JP7726518B2 - 振動アクチュエーター - Google Patents
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Description
本発明は、振動アクチュエーターに関する。
従来、振動機能を有する電子機器には、振動発生源として振動アクチュエーターが実装されている。電子機器は、振動アクチュエーターを駆動してユーザーに振動を伝達して体感させることにより、刺激を付与したり、着信を通知したり、操作感や臨場感を向上したりすることができる。なお、電子機器は、主に、携帯型ゲーム端末、据置型ゲーム機のコントローラー(ゲームパッド)、携帯電話やスマートフォンなどの携帯通信端末、タブレットPCなどの携帯情報端末等を含む手持ち型電気機器である。また、振動アクチュエーターは、服や腕などに装着されるウェアラブル端末等に実装される場合もある。
携帯機器に実装される小型化可能な構造の振動アクチュエーターとしては、例えば、特許文献1に示す直線往復機構を有するアクチュエーターが知られている。
このアクチュエーターは、マグネットの表裏面にコアを配置し、マグネットの表裏方向にシャフトを挿通して固定した可動部と、コイルと、可動部を収容するヨークとを有する固定部とを有する。コイルは可動部を囲むように配置され、シャフトの両端部と、ヨークとの間には、可動体をシャフトの軸方向に移動自在に支持する板バネが架設されている。コイルへの通電によりシャフトを有する可動部が直線往復移動して振動を発生する。
ところで、従来の振動アクチュエーターにおいて、小型化を図りつつ、様々な種類の振動を発生させて、付与する触感として様々な振動表現をしたいという要望がある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、小型化を図りつつ、安定して様々な周波数帯の異なる振動出力を発生する振動アクチュエーターを提供することを目的とする。
本発明の振動アクチュエーターの一つの態様は、
筐体と、
マグネット部を有し、前記マグネット部の軸方向で離間する両端部に接合された第1弾性支持部を介して前記筐体内で前記軸方向に沿う振動方向において往復移動自在に配置される第1可動部と、
前記マグネット部を囲むように前記マグネット部と同軸で配置されるコイル部を有し、前記コイル部の軸方向で離間する両端部で接合された第2弾性支持部を介して前記筐体内且つ前記第1可動部の外周で前記振動方向において往復移動自在に配置される第2可動部と、
を有し、
前記コイル部への通電により、前記第1可動部及び前記第2可動部を駆動して振動を発生させる構成を採る。
筐体と、
マグネット部を有し、前記マグネット部の軸方向で離間する両端部に接合された第1弾性支持部を介して前記筐体内で前記軸方向に沿う振動方向において往復移動自在に配置される第1可動部と、
前記マグネット部を囲むように前記マグネット部と同軸で配置されるコイル部を有し、前記コイル部の軸方向で離間する両端部で接合された第2弾性支持部を介して前記筐体内且つ前記第1可動部の外周で前記振動方向において往復移動自在に配置される第2可動部と、
を有し、
前記コイル部への通電により、前記第1可動部及び前記第2可動部を駆動して振動を発生させる構成を採る。
本発明によれば、小型化を図りつつ、安定して様々な周波数帯の異なる振動出力を発生することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
[振動アクチュエーターの全体構成]
図1は、本発明の実施の形態1に係る振動アクチュエーターの外観斜視図であり、図2は、本発明の実施の形態1に係る振動アクチュエーターの要部構成を示す分解図である。
図1は、本発明の実施の形態1に係る振動アクチュエーターの外観斜視図であり、図2は、本発明の実施の形態1に係る振動アクチュエーターの要部構成を示す分解図である。
図3は、本発明の実施の形態1に係る振動アクチュエーターの要部構成を示す正面図であり、図4は、図1のA-A線矢視断面図である。なお、本実施の形態におけるZ1、Z2方向は、例えば、理解しやすくするために便宜上に、「上」側、「下」側と称し、これらの方向の総称を「Z方向」という。X1、X2方向は、「左」側、「右」側で示し、振動アクチュエーターにおける可動体の振動方向の一方、他方を意味するものであり、これらの方向の総称を「X方向」という。Y1、Y2方向は、「前」側、「後」側を示し、これらの方向の総称を「Y方向」という。
振動アクチュエーター1は、携帯型ゲーム端末機器等の電子機器を含む電気機器に振動発生源として実装され、電気機器の振動機能を実現する。この電気機器としては、タブレット、スマートフォン等の携帯機器も含む。振動アクチュエーター1は、携帯型ゲーム端末機器或いは、携帯機器等の各機器に実装されて、例えば、所望の触感を付与するために振動をして、ユーザーに対して着信を通知したり、操作感や臨場感を与えたりする。本実施の形態の振動アクチュエーター1は、一つの振動系を有する振動アクチュエーターよりも強い振動を発生することができる。また、本実施の形態の振動アクチュエーター1は、例えば、低周波から高周波の範囲で、所望の周波数帯で振動を発生できる基本的構造を有する。
振動アクチュエーター1は、図1に示すように、直方体状の筐体2を有する振動体である。
図3は、振動アクチュエーターの要部構造を示す正面図であり、図4は、図1のA-A線矢視断面図であり、振動アクチュエーターの要部構成を示す縦断面図である。
図2~図5に示すように振動アクチュエーター1は、筐体2と、筐体2内に収容される駆動ユニット3とを有する。駆動ユニット3は、第1可動部4と、第2可動部6と、第1弾性支持部52、54と、第2弾性支持部72、74とを有する。
図2~図5に示すように振動アクチュエーター1は、筐体2と、筐体2内に収容される駆動ユニット3とを有する。駆動ユニット3は、第1可動部4と、第2可動部6と、第1弾性支持部52、54と、第2弾性支持部72、74とを有する。
<筐体2>
筐体2は、振動ユニット3を収容するものであり、箱状の筐体本体22と板部24とを有する。筐体2は、直方体形状に形成され、外面の平面を介して電気機器に搭載しやすくしているが、これに限らず、円柱状、角柱状に形成されてもよい。
筐体2は、振動ユニット3を収容するものであり、箱状の筐体本体22と板部24とを有する。筐体2は、直方体形状に形成され、外面の平面を介して電気機器に搭載しやすくしているが、これに限らず、円柱状、角柱状に形成されてもよい。
筐体2内には、第1可動部4が、第1弾性支持部52、54を介して振動方向(本実施の形態ではX方向に相当)に移動自在に配置され、第2可動部6が、第2弾性支持部72、74を介して振動方向に移動自在に配置されている。なお、第1可動部4及び第1弾性支持部52、54は、第1の振動系に含まれ、第2可動部6及び第2弾性支持部72、74は、第2の振動系に含まれる。
筐体2は、図1~図4に示すように、有底筒状の筐体本体22の開口部26(図2参照)を、板部(蓋部)24で閉塞することで駆動ユニット3を収容する。
振動アクチュエーター1では、駆動ユニット3の第1可動部4及び第2可動部6が駆動することにより、振動アクチュエーター1自体が振動体として機能する。
振動ユニット3は、マグネット部40を有する第1可動部4と、第1弾性支持部52、54と、マグネット部40の外周に配置されるコイル部61を有する第2可動部6と、第2弾性支持部72、74と、を有する。第1可動部4は、例えば、図5に示すように、第2可動部6の内部に配置され、第2可動部6は、第1可動部4の外周で振動方向に移動自在である。
第1可動部4は、マグネット部40の、振動方向に沿って延びる軸方向で離間する両端部401、402に接合された第1弾性支持部52、54を介して筐体2内で振動方向において往復移動自在に配置される。
一方、第2可動部6は、コイル部61の軸方向で離間する両端部6301、6302で接合された第2弾性支持部72、74を介して筐体2内且つ第1可動部4の外周で振動方向において往復移動自在に配置される。なお、第1可動部4及び第2可動部6は、それぞれの振動方向の両側で、第1弾性支持部52、54及び第2弾性支持部72、74により振動方向で対称に支持されている。これにより、第1可動部4及び第2可動部6は、片側で弾性支持部により支持される構成と比較して、第1可動部4及び第2可動部6の振れる軸が片側に位置することなく、振動方向の中心に位置させることができる。よって、第1可動部4及び第2可動部6の振幅を大きくしたり、第1可動部4及び第2可動部6の重量が増加する場合でも、振動方向に好適に往復移動自在に支持することができる。
駆動ユニット3では、筐体2内で、第1可動部4と第2可動部6が、それぞれ振動方向、つまり、X(X1、X2)方向に移動自在となるように配置されている。駆動ユニット3は、通電されるコイル部61(一対のコイル612、614)とマグネット部40(マグネット41、ヨーク42、43)との協働により、第1可動部4及び第2可動部6を駆動して、振動を発生する。
具体的には、第1可動部4と第2可動部6は、それぞれ第1弾性支持部52、54、第2弾性支持部72、74を介して、それぞれ機械的に独立して筐体2に支持されており、機械的には互いに接続されていない。しかしながら、コイル部61への通電により、相対的に支持されたコイル部61とマグネット部40との相互電磁作用によって、マグネット部40を有する第1可動部4が移動し、それに追従してコイル部61を有する第2可動部6も移動する。すなわち、第1可動部4と第2可動部6とは機械的に接続されていないものの、コイル部61への通電により、第1可動部4と第2可動部6は振動方向に往復移動する。
以下、第1可動部4及び第2可動部6の各構成を順に説明する。なお、以下の説明において、第1可動部4の構成部品と第2可動部6の構成部品との相対的な位置関係を説明する場合には、特に明示しない限り、例えば図3、4、11に図示されるように第1可動部4及び第2可動部6がいずれも振動方向において振幅ゼロの位置にある状態を前提とする。後述する別の実施形態や各変形例においても同様である。
<第1可動部4>
第1可動部4は、例えば、筐体2内でX方向の両側で離間する両端側で、第1弾性支持部52、54を介して吊られた状態で振動方向(X方向)に移動可能に保持されている。
第1可動部4は、例えば、筐体2内でX方向の両側で離間する両端側で、第1弾性支持部52、54を介して吊られた状態で振動方向(X方向)に移動可能に保持されている。
図6は、振動アクチュエーターの第1可動部4を示す斜視図であり、図7は、振動アクチュエーターの第1可動部4の分解斜視図である。
図6及び図7に示す第1可動部4は、マグネット部40と、錘部44、45と、ばね止め部としてスリーブ46、47と、ばね固定部48、49とを有する。
マグネット部40は、X方向に着磁され、振動方向で離間する両端面がそれぞれ異なる極性を有する磁極面である。マグネット部40は、例えば、マグネット41と、マグネット41の両端部(図11の表裏面4101、4102参照)に配置されたヨーク42、43とを有する。
図6及び図7に示す第1可動部4は、マグネット部40と、錘部44、45と、ばね止め部としてスリーブ46、47と、ばね固定部48、49とを有する。
マグネット部40は、X方向に着磁され、振動方向で離間する両端面がそれぞれ異なる極性を有する磁極面である。マグネット部40は、例えば、マグネット41と、マグネット41の両端部(図11の表裏面4101、4102参照)に配置されたヨーク42、43とを有する。
マグネット41は、軸方向(振動方向)に着磁(図11参照)された中実の柱状(板状も含む)のものである。つまり、マグネット41の着磁方向は、軸方向及び振動方向に対応する。マグネット41は、本実施の形態では、振動方向の長さ(高さ)が、直径(横幅)よりも長い円柱状(円板状と称してもよい)に形成されている。マグネット41は、例えば、ネオジウム焼結マグネット等で構成される。マグネット41は、マグネット部40において振動方向の中央部に配置され、その両端部にヨーク42、43が固定されている。
