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JP7731998B2 - 通信装置、マスタノード及び通信方法 - Google Patents
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JP7731998B2 - 通信装置、マスタノード及び通信方法 - Google Patents

通信装置、マスタノード及び通信方法

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Description

関連出願への相互参照
本出願は、2022年1月6日に出願された特許出願番号2022-001325号に基づくものであって、その優先権の利益を主張するものであり、その特許出願のすべての内容が、参照により本明細書に組み入れられる。
本開示は、移動通信システムで用いる通信装置及び通信方法に関する。
移動通信システムの標準化プロジェクトである3GPP(登録商標。以下同じ)(Third Generation Partnership Project)の技術仕様に準拠する移動通信システムにおいて、デュアルコネクティビティ(DC)が導入されている。DCにおいて、通信装置(UE:User Equipment)は、マスタノード(「マスタ基地局」とも称される)が管理するマスタセルグループ(MCG)及びセカンダリノード(「セカンダリ基地局」とも称される)が管理するセカンダリセルグループ(SCG)との通信を行う。
3GPPでは、DCにおける通信装置の消費電力を抑制するために、通信装置に設定されたSCGを一時的に非アクティブ化する技術について検討されている。例えば、マスタノードは、SCGのアクティブ化又は非アクティブ化を通信装置に指示する。SCGが非アクティブ状態であるときは通信装置とSCGとの通信が停止されるため、通信装置の消費電力が抑制される。
一方、3GPPの技術仕様は、ビーム障害検出(BFD)及びビーム障害復旧(BFR)について規定している(非特許文献1参照)。通信装置は、BFD用の参照信号をもとにBFDを行う。具体的には、通信装置の媒体アクセス制御(MAC)エンティティは、タイマにより定められる規定時間内に、物理レイヤからのビーム障害インスタンス指示子をカウントしたカウント値が閾値以上になると、ビーム障害が発生したと認識する。通信装置のMACエンティティは、ビーム障害を検出すると、ビーム障害から復旧するためにBFRを行う。
現状の3GPPにおける議論では、ネットワーク(例えば、マスタノード)が、SCGが非アクティブ状態であるときにBFDを行うよう通信装置に設定できることが合意されている(非特許文献2及び3参照)。また、現状の3GPPにおける議論では、SCGを非アクティブ状態にするときにMACエンティティをリセットすることが検討されている(非特許文献3及び4参照)。
3GPP技術仕様書:TS 38.321 V16.7.0 3GPP寄書:R2-2111638 3GPP寄書:R2-2111314 3GPP寄書:R2-2111643
SCGが非アクティブ状態であるときにBFDを行うように通信装置に設定されている場合において、通信装置がSCGを非アクティブ状態にするときにBFDパラメータ(カウント値、タイマ)をリセットすると、それまでのBFDにおける検出状態が初期化されてしまう。その結果、SCGが非アクティブ状態になった後のBFDが遅れることになり、その間は品質の低いビームが設定された状態になってしまう。よって、現状のSCG非アクティブ化の方法には、SCGが非アクティブ状態であるときに効率的にBFDを行う点において改善の余地がある。
そこで、本開示は、SCGが非アクティブ状態であるときに効率的にBFDを行うことが可能な通信装置及び通信方法を提供する。
第1の態様に係る通信装置は、マスタノードが管理するマスタセルグループ(MCG)及びセカンダリノードが管理するセカンダリセルグループ(SCG)との通信を行う通信装置であって、前記SCGと対応付けられた媒体アクセス制御(MAC)エンティティを有する制御部と、前記SCGの非アクティブ化を指示する情報を受信する受信部と、を備える。前記MACエンティティは、前記SCGについてビーム障害検出(BFD)を行うためのBFDパラメータを管理する。前記SCGの前記非アクティブ化が指示され、前記BFDを行うよう設定されている場合、前記制御部は、前記MACエンティティをリセットする処理において、前記BFDパラメータをリセット又は停止しないように制御する。
第2の態様に係る通信方法は、マスタノードが管理するマスタセルグループ(MCG)及びセカンダリノードが管理するセカンダリセルグループ(SCG)との通信を行う通信方法であって、前記SCGと対応付けられた媒体アクセス制御(MAC)エンティティが、前記SCGについてビーム障害検出(BFD)を行うためのBFDパラメータを管理するステップと、前記SCGの非アクティブ化を指示する情報を受信するステップと、前記SCGの前記非アクティブ化が指示され、前記BFDを行うよう設定されている場合、前記MACエンティティをリセットする処理において、前記BFDパラメータをリセット又は停止しないように制御するステップと、を備える。
本開示についての上記目的およびその他の目的、特徴や利点は、添付の図面を参照しながら下記の詳細な記述により、より明確になる。その図面は、
図1は、実施形態に係る移動通信システムの構成を示す図であり、 図2は、実施形態に係る移動通信システムにおけるプロトコルスタックの構成例を示す図であり、 図3は、実施形態に係るBFD及びBFRの概要について説明するための図であって、UEの内部処理を示す図であり、 図4は、実施形態に係るBFD及びBFRの概要について説明するための図であって、PCellでビーム障害が検出された例を示す図であり、 図5は、実施形態に係るBFD及びBFRの概要について説明するための図であって、SCellでビーム障害が検出された例を示す図であり、 図6は、実施形態に係るLCPの概要について説明するための図であり、 図7は、実施形態に係るDCの概要について説明するための図であり、 図8は、実施形態に係るUEの構成を示す図であり、 図9は、実施形態に係る基地局の構成を示す図であり、 図10は、実施形態に係るBFD及びBFRに関する第1動作例を示す図であり、 図11は、実施形態に係るBFD及びBFRに関する第2動作例を示す図であり、 図12は、実施形態に係るBFD及びBFRに関する第3動作例を示す図であり、 図13は、実施形態に係るBFD及びBFRに関する第4動作例を示す図であり、 図14は、実施形態に係るLCPに関する第1動作例を示す図であり、 図15は、実施形態に係るLCPに関する第2動作例を示す図であり、 図16は、実施形態に係るLCPに関する第3動作例を示す図であり、 図17は、実施形態に係るLCPに関する第4動作例を示す図であり、 図18は、実施形態に係るMACリセット(MAC Reset)の仕様変更例を示す図であり、 図19は、実施形態に係るMACリセット(MAC Reset)の仕様変更例を示す図であり、 図20は、実施形態に係るMACリセット(MAC Reset)の仕様変更例を示す図であり、 図21は、実施形態に係るBFD及びBFR(Beam Failure Detection and Recovery procedure)の仕様変更例を示す図であり、 図22は、実施形態に係るBFD及びBFR(Beam Failure Detection and Recovery procedure)の仕様変更例を示す図であり、 図23は、実施形態に係るBFD及びBFR(Beam Failure Detection and Recovery procedure)の仕様変更例を示す図であり、 図24は、実施形態に係るLCP(Logical Channel Prioritization)の仕様変更例を示す図であり、 図25は、実施形態に係るDCのバリエーションを示す図である。
図面を参照しながら、実施形態に係る移動通信システムについて説明する。図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。
(移動通信システムの構成)
まず、図1を参照して、実施形態に係る移動通信システム1の構成について説明する。
移動通信システム1は、例えば、3GPPの技術仕様(Technical Specification:TS)に準拠したシステムである。以下において、移動通信システム1として、3GPPの第5世代(5G)システムの無線アクセス技術(RAT)であるNR(NR Radio Access)に基づく移動通信システムを主として説明する。但し、移動通信システム1は、少なくとも部分的に、3GPPの第4世代(4G)システムのRATであるE-UTRA(Evolved Universal Terrestrial Radio Access)/LTE(Long Term Evolution)に基づく構成を有していてもよい。
移動通信システム1は、ネットワーク10と、ネットワーク10と通信する通信装置(User Equipment:UE)100とを有する。ネットワーク10は、無線アクセスネットワーク(RAN)20と、コアネットワーク(CN)30とを有する。RAN20は、5G/NRにおけるNG-RAN(Next Generation Radio Access Network)である。RAN20は、4G/LTEにおけるE-UTRAN(Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network)であってもよい。CN30は、5G/NRにおける5GC(5th Generation Core network)である。CN30は、4G/LTEにおけるEPC(Evolved Packet Core)であってもよい。
UE100は、ユーザにより利用される装置である。UE100は、例えば、スマートフォンなどの携帯電話端末、タブレット端末、ノートPC、通信モジュール、又は通信カードなどの移動可能な装置である。UE100は、車両(例えば、車、電車など)又はこれに設けられる装置であってよい。UE100は、車両以外の輸送機体(例えば、船、飛行機など)又はこれに設けられる装置であってよい。UE100は、センサ又はこれに設けられる装置であってよい。なお、UE100は、移動局、移動端末、移動装置、移動ユニット、加入者局、加入者端末、加入者装置、加入者ユニット、ワイヤレス局、ワイヤレス端末、ワイヤレス装置、ワイヤレスユニット、リモート局、リモート端末、リモート装置、又はリモートユニット等の別の名称で呼ばれてもよい。
