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JP7728664B2 - 低温焼付け対応レジストインキ - Google Patents
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JP7728664B2 - 低温焼付け対応レジストインキ - Google Patents

低温焼付け対応レジストインキ

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JP7728664B2 JP2021116980A JP2021116980A JP7728664B2 JP 7728664 B2 JP7728664 B2 JP 7728664B2 JP 2021116980 A JP2021116980 A JP 2021116980A JP 2021116980 A JP2021116980 A JP 2021116980A JP 7728664 B2 JP7728664 B2 JP 7728664B2
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Description

本発明は、金属箔から回路パターン状の回路基板を作成する際に用いる低温焼付け対応レジストインキに関する。
近年世界各国の物流管理システムとして、商品の情報管理や盗難防止を目的としたID情報を埋め込んだICタグから、電磁界や電波などを用いた近距離の無線通信によって情報をやりとりする「RFID(Radio Frequency Identifier)方式」が広く普及されつつある。
日本国内では交通系のICカードに使用されたり、商品や食品に電子情報を登録したRFタグを貼り、専用のリーダーで内容を読み込んで商品管理に活用する等、年々その需要は拡大しつつある。これらの方式は専用のICタグを使用しており、このICタグ製造時にレジストインキが使用される。
ICタグは一般的に金属箔にレジストインキで回路パターンとなるコイル状のマスキング印刷を行い、必要に応じて印刷部の紫外線硬化や熱硬化を経て、酸性のエッチング液に浸漬させ回路パターンとして不要な部分をエッチング除去しコイルを作成し、必要とされる回路パターンを作成する(例えば、特許文献1:特開2015-65384)。
更に、アルカリ性のエッチング液に浸漬させ、レジストとしての役目を終えたレジストインキ被膜を剥がす工程を要する場合も生じる。
またエッチングの際のレジストとなる印刷皮膜を熱硬化するタイプでは、通常オーブンを用いて130℃~150℃の焼付けを要する事から、省エネ・コスト削減の観点から、焼付け温度の低温化が望まれている。一方でオーブン温度が低温であっても回路となる金属箔との密着性、及び耐酸性エッチング性を兼備できる低温焼付け対応レジストインキが公開されている(例えば、特許文献1:WO2017/073309A1)。
焼付け温度を下げると、基材の金属箔と印刷皮膜の密着性が低下する傾向にあり、例えば酸性エッチング工程にて耐酸性エッチング性が低下する弊害が発生する傾向が見られる上、さらにアルカリ液でレジストインキ被膜を剥離する工程においてはアルカリ可溶性も兼備する事が望まれる。オーブン温度90~120℃の低温条件下においても、金属箔との密着性、耐酸性エッチング性、及びアルカリ可溶性を兼備する事が低温焼付け対応レジストインキに望まれるものであり、前記従来技術では密着性、レジスト皮膜の強度の目安となる耐スクラッチ性、耐酸性エッチング性、及びアルカリ可溶性を兼備するに決して十分であるとは言えない。
特開2015-65384公報 WO2017/073309A1公報
本発明は、オーブン温度が低温であっても回路となる金属箔との密着性、耐スクラッチ性、耐酸性エッチング性、及びアルカリ可溶性を兼備できる低温焼付け対応レジストインキを提供することを目的とする。
本発明者らは、前記した課題を解決するために鋭意研究を重ねた結果、低温焼付け対応レジストインキにおいて、特定のアクリル樹脂、特定量の着色顔料、及びポリエステルポリカルボン酸を必須成分として含有することが課題解決に有効であることを見出した。
即ち、本発明は、アクリル樹脂、着色顔料、及びポリエステルポリカルボン酸を含有するレジストインキであって、前記アクリル樹脂の重量平均分子量が1500~50000、ガラス転移温度60~90℃、且つ酸価が70~250mgKOH/gであり、前記着色顔料をインキ固形分全量の3~15質量%含有することを特徴とする低温焼付け対応レジストインキを提供する。
また、本発明は、前記ポリエステルポリカルボン酸に対する前記着色顔料の質量比率が1:20~1:2の範囲である低温焼付け対応レジストインキを提供する。
また、本発明は、前記ポリエステルポリカルボン酸の酸価が、1~150mgKOH/gの範囲である低温焼付け対応レジストインキを提供する。
また、本発明は、前記着色顔料が酸化チタンである低温焼付け対応レジストインキを提供する。