マグネット部40は、第2可動部6のコイル部61(一対のコイル612、614、詳細は後述する)の内側で、コイル部61(一対のコイル612、614)の軸方向の中央部と対向するように、間隔を空けて配置されている。ここで、「径方向」とは、コイル部61(一対のコイル612、614)の軸方向と直交する方向でもある。マグネット部40は、マグネット部40の径方向の外側で、コイル保持部63の内周面において振動方向の中心位置と、対向するように配置されている。
この径方向における「間隔」は、振幅ゼロの位置にあるとき、コイル保持部63においてコイル部61の径方向内側に配置されるコイル保持部63の筒状本体部632と、マグネット部40との間の間隔であり、駆動時でも互いに接触しない間隔である。
マグネット41は、コイル部61の内側で、コイル部61の軸の延在方向、つまり、振動方向に2つの着磁面をそれぞれ向けて配置されるものであれば、筒状、板形状等のように中実の柱状以外の形状であってもよい。中実であれば、筒状である場合と比較して、強い磁力を有することができる。また、第1可動部4及び第2可動部6が振幅ゼロの位置にある状態において、マグネット41の軸方向の中心は、第1可動部4及び第2可動部6の軸方向の中心と一致することが望ましい。
ヨーク42、43は、磁性体であり、マグネット41の両端面にそれぞれ固定されている。なお、ヨーク42、43は、マグネット41を中心に、マグネット41を挟むようにマグネット41に対称に設けられている。ヨーク42、43は、マグネット41に吸引されることによりマグネット41に固着されてもよく、また、例えば、エポキシ樹脂等の熱硬化型接着剤もしくは嫌気性接着剤によりマグネット41に固定されてもよい。本実施の形態では、マグネット41が円柱体であるので、マグネット41と同径の円盤状に形成されている。ヨーク42、43は、マグネット41と、第2可動部6側のコイル部61(一対のコイル612、614)及びアウターヨーク(後述する)とともに、振動アクチュエーター1の磁気回路を構成する。
ヨーク42、43は、マグネット41の磁束を集中させて、漏らすことなく効率良く流し、マグネット41とコイル部61(一対のコイル612、614)間に流れる磁束を効果的に分布させる。ヨーク42、43は、例えば、SECC(ボンデ鋼板)等により形成される。
また、ヨーク42、43は、磁気回路の一部としての機能の他、可動体において、マグネット41とともに可動体の本体部分としての機能、錘部44、45を固定する際の位置決めとしての機能、及び、錘としての機能を有してもよい。ヨーク42、43は、マグネット部40を錘部44、45及びスリーブ46、47に固定する。
<錘部44、45>
錘部44、45は、ヨーク42、43の振動方向外側の面のそれぞれに固定されている。錘部44、45は、マグネット部40を振動方向で挟むように、振動方向で対称に配置され、第1可動部4の振動出力を増加させている。錘部44、45は、ヨーク42、43、つまりマグネット部40と同じ直径の外周面を有し、それぞれ円環状に形成されている。錘部44、45の中央の貫通孔(開口部)441、451は、マグネット部40と同一軸心であり、同径に形成されているが、異なる径であってもよい。貫通孔(開口部)441、451には、スリーブ(ばね止め部)46、47が挿入され接合される。
錘部44、45は、ヨーク42、43の振動方向外側の面のそれぞれに固定されている。錘部44、45は、マグネット部40を振動方向で挟むように、振動方向で対称に配置され、第1可動部4の振動出力を増加させている。錘部44、45は、ヨーク42、43、つまりマグネット部40と同じ直径の外周面を有し、それぞれ円環状に形成されている。錘部44、45の中央の貫通孔(開口部)441、451は、マグネット部40と同一軸心であり、同径に形成されているが、異なる径であってもよい。貫通孔(開口部)441、451には、スリーブ(ばね止め部)46、47が挿入され接合される。
錘部44、45は、第1可動部4における錘(ウェイト)として機能し、スリーブ46、47をマグネット41に対して位置決めして固定する機能を有する。錘部44、45は、例えば、エポキシ樹脂等の熱硬化型接着剤もしくは嫌気性接着剤によりマグネット41に固定されてもよい。錘部44、45は非磁性体で構成されてもよい。これにより、振動アクチュエーター1の磁気回路構成の拡大を抑え、磁気回路をコンパクトに構成することができる。また、錘部44、45が磁気回路サイズに影響しない非磁性体で構成されているので、第1可動部4及び第2可動部6について所望の振動特性を得るうえで錘部44、45の設計自由度を高くすることができる。
錘部44、45は、例えば、比重が高い材料により構成されることが好ましい。錘部44、45は、ケイ素鋼板(鋼板の比重は例えば7.70~7.98g/cm3)等の材料よりも比重の高い材料(例えば、比重が16~19g/cm3程度)により形成されるのが好ましい。錘部44、45は、ヨーク42、43よりも比重が高い材料により形成され、例えばタングステン(比重は例えば19.3g/cm3)等により形成される。これにより、設計等において第1可動部4の外形寸法が設定された場合でも、第1可動部4の質量を比較的容易に増加させることができ、ユーザーに対する十分な体感振動となる所望の振動出力を実現することができる。なお、錘部44、45の質量は、第1可動部の所望の振動出力に応じて大きさを変更してもよい。
なお、錘部44、45の外径は、ヨーク42、43の外径と同じか或いはそれよりも小径である。小径であれば、第1可動部4が振動する際に、第1可動部4は、同径である場合と比べて、第1弾性支持部52、54に接触しにくく、好適に振動することができる。これにより、振動アクチュエーター1の小型化を図りつつ、高振動出力を確保できる。
<スリーブ(ばね止め部)46、47>
スリーブは、第1弾性支持部52、54に第1可動部4(つまり、マグネット部40と錘部44、45)を接続する。
スリーブは、第1弾性支持部52、54に第1可動部4(つまり、マグネット部40と錘部44、45)を接続する。
スリーブ46、47は、第1可動部4において振動方向両側の端部、つまり、マグネット部40から振動方向両側でそれぞれ離間して位置する端部を構成する。
スリーブ46、47は、本実施の形態では、第1可動部4の中心軸に沿って配置される円筒状(円柱状体等棒状であってもよい)であり、ヨーク42、43と、第1弾性支持部52、54との間に介設される。
スリーブ46、47は、一端部が錘部44、45にそれぞれ挿入され、ヨーク42、43において両端側の表面の中央部から突出するように配置されている。スリーブ46、47は、一端部側で、錘部44、45にそれぞれ固定されている。スリーブ46、47は、更に、ヨーク42、43に固定されてもよい。
すなわちスリーブ46、47は、第2可動部6の振動方向外方に向かって突出して配置され、且つ、第1可動部4の両端部401、402のそれぞれを構成し、第1弾性支持部52、54に接合される。これにより、第1可動部4の両端部401、402は、マグネット部40の軸方向両側から第2可動部6の両端部6301、6302の振動方向外方に向かってそれぞれ突出する。
スリーブ46、47は、例えば、リベット等のばね固定部48、49を介して、第1弾性支持部52、54に接合されている。
振動アクチュエーター1では、スリーブ46、47は、第2弾性支持部72、74から振動方向外方に突出して配置され、第1弾性支持部52、54が、第2弾性支持部72、74と、第1弾性支持部52、54及び第2弾性支持部72、74がどの振幅位置にあるときでも、振動方向で離間する位置、つまり双方が重ならない位置に位置するようにしている。
なお、スリーブ46、47は、ヨーク42、43、錘部44、45に対して、例えば、エポキシ樹脂等の熱硬化型接着剤や嫌気性接着剤を用いた接着を併用したり、接着のみで固定したりして、またには溶接、接着にカシメ加工を組み合わせて接続されてもよい。また、スリーブ46、47は、一端部でヨーク42、43と当接しているが、していなくてもよい。さらに、スリーブ46、47内に錘等を配置する等、スリーブ46、47に、錘としての機能を持たせた場合、錘部44、45とともに、質量調整を行うことで、振動アクチュエーター1の振動出力を調整できる。
また、ばね固定部48、49としてのリベットを用いて、スリーブ46、47と第1弾性支持部52、54とが固定されているが、接着剤により固定するようにしてもよい。
スリーブ46、47は、第1弾性支持部52、54の内周部に接合され、第1可動部4が、第1弾性支持部52、54の変形により、第1弾性支持部52、54の外周部に対して、振動方向に往復自在可能にしている。なお、スリーブ46、47は例えば、銅焼結材により形成されている。
また、スリーブ46、47は、第1可動部4におけるマグネット部40、コイル部61、アウターヨーク65を含む磁気回路上から外れた位置に配置されている。これにより、特に、コイル部61の配置スペースを制限することがなく、つまり、可動体側の磁気回路(マグネット部40)とコイル部61との距離を離間させることがなく、電磁変換の効率は低下しない。よって、好適に第1可動部4の重量を増加でき、高振動出力を実現できる。
<第1弾性支持部52、54>
第1弾性支持部52、54は、図2~図7に示すように、第1可動部4を筐体2に対して振動方向に往復移動自在に支持する。
第1弾性支持部52、54は、図2~図7に示すように、第1可動部4を筐体2に対して振動方向に往復移動自在に支持する。
第1弾性支持部52、54は、第1可動部4の振動方向で第1可動部4を挟み、且つ、第1可動部4と筐体2の周壁部との双方に振動方向と交差するように架設されている。
第1弾性支持部52、54は、本実施の形態では、図7に示すように、筐体2の軸周りの周壁部3と、第1可動部4の両端部401、402とのそれぞれに亘って、互いに平行に取り付けられている。
第1弾性支持部52、54は、矩形板状(例えば正方形状)に形成され、内側のばね端部である環状の内周部5aと、外側のばね端部である枠状の外周部5bとが、弾性変形する平面視円弧状の変形アーム5cにより接合された形状を有する。
変形アーム5cは、内周部5aと外周部5bとを接続し、弾性変形するための長さを確保するために渦状に形成されている。変形アーム5cは、その変形により、内周部5aと外周部5bとが、軸方向(振動方向)で相対的に変位する。
第1弾性支持部52、54は、第1可動部4を、第2可動部6の移動時非移動時に関わらず筐体2及び第2可動部6に接触しないように軸方向(振動方向)に移動自在に支持する。
第1弾性支持部52、54は、第1可動部4に対して、2つ以上のバネ材(例えば、板ばね)で構成してもよい。これら複数の板ばねは、振動方向と直交する方向に沿って取り付けられる。
なお、第1弾性支持部52、54は、第1可動部4の駆動(振動)時、或いは、外部からの衝撃を受けた場合でも、第1可動部4が筒状本体部632(図10参照)の内周面に接触し、一対のコイル612、614に接触することはない。よって、コイル612、614が損傷することがない。
また、第1弾性支持部52、54は、第1可動部4を往復移動自在に弾性支持するものであれば、どのようなもので構成されてもよい。第1弾性支持部52、54は、本実施の形態では同様の構成を有する同部材である。
内周部5aは、第1弾性支持部52、54の中心に配置された接続孔5dを有する。この接続孔5dに、第1可動部4において振動方向で離れる両端部401、402(スリーブ46、47)が嵌合して接続されている。内周部5aは、スリーブ46、47の突出する方向に対して直交方向に配置され、両端部401、402とばね固定部48、49とで挟持して固定される。
一方、外周部5bは、筐体2において振動方向のX方向軸周りの周壁部に、振動方向と直交して配置された状態で固定される。外周部5bは、例えば、接着剤等で筐体2に接着される。
第1弾性支持部52、54としてのバネ材は、弾性変形可能な材料であれば、どのような材料で形成されてもよく、ステンレス鋼板、リン青銅等を用いて板金加工により形成されてもよい。本実施の形態では、第1弾性支持部52、54は、加工性が高く、耐食性に優れ、引っ張り強度及び耐摩耗性が高いリン青銅により形成された薄い平板矩形状で内部が渦巻状の板ばねとしている。また、リン青銅のように非磁性体で形成すれば、磁気回路の磁束の流れも全く乱すことがない。第1弾性支持部52、54は、第1可動部4を振動可能に支持すれば、樹脂により形成されてもよい。また、第1弾性支持部52、54は、平板状であるので、円錐状のばねと比較して、位置精度の向上、つまり加工精度の向上を図ることができる。
