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JP7736088B2 - 輸送計画作成支援装置、輸送計画作成支援方法及びプログラム - Google Patents
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JP7736088B2 - 輸送計画作成支援装置、輸送計画作成支援方法及びプログラム - Google Patents

輸送計画作成支援装置、輸送計画作成支援方法及びプログラム

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JP7736088B2 JP2023570580A JP2023570580A JP7736088B2 JP 7736088 B2 JP7736088 B2 JP 7736088B2 JP 2023570580 A JP2023570580 A JP 2023570580A JP 2023570580 A JP2023570580 A JP 2023570580A JP 7736088 B2 JP7736088 B2 JP 7736088B2
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Description

本発明は、輸送計画作成支援装置、輸送計画作成支援方法及びプログラムに関する。
電動車両に関連する技術が、特許文献1及び2に開示されている。
特許文献1は、配送計画に基づき配送を行った場合に電欠が生じるか判定し、電欠が生じると判定した場合には、総走行距離の上限を引き下げて配送計画を作成し直す技術を開示している。
特許文献2は、電動車両の積載量、空調装置の動作状態、ドライバの運転傾向、気象条件、走行ルートの混雑状況等を考慮して、電動車両の電費を推定する技術を開示している。
国際公開第2020/158073号公報 特開2019-86430号公報
しかし、電動車両を用いて輸送を行う場合、輸送中の荷物の積み下ろしに応じて電動車両の積載量が変化し、それに応じて電費も変化する。特許文献1及び2に開示の技術はいずれも、この点を考慮していない。
本発明は、途中で電欠が生じないように輸送計画を精度よく作成することを課題とする。
本発明によれば、
輸送先、輸送順、及び荷物の重量を含む輸送計画を取得する輸送計画取得手段と、
拠点出発時の車両のSOC(state of charge)を取得する拠点出発時SOC取得手段と、
前記輸送中の荷物の積み下ろしに応じて変化する輸送中の積載量を前記輸送計画に基づき特定し、特定した積載量に基づき、前記輸送計画に従った輸送を行った場合の輸送中の前記車両のSOCの推移を予測するSOC推移予測手段と、
輸送中の前記車両のSOCの推移において、SOCが基準値を下回る箇所が存在するか判定する判定手段と、
前記判定の結果を出力する判定結果出力手段と、
を有する輸送計画作成支援装置が提供される。
また、本発明によれば、
コンピュータが、
輸送先、輸送順、及び荷物の重量を含む輸送計画を取得する輸送計画取得工程と、
拠点出発時の車両のSOCを取得する拠点出発時SOC取得工程と、
前記輸送中の荷物の積み下ろしに応じて変化する輸送中の積載量を前記輸送計画に基づき特定し、特定した積載量に基づき、前記輸送計画に従った輸送を行った場合の輸送中の前記車両のSOCの推移を予測するSOC推移予測工程と、
輸送中の前記車両のSOCの推移において、SOCが基準値を下回る箇所が存在するか判定する判定工程と、
前記判定の結果を出力する判定結果出力工程と、
を実行する輸送計画作成支援方法が提供される。
また、本発明によれば、
コンピュータを、
輸送先、輸送順、及び荷物の重量を含む輸送計画を取得する輸送計画取得手段、
拠点出発時の車両のSOCを取得する拠点出発時SOC取得手段、
前記輸送中の荷物の積み下ろしに応じて変化する輸送中の積載量を前記輸送計画に基づき特定し、特定した積載量に基づき、前記輸送計画に従った輸送を行った場合の輸送中の前記車両のSOCの推移を予測するSOC推移予測手段、
輸送中の前記車両のSOCの推移において、SOCが基準値を下回る箇所が存在するか判定する判定手段、
前記判定の結果を出力する判定結果出力手段、
として機能させるプログラムが提供される。
本発明によれば、途中で電欠が生じないように輸送計画を精度よく作成することができる。
輸送計画作成支援装置のハードウエア構成の一例を示す図である。 輸送計画作成支援装置の機能ブロック図の一例である。 輸送計画作成支援装置が処理する情報の一例を模式的に示す図である。 輸送計画作成支援装置が出力する情報の一例を模式的に示す図である。 輸送計画作成支援装置の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 輸送計画作成支援装置の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 輸送計画作成支援装置が出力する情報の一例を模式的に示す図である。 輸送計画作成支援装置が出力する情報の一例を模式的に示す図である。 輸送計画作成支援装置の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 輸送計画作成支援装置が出力する情報の一例を模式的に示す図である。 輸送計画作成支援装置が出力する情報の一例を模式的に示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。なお、以下では電気を動力とする「電動車両」のことを単に「車両」と呼ぶ。すなわち、以下で言及する「車両」は「電動車両」のことである。また、本明細書における「輸送」は、輸送先に荷物を配送すること、および輸送先で荷物を集荷することの両方を含む概念である。
<第1の実施形態>
「概要」
本実施形態の輸送計画作成支援装置は、輸送計画を取得すると、取得した輸送計画に従った輸送を行った場合に車両の電欠が生じるか否かを判定する機能を有する。
より詳細には、輸送計画作成支援装置は、「輸送先、輸送順、及び荷物の重量を含む輸送計画」と、「拠点出発時の車両のSOC」を取得する。
