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JP7729613B2 - 取付具、盛土構造及び盛土構造の施工方法 - Google Patents
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JP7729613B2 - 取付具、盛土構造及び盛土構造の施工方法 - Google Patents

取付具、盛土構造及び盛土構造の施工方法

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Description

この発明は、取付具、盛土構造及び盛土構造の施工方法に関する。
従来、発泡樹脂ブロックを用いた盛土構造に関する技術として、特許文献1が開示されている。特許文献1の盛土用の面状材付き発泡樹脂ブロックは、発泡樹脂ブロックにおける面状材の取付面に配置される固定部と、発泡樹脂ブロックに埋設され、取付面の面外方向への固定部の移動を規制するアンカー部とを有する固定具を、前記固定部を取付面の上部2箇所と下部1箇所の少なくとも3箇所にそれぞれ位置付けて発泡樹脂ブロックに設け、前記固定具の固定部に面状材を止め具で固定して、発泡樹脂ブロックの取付面に面状材を取り付けた、ことを特徴とする。
特開2006-169764号公報
ここで、特許文献1の盛土用の面状材付き発泡樹脂ブロックでは、固定具は、発泡樹脂ブロックの上面又は下面に沿って配置される連結部を備える。このため、発泡樹脂ブロックを並べて設けたとき、一の発泡樹脂ブロックの上面又は下面に沿って配置された連結部が、隣り合う他の発泡樹脂ブロックに干渉してしまう。その結果、連結部が干渉した部分だけ発泡樹脂ブロックの位置が設計された位置からずれてしまい、発泡樹脂ブロックを並べるにつれて発泡樹脂ブロックの位置のずれも累積して大きくなる。このように、連結部が干渉することにより、発泡樹脂ブロックを設計した位置に配置することができない、という問題があった。また、連結部が干渉しないように発泡樹脂ブロックを削り、削った部分に連結部を配置することも考えられるが、発泡樹脂ブロックを削る作業が必要になり、施工に時間がかかってしまう、という問題もある。
そこで本発明は、上述した問題に鑑みて案出されたものであり、その目的とするところは、盛土用の発泡樹脂ブロックを設計した位置に配置することが可能となり、施工を容易に行うことが可能となる取付具、盛土構造及び盛土構造の施工方法を提供することにある。
第1発明に係る取付具は、盛土用の発泡樹脂ブロックに盛土用パネルを取り付けるための取付具であって、盛土用パネルを取り付けるための取付部と、前記発泡樹脂ブロックに挿入するための挿入板部と、を備え、前記挿入板部は、前記取付部に繋がる繋ぎ板部と、前記取付部と第1方向で離間して配置されるとともに前記繋ぎ板部に対して前記第1方向に交わる第2方向に向けて折れ曲がって配置されるアンカー板部と、前記繋ぎ板部と前記アンカー板部との少なくとも何れかに、前記第1方向と前記第2方向とに交わる第3方向に突出された爪部と、を有することを特徴とする。
第2発明に係る取付具は、第1発明において、前記挿入板部は、前記発泡樹脂ブロックに埋設されることを特徴とする。
第3発明に係る取付具は、第1発明又は第2発明において、前記取付部は、前記盛土用パネルの前記第3方向への取り付け位置を調整する第1調整部を有することを特徴とする。
第4発明に係る取付具は、第1発明~第3発明の何れかにおいて、前記取付部は、前記盛土用パネルの前記第2方向への取り付け位置を調整する第2調整部を有することを特徴とする。
第5発明に係る取付具は、第1発明~第4発明の何れかにおいて、前記取付部は、前記発泡樹脂ブロックの外面に接触されるガイド板部を有することを特徴とする。
第6発明に係る取付具は、第5発明において、前記ガイド板部に貫通される貫通ボルトを有し、前記貫通ボルトの先端部は、前記発泡樹脂ブロックに挿入されることを特徴とする。
第7発明に係る盛土構造は、盛土用の発泡樹脂ブロックに盛土用パネルが取り付けられる盛土構造であって、前記発泡樹脂ブロックと、前記盛土用パネルと、前記発泡樹脂ブロックに前記盛土用パネルを取り付ける取付具と、を備え、前記取付具は、前記盛土用パネルを取り付けるための取付部と、前記発泡樹脂ブロックに挿入するための挿入板部と、を備え、前記挿入板部は、前記取付部と第1方向に離間して配置されるアンカー板部と、前記アンカー板部に対して前記第1方向に交わる第2方向に向けて折れ曲がって配置されるとともに前記取付部と前記アンカー板部とを繋ぐ繋ぎ板部と、前記アンカー板部と前記繋ぎ板部との少なくとも何れかに、前記第1方向と前記第2方向とに交わる第3方向に突出された爪部と、を有することを特徴とする。
第8発明に係る盛土構造は、第7発明において、前記挿入板部は、前記発泡樹脂ブロックに埋設されることを特徴とする。