複数の第1弾性支持部52、54は、本実施の形態では、渦巻きの向きが同一となる向きで、第1可動部4と筐体2とに接合されている。よって、第1可動部4の移動量が大きくなり、第1可動部4が、僅かではあるが回転しながら並進方向(ここでは、振動方向に対して垂直な面に沿う方向、径方向)に移動しても、第1弾性支持部52、54は、第1可動部4の両端部で同一方向に回転する。すなわち、第1弾性支持部52、54は、第1可動部4の両端部で、渦巻きの向きが逆方向の場合と異なり、異なる向きで回転して互いの回転を阻害することがない。1弾性支持部52、54は、互いに振動方向に沿って円滑に動く、つまり、円滑に変形できる。これにより、第1弾性支持部52、54は、より大きな振幅となり、互いに座屈方向ないし引っ張り方向に動くことになり、振動出力を高めることができる。なお、所望の第1可動部4の振動範囲に応じて、複数の第1弾性支持部52、54の渦巻き方向を互いに反対方向とする設計であってもよい。
<第2可動部6>
第2可動部6は、例えば、筐体2内で、第1可動部4の外周側に配置され、振動方向(X方向)で離間する両端部6301、6302で接合された第2弾性支持部72、74により吊られた状態で、振動方向(X方向)に移動可能に保持されている。
第2可動部6は、例えば、筐体2内で、第1可動部4の外周側に配置され、振動方向(X方向)で離間する両端部6301、6302で接合された第2弾性支持部72、74により吊られた状態で、振動方向(X方向)に移動可能に保持されている。
図8は、本発明の実施の形態1に係る振動アクチュエーターの第2可動部6を示す斜視図であり、図9は、本発明の実施の形態1に係る振動アクチュエーターの第2可動部6の分解斜視図である。また、図10は、本発明の実施の形態1に係る振動アクチュエーターの第2可動部6の背面側斜視図である。
第2可動部6は、コイル部61と、コイル保持部63と、アウターヨーク65とを有する。
<コイル部61>
コイル部61は、振動アクチュエーター1において、コイル部61の軸方向を振動方向として、マグネット41部とともに、駆動源の発生に用いられる磁気回路を構成する。
コイル部61は、振動アクチュエーター1において、コイル部61の軸方向を振動方向として、マグネット41部とともに、駆動源の発生に用いられる磁気回路を構成する。
コイル部61は、マグネット41部を囲むようにマグネット41部と同軸で配置される。コイル部61は、通電されて、第1可動部4及び第2可動部6を駆動して、振動方向に移動させ、振動を発生させる。コイル部61は、マグネット41部とともにボイスコイルモータを構成する。
なお、コイル部61は、本実施の形態では一対のコイル612、614としたが、同様に駆動する磁気回路を構成するものであれば、1つでも、3つ以上のコイルを用いてもよく、コイルは振動方向で左右対称となるように配置されることが望ましい。
なお、コイル部61は、本実施の形態では一対のコイル612、614としたが、同様に駆動する磁気回路を構成するものであれば、1つでも、3つ以上のコイルを用いてもよく、コイルは振動方向で左右対称となるように配置されることが望ましい。
一対のコイル612、614は、マグネット41、ヨーク42、43等を有する第1可動部4に対して、振動方向で、マグネット41を中心に対称の位置に配置される。コイル612、614の振動方向の長さの中心位置、つまり、コイル612の左端とコイル614の右端との間の長さの中心位置が、第1可動部4のマグネット部40の振動方向の長さの中心位置と、振動方向で同じ位置(略同じ位置を含む)となることが好ましい。
一対のコイル612、614は、本実施の形態では、一本のコイル巻線を、互いに逆方向に巻回されて構成され、通電時には、コイル612、614のそれぞれで逆方向に電流が流れる。
一対のコイル612、614のそれぞれの端部、つまり、一対のコイル612、614を構成するコイルの巻線の両端部は、コイル保持部63中央の端子絡げ部に絡げて接続されている。
コイル部61(一対のコイル612、614)は、端子絡げ部を介して、電源供給部に接続される。例えば、コイル部61(一対のコイル612、614)のそれぞれの端部は、端子絡げ部を介して、交流供給部に接続され、交流供給部からコイル部61(一対のコイル612、614)に交流電源(交流電圧)が供給される。これにより、コイル部61(一対のコイル612、614)はマグネット41との間に、互いの軸方向で互いに接離方向に移動可能な推力を発生できる。
なお、一対のコイル612、614を接続するコイル巻線は、コイル保持部63の溝部内に配置される。なお、本実施の形態では、コイル部61(一対のコイル612、614)を一本の巻線により構成したが、これに限らず、別体の一対のコイルを用いて構成してもよい。この構成では、別体となったコイルどうしが、同じ方向で巻線を巻回して構成されている場合、駆動時には、それぞれ異なる方向電流を供給する。
なお、一対のコイル612、614のコイル軸は、コイル保持部63の軸、或いは、マグネット41の軸と同軸上に配置されることが好ましい。
振動アクチュエーター1において、一対のコイル612、614は、空芯コイルを用いてもよいが、例えば、コイル保持部63にコイル線を巻き付けることにより円筒状に形成してもよい。これにより、コイル612、614は、自己融着線を用いずに組み立てることができ、コイル(一対のコイル612、614)自体の低コスト化、ひいては、振動アクチュエーター全体の低コスト化を実現している。
<コイル保持部63>
コイル保持部63は、マグネット部40を囲むようにコイル部61を保持するとともに、筐体2内で且つ第1可動部4の外周側で、第2可動部6として、振動方向に移動自在に保持された筒状体である。コイル保持部63は、例えば、コイルボビンと称してもよい。
コイル保持部63は、マグネット部40を囲むようにコイル部61を保持するとともに、筐体2内で且つ第1可動部4の外周側で、第2可動部6として、振動方向に移動自在に保持された筒状体である。コイル保持部63は、例えば、コイルボビンと称してもよい。
コイル保持部63は、非磁性体で構成されることが好ましく、例えば、フェノール樹脂、ポリブチレンテレフタレート(poly butylene terephtalate;PBT)等の樹脂により形成される。コイル保持部63は、難燃性の高いベークライト等のフェノール樹脂を含む素材で形成されていることが好ましい。
コイル保持部63が、フェノール樹脂を含む素材で構成されることにより、難燃性が高まる構造となる。これにより、コイル保持部63は、保持するコイル(一対のコイル612、614)に電流が流れた際に、ジュール熱により一対のコイル612、614とともに発熱しても、駆動の際の安全性の向上を図ることができる。また、寸法精度が高まり、コイル(一対のコイル612、614)の位置精度が高まるため、振動特性のばらつきを低減できる。
コイル保持部63は、図9に示すように、筒状であり、外面の凹状部を構成するとともにコイルが巻回される筒状本体部632を有する。コイル保持部63は、筒状本体部632を挟む振動方向中央部に、中央フランジ部634を有し、振動方向両端部に両端フランジ部636、638を有する。
筒状本体部632は、中央フランジ部634と両端フランジ部636、638との間で、外周面に径方向で開口するように凹状部を形成している。中央フランジ部634には、振動方向(X方向)に延在し、筒状本体部632を連絡する溝部639が設けられている。
筒状本体部632には、外周面に一対のコイル612、614がそれぞれ配置されている。筒状本体部632は、振動方向と直交する方向、つまり、径方向で、マグネット部40とコイル部61との間に位置する。筒状本体部632の内周面は、第1可動部4を、内周面に沿って往復移動可能に案内可能である。筒状本体部632は、第1可動部4及び第2可動部6の駆動時において、第1可動部4のコイル部61への衝突を保護する保護壁部として機能し、マグネット部40とコイル部61との接触を阻害する。
筒状本体部632の厚みは、移動する第1可動部4が接触しても保持する一対のコイル612、614に何ら影響を与えない強度を有する厚みである。
中央フランジ部634には、端子絡げ部67が放射方向で突設されている。端子絡げ部67は、アウターヨーク65の開口部656から外部に臨み、外部機器への接続を容易にしている。
中央フランジ部634には、端子絡げ部67が放射方向で突設されている。端子絡げ部67は、アウターヨーク65の開口部656から外部に臨み、外部機器への接続を容易にしている。
端子絡げ部67は、導電性を有する部材であり、コイルの巻き線を絡げるための棒状体を有する。端子絡げ部67は、コイル保持部63の中央フランジ部の外周部に、基端部を圧入することにより設けられている。端子絡げ部67には、コイルを構成する巻線の端部の巻線が絡げて半田などを介して確実に接続されている。
中央フランジ部634において端子絡げ部67を除く部分672の直径、つまり中央フランジ部の外周部の直径は、他のフランジ部(端部フランジ部)636、638の外周部の最大直径よりも小さい。また、端部フランジ部636、638には、周方向に突出するガイド6362、6382が形成されている。
ガイド6362、6382間には、コイル612、614を覆うアウターヨーク65が配置される。アウターヨーク65は、ガイド6362、6382のそれぞれに設けられた切り欠き部に係合する爪部を有する。アウターヨーク65は、ガイド6362、6382の切り欠き部のそれぞれに爪部を係合させることにより、コイル保持部63の外周面において、所望の位置である振動方向の中央部分に配置される。
アウターヨーク65は、コイル保持部63に取りつけられることにより、アウターヨーク65の外面と、端部フランジ部636、638のガイド6362、6382とが面一となるように位置された状態で、コイル612、614が配置された筒状本体を覆う。なお、溝部639(図9参照)を通すコイルの巻線を介して、一対のコイル612、614のそれぞれにおけるコイルの巻線の巻き方向が、逆方向となるように反転される。
<アウターヨーク65>
アウターヨーク65は、コイル保持部63の外周面を囲み、一対のコイルを径方向の外側で覆う位置に配置される筒状の磁性体である。アウターヨーク65は、本実施の形態では、複数の分割体652、654を組み合わせることで、筒状に形成されている。この分割体652、654は、一体に比べて、振動アクチュエーター1の組立がし易く、組立性の向上が図られている。
アウターヨーク65は、コイル保持部63の外周面を囲み、一対のコイルを径方向の外側で覆う位置に配置される筒状の磁性体である。アウターヨーク65は、本実施の形態では、複数の分割体652、654を組み合わせることで、筒状に形成されている。この分割体652、654は、一体に比べて、振動アクチュエーター1の組立がし易く、組立性の向上が図られている。
アウターヨーク65は、上述したように、コイル部61とともに第2可動部6側の磁気回路を構成し、第1可動部4側の磁気回路、つまり、マグネット41、ヨーク42、43とともに振動アクチュエーターの磁気回路を構成する。アウターヨーク65は、磁気回路における振動アクチュエーター1の外部への漏れ磁束を防止する。
アウターヨーク65は、磁気回路において、推力定数を大きくして電磁変換効率を高めることができる。なお、アウターヨーク65は、マグネット41の磁気吸引力を利用して、マグネット41とともに磁気ばねとしての機能を有する。アウターヨーク65は、第1弾性支持部52、54及び第2弾性支持部72、74を機械ばねにした際の応力を低下させることができ、第1弾性支持部52、54及び第2弾性支持部72、74の耐久性を向上させることができる。
アウターヨーク65は、分割体本体655と、分割体本体655に振動方向で且つ周方向に設けられた開口部656と、を有する。
分割体本体655は、円弧状に形成され、例えば、溶接性、耐食性に優れるSECC(電気亜鉛メッキ鋼板)により形成される。
分割体本体655は、可撓性を有する。開口部656は、いずれも分割体本体655において振動方向の中心部及び周方向の中央部に設けられている。
