JP7725813B2 - 伸縮性多層回路基板 - Google Patents
伸縮性多層回路基板Info
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Description
基板と、
前記基板の上に設けられた複数の下部配線と、
前記下部配線の上に設けられた下部絶縁層と、
前記下部絶縁層の上に設けられた複数の上部配線と、
前記上部配線の上に設けられた上部絶縁層と、を有する多層配線構造を備える、伸縮性多層回路基板であって、
前記基板、前記下部配線、前記下部絶縁層、前記上部配線、及び前記上部絶縁層が、それぞれ熱硬化性エラストマーを含み、
前記多層配線構造中において、
前記基板の一面に対して垂直方向に見たとき、第一の前記下部配線と第一の前記上部配線とが互いに交差する交差構造と、
第一の前記下部配線と第一の前記上部配線とが互いに電気的に接続可能な接続構造と、
を備える、伸縮性多層回路基板が提供される。
上記の伸縮性多層回路基板を有する、伸縮性ディスプレイ、ウェアラブルデバイス、又は生体センサーが提供される。
表示部、制御部、電源部及び/又は通信部を備える表示装置であって、
前記表示部が、上記の伸縮性ディスプレイを備える、表示装置が提供される。
基板を形成する工程と、
前記基板の上に複数の下部配線を形成する工程と、
前記下部配線の上に下部絶縁層を形成する工程と、
前記下部絶縁層の上に複数の上部配線を形成する工程と、
前記上部配線の上に上部絶縁層を形成する工程と、を含む、多層配線構造を備える伸縮性多層回路基板の製造方法であって、
前記基板、前記下部配線、前記下部絶縁層、前記上部配線、及び前記上部絶縁層を、それぞれ熱硬化性エラストマーを用いて形成するとともに、
前記基板の一面に対して垂直方向に見たとき、少なくとも第一の前記下部配線に対して第一の前記上部配線が交差しつつも、互いに電気的に接続可能となるように、前記下部配線及び前記上部配線を形成する、
伸縮性多層回路基板の製造方法が提供される。
この伸縮性多層回路基板は、多層配線構造中において、基板の一面に対して垂直方向に見たとき、第一の下部配線と第一の上部配線とが互いに交差する交差構造と、第一の下部配線と第一の上部配線とが互いに電気的に接続可能な接続構造と、を備える。
また、第一の下部配線と第一の上部配線との間等、複数の上部配線と複数の下部配線との間における接続構造のそれぞれにおいて、複数の電子部品を搭載可能であるため、機能集積化が容易となる。
電子部品としては、例えば、LEDチップなどの発光素子、脳波・筋電位などの生体電位や血圧・脈拍などの生体活動を検知する生体測定計、圧力・温度・位置・湿度・光・音・加速度などの環境情報を検知する一般的な測定計、コンデンサなどのポータブル電源、音響モジュール、通信モジュール等が挙げられる。
図1(b)は、図1(a)のA領域の拡大図、図2(a)~(c)は、図1(a)のA領域中の3つの点線箇所a1~a3における断面図、図2(d)は、図1(a)のB領域中の点線箇所b1における断面図、図2(e)は、図1(a)のC領域中の点線箇所c1における断面図である。
ここで延在方向とは、下部配線120または上部配線150の内、面内方向において最長の長さを有する部分の一端から他端に向かう方向と定義できる。
本実施形態の一例では、上面視において、下部配線120と上部配線150との少なくとも一部の領域が、直交方向、すなわち、交差角度が90度となるように交差してもよい。
この開口部140及び開口部142は、それぞれ、独立した孔でもよく、2以上の開口空間が互いに連結してなる一つの孔で構成されてもよい。
封止材料としては、例えば、熱硬化性エラストマーを用いてもよい。
複数の伸縮性上部配線は、同様に、図1(a)に示すように、第一の上部配線150、及び第二の上部配線156の少なくとも2本以上の配線で構成されていればよく、3本以上、4本以上、8本以上の配線を有してもよい。
なお、複数の伸縮性下部配線及び複数の伸縮性上部配線の配線数の上限は、必要に応じて設定でき、特に限定されない。
このような第一の上部配線150及び第二の上部配線156は、その一部が、基板110の一面に接し、第一の下部配線120及び第二の下部配線126と同層に形成されていてもよい。
これにより、配線と接続部との間がほぼシームレスに形成でき、互いの境界をほぼなくすことが可能になる。
なお、電子部品170の周囲を封止する場合には、電子部品170の全体が開口部の外側に設けされていてもよい。
絶縁層の厚み/基板の厚みで表される厚み比は、例えば、0.01~2.0、好ましくは0.05~1.0、より好ましくは0.08~0.7である。このような範囲内とすることで、柔軟性及び絶縁性を向上できる。
基板110の厚みの下限は、機械的強度の観点から、例えば、10μm以上、好ましくは50μm以上、より好ましくは100μm以上である。
より具体的には、下部配線120、及び上部配線150は、それぞれ同一及び/又は異なる導電性エラストマーで構成されてもよく、基板110、下部絶縁層130、及び上部絶縁層160は、それぞれ同一及び/又は異なる絶縁性エラストマーで構成されてもよい。