第9発明に係る盛土構造は、第7発明又は第8発明において、前記取付具は、1つの前記盛土用パネルにおいて上下方向に離間して配置される第1取付具と第2取付具とを有し、前記第1取付具の曲げ抵抗性は、前記第2取付具の曲げ抵抗性と異なることを特徴とする。
第10発明に係る盛土構造は、第7発明又は第8発明において、前記取付具は、1つの前記盛土用パネルにおいて上下方向に離間して配置される第1取付具と第2取付具とを有し、前記第1取付具の前記取付部及び前記第2取付具の前記取付部の少なくとも何れかは、上下方向に移動可能に前記盛土用パネルが取り付けられることを特徴とする。
第11発明に係る盛土構造の施工方法は、第1発明~第6発明の何れかの取付具を用いて盛土用の発泡樹脂ブロックに盛土用パネルを取り付ける盛土構造の施工方法であって、前記取付部が前記発泡樹脂ブロックの外側に露出されるように前記挿入板部の前記爪部を、前記発泡樹脂ブロックに挿入する挿入工程と、前記取付部に前記盛土用パネルを取り付ける取付工程と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、盛土用の発泡樹脂ブロックを設計した位置に配置することが可能となり、施工を容易に行うことが可能となる。
図1は、第1実施形態における盛土構造の一例を示す側面図である。 図2は、第1実施形態における盛土構造の一例を拡大して示す側面図である。 図3は、第1実施形態における盛土構造の一例を拡大して示す平面図である。 図4は、第1実施形態における取付具の一例を示す斜視図である。 図5は、第1実施形態における盛土構造の施工方法の一例を示す図であり、図5(a)は、取付具を発泡樹脂ブロックに挿入する前の状態を示す平面図であり、図5(b)は、取付具を発泡樹脂ブロックに挿入した後の状態を示す平面図である。 図6は、第1実施形態における盛土構造の施工方法の一例を示す図であり、図6(a)は、盛土用パネルを固定する前の状態を示す側面図であり、図6(b)は、盛土用パネルを取り付けた後の状態を示す側面図である。 図7は、第2実施形態における盛土構造の一例を拡大して示す平面図である。 図8は、第3実施形態における盛土構造の一例を拡大して示す側面図である。 図9は、第4実施形態における盛土構造の一例を拡大して示す側面図である。 図10(a)は、は、第5実施形態における盛土構造の第1例を拡大して示す側面図であり、図10(b)は、第5実施形態における盛土構造の第2例を拡大して示す平面図である。 図11は、第5実施形態における取付具の一例を示す斜視図である。 図12は、発泡樹脂ブロックに上載荷重が作用したときの盛土用パネルの一例を示す模式図である。 図13は、第6実施形態における盛土構造の一例を拡大して示す側面図である。 図14は、第7実施形態における盛土構造の第1例を拡大して示す側面図である。 図15は、第7実施形態における盛土構造の第2例を拡大して示す側面図である。
以下、本発明の実施形態としての取付具、盛土構造及び盛土構造の施工方法の一例について、図面を参照しながら説明する。
(第1実施形態:盛土構造100)
図1は、第1実施形態における盛土構造100の一例を示す断面図である。図2は、第1実施形態における盛土構造100の一例を拡大して示す側面図である。図3は、第1実施形態における盛土構造100の一例を拡大して示す平面図である。図4は、第1実施形態における取付具1の一例を示す斜視図である。第1実施形態では、第2方向Yが上下方向であり、第1方向Xと第3方向Zが上下方向に交わる平面方向である。第1方向Xは、盛土用パネル8の前後方向であり、第3方向Zは、前後方向に交わる、盛土用パネル8の左右方向である。
盛土構造100は、盛土用の発泡樹脂ブロック7に取付具1を介して盛土用パネル8が取り付けられる盛土構造である。盛土構造100は、山の斜面91に構築される軽量盛土であり、上側に道路等の土木構造物92が設けられる。盛土構造100は、発泡樹脂ブロック7と、盛土用パネル8と、取付具1と、備える。
発泡樹脂ブロック7の素材は、ポリスチレン、ポリウレタン、ポリ塩化ビニルなどの合成樹脂からなる発泡体を採用できる。発泡樹脂ブロック7は、直方体形状に形成される。発泡樹脂ブロック7は、上下方向及び平面方向に位置をずらして千鳥状に複数積み上げることで施工される。発泡樹脂ブロック7は、例えば1個当たりの重量が12kg~30kgとなり、持ち運びやすく軽量盛土の施工作業の作業性に優れていることから好適に採用できる。
発泡樹脂ブロック7は、盛土用パネル8が取り付けられる側の面を正面71とし、正面71の左右方向の側端側の面を側面72とし、正面71の上下方向の上端側の面を上面73とし、正面71の上下方向の下端側の面を下面74とする。
盛土用パネル8は、発泡樹脂ブロック7に取付具1を介して取り付けられる。盛土用パネル8は、発泡樹脂ブロック7を保護するために、発泡樹脂ブロック7の正面71側に取り付けられる。盛土用パネル8としては、軽量盛土工法によって構築する土木構造物の表面仕上げ材として使用できるものであればよく、コンクリートパネル、樹脂系パネル、金属系パネルなどを用いることができる。1つの盛土用パネル8には、上下方向に離間して複数の取付具1が取り付けられる。複数の取付具1は、例えば同一の形状のものが用いられる。