開口部656は、コイル保持部63側の端子絡げ部67の配置位置に対応して形成されている。分割体本体655において、周方向では周方向で離間する平行な辺部で仕切られており、振動方向では、振動方向に離間して互いに対称に形成される上下辺部で仕切られた矩形状に形成されている。
開口部656は、端子絡げ部67が挿通される。開口部は、アウターヨーク65の振動方向の長さの中心を、内側に配置される中央フランジ部634において端子絡げ部が設けられた突部が内嵌するように、同じ高さとなる位置で配置されている。アウターヨーク65のシールド効果により、振動アクチュエーターの外側への漏えい磁束の低減を図ることができる。
アウターヨーク65を構成する分割体652、654は、それぞれ同じ構造であり、図10に示すように、コイル保持部63にアウターヨーク65が取り付けられた状態でコイル保持部63の背面側でも開口が配置される。このように、同じ部品を用いることができるので、部品の製作コスト削減を図ることができる。また、第2可動部6を囲むアウターヨーク65は、振動方向に延在する軸を中心に対称な位置に開口部を有する構成となり、磁気回路構成としても磁束を流す構造も対称の構造にすることができる。
<第2弾性支持部72、74>
第2弾性支持部72、74は、図8~図10に示すように、第2可動部6を筐体2に対して振動方向に往復移動自在に支持する。
第2弾性支持部72、74は、図8~図10に示すように、第2可動部6を筐体2に対して振動方向に往復移動自在に支持する。
第2弾性支持部72、74は、第2可動部6の振動方向(X方向)で第2可動部6を挟み、且つ、第2可動部6と筐体2の周壁部との双方に振動方向と交差するように架設されている。
第2弾性支持部72、74は、本実施の形態では、図3、図4及び図9に示すように、第2可動部6の両端部(コイル保持部63の振動方向で離間する両端部)6301、6302)と筐体2(筐体本体22)に亘って、互いに平行に取り付けられている。
第2弾性支持部72、74は、矩形板状(例えば正方形状)に形成され、内側のばね端部である環状の内周部7aと、外側のばね端部である枠状の外側固定部7bとが、弾性変形する平面視円弧状のアーム部7cにより接合された形状を有する。
第2弾性支持部72、74は、第2可動部6を、第1可動部4の移動時非移動時に関わらず、筐体2及び第1可動部4に接触しないように軸方向(振動方向、X方向)に移動自在に支持する。
第2弾性支持部72、74は、第2可動部6に対して、2つ以上のバネ材(板ばね等)で構成してもよい。これら複数の板ばねは、振動方向と直交する方向に沿って取り付けられる。
また、第2弾性支持部72、74は、第2可動部6を往復移動自在に弾性支持するものであれば、どのようなもので構成されてもよい。第2弾性支持部72、74は、本実施の形態では同様の構成を有する同部材である。
内周部7aには、第2可動部6の両端部6301、6302がそれ接合される。内周部7aは、例えば、両端部6301、6302に、接着固定されてもよいし、外嵌したり、カシメ加工により接合されてもよい。
内周部7aは、第2弾性支持部72、74の中心に配置された貫通孔7dを有する。この貫通孔7dには、第1可動部4(具体的には、第1可動部4の両端部)が、振動方向で移動可能に挿通される。
内周部7aは、第2弾性支持部72、74の中心に配置された貫通孔7dを有する。この貫通孔7dには、第1可動部4(具体的には、第1可動部4の両端部)が、振動方向で移動可能に挿通される。
一方、外周部7bは、筐体2において振動方向のX方向軸周りの周壁部に、振動方向と直交して配置された状態で固定される。外周部7は、例えば、接着剤等で筐体2に接着される。
アーム部7cは、弾性変形するための長さを確保するために内周部7aと外周部7bとの間で、内周部7aに沿って湾曲しつつ延在するように渦巻状に形成されている。アーム部7cは、その変形により、内周部7aと外周部7bとが、軸方向(振動方向、X方向)で相対的に変位する。
第2弾性支持部72、74としてのバネ材は、弾性変形可能な材料であれば、どのような材料で形成されてもよく、ステンレス鋼板、リン青銅等を用いて板金加工により形成されてもよい。第2弾性支持部72、74は、ステンレス鋼板やリン青銅等の耐食性に優れた材料により形成された薄い平板矩形状で内部が渦巻状の板ばねとしてもよい。また、加工性が高く、引っ張り強度御及び耐摩耗性が高いリン青銅のような非磁性体で形成してもよい。これにより、磁気回路の磁束の流れも全く乱すことがない。第2弾性支持部72、74は、第2可動部6を振動可能に支持すれば、樹脂により形成されてもよい。また、第2弾性支持部72、74は、平板状であるので、円錐状のばねと比較して、位置精度の向上、つまり加工精度の向上を図ることできる。
複数の第2弾性支持部72、74は、本実施の形態では、渦巻きの向きが同一となる向きで、第2可動部6と筐体2とに接合されている。よって、第2可動部6の移動量が大きくなり、第2可動部6が、僅かではあるが回転しながら並進方向(ここでは、振動方向に対して垂直な面上の方向)に移動しても、第1弾性支持部52、54と同様に、回転する際に互いに同じ方向で回転して、振動方向に沿って円滑に動く、つまり、円滑に変形できる。これにより、第2弾性支持部72、74は、より大きな振幅となり、互いに座屈方向ないし引っ張り方向に動くことになり、振動出力を高めることができる。
なお、所望の第2可動部6の振動範囲に応じて、複数の第2弾性支持部72、74の渦巻き方向を互いに反対方向とする設計であってもよい。
なお、所望の第2可動部6の振動範囲に応じて、複数の第2弾性支持部72、74の渦巻き方向を互いに反対方向とする設計であってもよい。
<振動アクチュエーター1の原理動作>
図11を参照して、振動アクチュエーター1の磁気回路構成による基本的動作を説明する。図11は、同振動アクチュエーターの磁気回路構成を模式的に示す図である。
図11を参照して、振動アクチュエーター1の磁気回路構成による基本的動作を説明する。図11は、同振動アクチュエーターの磁気回路構成を模式的に示す図である。
振動アクチュエーター1の動作について、マグネット41において、着磁方向の一方側(本実施の形態では図11において左側)の表面4101側がN極、着磁方向の他方側(本実施の形態では図11において右側)の裏面4102側がS極となるように着磁されている場合を一例に説明する。
振動アクチュエーター1では、第1可動部4は、ばね-マス系の振動モデルにおけるマス部に相当すると考えられ、コイル612、614への通電により、第1可動部4とともに第2可動部6も可動する。
振動アクチュエーター1では、第1可動部4及び第2可動部6がいずれも振動方向において振幅ゼロの位置にあるとき、マグネット41は筐体2の中央部に配置される。また、一対のコイル612、614は、第1可動部4においてマグネット41を挟むヨーク42、43からの磁束を受けるように、ヨーク42、43を囲むように、ヨーク42、43の外周側に配置される。
振動アクチュエーター1には、磁束の流れmfとして、マグネット41の表面4101側から出射し、ヨーク42からコイル612側に放射され、アウターヨーク65を通り、コイル614を介してヨーク43からマグネット41へ入射する流れが形成される。
図11に示すように通電が行われると、マグネット41の磁界とコイル(一対のコイル612、614)に流れる電流との相互作用により、フレミング左手の法則に従って一対のコイル612、614に-f方向のローレンツ力が生じる。
-f方向のローレンツ力は、磁界の方向とコイル(一対のコイル612、614)に流れる電流の方向に直交する方向である。コイル(一対のコイル612、614)は、第2可動部6として第2弾性支持部72、74により移動自在に設けられているので、第2可動部6には、-f方向、つまり、X2方向に移動しようとする推力が生じる。また、コイル(一対のコイル612、614)に-f方向のローレンツ力が生じることにより、作用反作用の法則に則り、この-f方向のローレンツ力と反対の力が、マグネット41を有する第1可動部4に対して、F方向の推力として生じることになり、マグネット41を有する第1可動部4側はF方向、つまり、X1方向に移動しようとする。
また、一対のコイル612、614の通電方向が逆方向に切り替わって一対のコイル612、614)に通電が行われると、-f方向とは逆向きのf方向のローレンツ力が生じる。このf方向のローレンツ力の発生により、第2可動部6には、f方向、つまり、X1方向に移動しようとする推力が生じ、第1可動部4には、f方向のローレンツ力の作用反作用の法則に則り、f方向のローレンツ力と反対の力が、-F方向の推力として発生する。
第1可動部4及び第2可動部6は、それぞれ発生する推力に応じて振動方向に往復移動、つまり、振動することにより、振動アクチュエーター1自体の振動を発生させる。
第1可動部4及び第2可動部6にそれぞれ発生する振動における第1可動部4及び第2可動部6の動き(例えば、振幅、位相)は、入力される周波数により決定される。
第1可動部4及び第2可動部6にそれぞれ発生する振動における第1可動部4及び第2可動部6の動き(例えば、振幅、位相)は、入力される周波数により決定される。
すなわち、第1可動部4及び第2可動部6は、入力される周波数により、振幅や位相が決定され、第1可動部4及び第2可動部6の相互の振動方向への移動(振幅、位相)により、振動アクチュエーター1において多様な振動を発生して表現できる。
なお、振動アクチュエーター1では、通電していない場合の非振動時においては、マグネット41とアウターヨーク65との間に磁気吸引力がそれぞれ働き磁気バネとして機能する。このマグネット41とアウターヨーク65(652、654)との間に発生する磁気吸引力と、第1弾性支持部52、54及び第2弾性支持部72、74の元の形状に戻ろうとする復元力により、第1可動部4及び第2可動部6は、元の位置に戻ろうとする。これを繰返すことにより振動を発生する。
振動アクチュエーター1は、電源供給部からコイル部61(一対のコイル612、614)へ入力される交流波によって駆動される。つまり、コイル部61(一対のコイル612、614)の通電方向は周期的に切り替わり、第1可動部4及び第2可動部6には、筐体2の左右方向の推力、つまり、X1方向であるF、f方向の推力とX2方向の-F、-f方向の推力が交互に作用する。これにより、第1可動部4及び第2可動部6は、通電される電力に応じて、それぞれ振動方向に適宜移動し、振動する。
振動アクチュエーター1の駆動原理を示す運動方程式及び回路方程式を以下に示す。振動アクチュエーター1は、下式(1)、(2)で示す運動方程式及び下式(3)で示す回路方程式に基づいて駆動する。
すなわち、振動アクチュエーター1における第1可動部の質量m1[kg]、第2可動部の質量m2[kg]、第1可動部の変位x1(t)[m]、第2可動部の変位x2(t)[m]、推力定数Kf[N/A]、電流i(t)[A]、第1弾性支持部のばね定数K1[N/m]、第2弾性支持部のばね定数K2[N/m]、第1振動系の減衰係数D1[N/(m/s)]、第2振動系の減衰係数D2[N/(m/s)]等は、式(1)(2)を満たす範囲内で適宜変更できる。また、電圧e(t)[V]、抵抗R[Ω]、インダクタンスL[H]、逆起電力定数Ke[V/(rad/s)]は、式(3)を満たす範囲内で適宜変更できる。振動アクチュエーター1は、式(1)~(3)を満たして、共振現象により駆動する。可動体の質量と弾性支持部のばね定数によって決まる共振周波数に対応する交流波でコイルを通電することで振動を発生する。
<振動アクチュエーター1の振動特性>
図12は、本発明の実施の形態1に係る振動アクチュエーターが発生する振動の説明に供する図である。図12には、第1可動部4のみ振動させた場合(図12で「1共振」として示す)と、第1可動部4及び第2可動部6を振動させた場合(図12で「2共振」として示す)の加速度特性の一例が示されている。「2共振」が、本発明の実施の形態1に係る振動アクチュエーターの振動特性である。「1共振」は、第2可動部6を振動させないよう固定して第1可動部4のみを振動させるようにした比較例に係る振動アクチュエーターの振動特性である。なお、図12には、「2共振」におけるコイル側(つまり第2可動部6)及びマグネット側(つまり第1可動部4)のそれぞれの変位(つまり振動による変位の最大値(最大振幅))も示されている。