また、導電性エラストマーは、導電性フィラーとともに非導電性フィラーを含んでもよい。これにより、伸縮耐久性を高められる。
また導電性シリコーンゴムは、導電性フィラーと、ビニル基含有オルガノポリシロキサンを含むシリコーンゴム系硬化性組成物の硬化物とで構成されてもよい。
本明細書中、「~」は、特に明示しない限り、上限値と下限値を含むことを表す。
本実施形態のシリコーンゴム系硬化性組成物は、オルガノハイドロジェンポリシロキサン(B)を含むことができる。
オルガノハイドロジェンポリシロキサン(B)は、直鎖構造を有する直鎖状オルガノハイドロジェンポリシロキサン(B1)と分岐構造を有する分岐状オルガノハイドロジェンポリシロキサン(B2)とに分類され、これらのうちのいずれか一方または双方を含むことができる。
(Ha(R7)3-aSiO1/2)m(SiO4/2)n
(式(c)において、R7は一価の有機基、aは1~3の範囲の整数、mはHa(R7)3-aSiO1/2単位の数、nはSiO4/2単位の数である)
本実施形態のシリコーンゴム系硬化性組成物は、必要に応じ、非導電性フィラーとして、シリカ粒子(C)を含むことができる。
本実施形態のシリコーンゴム系硬化性組成物は、シランカップリング剤(D)を含むことができる。
シランカップリング剤(D)は、加水分解性基を有することができる。加水分解基が水により加水分解されて水酸基になり、この水酸基がシリカ粒子(C)表面の水酸基と脱水縮合反応することで、シリカ粒子(C)の表面改質を行うことができる。
上記式(4)中、nは1~3の整数を表わす。Yは、疎水性基、親水性基またはビニル基を有するもののうちのいずれかの官能基を表わし、nが1の時は疎水性基であり、nが2または3の時はその少なくとも1つが疎水性基である。Xは、加水分解性基を表わす。
シランカップリング剤(D)の含有量を上記下限値以上とすることにより、シリコーンゴムが基板との適度な密着性を持ち、また、シリカ粒子(C)を用いる場合においては、シリコーンゴム全体としての機械的強度の向上に資することができる。また、シランカップリング剤(D)の含有量を上記上限値以下とすることにより、シリコーンゴムが適度な機械特性を持つことができる。
本実施形態のシリコーンゴム系硬化性組成物は、白金または白金化合物(E)を含むことができる。
白金または白金化合物(E)は、硬化の際の触媒として作用する触媒成分である。白金または白金化合物(E)の添加量は触媒量である。
また、本実施形態のシリコーンゴム系硬化性組成物には、上記成分(A)~(E)以外に、水(F)が含まれていてもよい。
さらに、本実施形態のシリコーンゴム系硬化性組成物は、上記(A)~(F)成分以外に、他の成分をさらに含むことができる。この他の成分としては、例えば、珪藻土、酸化鉄、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化バリウム、酸化マグネシウム、酸化セリウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、炭酸亜鉛、ガラスウール、マイカ等のシリカ粒子(C)以外の無機充填材、反応阻害剤、分散剤、顔料、染料、帯電防止剤、酸化防止剤、難燃剤、熱伝導性向上剤等の添加剤が挙げられる。
次に、本実施形態のシリコーンゴムの製造方法について説明する。
本実施形態のシリコーンゴムの製造方法としては、シリコーンゴム系硬化性組成物を調製し、このシリコーンゴム系硬化性組成物を硬化させることによりシリコーンゴムを得ることができる。
以下、詳述する。
また、[3]次に、工程[2]で得られたシリコーンゴム系硬化性組成物を、溶剤に溶解させ、導電性フィラーを加えることで導電性ペーストを得ることができる。
導電性ペーストや絶縁性ペーストは、溶剤を含む。
溶剤としては、公知の各種溶剤を用いることができるが、例えば、高沸点溶剤を含むことができる。これらを単独で用いても2種以上を組み合わせて用いてもよい。
ここで用いられる溶媒は、上記の導電性ペースト中の組成成分を均一に溶解ないし分散させることのできる溶媒の中から適宜選択すればよい。
各樹脂の純溶剤および良溶剤と貧溶剤の混合溶剤に対する溶解性を調べ、HSPiPソフトにその結果を入力し、D:分散項、P:極性項、H:水素結合項、R0:溶解球半径を算出する。
このとき、導電性ペースト及び/又は絶縁性ペーストのチキソ指数の下限値は、例えば、1.0以上であり、好ましくは1.1以上であり、より好ましくは1.2以上である。これにより、印刷法で得られた配線の形状を安定的に保持することができる。一方で、導電性ペースト及び/又は絶縁性ペーストのチキソ指数の上限値は、例えば、3.0以下であり、好ましくは2.5以下であり、より好ましくは2.0以下である。これにより、ペーストの印刷容易性を向上させることができる。
導電性フィラーとしては、公知の導電材料を用いてもよいが、金属粉(G)を用いてもよい。
金属粉(G)を構成する金属は特に限定はされないが、例えば、銅、銀、金、ニッケル、錫、鉛、亜鉛、ビスマス、アンチモン、或いはこれらを合金化した金属粉のうち少なくとも一種類、あるいは、これらのうちの二種以上を含むことができる。
これらのうち、金属粉(G)としては、導電性の高さや入手容易性の高さから、銀または銅を含むこと、すなわち、銀粉または銅粉を含むことが好ましい。
