JP7724871B2 - 音響制御装置 - Google Patents
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Description
非特許文献1に記載の音響制御装置は、回転可能に設けられたエンコーダーと、を備え、エンコーダーの回転に応じて、楽曲の再生速度を調節可能である。音響制御装置では、エンコーダーが時計回りに回転されると、楽曲の再生速度に対応するテンポが小数点以下の単位で上がる。一方、エンコーダーが反時計回りに回転されると、テンポが小数点以下の単位で下げられる。また、音響制御装置は、SHIFTボタンを備えており、SHIFTボタンが押下された状態にてエンコーダーが時計回りに回転されると、テンポが小数点よりも上の単位で上げられる。一方、SHIFTボタンが押下された状態にてエンコーダーが反時計回りに回転されると、テンポが小数点よりも上の単位で下げられる。
以下、本発明の第1実施形態を、図面に基づいて説明する。
[音響制御装置の概略構成]
図1は、本実施形態に係る音響制御装置1の構成を示す模式図である。
本実施形態に係る音響制御装置1は、入力する楽曲の再生速度を調節可能に構成されている。具体的に、音響制御装置1は、楽曲のBPM(Beats Per Minute)を調節することによって、楽曲の再生速度を調節する。なお、楽曲のBPMとは、楽曲再生時のテンポ、すなわち、楽曲再生時の1分間の拍数を表している。本実施形態では、音響制御装置1は、第1チャンネルにロードされた第1楽曲の再生、及び、第2チャンネルにロードされた第2楽曲の再生を個別に制御し、第1チャンネルにて再生された第1楽曲、及び、第2チャンネルにて再生された第2楽曲をミックスし、ミックスした楽曲に応じた音声信号を出力するミキサーである。
音響制御装置1は、図1に示すように、筐体2と、2つのチャンネル操作部3(3A,3B)と、クロスフェーダー4と、を備える。また、図1では図示を省略するが、音響制御装置1は、音響制御装置1の動作を制御する制御部5(図2参照)を備える。
筐体2は、略直方体形状に形成され、制御部5を内部に収容する。筐体2は、天面21、上面22、下面23、左側面24、右側面25、及び、図示しない底面を有する。
天面21には、2つのチャンネル操作部3(3A,3B)と、クロスフェーダー4と、が配置される。
2つのチャンネル操作部3(3A,3B)は、対応するチャンネルにロードされた楽曲の再生状態を操作する。2つのチャンネル操作部3は、第1チャンネルにロードされた第1楽曲の再生状態を操作する第1チャンネル操作部3A、及び、第2チャンネルにロードされた第2楽曲の再生状態を操作する第2チャンネル操作部3Bである。
各チャンネル操作部3は、ジョグダイヤル31、イコライザー調節部32、チャンネルフェーダー33及び再生速度操作部34を有する。
レベル調節部321は、入力される楽曲の入力レベルを調節する。
高周波帯域調節部322は、入力される楽曲の高周波帯域の音量を調節する。高周波帯域は、例えば4649Hz以上の周波数帯域である。
中周波帯域調節部323は、入力される楽曲の中周波帯域の音量を調整する。中周波帯域は、例えば284Hzを超え、4649Hz未満の周波数帯域である。
低周波帯域調節部324は、入力される楽曲の低周波帯域の音量を調整する。低周波帯域は、例えば284Hz以下の周波数帯域である。
エフェクト調節部325は、対応するチャンネル操作部3に設定されたエフェクトのエフェクト量を調節する。
チャンネルフェーダー33は、対応するチャンネル操作部3から出力される音量を調整する。
ダイヤル341は、楽曲の再生速度を調節する操作を受け付ける。ダイヤル341は、天面21に対向する位置から見て時計回り及び反時計回りに回転可能に設けられている。詳述すると、ダイヤル341は、後述する通知部343によって回転の規制が行われるまでの間、何周でも時計回り又は反時計回りに回転可能である。
検出部342は、ダイヤル341の回転状態を検出する。具体的に、検出部342は、ロータリーエンコーダーを有し、ダイヤル341の回転加速度及び回転角を検出する。検出部342は、検出した回転加速度及び回転角を制御部5に出力する。詳しくは後述するが、制御部5は、検出部342の検出結果に基づいて、対応するチャンネルにロードされた楽曲のBPMを調節して、楽曲の再生速度を変更する。
表示部344は、制御部5による制御の下、楽曲の再生速度に関する情報を表示する。表示部344による表示内容については、後に詳述する。
切替操作部345は、表示部344による表示内容を切り替える。換言すると、切替操作部345は、表示部344の表示モードを切り替える。表示モードについては、後に詳述する。
図2は、制御部5の構成を示すブロック図である。
制御部5は、CPU(Central Processing Unit)等の演算処理装置を有する回路基板
によって構成されている。制御部5は、上記のように、音響制御装置1の動作を制御する。具体的に、制御部5は、各チャンネルにロードされた楽曲を再生する他、ダイヤル341の操作状態に基づいて楽曲の再生速度を調節する。
制御部5は、図2に示すように、第1再生部51、第1調節部52、第1制御部53、第2再生部54、第2調節部55、第2制御部56、モード切替部57及び表示制御部58を有する。
第1調節部52は、第1楽曲の再生速度を調節する。第1調節部52は、第1チャンネル操作部3Aに対するユーザーの操作に応じて、第1楽曲の再生状態を調節する。例えば、第1調節部52は、第1チャンネル操作部3Aのジョグダイヤル31に対するユーザーの操作に応じて、第1再生部51によって再生されている第1楽曲の再生速度及び再生方向を調節する。