図12は、本発明の実施の形態1に係る振動アクチュエーターが発生する振動の説明に供する図である。図12には、第1可動部4のみ振動させた場合(図12で「1共振」として示す)と、第1可動部4及び第2可動部6を振動させた場合(図12で「2共振」として示す)の加速度特性の一例が示されている。「2共振」が、本発明の実施の形態1に係る振動アクチュエーターの振動特性である。「1共振」は、第2可動部6を振動させないよう固定して第1可動部4のみを振動させるようにした比較例に係る振動アクチュエーターの振動特性である。なお、図12には、「2共振」におけるコイル側(つまり第2可動部6)及びマグネット側(つまり第1可動部4)のそれぞれの変位(つまり振動による変位の最大値(最大振幅))も示されている。
図12においてそれぞれの変位を示す曲線から明らかであるとおり、振動アクチュエーター1では、第1弾性支持部52、54で支持される第1可動部4(つまり第1の振動系)と第2弾性支持部72、74で支持される第2可動部6(つまり第2の振動系)とは、異なる周波数の共振点を有する。第1可動部4は、2可動部6よりも共振周波数が低く、低い周波数で可動するよう構成される。
コイル612、614が通電されると、第1可動部4及び第2可動部6の夫々に異なる動きの振動が発生し、これらの振動夫々の加速度から得られる合成加速度が、振動アクチュエーター1から外部に出力される。2つの可動部が異なる共振周波数を有する振動アクチュエーター1では、図12において「2共振」の曲線に示されるように、加速度特性に2つのピークが含まれる。具体的には、2つのピークは、共振点(第1共振周波数)P1及び共振点(第2共振周波数)P2である。
共振点P1よりも低い入力周波数では、第1可動部4は大きく振動して変位するが、第2可動部6はほとんど振動せずまたは小さく振動して変位する。
共振点P1では、第1可動部4の位相が、共振点P1よりも低い入力周波数のときから変化して、第1可動部4と第2可動部6とが同位相で振動する。
共振点P1と共振点P2との間の周波数帯では、第1可動部4及び第2可動部6は、同位相で振動する。この周波数帯では、第1可動部4の変位は共振点P1での変位に比べて低下するが一定以上の変位を維持し、第2可動部6の変位は共振点P1での変位に比べてほとんど低下せず一定である。
このように、振動アクチュエーター1では、振動のピーク間(P1とP2間)において、第1可動部4及び第2可動部6の双方が、同位相で振動し、そして、一定以上の変位を維持する。これにより、振動アクチュエーター1は、比較例の振動アクチュエーターよりも強力(つまり図12の左軸に示されるG値が高い)な振動を発生することができる。
振動アクチュエーター1は、第1可動部4及び第2可動部6が同位相で駆動する期間での周波数で、振動を発生することができ、その周波数で一つの可動部を有する構成(比較例)と比較して、強い所定の振動を発生させることができる。特に本実施の形態では、低周波の強い振動を付与して、深さのある触感を表現できる。
また、共振点P2では、第2可動部6の位相が、共振点P2よりも低い入力周波数のときから変化して、第1可動部4と第2可動部6とが逆位相で振動する。そのため、出力される加速度(G値)は、共振点P1と比べて小さくなるが、比較例では得られない複数のピークを得ることができる。なお、図12で示す振動特性のグラフでは、共振点P2の加速度が、共振点P1よりも小さくなっているが、これに限らず、共振周波数や第1可動部及び第2可動部の重量により、共振点P1、P2の大小関係は調整できる。例えば、共振点P2の加速度の大きさに応じて、共振点P1よりも加速度を大きくできる。
入力周波数が共振点P2を超えると、振動アクチュエーター1では、第2可動部6の変位が低下する。このとき、第1可動部4と第2可動部6とは、共振点P2のときと同様、逆位相で振動する。すなわち、図12に示すように、入力周波数が共振点P2を超えると、第2可動部6と第1可動部4とは逆位相で且つ双方とも小さい変位になるので、加速度(G値)の低下が大きくなっていき、高周波となるにしたがって比較例と比べても加速度(G値)は小さくなっている。
これにより、共振点P2より大きい周波数でコイルが通電されると、第1可動部4と第2可動部6とが同位相で振動することにより発生する振動アクチュエーターの振動とは異なる振動を発生し、ユーザー等に対して異なる振動を表現することができる。入力周波数を異ならせることで、比較例と比べて高い加速度も低い加速度も出力することができるので、適宜所望の周波数で駆動して、振動の強度にメリハリを付与することができる。
<変形例1>
図13は、振動アクチュエーター1の変形例の要部構成を示す縦断面図である。図14は、図13に示す変形例1の振動アクチュエーター10の振動特性を示す図であり、振動アクチュエーター1において磁性流体を有する特性と、有していない特性とを示す。なお、磁性流体を有する特性は、有していない特性よりも高い電圧(例えば2.4倍)を入力している。
図13は、振動アクチュエーター1の変形例の要部構成を示す縦断面図である。図14は、図13に示す変形例1の振動アクチュエーター10の振動特性を示す図であり、振動アクチュエーター1において磁性流体を有する特性と、有していない特性とを示す。なお、磁性流体を有する特性は、有していない特性よりも高い電圧(例えば2.4倍)を入力している。
例えば、図13に示す変形例の振動アクチュエーター10は、振動アクチュエーター1において、第1可動部4と第2可動部との間、つまり、第2可動部6内に、磁性流体JRを介在させた構成を有する。
磁性流体JRは、マグネット部40とコイル部61との間、つまり、第2可動部6の内周面と第1可動部4との間に、注入されることにより、その磁性により第1可動部4と第2可動部の間で保持される状態となる。
振動アクチュエーター10は、第1可動部4と第2可動部6との間の磁性流体JRを有するので、第1可動部4と第2可動部6が振動方向でそれぞれ移動しにくくなり、第1可動部4及び第2可動部6の振幅を減衰する。
これにより、第1可動部4及び第2可動部6の共振時における振幅のピークが減衰し、共振時の加速度G値のピークが抑えられ、振動特性全体、つまり、振動する際の加速度全体が小さくなる。図13に示す波形V2は小さくなる前の振動特性を示す。また、加速度G値のピークが抑えられると、それ以外の加速度が相対的に増加する。
波形V1で示す加速度のピークと、同様のピークが得られるように、高い電圧を入力して、波形V2に示すように、ピーク間の加速度が滑らかな広い周波数帯でコイルに通電して様々な振動を発生する振動アクチュエーター1を実現できる。
波形V1で示す加速度のピークと、同様のピークが得られるように、高い電圧を入力して、波形V2に示すように、ピーク間の加速度が滑らかな広い周波数帯でコイルに通電して様々な振動を発生する振動アクチュエーター1を実現できる。
(実施の形態2)
図15は、本発明の実施の形態2に係る振動アクチュエーターの要部構成を示す正面図であり、図16は、本発明の実施の形態2に係る振動アクチュエーターの要部構成を示す分解斜視図である。また、図17は、本発明の実施の形態2に係る振動アクチュエーターの第1可動部を示す斜視図である。図18は、本発明の実施の形態2に係る振動アクチュエーターの第2可動部を示す斜視図である。図19は、図15に示す振動アクチュエーターの要部構成を示す縦断面図である。
図15は、本発明の実施の形態2に係る振動アクチュエーターの要部構成を示す正面図であり、図16は、本発明の実施の形態2に係る振動アクチュエーターの要部構成を示す分解斜視図である。また、図17は、本発明の実施の形態2に係る振動アクチュエーターの第1可動部を示す斜視図である。図18は、本発明の実施の形態2に係る振動アクチュエーターの第2可動部を示す斜視図である。図19は、図15に示す振動アクチュエーターの要部構成を示す縦断面図である。
実施の形態2の振動アクチュエーター1Aは、振動アクチュエーター1と比較して、第1可動部4Aを支持する第1弾性支持部52A、54Aの数のみ異なりその他の構成は同様である。よって振動アクチュエーター1と比較して異なる構成のみ説明し同様の構成については同符号同名称を付して説明は省略し、略同様の機能を有する構成については、Aを付して説明する。
振動アクチュエーター1Aは、図15及び図16に示すように、直方体状の筐体2Aと、筐体2A内に収容された駆動ユニット3Aとを有する振動体である。
駆動ユニット3Aは、駆動ユニット3と比較して、第1可動部4Aを支持する第1弾性支持部が、片側で複数(本実施の形態では2枚)設けられている点で異なる。
駆動ユニット3Aは、駆動ユニット3と比較して、第1可動部4Aを支持する第1弾性支持部が、片側で複数(本実施の形態では2枚)設けられている点で異なる。
筐体2Aは、振動ユニット3Aを収容するものであり、開口部26Aで開口する箱状の筐体本体22Aと、開口部26Aを閉塞する板部24Aとを有し、筐体2と同様の機能を有する。なお、筐体2Aは、直方体形状に形成され、外面の平面を介して電気機器に搭載しやすくしているが、これに限らず、円柱状、角柱状に形成されてもよい。
振動アクチュエーター1Aでは、駆動ユニットの第1可動部4A及び第2可動部6Aが駆動することにより、振動アクチュエーター1A自体が振動体として機能する。
振動ユニット3Aは、マグネット部40を有する第1可動部4Aと、第1弾性支持部52A、54Aと、マグネット部40の外周に配置されるコイル部61を有する第2可動部6Aと、第2弾性支持部72A、74Aと、を有する。
駆動ユニット3Aでは、筐体2A内で、第1可動部4Aと第2可動部6Aが、第1弾性支持部52A、54Aと第2弾性支持部72A、74Aにより、それぞれ振動方向、つまり、X(X1、X2)方向に移動自在となるように支持されている。
なお、第2可動部6Aは、第2可動部6と同様の構成であるため、その構成要素については同名称同符号を付して説明は省略して、第1可動部4Aについて説明する。
駆動ユニット3Aは、通電されるコイル部61(一対のコイル612、614)とマグネット部40(マグネット41、ヨーク42、43)との協働により、第1可動部4A及び第2可動部6Aを駆動して、振動を発生する。
第1可動部4Aは、例えば、筐体2A内でX方向の両側で離間する両端側で、第1弾性支持部52A、54Aを介して吊られた状態で振動方向(X方向)に移動可能に保持されている。
第1可動部4Aは、図17に示すように、第1可動部4と比較して、振動方向両側の端部で、複数の第1弾性支持部52A、54Aにより、振動方向に移動自在に支持されている。
第1可動部4Aは、マグネット部40と、錘部44、45と、ばね止め部46A、47Aとしてスリーブ462、472及び補助スリーブ464、474と、ばね固定部48、49とを有する。
第1可動部4Aは、第1可動部4と比較して、具体的には、スリーブ46、47に換えて、ばね止め部46A、47Aを有する点で異なる。なお、マグネット部40、錘部44、45、ばね固定部48、49については、実施の形態1と同様であるので説明は省略する。
ばね止め部46A、47Aは、第1可動部4A、つまり、マグネット部40と錘部44、45を、振動方向(X1、X2方向)の両側でそれぞれ第1弾性支持部52A、54Aといった複数の板ばねを接続する。これら板ばねを介して第1可動部4Aは、筐体2Aに振動方向に移動自在に支持される。
スリーブ462、472は、第1可動部4Aにおいて振動方向両側の端部、つまり、マグネット部40から振動方向両側でそれぞれ離間して位置し、補助スリーブ464、474とともに第1可動部4Aの両端部を構成する。
スリーブ462、472は、第1可動部4Aの中心軸に沿って配置される円筒状(円柱状体等棒状であってもよい)である。
スリーブ462、472は、一端部が錘部44、45にそれぞれ挿入され、ヨーク42、43において両端側の表面の中央部から突出するように配置されている。スリーブ462、472は、一端部側で、錘部44、45にそれぞれ固定されている。スリーブ46、47は、更に、ヨーク42、43に固定されてもよい。