また、本発明は、金属箔にレジストインキで印刷を行う工程と、印刷する事で形成したレジストインキの皮膜を80℃以上に加熱硬化させる工程と、硬化したレジストインキ被膜の上から酸性エッチング液でエッチングする工程と、アルカリ液でレジストインキ被膜を剥離する工程とをこの順に有するレジスト印刷物の製造方法であって、
前記レジストインキが低温焼付け対応レジストインキであり、金属箔への印刷されたインキ量が約0.5~3g/mであることを特徴とするレジスト印刷物の製造方法を提供する。
本発明により、オーブン温度が低温であっても回路となる金属箔との密着性、耐スクラッチ性、耐酸性エッチング性、及びアルカリ可溶性を兼備する低温焼付け対応レジストインキが得られる。
本発明について詳細に説明する。なお以下の説明で用いる「インキ」とは全て「レジストインキ」を示す。また「部」とは全て「質量部」を、「%」はとは全て「質量%」を示す。
本発明の低温焼付け対応レジストインキは、アクリル樹脂、着色顔料、及びポリエステルポリカルボン酸を含有するレジストインキであって、前記アクリル樹脂の重量平均分子量が1500~50000、ガラス転移温度60~90℃、且つ酸価が70~250mgKOH/gであり、前記着色顔料をインキ固形分全量の3~10質量%含有することを特徴とするものである。
尚、前記の「低温焼付け」の為の温度領域としては、一般的焼付けオーブン温度130~150℃に対して、90~120℃の領域を示す。
本発明のレジストインキは、具体的には前記アクリル樹脂を含有するバインダー樹脂を酢酸エチル、メチルエチルケトン、トルエンなど各種有機溶剤に溶解させる。前記バインダー樹脂及び上記各種有機溶剤で着色顔料を練肉し、インキを作成する。上記インキに着色顔料、各種添加剤を投入し更に攪拌することで十分分散されたレジストインキを得る。
(アクリル樹脂)
本発明で使用するアクリル樹脂としては、重量平均分子量1500~50000、ガラス転移温度60~90℃、且つ酸価が70~250mgKOH/gである事を必須とする。
重量平均分子量が1500以上であればアルカリ可溶性を保ちつつ、密着性、耐酸性も保持される傾向となる。重量平均分子量が50000以下であれば、アルカリ可溶性を保ちつつ耐酸性が保持でき、レジストインキとしての粘度調整や分散性が好適に保持される傾向となる。
また、ガラス転移温度が60℃以上であればアルカリ可溶性を保ちつつ、密着性、耐スクラッチ性、耐酸性も保持される傾向となる。ガラス転移温度が250℃以下であれば、レジストインキの硬化被膜のひび割れを抑制できる傾向となる。
また、酸価が70mgKOH/g以上であれば、アルカリ可溶性を保ちつつ、密着性、及び特に90℃と言った低温焼付け条件下での耐酸性も保持される傾向となる。
酸価が250mgKOH/g以下であれば、アルカリ可溶性を保ちつつ、密着性、耐酸性も保持される傾向となる。
また、前記アクリル樹脂の総計がインキ固形分全量の60~95質量%、より好ましくは70~90質量%、更に好ましくは80~90質量%の範囲である。
前記アクリル樹脂としては、(メタ)アクリル酸エステルを主成分とする重合性モノマーが共重合したものであれば特段限定されない。重合性モノマーとしては例えば、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、プロピル(メタ)アクリレート、n-ブチル(メタ)アクリレート、iso-ブチル(メタ)アクリレート、2-エチルヘキシル(メタ)アクリレート、n-オクチル(メタ)アクリレート、iso-オクチル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレート、iso-ノニル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、ベンジル(メタ)アクリレート、メトキシエチル(メタ)アクリレート、エトキシエチル(メタ)アクリレート、フェノキシエチル(メタ)アクリレート等が挙げられる。重合法も特に限定なく公知の塊状重合、溶液重合、乳化重合、懸濁重合法等で得たものを使用することができる。
(ポリエステルポリカルボン酸)
本発明の低温焼付け対応レジストインキは、ポリエステルポリカルボン酸を含有する事を必須とする。
前記ポリエステルポリカルボン酸は、例えば、多塩基酸類と、多価アルコールとの反応により得ることができる。
多塩基酸類としては、例えば、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、メチルコハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、その他の脂肪族ジカルボン酸(炭素数11~13)、水添ダイマー酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、オルソフタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、トルエンジカルボン酸、ダイマー酸、ヘット酸などのジカルボン酸、および、それらジカルボン酸のアルキルエステルが挙げられる。
また、多塩基酸類には、上記例示のカルボン酸から誘導される酸無水物、例えば、無水シュウ酸、無水コハク酸、無水マレイン酸、無水フタル酸、無水2-アルキル(炭素数12~18)コハク酸、無水テトラヒドロフタル酸、無水トリメリット酸などが含まれる。