また例えば、第1調節部52は、第1ダイヤル341Aの回転状態を検出する第1検出部342Aによる検出結果に基づいて、第1再生部51によって再生される第1楽曲のBPMを調節して、第1楽曲の再生速度を調節する。なお、第1調節部52による第1楽曲の再生速度の調節方法については、後に詳述する。
第2調節部55は、第2楽曲の再生速度を調節する。第2調節部55は、第1調節部52と同様に、第2チャンネル操作部3Bに対するユーザーの操作に応じて、第2楽曲データの再生状態を調節する。例えば、第2調節部55は、第2ダイヤル341Bの回転状態を検出する第2検出部342Bによる検出結果に基づいて、第2再生部54によって再生される第2楽曲のBPMを調節して、第2楽曲の再生速度を調節する。なお、第2調節部55による第1楽曲の再生速度の調節方法については、後に詳述する。
第2制御部56は、第1制御部53と同様に、第2再生部54による第2楽曲の再生、及び、第2楽曲が再生されて得られる楽曲の出力を制御する他、第2通知部343Bを制御する。
モード切替部57によって切り替えられる表示モードについては、後に詳述する。
第1調節部52は、第1検出部342Aによって検出される第1ダイヤル341Aの回転状態に基づいて、第1楽曲の再生速度を調節する。具体的に、第1調節部52は、第1検出部342Aによる検出結果として、第1ダイヤル341Aの回転方向、第1ダイヤル341Aの回転加速度、及び、第1ダイヤル341Aの回転角度を取得する。そして、第1調節部52は、第1ダイヤル341Aの回転加速度に基づいて第1ダイヤル341Aの回転速度を算出し、第1ダイヤル341Aの回転方向、回転速度及び回転角度に基づいて、第1楽曲のBPMを調節して第1楽曲の再生速度を調節する。すなわち、第1調節部52が第1楽曲の再生速度を調節するときに参照する第1ダイヤル341Aの回転状態は、第1ダイヤル341Aの回転速度を含む。
一方、第1調節部52は、天面21に対向する位置から見て第1ダイヤル341Aが反時計回りに回転されると、第1調節部52は、現在の第1楽曲のBPMを減少させて、現在の第1楽曲の再生速度を減少させる。反時計回りは、第1回転方向とは反対方向に相当する。
具体的に、第1調節部52は、第1ダイヤル341Aの回転速度が所定速度未満である間、第1ダイヤル341Aの単位回転角度毎の第1楽曲の再生速度の変化量を、第1変化量とする。すなわち、第1調節部52は、第1ダイヤル341Aの回転速度が所定速度未満である間、第1ダイヤル341Aの単位回転角度毎の第1楽曲のBPMの変化量を、第1変化量とする。そして、第1調節部52は、第1ダイヤル341Aの回転速度が所定速度未満である間、第1ダイヤル341Aの回転角度が単位回転角度に達する毎に、現在の第1楽曲のBPMに対して第1変化量を加算又は減算する。
例えば、単位回転角度が3°であり、第1変化量が0.1である場合には、第1ダイヤル341Aの回転速度が所定速度未満である間、第1調節部52は、第1ダイヤル341Aが3°回転される毎に、第1楽曲のBPMを0.1ずつ加算又は減算する。このため、例えば上記所定速度未満の回転速度で第1ダイヤル341Aを時計回りに90°回転させた場合には、第1楽曲のBPMは、第1ダイヤル341Aが時計回りに90°回転される前の第1楽曲のBPMに3を加算した値となる。また例えば、上記所定速度未満の回転速度で第1ダイヤル341Aを反時計回りに30°回転させた場合には、第1楽曲のBPMは、第1ダイヤル341Aが反時計回りに30°回転される前の第1楽曲のBPMに1を減算した値となる。
例えば、単位回転角度が3°であり、第2変化量が1°である場合には、第1ダイヤル341Aの回転速度が所定速度以上である間、第1調節部52は、第1ダイヤル341Aが3°回転される毎に、第1楽曲のBPMを1ずつ加算又は減算する。このため、例えば上記所定速度以上の回転速度で第1ダイヤル341Aを時計回りに90°回転させた場合には、第1楽曲のBPMは、第1ダイヤル341Aが時計回りに90°回転される前の第1楽曲のBPMに30を加算した値となる。また例えば、上記所定速度以上の回転速度で第1ダイヤル341Aを反時計回りに30°回転させた場合には、第1楽曲のBPMは、第1ダイヤル341Aが反時計回りに30°回転される前の第1楽曲のBPMに10を減算した値となる。
このように、第1楽曲のBPMの変化量及び第1楽曲の再生速度の変化量は、第1ダイヤル341Aの回転速度に応じて変化する。このため、例えば図3に示すように、第1ダイヤル341Aを回転角度αだけ回転させるときの第1ダイヤル341Aの回転速度を所定速度未満とすることによって、単位回転角度当たりの第1楽曲のBPMの変化量を第1変化量とすることができる。これにより、第1楽曲のBPMを細かく変化させることができる。
一方、第1ダイヤル341Aを回転角度αだけ回転させるときの第1ダイヤル341Aの回転速度を所定速度以上とすることによって、単位回転角度当たりの第1楽曲のBPMの変化量を第2変化量とすることができる。これにより、第1楽曲のBPMを大きく変化させることができる。
このような楽曲の再生速度の調節は、第2調節部55によっても同様に行われる。
次に、通知部343によるユーザーへの通知について説明する。