なお、これらの金属粉(G)は他種金属でコートしたものも使用できる。
平均粒径D50をこのような範囲に設定することで、シリコーンゴムとして適度な導電性を発揮することができる。
なお、金属粉(G)の粒径は、たとえば、導電性ペースト、あるいは導電性ペーストを用いて成形したシリコーンゴムについて透過型電子顕微鏡等で観察の上、画像解析を行い、任意に選んだ金属粉200個の平均値として定義することができる。
導電性フィラーの含有量を上記下限値以上とすることにより、シリコーンゴムが適度な導電特性を持つことができる。また、導電性フィラーの含有量を上記上限値以下とすることにより、シリコーンゴムが適度な柔軟性を持つことができる
シリコーンゴム系硬化性組成物の含有量を上記下限値以上とすることにより、シリコーンゴムが適度な柔軟性を持つことができる。また、シリコーンゴム系硬化性組成物の含有量を上記上限値以下とすることにより、シリコーンゴムの機械的強度の向上を図ることができる。
導電性フィラーの含有量を上記下限値以上とすることにより、シリコーンゴムが適度な導電特性を持つことができる。また、導電性フィラーの含有量を上記上限値以下とすることにより、シリコーンゴムが適度な柔軟性を持つことができる。
伸縮性多層回路基板の製造方法において、基板、下部配線、下部絶縁層、上部配線、及び上部絶縁層を、それぞれ熱硬化性エラストマーを用いて形成するとともに、基板の一面に対して垂直方向に見たとき、少なくとも第一の下部配線に対して第一の上部配線が交差しつつも、互いに電気的に接続可能となるように、下部配線及び上部配線を形成する。
図3は、伸縮性多層回路基板100の製造工程の概略を示す断面図である。
塗工方法は、絶縁性ペースト13の塗工方法と同様の手法を用いることができ、例えば、スキージ14によるスキージ印刷を用いてもよい。
ここで、絶縁性ペースト13および導電性ペースト15がそれぞれシリコーンゴム系硬化性組成物を含む場合、乾燥した絶縁層32上に、所定のパターン形状を有する導電性塗膜(導電層52)を積層した後、これらを一括して硬化処理してもよい。硬化処理としては、シリコーンゴム系硬化性組成物に応じて適宜設定できるが、例えば、硬化温度を160℃~220℃、硬化時間を1時間~3時間等とすることができる。硬化処理後または硬化処理前に、図3(d)に示すように、マスク16を取り外すことができる。これにより、絶縁層32の硬化物で構成される基板上に、所定のパターン形状を有する、導電層52の硬化物(導電性エラストマーで構成される下部配線120)を形成することができる。
その後、図3(b)から図3(e)の工程を適宜、繰り返してもよい。これにより、導電性エラストマーで構成される上部配線150及び絶縁性エラストマーで構成される上部絶縁層160等を形成し、回路の多層化が可能になる。また、マスクパターンやその配置位置を調整することで、下部配線120及び上部配線150の交差構造を形成できる。
なお、繰り返し工程は、絶縁層32から支持体120を分離した後に行ってもよい。
以上により、図1(a)に示す伸縮性多層回路基板100を得ることができる。
一方、エラストマーの引裂強度の上限は、特に限定されないが、例えば、80N/mm以下としてもよく、70N/mm以下としてもよい。これにより、エラストマーの諸特性のバランスをとることができる。
一方、エラストマーの引張強度の上限は、特に限定されないが、例えば、25MPa以下としてもよく、20MPa以下としてもよい。これにより、エラストマーの諸特性のバランスをとることができる。
一方、エラストマーの破断伸びの上限は、特に限定されないが、例えば、2000%以下としてもよく、1500%以下としてもよい。これにより、エラストマーの諸特性のバランスをとることができる。
一方、エラストマーのデュロメータ硬さAの下限は、特に限定されないが、例えば、30以上、好ましくは35以上、より好ましくは40以上である。これにより、エラストマーの機械的強度を高められる。
エラストマーを用いてクレセント形試験片を作製し、得られたクレセント形試験片について、25℃、JIS K6252(2001)に準拠して、引裂強度を測定する。
エラストマーを用いてダンベル状3号形試験片を作製し、得られたダンベル状3号形試験片について、25℃、JIS K6251(2004)に準拠して、引張強度を測定する。
エラストマーを用いてダンベル状3号形試験片を作製し、得られたダンベル状3号形試験片について、25℃、JIS K6251(2004)に準拠して、破断伸びを測定する。
エラストマーを用いて、シート状試験片を作製し、JIS K6253(1997)に準拠して、25℃における、得られたシート状試験片のデュロメータ硬さAを測定する。
25℃、未伸長時における電気抵抗値が上記範囲内の場合、第一の下部配線120及び第一の上部配線150の少なくとも一方が、例えば、1.2≦X2/X1≦8.0、好ましくは1.3≦X2/X1≦7.0、より好ましくは1.4≦X2/X1≦6.0を満たすように構成される。このような範囲内とすることで、伸長時においても、優れた電気特性の伸縮性多層回路基板100が得られる。
