以下、図面を参照しながら、本発明に係る実施形態について説明する。なお、ここで説明される実施形態は、当然ながら本発明を特に限定することを意図したものではない。また、同じ作用を奏する部材・部位には同じ符号を付し、重複する説明は適宜省略または簡略化される。
図1は、本実施形態に係るインクジェットプリンタ(以下、プリンタという。)100を示す正面図である。図2は、図1のII-II断面におけるプリンタ100の断面図である。図面中の符号F、Rr、L、R、U、Dは、それぞれプリンタ100の前、後、左、右、上、下を示している。符号Yは主走査方向を示している。本実施形態では、主走査方向Yは例えば左右方向である。符号Xは、副走査方向を示している。副走査方向Xは、主走査方向Yと異なる方向である。副走査方向Xは、平面視において主走査方向Yと交差(ここでは直交)している。副走査方向Xは、例えば前後方向である。本実施形態では、副走査方向Xの後側を上流側という。副走査方向Xの前側を下流側という。ただし、これら方向は説明の便宜上定めた方向に過ぎず、プリンタ100の設置態様を何ら限定するものではなく、本発明を何ら限定するものではない。
プリンタ100は、インクジェット方式のプリンタである。図1に示すように、プリンタ100は、媒体5に対して印刷を行うものである。媒体5は例えばロール状の記録紙であり、いわゆるロール紙である。ただし、媒体5の種類は特に限定されない。媒体5は、普通紙やインクジェット用印刷紙であってもよいし、ポリ塩化ビニルやポリエステルなどの樹脂製のシートやフィルム、板材、織布や不織布などの布帛、その他の媒体であってもよい。また、媒体5の厚みも特に限定されず、比較的に厚いものであってもよいし、比較的に薄いものであってもよい。
図1に示すように、プリンタ100は、プリンタ本体11を備えている。プリンタ本体11は、主走査方向Yに延びたケーシングを有している。プリンタ本体11は、脚12に支持されている。脚12は、プリンタ本体11の底面から下方に延びている。本実施形態では、プリンタ本体11には、操作パネル13が設けられている。操作パネル13は、プリンタ100の状態や、媒体5を副走査方向Xへ移動させる移動量の調整に関する情報を表示する表示画面14と、操作キー15とを有している。利用者は、例えば操作キー15を操作することで、表示画面14に各種の情報を表示させることができる。
図2に示すように、プリンタ100は、プラテン16を備えている。プラテン16は、媒体5を支持する。ここでは、プラテン16の上面は、主走査方向Yおよび副走査方向Xに広がっている。媒体5は、プラテン16の上面に載置されている。プラテン16上において媒体5に対して印刷が行われる。
図1に示すように、プリンタ100は、ガイドレール18と、プリントヘッド20と、センサヘッド30とを備えている。ガイドレール18は、プラテン16よりも上方に配置されている。ガイドレール18は、主走査方向Yに延びている。
プリントヘッド20は、印刷に関するものである。プリントヘッド20は、プラテン16よりも上方に配置されている。プリントヘッド20は、主走査方向Yに移動可能に構成されている。図3は、プリントヘッド20の底面の構成を示す模式図である。図3に示すように、プリントヘッド20は、インクキャリッジ21と、複数のインクヘッド22とを備えている。
図1に示すように、インクキャリッジ21は、ガイドレール18に摺動自在に係合しており、ガイドレール18に沿って主走査方向Yに移動可能に構成されている。図2に示すように、インクヘッド22は、プラテン16よりも上方に配置されている。インクヘッド22は、プラテン16に支持された媒体5に向かってインクを吐出する。インクヘッド22は、インクキャリッジ21に搭載されている。ここでは、インクヘッド22は、底面が下方に向かって露出するようにインクキャリッジ21に設けられ、かつ、インクキャリッジ21に支持されている。なお、インクヘッド22の数は特に限定されない。本実施形態では、図3に示すように、インクヘッド22の数は4つである。4つのインクヘッド22は、主走査方向Yに並んで配置されている。
本実施形態では、1つのインクヘッド22は、複数のノズル23と、複数のノズル23が形成されたノズル面28とを有している。ノズル面28は、インクヘッド22の底面を構成している。1つのインクヘッド22において、複数のノズル23は、副走査方向Xに並んで配置されている。ここで、1つのインクヘッド22において、副走査方向Xに並んだ複数のノズル23の列のことをノズル列25という。
本実施形態では、複数のノズル23のうち副走査方向Xの上流側(ここでは後側)に配置されているノズル23を、上流ノズル24aという。複数の上流ノズル24aの列を上流ノズル列26aという。上流ノズル列26aは、副走査方向Xに並んで配置された複数の上流ノズル24aを有している。複数のノズル23のうち副走査方向Xの下流側(ここでは前側)に配置されているノズル23を、下流ノズル24bという。複数の下流ノズル24bの列を下流ノズル列26bという。下流ノズル列26bは、上流ノズル列26aよりも副走査方向Xの下流側に配置されている。下流ノズル列26bは、副走査方向Xに並んで配置された複数の下流ノズル24bを有している。