更に、多塩基酸類には、上記例示のカルボン酸などから誘導される酸ハライド、例えば、シュウ酸ジクロライド、アジピン酸ジクロライド、セバチン酸ジクロライドなどが含まれる。
これら多塩基酸類は、単独使用または2種類以上併用することができる。好ましくは、ジカルボン酸およびそのアルキルエステルが挙げられる。
多価アルコールとしては、例えば、ヒドロキシル基を2つ有するジオール、ヒドロキシル基を3つ以上有するポリオールが挙げられる。
ジオールとして、例えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、トリメチレングリコール、1,4-ブチレングリコール、1,3-ブチレングリコール、1,2-ブチレングリコール、1,5-ペンタンジオール、3-メチル-1,5-ペンタンジオール、2,2-ジメチル-1,3-プロパンジオール、ネオペンチルグリコール、1,6-ヘキサンジオール、2,5-ヘキサンジオール、2,2-ジエチル-1,3-プロパンジオール、3,3-ジメチロールヘプタン、2-エチル-2-ブチル-1,3-プロパンジオール、1,12-ドデカンジオール、1,18-オクタデカンジオールなどのC2-22アルカンジオール、例えば、2-ブテン-1,4-ジオール、2,6-ジメチル-1-オクテン-3,8-ジオールなどのアルケンジオールなどの脂肪族ジオールが挙げられる。
また、ジオールとして、例えば、1,4-シクロヘキサンジオール、1,4-シクロヘキサンジメタノール、水添ビスフェノールAまたはそのC2-4アルキレンオキサイド付加体などの脂環族ジオールが挙げられる。
また、ジオールとして、例えば、レゾルシン、キシリレングリコール、ビスヒドロキシエトキシベンゼン、ビスヒドロキシエチレンテレフタレート、ビスフェノールA、ビスフェノールS、ビスフェノールF、これらビスフェノール類のC2-4アルキレンオキサイド付加体などの芳香族ジオールが挙げられる。
更に、ジオールとして、例えば、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリエチレンポリプロピレンブロックグリコール、ポリテトラメチレンエーテルグリコールなどのポリエーテルジオールが挙げられる。
ヒドロキシル基を3つ以上有するポリオールとして、例えば、グリセリン、2-メチル-2-ヒドロキシメチル-1,3-プロパンジオール、2,4-ジヒドロキシ-3-ヒドロキシメチルペンタン、1,2,6-ヘキサントリオール、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、2-メチル-2-ヒドロキシメチル-1,3-プロパンジオール、2,4-ジヒドロキシ-3-(ヒドロキシメチル)ペンタン、2,2-ビス(ヒドロキシメチル)-3-ブタノールおよびその他の脂肪族トリオール(炭素数8~24)などのトリオール、例えば、テトラメチロールメタン、ペンタエリスリトール、ジペンタエリスリトール、D-ソルビトール、キシリトール、D-マンニトール、D-マンニットなどのヒドロキシル基を4つ以上有するポリオールなどが挙げられる。
本発明で使用するポリエステルポリカルボン酸としては、中でも多塩基酸類であるアジピン酸とヒドロキシル基を3つ以上有するポリオールであるトリメチロールプロパンとの反応物であるものがより好ましい。
これら多価アルコールは、単独使用または2種類以上併用することができる。好ましくは、ジオールが挙げられる。
そして、ポリエステルポリカルボン酸は、多塩基酸類と多価アルコールとを、多塩基酸類の酸基(カルボキシル基、カルボン酸エステル、酸無水物基、酸ハライド)が多価アルコールのヒドロキシル基より過剰となる割合(COOH/OHが1.0を超過する割合、好ましくは、1.01~2.10の割合)で配合して、それらをエステル化反応させることにより、得ることができる。
エステル化反応は、例えば、縮合反応またはエステル交換反応であり、公知の条件でよく、例えば、常圧、不活性ガス雰囲気とし、その反応温度が100~250℃で、その反応時間が1~50時間であり、必要により、触媒(有機錫触媒、有機チタン触媒、アミン触媒、後述するアルカリ金属塩やアルカリ土類金属塩など)や溶媒などを用いることができる。
このようにして得られるポリエステルポリカルボン酸は、その数平均分子量が200~20000であり、好ましくは500~10000である。また、その酸価が、1~150mgKOH/gであり、より好ましくは5~100mgKOH/gであり、更に好ましくは10~50mgKOH/gである。
また、前記ポリエステルポリカルボン酸に対する着色顔料の質量比率が1:20~1:2の範囲である事が好ましく、より好ましくは1:10~1:5である。
(着色顔料)