第一の下部配線120及び第一の上部配線150の少なくとも一方が、例えば、1.1≦Z2/Z1≦3.0、好ましくは1.2≦Z2/Z1≦2.9、より好ましくは1.3≦Z2/Z1≦2.8を満たすように構成される。このような範囲内とすることで、繰り返し伸長時においても、優れた電気特性の伸縮性多層回路基板100が得られる。
電子デバイスとしては、例えば、伸縮性ディスプレイ、ウェアラブルデバイス、又は生体センサー等が挙げられる。
図4は、伸縮性ディスプレイを備える表示装置の構成の一例を示す機能ブロック図である。
このような表示装置300は、衣服や身体等の各種用途に応じた対象に装着可能である。
なお、外部端末にディスプレイが設けられている場合、通信部340を介して、表示部310の表示内容と同じものを、そのディスプレイに表示されてもよい。
通信部340は、Bluetooth(登録商標)、Wi-Fiなどの各種通信手段を備える。
以下、参考形態の例を付記する。
1. 基板と、
前記基板の上に設けられた複数の下部配線と、
前記下部配線の上に設けられた下部絶縁層と、
前記下部絶縁層の上に設けられた複数の上部配線と、
前記上部配線の上に設けられた上部絶縁層と、を有する多層配線構造を備える、伸縮性多層回路基板であって、
前記基板、前記下部配線、前記下部絶縁層、前記上部配線、及び前記上部絶縁層が、それぞれ熱硬化性エラストマーを含み、
前記多層配線構造中において、
前記基板の一面に対して垂直方向に見たとき、第一の前記下部配線と第一の前記上部配線とが互いに交差する交差構造と、
第一の前記下部配線と第一の前記上部配線とが互いに電気的に接続可能な接続構造と、
を備える、伸縮性多層回路基板。
2. 1.に記載の伸縮性多層回路基板であって、
前記基板、前記下部絶縁層、および前記上部絶縁層が、それぞれシリコーンゴムを含む、伸縮性多層回路基板。
3. 1.又は2.に記載の伸縮性多層回路基板であって、
前記下部配線、および前記上部配線が、それぞれシリコーンゴム及び導電性フィラーを含む、伸縮性多層回路基板。
4. 1.~3.のいずれか一つに記載の伸縮性多層回路基板であって、
前記基板、前記下部配線、前記下部絶縁層、前記上部配線、及び前記上部絶縁層が、同種のシリコーンゴムを含む、伸縮性多層回路基板。
5. 3.に記載の伸縮性多層回路基板であって、
前記導電性フィラーが、銀粉を含む、伸縮性多層回路基板。
6. 1.~5.のいずれか一つに記載の伸縮性多層回路基板であって、
前記基板、前記下部絶縁層、および前記上部絶縁層の少なくとも一つが、無機フィラーを含む、伸縮性多層回路基板。
7. 1.~6.のいずれか一つに記載の伸縮性多層回路基板であって、
前記下部配線、および前記上部配線の少なくとも一つが、無機フィラーを含む、伸縮性多層回路基板。
8. 6.または7.に記載の伸縮性多層回路基板であって、
前記無機フィラーが、シリカを含む、伸縮性多層回路基板。
9. 1.~8.のいずれか一つに記載の伸縮性多層回路基板であって、
前記基板、前記下部絶縁層、および前記上部絶縁層の少なくとも一つが、絶縁性ペーストを用いて印刷された絶縁性印刷層で構成される、伸縮性多層回路基板。
10. 1.~9.のいずれか一つに記載の伸縮性多層回路基板であって、
前記下部配線、および前記上部配線が、それぞれ導電性ペーストを用いて印刷された導電性印刷層で構成される、伸縮性多層回路基板。
11. 1.~10.のいずれか一つに記載の伸縮性多層回路基板であって、
JIS K6252(2001)に準拠して測定される、25℃における前記基板の引裂強度が、25N/mm以上である、伸縮性多層回路基板。
12. 1.~11.のいずれか一つに記載の伸縮性多層回路基板であって、
JIS K6251(2004)に準拠して測定される、25℃における前記基板の破断伸びが、100%以上である、伸縮性多層回路基板。
13. 1.~12.のいずれか一つに記載の伸縮性多層回路基板であって、
JIS K6253(1997)に準拠して規定される、25℃における前記基板のデュロメータ硬さAが、30以上90以下である、伸縮性多層回路基板。
14. 1.~13.のいずれか一つに記載の伸縮性多層回路基板であって、
前記下部絶縁層の厚み/前記基板の厚みが、0.01以上2.0以下である、伸縮性多層回路基板。
15. 1.~14.のいずれか一つに記載の伸縮性多層回路基板であって、
前記下部配線の厚み/前記下部絶縁層の厚みが、0.05以上20.0以下である、伸縮性多層回路基板。
16. 1.~15.のいずれか一つに記載の伸縮性多層回路基板であって、
25℃、未伸長時における第一の前記下部配線及び第一の前記上部配線の体積抵抗率が、1×10 -5 Ω・cm以上1×10 -1 Ω・cm以下である、伸縮性多層回路基板。
17. 1.~16.のいずれか一つに記載の伸縮性多層回路基板であって、
25℃、未伸長時における第一の前記下部配線及び第一の前記上部配線の電気抵抗値が0.01Ω/cm以上1000Ω/cm以下の範囲内にあるとき、20%伸長時における第一の前記下部配線及び第一の前記上部配線の電気抵抗値をX1、50%伸長時における第一の前記下部配線及び第一の前記上部配線の電気抵抗値をX2としたとき、X2/X1が、1.2以上8.0以下である、伸縮性多層回路基板。