以下、第1制御部53によって制御される第1通知部343Aによるユーザーへの通知について説明する。すなわち、第1通知部343Aによる第1ダイヤル341Aの回動規制について説明する。なお、第2制御部56によって制御される第2通知部343Bによるユーザーへの通知についても同様である。
また、楽曲に固有のBPMに対する再生速度調節後の楽曲のBPMの割合を調節後割合と称する。すなわち、オリジナルBPMに対する調節後BPMの割合を調節後割合と称する。このため、第1オリジナルBPMに対する第1調節後BPMの割合を第1調節後割合とする。なお、調節後割合は、百分率(%)で示される値である。
次に、表示部344による表示内容を表示モード毎に説明する。
モード切替部57によって切り替えられる表示モードには、直接表示モード、割合表示モード、図形表示モード及びスライダー表示モードが含まれる。以下の説明では、第1表示部344Aによる表示内容を説明するが、第2表示部344Bによる表示内容も同様である。
図4は、直接表示モードでの第1表示部344Aの表示内容の一例を示す図である。
直接表示モードは、図4に示すように、第1表示部344Aが第1オリジナルBPMと第1調節後BPMを表示する表示モードである。すなわち、直接表示モードでは、表示制御部58は、第1オリジナルBPMと第1調節後BPMとを第1表示部344Aに表示させる。このため、直接表示モードにて第1表示部344Aに表示される画面DP1には、第1オリジナルBPMを表示するオリジナルBPM表示部DP11と、第1調節後BPMを表示する調節後BPM表示部DP12と、が設けられている。
図5は、割合表示モードでの第1表示部344Aの表示内容の一例を示す図である。
割合表示モードは、図5に示すように、第1表示部344Aが第1オリジナルBPMと、第1オリジナルBPMに対する第1調節後BPMの割合(第1調節後割合)とを表示する表示モードである。すなわち、割合表示モードでは、表示制御部58は、第1オリジナルBPMと、第1調節後割合とを第1表示部344Aに表示させる。このため、割合表示モードにて第1表示部344Aに表示される画面DP2には、オリジナルBPM表示部DP11と、第1調節後割合を表示する割合表示部DP22と、が設けられている。なお、割合表示モードにて表示される割合は、楽曲に固有のBPMに対する再生速度調節後の楽曲のBPMの割合を示す情報の一例である。
図6は、図形表示モードでの第1表示部344Aの表示内容の一例を示す図である。
図形表示モードは、図6に示すように、第1表示部344Aが第1オリジナルBPMと、図形FG1,FG2のうち一方の図形と、を表示する表示モードである。図形FG1,FG2は、第1オリジナルBPMと第1調節後BPMとの比較結果に応じた図形である。詳述すると、図形FG1,FG2は、第1オリジナルBPMと第1調節後BPMとの大小関係を示す図形であり、図形FG1は、上向きの三角形であり、図形FG2は、下向きの三角形である。
このため、図形表示モードにて第1表示部344Aに表示される画面DP3には、オリジナルBPM表示部DP11と、図形FG1,FG2を表示する図形表示部DP31と、が設けられている。
図7は、第1調節後割合と、表示される図形FG1,FG2との関係を説明する図である。
図形表示モードでは、第1調節後BPMが第1オリジナルBPMよりも大きい場合、表示制御部58は、図7に示すように、図形FG1を第1表示部344Aに表示させ、図形FG2を表示させない。すなわち、図形FG1は、第1調節後BPMが第1オリジナルBPMよりも大きいことを示す図形である。
このとき、第1調節後割合が100%より大きく、第1閾値未満である場合には、表示制御部58は、第1表示部344Aに表示される図形FG1の輝度を最も低くする。なお、第1閾値は、100%よりも大きい値であり、本実施形態では110%である。しかしながら、第1閾値は、適宜変更可能である。
更に、第1調節後割合が第2閾値以上である場合には、表示制御部58は、第1表示部344Aに表示される図形FG1の輝度を最も高くする。
すなわち、第1調節後割合が100%よりも大きい場合に表示される図形FG1の輝度は、第1オリジナルBPMと第1調節後BPMとの差分が大きくなるに従って高くなり、第1オリジナルBPMと第1調節後BPMとの差分が小さくなるに従って低くなる。換言すると、図形FG1の輝度は、第1調節後BPMが第1オリジナルBPMに近づくに従って低くなり、第1調節後BPMが第1オリジナルBPMから離れるに従って高くなる。
このような図形FG1の輝度の違いは、楽曲に固有のBPMに対する再生速度調節後の楽曲のBPMの割合を示す情報の一例である。
図形表示モードでは、第1調節後BPMが第1オリジナルBPMよりも小さい場合、表示制御部58は、下向きの三角形である図形FG2を第1表示部344Aに表示させ、上向きの三角形である図形FG1を表示させない。すなわち、図形FG2は、第1調節後BPMが第1オリジナルBPMよりも小さいことを示す図形である。
このとき、第1調節後割合が第3閾値よりも大きく、100%未満である場合には、表示制御部58は、図形FG2の輝度を最も低くする。第3閾値は、100%よりも小さい値であり、本実施形態では90%である。しかしながら、第3閾値は、適宜変更可能である。
更に、第1調節後割合が第4閾値以下である場合には、表示制御部58は、図形FG2の輝度を最も高くする。
すなわち、第1調節後割合が100%よりも小さい場合に表示される図形FG2の輝度は、第1オリジナルBPMと第1調節後BPMとの差分が大きくなるに従って高くなり、第1オリジナルBPMと第1調節後BPMとの差分が小さくなるに従って低くなる。換言すると、図形FG2の輝度は、第1調節後BPMが第1オリジナルBPMに近づくに従って低くなり、第1調節後BPMが第1オリジナルBPMから離れるに従って高くなる。