本発明の低温焼付け対応レジストインキに用いる着色顔料としては、一般のインキ、塗料、及び記録剤などに使用されている無機顔料、有機顔料を挙げることができる。有機顔料としては、溶性アゾ系、不溶性アゾ系、アゾ系、フタロシアニン系、ハロゲン化フタロシアニン系、アントラキノン系、アンサンスロン系、ジアンスラキノニル系、アンスラピリミジン系、ペリレン系、ペリノン系、キナクリドン系、チオインジゴ系、ジオキサジン系、イソインドリノン系、キノフタロン系、アゾメチンアゾ系、フラバンスロン系、ジケトピロロピロール系、イソインドリン系、インダンスロン系、カーボンブラック系などの顔料が挙げられる。また、例えば、カーミン6B、レーキレッドC、パーマネントレッド2B、ジスアゾイエロー、ピラゾロンオレンジ、カーミンFB、クロモフタルイエロー、クロモフタルレッド、フタロシアニンブルー、フタロシアニングリーン、ジオキサジンバイオレット、キナクリドンマゼンタ、キナクリドンレッド、インダンスロンブルー、ピリミジンイエロー、チオインジゴボルドー、チオインジゴマゼンタ、ペリレンレッド、ペリノンオレンジ、イソインドリノンイエロー、アニリンブラック、ジケトピロロピロールレッド、昼光蛍光顔料等が挙げられる。また未酸性処理顔料、酸性処理顔料のいずれも使用することができる。以下に有機顔料として好ましいものの具体的な例を挙げる。
黒色顔料としては、例えばC.I.ピグメントブラック1、C.I.ピグメントブラック6、C.I.ピグメントブラック7、C.I.ピグメントブラック9、C.I.ピグメントブラック20等が挙げられる。
藍色顔料としては、例えばC.I.ピグメントブルー15、C.I.ピグメントブルー15:1、C.I.ピグメントブルー15:2、C.I.ピグメントブルー15:3、C.I.ピグメントブルー15:4、C.I.ピグメントブルー15:5、C.I.ピグメントブルー15:6、C.I.ピグメントブルー16、C.I.ピグメントブルー17:1、C.I.ピグメントブルー22、C.I.ピグメントブルー24:1、C.I.ピグメントブルー25、C.I.ピグメントブルー26、C.I.ピグメントブルー60、C.I.ピグメントブルー61、C.I.ピグメントブルー62、C.I.ピグメントブルー63、C.I.ピグメントブルー64、C.I.ピグメントブルー75、C.I.ピグメントブルー79、C.I.ピグメントブルー80などが挙げられる。
緑色顔料としては、例えばC.I.ピグメントグリーン1、C.I.ピグメントグリーン4、C.I.ピグメントグリーン7、C.I.ピグメントグリーン8、C.I.ピグメントグリーン10、C.I.ピグメントグリーン36などが挙げられる。
赤色顔料としては、例えばC.I.ピグメントレッド1、C.I.ピグメントレッド2、C.I.ピグメントレッド3、C.I.ピグメントレッド4、C.I.ピグメントレッド5、C.I.ピグメントレッド6、C.I.ピグメントレッド7、C.I.ピグメントレッド8、C.I.ピグメントレッド9、C.I.ピグメントレッド10、C.I.ピグメントレッド11、C.I.ピグメントレッド12、C.I.ピグメントレッド15、C.I.ピグメントレッド16、C.I.ピグメントレッド17、C.I.ピグメントレッド18、C.I.ピグメントレッド19、C.I.ピグメントレッド20、C.I.ピグメントレッド21、C.I.ピグメントレッド22、C.I.ピグメントレッド23、C.I.ピグメントレッド31、C.I.ピグメントレッド32、C.I.ピグメントレッド38、C.I.ピグメントレッド41、C.I.ピグメントレッド43、C.I.ピグメントレッド46、C.I.ピグメントレッド48、C.I.ピグメントレッド48:1、C.I.ピグメントレッド48:2、C.I.ピグメントレッド48:3、C.I.ピグメントレッド48:4、C.I.ピグメントレッド48:5、C.I.ピグメントレッド48:6、C.I.ピグメントレッド49、C.I.ピグメントレッド49:1、C.I.ピグメントレッド49:2、C.I.ピグメントレッド49:3、C.I.ピグメントレッド52、C.I.ピグメントレッド52:1、C.I.ピグメントレッド52:2、C.I.ピグメントレッド53、C.I.ピグメントレッド53:1、C.I.ピグメントレッド53:2、C.I.ピグメントレッド53:3、C.I.ピグメントレッド54、C.I.ピグメントレッド57、C.I.ピグメントレッド57:1、C.I.ピグメントレッド58、C.I.ピグメントレッド58:1、C.I.ピグメントレッド58:2、C.I.ピグメントレッド58:3、C.I.ピグメントレッド58:4、C.I.ピグメントレッド60:1、C.I.ピグメントレッド63、C.I.ピグメントレッド63:1、C.I.ピグメントレッド63:2、C.I.ピグメントレッド63:3、C.I.ピグメントレッド64:1、C.I.ピグメントレッド68、C.I.ピグメントレッド68、C.I.ピグメントレッド81:1、C.I.ピグメントレッド83、C.I.ピグメントレッド88、C.I.ピグメントレッド89、C.I.ピグメントレッド95、C.I.ピグメントレッド112、C.I.ピグメントレッド114、C.I.ピグメントレッド119、C.I.ピグメントレッド122、C.I.ピグメントレッド123、C.I.ピグメントレッド136、C.I.ピグメントレッド144、C.I.ピグメントレッド146、C.I.ピグメントレッド147、C.I.ピグメントレッド149、C.I.ピグメントレッド150、C.I.ピグメントレッド164、C.I.