以下に図面を参照して、実施形態について説明する。図1は、建設機械の情報通信システムの一例を示す概要図である。
本実施形態の建設機械の支援システムSYSは、ショベル100と、管理装置300を含む。建設機械の支援システムSYSにおいて、ショベル100と管理装置300とは、ネットワークを介して通信を行い、管理装置300はショベル100を管理する。以下の説明では、建設機械の支援システムSYSを、支援システムSYSと呼ぶ。
また、本実施形態の管理装置300は、支援装置400や端末装置500等とネットワークを介して通信を行う。
本実施形態のショベル100は、建設機械の一例である。ショベル100は、建設機械を用いた作業を手がける施工業者により管理されてもよい。
ショベル100は、下部走行体1と、旋回機構2を介して旋回可能に下部走行体1に搭載される上部旋回体3と、アタッチメント(作業装置)としてのブーム4、アーム5、及び、バケット6と、キャビン10を備える。
下部走行体1は、例えば、左右一対のクローラを含み、それぞれのクローラが走行油圧モータ1A,1B(図2参照)で油圧駆動されることにより、自走する。
上部旋回体3は、旋回油圧モータ2A(図2参照)で駆動されることにより、下部走行体1に対して旋回する。
ブーム4は、上部旋回体3の前部中央に俯仰可能に枢着され、ブーム4の先端には、アーム5が上下回動可能に枢着され、アーム5の先端には、バケット6が上下回動可能に枢着される。ブーム4、アーム5、及び、バケット6は、それぞれ、ブームシリンダ7、アームシリンダ8、及び、バケットシリンダ9により油圧駆動される。
キャビン10は、オペレータ(作業員)が搭乗する操縦室であり、上部旋回体3の前部左側に搭載される。
ショベル100は、例えば、基地局を末端とする移動体通信網、上空の通信衛星を利用する衛星通信網、インターネット等を含む所定の通信ネットワークNWを通じて、管理装置300と相互に通信を行うことができる。
また、本実施形態のショベル100は、自機の稼働情報を取得し、定期的に管理装置300に送信する。
ショベル100の稼働情報とは、具体的には、自機の現在位置を示す位置情報、自機の向きを示す向き情報、自機の姿勢を示す姿勢情報、作業の実績を示す実績情報、負荷率を記す負荷率情報、稼働時間の累積時間を示す累積時間情報、燃料噴射量を含む燃料情報、CO2排出量、作業量等を含む。なお、位置情報は、稼働情報に含まれなくてもよく、位置情報と稼働情報のそれぞれがショベル100から管理装置300に送信されてもよい。
稼働情報とは、所定の種別の作業(例えば、掘削作業、積込み作業、仕上げ作業等の繰り返し作業)の作業パターンに関する実績情報(以下、「作業パターン実績情報」)と、作業時の環境条件に関する実績情報(以下、「環境条件実績情報」)とを含む。
作業パターンとは、所定の種別の作業を行う際のショベル100の一連の動作の型を示す。例えば、作業パターンには、下部走行体1、上部旋回体3、ブーム4、アーム5、及び、バケット6等の動作要素の作業時の動作軌跡等が含まれる。また、作業パターン実績情報は、具体的に、ショベル100が実際に所定の種別の作業を行った際の当該ショベル100の作業パターンの実績を表す各種センサの検出情報等である。また、環境条件には、ショベル100の周辺環境に関する条件等の外的環境条件の他、ショベル100の動作に影響を与えるショベル100の可変される仕様(例えば、アームの長さ、バケットの種類等)等の内的環境条件が含まれてもよい。
本実施形態の支援システムSYSにおいて、管理装置300は、ショベル100から稼働情報を受信すると、稼働情報に含まれるショベル100の位置情報から、予め決められた所定の範囲内に存在するショベル100を特定する。次に、管理装置300は、特定した各ショベル100の稼働情報に基づき、メンテナンス(整備)が必要なショベル100が存在するか否か判定する。
そして、管理装置300は、メンテナンスが必要と判定されたショベル100が存在する場合に、支援装置400に対し、その旨を通知する。
本実施形態における所定の範囲内とは、例えば、様々な作業現場へ建設機械を貸し出す(派遣する)レンタル会社の支店の駐機場の位置を含む範囲であってよい。また、本実施形態のレンタル会社の支店とは、所定の範囲内の位置する駐機場と、所有する建設機械とを管理する管理者である。
本実施形態の支援装置400は、支店に所属するサービスマンが所持している携帯端末であってよい。具体的には、支援装置400は、例えば、スマートフォン等である。サービスマンは、主に駐機場に出向いてショベル100等の建設機械のメンテナンス等を行う整備員である。
つまり、本実施形態の管理装置300は、レンタル会社の支店の駐機場に戻っているショベル100を特定し、さらに、特定されたショベル100から、メンテナンスが必要なショベル100を特定する。そして、管理装置300は、この支店に所属するサービスマンの支援装置400に対して、駐機場に戻っているショベル100の中に、メンテナンスが必要なショベル100が存在することを通知する。
したがって、本実施形態によれば、サービスマンに対し、ショベル100が駐機場に戻っているショベル100のうち、整備が必要にショベル100を通知することができる。つまり、本実施形態によれば、サービスマンに対し、ショベル100を整備するタイミングを把握させることができる。
本実施形態の端末装置500は、例えば、レンタル会社の支店に設置された支店用の支店端末である。言い換えれば、端末装置500は、所定の範囲内の位置する駐機場と、所有する建設機械とを管理するための端末装置である。
端末装置500は、例えば、管理装置300を介して、支援装置400を所持しているサービスマンと、メンテナンスを行う日程等のスケジュールを共有してもよい。以下の説明では、端末装置500を支店端末500と表現する場合がある。更には、端末装置500は、サービスマンが待機するサービス拠点の端末であってもよい。
尚、図1の例では、支援システムSYSに含まれるショベル100は1台としたが、これに限定されない。支援システムSYSに含まれるショベル100の台数は任意であって良く、管理装置300と通信が可能なショベル100は全て支援システムSYSに含まれても良い。
また、本実施形態の管理装置300は、ショベル100と地理的に離れた位置に設置される端末装置である。管理装置300は、例えば、ショベル100が作業する作業現場外に設けられる管理センタ等に設置され、一又は複数のサーバコンピュータ等を中心に構成されるサーバ装置である。この場合、サーバ装置は、支援システムSYSを運用する事業者或いは当該事業者に関連する関連事業者が運営する自社サーバであっても良いし、クラウドサーバであっても良い。
次に、図2を参照して、本実施形態の支援システムSYSについて、さらに説明する。図2は、建設機械の支援システムの一例を示す構成図である。
尚、図中において、機械的動力ラインは二重線、高圧油圧ラインは太い実線、パイロットラインは破線、電気駆動・制御ラインは細い実線でそれぞれ示される。
本実施形態のショベル100の油圧アクチュエータを油圧駆動する油圧駆動系は、エンジン11と、メインポンプ14と、レギュレータ14aと、コントロールバルブ17を含む。また、ショベル100の油圧駆動系は、上述の如く、下部走行体1、上部旋回体3、ブーム4、アーム5、及びバケット6のそれぞれを油圧駆動する走行油圧モータ1A,1B、旋回油圧モータ2A、ブームシリンダ7、アームシリンダ8、及びバケットシリンダ9等の油圧アクチュエータを含む。
