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JP7736082B2 - 光モジュール、光システム及び光出力方法 - Google Patents
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JP7736082B2 - 光モジュール、光システム及び光出力方法 - Google Patents

光モジュール、光システム及び光出力方法

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Description

本発明は、例えば、簡素な構成で光の位相を調整可能な光モジュール等に関する。
光トランシーバにおいては、所定の波長の光を出力するために、SOA(Semiconductor Optical Amplifier)などの光増幅器から出力されたASE(amplified spontaneous emission)
を、リング共振器等の波長フィルタを透過させる場合がある。例えば特許文献1に記載された関連する波長可変光源においては、光導波路デバイスが集積されたシリコン基板に半導体光増幅器がハイブリッド実装されている。光導波路デバイスには、2つのリング共振器を用いた導波路型波長フィルタ、位相調整器、および部分反射ミラーが含まれる。そして、半導体光増幅器、導波路型波長フィルタ、および部分反射ミラーを通るパスで、レーザ共振器が形成される構成としている。
この際、一般的には、波長フィルタを透過した光の位相を調整するために、ディザ信号と呼ばれる低周波の電気信号を用いて、光を変調することが知られている。常時低周波の信号で発振周波数が動くため、光ファイバ通信での誘導ブリリアン散乱による信号劣化も抑制できる。
他にも関連する技術が特許文献2,3、4に開示されている。
特開2019-040099号公報 特開2006-245346号公報 特開2016-102926号公報 特表2019-503080号公報
しかし、上記のようなディザ信号を用いる一般的な構成においては、変調のための制御回路が必要なり、構成が複雑になる等の問題があった。
本発明の目的は、簡素な構成で光の位相を調整可能な光モジュール等を提供することである。
本発明は、光モジュールであって、
光を出力する光出力手段と、
前記光の位相を調整する位相制御手段と、
前記光の強度を検出する検出手段と、を備え、
前記位相制御手段は、前記強度に基づいて前記光の位相を調整する。
また、本発明は、光システムであって、
光を出力する光出力手段と、
前記光の位相を調整する位相制御手段と、
前記光の強度を検出する検出手段と、を備え、
前記位相制御手段は、前記強度に基づいて前記光の位相を調整する。
また、本発明は、光出力方法であって、
光を出力し、
前記光の強度を検出し、
前記強度に基づいて前記光の位相を調整する。
本発明によれば、簡素な構成で光の位相を調整可能である。
本発明の第1の実施形態における光モジュールの構成例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態における光モジュールの詳細を説明するための図である。 本発明の第1の実施形態における光モジュールの動作例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態における光モジュールの構成の変形例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態における光モジュールの動作の変形例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態における光モジュールの構成例を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態における光モジュールの詳細を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態における光モジュールの動作例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態における光モジュールの動作の変形例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態における光モジュールの動作の変形例を説明するための図である。 本発明の第3の実施形態における光モジュールの構成例を示すブロック図である。 本発明の第3の実施形態における光モジュールの動作例を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態、第2の実施形態及び第3実施形態における光モジュール等を実現する情報処理装置の一例を示す図である。
<第1の実施形態>
第1の実施形態における光モジュール1について、図1、図2及び図3に基づき説明する。図1は、光モジュール1の構成例を示すブロック図である。図2は、光モジュール1の詳細を説明するための図である。図3は、光モジュール1の動作例を説明するためのフローチャート図である。
光モジュール1は、図1に示されるように、反射手段11、光増幅手段12、波長フィルタ手段13、部分反射手段14、分岐手段15及び受光手段16、位相制御手段17及び熱電素子18を備える。反射手段11、光増幅手段12、波長フィルタ手段13、部分反射手段14は、光出力手段20に含まれる。光モジュール1は、例えば光トランシーバなどに設けられる光源である。例えば、光モジュール1の分岐手段15から出力される光を変調器(図1にて不図示)で変調することで、光モジュール1を送信用の光源とすることができる。図1において各構成間を接続する実線は光路を示し、各構成間を接続する点線は電気的な接続関係を示す。
反射手段11は、光増幅手段12に光学的に接続されている。反射手段11は、光増幅手段12から入射した光を光増幅手段12に向けて反射するミラーである。反射手段11は、例えば高反射膜により形成される。