ピグメントレッド166、C.I.ピグメントレッド168、C.I.ピグメントレッド169、C.I.ピグメントレッド170、C.I.ピグメントレッド171、C.I.ピグメントレッド172、C.I.ピグメントレッド175、C.I.ピグメントレッド176、C.I.ピグメントレッド177、C.I.ピグメントレッド178、C.I.ピグメントレッド179、C.I.ピグメントレッド180、C.I.ピグメントレッド181、C.I.ピグメントレッド182、C.I.ピグメントレッド183、C.I.ピグメントレッド184、C.I.ピグメントレッド185、C.I.ピグメントレッド187、C.I.ピグメントレッド188、C.I.ピグメントレッド190、C.I.ピグメントレッド192、C.I.ピグメントレッド193、C.I.ピグメントレッド194、C.I.ピグメントレッド200、C.I.ピグメントレッド202、C.I.ピグメントレッド206、C.I.ピグメントレッド207、C.I.ピグメントレッド208、C.I.ピグメントレッド209、C.I.ピグメントレッド210、C.I.ピグメントレッド211、C.I.ピグメントレッド213、C.I.ピグメントレッド214、C.I.ピグメントレッド216、C.I.ピグメントレッド215、C.I.ピグメントレッド216、C.I.ピグメントレッド220、C.I.ピグメントレッド221、C.I.ピグメントレッド223、C.I.ピグメントレッド224、C.I.ピグメントレッド226、C.I.ピグメントレッド237、C.I.ピグメントレッド238、C.I.ピグメントレッド239、C.I.ピグメントレッド240、C.I.ピグメントレッド242、C.I.ピグメントレッド245、C.I.ピグメントレッド247、C.I.ピグメントレッド248、C.I.ピグメントレッド251、C.I.ピグメントレッド253、C.I.ピグメントレッド254、C.I.ピグメントレッド255、C.I.ピグメントレッド256、C.I.ピグメントレッド257、C.I.ピグメントレッド258、C.I.ピグメントレッド260、C.I.ピグメントレッド262、C.I.ピグメントレッド263、C.I.ピグメントレッド264、C.I.ピグメントレッド266、C.I.ピグメントレッド268、C.I.ピグメントレッド269、C.I.ピグメントレッド270、C.I.ピグメントレッド271、C.I.ピグメントレッド272、C.I.ピグメントレッド279、などが挙げられる。
紫色顔料としては、例えばC.I.ピグメントバイオレット1、C.I.ピグメントバイオレット2、C.I.ピグメントバイオレット3、C.I.ピグメントバイオレット3:1、C.I.ピグメントバイオレット3:3、C.I.ピグメントバイオレット5:1、C.I.ピグメントバイオレット13、C.I.ピグメントバイオレット19(γ型、β型)、C.I.ピグメントバイオレット23、C.I.ピグメントバイオレット25、C.I.ピグメントバイオレット27、C.I.ピグメントバイオレット29、C.I.ピグメントバイオレット31、C.I.ピグメントバイオレット32、C.I.ピグメントバイオレット36、C.I.ピグメントバイオレット37、C.I.ピグメントバイオレット38、C.I.ピグメントバイオレット42、C.I.ピグメントバイオレット50、などが挙げられる。
黄色顔料としては、例えばC.I.ピグメントイエロー1、C.I.ピグメントイエロー3、C.I.ピグメントイエロー12、C.I.ピグメントイエロー13、C.I.ピグメントイエロー14、ピグメントイエロー17、C.I.ピグメントイエロー24、C.I.ピグメントイエロー42、C.I.ピグメントイエロー55、C.I.ピグメントイエロー62、C.I.ピグメントイエロー65、C.I.ピグメントイエロー74、C.I.ピグメントイエロー83、C.I.ピグメントイエロー86、C.I.ピグメントイエロー93、C.I.ピグメントイエロー94、C.I.ピグメントイエロー95、C.I.ピグメントイエロー109、C.I.ピグメントイエロー110、C.I.ピグメントイエロー117、C.I.ピグメントイエロー120、ピグメントイエロー125、C.I.ピグメントイエロー128、C.I.ピグメントイエロー129、C.I.ピグメントイエロー137、C.I.ピグメント、イエロー138、C.I.ピグメントイエロー139、C.I.ピグメントイエロー147、C.I.ピグメントイエロー148、C.I.ピグメントイエロー150、C.I.ピグメントイエロー151、C.I.ピグメントイエロー153、C.I.ピグメントイエロー154、C.I.ピグメントイエロー155、C.I.ピグメントイエロー166、C.I.ピグメントイエロー168、C.I.ピグメントイエロー174、C.I.ピグメントイエロー180、C.I.ピグメントイエロー185およびC.I.ピグメントイエロー213等が挙げられる。