取付具1は、発泡樹脂ブロック7に盛土用パネル8を取り付ける金具である。取付具1は、取付部2と、挿入板部3と、を備える。取付具1は、1つの盛土用パネル8に上下方向及び左右方向に離間して複数設けられる。
取付部2は、盛土用パネル8を取り付ける。取付部2は、取付板部21と、ガイド板部22と、第1調整部23と、第2調整部24と、固定用ボルト25と、を有する。取付部2は、固定用ボルト25を介して盛土用パネル8を取り付ける。
取付板部21は、挿入板部3と一体的に繋がる。取付板部21は、主面が第2方向Yに直交する面に沿って延びる。取付板部21は、第3方向Zに向けて延びる長孔231が形成される。
ガイド板部22は、取付板部21に対して第2方向Yに向けて折り曲げられて配置される。ガイド板部22は、主面が第1方向Xに直交する面に沿って延びる。ガイド板部22は、貫通孔221が形成され、貫通孔221に貫通ボルト26が設けられる。貫通ボルト26は、先端部が尖って形成される。貫通ボルト26は、先端部が発泡樹脂ブロック7に挿入される。これにより、貫通ボルト26を発泡樹脂ブロック7の挿入し易くできる。貫通ボルト26は、必要に応じて、ワッシャー261が設けられてもよい。なお、ガイド板部22は、必要に応じて、省略されてもよい。
第1調整部23は、盛土用パネル8の第3方向Zへの取り付け位置を調整する。第1調整部23は、長孔231と、第1調整板部232と、第1締結金具233と、を有する。第1調整板部232は、L字状に折り曲げられた板材であり、第1板部234と、第2板部235とを有する。第1板部234は、取付板部21に沿って形成され、第1締結金具233が設けられる。第2板部235は、第1板部234に対して第2方向Yに向けて折り曲げられて配置され、第2方向Yに延びる切欠き部241が形成される。第1締結金具233は、例えばボルトとナットが用いられる。第1締結金具233を長孔231の所定の位置で締結することにより、盛土用パネル8の第3方向Zへの取り付け位置を調整することができる。盛土用パネル8の第3方向Zへの取り付け位置を調整することができるのであれば、長孔231は、切欠きに代替することもできる。
第2調整部24は、盛土用パネル8の第2方向Yへの取り付け位置を調整する。第2調整部24は、切欠き部241と、第2調整板部242と、第2締結金具243と、を有する。第2調整板部242は、L字状に折り曲げられた板材であり、第3板部244と、第4板部245とを有する。第3板部244は、第1板部234に沿って形成され、第2締結金具243が設けられる。第4板部245は、第3板部244に対して第3方向Zに向けて折り曲げられて配置され、固定用ボルト25を配置するための貫通孔253が形成される。第4板部245には、ナット252が溶接固定される。第2締結金具243は、例えばボルトとナットが用いられる。第2締結金具243を切欠き部241の所定の位置で締結することにより、盛土用パネル8の第2方向Yへの取り付け位置を調整することができる。盛土用パネル8の第2方向Yへの取り付け位置を調整することができるのであれば、切欠き部241は、長孔に代替することもできる。
固定用ボルト25は、盛土用パネル8に貫通される。固定用ボルト25は、軸部が全ネジとされており、ナット252に螺合される。固定用ボルト25は、先端部が尖って形成される。固定用ボルト25は、先端部が発泡樹脂ブロック7に挿入される。これにより、固定用ボルト25を発泡樹脂ブロック7の挿入し易くできる。固定用ボルト25は、必要に応じて、ワッシャー251が設けられてもよい。固定用ボルト25としては、例えばM8、M10等のボルトが用いられる。
挿入板部3は、発泡樹脂ブロック7に挿入され、埋設される。挿入板部3と取付板部21は、板厚0.5mm~4mm程度の1枚の板材が折り曲げられて形成される。板材としては、例えば鋼板、ステンレス板等を用いることができる。挿入板部3は、繋ぎ板部31と、アンカー板部32と、爪部33と、を有する。
繋ぎ板部31は、取付部2の取付板部21に繋がる。繋ぎ板部31の主面は、第2方向Yに直交する面に沿って形成される。
アンカー板部32は、取付部2の取付板部21と第1方向Xで離間して配置される。アンカー板部32は、繋ぎ板部31に対して第1方向Xに交わる第2方向Yに向けて折れ曲がって配置される。
爪部33は、繋ぎ板部31とアンカー板部32との少なくとも何れかに、第1方向Xと第2方向Yとに交わる第3方向Zに突出される。爪部33は、繋ぎ板部31から第3方向に突出する第1爪部34と、アンカー板部32から第3方向に突出する第2爪部35と、を有する。なお、図示は省略するが、爪部33は、例えば板材の端面が第3方向Zに突出されて形成されてもよい。
第1爪部34は、第3方向Zに傾斜して延びる傾斜面341と、第3方向Zに平行に延びる平坦面342と、を有する。第1爪部34は、平坦面342を有することにより、発泡樹脂ブロック7に挿入し易くできる。