このような図形FG2の輝度の違いは、楽曲に固有のBPMに対する再生速度調節後の楽曲のBPMの割合を示す情報の一例である。
第1調節後BPMが第1オリジナルBPMと同じ値である場合には、図7に示すように、図形FG1,FG2は表示されない。
以上のように、図形FG1が表示される場合と、図形FG2が表示される場合と、図形FG1,FG2のそれぞれが表示されない場合とを確認することによって、ユーザーは、第1オリジナルBPMに対する第1調節後BPMの大小を直感的に把握できる。この他、第1調節後割合を直感的に把握できる。
一方、図形FG1,FG2の輝度は、オリジナルBPMと調節後BPMとの差分が小さくなるに従って高くなり、オリジナルBPMと調節後BPMとの差分が大きくなるに従って低くなってもよい。具体的に、第1調節後割合が100%よりも大きい場合に表示される図形FG1の輝度を、第1調節後割合が第1閾値よりも小さい場合に最も高くし、第1調節後割合が第2閾値以上である場合に最も低くしてもよい。同様に、第1調節後割合が100%よりも小さい場合に表示される図形FG2の輝度を、第1調節後割合が第3閾値よりも大きい場合に最も高くし、第1調節後割合が第4閾値以下である場合に最も低くしてもよい。この場合、第1オリジナルBPMと第1調節後BPMとが一致している状態から、第1オリジナルBPMと第1調節後BPMとの差分が生じた場合に、図形FG1又は図形FG2が高い輝度で表示されるので、第1オリジナルBPMと第1調節後BPMとが一致しているか否かを、ユーザーが判別しやすくすることができる。
図8は、スライダー表示モードでの第1表示部344Aによる表示内容の一例を示す図である。
スライダー表示モードは、図8に示すように、第1表示部344Aが第1オリジナルBPMと、第1オリジナルBPMと第1調節後BPMとの比較結果に応じた図形として、図形FG3を表示する表示モードである。図形FG3は、第1オリジナルBPMと第1調節後BPMとの比較結果に応じた図形である。詳述すると、図形FG3は、第1オリジナルBPMと第1調節後BPMとの大小関係を示す図形である。
スライダー表示モードにて第1表示部344Aに表示される画面DP4には、オリジナルBPM表示部DP11と、図形FG3を表示する図形表示部DP41と、が設けられている。
第1基準線FG31は、上下方向に延出する直線である。第1基準線FG31によってスライド操作子FG33のスライド範囲が規定される。
第2基準線FG32は、第1基準線FG31の中央にて、第1基準線FG31に交差する方向に延出している。第2基準線FG32は「100%」を示す目盛である。
第1調節後割合が100%である場合、すなわち、第1オリジナルBPMと第1調節後BPMとが同じ値である場合には、スライド操作子FG33は、表示制御部58によって第2基準線FG32上に配置される。
第1オリジナルBPMよりも第1調節後BPMが小さい場合には、スライド操作子FG33は、表示制御部58によって、第2基準線FG32よりも上側に配置される。
第1オリジナルBPMよりも第1調節後BPMが大きい場合には、スライド操作子FG33は、表示制御部58によって、第2基準線FG32よりも下側に配置される。
このように、第2基準線FG32に対するスライド操作子FG33の位置によって、第1オリジナルBPMと第1調節後BPMとの大小関係が示される。この点で、図形FG3は、上記のように、第1オリジナルBPMと第1調節後BPMとの大小関係を示す図形である。
ここで、第1基準線FG31上に配置されたスライド操作子FG33によって示される第1調節後割合の範囲は、第1調節後割合に応じて変更される。すなわち、第1基準線FG31の上端によって規定される最小値と、第1基準線FG31の下端によって規定される最大値とは、第1調節後割合に応じて変更される。
なお、第1調節後割合が200%よりも大きい場合には、表示制御部58は、図形FG3に代えてエラーを示す図形を図形表示部DP41に表示してもよい。
以上説明した本実施形態に係る音響制御装置1は、以下の効果を奏する。
音響制御装置1は、楽曲の再生速度を調節可能な音響制御装置である。音響制御装置1は、第1ダイヤル341A、第2ダイヤル341B及び制御部5を備える。第1ダイヤル341A及び第2ダイヤル341Bは、筐体2に回転可能に設けられたダイヤルである。第1ダイヤル341Aは、第1楽曲の再生速度を調整する操作を受け付け、第2ダイヤル341Bは、第2楽曲の再生速度を調整する操作を受け付ける。制御部5は、第1調節部52及び第2調節部55を備える。第1調節部52は、第1ダイヤル341Aの回転状態に応じて、第1ダイヤル341Aの単位回転角度毎の第1楽曲の再生速度の変化量を変化させる。第2調節部55は、第2ダイヤル341Bの回転状態に応じて、第2ダイヤル341Bの単位回転角度毎の第2楽曲の再生速度の変化量を変化させる。詳述すると、第1調節部52は、第1ダイヤル341Aの回転状態に応じて、第1ダイヤル341Aの単位回転角度毎の第1楽曲のBPMの変化量を変化させる。第2調節部55は、第2ダイヤル341Bの回転状態に応じて、第2ダイヤル341Bの単位回転角度毎の第2楽曲のBPMの変化量を変化させる。
