JP7724649B2 - ガスの処理装置 - Google Patents
ガスの処理装置Info
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Description
本発明の実施形態の一つに係る、処理装置100の模式図を図1から図4に示す。図1と図2はそれぞれ処理装置100の模式的斜視図と上面図であり、図3と図4はそれぞれ図2の鎖線A-A´とB-B´に沿った端面の模式図である。
処理装置100にはさらに、排出管116内に少なくとも一つのシールド118が設けられれる(図4)。任意の構成として、ホッパー102などを安定に設置するための複数の(例えば、4本、6本)脚104がホッパー102に接続されてもよい。また、排出管116を塞ぐためのキャップ108を処理装置100の排出管116に設けてもよい。
ホッパー102は固体系廃棄物を投入するための容器であり、ガスと固体系廃棄物が接触する空間を提供する。図1に示すように、固体系廃棄物を容易に投入するため、ホッパー102は上側に大きな開口を有しており、この開口の大きさは、図2や図3に示すように、ケーシング113やコンベア112に近づくに従って連続的にまたは断続的に減少する。これにより、ホッパー102の下に配置されるコンベア112に固体系廃棄物を供給することができる。最上部の開口の形状に制約はなく、例えば、正方形または長方形でもよい。最上部の開口の大きさも適宜選択すればよく、最上部の開口が四角形であれば、一辺の長さは1m以上10m以下、1m以上5m以下、または2m以上5m以下でもよい。ホッパー102の高さ(例えば最上部からケーシング113までの距離)も任意に決定でき、0.5m以上5m以下または1m以上3m以下でもよい。ホッパー102に用いられる材料も適宜選択することができ、木材、樹脂、あるいは鉄やアルミニウム、ステンレスなどの金属を含む材料でもよい。図示しないが、固体系廃棄物を加湿する、洗浄する、または固体系廃棄物に薬剤を散布するための散水ノズルを設けてもよい。散水ノズルの設置位置は限定されないが、例えばホッパー102の上に設けることができる。
コンベア112は、固体系廃棄物を排出管116へ移動させる機構である。上述したように、コンベア112とケーシング113はホッパー102の下に配置される。コンベア112の少なくとも一部がケーシング113内に収容され、コンベア112の先端部が排出管116内に収容される。コンベア112の種類に限定は無く、ベルトコンベアや後述するリンクコンベアでもよく、図2や図4に示すようなスクリューコンベアでもよい。コンベア112は、図示しない外部電源に接続され、駆動される。コンベア112は、水平に配置してもよく、あるいは固体系廃棄物の移動方向が水平面から上方に傾くように配置してもよい。
図7に示すように、処理装置100は、任意の構成として、トレイ106を備えてもよい。トレイ106はガスを一時的に滞留させるための空間を提供する容器として機能する。トレイ106はホッパー102やコンベア112、ケーシング113の下に設けられる。トレイ106を設ける場合、ガス導入管114がトレイ106に接続され、トレイ106内の空間に導入されたガスが通気孔113a(図3、図4参照。)を介してホッパー102に供給される。ホッパー102に対して効率よくガスを供給できるよう、トレイ106の長さは、ホッパー102の最大長と同じ、または±20%以下若しくは±10%以下であることが好ましい。トレイ106は、ホッパー102またはケーシング113に対して着脱可能なように構成することができる。このため、固体系廃棄物がケーシング113の通気孔113aを通過してトレイ106に落下した場合でも、ホッパー102またはケーシング113からトレイ106を取り外して固体系廃棄物を除去することで、トレイ106が固体系廃棄物によって充填されることを防止することができる。トレイ106に用いられる材料も適宜選択することができ、木材、樹脂、あるいは鉄やアルミニウム、ステンレスなどの金属を含む材料でもよい。
図7に示すように、処理装置100はさらに、任意の構成として、フィルタ110を有してもよい。フィルタ110は、トレイ106に導入されたガスを通過させるとともに、ホッパー102に投入される固体系廃棄物が通気孔113aを通過してトレイ106内に落下することを防止するために設けられる。したがって、メッシュ状のネット若しくはプレート、または開口若しくはスリットを有するネット若しくはプレートなどをフィルタ110として用いることができる。フィルタ110はトレイ106に固定されてもよく、トレイ106から着脱可能なように構成されてもよい。あるいはフィルタ110は、ケーシング113に固定されてもよく、ケーシング113から着脱可能なように構成されてもよい。フィルタ110は、トレイ106内に設けてもよく、トレイ106とケーシング113に挟まれるように配置してもよい。フィルタ110に用いられる材料も適宜選択することができ、木材、樹脂、あるいは鉄やアルミニウム、ステンレスなどの金属を含む材料でもよい。