光増幅手段12は、反射手段11及び波長フィルタ手段13に光学的に接続されている。光増幅手段12は、反射手段11及び波長フィルタ手段13に対して光を出力する。光増幅手段12は、例えば広帯域なASE光を出力する光増幅器である。光増幅手段12は、例えばSOAである。
波長フィルタ手段13は、光増幅手段12及び部分反射手段14に光学的に接続されている。波長フィルタ手段13は、光増幅手段12または部分反射手段14により入射される光の波長のうち、一部の波長の光のみを透過する。例えば、波長フィルタ手段13は、波長が1550nmの光を透過する。波長フィルタ手段13は、例えば、リング共振器等の波長フィルタである。波長フィルタ手段13は、例えば複数のリング共振器により構成されても良い。
部分反射手段14は、波長フィルタ手段13及び分岐手段15に光学的に接続されている。部分反射手段14は、波長フィルタ手段13を透過して入射した光の一部を反射し、その他の一部を分岐手段15に向けて透過する。部分反射手段14で反射された光は、反射手段11に向けて伝搬する。これにより、反射手段11及び部分反射手段14間で、波長フィルタ手段13で選択された波長の光のみが増幅され、レーザ発振する。
分岐手段15は、部分反射手段14、受光手段16および光モジュール1の外部の変調器(不図示)に光学的に接続されている。分岐手段15は、部分反射手段14により透過された光を分岐する。分岐手段15により分岐された光の一方は、光モジュール1の外部へ出力される。また、分岐手段15により分岐された光の他方は、受光手段16へ出力される。分岐手段15は、例えば1入力2出力の導波路である。
受光手段16は、分岐手段15光学的に接続され、位相制御手段17に電気的に接続されている。受光手段16は、分岐手段15により分岐された他方の光を受光する。受光手段16は、受光した光の強度を検出し、位相制御手段17に出力する。受光手段16は、例えばフォトダイオードである。受光手段16は、検出手段に対応する。
位相制御手段17は、受光手段16及び熱電素子18に電気的に接続されている。位相制御手段17は、波長フィルタ手段13から出力された光の位相を調整する。例えば、位相制御手段17は、波長フィルタ手段13から出力された光が伝搬する導波路の近傍に設けられた熱電素子18に対して与える電力を変化させ、当該導波路における温度を変化させる。熱電素子18は、例えばヒータ電極である。また、熱電素子18は、波長フィルタ手段13から出力された光が伝搬する導波路に対して熱的に接続されている。これにより、位相制御手段17は、熱を加えることで、波長フィルタ手段13から出力された光が伝搬する導波路の一部の屈折率を変化させ、当該導波路を伝搬する光の位相を変化させることができる。これに限らず、位相制御手段17は、導波路の一部に電流を注入することにより導波路の屈折率を制御することとしてもよい。
次に図2を用いて、位相制御手段17の詳細について説明する。図2は、位相制御手段17が制御する位相電力と、受光手段16で検出される光の強度に応じた電流との関係を示す図である。前述の位相電力とは、位相制御手段17が導波路を伝搬する光の位相を制御するために用いる電力である。より具体的には、位相電力とは、波長フィルタ手段13から出力された光が伝搬する導波路における温度を調整するために、当該導波路の近傍に設けられた熱電素子18に対して供給される電力を指す。
位相制御手段17は、波長フィルタ手段13から出力された光が伝搬する導波路における温度を上昇させる第1の制御及び当該導波路における温度を減少させる第2の制御を切り替えて実行可能である。以下の例においては、位相制御手段17は、熱電素子18に供給する位相電力を増加させることにより第1の制御を実行し、熱電素子18に供給する位相電力を減少させることにより第2の制御を実行するものとする。この場合、図2における左から右に向かって延びる矢印が第1の制御に対応する。また、図2における右から左に延びる矢印が第2の制御に対応する。位相制御手段17は、後述するフローチャートに沿って動作することにより、光強度を保ちつつ、第1の制御及び第2の制御の各々を実行する。なお、位相制御手段17は、熱電素子18に供給する位相電力を減少させることにより第1の制御を実行し、熱電素子18に供給する位相電力を増加させることにより第2の制御を実行しても良い。
次に、図2及び図3を用いて、光モジュール1の動作を説明する。図3は、光モジュール1の動作を示すフローチャートである。図3に示される動作の開始時点において、光増幅手段12が光を出力することにより、部分反射手段14からの光が透過しているものとする。また、光モジュール1の動作の開始時点において、光モジュール1のユーザは、光強度を所定の目標値以上にするための位相電力を予め把握しているものとする。例えば図2の例においては、ユーザは、位相電力が8.65mw以上で8.85mw以下の場合に、光強度が最大になることを把握している。これにより、光モジュール1の位相制御手段17は、動作開始時点において8.65mw以上且つ8.85mw以下の位相電力を熱電素子18に供給しているものとする。
位相制御手段17は、位相を変化させるための電力(位相電力)を減少させる(S101)。S101の処理により、位相制御手段17は、波長フィルタ手段13から出力された光が伝搬する導波路における温度を減少させる前述の第2の制御を行う。例えば、位相制御手段17は、図2の例においては、0.025mw毎に位相電力を順次変化させる。なお、位相電力の増加量は、0.025mwに限られない。例えば、図2の例において、位相制御手段17は、位相電力を8.65mwから8.625mwに減少させる。