橙色顔料としては、例えばC.I.ピグメントオレンジ5、C.I.ピグメントオレンジ13、C.I.ピグメントオレンジ16、C.I.ピグメントオレンジ34、C.I.ピグメントオレンジ36、C.I.ピグメントオレンジ37、C.I.ピグメントオオレンジ38、C.I.ピグメントオレンジ43、C.I.ピグメントオレンジ51、C.I.ピグメントレンジ55、C.I.ピグメントオレンジ59、C.I.ピグメントオレンジ61、C.I.ピグメントオレンジ64、C.I.ピグメントオレンジ71、又はC.I.ピグメントオレンジ74などが挙げられる。
茶色顔料としては、例えばC.I.ピグメントブラウン23、C.I.ピグメントブラウン25、又はC.I.ピグメントブラウン26などが挙げられる。
中でも、好ましい顔料として、黒色顔料としてC.I.ピグメントブラック7、
藍色顔料としてC.I.ピグメントブルー15、C.I.ピグメントブルー15:1、C.I.ピグメントブルー15:2、C.I.ピグメントブルー15:3、C.I.ピグメントブルー15:4、C.I.ピグメントブルー15:6、
緑色顔料としてC.I.ピグメントグリーン7、
赤色顔料としてC.I.ピグメントレッド57:1、C.I.ピグメントレッド48:1、C.I.ピグメントレッド48:2、C.I.ピグメントレッド48:3、C.I.ピグメントレッド146、C.I.ピグメントレッド242、C.I.ピグメントレッド185、C.I.ピグメントレッド122、C.I.ピグメントレッド178、C.I.ピグメントレッド149、C.I.ピグメントレッド144、C.I.ピグメントレッド166、
紫色顔料としてC.I.ピグメントバイオレット23、C.I.ピグメントバイオレット37、
黄色顔料としてC.I.ピグメントイエロー83、C.I.ピグメントイエロー14、C.I.ピグメントイエロー180、C.I.ピグメントイエロー139、
橙色顔料としてC.I.ピグメントオレンジ38、C.I.ピグメントオレンジ13、C.I.ピグメントオレンジ34、C.I.ピグメントオレンジ64、
等が挙げられ、これらの群から選ばれる少なくとも一種または二種以上を使用することが好ましい。
無機顔料としては、酸化チタン、酸化亜鉛、硫化亜鉛、硫酸バリウム、炭酸カルシウム、酸化クロム、シリカ、リトボン、アンチモンホワイト、石膏などの白色無機顔料が挙げられる。無機顔料の中では酸化チタンの使用が特に好ましい。酸化チタンは白色を呈し、着色力、隠ぺい力、耐薬品性、耐候性の点から好ましく、中でも、良好な分散性が得られる事から該酸化チタンはシリカおよび/またはアルミナ処理を施されているものが好ましい。
シリカとアルミナで表面処理された酸化チタンにおいて、酸化チタンとしては、公知のルチル型・アナターゼ型の二酸化チタンが使用でき、より好ましくはルチル型二酸化チタンである。
また前記酸化チタンの平均粒径としては、100~500nmのものを使用することが好ましく、150~400nmのものを使用することがより好ましい。平均粒径が100nm以下であると分散安定性はより実現し易くなるものの、白色度が低下しカラーICチップ向けとして彩色制御がしにくい一方、平均粒径が500nm以上になるとインキ塗膜の平滑性や見た目の光沢性が低下する傾向にある。粒径について実用的には200~300nmが更により好ましい。
なお原料としての酸化チタンの平均粒径は電子顕微鏡写真により20個の粒径測定を行って平均をとったものとする。
シリカとアルミナで表面処理された酸化チタンにおいて、一般にシリカは、酸化チタン表面の酸・塩基の状態を調整する目的や、得られたインキ・塗料皮膜の耐久性を付与するために使用され、アルミナは分散時の酸化チタンの濡れを改良するために使用される。また酸化チタンの表面処理方法としては、水系処理、気相処理等が挙げられる。シリカとアルミナの処理量の比率は、分散安定性の観点から、アルミナ処理量の比率が35質量%以上、80質量%以下であることが好ましい。また、酸化チタンに対する該無機物の量は必ずしも限定されないが、一般的には酸化チタン100部に対して30部以下である。
シリカとアルミナで表面処理された酸化チタンは、市販品を使用してもよく、例えば、石原産業(株)、テイカ(株)等の酸化チタン製造メーカーより市販されている。例えば、アルミナ処理量に比較してシリカ処理量の多い品種、シリカ処理量に比較してアルミナ処理量の多い品種が市販され、アルミナによる処理量が上記比率の範囲に入る酸化チタンも入手することができる。
白色以外の無機顔料としては、例えば、アルミニウム粒子、マイカ(雲母)、ブロンズ粉、クロムバーミリオン、黄鉛、カドミウムイエロー、カドミウムレッド、群青、紺青、ベンガラ、黄色酸化鉄、鉄黒、ジルコンが挙げられ、アルミニウムは粉末またはペースト状であるが、取扱い性および安全性の面からペースト状で使用するのが好ましく、リーフィングまたはノンリーフィングを使用するかは輝度感および濃度の点から適宜選択される。
本発明の低温焼付け対応レジストインキで使用する着色顔料は、前記有機顔料、無機顔料を問わずレジスト被膜を形成した際の耐エッチング性を十分に保持する観点から、レジストインキ全量の5質量%以上、適度なインキ粘度やインキ製造時・印刷時の作業効率の観点から30質量%以下が好ましく、レジストインキ固形分全量の3~15質量%含有することが好ましい。