第2爪部35は、第3方向Zに傾斜して延びる傾斜面351と、第3方向Zに平行に延びる平坦面352と、を有する。第2爪部35は、傾斜面351に繋がる平坦面352を有することにより、発泡樹脂ブロック7に挿入し易くできる。
次に、盛土構造100の施工方法の一例を説明する。盛土構造100の施工方法は、盛土用の発泡樹脂ブロックに盛土用パネルを取り付ける盛土工法である。盛土構造100の施工方法は、例えば挿入工程と、取付工程と、を備える。
盛土構造100の施工方法は、図5(a)に示すように、斜面に発泡樹脂ブロック7が設置された状態から開始される。挿入工程では、先ず、図5(b)に示すように、発泡樹脂ブロック7の側面72から取付具1の挿入板部3の爪部33を挿入する。挿入板部3は爪部33を有することにより、発泡樹脂ブロック7へ容易に挿入できる。また、挿入工程では、爪部33をガイド板部22を発泡樹脂ブロック7の正面71にスライドさせながら、取付部2は発泡樹脂ブロック7の外側に露出されるように発泡樹脂ブロック7の内部に挿入板部3を挿入する。これにより、発泡樹脂ブロック7の側面72から取付具1が突出されないものとなる。
次に、取付工程では、図6に示すように、発泡樹脂ブロック7に挿入した取付具1に、盛土用パネル8を取り付ける。
取付工程では、図6(a)に示すように、ガイド板部22に貫通ボルト26を貫通させ、貫通ボルト26の先端部を発泡樹脂ブロック7に挿入する。これにより、取付部2の発泡樹脂ブロック7への取り付け位置を強固に固定できる。
取付工程では、取付板部21に第1調整部23を取り付ける。詳細には、第1調整板部232に設けられた第1締結金具233を長孔231の所定の位置で締結する。
取付工程では、第1調整部23に第2調整部24を取り付ける。詳細には、第2調整板部242に設けられた第2締結金具243を切欠き部241の所定の位置で締結する。
取付工程では、図6(b)に示すように、ナット252に固定用ボルト25を螺合し、固定用ボルト25を介して盛土用パネル8を固定する。固定用ボルト25の先端部は、発泡樹脂ブロック7に挿入される。これにより、盛土用パネル8を取付部2に強固に固定することができる。
次に、発泡樹脂ブロック7の第3方向Zに隣接して他の発泡樹脂ブロック7を設置する。このとき、取付具1は、発泡樹脂ブロック7に埋設され、発泡樹脂ブロック7の側面72から露出されないものとなる。すなわち、取付具1は、発泡樹脂ブロック7の正面71側から見て、側面72から突出していない。これにより、一の発泡樹脂ブロック7に第3方向Zに隣接して他の発泡樹脂ブロック7を設置したとき、取付具1により他の発泡樹脂ブロック7が干渉するのを防止することができる。
以上により、盛土構造100の施工方法の一例が完了する。
本実施形態によれば、挿入板部3は、取付部2に繋がる繋ぎ板部31と、取付部2と第1方向Xで離間して配置されるとともに繋ぎ板部31に対して第1方向Xに交わる第2方向Yに向けて折れ曲がって配置されるアンカー板部32と、繋ぎ板部31とアンカー板部32との少なくとも何れかに、第1方向Xと第2方向Yとに交わる第3方向Zに突出された爪部33と、を有する。すなわち、爪部33は、挿入板部3の側端面から板厚方向に直交する第3方向Zに突出される。
これにより、発泡樹脂ブロック7に挿入板部3を挿入したとき、挿入板部3が発泡樹脂ブロック7の側面72から突出されないものとなる。これにより、一の発泡樹脂ブロック7に第3方向Zに隣接して他の発泡樹脂ブロック7を設置したとき、取付具1により他の発泡樹脂ブロック7が干渉するのを防止することができる。このため、盛土用の発泡樹脂ブロックを設計した位置に配置することが可能となる。
本実施形態によれば、第3方向Zに突出された爪部33を有するため、発泡樹脂ブロック7への挿入作業を容易に行うことができる。これにより、比較的真密度の小さい(12kg/m~30kg/m程度)の発泡樹脂ブロックだけでなく、比較的真密度の大きい(46kg/m~70kg/m程度)の発泡樹脂ブロック(浮力対策ブロック)であっても、容易に挿入することができる。このため、従来の取付具では施工が困難であった浮力対策ブロックでも壁面を安全に取付けることが可能となる。
本実施形態によれば、取付部2は、盛土用パネル8の第3方向Zへの取り付け位置を調整する第1調整部23を有する。これにより、盛土用パネル8を現場で所望の位置に調整して取り付けることができる。このため、盛土用パネル8の施工性を向上させることが可能となる。
本実施形態によれば、取付部2は、盛土用パネル8の第2方向Yへの取り付け位置を調整する第2調整部24を有する。これにより、盛土用パネル8を現場で所望の位置に調整して取り付けることができる。このため、盛土用パネル8の施工性を向上させることが可能となる。
本実施形態によれば、取付部2は、盛土用パネル8を固定するための固定用ボルト25を有し、固定用ボルト25の先端部は、発泡樹脂ブロック7に挿入される。これにより、発泡樹脂ブロック7に対する盛土用パネル8を強固に固定することができる。特に、固定用ボルト25の先端部が、尖って形成されるため、発泡樹脂ブロック7への挿入をより行い易くできる。