シールド118は、ガス供給源から供給されるガスが外部に漏洩することを抑制するために設けられる。シールド118は、コンベア112の上に配置され、排出管116の内壁からコンベアに向かって垂れ下がるように設けられる。シールド118の数に制約はなく、一つまたは複数のシールド118を排出管116内に設けることができる。複数のシールド118が設けられる場合には、複数のシールド118は排出管116内で水平方向において互いに重なる(図4)。シールド118は可撓性を有しており、弾性変形するように構成されてもよい。シールド118は、例えば上述した高分子材料を含むことができる。
上述したように、コンベア112の種類に限定は無く、リンクコンベアをコンベア112として採用してもよい。この場合、例えば図10に示すように、コンベア112は、パイプ126、パイプ126内を周回するチェーン120、チェーン120に連結される複数のディスク122、およびチェーン120をパイプ126内で周回させるモータ124などによって構成される。パイプ126は、ホッパー102を挟むようにその両端がホッパー102に接続される。チェーン120は、両端が互いに接続されて環状構造を有し、パイプ126とホッパー102内に配置される。ディスク122は、その主面がチェーン120の延伸方向に対して垂直またはほぼ垂直になるように配置される。モータ124を駆動させてチェーン120をパイプ126とホッパー102内を周回させることで、ディスク122によって固体系廃棄物が移動する。固体系廃棄物は、パイプ126に設けられる排出口130から取り出される。
以下、固体系廃棄物を利用するガスの処理方法について説明する。ここでは、ガスとして二酸化炭素を含むガスを用い、二酸化炭素の固定化とともに固体系廃棄物の無害化を行う例を用いて説明する。まず、焼却炉でゴミなどの廃棄物が焼却され、発生する焼却灰や飛灰を含む固体系廃棄物をホッパー102へ投入する。処理装置100は、複雑な構造を持たず、必要な動力源も限られることから、既設の焼却施設に容易に設置することができる。例えば、固体系廃棄物を直接、あるいは冷却した後、図示しないコンベアなどを用いて搬送し、ホッパー102へ投入すればよい。このため、焼却施設からの運搬のためのコストや時間を大幅に削減することができるとともに、運搬に伴う二酸化炭素の排出が防止される。
Claims (11)
- ケーシング、
前記ケーシング内に配置されるコンベア、
前記ケーシングと前記コンベア上に位置するホッパー、
前記ケーシングに接続され、前記コンベアの一部を収容し、前記ホッパー内に投入される固体系廃棄物を排出するための排出管、
前記排出管の内壁から前記コンベアの方向へ垂れ下がる少なくとも一つの可撓性のシールドを備え、
前記ケーシングは、前記ホッパー内で前記固体系廃棄物と接触させるガスを前記ホッパー内に供給するための複数の通気孔を有し、
前記複数の通気孔は、前記ホッパーの出口と重なり、かつ、前記ケーシングの下部に設けられる、ガスの処理装置。 - 前記通気孔に接続されるガス供給管をさらに備える、請求項1に記載の処理装置。
- 前記ケーシングの下に前記ガスが導入されるように構成されるトレイをさらに備える、請求項1に記載の処理装置。
- 前記ケーシングと前記トレイの間に前記ガスが通過するように構成されるフィルタを備える、請求項3に記載の処理装置。
- 前記ガスは、二酸化炭素、窒素酸化物、硫黄酸化物、硫化水素、塩化水素、または水を含む、請求項1に記載の処理装置。
- 前記コンベアは、スクリューコンベアまたはリンクコンベアである、請求項1に記載の処理装置。
- 前記少なくとも一つのシールドは、水平方向において、前記コンベアの一部と重なる、請求項1に記載の処理装置。
- 前記少なくとも一つのシールドは、前記コンベアの一部を囲む、請求項1に記載の処理装置。
- 前記少なくとも一つのシールドは、前記内壁から垂れ下がる複数の可撓性のベルトを備える、請求項1に記載の処理装置。
- 前記少なくとも一つのシールドは複数のシールドを含み、
前記複数のシールドは、水平方向において互いに重なる、請求項1に記載の処理装置。 - 前記排出管から排出される前記固体系廃棄物を搬送するための第2のコンベア、および
前記排出管から排出される前記固体系廃棄物に対して薬液を供給するシステムをさらに含み、
前記第2のコンベアの一部は前記排出管の下に位置し、前記排出管と重なり、
前記システムは、
前記薬液を供給する供給管、および
前記供給管に接続され、前記第2のコンベアと重なるノズルを備える、請求項1に記載の処理装置。
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