RAN20は、複数の基地局200を含む。各基地局200は、少なくとも1つのセルを管理する。セルは、通信エリアの最小単位を構成する。例えば、1つのセルは、1つの周波数(キャリア周波数)に属し、1つのコンポーネントキャリアにより構成される。用語「セル」は、無線通信リソースを表すことがあり、UE100の通信対象を表すこともある。各基地局200は、自セルに在圏するUE100との無線通信を行うことができる。基地局200は、RANのプロトコルスタックを使用してUE100と通信する。基地局200は、UE100へ向けたユーザプレーン及び制御プレーンプロトコル終端を提供し、基地局-CN間のネットワークインターフェイスを介してCN30に接続される。5G/NRにおける基地局200はgNodeB(gNB)と称され、4G/LTEにおける基地局200はeNodeB(eNB)と称される。また、5G/NRにおける基地局-CN間インターフェイスはNGインターフェイスと称され、4G/LTEにおける基地局-CN間インターフェイスはS1インターフェイスと称される。基地局200は、基地局間のネットワークインターフェイスを介して隣接基地局と接続される。5G/NRにおける基地局間インターフェイスはXnインターフェイスと称され、4G/LTEにおける基地局間インターフェイスはX2インターフェイスと称される。
CN30は、コアネットワーク装置300を含む。コアネットワーク装置300は、5G/NRにおけるAMF(Access and Mobility Management Function)及び/又はUPF(User Plane Function)である。コアネットワーク装置300は、4G/LTEにおけるMME(Mobility Management Entity)及び/又はS-GW(Serving Gateway)であってもよい。AMF/MMEは、UE100のモビリティ管理を行う。UPF/S-GWは、ユーザプレーン処理に特化した機能を提供する。
次に、図2を参照して、実施形態に係る移動通信システム1におけるプロトコルスタックの構成例について説明する。
UE100と基地局200との間の無線区間のプロトコルは、物理(PHY)レイヤと、媒体アクセス制御(MAC)レイヤと、無線リンク制御(RLC)レイヤと、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)レイヤと、無線リソース制御(RRC)レイヤとを有する。
PHYレイヤは、符号化・復号、変調・復調、アンテナマッピング・デマッピング、及びリソースマッピング・デマッピングを行う。UE100のPHYレイヤと基地局200のPHYレイヤとの間では、物理チャネルを介してデータ及び制御情報が伝送される。
物理チャネルは、時間領域における複数のOFDMシンボルと周波数領域における複数のサブキャリアとで構成される。1つのサブフレームは、時間領域で複数のOFDMシンボルで構成される。リソースブロックは、リソース割当単位であり、複数のOFDMシンボルと複数のサブキャリアとで構成される。フレームは、10msで構成されることができ、1msで構成された10個のサブフレームを含むことができる。サブフレーム内には、サブキャリア間隔に応じた数のスロットが含まれることができる。
物理チャネルの中で、物理下りリンク制御チャネル(PDCCH)は、例えば、下りリンクスケジューリング割り当て、上りリンクスケジューリンググラント、及び送信電力制御等の目的で中心的な役割を果たす。例えば、UE100は、基地局200からUE100に割り当てられたC-RNTI(Cell-Radio Network Temporary Identifier)及びMCS-C-RNTI(Modulation and Coding Scheme-C-RNTI)、又はCS-RNTI(Configured Scheduling-RNTI)を用いてPDCCHのブラインド復号を行い、復号に成功したDCIを自UE宛てのDCIとして取得する。ここで、基地局200から送信されるDCIには、C-RNTI及びMCS-C-RNTI、又はCS-RNTIによってスクランブルされたCRCパリティビットが付加されている。
NRでは、UE100は、システム帯域幅(すなわち、セルの帯域幅)よりも狭い帯域幅を使用できる。基地局200は、連続するPRBからなる帯域幅部分(BWP:BandWidth Part)をUE100に設定する。UE100は、アクティブなBWPにおいてデータ及び制御信号を送受信する。UE100には、例えば、最大4つのBWPが設定可能である。各BWPは、異なるサブキャリア間隔を有していてもよい。また、当該各BWPは、周波数が相互に重複していてもよい。UE100に対して複数のBWPが設定されている場合、基地局200は、ダウンリンクにおける制御によって、どのBWPをアクティブ化するかを指定できる。これにより、基地局200は、UE100のデータトラフィックの量等に応じてUE帯域幅を動的に調整でき、UE電力消費を減少させ得る。
基地局200は、例えば、サービングセル上の最大4つのBWPのそれぞれに最大3つの制御リソースセット(CORESET:control resource set)を設定できる。CORESETは、UE100が受信すべき制御情報のための無線リソースである。UE100には、サービングセル上で最大12個のCORESETが設定され得る。各CORESETは、0乃至11のインデックスを有する。例えば、CORESETは、6つのリソースブロック(PRB)と、時間領域内の1つ、2つ、又は3つの連続するOFDMシンボルとにより構成される。
MACレイヤは、データの優先制御、ハイブリッドARQ(HARQ:Hybrid Automatic Repeat reQuest)による再送処理、及びランダムアクセスプロシージャ等を行う。UE100のMACレイヤと基地局200のMACレイヤとの間では、トランスポートチャネルを介してデータ及び制御情報が伝送される。基地局200のMACレイヤはスケジューラを含む。スケジューラは、上下リンクのトランスポートフォーマット(トランスポートブロックサイズ、変調・符号化方式(MCS:Modulation and Coding Scheme))及びUE100への割当リソースを決定する。
RLCレイヤは、MACレイヤ及びPHYレイヤの機能を利用してデータを受信側のRLCレイヤに伝送する。UE100のRLCレイヤと基地局200のRLCレイヤとの間では、論理チャネルを介してデータ及び制御情報が伝送される。
PDCPレイヤは、ヘッダ圧縮・伸張、及び暗号化・復号化を行う。
PDCPレイヤの上位レイヤとしてサービスデータアダプテーションプロトコル(SDAP)レイヤが設けられていてもよい。SDAPレイヤは、コアネットワークがQoS(Quality of Service)制御を行う単位であるIPフローとアクセス層(Access Stratum:AS)がQoS制御を行う単位である無線ベアラとのマッピングを行う。
RRCレイヤは、無線ベアラの確立、再確立及び解放に応じて、論理チャネル、トランスポートチャネル、及び物理チャネルを制御する。UE100のRRCレイヤと基地局200のRRCレイヤとの間では、各種設定のためのRRCシグナリングが伝送される。UE100のRRCと基地局200のRRCとの間にRRC接続がある場合、UE100はRRCコネクティッド状態である。UE100のRRCと基地局200のRRCとの間にRRC接続がない場合、UE100はRRCアイドル状態である。UE100のRRCと基地局200のRRCとの間のRRC接続がサスペンドされている場合、UE100はRRCインアクティブ状態である。
RRCレイヤの上位に位置する非アクセス層(Non-Access Stratum:NAS)レイヤは、UE100のセッション管理及びモビリティ管理を行う。UE100のNASレイヤとコアネットワーク装置300(AMF/MME)のNASレイヤとの間では、NASシグナリングが伝送される。なお、UE100は、無線インターフェイスのプロトコル以外にアプリケーションレイヤ等を有する。
(BFD及びBFRの概要)
次に、図3乃至図5を参照して、実施形態に係るビーム障害検出(BFD)及びビーム障害復旧(BFR)の概要について説明する。
5G/NRは、4G/LTEに比べて、ミリ波帯又はテラヘルツ波帯といった高周波数帯による広帯域伝送が可能である。5G/NRでは、このような高周波数帯の電波における電波減衰を補うために、基地局200とUE100との間で、多数のアンテナを使用した高指向性のビームフォーミングを利用し、高いビーム利得を得ている。NRでは、基地局200とUE100との間のビームペアを確立及び維持するためのビーム制御技術が導入されている。BFD及びBFRは、このようなビーム制御技術の1つである。
BFDに関し、基地局200は、ビーム障害を検出するための下りリンクの参照信号リソースをUE100に設定する。このような参照信号リソースは、SSB(SS/PBCH Block)及びCSI-RS(Channel State Information Reference Signal)のいずれかである。SSBは、プライマリ同期信号(PSS)、セカンダリ同期信号(SSS)、PBCH(Physical Broadcast Channel)、及び復調参照信号(DMRS)を含む。例えば、SSBは、時間領域において連続した4つのOFDMシンボルから構成されてもよい。また、SSBは、周波数領域において連続した240サブキャリア(すなわち、20リソースブロック)から構成されてもよい。PBCHは、マスタ情報ブロック(MIB)を運ぶ物理チャネルである。CSI-RSは、無線チャネルの状態をUE100が測定するために送信される参照信号である。
図3に示すように、UE100において、MACレイヤ(MACエンティティ)は、サービングごとにBFI(Beam Failure Instance)カウンタ及びBFDタイマを管理する。MACエンティティがBFDを行うために管理するパラメータ(例えば、BFIカウンタ及び/又はBFDタイマ)をBFDパラメータと称する。UE100のMACエンティティは、あるサービングセルについてPHYレイヤから通知されるビーム障害イベント(ビーム障害インスタンス指示子)をBFIカウンタでカウントし、BFDタイマの満了前にBFIカウンタのカウント値が閾値以上になると、当該サービングセルについてビーム障害を検出(認識)する。BFDタイマは、MACエンティティがビーム障害インスタンス指示子を受信するとスタート又はリスタートするタイマである。なお、BFIカウンタの閾値及びBFDタイマのタイマ設定値は、ネットワーク10からUE100に設定される。UE100のMACエンティティは、ビーム障害を検出すると、ビーム障害から復旧するためにBFRを行う。