エンジン11は、油圧駆動系におけるメイン動力源の一例であり、例えば、上部旋回体3の後部に搭載される。具体的には、エンジン11は、後述するエンジン制御装置(ECU:Engine Control Unit)74による制御下で、予め設定される目標回転数で一定回転し、メインポンプ14及びパイロットポンプ15を駆動する。エンジン11は、例えば、軽油を燃料とするディーゼルエンジンである。なお、メイン動力源として、エンジンを用いずに電動モータを利用してもよい。この場合、電動モータへ出力を供給するため、蓄電装置としてのバッテリも搭載される。
レギュレータ14aは、メインポンプ14の吐出量を制御する。例えば、レギュレータ14aは、コントローラ30からの制御指令に応じて、メインポンプ14の斜板の角度(傾転角)を調節する。
メインポンプ14は、例えば、エンジン11と同様、上部旋回体3の後部に搭載され、高圧油圧ライン16を通じてコントロールバルブ17に作動油を供給する。メインポンプ14は、上述の如く、エンジン11により駆動される。メインポンプ14は、例えば、可変容量式油圧ポンプであり、上述の如く、コントローラ30による制御の下、レギュレータ14aにより斜板の傾転角が調節されることでピストンのストローク長が調整され、吐出流量(吐出圧)が制御されてもよい。
コントロールバルブ17は、例えば、上部旋回体3の中央部に搭載され、オペレータによる操作装置26に対する操作に応じて、油圧駆動系の制御を行う油圧制御装置である。コントロールバルブ17は、上述の如く、高圧油圧ライン16を介してメインポンプ14と接続され、メインポンプ14から供給される作動油を、操作装置26の操作状態に応じて、油圧アクチュエータ(走行油圧モータ1A,1B、旋回油圧モータ2A、ブームシリンダ7、アームシリンダ8、及びバケットシリンダ9)に選択的に供給する。具体的には、コントロールバルブ17は、メインポンプ14から油圧アクチュエータのそれぞれに供給される作動油の流量と流れる方向を制御する複数の制御弁を含む。
例えば、コントロールバルブ17は、ブーム4(ブームシリンダ7)に対応する制御弁を含む。また、例えば、コントロールバルブ17は、アーム5(アームシリンダ8)に対応する制御弁を含む。また、例えば、コントロールバルブ17は、バケット6(バケットシリンダ9)に対応する制御弁を含む。また、例えば、コントロールバルブ17は、上部旋回体3(旋回油圧モータ2A)に対応する制御弁を含む。また、例えば、コントロールバルブ17には、下部走行体1の右側のクローラ及び左側のクローラのそれぞれに対応する右走行制御弁及び左走行制御弁が含まれる。
本実施形態に係るショベル100の操作系は、パイロットポンプ15と、操作装置26と、操作バルブ31を含む。
パイロットポンプ15は、例えば、上部旋回体3の後部に搭載され、パイロットライン25を介して操作装置26及び操作バルブ31にパイロット圧を供給する。パイロットポンプ15は、例えば、固定容量式油圧ポンプであり、上述の如く、エンジン11により駆動される。
操作装置26は、キャビン10の操縦席付近に設けられ、オペレータが各種動作要素(下部走行体1、上部旋回体3、ブーム4、アーム5、バケット6等)の操作を行うための操作入力手段である。換言すれば、操作装置26は、オペレータがそれぞれの動作要素を駆動する油圧アクチュエータ(即ち、走行油圧モータ1A,1B、旋回油圧モータ2A、ブームシリンダ7、アームシリンダ8、バケットシリンダ9等)の操作を行うための操作入力手段である。
操作装置26は、その二次側のパイロットラインがコントロールバルブ17にそれぞれ接続される。これにより、コントロールバルブ17には、操作装置26における下部走行体1、上部旋回体3、ブーム4、アーム5、及びバケット6等の操作状態に応じたパイロット圧が入力されてもよい。そのため、コントロールバルブ17は、操作装置26における操作状態に応じて、それぞれの油圧アクチュエータを駆動することができる。
操作バルブ31は、コントローラ30からの制御指令(例えば、制御電流)に応じて、パイロットライン25の流路面積を調整する。これにより、操作バルブ31は、パイロットポンプ15から供給される一次側のパイロット圧を元圧として、二次側のパイロットラインに制御指令に対応するパイロット圧を出力することができる。
操作バルブ31は、その二次側ポートが、コントロールバルブ17のそれぞれの油圧アクチュエータに対応する制御弁の左右のパイロットポートに接続され、コントローラ30からの制御指令に応じたパイロット圧を制御弁のパイロットポートに作用させる。
これにより、コントローラ30は、オペレータにより操作装置26が操作されていない場合であっても、パイロットポンプ15から吐出される作動油を、操作バルブ31を介して、コントロールバルブ17内の対応する制御弁のパイロットポートに供給させ、油圧アクチュエータを動作させることができる。
尚、操作バルブ31に加えて、油圧アクチュエータ内に発生する過剰な油圧を作動油タンクにリリーフする電磁リリーフ弁が設けられてもよい。これにより、オペレータによる操作装置26に対する操作量が過剰な場合等において、積極的に、油圧アクチュエータの動作を抑制させることができる。例えば、ブームシリンダ7、アームシリンダ8、及びバケットシリンダ9のボトム側油室及びロッド側油室のそれぞれの過剰な圧力を作動油タンクにリリーフする電磁リリーフ弁が設けられてよい。
本実施形態に係るショベル100の制御系は、コントローラ30と、ECU74と、吐出圧センサ14bと、操作圧センサ15aと、表示装置40と、入力装置42と、空間認識装置80と、状態検出装置S1と、通信機器T1を含む。
コントローラ30は、ショベル100の駆動制御を行う。コントローラ30は、その機能が任意のハードウェア、ソフトウェア、或いは、その組み合わせにより実現されてよい。例えば、コントローラ30は、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサと、RAM(Random Access Memory)等のメモリ装置と、ROM(Read Only Memory)等の不揮発性の補助記憶装置と、各種入出力用のインタフェース装置等を含むコンピュータを中心に構成される。
コントローラ30は、例えば、補助記憶装置にインストールされる各種プログラムをCPU上で実行することにより各種機能を実現する。
例えば、コントローラ30は、オペレータ等の所定操作により予め設定される作業モード等に基づき、目標回転数を設定し、ECU74に制御指令を出力することより、ECU74を介して、エンジン11を一定回転させる駆動制御を行う。
また、例えば、コントローラ30は、必要に応じてレギュレータ14aに対して制御指令を出力し、メインポンプ14の吐出量を変化させることにより、いわゆる全馬力制御やネガコン制御を行う。
また、例えば、コントローラ30は、ショベル100に関する各種情報を管理装置300にアップロードする機能(以下、「アップロード機能」)を有していても良い。具体的には、コントローラ30は、ショベル100の所定の種別の作業時における作業パターン実績情報及び環境条件実績情報を、通信機器T1を通じて、管理装置300に送信(アップロード)してよい。コントローラ30は、例えば、補助記憶装置等にインストールされる一以上のプログラムをCPU上で実行することにより実現される、アップロード機能に関する機能部として、情報送信部301を含む。
また、例えば、コントローラ30は、オペレータによる操作装置26を通じたショベル100の手動操作をガイド(案内)するマシンガイダンス機能に関する制御を行う。また、コントローラ30は、オペレータによる操作装置26を通じたショベル100の手動操作を自動的に支援するマシンコントロール機能に関する制御を行ってよい。
コントローラ30は、例えば、補助記憶装置等にインストールされる一以上のプログラムをCPU上で実行することにより実現される、マシンガイダンス機能及びマシンコントロール機能に関する機能部として、稼働情報取得部302と、マシンガイダンス部303を含む。