上流ノズル24aの数と、下流ノズル24bの数は同じである。言い換えると、上流ノズル列26aの長さと、下流ノズル列26bの長さは同じである。ここでは、ノズル列25を副走査方向Xに2分割(ここでは2等分)したときの上流側のノズル列25の部分を、上流ノズル列26aという。ノズル列25を副走査方向Xに2分割したときの下流側のノズル列25の部分を、下流ノズル列26bという。ただし、ノズル列25の分割数は、2つに限定されず、3つ以上であってもよい。下流ノズル列26bが上流ノズル列26aよりも副走査方向Xの下流側に配置されていれば、ノズル列25に対する上流ノズル列26aの位置、および、ノズル列25に対する下流ノズル列26bの位置は、特に限定されない。
本実施形態では、各ノズル列25から異なる色のインクが吐出される。言い換えると、各インクヘッド22から異なる色のインクが吐出される。例えば各インクヘッド22は、シアンインク、マゼンタインク、イエローインク、ブラックインクなどのプロセスカラーインク、および、クリアインク、ホワイトインクなどの特色インクのうちの何れかの色のインクを吐出する。
図1に示すように、センサヘッド30は、プラテン16よりも上方に配置されている。センサヘッド30は、プリントヘッド20と主走査方向Yに並んで配置されている。ここでは、センサヘッド30は、プリントヘッド20の左方に配置されているが、プリントヘッド20の右方に配置されていてもよい。センサヘッド30は、主走査方向Yに移動可能に構成されている。センサヘッド30は、センサキャリッジ31と、センサ32と、を有している。
センサキャリッジ31は、ガイドレール18に摺動自在に係合しており、ガイドレール18に沿って主走査方向Yに移動可能に構成されている。
センサ32は、プラテン16よりも上方に配置されている。センサ32は、センサキャリッジ31に設けられており、かつ、センサキャリッジ31に支持されている。センサ32は、媒体5に印刷された後述の調整パターンPT1(図5参照)を検出するためのセンサである。センサ32は、調整パターンPT1の位置を検出するものであり、かつ、調整パターンPT1と媒体5との境界の位置を検出するものである。センサ32の種類は、特に限定されないが、例えば光学式である。センサ32は例えばフォトセンサである。センサ32は、カラーを検出することが可能であり、例えばRGBでカラーを表現することが可能なセンサであってもよい。
本実施形態では、プリントヘッド20とセンサヘッド30とは連結可能なものである。センサヘッド30は、プリントヘッド20と離反して単独で主走査方向Yに移動可能である。プリントヘッド20は、センサヘッド30と連結し、センサヘッド30と共に主走査方向Yに移動可能である。ただし、プリントヘッド20は、センサヘッド30と離反して単独で主走査方向Yに移動可能であってもよい。
本実施形態では、図1に示すように、プリンタ100は、第1移動機構41と、第2移動機構42とを備えている。第1移動機構41は、印刷時にインクヘッド22を主走査方向Yに移動させ、調整パターンPT1を検出するときにセンサヘッド30を主走査方向Yに移動させる。第1移動機構41の構成は、特に限定されない。本実施形態では、第1移動機構41は、ガイドレール18の左右の両端部の周囲に設けられた左右のプーリ51a、51bと、左右のプーリ51a、51bに巻き掛けられたベルト52と、右のプーリ51bに接続されたキャリッジモータ53とを備えている。ベルト52には、センサヘッド30が固定されている。キャリッジモータ53が駆動することで、右のプーリ51bが回転し、ベルト52が走行する。このことで、センサヘッド30が主走査方向Yに移動する。センサヘッド30にプリントヘッド20が連結されているときには、センサヘッド30と共に、プリントヘッド20(ここでは、インクキャリッジ21、および、複数のインクヘッド22(図3参照))が主走査方向Yに移動する。
第2移動機構42は、プラテン16に支持された媒体5を、副走査方向Xに移動させる機構である。ここでは、第2移動機構42は、プラテン16に支持された媒体5を、副走査方向Xの上流側から下流側(本実施形態では後側から前側)に向かって移動させる。なお、第2移動機構42の構成は、特に限定されない。本実施形態では、第2移動機構42は、例えばプラテン16に設けられたグリットローラ55と、グリットローラ55と共に媒体5を挟むピンチローラ56と、グリットローラ55に接続されたフィードモータ57とを備えている。フィードモータ57が駆動してグリットローラ55が回転する。このことで、グリットローラ55とピンチローラ56とに挟まれた媒体5は、副走査方向Xの上流側から下流側に向かって移動する。