図4に、サービングセルとしてのプライマリセル(PCell)でビーム障害が検出された例を示す。図4において、PSCellが、ビーム#0乃至ビーム#2の合計3つのビームを有する一例を示している。UE100のMACエンティティは、PCellにおいて、あるビーム(例えば、ビーム#0)を用いた通信中にビーム障害を検出する。この場合、UE100のMACエンティティは、PCellに対するランダムアクセス手順を開始することにより、BFRをトリガする。ここで、UE100のMACエンティティは、ランダムアクセスを試行する期間を定めるBFRタイマをスタートする。そして、UE100のMACエンティティは、BFRを実行するために適切なビーム(例えば、ビーム#1)を選択する。このようなランダムアクセス手順が完了すると、BFRが完了する。
図5に、サービングセルとしてのセカンダリセル(SCell)でビーム障害が検出された例を示す。図5において、SCellが、ビーム#0乃至ビーム#2の合計3つのビームを有する一例を示している。UE100のMACエンティティは、SCellにおいて、あるビーム(例えば、ビーム#0)を用いた通信中にビーム障害を検出する。この場合、UE100は、BFR MAC CEの送信を開始することにより、BFRをトリガする。ここで、UE100のMACエンティティは、SCellに適したビーム(例えば、ビーム#1)を選択し、ビーム障害に関する情報とともに選択ビーム情報をBFR MAC CEにより示す。UE100のMACエンティティは、BFR MAC CEの送信に使用されたHARQプロセスの新しい送信のアップリンクグラントを示すPDCCHを受信すると、SCell250BのBFRが完了する。
(LCPの概要)
次に、図6を参照して、実施形態に係る論理チャネル優先順位付け(LCP)の概要について説明する。
上りリンクにおいて、UE100のMACエンティティは、基地局200から割り当てられた無線リソースを用いて送信するMAC PDU(Protocol Data Unit)を生成する際にLCPを行う。UE100のMACエンティティは、PDCCHで通知された上りリンクグラントに基づいて、設定された各無線ベアラ(各論理チャネル)に要求されるQoS(Quality of Service)を満足するように、新しいMAC PDUに含める各論理チャネルのデータ量を各論理チャネルの優先順位に応じて決定する。このようなLCP手順は、新しい送信が実行されるときに適用される。
図6に示すように、UE100のMACエンティティは、利用可能なMAC PDUのサイズに達するまで、優先順位の高い論理チャネルから順にデータをMAC PDUに格納する。ネットワーク10(RRC)は、各論理チャネルについて上りリンクデータのスケジューリングを制御するために、優先順位(priority)、優先ビットレート(PBR)、及びバケットサイズ期間(BSD)を論理チャネルごとにUE100に設定する。ここで、優先順位(priority)は、その値が大きくなるほど優先順位が低くなることを示す。
また、UE100のMACエンティティは、論理チャネルjごとに変数Bjを管理する。Bjは、対応する論理チャネルが確立されるときにゼロに初期化され、PBR×Tによって増加される。ここで、PBRは、論理チャネルjの優先ビットレートであり、Tは、Bjが最後に増加されてから経過した時間である。但し、Bjの値がバケットサイズを超えることはできない。バケットサイズは、PBR×BSDに等しい。Bjの値が論理チャネルjのバケットサイズよりも大きい場合、UE100のMACエンティティは、Bjの値をバケットサイズに設定する。
そして、UE100のMACエンティティは、Bj>0の選択された論理チャネルについて、優先順位の高い順にリソースを割り当てる。なお、論理チャネルのPBRが無限大に設定されている場合、MACエンティティは、優先順位の低い論理チャネルのPBRを満たす前に、PBRが無限大に設定されている論理チャネルでの送信に使用できるすべてのデータにリソースを割り当てる。また、MACエンティティは、論理チャネルjに提供されるデータ(MAC SDU)の合計サイズだけBjを減少させる。リソースが残っている場合、選択されたすべての論理チャネルは、その論理チャネルのデータ又は上りリンクグラントのいずれかが使い果たされるまで順先順位に従ってリソースが提供される。
(DCの概要)
次に、図7を参照して、実施形態に係るDCの概要について説明する。
DCにおいて、UE100は、マスタノード(MN)200Mが管理するマスタセルグループ(MCG)201M及びセカンダリノード(SN)200Sが管理するセカンダリセルグループ(SCG)201Sとの通信を行う。MN200M及びSN200Sは、ネットワークインターフェイスを介して互いに接続される。MN200MとSN200との間のネットワークインターフェイスは、Xnインターフェイス又はX2インターフェイスであってもよい。MN200M及びSN200は、当該ネットワークインターフェイスを介して互いに通信する。なお、MN200Mはマスタ基地局と称されることがある。SN200Sはセカンダリ基地局と称されることがある。
例えば、MN200MがSN200Sへ所定のメッセージ(例えば、SN Addition Requestメッセージ)を送信し、MN200MがUE100へRRC再設定(RRC Reconfiguration)メッセージを送信することで、DCが開始される。DCにおいて、RRCコネクティッド状態のUE100は、MN200M及びSN200Sのそれぞれのスケジューラから無線リソースが割り当てられ、MN200Mの無線リソース及びSN200Sの無線リソースを用いて無線通信を行う。
MN200Mは、コアネットワークとの制御プレーン接続を有していてもよい。MN200Mは、UE100の主たる無線リソースを提供する。MN200Mは、MCG201Mを管理する。MCG201Mは、MN200Mと対応付けられたサービングセルのグループである。MCG201Mは、プライマリセル(PCell)を有し、オプションで1つ以上のセカンダリセル(SCell)を有する。
SN200Sは、コアネットワークとの制御プレーン接続を有していなくてもよい。SN200Sは、追加的な無線リソースをUE100に提供する。SN200Sは、SCG201Sを管理する。SCG201Sは、プライマリ・セカンダリセル(PSCell)を有し、オプションで1つ以上のSCellを有する。なお、MCG201MのPCell及びSCG201SのPSCellは、スペシャルセル(SpCell)と称されることがある。
このように、DCにおいては、UE100と通信するノードの役割をMN200M及びSN200Sに分ける。SN200Sで独立に決められる設定を除き、MN200Mは、UE100に対する設定を決める主導権を持つ。
また、DCでは、UE100に2つのMACエンティティ101M及び101Sが設定される。一方はMCG201M用のMACエンティティ101Mであり、他方はSCG201S用のMACエンティティ101Sである。PCell以外のMCG201Mのサービングセルは、MCG201Mで受信したMAC制御要素(CE)によってアクティブ化/非アクティブ化できる。PSCell以外のSCG201Sのサービングセルは、SCG201Sで受信したMAC CEによってアクティブ化/非アクティブ化できる。SCG201SのPSCellは、PCellと同様に、常にアクティブ化された状態(アクティブ状態)である。
現在、3GPPでは、上述のようなサービングセル単位でのアクティブ化/非アクティブ化ではなく、UE100に設定されたSCG201S単位でアクティブ化/非アクティブ化する技術について検討されている。SCG201Sが非アクティブ状態である場合、SCG201Sに属する全てのサービングセル(PSCell及びSCell)が非アクティブ状態になる。例えば、MN200Mは、SCG201Sのアクティブ化又は非アクティブ化を指示(設定)するRRCメッセージをUE100に送信する。このようなRRCメッセージは、RRC Reconfigurationメッセージであってもよい。UE100は、当該指示の受信に応じてSCG201Sをアクティブ化又は非アクティブ化する。
SCG201Sの非アクティブ状態は、非アクティブ状態のSCG201Sに属する各サービングセル(特に、PSCell)について、UE100がCSI(Channel Status Information)、SRS(Sounding Reference Signal)、及びUL-SCH(UL-Shared CHannel)のうち少なくとも1つを送信しない状態、及び/又は、UE100がPDCCH(Physical Downlink Control Channel)を監視しない状態であってもよい。SCG201Sが非アクティブ状態であるときはUE100とSCG201Sとの通信が停止されるため、UE100の消費電力が抑制される。
現状の3GPPにおける議論では、ネットワーク10(例えば、MN200M)が、SCG201Sが非アクティブ状態であるときにSCG201S(特に、PSCell)についてBFDを行うようUE100に設定できることが合意されている。また、現状の3GPPにおける議論では、SCG201Sを非アクティブ状態にするときにMACエンティティをリセットすることが検討されている。なお、従来のMACリセットの処理は、RRC Reconfiguration時などに実行され、MACパラメータをリセットする処理であって、例えば次のことが実行される:
・MACエンティティが管理しているすべてのタイマを停止する;
・MACエンティティが実行しているSR(Scheduling Request)、BSR(Buffer Status Report)、PHR(Power Headroom Report)、及びBFRなどをキャンセルする;
・MACエンティティが管理しているカウンタ(BFIカウンタを含む)をゼロにする(すなわち、リセットする)。
SCG201Sが非アクティブ状態であるときにSCG201S(特に、PSCell)についてBFDを行うようUE100に設定されている場合において、UE100がSCG201Sを非アクティブ状態にするときにBFDパラメータ(特に、BFIカウント値)をリセットすると、それまでのBFDにおける検出状態が初期化されてしまう。その結果、SCG201Sが非アクティブ状態になった後のBFDが遅れることになり、その間は品質の低いビームが設定された状態になってしまう。よって、現状のSCG201S非アクティブ化の方法には、SCG201Sが非アクティブ状態であるときに効率的にBFDを行う点において改善の余地がある。