スリーブ462、472は、他端部、つまり、第1可動部4Aのマグネット部40から振動方向に離間する側にある端部で、複数の第1弾性支持部52A、54Aの一枚目に固定されている。スリーブ462、472は、複数の第1弾性支持部52A、54Aのうちの一枚目に、例えば、リベット等のばね固定部48、49を介して、第1弾性支持部52A、54Aに接合されている。
スリーブ462、472のそれぞれには複数の第1弾性支持部52A、54Aの一枚目を介して補助スリーブ464、474が連続して配置されている。
補助スリーブ464、474は、第1可動部4Aの振動方向で離間する両端部でそれぞれ接合される複数の第1弾性支持部52A、54Aどうしを離間させるスペーサとして機能する。補助スリーブ464、474により、複数の第1弾性支持部52A、54Aどうしの間隔をあけることにより、複数の第1弾性支持部52A、54Aの夫々の弾性変形領域を適宜確保できる。このように複数の第1弾性支持部52A、54Aの枚数を調整することにより、第1可動部4Aの新同方向への移動状態、つまり、振動を適宜変更できる。
補助スリーブ464、474は、複数の第1弾性支持部52A、54Aの二枚目と接合されるものである。補助スリーブ464、474は、スリーブ462、472、複数の第1弾性支持部52A、54Aとともに交互に配置され、これらに、ばね固定部48、49を振動方向両側から嵌合することによって、互いが接合されて一体的に固定されている。
なお、振動アクチュエーター1Aでは、ばね止め部46A、47Aは、第2弾性支持部72A、74Aから振動方向外方に突出するように配置される。突出した部分は、第1弾性支持部52A、54Aが、第2弾性支持部72A、74Aと振動方向で離間する位置に位置するように、つまり双方が重ならない位置に位置するようにしている。
なお、スリーブ462、472及び補助スリーブ464、474は、ヨーク42、43、錘部44、45、ばね固定部48、49に対して適宜接続してもよい。例えば、エポキシ樹脂等の熱硬化型接着剤や嫌気性接着剤を用いた接着を併用したり、接着のみで固定したりして、またには溶接、接着にカシメ加工を組み合わせて接続してもよい。
また、スリーブ462、472は、一端部でヨーク42、43と当接しているが、していなくてもよい。さらに、スリーブ462、472内に錘等を配置する等、スリーブ462、472に錘としての機能を持たせた場合、錘部44、45とともに、質量調整を行うことで、振動アクチュエーター1Aの振動出力を調整できる。
さらに、ばね固定部48、49としてのリベットを用いて、スリーブ462、472と、補助スリーブ464、474と、第1弾性支持部52A、54Aとが固定されているが、接着剤により固定するようにしてもよい。
スリーブ462、472は、第1弾性支持部52A、54Aの内周部に接合され、第1可動部4Aを、第1弾性支持部52A、54Aの変形により、第1弾性支持部52A、54Aの外周部に対して、振動方向に往復自在可能にしている。なお、スリーブ46、47は、補助スリーブ464、474ともに、例えば、銅焼結材により形成されている。
また、スリーブ462、472は、第1可動部4Aにおけるマグネット部40、コイル部61、アウターヨーク65を含む磁気回路上から外れた位置に配置されている。これにより、特に、コイル部61の配置スペースを制限することがなく、つまり、可動体側の磁気回路(マグネット部40)とコイル部61との距離を離間させることがなく、電磁変換の効率は低下しない。よって、好適に第1可動部4Aの重量を増加でき、高振動出力を実現できる。
第1弾性支持部52A、54Aは、図15~図17に示すように、第1可動部4Aを筐体2Aに対して振動方向に往復移動自在に支持する。
第1弾性支持部52A、54Aは、第1可動部4Aの振動方向で第1可動部4Aを挟み、且つ、第1可動部4Aと筐体2Aの周壁部との双方に振動方向と交差するように、複数枚ずつ架設されている。
第1弾性支持部52A、54Aは、第1弾性支持部52、54と比較して、第1可動部4Aの振動方向の片側で接合される枚数のみ異なり、第1弾性支持部52、54と同様に構成されてもよい。
複数の第1弾性支持部52A、54Aは、第1可動部4Aの両端部とそれぞれと、両端部のそれぞれと対向し且つ筐体2Aにおいて軸回りに配置される内周面とに亘って互いに平行に取り付けられている。
複数の第1弾性支持部52A、54Aは、第1可動部4Aの両端部の夫々を、軸方向の複数位置で支持する。
複数の第1弾性支持部52A、54Aは、第1可動部4Aの両端部の夫々において、複数の第1弾性支持部52A、54Aのそれぞれに、第1可動部4Aを支持する負担を分散させることができる。
第1弾性支持部が第1可動部4Aとともに構成する振動系では、第1可動部4Aは、第2弾性支持部が第2可動部6Aとともに構成する振動系の第2可動部6Aよりも、低周波数で駆動するよう構成される。
低周波数で振動し振幅の大きい第1可動部4Aを支持するには、それに対応した小さな荷重でも変形し易い柔らかい(バネ定数の小さい)弾性支持部で支持するが、第1可動部4Aを傾いた状態で支持する可能性が高い。
振動アクチュエーター1Aでは、第1可動部4Aの両端部の夫々に、複数の第1弾性支持部52A、54Aを有する。これにより、これら複数の第1弾性支持部52A、54Aに、それぞれ、柔らかい弾性支持部(ばね)を適用して、振幅の大きい第1可動部4Aを複数箇所で支持する。これにより、第1可動部4Aを振動方向の軸がずれない状態で、つまり、第1可動部4Aを傾きにくい状態で、振動方向に移動自在に支持できる。
第1弾性支持部52A、54Aは、第1弾性支持部52、54と同様に構成された板ばねである。第1弾性支持部52A、54Aは、本実施の形態では同様の構成を有する同部材で構成される。
第1弾性支持部52A、54Aは、夫々矩形板状(例えば正方形状)に形成され、内側のばね端部である環状の内周部5aと、外側のばね端部である枠状の外周部5bとが、弾性変形する平面視円弧状の変形アーム5cにより接合された形状を有する。
変形アーム5cは、内周部5aと外周部5bとを接続し、弾性変形するための長さを確保するために渦状に形成されている。変形アーム5cは、その変形により、内周部5aと外周部5bとが、軸方向で相対的に変位する。
第1弾性支持部52A、54Aは、第1可動部4Aを、筐体2A及び第2可動部6Aに接触しないように軸方向(振動方向)に移動自在に支持する。
なお、第1弾性支持部52A、54Aは、第1可動部4Aの両端部の夫々において、平行に並んで配置される複数の第1弾性支持部52A、54Aを、変形アーム5cと外周部5bとの接続位置が重ならない向きで配置するようにしてもよい。例えば、複数の第1弾性支持部52Aにおいて、一枚目の変形アーム5cと外周部5bとの接続位置をY1、Y2方向で接続するように配置し、二枚目の変形アーム5cと外周部5bとの接続位置をZ1、Z2方向で接続するように配置する。つまり、渦巻の向きが異なる向きとなるように配置される。
具体的には、変形アーム5cは、例えば、第1弾性支持部52A、54Aのそれぞれにおいて2本ずつ配設されており、それぞれで2条ばねを構成している。なお、第1弾性支持部52、54や、後述するその他の第1弾性支持部52B、52C、52E、52F、54B、54C、54E、54Fも、第1弾性支持部52A、54Aと同様に形成されてもよい。これら第1弾性支持部52A、54Aは、第1可動部4Aの両側のそれぞれにおいて、変形アーム5cの向きを90°変えて、相補的な位置関係で配置し、変形アーム5cを介して第1可動部4Aを四方から支持するようにしてもよい。
これにより、第1可動部4Aは、第1弾性支持部52A、54Aにより、第1可動部4Aを囲む筐体2Aに対して、その全周で均等に移動自在に支持され、低周波で大きな振幅で駆動しても、傾くことなく、好適に振動方向で往復移動できる。
なお、第1弾性支持部52A、54Aは、第1可動部4Aの駆動時、或いは、外部からの衝撃を受けた場合でも、第1可動部4Aが筒状本体部632(図19参照)の内周面に接触し、一対のコイル612、614に接触することはない。よって、コイル612、614が損傷することがない。
内周部5aは、スリーブ462、472の突出する方向に対して直交方向に配置されている。内周部5aは、第1弾性支持部52A、54Aの中心に配置された接続孔5dを有し、この接続孔5dに、ばね固定部48、49の軸が挿入される。
これにより、例えば、第1可動部4Aの片側における複数の第1弾性支持部52A、52Aのそれぞれの内周部5aは、スリーブ462の端部、補助スリーブ464、474及びばね固定部48、49の頭部に挟持された状態で、それぞれに接続される。よって、複数の第1弾性支持部52A、52Aは、第1可動部4Aに強固に固定される。
一方、外周部5bは、筐体2Aにおいて振動方向のX方向軸周りの周壁部に、振動方向と直交して配置された状態で固定される。外周部5bは、例えば、接着剤等で筐体2Aに接着される。
第1弾性支持部52A、54Aとしての板ばねは、第1弾性支持部52、54と同様に、弾性変形可能な材料であれば、上述したようにどのような材料で形成されてもよい。
このように構成される振動アクチュエーター1Aは、振動アクチュエーター1と同様の作用、効果を得ることができる。
第1可動部4Aを低周波で振動させる場合、第1可動部4Aを振動方向に最大変位となるように移動する構成としても、柔らかく弾性変形しやすい複数の第1弾性支持部52A、54Aを用いて支持箇所を増加することにより、安定して保持することができる。
また、振動アクチュエーター1Aは振動アクチュエーター1と同様の作用効果を、振動アクチュエーター1よりも安定して正確に発揮することができる。
なお、上記各実施の形態において、マグネット部40におけるマグネットの個数、コイル部61におけるコイルの個数、コイル及びマグネットの配置、第1弾性支持部52、52A、54、54Aの構成、個数等により、各構成要素は適宜変更可能である。以下に、その一部を変形例2~6として説明する。なお、各変形例2~6は、それぞれ実施の形態1、2と基本的構成は同様であるので、同様の機能による同様の作用効果を有する。
振動アクチュエーター1、1Aが振動を発生する際に、周波数が高い場合であれば、振幅は小さくなるので、第1可動部4、4Aを往復移動可能に支持する第1弾性支持部は少ない枚数、例えば、1枚ずつでも保持できる。振動アクチュエーター1Aでは、第1可動部4Aは、両端部のそれぞれで、2枚ずつの複数の第1弾性支持部52A、54Aにより支持されているので、低周波の振動でも好適に支持して、振動を表現することができる。
(変形例2)
図20は、本発明の実施の形態に係る振動アクチュエーターの変形例2を示す分解斜視図であり、図21は、振動アクチュエーターの変形例2の第1可動部の斜視図である。また、図22は、本発明の実施の形態に係る振動アクチュエーターの変形例2の要部構成を示す縦断面図である。
図20は、本発明の実施の形態に係る振動アクチュエーターの変形例2を示す分解斜視図であり、図21は、振動アクチュエーターの変形例2の第1可動部の斜視図である。また、図22は、本発明の実施の形態に係る振動アクチュエーターの変形例2の要部構成を示す縦断面図である。
変形例2の振動アクチュエーター1Bは、振動アクチュエーター1と比較して、マグネット部40Bと、コイル部61Bとの形状が異なり、その他の構成要素は、形状が異なることはあるものの同様の機能を有する。よって、振動アクチュエーター1と比較して異なる構成のみ説明し同様の構成については同符号同名称を付して説明は省略し、略同様の機能を有する構成については、Bを付して説明する。
振動アクチュエーター1Bは、直方体状の筐体2Bと、筐体2B内に収容された駆動ユニット3Bとを有する振動体である。
駆動ユニット3Bは、駆動ユニット3と比較して、第1可動部4Bのマグネットの数と、第2可動部6Bのコイルの数が異なる。
駆動ユニット3Bは、駆動ユニット3と比較して、第1可動部4Bのマグネットの数と、第2可動部6Bのコイルの数が異なる。
振動ユニット3Bは、図20~図22に示すように、マグネット部40Bを有する第1可動部4Bと、第1弾性支持部52B、54Bと、コイル部61Bを有する第2可動部6Bと、第2弾性支持部72B、74Bと、を有する。