プリンタ100は、制御装置60を備えている。制御装置60は、例えばマイクロコンピュータによって構成されている。制御装置60は、例えばホストコンピュータなどの外部機器から印刷データなどを受信するインターフェイス(I/F)と、制御プログラムの命令を実行する中央演算処理装置(CPU:central processing unit)と、CPUが実行するプログラムを格納したROM(read only memory)と、プログラムを展開するワーキングエリアとして使用されるRAM(random access memory)と、上記プログラムや各種データを格納するメモリと、を備えている。なお、制御装置60は必ずしもプリンタ100のプリンタ本体11の内部に設けられている必要はなく、例えばプリンタ100のプリンタ本体11の外部に設置され、有線または無線を介してプリンタ100と通信可能に接続されたコンピュータなどであってもよい。
図4は、プリンタ100のブロック図である。本実施形態では、図4に示すように、制御装置60は、操作パネル13、インクヘッド22、センサ32、第1移動機構41(詳しくはキャリッジモータ53)、および、第2移動機構42(詳しくはフィードモータ57)と通信可能に接続されている。制御装置60は、操作パネル13、インクヘッド22、センサ32、第1移動機構41、および、第2移動機構42を制御可能に構成されている。
ところで、プリンタ100で印刷する際、様々な厚みの媒体5や、異なる材質を有する媒体5に対して印刷されることがあり得る。媒体5を副走査方向Xに移動させる場合、媒体5の厚みや材質が異なると、媒体5の副走査方向Xへの移動量にズレが生じることがあり得る。媒体5の移動量にズレが生じると、印刷の品質が低下することがあり得るため、媒体5の厚みや材質が異なった場合であっても、媒体5の移動量にズレが生じ難いことが好ましい。
例えば従来では、媒体5の副走査方向Xにおける移動量のズレを調整するためのテストパターンを媒体5に印刷し、利用者がテストパターンを目視することで、媒体5の副走査方向Xにおける移動量のズレを調整するための調整値を決定していた。この場合、利用者の経験則に基づいて調整値が決定されるため、媒体5の副走査方向Xにおける移動量のズレを適切に調整できないことがあった。
そこで、本実施形態では、媒体5の副走査方向Xへの移動を調整するための調整値A1(図9参照)を、自動で決定することを実現する。本実施形態に係るプリンタ100では、図4に示すように、制御装置60は、記憶部70と、第1印刷部71と、第2印刷部72と、検出部73と、算出部74と、調整値決定部75とを備えている。制御装置60を構成する各部71~75は、1つまたは複数のプロセッサによって実現されるものであってもよいし、回路に組み込まれるものであってもよいし、所定のソフトウェアによってプログラムされたものであってもよい。
図5は、調整パターンPT1の一例を模式的に示した図である。本実施形態では、調整値A1を決定するために、まずプラテン16に支持された媒体5に、図5に示すような調整パターンPT1を印刷する。図5に示すように、調整パターンPT1は、第1パターンPT11と、第2パターンPT12とを備えている。
図6は、調整パターンPT1の第1パターンPT11の一例を模式的に示した図である。図6に示すように、第1パターンPT11は、複数の第1図形F1を有している。第1パターンPT11が有する第1図形F1の数は特に限定されないが、ここでは7つである。以下の説明では、第1図形F1について、左から順に符号F1a~F1gを適宜付すこととする。第1図形F1a~F1gの全てに共通する説明の場合には、符号F1を用いることとする。第1図形F1a~F1gは、主走査方向Yに並んで配置されている。第1図形F1a~F1gは、主走査方向Yに等間隔で配置されているが、等間隔でなくてもよい。本実施形態では、各第1図形F1a~F1gは、同じ形状および同じ大きさを有している。ここでは、第1図形F1の形状は、平行四辺形である。
第1図形F1は、第1基準線L11と、第2基準線L12と、第1基準連結線L13と、第2基準連結線L14とを有している。第1基準線L11は、主走査方向Yと副走査方向Xとの間において斜めに延びている。第2基準線L12は、第1基準線L11と主走査方向Yに並んで配置されている。ここでは、第2基準線L12は、第1基準線L11の右方に配置されている。第1基準線L11の一端と第2基準線L12の一端とは、副走査方向Xにおいて同じ位置である。第1基準線L11の他端と第2基準線L12の他端とは、副走査方向Xにおいて同じ位置である。第1基準線L11の長さと、第2基準線L12の長さとは同じである。第2基準線L12は、第1基準線L11と平行である。そのため、第2基準線L12は、主走査方向Yと副走査方向Xとの間において斜めに延びている。