尚、コントローラ30の機能の一部は、他のコントローラ(制御装置)により実現されてもよい。即ち、コントローラ30の機能は、複数のコントローラにより分散される態様で実現されてもよい。例えば、上述したマシンガイダンス機能及びマシンコントロール機能は、専用のコントローラ(制御装置)により実現されてもよい。
ECU74は、コントローラ30からの制御指令に応じて、エンジン11の各種アクチュエータ(例えば、燃料噴射装置等)を制御し、エンジン11を設定された目標回転数(設定回転数)で定回転させる(定回転制御)。このとき、ECU74は、エンジン回転数センサ11aにより検出されるエンジン11の回転数に基づき、エンジン11の定回転制御を行う。
吐出圧センサ14bは、メインポンプ14の吐出圧を検出する。吐出圧センサ14bにより検出された吐出圧に対応する検出信号は、コントローラ30に取り込まれる。
操作圧センサ15aは、上述の如く、操作装置26の二次側のパイロット圧、即ち、操作装置26におけるそれぞれの動作要素(油圧アクチュエータ)の操作状態に対応するパイロット圧を検出する。操作圧センサ15aによる操作装置26における下部走行体1、上部旋回体3、ブーム4、アーム5、及びバケット6等の操作状態に対応するパイロット圧の検出信号は、コントローラ30に取り込まれる。
表示装置40は、コントローラ30と接続され、コントローラ30による制御下で、キャビン10内の着座したオペレータから視認し易い位置に設けられ、各種情報画像を表示する。表示装置40は、例えば、液晶ディスプレイや有機EL(Electroluminescence)ディスプレイ等である。
入力装置42は、キャビン10内の着座したオペレータから手が届く範囲に設けられ、オペレータによる各種操作を受け付け、操作内容に対応する信号を出力する。例えば、入力装置42は、表示装置40と一体化される。また、入力装置42は、表示装置40と別に設けられてもよい。入力装置42は、表示装置40のディスプレイに実装されるタッチパネル、操作装置26に含まれるレバーの先端に設けられるノブスイッチ、表示装置40の周囲に設置されるボタンスイッチ、レバー、トグル等を含む。入力装置42に対する操作内容に対応する信号は、コントローラ30に取り込まれる。
尚、表示装置40として、携帯端末等の支援装置の表示部を利用してもよい。支援装置は、典型的には携帯端末装置であり、例えば、施工現場にいる作業者等が携帯するノートPC、タブレットPC、又はスマートフォン等である。また、支援装置は、本実施形態における支援装置400であっても良い。支援装置は、ショベル100の操作者が携帯するコンピュータであってもよい。支援装置は、固定端末装置であってもよい。
空間認識装置80は、ショベル100の周辺を撮像する。空間認識装置80は、ショベル100の前方を撮像するカメラ80F、ショベル100の左方を撮像するカメラ80L、ショベル100の右方を撮像するカメラ80R、及び、ショベル100の後方を撮像するカメラ80Bを含む。
カメラ80Fは、例えば、キャビン10の天井、即ち、キャビン10の内部に取り付けられている。また、カメラ80Fは、キャビン10の屋根、ブーム4の側面等、キャビン10の外部に取り付けられていてもよい。カメラ80Lは、上部旋回体3の上面左端に取り付けられ、カメラ80Rは、上部旋回体3の上面右端に取り付けられ、カメラ80Bは、上部旋回体3の上面後端に取り付けられている。
空間認識装置80(カメラ80F,80B,80L,80R)は、それぞれ、例えば、非常に広い画角を有する単眼の広角カメラである。また、空間認識装置80は、ステレオカメラや距離画像カメラ等であってもよい。空間認識装置80により撮像されたショベル100の周辺の画像データは、コントローラ30に取り込まれる。
空間認識装置80は、ショベル100の周囲の三次元空間に関する情報を取得するように構成されている。また、空間認識装置80は、空間認識装置80又はショベル100から空間認識装置80によって認識された物体までの距離を算出するように構成されていてもよい。
空間認識装置80は、例えば、超音波センサ、ミリ波レーダ、単眼カメラ、ステレオカメラ、LIDAR、距離画像センサ又は赤外線センサ等である。本実施形態では、空間認識装置80は、キャビン10の上面前端に取り付けられた前方カメラ80F、上部旋回体3の上面後端に取り付けられた後方カメラ80B、上部旋回体3の上面左端に取り付けられた左方カメラ80L、及び、上部旋回体3の上面右端に取り付けられた右方カメラ80Rを含む。前方カメラ80Fは省略されてもよい。
空間認識装置80は、例えば、CCD又はCMOS等の撮像素子を有する単眼カメラであり、撮像した画像を表示装置40に出力する。空間認識装置80は、撮像した画像を利用するだけでなく、空間認識装置80としてLIDAR、ミリ波レーダ、超音波センサ、又はレーザレーダ等を利用する場合には、多数の信号(レーザ光等)を物体に向けて発信し、その反射信号を受信することで、反射信号から物体の距離及び方向を検出してもよい。
空間認識装置80は、ショベル100の周囲に存在する物体を検知するように構成されていてもよい。物体は、例えば、地形形状(傾斜若しくは穴等)、電線、電柱、人、動物、車両、建設機械、建造物、壁、ヘルメット、安全ベスト、作業服、又は、ヘルメットにおける所定のマーク等である。空間認識装置80は、物体の種類、位置、及び形状等の少なくとも1つを識別できるように構成されていてもよい。空間認識装置80は、人と人以外の物体とを区別できるように構成されていてもよい。
更に、空間認識装置80は、作業現場の定点に設定された定点設置型の空間認識装置80でもよく、マルチコプター等に配置された空間認識装置80を利用してもよい。
そして、空間認識装置80は、気象情報を取得するため、地平線よりも上の情報も取得できるように設置されている。また、空間認識装置80は、撮像画像の向きを把握できるように、空間認識装置80により取得されたデータに、その位置と、向きを示す情報が対応付けられて記憶される。
状態検出装置S1は、ショベル100の各種状態に関する検出情報を出力する。状態検出装置S1から出力される検出情報は、コントローラ30に取り込まれる。検出情報は、ショベル100の稼働情報に含まれてよい。
例えば、状態検出装置S1は、アタッチメントの姿勢状態や動作状態を検出する。具体的には、状態検出装置S1は、ブーム4、アーム5、及び、バケット6の俯仰角度(以下、それぞれ、「ブーム角度」、「アーム角度」、「バケット角度」)を検出してよい。つまり、状態検出装置S1は、ブーム角度、アーム角度、及びバケット角度のそれぞれを検出するブーム角度センサ、アーム角度センサ、及びバケット角度センサを含んでよい。
また、状態検出装置S1は、ブーム4、アーム5、及び、バケット6の加速度、角加速度等を検出してよい。この場合、状態検出装置S1は、例えば、ブーム4、アーム5、及び、バケット6のそれぞれに取付けられる、ロータリエンコーダ、加速度センサ、角加速度センサ、6軸センサ、IMU(Inertial Measurement Unit:慣性計測装置)等を含んでもよい。また、状態検出装置S1は、ブーム4、アーム5、及び、バケット6のそれぞれを駆動するブームシリンダ7、アームシリンダ8、及び、バケットシリンダ9のシリンダ位置、速度、加速度等を検出するシリンダセンサを含んでもよい。
また、例えば、状態検出装置S1は、機体、つまり、下部走行体1及び上部旋回体3の姿勢状態を検出する。具体的には、状態検出装置S1は、水平面に対する機体の傾斜状態を検出してよい。この場合、状態検出装置S1は、例えば、上部旋回体3に取り付けられ、上部旋回体3の前後方向及び左右方向の2軸回りの傾斜角度(以下、「前後傾斜角」及び「左右傾斜角」)を検出する傾斜センサを含んでもよい。