また、UE100がSCG201Sを非アクティブ状態にし、その後、SCG201Sをアクティブ状態にする一連の動作において、LCPを制御する方法については未確定である。ここで、現状の3GPPの技術仕様によれば、SCG201Sが非アクティブ状態であって、SCG201Sに対して送信するデータがUE100に存在しない場合であっても、LCPにおける変数Bjの値が増加し得る。その後、SCG201Sがアクティブ化されると、変数Bjが既に累積された状態でLCPが行われてしまう。よって、SCG201Sを非アクティブ状態からアクティブ状態に切り替えた際に不適切なLCPが行われる懸念がある。
(UEの構成)
次に、図8を参照して、実施形態に係るUE100の構成について説明する。UE100は、通信部110及び制御部120を備える。
通信部110は、無線信号を基地局200と送受信することによって基地局200との無線通信を行う。通信部110は、少なくとも1つの送信部111及び少なくとも1つの受信部112を有する。送信部111及び受信部112は、複数のアンテナ及びRF回路を含んで構成されてもよい。アンテナは、信号を電波に変換し、当該電波を空間に放射する。また、アンテナは、空間における電波を受信し、当該電波を信号に変換する。RF回路は、アンテナを介して送受信される信号のアナログ処理を行う。RF回路は、高周波フィルタ、増幅器、変調器及びローパスフィルタ等を含んでもよい。
制御部120は、UE100における各種の制御を行う。制御部120は、通信部110を介した基地局200との通信を制御する。上述及び後述のUE100の動作は、制御部120の制御による動作であってよい。制御部120は、プログラムを実行可能な少なくとも1つのプロセッサ及びプログラムを記憶するメモリを含んでよい。プロセッサは、プログラムを実行して、制御部120の動作を行ってもよい。制御部120は、アンテナ及びRF回路を介して送受信される信号のデジタル処理を行うデジタル信号プロセッサを含んでもよい。当該デジタル処理は、RANのプロトコルスタックの処理を含む。なお、メモリは、プロセッサにより実行されるプログラム、当該プログラムに関するパラメータ、及び、当該プログラムに関するデータを記憶する。メモリは、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)及びフラッシュメモリの少なくとも1つを含んでよい。メモリの全部又は一部は、プロセッサ内に含まれていてよい。
このように構成されたUE100は、MCG201M及びSCG201SとのDC通信を行う(図7参照)。制御部120は、SCG201Sと対応付けられたMACエンティティ101Sを有する。受信部112は、SCG201Sを非アクティブ状態にするSCG非アクティブ化指示を受信する。受信部112は、SCG非アクティブ化指示を含むRRCメッセージをMN200M(MCG201M)から受信してもよい。MACエンティティ101Sは、SCG201S(特に、PSCell)についてBFDを行うためのBFDパラメータを管理する。SCG201Sが非アクティブ状態であるときにBFDを行うよう設定されている場合、制御部120は、SCG非アクティブ化指示の受信に応じて、BFDパラメータを維持しつつ、MACエンティティ101Sをリセットする処理を行う。これにより、SCG201Sを非アクティブ状態にするときにBFDパラメータ(例えば、BFIカウント値、BFDタイマ)がリセットされないため、それまでのBFDにおける検出状態が継続される。その結果、SCG201Sが非アクティブ状態になった後に速やかにBFDを行ってビーム障害を検出できる。すなわち、SCG非アクティブ状態に入った後も、入る前の状態を継続してBFD及びBFRを実行でき、実行遅延を防ぐことができる。よって、SCG201Sが非アクティブ状態であるときに効率的にBFDを行うことが可能になる。以下において、SCG201Sを非アクティブ化するときにMACパラメータを部分的にリセットする処理を「パーシャルMACリセット」とも称する。
一方、SCG201Sが非アクティブ状態であるときにBFDを行うよう設定されていない場合、制御部120は、SCG非アクティブ化指示の受信に応じて、BFDパラメータをリセット又は停止させるとともに、MACエンティティ101Sをリセットする処理を行ってもよい。このように、BFDパラメータをリセット又は停止させることにより、UE100の処理負荷を軽減できる。
また、UE100において、SCG201Sと対応付けられたMACエンティティ101Sは、SCG201Sとの通信に用いる各論理チャネルに対する上りリンクリソース割り当てのための変数であって、時間の経過に応じて値が増加する変数Bjを論理チャネルごとに管理する。制御部120は、変数Bjについて、SCG201Sを非アクティブ状態にするときは第1の処理を行い、SCG201Sが非アクティブ状態にある間は第2の処理を行い、SCG201Sをアクティブ状態にするときは第3の処理を行う。ここで、制御部120は、SCG201Sをアクティブ状態にするときに変数Bjの値がゼロになるように第1乃至第3の処理を行う。SCG201Sをアクティブ状態にするときに変数Bjの値がゼロになるため、SCG201Sを非アクティブ状態からアクティブ状態に切り替えた際に、変数Bjが既に累積された状態でLCPが行われてしまうことを回避できる。よって、SCG201Sを非アクティブ状態からアクティブ状態に切り替えた際に適切なLCPを行うことが可能になる。
第1乃至第3の処理のうちの少なくとも一部の処理は他の処理とは異なる処理であってもよい。なお、第1の処理は、MACエンティティ101Sの部分的なリセットにおける処理であってもよい。第3の処理は、MACエンティティ101Sのリセットにおける処理であってもよい。
(基地局の構成)
次に、図9を参照して、実施形態に係る基地局200の構成について説明する。基地局200は、通信部210と、ネットワークインターフェイス220と、制御部230とを有する。
通信部210は、例えば、UE100からの無線信号を受信し、UE100への無線信号を送信する。通信部210は、少なくとも1つの送信部211及び少なくとも1つの受信部212を有する。送信部211及び受信部212は、RF回路を含んで構成されてもよい。RF回路は、アンテナを介して送受信される信号のアナログ処理を行う。RF回路は、高周波フィルタ、増幅器、変調器及びローパスフィルタ等を含んでもよい。
ネットワークインターフェイス220は、信号をネットワークと送受信する。ネットワークインターフェイス220は、例えば、基地局間インターフェイスであるXnインターフェイスを介して接続された隣接基地局から信号を受信し、隣接基地局へ信号を送信する。また、ネットワークインターフェイス220は、例えば、NGインターフェイスを介して接続されたコアネットワーク装置300から信号を受信し、コアネットワーク装置300へ信号を送信する。
制御部230は、基地局200における各種の制御を行う。制御部230は、例えば、通信部210を介したUE100との通信を制御する。また、制御部230は、例えば、ネットワークインターフェイス220を介したノード(例えば、隣接基地局、コアネットワーク装置300)との通信を制御する。上述及び後述の基地局200の動作は、制御部230の制御による動作であってよい。制御部230は、プログラムを実行可能な少なくとも1つのプロセッサ及びプログラムを記憶するメモリを含んでよい。プロセッサは、プログラムを実行して、制御部230の動作を行ってもよい。制御部230は、アンテナ及びRF回路を介して送受信される信号のデジタル処理を行うデジタル信号プロセッサを含んでもよい。当該デジタル処理は、RANのプロトコルスタックの処理を含む。なお、メモリは、プロセッサにより実行されるプログラム、当該プログラムに関するパラメータ、及び、当該プログラムに関するデータを記憶する。メモリの全部又は一部は、プロセッサ内に含まれていてよい。
(UEの動作例)
(1)BFD及びBFRに関する動作例
次に、図10乃至図13を参照して、実施形態に係るBFD及びBFRに関するUE100の第1乃至第4動作例について説明する。これらの第1乃至第4動作例は、各動作例を別個独立に実施してもよい。また、これらの第1乃至第4動作例は、2以上の動作例を組み合わせて実施してもよい。
(1.1)BFD及びBFRに関する第1動作例
SCG201S用のMACエンティティ101Sが管理するBFDパラメータは、UE100の物理レイヤからMACエンティティ101Sに通知されるビーム障害インスタンス指示子をカウントしたカウント値(BFIカウンタ)を含む。MACエンティティ101Sは、BFIカウンタのカウント値が閾値に達したことに応じてビーム障害を検出する。SCG201Sが非アクティブ状態であるときにBFDを行うよう設定されている場合、UE100の制御部120は、SCG非アクティブ化指示の受信に応じて、BFIカウンタのカウント値をリセットすることなく、MACエンティティ101Sをリセットする処理を行う。これにより、SCG201Sを非アクティブ化する前のBFIカウンタのカウント値が維持されるため、SCG201Sを非アクティブ化した後に速やかにビーム障害を検出可能になる。
一方、SCG201Sが非アクティブ状態であるときにBFDを行うよう設定されていない場合、UE100の制御部120は、SCG非アクティブ化指示の受信に応じて、BFIカウンタのカウント値をリセットするとともに、MACエンティティ101Sをリセットする処理を行う。BFIカウンタのカウント値をリセットすることにより、UE100のメモリ使用量及び処理負荷を低減できるとともに、予期せぬエラーの発生を防止できる。
図10は、本動作例を示すフロー図である。
ステップS11において、UE100の制御部120(具体的には、SCG201S用のMACエンティティ101S)は、SCG201Sに含まれる各サービングセルについてBFIカウンタを管理する。
ステップS12において、UE100の受信部112は、SCG非アクティブ化指示を、例えばMN200M(MCG201M)から受信する。
ステップS13において、UE100の制御部120は、SCG非アクティブ状態でBFDを行うよう設定されているか否かを判定する。例えば、UE100の制御部120は、SCG非アクティブ状態でBFDを行うよう設定する設定情報を含むRRCメッセージを受信部112が例えばMN200M(MCG201M)から受信している場合、SCG非アクティブ状態でBFDを行うよう設定されていると判定してもよい。
