、装飾図柄表示装置208の液晶表示は、装飾図柄停止表示になる。スピーカ120からはBGMは出力されていない。
なお、メニュー操作が終了した場合、デモ演出に戻るようにしてもよい。この場合、アニメデモ表示おける、T2の直前のタイミングのシーンから再開するようにしてもよいし、アニメデモ表示の先頭から開始するようにしてもよいし、あるいは、デモ演出の先頭に戻って開始してもよい。
図55(b)に示す例では、上述したデモ演出の開始条件が成立し、上記一定時間が経過することで、また、デモ演出が開始され、装飾図柄表示装置208の液晶表示としてアニメデモ表示が表示される。アニメデモ表示が表示されている中、T5のタイミングで、装飾図柄表示装置208の液晶表示に光量調整ウィンドゥLSWが表示され、操作キーユニット190の上ボタンの操作(光量増加操作)が開始される。スピーカ120からは光量増加音である「ピコッ」が出力されている。しかしながら、液晶表示は、アニメデモ表示のままであり、光量調整ウィンドゥLSWは、アニメデモ表示の左下隅にオーバーラップするようにして表示されている。すなわち、光量調整は、上述の終了条件1にも終了条件2にも含まれておらず、デモ演出の実行中に光量調整を行っても、デモ演出は終了しない。このことは、音量調整でも同じである。光量調整や音量調整の操作は遊技店員の操作である可能性がありデモ演出を終了させないようにしている。また、遊技者が光量や音量を調整してアニメデモ表示を見たい場合があることからもデモ演出を終了させないようにしている。
図57(a)は、通常遊技状態(非時短遊技状態)におけるデモ演出の実行中に、球発射ハンドル134へのタッチが検出されずに装飾図柄の変動表示が開始され、その後、球発射ハンドル134へのタッチが検出された場合の流れを示すタミングチャートである。
デモ演出が実行され、装飾図柄表示装置208の液晶表示としてアニメデモ表示が表示されている中、T2のタイミングで、普図の変動表示が開始される。この例では、ハンドルタッチセンサによって球発射ハンドル134へのタッチは検出されておらず、普図始動口228の球検出センサの手前で詰まっていた遊技球が、なんらかの拍子で球詰まりが解消されて普図始動口228の球検出センサに検出されることで普図の装飾図柄の変動表示が開始される。このため、上述の終了条件1は成立せず、終了条件2は成立する。T2のタイミングの様子を示す(a-1)では、デモ演出が終了し、装飾図柄表示装置208において、普図の装飾図柄の変動表示が開始され、スピーカ120からは図柄変動のBGMが出力されている。球発射ハンドル134がタッチされてボイス音の出力とともにデモ演出が終了する場合には、スピーカ120からBGMは出力されなかったが、入賞口への入賞によるデモ演出の終了の場合は、スピーカ120からBGMが出力される。
なお、この例では、普図始動口228における球検出センサの遊技球の検出であった。すなわち、装飾図柄の変動表示が開始される球検出(入賞)であったが、一般入賞口を含む全ての入賞口への入賞を対象にデモ演出を終了させてもよいし、図柄変動が開始することになる全ての入賞口への入賞を対象にデモ演出を終了させてもよい。すなわち、装飾図柄の変動表示が開始されない入賞口(通常遊技状態であれば、特図1始動口231あるいは特図2始動口232)への入賞であってもデモ演出を終了させてもよい。あるいは、装飾図柄の変動表示が開始されない入賞口への入賞があった場合には、その入賞に基づく図柄変動表示が、ハズレの場合にはデモ演出を終了させず、当りの場合には所定のタイミングでデモ演出を終了させるようにしてもよいし、デモ演出を終了させずに、所定の演出(例えば、左打ちしてくださいの表示)を実行するようにしてもよい。また、一般入賞口への入賞ではデモ演出を終了させないようにしてもよい。
やがて、その装飾図柄の変動表示が終了し、T3のタイミングで「装飾5-装飾4-装飾7」の装飾図柄の組み合わせの確定停止も終了する。その結果、T3のタイミングで上述したデモ演出の開始条件が成立する。T4のタイミングは、デモ演出の開始条件が成立した後であって、上記一定時間が経過する前のタイミングになる。このT4のタイミングで、遊技者が球発射ハンドル134にタッチし、そのタッチが検出される。T4のタイミングの様子を示す(a-2)では、装飾図柄表示装置208の液晶表示は、「装飾5-装飾4-装飾7」の装飾図柄停止表示である。デモ演出の実行中ではないことから、スピーカ120からボイス音は出力されない。遊技者が球発射ハンドル134に触れている間に、普図の装飾図柄の変動表示は開始されず、装飾図柄表示装置208の液晶表示は、「装飾5-装飾4-装飾7」の装飾図柄停止表示のままである。
T5のタイミングは、遊技者が球発射ハンドル134から手を離したタイミングである。このT5のタイミングでデモ演出の開始条件が再び成立し、T6のタイミングで上記一定時間が経過する。そのため、T6のタイミングからデモ演出が開始され、装飾図柄表示装置208の液晶表示として注意喚起表示の表示が開始される。
図57(b)は、通常遊技状態(非時短遊技状態)におけるデモ演出の実行中に、球発射ハンドル134へのタッチが検出されずに特図2の変動表示が2回開始され、2回目の特図2の変動表示で小当りに当選した場合の流れを示すタミングチャートである。
上述のごとく、通常遊技状態(非時短遊技状態)では普図の変動表示による遊技が中心になり、普図の変動表示に対応した装飾図柄の変動表示は行われるが、特図2の変動表示に対応した装飾図柄の変動表示は行われない。
デモ演出が実行され、装飾図柄表示装置208の液晶表示としてアニメデモ表示が表示されいる中、T2のタイミングで、特図2の変動表示が開始される。この例では、ハンドルタッチセンサによって球発射ハンドル134へのタッチは検出されておらず、特図2始動口232の球検出センサの手前で詰まっていた遊技球が、なんらかの拍子で転がり落ち特図2始動口232の球検出センサに検出されることで特図2の変動表示が開始される。このため、上述の終了条件1は成立せず、しかも、特図2の変動表示に対応した装飾図柄の変動表示も行われないことから終了条件2も成立せず、デモ演出は終了しない。T2のタイミングの様子を示す(b-1)では、装飾図柄表示装置208における液晶表示としてアニメデモ表示が表示され続けている。また、第4図柄表示領域284では、特図2の表示が点滅表示している。なお、通常遊技状態は、左打ちが推奨される遊技状態であり、特図2始動口232は右打ち領域に設けられたものであることから、左打ちを推奨する表示を表示するようにしてもよい。
デモ演出が続くT3のタイミングでは、特図2の変動表示が終了し、ここでは不図示の第2特図表示装置214(図3参照)にはずれ図柄が確定停止される。このT3のタイミングの様子を示す(b-2)では、装飾図柄表示装置208ではアニメデモ表示が表示され続けており、第4図柄表示領域284における特図2の表示は、はずれを表すバツ印が点灯表示している。
デモ演出がさらに継続する中、T4のタイミングで、2回目の特図2の変動表示が開始される。この2回目も、ハンドルタッチセンサによって球発射ハンドル134へのタッチは検出されておらず、特図2始動口232の球検出センサの手前でもう1球詰まっていた遊技球が、なんらかの拍子で転がり落ち特図2始動口232の球検出センサに検出されることで2回目の特図2の変動表示が開始される。ここでも、上述の終了条件1は成立せず、終了条件2も成立せず、デモ演出は終了しない。T4のタイミングの様子を示す(b-3)では、装飾図柄表示装置208における液晶表示としてアニメデモ表示が表示され続けており、第4図柄表示領域284では、特図2の表示が点滅表示している。
デモ演出が続くT5のタイミングでは、2回目の特図2の変動表示が終了し、第2特図表示装置214に小当り図柄が確定停止される。このT5のタイミングで、デモ演出は終了し、装飾図柄表示装置208には、当り演出の表示が開始される。このT5のタイミングの様子を示す(b-4)に示す装飾図柄表示装置208では、小当り遊技のオープニング演出として右打ちを促す表示が表示されている。また、スピーカ120からは、当り演出用のBGMが出力されている。なお、小当りとなる特図2の変動表示では、停止時ではなく変動開始時であるT4のタイミングでデモ演出を終了するようにしてもよい。あるいは、特図2の変動表示中に装飾図柄表示装置208で特殊演出を表示するようにして、デモ演出を終了するようにしてもよい。この特殊演出としては、例えば、表示画面の左右から扉画像が出現し、アニメデモ表示にオーバーラップしてアニメデモ演出を隠してしまう演出であってもよい。
この例は、小当り図柄が確定停止される例であったが、デモ演出中に非推奨図柄が変動した場合、大当りしたときもこの例と同じように、大当り図柄の確定停止後にデモ演出を終了するようにしてもよい。
また、デモ演出中に非推奨図柄が変動した場合、小当りしたときでは、図柄停止後もデモ演出を終了しないようにし(小さい右打ち表示を表示するだけ)、大当りしたときでは、図柄停止後にデモ演出を終了するようにしてもよい。
図55及び図57を用いた説明は、通常遊技状態(非時短遊技状態)における説明であったが、第2実施形態の遊技台では、時短遊技状態(RUSH状態)でも、上述したデモ演出の開始条件が成立し、上記一定時間が経過すると、デモ演出が開始される。ただし、時短遊技状態では、デモ演出中に球発射ハンドル134がタッチされても、ボイス音の出力等の或る演出は実行されずにデモ演出が終了する。通常遊技状態では普図始動口228を狙うのに対して、RUSH状態では特図2始動口232に遊技球が到達しやすい。このため、通常遊技状態に比べてRUSH状態では、すぐに装飾図柄の変動表示が開始されるため、その装飾図柄の変動表示の妨げにならないようにするためにも或る演出を実行しないようにしている。また、新たな遊技者である可能性も低いため或る演出を実行しないようにしている。あるいは、時短遊技状態(RUSH状態)では、上述したデモ演出の開始条件が成立し、上記一定時間が経過しても、デモ演出が開始されないようにしてもよい。デモ演出が開始されなければ、ボイス音の出力等の或る演出も実行されない。
また、パチンコ機(弾球遊技機)では、後述する封入式遊技機の一種である、いわゆるスマパチが普及してきている。スマパチでも貸出機が設けられている。以下、貸出機のことをカードユニットと称することにする。このスマパチでは、パチンコ機100側に持ち球数表示器と、計数ボタンが設けられている。持ち球数表示器には、遊技に用いることができる遊技球の数が表示されている。計数ボタンは、持ち球数表示器に表示されている遊技球の数情報をカードユニットへ送信するための操作手段である。
カードユニットは、「持ち球数」情報を記憶可能なカードを受け付ける。計数ボタンを操作すると、計数処理が実行され、カードユニットに受け付けられたカードに、遊技球の数情報が「持ち球数」情報として記憶される。計数処理が完了すると、持ち球数表示器の表示は「0」になる。また、カードユニットに受け付けられたカードに記憶されている「持ち球数」情報をパチンコ機100側に送信すると、持ち球数表示器に「持ち球数」情報に基づく遊技球の数が表示される。
図58は、スマパチにおけるデモ演出制御処理の流れを示すフローチャートである。以下、図56に示すデモ演出制御処理はとの相違点を中心に説明する。図58に示すステップS3431~ステップS3437は、図56に示すステップS3431~ステップS3437と同じ処理であり、詳しい説明は省略する。
ステップS3432における判定で、上述の一定時間(例えば、30秒)が経過していなければ、計数ボタンが操作され計数処理が実行されたか否かを判定する(ステップS3438)。ステップS3438における判定では、計数ボタンが押下されて持ち球数表示器の表示が「0」になっていれば、すなわち計数処理が完了していればYesの判定としてもよいし、計数処理が完了していなくても、計数ボタンが押下さえされていれば判定としてもよい。ステップS3438における判定で、Noの場合にはこのデモ演出制御処理は終了になり、Yesの場合にはデモ演出開始処理を実行し(ステップS3433)、このデモ演出制御処理は終了になる。
従来の遊技台では、デモ演出に関して改良の余地があるといった課題があったが、図55~図58を用いて説明したデモ演出に関する特徴事項を持った遊技台であれば、その課題を解決することができる。上述した図30~図40を用いて説明した保留数の報知に関する特徴事項を有する遊技台であって、この図55~図58を用いて説明したデモ演出に関する事項を特徴とした遊技台であってもよいし、反対に、図55~図58を用いて説明したデモ演出に関する特徴事項を有する遊技台であって、図30~図40を用いて説明した保留数の報知に関する事項を特徴とした遊技台であってもよい。
また、図30~図40を用いて説明した保留数の報知に関する特徴事項と、図55~図58を用いて説明したデモ演出に関する特徴事項を組み合わせることもできる。
例えば、
『 第一の始動口[例えば、普図始動口228]への入球に基づく保留数の増加をカウント可能な主制御手段[例えば、主制御部300]と、
前記保留数が増加する場合に前記主制御手段から送信されてくる増加時信号[例えば、入賞時コマンド]を受信する副制御手段[例えば、第1副制御部400]と、
前記副制御手段によって制御される演出手段[例えば、装飾図柄表示装置208]と、
を備えた遊技台であって、
前記演出手段は、第一の表示領域[例えば、普図の保留アイコン表示領域281]に保留アイコンを表示可能な手段であり、
前記副制御手段は、前記増加時信号を正常に受信すると前記第一の表示領域に保留アイコンを表示させる手段であり[例えば、図38(g)~同図(h)]、
前記演出手段は、前記保留アイコンを2個表示している状態で、前記第一の始動口に遊技球が1球入球したが前記副制御手段が前記保留数が3であることに対応する増加時信号を正常に受信できず[例えば、図39(b)]、その後、前記第一の始動口に遊技球が1球入球して該副制御手段が該保留数が4であることに対応する増加時信号を正常に受信した或る場合(以下、「第一の場合」という。)[例えば、図39(c)]には、前記第一の表示領域で3個目の保留アイコン[例えば、第3保留アイコンh13]を表示するとともに4個目の保留アイコン[例えば、第4保留アイコンh14]も表示する手段であり、
前記演出手段は、第一の演出モード[例えば、演出モードA、演出モードBあるいは演出モードC]において前記保留アイコンを表示する場合、遊技者が有利な状態となる可能性を示唆する或る示唆態様[例えば、大当りの信頼度を、色によって表した態様であったり%表示で数字によって表した態様]で表示する場合がある手段であり、
前記第一の演出モードにおける前記第一の場合に、前記3個目の保留アイコンによって表されていた保留を表す保留アイコンは少なくとも、表示を開始してから保留アイコンとしての表示を終了するまでは前記或る示唆態様で表示されることがなく、或る態様[例えば、演出モードAのデフォルトの表示態様(丸形の通常色の表示態様)]で表示され、
さらに、
遊技球の発射操作が可能な第一の操作手段[例えば、球発射ハンドル134]と、
遊技者による前記第一の操作手段への接触があると該接触を検出可能な検出手段[例えば、ハンドルタッチセンサ]と、
前記第一の始動口とは異なる第二の始動口[例えば、特図2始動口232]と、
前記第一の始動口に入球すると、第一の図柄[例えば、普図]の変動表示を開始する場合がある第一の図柄表示手段[例えば、普図表示装置210]と、
前記第二の始動口に入球すると、第二の図柄[例えば、特図2]の変動表示を開始する場合がある第二の図柄表示手段[例えば、第2特図表示装置214]と、
を備え、
前記演出手段は、少なくとも、第一の遊技状態[例えば、通常遊技状態(非時短遊技状態)]においてデモ演出を実行可能な手段であり、
前記演出手段は、前記第一の図柄の変動表示に応じた第一の変動表示[例えば、ミニ図柄MIN、第4図柄表示領域284のうちの普図の図柄変動中報知領域における〇×の変動を示す表示]を実行可能な手段であり、
前記演出手段は、前記第二の図柄の変動表示に応じた第二の変動表示[例えば、第4図柄表示領域284のうちの特図2の図柄変動中報知領域における〇×の変動を示す表示]を実行可能な手段であり、
前記演出手段は、前記デモ演出の実行中に第一の条件[例えば、図56のステップS3434における終了条件1]が成立すると、該デモ演出を終了する手段であり[例えば、図56のステップS3436]、
前記演出手段は、前記デモ演出の実行中に前記第一の条件が成立することなく第二の条件[例えば、図56のステップS3434における終了条件2]が成立しても、該デモ演出を終了する手段であり[例えば、図56のステップS3436、図57(a)のT2]、
前記演出手段は、前記デモ演出の実行中に前記第一の条件が成立することなく第三の条件[例えば、特図2始動口232への入賞]が成立すると、該デモ演出を終了しない手段であり[例えば、図57(b)のT2]、
前記デモ演出の実行中に前記第一の条件が成立すると、或る演出[例えば、スピーカ120からのボイス音出力]を実行するように構成され[例えば、図56のステップS3435]、
前記デモ演出の実行中に前記第一の条件が成立することなく前記第二の条件が成立した場合には、前記或る演出を実行しないように構成され[例えば、図56に示すデモ演出制御処理]、
前記デモ演出の実行中に前記第一の条件が成立することなく前記第二の条件が成立した場合には、前記第一の変動表示を実行するように構成され[例えば、図57(a)のT2における、ミニ図柄MINや第4図柄表示領域284のうちの普図の図柄変動中報知領域における〇×の変動を示す表示]、
前記デモ演出の実行中に前記第一の条件が成立することなく前記第三の条件が成立した場合には、前記或る演出を実行しないように構成され[例えば、図57(b)のT2におけるスピーカ120]、
前記デモ演出の実行中に前記第一の条件が成立することなく前記第三の条件が成立した場合には、前記第二の変動表示を実行するように構成され[例えば、図57(b)におけるT2]、
前記第一の遊技状態は、前記第一の始動口に入球させることを推奨する状態であって、前記第二の始動口に入球させることを推奨しない状態[例えば、通常遊技状態(非時短遊技状態)]であり、
前記第一の条件は、前記検出手段が前記第一の操作手段への接触を検出したことに応じて成立する条件であり、
前記第二の条件は、前記第一の始動口[例えば、普図始動口228]に入球したことに応じて成立する条件であり、
前記第三の条件は、前記第二の始動口[例えば、特図2始動口232]に入球したことに応じて成立する条件である、
ことを特徴とする遊技台。』
であってもよい。
なお、
「 第二の始動口[例えば、特図2始動口232]への入球に基づく保留数の増加をカウント可能な主制御手段[例えば、主制御部300]と、
前記保留数が増加する場合に前記主制御手段から送信されてくる増加時信号[例えば、入賞時コマンド]を受信する副制御手段[例えば、第1副制御部400]と、
前記副制御手段によって制御される演出手段[例えば、装飾図柄表示装置208]と、
を備えた遊技台であって、
前記演出手段は、第一の表示領域[例えば、特図2の保留アイコン表示領域282]に保留アイコンを表示可能な手段であり、
前記副制御手段は、前記増加時信号を正常に受信すると前記第一の表示領域に保留アイコンを表示させる手段であり、
前記演出手段は、前記保留アイコンを2個表示している状態で、前記第二の始動口に遊技球が1球入球したが前記副制御手段が前記保留数が3であることに対応する増加時信号を正常に受信できず、その後、前記第二の始動口に遊技球が1球入球して該副制御手段が該保留数が4であることに対応する増加時信号を正常に受信した或る場合(以下、「第一の場合」という。)には、前記第一の表示領域で3個目の保留アイコンを表示するとともに4個目の保留アイコンも表示する手段であり、
前記演出手段は、第一の演出モードにおいて前記保留アイコンを表示する場合、遊技者が有利な状態となる可能性を示唆する或る示唆態様で表示する場合がある手段であり、
前記第一の演出モードにおける前記第一の場合に、前記3個目の保留アイコンによって表されていた保留を表す保留アイコンは少なくとも、表示を開始してから保留アイコンとしての表示を終了するまでは前記或る示唆態様で表示されることがなく、或る態様で表示される遊技台。」
であってもよい。
あるいは、
『 第一の始動口[例えば、普図始動口228]への入球に基づく保留数の増加をカウント可能な主制御手段[例えば、主制御部300]と、
前記保留数が増加する場合に前記主制御手段から送信されてくる増加時信号[例えば、入賞時コマンド]を受信する副制御手段[例えば、第1副制御部400]と、
前記副制御手段によって制御される演出手段[例えば、装飾図柄表示装置208]と、
を備えた遊技台であって、
前記演出手段は、第一の表示領域[例えば、普図の保留アイコン表示領域281]に保留アイコンを表示可能な手段であり、
前記演出手段は、第二の表示領域[例えば、第4図柄表示領域284における普図の保留数報知領域]に保留数表示を表示可能な手段であり、
前記副制御手段は、前記増加時信号を正常に受信すると前記第一の表示領域に保留アイコンを表示させる手段であり[例えば、図38(g)~同図(h)]、
前記副制御手段は、前記増加時信号を正常に受信すると前記保留数表示の値を更新表示させる手段であり[例えば、図38(g)]、
前記演出手段は、前記保留アイコンを2個表示している状態で、前記第一の始動口に遊技球が1球入球したが前記副制御手段が前記保留数が3であることに対応する増加時信号を正常に受信できず[例えば、図39(b)]、その後、前記第一の始動口に遊技球が1球入球して該副制御手段が該保留数が4であることに対応する増加時信号を正常に受信した或る場合(以下、「第一の場合」という。)[例えば、図39(c)]には、前記第一の表示領域で3個目の保留アイコン[例えば、第3保留アイコンh13]を表示するとともに4個目の保留アイコン[例えば、第4保留アイコンh14]も表示する一方、前記第二の表示領域では保留数表示の値を3に更新することなく4に更新して表示する[例えば、3を飛び越えて2から4に一気に更新表示する]手段であり、
前記演出手段は、前記保留アイコンを2個表示している状態[例えば、図39(a)]で、前記第一の始動口に遊技球が1球入球したが前記副制御手段が前記保留数が3であることに対応する増加時信号を正常に受信できず[例えば、図39(b’)]、その後、次の変動表示が開始され、変動開始時信号[例えば、図柄変動開始コマンド]を正常に受信した或る場合[例えば、図39(g)]に、前記第二の表示領域では保留数表示の値を更新せずに2を表示する手段[例えば、図39(g)に示す第4図柄表示領域284における普図の保留数報知領域]であり、
前記演出手段は、第一の演出モード[例えば、演出モードA、演出モードBあるいは演出モードC]において前記保留アイコンを表示する場合、遊技者が有利な状態となる可能性を示唆する或る示唆態様[例えば、大当りの信頼度を、色によって表した態様であったり%表示で数字によって表した態様]で表示する場合がある手段であり、
前記第一の演出モードにおける前記第一の場合に、前記3個目の保留アイコンによって表されていた保留を表す保留アイコンは少なくとも、表示を開始してから保留アイコンとしての表示を終了するまでは前記或る示唆態様で表示されることがなく、或る態様[例えば、演出モードAのデフォルトの表示態様(丸形の通常色の表示態様)]で表示され、
さらに、
遊技球の発射操作が可能な第一の操作手段[例えば、球発射ハンドル134]と、
遊技者による前記第一の操作手段への接触があると該接触を検出可能な検出手段[例えば、ハンドルタッチセンサ]と、
前記第一の始動口とは異なる第二の始動口[例えば、特図2始動口232]と、
前記第一の始動口に入球すると、第一の図柄[例えば、普図]の変動表示を開始する場合がある第一の図柄表示手段[例えば、普図表示装置210]と、
前記第二の始動口に入球すると、第二の図柄[例えば、特図2]の変動表示を開始する場合がある第二の図柄表示手段[例えば、第2特図表示装置214]と、
を備え、
前記演出手段は、少なくとも、第一の遊技状態[例えば、通常遊技状態(非時短遊技状態)]においてデモ演出を実行可能な手段であり、
前記演出手段は、前記第一の図柄の変動表示に応じた第一の変動表示[例えば、ミニ図柄MIN、第4図柄表示領域284のうちの普図の図柄変動中報知領域における〇×の変動を示す表示]を実行可能な手段であり、
前記演出手段は、前記第二の図柄の変動表示に応じた第二の変動表示[例えば、第4図柄表示領域284のうちの特図2の図柄変動中報知領域における〇×の変動を示す表示]を実行可能な手段であり、
前記演出手段は、前記デモ演出の実行中に第一の条件[例えば、図56のステップS3434における終了条件1]が成立すると、該デモ演出を終了する手段であり[例えば、図56のステップS3436]、
前記演出手段は、前記デモ演出の実行中に前記第一の条件が成立することなく第二の条件[例えば、図56のステップS3434における終了条件2]が成立しても、該デモ演出を終了する手段であり[例えば、図56のステップS3436、図57(a)のT2]、
前記演出手段は、前記デモ演出の実行中に前記第一の条件が成立することなく第三の条件[例えば、特図2始動口232への入賞]が成立すると、該デモ演出を終了しない手段であり[例えば、図57(b)のT2]、
前記デモ演出の実行中に前記第一の条件が成立すると、或る演出[例えば、スピーカ120からのボイス音出力]を実行するように構成され[例えば、図56のステップS3435]、
前記デモ演出の実行中に前記第一の条件が成立することなく前記第二の条件が成立した場合には、前記或る演出を実行しないように構成され[例えば、図56に示すデモ演出制御処理]、
前記デモ演出の実行中に前記第一の条件が成立することなく前記第二の条件が成立した場合には、前記第一の変動表示を実行するように構成され[例えば、図57(a)のT2における、ミニ図柄MINや第4図柄表示領域284のうちの普図の図柄変動中報知領域における〇×の変動を示す表示]、
前記デモ演出の実行中に前記第一の条件が成立することなく前記第三の条件が成立した場合には、前記或る演出を実行しないように構成され[例えば、図57(b)のT2におけるスピーカ120]、