本実施形態によれば、取付部2は、発泡樹脂ブロック7の外面に接触されるガイド板部22を有する。これにより、発泡樹脂ブロック7がアンカー板部32とガイド板部22とに挟まれて配置される。このため、取付具1が第1方向Xに対する移動を抑制することが可能となる。
本実施形態によれば、ガイド板部22に貫通される貫通ボルト26と、を有し、貫通ボルト26の先端部は、発泡樹脂ブロック7に挿入される。これにより、発泡樹脂ブロック7に対する取付具1を強固に固定することができる。特に、貫通ボルト26の先端部が、尖って形成されるため、発泡樹脂ブロック7への挿入をより行い易くできる。
本実施形態によれば、爪部33は、第3方向Zに傾斜して延びる傾斜面と、第3方向Zに平行に延びる平坦面と、を有する。これにより、爪部33を発泡樹脂ブロック7に更に挿入し易くできる。このため、施工を更に容易に行うことが可能となる。
従来、盛土用パネル8の固定にはビスが用いられており、ビスでは盛土用パネル8の取付強度の管理が難しかった。加えて、ビスでは着脱ができず、メンテナンスも行うことができなかった。この点、本実施形態によれば、盛土用パネル8に貫通される固定用ボルト25を有する。これにより、固定用ボルト25による取付強度をトルクで管理することができる。このため、盛土構造の安全性を向上させることが可能となる。
また、本実施形態によれば、盛土用パネル8に貫通される固定用ボルト25を有する。これにより、固定用ボルト25の着脱を行うことができる。このため、盛土構造のメンテナンスを容易に行うことが可能となる。
本実施形態によれば、取付板部21と挿入板部3とが1枚の板材が用いられる。これにより、板材の板厚や板材の材質を、設定することができる。例えば発泡樹脂ブロック7が地下水位以下に主として用いられる浮力対策ブロックの場合には、ステンレス製の板材を用いることにより、板材の腐食を抑制できる。
(第2実施形態:盛土構造100)
図7は、第2実施形態における盛土構造100の一例を拡大して示す平面図である。第2実施形態に係る盛土構造100では、図7に示すように、固定用ボルト25は、先端部が発泡樹脂ブロック7に挿入されていなくてもよい。
(第3実施形態:盛土構造100)
図8は、第3実施形態における盛土構造100の一例を拡大して示す側面図である。第3実施形態では、第3方向Zが上下方向であり、第1方向Xと第2方向Yが上下方向に交わる平面方向である。第1方向Xは、盛土用パネル8の前後方向であり、第2方向Yは、前後方向に交わる、盛土用パネル8の正面に対する左右方向である。第3実施形態に係る盛土構造100では、図8に示すように、取付具1の挿入板部3は、発泡樹脂ブロック7の上面73から挿入される。
本実施形態によれば、発泡樹脂ブロック7に挿入板部3を挿入したとき、挿入板部3が発泡樹脂ブロック7の上面73から突出されないものとなる。このため、一の発泡樹脂ブロック7に第3方向Zに隣接して他の発泡樹脂ブロック7を設置したとき、取付具1により他の発泡樹脂ブロック7が干渉するのを防止することができる。このため、盛土用の発泡樹脂ブロックを設計した位置に配置することが可能となる。
また、本実施形態によれば、第3方向Zに突出された爪部33を有するため、発泡樹脂ブロック7への挿入作業を容易に行うことができる。このため、施工を容易に行うことが可能となる。
なお、図示は省略するが盛土構造100では、取付具1の挿入板部3は、発泡樹脂ブロック7の下面74から挿入されてもよい。
(第4実施形態:盛土構造100)
図9は、第4実施形態における盛土構造100の一例を拡大して示す側面図である。第4実施形態に係る盛土構造100では、図9に示すように、取付具1は、取付部2と、挿入板部3と、挿入板部4と、を備える。
挿入板部4は、発泡樹脂ブロック7に挿入され、埋設される。挿入板部4は、繋ぎ板部41を有する。挿入板部3と挿入板部4と取付板部21は、板厚0.5mm~4mm程度の1枚の板材が折り曲げられて形成される。板材としては、例えば鋼板、ステンレス板等を用いることができる。
繋ぎ板部41は、取付部2の取付板部21に繋がる。繋ぎ板部41の主面は、第2方向Yに直交する面に沿って形成される。繋ぎ板部41は、繋ぎ板部31と平行に形成される。
本実施形態によれば、繋ぎ板部41は、繋ぎ板部31と平行に形成される。これにより、繋ぎ板部41を有しない場合と比べて、取付具1の曲げ抵抗性を向上させることができる。このため、盛土用パネル8を重量化することが可能となる。
(第5実施形態:盛土構造100)
図10(a)は、第5実施形態における盛土構造100の第1例を拡大して示す側面図であり、図10(b)は、第5実施形態における盛土構造100の第2例を拡大して示す平面図である。図11は、第5実施形態における取付具1の一例を示す斜視図である。第5実施形態に係る盛土構造100では、図10及び図11に示すように、取付具1は、取付部2と、挿入板部3と、挿入板部4と、を備える。