18. 1.~17.のいずれか一つに記載の伸縮性多層回路基板であって、
25℃、未伸長時における第一の前記下部配線及び第一の前記上部配線の電気抵抗値が0.01Ω/cm以上1000Ω/cm以下の範囲内にあるとき、50%伸長時における第一の前記下部配線及び第一の前記上部配線の電気抵抗値が、0.1Ω/cm以上1200Ω/cm以下である、伸縮性多層回路基板。
19. 1.~18.のいずれか一つに記載の伸縮性多層回路基板であって、
25℃、未伸長時おける第一の前記下部配線の電気抵抗値のZ1、50%の伸長操作を、100回行った後の未伸長状態の第一の前記下部配線の電気抵抗値をZ2としたとき、
Z2/Z1が、1.1以上3.0以下である、伸縮性多層回路基板。
20. 1.~19.のいずれか一つに記載の伸縮性多層回路基板であって、
前記接続構造において、電子部品を介して、第一の前記下部配線と第一の前記上部配線とが電気的に接続するように構成される、伸縮性多層回路基板。
21. 20.に記載の伸縮性多層回路基板であって、
前記電子部品は、導電性ペースト及び半田材料の少なくとも一方を用いて、第一の前記下部配線および第一の前記上部配線に電気的に接続するように構成される、伸縮性多層回路基板。
22. 20.または21.に記載の伸縮性多層回路基板であって、
前記多層配線構造中において、前記電子部品を封止する封止部を備える、伸縮性多層回路基板。
23. 1.~22.のいずれか一つに記載の伸縮性多層回路基板であって、
前記接続構造中において、少なくとも前記下部絶縁層および前記上部絶縁層を貫通する下部用開口部が形成されており、少なくとも前記上部絶縁層を貫通する上部用開口部が形成されており、
第一の前記下部配線が、前記下部用開口部内において露出するように構成された下部接続部を有しており、
第一の前記上部配線が、前記上部用開口部内において露出するように構成された上部接続部を有する、伸縮性多層回路基板。
24. 1.~23.のいずれか一つに記載の伸縮性多層回路基板であって、
前記多層配線構造の積層方向に切断したときの断面視において、前記接続構造中、第一の前記下部配線が、前記基板から前記下部配線に向かって突出した突出接続部を有する、伸縮性多層回路基板。
25. 1.~24.のいずれか一つに記載の伸縮性多層回路基板であって、
前記基板は、前記上部配線および前記下部配線が設けられた一面とは反対側の他面に、配線を有しない、伸縮性多層回路基板。
26. 1.~25.のいずれか一つに記載の伸縮性多層回路基板であって、
前記基板の一面に対して垂直方向に見たとき、
前記多層配線構造中において、複数の前記下部配線と複数の前記上部配線とが互いに交差する、複数の交差構造を備えており、
前記複数の交差構造が、格子状に配置される、伸縮性多層回路基板。
27. 1.~26.のいずれか一つに記載の伸縮性多層回路基板を有する、伸縮性ディスプレイ、ウェアラブルデバイス、又は生体センサー。
28. 表示部、制御部、電源部及び/又は通信部を備える表示装置であって、
前記表示部が、27.に記載の伸縮性ディスプレイを備える、表示装置。
29. 基板を形成する工程と、
前記基板の上に複数の下部配線を形成する工程と、
前記下部配線の上に下部絶縁層を形成する工程と、
前記下部絶縁層の上に複数の上部配線を形成する工程と、
前記上部配線の上に上部絶縁層を形成する工程と、を含む、多層配線構造を備える伸縮性多層回路基板の製造方法であって、
前記基板、前記下部配線、前記下部絶縁層、前記上部配線、及び前記上部絶縁層を、それぞれ熱硬化性エラストマーを用いて形成するとともに、
前記基板の一面に対して垂直方向に見たとき、少なくとも第一の前記下部配線に対して第一の前記上部配線が交差しつつも、互いに電気的に接続可能となるように、前記下部配線及び前記上部配線を形成する、
伸縮性多層回路基板の製造方法。
30. 29.に記載の伸縮性多層回路基板の製造方法であって、
前記複数の下部配線及び前記複数の上部配線は、それぞれ同一または異なる導電性ペーストを塗布、乾燥させることにより形成する、伸縮性多層回路基板の製造方法。
(A1-1):第1のビニル基含有直鎖状オルガノポリシロキサン:下記の合成スキーム1により合成したビニル基含有ジメチルポリシロキサン(上記式(1-1)で表わされる構造)
(A1-2):第2のビニル基含有直鎖状オルガノポリシロキサン:下記の合成スキーム2により合成したビニル基含有ジメチルポリシロキサン(上記式(1-1)で表わされる構造でR1およびR2がビニル基である構造)
(B-1):オルガノハイドロジェンポリシロキサン:モメンティブ社製、「TC-25D」
(C):シリカ微粒子(粒径7nm、比表面積300m2/g)、日本アエロジル社製、「AEROSIL300」
(D-1):ヘキサメチルジシラザン(HMDZ)、Gelest社製、「HEXAMETHYLDISILAZANE(SIH6110.1)」
(D-2)ジビニルテトラメチルジシラザン、Gelest社製、「1,3-DIVINYLTETRAMETHYLDISILAZANE(SID4612.0)」
(E-1):白金化合物 (モメンティブ社製、商品名「TC―25A」)
(F):純水