前記デモ演出の実行中に前記第一の条件が成立することなく前記第三の条件が成立した場合には、前記第二の変動表示を実行するように構成され[例えば、図57(b)におけるT2]、
前記第一の遊技状態は、前記第一の始動口に入球させることを推奨する状態であって、前記第二の始動口に入球させることを推奨しない状態[例えば、通常遊技状態(非時短遊技状態)]であり、
前記第一の条件は、前記検出手段が前記第一の操作手段への接触を検出したことに応じて成立する条件であり、
前記第二の条件は、前記第一の始動口[例えば、普図始動口228]に入球したことに応じて成立する条件であり、
前記第三の条件は、前記第二の始動口[例えば、特図2始動口232]に入球したことに応じて成立する条件である、
ことを特徴とする遊技台。』
であってもよい。
なお、
「 第二の始動口[例えば、特図2始動口232]への入球に基づく保留数の増加をカウント可能な主制御手段[例えば、主制御部300]と、
前記保留数が増加する場合に前記主制御手段から送信されてくる増加時信号[例えば、入賞時コマンド]を受信する副制御手段[例えば、第1副制御部400]と、
前記副制御手段によって制御される演出手段[例えば、装飾図柄表示装置208]と、
を備えた遊技台であって、
前記演出手段は、第一の表示領域[例えば、特図2の保留アイコン表示領域282]に保留アイコンを表示可能な手段であり、
前記演出手段は、第二の表示領域[例えば、第4図柄表示領域284における特図2の保留数報知領域]に保留数表示を表示可能な手段であり、
前記副制御手段は、前記増加時信号を正常に受信すると前記第一の表示領域に保留アイコンを表示させる手段であり、
前記副制御手段は、前記増加時信号を正常に受信すると前記保留数表示の値を更新表示させる手段であり、
前記演出手段は、前記保留アイコンを2個表示している状態で、前記第二の始動口に遊技球が1球入球したが前記副制御手段が前記保留数が3であることに対応する増加時信号を正常に受信できず、その後、前記第二の始動口に遊技球が1球入球して該副制御手段が該保留数が4であることに対応する増加時信号を正常に受信した或る場合(以下、「第一の場合」という。)には、前記第一の表示領域で3個目の保留アイコンを表示するとともに4個目の保留アイコンも表示する一方、前記第二の表示領域では保留数表示の値を3に更新することなく4に更新して表示する手段であり、
前記演出手段は、前記保留アイコンを2個表示している状態で、前記第二の始動口に遊技球が1球入球したが前記副制御手段が前記保留数が3であることに対応する増加時信号を正常に受信できず、その後、次の変動表示が開始され、変動開始時信号を正常に受信した或る場合に、前記第二の表示領域では保留数表示の値を更新せずに2を表示する手段であり、
前記演出手段は、第一の演出モードにおいて前記保留アイコンを表示する場合、遊技者が有利な状態となる可能性を示唆する或る示唆態様で表示する場合がある手段であり、
前記第一の演出モードにおける前記第一の場合に、前記3個目の保留アイコンによって表されていた保留を表す保留アイコンは少なくとも、表示を開始してから保留アイコンとしての表示を終了するまでは前記或る示唆態様で表示されることがなく、或る態様で表示される遊技台。」
であってもよい。
さらに、
『 前記或る示唆態様とは、前記保留アイコンに、遊技者が有利な状態となる可能性を示唆する信頼度を表す数字が表示される態様[例えば、演出モードCにおける、大当りの信頼度を%表示で数字によって表した態様]のことである、
ことを特徴とする遊技台。』
であってもよい。
また、以上の記載によれば、
『 デモ演出を実行可能な演出手段[例えば、装飾図柄表示装置208]を備えた遊技台であって、
前記演出手段は、前記デモ演出の実行中に第一の条件[例えば、図56のステップS3434における終了条件1]が成立すると、該デモ演出を終了する手段であり[例えば、図56のステップS3436]、
前記デモ演出の実行中に第一の条件が成立すると、或る演出[例えば、スピーカ120からのボイス音出力]を実行するように構成された[例えば、図56のステップS3435]、
ことを特徴とする遊技台。』
について説明した。
この遊技台によれば、例えば、遊技者が遊技を開始するにあたり、前記或る演出によって遊技意欲を高めることができる場合がある。また、前記或る演出によって、図柄変動が開始するまで(入賞するまで)の場繋ぎ(遊技者がイライラすることの防止)を行うこともできる場合がある。
なお、前記或る演出は、前記演出手段とは異なる第二の演出手段で実行されてもよいし、該演出手段で実行されてもよい。
また、前記デモ演出の実行が終了する第一のタイミングと前記或る演出の実行が開始される第二のタイミングは、同じタイミングであってもよいし、あるいは異なるタイミングであってもよい。すなわち、前記第一のタイミングが前記第二のタイミングより早くてもよいし遅くてもよい。
また、
『 前記演出手段は、前記デモ演出の実行中に前記第一の条件とは異なる第二の条件[例えば、図56のステップS3434における終了条件2]が成立しても、該デモ演出を終了する手段であり[例えば、図56のステップS3436]、
前記デモ演出の実行中に前記第二の条件が成立した場合には、前記或る演出を実行しないように構成されている[例えば、図56に示すデモ演出制御処理]、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
一方で、前記第二の条件が成立することになった事象(例えば、メニュー操作や入賞による装飾図柄の変動表示)を、前記或る演出でジャマすることがないようにすることができる。
また、
『 第一の操作手段[例えば、球発射ハンドル134]と、
遊技者による前記第一の操作手段への接触があると該接触を検出可能な検出手段[例えば、ハンドルタッチセンサ]と、
を備え、
前記第一の操作手段は、遊技球の発射操作が可能な操作手段であり、
前記第一の条件は、前記検出手段が前記第一の操作手段への接触を検出したことに応じて成立する条件である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、
『 第二の操作手段[例えば、操作キーユニット190]を備え、
前記演出手段は、前記第二の操作手段が操作されると、メニュー表示[例えば、メニュー表示MND]を表示可能であり、
前記第二の条件は、前記第二の操作手段が操作されたことに応じて成立する条件である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
また、
『 遊技球が入賞可能な入賞手段[例えば、普図始動口228]と、
図柄の変動表示を実行可能な図柄表示手段[例えば、普図表示装置210]と、
を備え、
前記図柄表示手段は、前記入賞手段に遊技球が入賞すると、図柄の変動表示[例えば、普図の変動表示]を開始する場合があるように構成されたものであり、
前記第二の条件は、前記入賞手段に遊技球が入賞したことに応じて成立する条件である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
なお、前記図柄の変動表示に対応した変動演出[例えば、装飾図柄の変動表示]を実行可能な変動演出表示手段[例えば、装飾図柄表示装置208]を備え、前記第二の条件は、前記変動演出表示手段において前記変動演出の実行が開始されることに応じて成立する条件であってもよい。
また、以上の記載によれば、
『 少なくとも、第一の遊技状態[例えば、通常遊技状態(非時短遊技状態)]においてデモ演出を実行可能な演出手段[例えば、装飾図柄表示装置208]を備えた遊技台であって、
遊技球の発射操作が可能な第一の操作手段[例えば、球発射ハンドル134]と、
遊技者による前記第一の操作手段への接触があると該接触を検出可能な検出手段[例えば、ハンドルタッチセンサ]と、
遊技球が入賞可能な第一の入賞手段[例えば、普図始動口228]と、
遊技球が入賞可能な第二の入賞手段[例えば、特図2始動口232]と、
前記第一の入賞手段に遊技球が入賞すると、第一の図柄[例えば、普図]の変動表示を開始する場合がある第一の図柄表示手段[例えば、普図表示装置210]と、
前記第二の入賞手段に遊技球が入賞すると、第二の図柄[例えば、特図2]の変動表示を開始する場合がある第二の図柄表示手段[例えば、第2特図表示装置214]と、
を備え、
前記演出手段は、前記第一の図柄の変動表示に応じた第一の変動表示[例えば、ミニ図柄MIN、第4図柄表示領域284のうちの普図の図柄変動中報知領域における〇×の変動を示す表示]を実行可能な手段であり、
前記演出手段は、前記第二の図柄の変動表示に応じた第二の変動表示[例えば、第4図柄表示領域284のうちの特図2の図柄変動中報知領域における〇×の変動を示す表示]を実行可能な手段であり、
前記演出手段は、前記デモ演出の実行中に前記検出手段が前記第一の操作手段への接触を検出[例えば、図56のステップS3434における終了条件1]すると、該デモ演出を終了する手段であり[例えば、図56のステップS3436]、
前記演出手段は、前記デモ演出の実行中であって、前記第二の変動表示を実行していないときに前記検出手段が前記第一の操作手段への接触を検出することなく前記第一の入賞手段に遊技球が入賞して前記第一の図柄の変動表示が開始する場合[例えば、図56のステップS3434における終了条件2]は、該デモ演出を終了する手段であり[例えば、図56のステップS3436、図57(a)のT2]、
前記演出手段は、前記デモ演出の実行中に前記検出手段が前記第一の操作手段への接触を検出することなく前記第二の入賞手段[例えば、特図2始動口232]に遊技球が入賞してハズレとなる前記第二の図柄の変動表示を開始する場合であって前記第一の図柄の変動表示を開始しない場合は、該デモ演出を終了しない手段であり[例えば、図57(b)のT2]、
前記演出手段は、前記デモ演出の実行中に前記検出手段が前記第一の操作手段への接触を検出することなく前記第二の入賞手段に遊技球が入賞して或る当り[例えば、大当りでもよいし小当りでもよいし特定の当りでもよい]となる第二の図柄の変動表示を開始する場合であって、前記第一の図柄の変動表示を開始しない場合は、該第二の図柄の変動表示の実行中は該デモ演出を終了しない[例えば、図57(b)のT4~T5]が、該第二の図柄の変動表示の終了後には該デモ演出を終了する[例えば、図57(b)のT5]手段であり、
前記デモ演出の実行中に前記検出手段が前記第一の操作手段への接触を検出すると、或る演出[例えば、スピーカ120からのボイス音出力]を実行するように構成され[例えば、図56のステップS3435]、
前記デモ演出の実行中に前記検出手段が前記第一の操作手段への接触を検出することなく前記第一の入賞手段に遊技球が入賞して前記第一の図柄の変動表示が開始する場合は、前記或る演出を実行しないように構成され[例えば、図56に示すデモ演出制御処理]、
前記デモ演出の実行中に前記検出手段が前記第一の操作手段への接触を検出することなく前記第二の入賞手段に遊技球が入賞して前記第二の図柄の変動表示が開始する場合は、前記或る演出を実行しないように構成され[例えば、図57(b)のT2におけるスピーカ120]、
前記第一の遊技状態は、前記第一の入賞手段に遊技球を入賞させることを推奨する状態であって、前記第二の入賞手段に遊技球を入賞させることを推奨しない状態[例えば、通常遊技状態(非時短遊技状態)]である、
ことを特徴とする遊技台。』
についても説明した。
続いて、図41(a)に示す複数の演出モードA~D等について補足する。
図41(a)に示す複数の演出モードA~D等は、同時に複数の演出モードを設定可能にしてもよい。
また、複数の演出モードを同時に設定した場合と1つの演出モードを設定した場合とで、演出の実行態様が変化するようにしてもよい。具体的には、先読み演出の信頼度が高くなる演出モードD(先読みチャンスモード)と、先報知演出が実行可能となる演出モードC(先報知モード)を同時に設定した場合、ハズレの場合は、第2先報知演出(赤発光・特定音出力有)が実行されなくなるようにしてもよい。
また、先報知演出には2種類の先報知演出(第1先報知演出、第2先報知演出)があったが、さらに異なる先報知演出を設けてもよい。例えば、ボタンランプ138の赤発光は、何れの当りでも実行可能であるが、図47に示す20R大当り(3000発の一番良い大当り)に限ってボタンランプ138が虹発光する第3先報知演出を設けてもよい。加えて、演出モードとして、予告が実行されると大当りが確定する予告なしモードを設け、予告なしモードと、先報知モードである演出モードCとを同時に設定した場合、3000発に当選した場合の虹発光の実行割合を、先報知演出が実行可能となるモード単体で設定している場合よりも高くしてもよい(100%を含む)。こうすることで、ゲーム性の幅を広げることが可能となる。また、遊技者を積極的に関与させることができ、遊技者が飽きてしまうことを低減させることができる。
また、先報知演出としてボタンランプ138が発光している間に演出ボタン136を押下すると、先報知対象の変動(保留)が大当りの場合には、演出ボタン136が振動するようにしてもよい。すなわち、先報知演出における裏ボタン機能を設けてもよい。こうすることでも、ゲーム性の幅を広げることが可能となり、遊技者を積極的に関与させて遊技者が飽きてしまうことを低減させることができる。
また、先報知演出として赤発光が発生した後に、プレミアアップモード(演出モードB)に変更可能としてもよい。つまり、先報知演出として赤発光が発生した対象の変動(保留)は、変動開始前(保留消化前)では、先報知モード(演出モードC)として演出を行い、変動開始後はプレミアアップモードとして演出を行うことになる。こうすることでも、ゲーム性の幅を広げることが可能となり、遊技者を積極的に関与させて遊技者が飽きてしまうことを低減させることができる。
また、設定している演出モードが大当り遊技中にも影響するようにしてもよい。例えば、プレミアアップモードを設定している状況で大当りして、その大当り遊技中に上乗せ演出を行う場合(例えば、図49(D))、プレミアパターンの上乗せ演出の発生頻度が高くなるようにしてもよい。
また、先読み演出の信頼度(期待度)が高くなる先読みチャンスモード(演出モードD)を設定しているときに、先読み演出が発生したが、その先読み演出の対象の変動でハズレになった場合は、その変動に続く一又は複数変動の間は、当りの場合は先読み演出を実行可能であるが、ガセ先読み演出は実行しないようにしてもよい。先読み演出が実行されれば当りの期待感が高い先読みチャンスモードで、先読み演出が連続してはずれると、先読みチャンスモードへの信用度が落ちてしまうため、これを防ぎ、遊技の興趣の低下を防止することができる。
図59は、本発明を適用可能な封入式のパチンコ機の正面図である。
図59に示す封入式のパチンコ機900では、所定数の遊技媒体(例えば、遊技球)を遊技台内部で循環させる。すなわち、発射手段901から遊技領域902に発射された遊技媒体が、遊技領域902から排出されて再び発射手段901へ供給可能としている。また、遊技媒体の数(賞球、貸球、総持玉数等)の情報や、その他の情報を表示する表示手段903が遊技台前面の遊技領域902の下方に配設されており、図1に示す上皿126や下皿128は設けられていない。
なお、図1に示して上述したパチンコ機100の上皿126に上述した表示手段903さらに設けられた態様を採用してもよく、さらに、この表示手段903にタッチパネルが設けられた態様であってもよい。すなわち、表示手段903に設けられたタッチパネルが操作手段として機能することができる。そして、タッチパネルによる1回のタッチ操作、連打操作あるいは長押し操作により、演出ボタン136の操作に係る演出が実行されてもよいし、長押しオート連打機能が有効な状態である場合には、タッチパネルが継続してタッチされ続けている状態で、タッチパネルに対する疑似的な連打操作が行われるように構成されてもよい。また、長押しオート連打機能を有効な状態にしないように構成されてもよい。また、一部の演出において、長押しオート連打機能を有効な状態にしてもよい。換言すれば、タッチパネルにおいて長押しオート連打機能を作動させてもよいし、作動しないようにしてもよいし、作動させる演出が多いように構成されてもよいし、少ないように構成されてもよい。また、タッチパネルに対する連打操作による演出が複数あり、タッチパネルで行う場合には、長押しオート連打機能が有効な状態とならないことが多いように構成されてもよいし、少ないように構成されてもよい。
以上説明したように、図59に示すパチンコ機900は、球を封入し、封入した球をパチンコ機内で循環させて使用するものであって、封入した球を発射球として使用し、球の払出はクレジットによって実行されるものであってもよい。
次に、図60を用いて本発明を適用可能な遊技台としてのスロットマシン(回胴遊技機)について説明する。図60は、本発明を適用可能なスロットマシン1000を正面側(遊技者側)から見た外観斜視図である。
図60に示すスロットマシン1000は、本体1001と、本体1001の正面に取付けられ、本体1001に対して開閉可能な前面扉1002と、を備える。本体1001の中央内部には、(図60において図示省略)外周面に複数種類の図柄が配置されたリールが3個(左リール1010、中リール1011、右リール1012)収納され、スロットマシン1000の内部で回転できるように構成されている。これらのリール1010~1012はステッピングモータ等の駆動手段により回転駆動される。
本実施例において、各図柄は帯状部材に等間隔で適当数印刷され、この帯状部材が所定の円形筒状の枠材に貼り付けられて各リール1010~1012が構成されている。リール1010~1012上の図柄は、遊技者から見ると、図柄表示窓1013から縦方向に概ね3つ表示され、合計9つの図柄が見えるようになっている。そして、各リール1010~1012を回転させることにより、遊技者から見える図柄の組み合せが変動することとなる。つまり、各リール1010~1012は複数種類の図柄の組合せを変動可能に表示する表示手段として機能する。なお、このような表示手段としてはリール以外にも液晶表示装置等の電子画像表示装置も採用できる。また、本実施形態では、3個のリールをスロットマシン1000の中央内部に備えているが、リールの数やリールの設置位置はこれに限定されるものではない。
各々のリール1010~1012の背面には、図柄表示窓1013に表示される個々の図柄を照明するためのリールバックライト(図示省略)が配置されている。リールバックライトは、各々の図柄ごとに遮蔽されて個々の図柄を均等に照射できるようにすることが望ましい。なお、スロットマシン1000内部において各々のリール1010~1012の近傍には、投光部と受光部から成る光学式センサ(図示省略)が設けられており、この光学式センサの投光部と受光部の間をリールに設けられた一定の長さの遮光片が通過するように構成されている。このセンサの検出結果に基づいてリール上の図柄の回転方向の位置を判断し、目的とする図柄が入賞ライン上に表示されるようにリール1010~1012を停止させる。
入賞ライン表示ランプ1020は、有効となる入賞ライン1014を示すランプである。有効となる入賞ラインは、遊技媒体としてベットされたメダルの数によって予め定まっている。入賞ライン1014は5ラインあり、例えば、メダルが1枚ベットされた場合、中段の水平入賞ラインが有効となり、メダルが2枚ベットされた場合、上段水平入賞ラインと下段水平入賞ラインが追加された3本が有効となり、メダルが3枚ベットされた場合、右下り入賞ラインと右上り入賞ラインが追加された5ラインが入賞ラインとして有効になる。なお、入賞ライン1014の数については5ラインに限定されるものではなく、また、例えば、メダルが1枚ベットされた場合に、中段の水平入賞ライン、上段水平入賞ライン、下段水平入賞ライン、右下り入賞ラインおよび右上り入賞ラインの5ラインを入賞ラインとして有効としてもよい。以下、有効となる入賞ラインを有効ラインと呼ぶ場合がある。
告知ランプ1023は、例えば、後述する内部抽選において特定の入賞役(具体的には、ボーナス)に内部当選していること、または、ボーナス遊技中であることを遊技者に知らせるランプである。遊技メダル投入可能ランプ1024は、遊技者が遊技メダルを投入可能であることを知らせるためのランプである。再遊技ランプ1022は、前回の遊技において入賞役の一つである再遊技に入賞した場合に、今回の遊技が再遊技可能であること(メダルの投入が不要であること)を遊技者に知らせるランプである。リールパネルランプ1028は演出用のランプである。
メダル投入ボタン1030~1032は、スロットマシン1000に電子的に貯留されているメダル(クレジットと言う)を所定の枚数分投入するためのボタンである。本実施例においては、メダル投入ボタン1030が押下される毎に1枚ずつ最大3枚まで投入され、メダル投入ボタン1031が押下されると2枚投入され、メダル投入ボタン1032が押下されると3枚投入されるようになっている。以下、メダル投入ボタン1032はMAXメダル投入ボタンとも言う。なお、遊技メダル投入ランプ1029は、投入されたメダル数に応じた数のランプを点灯させ、規定枚数のメダルの投入があった場合、遊技の開始操作が可能な状態であることを知らせる遊技開始ランプ1021が点灯する。
メダル投入口1041は、遊技を開始するに当たって遊技者がメダルを投入するための投入口である。すなわち、メダルの投入は、メダル投入ボタン1030~1032により電子的に投入することもできるし、メダル投入口1041から実際のメダルを投入(投入操作)することもでき、投入とは両者を含む意味である。貯留枚数表示器1025は、スロットマシン1000に電子的に貯留されているメダルの枚数を表示するための表示器である。遊技情報表示器126は、各種の内部情報(例えば、ボーナス遊技中のメダル払出枚数)を数値で表示するための表示器である。払出枚数表示器1027は、何らかの入賞役に入賞した結果、遊技者に払出されるメダルの枚数を表示するための表示器である。本実施形態においては、貯留枚数表示器1025、遊技情報表示器1026、および払出枚数表示器1027は7セグメント(SEG)表示器で構成されている。
スタートレバー1035は、リール1010~1012の回転を開始させるためのレバー型のスイッチである。即ち、メダル投入口1041に所望するメダル枚数を投入するか、メダル投入ボタン1030~1032を操作して、スタートレバー1035を操作すると、リール1010~1012が回転を開始することとなる。スタートレバー1035に対する操作を遊技の開始操作と言う。
ストップボタンユニット1036には、操作手段の一例としてのストップボタン1037~1039が設けられている。ストップボタン1037~1039は、スタートレバー1035の操作によって回転を開始したリール1010~1012を個別に停止させるためのボタン型のスイッチであり、各リール1010~1012に対応づけられている。以下、ストップボタン1037~1039に対する操作を停止操作と言い、最初の停止操作を第1停止操作、次の停止操作を第2停止操作、最後の停止操作を第3停止操作という。また、第1停止操作の対象となるリールを第1停止リール、第2停止操作の対象となるリールを第2停止リール、第3停止操作の対象となるリールを第3停止リールという。なお、各ストップボタン1037~1039の内部に発光体を設けてもよく、ストップボタン1037~1039の操作が可能である場合、該発光体を点灯させて遊技者に知らせることもできる。
メダル返却ボタン1033は、投入されたメダルが詰まった場合に押下してメダルを取り除くためのボタンである。精算ボタン1034は、スロットマシン1000に電子的に貯留されたメダル、ベットされたメダルを精算し、メダル払出口1055から排出するためのボタンである。ドアキー孔1040は、スロットマシン1000の前面扉1002のロックを解除するためのキーを挿入する孔である。メダル払出口1055は、メダルを払出すための払出口である。
メダル投入ボタン1032の右側には、操作手段の一例としてのチャンスボタン1100が設けられている。チャンスボタン1100は、リール1010~1012の動作に関連する操作が可能であったり、液晶表示装置1057の表示に関連する操作が可能であったりする。また、チャンスボタン1100は、上記実施例によるパチンコ機100と同様に複数の状態を取ることが可能であり、チャンスボタン1100の操作有効期間中に状態変化可能であってもよい。
情報表示ボタンユニット1050には、情報表示ボタン1046が設けられている。情報表示ボタン1046は、例えば、ユーザメニュー(例えば、遊技者個人の遊技履歴情報を設定するためのメニュー)を呼び出すための操作ボタンであり、複数のボタンから構成されている。本実施形態では、情報表示ボタン1046は、操作手段に相当する。
ストップボタンユニット1036の下部には、機種名の表示と各種証紙の貼付とを行うタイトルパネル1062が設けられており、タイトルパネルランプ1064は、タイトルパネル1062を点灯するランプである。タイトルパネル1062の下部には、メダル払出口1055、メダルの受皿1061が設けられている。
音孔1081はスロットマシン1000内部に設けられているスピーカの音を外部に出力するための孔である。前面扉1002の左右各部に設けられたサイドランプ1044は遊技を盛り上げるための装飾用のランプである。前面扉1002の上部には演出装置1060が配設されており、演出装置1060の上部には音孔1043が設けられている。この演出装置1060は、水平方向に開閉自在な2枚の右シャッタ1063a、左シャッタ1063bからなるシャッタ(遮蔽装置)1063と、このシャッタ1063の奥側に配設された液晶表示装置1057(図示省略、演出画像表示装置)を備えており、右シャッタ1063a、左シャッタ1063bが液晶表示装置1057の手前で水平方向外側に開くと液晶表示装置1057(図示省略)の表示画面がスロットマシン1000正面(遊技者側)に出現する構造となっている。