次いで、輸送計画作成支援装置は、輸送計画に基づき、輸送中の荷物の積み下ろしに応じて変化する輸送中の積載量を特定する。
次いで、輸送計画作成支援装置は、特定した積載量に基づき、輸送計画に従った輸送を行った場合の輸送中の車両のSOCの推移を予測する。
そして、輸送計画作成支援装置は、輸送中の車両のSOCの推移において、SOCが基準値を下回る箇所が存在するか判定し、判定の結果を出力する。
「ハードウエア構成」
次に、輸送計画作成支援装置のハードウエア構成の一例を説明する。輸送計画作成支援装置の各機能部は、任意のコンピュータのCPU(Central Processing Unit)、メモリ、メモリにロードされるプログラム、そのプログラムを格納するハードディスク等の記憶ユニット(あらかじめ装置を出荷する段階から格納されているプログラムのほか、CD(Compact Disc)等の記憶媒体やインターネット上のサーバ等からダウンロードされたプログラムをも格納できる)、ネットワーク接続用インターフェイスを中心にハードウエアとソフトウエアの任意の組合せによって実現される。そして、その実現方法、装置にはいろいろな変形例があることは、当業者には理解されるところである。
図1は、輸送計画作成支援装置のハードウエア構成を例示するブロック図である。図1に示すように、輸送計画作成支援装置は、プロセッサ1A、メモリ2A、入出力インターフェイス3A、周辺回路4A、バス5Aを有する。周辺回路4Aには、様々なモジュールが含まれる。輸送計画作成支援装置は周辺回路4Aを有さなくてもよい。なお、輸送計画作成支援装置は物理的及び/又は論理的に分かれた複数の装置で構成されてもよい。この場合、複数の装置各々が上記ハードウエア構成を備えることができる。
バス5Aは、プロセッサ1A、メモリ2A、周辺回路4A及び入出力インターフェイス3Aが相互にデータを送受信するためのデータ伝送路である。プロセッサ1Aは、例えばCPU、GPU(Graphics Processing Unit)などの演算処理装置である。メモリ2Aは、例えばRAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)などのメモリである。入出力インターフェイス3Aは、入力装置、外部装置、外部サーバ、外部センサ、カメラ等から情報を取得するためのインターフェイスや、出力装置、外部装置、外部サーバ等に情報を出力するためのインターフェイスなどを含む。入力装置は、例えばキーボード、マウス、マイク、物理ボタン、タッチパネル等である。出力装置は、例えばディスプレイ、スピーカ、プリンター、メーラ等である。プロセッサ1Aは、各モジュールに指令を出し、それらの演算結果をもとに演算を行うことができる。

「機能構成」
次に、輸送計画作成支援装置の機能構成を説明する。図2に、輸送計画作成支援装置10の機能ブロック図の一例を示す。図示するように、輸送計画作成支援装置10は、輸送計画取得部11と、拠点出発時SOC取得部12と、SOC推移予測部13と、判定部14と、判定結果出力部15とを有する。
輸送計画取得部11は、輸送先、輸送順、及び荷物(配送する荷物、又は集荷する荷物)の重量を含む輸送計画を取得する。
輸送計画取得部11は、輸送計画の入力を受付けることで、輸送計画を取得してもよい。その他、輸送計画取得部11は、輸送計画を作成してもよい。輸送計画の作成は、あらゆる技術を利用して実現される。例えば、輸送計画取得部11は、非特許文献1に記載の技術を用いて、輸送計画を作成してもよい。
図3に、輸送計画取得部11が取得した輸送計画の一例を模式的に示す。図3には、2021年11月19日分の複数の配送計画が一覧表示されている。図3では、計画識別情報と、車両識別情報と、輸送情報と、拠点出発時刻とが互いに紐付けられている。なお、輸送計画はその他の情報を含んでもよい。
「計画識別情報」は、複数の輸送計画を互いに識別する情報である。
「車両識別情報」は、輸送に利用される複数の車両を互いに識別する情報である。各計画識別情報に、各輸送計画に割り当てられた車両の車両識別情報が紐付けられている。
「輸送情報」は、順番と、輸送先と、区分と、作業時間と、荷物重量と、作業開始時刻と、作業終了時刻とを含む。
「順番」は、輸送順を示す。
「輸送先」は、荷物を配送する相手や、荷物を集荷する相手の名前や住所を示す。
「区分」は、作業の種別、すなわち配送又は集荷を示す。
「作業時間」は、輸送先で行う作業(配送又は集荷)に要する時間を示す。
「荷物重量」は、配送先に配送する荷物、又は集荷先で集荷する荷物の重量を示す。
「作業開始時刻」は、輸送先で作業(配送又は集荷)を開始する時刻を示す。
「作業終了時刻」は、輸送先で作業(配送又は集荷)を終了する時刻を示す。
「拠点出発時刻」は、事務所等の拠点から車両が出発する時刻を示す。車両は、拠点を出発した後、複数の輸送先を回り、その後、再び拠点に戻ってくる。出発する拠点と戻る拠点は同じであってもよいし、異なってもよい。
図2に戻り、拠点出発時SOC取得部12は、拠点出発時の車両のSOCを取得する。拠点出発時SOC取得部12は、車両が拠点を出発する前の任意のタイミングで、拠点出発時の車両のSOCを取得する。
例えば、ユーザが、拠点出発時の車両のSOCを輸送計画作成支援装置10に入力してもよい。そして、拠点出発時SOC取得部12は、ユーザにより入力された拠点出発時の車両のSOCを取得してもよい。例えば、ユーザは、前日の業務が終了した後、かつ当日の拠点出発時までの間の任意のタイミングで、車両に搭載されている車載装置等が表示する情報を視認することで、車両のその時点のSOCを確認する。そして、ユーザは、確認した車両のSOCを、拠点出発時の車両のSOCとして輸送計画作成支援装置10に入力する。
その他、拠点出発時SOC取得部12は、輸送に利用される複数の車両各々に搭載されている車載装置と通信し、各車載装置から各車両のSOCを取得してもよい。例えば、拠点出発時SOC取得部12は、前日の業務が終了した後、かつ当日の拠点出発時までの間の任意のタイミングで、各車載装置から各車両のその時点のSOCを、拠点出発時の車両のSOCとして取得する。