(G1):銀粉、徳力化学研究所社製、商品名「TC-101」、メジアン径d50:8.0μm、アスペクト比16.4、平均長径4.6μm
[合成スキーム1:第1のビニル基含有直鎖状オルガノポリシロキサン(A1-1)の合成]
下記式(5)にしたがって、第1のビニル基含有直鎖状オルガノポリシロキサン(A1-1)を合成した。
すなわち、Arガス置換した、冷却管および攪拌翼を有する300mLセパラブルフラスコに、オクタメチルシクロテトラシロキサン74.7g(252mmol)、カリウムシリコネート0.1gを入れ、昇温し、120℃で30分間攪拌した。なお、この際、粘度の上昇が確認できた。
その後、155℃まで昇温し、3時間攪拌を続けた。そして、3時間後、1,3-ジビニルテトラメチルジシロキサン0.1g(0.6mmol)を添加し、さらに、155℃で4時間攪拌した。
さらに、4時間後、トルエン250mLで希釈した後、水で3回洗浄した。洗浄後の有機層をメタノール1.5Lで数回洗浄することで、再沈精製し、オリゴマーとポリマーを分離した。得られたポリマーを60℃で一晩減圧乾燥し、第1のビニル基含有直鎖状オルガノポリシロキサン(A1-1)を得た(Mn=2,2×105、Mw=4,8×105)。また、H-NMRスペクトル測定により算出したビニル基含有量は0.04モル%であった。
上記(A1-1)の合成工程において、オクタメチルシクロテトラシロキサン74.7g(252mmol)に加えて2,4,6,8-テトラメチル2,4,6,8-テトラビニルシクロテトラシロキサン0.86g(2.5mmol)を用いたこと以外は、(A1-1)の合成工程と同様にすることで、下記式(6)のように、第2のビニル基含有直鎖状オルガノポリシロキサン(A1-2)を合成した。また、H-NMRスペクトル測定により算出したビニル基含有量は0.92モル%であった。
以下の手順に従って、シリコーンゴム系硬化性組成物1~5を調整した。
まず、下記の表1に示す割合で、90%のビニル基含有オルガノポリシロキサン(A)、シランカップリング剤(D)および水(F)の混合物を予め混練し、その後、混合物にシリカ粒子(C)を加えてさらに混練し、混練物(シリコーンゴムコンパウンド)を得た。
ここで、シリカ粒子(C)添加後の混練は、カップリング反応のために窒素雰囲気下、60~90℃の条件下で1時間混練する第1ステップと、副生成物(アンモニア)の除去のために減圧雰囲気下、160~180℃の条件下で2時間混練する第2ステップとを経ることで行い、その後、冷却し、残り10%のビニル基含有オルガノポリシロキサン(A)を2回に分けて添加し、20分間混練した。
続いて、下記の表2に示す割合で、得られた混練物(シリコーンゴムコンパウンド)100重量部に、オルガノハイドロジェンポリシロキサン(B)、白金または白金化合物(E)を加えて、ロールで混練し、シリコーンゴム系硬化性組成物1~5を得た。
得られた32重量部のシリコーンゴム系硬化性組成物4を、68重量部のテトラデカン(溶剤)に浸漬し、続いて自転・公転ミキサーで撹拌し、導電性ペーストを得た。
得られた13.7重量部のシリコーンゴム系硬化性組成物5を、31.8重量部のテトラデカン(溶剤)に浸漬し、続いて自転・公転ミキサーで撹拌し、54.5重量部の金属粉(G1)を加えた後に三本ロールで混練することで、導電性ペーストを得た。
(伸縮性回路基板の作製)
以下の手順に従って、図5に示す伸縮性多層回路基板100を作製した。
まず、得られたシリコーンゴム系硬化性組成物1を170℃、10MPaで10分間プレスし、シート状に成形すると共に、一次硬化した。続いて、200℃、4時間で二次硬化して、縦×横×厚み:12cm×12cm×表3の基板厚みを有する基板110(シリコーンゴム系硬化性組成物の硬化物)を得た。
得られた導電性ペーストを用いて、所定パターンを有するマスクを介して、8本の下部配線パターンを基板110上に描き、140℃、20分で乾燥した。No.1~8の下部配線120は、それぞれ、表2の長さを有する縦配線及び横配線がこの順で90度向きを変えて連結した構造を有しており、各配線の幅が1.0mm、厚みが表3の配線厚みであった。
得られた絶縁性ペーストを用いて、所定パターンを有するマスクを介して、基板110上及び下部配線120上に、絶縁層を形成し、140℃、20分で乾燥することにより、表3の絶縁層厚みを有する下部絶縁層130を形成した。ただし、下部絶縁層130には、8本の下部配線120における下部接続部122及び下部接続部124が露出するように開口部を形成した。
得られた導電性ペーストを用いて、所定パターンを有するマスクを介して、上面視において8本の下部配線120と90度で交差する配線を有する、8本の上部配線パターンを下部絶縁層130上に描き、140℃、20分で乾燥した。No.9~16の上部配線150は、それぞれ、表2の長さを有する縦配線(長)、横配線、及び縦配線(短)がこの順で90度向きを変えて連結した構造を有しており、各配線の幅が1.0mm、厚みが表3の配線厚みであった。
また、8本の上部配線150の縦配線(短)のそれぞれには、下部接続部122の近傍に、配線の幅が1.0mm、厚みが表3の配線厚みを有する上部接続部152を8本形成した。