SCG非アクティブ状態でBFDを行うよう設定されていると判定した場合(ステップS13:YES)、ステップS14において、UE100の制御部120は、SCG非アクティブ化指示の受信に応じて、BFIカウンタのカウント値をリセットすることなく、MACエンティティ101Sをリセットする処理を行う。なお、S14における処理は、BFRタイマとは異なるタイマをリセットする処理、実行しているSR(Scheduling Request)、BSR(Buffer Status Report)若しくはPHR(Power Headroom Report)をキャンセルする処理及び/又はBFIカウンタとは異なるカウンタを少なくともリセットする処理を含む処理であってよい。
一方、SCG非アクティブ状態でBFDを行うよう設定されていないと判定した場合(ステップS13:NO)、ステップS15において、UE100の制御部120は、SCG非アクティブ化指示の受信に応じて、BFIカウンタのカウント値をリセットするとともに、MACエンティティ101Sをリセットする処理を行う。
(1.2)BFD及びBFRに関する第2動作例
SCG201S用のMACエンティティ101Sが管理するBFDパラメータは、BFDのためのBFDタイマを含む。MACエンティティ101Sは、BFDタイマの満了前にBFIカウンタのカウント値が閾値に達したことに応じてビーム障害を検出する。SCG201Sが非アクティブ状態であるときにBFDを行うよう設定されている場合、UE100の制御部120は、SCG非アクティブ化指示の受信に応じて、BFDタイマを停止させることなく、MACエンティティ101Sをリセットする処理を行う。このように、BFDタイマを停止させないことにより、SCG201Sが非アクティブ化されてもBFDを適切に行うことができる。
一方、SCG201Sが非アクティブ状態であるときにBFDを行うよう設定されていない場合、UE100の制御部120は、SCG非アクティブ化指示の受信に応じて、BFDタイマを停止させるとともに、MACエンティティ101Sをリセットする処理を行う。BFDタイマを停止させることにより、UE100の処理負荷を低減できるとともに、予期せぬエラーの発生を防止できる。
図11は、本動作例を示すフロー図である。ここでは、上述のBFD及びBFRに関する第1動作例との相違点を主として説明し、重複する説明を省略する。
ステップS21において、UE100の制御部120(具体的には、SCG201S用のMACエンティティ101S)は、SCG201Sに含まれる各サービングセルについてBFDタイマを管理する。
ステップS22において、UE100の受信部112は、SCG非アクティブ化指示を、例えばMN200M(MCG201M)から受信する。
ステップS23において、UE100の制御部120は、SCG非アクティブ状態でBFDを行うよう設定されているか否かを判定する。
SCG非アクティブ状態でBFDを行うよう設定されていると判定した場合(ステップS23:YES)、ステップS24において、UE100の制御部120は、SCG非アクティブ化指示の受信に応じて、BFDタイマを停止させることなく、MACエンティティ101Sをリセットする処理を行う。
一方、SCG非アクティブ状態でBFDを行うよう設定されていないと判定した場合(ステップS23:NO)、ステップS25において、UE100の制御部120は、SCG非アクティブ化指示の受信に応じて、BFDタイマを停止させるとともに、MACエンティティ101Sをリセットする処理を行う。
(1.3)BFD及びBFRに関する第3動作例
SCG201S用のMACエンティティ101Sは、BFDによりビーム障害が検出されたときにBFRを行うためのBFRタイマを管理する。SCG201Sが非アクティブ状態であるときにBFDを行うよう設定されている場合、UE100の制御部120は、SCG非アクティブ化指示の受信に応じて、BFRタイマを停止させることなく、MACエンティティ101Sをリセットする処理を行う。BFRタイマを停止させないことにより、SCG201Sが非アクティブ化されてもBFRを適切に行うことが可能になる。
一方、SCG201Sが非アクティブ状態であるときにBFDを行うよう設定されていない場合、UE100の制御部120は、SCG非アクティブ化指示の受信に応じて、BFRタイマを停止させるとともに、MACエンティティ101Sをリセットする処理を行う。BFRタイマを停止させることにより、UE100の処理負荷を低減できるとともに、予期せぬエラーの発生を防止できる。
図12は、本動作例を示すフロー図である。ここでは、上述のBFD及びBFRに関する第1動作例との相違点を主として説明し、重複する説明を省略する。
ステップS31において、UE100の制御部120(具体的には、SCG201S用のMACエンティティ101S)は、SCG201Sに含まれる各サービングセルについてBFRタイマを管理する。
ステップS32において、UE100の受信部112は、SCG非アクティブ化指示を、例えばMN200M(MCG201M)から受信する。
ステップS33において、UE100の制御部120は、SCG非アクティブ状態でBFDを行うよう設定されているか否かを判定する。
SCG非アクティブ状態でBFDを行うよう設定されていると判定した場合(ステップS33:YES)、ステップS34において、UE100の制御部120は、SCG非アクティブ化指示の受信に応じて、BFRタイマを停止させることなく、MACエンティティ101Sをリセットする処理を行う。
一方、SCG非アクティブ状態でBFDを行うよう設定されていないと判定した場合(ステップS33:NO)、ステップS35において、UE100の制御部120は、SCG非アクティブ化指示の受信に応じて、BFRタイマを停止させるとともに、MACエンティティ101Sをリセットする処理を行う。
(1.4)BFD及びBFRに関する第4動作例
SCG201S用のMACエンティティ101Sは、BFDによりビーム障害が検出されたことに応じてBFRをトリガする。SCG201Sが非アクティブ状態であるときにBFDを行うよう設定されている場合、UE100の制御部120は、SCG非アクティブ化指示の受信時にBFRがトリガされているとき、トリガされたBFRをキャンセルすることなく、MACエンティティ101Sをリセットする処理を行う。トリガされたBFRをキャンセルしないことにより、SCG201Sが非アクティブ化されてもBFRを適切に行うことが可能になる。
一方、SCG201Sが非アクティブ状態であるときにBFDを行うよう設定されていない場合、UE100の制御部120は、SCG非アクティブ化指示の受信時にBFRがトリガされているとき、トリガされたBFRをキャンセルするとともに、MACエンティティ101Sをリセットする処理を行う。トリガされたBFRをキャンセルすることにより、UE100の処理負荷を低減できるとともに、予期せぬエラーの発生を防止できる。
図13は、本動作例を示すフロー図である。ここでは、上述のBFD及びBFRに関する第1動作例との相違点を主として説明し、重複する説明を省略する。
ステップS41において、UE100の制御部120(具体的には、SCG201S用のMACエンティティ101S)は、SCG201SについてBFRをトリガする。
ステップS42において、UE100の受信部112は、SCG非アクティブ化指示を、例えばMN200M(MCG201M)から受信する。
ステップS43において、UE100の制御部120は、SCG非アクティブ状態でBFDを行うよう設定されているか否かを判定する。
SCG非アクティブ状態でBFDを行うよう設定されていると判定した場合(ステップS43:YES)、ステップS44において、UE100の制御部120は、SCG非アクティブ化指示の受信に応じて、トリガされたBFRをキャンセルすることなく、MACエンティティ101Sをリセットする処理を行う。
一方、SCG非アクティブ状態でBFDを行うよう設定されていないと判定した場合(ステップS43:NO)、ステップS45において、UE100の制御部120は、SCG非アクティブ化指示の受信に応じて、トリガされたBFRをキャンセルするとともに、MACエンティティ101Sをリセットする処理を行う。
(2)LCPに関する動作例
次に、図14乃至図17を参照して、実施形態に係るLCPに関するUE100の第1乃至第4動作例について説明する。UE100は、これらの第1乃至第4動作例のうちいずれかの動作を実施する。
LCPに関するUE100の第1乃至第4動作例において、UE100の制御部120(具体的には、SCG201S用のMACエンティティ101S)は、変数Bjを論理チャネルごとに管理する。UE100の制御部120は、変数Bjについて、SCG201Sを非アクティブ状態にするときは第1の処理を行い、SCG201Sが非アクティブ状態にある間は第2の処理を行い、SCG201Sをアクティブ状態にするときは第3の処理を行う。ここで、UE100の制御部120は、SCG201Sをアクティブ状態にするときに変数Bjの値がゼロになるように、第1乃至第3の処理を行う。
(2.1)LCPに関する第1動作例
LCPに関する第1動作例において、第1の処理は、変数Bjの値をゼロにする(すなわち、初期化する)処理であり、第2の処理は、変数Bjの値を維持する処理であり、第3の処理は、変数Bjの値を維持する処理である。このように、SCG201Sを非アクティブ状態にするときに変数Bjの値を初期化し、それ以降は変数Bjの値を維持することにより、SCG201Sをアクティブ状態に切り替えるときに変数Bjの値をゼロ(すなわち、初期値)にすることが可能である。特に、SCG201Sが非アクティブ状態であるときに変数Bjの値を増加させずに維持することにより、UE100の処理負荷を低減できる。
図14は、本動作例を示すフロー図である。
ステップS51において、UE100の制御部120(SCG201S用のMACエンティティ101S)は、SCG非アクティブ化時のパーシャルMACリセットにおいて、MACエンティティ101Sが管理する変数Bjをゼロにする。
ステップS52において、UE100の制御部120(SCG201S用のMACエンティティ101S)は、SCG非アクティブ中には、MACエンティティ101Sが管理する変数Bjを増加させずに維持する。
ステップS53において、UE100の制御部120(SCG201S用のMACエンティティ101S)は、SCGアクティブ化時のMACリセットにおいて、MACエンティティ101Sが管理する変数Bjを増加させずに維持する(すなわち、変数Bjをゼロに保つ)。
(2.2)LCPに関する第2動作例
LCPに関する第2動作例において、第1の処理は、変数Bjの値を維持する処理であり、第2の処理は、変数Bjの値を増加させる処理であり、第3の処理は、変数Bjの値をゼロにする(すなわち、初期化する)処理である。これにより、SCG201Sをアクティブ状態に切り替えるときに変数Bjの値をゼロ(すなわち、初期値)にすることが可能である。