また、位相制御手段17は、光強度が減少したかどうかを判断する(S102)。位相制御手段17は、光強度が減少したと判断した場合(S102のYes)、後述のS103の処理を行う。一方で、位相制御手段17は、光強度が減少したと判断しない場合(S102のNo)、再度S102の処理を行う。すなわち、位相制御手段17は、光強度が減少したと判断するまで、位相電力を減少させ続けながら、光強度が減少したかどうかを繰り返して判断する。例えば、図2の例においては、位相制御手段17は、位相電力を8.65mwから8.625mwに減少させた場合に、光強度が減少したと判断する。
位相制御手段17は、位相を変化させるための電力(位相電力)を増加させる(S103)。S103の処理により、位相制御手段17は、波長フィルタ手段13から出力された光が伝搬する導波路における温度を増加させる前述の第1の制御を行う。例えば、図2の例において、位相制御手段17は、位相電力を8.65mwから8.625mwに減少させた場合に光強度が減少したことを検出し、位相電力を8.625mwから8.65mwに増加させる。これにより、位相制御手段17は、光強度が最大となるように保ちながら、位相電力を変化させることができる。
また、位相制御手段17は、光強度が減少したかどうかを判断する(S104)。位相制御手段17は、光強度が減少したと判断した場合(S104のYes)、S101の処理を行う。一方で、位相制御手段17は、光強度が減少したと判断しない場合(S104のNo)、再度S104の処理を行う。すなわち、位相制御手段17は、光強度が減少したと判断するまで、位相電力を増加させ続けながら、光強度が減少したかどうかを繰り返して判断する。例えば、図2の例において、位相制御手段17は、位相電力を8.85mwから8.875mwに増加させた場合に光強度が減少したことに応じて、位相電力を8.875mwから8.85mwに減少させる。このように、光モジュール1において位相制御手段17は、光強度が下がるところまで位相電力を変えるため、その振幅範囲を検知することで常に光出力が最大となる位相電力の電力量を把握できる。
位相制御手段17は、例えば、他の外部装置から停止指示を受け付けた場合に、図3に示す動作を終了する。光モジュール1は、動作を終了するまで、S101、S102、S103及びS104の処理を繰り返して動作する。具体的には、位相制御手段17は、光が伝搬する導波路における温度を上昇させる第1の制御(S103)及び当該導波路における温度を減少させる第2の制御(S101)を実行する。また、位相制御手段17は、第1の制御及び第2の制御のうちの一方を実行し、光の強度が減少した場合、第1の制御及び第2の制御のうちの他方を実行する。
これにより、光モジュール1によれば、部分反射手段14から透過される光の強度を保つことができる。例えば、光モジュール1においては、波長フィルタ手段13が透過する光の波長を制御するために、波長フィルタ手段13に対して設けられた熱電素子の温度を変化させる場合がある。この場合、波長フィルタ手段13に対して設けられた熱電素子からの熱によって、図2に示されるような前述の位相電力と光強度との関係が変化するおそれがある。この場合に位相電力を一定にしていると光強度が不安定になる。しかし、光モジュール1においては、光の強度が減少した場合、第1の制御及び第2の制御のうちの一方から他方へ切り替える。そのため、光モジュール1によれば、前述の位相電力と光強度との関係が変化したとしても、光の強度を安定させることができる。
また、光モジュール1において、位相制御手段17は、受光手段16で検出された光の強度に基づいて光の位相を調整する。そのため、光モジュール1においては、ディザ信号を用いて光の位相を調整する必要がないため、簡素な構成で光の位相を調整することができる。
次に、図4を用いて光モジュール1Aについて説明する。光モジュール1Aは、光モジュール1の第1の変形例である。光モジュール1Aは、光モジュール1と同様に、反射手段
11、光増幅手段12、波長フィルタ手段13、部分反射手段14、分岐手段15及び受光手段16、位相制御手段17及び熱電素子18を備える。
光モジュール1Aは、動作の一部において光モジュール1と相違する。図4は、光モジ
ュール1Aの動作を示すフローチャートである。具体的には、光モジュール1Aは、S101の処理に代えて後述のS101Aの処理を行い、S103の処理に代えて後述のS10
3Aの処理を行う。
具体的には、光モジュール1Aにおいて、位相制御手段17は、位相を変化させるための電力(位相電力)を増加させる(S101A)。例えば、位相制御手段17は、0.025mw毎に位相電力を順次増加させる。なお、位相電力の増加量は、0.025mwに限られない。S101Aの処理により、位相制御手段17は、波長フィルタ手段13から出力された光が伝搬する導波路における温度を増加させる前述の第1の制御を行う。
また、光モジュール1Aにおいて、位相制御手段17は、位相を変化させるための電力(位相電力)を減少させる(S103A)。S103Aの処理により、位相制御手段17は、波長フィルタ手段13から出力された光が伝搬する導波路における温度を低下させる前述の第2の制御を行う。これにより、位相制御手段17は、光強度を最大に保ちつつ、位相電力を変化させることができる。
次に、図5を用いて、光モジュール1Bについて説明する。光モジュール1Bは、光モジュール1の第2の変形例である。光モジュール1Bは、光モジュール1と同様に、反射手段11、光増幅手段12、波長フィルタ手段13、部分反射手段14、分岐手段15及び受光手段16、位相制御手段17及び熱電素子18を備える。