本実施形態では、主走査方向Yに延びた軸線L31と第1基準線L11とが成す角度R11、および、軸線L31と第2基準線L12とが成す角度R12は、10度~80度、好ましくは30度~75度、特に好ましくは45度~70度、例えば60度である。
第1基準連結線L13は、第1基準線L11の一端(ここでは後端)と、第2基準線L12の一端とを繋ぐ線である。第2基準連結線L14は、第1基準線L11の他端(ここでは前端)と、第2基準線L12の他端とを繋ぐ線である。ここでは、第1基準連結線L13および第2基準連結線L14は、主走査方向Yに延びている。第1基準連結線L13と第2基準連結線L14とは、平行になるように配置されている。第1基準連結線L13の長さと、第2基準連結線L14の長さは、同じである。
図7は、調整パターンPT1の第2パターンPT12の一例を模式的に示した図である。図7に示すように、第2パターンPT12は、複数の第2図形F2を有している。第2図形F2の数は、第1図形F1の数と同じであり、ここでは7つである。以下の説明では、第2図形F2について、左から順に符号F2a~F2gを適宜付すこととする。第2図形F2a~F2gの全てに共通する説明の場合には、符号F2を用いることとする。第2図形F2a~F2gは、主走査方向Yに並んで配置されている。第2図形F2a~F2gは、主走査方向Yに等間隔で配置されているが、等間隔でなくてもよい。本実施形態では、各第2図形F2a~F2gは、同じ形状および同じ大きさを有している。第2図形F2は、第1図形F1と同じ形状であり、かつ、同じ大きさである。ここでは、第2図形F2の形状は、平行四辺形である。
第2図形F2は、第1比較線L21と、第2比較線L22と、第1比較連結線L23と、第2比較連結線L24とを有している。第1比較線L21は、主走査方向Yと副走査方向Xとの間において斜めに延びている。本実施形態では、第1比較線L21は、第1図形F1の第1基準線L11と平行であり、かつ、第2基準線L12と平行である。第2比較線L22は、第2比較線L21と主走査方向Yに並んで配置されている。ここでは、第2比較線L22は、第1比較線L21の右方に配置されている。第1比較線L21の一端と第2比較線L22の一端とは、副走査方向Xにおいて同じ位置である。第1比較線L21の他端と第2比較線L22の他端とは、副走査方向Xにおいて同じ位置である。第1比較線L21の長さと、第2比較線L22の長さは同じである。第2比較線L22は、第1比較線L21と平行である。ここでは、第2比較線L22は、第1図形F1の第1基準線L11と平行であり、かつ、第2基準線L12と平行である。そのため、第2比較線L22は、主走査方向Yと副走査方向Xとの間において斜めに延びている。
本実施形態では、主走査方向Yに延びた軸線L31と第1比較線L21とが成す角度R21、および、軸線L31と第2比較線L22とが成す角度R22は、10度~80度、好ましくは30度~75度、特に好ましくは45度~70度、例えば60度である。ここでは、角度R21、角度R22は、軸線L31と第1基準線L11とが成す角度R11(図6参照)と同じであり、かつ、軸線L31と第2基準線L12とが成す角度R12(図6参照)と同じである。
図7に示すように、第1比較連結線L23は、第1比較線L21の一端(ここでは後端)と、第2比較線L22の一端とを繋ぐ線である。第2比較連結線L24は、第1比較線L21の他端(ここでは前端)と、第2比較線L22の他端とを繋ぐ線である。ここでは、第1比較連結線L23および第2比較連結線L24は、主走査方向Yに延びている。第1比較連結線L23と第2比較連結線L24とは、平行になるように配置されている。本実施形態では、第1比較連結線L23および第2比較連結線L24は、第1図形F1の第1基準連結線L13(図6参照)と平行であり、かつ、第2基準連結線L14(図6参照)と平行である。第1比較連結線L23の長さと、第2比較連結線L24の長さとは、同じである。
図5に示すように、複数の第2図形F2のそれぞれは、第1図形F1と対になっている。ここで、対になる第1図形F1と第2図形F2とを調整組G1という。本実施形態では、7つの調整組G1が存在している。各調整組G1において、第1図形F1と第2図形F2とは、主走査方向Yの位置は同じであり、副走査方向Xに少なくとも一部が重なっている。以下の説明では、調整組G1について、左から順に符号G1a~G1gを適宜付すことにする。調整組G1a~G1gの全てに共通する説明の場合には、符号G1を用いることとする。図8は、隣り合う2つの調整組G1を模式的に示した図である。図8に示すように、例えば調整組G1aは、第1図形F1aと、第2図形F2aとを有している。調整組G1bは、第1図形F1bと、第2図形F2bとを有している。