得られた絶縁性ペーストを用いて、所定パターンを有するマスクを介して、基板110、下部絶縁層130上及び上部配線150上に、絶縁層を形成し、140℃、20分で乾燥することにより表3の絶縁層厚みを有する上部絶縁層160を形成した。ただし、上部絶縁層160には、8本の下部配線120における下部接続部122及び下部接続部124が露出するとともに、8本の上部配線150における上部接続部152及び上部接続部154が露出するように開口部を形成した。
以上の基板110、下部配線120、下部絶縁層130、上部配線150、及び上部絶縁層160を有する多層構造を、180℃、2時間で硬化し、図5に示す、実施例1の伸縮性多層回路基板100を得た。
基板の構成するシリコーンゴム系硬化性組成物1を、表1のシリコーンゴム系硬化性組成物2又は3に変更するとともに、表3の基板厚み、絶縁層厚み、配線厚みを採用した以外は、実施例1と同様にして、実施例2、3の伸縮性多層回路基板100を作製した。
なお、伸縮性多層回路基板100の積層方向における断面において、基板厚み、絶縁層厚み、配線厚みについて顕微鏡を用いて測定した。
得られた図5の伸縮性多層回路基板100において、No.1~9の下部配線120における下部接続部122とNo.10~16の上部配線150における上部接続部152とが跨がる64箇所のそれぞれに、LEDチップ(電子部品170)を載せ、これらを上記導電ペーストにより接着し、140℃20分乾燥、硬化した。その後、LEDチップを上記絶縁ペーストで封止し、140℃20分乾燥、硬化し、電子装置を得た。
各実施例1~3のシリコーンゴム系硬化性組成物を170℃、10MPaで10分間プレスし、シート状に成形すると共に、一次硬化した。続いて、200℃、4時間で二次硬化して、表3の基板厚みを有するシート状の基板(シリコーンゴム系硬化性組成物の硬化物)を試験片として用いた。
上記試験片を厚さ6mmになるように積層し、JIS K6253(1997)に準拠して、25℃における、得られたシート状試験片のデュロメータ硬さAを測定した。
上記試験片を用いて、JIS K6252(2001)に準拠して、25℃における引裂強度を測定した。単位はN/mmである。
上記試験片を用いて、JIS K6251(2004)に準拠して、25℃における引張強度を測定した。単位はMPaである。
各実施例1~3のシリコーンゴム系硬化性組成物を用いて得られた上記試験片(シート状の基板)を、さらに、180℃、2hの加熱処理を施した。この加熱処理前後における試験片の寸法変化は、約0%であった。
各下部配線120及び各上部配線150を介して、得られた電子装置に5Vの電圧を印可し、64個のLEDチップが一斉に発光することを確認した。全個数の5%以上の接続不良(非発光)のLEDがある場合を×、5%未満の場合を○と評し、表1に結果を記載した。
得られた電子装置中の伸縮性多層回路基板100について、図5の縦方向に20%伸縮を10回繰り返し行った。伸縮操作後の電子装置において、上記電気特性と同様に電圧を印加し、64個のLEDチップが一斉に発光することを確認した。全個数の5%以上の接続不良(非発光)のLEDがある場合を×、5%未満の場合を○と評し、表1に結果を記載した。
伸縮操作後の伸縮性多層回路基板100において、厚み方向に切断した断面視を観察した結果、基板110、下部配線120、下部絶縁層130、上部配線150、及び上部絶縁層160のそれぞれの密着界面に剥離が生じないことを確認した。
12 支持体
13 絶縁性ペースト
14 スキージ
15 導電性ペースト
16 マスク
17 絶縁性ペースト
32 絶縁層
52 導電層
72 絶縁層
100 伸縮性多層回路基板
110 基板
120 下部配線
120 支持体
122 下部接続部
124 下部接続部
126 下部配線
130 下部絶縁層
140 開口部
142 開口部
150 上部配線
152 上部接続部
154 上部接続部
156 上部配線
160 上部絶縁層
170 電子部品
200 多層配線構造
210 交差構造
220 接続構造
Claims (22)
- 基板と、
前記基板の上に設けられた複数の下部配線と、
前記下部配線の上に設けられた下部絶縁層と、
前記下部絶縁層の上に設けられた複数の上部配線と、
前記上部配線の上に設けられた上部絶縁層と、を有する多層配線構造を備える、伸縮性多層回路基板であって、
前記基板、前記下部絶縁層、及び前記上部絶縁層が、それぞれ熱硬化性エラストマーを含み、
前記下部配線および前記上部配線(ただし、前記下部配線および前記上部配線は、前記基板の表面の法線方向における山部と谷部が前記基板の前記表面の面内方向に沿って繰り返し表れる蛇腹形状部を有する態様を除く)が、それぞれ、熱硬化性エラストマーおよび導電性フィラーを含む導電性エラストマーで構成されており、
前記多層配線構造中において、
前記基板の一面に対して垂直方向に見たとき、第一の前記下部配線と第一の前記上部配線とが互いに交差する交差構造と、
第一の前記下部配線と第一の前記上部配線とが互いに電気的に接続可能な接続構造と、
を備える、伸縮性多層回路基板。 - 請求項1に記載の伸縮性多層回路基板であって、