挿入板部4は、発泡樹脂ブロック7に挿入され、埋設される。挿入板部4は、繋ぎ板部41と、アンカー板部42と、爪部43と、を有する。挿入板部3と挿入板部4と取付板部21は、板厚0.5mm~4mm程度の1枚の板材が折り曲げられて形成される。板材としては、例えば鋼板、ステンレス板等を用いることができる。
繋ぎ板部41は、取付部2の取付板部21に繋がる。繋ぎ板部41の主面は、第2方向Yに直交する面に沿って形成される。繋ぎ板部41は、繋ぎ板部31と平行に形成される。
アンカー板部42は、取付部2の取付板部21と第1方向Xで離間して配置される。アンカー板部42は、繋ぎ板部41に対して第1方向Xに交わる第2方向Yに向けて折れ曲がって配置される。アンカー板部42は、アンカー板部32と平行に形成される。
爪部43は、繋ぎ板部41とアンカー板部42との少なくとも何れかに、第1方向Xと第2方向Yとに交わる第3方向Zに突出される。爪部43は、爪部33と同一の方向に向けて突出される。爪部43は、繋ぎ板部31から第3方向Zに突出する第3爪部44と、アンカー板部42から第3方向Zに突出する第4爪部45と、を有する。なお、図示は省略するが、爪部43は、例えば板材の端面が第3方向Zに突出されて形成されてもよい。
第3爪部44は、第3方向Zに傾斜して延びる傾斜面を有する。
第4爪部45は、第3方向Zに傾斜して延びる傾斜面と、第3方向Zに平行に延びる平坦面と、を有する。第4爪部45は、傾斜面に繋がる平坦面を有することにより、発泡樹脂ブロック7に挿入し易くできる。
特に、本実施形態によれば、繋ぎ板部41は、繋ぎ板部31と平行に形成される。これにより、繋ぎ板部41を有しない場合と比べて、取付具1の曲げ抵抗性を向上させることができる。このため、盛土用パネル8を重量化することが可能となる。
特に、本実施形態によれば、アンカー板部42は、アンカー板部32と平行に形成される。これにより、取付具1の第1方向Xへの引き抜き耐力を向上させることができる。
特に、本実施形態によれば、挿入板部4は、取付部2に繋がる繋ぎ板部41と、取付部2と第1方向Xで離間して配置されるとともに繋ぎ板部41に対して第1方向Xに交わる第2方向Yに向けて折れ曲がって配置されるアンカー板部42と、繋ぎ板部41とアンカー板部42との少なくとも何れかに、第1方向Xと第2方向Yとに交わる第3方向Zに突出された爪部43と、を有する。すなわち、爪部43は、挿入板部3の側端面から板厚方向に直交する第3方向Zに突出される。
これにより、発泡樹脂ブロック7に挿入板部4を挿入したとき、挿入板部4が発泡樹脂ブロック7の側面72から突出されないものとなる。このため、一の発泡樹脂ブロック7に第3方向Zに隣接して他の発泡樹脂ブロック7を設置したとき、取付具1により他の発泡樹脂ブロック7が干渉するのを防止することができる。このため、盛土用の発泡樹脂ブロック7を設計した位置に配置することが可能となる。
特に、本実施形態によれば、第3方向Zに突出された爪部43を有するため、発泡樹脂ブロック7への挿入作業を容易に行うことができる。これにより、比較的真密度の小さい(12kg/m~30kg/m程度)の発泡樹脂ブロックだけでなく、比較的真密度の大きい(46kg/m~70kg/m程度)の発泡樹脂ブロック(浮力対策ブロック)であっても、容易に挿入することができる。このため、従来の取付具では施工が困難であった浮力対策ブロックでも壁面を安全に取付けることが可能となる。
(第6実施形態:盛土構造100)
図12は、発泡樹脂ブロック7に上載荷重が作用したときの盛土用パネル8の一例を示す模式図である。なお、図12において、変形前の発泡樹脂ブロック7及び盛土用パネル8を実線で示し、外力Pによる変形後の発泡樹脂ブロック7及び盛土用パネル8を破線で示す。図12に示すように、1つの盛土用パネル8に上下方向に離間して複数の取付具1が取り付けられる。発泡樹脂ブロック7を積層して上載荷重等の上下方向の外力Pが作用したとき、発泡樹脂ブロック7が上下方向に収縮する。発泡樹脂ブロック7が収縮するのに伴い、発泡樹脂ブロック7の変形による応力が盛土用パネル8に伝達され、取付具1に取り付けられた盛土用パネル8が第1方向Xに向けて変形し、破損するおそれがある。以下の第6実施形態及び第7実施形態における盛土構造100では、盛土用パネル8の変形を抑制する。
図13は、第6実施形態における盛土構造100の一例を拡大して示す側面図である。
取付具1は、1つの盛土用パネル8に上下方向に離間して複数設けられる。盛土構造100では、例えば1つの盛土用パネル8に取り付けられる複数の取付具1のうち、上側に取り付けられる取付具1を上側の取付具1とし、上側の取付具1よりも下側に取り付けられる取付具1を下側の取付具1とする。