その他、拠点出発時SOC取得部12は、輸送に利用される複数の車両各々のSOCを管理する管理装置から、各車両のSOCを取得してもよい。管理装置は、前日の業務が終了した後、かつ当日の拠点出発時までの間の任意のタイミングで、各車載装置から各車両のその時点のSOCを取得する。そして、拠点出発時SOC取得部12は、管理装置からそのSOCを、拠点出発時の車両のSOCとして取得する。
SOC推移予測部13は、輸送中の荷物の積み下ろしに応じて変化する輸送中の積載量を輸送計画に基づき特定する。そして、SOC推移予測部13は、特定した積載量に基づき、輸送計画に従った輸送を行った場合の輸送中の車両のSOCの推移(時間変化)を予測する。
-輸送中の積載量を特定する方法-
図3に示すように、輸送計画では、輸送の順番、及び各輸送先で輸送する荷物の重量が示される。この情報を用いて、輸送中の積載量を特定することができる。
まず、図3の区分「配送」に対応する荷物重量を足し合わせることで、出発する拠点から1番目の輸送先までの間の積載量(以下、「出発時積載量」)を算出することができる。
そして、1番目の輸送先の区分が「配送」である場合、出発時積載量から1番目の輸送先で配送する荷物の重量をさし引くことで、1番目の輸送先から2番目の輸送先までの間の積載量を算出することができる。
一方、1番目の輸送先の区分が「集荷」である場合、出発時積載量に1番目の輸送先で集荷する荷物の重量を足すことで、1番目の輸送先から2番目の輸送先までの間の積載量を算出することができる。
以下、同様にして、ある輸送先からその次の輸送先までの積載量、及び、最後の輸送先から戻る拠点までの積載量を算出することができる。
-輸送中の車両のSOCの推移(時間変化)を予測する方法-
SOC推移予測部13は、出発する拠点から戻る拠点までを複数の区間に分ける。具体的には、SOC推移予測部13は、「出発する拠点から1番目の輸送先まで」、「1番目の輸送先から2番目の輸送先まで」、「2番目の輸送先から3番目の輸送先まで」、・・・・、「最後の輸送先から戻る拠点まで」の各々を1つの区間とする。
そして、SOC推移予測部13は、区間ごとに、各区間の積載量、及び各区間の開始時のSOC(直前の区間の終了時のSOCと同義)を考慮してSOCの推移を算出し、それらを時系列順に繋ぎ合わせることで、出発する拠点から戻る拠点までの車両のSOCの推移を予測する。積載量を考慮してSOCの推移を予測する手法は特段制限されず、あらゆる技術を採用できる。例えば、機械学習や既存のその他の技術を利用してもよい。以下、一例を説明するがこれに限定されない。
例えば、SOC推移予測部13は、区間ごとに、車両の電費(km/kWh)を特定する。電費は、各区間の積載量、各区間で通過する経路に関する情報(道路の舗装状況、予測される道路の混雑状況、道路の傾斜状況、経路内に存在するカーブの曲率半径、経路内に存在する右左折の数等)、当日の気象条件(天気、気温、湿度、風速等)、車種、車種に応じた空気抵抗、架装による消費電力等を考慮して特定される。各区間で通過する経路に関する情報は、予め用意された地図データに基づき特定される。地図データでは、各位置の舗装状況、一般的な混雑状況、傾斜状況、カーブの曲率半径等が示される。
予め、これらの項目を論理演算子でつないで生成された条件ごとに、その条件を満たすときの電費を登録した参照テーブルが、輸送計画作成支援装置10の記憶部に登録されていてもよい。そして、SOC推移予測部13は、各区間が満たす条件を検索して、各区間の電費を特定してもよい。当該条件は、例えば、「積載量:X1[kg]以上、かつ、天気:晴れ、かつ、気温:15℃以上25℃以下、かつ、・・・」等である。
その他、上記項目の値を入力すると電費が算出される演算式が予め生成され、輸送計画作成支援装置10の記憶部に登録されていてもよい。そして、SOC推移予測部13は、区間ごとに、上記項目の値をその演算式に入力して、各区間の電費を特定してもよい。
その他、複数種類の上記項目の値の組み合わせと、複数種類の上記項目がその値をとるときの電費とを対応付けた教師データに基づく機械学習で、複数種類の上記項目の値の組み合わせから電費を推定する学習モデルが生成されてもよい。そして、SOC推移予測部13は、区間ごとに、上記項目の値をその学習モデルに入力して、各区間の電費を特定してもよい。
そして、SOC推移予測部13は、各区間においては各区間の電費で電力が消費されるものとして、輸送中の車両のSOCの推移、すなわち、出発する拠点から戻る拠点までの車両のSOCの推移を算出する。
判定部14は、輸送中の車両のSOCの推移において、SOCが基準値を下回る箇所が存在するか判定する。基準値は予め設定される。例えば、「5%」、「15%」、「30%」等の任意の値を基準値として設定することができる。基準値は、ユーザが設定できてもよい。
判定結果出力部15は、判定部14による判定の結果を出力する。判定結果出力部15は、ディスプレイ、投影装置、スピーカ、プリンター等のあらゆる出力装置を介して、判定の結果を出力することができる。
判定の結果では、輸送中の車両のSOCの推移において、SOCが基準値を下回る箇所が存在するか否かが示される。
また、輸送中の車両のSOCの推移において、SOCが基準値を下回る箇所が存在する場合、その下回る箇所が示されてもよい。当該「箇所」は、「14時50分以降」のように時刻で示されてもよいし、「6番目の輸送先から7番目の輸送先の間以降」のように輸送先の情報を用いて示されてもよい。この情報により、SOCが基準値を下回らない状態でどこまで行けるかが示される。
また、輸送中の車両のSOCの推移において、SOCが基準値を下回る箇所が存在する場合、SOCが基準値を下回らずにその輸送計画を行うために不足している電力量が示されてもよい。上述のように区間ごとに特定した電費を利用して、SOCが基準値を下回った後に要する電力量を算出することができる。
SOCが基準値を下回る箇所が存在しない場合、その輸送計画で問題ない(理論上、輸送中に電欠が生じる可能性がない)ことが分かる。一方、SOCが基準値を下回る箇所が存在する場合、その輸送計画では問題がある(理論上、輸送中に電欠が生じる可能性がある)ことが分かる。このため、その輸送計画の見直し、輸送計画の作成し直し、輸送計画を作成するシステムへのフィードバック等が必要であることが分かる。