第1弾性支持部52B、54Bは、第1可動部4Bを、振動方向(X方向)で離間する両端部で往復移動自在に支持する。第2弾性支持部72B、74Bは、振動方向(X方向)で離間する両端部で、マグネット部40Bの外周に配置される第2可動部6Bを、マグネット部40Bの外周側で往復移動自在に支持する。駆動ユニット3Bは、通電されるコイル部61Bとマグネット部40Bと協働により、第1可動部4B及び第2可動部6Bを駆動して、振動を発生する。
第1可動部4Bは、マグネット部40Bと、錘部44B、45Bと、ばね止め部46B、47Bと、ばね固定部48B、49Bとを有する。また、第2可動部6Bは、コイル部61Bと、コイル保持部63Bと、分割体652B、654Bを含むアウターヨーク65Bと、を有する。
第1可動部4Bにおけるマグネット部40Bでは、2つのマグネット412、413が振動方向で、同磁極を向けて配置され、双方間にヨーク422を介在して一体に形成されている。一方、第2可動部6Bのコイル部61Bはヨーク422の周囲を囲むように配置された一つのコイルから構成されている。
第2可動部6Bでは、コイル部61Bを保持するコイル保持部63Bの外面において、端フランジ部636B、638Bのガイド6362B、6382B間に、コイル部61Bの周囲を囲むアウターヨーク65Bが配置されている。アウターヨーク65Bは分割体652B、654Bにより構成される。これにより、磁力を効率的に用いる磁気回路構成となり、小型化を図ることができる。
(変形例3)
図23は、本発明の実施の形態に係る振動アクチュエーターの変形例3を示す分解斜視図であり、図24は、振動アクチュエーターの変形例3の第1可動部の斜視図である。また、図25は、本発明の実施の形態に係る振動アクチュエーターの変形例3の要部構成を示す縦断面図である。
図23は、本発明の実施の形態に係る振動アクチュエーターの変形例3を示す分解斜視図であり、図24は、振動アクチュエーターの変形例3の第1可動部の斜視図である。また、図25は、本発明の実施の形態に係る振動アクチュエーターの変形例3の要部構成を示す縦断面図である。
変形例3の振動アクチュエーター1Cは、振動アクチュエーター1と比較して、マグネット部40Cと、コイル部61Cとの形状が異なり、その他の構成要素は、形状が異なることはあるものの同様の機能を有する。よって、振動アクチュエーター1と比較して異なる構成のみ説明し同様の構成については同符号同名称を付して説明は省略し、略同様の機能を有する構成については、Cを付して説明する。
振動アクチュエーター1Cは、板部24C及び箱状の筐体本体22Cからなる直方体状の筐体2Cと、筐体2C内に収容された駆動ユニット3Cとを有する振動体である。
駆動ユニット3Cは、駆動ユニット3と比較して、第1可動部4Cのマグネットの数と、第2可動部6Cのコイルの数が異なる。
駆動ユニット3Cは、駆動ユニット3と比較して、第1可動部4Cのマグネットの数と、第2可動部6Cのコイルの数が異なる。
振動ユニット3Cは、図23~図25に示すように、マグネット部40Cを有する第1可動部4Cと、第1弾性支持部52C、54Cと、コイル部61Cを有する第2可動部6Cと、第2弾性支持部72C、74Cと、を有する。
第1弾性支持部52C、54Cは、第1可動部4Cを、振動方向(X方向)で離間する両端部で往復移動自在に支持する。第2弾性支持部72C、74Cは、振動方向(X方向)で離間する両端部で、マグネット部40Cの外周に配置される第2可動部6Cを、マグネット部40Cの外周側で往復移動自在に支持する。駆動ユニット3Cは、通電されるコイル部61Cとマグネット部40Cと協働により、第1可動部4C及び第2可動部6Cを駆動して、振動を発生する。
第1可動部4Cは、マグネット部40Cと、錘部44C、45Cと、ばね止め部46C、47Cと、ばね固定部48C、49Cとを有する。また、第2可動部6Cは、コイル部61Cと、コイル保持部63Cと、分割体652C、654Cを含むアウターヨーク65Cと、を有する。
第1可動部4Cにおけるマグネット部40Cでは、2つのマグネット412、413が振動方向で、同磁極を向けて配置され、双方間にヨーク422が設けられている。また、マグネット412、413において振動方向で離間する端部のそれぞれにヨーク423、424が一体に設けられている。
一方、第2可動部6Cのコイル部61Cは、ヨーク422、423、424のそれぞれの周囲を囲むように配置された3つのコイル616、617、618から構成され、コイル保持部63Cに適宜配設されている。
第2可動部6Cでは、コイル部61Cは、コイル保持部63Cの外面に設けられたアウターヨーク65Cにより覆われている。アウターヨーク65Cは、分割体652C、654Cからなる。
第2可動部6Cでは、コイル部61Cは、コイル保持部63Cの外面に設けられたアウターヨーク65Cにより覆われている。アウターヨーク65Cは、分割体652C、654Cからなる。
変形例3では、二つのマグネット412、413の同極を突き合わせて構成したマグネット部40Cと、これに対応して、コイル616、617、618を増加させた構成としている。これにより、磁気回路において発生させる磁力を効率的に発生させて、第1可動部4C及び第2可動部6Cを振動させる際の推力の増加を図ることができる。
(変形例4)
図26は、本発明の実施の形態に係る振動アクチュエーターの変形例4を示す分解斜視図である。なお、図26では、第2可動部を、便宜上、アウターヨークの分割体を外した状態で示す。
図26は、本発明の実施の形態に係る振動アクチュエーターの変形例4を示す分解斜視図である。なお、図26では、第2可動部を、便宜上、アウターヨークの分割体を外した状態で示す。
変形例4の振動アクチュエーター1Dは、振動アクチュエーター1と比較して、駆動ユニット3Cにおいて、外形に関わる全ての構成要素を変更したものである。よって、その他の構成要素は形状が異なること以外は同機能を有するので、アクチュエーター1と比較して、同機能同名称の構成要素には、Dを付して説明する。
振動アクチュエーター1Dは、板部24D及び箱状の筐体本体22Dからなる直方体状の筐体2Dと、筐体2D内に収容された駆動ユニット3Dとを有する振動体である。振動アクチュエーター1Dでは、駆動ユニット3Dを直方形状に形成している。
これにより、矩形状の筐体2D内に駆動ユニット3Dを収容する際に、筐体2Dの形状に対応した駆動ユニット3Dであるので、外周部に隙間無く配置することができる。すなわち、駆動ユニット3Dを、筐体2Dに合わせることで駆動ユニット3Dの体積を最大化し、占有スペースを極力有効活用して推進力を増加させることができる。
(変形例5)
図27は、本発明の実施の形態に係る振動アクチュエーターの変形例5の分解斜視図であり、図28は、本発明の実施の形態に係る振動アクチュエーターの変形例5の要部構成を示す駆動ユニットの一部分解斜視図である。また、図29は、本発明の実施の形態に係る振動アクチュエーターの変形例5の要部構成を示す縦断面図であり、図30は、振動アクチュエーターの変形例5の弾性支持部と可動部との接合部分の説明に供する図である。
図27は、本発明の実施の形態に係る振動アクチュエーターの変形例5の分解斜視図であり、図28は、本発明の実施の形態に係る振動アクチュエーターの変形例5の要部構成を示す駆動ユニットの一部分解斜視図である。また、図29は、本発明の実施の形態に係る振動アクチュエーターの変形例5の要部構成を示す縦断面図であり、図30は、振動アクチュエーターの変形例5の弾性支持部と可動部との接合部分の説明に供する図である。
変形例5の振動アクチュエーター1Eは、振動アクチュエーター1と比較して、第1弾性支持部52E、54E及び第2弾性支持部72E、74Eの構成のみ異なり、その他の構成要素は、形状が異なることはあるものの略同様の機能を有する。よって、振動アクチュエーター1と比較して異なる構成のみ説明し、同様の構成については同名称で、同符号にEを付して説明は省略する。
振動アクチュエーター1Eは、板部24E及び箱状の筐体本体22Eからなる直方体状の筐体2Eと、筐体2E内に収容された駆動ユニット3Eとを有する振動体である。
駆動ユニット3Eは、駆動ユニット3と比較して、第1可動部4Eと第2可動部6Eとをそれぞれ振動方向で移動自在に支持する弾性支持部を一つにして、それぞれの可動部4E、6Eを両端で一対の弾性支持部52E、54Eにより支持させている。
振動ユニット3Eは、図27~図30に示すように、マグネット部40Eを有する第1可動部4Eと、弾性支持部52E、54Eと、コイル部61Eを有する第2可動部6Eと、を有する。
第2可動部6Eは、筐体2E内で、第1可動部4Eの外周側に配置されている。第1可動部4Eは、マグネット部40Eと、錘部44E、45Eと、ばね止め部46E、47Eと、ばね固定部48E、49Eとを有する。また、第2可動部6Eは、コイル部61Eと、コイル保持部63Eと、分割体652E、654Eを含むアウターヨーク65Eと、を有する。
弾性支持部52E、54Eは、第1可動部4E及び第2可動部6Eの夫々に対して、振動方向(X1、X2方向)で離間する両端部に、筐体2E内で、双方で往復移動自在に接合されている。
弾性支持部52E、54Eは、同形状を有しており、夫々外周固定部501を矩形板状(例えば正方形状)に形成され、外周固定部501より内周部が、外周固定部501に対して、垂直方向に変位可能に形成されている。
弾性支持部52E、54Eは、中心側に向かって最も変位が大きくなるように形成される。弾性支持部52E、54Eには、中心部に第1可動部4Eが接合される第1可動部固定部502と、その外周側で、外周固定部501と中心部とを繋ぐ変形可能部分に、第2可動部6Eが固定される第2可動部固定部503とが設けられている。
第2可動部固定部503は、弾性支持部52E、54Eにおいて、外周固定部501と、中心部との中間部分、つまり、外周固定部501と中心部(第1可動部固定部502)との間に介設される弾性変形可能な部分に設けられている。第2可動部固定部503は、弾性支持部52E、54Eにおいて弾性変形可能な部分上で、外周固定部501と中心部とから離れて設けられているので、双方に対して振動方向に変形して変位できる。
第1可動部固定部502と、第2可動部固定部503は、それぞれ弾性支持部52E、54Eの中心軸方向、つまり、振動方向にそれぞれが変位可能となるように間隔が空けられている。この間隔によって、第1可動部固定部502と、第2可動部固定部503との間の弾性変形部分の弾性変形領域が確保される。これにより、第1可動部4E及び第2可動部6Eは、振動方向で離間する両端部のそれぞれで、一つの弾性支持部52E、54Eを介して、振動方向で移動自在に支持されている。
なお、弾性支持部52E、54Eは、第1弾性支持部52、52A~52C、54、54A~54C或いは第2弾性支持部72、72A~72C、74、74A~74C等と同様な基本的構成を有してもよい。
駆動ユニット3Eは、通電されるコイル部61Eとマグネット部40Eと協働により、第1可動部4E及び第2可動部6Eを駆動して、振動を発生する。
駆動ユニット3Eは、通電されるコイル部61Eとマグネット部40Eと協働により、第1可動部4E及び第2可動部6Eを駆動して、振動を発生する。
変形例5では、2つの第1可動部4E及び第2可動部6Eの双方を、振動方向の両端部で、同じ弾性支持部(板ばね)52E、54Eにより、それぞれ振動方向に移動可能に支持している。よって、小型化を図ることができる。
なお、振動アクチュエーター1、1Aにおいて、弾性支持部は板ばねとは限らず、どのように構成されてもよい。
(変形例6)
図31は、本発明の実施の形態に係る振動アクチュエーターの変形例6の要部構成を示す縦断面図であり、図32は、本発明の実施の形態に係る振動アクチュエーターの変形例6の駆動ユニットの正面側斜視図である。また図33は、本発明の実施の形態に係る振動アクチュエーターの変形例6の第2弾性支持部の左側面図であり、図34は、本発明の実施の形態に係る振動アクチュエーターの変形例6の第2弾性支持部の正面側斜視図である。