また、例えば、状態検出装置S1は、上部旋回体3の旋回状態を検出する。具体的には、状態検出装置S1は、上部旋回体3の旋回角速度や旋回角度を検出する。この場合、状態検出装置S1は、例えば、上部旋回体3に取り付けられるジャイロセンサ、レゾルバ、ロータリエンコーダ等を含んでもよい。つまり、状態検出装置S1は、上部旋回体3の旋回角度等を検出する旋回角度センサを含んでもよい。
また、例えば、状態検出装置S1は、アタッチメントを通じてショベル100に作用する力の作用状態を検出する。具体的には、状態検出装置S1は、油圧アクチュエータの作動圧(シリンダ圧)を検出してよい。この場合、状態検出装置S1は、ブームシリンダ7、アームシリンダ8、及びバケットシリンダ9のそれぞれのロッド側油室及びボトム側油室の圧力を検出する圧力センサを含んでもよい。
また、例えば、状態検出装置S1は、コントロールバルブ17内の制御弁のスプールの変位を検出するセンサを含んでよい。具体的には、状態検出装置S1は、ブームスプールの変位を検出するブームスプール変位センサを含んでよい。また、状態検出装置S1は、アームスプールの変位を検出するアームスプール変位センサを含んでよい。
また、状態検出装置S1は、バケットスプールの変位を検出するバケットスプール変位センサを含んでよい。また、状態検出装置S1は、旋回スプールの変位を検出する旋回スプール変位センサを含んでよい。また、状態検出装置S1は、右走行制御弁及び左走行制御弁のそれぞれを構成する右走行スプール及び左走行スプールの変位を検出する右走行スプール変位センサ及び左走行スプール変位センサを含んでよい。
また、例えば、状態検出装置S1は、ショベル100の位置や上部旋回体3の向き等を検出する。この場合、状態検出装置S1は、例えば、上部旋回体3に取り付けられるGNSS(Global Navigation Satellite System)コンパス、GNSSセンサ、方位センサ等を含んでもよい。
通信機器T1は、通信ネットワークNWを通じて外部機器と通信を行う。通信機器T1は、例えば、LTE(Long Term Evolution)、4G(4th Generation)、5G(5th Generation)等の移動体通信規格に対応する移動体通信モジュールや、衛星通信網に接続するための衛星通信モジュール等である。
情報送信部301は、ショベル100の稼働情報を、通信機器T1を通じて、管理装置300に送信する。情報送信部301により送信される稼働情報には、例えば、状態検出装置S1から入力される各種検出情報が含まれる。
また、情報送信部301により送信される稼働情報には、例えば、空間認識装置80から入力されるショベル100の周辺画像が含まれる。また、情報送信部301により送信される稼働情報には、ショベル100の内的環境条件、例えば、大容量バケット仕様、ロングアーム仕様、クイックカップリング仕様等の可変される仕様に関する情報が含まれてもよい。
情報送信部301は、例えば、予め規定される対象の種別の作業が行われているか否かを逐次判定し、対象の種別の作業が行われていると判定すると、当該作業が行われている期間の作業パターン実績情報(つまり、状態検出装置S1から入力される各種検出情報)及び環境条件情報(つまり、空間認識装置80から入力されるショベル100の周辺画像)を紐付けて、内部メモリ等に記録する。
このとき、併せて、対象の種別の作業の開始及び終了に関する日時情報、並びに、当該作業時のショベル100の位置情報が、作業パターン実績情報及び環境条件実績情報のセットに更に紐付けられる態様で、内部メモリに保存されてもよい。
つまり、本実施形態の稼働情報には、空間認識装置80によって撮像されたショベル100の周辺の画像データと、ショベル100の位置を示す位置情報とが含まれる。言い換えれば、ショベル100の周辺の画像データと、ショベル100の位置を示す位置情報とは、管理装置300がショベル100から受信する稼働情報の一部である。
このとき、日時情報は、例えば、コントローラ30内部の所定の計時手段(例えば、RTC(Real Time Clock))から取得されてもよい。そして、情報送信部301は、ショベル100のキーオフ時(停止時)等の所定のタイミングにおいて、通信機器T1を通じて、稼働情報を管理装置300に送信する。また、情報送信部301は、対象の種別の作業が行われるたびに、その終了後、通信機器T1を通じて稼働情報を管理装置300に送信してもよい。
尚、環境条件実績情報には、空間認識装置80に代えて、或いは、加えて、ショベル100に搭載される他のセンサにより検出される検出情報が含まれてよい。例えば、ショベル100には、ミリ波レーダ、LIDAR(Light Detecting and Ranging)等の他のセンサが搭載され、環境条件実績情報には、これらの距離センサの検出情報が含まれる態様であってもよい。
以下、後述する現環境条件情報についても同様である。また、環境条件実績情報には、気象情報が含まれてもよい。気象情報は、例えば、状態検出装置S1の一例である雨滴感知センサ、照度センサ等の検出情報が含まれてもよい。
また、現環境条件実績情報には、ショベル100の内的環境条件、例えば、大容量バケット仕様、ロングアーム仕様、クイックカップリング仕様等の可変される仕様に関する情報が含まれてもよい。
マシンガイダンス部303は、マシンガイダンス機能及びマシンコントロール機能に関する制御を行う。つまり、マシンガイダンス部303は、オペレータによる操作装置26を通じた各種動作要素(下部走行体1、上部旋回体3、並びに、ブーム4、アーム5、及びバケット6を含むアタッチメント)の操作を支援する。
例えば、マシンガイダンス部303は、オペレータにより操作装置26を通じてアーム5の操作が行われている場合に、目標軌道として、予め規定される目標設計面(以下、単に「設計面」)とバケット6の先端部(例えば、作業部位としての爪先や背面)とが一致するように、ブーム4及びバケット6の少なくとも一つを自動的に動作させてよい。また、マシンガイダンス部303は、併せて、アーム5を操作する操作装置26の操作状態に依らず、アーム5を自動的に動作させてもよい。つまり、マシンガイダンス部303は、オペレータによる操作装置26の操作をトリガにして、予め規定された動作をアタッチメントに行わせてよい。
より具体的には、マシンガイダンス部303は、状態検出装置S1、空間認識装置80、通信機器T1、及び入力装置42等から各種情報を取得する。また、マシンガイダンス部303は、例えば、取得した情報に基づいてバケット6と設計面との間の距離を算出する。そして、マシンガイダンス部303は、算出したバケット6と設計面との距離等に応じて、操作バルブ31を適宜制御し、油圧アクチュエータに対応する制御弁に作用するパイロット圧を個別に且つ自動的に調整することにより、それぞれの油圧アクチュエータを自動的に動作させることができる。
操作バルブ31には、例えば、ブーム4(ブームシリンダ7)に対応するブーム比例弁が含まれる。また、操作バルブ31には、例えば、アーム5(アームシリンダ8)に対応するアーム比例弁が含まれる。また、操作バルブ31には、例えば、バケット6(バケットシリンダ9)に対応するバケット比例弁が含まれる。
また、操作バルブ31には、例えば、上部旋回体3(旋回油圧モータ2A)に対応する旋回比例弁が含まれる。また、操作バルブ31には、例えば、下部走行体1の右側のクローラ及び左側のクローラのそれぞれに対応する右走行比例弁及び左走行比例弁が含まれる。