光モジュール1Bは、動作において光モジュール1と相違する。図5は、光モジュール1Bの動作を示すフローチャートである。具体的には、光モジュール1Bは、後述のS101B~S108Bの処理を行う。なお、光モジュール1Bの動作開始時点において、位相制御手段17は、位相電力と光強度の関係を把握しているものとする。具体的には、位相制御手段17は、所定値の位相電力を供給したうえで、位相電力の値を所定値から正の方向及び負の方向に変化させる。位相電力が正の方向へ変化するとは、位相電力が増加することを指す。また、位相電力が負の方向へ変化するとは、位相電力が減少することを指す。位相制御手段17は、位相電力を両方向に変化させた際の光強度を受光手段16から取得する。これにより、位相制御手段17は、光強度の変化に基づいて、正の方向及び負の方向のうち光強度を増加させる方向を特定する。以下の動作の説明においては、正の方向が光強度を増加させる第1の方向とする。また、負の方向は第2の方向とする。なお、上記の説明は例示であって、負の方向が光強度を増加させる第1の方向であっても良い。この場合、正の方向は第2の方向である。
位相制御手段17は、一定期間、位相電力を第1の方向に変化させる(S101B)。位相制御手段17は、光強度が増加したかどうかを判断する(S102B)。具体的には、位相制御手段17は、S101Bの処理の後に検出された光強度が、S102Bの処理の前に検出された光強度よりも増加しているかどうかを判断する。位相制御手段17は、光強度が増加したと判断した場合(S102BのYes)、後述のS103Bの処理を行う。また、位相制御手段17は、光強度が増加したと判断しない場合(S102BのNo)、後述のS105Bの処理を行う。
位相制御手段17は、位相電力を第1の方向に変化させる(S103B)。例えば、位相制御手段17は、位相電力を0.025mw増加させる。なお、前述のS101Bでは、位相制御手段17は、S103Bにおける増加量よりも大きく、位相電力を増加させているものとする。S103Bの処理は前述の第1の制御に対応する。
位相制御手段17は、光強度が減少したかどうかを判断する(S104B)。具体的には、位相制御手段17は、S103Bの処理の後に検出された光強度が、S103Bの処理の前に検出された光強度よりも減少しているかどうかを判断する。位相制御手段17は、光強度が減少したと判断した場合(S104BのYes)、後述のS105Bの処理を行う。また、位相制御手段17は、光強度が減少したと判断しない場合(S104BのYes)、再度、S103Bの処理を行う。
位相制御手段17は、一定期間、位相電力を第2の方向に変化させる(S105B)。位相制御手段17は、光強度が増加したかどうかを判断する(S106B)。具体的には、位相制御手段17は、S105Bの処理の後に検出された光強度が、S105Bの処理の前に検出された光強度よりも増加しているかどうかを判断する。位相制御手段17は、光強度が増加したと判断した場合(S106BのYes)、後述のS107Bの処理を行う。また、位相制御手段17は、光強度が増加したと判断しない場合(S106BのNo)、再度、S101Bの処理を行う。
位相制御手段17は、位相電力を第2の方向に変化させる(S107B)。例えば、位相制御手段17は、位相電力を0.025mwだけ減少させる。なお、前述のS105Bでは、位相制御手段17は、S107Bにおける減少量よりも大きく、位相電力を減少させているものとする。S107Bの制御は、第2の制御に対応する。
位相制御手段17は、光強度が減少したかどうかを判断する(S108B)。具体的には、位相制御手段17は、S107Bの処理の後に検出された光強度が、S107Bの処理の前に検出された光強度よりも減少しているかどうかを判断する。位相制御手段17は、光強度が減少したと判断した場合(S108BのYes)、再度S101の処理を行う。また、位相制御手段17は、光強度が減少したと判断しない場合(S108BのNo)、再度、S107Bの処理を行う。
以上、光モジュール1の変形例について説明した。各変形例の何れにおいても、位相制御手段17は、受光手段16で検出された光の強度に基づいて光の位相を調整する。そのため、光モジュール1の変形例においても、ディザ信号を用いて光の位相を調整する必要がないため、簡素な構成で光の位相を調整することができる。
また、光モジュール1及び光モジュール1の変形例において、各構成要素は一つのモジュールとして設けられる必要はない。各構成要素は、異なる位置に設けられた上で、光システムとして実現されても良い。例えば、光モジュール1のうち、受光手段16及び位相制御手段17は、その他の構成と離れて設けられていても良い。
<第2の実施形態>
第2の実施形態における光モジュール2について、図6及び図7に基づき説明する。図6は、光モジュール2の構成例を示すブロック図である。図7は、光モジュール2の動作例を説明するためのフローチャート図である。
光モジュール2は、光モジュール1と同様に、図6に示されるように反射手段11、光増幅手段12、波長フィルタ手段13、部分反射手段14、分岐手段15及び受光手段16、位相制御手段17及び熱電素子18を備える。反射手段11、光増幅手段12、波長フィルタ手段13、部分反射手段14は、光出力手段20に含まれる。光モジュール2は、例えば光トランシーバなどに設けられる光源である。例えば、光モジュール2から出力される光を変調器で変調することで、光モジュール2を送信用の光源とすることができる。図6における構成要素間を接続する実線は光路を示し、構成要素間を接続する点線は電気的な接続関係を示す。
なお、図6では、図1で示した各構成要素と同等の構成要素には、図1に示した符号と同等の符号を付している。光モジュール2は、更に、監視手段21及び記憶手段22を備える点で光モジュール1と相違する。
監視手段21は、記憶手段22及び位相制御手段17と電気的に接続されている。監視手段21は、位相制御手段17から熱電素子18に供給される電力(位相電力)の電力量を監視する。具体的には、監視手段21は、位相制御手段17が前述のS107のような第1の制御及び前述のS105のような第2の制御の少なくとも一方を実行している間に、位相制御手段17から熱電素子18に供給される位相電力の電力量を監視する。この際、監視手段21は、特定の波長チャンネルに関して、監視手段21は現在の位相電力量の情報をモニタし、記憶手段22に経時劣化などで生じる位相電力量の変化を通知する。波長チャネルとは、例えば、ITU(International Telecommunication Union)などで規格化されている、特定の波長で発振させる複数の条件を指す。