なお、液晶表示装置でなくとも、種々の演出画像や種々の遊技情報を表示可能に構成されていればよく、例えば、複数セグメントディスプレイ(7セグディスプレイ)、ドットマトリクスディスプレイ、有機ELディスプレイ、プラズマディスプレイ、リール(ドラム)、或いは、プロジェクタとスクリーンとからなる表示装置等でもよい。また、表示画面は、方形をなし、その全体を遊技者が視認可能に構成されている。本実施形態の場合、表示画面は長方形であるが、正方形でもよい。また、表示画面の周縁に不図示の装飾物を設けて、表示画面の周縁の一部が該装飾物に隠れる結果、表示画面が異形に見えるようにすることもできる。表示画面は本実施形態の場合、平坦面であるが、曲面をなしていてもよい。
上述したようなスロットマシン1000によれば、例えば、通常遊技をパチンコ機100における第一の遊技状態(例えば、通常遊技状態)に対応することが可能であり、また、AT(アシストタイム)やART(アシストリプレイタイム)へ移行する前兆のCZ(チャンスゾーン)や前兆演出をパチンコ機100における第二の遊技状態(例えば、確変状態)に対応することが可能であり、また、ATやARTをパチンコ機100における第三の遊技状態(例えば、小当りラッシュ)に対応することが可能であり、また、BB(ビッグボーナス)やRB(レギュラーボーナス)等のボーナスをパチンコ機100における大当り遊技に対応することが可能であり、これらを上記実施形態に対応させることで、スロットマシン1000においても本願発明を実現することが可能である。
本発明に係る遊技台は図61(a)に示す、「紙幣投入口2002に紙幣を投入し、ベット2004およびスタート2006操作に基づいて抽選を実行し、抽選結果を抽選結果表示装置2008で表示し、当選時には特典コイン数を残クレジット数に加算し、キャッシュアウト2009が選択された場合には、レシート発行機2010から残クレジット数に対応するコードが記載されたレシートを発行するカジノマシン2000」であってもよい。
さらには、同図(b)に示すように、本発明を実現する電子データを記憶する記憶部を備えている携帯電話機3000、同図(c)に示すように、本発明を実現する電子データを記憶する記憶部を備えているポータブルゲーム機4000、本発明を実現する電子データを記憶する記憶部を備えている家庭用テレビゲーム機5000、に適用してもよい。
より具体的には、同図(b)における携帯電話機3000は、遊技者によって操作される操作部と、ゲームに関するデータを携帯電話回線を通じで取得するデータ取得部と、取得したゲームに関するデータ(本発明を実現する電子データ)を記憶する記憶部と、記憶部に記憶したデータと操作部の操作とに基づいてゲームの制御を行う制御部を備えている。
同図(c)におけるポータブルゲーム機4000は、遊技者によって操作される操作部と、ゲームに関するデータを所定の記憶媒体(DVD等)から取得するデータ取得部と、取得したゲームに関するデータ(本発明を実現する電子データ)を記憶する記憶部と、記憶部に記憶したデータと操作部の操作とに基づいてゲームの制御を行う制御部を備えている。同図(d)における家庭用テレビゲーム機5000は、遊技者によって操作される操作部と、ゲームに関するデータを所定の記憶媒体(DVD等)から取得するデータ取得部と、取得したゲームに関するデータ(本発明を実現する電子データ)を記憶する記憶部と、記憶部に記憶したデータと操作部の操作とに基づいてゲームの制御を行う制御部を備えている。
さらには、同図(e)に示すように、本発明を実現する電子データを記憶したデータサーバ6000に適用してもよい。このデータサーバ6000からインターネット回線を介して同図(d)に示す家庭用テレビゲーム機5000に本発明を実現する電子データをダウンロードするような場合がある。
また、パチンコ機等の実機の動作を家庭用ゲーム機用として擬似的に実行するようなゲームプログラムにおいても、本発明を適用してゲームを実行することができる。その場合、ゲームプログラムを記録する記録媒体は、DVD-ROM、CD-ROM、FD(フレキシブルディスク)、その他任意の記録媒体を利用できる。
さらに、本発明は、遊技台としてパチンコ機およびスロットマシンを例にあげたが、これに限るものではなく、アレンジボール遊技機や、じゃん球遊技機、スマートボール等に適用してもよい。
また、本発明の実施の形態に記載された作用および効果は、本発明から生じる最も好適な作用および効果を列挙したに過ぎず、本発明による作用および効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。なお、以上説明した、実施形態や実施例や変形例や各種の例や付記等の記載それぞれにのみ含まれている構成要件であっても、その構成要件を他の、実施形態や実施例や変形例や各種の例や付記等に適用してもよい。すなわち、適用させることを妨げる要因がない限りは、実施形態や実施例や変形例や各種の例や付記等の記載それぞれにのみ含まれている構成要件を他の、実施形態や実施例や変形例や各種の例や付記等に適用しても、一つのまとまりのある技術的思想として成り立つ。
<別実施形態>
以下、図62~図98を用いて、本発明に適用することができる別の遊技台(例えば、パチンコ機等の弾球遊技機やスロット機等の回胴遊技機)について詳細に説明する。なお、図62~図98に示す符号は、原則として図62~図98を用いた説明にのみ用いることとし、重複する符号が他の図面に示されている場合であっても、図62~図98を用いた説明では図62~図98に示す符号を優先する。
<全体構成>
まず、図62を用いて、本発明の別実施形態に係る封入式遊技機100の全体構成について説明する。なお、図62は、封入式遊技機100を正面側(遊技者側)から見た外観斜視図である。
封入式遊技機100は、外部的構造として、外枠102と、本体104と、前面枠扉106と、下側扉108と、遊技盤200と、をその前面に備える。
外枠102は、遊技機設置営業店に設けられた設置場所(島設備等)へと固定させるための縦長方形状から成る木製の枠部材である。本体104は、内枠または枠とも呼ばれ、外枠102の内部に備えられ、ヒンジ部112を介して外枠102に回動自在に装着された縦長方形状の遊技機基軸体となる部材である。また、本体104が開放された場合、本体104の開放を検出する不図示の内枠開放センサを備える。
前面枠扉106は、フロントドアやガラスフレームとも呼ばれ、ロック機能付きで且つ開閉自在となるようにパチンコ機100の前面側となる本体104の前面に対しヒンジ部112を介して装着され、枠状に構成されることでその内側を開口部とした扉部材である。なお、この前面枠扉106には、開口部にガラス製又は樹脂製の透明板部材118が設けられ、前面側には、スピーカ120や枠ランプ122が取り付けられている。前面枠扉106の後面と遊技盤200の前面とで遊技領域を区画形成する。また、前面枠扉106が開放された場合、前面枠扉106の開放を検出する不図示の前面枠扉開放センサを備える。
下側扉108は、パチンコ機100の前面において本体104の下側に対して、ロック機能付きで且つ開閉自在となるように装着された扉部材である。下側扉108は、遊技者の操作によって発射装置に案内された遊技球を遊技盤200の遊技領域へと打ち出す球発射ハンドル134(発射操作手段)と、遊技者の操作によって各種演出装置の演出態様に変化を与える演出ボタン136と、プラスボタン、マイナスボタン、十字ボタン、決定ボタン等の複数のボタンを有する操作パネルユニット138等を備える。
<制御部>
次に、図63を用いて、この封入式遊技機100の制御部の回路構成について詳細に説明する。なお、図63は、封入式遊技機100の制御部の回路ブロック図を示したものである。
封入式遊技機100の制御部は、大別すると、遊技の中枢部分を制御する主制御部300と、主制御部300が送信するコマンド信号(以下、単に「コマンド」と呼ぶ)に応じて主に演出の制御を行う第1副制御部400と、第1副制御部400より送信されたコマンドに基づいて各種機器を制御する第2副制御部500と、主制御部300が送信するコマンドに応じて主に遊技球の供給等に関する制御を行う枠制御部600と、遊技球の発射制御を行う発射制御部630と、封入式遊技機100に供給される電源を制御する電源制御部660と、によって構成されている。
<主制御部>
まず、封入式遊技機100の主制御部300について説明する。主制御部300は、全体を制御する基本回路302を備えている。この基本回路302には、CPU304と、制御プログラムや各種データを記憶するためのROM306と、一時的にデータを記憶するためのRAM308等を搭載している。
基本回路302には、各種センサ320(各始動口、入賞口、可変入賞口を通過する遊技球を検出するセンサ(検出手段)、前面枠扉開放センサ、内枠開放センサ等)が出力する信号を受信するセンサ回路と、特別図柄表示装置(第1特図表示装置212、第2特図表示装置214)の表示制御を行うための駆動回路と、普通図柄表示装置210の表示制御を行うための駆動回路と、各種状態表示部328(普図保留ランプ、第1特図保留ランプ、第2特図保留ランプ、高確中ランプ等)の表示制御を行うための駆動回路と、各種の可動部材(第2特図始動口の羽根部材、可変入賞口の扉部材等)を駆動する各種ソレノイド332を制御するための駆動回路等を搭載している。
また、主制御部300には、電源制御部660から主制御部300に供給している電源の電圧値を監視する電圧監視回路を設けており、この電圧監視回路は、電源の電圧値が所定の値(本実施例では9v)未満である場合に電圧が低下したことを示す低電圧信号を基本回路302に出力する。
また、主制御部300は、第1副制御部400にコマンドを送信するための出力インタフェースと、枠制御部600にコマンドを送信するための入出力インタフェースをそれぞれ備えており、この構成により、第1副制御部400および枠制御部600との通信を可能としている。
なお、主制御部300と第1副制御部400との情報通信は一方向の通信であり、主制御部300は第1副制御部400にコマンド等の信号を送信できるように構成しているが、第1副制御部400からは主制御部300にコマンド等の信号を送信できないように構成されている。一方、主制御部300と枠制御部600との情報通信は双方向の通信であり、主制御部300と枠制御部600は、互いにコマンド等の信号を送受信できるように構成されている(詳細は後述する)。
<第1副制御部>
次に、封入式遊技機100の第1副制御部400について説明する。第1副制御部400は、主に主制御部300が送信したコマンド等に基づいて第1副制御部400の全体を制御する基本回路402を備えている。この基本回路402には、CPU404と、各種演出データ等が記憶されたROM406と、一時的にデータを記憶するためのRAM408等を搭載している。
また、基本回路402には、演出ボタン136の押下を検出する検出センサと、スピーカ120(およびアンプ)の制御を行うための音源ICと、各種ランプ418の制御を行うための駆動回路と、演出装置246の駆動制御を行うための駆動回路等を搭載している。
<第2副制御部>
次に、封入式遊技機100の第2副制御部500について説明する。第2副制御部500は、第1副制御部400が送信したコマンド等に基づいて第2副制御部500の全体を制御する基本回路502を備えている。この基本回路502には、CPU504と、画像表示用のデータ等が記憶されたROM506と、CPU504からの信号に基づいてROM506に記憶された画像表示用のデータ等を読み出してVRAM436のワークエリアを使用して表示画像を生成して装飾図柄表示装置(液晶表示装置)157に画像を表示するVDP(ビデオ・ディスプレイ・プロセッサ)434等を搭載している。
<払出制御部、発射制御部、電源制御部>
次に、封入式遊技機100の枠制御部600、発射制御部630、電源制御部660について説明する。
枠制御部600(制御手段)は、主制御部300にコマンドを送信するための入出力インタフェースと、発射制御部630にコマンドを送信するための入出力インタフェースをそれぞれ備えており、主制御部300および発射制御部630の両方との通信を可能としている。
枠制御部600と主制御部300との情報通信、および、枠制御部600と発射制御部630との情報通信は、いずれも双方向の通信であり、主制御部300と枠制御部600および、枠制御部600と発射制御部630は、互いにコマンド等の信号を送受信できるように構成されている。
枠制御部600は、主に主制御部300が送信したコマンド等の信号に基づいて遊技球の供給等を制御する基本回路602を備えている。この基本回路602には、CPU604と、各種データ等が記憶されたROM606と、一時的にデータを記憶するためのRAM608と、ファール球検出センサ616、計数ボタン617(所定の操作手段)、または、減算センサ618(検出手段)が出力する信号を受信するセンサ回路と、遊技球数表示装置619の表示制御を行うための駆動回路と、揚上装置714(図64参照)の球上げモータ601の駆動制御を行うための駆動回路等を搭載している。なお、ファール球検出センサ616と減算センサ618については、図64を用いて後述する。
また、基本回路602は、インタフェース部を介して、封入式遊技機100とは別体で設けられた貸出装置614との通信を行う。枠制御部600と貸出装置614との情報通信は、双方向の通信であり、枠制御部600と貸出装置614は、互いにコマンド等の信号を送受信できるように構成されている(詳細は後述する)。なお、封入式遊技機100は、貸出装置614を介して、遊技店等に設置されたホールコンピュータ(いわゆるホールコン)に情報を送信することが可能である。
貸出装置614の貸出ボタン614aは、貸出装置614に挿入されたカードに記憶されている「金銭残高」を引き落として遊技球数を得るための操作を行う操作手段である。遊技の開始時や遊技の途中に、貸出ボタン614aを操作することで、引き落とされる金銭に応じて、枠制御部600で管理している遊技球数が加算される。
遊技球数や賞球球数等は、数値データとして枠制御部600で管理し、遊技球数表示装置619を用いて表示する。また、遊技の終了時は、計数ボタン617を押下することで枠制御部600が管理していた遊技球数を貸出装置614に移行し、カードに記憶させることができる。
発射制御部630は、枠制御部600が出力する所定の信号、例えば発射許可または停止を指示する制御信号や、球発射ハンドル134内に設けた発射強度出力回路が出力する、遊技者による球発射ハンドル134の操作量に応じた発射強度を指示する制御信号に基づいて、発射杆146および発射槌148(図64参照)を駆動する発射ソレノイド632の制御や、球発射ハンドル134に向けて球を供給する球送りソレノイド634の制御を行う。
電源制御部660は、封入式遊技機100に外部から供給される交流電源を直流化し、所定の電圧に変換して主制御部300、第1副制御部400等の各制御部や各種装置等に供給する。なお、電源制御部660は、外部からの電源が断たれた後も所定の部品(例えば主制御部300のRAM308等)に所定の期間(例えば10日間)電源を供給するための蓄電回路(例えば、コンデンサ)を備えている。
<封入式遊技機/遊技球の流れ>
次に、図64を用いて、封入式遊技機100における遊技球の流れについて説明する。図64は、封入式遊技機100における遊技球の流れを模式的に示した図である。
封入式遊技機100では、下側扉108の内側に配設された球貯留カバー712に貯留している遊技球を、揚上装置(搬送装置)714や球磨き装置716を介して、球上げ上通路ユニット718の上部通路736まで搬送(揚上)した後、球送り装置127(球送り手段)を介して、発射装置140(発射手段)の発射レール149の発射位置に供給する。
続いて、遊技者の球発射ハンドル134の操作量に応じた強度で、発射装置140の発射ソレノイド632を駆動し、発射装置140の発射杆146や発射槌148によって、遊技球を遊技盤200に向けて打ち出す。なお、遊技盤200に到達しなかった遊技球(ファール球(戻り球)FB)は、ファール球通路764に落下し、このファール球通路764を通過する遊技球を検出可能なファール球検出センサ(近接センサ)616を通過した後、球貯留カバー712に排出される。
遊技盤200の上部に到達した遊技球は、打球方向変換部材や遊技釘等によって進行方向を変えながら下方に落下し、入賞口(可変入賞口234等)や始動口(第1特図始動口232等)に入賞(入球)するか、いずれの入賞口や始動口にも入賞(入球)することなく、または普図始動口を通過するのみでアウト口240に到達する。
遊技盤200の入賞口や始動口に入賞(入球)した遊技球は、遊技盤200の背面側に配設された入賞球通路760を通って、また、入賞口や始動口に入賞(入球)しなかった遊技球は、遊技盤200下部のアウト口240を介して遊技盤200の背面側に配設されたアウト球通路762を通って、それぞれ、下部通路750の第一レール752に進入し、第一レール752の傾斜に沿って第一レール752の内部を転動し、第一レール752の下流側に到達する。
下部通路750の第一レール752から第二レール756に進入した遊技球は、第二レール756の傾斜に沿って第二レール756の内部を転動し、球貯留カバー712に貯留された後、揚上装置714によって搬送(揚上)されつつ、球磨き装置716によって表面に付着した埃や汚れが取り除かれる。
揚上装置714によって搬送された遊技球は、球上げ上通路ユニット718の上部通路736に進入して転動し、上部通路736を通過する遊技球を検出可能な減算センサ(近接センサ)618を通過する。この減算センサ618を通過した遊技球は、球送り装置127の球送りソレノイド634によって発射装置球通路748に排出された後、発射装置球通路748を通って発射装置140の発射レール149に導かれる。
以上説明したように、封入式遊技機100は、遊技者が遊技球を遊技盤200の盤面に打ち出すことによって遊技を行う点においては、従来の弾球遊技機(パチンコ機)と同様である。しかしながら、発射に必要な最小数の遊技球を遊技機内で循環させ、循環途中には、発射装置140、球送り装置127、球磨き装置716、揚上装置714等が設けられており、従来の弾球遊技機(パチンコ機)とは異なり、上皿や下皿が無く、基本的に遊技者が直接遊技球に触れることができない構造となっている。
なお、封入式遊技機100では、発射装置140によって遊技球を発射する速度(本例では、1分間に100球)よりも、揚上装置714によって遊技球を搬送(揚上)する速度(本例では、1分間に200球)の方が速くなるように設定しているため、発射装置140において発射する遊技球が不足し、遊技が中断されてしまうような事態を未然に防止することができる。
また、封入式遊技機100では、遊技盤200の打球方向変換部材や遊技釘等の数や配置等によって変動するが、遊技球が循環するサイクル(或る遊技球を発射装置140から遊技盤200に向けて発射してから、同じ遊技球が発射装置140に再び戻ってくるまでの時間)は約28秒である。
<枠制御部/計数処理>
次に、図65を用いて、枠制御部600が実行する計数処理について説明する。図65は、枠制御部600の計数処理の流れを示すフローチャートである。
計数処理のステップS101では、計数ボタン617の操作(本例では、「短押し」または「長押し」の操作)を受け付けたか否かを判定し、計数ボタン617の操作を受け付けた場合にはステップS102に進み、操作を受け付けていない場合には計数処理を終了する。
ここで、ステップS101における計数ボタン617の操作の判定について説明する。枠制御部600は、計数ボタン617から出力されるボタン検出信号を所定間隔で監視し、1ms以上500ms未満のONレベル(例えばハイレベル)のボタン検出信号を検出した後、当該ボタン検出信号の立下りエッジ(ダウンエッジ)を検出した場合には、計数ボタン617の「短押し」の操作を受け付けたと判定する。そして、「短押し」の操作を受け付けたと判定した場合には、RAM608に記憶している計数球数の情報(計数球数データ)に、1球に対応する数値の「1」を設定する。
一方、500ms以上のONレベル(例えばハイレベル)のボタン検出信号を検出した場合には、計数ボタン617の「長押し」の操作を受け付けたと判定し、その後、300msのONレベルのボタン検出信号を検出する度に、「長押し」の操作を受け付けたと判定する。そして、「長押し」の操作を受け付けたと判定した場合には、遊技球数が250球以上のときは、RAM608に記憶している計数球数の情報(計数球数データ)に、250球に対応する数値の「250」を設定し、遊技球数が250球未満のときは、全ての遊技球数に対応する数値(例えば、遊技球数が150球の場合には、150球に対応する数値の「150」)を設定する。
ステップS102では、計数予定数は、後述する遊技機情報通知コマンドで送信した遊技球数よりも多いか否かを判定し、該当する場合にはステップS103に進んで、補正予定データをセットし、そうでない場合にはステップS104に進む。
ここで、ステップS103においてセットする補正予定データの一例について説明する。例えば、後述する図82に示す例では、符号T7bに示す賞球の直後の符号T7cに示すタイミングにおいて計数ボタン617の「短押し」の操作を受け付けているが、計数ボタン617の「短押し」の操作に応じた計数である1球を示す数値の1(計数予定数)が、符号T7aに示すタイミングにおいて遊技機情報通知コマンドによって送信した遊技球数の0よりも多いことから、計数球数に、計数ボタン617の「短押し」の操作に応じた計数である1球を示す数値の1を計数球数(計数データ)に設定することなく、ステップS103において、計数データ(計数球数)の補正予定データとして0をセットする。
また、後述する図83に示す例では、符号T8aに示すタイミングにおいて計数ボタン617の「長押し」の操作を受け付けているが、計数ボタン617の「長押し」の操作に応じた計数である250球を示す数値の250(計数予定数)が、符号T8bに示すタイミングにおいて遊技機情報通知コマンドによって送信した遊技球数の245よりも多いことから、計数球数に、計数ボタン617の「長押し」の操作に応じた計数である250球を示す数値の250を計数球数(計数データ)設定することなく、ステップS103において、計数データ(計数球数)の補正予定データとして245をセットする。
本例によれば、外部装置(貸出装置614)に遊技球数データの情報(遊技機情報通知コマンド)を送信した後であって計数データの情報(計数通知コマンド)を送信する前の所定期間において、遊技球数データが増加した状況においては、遊技球数データの情報よりも多くの計数データの情報を送信することを防止することができるため、外部装置に不正行為や故障と誤認させてしまう情報を送信しないようにすることで、遊技台の円滑な運用が可能となる。
ステップS104では、補正予定データが有るか無いかを判定し、補正予定データが有る場合にはステップS108に進み、補正予定データが無い場合にはステップS105に進む。
ステップS105では、基準信号フラグがセット済みか否かを判定し、セット済みの場合にはステップS106に進み、そうでない場合にはステップS107に進んで、補正しない計数データ(計数球数)をセットした後に計数処理を終了する。
ステップS106では、遊技球数から計数予定数を減算した減算結果(遊技球数-計数予定数)が0か否かを判定し、減算結果が0の場合にはステップS108に進み、そうでない場合にはステップS107に進んで、補正予定データをセットした後に計数処理を終了する。
ステップS108では、補正した計数データ(計数球数)をセットした後に計数処理を終了する。
ここで、ステップS106においてYesと判定された場合にセットする計数データ(計数球数)の一例について説明する。後述する図85に示す例では、符号T11bに示すタイミングにおいて、遊技球数(本例では1)から計数予定数(本例では1)を減算した減算結果が0(=遊技球数1-計数予定数1)であることから、計数予定数(本例では1)から1を減算した減算結果(本例では0)を、ステップS108において計数データ(計数球数)にセットする。
本例によれば、遊技球の発射と、遊技球数データを計数する計数処理が重なった場合でも、遊技球数データ(1球)から、所定の操作手段(計数ボタン617)の第一の操作態様(短押し)に応じた値(1球)を計数しないため、適切な処理が可能となる。
また、後述する図86に示す例では、符号T12bに示すタイミングにおいて、遊技球数(本例では250)から計数予定数(本例では250)を減算した減算結果が0(=遊技球数250-計数予定数250)であることから、計数予定数(本例では250)から1を減算した減算結果(本例では249)を、ステップS108において計数データ(計数球数)にセットする。
例えば、遊技球の発射と、遊技球数データを計数する計数処理に何の制限もかけずに処理を行うと、遊技球数データが250球のときに、遊技球の発射と、長押しによる計数(250球)が重なった場合、250球が計数され、遊技球数データとしては遊技球が無いにも関わらず、遊技球が発射されてしまうといった問題が生じるが、本例によれば、遊技球の発射と、遊技球数データを計数する計数処理が重なった場合でも、遊技球数データ(250球)から、所定の操作手段(計数ボタン617)の第一の操作態様(長押し)に応じた値(250球)を計数しないため、適切な処理が可能となる。
<枠制御部/基準信号処理>
次に、図66を用いて、枠制御部600が実行する基準信号処理について説明する。図66は、枠制御部600の基準信号処理の流れを示すフローチャートである。
基準信号処理のステップ201では、発射制御部630の基準信号を受信したか否かを判定し、受信した場合にはステップS202に進み、受信していない場合には基準信号処理を終了する。
ここで、「基準信号」とは、発射制御部630が枠制御部600に向けて送信する信号のことであり、発射制御部630は、図64を用いて説明した球送り装置127の球送りソレノイド634を駆動した場合(上部通路736の減算センサ618を通過した遊技球を発射装置球通路748に排出した場合)に、枠制御部600に向けて基準信号を送信する。
ステップS202では、基準信号フラグをONにセットした後に基準信号処理を終了する。
<枠制御部/遊技球減算処理>