このような構成によれば、第1ダイヤル341Aを回転させるときに、第1ダイヤル341Aの回転速度を変化させることによって、第1ダイヤル341Aの回転角度が同じであっても、第1楽曲の再生速度を大きく変化させる場合と、第1楽曲の再生速度を微調整する場合とを切り替えることができる。従って、片手で第1楽曲の再生速度を容易に調節でき、音響制御装置1の利便性を高めることができる。第2ダイヤル341B及び第2調節部55についても同様である。
このような構成によれば、第1ダイヤル341Aの回転速度に応じて、第1ダイヤル341Aの単位回転角度毎の第1楽曲のBPMの変化量を第1変化量と第2変化量とで切り替えることができる。このため、第1楽曲のBPM及び再生速度を大きく変更する場合の第1ダイヤル341Aの操作と、小さく変更する場合の第1ダイヤル341Aの操作とを容易に切り替えることができる他、調節後の楽曲のBPM及び再生速度をユーザーが把握しやすくすることができる。従って、第1楽曲の再生速度を容易に調節でき、音響制御装置1の利便性を高めることができる。第2調節部55によっても同様の効果を奏することができる。
このような構成によれば、第1ダイヤル341Aの回転角度及び回転時間に基づいて回転速度を算出する場合に比べて、第1ダイヤル341Aの回転速度が上記所定速度未満であるか否か、上記所定速度以上であるか否かを迅速に判定できる。このため、第1ダイヤル341Aの単位回転角度毎の楽曲の再生速度の変化量を迅速に決定できるので、第1ダイヤル341Aの回転操作に応じた第1楽曲の再生速度に調節しやすくすることができる。従って、第1ダイヤル341Aの回転角度と第1楽曲の再生速度の調節量とをリンクさせやすくすることができ、第1ダイヤル341Aの操作感及び音響制御装置1の利便性を一層高めることができる。第2検出部342B及び第2調節部55によっても同様の効果を奏することができる。
このような構成によれば、第1ダイヤル341Aの回転方向に応じて、第1楽曲の再生速度を増加又は減少させることができる。従って、第1楽曲の再生速度を調節しやすくすることができ、音響制御装置1の利便性を高めることができる。第2調節部55によっても同様の効果を奏することができる。
一般的に、所定の指標の数値を増加させるときのダイヤルの操作方向は時計回りであり、当該数値を減少させるときのダイヤルの操作方向は反時計回りである。
これに対し、第1ダイヤル341Aを時計回りに回転させることによって、第1楽曲の再生速度を増加させることができ、第1ダイヤル341Aを反時計回りに回転させることによって、第1楽曲の再生速度を減少させることができる。従って、第1楽曲の再生速度を増加又は減少させるときの第1ダイヤルの操作方向をユーザーが把握しやすくすることができるので、第1楽曲の再生速度の調節操作を容易に実施しやすくすることができる。天面21に回転可能に設けられる第2ダイヤル341Bについても同様である。
このような構成によれば、ユーザーがダイヤルを回転させている場合でも、ユーザーは、上記割合が第1限界値又は第2限界値に到達したことを把握できる。従って、音響制御装置1の利便性を高めることができる。
このような構成によれば、上記割合が第1限界値又は第2限界値に到達したことをユーザーが把握しやすくすることができる。従って、音響制御装置1の利便性を一層高めることができる。
このような構成によれば、第1表示部344A及び第2表示部344Bによる表示内容を確認することによって、第1楽曲及び第2楽曲の再生速度を調節しやすくすることができる。
このような構成によれば、現在の第1調節後BPMが第1オリジナルBPMに対してどの程度調節されたのかを、ユーザーが直感的に把握できる。従って、第1楽曲の再生速度を調節しやすくすることができる。第2表示部344Bによっても同様の効果を奏することができる。
上記説明した音響制御装置1では、表示モードが図形表示モードであるときに、第1調節後割合に応じて、図形FG1,FG2の輝度を変更するとした。しかしながら、これに限らず、第1調節後割合に応じて、図形FG1,FG2の輝度、色及び点滅周期の少なくとも1つを変更する構成としてもよい。
例えば、表示モードが図形表示モードであるときに、図形FG1,FG2を図9に示すように表示させてもよい。
すなわち、第1調節後割合が100%より大きく、第1閾値(例えば110%)未満である場合には、表示制御部58は、図形FG1の色を赤色とする。第1調節後割合が第1閾値以上、第2閾値(例えば120%)未満である場合には、表示制御部58は、図形FG1の色を橙色とする。第1調節後割合が第2閾値以上である場合には、表示制御部58は、図形FG1の色を黄色とする。
なお、第1調節後BPMが第1オリジナルBPMと同じ値である場合には、上記と同様に、図形FG1,FG2は表示されない。
このような構成によれば、図形FG1,FG2の色を確認することによって、調節後割合を容易に把握できる。
また、調節後割合が100%を超える場合には、図形FG1の色を暖色とし、調節後割合が100%未満である場合には、図形FG2の色を寒色とすることによって、ユーザーは、オリジナルBPMと調節後BPMとの大小関係をより直感的に把握できる。
なお、調節後割合と図形FG1,FG2の色との関係は、上記に限定されず、図形FG1,FG2の色は、他の色であってもよい。
例えば、表示モードが図形表示モードであるときに、図形FG1,FG2を図10に示すように表示させてもよい。