マシンガイダンス部303は、例えば、掘削作業を支援するために、操作装置26に対するアーム5の開閉操作に応じて、ブームシリンダ7、アームシリンダ8、及びバケットシリンダ9の少なくとも一つを自動的に伸縮させてよい。掘削作業は、設計面に沿ってバケット6の爪先で地面を掘削する作業である。マシンガイダンス部303は、例えば、オペレータが操作装置26に対して手動でアーム5の閉じ方向の操作(以下、「アーム閉じ操作」)を行っている場合に、ブームシリンダ7及びバケットシリンダ9のうちの少なくとも一つを自動的に伸縮させる。
また、マシンガイダンス部303は、例えば、法面や水平面の仕上げ作業を支援するためにブームシリンダ7、アームシリンダ8、及び、バケットシリンダ9の少なくとも一つを自動的に伸縮させてもよい。仕上げ作業は、例えば、バケット6の背面を地面に押さえ付けながら設計面に沿ってバケット6を手前に引く作業を含む。
マシンガイダンス部303は、例えば、オペレータが操作装置26に対して手動でアーム閉じ操作を行っている場合に、ブームシリンダ7及びバケットシリンダ9の少なくとも一つを自動的に伸縮させる。これにより、所定の押し付け力でバケット6の背面を完成前の斜面(法面)或いは水平面に押し付けながら、完成後の法面或いは水平面である設計面に沿ってバケット6を移動させることができる。
また、マシンガイダンス部303は、上部旋回体3を設計面に正対させるために旋回油圧モータ2Aを自動的に回転させてもよい。この場合、マシンガイダンス部303は、入力装置42に含まれる所定のスイッチが操作されることにより、上部旋回体3を設計面に正対させてよい。また、マシンガイダンス部303は、所定のスイッチが操作されるだけで、上部旋回体3を設計面に正対させ且つマシンコントロール機能を開始させてもよい。
また、例えば、マシンガイダンス部303は、所定の種別の作業(例えば、掘削作業、積込み作業、仕上げ作業等)が行われている場合に、オペレータによる操作装置26に対する操作に応じて、アタッチメント、上部旋回体3、及び、下部走行体1の少なくとも一部の動作を、稼働情報取得部302により取得された作業パターン(最適作業パターン)に合わせるように制御する。
これにより、オペレータは、ショベル100の操縦に関する習熟度に依らず、ショベル100の動作を、所定の目標指標、例えば、作業の速さの評価が相対的に高くなるように管理装置300から出力される、現在のショベル100の環境条件に最適な作業パターンに合わせることができる。
また、マシンガイダンス部303は、最適作業パターンに基づき、ショベル100の動作の制御を行いながら、オペレータに対して、当該最適作業パターンに対応するショベル100の動作を表示装置40に表示させてもよい。例えば、マシンガイダンス部303は、最適作業パターンに基づき、ショベル100の動作の制御を行っている場合、最適作業パターンに対応するシミュレーション結果の動画を表示装置40に表示させる。これにより、オペレータは、実際の作業パターンの内容を表示装置40の動画で確認しながら、作業を進めることができる。
次に、本実施形態の管理装置300について説明する。本実施形態の管理装置300は、記憶部320と、通知判定部330とを有する。
記憶部320は、通知判定部330による処理を実行する際に参照される各種の情報が格納される。記憶部320に格納された情報の詳細は後述する。
通知判定部330は、ショベル100から受信した稼働情報に基づき、所定の範囲内に停車しており、且つ、メンテナンスが必要なショベル100を特定し、サービスマンへの通知を行う。通知判定部330の詳細は後述する。
以下に、本実施形態の管理装置300について説明する。図3は、管理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
本実施形態の管理装置300は、それぞれバスBで相互に接続されている入力装置311、出力装置312、ドライブ装置313、補助記憶装置314、メモリ装置315、演算処理装置316及びインタフェース装置317を含むコンピュータである。
入力装置311は、各種の情報の入力を行うための装置であり、例えばキーボードやポインティングデバイス等により実現される。出力装置312は、各種の情報の出力を行うためものであり、例えばディスプレイ等により実現される。インタフェース装置317は、LANカード等を含み、ネットワークに接続する為に用いられる。
通知判定部330を実現する管理プログラムは、管理装置300を制御する各種プログラムの少なくとも一部である。支援プログラムは、例えば記憶媒体318の配布やネットワークからのダウンロード等によって提供される。管理プログラムを記録した記憶媒体318は、CD-ROM、フレキシブルディスク、光磁気ディスク等の様に情報を光学的、電気的或いは磁気的に記録する記憶媒体、ROM、フラッシュメモリ等の様に情報を電気的に記録する半導体メモリ等、様々なタイプの記憶媒体を用いることができる。
また、支援プログラムは、これらのプログラムを記録した記憶媒体318がドライブ装置313にセットされると、記憶媒体318からドライブ装置313を介して補助記憶装置314にインストールされる。ネットワークからダウンロードされたこのプログラムは、インタフェース装置317を介して補助記憶装置314にインストールされる。
補助記憶装置314は、管理装置300の有する各記憶部等を実現するものであり、管理装置300にインストールされた支援プログラムを格納すると共に、管理装置300による各種の必要なファイル、データ等を格納する。メモリ装置315は、管理装置300の起動時に補助記憶装置314から支援プログラムを読み出して格納する。そして、演算処理装置316はメモリ装置315に格納された支援プログラムに従って、後述するような各種処理を実現している。
次に、図4を参照して、本実施形態の管理装置300の機能について説明する。図4は、実施形態の管理装置の機能を説明する図である。
本実施形態の管理装置300は、記憶部320、通知判定部330を有する。記憶部320は、例えば、管理装置300の補助記憶装置314等によって実現される。通知判定部330は、管理装置300の演算処理装置316がメモリ装置315に格納された支援プログラムを読み出して実行することで実現される。
はじめに、記憶部320について説明する。記憶部320は、ショベル100を含む建設機械の稼働情報、建設機械のメンテナンスを行うサービスマンに関する情報、建設機械のメンテナンスのスケジュールに関する情報等が格納される。
具体的には、記憶部320は、建設機械管理情報321、サービスマン管理情報322、スケジュール管理情報323が格納されている。
本実施形態では、建設機械管理情報321の一部と、サービスマン管理情報322とは、例えば、支店端末500から管理装置300に対して予め格納されていてもよい。
また、本実施形態のスケジュール管理情報323は、サービスマンの支援装置400からメンテナンスの予定日時が入力されると、記憶部320に、入力された予定日時を含むスケジュール管理情報323が格納されてもよい。
建設機械管理情報321は、情報の項目として、店コード、機番、稼働情報を含み、それぞれが対応付けられている。項目「店コード」の値は、例えば、建設機械を貸し出すレンタル会社の支店を特定する識別情報である。言い換えれば、項目「店コード」の値は、建設機械の管理者を特定する管理者識別情報である。
項目「機番」の値は、建設機械を特定するための識別情報である。項目「稼働情報」の値は、建設機械から受信した稼働情報である。
本実施形態の建設機械管理情報321において、項目「店コード」の値と、項目「機番」の値とは、予め支店端末500によって、記憶部320に登録されていてもよい。