次に、図67を用いて、枠制御部600が実行する遊技球減算処理について説明する。図67は、枠制御部600の遊技球減算処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS301では、減算センサ618から出力される減算センサ信号がONレベル(例えばハイレベル)からOFFレベル(例えばローレベル)に変化したか否か(減算センサ618が遊技球を検知したか否か)を判定し、該当する場合(減算センサ618が遊技球を検知した場合)にはステップS302に進み、該当しない場合(減算センサ618が遊技球を検知していない場合)にはステップS303に進む。
ステップS302では、RAM608に記憶している遊技球数のデータ(遊技球数データ)から1を減算する処理を実行した後にステップS304に進み、ステップS303では、所定期間(例えば640ms)が経過したか否かを判定し、所定期間が経過した場合にはステップS304に進み、経過していない場合には遊技球減算処理を終了する。
ステップS304では、基準信号フラグをOFFにセット(リセット)した後に、遊技球減算処理を終了する。
<主制御部と枠制御部の通信>
次に、主制御部300と枠制御部600の通信について説明する。
上述の通り、主制御部300と枠制御部600との情報通信は双方向の通信であり、主制御部300と枠制御部600は、互いにコマンド等の信号を送受信できるように構成されている。
図68は、主制御部と枠制御部間のコマンド種別を示した図である。主制御部300と枠制御部600との間で送受信可能なコマンドは、遊技機設置情報通知コマンド、遊技機設置情報応答コマンド、遊技機情報通知コマンド、遊技機情報応答コマンドの4つである。
<主制御部と枠制御部の通信/遊技機設置情報通知コマンド>
遊技機設置情報通知コマンドは、主制御部300から枠制御部600に送信されるコマンドであり、主制御部300が枠制御部600に「遊技機設置情報」を通知するコマンドである。
この「遊技機設置情報」には、「遊技機種類」、主制御チップID番号、主制御チップメーカーコード、主制御チップ製品コード等の情報が含まれ、「遊技機種類」には、遊技機の種類を特定する情報(ぱちんこ、スロット、アレンジボール、じやん球)が含まれる。
遊技機設置情報通知コマンドは、封入式遊技機100の電源投入時に、主制御部300から枠制御部600に向けて送信される。主制御部300は、このコマンドを送信した後、枠制御部600から遊技機設置情報応答コマンドを受信するまで、108ms周期で計10回、このコマンドを枠制御部600に送信する。
主制御部300は、このコマンドの送信を開始してから1080msの間、枠制御部600から遊技機設置情報応答コマンドを受信できなかった場合、断線エラーとなり、電断から復帰するまで遊技停止状態となる。
一方、枠制御部600は、起動から180s(3分)以内に、このコマンドを受信できなかった場合、通信回線断として断線エラーを報知する。また、通信回線断後、主制御部300から、このコマンドを正常に受信した場合、断線エラーを解除する。
<主制御部と枠制御部の通信/遊技機設置情報応答コマンド>
遊技機設置情報応答コマンドは、枠制御部600から主制御部300に送信されるコマンドであり、枠制御部600が遊技機設置情報通知コマンドを受領したことを主制御部300に通知するコマンドである。
遊技機設置情報応答コマンドは、封入式遊技機100の電源投入後、主制御部300から遊技機設置情報通知コマンドを受信してから10ms以内に、枠制御部600から主制御部300に向けて送信される。
<主制御部と枠制御部の通信/遊技機情報通知コマンド>
遊技機情報通知コマンドは、主制御部300から枠制御部600に送信されるコマンドであり、主制御部300が枠制御部600に、遊技球数、計数球数、賞球数等の遊技機情報を通知するコマンドである。
主制御部300は、枠制御部600から遊技機設置情報応答コマンドを受信した後、108ms周期で、このコマンドを枠制御部600に向けて送信する。
なお、このコマンドは、枠制御部600から遊技機設置情報応答コマンドを受信してから108ms周期で送信するのではなく、108ms周期で送信している遊技機設置情報通知コマンドの種別を、当該遊技機情報通知コマンドに切り替えて送信する。
<主制御部と枠制御部の通信/遊技機情報応答コマンド>
遊技機情報応答コマンドは、枠制御部600から主制御部300に送信されるコマンドであり、計数球数、貸出球数、遊技機情報通知コマンドに含まれる賞球数の合計数などの情報を主制御部300に通知するコマンドである。
遊技機情報応答コマンドは、主制御部300から遊技機情報通知コマンドを受信してから10ms以内に、枠制御部600から主制御部300に向けて送信される。
<主制御部と枠制御部の通信/具体例>
次に、主制御部300と枠制御部600の通信の具体例について説明する。
<主制御部と枠制御部の通信/電源投入後の通信>
図69は、封入式遊技機100の電源投入後における主制御部300と枠制御部600の通信の一例を時系列で示したシーケンス図である。なお、以降の図面においては、図面の見易さを考慮して、各コマンド名における「コマンド」の文字を省略することがある。
主制御部300は、封入式遊技機100に電源が投入され(T11)、自身が起動された後、枠制御部600に向けて遊技機設置情報通知コマンド(通信通番=0)を送信(通知)し(T12)、この遊技機設置情報通知コマンドを受信した枠制御部600は、当該コマンドを受信してから10ms以内に、主制御部300に向けて遊技機設置情報応答コマンド(通信通番=0)を送信する(T13)。遊技機設置情報応答コマンドを受信した主制御部300は、遊技球の発射を許可する。なお、通信通番は、電源投入時に0にリセットされ、コマンドを送信する度に1を加算する。
以降、主制御部300は、枠制御部600から遊技機設置情報応答コマンドを受信した後、108ms周期で、遊技機設置情報通知コマンドに代えて、遊技機情報通知コマンドを枠制御部600に向けて送信する(T14,T16,T18)。一方、枠制御部600は、遊技機情報通知コマンドを受信してから10ms以内に、主制御部300に向けて遊技機情報応答コマンドを送信する(T15,T17,T19)。
なお、上述の通り、枠制御部600は、起動から180s(3分)以内に、遊技機設置情報通知コマンドを受信できなかった場合、通信回線断として断線エラーを報知する。また、通信回線断後、主制御部300から遊技機設置情報通知コマンドを正常に受信した場合、断線エラーを解除する。
ここで、枠制御部600の制御についてまとめると、枠制御部600は、主制御部300から遊技機情報通知コマンドを受信した場合、当該コマンドに含まれる賞球数を遊技球数に加算し、遊技球数等表示装置に表示する。また、枠制御部600は、図67を用いて説明した遊技球減算処理において、減算センサ618が遊技球の発射を検出した場合、遊技球数を1つ減算し、遊技球数等表示装置に表示する。また、枠制御部600は、ファール球検出センサ616が遊技球の通過を検出した場合、遊技球数を1つ加算し、遊技球数等表示装置に表示する。
なお、図示は省略するが、主制御部300から枠制御部600に遊技機情報通知コマンドを送信した場合に、枠制御部600が、受信した賞球の情報を、再度、主制御部300に送信し、主制御部300において、枠制御部600に送信した賞球の情報と、枠制御部600から受信した賞球の情報が一致するか否かを確認する処理を実行してもよい。
このような構成とすれば、主制御部300と枠制御部600によって送受信される情報の信頼性を高めることができ、不正行為や通信障害による不具合等を未然に防止することができる。
<主制御部と枠制御部の通信/主制御部による通信回線断エラー>
図70は、主制御部300と枠制御部600の通信において主制御部300による通信回線断エラーが発生した場合の通信の一例を時系列で示したシーケンス図である。なお、以降の図面においては、遊技機設置情報通知コマンドと遊技機情報通知コマンドを総称して「通知電文」という場合があり、遊技機設置情報応答コマンドと遊技機情報応答コマンドを総称して「応答電文」という場合がある。
主制御部300は、10回連続で枠制御部600から応答電文を受信できなかった場合には、通信回線断として断線エラーとなり、断線エラーであることを報知するエラー報知を行うとともに、電断から復帰するまで遊技停止状態となる。
図70において符号T21で示すタイミングでは、主制御部300が、n回目の通知電文(通信通番=n)を枠制御部600に向けて送信したが、当該通知電文に対する応答電文(通信通番=n)が受信できず、続く符号T22で示すタイミングでは、主制御部300が、n+1回目の通知電文(通信通番=n+1)を枠制御部600に向けて送信したが、当該通知電文に対する応答電文(通信通番=n+1)が受信できず、続く符号T23で示すタイミングでは、主制御部300が、n+2回目の通知電文(通信通番=n+2)を枠制御部600に向けて送信したが、当該通知電文に対する応答電文(通信通番=n+2)が受信できていない。
主制御部300は、n回目の通知電文(通信通番=n)の送信を開始してから、108ms周期で計10回、通知電文を枠制御部600に送信したが、1080ms(108ms×10回)の間、10回連続で枠制御部600から応答電文を受信できなかったことから、符号T24で示すタイミングで、通信回線断として断線エラーとなり、断線エラーであることを報知するエラー報知を行うとともに、電断から復帰するまで遊技停止状態となっている。
なお、主制御部300が断線エラーになった場合には、封入式遊技機100の電源をオフにした後に、再び電源をオンにする(電源を再投入する)ことで断線エラーから復帰することが可能であり、電源が再投入されると、主制御部300は、図69を用いて説明した電源投入後の通信を最初から開始する。
<主制御部と枠制御部の通信/枠制御部による通信回線断エラー>
図71は、主制御部300と枠制御部600の通信において枠制御部600による通信回線断エラーが発生した場合の通信の一例を時系列で示したシーケンス図である。
枠制御部600は、通知電文(遊技機設置情報通知コマンドまたは遊技機情報通知コマンド)を受信してから、1000msの間、次の通知電文を受信できなかった場合には、通信回線断として断線エラーとなり、断線エラーであることを報知するエラー報知を行う。
符号T31で示すタイミングでは、主制御部300が、n回目の通知電文(通信通番=n)を枠制御部600に向けて送信し、続く符号T32で示すタイミングでは、枠制御部600が、当該通知電文に対する応答電文(通信通番=n)を主制御部300に向けて送信しているが、続く符号T33,T34で示すタイミングでは、主制御部300が、n+1回目の通知電文(通信通番=n+1),n+2回目の通知電文(通信通番=n+2)を枠制御部600に向けて送信できていない。
枠制御部600は、符号T31に示すタイミングで通知電文(通信通番=n)を受信してから、1000msの間、次の通知電文(通信通番=n+1,n+2,…)を受信できなかったことから、符号T35で示すタイミングで、通信回線断として断線エラーとなり、断線エラーであることを報知するエラー報知を行っている。
なお、枠制御部600は、主制御部300から通知電文を正常に受信した場合に、断線エラーから復帰することが可能である。
<枠制御部と貸出装置の通信>
次に、枠制御部600と貸出装置614の通信について説明する。
上述の通り、枠制御部600と貸出装置614との情報通信は双方向の通信であり、枠制御部600と貸出装置614は、互いにコマンド等の信号を送受信できるように構成されている。
図72(a)は、枠制御部と貸出装置間のコマンド種別を示した図である。枠制御部600と貸出装置614の間で送受信可能なコマンドは、遊技機情報通知コマンド、計数通知コマンド、貸出通知コマンド、貸出受領結果応答コマンドの4つである。
<枠制御部と貸出装置の通信/遊技機情報通知コマンド>
遊技機情報通知コマンドは、枠制御部600から貸出装置614に送信されるコマンドであり、3種類の遊技機に関するコマンドを周期的に送信する。
図72(b)は、遊技機情報通知コマンドの種別を示した図である。
遊技機情報通知コマンドは、ホールコン・不正監視情報コマンド、遊技機設置情報コマンド、遊技機性能情報コマンドの3種類に大別でき、ホールコン・不正監視情報コマンドは、さらに、ホールコン・不正監視情報コマンド(主制御状態の更新あり、または、遊技情報あり)と、ホールコン・不正監視情報コマンド(主制御状態の更新なし、かつ、遊技情報なし)に2種類に分類することができる。
図72(b)に示す「優先順位」は、コマンドの送信時における優先順位を示しており、複数種類のコマンドの送信タイミングが重なった場合には、この「優先順位」が高いコマンドを優先して送信する。本例では、1:ホールコン・不正監視情報コマンド(主制御状態の更新あり、または、遊技情報あり)、2:遊技機設置情報コマンド、3:遊技機性能情報コマンド、4:ホールコン・不正監視情報コマンド(主制御状態の更新なし、かつ、遊技情報なし)の順番で送信の優先順位が高い。
図72(b)に示す「通知条件」は、各コマンドを送信する条件(タイミング)を示している。本例では、枠制御部600は、ホールコン・不正監視情報コマンド(主制御状態の更新あり、または、遊技情報あり)を、封入式遊技機100の起動が完了してから300ms周期で貸出装置614に向けて送信し、遊技機設置情報コマンドを、封入式遊技機100の起動が完了してから60s周期で貸出装置614に向けて送信する。
また、遊技機性能情報コマンドを、封入式遊技機100の起動が完了してから180s周期で貸出装置614に向けて送信し、ホールコン・不正監視情報コマンド(主制御状態の更新なし、かつ、遊技情報なし)を、封入式遊技機100の起動が完了してから300ms周期で貸出装置614に向けて送信する。
図72(b)に示す「内容」は、各コマンドで送信する情報を示している。例えば、ホールコン・不正監視情報コマンド(主制御状態の更新あり、または、遊技情報あり)では、遊技球数、発射球数、総賞球球数、主制御状態、遊技機エラー状態、不正検知状態、性能情報状態通知、遊技情報等を送信する。
ここで、「遊技球数」は、持ち球数(遊技機に保有している持ち球数)であり、「発射球数」は、減算センサ618を遊技球が通過した時に+1を加算し、ファール球検知センサ616を遊技球が通過した時に-1を減算して算出される数値であり、遊技機情報通知コマンドの送信後に0にクリアされる。「総賞球球数」は、封入式遊技機100の電源投入からの「賞球球数」の総数である。
「主制御状態」は、大当り信号1(特定の大当り中)、大当り信号2(全大当り中)、大当り信号3(時短中、確変中)、高確率中、時短中、確変中又は有利状態中、大当り+時短中、確変中又は有利状態中、発射停止要求等の情報を含む情報である。「遊技機エラー状態」は、発生しているエラーの種別等の情報であり、「不正検知状態」は、設定変更/設定確認中、RAMクリア、エラー発生中、コンプリート機能作動中等の情報を含む情報である。「性能情報状態通知」は、非時短、時短、大当り中、低確率、高確率等の情報を含む情報であり、「遊技情報」は、各入賞口入賞、図柄確定回数、大当り回数等を含む情報である。
ホールコン・不正監視情報コマンド(主制御状態の更新なし、かつ、遊技情報なし)では、ホールコン・不正監視情報コマンド(主制御状態の更新あり、または、遊技情報あり)で送信する情報のうち、主制御状態と遊技情報以外の情報を送信する。
遊技機設置情報コマンドでは、総発射遊技球数、総獲得遊技球数、出玉率、分間獲得遊技球数(低ベース)、役物比率、連続役物比率、大当り回数等を送信する。
ここで、「総発射遊技球数」は、封入式遊技機100の電源投入からの「発射球数」の総数である。「総獲得遊技球数」は、封入式遊技機100の電源投入時からの獲得遊技球数の総数であり、「出玉率」は、(総獲得遊技球数/総発射遊技球数)×100で算出される数値であり、「分間獲得遊技球数(低ベース)」は、(低ベース中の総獲得遊技球数/低ベース中の総発射遊技球数)×100で算出される数値である。「役物比率」は、(役物動作による獲得遊技球/総獲得遊技球数)×100で算出される数値であり、「連続役物比率」は、(連続役物動作による獲得遊技球数/総獲得遊技球数)×100で算出される数値である。
遊技機性能情報コマンドでは、主制御部/枠制御部CPUのチップID、チップメーカーコード、チップ製品コード等を送信する。
<枠制御部と貸出装置の通信/計数通知コマンド>
計数通知コマンドは、枠制御部600から貸出装置614に送信されるコマンドであり、計数球数や計数累積球数等の情報を含むコマンドである。
ここで、「計数球数」は、計数される遊技球数(0~250球)であり、計数ボタン617の操作を受け付けていなくても0球を示す情報を送信する。「計数累積球数」は、封入式遊技機100の電源投入からの「計数球数」の累計数であり、封入式遊技機100の電源投入後に0にクリアされる。
枠制御部600は、このコマンドを、遊技機情報通知コマンドを送信した後の90ms以上100ms以内の期間において、300ms周期で貸出装置614に向けて送信する。
<枠制御部と貸出装置の通信/貸出通知コマンド>
貸出通知コマンドは、貸出装置614から枠制御部600に送信されるコマンドであり、貸出球数の情報を含むコマンドである。
ここで、「貸出球数」は、貸出装置614から封入式遊技機100に貸出される遊技球数である。
貸出装置614は、このコマンドを、枠制御部600から計数通知コマンドを受信してから170ms以内の期間に、枠制御部600に向けて送信する。
<枠制御部と貸出装置の通信/貸出受領結果応答コマンド>
貸出受領結果応答コマンドは、枠制御部600から貸出装置614に送信されるコマンドであり、貸出球数受領結果(貸出球数等の情報を正常に受信したか否かの結果)等の情報を含むコマンドである。
枠制御部600は、このコマンドを、貸出装置614から貸出通知コマンドを受信してから10ms以内に、貸出装置614に向けて送信する。
<枠制御部と貸出装置の通信/具体例>
次に、枠制御部600と貸出装置614の通信の具体例について説明する。
<枠制御部と貸出装置の通信/基本的な通信(遊技情報なし)>
図73は、枠制御部600と貸出装置614の基本的な通信(遊技情報なし)の一例を時系列で示したシーケンス図である。なお、以降の図面においては、図面の見易さを考慮して、各コマンド名における「コマンド」の文字を省略することがある。
枠制御部600は、遊技機情報通知コマンドのうちのホールコン・不正監視情報コマンドを、封入式遊技機100の起動が完了してから300ms周期で貸出装置614に向けて送信した後、遊技機情報通知コマンドを送信した後の90ms以上100ms以内の期間において、計数報通知コマンドを300ms周期で貸出装置614に向けて送信する。
符号T41で示すタイミングでは、封入式遊技機100の起動が完了したことから、枠制御部600は、遊技機情報通知コマンドのうちのホールコン・不正監視情報コマンドを送信するが、遊技機情報のうちの主制御状態が更新なし、かつ、遊技情報がなしの状態であることから、枠制御部600は、遊技機情報通知コマンドのうちのホールコン・不正監視情報コマンド(主制御状態の更新なし、かつ、遊技情報なし)を貸出装置614に向けて送信している。
符号T42で示すタイミングでは枠制御部600は、遊技機情報通知コマンドを送信した後の90ms以上100ms以内の期間において、計数通知コマンドを貸出装置614に向けて送信している。
符号T43で示すタイミングでは、貸出装置614は、枠制御部600から計数通知コマンドを受信したことから、当該コマンドを受信してから170ms以内の期間に、枠制御部600に向けて貸出通知コマンドを送信し、符号T44で示すタイミングでは、枠制御部600は、貸出装置614から貸出通知コマンドを受信したことから、当該コマンドを受信してから10ms以内に、貸出受領結果応答コマンドを貸出装置614に向けて送信している。
以降、枠制御部600は、遊技機情報のうちの主制御状態が更新なし、かつ、遊技情報がなしの状態である場合には、遊技機情報通知コマンドのうちのホールコン・不正監視情報コマンド(主制御状態の更新なし、かつ、遊技情報なし)を300ms周期で貸出装置614に向けて送信した後に、計数通知コマンドを貸出装置614に向けて送信し、計数通知コマンドを受信した貸出装置614は、枠制御部600に向けて貸出通知コマンドを送信し、貸出通知コマンドを受信した枠制御部600は、貸出受領結果応答コマンドを貸出装置614に向けて送信する。
符号T45で示すタイミングでは、封入式遊技機100の起動が完了してから60sが経過したことから、遊技機情報通知コマンドのうちの遊技機設置情報コマンドを貸出装置614に向けて送信している、 符号T46で示すタイミングでは、封入式遊技機100の起動が完了してから180sが経過したことから、遊技機情報通知コマンドのうちの遊技機性能情報コマンドを貸出装置614に向けて送信しようとするが、本例では、当該遊技機性能情報コマンド(優先順位3)よりも優先順位の高い遊技機設置情報コマンド(優先順位2)の送信タイミングが重なったため、遊技機情報通知コマンドのうちの遊技機設置情報コマンドを優先して先に貸出装置614に向けて送信している。
遊技機設置情報コマンドの送信後、枠制御部600は、計数通知コマンドを貸出装置614に向けて送信し、計数通知コマンドを受信した貸出装置614は、枠制御部600に向けて貸出通知コマンドを送信し、貸出通知コマンドを受信した枠制御部600は、貸出受領結果応答コマンドを貸出装置614に向けて送信する。
符号T47で示すタイミングでは、遊技機設置情報コマンドと送信タイミングが重なった遊技機性能情報コマンドを、符号T46で示すタイミングから300ms経過後に、貸出装置614に向けて送信している。
図示は省略するが、遊技機性能情報コマンドの送信後、枠制御部600は、計数通知コマンドを貸出装置614に向けて送信し、計数通知コマンドを受信した貸出装置614は、枠制御部600に向けて貸出通知コマンドを送信し、貸出通知コマンドを受信した枠制御部600は、貸出受領結果応答コマンドを貸出装置614に向けて送信する。
ここで、枠制御部600の制御についてまとめると、枠制御部600は、計数ボタン617が押下された場合、計数球数を貸出装置614へ送信し、遊技球数から計数球数を減算し、減算後の遊技球数を遊技球数等表示装置に表示する。
なお、計数ボタン617の短押し操作であれば、1球を示すデータを貸出装置614へ送信し、遊技球数から1を減算し、遊技球数等表示装置に表示する。また、計数ボタン617の長押し操作であれば、最大250球を示すデータを貸出装置614へ送信し(遊技球数が250未満の場合は全数分を示すデータを貸出装置614へ送信し)、遊技球数から最大250を減算し(遊技球数が250未満の場合は遊技球数から全数分を減算し)、遊技球数等表示装置に表示する。
また、枠制御部600は、貸出装置614から貸球数数を受信した場合、貸球数数と現在の遊技球数とを加算した個数を新たな遊技球数として遊技球数等表示装置に表示する。
<枠制御部と貸出装置の通信/遊技機情報通知(遊技情報あり)の優先送信>
図74は、枠制御部600と貸出装置614の通信における遊技機情報通知コマンド(遊技情報あり)の優先送信の一例を時系列で示したシーケンス図である。
枠制御部600は、遊技機情報通知コマンドのうちのホールコン・不正監視情報コマンドを、封入式遊技機100の起動が完了してから300ms周期で貸出装置614に向けて送信するとともに、遊技機情報通知コマンドのうちの遊技機設置情報コマンドを、封入式遊技機100の起動が完了してから60s周期で貸出装置614に向けて送信する。
符号T52で示すタイミングでは、封入式遊技機100の起動が完了してから60sが経過したことから、遊技機情報通知コマンドのうちの遊技機設置情報コマンドを貸出装置614に向けて送信しようとするが、本例では、当該タイミングにおいて遊技情報を保持しており、当該遊技機設置情報コマンド(優先順位2)よりも優先順位の高いホールコン・不正監視情報コマンド(遊技情報あり)(優先順位1)の送信タイミングが重なったため、遊技機情報通知コマンドのうちのホールコン・不正監視情報コマンド(遊技情報あり)を優先して先に貸出装置614に向けて送信している。
符号T53で示すタイミングでは、枠制御部600が保持している遊技情報がなくなったことから、ホールコン・不正監視情報コマンド(遊技情報あり)と送信タイミングが重なった遊技機設置情報コマンドを、符号T52で示すタイミングから300ms経過後に、貸出装置614に向けて送信している。
また、枠制御部600は、遊技機情報通知コマンドのうちの遊技機性能情報コマンドを、封入式遊技機100の起動が完了してから180s周期で貸出装置614に向けて送信する。
符号T54で示すタイミングでは、封入式遊技機100の起動が完了してから180sが経過したことから、遊技機情報通知コマンドのうちの遊技機性能情報コマンドを貸出装置614に向けて送信しようとするが、本例では、枠制御部600が当該タイミングにおいて遊技情報を保持しており、当該遊技機性能情報コマンド(優先順位3)よりも優先順位の高いホールコン・不正監視情報コマンド(遊技情報あり)(優先順位1)の送信タイミングが重なったため、遊技機情報通知コマンドのうちのホールコン・不正監視情報コマンド(遊技情報あり)を優先して先に貸出装置614に向けて送信している。
符号T55で示すタイミングでは、枠制御部600が保持している遊技情報がなくなったことから、ホールコン・不正監視情報コマンド(遊技情報あり)と送信タイミングが重なった遊技機性能情報コマンドを、符号T54で示すタイミングから300ms経過後に、貸出装置614に向けて送信している。
<枠制御部と貸出装置の通信/計数通知>
図75は、枠制御部600と貸出装置614の通信における計数通知の一例を時系列で示したシーケンス図である。
本例は、封入式遊技機100の計数ボタン617の「長押し」の操作が行われ、250球×2回(合計500球)の計数が行われた場合における計数通知の例である。
具体的には、符号T1aで示すタイミングにおいて、遊技球数1000、計数累積球数0の状態において計数ボタン617の「長押し」の1回目の操作を受け付けたことから、計数球数に、250球を表す数値の「250」を設定するとともに、計数累積球数0に計数球数250を加算して計数累積球数を250に更新している。