すなわち、調節後割合が100%より大きく、第1閾値(例えば110%)未満である場合には、表示制御部58は、図形FG1の点滅周期を大きい値とする。調節後割合が第1閾値以上、第2閾値(例えば120%)未満である場合には、表示制御部58は、図形FG1の点滅周期を、調節後割合が100%より大きく、第1閾値未満である場合の点滅周期よりも小さい値とする。調節後割合が第2閾値以上である場合には、表示制御部58は、図形FG1の点滅周期を最も小さい値とする。なお、点滅周期が大きいとは、点滅周波数が低く、点滅頻度が低いことを示し、点滅周期が小さいとは、点滅周波数が高く、点滅頻度が高いことを示す。
このように、オリジナルBPMと調節後BPMとの差分が大きくなるに従って、図形FG1,FG2の点滅周期は小さくなり、図形FG1,FG2の点滅頻度は高くなる。換言すると、オリジナルBPMと調節後BPMとの差分が小さくなるに従って、図形FG1,FG2の点滅周期は大きくなり、図形FG1,FG2の点滅頻度は低くなる。
なお、調節後BPMがオリジナルBPMと同じ値である場合には、上記と同様に、図形FG1,FG2は表示されない。
このような構成によれば、図形FG1,FG2の点滅周期を確認することによって、調節後割合を容易に把握できる。
また、オリジナルBPMと調節後BPMとの差分が小さくなり、調節後割合が100%に近くなるに従って、図形FG1,FG2の点滅周期を大きくすることによって、ユーザーは、調節後割合を把握しやすくすることができる。換言すると、オリジナルBPMと調節後BPMとの差分が大きくなり、調節後割合が100%から離れるに従って、図形FG1,FG2の点滅周期を小さくすることによって、ユーザーは、調節後割合を把握しやすくすることができる。
このような構成によれば、点滅頻度が高い状態にて点滅していた図形FG1,FG2の消灯を確認することによって、ユーザーは、オリジナルBPMと調節後BPMとが一致していることを容易に把握できる。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
本実施形態に係る音響制御装置は、第1実施形態に係る音響制御装置1と同様の構成を備えるが、オリジナルBPMに対する調節後BPMの割合を示す表示部がダイヤルに設けられている点で相違する。なお、以下の説明では、既に説明した部分と同一又は略同一である部分については、同一の符号を付して説明を省略する。
図11は、本実施形態に係る音響制御装置が備えるダイヤル346を示す模式図である。
本実施形態に係る音響制御装置は、第1実施形態に係るダイヤル341に代えて、図11に示すダイヤル346及び割合表示部347を備える他は、第1実施形態に係る音響制御装置1と同様の構成及び機能を備える。すなわち、本実施形態では、再生速度操作部34は、ダイヤル346、検出部342、通知部343、表示部344、切替操作部345及び割合表示部347を有する。
ダイヤル346は、ダイヤル341と同様に、天面21に対向する位置から見て時計回り及び反時計回りに回転可能に設けられ、楽曲の再生速度を調節する操作を受け付ける。ダイヤル346には、割合表示部347が設けられている。
割合表示部347は、表示制御部58の制御の下、調節後割合を表示する。割合表示部347は、ダイヤル346の回転方向に沿って配置された複数の発光素子348によって構成されている。
割合表示部347は、ダイヤル346の周方向に設けられた基点BPから時計回りに半周分の領域である第1領域347Aと、基点BPから反時計回りに半周分の領域である第2領域347Bとを有する。
第1領域347Aは、調節後BPMがオリジナルBPMよりも大きい場合に調節後割合を表示する領域である。詳述すると、第1領域347Aは、調節後割合が100%よりも大きく、200%未満である場合に、調節後割合を表示する領域である。
第2領域347Bは、調節後BPMがオリジナルBPMよりも小さい場合に調節後割合を表示する領域である。詳述すると、第2領域347Bは、調節後割合が0%よりも大きく、100%未満である場合に、調節後割合を表示する領域である。
なお、基点BPは、ダイヤル346の回転軸Rxから上方向に延びる仮想線VLと、ダイヤル346の回転軸Rxを中心とする周方向との交差部に設定されている。上記のように、ダイヤル346は、回転軸Rxを中心として回転可能であることから、基点BPの位置は、ダイヤル346が回転されたときには表示制御部58によって常に更新される。
図12は、割合表示部347の表示態様の一例を示す図である。具体的に、図12は、調節後割合が130%であるときの割合表示部347を示す図である。
表示制御部58は、割合表示部347が有する複数の発光素子348のうち、調節後割合に応じた数の発光素子348を点灯させることによって調節後割合を割合表示部347に表示させる。詳述すると、表示制御部58は、調節後BPMがオリジナルBPMよりも大きい場合には、第1領域347Aに配置された複数の発光素子348のうち、100%と調節後割合との差分に応じた数の発光素子348を基点BPから点灯させることによって、調節後割合を表示させる。
例えば、調節後割合が130%である場合、表示制御部58は、図12に示すように、第1領域347Aに配置された複数の発光素子348のうち、100%と調節後割合との差分である30%に応じた数の発光素子348を基点BPから点灯させることによって、調節後割合を割合表示部347に表示させる。
また、表示制御部58は、調節後BPMがオリジナルBPMよりも小さい場合には、第2領域347Bに配置された複数の発光素子348のうち、100%と調節後割合との差分に応じた数の発光素子348を基点BPから点灯させることによって、調節後割合を表示させる。