なお、輸送計画取得部11が複数の輸送計画を取得した場合、判定結果出力部15は、図4に示すように、複数の輸送計画各々の判定の結果を一覧表示してもよい。図示する例の場合、輸送中の車両のSOCの推移において、SOCが基準値を下回る箇所が存在しない輸送計画の結果は「OK」となり、SOCが基準値を下回る箇所が存在する輸送計画の結果は「NG」となっている。また、輸送中の車両のSOCの推移において、SOCが最も低くなる箇所のSOCを結果として表示してもよい。
次に、図5のフローチャートを用いて、輸送計画作成支援装置10の処理の流れの一例を説明する。
S10では、輸送計画作成支援装置10は、輸送先、輸送順、及び荷物の重量を含む輸送計画を取得する。輸送計画作成支援装置10は、実行される前の輸送計画を取得する。例えば、輸送計画作成支援装置10は、実行日の前日に輸送計画を取得してもよい。輸送計画作成支援装置10は、1つの輸送計画を取得してもよいし、複数の輸送計画を取得してもよい。また、輸送計画作成支援装置10は、輸送計画を作成してもよいし、作成済みの輸送計画の入力を受付けてもよい。
S11では、輸送計画作成支援装置10は、拠点出発時の車両のSOCを取得する。輸送計画作成支援装置10は、S10で取得した輸送計画に割り当てられた車両の拠点出発時のSOCを取得する。拠点出発時の車両のSOCを取得する方法は、上述の通りである。
S12では、輸送計画作成支援装置10は、輸送中の荷物の積み下ろしに応じて変化する輸送中の積載量を輸送計画に基づき特定し、特定した積載量に基づき、輸送計画に従った輸送を行った場合の輸送中の車両のSOCの推移を予測する。当該処理の詳細は、上述の通りである。
S13では、輸送計画作成支援装置10は、S12で予測した輸送中の車両のSOCの推移において、SOCが基準値を下回る箇所が存在するか判定する。
S14では、輸送計画作成支援装置10は、S13の判定の結果を出力する。
「作用効果」
本実施形態の輸送計画作成支援装置10は、輸送先、輸送順、及び荷物の重量を含む輸送計画に基づき、輸送中の荷物の積み下ろしに応じて変化する輸送中の積載量を特定し、特定した積載量に基づき、輸送計画に従った輸送を行った場合の輸送中の車両のSOCの推移を予測する。そして、輸送計画作成支援装置10は、予測したSOCの推移に基づき、その輸送計画に従った輸送を行った場合に車両の電欠が生じるか否かを判定する。
このように、輸送中の荷物の積み下ろしに応じて変化する輸送中の積載量を考慮して輸送中の車両のSOCの推移を予測することで、車両のSOCの推移を精度よく予測することができる。結果、輸送中に車両の電欠が生じるか否かを精度よく判定することができる。
また、輸送中の荷物の積み下ろしに応じて変化する輸送中の積載量を、輸送先、輸送順、及び荷物の重量を含む輸送計画に基づき特定することで、高精度に輸送中の積載量を特定することができる。結果、SOCの推移を高精度に予測できるとともに、輸送中に車両の電欠が生じるか否かを精度よく判定することができる。
<第2の実施形態>
本実施形態の輸送計画作成支援装置10は、輸送中の車両のSOCの推移においてSOCが基準値を下回る箇所が存在する輸送計画を見直す機能(修正する機能)を有する点で、第1の実施形態と異なる。以下、詳細に説明する。
判定部14は、輸送中の車両のSOCの推移においてSOCが基準値を下回る輸送計画において、拠点出発前に車両の充電が可能か判定する。そして、拠点出発前に車両の充電が可能である場合、判定部14は、拠点出発前に行う充電の充電量(以下、「第1の充電量」)を算出する。そして、判定部14は、拠点出発前に第1の充電量だけ充電を行った場合における輸送中の車両のSOCの推移において、SOCが基準値を下回る箇所が存在するか判定する。以下、各処理を詳細に説明する。
-拠点出発前に車両の充電が可能か否かを判定する処理-
判定部14は、輸送中の車両のSOCの推移においてSOCが基準値を下回る輸送計画において、拠点出発前に車両の充電が可能か判定する。判定部14は、拠点出発時の車両のSOC、作業員の出社時刻と拠点出発時刻との間の時間、及び充電設備の予約状況の少なくとも1つに基づき、拠点出発前に車両の充電が可能か判定する。
例えば、判定部14は、「条件1:拠点出発時SOC取得部12が取得した拠点出発時の車両のSOCが100%でない」を判定してもよい。判定部14は、条件1を満たさない場合、すなわち拠点出発時の車両のSOCが100%である場合、拠点出発前に車両の充電が不可と判定する。そして、判定部14は、条件1を満たす場合、すなわち拠点出発時の車両のSOCが100%でない場合、拠点出発前に車両の充電が可と判定する。
その他、判定部14は、「条件2:輸送計画(図3参照)で示される拠点出発時刻と、作業者の出社時刻との間の時間が基準時間以上である」を判定してもよい。判定部14は、条件2を満たさない場合、すなわち拠点出発時刻と作業者の出社時刻との間の時間が基準時間以上でない場合、拠点出発前に車両の充電が不可と判定する。そして、判定部14は、条件2を満たす場合、すなわち拠点出発時刻と作業者の出社時刻との間の時間が基準時間以上である場合、拠点出発前に車両の充電が可と判定する。基準時間は、予め定められた固定値であってもよい。
その他、基準時間は、車両に充電すべき電力量に基づき決定されてもよい。この場合、充電設備の充電速度と車両に充電すべき電力量に基づき算出される「その充電速度でその電力量を充電するために要する時間」が、基準時間として算出される。
その他、判定部14は、拠点に設置されている充電設備の予約状況を示す予約情報を確認し、「条件3:作業者の出社時刻から拠点出発時刻までの間に充電設備の予約の空きがある」を判定してもよい。判定部14は、条件3を満たさない場合、すなわち予約の空きがない場合、拠点出発前に車両の充電が不可と判定する。そして、判定部14は、条件3を満たす場合、すなわち予約の空きがある場合、拠点出発前に車両の充電が可と判定する。