本実施形態では、主走査方向Yの一方から他方、例えば左から右に向かうにしたがって、調整組G1における第1図形F1と第2図形F2とは、副走査方向Xに所定の調整間隔SP1(図8参照)ずつズレて配置されている。ここでは、第1図形F1a~F1gにおける副走査方向Xの位置は同じである。主走査方向Yの一方(ここでは左方)から他方(ここでは右方)に向かうにしたがって、第2図形F2は、副走査方向Xの下流側に調整間隔SP1ずつズレて配置されている。主走査方向Yに隣り合う第2図形F2は、副走査方向Xに調整間隔SP1分、ズレて配置されている。
本実施形態では、図5に示すように、調整組G1毎に、プラテン16に支持された媒体5を副走査方向Xに移動させるときの候補調整値V2が予め設定されている。候補調整値V2は、プラテン16に支持された媒体5を副走査方向Xに移動させるときの実際の調整値A1(図9参照)となり得る値である。
図9は、調整値A1を決定する手順を示したフローチャートである。次に、プリンタ100が自動で調整値A1を決定する手順について、図9のフローチャートに沿って説明する。
本実施形態では、図4に示すように、記憶部70には、調整パターンPT1の印刷データDT1が記憶されている。印刷データDT1は、例えばラスターデータである。
このように、記憶部70に印刷データDT1が記憶されている状態において、まず図9のステップS101では、図4の第1印刷部71は、記憶部70に記憶された調整パターンPT1の印刷データDT1に基づいて、調整パターンPT1の第1パターンPT11(図6参照)を印刷する。ここでは、第1印刷部71は、インクヘッド22を主走査方向Yに移動させつつ、上流ノズル24a(図3参照)からインクを吐出させて、第1パターンPT11の複数の第1図形F1を、プラテン16に支持された媒体5に印刷する。
具体的には、第1印刷部71は、第1移動機構41を制御することで、プリントヘッド20を主走査方向Yに移動させることで、インクヘッド22も主走査方向Yに移動する。インクヘッド22が主走査方向Yに移動している間、上流ノズル24aからインクを吐出させることで、媒体5に複数の第1図形F1を印刷する。本実施形態では、インクヘッド22が主走査方向Yに移動している間、複数の第1図形F1は、まとめて印刷される。例えばインクヘッド22が、主走査方向Yに往復移動している間(例えば1回の往復移動の間)に、複数の第1図形F1が媒体5に印刷される。ここでは、第1パターンPT11が印刷されているとき、第1印刷部71は、第2移動機構42のフィードモータ57(図4参照)を駆動させず、プラテン16に支持された媒体5は、副走査方向Xには移動しない。
本実施形態では、第1印刷部71は、所定の色のインクで第1パターンPT11の複数の第1図形F1を印刷する。ここで、所定の色のインクは特に限定されないが、例えばブラックインクである。ここでは、ブラックインクを吐出するインクヘッド22の上流ノズル24aからブラックインクを吐出させることで、複数の第1図形F1を、プラテン16に支持された媒体5に印刷する。
次に、図9のステップS103では、図4の第2印刷部72は、記憶部70に記憶された調整パターンPT1の印刷データDT1に基づいて、調整パターンPT1の第2パターンPT12(図7参照)を印刷する。ここでは、第2印刷部72は、インクヘッド22を主走査方向Yに移動させ、かつ、プラテン16に支持された媒体5を副走査方向Xに移動させつつ、下流ノズル24b(図3参照)からインクを吐出させて、第2パターンPT12を、プラテン16に支持された媒体5に印刷する。
具体的には、まず第2印刷部72は、インクヘッド22の下流ノズル24bにおける主走査方向Yへの移動軌跡と、少なくとも何れかの第1図形F1とが重なる位置まで、プラテン16に支持された媒体5を副走査方向Xの下流側に移動させるように、第2移動機構42を制御する。その後、第2印刷部72は、複数の第2図形F2のうち、最も下流側に位置する第2図形F2gから印刷し、次に、第2図形F2f、F2e、F2d、F2c、F2b、F2aの順に印刷する。
ここでは、第2印刷部72は、インクヘッド22を主走査方向Yに移動させるように第1移動機構41を制御し、インクヘッド22が主走査方向Yに移動している間、下流ノズル24bからインクを吐出して、第2図形F2gを媒体5に印刷する。その後、第2印刷部72は、プラテン16に支持された媒体5を副走査方向Xの下流側に、調整間隔SP1(図8参照)分、移動するように、第2移動機構42を制御する。次に、第2印刷部72は、インクヘッド22を主走査方向Yに移動させながら下流ノズル24bからインクを吐出させて、媒体5に第2図形F2fの印刷を行う。以下、媒体5における調整間隔SP1分の副走査方向Xの下流側への移動と、インクヘッド22の主走査方向Yへの移動と共に下流ノズル24bからのインクの吐出と、を繰り返し行うことで、全ての第2図形F2の印刷を行うことができる。