符号T1bで示すタイミングでは、枠制御部600は、連番=n(nは正の整数)、遊技球数=1000の情報を含む遊技機情報通知コマンドを貸出装置614に向けて送信した後、続く符号T1cで示すタイミングでは、遊技機情報通知コマンドを送信した後の90ms以上100ms以内の期間において、計数通番=m(mは正の整数)、計数球数=250、計数累積球数=250の情報を含む計数通知コマンドを貸出装置614に向けて送信した後、遊技球数1000から計数球数250を減算して遊技球数を750に更新している。
符号T1dで示すタイミングでは、計数通知コマンドを受信した貸出装置614は、当該計数通知コマンドを受信する前の持ち球数100に、受信した計数通知コマンドに含まれる計数球数250を加算し、持ち球数を350に更新するとともに、貸出球数は0であることから、貸出通番=k(kは正の整数)、貸出球数=0の情報を含む貸出通知コマンドを枠制御部600に向けて送信している。
符号T1eで示すタイミングでは、貸出通知コマンドを受信した枠制御部600は、貸出通番=k、貸出球数受領結果=正常の情報を含む貸出受領結果応答コマンドを貸出装置614に向けて送信している。
その後、本例では、遊技球数750、計数累積球数250の状態において計数ボタン617の「長押し」の操作が継続されており、計数ボタン617の「長押し」の2回目の操作を受け付けたことから、計数球数に、250球を表す数値の「250」を設定するとともに、計数累積球数250に計数球数250を加算して計数累積球数を500に更新している。
符号T1fで示すタイミングでは、枠制御部600は、連番=n+1、遊技球数=750の情報を含む遊技機情報通知コマンドを貸出装置614に向けて送信した後、続く符号T1gで示すタイミングでは、遊技機情報通知コマンドを送信した後の90ms以上100ms以内の期間において、計数通番=m+1、計数球数=250、計数累積球数=500の情報を含む計数通知コマンドを貸出装置614に向けて送信した後、遊技球数750から計数球数250を減算して遊技球数を500に更新している。
符号T1hで示すタイミングでは、計数通知コマンドを受信した貸出装置614は、当該計数通知コマンドを受信する前の持ち球数350に、受信した計数通知コマンドに含まれる計数球数250を加算し、持ち球数を600に更新するとともに、貸出球数は0であることから、貸出通番=k+1、貸出球数=0の情報を含む貸出通知コマンドを枠制御部600に向けて送信している。
符号T1iで示すタイミングでは、貸出通知コマンドを受信した枠制御部600は、貸出通番=k+1、貸出球数受領結果=正常の情報を含む貸出受領結果応答コマンドを貸出装置614に向けて送信している。
符号T1jで示すタイミングでは、計数ボタン617の長押し操作が解除され、続く符号T1kで示すタイミングでは、枠制御部600は、連番=n+2、遊技球数=500の情報を含む遊技機情報通知を貸出装置614に向けて送信した後、続く符号T1lで示すタイミングでは、遊技機情報通知コマンドを送信した後の90ms以上100ms以内の期間において、計数通番=m+2、計数球数=0、計数累積球数=500の情報を含む計数通知コマンドを貸出装置614に向けて送信しているが、計数球数が0であることから、遊技球数を500に維持している。
符号T1mで示すタイミングでは、計数通知コマンドを受信した貸出装置614は、計数球数が0であることから、持ち球数を600に維持するとともに、貸出球数は0であることから、貸出通番=k+2、貸出球数=0の情報を含む貸出通知コマンドを枠制御部600に向けて送信している。
符号T1nで示すタイミングでは、貸出通知コマンドを受信した枠制御部600は、貸出通番=k+2、貸出球数受領結果=正常の情報を含む貸出受領結果応答コマンドを貸出装置614に向けて送信している。
<枠制御部と貸出装置の通信/貸出通知>
図76は、枠制御部600と貸出装置614の通信における貸出通知の一例を時系列で示したシーケンス図である。
本例は、貸出装置614の貸出ボタン614aの操作が行われ、125球×1回の貸出が行われた場合における貸出通知の例である。
符号T2aで示すタイミングにおいて、貸出装置614は、貸出ボタン614aの操作を受け付けていることから、貸出球数を125に更新している。
符号T2bで示すタイミングでは、遊技球数50であることから、枠制御部600は、連番=n(nは正の整数)、遊技球数=50の情報を含む遊技機情報通知コマンドを貸出装置614に向けて送信した後、続く符号T2cで示すタイミングでは、遊技機情報通知コマンドを送信した後の90ms以上100ms以内の期間において、計数通番=m(mは正の整数)、計数球数=0、計数累積球数=0の情報を含む計数通知コマンドを貸出装置614に向けて送信している。
符号T2dで示すタイミングでは、計数通知コマンドを受信した貸出装置614は、貸出通番=k(kは正の整数)、貸出球数=125の情報を含む貸出通知コマンドを、計数通知コマンドを受信してから170ms以内の期間に、枠制御部600に向けて送信している。
符号T2eで示すタイミングでは、貸出通知コマンドを受信した枠制御部600は、受信した貸出通知コマンドに含まれる貸出球数125を遊技球数50に加算して遊技球数を175に更新するとともに、貸出通番=k、貸出球数受領結果=正常の情報を含む貸出受領結果応答コマンドを、貸出通知コマンドを受信してから10ms以内に、貸出装置614に向けて送信している。これにより、貸出装置614は、枠制御部600が貸出球数等の情報を正常に受信したことを確認する。
符号T2fで示すタイミングでは、遊技球数が175であることから、枠制御部600は、連番=n+1、遊技球数=175の情報を含む遊技機情報通知を貸出装置614に向けて送信している。
<枠制御部と貸出装置の通信/通信断>
図77と図78は、枠制御部600と貸出装置614の通信において通信断が発生した場合の一例を時系列で示したシーケンス図である。
本例は、枠制御部600と貸出装置614の通信において通信断(ケーブル断線)が発生した場合における通信の例である。
符号T3aで示すタイミングでは、遊技球数1000であることから、枠制御部600は、連番=n(nは正の整数)、遊技球数=1000の情報を含む遊技機情報通知コマンドを貸出装置614に向けて送信した後、続く符号T3bで示すタイミングでは、遊技機情報通知コマンドを送信した後の90ms以上100ms以内の期間において、計数通番=m(mは正の整数)、計数球数=0、計数累積球数=0の情報を含む計数通知コマンドを貸出装置614に向けて送信している。
また、符号T3cで示すタイミングでは、計数通知コマンドを受信した貸出装置614は、貸出球数は0であることから、貸出通番=k(kは正の整数)、貸出球数=0の情報を含む貸出通知コマンドを枠制御部600に向けて送信し、符号T3dで示すタイミングでは、貸出通知コマンドを受信した枠制御部600は、貸出通番=k(kは正の整数)、貸出球数受領結果=正常の情報を含む貸出受領結果応答コマンドを貸出装置614に向けて送信し、符号T3eで示すタイミングでは、連番=n+1、遊技球数=1000の情報を含む遊技機情報通知コマンドを貸出装置614に向けて送信している。
符号T3fで示すタイミングでは、枠制御部600と貸出装置614の通信において通信断(ケーブル断線)が発生したことから、その後、枠制御部600は、VL=OFF(発射不能状態、計数ボタン無効)となり、貸出装置614は、VL=OFF(発射不能状態)、PSI=OFF(計数ボタン無効状態)となっている。
符号T3gに示すタイミングでは、計数ボタン無効状態となったことから、計数通番=m+1、計数球数=0、計数累積球数=0の情報を含む計数通知コマンドを貸出装置614に向けて送信しているが、通信断(ケーブル断線)が発生していることから、貸出装置614は、当該コマンドを正常に受信できていない。
また、符号T3hで示すタイミングでは、枠制御部600は、連番=n+2、遊技球数=1000の情報を含む遊技機情報通知コマンドを貸出装置614に向けて送信した後、続く符号T3iで示すタイミングでは、遊技機情報通知コマンドを送信した後の90ms以上100ms以内の期間において、計数通番=m+2、計数球数=0、計数累積球数=0の情報を含む計数通知コマンドを貸出装置614に向けて送信しているが、通信断(ケーブル断線)が発生していることから、貸出装置614は、これらのコマンドを正常に受信できていない。
図78において符号T3jで示すタイミングでは、遊技店の店員が遊技球数を確認し、通信断(ケーブル断線)を解消してケーブル復旧させたことから、枠制御部600と貸出装置614は、VL=ON(遊技球の発射許可状態)、PSI=ON(計数ボタン有効状態)となっている。なお、貸出装置614においては、VL=ON(遊技球の発射許可状態)になった後に、遊技店の店員がケーブル接続状況を確認する。
符号T3kで示すタイミングでは、遊技球数が1000であることから、枠制御部600は、連番=n+3、遊技球数=1000の情報を含む遊技機情報通知コマンドを貸出装置614に向けて送信した後、続く符号T3lで示すタイミングでは、遊技機情報通知コマンドを送信した後の90ms以上100ms以内の期間において、計数通番=m+3、計数球数=0、計数累積球数=0の情報を含む計数通知コマンドを貸出装置614に向けて送信している。
また、符号T3mで示すタイミングでは、計数通知コマンドを受信した貸出装置614は、通信断(ケーブル断線)が発生した後であることから貸出通番を0にリセットするとともに、貸出球数は0であることから、貸出通番=0、貸出球数=0の情報を含む貸出通知コマンドを枠制御部600に向けて送信し、符号T3nで示すタイミングでは、貸出通知コマンドを受信した枠制御部600は、貸出通番を最後に送った貸出連番k(符号T3dで示すタイミングで送信した貸出受領結果応答コマンドの貸出連番k)に設定した後、貸出通番=k、貸出球数受領結果=正常の情報を含む貸出受領結果応答コマンドを貸出装置614に向けて送信している。
符号T3oで示すタイミングでは、連番=n+4、遊技球数=1000の情報を含む遊技機情報通知コマンドを貸出装置614に向けて送信し、符号T3pで示すタイミングでは、遊技機情報通知コマンドを送信した後の90ms以上100ms以内の期間において、計数通番=m+4、計数球数=0、計数累積球数=0の情報を含む計数通知コマンドを貸出装置614に向けて送信している。
また、符号T3qで示すタイミングでは、計数通知コマンドを受信した貸出装置614は、ケーブル復旧したことから貸出通番kに1を加算してk+1に更新するとともに、貸出球数は0であることから、貸出通番=k+1、貸出球数=0の情報を含む貸出通知コマンドを枠制御部600に向けて送信し、符号T3rで示すタイミングでは、貸出通知コマンドを受信した枠制御部600は、貸出通番=k+1、貸出球数受領結果=正常の情報を含む貸出受領結果応答コマンドを貸出装置614に向けて送信している。
<枠制御部と貸出装置の通信/計数通知中の通信異常>
図79は、枠制御部600と貸出装置614の計数通知における通信異常の一例を時系列で示したシーケンス図である。
本例は、封入式遊技機100の計数ボタン617の「長押し」の操作が行われ、250球×1回(合計250球)の計数が行われ、「長押し」の操作が継続されている際に通信異常が発生した場合における計数通知の例である。
具体的には、符号T4aで示すタイミングにおいて、遊技球数1000、計数累積球数0の状態において計数ボタン617の「長押し」の1回目の操作を受け付けたことから、計数球数に、250球を表す数値の「250」を設定するとともに、計数累積球数0に計数球数250を加算して計数累積球数を250に更新している。
符号T4bで示すタイミングでは、枠制御部600は、連番=n(nは正の整数)、遊技球数=1000の情報を含む遊技機情報通知コマンドを貸出装置614に向けて送信した後、続く符号T4cで示すタイミングでは、遊技機情報通知コマンドを送信した後の90ms以上100ms以内の期間において、計数通番=m(mは正の整数)、計数球数=250、計数累積球数=250の情報を含む計数通知コマンドを貸出装置614に向けて送信した後、遊技球数1000から計数球数250を減算して遊技球数を750に更新している。
符号T4dで示すタイミングでは、計数通知コマンドを受信した貸出装置614は、当該計数通知コマンドを受信する前の持ち球数100に、受信した計数通知コマンドに含まれる計数球数250を加算し、持ち球数を350に更新するとともに、貸出球数は0であることから、貸出通番=k(kは正の整数)、貸出球数=0の情報を含む貸出通知コマンドを枠制御部600に向けて送信している。
符号T4eで示すタイミングでは、貸出通知コマンドを受信した枠制御部600は、貸出通番=k、貸出球数受領結果=正常の情報を含む貸出受領結果応答コマンドを貸出装置614に向けて送信している。
本例では、遊技球数750、計数累積球数250の状態において計数ボタン617の「長押し」の操作が継続されており、計数ボタン617の「長押し」の2回目の操作を受け付けたことから、計数球数に、250球を表す数値の「250」を設定するとともに、計数累積球数250に計数球数250を加算して計数累積球数を500に更新している。
符号T4fで示すタイミングでは、枠制御部600は、連番=n+1、遊技球数=750の情報を含む遊技機情報通知コマンドを貸出装置614に向けて送信した後、続く符号T4gで示すタイミングでは、遊技機情報通知コマンドを送信した後の90ms以上100ms以内の期間において、計数通番=m+1、計数球数=250、計数累積球数=500の情報を含む計数通知コマンドを貸出装置614に向けて送信した後、遊技球数750から計数球数250を減算して遊技球数を500に更新しているが、通信異常が発生していることから、貸出装置614は、当該コマンドを正常に受信できていない。
また、符号T4hで示すタイミングでは、枠制御部600は、連番=n+2、遊技球数=500の情報を含む遊技機情報通知コマンドを貸出装置614に向けて送信しているが、通信異常が発生していることから、貸出装置614は、当該コマンドを正常に受信できていない。
一方、貸出装置614は、枠制御部600から遊技機情報通知コマンドを正常に受信できていないことから、通信異常を検知し、当該通信異常を検知してから最大300ms後に、VL=OFF(発射不能状態)、PSI=OFF(計数ボタン無効状態)としている。また、枠制御部600は、貸出装置614から、計数通知コマンドに対する貸出通知コマンドを正常に受信できていないことから、VL=OFF(発射不能状態、計数ボタン無効)としている。
枠制御部600では、計数ボタン617が無効となったことから、計数球数を250から0に再設定した後に、符号T4iで示すタイミングでは、計数通番=m+2、計数球数=0、計数累積球数=500の情報を含む計数通知コマンドを貸出装置614に向けて送信しているが、通信異常が発生していることから、貸出装置614は、これらのコマンドを正常に受信できていない。
符号T4jで示すタイミングでは、遊技店の店員が遊技球数と持ち球数を確認し、通信異常を解消するまで、通信異常のエラー復帰待ちとなる。貸出装置614は、通信異常が解消した場合には、VL=ON(遊技球の発射許可状態)、PSI=ON(計数ボタン有効状態)となる。
<枠制御部と貸出装置の通信/貸出通知中の通信異常>
図80は、枠制御部600と貸出装置614の貸出通知における通信異常の一例を時系列で示したシーケンス図である。
本例は、貸出装置614の貸出ボタン614aの操作が行われ、125球×1回の貸出が行われた際に通信異常が発生した場合における貸出通知の例である。
符号T5aで示すタイミングにおいて、貸出装置614は、貸出ボタン614aの操作を受け付けていることから、貸出球数を125に更新している。
符号T5bで示すタイミングでは、遊技球数が50であることから、枠制御部600は、連番=n(nは正の整数)、遊技球数=50の情報を含む遊技機情報通知コマンドを貸出装置614に向けて送信した後、続く符号T5cで示すタイミングでは、枠制御部600は、遊技機情報通知コマンドを送信した後の90ms以上100ms以内の期間において、計数通番=m(mは正の整数)、計数球数=0、計数累積球数=0の情報を含む計数通知コマンドを貸出装置614に向けて送信している。
符号T5dで示すタイミングでは、計数通知コマンドを受信した貸出装置614は、貸出通番=k(kは正の整数)、貸出球数=125の情報を含む貸出通知コマンドを、計数通知コマンドを受信してから170ms以内の期間に、枠制御部600に向けて送信している。
符号T5eで示すタイミングでは、貸出通知コマンドを受信した枠制御部600は、当該コマンドに含まれる貸出球数125を遊技球数50に加算して遊技球数を175に更新するとともに、貸出通番=k、貸出球数受領結果=正常の情報を含む貸出受領結果応答コマンドを、貸出通知コマンドを受信してから10ms以内に、貸出装置614に向けて送信しているが、本例では、通信異常が発生していることから、貸出装置614は、当該コマンドを正常に受信できていない。
枠制御部600は、貸出装置614から貸出通知コマンドを受信してから10ms以内に、貸出受領結果応答コマンドを貸出装置614に向けて送信するが、本例では、符号T5fで示すタイミングにおいて、貸出装置614は、枠制御部600に貸出通知コマンドを送信してから10ms以上が経過しても枠制御部600から貸出受領結果応答コマンドを受信できてないことから、貸出の処理が完了していないと判断し、貸出の処理を継続する。
符号T5gで示すタイミングでは、遊技球数が175であることから、枠制御部600は、連番=n+1、遊技球数=175の情報を含む遊技機情報通知を貸出装置614に向けて送信した後、続く符号T5hで示すタイミングでは、遊技機情報通知コマンドを送信した後の90ms以上100ms以内の期間において、計数通番=m+1、計数球数=0、計数累積球数=0の情報を含む計数通知コマンドを貸出装置614に向けて送信している。
貸出装置614は、符号T5dで示すタイミングで送信した貸出通知コマンドに対する貸出受領結果応答コマンドを正常に受信できておらず、枠制御部600が貸出通知コマンドを正常に受信しているか否かが不明であることから、符号T5iで示すタイミングでは、貸出通番として再度、同じkを設定し、貸出通番=k、貸出球数=125の情報を含む貸出通知コマンドを、計数通知コマンドを受信してから170ms以内の期間に、枠制御部600に向けて送信している。
枠制御部600は、貸出通知コマンドに含まれる貸出通番の連続性を確認し、貸出通番が連続していない場合には、貸出球数受領結果=異常の情報を含む貸出受領結果応答コマンドを送信する。
本例では、枠制御部600は、符号T5iで示すタイミングにおいて、貸出装置614から、貸出通番=k、貸出球数=125の情報を含む貸出通知コマンドを受信しており、符号T5dで示すタイミングで受信した前回の貸出通知コマンドに含まれる貸出通番kとの連続性が無い(貸出通番がk+1ではない)ことから、符号T5jで示すタイミングでは、貸出通番=k、貸出球数受領結果=異常の情報を含む貸出受領結果応答コマンドを、貸出通知コマンドを受信してから10ms以内に、貸出装置614に向けて送信している。
一方、貸出装置614は、枠制御部600から受信した貸出受領結果応答コマンドに含まれる貸出通番と、前回送信した貸出通知コマンドに含まれる貸出通番が一致している場合には、枠制御部600が貸出通知コマンドを正常に受信していると判断し、貸出の処理を完了する。
本例では、符号T5jで示すタイミングで枠制御部600から貸出受領結果応答コマンドを受信した貸出装置614は、当該貸出受領結果応答コマンドに含まれる貸出通番kと、符号T5iで示すタイミングで枠制御部600に送信した前回の貸出通知コマンドに含まれる貸出通番kが一致していることから、枠制御部600が貸出通知コマンドを正常に受信していると判断し、貸出の処理を完了する。
符号T5kで示すタイミングでは、遊技球数が175であることから、枠制御部600は、連番=n+1、遊技球数=175の情報を含む遊技機情報通知を貸出装置614に向けて送信している。
<枠制御部と貸出装置の通信/遊技中>
図81は、遊技中における枠制御部600と貸出装置614の通信の一例を時系列で示したシーケンス図である。
本例は、封入式遊技機100において遊技が行われた結果、遊技球が遊技盤200に向けて発射されたり、遊技盤200に到達しなかった遊技球(ファール球)が検知されたりした場合における通信の例である。
ここで、図81における「総発射遊技球数」は、封入式遊技機100の電源投入からの「発射球数」の総数であり、「発射球数」は、減算センサ618を遊技球が通過した時に+1を加算し、ファール球検知センサ616を遊技球が通過した時に-1を減算して算出される数値である。
符号T6aで示すタイミングでは、遊技球数が1000であることから、枠制御部600は、連番=n(nは正の整数)、遊技球数=1000の情報を含む遊技機情報通知コマンドを貸出装置614に向けて送信している。
符号T6bで示すタイミングでは、枠制御部600は、遊技機情報通知コマンドを送信した後の90ms以上100ms以内の期間において、計数通番=m(mは正の整数)、計数球数=0、計数累積球数=0の情報を含む計数通知コマンドを貸出装置614に向けて送信した後、1球の遊技球が遊技盤200に向けて発射された(減算センサ618を遊技球が通過した)ことから、発射球数に1を設定するとともに、遊技球数から1を減算して遊技球数を1000から999に更新している。
符号T6cで示すタイミングでは、計数通知コマンドを受信した貸出装置614は、貸出球数は0であることから、貸出通番=k(kは正の整数)、貸出球数=0の情報を含む貸出通知コマンドを枠制御部600に向けて送信し、符号T6dで示すタイミングでは、貸出通知コマンドを受信した枠制御部600は、貸出通番=k、貸出球数受領結果=正常の情報を含む貸出受領結果応答コマンドを貸出装置614に向けて送信している。
符号T6eで示すタイミングでは、遊技球数が999、発射球数が1であることから、枠制御部600は、連番=n+1、遊技球数=999、発射球数=1の情報を含む遊技機情報通知コマンドを貸出装置614に向けて送信し、当該コマンドを受信した貸出装置614は、総発射球数100に、当該コマンドに含まれる発射球数の1を加算し、総発射球数を101に更新している。
符号T6fで示すタイミングでは、枠制御部600は、遊技機情報通知コマンドを送信した後の90ms以上100ms以内の期間において、計数通番=m+1、計数球数=0、計数累積球数=0の情報を含む計数通知コマンドを貸出装置614に向けて送信した後、1球のファール球を検知した(ファール球検知センサ616を遊技球が通過した)ことから、発射球数に-1を設定するとともに、遊技球数999に1を加算し、遊技球数を1000に更新している。
符号T6gで示すタイミングでは、計数通知コマンドを受信した貸出装置614は、貸出球数は0であることから、貸出通番=k+1、貸出球数=0の情報を含む貸出通知コマンドを枠制御部600に向けて送信し、符号T6hで示すタイミングでは、貸出通知コマンドを受信した枠制御部600は、貸出通番=k+1、貸出球数受領結果=正常の情報を含む貸出受領結果応答コマンドを貸出装置614に向けて送信している。
符号T6iで示すタイミングでは、遊技球数が1000、発射球数が-1であることから、枠制御部600は、連番=n+2、遊技球数=1000、発射球数=-1の情報を含む遊技機情報通知コマンドを貸出装置614に向けて送信し、当該コマンドを受信した貸出装置614は、総発射球数101に、当該コマンドに含まれる発射球数の-1を加算し、総発射球数を100に更新している。
その後、1球の遊技球が遊技盤200に向けて発射された(減算センサ618を遊技球が通過した)ことから、枠制御部600は、発射球数に1を設定するとともに、遊技球数から1を減算して遊技球数を1000から999に更新している。
符号T6jで示すタイミングでは、枠制御部600は、遊技機情報通知コマンドを送信した後の90ms以上100ms以内の期間において、計数通番=m+2、計数球数=0、計数累積球数=0の情報を含む計数通知コマンドを貸出装置614に向けて送信した後、1球のファール球を検知した(ファール球検知センサ616を遊技球が通過した)ことから、発射球数を1から0に更新するとともに、遊技球数に1を加算して遊技球数を999から1000に更新している。
符号T6kで示すタイミングでは、計数通知コマンドを受信した貸出装置614は、貸出球数は0であることから、貸出通番=k+2、貸出球数=0の情報を含む貸出通知コマンドを枠制御部600に向けて送信し、符号T6lで示すタイミングでは、貸出通知コマンドを受信した枠制御部600は、貸出通番=k+2、貸出球数受領結果=正常の情報を含む貸出受領結果応答コマンドを貸出装置614に向けて送信している。
符号T6mで示すタイミングでは、遊技球数が1000、発射球数が0(=1(発射)-1(ファール球))であることから、枠制御部600は、連番=n+3、遊技球数=1000、発射球数=0の情報を含む遊技機情報通知コマンドを貸出装置614に向けて送信している。
<枠制御部と貸出装置の通信/遊技球数の増加と計数ボタンの短押しが重なった場合>
図82は、遊技球数の増加と計数ボタンの短押しが重なった場合における枠制御部600と貸出装置614の通信の一例を時系列で示したシーケンス図である。
本例は、封入式遊技機100において、賞球によって遊技球数が増加するタイミングと、計数ボタン617の短押し操作による計数のタイミングが重なった場合における通信の例である。なお、本例では、賞球によって遊技球数が増加する例について説明するが、ファール球によって遊技球数が増加する場合も同様である。
符号T7aで示すタイミングでは、遊技球数が0であることから、枠制御部600は、連番=n(nは正の整数)、遊技球数=0の情報を含む遊技機情報通知コマンドを貸出装置614に向けて送信した後、符号T7bに示すタイミングにおいて賞球によって遊技球数が1球増加したことから、遊技球数に1を加算して遊技球数を0から1に更新する。
また、本例では、遊技球数が1、計数累積球数が0の状態で、賞球の直後の符号T7cに示すタイミングにおいて計数ボタン617の「短押し」の1回目の操作を受け付けている。