本発明の低温焼付け対応レジストインキに使用し得る溶剤としては、特に制限はないが、たとえばトルエン、キシレン、ソルベッソ#100、ソルベッソ#150等の芳香族炭化水素系、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、デカン等の脂肪族炭化水素系、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸イソプロピル、酢酸ブチル、酢酸アミル、ギ酸エチル、プロピオン酸ブチル等のエステル系の各種有機溶剤が挙げられる。また水混和性有機溶剤としてメタノール、エタノール、イソプロピルアルコール、n-ブタノール等のアルコール系、アセトン、メチルエチルケトン、シクロハキサノン等のケトン系、エチレングリコール(モノ,ジ)メチルエーテル、エチレングリコール(モノ,ジ)エチルエーテル、エチレングリコールモノプロピルエーテル、エチレングリコールモノイソプロピルエーテル、モノブチルエーテル、ジエチレングリコール(モノ,ジ)メチルエーテル、ジエチレングリコール(モノ,ジ)エチルエーテル、ジエチレングリコールモノイソプロピルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、トリエチレングリコール(モノ,ジ)メチルエーテル、プロピレングリコール(モノ,ジ)メチルエーテル、プロピレングリコールモノプロピルエーテル、プロピレングリコールモノブチルエーテル、ジプロピレングリコール(モノ,ジ)メチルエーテル等のグリコールエーテル系の各種有機溶剤が挙げられる。中でもポリエステル樹脂への溶解性の観点から、トルエン/イソプロピルアルコール/メチルエチルケトンの混合液がより好ましい。
本発明では更に必要に応じて、体質顔料、顔料分散剤、レベリング剤、消泡剤、ワックス、可塑剤、赤外線吸収剤、紫外線吸収剤、芳香剤、難燃剤なども含むこともできる。
前記着色顔料の粒度分布は、分散機の粉砕メディアのサイズ、粉砕メディアの充填率、分散処理時間、顔料分散体の吐出速度、顔料分散体の粘度などを適宜調節することにより、調整することができる。分散機としては、一般に使用される、例えば、ローラーミル、ボールミル、ペブルミル、アトライター、サンドミルなどを用いることができる。インキ中に気泡や予期せずに粗大粒子などが含まれる場合は、印刷物品質を低下させるため、濾過などにより取り除くことが好ましい。濾過器は従来公知のものを使用することができる。
本発明の低温焼付け対応レジストインキの印刷対象となる金属箔は、予めポリエステル樹脂フィルム等のプラスチックフィルムに貼合せてある場合と、印刷、腐食、回路成形後に各種樹脂フィルムと貼合せる両方の方法がありうる。いずれにしてもレジストインキとの接着面は金属箔である。金属箔の厚み、並びに貼合せるプラスチックフィルムの厚みはその用途に応じて数μm~数十μmと様々である。
本発明を実施例によりさらに具体的に説明する。以下、「部」及び「%」は、いずれも質量基準によるものとする。
なお、本発明におけるGPC(ゲルパーミエーションクロマトグラフィー)による重量平均分子量(ポリスチレン換算)Mwの測定は東ソー(株)社製HLC8220システムを用い以下の条件で行った。
分離カラム:東ソー(株)製TSKgelGMHHR-Nを4本使用。カラム温度:40℃。移動層:和光純薬工業(株)製テトラヒドロフラン。流速:1.0ml/分。試料濃度:1.0重量%。試料注入量:100マイクロリットル。検出器:示差屈折計。
また、ガラス転移温度(Tg)の測定は、示差走査熱量計(株式会社TAインスツルメント製「DSC Q100」)を用い、窒素雰囲気下、冷却装置を用い温度範囲-80~450℃、昇温温度10℃/分の条件で走査を実施した。
アクリル樹脂、及びポリエステルポリカルボン酸の酸価については、各々固形分1g中に含まれる酸性成分を中和するのに要する水酸化カリウムのミリグラム数を示すものであり、JIS K2501に準じた水酸化カリウム・エタノール溶液による電位差滴定から算出した。
[実施例1]
重量平均分子量36,000、ガラス転移温度80℃、酸価102mgKOH/gである市販品のアクリル樹脂(A)を60部、ルチル型硫酸法酸化チタン(平均粒子径0.27μm 吸油量23)を7部、ポリエステルポリカルボン酸を0.4部、トルエン11部、メチルエチルケトン12.5部、イソプロピルアルコール9部、フッ素変性シリコーン消泡剤0.1部の計100部を混合攪拌し白色レジストインキを作製した。
得られたレジストインキに、前記トルエン/メチルエチルケトン/イソプロピルアルコール(質量比で50/30/20の混合液)を更に加え、粘度がザーンカップ#3(離合社製)で18秒(25℃)に調整し、金属箔(サイズ:縦20cm×横10cm)に、ヘリオダイレクト彫刻グラビア凹版(225線/inch)を備えたグラビア校正機を用い、塗膜量が2.7g/mになる様、全面ベタで2度刷りを行った。
[実施例2~20]
表1~6に示す組成配合により、実施例2~20と比較例1~9について、実施例1と同様にレジストインキを作成し粘度調整した後、同じ要領で金属箔にベタ刷りを行った。
実施例6~10については、アクリル樹脂(A)の代わりに、重量平均分子量12,500、ガラス転移温度73℃、酸価213mgKOH/gである市販品のアクリル樹脂(B)を60部添加した。