本実施形態では、第2印刷部72は、所定の色のインクで第2パターンPT12の複数の第2図形F2を印刷する。ここでは、第1図形F1を印刷するときのインクの色と、第2図形F2を印刷するときのインクの色は、同じであるが、異なっていてもよい。第2図形F2を印刷する所定の色のインクは、特に限定されないが、例えばブラックインクである。ここでは、ブラックインクを吐出するインクヘッド22の下流ノズル24bからブラックインクを吐出させることで、複数の第2図形F2を、プラテン16に支持された媒体5に印刷する。
このように、媒体5に調整パターンPT1を印刷した後、次に図9のステップS105では、図4の検出部73は、媒体5に印刷された調整パターンPT1の位置を検出する。ここでは、検出部73は、センサヘッド30のセンサ32によって、媒体5に印刷された調整パターンPT1の複数の第1図形F1と複数の第2図形F2の位置を検出する。具体的には、検出部73は、媒体5に印刷された調整パターンPT1をセンサ32が検出することが可能な位置まで、プラテン16に支持された媒体5を副走査方向Xに移動させる。ここでは、例えば調整組G1において、第1図形F1と第2図形F2とが副走査方向Xで重なっている位置、例えば第1図形F1と第2図形F2とを合わせた図形の副走査方向Xの中央部分の上を、センサ32が通過することが可能な位置まで、媒体5を副走査方向Xに移動させる。
その後、検出部73は、センサヘッド30を主走査方向Yに移動させるように第1移動機構41を移動させる。センサヘッド30が主走査方向Yに移動している間、検出部73は、センサ32によって第1図形F1および第2図形F2の主走査方向Yにおける位置を検出する。ここでは、検出部73は、第1図形F1の第1基準線L11、および、第2図形F2の第1比較線L21の主査走査方向Yの位置を検出する。ただし、検出部73は、調整組G1毎に、第1基準線L11、第2基準線L12、第1比較線L21,第2比較線L22のうち、主走査方向Yの最も左方、および、最も右方に位置する線の主走査方向Yの位置を検出することで、第1基準線L11、および、第1比較線L21の主走査方向Yの位置を推定して検出してもよい。以上のようにして、検出した第1図形F1および第2図形F2の位置に関する情報は、記憶部70に記憶される。
次に、図9のステップS107では、図4の算出部74は、調整組G1毎に、第1図形F1に対する第2図形F2の主走査方向Yのズレ量V1(図8参照)を算出する。ここで、調整組G1毎のズレ量V1は、第1図形F1の第1基準線L11に対する、第2図形F2の第1比較線L21の主走査方向Yのズレ量でもある。ここでは、算出部74は、図8に示すように、調整組G1毎に、第1図形F1と第2図形F2とを1つの図形としたときにおける、主走査方向Yの長さをズレ量V1とする。本実施形態では、ズレ量V1は、調整組G1における第1基準線L11、第2基準線L12、第1比較線L21、第2比較線L22のうち、最も左方に位置する線と、最も右方に位置する線との主走査方向Yの距離で算出される。例えば図8において、調整組G1aでは、第1基準線L11と、第2比較線L22との主走査方向Yの距離がズレ量V1となる。ここでは、算出部74によって算出された各調整組G1のズレ量V1は、記憶部70に記憶される。
次に、図9のステップS109では、図4の調整値決定部75は、算出部74によって算出された各調整組G1のズレ量V1に基づいて、プラテン16に支持された媒体5を副走査方向Xに移動させるときの調整値A1を決定する。ここでは、調整値決定部75は、ズレ量V1が最も小さい調整組G1に設定された候補調整値V2を調整値A1に決定する。図5の一例では、ズレ量V1が最も小さいものは、調整組G1eである。そのため、調整値決定部75は、調整組G1eの候補調整値V2を調整値A1に決定する。
本実施形態では、プラテン16に支持された媒体5に印刷するとき、調整値決定部75によって決定された調整値A1で、媒体5における副走査方向Xへの移動量を調整しながら、媒体5を副走査方向Xに移動させて印刷を行う。
以上、本実施形態では、図1に示すように、プリンタ100は、媒体5を支持するプラテン16と、インクを吐出するインクヘッド22(図3参照)と、センサヘッド30と、第1移動機構41と、第2移動機構42と、制御装置60とを備えている。センサヘッド30は、媒体5に印刷された調整パターンPT1(図5参照)を検出するセンサ32を有している。第1移動機構41は、印刷時にインクヘッド22を主走査方向Yに移動させ、調整パターンPT1を検出するときにセンサヘッド30を主走査方向Yに移動させる。第2移動機構42は、プラテン16に支持された媒体5を、副走査方向Xの上流側から下流側に向かって移動させる。図3に示すように、インクヘッド22は、上流ノズル列26aと、下流ノズル列26bとを備えている。上流ノズル列26aは、副走査方向Xに並んで配置された複数の上流ノズル24aを有する。