作業者の出社時刻は、全作業者共通の時刻(例:8時30分)であり、予め輸送計画作成支援装置10に登録されていてもよい。その他、各作業者の各日の出社時刻を示す勤務スケジュール情報が予め作成され、輸送計画作成支援装置10に登録されていてもよい。そして、判定部14は、これら情報に基づき、作業者の出社時刻を特定してもよい。
その他、判定部14は、上記条件1乃至3のいずれか2つ以上をアンド条件で繋いだ条件を満たすか否かを判定してもよい。そして、判定部14は、その条件を満たさない場合、拠点出発前に車両の充電が不可と判定し、その条件を満たす場合、拠点出発前に車両の充電が可と判定してもよい。
-拠点出発前に行う充電の充電量を算出する処理-
判定部14は、作業員の出社時刻と拠点出発時刻との間の時間、及び充電設備の予約状況の少なくとも一方に基づき、拠点出発前に車両に充電する第1の充電量を算出する。
「方法1」
例えば、判定部14は、作業員の出社時刻と拠点出発時刻との間の時間Tに基づき、充電する時間Tを算出する。例えば、Tから所定の準備時間(予め定められた値)を引いた値が、Tとして算出されてもよい。そして、判定部14は、Tと充電設備の充電速度の積、及び車両の空き容量(100%-(拠点出発時の車両のSOC)分の容量)の小さい方を、第1の充電量として算出する。
「方法2」
その他、判定部14は、充電設備の予約状況に基づき、充電する時間Tを算出する。例えば、予約の空き枠(時間帯)の長さがTとなる。そして、判定部14は、Tと充電設備の充電速度の積、及び車両の空き容量(100%-(拠点出発時の車両のSOC)分の容量)の小さい方を、第1の充電量として算出する。
「方法3」
その他、判定部14は、Tから所定の準備時間(予め定められた値)を引いた値、及び予約の空き枠(時間帯)の長さのうちの短い方を、Tとして算出してもよい。そして、判定部14は、Tと充電設備の充電速度の積、及び車両の空き容量(100%-(拠点出発時の車両のSOC)分の容量)の小さい方を、第1の充電量として算出する。
「方法4」
その他、判定部14は、車両の空き容量(100%-(拠点出発時の車両のSOC)分の容量)を、第1の充電量として算出してもよい。
-拠点出発前に第1の充電量だけ充電を行った場合における輸送中の車両のSOCの推移において、SOCが基準値を下回る箇所が存在するか判定する処理-
当該判定の仕方は様々であり、あらゆる手法を採用できる。
例えば、第1の実施形態で説明した通り、輸送中の車両のSOCの推移において、SOCが基準値を下回る箇所が存在する場合、区間ごとに特定した電費を利用して、SOCが基準値を下回った後に要する電力量を算出することができる。判定部14は、第1の充電量が、SOCが基準値を下回った後に要する電力量以上である場合、拠点出発前に第1の充電量だけ充電を行った場合における輸送中の車両のSOCの推移において、SOCが基準値を下回る箇所が存在しないと判定してもよい。そして、判定部14は、第1の充電量が、SOCが基準値を下回った後に要する電力量未満である場合、拠点出発前に第1の充電量だけ充電を行った場合における輸送中の車両のSOCの推移において、SOCが基準値を下回る箇所が存在すると判定してもよい。
その他の方法として、SOC推移予測部13は、「拠点出発時SOC取得部12が取得した拠点出発時の車両のSOCに第1の充電量を加えた値」を「拠点出発時の車両のSOC」として、輸送計画に従った輸送を行った場合の輸送中の車両のSOCの推移を予測し直してもよい。そして、判定部14は、当該SOCの推移において、SOCが基準値を下回る箇所が存在するか判定してもよい。
判定結果出力部15は、判定部14の上記判定の結果を出力する。
判定の結果では、「拠点出発前の充電が可能か否か」、「第1の充電量」、「拠点出発前に第1の充電量だけ充電した場合の輸送中の車両のSOCの推移において、SOCが基準値を下回る箇所が存在するか否か」、「SOCが基準値を下回る箇所が存在する場合、その下回る箇所」、及び「SOCが基準値を下回る箇所が存在する場合、SOCが基準値を下回らずにその輸送計画を行うために不足している電力量」の中の少なくとも1つが示される。
また、判定結果出力部15は、拠点出発前に第1の充電量だけ充電を行った場合における輸送中の車両のSOCの推移において、SOCが基準値を下回る箇所が存在しない場合、拠点出発前に車両に第1の充電量を充電する充電計画の作成及び登録指示を、充電設備での充電を管理する充電計画システムに送信してもよい。充電計画システムは、充電設備とネットワーク接続されたシステムで、充電の予約、開始・終了の計画、状態のモニタリングを行うシステムである。
判定結果出力部15は、例えば翌朝のT時までに第1の充電量を充電する充電計画の作成及び登録指示を充電計画システムに送信する。これに応じて、充電計画システムは予約状況を確認し、翌朝のT時までの時間帯であって、第1の充電量を充電可能な時間帯を検索する。そして、充電計画システムは、検索した時間帯の予約を登録する。なお、判定結果出力部15が出力する登録指示の中に、充電処理の対象となる車両の車両識別情報が含まれていてもよい。そして、充電計画システムは、検索した時間帯にその車両の充電を行う予約を行うことができる。
次に、図6のフローチャートを用いて、輸送計画作成支援装置10により実行される上記見直し処理の流れの一例を説明する。
なお、当該見直し処理は、ユーザ入力に応じて実行されてもよい。例えば、図7に示すように、複数の輸送計画の判定結果の一覧表示において、判定結果がNGとなっている輸送計画に紐付けて、見直し処理を開始するためのボタンが表示されてもよい。そして、当該ボタンに対する操作を受付けたことに応じて、その輸送計画に対する見直し処理が開始されてもよい。
その他、図5のS13で「輸送中の車両のSOCの推移において、SOCが基準値を下回る箇所が存在する」と判定されたことに応じて、自動的に、その輸送計画に対する見直し処理が開始されてもよい。
S20では、輸送計画作成支援装置10は、拠点出発前に車両の充電が可能か判定する。充電不可と判定した場合(S20のNo)、輸送計画作成支援装置10は、その判定結果を出力する(S23)。