記憶手段22は、監視手段21及び位相制御手段17と電気的に接続されている。また、記憶手段22は、第1の波長に対応付けられた第1の電力量及び第2の波長に対応付けられた第2の電力量を記憶する。第1の波長及び第2の波長は、光出力手段20から出力可能な光の波長である。第1の波長及び第2の波長は、互いに異なる波長である。具体的には、第1の波長及び第2の波長は、波長フィルタ手段13が透過可能な光の波長を指す。波長フィルタ手段13は透過波長が可変な光フィルタであるため、例えば、波長フィルタ手段13は、自身の温度を変化させることにより、光出力手段20は、出力する光の波長を第1の波長から第2の波長に切り替えることができる。光通信ではITUで規格化された周波数間隔の波長が用いられており、例えば、第2の波長は第1の波長から100GHzの整数倍ずれた波長となる。
また、第1の電力量とは、第1の波長に対応付けられた位相電力である。より、具体的には、第1の電力量とは、光出力手段20から第1の波長の光が出力される際に、受光手段16で受光される光の光強度が最大となるための位相電力である。また、第2の電力量とは、第2の波長に対応付けられた位相電力である。より、具体的には、第2の電力量とは、光出力手段20から第2の波長の光が出力される際に、受光手段16で受光される光の光強度が最大となるための位相電力である。第1の電力量や第2の電力量は、モジュール出荷時に確認した条件(初期条件)が記憶手段22に記憶される。
監視手段21は、位相制御手段17が第1の制御及び第2の制御を行う際に、位相制御手段17から熱電素子18に供給する位相電力の電力量を取得する。例えば、監視手段21は、位相制御手段17が第1の制御及び第2の制御を実行する間に、光出力(前述の光強度)が最大となる条件での熱電素子18に供給された位相電力の平均値を取得する。監視手段21は、取得した位相電力の平均値を第1の波長と対応付けて、第1の電力として記憶手段22に格納する。
図7に基づいて、記憶手段22に格納される情報について説明する。図7は、監視手段21が記憶手段22に格納する情報の一例である。監視手段21は、図7に示されるように、第1の電力である平均値以外にも、位相電力の最大値、位相電力の最小値を記憶手段22に格納してもよい。また、監視手段21は、平均値を供給量としても記憶手段22に格納する。位相制御手段17は、熱電素子18に対する位相電力の供給を開始する際に、記憶手段22の供給量の値を参照することで、最適な光強度を有する光を光出力手段20から出力させるための位相電力を熱電素子18に供給することができる。また、監視手段21は、第1の波長の光が出力される際の位相電力と同様に、監視手段21は第2の波長の光が出力される際の位相電力の平均値、最大値、最小値及び供給量を取得する。
次に図8を用いて、記憶手段22が図7に示される情報を取得するための動作を説明する。光モジュール2は、光モジュール1におけるS101~S104の処理を繰り返す(S201)。なお、S201の処理において光モジュール2は、光モジュール1AにおけるS101~S104の処理を繰り返していても良い。また、S201の処理において光モジュール2は、光モジュール1BにおけるS101B~S108Bの処理を繰り返していても良い。
監視手段21は、熱電素子18に供給されている位相電力を監視する(S202)。これにより、監視手段21は、位相制御手段17によりS201の処理が実行されている間に、熱電素子18に供給されている位相電力の電力量を取得する。
監視手段21は、取得した電力量に基づいて各値を算出する(S203)。具体的には、監視手段21は、取得した位相電力の電力量の最大値、最小値及び平均値を算出する。
監視手段21は、算出結果を記憶手段22に出力する(S204)。記憶手段22は、算出結果を格納する(S205)。これにより、記憶手段22は、図7における第1の波長又は第2の波長に対する、位相電力の平均値、最大値及び最小値を取得することができる。
このように、光モジュール2において、監視手段21は、位相制御手段17が第1の制御及び第2の制御の少なくとも一方を実行している間に熱電素子18に供給される電力(位相電力)の電力量を監視する。そのため、例えば光モジュール2が動作を停止し、再度起動するような場合でも、位相制御手段17は、監視手段21によって監視された電力量(例えば、平均値)を用いることで、不適切な位相電力を用いることなく、再起動直後から適切な電力量で光の位相を調整することができる。
また、光モジュール2においても、位相制御手段17は、受光手段16で検出された光の強度に基づいて光の位相を調整する。そのため、光モジュール2においても、ディザ信号を用いて光の位相を調整する必要がないため、簡素な構成で光の位相を調整することができる。
また、光モジュール2においても、光の強度が減少した場合、第1の制御及び第2の制御のうちの一方から他方へ切り替える。そのため、光モジュール2によれば、前述の位相電力と光強度との関係が変化したとしても、光の強度を安定させることができる。
次に、光モジュール2Aについて説明する。光モジュール2Aは光モジュール2の変形例である。光モジュール2Aは、光モジュール2と同様に、図6に示される反射手段11、光増幅手段12、波長フィルタ手段13、部分反射手段14、分岐手段15及び受光手段16、位相制御手段17、熱電素子18、監視手段21及び記憶手段22を備える。
光モジュール2Aは、動作において光モジュール2と異なる。図9は、光モジュール2Aの動作を示すフローチャートである。図9を用いて、光モジュール2Aの動作について説明する。