しかしながら、計数ボタン617の「短押し」の操作に応じた計数である1球を示す数値の1(計数予定数)が、符号T7aに示すタイミングで送信した遊技機情報通知コマンドで送信した遊技球数の0よりも多いことから、本例では、計数ボタン617の「短押し」の操作に応じた計数である1球を示す数値の1を計数球数に設定することなく、計数データ(計数球数)の補正予定データとして0をセットし(図65に示す計数処理のステップS103)、符号T7dに示すタイミングで、計数通番=m(mは正の整数)、計数球数=0、計数累積球数=0の情報を含む計数通知コマンドを貸出装置614に向けて送信している。
すなわち、本例では、所定期間に検出手段(球検出センサ)が遊技球を検出して遊技球数データ(遊技球数のデータ)が増加した状況(図82において符号T7bで示す、賞球により遊技球数が1球、増加した状況)において、所定の操作手段(計数ボタン617)が操作されたことによる計数処理が該所定期間に実行される場合、所定の操作手段(計数ボタン617)の操作に応じた値(1球を示す数値の1)を計数しない場合がある。
本例によれば、外部装置(貸出装置614)に遊技球数データの情報(遊技機情報通知コマンド)を送信した後であって計数データの情報(計数通知コマンド)を送信する前の所定期間において、遊技球数データが増加した状況においては、遊技球数データの情報よりも多くの計数データの情報を送信することを防止することができるため、外部装置に不正行為や故障と誤認させてしまう情報を送信しないようにすることで、遊技台の円滑な運用が可能となる。
符号T7eで示すタイミングでは、計数通知コマンドを受信した貸出装置614は、貸出球数は0であることから、貸出通番=k(kは正の整数)、貸出球数=0の情報を含む貸出通知コマンドを枠制御部600に向けて送信し、符号T7fで示すタイミングでは、貸出通知コマンドを受信した枠制御部600は、貸出通番=k、貸出球数受領結果=正常の情報を含む貸出受領結果応答コマンドを貸出装置614に向けて送信している。
符号T7gで示すタイミングでは、遊技球数が1であることから、枠制御部600は、連番=n+1、遊技球数=1の情報を含む遊技機情報通知コマンドを貸出装置614に向けて送信した後、続く符号T7hで示すタイミングでは、計数データ(計数球数)の補正予定データとして0がセットされていることから、遊技機情報通知コマンドを送信した後の90ms以上100ms以内の期間において、計数通番=m+1、計数球数=0、計数累積球数=0の情報を含む計数通知コマンドを貸出装置614に向けて送信している。
また、枠制御部600は、符号T7iに示すタイミングにおいて、計数ボタン617の「短押し」の2回目の操作を受け付けている。
ここでは、計数ボタン617の「短押し」の操作に応じた計数である1球を示す数値の1(計数予定数)が、符号T7gに示すタイミングで送信した遊技機情報通知コマンドで送信した遊技球数の1よりも多くないことから、本例では、計数球数に、1球を表す数値の「1」を設定するとともに、計数累積球数0に計数球数1を加算して計数累積球数を1に更新している。
符号T7jで示すタイミングでは、計数通知コマンドを受信した貸出装置614は、貸出球数は0であることから、貸出通番=k+1、貸出球数=0の情報を含む貸出通知コマンドを枠制御部600に向けて送信し、符号T7kで示すタイミングでは、貸出通知コマンドを受信した枠制御部600は、貸出通番=k+1、貸出球数受領結果=正常の情報を含む貸出受領結果応答コマンドを貸出装置614に向けて送信している。
符号T7lで示すタイミングでは、遊技球数が1であることから、枠制御部600は、連番=n+2、遊技球数=1の情報を含む遊技機情報通知コマンドを貸出装置614に向けて送信した後、続く符号T7mで示すタイミングでは、計数球数と計数累積球数が1であることから、遊技機情報通知コマンドを送信した後の90ms以上100ms以内の期間において、計数通番=m+2、計数球数=1、計数累積球数=1の情報を含む計数通知コマンドを貸出装置614に向けて送信している。
この計数通知コマンドを受信した貸出装置614は、当該計数通知コマンドを受信する前の持ち球数0に、受信した計数通知コマンドに含まれる計数球数1を加算し、持ち球数を1に更新する。
<枠制御部と貸出装置の通信/遊技球数の増加と計数ボタンの長押しが重なった場合>
図83は、遊技球数の増加と計数ボタンの長押しが重なった場合における枠制御部600と貸出装置614の通信の一例を時系列で示したシーケンス図である。
本例は、封入式遊技機100において、賞球によって遊技球数が増加するタイミングと、計数ボタン617の長押し操作による計数のタイミングが重なった場合における通信の例である。なお、本例では、賞球によって遊技球数が増加する例について説明するが、ファール球によって遊技球数が増加する場合も同様である。
符号T8bで示すタイミングでは、遊技球数が245であることから、枠制御部600は、連番=n(nは正の整数)、遊技球数=245の情報を含む遊技機情報通知コマンドを貸出装置614に向けて送信した後、符号T8cに示すタイミングにおいて賞球によって遊技球数が15球増加したことから、遊技球数に15を加算して遊技球数を245から260に更新する。
また、本例では、遊技球数245、計数累積球数0の状態で、符号T8aに示すタイミングにおいて計数ボタン617の「長押し」の操作を受け付けている。
しかしながら、計数ボタン617の「長押し」の操作に応じた計数である250球を示す数値の250(計数予定数)が、符号T8bに示すタイミングで送信した遊技機情報通知コマンドで送信した遊技球数の245よりも多いことから、計数ボタン617の「長押し」の操作に応じた計数である250球を示す数値の250を計数球数(計数データ)に設定することなく、計数データ(計数球数)の補正予定データとして245をセットし(図65に示す計数処理のステップS103)、符号T8dに示すタイミングで、計数通番=m(mは正の整数)、計数球数=245、計数累積球数=245の情報を含む計数通知コマンドを貸出装置614に向けて送信した後、遊技球数260から計数球数245を減算して遊技球数を15に更新している。
すなわち、本例では、所定期間に検出手段(球検出センサ)が遊技球を検出して遊技球数データ(遊技球数のデータ)が増加した状況(図82において符号T8cで示す、賞球により遊技球数が15球、増加した状況)において、所定の操作手段(計数ボタン617)が操作されたことによる計数処理が該所定期間に実行される場合、所定の操作手段(計数ボタン617)の操作に応じた値(250球を示す数値の250)を計数しない場合がある。
本例によれば、外部装置(貸出装置614)に遊技球数データの情報(遊技機情報通知コマンド)を送信した後であって計数データの情報(計数通知コマンド)を送信する前の所定期間において、遊技球数データが増加した状況においては、遊技球数データの情報よりも多くの計数データの情報を送信することを防止することができるため、外部装置に不正行為や故障と誤認させてしまう情報を送信しないようにすることで、遊技台の円滑な運用が可能となる。
符号T8eで示すタイミングでは、計数通知コマンドを受信した貸出装置614は、当該計数通知コマンドを受信する前の持ち球数0に、受信した計数通知コマンドに含まれる計数球数245を加算し、持ち球数を245に更新するとともに、貸出球数は0であることから、貸出通番=k(kは正の整数)、貸出球数=0の情報を含む貸出通知コマンドを枠制御部600に向けて送信し、符号T8fで示すタイミングでは、貸出通知コマンドを受信した枠制御部600は、貸出通番=k、貸出球数受領結果=正常の情報を含む貸出受領結果応答コマンドを貸出装置614に向けて送信している。
符号T8gで示すタイミングでは、遊技球数が15であることから、枠制御部600は、連番=n+1、遊技球数=15の情報を含む遊技機情報通知コマンドを貸出装置614に向けて送信した後、続く符号T8hで示すタイミングでは、計数ボタン617の「長押し」が継続されており、「長押し」の2回目の操作を受け付けている。
しかしながら、遊技球数が15であり、計数ボタン617の「長押し」の操作に応じた計数である250球に満たないことから、計数球数に、全遊技球数の15球を示す数値の15を設定するとともに、計数累積球数245に計数球数15を加算して計数累積球数を260に更新し、遊技機情報通知コマンドを送信した後の90ms以上100ms以内の期間において、計数通番=m+1、計数球数=15、計数累積球数=260の情報を含む計数通知コマンドを貸出装置614に向けて送信している。
符号T8iで示すタイミングでは、計数通知コマンドを受信した貸出装置614は、当該計数通知コマンドを受信する前の持ち球数245に、受信した計数通知コマンドに含まれる計数球数15を加算し、持ち球数を260に更新するとともに、貸出球数は0であることから、貸出通番=k+1、貸出球数=0の情報を含む貸出通知コマンドを枠制御部600に向けて送信し、符号T8jで示すタイミングでは、貸出通知コマンドを受信した枠制御部600は、貸出通番=k+1、貸出球数受領結果=正常の情報を含む貸出受領結果応答コマンドを貸出装置614に向けて送信している。
符号T8kで示すタイミングでは、計数ボタン617の長押し操作が解除され、符号T8lで示すタイミングでは、遊技球数が0であることから、枠制御部600は、連番=n+2、遊技球数=0の情報を含む遊技機情報通知コマンドを貸出装置614に向けて送信した後、続く符号T8mで示すタイミングでは、遊技機情報通知コマンドを送信した後の90ms以上100ms以内の期間において、計数通番=m+2、計数球数=0、計数累積球数=260の情報を含む計数通知コマンドを貸出装置614に向けて送信している。
<枠制御部と貸出装置の通信/まとめ>
以上説明したように、本実施形態に係る遊技台(例えば、図62に示す封入式遊技機100)は、所定の記憶領域(例えば、図63に示す枠制御部600のRAM608)に遊技球の個数を遊技球数データとして記憶可能である遊技台であって、制御手段(例えば、図63に示す枠制御部600)と、遊技球を検出可能な検出手段(例えば、図63に示す各種センサ320(各始動口、入賞口、可変入賞口を通過する遊技球を検出するセンサ))と、所定の操作手段(例えば、図63に示す計数ボタン617)と、を備え、前記制御手段は、前記検出手段が遊技球を検出したことに対応する球データを前記遊技球数データに加算可能な手段であり、前記制御手段は、前記遊技球数データが0でない状況において、前記所定の操作手段が操作された場合、該遊技球数データを計数する計数処理(例えば、図65に示す計数処理)を実行可能な手段であり、前記制御手段は、外部装置(例えば、図63に示す貸出装置614)に第一の情報(例えば、図81や図82に示す遊技機情報通知コマンド)を送信可能であって、該第一の情報を送信してから所定期間(例えば、100ms)の経過後に第二の情報(例えば、図81や図82に示す計数通知コマンド)を送信可能な手段であり、前記第一の情報には、前記遊技球数データ(例えば、図82や図83に示す遊技球数)を含み、前記第二の情報には、前回の該第二の情報が送信されてから今回の該第二の情報が送信されるまでに計数された値を示す計数データ(例えば、図82や図83に示す計数球数)を含み、前記制御手段は、前記所定期間に前記検出手段が遊技球を検出して前記遊技球数データが増加した状況(例えば、(1)図82において符号T7bで示す、賞球により遊技球数が1球、増加した状況、(2)図83において符号T8cで示す、賞球により遊技球数が15球、増加した状況)において、前記所定の操作手段が操作されたことによる前記計数処理が該所定期間に実行される場合、前記所定の操作手段の操作に応じた値を計数しない場合がある手段である、ことを特徴とする遊技台である。
仮に、遊技球数データ(つまり、全持ち球数)の情報よりも多くの計数データの情報を外部装置に送信可能とした場合、外部装置は、全持ち球数よりも多くの計数データの情報が送信されてくることになり、エラー状態となってしまうことが考えられるが、本実施形態に係る遊技台によれば、外部装置に遊技球数データの情報を送信した後であって計数データの情報を送信する前の所定期間において、遊技球数データが増加した状況においては、遊技球数データの情報よりも多くの計数データの情報を送信することを防止することができるため、外部装置に不正行為や故障と誤認させてしまう情報を送信しないようにすることで、遊技台の円滑な運用が可能となる。
また、前記制御手段は、前記遊技球数データが第一の値(例えば、251球)以上である状況において、前記所定の操作手段が第一の操作態様(例えば、長押し)で操作された場合、該遊技球数データから該第一の値より小さい第二の値(例えば、250球)を計数する手段であり、前記制御手段は、前記遊技球数データが前記第二の値(例えば、250球)である状況において、前記所定の操作手段が前記第一の操作態様(例えば、長押し)で操作された場合、該遊技球数データから該第二の値(例えば、250球)を計数する手段であり、前記制御手段は、前記遊技球数データが前記第二の値より小さい第三の値(例えば、249球)である状況において、前記所定の操作手段が前記第一の操作態様(例えば、長押し)で操作された場合、該遊技球数データから該第三の値(例えば、249球)を計数する手段であり、前記制御手段は、前記第一の情報として前記第三の値である前記遊技球数データを送信した後の前記所定期間に前記検出手段が遊技球を検出して遊技球数データが該第三の値よりも多くの第四の値(例えば、250球以上)に増加した状況において、前記第一の操作態様にて前記所定の操作手段が操作されたことによる計数処理が該所定期間に実行される場合、該第三の値を計数する手段であってもよい。
このような構成とすれば、遊技球数データに応じて適切な計数処理を実行することができる上に、外部装置に遊技球数データの情報を送信した後であって計数データの情報を送信する前の所定期間において、遊技球数データが増加した状況においては、遊技球数データの情報よりも多くの計数データの情報を送信することを防止することができるため、外部装置に不正行為や故障と誤認させてしまう情報を送信しないようにすることで、遊技台の円滑な運用が可能となる。
<枠制御部と発射制御部による制御>
次に、図84~図88を用いて、枠制御部600と発射制御部630による制御について説明する。
上述の通り、発射制御部630は、枠制御部600が出力する所定の信号、例えば発射許可または停止を指示する制御信号や、球発射ハンドル134内に設けた発射強度出力回路が出力する、遊技者による球発射ハンドル134の操作量に応じた発射強度を指示する制御信号に基づいて、発射杆および発射槌を駆動する発射ソレノイド632の制御や、球発射ハンドル134に向けて球を供給する球送りソレノイド634の制御を行う。
図84~図88における「球送りソレノイド」は、図63や図64を用いて説明した球送り装置127の球送りソレノイド634を示しており、「駆動」や「停止」は、それぞれ、球送りソレノイド634の駆動信号を駆動している状態と、該駆動信号を停止している状態を示している。
「基準信号」は、発射制御部630が枠制御部600に向けて送信する信号を示しており、発射制御部630は、球送りソレノイド634を駆動した場合に、枠制御部600に向けてONレベルの基準信号を送信する。
「基準信号フラグ」は、枠制御部600が、図66を用いて説明した基準信号処理や、図67を用いて説明した遊技球減算処理でONまたはOFFにセットするフラグを示している。枠制御部600は、発射制御部630の基準信号を受信した場合に、基準信号フラグをONにセットする一方で、減算センサから出力される減算センサ信号がONレベルからOFFレベルに変化した場合、または、基準信号フラグをONにセットしてから所定期間(例えば640ms)が経過した場合に、基準信号フラグをOFFにセット(リセット)する。
「減算センサ信号」は、減算センサ618から出力される減算センサ信号を示しており、減算センサ618に遊技球が進入し、減算センサ618が遊技球を検知した場合に、減算センサ信号がONレベルからOFFレベルに変化し、減算センサ618から遊技球が退出し、減算センサ618が遊技球を検知していない場合に、減算センサ信号がOFFレベルからONレベルに変化する。
「計数操作」は、計数ボタン617の操作を示しており、枠制御部600は、計数ボタン617から出力されるボタン検出信号を所定間隔で監視し、1ms以上500ms未満のONレベル(例えばハイレベル)のボタン検出信号を検出した後、当該ボタン検出信号の立下りエッジ(ダウンエッジ)を検出した場合に、計数ボタン617の操作を「短押し」の操作を受け付けたと判定する。また、500ms以上のONレベル(例えばハイレベル)のボタン検出信号を検出した場合に、計数ボタン617の操作を「長押し」の操作を受け付けたと判定し、その後、300msのONレベルのボタン検出信号を検出する度に、「長押し」の操作を受け付けたと判定する。
「発射ソレノイド」は、図63や図64を用いて説明した発射装置140の発射ソレノイド632を示しており、「駆動」や「停止」は、それぞれ、発射ソレノイド632の駆動信号を駆動している状態と、該駆動信号を停止している状態を示している。
<枠制御部と発射制御部による制御/遊技球数1における発射操作>
図84は、遊技球数が1の場合において1球の遊技球の発射操作が行われた場合における各種信号の変化を示したタイムチャートである。
符号T10aに示すタイミングでは、発射制御部630は、球送り装置127の球送りソレノイド634を駆動し、遊技球を発射レール149の発射位置に供給するとともに、球送りソレノイド634を駆動したことに基づいて、枠制御部600に向けてONレベルの基準信号を送信し、基準信号を受信した枠制御部600は、基準信号フラグをONにセットしている(図66に示す基準信号処理のステップS202)。
符号T10bに示すタイミングでは、枠制御部600は、減算センサ618から出力される減算センサ信号がONレベル(本例ではハイレベル)からOFFレベル(本例ではローレベル)に変化し、減算センサ618が遊技球を検知したことから、現在の遊技球数1から1を減算し(図67に示す遊技球減算処理のステップS302)、遊技球数を1から0に更新するとともに、基準信号フラグをOFFにセット(リセット)している(図67に示す遊技球減算処理のステップS304)。
符号T10cで示すタイミングでは、発射制御部630は、発射装置140の発射ソレノイド632を駆動し、遊技球を遊技盤200に向けて打ち出している。
<枠制御部と発射制御部による制御/遊技球数1における発射操作と計数操作>
図85は、遊技球数が1の場合において1球の遊技球の発射操作と1球の計数操作が行われた場合における各種信号の変化を示したタイムチャートである。
符号T11aに示すタイミングでは、発射制御部630は、球送り装置127の球送りソレノイド634を駆動し、遊技球を発射レール149の発射位置に供給するとともに、球送りソレノイド634を駆動したことに基づいて、枠制御部600に向けてONレベルの基準信号を送信し、基準信号を受信した枠制御部600は、基準信号フラグをONにセットしている(図66に示す基準信号処理のステップS202)。
符号11bに示すタイミングでは、枠制御部600は、100msのONレベル(本例ではハイレベル)のボタン検出信号を検出し、当該ボタン検出信号の立下りエッジを検出したことから、計数ボタン617の「短押し」の操作を受け付けたと判定し、計数球数に、1球を表す数値の「1」を設定している(図65に示す計数処理のステップS101)。
また、枠制御部600は、基準信号フラグがONにセットされていることから、遊技球数(本例では1)から計数予定数(本例では1)を減算した減算結果0(=遊技球数1-計数予定数1)が0か否かを判定し(図65に示す計数処理のステップS106)、本例では、減算結果が0であることから、計数予定数(本例では1)から1を減算した減算結果(本例では0)を計数球数にセットし、遊技球数を1(=1-0)に維持している。
符号T11cに示すタイミングでは、枠制御部600は、減算センサ618から出力される減算センサ信号がONレベル(本例ではハイレベル)からOFFレベル(本例ではローレベル)に変化し、減算センサ618が遊技球を検知したことから、現在の遊技球数1から1を減算し(遊技球減算処理のステップS302)、遊技球数を0に更新するとともに、基準信号フラグをOFFにセット(リセット)している(遊技球減算処理のステップS304)。
符号T11dで示すタイミングでは、発射制御部630は、発射装置140の発射ソレノイド632を駆動し、遊技球を遊技盤200に向けて打ち出している。
なお、仮に、上記記載した本例のような計数処理への制限をかけなかった場合、遊技球が1球しかない状況下で球送りソレノイド634が駆動してから減算センサ信号がOFFとなるまでの間において計数操作(短押し)が行われると、遊技球が1球しかないにもかかわらず、発射の1球と計数の1球との2球を使用してしまう。
しかしながら、本例によれば、遊技球の発射と、遊技球数データを計数する計数処理が重なった場合でも、遊技球数データ(1球)から、所定の操作手段(計数ボタン617)の第一の操作態様(短押し)に応じた値(1球)を計数しないため、適切な処理が可能となる。
<枠制御部と発射制御部による制御/遊技球数250における発射操作と計数操作>
図86は、遊技球数が250の場合において1球の遊技球の発射操作と250球の計数操作が行われた場合における各種信号の変化を示したタイムチャートである。
符号T12aに示すタイミングでは、発射制御部630は、球送り装置127の球送りソレノイド634を駆動し、遊技球を発射レール149の発射位置に供給するとともに、球送りソレノイド634を駆動したことに基づいて、枠制御部600に向けてONレベルの基準信号を送信し、基準信号を受信した枠制御部600は、基準信号フラグをONにセットしている(図66に示す基準信号処理のステップS202)。
符号12bに示すタイミングでは、枠制御部600は、500msのONレベル(本例ではハイレベル)のボタン検出信号を検出したことから、計数ボタン617の「長押し」の操作を受け付けたと判定し、計数球数に、250球を表す数値の「250」を設定している(図65に示す計数処理のステップS101)。
また、枠制御部600は、基準信号フラグがONにセットされていることから、遊技球数(本例では250)から計数予定数(本例では250)を減算した減算結果0(=遊技球数250-計数予定数250)が0か否かを判定し(図65に示す計数処理のステップS106)、本例では、減算結果が0であることから、計数予定数(本例では250)から1を減算した減算結果(本例では249)を計数球数にセットし、遊技球数を250から1(=250-249)に更新している。
符号T12cに示すタイミングでは、枠制御部600は、減算センサ618から出力される減算センサ信号がONレベル(本例ではハイレベル)からOFFレベル(本例ではローレベル)に変化し、減算センサ618が遊技球を検知したことから、現在の遊技球数1から1を減算し(遊技球減算処理のステップS302)、遊技球数を0に更新するとともに、基準信号フラグをOFFにセット(リセット)している(遊技球減算処理のステップS304)。
符号T12dで示すタイミングでは、発射制御部630は、発射装置140の発射ソレノイド632を駆動し、遊技球を遊技盤200に向けて打ち出している。
例えば、遊技球の発射と、遊技球数データを計数する計数処理に何の制限もかけずに処理を行うと、遊技球数データが250球のときに、遊技球の発射と、長押しによる計数(250球)が重なった場合、250球が計数され、遊技球数データとしては遊技球が無いにも関わらず、遊技球が発射されてしまうといった問題が生じるが、本例によれば、遊技球の発射と、遊技球数データを計数する計数処理が重なった場合でも、遊技球数データ(250球)から、所定の操作手段(計数ボタン617)の第一の操作態様(長押し)に応じた値(250球)を計数しないため、適切な処理が可能となる。
<枠制御部と発射制御部による制御/遊技球数251における発射操作と計数操作>
図87は、遊技球数が251の場合において1球の遊技球の発射操作と250球の計数操作が行われた場合における各種信号の変化を示したタイムチャートである。
符号T13aに示すタイミングでは、発射制御部630は、球送り装置127の球送りソレノイド634を駆動し、遊技球を発射レール149の発射位置に供給するとともに、球送りソレノイド634を駆動したことに基づいて、枠制御部600に向けてONレベルの基準信号を送信し、基準信号を受信した枠制御部600は、基準信号フラグをONにセットしている(図66に示す基準信号処理のステップS202)。
符号13bに示すタイミングでは、枠制御部600は、500msのONレベル(本例ではハイレベル)のボタン検出信号を検出したことから、計数ボタン617の「長押し」の操作を受け付けたと判定し、計数球数に、250球を表す数値の「250」を設定している(図65に示す計数処理のステップS101)。
また、枠制御部600は、基準信号フラグがONにセットされていることから、遊技球数(本例では251)から計数予定数(本例では250)を減算した減算結果1(=遊技球数251-計数予定数250)が0か否かを判定し(図65に示す計数処理のステップS106)、本例では、減算結果が0ではないことから、計数予定数(本例では250)から1を減算することなく、遊技球数を251から1(=251-250)に更新している。
符号T13cに示すタイミングでは、枠制御部600は、減算センサ618から出力される減算センサ信号がONレベル(本例ではハイレベル)からOFFレベル(本例ではローレベル)に変化し、減算センサ618が遊技球を検知したことから、現在の遊技球数1から1を減算し(遊技球減算処理のステップS302)、遊技球数を0に更新するとともに、基準信号フラグをOFFにセット(リセット)している(遊技球減算処理のステップS304)。
符号T13dで示すタイミングでは、発射制御部630は、発射装置140の発射ソレノイド632を駆動し、遊技球を遊技盤200に向けて打ち出している。
本例によれば、遊技球数データに応じて適切な計数処理を実行することができる。
<枠制御部と発射制御部による制御/基準信号フラグのタイムアウト>
図88は、基準信号フラグをONにセットした後に、減算センサ618の減算センサ信号がONレベルに変化しなかった場合における各種信号の変化を示したタイムチャートである。