図15は、本動作例を示すフロー図である。
ステップS61において、UE100の制御部120(SCG201S用のMACエンティティ101S)は、SCG非アクティブ化時のパーシャルMACリセットにおいて、MACエンティティ101Sが管理する変数Bjを初期化せずに維持する。
ステップS62において、UE100の制御部120(SCG201S用のMACエンティティ101S)は、SCG非アクティブ中には、MACエンティティ101Sが管理する変数BjをPBR×Tによって増加させる。
ステップS63において、UE100の制御部120(SCG201S用のMACエンティティ101S)は、SCGアクティブ化時のMACリセットにおいて、MACエンティティ101Sが管理する変数Bjをゼロにする(すなわち、初期化する)。
(2.3)LCPに関する第3動作例
LCPに関する第3動作例において、第1の処理は、変数Bjの値をゼロにする処理であり、第2の処理は、変数Bjの値を増加させる処理であり、第3の処理は、変数Bjの値をゼロにする処理である。これにより、SCG201Sをアクティブ状態に切り替えるときに変数Bjの値をゼロ(すなわち、初期値)にすることが可能である。
図16は、本動作例を示すフロー図である。
ステップS71において、UE100の制御部120(SCG201S用のMACエンティティ101S)は、SCG非アクティブ化時のパーシャルMACリセットにおいて、MACエンティティ101Sが管理する変数Bjをゼロにする(すなわち、初期化する)。
ステップS72において、UE100の制御部120(SCG201S用のMACエンティティ101S)は、SCG非アクティブ中には、MACエンティティ101Sが管理する変数BjをPBR×Tによって増加させる。
ステップS73において、UE100の制御部120(SCG201S用のMACエンティティ101S)は、SCGアクティブ化時のMACリセットにおいて、MACエンティティ101Sが管理する変数Bjをゼロにする(すなわち、初期化する)。
(2.4)LCPに関する第4動作例
LCPに関する第4動作例において、第1の処理は、変数Bjの値を維持する処理であり、第2の処理は、変数Bjの値を維持する処理であり、第3の処理は、変数Bjの値をゼロにする処理である。これにより、SCG201Sをアクティブ状態に切り替えるときに変数Bjの値をゼロ(すなわち、初期値)にすることが可能である。特に、SCG201Sが非アクティブ状態であるときに変数Bjの値を増加させずに維持することにより、UE100の処理負荷を低減できる。
図17は、本動作例を示すフロー図である。
ステップS81において、UE100の制御部120(SCG201S用のMACエンティティ101S)は、SCG非アクティブ化時のパーシャルMACリセットにおいて、MACエンティティ101Sが管理する変数Bjを初期化せずに維持する。
ステップS82において、UE100の制御部120(SCG201S用のMACエンティティ101S)は、SCG非アクティブ中には、MACエンティティ101Sが管理する変数Bjを増加させずに維持する。
ステップS83において、UE100の制御部120(SCG201S用のMACエンティティ101S)は、SCGアクティブ化時のMACリセットにおいて、MACエンティティ101Sが管理する変数Bjをゼロにする(すなわち、初期化する)。
(3)仕様変更例
次に、図18乃至図24を参照して、実施形態に係る仕様変更例として、5G/NRにおけるMACレイヤの技術仕様書「TS38.321」に対する仕様変更例について説明する。
(3.1)MACリセットの仕様変更例
図18乃至図20に、MACリセット(MAC Reset)の仕様変更例を示す。
図19及び図20に示すように、ステップS100において、UE100のMACエンティティ101Sは、MACエンティティ101Sの部分的なリセット(partial reset)を上位レイヤから要求された場合、パーシャルMACリセットを行う。例えば、UE100のRRCレイヤは、ネットワーク10からSCG非アクティブ化指示の受信に応じて、パーシャルMACリセットをMACエンティティ101Sに指示する。或いは、UE100のRRCレイヤは、ネットワーク10からSCG非アクティブ化指示を受信した旨をMACエンティティ101Sに通知し、この通知に応じて、MACエンティティ101SがパーシャルMACリセットを開始してもよい。或いは、UE100のMACエンティティ101Sは、SCG非アクティブ化指示をSN200S(SCG201S)からMAC CEにより受信し、SCG非アクティブ化指示の受信に応じて、MACエンティティ101SがパーシャルMACリセットを開始してもよい。
ステップS100(パーシャルMACリセット)は、MACエンティティ101Sが各論理チャネルについて管理する変数Bjを初期化するステップS101を含んでもよい。具体的には、MACエンティティ101Sは、上述のLCPに関する第1動作例及び第3動作例のパーシャルMACリセットの場合はステップS101の処理を実行するが、上述のLCPに関する第2動作例及び第4動作例の場合は、ステップS101の処理を実行しない。
ステップS100(パーシャルMACリセット)は、MACエンティティ101Sが各論理チャネルについて管理する変数Bjを初期化するステップS101を含んでもよい。具体的には、MACエンティティ101Sは、上述のLCPに関する第1動作例及び第3動作例のパーシャルMACリセットの場合はステップS101の処理を実行するが、上述のLCPに関する第2動作例及び第4動作例の場合は、ステップS101の処理を実行しない。
ステップS100(パーシャルMACリセット)は、RRCのパラメータである「bfd-and-RLM」が設定されている場合において、BFDタイマ(beamFailureDetectionTimer)及びBFRタイマ(beamFailureRecoveryTimer)を除くすべてのタイマ(動作中であるタイマ)を停止させるステップS102を含んでもよい。すなわち、MACエンティティ101Sは、「bfd-and-RLM」が設定されている場合、SCG非アクティブ化時に、BFDタイマ(beamFailureDetectionTimer)及びBFRタイマ(beamFailureRecoveryTimer)を停止させずに、タイマ動作を継続する。一方、「bfd-and-RLM」が設定されていない場合、MACエンティティ101Sは、SCG非アクティブ化時に、BFDタイマ(beamFailureDetectionTimer)及びBFRタイマ(beamFailureRecoveryTimer)を停止させる。「bfd-and-RLM」は、ネットワーク10からのRRCメッセージによりUE100に設定される。また、「bfd-and-RLM」は、SCG非アクティブ中にBFD及びRLM(Radio Link Monitoring)を行うことを示す。
ステップS100(パーシャルMACリセット)は、RRCのパラメータである「bfd-and-RLM」が設定されていない場合において、トリガされたBFRをキャンセルするステップS103を含んでもよい。すなわち、MACエンティティ101Sは、「bfd-and-RLM」が設定されている場合、SCG非アクティブ化時に、トリガされたBFRをキャンセルせずにBFRを継続する。一方、「bfd-and-RLM」が設定されていない場合、MACエンティティ101Sは、SCG非アクティブ化時に、トリガされたBFRをキャンセルする。
ステップS100(パーシャルMACリセット)は、RRCのパラメータである「bfd-and-RLM」が設定されていない場合において、BFIカウンタをリセットするステップS104を含んでもよい。すなわち、MACエンティティ101Sは、「bfd-and-RLM」が設定されている場合、SCG非アクティブ化時に、MACエンティティ101Sが管理しているすべてのBFIカウンタをリセットせずにカウント動作を継続する。一方、「bfd-and-RLM」が設定されていない場合、MACエンティティ101Sは、SCG非アクティブ化時に、MACエンティティ101Sが管理しているすべてのBFIカウンタをリセットする。
(3.2)BFD及びBFRの仕様変更例
図21乃至図23に、BFD及びBFR(Beam Failure Detection and Recovery procedure)の仕様変更例を示す。
図22に示すように、BFD及びBFRは、SCG非アクティブ化/アクティブ化に関するステップS200を含んでもよい。
ステップS200は、SCG非アクティブ中に、非アクティブ状態のSCGに属するサービングセルについてBFIカウンタをゼロにするステップS201を含んでもよい。なお、SCG非アクティブ化時にBFIカウンタをリセットせずにカウント動作を継続する場合、当該カウント動作の終了後にBFIカウンタをゼロにしてもよい。
ステップS200は、SCG非アクティブ中に、非アクティブ状態のSCGに属するサービングセルについてBFR(Beam Failure Recovery procedure)が成功裏に完了したとみなすステップS202を含んでもよい。
(3.3)LCPの仕様変更例
図24に、LCP(Logical Channel Prioritization)の仕様変更例を示す。
図24に示すように、LCPは、SCG非アクティブ化/アクティブ化に関するステップS300を含んでもよい。ステップS300は、SCGがアクティブ状態である場合において、MACエンティティ101Sが管理する変数Bjを増加させる処理である。一方、SCGが非アクティブ状態である場合において、MACエンティティ101Sが管理する変数Bjを増加させずに維持する。このような動作は、上述のLCPに関する第1動作例及び第4動作例に相当する。
(その他の実施形態)
上述の実施形態において、DCの構成として、図10に示す4つの構成のいずれかを適用してもよい。図25に示すように、MN200MがE-UTRA基地局であって、且つ、SN200SがNR基地局である構成は、(NG)EN-DCと称される。具体的には、CN30がEPCである場合において、MN200MがE-UTRA基地局(eNB)であって、且つ、SN200SがNR基地局(en-gNB)である構成は、EN-DCと称される。また、CN30が5GCである場合において、MN200MがE-UTRA基地局(ng-eNB)であって、且つ、SN200SがNR基地局(gNB)である構成は、NGEN-DCと称される。CN30が5GCである場合において、MN200MがNR基地局(gNB)であって、且つ、SN200SがE-UTRA基地局(ng-eNB)である構成は、NE-DCと称される。また、CN30が5GCである場合において、MN200MがNR基地局(gNB)であって、且つ、SN200SもNR基地局(gNB)である構成は、NR-DCと称される。