光モジュール2Aは、S201~S205の処理を繰り返しているものとする(S301)。S301の処理において、監視手段21は、熱電素子18に供給されている位相電力を監視する(S202)。これにより、監視手段21は、位相制御手段17によりS101~S104の処理が繰り返されている間に、熱電素子18に供給されている位相電力の電力量を取得する。なお、光モジュール2Aにおいて光出力手段20は、波長フィルタ手段13に第1の波長の光を透過させることにより、第1の波長の光を出力しているものとする。
S301内のS203において、監視手段21は、取得した電力量に基づいて各値を算出する。具体的には、監視手段21は、S101~S104の処理を行う期間に取得した位相電力の電力量の最大値、最小値及び平均値を算出する。また、S301内のS204において、監視手段21は、算出結果を記憶手段22に出力する。
S301内のS205において、記憶手段22は、算出結果を格納する。具体的には、記憶手段22は、位相電力の平均値、最大値及び最小値を出力する。すなわち、記憶手段22は、位相制御手段17が第1の制御及び第2の制御の少なくとも一方を実行している間に熱電素子18に供給される電力(位相電力)の電力量を、新たな第1の電力量として取得する。
また、記憶手段22は、算出結果(新たな第1の電力量)に基づいて格納されている各値を更新する。記憶手段22による更新について図7及び図10を用いて説明する。図7は更新前の値を示すものであり、図10は更新後の値を示すものである。光モジュール2Aの動作開始時点においては、図7に示されるように第1の波長及び第2の波長に対応付けられた位相電力の供給量、平均値、最大値、最小値が格納されているとする。この場合、記憶手段22は、監視手段21から出力された算出結果(新たな第1の電力量)に基づいて、値を更新する。具体的には、図7に示されるような値が記憶手段22に予め格納されている場合に、第1の波長に対応付けられた平均値3.1mw、最大値3.2mw、最小値3.0mwという値が監視手段21から格納されたとする。この場合、記憶手段22は、図10に示されるように、第1の対応付けられた平均値、最大値及び最小値を更新する。
また、記憶手段22は、平均値である3.1mwを供給量として、3mwから更新する。この際、記憶手段31は、更新前の供給量である3mwと新たな供給量(新たな第1の
電力量)である3.1mwとの差分である0.1mwを算出する。記憶手段31は、差分である0.1を用いて第2の波長に対応づけられた供給量を5.1に更新する。すなわち、記憶手段22は、第1の波長に対応付けられた更新前の供給量(第1の電力量)と第1の波長に対応付けられた更新後の供給量(新たな第1の電力量)に基づいて、第2の波長に対応付けられた供給量(第2の電力量)を更新する。 位相制御手段17は、波長切替指示を検出する(S301)。具体的には、位相制御手段17は、光出力手段20から出力する光の波長を第1の波長から第2の波長に切り替えることを指示する波長切替指示を受け付ける。波長切替指示は、不図示のインターフェースを介して、外部の伝送装置やユーザから位相制御手段17に入力される。
光モジュール2Aは、波長切替指示を検出した後、S201~S205を繰り返す処理(S301)を停止する。この際、波長フィルタ手段13は、透過する光の波長を第1の波長から第2の波長に切り替える。
また、監視手段21は、位相制御手段17と同様に、波長切替指示を検出する(S302)。波長切替指示は、不図示のインターフェースを介して、外部の伝送装置やユーザから監視手段21に入力される。
位相制御手段17は、記憶手段22に格納された値を取得する(S303)。具体的には、位相制御手段17は、更新後の第2の波長に対応付けられた供給量(第2の電力量)を取得する。位相制御手段17は、取得した供給量(第2の電力量)に従って位相電力を供給する(S304)。その後、光モジュール2Aは、S201~S205の処理を繰り返す(S305)。
一般的に、光出力手段20の特性が変化した場合には当該特性の変化に応じて、熱電素子18に供給する適切な位相電力も変化する。光モジュール2Aにおいては、上記のように、第1の波長における供給量の変化量を用いて第2の波長における供給量を更新する。そのため、光モジュール2Aにおいては、第1の波長の光を出力している間の生じた光出力手段20の特性の変化を踏まえて第2の波長に対応する供給量を更新することで、第2の波長の光を出力する際に適切な位相電力を供給することができる。
<第3の実施形態>
第3の実施形態に係る光モジュール3について、図11及び図12を用いて説明する。図11は、光モジュール3の構成例を示すブロック図である。図12は、光モジュール3の動作例を示すフローチャートである。
図11に示されるように、光モジュール3は、光出力手段20、位相制御手段30及び検出手段40を備える。なお、光モジュール3の光出力手段20は、第1の実施形態及び第2の実施形態の各々に記載の光出力手段20と同様の構成、接続関係及び機能を備えていても良い。また、光モジュール3の位相制御手段30は、第1の実施形態及び第2の実施形態の各々に記載の位相制御手段17と同様の構成、接続関係及び機能を備えていても良い。また、光モジュール3の検出手段40は、第1の実施形態及び第2の実施形態の各々に記載の受光手段16と同様の構成、接続関係及び機能を備えていても良い。
光出力手段20は、光を出力する。位相制御手段30は、光出力手段20からの出力された光の位相を調整する。検出手段40は、位相が調整された光の強度を検出する。
次に図12を用いて、光モジュール3の動作について説明する。光出力手段20は、光を出力する(S301)。検出手段40は、出力された光の強度を検出する(S302)。位相制御手段30は、光出力手段20からの光の位相を調整する(S303)。なお、位相制御手段30は、例えば、光出力手段20から出力される光が伝搬する導波路の近傍に設けられた熱電素子に電流を供給することにより、光の位相を調整する。また、これに限らず、位相制御手段30は、導波路の一部に電流を注入することにより導波路の屈折率を制御することとしてもよい。