そして、管理装置300は、建設機械から稼働情報を受信すると、受信した稼働情報に含まれる機番と対応する店コードに、稼働情報を対応付けてもよい。
サービスマン管理情報322は、情報の項目として、店コード、サービスマンID、端末IDを含み、それぞれが対応付けられている。項目「サービスマンID」の値は、店コードが示す支店に所属するサービスマンを特定する識別情報である。項目「端末ID」の値は、サービスマンの所持している支援装置400を特定するための端末識別情報である。具体的には、項目「端末ID」の値は、サービスマンの有するスマートフォン(支援装置400)の電話番号等であってもよい。
スケジュール管理情報323は、情報の項目として、店コード、スケジュール情報を含み、それぞれが対応付けられている。項目「スケジュール情報」の値は、建設機械のメンテナンスの予定日時を示す。具体的には、メンテナンスの予定日時は、サービスマンによって入力されるため、項目「スケジュール情報」の値は、メンテナンスの予定日時と、メンテナンスの予定日時を入力したサービスマンのサービスマンIDとを含む。
このように、本実施形態の記憶部320には、建設機械を特定する機番と、建設機械の管理者を特定する管理者識別情報と、サービスマンの支援装置400を特定する端末識別情報とが対応付けられて格納されている。
次に、通知判定部330について説明する。本実施形態の通知判定部330は、通信制御部331、抽出部332、状態判定部333、対象特定部334、通知先特定部335を含む。
通信制御部331は、管理装置300と外部装置との通信を制御する。具体的には、通信制御部331、ショベル100を含む建設機械や支援装置400、支店端末500等と情報の送受信を制御する。
具体的には、通信制御部331は、建設機械から、稼働情報を受信する。また、通信制御部331は、メンテナンスが必要である建設機械に関する通知をサービスマンの支援装置400に送信する。また、通信制御部331は、サービスマンの支援装置400から、メンテナンスの予定日時を含むスケジュール管理情報を受信する。
つまり、本実施形態の通信制御部331は、管理装置300から各種の情報を出力する出力部の一例である。また、本実施形態の通信制御部331は、各種の情報の入力を受け付ける入力受付部の一例である。
抽出部332は、稼働情報を受信した建設機械の中から、稼働情報に含まれる位置情報が示す位置が、所定の範囲内である建設機械の稼働情報を抽出する。
状態判定部333は、抽出された稼働情報から各建設機械の状態を判定する。具体的には、状態判定部333は、建設機械の状態が、メンテナンスが必要な状態であるか否かを判定する。本実施形態のメンテナンスとは、サービスマンが行う作業であり、例えば、定期的な整備、異常や故障の修理等を含む。
状態判定部333は、稼働時間に基づき、整備の要否を判定する。具体的には、例えば、状態判定部333は、次の整備までの時間が予め設定された所定時間内になると整備の予告を出力する。更に、状態判定部333は、次の整備の時間を過ぎても整備がなされない場合には、整備の警告を出力する。次の整備までの時間は、稼働時間だけではなく、作業内容(例えば、作業パターン実績情報)や作業負荷等に基づいて決定してもよい。
更に、状態判定部333は、環境条件実績情報等に基づき次の整備までの時間を決定してもよい。また、状態判定部333は、各種センサの検出情報等に設定された閾値に基づき、異常(故障)の発生の有無を判定する。このとき、状態判定部333は、複数の閾値を設定し、異常の程度を複数の段階(例えば、軽度な異常、重度の異常等)で判定してもよい。
対象特定部334は、状態判定部333による判定結果に応じて、サービスマンによる作業の対象となる建設機械を特定する。具体的には、対象特定部334は、状態判定部333により、メンテナンスが必要と判定された建設機械を、メンテナンス対象の建設機械に特定する。
つまり、本実施形態の抽出部332、状態判定部333及び対象特定部334は、支援装置400に対して状態を通知する建設機械を特定する特定部の一例である。
通知先特定部335は、メンテナンス対象の建設機械に関する通知の送信先を特定する。具体的には、通知先特定部335は、メンテナンス対象の建設機械の機番と対応する店コードを特定し、特定された店コードと対応付けられサービスマンの支援装置400を、通知先に特定する。
つまり、本実施形態の通知先特定部335は、建設機械を特定する機番と、建設機械を管理する管理者を特定する管理者識別情報と、支援装置を特定する端末識別情報と、が対応付けられて格納された記憶部を参照し、メンテナンス対象の建設機械と対応付けられた支援装置を、通知の出力先に特定する。
次に、図5を参照して、支援システムSYSの動作を説明する。図5は、支援システムの動作を説明するシーケンス図である。
支援システムSYSにおいて、ショベル100は、稼働情報取得部302により、自機の稼働情報を取得する(ステップS501)。続いて、ショベル100は、情報送信部301により、稼働情報を管理装置300へ送信する(ステップS502)。
なお、本実施形態では、ショベル100を含む建設機械は、例えば、一日の作業が終了した後に、稼働情報を管理装置300に送信してもよい。また、本実施形態では、ショベル100を含む建設機械は、例えば、作業終了後に作業現場から駐機場までトレーラ等で搬送され、トレーラから駐機場に下りるためにエンジン11がオンされたときに、位置情報が含まれる稼働情報を管理装置300に送信してもよい。また、このとき、ショベル100の稼働情報とは別に、位置情報のみを管理装置300に送信してもよい。
管理装置300は、稼働情報を受信すると、通知判定部330による通知判定処理を行う(ステップS503)。ステップS503の処理の詳細は後述する。
管理装置300は、通知判定部330により、通知先が特定されると、通知先の支援装置400に対して、メンテナンス対象の建設機械が駐機場に待機していることを示す通知を送信する(ステップS504)。
支援装置400は、この通知を受信すると、支援装置400の表示画面に、通知を表示させる(ステップS505)。
続いて、支援装置400は、メンテナンス対象の建設機械の一覧の表示指示を受け付けると、管理装置300に対して、一覧情報を要求する(ステップS506)。管理装置300は、一覧情報の要求を受け付けて、支援装置400に対し、一覧情報を送信する(ステップS507)。このとき、管理装置300は、一覧情報の送信と同時にメンテナンス対象の一覧情報やメンテナンス内容に関する情報等を、支援装置400に対して送信してもよい。
支援装置400は、管理装置300から受信した一覧情報を表示させ、メンテナンス対象の建設機械の一覧から、機番の選択を受け付ける(ステップS508)。続いて、支援装置400は、選択された建設機械のメンテナンス内容に関する情報を表示させ、メンテナンスの予定日時の入力を受け付ける(ステップS509)。
なお、メンテナンス内容に関する情報は、一覧情報と共に支援装置400に取得されていてもよい。また、支援装置400は、一覧情報から建設機械の選択を受け付ける度に、選択された建設機械のメンテナンス内容に関する情報を管理装置300から取得してもよい。
支援装置400は、メンテナンスの予定日時(スケジュール情報)の入力を受け付けると、支援装置400を所持しているサービスマンのサービスマンIDと、スケジュール情報と、を対応付けたスケジュール管理情報323を管理装置300に送信する(ステップS510)。
また、管理装置300は、支店端末500から、支店端末500が設置された支店が管理している建設機械の状態に関する問い合わせを受け付けて(ステップS511)、支店端末500に対し、スケジュール情報を含む建設機械の状態を示す情報を送信する(ステップS512)。