上述の実施形態では、UE100が2つの基地局(MN200M及びSN200S)と通信するDCについて記載したが、UE100は、3つ以上の基地局との多重接続を行ってもよい。また、UE100が基地局に限らない2つ以上の他の通信装置と多重接続を行ってもよい。
上述の実施形態における動作シーケンス(及び動作フロー)は、必ずしもフロー図又はシーケンス図に記載された順序に沿って時系列に実行されなくてよい。例えば、動作におけるステップは、フロー図又はシーケンス図として記載した順序と異なる順序で実行されても、並列的に実行されてもよい。また、動作におけるステップの一部が削除されてもよく、さらなるステップが処理に追加されてもよい。また、上述の実施形態における動作シーケンス(及び動作フロー)は、別個独立に実施してもよい。また、上述の実施形態における動作シーケンス(及び動作フロー)は、2以上の動作シーケンス(及び動作フロー)を組み合わせて実施してもよい。例えば、1つの動作フローの一部のステップを他の動作フローに追加してもよいし、1つの動作フローの一部のステップを他の動作フローの一部のステップと置換してもよい。
上述の実施形態において、移動通信システム1としてNRに基づく移動通信システムを例に挙げて説明した。しかしながら、移動通信システム1は、この例に限定されない。移動通信システム1は、LTE又は3GPP規格の他の世代システム(例えば、第6世代)のいずれかの技術仕様に準拠したシステムであってよい。基地局200は、LTEにおいてUE100へ向けたE-UTRAユーザプレーン及び制御プレーンプロトコル終端を提供するeNBであってよい。移動通信システム1は、3GPP規格以外の規格のTSに準拠したシステムであってよい。基地局200は、IAB(Integrated Access and Backhaul)ドナー又はIABノードであってよい。UE100は、IABノードにおけるMTであってよい。
UE100又は基地局200が行う各処理をコンピュータに実行させるプログラムが提供されてもよい。プログラムは、コンピュータ読取り可能媒体に記録されていてもよい。コンピュータ読取り可能媒体を用いれば、コンピュータにプログラムをインストールすることが可能である。ここで、プログラムが記録されたコンピュータ読取り可能媒体は、非一過性の記録媒体であってもよい。非一過性の記録媒体は、特に限定されるものではないが、例えば、CD-ROM又はDVD-ROM等の記録媒体であってもよい。また、UE100又は基地局200が行う各処理を実行する回路を集積化し、UE100又は基地局200の少なくとも一部を半導体集積回路(チップセット、SoC(System-on-a-Chip))として構成してもよい。
上述の実施形態において、「送信する(transmit)」は、送信に使用されるプロトコルスタック内の少なくとも1つのレイヤの処理を行うことを意味してもよい。又は、「送信する(transmit)」は、無線又は有線で信号を物理的に送信することを意味してもよい。或いは、「送信する」は、上記少なくとも1つのレイヤの処理を行うことと、無線又は有線で信号を物理的に送信することとの組合せを意味してもよい。同様に、「受信する(receive)」は、受信に使用されるプロトコルスタック内の少なくとも1つのレイヤの処理を行うことを意味してもよい。又は、「受信する(receive)」は、無線又は有線で信号を物理的に受信することを意味してもよい。或いは、「受信する」は、上記少なくとも1つのレイヤの処理を行うことと、無線又は有線で信号を物理的に受信することとの組合せを意味してもよい。同様に、「取得する(obtain/acquire)」は、記憶されている情報の中から情報を取得することを意味してもよい。「取得する(obtain/acquire)」は、他のノードから受信した情報の中から情報を取得することを意味してもよい。又は、「取得する(obtain/acquire)」は、情報を生成することにより当該情報を取得することを意味してもよい。同様に、「~を含む(include)」及び「~を備える(comprise)」は、列挙する項目のみを含むことを意味せず、列挙する項目のみを含んでもよいし、列挙する項目に加えてさらなる項目を含んでもよいことを意味する。同様に、本開示において、「又は(or)」は、排他的論理和を意味せず、論理和を意味する。
本開示は、実施例に準拠して記述されたが、本開示は当該実施例や構造に限定されるものではないと理解される。本開示は、様々な変形例や均等範囲内の変形をも包含する。加えて、様々な組み合わせや形態、さらには、それらに一要素のみ、それ以上、あるいはそれ以下、を含む他の組み合わせや形態をも、本開示の範疇や思想範囲に入るものである。
(付記)
上述の実施形態に関する特徴について付記する。
(付記1)
マスタノード(200M)が管理するマスタセルグループ(MCG)(201M)及びセカンダリノード(200S)が管理するセカンダリセルグループ(SCG)(201S)との通信を行う通信装置(100)であって、
前記SCG(201S)と対応付けられた媒体アクセス制御(MAC)エンティティ(101S)を有する制御部(120)と、
前記SCG(201S)を非アクティブ状態にするSCG非アクティブ化指示を受信する受信部(112)と、を備え、
前記MACエンティティ(101S)は、前記SCG(201S)についてビーム障害検出(BFD)を行うためのBFDパラメータを管理し、
前記SCG(201S)が前記非アクティブ状態であるときに前記BFDを行うよう設定されている場合、前記制御部(120)は、前記SCG非アクティブ化指示の受信に応じて、前記BFDパラメータを維持しつつ、前記MACエンティティ(101S)をリセットする処理を行う
通信装置(100)。
(付記2)
前記SCG(201S)が前記非アクティブ状態であるときに前記BFDを行うよう設定されていない場合、前記制御部(120)は、前記SCG非アクティブ化指示の受信に応じて、前記BFDパラメータをリセット又は停止させるとともに、前記MACエンティティ(101S)をリセットする処理を行う
付記1に記載の通信装置(100)。
(付記3)
前記BFDパラメータは、前記通信装置(100)の物理レイヤから前記MACエンティティ(101S)に通知されるビーム障害インスタンス指示子をカウントしたカウント値を含み、
前記MACエンティティ(101S)は、前記カウント値が閾値に達したことに応じてビーム障害を検出し、
前記SCG(201S)が前記非アクティブ状態であるときに前記BFDを行うよう設定されている場合、前記制御部(120)は、前記SCG非アクティブ化指示の受信に応じて、前記カウント値をリセットすることなく、前記MACエンティティ(101S)をリセットする処理を行う
付記1又は2に記載の通信装置(100)。
(付記4)
前記SCG(201S)が前記非アクティブ状態であるときに前記BFDを行うよう設定されていない場合、前記制御部(120)は、前記SCG非アクティブ化指示の受信に応じて、前記カウント値をリセットするとともに、前記MACエンティティ(101S)をリセットする処理を行う
付記3に記載の通信装置(100)。
(付記5)
前記BFDパラメータは、前記BFDのためのBFDタイマをさらに含み、
前記MACエンティティ(101S)は、前記BFDタイマの満了前に前記カウント値が前記閾値に達したことに応じて前記ビーム障害を検出し、
前記SCG(201S)が前記非アクティブ状態であるときに前記BFDを行うよう設定されている場合、前記制御部(120)は、前記SCG非アクティブ化指示の受信に応じて、前記BFDタイマを停止させることなく、前記MACエンティティ(101S)をリセットする処理を行う
付記3に記載の通信装置(100)。
(付記6)
前記SCG(201S)が前記非アクティブ状態であるときに前記BFDを行うよう設定されていない場合、前記制御部(120)は、前記SCG非アクティブ化指示の受信に応じて、前記BFDタイマを停止させるとともに、前記MACエンティティ(101S)をリセットする処理を行う
付記5に記載の通信装置(100)。
(付記7)
前記MACエンティティ(101S)は、前記BFDによりビーム障害が検出されたときにビーム障害復旧(BFR)を行うためのBFRタイマをさらに管理し、
前記SCG(201S)が前記非アクティブ状態であるときに前記BFDを行うよう設定されている場合、前記制御部(120)は、前記SCG非アクティブ化指示の受信に応じて、前記BFRタイマを停止させることなく、前記MACエンティティ(101S)をリセットする処理を行う
付記1乃至6のいずれかに記載の通信装置(100)。
(付記8)
前記SCG(201S)が前記非アクティブ状態であるときに前記BFDを行うよう設定されていない場合、前記制御部(120)は、前記SCG非アクティブ化指示の受信に応じて、前記BFRタイマを停止させるとともに、前記MACエンティティ(101S)をリセットする処理を行う
付記7に記載の通信装置(100)。
(付記9)
前記MACエンティティ(101S)は、前記BFDによりビーム障害が検出されたことに応じてビーム障害復旧(BFR)をトリガし、
前記SCG(201S)が前記非アクティブ状態であるときに前記BFDを行うよう設定されている場合、前記制御部(120)は、前記SCG非アクティブ化指示の受信時に前記BFRがトリガされているとき、前記トリガされたBFRをキャンセルすることなく、前記MACエンティティ(101S)をリセットする処理を行う
付記1乃至8のいずれかに記載の通信装置(100)。
(付記10)
前記SCG(201S)が前記非アクティブ状態であるときに前記BFDを行うよう設定されていない場合、前記制御部(120)は、前記SCG非アクティブ化指示の受信時に前記BFRがトリガされているとき、前記トリガされたBFRをキャンセルするとともに、前記MACエンティティ(101S)をリセットする処理を行う
付記9に記載の通信装置(100)。
(付記11)
前記非アクティブ状態は、前記非アクティブ状態のSCGに属する各サービングセルについて、前記通信装置(100)がCSI(Channel Status Information)、RACH(Random Access CHannel)、SRS(Sounding Reference Signal)、及びUL-SCH(UL-Shared CHannel)のうち少なくとも1つを送信しない状態、及び/又は、前記通信装置(100)がPDCCH(Physical Downlink Control Channel)を監視しない状態である