前記基板、前記下部絶縁層、および前記上部絶縁層が、それぞれシリコーンゴムを含む、伸縮性多層回路基板。 - 請求項1又は2に記載の伸縮性多層回路基板であって、
前記下部配線、および前記上部配線が、それぞれシリコーンゴムを含む、伸縮性多層回路基板。 - 請求項1~3のいずれか一項に記載の伸縮性多層回路基板であって、
前記基板、前記下部配線、前記下部絶縁層、前記上部配線、及び前記上部絶縁層が、同種のシリコーンゴムを含む、伸縮性多層回路基板。 - 請求項1~4のいずれか一項に記載の伸縮性多層回路基板であって、
前記導電性フィラーが、銀粉を含む、伸縮性多層回路基板。 - 請求項1~5のいずれか一項に記載の伸縮性多層回路基板であって、
前記基板、前記下部絶縁層、および前記上部絶縁層の少なくとも一つが、無機フィラーを含む、伸縮性多層回路基板。 - 請求項1~6のいずれか一項に記載の伸縮性多層回路基板であって、
前記下部配線、および前記上部配線の少なくとも一つが、無機フィラーを含む、伸縮性多層回路基板。 - 請求項6または7に記載の伸縮性多層回路基板であって、
前記無機フィラーが、シリカを含む、伸縮性多層回路基板。 - 請求項1~8のいずれか一項に記載の伸縮性多層回路基板であって、
前記基板、前記下部絶縁層、および前記上部絶縁層の少なくとも一つが、絶縁性ペーストを用いて印刷された絶縁性印刷層で構成される、伸縮性多層回路基板。 - 請求項1~9のいずれか一項に記載の伸縮性多層回路基板であって、
前記下部配線、および前記上部配線が、それぞれ導電性ペーストを用いて印刷された導電性印刷層で構成される、伸縮性多層回路基板。 - 請求項1~10のいずれか一項に記載の伸縮性多層回路基板であって、
JIS K6252(2001)に準拠して測定される、25℃における前記基板の引裂強度が、25N/mm以上である、伸縮性多層回路基板。 - 請求項1~11のいずれか一項に記載の伸縮性多層回路基板であって、
JIS K6251(2004)に準拠して測定される、25℃における前記基板の破断伸びが、100%以上である、伸縮性多層回路基板。 - 請求項1~12のいずれか一項に記載の伸縮性多層回路基板であって、
JIS K6253(1997)に準拠して規定される、25℃における前記基板のデュロメータ硬さAが、30以上90以下である、伸縮性多層回路基板。 - 請求項1~13のいずれか一項に記載の伸縮性多層回路基板であって、
25℃、未伸長時における第一の前記下部配線及び第一の前記上部配線の電気抵抗値が0.01Ω/cm以上1000Ω/cm以下の範囲内にあるとき、50%伸長時における第一の前記下部配線及び第一の前記上部配線の電気抵抗値が、0.1Ω/cm以上1200Ω/cm以下である、伸縮性多層回路基板。 - 請求項1~14のいずれか一項に記載の伸縮性多層回路基板であって、
25℃、未伸長時おける第一の前記下部配線の電気抵抗値のZ1、50%の伸長操作を、100回行った後の未伸長状態の第一の前記下部配線の電気抵抗値をZ2としたとき、
Z2/Z1が、1.1以上3.0以下である、伸縮性多層回路基板。 - 請求項1~15のいずれか一項に記載の伸縮性多層回路基板であって、
前記接続構造において、電子部品を介して、第一の前記下部配線と第一の前記上部配線とが電気的に接続するように構成される、伸縮性多層回路基板。 - 請求項16に記載の伸縮性多層回路基板であって、
前記電子部品は、導電性ペースト及び半田材料の少なくとも一方を用いて、第一の前記下部配線および第一の前記上部配線に電気的に接続するように構成される、伸縮性多層回路基板。 - 請求項16または17に記載の伸縮性多層回路基板であって、
前記多層配線構造中において、前記電子部品を封止する封止部を備える、伸縮性多層回路基板。 - 請求項1~18のいずれか一項に記載の伸縮性多層回路基板であって、
前記接続構造中において、少なくとも前記下部絶縁層および前記上部絶縁層を貫通する下部用開口部が形成されており、少なくとも前記上部絶縁層を貫通する上部用開口部が形成されており、
第一の前記下部配線が、前記下部用開口部内において露出するように構成された下部接続部を有しており、
第一の前記上部配線が、前記上部用開口部内において露出するように構成された上部接続部を有する、伸縮性多層回路基板。 - 請求項1~19のいずれか一項に記載の伸縮性多層回路基板であって、
前記多層配線構造の積層方向に切断したときの断面視において、前記接続構造中、第一の前記下部配線が、前記基板から前記下部配線に向かって突出した突出接続部を有する、伸縮性多層回路基板。 - 請求項1~20のいずれか一項に記載の伸縮性多層回路基板であって、
前記基板は、前記上部配線および前記下部配線が設けられた一面とは反対側の他面に、配線を有しない、伸縮性多層回路基板。 - 請求項1~21のいずれか一項に記載の伸縮性多層回路基板であって、
前記基板の一面に対して垂直方向に見たとき、
前記多層配線構造中において、複数の前記下部配線と複数の前記上部配線とが互いに交差する、複数の交差構造を備えており、
前記複数の交差構造が、格子状に配置される、伸縮性多層回路基板。
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