支店端末500は、管理装置300から、状態を示す情報を受信すると、受信した情報を表示させる(ステップS513)。
本実施形態では、このように、支店端末500からの問い合わせに応じて、駐機場に待機している建設機械の状態を示す情報と、建設機械のメンテナンスのスケジュール情報とを支店端末500に表示させる。
このように、本実施形態では、サービスマンと支店とで、メンテナンスの予定日等のスケジュールを共有することができる。
次に、図6を参照して、通知判定部330による通知判定処理について説明する。図6は、管理装置の処理を説明するフローチャートである。図6に示す処理は、図5のステップS503の処理の詳細である。
本実施形態の管理装置300は、通知判定部330の通信制御部331により、ショベル100を含む建設機械から受信した稼働情報を参照する(ステップS601)。続いて、通知判定部330は、抽出部332により、稼働情報を受信した建設機械の中から、所定の範囲内に待機している建設機械の稼働情報を抽出する(ステップS602)。
具体的には、抽出部332は、稼働情報に含まれる位置情報が示す現在の建設機械の位置が、所定の範囲内にある建設機械の稼働情報を抽出する。なお、本実施形態では、現在位置が所定の範囲内にある建設機械を支店の駐機場に待機している建設機械と見なす。
続いて、通知判定部330は、状態判定部333により、抽出された稼働情報のそれぞれに基づき、メンテナンスが必要に建設機械が存在するか否かを判定する(ステップS603)。ステップS603において、メンテナンスが必要な建設機械が存在しない場合、通知判定部330は、処理を終了する。
ステップS603において、メンテナンスが必要な建設機械が存在する場合、通知判定部330は、対象特定部334により、メンテナンスが必要な建設機械とメンテナンスの内容を特定する(ステップS604)。具体的には、対象特定部334は、状態判定部333によりメンテナンスが必要と判定された建設機械の機番を特定する。言い換えれば、対象特定部334は、メンテナンス対象の建設機械を特定する。
続いて、通知判定部330は、通知先特定部335により、メンテナンス対象の建設機械が駐機場に待機していることを示す通知の送信先を特定し(ステップS605)、図5のステップS504へ進む。
具体的には、通知先特定部335は、建設機械管理情報321を参照し、メンテナンス対象の建設機械の機番と対応付けられた管理者識別情報を特定する。そして、通知先特定部335は、サービスマン管理情報322を参照し、管理者識別情報と対応付けられた端末IDで特定される支援装置400を、通知先の支援装置400として特定する。
本実施形態では、このように、建設機械の位置情報に基づき、所定の範囲内に待機している建設機械を特定し、特定された建設機械の状態を判定する。そして、本実施形態では、所定の範囲内で待機している建設機械にメンテナンスが必要な場合のみ、サービスマンの支援装置400にその旨を通知する。
このため、本実施形態によれば、サービスマンに対し、駐機場で待機している建設機械に関する情報を通知することができる。したがって、本実施形態によれば、サービスマンにメンテナンスを行うタイミングを把握させることができ、サービスマンが駐機場に向かったにも関わらず、メンテナンスの対象となる建設機械が待機していない、といった事態の発生を抑制できる。
次に、本実施形態における支援装置400の表示例について説明する。本実施形態の支援装置400は、例えば、ブラウザ機能により、後述する各画面をディスプレイに表示させてもよい。また、本実施形態の支援装置400は、管理装置300と通信を行い、後述する画面を表示させるアプリケーションがインストールされていてもよい。
図7は、支援装置の表示例を示す第一の図である。図7に示す支援装置400には、画面71が表示されている。図7に示す画面71は、例えば、図5のステップS505において、支援装置400に表示される画面の一例である。
画面71では、背景に支援装置400のホーム画面が表示されておりホーム画面上に、プッシュ通知72が表示されている。
プッシュ通知72には、支援装置400を所持するサービスマンが所属する支店の駐機場に、メンテナンスが必要なショベル100が待機していることを示すメッセージが表示されている。
支援装置400は、このプッシュ通知72を選択する操作を受け付けると、管理装置300に対して、メンテナンス対象の建設機械の一覧情報の取得要求を送信する。
管理装置300は、この要求を受けて、メンテナンス対象の建設機械の一覧情報を支援装置400に表示させる。
図8は、支援装置の表示例を示す第二の図である。図8では、支援装置400に画面81が表示された例を示している。画面81は、メンテナンス対象の建設機械の一覧情報が表示された画面の一例である。画面81は、例えば、図5のステップS508において、支援装置400に表示される画面の一例である。
図8では、表示領域82に、メンテナンス対象の建設機械の一覧情報が表示されている。本実施形態では、表示領域82に表示される一覧情報は、図6のステップS604で特定された建設機械の機番と、この機番と対応する稼働情報に基づく状態判定部333の判定結果とを含む。つまり、一覧情報には、メンテナンス対象の建設機械の機番と、メンテナンス対象の建設機械の状態を示す情報と、が含まれてもよい。また、本実施形態では、建設機械の状態を、アイコン画像等で表現してもよい。
また、一覧情報には、状態判定部333による状態の判定に用いられた稼働状態を管理装置300が取得した日時や、建設機械の貸出先を示す情報が含まれてもよい。
具体的には、例えば、図8の例では、機番「SM05」と、アイコン画像82aとが対応付けられて表示されている。アイコン画像82aは、大小2つの画像を含む。アイコン画像82aにおいて、小さい画像は、例えば、「定期メンテナンスが必要(時期を過ぎている)」ことを示し、大きい画像は、例えば、「重要度が低い異常の発生」を示す。
また、図8の例では、機番「ST11」と、アイコン画像82bとが対応付けられて表示されている。アイコン画像82bは、アイコン画像82aにおける、大きい画像と同様の画像であってもよく、例えば、「重要度が低い異常の発生」を示す。
また、図8の例では、機番「SD01」と、アイコン画像82cとが対応付けられて表示されている。アイコン画像82cは、大小2つの画像を含む。アイコン画像82cにおいて、小さい画像は、アイコン画像82aにおける、小さい画像とは異なる画像であってよく、例えば、「定期メンテナンスの予告」ことを示す。また、アイコン画像82cにおいて、大きい画像は、アイコン画像82aにおける、大きい画像と異なる画像であってよく、例えば、「重要度が高い異常の発生」を示す。
また、図8の例では、機番「SD03」と、アイコン画像82dとが対応付けられて表示されている。アイコン画像82dは、アイコン画像82aにおける、小さい画像と同様の画像であってもよく、例えば、「定期メンテナンスが必要(時期を過ぎている)」ことを示す。
このように、本実施形態では、複数のアイコン画像を組み合わせることで、建設機械の状態を表現してもよい。このように、複数のアイコン画像を組み合わせることで、サービスマンに対し、建設機械の状態を、視覚的に、かつ、詳しく把握させることができる。
また、上述のようなメンテナンス内容に関する情報は、キャビン10の表示装置40に表示されてもよい。また、表示装置40は、カメラ画像等の多くの情報を表示する必要がある。このため、本実施形態では、表示装置40に、メンテナンス内容に関する情報のうち、予め設定された一部の情報(例えば、「定期メンテナンスが必要(時期を過ぎている)」等)のみを表示させてもよい。