付記1乃至10のいずれかに記載の通信装置(100)。
(付記12)
前記制御部(120)は、前記MACエンティティ(101S)をリセットする処理として、前記BFRタイマとは異なるタイマをリセットする処理、実行しているSR(Scheduling Request)、BSR(Buffer Status Report)若しくはPHR(Power Headroom Report)をキャンセルする処理及び/又はBFIカウンタとは異なるカウンタをリセットする処理を実施する
付記1乃至11のいずれかに記載の通信装置(100)。
(付記13)
マスタノード(200M)が管理するマスタセルグループ(MCG)(201M)及びセカンダリノード(200S)が管理するセカンダリセルグループ(SCG)(201S)との通信を行う通信方法であって、
前記SCG(201S)と対応付けられた媒体アクセス制御(MAC)エンティティ(101S)が、前記SCG(201S)についてビーム障害検出(BFD)を行うためのBFDパラメータを管理するステップと、
前記SCG(201S)を非アクティブ状態にするSCG非アクティブ化指示を受信するステップと、
前記SCG(201S)が前記非アクティブ状態であるときに前記BFDを行うよう設定されている場合、前記SCG非アクティブ化指示の受信に応じて、前記BFDパラメータを維持しつつ、前記MACエンティティ(101S)をリセットする処理を行うステップと、を備える
通信方法。

Claims (14)

  1. マスタノード(200M)が管理するマスタセルグループ(MCG)(201M)及びセカンダリノード(200S)が管理するセカンダリセルグループ(SCG)(201S)との通信を行う通信装置(100)であって、
    前記SCG(201S)と対応付けられた媒体アクセス制御(MAC)エンティティ(101S)を有する制御部(120)と、
    前記SCG(201S)の非アクティブ化を指示する情報を受信する受信部(112)と、を備え、
    前記MACエンティティ(101S)は、前記SCG(201S)についてビーム障害検出(BFD)を行うためのBFDパラメータを管理し、
    前記SCG(201S)の前記非アクティブ化が指示され、前記BFDを行うよう設定されている場合、前記制御部(120)は、前記MACエンティティ(101S)をリセットする処理において、前記BFDパラメータをリセット又は停止しないように制御する
    通信装置(100)。
  2. 前記SCG(201S)の前記非アクティブ化が指示され、前記BFDを行うよう設定されていない場合、前記制御部(120)は、前記MACエンティティ(101S)をリセットする処理において、前記BFDパラメータをリセット又は停止するように制御する
    請求項1に記載の通信装置(100)。
  3. 前記BFDパラメータは、前記通信装置(100)の物理レイヤから前記MACエンティティ(101S)に通知されるビーム障害インスタンス指示子をカウントしたカウント値を含み、
    前記MACエンティティ(101S)は、前記カウント値が閾値に達したことに応じてビーム障害を検出し、
    前記SCG(201S)の前記非アクティブ化が指示され、前記BFDを行うよう設定されている場合、前記制御部(120)は、前記MACエンティティ(101S)をリセットする処理において、前記カウント値をリセットしないように制御する
    請求項1に記載の通信装置(100)。
  4. 前記BFDパラメータは、前記通信装置(100)の物理レイヤから前記MACエンティティ(101S)に通知されるビーム障害インスタンス指示子をカウントしたカウント値を含み、
    前記MACエンティティ(101S)は、前記カウント値が閾値に達したことに応じてビーム障害を検出し、
    前記SCG(201S)の前記非アクティブ化が指示され、前記BFDを行うよう設定されていない場合、前記制御部(120)は、前記MACエンティティ(101S)をリセットする処理において、前記カウント値をリセットするように制御する
    請求項1に記載の通信装置(100)。
  5. 前記BFDパラメータは、前記通信装置(100)の物理レイヤから前記MACエンティティ(101S)に通知されるビーム障害インスタンス指示子をカウントしたカウント値、及び、前記BFDのためのBFDタイマを含み、
    前記MACエンティティ(101S)は、前記BFDタイマの満了前に前記カウント値が閾値に達したことに応じて前記ビーム障害を検出し、
    前記SCG(201S)の前記非アクティブ化が指示され、前記BFDを行うよう設定されている場合、前記制御部(120)は、前記MACエンティティ(101S)をリセットする処理において、前記BFDタイマを停止しないように制御する
    請求項1に記載の通信装置(100)。
  6. 前記BFDパラメータは、前記通信装置(100)の物理レイヤから前記MACエンティティ(101S)に通知されるビーム障害インスタンス指示子をカウントしたカウント値、及び、前記BFDのためのBFDタイマを含み、
    前記MACエンティティ(101S)は、前記BFDタイマの満了前に前記カウント値が閾値に達したことに応じて前記ビーム障害を検出し、
    前記SCG(201S)の前記非アクティブ化が指示され、前記BFDを行うよう設定されていない場合、前記制御部(120)は、前記MACエンティティ(101S)をリセットする処理において、前記BFDタイマを停止するように制御する
    請求項1に記載の通信装置(100)。
  7. セカンダリセルグループ(SCG)(201S)を管理するセカンダリノード(200S)及び通信装置(100)と接続するマスタセルグループ(MCG)(201M)を管理するマスタノード(200M)であって、
    前記SCG(201S)の非アクティブ化を指示する情報を前記通信装置(100)に送信する送信部(211)と、
    前記通信装置(100)が前記SCG(201S)についてビーム障害検出(BFD)を行うためのBFDパラメータを制御する 制御部(230)と、を備え、
    前記SCG(201S)の前記非アクティブ化を指示し、前記BFDを行うよう設定している場合、前記通信装置(100)におけるMACエンティティ(101S)をリセットする処理において、前記BFDパラメータはリセット又は停止されない
    マスタノード(200M)。
  8. 前記SCG(201S)の前記非アクティブ化を指示し、前記BFDを行うよう設定している場合、前記通信装置(100)における前記MACエンティティ(101S)をリセットする処理において、前記BFDパラメータはリセット又は停止される
    請求項7に記載のマスタノード(200M)。
  9. 前記BFDパラメータは、前記通信装置(100)の物理レイヤから前記MACエンティティ(101S)に通知されるビーム障害インスタンス指示子をカウントしたカウント値を含み、
    前記制御部(230)は、前記カウント値の閾値を設定し、
    前記SCG(201S)の前記非アクティブ化を指示し、前記BFDを行うよう設定している場合、前記通信装置(100)における前記MACエンティティ(101S)をリセットする処理において、前記カウント値はリセットされない
    請求項7に記載のマスタノード(200M)。
  10. 前記BFDパラメータは、前記通信装置(100)の物理レイヤから前記MACエンティティ(101S)に通知されるビーム障害インスタンス指示子をカウントしたカウント値を含み、
    前記制御部(230)は、前記カウント値の閾値を設定し、
    前記SCG(201S)の前記非アクティブを指示し、前記BFDを行うよう設定している場合、前記通信装置(100)における前記MACエンティティ(101S)をリセットする処理において、前記カウント値はリセットされる
    請求項7に記載のマスタノード(200M)。
  11. 前記BFDパラメータは、前記通信装置(100)の物理レイヤから前記MACエンティティ(101S)に通知されるビーム障害インスタンス指示子をカウントしたカウント値、及び、前記BFDのためのBFDタイマを含み、
    前記制御部(230)は、前記カウント値の閾値を設定し、
    前記SCG(201S)の前記非アクティブ化を指示し、前記BFDを行うよう設定している場合、前記通信装置(100)における前記MACエンティティ(101S)をリセットする処理において、前記BFDタイマは停止されない
    請求項7に記載のマスタノード(200M)。
  12. 前記BFDパラメータは、前記通信装置(100)の物理レイヤから前記MACエンティティ(101S)に通知されるビーム障害インスタンス指示子をカウントしたカウント値、及び、前記BFDのためのBFDタイマを含み、
    前記制御部(230)は、前記カウント値の閾値を設定し、
    前記SCG(201S)の前記非アクティブ化を指示し、前記BFDを行うよう設定していない場合、前記通信装置(100)における前記MACエンティティ(101S)をリセットする処理において、前記BFDタイマは停止される
    請求項7に記載のマスタノード(200M)。
  13. マスタノード(200M)が管理するマスタセルグループ(MCG)(201M)及びセカンダリノード(200S)が管理するセカンダリセルグループ(SCG)(201S)との通信を行う通信装置(100)の通信方法であって、
    前記SCG(201S)と対応付けられた媒体アクセス制御(MAC)エンティティ(101S)を有し、
    前記SCG(201S)の非アクティブ化を指示する情報を受信するステップと、
    前記MACエンティティ(101S)が、前記SCG(201S)についてビーム障害検出(BFD)を行うためのBFDパラメータを管理するステップと、
    前記SCG(201S)の前記非アクティブ化が指示され、前記BFDを行うよう設定されている場合、前記MACエンティティ(101S)をリセットする処理において、前記BFDパラメータをリセット又は停止しないように制御するステップと、を含む
    通信方法。
  14. 前記SCG(201S)の前記非アクティブ化が指示され、前記BFDを行うよう設定されていない場合、前記MACエンティティ(101S)をリセットする処理において、前記BFDパラメータをリセット又は停止するように制御するステップを含む
    請求項13に記載の通信方法。
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