以上のように、光モジュール3においても、位相制御手段30は、検出手段40で検出された光の強度に基づいて光の位相を調整する。そのため、光モジュール3においても、ディザ信号を用いて光の位相を調整する必要がないため、簡素な構成で光の位相を調整することができる。
また、各光モジュールの各構成要素の一部又は全部は、例えば図13に示すような情報処理装置2000とプログラムとの任意の組み合わせにより実現される。図13は、各光モジュールを実現する情報処理装置の一例を示す図である。情報処理装置2000は、一例として、以下のような構成を含む。
・CPU(Central Processing Unit)2001
・ROM(Read Only Memory)2002
・RAM(Random Access Memory)2003
・RAM2003にロードされるプログラム2004
・プログラム2004を格納する記憶装置2005
・記録媒体2006の読み書きを行うドライブ装置2007
・通信ネットワーク2009と接続する通信インターフェース2008
・データの入出力を行う入出力インターフェース2010
・各構成要素を接続するバス2011
各実施形態における各装置の各構成要素は、これらの機能を実現するプログラム2004をCPU2001が取得して実行することで実現される。各装置の各構成要素の機能を実現するプログラム2004は、例えば、予め記憶装置2005やRAM2003に格納されており、必要に応じてCPU2001が読み出す。なお、プログラム2004は、通信ネットワーク2009を介してCPU2001に供給されてもよいし、予め記録媒体2006に格納されており、ドライブ装置2007が当該プログラムを読み出してCPU2001に供給してもよい。
各装置の実現方法には、様々な変形例がある。例えば、各装置は、構成要素毎にそれぞれ別個の情報処理装置2000とプログラムとの任意の組み合わせにより実現されてもよい。また、各装置が備える複数の構成要素が、一つの情報処理装置2000とプログラムとの任意の組み合わせにより実現されてもよい。
また、各装置の各構成要素の一部又は全部は、プロセッサ等を含む汎用または専用の回路 (circuitry)や、これらの組み合わせによって実現される。これらは、単
一のチップ によって構成されてもよいし、バスを介して接続される複数のチップ によって構成されてもよい。各装置の各構成要素の一部又は全部は、上述した回路等とプログラムとの組み合わせによって実現されてもよい。
各装置の各構成要素の一部又は全部が複数の情報処理装置や回路等により実現される場合には、複数の情報処理装置や回路等は、集中配置されてもよいし、分散配置されてもよい。例えば、情報処理装置や回路等は、クライアントアンドサーバシステム、クラウドコンピューティングシステム等、各々が通信ネットワークを介して接続される形態として実現されてもよい。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
光を出力する光出力手段と、
前記光の位相を調整する位相制御手段と、
前記光の強度を検出する検出手段と、を備え、
前記位相制御手段は、前記強度に基づいて前記光の位相を調整する
光モジュール。
(付記2)
前記光が伝搬する導波路に対して熱的に接続された熱電素子を更に備え、
前記位相制御手段は、前記熱電素子に対して供給する電力を調整することにより、前記光の位相を調整する、
請求項1に記載の光モジュール。
(付記3)
前記位相制御手段は、
前記熱電素子の温度を上昇させる第1の制御及び前記熱電素子の温度を減少させる第2の制御とを実行可能であり、
前記第1の制御及び前記第2の制御のうちの一方を実行をしている際に前記強度が減少した場合、前記第1の制御及び前記第2の制御のうちの他方を実行する、
請求項2に記載の光モジュール。
(付記4)
前記位相制御手段は、
前記熱電素子に供給する電力を増加させることにより前記第1の制御を実行し、
前記熱電素子に供給する電力を減少させることにより前記第2の制御を実行する、
請求項3に記載の光モジュール。
(付記5)
前記位相制御手段が前記第1の制御及び前記第2の制御の少なくとも一方を実行している間に、前記熱電素子に供給される前記電力の電力量を監視する監視手段を更に備える、
請求項3又は4の何れか1項に記載の光モジュール。
(付記6)
前記監視手段は、前記光出力手段から出力される前記光の波長に対応付けて、前記電力量を取得する、請求項5に記載の光モジュール。
(付記7)
第1の波長に対応付けられた第1の電力量と、第2の波長に対応付けられた第2の電力量とを記憶する記憶手段とを更に備え、
前記監視手段は、前記位相制御手段が前記第1の制御及び前記第2の制御の少なくとも一方を実行している間に前記熱電素子に供給される前記電力の電力量を、前記光出力手段から出力される前記光の前記第1の波長に対応付けて、新たな第1の電力量として取得し、
前記記憶手段は、前記第1の電力量と前記新たな第1の電力量に基づいて、第2の電力量を更新する、
請求項6に記載の光モジュール。
(付記8)
前記光出力手段は、
自然放射増幅光を出力する光増幅手段と
前記光増幅手段から出力された前記自然放射増幅光を反射する反射手段と、
前記自然放射増幅光のうち、一部の波長の光のみを透過する波長フィルタ手段と、
前記波長フィルタ手段からの光の一部を透過して前記光出力手段から出力される前記光として前記検出手段に向けて出力し、前記波長フィルタ手段からのその他の光を反射する部分反射手段と、
を備える、
請求項1から7の何れか1項に記載の光モジュール。
(付記9)
光を出力する光出力手段と、
前記光の位相を調整する位相制御手段と、
前記光の強度を検出する検出手段と、を備え、
前記位相制御手段は、前記強度に基づいて前記光の位相を調整する
光システム。