一方、充電可と判定した場合(S20のYes)、輸送計画作成支援装置10は、拠点出発前に充電する第1の充電量を算出する(S21)。次いで、輸送計画作成支援装置10は、拠点出発前に車両に第1の充電量だけ充電した場合における輸送中の車両のSOCの推移において、SOCが基準値を下回る箇所が存在するか判定する(S22)。そして、輸送計画作成支援装置10は、その判定結果を出力する(S23)。
図7は、S23で出力される結果を示している。見直し処理が「実行済」になっている輸送計画は、上記見直し処理を実行済みである。この輸送計画に紐付く結果(OK/NG)は、見直し処理後の判定結果を示す。見直し処理の結果、判定結果が「OK」となる輸送計画もあれば(例えば、計画識別情報:0001)、見直し処理を行っても、判定結果が「NG」のままとなる輸送計画もある(例えば、計画識別情報:0004)。
なお、各輸送計画に紐付く最終計画の表示ボタンに対する操作を受付けると、判定結果出力部15は、最終的な輸送計画を表示してもよい。見直し処理を行った場合、見直し処理後の輸送計画が、最終的な輸送計画となる。見直し処理を行っていない場合、輸送計画取得部11が取得した輸送計画が、最終的な輸送計画となる。
図8に、見直し処理の結果、判定結果が「OK」となった輸送計画(計画識別情報:0001)の最終的な輸送計画の一例を模式的に示す。図示する例では、作業日、計画識別情報、注意事項、輸送スケジュールが表示されている。作業日、計画識別情報及び輸送スケジュールは、輸送計画取得部11が取得した輸送計画と同じ内容である。注意事項は、拠点出発前に充電を行うこと、また充電量が示されている。すなわち、当該輸送計画は、輸送計画取得部11が取得した輸送計画に、拠点出発前の充電を追加したものである。
また、図示しないが、見直し処理の結果、判定結果が「NG」となった輸送計画においては、その輸送に利用する車両を他の車両(他の電動車両、ガソリン車、ディーゼル車等)に変更する旨の注意事項が付与されてもよい。すなわち、判定結果出力部15は、利用する車両を他の車両に変更した輸送計画を作成し、出力してもよい。
本実施形態の輸送計画作成支援装置10のその他の構成は、第1の実施形態と同様である。
本実施形態の輸送計画作成支援装置10によれば、第1の実施形態と同様の作用効果が実現される。また、本実施形態の輸送計画作成支援装置10によれば、拠点出発前に充電できるか否か、また充電した場合に輸送中に車両の電欠が生じるか否かを判定することができる。本実施形態の輸送計画作成支援装置10は、このような方法で、輸送計画の作成を支援する。
<第3の実施形態>
本実施形態の輸送計画作成支援装置10は、輸送中の車両のSOCの推移においてSOCが基準値を下回る箇所が存在する輸送計画を見直す機能(修正する機能)を有する点で、第1の実施形態と異なる。本実施形態の輸送計画を見直す機能は、第2の実施形態のものと異なる。以下、詳細に説明する。
まず、輸送計画では、休憩時間が定められている。休憩時間は、昼食を食べる時間、10時、15時等に一服する時間等である。休憩時間の長さは設計的事項である。
判定部14は、輸送中の車両のSOCの推移においてSOCが基準値を下回る輸送計画において、休憩時間における車両の位置の周辺の充電設備を検索する。そして、ある場合、判定部14は、休憩時間に行う充電の充電量(以下、「第2の充電量」)を算出する。そして、判定部14は、休憩時間に第2の充電量だけ充電を行った場合における輸送中の車両のSOCの推移において、SOCが基準値を下回る箇所が存在するか判定する。以下、各処理を詳細に説明する。
-休憩時間における車両の位置の周辺の充電設備を検索する処理-
まず、判定部14は、休憩時間における車両の位置(以下、「休憩位置」)を特定する。休憩位置の特定は、輸送計画に基づき特定される。例えば、予め、休憩の開始時刻及び終了時刻が定められる。輸送計画に基づき特定される輸送ルートの中の休憩の開始時刻に車両が存在する位置が休憩位置となる。その他、休憩直前の輸送先が休憩位置として特定されてもよい。その他、休憩直後の輸送先が休憩位置として特定されてもよい。
次いで、判定部14は、予め輸送計画作成支援装置10に記憶されている充電設備リスト(複数の充電設備各々の位置を示す情報)の中から、休憩位置からの距離が閾値以下である充電設備を検索する。当該閾値は予め定められた固定値であってもよい。その他、判定部14は、休憩時間の長さに基づき、当該固定値を算出してもよい。この場合、休憩時間が長くなるほど、当該固定値は大きくなる。
なお、当該検索において、車両の大きさが考慮されてもよい。例えば、充電設備リストには、各充電設備に紐付けて、各充電設備を利用できる車両の大きさが示されていてもよい。充電設備が設置された敷地が狭い場合、大型車は利用できない状況が発生し得る。そして、判定部14は、処理対象となっている輸送計画に割り当てられた車両の大きさを、予め輸送計画作成支援装置10に記憶されている車両情報に基づき特定した後、休憩位置からの距離が閾値以下であって、特定した大きさの車両が利用できる充電設備を検索してもよい。
-休憩時間に行う充電の充電量を算出する処理-
判定部14は、検索した充電設備の位置と休憩位置との距離、及び休憩時間の長さに基づき、休憩時間に車両に充電する第2の充電量を算出する。
「方法1」
例えば、判定部14は、輸送計画で示される休憩時間の長さを、充電する時間Tとして算出する。そして、判定部14は、Tと充電設備の充電速度の積、及び車両の空き容量(100%-(休憩時の車両のSOC)分の容量)の小さい方を、第2の充電量として算出する。
「方法2」
例えば、判定部14は、検索した充電設備の位置と休憩位置との距離に基づき、休憩位置から充電設備の位置まで移動するのに要する時間を算出する。例えば、「充電設備の位置と休憩位置との距離」を「基準速度」で割った値を、上記時間として算出してもよい。基準速度は、予め定められる値であり、例えば50km/hや60km/h等であってもよい。
次いで、判定部14は、輸送計画で示される休憩時間の長さから上記移動に要する時間を引いた時間を、充電する時間Tとして算出する。そして、判定部14は、Tと充電設備の充電速度の積、及び車両の空き容量(100%-(休憩時の車両のSOC)分の容量)の小さい方を、第2の充電量として算出する。