符号T14aに示すタイミングでは、発射制御部630は、球送り装置127の球送りソレノイド634を駆動し、遊技球を発射レール149の発射位置に供給するとともに、球送りソレノイド634を駆動したことに基づいて、枠制御部600に向けてONレベルの基準信号を送信し、基準信号を受信した枠制御部600は、基準信号フラグをONにセットしている(図66に示す基準信号処理のステップS202)。
符号14bに示すタイミングでは、枠制御部600は、減算センサ618から出力される減算センサ信号がONレベル(本例ではハイレベル)からOFFレベル(本例ではローレベル)に変化することなく、所定期間(例えば640ms)が経過したことから、基準信号フラグをOFFにセット(リセット)している(図67に示す遊技球減算処理のステップS303→ステップS304)。
本例によれば、球通路において球詰まりが生じた場合や、減算センサに不具合が発生した場合であっても、計数処理において、補正の必要が無い計数データが補正され続けるような事態を未然に防止することができる。
<枠制御部と発射制御部による制御/まとめ>
以上説明したように、本実施形態に係る遊技台(例えば、図62に示す封入式遊技機100)は、所定の記憶領域(例えば、図63に示す枠制御部600のRAM608)に遊技球の個数を遊技球数データとして記憶可能である遊技台であって、第一の制御手段(例えば、図63に示す枠制御部600)と、遊技球を発射する際に操作される発射操作手段(例えば、図62や図63に示す球発射ハンドル134)と、遊技球を発射する発射手段(例えば、図64に示す発射装置140)と、遊技球を発射手段の発射位置まで球送りする球送り手段(例えば、図64に示す球送り装置127)と、所定の操作手段(例えば、図63に示す計数ボタン617)と、前記球送り手段によって前記発射手段に遊技球が送られることを検出可能な検出手段(例えば、図63や図64に示す減算センサ618)と、を備え、前記第一の制御手段は、前記検出手段が前記球送り手段によって前記発射手段に遊技球が送られることを検出したことに基づいて前記遊技球数データを減算する減算処理(例えば、図67に示す遊技球減算処理)を実行可能な手段であり、前記第一の制御手段は、前記遊技球数データが0でない状況において、前記所定の操作手段が操作された場合、該遊技球数データを計数する計数処理(例えば、図65に示す計数処理)を実行可能な手段であり、前記第一の制御手段は、前記遊技球数データが第一の値(例えば、(1)251球、(2)2球)以上である状況において、遊技球が発射される際の所定期間にて前記所定の操作手段が第一の操作態様(例えば、(1)長押し、(2)短押し)で操作された場合、該遊技球数データから該第一の操作態様に応じた値を計数し(例えば、(1)長押しに応じた計数球数である250球を計数し、(2)短押しに応じた計数球数である1球を計数し)、前記第一の制御手段は、前記遊技球数データが前記第一の値未満(例えば、(1)250球、(2)1球)である状況において、遊技球が発射される際の前記所定期間にて前記所定の操作手段が前記第一の操作態様で操作された場合、該遊技球数データから該第一の操作態様に応じた値を計数しない(例えば、(1)長押しに応じた計数球数である250球から発射球数の1球を減算して計数球数を249球に補正して計数する、(2)短押しに応じた計数球数である1球から発射球数の1球を減算して計数球数を0に補正して計数しない)、ことを特徴とする遊技台である。
例えば、遊技球の発射と、遊技球数データを計数する計数処理に何の制限もかけずに処理を行うと、遊技球数データが250球のときに、遊技球の発射と、長押しによる計数(250球)が重なった場合、250球が計数され、遊技球数データとしては遊技球が無いにも関わらず、遊技球が発射されてしまうといった問題が生じるが、本実施形態に係る遊技台によれば、遊技球の発射と、遊技球数データを計数する計数処理が重なった場合でも、遊技球数データから、所定の操作手段の第一の操作態様に応じた値を計数しないため、適切な処理が可能となる。
また、前記第一の制御手段は、前記遊技球数データが前記第一の値(例えば、251球)以上である状況において、前記所定の操作手段が前記第一の操作態様(例えば、長押し)で操作された場合、該遊技球数データから該第一の値より小さい第二の値(例えば、250球)を計数する手段であり、前記第一の制御手段は、前記遊技球数データが前記第二の値(例えば、250球)である状況において、前記所定の操作手段が前記第一の操作態様(例えば、長押し)で操作された場合、該遊技球数データから該第二の値(例えば、250球)を計数する手段であり、前記第一の制御手段は、前記遊技球数データが前記第二の値より小さい第三の値(例えば、249球)である状況において、前記所定の操作手段が前記第一の操作態様(例えば、長押し)で操作された場合、該遊技球数データから該第三の値(例えば、249球)を計数する手段であり、前記第一の制御手段は、前記遊技球数データが前記第二の値(例えば、250球)である状況において、遊技球が発射される際の前記所定期間にて前記所定の操作手段が前記第一の操作態様(例えば、長押し)で操作された場合、該遊技球数データから該第二の値よりも小さい第四の値(例えば、249球)を計数する手段であってもよい。
このような構成とすれば、遊技球数データに応じて適切な計数処理を実行することができる上に、遊技球の発射と、遊技球数データを計数する計数処理が重なった場合でも、適切な処理が可能となる。
<前面枠扉>
次に、封入式遊技機100の前面枠扉(ガラス枠)106について詳細に説明する。
<前面枠扉/全体構成>
最初に、図89を用いて、前面枠扉106の全体構成について説明する。図89は、封入式遊技機100の分解斜視図である。
前面枠扉106(扉体)は、封入式遊技機100の前面側となる本体104の前面にヒンジ部112を介して開閉可能に装着されたガラス枠ベース152と、このガラス枠ベース152の上方に着脱可能に取り付けられる上部ユニット154(第一の構成部)と、ガラス枠ベース152の開口部に配設されるガラス製の透明板部材118と、ガラス枠ベース152の下方に着脱可能に取り付けられる下部ユニット156(第二の構成部)および操作パネルユニット158と、ガラス枠ベース152の下方の正面視中央部に着脱可能に取り付けられるUIユニット162等を有して構成される。
また、上部ユニット154(第一の構成部)には、装飾性を有する装飾シートからなる意匠フィルム164(装飾部材)と、この意匠フィルム164(装飾部材)を上部ユニット154(第一の構成部)に固定する意匠フィルムカバー166(カバー部材)が着脱可能に取り付けられる。
本例によれば、扉体(前面枠扉106)の前面側から装飾部材(意匠フィルム164)を取り外すことができるため、装飾部材(意匠フィルム164)の交換などが簡易に行え、利便性の高い遊技台を提供することができる。
従来から、別の種類の遊技台を導入する際に、遊技盤のみを交換して、枠を流用することが可能であったが、その場合、遊技台全体の雰囲気がメーカーの意図したものでなくなってしまったり、枠が流用されることを前提で制作した場合、装飾性の低いものになってしまったりといった課題があったが、本例によれば、装飾シート(意匠フィルム164)を交換可能としたことで、別の種類の遊技台を導入する際に、枠(前面枠扉106)を流用しつつも、導入する遊技台に合わせた装飾シート(意匠フィルム164)を採用することができ、装飾性を高めることができる。
<前面枠扉/ガラス枠ベースと上部ユニット>
次に、前面枠扉106のガラス枠ベース152と上部ユニット154について説明する。図90は、前面枠扉106を背面側から見た背面図である。
ガラス枠ベース152は、上部ユニット154をガラス枠ベース152に固定するための手回しネジ168(第一の規制部材)とスライドロック170(第一の規制部材)を備える。
これらの手回しネジ168やスライドロック170は、前面枠扉106の背面に配設されていることから、前面枠扉106(扉体)が開放された場合に操作が可能となる部材であり、遊技者は操作することができず、遊技店の店員等だけが操作可能な操作手段である。
手回しネジ168は、人間の手で回転操作が可能な駆動部168aと、円形平板状の頭部168bと、この頭部168bを基端として延出形成されたネジ部(図示省略)で構成されている。
この手回しネジ168は、駆動部168aを一方向(例えば、時計回り)に回転させることで、ネジ部を締めることが可能であり、このネジ部を締めると、ネジ部の先端が上部ユニット154に形成されたネジ孔に徐々に嵌入し、最終的に手回しネジ168によって上部ユニット154とガラス枠ベース152が固定(締結)される。
一方、駆動部168aを他方向(例えば、反時計回り)に回転させることで、ネジ部を緩めることが可能であり、このネジ部を緩めると、ネジ部の先端が上部ユニット154に形成されたネジ孔から退出し、上部ユニット154とガラス枠ベース152の固定(締結)が解除され、後述するスライドロック170の固定(係止)を解除すれば、上部ユニット154をガラス枠ベース152から取り外すことが可能である。
図91(a)は、スライドロック170がロック位置に移動している状態を示した部分拡大図であり、同図(b)は、スライドロック170がロック解除位置に移動している状態を示した部分拡大図であり、同図(c)は、上部ユニット154を背面から見た背面図である。
スライドロック170(第一の規制部材)は、ガラス枠ベース152に対して水平方向に移動可能な部材である。
このスライドロック170は、図91(b)に示すロック解除位置から、同図(a)に示すロック位置まで一方向(例えば、背面視で水平方向右側)にスライドさせることで、スライドロック170の係止片170aを、上部ユニット154の係止部154aの上方まで移動させることが可能である。そして、スライドロック170をロック位置までスライドさせることで、ガラス枠ベース152と上部ユニット154が固定(係止)され、ガラス枠ベース152に対する上部ユニット154の上方向の移動が規制される。
一方、スライドロック170を、図91(b)に示すロック位置から、同図(b)に示すロック解除位置まで他方向(例えば、背面視で水平方向左側)にスライドさせることで、スライドロック170の係止片170aを、上部ユニット154の係止部154aの上方から退出させることが可能である。そして、スライドロック170をロック解除位置までスライドさせることで、ガラス枠ベース152と上部ユニット154の固定(係止)が解除され、手回しネジ168による上部ユニット154の固定(締結)を解除すれば、ガラス枠ベース152に対する上部ユニット154の上方向への移動が可能となる。
したがって、手回しネジ168による上部ユニット154の固定(締結)を解除した後に、スライドロック170の係止片170aによる上部ユニット154の固定(係止)を解除し、ガラス枠ベース152に対して上部ユニット154を上方向に持ち上げた後に、スライドロック170を、図91(a)に示すロック位置までスライドさせると、上部ユニット154の係止部154aを、スライドロック170の係止片170aで支持することができ、上部ユニット154がガラス枠ベース152に対して上方に持ち上げられた状態、すなわち、図92(c)に示すロック解除位置(詳細は後述)に保持される。
本例によれば、スライドロック170によって上部ユニット154をロック解除位置に保持することができるため、意匠フィルム164の交換作業時の利便性を高めることができる。
図92(a)は、前面枠扉106を上方から見た上面図であり、同図(b)は、上部ユニット154がロック位置に移動している状態を示した正面図であり、同図(c)は、上部ユニット154がロック解除位置に移動している状態を示した正面図である。
上部ユニット154の上方には、前面枠扉106の前面に向けて突出し、意匠フィルムカバー166に係止可能な平板状の上部ロック部154aが形成されている。
上部ユニット154が、図92(b)に示すロック位置に移動している状態では、上部ロック部154a(第二の規制部材)を上方に持ち上げることができず、上部ロック部154aが意匠フィルムカバー166の着脱を規制するため、意匠フィルムカバー166(カバー部材)を上部ユニット154(第一の構成部)から取り外すことが不可能な状態(第一の状態)となる。
また、上部ユニット154が、図92(b)に示すロック位置に移動している状態では、意匠フィルムカバー166の下部を上部ユニット154に係止することが可能な左右2つの係止部154c(意匠フィルムカバーロック機構)(第二の規制部材)が、上部ユニット154で覆われて操作できない状態となり、意匠フィルムカバーロック機構による意匠フィルムカバー166の係止が解除することができない状態となる。
一方、上部ユニット154が、図92(c)に示すロック解除位置に移動している状態では、上部ロック部154aを上方に持ち上げることが可能で、上部ロック部154aによる意匠フィルムカバー166の着脱の規制が解除される。
また、上部ユニット154が、図92(c)に示すロック解除位置に移動している状態では、意匠フィルムカバー166の下部を上部ユニット154に係止することが可能な係止部154c(意匠フィルムカバーロック機構)が、上部ユニット154の下方から前面に出現して操作可能な状態となり、意匠フィルムカバーロック機構による意匠フィルムカバー166の係止が解除可能な状態となる。
このため、上部ユニット154を、図92(c)に示すロック解除位置に移動した後、上部ロック部154aを上方に持ち上げ、意匠フィルムカバーロック機構による係止を解除することで、意匠フィルムカバー166(カバー部材)を上部ユニット154(第一の構成部)から取り外すことが可能な状態(第二の状態)となる。
本例によれば、第一の規制部材(手回しネジ168やスライドロック170)は、扉体(前面枠扉106)が開放された場合に操作が可能となる部材であるため、遊技者等により装飾部材を取り外せないようにし、いたずらや不正行為を防止することができる。
本例では、手回しネジ168のネジ部を締めた状態、または、スライドロック170をロック位置までスライドさせた状態のいずれかである場合には、上部ユニット154とガラス枠ベース152が固定(締結)されるか、上部ユニット154とガラス枠ベース152が固定(係止)されることから、上部ユニット154を、図92(b)に示すロック位置から、図92(c)に示すロック解除位置に移動させることができない。
このため、手回しネジ168のネジ部を締めた状態、または、スライドロック170をロック位置までスライドさせた状態のいずれかである場合には、図92(b)に示す、意匠フィルムカバー166(カバー部材)を上部ユニット154(第一の構成部)から取り外すことが可能な状態(第一の状態)から、図92(c)に示す、意匠フィルムカバー166(カバー部材)を上部ユニット154(第一の構成部)から取り外すことが不可能な状態(第二の状態)にすることができない。
すなわち、手回しネジ168とスライドロック170は、上部ユニット154(第一の構成部)を第二の状態(意匠フィルムカバー166を上部ユニット154から取り外すことが不可能な状態)から第一の状態(意匠フィルムカバー166を上部ユニット154から取り外すことが可能な状態)にすることを規制する規制部材である。
一方、手回しネジ168のネジ部を緩めた状態、かつ、スライドロック170をロック解除位置までスライドさせた状態である場合には、上部ユニット154とガラス枠ベース152の固定(締結)が解除され、かつ、上部ユニット154とガラス枠ベース152の固定(係止)が解除されることから、上部ユニット154を、図92(b)に示すロック位置から、図92(c)に示すロック解除位置に移動させることができる。
このため、手回しネジ168のネジ部を緩めた状態、かつ、スライドロック170をロック解除位置までスライドさせた状態である場合には、図92(b)に示す、意匠フィルムカバー166(カバー部材)を上部ユニット154(第一の構成部)から取り外すことが可能な状態(第一の状態)から、図92(c)に示す、意匠フィルムカバー166(カバー部材)を上部ユニット154(第一の構成部)から取り外すことが不可能な状態(第二の状態)にすることができる。
本例によれば、第一の構成部(上部ユニット154)は、カバー部材(意匠フィルムカバー166)を該第一の構成部(上部ユニット154)から取り外すことを規制する第二の規制部材(図92(a)に示す上部ロック部154a、図92(c)に示す係止部154c)を備え、第二の規制部材(図92(a)に示す上部ロック部154a、図92(c)に示す係止部154c)は、第一の構成部(上部ユニット154)が第二の状態(図92(b)に示す状態)から第一の状態(図92(c)に示す状態)となった場合に操作が可能となる部材であるため、遊技者等により装飾部材を取り外せないようにし、いたずらや不正行為を防止することができる。
<前面枠扉/まとめ>
以上説明したように、本実施形態に係る遊技台(例えば、図62に示す封入式遊技機100)は、開閉可能な扉体(例えば、図89に示す前面枠扉106)を備えた遊技台であって、前記扉体は、第一の構成部(例えば、図89に示す上部ユニット154)と第二の構成部(例えば、図89に示す下部ユニット156)を有して構成され、前記第一の構成部は、装飾部材(例えば、図89に示す意匠フィルム164)と、該装飾部材を該第一の構成部に固定するカバー部材(例えば、図89に示す意匠フィルムカバー166)と、を備え、前記カバー部材は、前記遊技台の前面において前記第一の構成部に着脱可能に構成されている、ことを特徴とする遊技台である。
本実施形態に係る遊技台によれば、扉体の前面側から装飾部材を取り外すことができるため、装飾部材の交換などが簡易に行え、利便性の高い遊技台を提供することができる。
また、前記第一の構成部は、前記カバー部材を該第一の構成部から取り外すことが可能な状態(以下、「第一の状態」という。例えば、図92(c)に示す状態)と、該カバー部材を該第一の構成部から取り外すことが不可能な状態(以下、「第二の状態」という。例えば、図92(b)に示す状態)を有し、前記扉体は、前記第一の構成部を前記第二の状態から前記第一の状態にすることを規制する第一の規制部材(例えば、図90に示す手回しネジ168、スライドロック170)を備え、前記第一の規制部材は、前記扉体が開放された場合に操作が可能となる部材であってもよい。
このような構成とすれば、遊技者等により装飾部材を取り外せないようにし、いたずらや不正行為を防止することができる。
また、前記第一の構成部は、前記カバー部材を該第一の構成部から取り外すことを規制する第二の規制部材(例えば、図92(a)に示す上部ロック部154a、図92(c)に示す係止部154c)を備え、前記第二の規制部材は、前記第一の構成部が前記第二の状態から前記第一の状態となった場合に操作が可能となる部材であってもよい。
このような構成とすれば、遊技者等により装飾部材を取り外せないようにし、いたずらや不正行為を防止することができる。
また、前記装飾部材は、装飾性を有する装飾シートであってもよい。
従来から、別の種類の遊技台を導入する際に、遊技盤のみを交換して、枠を流用することが可能であったが、その場合、遊技台全体の雰囲気がメーカーの意図したものでなくなってしまったり、枠が流用されることを前提で制作した場合、装飾性の低いものになってしまったりといった課題があったが、本実施形態によれば、装飾シートを交換可能としたことで、別の種類の遊技台を導入する際に、枠を流用しつつも、導入する遊技台に合わせた装飾シートを採用することができ、装飾性を高めることができる。
<遊技盤>
次に、封入式遊技機100の遊技盤200について詳細に説明する。
<遊技盤/全体構成>
図93は、遊技盤200を正面から見た略示正面図である。遊技盤200には、所定の球進入口、例えば、一般入賞口226と、普図始動口228と、第2特図始動口230と、第1特図始動口232と、可変入賞口234を配設している。
一般入賞口226は、本例では遊技盤200の左下に2つ配設しており、この一般入賞口226への入球を所定の球検出センサ(図示省略)が検出した場合(一般入賞口226に入賞した場合)、所定の個数(例えば、10個)の遊技球を賞球として排出する。
普図始動口228は、ゲートやスルーチャッカーと呼ばれる、所定の領域を遊技球が通過したか否かを判定するための装置で構成しており、本例では遊技盤200の中央に1つ配設している。遊技球が普図始動口228を通過したことを所定の球検出センサが検出した場合、パチンコ機100は、普図表示装置(図示省略)による普図変動遊技を開始する。
第2特図始動口230は、本例では普図始動口228の右側に1つ配設している。この第2特図始動口230への入球を所定の球検出センサが検出した場合、所定の個数(例えば、3個)の遊技球を賞球として排出するとともに、第1特図表示装置(図示省略)による特図変動遊技を開始する。
第1特図始動口232は、電動チューリップ(電チュー)と呼ばれ、本例では遊技盤200の右側に上下方向に並べて2つ配設している。この第1特図始動口232は、左右に開閉自在な羽根部材を備え、羽根部材の閉鎖中は遊技球の入球が不可能であり、普図変動遊技に当選し、普図表示装置(図示省略)が当たり図柄を停止表示した場合に羽根部材が所定の時間間隔、所定の回数で開閉する。第1特図始動口232への入球を所定の球検出センサが検出した場合、所定の個数(例えば、4個)の遊技球を賞球として排出するとともに、第2特図表示装置(図示省略)による特図変動遊技を開始する。
可変入賞口234は、大入賞口またはアタッカーと呼ばれ、本例では遊技盤200の右下に1つだけ配設している。この可変入賞口234は、開閉自在な扉部材を備え、扉部材の閉鎖中は遊技球の入球が不可能であり、特図変動遊技に当選して特図表示装置が大当たり図柄を停止表示した場合に扉部材が所定の時間間隔(例えば、開放時間29秒、閉鎖時間1.5秒)、所定の回数(例えば15回)で開閉する。可変入賞口234への入球を所定の球検出センサが検出した場合、所定の個数(例えば、15個)の遊技球を賞球として排出する。
さらに、これらの入賞口や始動口の近傍には、風車と呼ばれる円盤状の打球方向変換部材236や、遊技釘238を複数個、配設しているとともに、普図始動口228の下方には、いずれの入賞口や始動口にも入賞しなかった遊技球を封入式遊技機100の裏側に誘導するアウト口240を設けている。
<遊技盤/球通路>
図94は、遊技盤200を背面から見た略示背面図である。遊技盤200の背面下方には、一般入賞口226や普図始動口228に入球した遊技球が通過可能な第一球通路250が配設され、遊技盤200の背面左側には、第2特図始動口230、第1特図始動口232、および、可変入賞口234に入球した遊技球が通過可能な第二球通路260が配設されている。
第一球通路250は、遊技盤200のベース部材201の背面下方において水平方向に配置される第一球通路ベース252と、この第一球通路ベース252に形成された球通路を覆うように配設される第一球通路カバー254と、を有して構成される。
第二球通路260は、遊技盤200のベース部材201の背面左側において鉛直方向に配置される第二球通路ベース262と、この第二球通路ベース262に形成された球通路を覆うように配設される第二球通路カバー264と、を有して構成される。
<遊技盤/第一球通路>
図95(a)は、第一球通路カバー254を取り除いた状態の第一球通路250と、第二球通路カバー264を取り除いた状態の第二球通路260を拡大して示す部分拡大図であり、同図(b)は、一般入賞口流路256の部分拡大図である。
第一球通路250の第一球通路ベース252には、一般入賞口226に入球した遊技球が流通する一般入賞口流路256(第一の流路)と、普図始動口228に入球した遊技球が流通する普図始動口流路258(第一の流路)が形成されている。
一般入賞口流路256の一端側は、ベース部材201に形成された一般入賞口226に連通され、他端側は、ベース部材201の下方に配設された下部通路750(図64参照)に連通されており、一般入賞口流路256は、一般入賞口226に入球した遊技球を下部通路750に排出することが可能である。一般入賞口226は、通常遊技中に遊技球の入球が可能な(入球が容易な)球進入口であることから、一般入賞口流路256(第一の流路)は、通常遊技中に遊技球が流通可能な流路であると言える。
また、一般入賞口流路256の流路上には、ネジ257が挿入可能なネジ挿入口256aが形成されており、第一球通路250の第一球通路ベース252は、このネジ挿入口256aに挿入されるネジ257によっても、遊技盤200のベース部材201に固定(締結)される。
本例によれば、流路の組み立て時等においてネジが正しく取り付けられずにネジが緩んでいるような場合に、第一の流路(一般入賞口流路256)の流路上に遊技球が滞留することになるため、出荷前の試打検査等における組み立てミス等に容易に気付くことができ、利便性を高めることができる。
より詳細には、図95(b)に示すように、一般入賞口流路256は、一般入賞口226近傍を基端として下方に直線的に伸びる直線部256bと、この直線部256bを基端として背面視で左側に屈曲された後にさらに下方に屈曲された蛇行部256cと、この蛇行部256cを基端として下方に直線的に伸びる直線部256dと、を有して構成されており、本例では、ネジ挿入口256aを、一般入賞口流路256の直線部256bに形成している。
蛇行部256cは屈曲された部位を有するため、もともと流通する遊技球が引っ掛かり易く(滞留し易く)、組立てミスではなく、ネジや流路を形成する部材の個体差で少しネジが突出してしまっただけで遊技球が滞留してしまうおそれがあるが、本例によれば、ネジ挿入口256aを蛇行部256cに設けずに直線部256bに設けることで、組立てミス以外の要因で遊技球が流路に滞留してしまうことを防止することができる。
また、一般入賞口流路256は、一般入賞口226に連通する流路入口256inと、下部通路750に連通する流通出口256outを有するが、本例では、ネジ挿入口256aを、流通出口256outよりも流通入口256inに近い位置に形成している。