盛土構造100では、1つの盛土用パネル8に取り付けられる複数の取付具1のうち、上側の取付具1の曲げ抵抗性は、下側の取付具1の曲げ抵抗性と異なることが好ましい。これにより、発泡樹脂ブロック7を積層して上載荷重等の上下方向の外力が作用したとき、曲げ抵抗性の小さい取付具1をたわみ変形させやすくできる。曲げ抵抗性の小さい取付具1を変形させることで、盛土用パネル8に伝達される応力を低減させることができる。このため、発泡樹脂ブロック7が外力(上載荷重)等により変形した際に、盛土用パネル8の第1方向Xでの変形を抑制し、盛土用パネル8を長期的に安定して取り付けることができる。曲げ抵抗性は、例えば取付具1の断面係数、断面2次モーメント等で評価できる。
上側の取付具1の曲げ抵抗性と下側の取付具1の曲げ抵抗性とを異ならせる場合として、例えば、上側の取付具1で用いられる挿入板部3の受圧面積と、下側の取付具1で用いられる挿入板部3の受圧面積とを異なることにより、具現化されてもよい。受圧面積を異ならせる場合として、例えば上側の取付具1の挿入板部3と上側の取付具1の挿入板部3とのそれぞれに大きさの異なる孔39を設けることにより具現化されてもよい。このほか、受圧面積を異ならせる場合として、例えば上側の取付具1の挿入板部3と上側の取付具1の挿入板部3との何れか一方に孔39を設けることにより具現化されてもよい。
上側の取付具1の曲げ抵抗性と下側の取付具1の曲げ抵抗性とを異ならせる場合として、例えば、上側の取付具1で用いられる板材の板厚と、下側の取付具1で用いられる板材の板厚とを、異ならせることにより、具現化されてもよい。上側の取付具1の曲げ抵抗性と下側の取付具1の曲げ抵抗性とを異ならせる場合として、例えば、上側の取付具1で用いられる板材の材質と、下側の取付具1で用いられる板材の材質とを、異ならせることにより、具現化されてもよい。
本実施形態によれば、取付具1は、1つの盛土用パネル8において上下方向に離間して配置される第1取付具1と第2取付具1とを有し、第1取付具1の曲げ抵抗性は、第2取付具1の曲げ抵抗性と異なる。これにより、発泡樹脂ブロック7を積層して上載荷重等の上下方向の外力が作用したとき、曲げ抵抗性の小さい取付具1をたわみ変形させやすくできる。このため、発泡樹脂ブロック7が上下方向の外力(上載荷重)等により変形した際に、盛土用パネル8の第1方向Xへの変形を抑制し、盛土用パネル8を長期的に安定して取り付けることができる。
(第7実施形態:盛土構造100)
図14は、第7実施形態における盛土構造100の第1例を拡大して示す側面図である。図15は、第7実施形態における盛土構造100の第2例を拡大して示す側面図である。
取付具1は、1つの盛土用パネル8に上下方向に離間して複数設けられる。盛土構造100では、例えば1つの盛土用パネル8に取り付けられる複数の取付具1のうち、上側に取り付けられる取付具1を上側の取付具1とし、上側の取付具1よりも下側に取り付けられる取付具1を下側の取付具1とする。
盛土構造100では、1つの盛土用パネル8に取り付けられる複数の取付具1のうち、上側の取付具1の取付部2及び下側の取付具1の取付部2の少なくとも何れかは、上下方向に移動可能に盛土用パネル8が取り付けられることが好ましい。これにより、発泡樹脂ブロック7を積層して上載荷重等の上下方向の外力が作用したとき、盛土用パネル8が取り付けられる取付部2を上下方向に移動させることができる。取付部2を上下方向に移動させることで、盛土用パネル8に伝達される応力を低減させることができる。このため、発泡樹脂ブロック7が外力(上載荷重)等により変形した際に、盛土用パネル8の第1方向Xでの変形を抑制し、盛土用パネル8を長期的に安定して取り付けることができる。
図14に示す形態では、第2方向Yが上下方向であり、第1方向Xと第3方向Zが上下方向に交わる平面方向である。この場合、例えば上側の取付具1と下側の取付具1とが発泡樹脂ブロック7の側面72から挿入される。そして、上側の取付具1の第2締結金具243と下側の取付具1の第2締結金具243の何れか一方を締結して取り付け、何れか他方を締結せずに又は締結力を小さくした状態で取り付ける。これにより、第2締結金具243を上下方向に延びる切欠き部241内で図中矢印S方向に移動させることができる。このように、第2調整部24により、取付部2は、上下方向に移動可能に盛土用パネル8が取り付けられる。
図15に示す形態では、第3方向Zが上下方向であり、第1方向Xと第2方向Yが上下方向に交わる平面方向である。この場合、上側の取付具1が発泡樹脂ブロック7の上面73から挿入され、下側の取付具1が発泡樹脂ブロック7の下面74から挿入される。そして、上側の取付具1の第1締結金具233と下側の取付具1の第1締結金具233の何れか一方を締結して取り付け、何れか他方を締結せずに又は締結力を小さくした状態で取り付ける。これにより、第1締結金具233を上下方向に延びる長孔231内で図中矢印S方向に移動させることができる。このように、第1調整部23により、取付部2は、上下方向に移動可能に盛土用パネル8が取り付けられる。