「方法3」
他の例とし、判定部14は、車両の空き容量(100%-(休憩時の車両のSOC)分の容量)を、第2の充電量として算出してもよい。
-休憩時間に第2の充電量だけ充電を行った場合における輸送中の車両のSOCの推移において、SOCが基準値を下回る箇所が存在するか判定する処理-
当該判定の仕方は様々であり、あらゆる手法を採用できる。
例えば、第1の実施形態で説明した通り、輸送中の車両のSOCの推移において、SOCが基準値を下回る箇所が存在する場合、区間ごとに特定した電費を利用して、SOCが基準値を下回った後に要する電力量を算出することができる。判定部14は、第2の充電量が、SOCが基準値を下回った後に要する電力量以上である場合、休憩時間に第2の充電量だけ充電を行った場合における輸送中の車両のSOCの推移において、SOCが基準値を下回る箇所が存在しないと判定してもよい。そして、判定部14は、第2の充電量が、SOCが基準値を下回った後に要する電力量未満である場合、休憩時間に第2の充電量だけ充電を行った場合における輸送中の車両のSOCの推移において、SOCが基準値を下回る箇所が存在すると判定してもよい。
その他の方法として、SOC推移予測部13は、「休憩時に第2の充電量だけ充電する」という条件を加えて、輸送計画に従った輸送を行った場合の輸送中の車両のSOCの推移を予測し直してもよい。そして、判定部14は、当該SOCの推移において、SOCが基準値を下回る箇所が存在するか判定してもよい。
判定結果出力部15は、判定部14の上記判定の結果を出力する。
判定の結果では、「休憩時間の充電が可能か否か」、「第2の充電量」、「休憩時間に充電する充電設備の詳細(場所など)」、「休憩時間に第2の充電量だけ充電した場合の輸送中の車両のSOCの推移において、SOCが基準値を下回る箇所が存在するか否か」、「SOCが基準値を下回る箇所が存在する場合、その下回る箇所」、及び「SOCが基準値を下回る箇所が存在する場合、SOCが基準値を下回らずにその輸送計画を行うために不足している電力量」の中の少なくとも1つが示される。
また、判定結果出力部15は、休憩時間に第2の充電量だけ充電を行った場合における輸送中の車両のSOCの推移において、SOCが基準値を下回る箇所が存在しない場合、休憩時間に車両に第2の充電量を充電する充電計画の作成及び登録指示を、対象となる充電設備(休憩時間の充電で利用する充電設備)での充電を管理する充電計画システムに送信してもよい。充電計画システムは、充電設備とネットワーク接続されたシステムで、充電の予約、開始・終了の計画、状態のモニタリングを行うシステムである。
判定結果出力部15は、例えば翌日のT時からT時の間に第2の充電量を充電する充電計画の作成及び登録指示を充電計画システムに送信する。これに応じて、充電計画システムは予約状況を確認し、翌日のT時からT時の間の時間帯であって、第2の充電量を充電可能な時間帯を検索する。そして、充電計画システムは、検索した時間帯の予約を登録する。なお、判定結果出力部15が出力する登録指示の中に、充電処理の対象となる車両の車両識別情報が含まれていてもよい。そして、充電計画システムは、検索した時間帯にその車両の充電を行う予約を行うことができる。
次に、図9のフローチャートを用いて、輸送計画作成支援装置10により実行される上記見直し処理の流れの一例を説明する。
なお、当該見直し処理は、ユーザ入力に応じて実行されてもよい。例えば、図7に示すように、複数の輸送計画の判定結果の一覧表示において、判定結果がNGとなっている輸送計画に紐付けて、見直し処理を開始するためのボタンが表示されてもよい。そして、当該ボタンに対する操作を受付けたことに応じて、その輸送計画に対する見直し処理が開始されてもよい。
その他、図5のS13で「輸送中の車両のSOCの推移において、SOCが基準値を下回る箇所が存在する」と判定されたことに応じて、その輸送計画に対する見直し処理が開始されてもよい。
S30では、輸送計画作成支援装置10は、輸送計画に基づき、休憩時間、およびその時の車両の位置(休憩位置)を特定する。
次いで、輸送計画作成支援装置10は、特定した休憩位置の周辺に充電設備があるか検索する(S31)。休憩位置の周辺に充電設備がない場合(S31のNo)、輸送計画作成支援装置10は、その判定結果を出力する(S34)。
一方、休憩位置の周辺に充電設備がある場合(S31のYes)、輸送計画作成支援装置10は、休憩時間に充電する充電量(第2の充電量)を算出する(S32)。次いで、輸送計画作成支援装置10は、休憩時間に車両に第2の充電量だけ充電した場合における輸送中の車両のSOCの推移において、SOCが基準値を下回る箇所が存在するか判定する(S33)。そして、輸送計画作成支援装置10は、その判定結果を出力する(S34)。
図7は、S34で出力される結果を示している。見直し処理が「実行済」になっている輸送計画は、上記見直し処理を実行済みである。この輸送計画に紐付く結果(OK/NG)は、見直し処理後の判定結果を示す。見直し処理の結果、判定結果が「OK」となる輸送計画もあれば(例えば、計画識別情報:0001)、見直し処理を行っても、判定結果が「NG」のままとなる輸送計画もある(例えば、計画識別情報:0004)。
なお、各輸送計画に紐付く最終計画の表示ボタンに対する操作を受付けると、判定結果出力部15は、最終的な輸送計画を表示してもよい。見直し処理を行った場合、見直し処理後の輸送計画が、最終的な輸送計画となる。見直し処理を行っていない場合、輸送計画取得部11が取得した輸送計画が、最終的な輸送計画となる。
図10に、見直し処理の結果、判定結果が「OK」となった輸送計画(計画識別情報:0001)の最終的な輸送計画の一例を模式的に示す。図示する例では、作業日、計画識別情報、注意事項、輸送スケジュールが表示されている。作業日、計画識別情報及び輸送スケジュールは、輸送計画取得部11が取得した輸送計画と同じ内容である。注意事項は、休憩時間に充電を行うこと、充電場所、及び充電量が示されている。すなわち、当該輸送計画は、輸送計画取得部11が取得した輸送計画に、休憩時間の充電を追加したものである。