図31は、本発明の実施の形態に係る振動アクチュエーターの変形例6の要部構成を示す縦断面図であり、図32は、本発明の実施の形態に係る振動アクチュエーターの変形例6の駆動ユニットの正面側斜視図である。また図33は、本発明の実施の形態に係る振動アクチュエーターの変形例6の第2弾性支持部の左側面図であり、図34は、本発明の実施の形態に係る振動アクチュエーターの変形例6の第2弾性支持部の正面側斜視図である。
この変形例6で示す振動アクチュエーター1Fは、実施の形態1の振動アクチュエーター1において、第2弾性支持部72F、74Fの形状を変更したものである。その他の構成要素は、振動アクチュエーター1と比較して、形状が異なることはあるものの略同様の機能を有する。よって、異なる構成のみ説明し、同様の構成については同名称で、同符号にEを付して説明は省略する。
振動アクチュエーター1Fは、板部24F及び箱状の筐体本体22Fからなる直方体状の筐体2Fと、筐体2F内に収容された駆動ユニット3Fとを有する振動体である。
駆動ユニット3Fは、駆動ユニット3と比較して、第1可動部4Fと、第2可動部6Fとをそれぞれ振動方向で移動自在に支持する第1弾性支持部と第2弾性支持部とを統一し、それぞれの可動部4F、6Fを両端で一対の弾性支持部52F、54Fにより支持した構成を有する。
振動ユニット3Fは、マグネット部40Fを有する第1可動部4Fと、第1弾性支持部52F、54Fと、コイル部61Fを有する第2可動部6Fと、第2弾性支持部72F、74Eと、を有する。
第2弾性支持部72F、74Fは、同じ形状で形成されたものであり、同様に弾性変形自在である。第2弾性支持部72F、74Fは、図33及び図34に示すように、矩形状に形成されている。
第2弾性支持部72F、74Fには、外周部分に筐体2Fに固定される外側固定部7bが設けられている。また、第2弾性支持部72F、74Fには、中央部分に、第2可動部6Fが接合される環状の内周部7aが設けられている。内周部7aは、第1可動部4Fの両端部がそれぞれ挿通される開口部7dを有する。
内周部7aは、四方に突出して屈曲して形成されたアーム部7cにより、平板矩形状の四隅に配置された外側固定部7bに接続されている。
アーム部7cは、第2弾性支持部72F、74Fの厚み方向、つまり、振動方向に傾斜して形成され、第2弾性支持部72F、74Fは、予め振動方向への付勢が付けられている。第2弾性支持部72F、74Fは、内周部7aから四方にアーム部7cが屈曲しつつ延在し、外側固定部7bが、内周部7aとは異なる平面に位置するように構成されている。
これにより、第2弾性支持部72F、74Fにより筐体2Fに接合される第2可動部6Fは、平板状の板ばねと比較して、振動方向により強い付勢力を付与できる。
これにより、往復移動可能に支持する可動部に対して振幅の増加をはかることができる。
これにより、往復移動可能に支持する可動部に対して振幅の増加をはかることができる。
マグネット部40は、振動アクチュエーター1~1Fにおいて、マグネット部40A~40Fのいずれともコイル部61、61A~61Fとともに相互に変更可能である。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づいて具体的に説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
また、本発明に係る振動アクチュエーターは、ゲームコントローラ及び携帯端末以外の携帯機器、(例えば、タブレットPCなどの携帯情報端末、携帯型ゲーム端末)等のユーザーとの接触部に実装してもよい。すなわち、振動アクチュエーター1は、携帯端末や美顔マッサージ器等の電動理美容器具等の手持ち型の電気機器において、ユーザーとの接触部に実装してもよい。振動アクチュエーター1は、ユーザーが身につけて使用するウェアラブル端末)においてユーザーとの接触部に実装してもよい。ユーザーとの接触部は、例えばゲームコントローラ等のような手持ち型の電気機器の場合は、例えばユーザーが使用時に把持するハンドル部である。また、ユーザーとの接触部は、例えば美顔マッサージ器等のようなウェアラブル型の電気機器の場合は、例えばユーザーの体表面に対して加圧する加圧部である。
本発明に係る振動アクチュエーターは、小型化を図りつつ、安定して様々な周波数帯の異なる振動出力を発生することができるゲーム機端末或いは携帯端末等の電子機器や電動理美容器具等の電気機器に搭載されるものとして有用である。
1、1A、1B、1C、1D、1E、1F、10 振動アクチュエーター
2、2A、2B、2C、2D、2E、2F 筐体
3、3A、3B、3C、3D、3E、3F 駆動ユニット
4、4A、4B、4C、4D、4E、4F 第1可動部
5a、7a 内周部
5b 外周部
5c 変形アーム
5d 接続孔
6、6A、6B、6C、6E、6E、6F 第2可動部
7b 外側固定部
7c 変形アーム部
7d 開口部
22、22A、22C、22D、22E、22F 筐体本体
24、24A、24C、24D、24E、24F 板部
26、26A 開口部
40、40A、40B、40C、40D、40E、40F マグネット部
41、41E、41F、412、413 マグネット
42、42E、42F、43、43E、43F、422、423、424 ヨーク
44、44B、44C、44E、44F、45、45B、45C、45E、45F 錘部
441、451 貫通孔(開口部)
46、47、462、472 スリーブ(ばね止め部)
46A、46B、46C、46E、46F、47A、47B、47C、47E、47F ばね止め部
48、48B、48C、48E、49、49B、4C、49E ばね固定部
52、52A、52B、52C、52E、52F、54、54A、54B、54C、54E、54F、 第1弾性支持部
61、61A、61B、61C、61D、61E、61F コイル部
63、63B、63C、63E、63F コイル保持部
65、65B、65C、65E、65F アウターヨーク
67 端子絡げ部
72、72A、72B、72C、72E、72F、74、74A、74B、74C、74E、74F 第2弾性支持部
464、474 補助スリーブ
501 外周固定部
502 第1可動部固定部
503 第2可動部固定部
612、612E、612F、614、614E、614F、616、617、618 コイル
632 筒状本体部
634 中央フランジ部
636、636B、638B 端フランジ部
639 溝部
652、652B、652C、652E、654、654B、654C、654E、654F 分割体
655 分割体本体
656 開口部
672 部分
4101 表面
4102 裏面
6362、6362B、6382、6382B ガイド
2、2A、2B、2C、2D、2E、2F 筐体
3、3A、3B、3C、3D、3E、3F 駆動ユニット
4、4A、4B、4C、4D、4E、4F 第1可動部
5a、7a 内周部
5b 外周部
5c 変形アーム
5d 接続孔
6、6A、6B、6C、6E、6E、6F 第2可動部
7b 外側固定部
7c 変形アーム部
7d 開口部
22、22A、22C、22D、22E、22F 筐体本体
24、24A、24C、24D、24E、24F 板部
26、26A 開口部
40、40A、40B、40C、40D、40E、40F マグネット部
41、41E、41F、412、413 マグネット
42、42E、42F、43、43E、43F、422、423、424 ヨーク
44、44B、44C、44E、44F、45、45B、45C、45E、45F 錘部
441、451 貫通孔(開口部)
46、47、462、472 スリーブ(ばね止め部)
46A、46B、46C、46E、46F、47A、47B、47C、47E、47F ばね止め部
48、48B、48C、48E、49、49B、4C、49E ばね固定部
52、52A、52B、52C、52E、52F、54、54A、54B、54C、54E、54F、 第1弾性支持部
61、61A、61B、61C、61D、61E、61F コイル部
63、63B、63C、63E、63F コイル保持部
65、65B、65C、65E、65F アウターヨーク
67 端子絡げ部
72、72A、72B、72C、72E、72F、74、74A、74B、74C、74E、74F 第2弾性支持部
464、474 補助スリーブ
501 外周固定部
502 第1可動部固定部
503 第2可動部固定部
612、612E、612F、614、614E、614F、616、617、618 コイル
632 筒状本体部
634 中央フランジ部
636、636B、638B 端フランジ部
639 溝部
652、652B、652C、652E、654、654B、654C、654E、654F 分割体
655 分割体本体
656 開口部
672 部分
4101 表面
4102 裏面
6362、6362B、6382、6382B ガイド
Claims (13)
- 筐体と、
マグネット部を有し、前記マグネット部の軸方向で離間する両端部に接合された第1弾性支持部を介して前記筐体内で前記軸方向に沿う振動方向において往復移動自在に配置される第1可動部と、
前記マグネット部を囲むように前記マグネット部と同軸で配置されるコイル部を有し、前記コイル部の軸方向で離間する両端部で接合された第2弾性支持部を介して前記筐体内且つ前記第1可動部の外周で前記振動方向において往復移動自在に配置される第2可動部と、
を有し、
前記コイル部への通電により、前記第1可動部及び前記第2可動部を駆動して振動を発生させる、
振動アクチュエーター。 - 前記第1可動部及び前記第2可動部は同時に各々駆動して移動する、
請求項1記載の振動アクチュエーター。 - 前記第1可動部の前記両端部は、前記第2弾性支持部を挿通して、前記第2可動部の前記両端部よりも前記振動方向外方に突出した位置に配置され、前記第1弾性支持部に接合されている、
請求項1または2記載の振動アクチュエーター。 - 前記第1弾性支持部は、前記両端部のそれぞれに、前記軸方向で間隔を空けて前記第1可動部を前記軸方向に往復移動自在に取り付けられた複数のバネ材からなる、
請求項3記載の振動アクチュエーター。 - 前記第1弾性支持部及び前記第2弾性支持部は、同一の弾性支持部であり、
前記同一の弾性支持部は、弾性変形により前記第1可動部及び前記第2可動部を夫々独立して往復移動自在に支持する、
請求項1または2記載の振動アクチュエーター。 - 前記第1可動部及び前記第1弾性支持部を含む第1の振動系の第1共振周波数は、前記第2可動部及び前記第2弾性支持部を含む第2の振動系の第2共振周波数よりも小さい、
請求項1から5のいずれか一項に記載の振動アクチュエーター。 - 前記第1可動部及び前記第2可動部は、前記第1共振周波数と第2共振周波数との間の帯域で、同位相でそれぞれ往復移動する、
請求項6記載の振動アクチュエーター。 - 前記マグネット部は、1つのマグネットと、前記マグネットの軸方向の両端面にそれぞれ設けられたヨークと、を有し、
前記コイル部は、前記ヨークのそれぞれを囲む位置に配置される一対のコイルを有する、
請求項1から7のいずれか一項に記載の振動アクチュエーター。 - 前記マグネット部は、同磁極を突き合わせて配置した2つのマグネットを有し、
前記コイル部は、前記2つのマグネットの突き合わせた部位を囲む位置に配置された一つのコイルを含む、
請求項1から7のいずれか一項に記載の振動アクチュエーター。 - 前記第1可動部は、前記マグネット部の軸方向の両側にそれぞれ固定された錘部を有する、
請求項1から9のいずれか一項に記載の振動アクチュエーター。 - 前記錘部は、中央に開口部を有する環状体であり、
前記開口部で前記錘部と接合され、前記第2可動部の前記振動方向外方に向かって突出して配置され、且つ、前記両端部のそれぞれを構成し、第1弾性支持部に接合される一対のばね止め部が設けられている、
請求項10記載の振動アクチュエーター。 - 前記第1可動部の前記両端部は、前記マグネット部の軸方向両側から前記第2可動部の両端部の前記振動方向外方に向かってそれぞれ突出して配置され、前記1対の第1弾性支持部に接合された一対のばね止め部を含む、
請求項1から9のいずれか一項に記載の振動アクチュエーター。 - 前記第2可動部は、前記コイル部を囲むアウターヨークを有する、
請求項1から12のいずれか一項に記載の振動アクチュエーター。
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