例えば、調節後割合が80%である場合、表示制御部58は、図13に示すように、第2領域347Bに配置された複数の発光素子348のうち、100%と調節後割合との差分である20%に応じた数の発光素子348を基点BPから点灯させることによって、調節後割合を割合表示部347に表示させる。
なお、第1領域347Aに配置された発光素子348の発光色と、第2領域347Bに配置された発光素子348の発光色とは、異なっていてもよい。例えば、調節後BPMがオリジナルBPMよりも大きい場合に点灯される発光素子348は、暖色のうち赤色で点灯し、調節後BPMがオリジナルBPMよりも小さい場合に点灯される発光素子348は、寒色のうち青色で点灯してもよい。更に、発光素子348は、上記第1実施形態の変形と同様に、調節後割合に応じた周波数で点滅してもよい。
以上説明した本実施形態に係る音響制御装置は、第1実施形態に係る音響制御装置1と同様の効果を奏する。
図14は、割合表示部347の他の配置を示す図である。
上記説明した割合表示部347は、ダイヤル346に設けられているとした。しかしながら、これに限らず、他の場所に設けられていてもよい。
例えば、図14に示すように、割合表示部347を構成する複数の発光素子348は、筐体2の天面21においてダイヤル341の周囲に設けられていてもよい。
このような構成によれば、複数の発光素子348は筐体2に固定されることとなるので、基点BPを固定できる。このため、基点BPから時計回りの第1領域347A、及び、基点BPから反時計回りの第2領域347Bを把握しやすくすることができる。従って、オリジナルBPMと調節後BPMとの大小関係を容易に把握できる他、点灯される発光素子348の配置範囲を確認することによって、調節後割合を把握できる。
この他、基点BPを固定できることから、回転されるダイヤル346における基点BPの位置を算出する処理を省略できる。
本発明は、上記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形及び改良等は、本発明に含まれるものである。
上記各実施形態では、チャンネル操作部3ごとに再生速度操作部34が設けられていた。しかしながら、これに限らず、例えば図15に示す音響制御装置1Aのように、音響制御装置全体で1つの再生速度操作部34が設けられていてもよい。この場合、制御部5は、再生速度操作部34に対する操作に応じて、全てのチャンネルの楽曲の再生速度を同時に調節する。このとき、制御部5は、1つの再生速度操作部34の回転状態に応じて、全てのチャンネルの楽曲の再生時のBPMを同じ値ずつ増減させてもよく、全てのチャンネルの楽曲の再生時のBPMを同じ割合で増減させてもよい。このような再生速度操作部34が設けられる場合には、第1チャンネル操作部3Aは、第1チャンネルの楽曲の再生速度のみ調節可能なテンポスライダー35を備えていてもよく、第2チャンネル操作部3Bは、第2チャンネルの楽曲の再生速度のみ調節可能なテンポスライダー35を備えていてもよい。
また、再生速度操作部34A,34Bは、個別に表示部344を有するとした。しかしながら、これに限らず、音響制御装置1,1Aは、再生速度操作部34A,34Bに共通の表示部を備えていてもよい。
また、割合表示部347が設けられる構成も、ダイヤル346及び筐体2に限らず、適宜変更可能である。
また、ミキサーである音響制御装置1,1Aの構成及びレイアウトは、図1及び図15に示した構成及びレイアウトに限らず、適宜変更可能である。
以下、本発明のまとめを付記する。
[1]楽曲の再生速度を調節可能な音響制御装置であって、回転可能に設けられ、前記楽曲の再生速度を調節する操作を受け付けるダイヤルと、前記ダイヤルの回転状態に応じて、前記ダイヤルの単位回転角度毎の前記楽曲の再生速度の変化量を変化させる制御部と、を備える。
このような構成によれば、ダイヤルの回転状態を変更することによって、ダイヤルの単位回転角度毎の楽曲の再生速度の変化量を変化させることができる。すなわち、ダイヤルの回転操作の仕方を変更することによって、当該変化量を変化させることができる。このため、ダイヤルの回転角度が同じであっても、楽曲の再生速度を大きく変化させる場合と、楽曲の再生速度を小さく変化させる場合とを切り替えることができる。従って、SHIFTボタン等を押すことなく、楽曲の再生速度を容易に調節でき、音響制御装置の利便性を高めることができる。
このような構成によれば、ダイヤルを回転させるときに、ダイヤルの回転速度を変化させることによって、ダイヤルの回転角度が同じであっても、楽曲の再生速度を大きく変化させる場合と、楽曲の再生速度を微調整する場合とを切り替えることができる。従って、片手で楽曲の再生速度を容易に調節でき、音響制御装置の利便性を高めることができる。
このような構成によれば、ダイヤルの回転速度に応じて、ダイヤルの単位回転角度毎の前記楽曲のBPMの変化量を第1変化量と第2変化量とで切り替えることができる。このため、楽曲のBPM及び再生速度を大きく変更する場合のダイヤルの操作と、小さく変更する場合のダイヤルの操作とを容易に切り替えることができる他、調節後の楽曲のBPM及び再生速度をユーザーが把握しやすくすることができる。従って、楽曲の再生速度を容易に調節でき、音響制御装置の利便性を高めることができる。