下流ノズル列26bは、上流ノズル列26aよりも副走査方向Xの下流側において、副走査方向Xに並んで配置された複数の下流ノズル24bを有する。図5に示すように、調整パターンPT1は、第1パターンPT11と、第2パターンPT12とを備えている。図6に示すように、第1パターンPT11は、主走査方向Yに並んで配置され、主走査方向Yと副走査方向Xとの間において斜めに延びた第1基準線L11を含む複数の第1図形F1を有している。図7に示すように、第2パターンPT12は、第1図形F1と対となるように主走査方向Yに並んで配置され、主走査方向Yと副走査方向Xとの間において斜めに延びた第1比較線L21を含む複数の第2図形F2を有している。ここで、図5に示すように、対となる第1図形F1と第2図形F2とを調整組G1としたとき、調整組G1において、第1図形F1と第2図形F2とは少なくとも一部が副走査方向Xに重なり、主走査方向Yの一方から他方に向かうにしたがって、調整組G1における第1図形F1と第2図形F2とは、副走査方向Xに所定の調整間隔SP1(図8参照)ずつズレて配置されている。調整組G1毎に、プラテン16に支持された媒体5を副走査方向Xに移動させるときの候補調整値V2が予め設定されている。
図4に示すように、制御装置60は、記憶部70と、第1印刷部71と、第2印刷部72と、検出部73と、算出部74と、調整値決定部75とを備えている。記憶部70には、調整パターンPT1の印刷データDT1が記憶されている。図9のステップS101に示すように、第1印刷部71は、インクヘッド22を主走査方向Yに移動させつつ、上流ノズル24aからインクを吐出させて、調整パターンPT1の第1パターンPT11を、プラテン16に支持された媒体5に印刷する。図9のステップS103に示すように、第2印刷部72は、インクヘッド22を主走査方向Yに移動させ、かつ、プラテン16に支持された媒体5を副走査方向Xに移動させつつ、下流ノズル24bからインクを吐出させて、調整パターンPT1の第2パターンPT12を、プラテン16に支持された媒体5に印刷する。図9のステップS105に示すように、検出部73は、センサヘッド30を主走査方向Yに移動させて、媒体5に印刷された複数の第1図形F1と複数の第2図形F2との位置をセンサ32によって検出する。図9のステップS107に示すように、算出部74は、調整組G1毎に、第1基準線L11に対する第1比較線L21の主走査方向Yのズレ量V1(図8参照)を算出する。図9のステップS109に示すように、調整値決定部75は、ズレ量V1が小さくなるように、調整組G1毎のズレ量V1に対応した候補調整値V2から、プラテン16に支持された媒体5を副走査方向Xに移動させるときの調整値A1を決定する。
本実施形態では、図5に示すように、上流ノズル24aから吐出されたインクで印刷される第1図形F1の第1基準線L11と、下流ノズル24bから吐出されたインクで印刷される第2図形F2の第1比較線L21とは、主走査方向Yと副走査方向Xの間において斜めに延びている。そのため、媒体5の副走査方向Xの移動にズレが生じた場合、副走査方向Xの移動のズレ量と、第1基準線L11に対する第1比較線L21との主走査方向Yのズレ量V1とは、比例の関係になる。そのため、第1基準線L11に対する第1比較線L21のズレ量V1を算出することで、媒体5における副走査方向Xの移動のズレ量を推定することができる。よって、調整組G1毎における第1基準線L11に対する第1比較線L21の主走査方向Yのズレ量V1に基づいて、プラテン16に支持された媒体5を副走査方向Xに移動させるときの調整値A1を適切に決定することができる。したがって、調整値決定部75によって決定された調整値A1で、媒体5における副走査方向Xの移動量を調整することで、媒体5を適切に副走査方向Xに移動させることができる。
本実施形態では、調整値決定部75は、ズレ量V1が最も小さい調整組G1(図5では調整組G1e)に設定された候補調整値V2を調整値A1に決定する。ズレ量V1が小さい場合、媒体5における副走査方向Xの移動のズレ量が小さいと推定される。よって、ズレ量V1が小さい調整組G1に設定された候補調整値V2を調整値A1に決定することで、媒体5における副走査方向Xの移動のズレを適切に抑制することができる。
本実施形態では、図8に示すように、第1基準線L11と第1比較線L21とは平行である。このことによって、副走査方向Xのどの位置であっても、第1基準線L11に対する第1比較線L21(言い換えると、第1図形F1に対する第2図形F2)の主走査方向Yのズレ量V1を同じにすることができる。