本実施形態によれば、取付具1は、1つの盛土用パネル8において上下方向に離間して配置される第1取付具1と第2取付具1とを有し、第1取付具1の取付部2及び第2取付具1の取付部2の少なくとも何れかは、上下方向に移動可能に盛土用パネル8が取り付けられる。これにより、発泡樹脂ブロック7を積層して上載荷重等の上下方向の外力が作用したとき、盛土用パネル8に取り付けられた取付部2を上下方向に移動させることができる。このため、発泡樹脂ブロック7が上下方向の外力(上載荷重)等により変形した際に、盛土用パネル8の第1方向Xへの変形を抑制し、盛土用パネル8を長期的に安定して取り付けることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
100 :盛土構造
1 :取付具
2 :取付部
21 :取付板部
22 :ガイド板部
23 :第1調整部
24 :第2調整部
25 :固定用ボルト
26 :貫通ボルト
3 :挿入板部
31 :繋ぎ板部
32 :アンカー板部
33 :爪部
34 :第1爪部
35 :第2爪部
4 :挿入板部
41 :繋ぎ板部
42 :アンカー板部
43 :爪部
44 :第1爪部
45 :第2爪部
7 :発泡樹脂ブロック
71 :正面
72 :側面
73 :上面
74 :下面
8 :盛土用パネル
91 :斜面
92 :土木構造物
X :第1方向
Y :第2方向
Z :第3方向

Claims (11)

  1. 盛土用の発泡樹脂ブロックに盛土用パネルを取り付けるための取付具であって、
    盛土用パネルを取り付けるための取付部と、
    前記発泡樹脂ブロックに挿入するための挿入板部と、を備え、
    前記挿入板部は、
    前記取付部に繋がる繋ぎ板部と、
    前記取付部と第1方向で離間して配置されるとともに前記繋ぎ板部に対して前記第1方向に交わる第2方向に向けて折れ曲がって配置されるアンカー板部と、
    前記繋ぎ板部と前記アンカー板部との少なくとも何れかに、前記第1方向と前記第2方向とに交わる第3方向に突出された爪部と、を有すること
    を特徴とする取付具。
  2. 前記挿入板部は、前記発泡樹脂ブロックに埋設されること
    を特徴とする請求項1記載の取付具。
  3. 前記取付部は、前記盛土用パネルの前記第3方向への取り付け位置を調整する第1調整部を有すること
    を特徴とする請求項1又は2記載の取付具。
  4. 前記取付部は、前記盛土用パネルの前記第2方向への取り付け位置を調整する第2調整部を有すること
    を特徴とする請求項1~3の何れか1項記載の取付具。
  5. 前記取付部は、
    前記発泡樹脂ブロックの外面に接触されるガイド板部を有すること
    を特徴とする請求項1~4の何れか1項記載の取付具。
  6. 前記取付部は、
    前記ガイド板部に貫通される貫通ボルトを有し、
    前記貫通ボルトの先端部は、前記発泡樹脂ブロックに挿入されること
    を特徴とする請求項5記載の取付具。
  7. 盛土用の発泡樹脂ブロックに盛土用パネルが取り付けられる盛土構造であって、
    前記発泡樹脂ブロックと、
    前記盛土用パネルと、
    前記発泡樹脂ブロックに前記盛土用パネルを取り付ける取付具と、を備え、
    前記取付具は、
    前記盛土用パネルを取り付けるための取付部と、
    前記発泡樹脂ブロックに挿入するための挿入板部と、を備え、
    前記挿入板部は、
    前記取付部と第1方向に離間して配置されるアンカー板部と、
    前記アンカー板部に対して前記第1方向に交わる第2方向に向けて折れ曲がって配置されるとともに前記取付部と前記アンカー板部とを繋ぐ繋ぎ板部と、
    前記アンカー板部と前記繋ぎ板部との少なくとも何れかに、前記第1方向と前記第2方向とに交わる第3方向に突出された爪部と、を有すること
    を特徴とする盛土構造。
  8. 前記挿入板部は、前記発泡樹脂ブロックに埋設されること
    を特徴とする請求項7記載の盛土構造。
  9. 前記取付具は、1つの前記盛土用パネルにおいて上下方向に離間して配置される第1取付具と第2取付具とを有し、
    前記第1取付具の曲げ抵抗性は、前記第2取付具の曲げ抵抗性と異なること
    を特徴とする請求項7又は8記載の盛土構造。
  10. 前記取付具は、1つの前記盛土用パネルにおいて上下方向に離間して配置される第1取付具と第2取付具とを有し、
    前記第1取付具の前記取付部及び前記第2取付具の前記取付部の少なくとも何れかは、上下方向に移動可能に前記盛土用パネルが取り付けられること
    を特徴とする請求項7又は8記載の盛土構造。
  11. 請求項1~6の何れか1項記載の取付具を用いて盛土用の発泡樹脂ブロックに盛土用パネルを取り付ける盛土構造の施工方法であって、
    前記取付部が前記発泡樹脂ブロックの外側に露出されるように前記挿入板部の前記爪部を、前記発泡樹脂ブロックに挿入する挿入工程と、
    前記取付部に前記盛土用パネルを取り付ける取付工程と、を備えること
    を特徴とする盛土構造の施工方法。
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