実施例11~15については、アクリル樹脂(A)の代わりに、重量平均分子量8,500、ガラス転移温度65℃、酸価105mgKOH/gである市販品のアクリル樹脂(C)を60部添加した。
実施例16~20については、酸化チタンの代わりに藍顔料(フタロシアニン ピグメントブルー15:4)を7部添加し、藍色レジストインキを作製した。
[比較例1~9]
比較例1は、ポリエステルポリカルボン酸を無添加とした。
比較例2~5については、アクリル樹脂(A)の代わりに、重量平均分子量8,100、ガラス転移温度50℃、酸価53mgKOH/gである市販品のアクリル樹脂(D)を60部添加した。
比較例6~9については、アクリル樹脂(A)の代わりに、重量平均分子量1,700、ガラス転移温度56℃、酸価238mgKOH/gである市販品のアクリル樹脂(D)を60部添加した。
1)密着性
レジストインキをベタ刷りした金属箔を90℃、及び120℃にて6分間オーブン加熱(楠本化成製 環境試験機 HISPEC HT310)した後、常温(25℃)で2時間放置後、90℃、及び120℃焼付け処理した各々について、印刷面にセロハンテープ(ニチバン製)を貼り付け、これを急速に剥がしたときのレジスト印刷皮膜の外観の状態を目視判定した。なお判定基準は次の4段階とした。
◎:レジスト皮膜が全く剥がれなかった。
○:レジスト皮膜の70%以上~90%が金属箔に残った。
△:レジスト皮膜の50%以上~70%未満が金属箔に残った。
×:レジスト皮膜の50%以下が金属箔に残った。
2)耐スクラッチ性
レジストインキをベタ刷りした金属箔を90℃、及び120℃にて6分間オーブン加熱(楠本化成製 環境試験機 HISPEC HT310)した後、常温(25℃)で2時間放置後、90℃、及び120℃焼付け処理した各々について、爪で10回擦ったときのレジスト印刷皮膜の外観の状態を目視判定した。なお判定基準は次の4段階とした。
◎:レジスト皮膜が全く剥がれなかった。
○:レジスト皮膜の70%以上~90%が金属箔に残った。
△:レジスト皮膜の50%以上~70%未満が金属箔に残った。
×:レジスト皮膜の50%以下が金属箔に残った。
3)耐酸エッチング性
耐酸性トレーに濃度9%塩酸液を液温25℃で保管し、レジストインキをベタ刷りした後、前記90℃、及び120℃焼付け処理した金属箔を1時間浸漬後、引上げ水洗しレジスト印刷皮膜の外観の状態を、下記判定基準の4段階にて目視判定した。
◎:レジスト皮膜が全く剥がれなかった。
○:レジスト皮膜の70%以上~90%が金属箔に残った。
△:レジスト皮膜の50%以上~70%未満が金属箔に残った。
×:レジスト皮膜の50%以下が金属箔に残った。
4)アルカリ可溶性
濃度1%の水酸化ナトリウム液を25℃で用意し、レジストインキをベタ刷りした後、前記90℃、及び120℃焼付け処理した金属箔を各々5分間浸漬後、引き上げ水洗し、レジスト印刷皮膜の剥がれ状態を下記判定基準の4段階にて目視判定した。
◎:レジスト皮膜が全て剥がれた。
○:レジスト皮膜の70%以上~90%が剥がれた。
△:レジスト皮膜の50%以上~70%が剥がれた。
×:レジスト皮膜の50%以下が剥がれた。
評価結果を表1~表6に示す。
実施例の示すレジストインキでは、オーブン温度が90~120℃の低温であっても、回路となる金属箔との密着性、耐スクラッチ性、耐酸性エッチング性、及びアルカリ可溶性を兼備することができる。

Claims (5)

  1. アクリル樹脂、着色顔料、及びポリエステルポリカルボン酸を含有するレジストインキであって、前記アクリル樹脂の重量平均分子量が1500~50000、ガラス転移温度60~90℃、且つ酸価が70~250mgKOH/gであり、前記着色顔料をインキ固形分全量の3~15質量%含有し、
    前記ポリエステルポリカルボン酸が、アジピン酸とヒドロキシル基を3つ以上有するポリオールであるトリメチロールプロパンとの反応物であることを特徴とする低温焼付け対応レジストインキ。
  2. 前記ポリエステルポリカルボン酸に対する前記着色顔料の質量比率が1:20~1:2の範囲である請求項1に記載の低温焼付け対応レジストインキ。
  3. 前記ポリエステルポリカルボン酸の酸価が、1~150mgKOH/gの範囲である請求項1又は2に記載の低温焼付け対応レジストインキ。
  4. 前記着色顔料が酸化チタンである請求項1~3の何れか1つに記載の低温焼付け対応レジストインキ。
  5. 金属箔にレジストインキで印刷を行う工程と、印刷する事で形成したレジストインキの皮膜を80℃以上に加熱硬化させる工程と、硬化したレジストインキ被膜の上から酸性エッチング液でエッチングする工程と、アルカリ液でレジストインキ被膜を剥離する工程とをこの順に有するレジスト印刷物の製造方法であって、
    前記レジストインキが請求項1~4の何れか1つに記載の低温焼付け対応レジストインキであり、金属箔への印刷されたインキ量が0.5~3g/mであることを特徴とするレジスト印刷物の製造方法。
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