本実施形態では、図8に示すように、第1図形F1と第2図形F2は、平行四辺形である。第1図形F1は、第1基準線L11と、第1基準線L11と主走査方向Yに並んで配置され、第1基準線L11と平行な第2基準線L12と、第1基準連結線L13と、第2基準連結線L14とを有している。第1基準連結線L13は、第1基準線L11の一端と、第2基準線L12の一端とを繋ぐ。第2基準連結線L14は、第1基準線L11の他端と、第2基準線L12の他端とを繋ぐ。第2図形F2は、第1比較線L21と、第1比較線L21と主走査方向Yに並んで配置され、第1比較線L21と平行な第2比較線L22と、第1比較連結線L23と、第2比較連結線L24とを有している。第1比較連結線L23は、第1比較線L21の一端と、第2比較線L22の一端とを繋ぐ。第2比較連結線L24は、第1比較線L21の他端と、第2比較線L22の他端とを繋ぐ。このように、第1図形F1と第2図形F2とを平行四辺形にすることで、平行四辺形の対辺である第1基準線L11および第2基準線L12と、第1比較線L21および第2比較線L22とは、平行に配置される。よって、副走査方向Xのどの位置であっても、第1図形F1に対する第2図形F2の主走査方向Yのズレ量V1を同じにすることができる。
本実施形態では、第1図形F1と第2図形F2は、同じ形状である。また、第1図形F1と第2図形F2とは、同じ大きさである。このことによって、調整パターンPT1の印刷では、同じ形状であり、かつ、同じ大きさのデータを繰り返し使用することができるため、調整パターンPT1の印刷データDT1のデータ量を減らすことができる。また、同じ形状であり、かつ、同じ大きさの図形が主走査方向Yに並ぶことになるため、調整パターンPT1を印刷するときの制御をし易い。
本実施形態では、図4の算出部74は、図8に示すように、調整組G1毎に、第1図形F1と第2図形F2とを1つの図形としたときにおける、主走査方向Yの長さをズレ量V1とする。第1図形F1と第2図形F2とを1つの図形としたときの主走査方向Yの長さは、当該1つの図形の左端と右端の位置を検出することで容易に算出することができる。よって、第1図形F1と第2図形F2とを1つの図形としたときの主走査方向Yの長さをズレ量V1とすることで、ズレ量V1の算出が容易になる。
本実施形態では、第1印刷部71は、所定の色のインクで第1パターンPT11を印刷する。第2印刷部72は、第1パターンPT11と同じ所定の色のインクで第2パターンPT12を印刷する。このことによって、第1図形F1と第2図形F2とは1色で印刷される。よって、媒体5における第1図形F1と第2図形F2の位置を検出するとき、所定の色と、媒体5との境界を検出すればよい。したがって、媒体5における第1図形F1と第2図形F2の位置を検出し易い。
なお、上記実施形態では、調整値決定部75は、ズレ量V1が最も小さい調整組G1に設定されていた候補調整値を、調整値A1に決定していた。しかしながら、調整値決定部75は、調整組G1毎のズレ量V1と候補調整値V2に基づいた近似式F10(図10参照)を算出し、近似式F10におけるズレ量V1の最小値に対応した候補調整値V2を、調整値A1に決定してもよい。
図10は、他の実施形態に係る第1近似直線SL1と第2近似直線SL2を示す図である。図10では、調整組G1a~G1gの候補調整値V2を、それぞれ候補調整値V2a~V2gとする。ここでは、図10に示すように、近似式F10は、第1近似式F11と、第2近似式F12とを有している。第1近似式F11は、候補調整値V2が大きくなるに連れてズレ量V1が小さくなる第1近似直線SL1に対する式である。図10の一例では、第1近似直線SL1は、調整組G1a、G1b、G1c、G1dに対する近似直線である。第2近似式F12は、候補調整値V2が大きくなるに連れてズレ量V1が大きくなる第2近似直線SL2に対する式である。図10の一例では、第2近似直線SL2は、調整組G1e、G1f、G1gに対する近似直線である。
本実施形態では、第1近似直線SL1と第2近似直線SL2との交点P1におけるズレ量V1が最も小さくなる。そのため、調整値決定部75は、第1近似直線SL1と第2近似直線SL2との交点P1における候補調整値V2を、媒体5を副走査方向Xに移動させる際の調整値A1に決定する。
このように、第1近似式F11と第2近似式F12とを有する近似式F10を算出して、近似式F10におけるズレ量V1の最小値に対応した候補調整値V2を、調整値A1に決定する。このことで、調整組G1の数が少ない場合であっても、近似式F10を算出することができれば、調整値A1を決定することができる。よって、調整組G1の数を少なくすることが可能であり、その結果、調整パターンPT1を印刷する際に要するインク量を少なくすることができる。
上記実施形態では、算出部74は、調整組G1毎において、第1図形F1と第2図形F2とを合わせた図形の主走査方向Yの長さを、ズレ量V1としていた。しかしながら、ズレ量V1は、第1図形F1の第1基準線L11と、第2図形F2の第1比較線L21との主走査方向Yの距離であってもよいし、第1図形F1の第2基準線L12と、第2図形F2の第1比較線L22との主走査方向Yの距離であってもよい。