(付記10)
光を出力し、
前記光の強度を検出し、
前記強度に基づいて前記光の位相を調整する
光出力方法。
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
1、1A,1B、1C、2、2A 光モジュール
11 反射手段
12 光増幅手段
13 波長フィルタ手段
14 部分反射手段
15 分岐手段
16 受光手段
17 位相制御手段
18 熱電素子
19 波長フィルタ手段
20 光出力手段
21 監視手段
22 記憶手段
2001 CPU
2002 ROM
2003 RAM
2004 プログラム
2005 記憶装置
2007 ドライブ装置
2008 通信インターフェース
2009 通信ネットワーク
2010 入出力インターフェース
2011 各構成要素を接続するバス

Claims (7)

  1. 光を出力する光出力手段と、
    前記光の位相を調整する位相制御手段と、
    前記光の強度を検出する検出手段と、を備え、
    前記位相制御手段は、前記強度に基づいて前記光の位相を調整し、
    前記光が伝搬する導波路に熱的に接続された熱電素子を更に備え、
    前記位相制御手段は、前記熱電素子に対して供給する電力を調整することにより、前記光の位相を調整し、
    前記位相制御手段は、
    前記熱電素子の温度を上昇させる第1の制御及び前記熱電素子の温度を減少させる第2の制御を実行可能であり、
    前記第1の制御及び前記第2の制御のうちの一方を実行している際に前記強度が減少した場合、前記第1の制御及び前記第2の制御のうちの他方を実行し、
    前記位相制御手段が前記第1の制御及び前記第2の制御の少なくとも一方を実行している間に、前記熱電素子に供給される前記電力の電力量を監視する監視手段を更に備え、
    前記位相制御手段は、光モジュールの動作停止前に前記監視手段によって監視された電力量を光モジュールの再起動後の前記光の位相の調整における電力の初期値として用いる、
    光モジュール。
  2. 前記位相制御手段は、
    前記熱電素子に供給する前記電力を増加させることにより前記第1の制御を実行し、
    前記熱電素子に供給する前記電力を減少させることにより前記第2の制御を実行する、
    請求項1に記載の光モジュール。
  3. 前記監視手段は、前記光出力手段から出力される前記光の波長に対応付けて、前記電力量を取得する、
    請求項1または2に記載の光モジュール。
  4. 第1の波長に対応付けられた第1の電力量と、第2の波長に対応付けられた第2の電力量とを記憶する記憶手段とを更に備え、
    前記監視手段は、前記位相制御手段が前記第1の制御及び前記第2の制御の少なくとも一方を実行している間に前記熱電素子に供給される前記電力の電力量を、前記光出力手段から出力される前記光の前記第1の波長に対応付けて、新たな第1の電力量として取得し、
    前記記憶手段は、前記第1の電力量と前記新たな第1の電力量に基づいて、前記第2の電力量を更新する、
    請求項3に記載の光モジュール。
  5. 前記光出力手段は、
    自然放射増幅光を出力する光増幅手段と、
    前記光増幅手段から出力された前記自然放射増幅光を反射する反射手段と、
    前記自然放射増幅光のうち、一部の波長の光のみを透過する波長フィルタ手段と、
    前記波長フィルタ手段からの光の一部を透過して前記光出力手段から出力される前記光として前記検出手段に向けて出力し、前記波長フィルタ手段からのその他の光を反射する部分反射手段と、
    を備える、
    請求項1から4の何れか項に記載の光モジュール。
  6. 光を出力する光出力手段と、
    前記光の位相を調整する位相制御手段と、
    前記光の強度を検出する検出手段と、を備え、
    前記位相制御手段は、前記強度に基づいて前記光の位相を調整し、
    前記光が伝搬する導波路に熱的に接続された熱電素子を更に備え、
    前記位相制御手段は、前記熱電素子に対して供給する電力を調整することにより、前記光の位相を調整し、
    前記位相制御手段は、
    前記熱電素子の温度を上昇させる第1の制御及び前記熱電素子の温度を減少させる第2の制御を実行可能であり、
    前記第1の制御及び前記第2の制御のうちの一方を実行している際に前記強度が減少した場合、前記第1の制御及び前記第2の制御のうちの他方を実行し、
    前記位相制御手段が前記第1の制御及び前記第2の制御の少なくとも一方を実行している間に、前記熱電素子に供給される前記電力の電力量を監視する監視手段を更に備え、
    前記位相制御手段は、光モジュールの動作停止前に前記監視手段によって監視された電力量を光モジュールの再起動後の前記光の位相の調整における電力の初期値として用いる、
    光システム。
  7. 光モジュールが、
    光を出力し、
    前記光の強度を検出し、
    前記強度に基づいて前記光の位相を調整し、
    前記光の位相の調整において、前記光が伝搬する導波路に熱的に接続された熱電素子に対して供給する電力を調整することにより、前記光の位相を調整し、
    前記熱電素子の温度を上昇させる第1の制御及び前記熱電素子の温度を減少させる第2の制御を実行可能であり、
    前記光の位相の調整において、前記第1の制御及び前記第2の制御のうちの一方を実行している際に前記強度が減少した場合、前記第1の制御及び前記第2の制御のうちの他方を実行し、
    前記第1の制御及び前記第2の制御の少なくとも一方を実行している間に、前記熱電素子に供給される前記電力の電力量を監視し、
    前記光モジュールの再起動後の前記光の位相の調整における電力の初期値として、監視された電力量を用いる、
    光出力方法。
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