このような構成によれば、ダイヤルの回転角度及び回転時間に基づいて回転速度を算出する場合に比べて、ダイヤルの回転速度が上記所定速度未満であるか否か、上記所定速度以上であるか否かを迅速に判定できる。このため、ダイヤルの単位回転角度毎の楽曲の再生速度の変化量を迅速に決定できるので、ダイヤルの回転操作に応じた楽曲の再生速度に調節しやすくすることができる。従って、ダイヤルの回転角度と楽曲の再生速度の調節量とをリンクさせやすくすることができ、ダイヤルの操作感及び音響制御装置の利便性を一層高めることができる。
このような構成によれば、ダイヤルの回転方向に応じて、楽曲の再生速度を増加又は減少させることができる。従って、楽曲の再生速度を調節しやすくすることができ、音響制御装置の利便性を高めることができる。
一般的に、所定の指標の数値を増加させるときのダイヤルの操作方向は時計回りであり、当該数値を減少させるときのダイヤルの操作方向は反時計回りである。
これに対し、上記構成によれば、ダイヤルを時計回りに回転させることによって、楽曲の再生速度を増加させることができ、ダイヤルを反時計回りに回転させることによって、楽曲の再生速度を減少させることができる。従って、楽曲の再生速度を増加又は減少させるときのダイヤルの操作方向をユーザーが把握しやすくすることができるので、楽曲の再生速度の調節操作を容易に実施しやすくすることができる。
このような構成によれば、ユーザーがダイヤルを回転させている場合でも、ユーザーは、上記割合が所定値に到達したことを把握できる。従って、音響制御装置の利便性を高めることができる。
このような構成によれば、上記割合が所定値に到達したことをユーザーが把握しやすくすることができる。従って、音響制御装置の利便性を一層高めることができる。
このような構成によれば、表示部による表示内容を確認することによって、楽曲の再生速度を調節しやすくすることができる。
このような構成によれば、楽曲に固有の再生速度に対してどの程度調節されたのかを、ユーザーが直感的に把握できる。従って、楽曲の再生速度を調節しやすくすることができる。
Claims (10)
- 楽曲の再生速度を調節可能な音響制御装置であって、
回転可能に設けられ、前記楽曲の再生速度を調節する操作を受け付けるダイヤルと、
前記ダイヤルの回転状態に応じて、前記ダイヤルの単位回転角度毎の前記楽曲の再生速度の変化量を変化させる制御部と、
前記楽曲に固有のBPMに対する再生速度調節後の前記楽曲のBPMの割合が所定値に到達すると、前記割合が前記所定値に到達したことを通知する通知部と、を備えることを特徴とする音響制御装置。 - 請求項1に記載の音響制御装置において、
前記通知部は、前記ダイヤルが回転されて、前記割合が前記所定値に到達すると、前記ダイヤルが回転されていた方向への前記ダイヤルの回転を規制することによって、前記割合が前記所定値に到達したことを通知することを特徴とする音響制御装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の音響制御装置において、
前記ダイヤルの回転状態は、前記ダイヤルの回転速度を含むことを特徴とする音響制御装置。 - 請求項3に記載の音響制御装置において、
前記ダイヤルの回転加速度を検出する検出部を備え、
前記制御部は、前記検出部によって検出される前記ダイヤルの回転加速度に基づいて前記ダイヤルの回転速度を算出することを特徴とする音響制御装置。 - 楽曲の再生速度を調節可能な音響制御装置であって、
回転可能に設けられ、前記楽曲の再生速度を調節する操作を受け付けるダイヤルと、
前記ダイヤルの回転加速度を検出する検出部と、
前記ダイヤルの回転状態に応じて、前記ダイヤルの単位回転角度毎の前記楽曲の再生速度の変化量を変化させる制御部と、を備え、
前記ダイヤルの回転状態は、前記ダイヤルの回転速度を含み、
前記制御部は、前記検出部によって検出される前記ダイヤルの回転加速度に基づいて前記ダイヤルの回転速度を算出することを特徴とする音響制御装置。 - 請求項3から請求項5のいずれか一項に記載の音響制御装置において、
前記制御部は、
前記ダイヤルの回転速度が所定速度未満である間、前記ダイヤルの単位回転角度毎の前記楽曲のBPMの変化量を、第1変化量とし、
前記ダイヤルの回転速度が前記所定速度以上である間、前記ダイヤルの単位回転角度毎の前記楽曲のBPMの変化量を、前記第1変化量よりも大きい第2変化量とすることを特徴とする音響制御装置。 - 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の音響制御装置において、
前記制御部は、
前記ダイヤルが第1回転方向に回転されると、前記楽曲の再生速度を増加させ、
前記ダイヤルが前記第1回転方向とは反対方向に回転されると、前記楽曲の再生速度を減少させることを特徴とする音響制御装置。 - 請求項7に記載の音響制御装置において、
第1面に前記ダイヤルが回転可能に設けられる筐体を備え、
前記第1回転方向は、前記第1面に対向する位置から見て時計回りの方向であることを特徴とする音響制御装置。 - 請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の音響制御装置において、
前記制御部によって調節された前記楽曲の再生速度に関する情報を表示する表示部を備えることを特徴とする音響制御装置。 - 請求項9に記載の音響制御装置において、
前記表示部は、前記制御部によって調節された前記楽曲の再生速度に関する情報として、前記楽曲に固有のBPMに対する再生速度調節後の前記楽曲のBPMの割合を示す情報を表示することを特徴とする音響制御装置。
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