ネジ挿入口256aの位置が流路の出口に近いと、ネジの緩み等に起因して遊技球が流路に滞留して流路から溢れてくるまでに時間がかかり、出荷前の試打検査等において直ぐに不具合に気付くことができないが、本例によれば、第一の流路(一般入賞口流路256)には、第一の開口(流路入口256in)と第二の開口(流通出口256out)があり、第一の開口(流路入口256in)は第二の開口(流通出口256out)よりも上流に設けられた開口であり、ネジ挿入口256aは第二の開口(流通出口256out)よりも第一の開口(流路入口256in)に近い位置に設けられているため、出荷前の試打検査等において、ネジの緩み等に起因して遊技球が流路に滞留して流路から溢れた場合に、組立てミスに直ぐに気付くことができ、利便性を高めることができる。
普図始動口流路258の一端側は、ベース部材201に形成された普図始動口228に連通され、他端側は、ベース部材201の下方に配設された下部通路750(図64参照)に連通されており、普図始動口流路258は、普図始動口228に入球した遊技球を下部通路750に排出することが可能である。普図始動口228は、通常遊技中に遊技球の入球が可能な(入球が容易な)球進入口であることから、普図始動口流路258(第一の流路)は、通常遊技中に遊技球が流通可能な流路であると言える。
また、普図始動口流路258の流路上には、ネジ257が挿入可能なネジ挿入口258aが形成されており、第一球通路250の第一球通路ベース252は、このネジ挿入口258aに挿入されるネジ257によっても、遊技盤200のベース部材201に固定(締結)される。
本例によれば、流路の組み立て時等においてネジが正しく取り付けられずにネジが緩んでいるような場合に、第一の流路(普図始動口流路258)の流路上に遊技球が滞留することになるため、出荷前の試打検査等における組み立てミス等に容易に気付くことができ、利便性を高めることができる。
なお、第一球通路250の第一球通路ベース252においては、一般入賞口流路256と普図始動口流路258の流路上以外の場所にも、ネジ257が挿入可能なネジ挿入口252aが複数形成されており、第一球通路250の第一球通路ベース252は、これらのネジ挿入口252aに挿入されるネジ257によっても、遊技盤200のベース部材201に固定(締結)される。
本例によれば、第一の流路(一般入賞口流路256や普図始動口流路258)については、遊技球の滞留等によってネジの緩み等を発見することができるとともに、遊技盤200に安定的に固定することができる。
<遊技盤/第二球通路>
図96は、第一球通路250を取り除いた状態の第二球通路260を拡大して示す部分拡大図である。
第二球通路260の第二球通路ベース262には、第1特図始動口232に入球した遊技球が流通する第1特図始動口流路266(第二の流路)と、第1特図始動口232または可変入賞口234に入球した遊技球が流通する可変入賞口流路267(第二の流路)と、第2特図始動口230に入球した遊技球が流通する第2特図始動口流路268が形成されている。
第1特図始動口流路266は、第1特図始動口232に入球した遊技球を下部通路750に排出することが可能な流路である。第1特図始動口232は、通常遊技中に遊技球の入球が困難であって、当り(小当り)遊技中に遊技球の入球が容易となる球進入口であることから、第1特図始動口流路266(第二の流路)は、通常遊技中に遊技球が流通困難であって当り遊技中に遊技球が流通容易となる流路であると言える。
可変入賞口流路267は、第1特図始動口232または可変入賞口234に入球した遊技球を下部通路750に排出することが可能な流路である。第1特図始動口232および可変入賞口234は、通常遊技中に遊技球の入球が困難であって、当り(小当りまたは大当り)遊技中に遊技球の入球が容易となる球進入口であることから、可変入賞口流路267(第二の流路)は、通常遊技中に遊技球が流通困難であって当り遊技中に遊技球が流通容易となる流路であると言える。
第2特図始動口流路268は、第2特図始動口230に入球した遊技球を下部通路750に排出することが可能な流路である。第2特図始動口230は、通常遊技中に遊技球の入球が可能な(入球が容易な)球進入口であることから、第2特図始動口流路268は、通常遊技中に遊技球が流通可能な流路であると言える。
第二球通路260の第二球通路ベース262においては、第1特図始動口流路266、可変入賞口流路267、および、第2特図始動口流路268以外の場所に、ネジ257が挿入可能なネジ挿入口262aが複数形成されており、第二球通路ベース262は、これらのネジ挿入口262aに挿入される複数のネジ257によって、遊技盤200のベース部材201に固定(締結)される。すなわち、本例では、第1特図始動口流路266、可変入賞口流路267、および、第2特図始動口流路268の流路上には、ネジが挿入可能なネジ挿入口が形成されていない。
また、仮に、第二の流路上にネジ挿入口を形成した場合であってネジが正しく取り付けられずにネジが緩んでいるような場合、第二の流路は通常遊技中に遊技球が流通困難なので、出荷前の試打検査において検査員が気づけない恐れがある。よって、第二の流路上にネジが挿入可能なネジ挿入口が形成されていないようにして、ネジが緩んでいる状態で誤って出荷してしまうことを防止することができる。
本例によれば、第二の流路(第1特図始動口流路266や可変入賞口流路267)の流路上には、ネジ挿入口が形成されていないため、流路の組み立て時等においてネジが正しく取り付けられずにネジが緩んでいるような場合であっても、第二の流路(第1特図始動口流路266や可変入賞口流路267)が影響を受けることが無く、出荷前の試打検査等を迅速に行うことができる。
また、第二の流路(第1特図始動口流路266や可変入賞口流路267)については、ネジの緩み等による悪影響を無くすことができるとともに、遊技盤に安定的に固定することができる。
なお、本例では、第2特図始動口230、第1特図始動口232、および、可変入賞口234に入球した遊技球の全てが、共通の第二球通路260を通過するように構成したが、これに限定されず、それぞれの球進入口に入球した遊技球が別々の球通路を通過するように構成してもよい。また、この場合、通常遊技中に遊技球が流通可能な流路(例えば、第2特図始動口流路268)の流路上には、ネジが挿入可能なネジ挿入口を形成してもよい。
また、通常遊技中に遊技球が流通可能な流路と、通常遊技中に遊技球が流通困難であって当り遊技中に遊技球が流通容易となる流路の2種類の流路が合流するように構成した場合であっても、通常遊技中に遊技球の入球が可能な(入球が容易な)球進入口の下流の流路上には、ネジが挿入可能なネジ挿入口を形成してもよい。
<遊技盤/球通路とネジ>
次に、球通路とネジの関係について説明する。図97(a)は、ネジ挿入口274が形成された球通路270を模式的に示した側断面図であり、同図(b)は、ネジ挿入口274の近傍を拡大して示した部分拡大図である。また、図98(a)は、球通路270において上面部270dを省略して示した正面図である。
球通路270は、ネジ272が挿入可能なネジ挿入口274が形成された球通路を模式的に示したものであり、例えば、図95を用いて説明した一般入賞口流路256や普図始動口流路258が該当する。
球通路270は、下面部270aと、この下面部270の短手方向両側に長手方向に沿って立設される左側面部270bおよび右側面部270cと、下面部270aに対向して配設される上面部270dと、によって構成された筒状体の部材である。
球通路270の下面部270aには、ネジ272が挿入可能なネジ挿入口274が形成されており、球通路270は、ネジ挿入口274に挿入されるネジ272によって遊技盤200の背面に固定される。また、球通路270の下面部270aには、遊技球BLの転動を円滑にするためのリブ270eが、下面部270aの長手方向に沿って、対向する上面部270dに向かって突出形成されている。
本例では、リブ270eの下面部270aからの高さh1を、約1mmとし、下面部270aから上面部270dまでの高さh2を、リブ270eの高さh1=約1mmに遊技球BLの直径約11mmを加えた高さである約12mmよりも高い約13mmとしている。
球通路270の組み立て時において、ネジ272を緩みなくネジ挿入口274に正常に取り付けた場合には、図97(b)に拡大して示すように、ネジ272の頭部が下面部270aから約0.5mmだけ突出するが、リブ270eの高さh1=約1mmよりも突出しないため、図97(a)の「正常」に示すように、遊技球BLは、ネジ272の頭部と上面部270dとの間を通過することができ、球通路270に滞留することがない。
一方、球通路270の組み立て時において、ネジ272をネジ挿入口274に取り付ける際にネジ272に緩みがあった場合や、正常に取り付けられていない場合には、図97(a)の「異常(緩んでいる)」に示すように、ネジ272の頭部がリブ270eの高さh1=約1mmよりも突出することになり、球通路270に流入した遊技球BLは、ネジ272の頭部と上面部270dとの間を通過することができず、球通路270に滞留することになる。
また、ネジ272の緩みによってネジ272の頭部がリブ270eの高さh1=約1mmよりも突出した場合、ネジ272の頭部の外縁と左側面部270b(または右側面部270c)までの空隙の距離L1(図98(a)参照)は、遊技球BLの直径約11mm以下の距離となるため、図98(a)に示すように、遊技球BLは、ネジ272の頭部と左側面部270bとの間、または、ネジ272の頭部と右側面部270cとの間を通過することができず、球通路270に滞留することになる。
本例によれば、流路の組み立て時等においてネジが正しく取り付けられずにネジが緩んでいるような場合に、第一の流路(一般入賞口流路256や普図始動口流路258)の流路上に遊技球が滞留することになるため、出荷前の試打検査等における組み立てミス等に容易に気付くことができ、利便性を高めることができる。また、第二の流路(第1特図始動口流路266や可変入賞口流路267)の流路上には、ネジ挿入口が形成されていないため、流路の組み立て時等においてネジが正しく取り付けられずにネジが緩んでいるような場合であっても、第二の流路(第1特図始動口流路266や可変入賞口流路267)が影響を受けることが無く、出荷前の試打検査等を迅速に行うことができる。
図98(b)は、変形例に係る球通路280を模式的に示した側断面図である。
球通路280は、下面部280aと、この下面部280の短手方向両側に長手方向に沿って立設される左側面部および右側面部(図示省略)と、下面部280aに対向して配設される上面部280dと、によって構成された筒状体の部材である。
球通路280の下面部280aには、ネジ282が挿入可能なネジ挿入口284が形成されており、球通路280は、ネジ挿入口284に挿入されるネジ282によって遊技盤200の背面に固定される。また、球通路280の下面部280aには、遊技球BLの転動を円滑にするための第1リブ281が、対向する上面部280dに向かって突出形成され、球通路280の上面部280dには、遊技球BLの転動を円滑にするための第2リブ282が、対向する下面部280aに向かって突出形成されている。
本例では、第1リブ281の下面部280aからの高さを約0.5mmとし、第2リブ282の上面部280dからの高さを約1.5mmとし、ネジ282を緩みなくネジ挿入口284に正常に取り付けた場合における下面部280aからの突出高さを約1mmとしている。
すなわち、本例では、ネジ282の突出高さ(本例では約1mm)を、第1リブ281の下面部280aからの高さ(本例では約0.5mm)よりも高く、第2リブ282の上面部280dからの高さ(本例では約1.5mm)よりも低くしている。
<遊技盤/まとめ>
以上説明したように、本実施形態に係る遊技台(例えば、図62に示す封入式遊技機100)は、遊技球が流通する流路を備えた遊技台であって、前記流路は、第一の流路(例えば、図95(a)に示す一般入賞口流路256や普図始動口流路258)と第二の流路(例えば、図96に示す第1特図始動口流路266や可変入賞口流路267)を有して構成され、前記第一の流路は、通常遊技中に遊技球が流通可能な流路であり、前記第二の流路は、前記通常遊技中に遊技球の流通が困難であって当り遊技中に遊技球の流通が容易となる流路であり、前記第一の流路の流路上には、ネジが挿入可能なネジ挿入口(例えば、図95(a)に示すネジ挿入口256aやネジ挿入口258a)が形成されているが、前記第二の流路の流路上には、該ネジ挿入口が形成されていない、ことを特徴とする遊技台である。
本実施形態に係る遊技台によれば、流路の組み立て時等においてネジが正しく取り付けられずにネジが緩んでいるような場合に、第一の流路の流路上に遊技球が滞留することになるため、出荷前の試打検査等における組み立てミス等に容易に気付くことができ、利便性を高めることができる。また、第二の流路の流路上には、ネジ挿入口が形成されていないため、流路の組み立て時等においてネジが正しく取り付けられずにネジが緩んでいるような場合であっても、第二の流路が影響を受けることが無く、出荷前の試打検査等を迅速に行うことができる。
また、前記第一の流路(例えば、図97(a)に示す球通路270)の流路上に形成された前記ネジ挿入口(例えば、図97(a)に示すネジ挿入口274)は、前記ネジ(例えば、図97(a)に示すネジ272)が該ネジ挿入口に正しく挿入されていない場合(例えば、図97(a)の「異常」に示す、ネジが緩んでいる場合)に、該第一の流路を流通してきた遊技球が、該ネジと該第一の流路を形成する構成体(例えば、図97(a)に示す上面部270d、図98(a)に示す左側面部270bや右側面部270c)に接触する位置に設けられるものであってもよい。
このような構成とすれば、出荷前の試打検査等において、ネジの緩み等に起因して遊技球が流路に滞留して流路から溢れた場合に、組立てミスに直ぐに気付くことができ、利便性を高めることができる。
また、遊技盤(例えば、図93に示す遊技盤200)を備え、前記第二の流路には、該第二の流路の流路上ではない領域に前記ネジ挿入口(例えば、図96に示すネジ挿入口262a)が形成され、前記第一の流路は、該第一の流路に形成された前記ネジ挿入口に前記ネジを挿入することで前記遊技盤に固定され、前記第二の流路は、該第二の流路の流路上ではない領域に形成された前記ネジ挿入口に前記ネジを挿入することで前記遊技盤に固定されるものであってもよい。
このような構成とすれば、第一の流路については、遊技球の滞留等によってネジの緩み等を発見することができるとともに、遊技盤に安定的に固定することができ、第二の流路については、ネジの緩み等による悪影響を無くすことができるとともに、遊技盤に安定的に固定することができる。
また、第一の流路(例えば、図95(b)に示す一般入賞口流路256)には、第一の開口(例えば、図95(b)に示す流路入口256in)と第二の開口(例えば、図95(b)に示す流通出口256out)があり、前記第一の開口は前記第二の開口よりも上流に設けられた開口であり、ネジ挿入口(例えば、図95(b)に示すネジ挿入口256a)は前記第二の開口よりも前記第一の開口に近い位置に設けられていてもよい。
このような構成とすれば、出荷前の試打検査等において、ネジの緩み等に起因して遊技球が流路に滞留して流路から溢れた場合に、組立てミスに直ぐに気付くことができ、利便性を高めることができる。
従来の遊技台では、遊技台の組立てミスを発見しやすくすることに関して改良の余地があるといった課題があったが、図95~図98を用いて説明した遊技台の組立てミスを発見しやすくする特徴事項を持った遊技台であれば、その課題を解決することができる。上述した図30~図40を用いて説明した保留数の報知に関する特徴事項を有する遊技台であって、この図95~図98を用いて説明した遊技台の組立てミスを発見しやすくすることに関する事項を特徴とした遊技台であってもよいし、反対に、図95~図98を用いて説明した遊技台の組立てミスを発見しやすくする特徴事項を有する遊技台であって、図30~図40を用いて説明した保留数の報知に関する事項を特徴とした遊技台であってもよい。
また、図30~図40を用いて説明した保留数の報知に関する特徴事項と、図95~図98を用いて説明した遊技台の組立てミスを発見しやすくする特徴事項を組み合わせることもできる。
例えば、
『 始動口[例えば、普図始動口228あるいは特図2始動口232]への入球に基づく保留数の増加をカウント可能な主制御手段[例えば、主制御部300]と、
前記保留数が増加する場合に前記主制御手段から送信されてくる増加時信号[例えば、入賞時コマンド]を受信する副制御手段[例えば、第1副制御部400]と、
前記副制御手段によって制御される演出手段[例えば、装飾図柄表示装置208]と、
を備えた遊技台であって、
前記演出手段は、第一の表示領域[例えば、特図2の保留アイコン表示領域282、普図の保留アイコン表示領域281]に保留アイコンを表示可能な手段であり、
前記副制御手段は、前記増加時信号を正常に受信すると前記第一の表示領域に保留アイコンを表示させる手段であり[例えば、図37(b)~同図(c)、図38(g)~同図(h)、図32(b)~同図(c)、図33(b)~同図(c)、図35(b)~同図(c)]、
前記演出手段は、前記保留アイコンを1個表示している状態で、前記始動口に遊技球が1球入球したが前記副制御手段が前記保留数が2であることに対応する増加時信号を正常に受信できず[例えば、図37(a)、図32(d)、図33(d)、図35(d)]、その後、前記始動口に遊技球が1球入球して該副制御手段が該保留数が3であることに対応する増加時信号を正常に受信した或る場合(以下、「第一の場合」という。)[例えば、図37(b)、図32(e)、図33(e)、図35(e)]には、前記第一の表示領域で2個目の保留アイコン[例えば、第2保留アイコンh22]を表示するとともに3個目の保留アイコン[例えば、第3保留アイコンh23]も表示する手段であり、
前記演出手段は、第一の演出モード[例えば、演出モードA、演出モードBあるいは演出モードC]において前記保留アイコンを表示する場合、遊技者が有利な状態となる可能性を示唆する或る示唆態様[例えば、大当りの信頼度を、色によって表した態様であったり%表示で数字によって表した態様]で表示する場合がある手段であり、
前記第一の演出モードにおける前記第一の場合に、前記2個目の保留アイコンによって表されていた保留を表す保留アイコンは少なくとも、表示を開始してから[例えば、図37(b)から、あるいは図35(e)から]保留アイコンとしての表示を終了するまで[例えば、図37(i)の直前まで、あるいは図35(k)の直前まで]は前記或る示唆態様で表示されることがなく、或る態様[例えば、演出モードAのデフォルトの表示態様(丸形の通常色の表示態様)]で表示され、
さらに、
遊技球が流通する流路を備え、
前記流路は、第一の流路(例えば、図95(a)に示す普図始動口流路258)と第二の流路(例えば、図96に示す第1特図始動口流路266や可変入賞口流路267)と第三の流路(例えば、図95(a)に示す一般入賞口流路256)を有して構成され、
前記第一の流路は、通常遊技中に遊技球が流通可能な流路であり、
前記第二の流路は、前記通常遊技中に遊技球の流通が困難であって当り遊技中に遊技球の流通が容易となる流路であり、
前記第三の流路は、前記通常遊技中に遊技球が流通可能な流路であり、
前記第一の流路の流路上には、ネジが挿入可能な第一のネジ挿入口(例えば、図95(a)に示すネジ挿入口256aやネジ挿入口258a)が形成されており、
前記第二の流路の流路上には、ネジが挿入可能なネジ挿入口が形成されておらず、
前記第三の流路の流路上には、ネジが挿入可能な第三のネジ挿入口が形成されており、
前記第一のネジ挿入口は、ネジが該第一のネジ挿入口に正しく挿入されていない場合に、前記第一の流路を流通してきた遊技球が、該ネジと該第一の流路を形成する構成体に接触可能な位置に形成されており、
前記第三の流路には、第一の開口と第二の開口があり、
前記第一の開口は、前記第二の開口よりも上流にあり、
前記第三のネジ挿入口は、ネジが該第三のネジ挿入口に正しく挿入されていない場合に、前記第三の流路を流通してきた遊技球が、該ネジと該第三の流路を形成する構成体に接触可能な位置であって、前記第二の開口よりも前記第一の開口に近い位置に形成されている、
ことを特徴とする遊技台。』
であってもよい。
あるいは、
『 始動口[例えば、普図始動口228あるいは特図2始動口232]への入球に基づく保留数の増加をカウント可能な主制御手段[例えば、主制御部300]と、
前記保留数が増加する場合に前記主制御手段から送信されてくる増加時信号[例えば、入賞時コマンド]を受信する副制御手段[例えば、第1副制御部400]と、
前記副制御手段によって制御される演出手段[例えば、装飾図柄表示装置208]と、
を備えた遊技台であって、
前記演出手段は、第一の表示領域[例えば、特図2の保留アイコン表示領域282、普図の保留アイコン表示領域281]に保留アイコンを表示可能な手段であり、
前記演出手段は、第二の表示領域[例えば、第4図柄表示領域284における特図2の保留数報知領域、第4図柄表示領域284における普図の保留数報知領域]に保留数表示を表示可能な手段であり、
前記副制御手段は、前記増加時信号を正常に受信すると前記第一の表示領域に保留アイコンを表示させる手段であり[例えば、図37(b)~同図(c)、図38(g)~同図(h)、図32(b)~同図(c)、図33(b)~同図(c)、図35(b)~同図(c)]、
前記副制御手段は、前記増加時信号を正常に受信すると前記保留数表示の値を更新表示させる手段であり[例えば、図37(b)、図38(g)、図32(b)、図33(b)、図35(b)]、
前記演出手段は、前記保留アイコンを1個表示している状態[例えば、図37(a)に示す状態]で、前記始動口に遊技球が1球入球したが前記副制御手段が前記保留数が2であることに対応する増加時信号を正常に受信できず、その後、前記始動口に遊技球が1球入球して該副制御手段が該保留数が3であることに対応する増加時信号を正常に受信した或る場合(以下、「第一の場合」という。)[例えば、図37(b)]には、前記第一の表示領域で2個目の保留アイコン[例えば、第2保留アイコンh22]を表示するとともに3個目の保留アイコン[例えば、第3保留アイコンh23]も表示する一方、前記第二の表示領域では保留数表示の値を2に更新することなく3に更新して表示する[例えば、2を飛び越えて1から3に一気に更新表示する]手段であり、
前記演出手段は、前記保留アイコンを2個表示している状態[例えば、図35(h)]で、前記始動口に遊技球が1球入球したが前記副制御手段が前記保留数が3であることに対応する増加時信号を正常に受信できず[例えば、図35(i)]、その後、次の変動表示が開始され、変動開始時信号を正常に受信した或る場合[例えば、図35(k)]に、前記第二の表示領域では保留数表示の値を更新せずに2を表示する手段[例えば、図35(k)に示す第4図柄表示領域284における特図2の保留数報知領域]であり、
前記演出手段は、第一の演出モードにおいて前記保留アイコンを表示する場合、遊技者が有利な状態となる可能性を示唆する或る示唆態様で表示する場合がある手段であり、
前記第一の演出モードにおける前記第一の場合に、前記2個目の保留アイコンによって表されていた保留を表す保留アイコンは少なくとも、表示を開始してから[例えば、図37(b)から、あるいは図35(e)から]保留アイコンとしての表示を終了するまで[例えば、図37(i)の直前まで、あるいは図35(k)の直前まで]は前記或る示唆態様で表示されることがなく、或る態様[例えば、演出モードAのデフォルトの表示態様(丸形の通常色の表示態様)]で表示され、
さらに、
遊技球が流通する流路を備え、
前記流路は、第一の流路(例えば、図95(a)に示す普図始動口流路258)と第二の流路(例えば、図96に示す第1特図始動口流路266や可変入賞口流路267)と第三の流路(例えば、図95(a)に示す一般入賞口流路256)を有して構成され、
前記第一の流路は、通常遊技中に遊技球が流通可能な流路であり、
前記第二の流路は、前記通常遊技中に遊技球の流通が困難であって当り遊技中に遊技球の流通が容易となる流路であり、
前記第三の流路は、前記通常遊技中に遊技球が流通可能な流路であり、
前記第一の流路の流路上には、ネジが挿入可能な第一のネジ挿入口(例えば、図95(a)に示すネジ挿入口256aやネジ挿入口258a)が形成されており、
前記第二の流路の流路上には、ネジが挿入可能なネジ挿入口が形成されておらず、
前記第三の流路の流路上には、ネジが挿入可能な第三のネジ挿入口が形成されており、
前記第一のネジ挿入口は、ネジが該第一のネジ挿入口に正しく挿入されていない場合に、前記第一の流路を流通してきた遊技球が、該ネジと該第一の流路を形成する構成体に接触可能な位置に形成されており、
前記第三の流路には、第一の開口と第二の開口があり、
前記第一の開口は、前記第二の開口よりも上流にあり、
前記第三のネジ挿入口は、ネジが該第三のネジ挿入口に正しく挿入されていない場合に、前記第三の流路を流通してきた遊技球が、該ネジと該第三の流路を形成する構成体に接触可能な位置であって、前記第二の開口よりも前記第一の開口に近い位置に形成されている、
ことを特徴とする遊技台。』
であってもよい。
さらに、
『 前記或る示唆態様とは、前記保留アイコンに、遊技者が有利な状態となる可能性を示唆する信頼度を表す数字が表示される態様[例えば、演出モードCにおける、大当りの信頼度を%表示で数字によって表した態様]のことである、
ことを特徴とする遊技台。』
であってもよい。
また、本実施形態に記載された作用および効果は、本発明から生じる最も好適な作用および効果を列挙したに過ぎず、本発明による作用および効果は、本実施形態に記載されたものに限定されるものではない。なお、以上説明した、実施形態や実施例や変形例や各種の例や付記等の記載それぞれにのみ含まれている構成要件であっても、その構成要件を他の、実施形態や実施例や変形例や各種の例や付記等に適用してもよい。すなわち、適用させることを妨げる要因がない限りは、実施形態や実施例や変形例や各種の例や付記等の記載それぞれにのみ含まれている構成要件を他の、実施形態や実施例や変形例や各種の例や付記等に適用しても、一つのまとまりのある技術的思想として成り立つ。