また、画面81において、表示領域82の上部の領域には、アイコン画像81a、81b、81c、83が表示されている。
アイコン画像81aは、アイコン画像81aと対応付けられて表示された「発生日」欄に入力された発生日を消去(クリア)するためのアイコン画像(操作ボタン)である。なお、発生日とは、異常が発生したと判定された日を示す。
アイコン画像81bは、アイコン画像81bと対応付けられて表示された「お客様名」欄に入力されたお客様名を消去するためのアイコン画像(操作ボタン)である。お客様名とは、建設機械を利用している企業や組織等の名称を示す。
アイコン画像81cは、「発生日」欄と「お客様名」欄への入力が完了した後に、検索を行うためのアイコン画像(操作ボタン)である。本実施形態では、例えば、管理装置300の記憶部320に、店コードとお客様名とが対応付けられて格納されていてもよい。本実施形態の管理装置300は、アイコン画像81cが選択されると、「お客様名」欄に入力された文字列で、記憶部320を検索してもよい。
また、本実施形態の管理装置300は、アイコン画像83が選択されると、画面81を、表示領域82に表示された一覧情報に含まれる建設機械の位置を地図上に示した画面に遷移させてもよい。
このように、地図上に建設機械の位置を示すことで、所定の範囲内であり、かつ、駐機場で待機している建設機械をサービスマンに認識させることができる。言い換えれば、本実施形態では、例えば、駐機場の近くの作業現場における作業期間中である建設機械と、駐機場に待機している建設機械とをサービスマンに区別させることができる。
また、図8では、画面81において、表示領域82の下部の領域には、アイコン画像84a、84b、84c、84d、84eが表示される。
アイコン画像84aは、画面81を、画面81を表示させるためのアプリケーションのホーム画面に遷移させるためのアイコン画像(操作ボタン)である。
アイコン画像84bは、画面81を、機器検索画面へ遷移させるためのアイコン画像(操作ボタンである。機器検索画面とは、建設機械を検索するための画面である。
アイコン画像84cは、画面81を、現時点における異常発生機の一覧画面に遷移させるためのアイコン画像(操作ボタン)である。現時点における異常発生機とは、アイコン画像81cが操作された時点において、異常が発生していると判定された建設機械である。
アイコン画像84dは、画面81を、定期整備検索画面に遷移させるためのアイコン画像(操作ボタン)である。定期整備検索画面とは、例えば、定期メンテナンスが予告されている建設機械、定期メンテナンスの時期が過ぎている建設機械を検索するための画面であってよい。
アイコン画像84eは、画面81を、レポート検索画面に遷移させるためのアイコン画像(操作ボタン)である。レポート検索画面とは、例えば、サービスマンによる定期メンテナンスや、故障への対応等が行われた建設機械を検索するための画面であってよい。
また、本実施形態の管理装置300は、表示領域82において、建設機械が選択されると、画面81を、選択された建設機械のメンテナンス内容などを示す画面に遷移させる。
図9は、支援装置の表示例を示す第三の図である。図9に示す画面91は、図5のステップS508で支援装置400に表示される画面一例である。
画面91は、入力欄91a、表示領域92、93を含む。入力欄91aは、予め決められた所定の範囲を入力するための入力欄であってよい。なお、入力欄91aは、画面91に表示されなくてもよい。
表示領域92は、選択された建設機械を中心とした一定の範囲の地図と、選択された建設機械の位置を示すアイコン92aとが表示される。
表示領域93には、建設機械のメンテナンス内容に関する情報93aと、画面91をスケジュール入力画面へ遷移させるための操作ボタン93bとが表示される。図9では、例えば、画面81において、機番「SD01」が選択された場合を示しており、表示領域93には、建設機械のメンテナンス内容に関する情報93aとして、緊急の定期整備に関する情報が表示されている。
図10は、支援装置の表示例を示す第四の図である。図10に示す画面101は、図5のステップS509で支援装置400に表示される画面一例である。
画面101は、表示領域102、103を含む。表示領域102は、メンテナンスを行う予定日を入力するためのカレンダーなどが表示される。図10の例では、4月2日に予定日に選択されたことを示すマーカ102aが表示されている。
表示領域103は、建設機械の機番を含む情報103a、メンテナンスを行う予定の時間帯を示す情報103b等が表示される。
図10の例では、情報103aには、選択された建設機械を管理する支店名も表示されている。また、図10の例では、情報103bとして、2つの時間帯と、それぞれを選択するための操作ボタン103c、103dとが表示されている。
画面101において、例えば、操作ボタン103が選択されると、支援装置400は、「4月2日10:00-12:00」を示す情報と、支援装置400と紐付けられたサービスマンIDとを、機種「SD01」のメンテナンスのスケジュール管理情報323として、管理装置300に送信する。
なお、本実施形態では、ショベル100を含む建設機械は、駐機場に戻った後に、管理装置300に稼働情報を送信した場合、管理装置300から、メンテナンスの要否を示す情報を受信してもよい。また、ショベル100を含む建設機械は、管理装置300においてメンテナンスが必要な状態であると判定された場合に、その旨を示す通知を受信し、表示装置に表示させてもよい。また、その場合、表示装置40において、メンテナンスの希望日等が入力されてもよく、管理装置300を介して、サービスマンの支援装置400と共有されてもよい。
次に、図11を参照して、支店端末500の表示例について説明する。図11は、支店端末の表示例を示す図である。図11に示す画面111は、例えば、図5のステップS513において、支店端末500に表示されてもよい。
本実施形態の管理装置300は、例えば、支店端末500から、支店端末500が設置された支店で管理している建設機械の状態の問い合わせを受け付けると、建設機械毎の状態を示す一覧を支店端末500に表示させる。
図11に示す画面111は、表示領域112、113を含む。表示領域112には、支店端末500が設置された支店を含む地図が表示される。なお、表示領域112に表示される地図は、所定の範囲を含むものであり、所定の範囲よりも広域の地図であってよい。
表示領域113は、支店が管理する建設機械毎の状態を示す情報が表示される。表示領域113に表示される情報には、支援装置400から入力されたメンテナンスの予定日時を示す情報が含まれる。
図11の例では、機番「SD01」の建設機械には、緊急の警報が発報された状態であり、メンテナンスを行う予定日時として、4月2日10:00-12:00がサービスマンから提案されていることがわかる。ここで、端末装置500を支店端末として用いる場合は、建設機械(ショベル)のユーザ名や借用者名がお客様名の欄に表示される。更に、端末装置500をサービスマンが待機するサービス拠点の端末として用いる場合は、建設機械を所有する所有者名がお客様名の欄に表示される。
本実施形態では、例えば、支店端末500において、サービスマンから提案された予定日時を受け入れるための操作が行われると、管理装置300を介してその旨が支援装置400にプッシュ通知されてもよい。
このように、本実施形態では、サービスマンと建設機械を管理する支店との間で、スケジュール管理情報を共有することで、メンテナンスの日程の調整にかかる手間を削減し、容易する。
以上、本発明の好ましい実施例について詳説したが、本発明は、上述した実施例に制限されることはなく、本発明の範囲を逸脱することなしに上述した実施例に種々の変形及び置換を加えることができる。