また、図示しないが、見直し処理の結果、判定結果が「NG」となった輸送計画においては、その輸送に利用する車両を他の車両(他の電動車両、ガソリン車、ディーゼル車等)に変更する旨の注意事項が付与されてもよい。すなわち、判定結果出力部15は、利用する車両を他の車両に変更した輸送計画を作成し、出力してもよい。
本実施形態の輸送計画作成支援装置10のその他の構成は、第1の実施形態と同様である。
本実施形態の輸送計画作成支援装置10によれば、第1の実施形態と同様の作用効果が実現される。また、本実施形態の輸送計画作成支援装置10によれば、休憩時間に充電できるか否か、また充電した場合に輸送中に車両の電欠が生じるか否かを判定することができる。本実施形態の輸送計画作成支援装置10は、このような方法で、輸送計画の作成を支援する。
<第4の実施形態>
本実施形態の輸送計画作成支援装置10は、第2の実施形態と第3の実施形態の見直し処理の両方を実行する。
例えば、輸送計画作成支援装置10は、第2の実施形態で説明した見直し処理を行ってもなお、輸送中の車両のSOCの推移において、SOCが基準値を下回る箇所が存在する場合、第3の実施形態で説明した見直し処理をさらに行ってもよい。
その他、輸送計画作成支援装置10は、第3の実施形態で説明した見直し処理を行ってもなお、輸送中の車両のSOCの推移において、SOCが基準値を下回る箇所が存在する場合、第2の実施形態で説明した見直し処理をさらに行ってもよい。
これらの場合、図11に示すように、最終的な輸送計画において、拠点出発前の充電、及び休憩時間の充電の両方が追加される場合がある。
また、拠点出発前の充電及び休憩時間の充電の両方を考慮してもなお、判定結果が「NG」となった輸送計画においては、その輸送に利用する車両を他の車両(他の電動車両、ガソリン車、ディーゼル車等)に変更する旨の注意事項が付与されてもよい。すなわち、判定結果出力部15は、利用する車両を他の車両に変更した輸送計画を作成し、出力してもよい。
本実施形態の輸送計画作成支援装置10のその他の構成は、第1乃至第3の実施形態と同様である。
本実施形態の輸送計画作成支援装置10によれば、第1乃至第3の実施形態と同様の作用効果が実現される。
<第5の実施形態>
本実施形態の輸送計画作成支援装置10は、車両の充電予約状況に基づき、拠点出発時の車両のSOCを算出する機能を有する。以下、詳細に説明する。
拠点出発時SOC取得部12は、第1乃至第4の実施形態と同様の手法で、拠点出発時の車両のSOCを取得する。また、拠点出発時SOC取得部12は、充電設備の予約状況を示す予約情報をさらに取得する。予約情報では、予約時間(予約開始時刻及び予約終了時刻)と、その予約時間に充電する車両の車両識別情報とが示される。
そして、拠点出発時SOC取得部12は、第1乃至第4の実施形態と同様の手法で拠点出発時の車両のSOC(以下、「第1のSOC」)を取得した後、それ以降かつ拠点出発前に充電設備の予約がなされている車両については、第1のSOCに、その予約で充電する分の充電量を加えた後のSOCを、拠点出発時の車両のSOCとして算出する。予約で充電する分の充電量は、予約開始時刻から予約終了時刻までの時間と充電設備の充電速度の積、及び車両の空き容量(100%-(第1のSOC)分の容量)の小さい方とすることができる。
本実施形態の輸送計画作成支援装置10のその他の構成は、第1乃至第4の実施形態と同様である。
本実施形態の輸送計画作成支援装置10によれば、第1乃至第4の実施形態と同様の作用効果が実現される。また、本実施形態の輸送計画作成支援装置10によれば、輸送計画の判定前に既に予定されている拠点出発前の充電処理を考慮して、拠点出発時の車両のSOCを特定し、輸送中の車両のSOCの推移において、SOCが基準値を下回る箇所が存在するか判定することができる。結果、判定の精度が向上する。
<第6の実施形態>
本実施形態の輸送計画作成支援装置10は、荷物の種別に基づき、輸送中の車両のSOCの推移を予測する機能を有する。以下、詳細に説明する。
SOC推移予測部13は、輸送計画に基づき、荷物の中に第1の種別の物が含まれるか判定する。この場合、輸送計画では、荷物の重量等に加えて、荷物が第1の種別に該当するか否かが示されている。
第1の種別の物は、冷凍品、冷蔵品等、車両が有する特別な機能(冷蔵機能、冷凍機能等)を利用する必要がある物である。当該特別な機能を利用するか否かに応じて、車両の電力の消費の仕方も変わってくる。
SOC推移予測部13は、荷物の中に第1の種別の物が含まれる場合、輸送先で車両の電源がONの状態で輸送の作業が行われる前提で輸送中の車両のSOCの推移を予測する。この場合、SOC推移予測部13が予測した輸送中の車両のSOCの推移において、輸送先で輸送の作業を行っている間も、車両の電力は消費し続ける。
一方、SOC推移予測部13は、荷物の中に第1の種別の物が含まれない場合、輸送先で車両の電源がOFFの状態で輸送の作業が行われる前提で輸送中の車両のSOCの推移を予測する。この場合、SOC推移予測部13が予測した輸送中の車両のSOCの推移において、輸送先で輸送の作業を行っている間は、車両の電力は消費しない。
なお、SOC推移予測部13は、第1の実施形態で説明した電費の特定において、荷物の中に第1の種別の物が含まれる否かをさらに考慮してもよい。荷物の中に第1の種別の物が含まれる場合、荷物の中に第1の種別の物が含まれない場合に比べて、電費は高くなる。
本実施形態の輸送計画作成支援装置10のその他の構成は、第1乃至第5の実施形態と同様である。
本実施形態の輸送計画作成支援装置10によれば、第1乃至第5の実施形態と同様の作用効果が実現される。また、本実施形態の輸送計画作成支援装置10によれば、荷物の種別に基づき、輸送中の車両のSOCの推移を予測することができる。結果、当該予測の精度が向上する。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。上述した実施形態の構成は、互いに組み合わせたり、一部の構成を他の構成に入れ替えたりしてもよい。また、上述した実施形態の構成は、趣旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を加えてもよい。また、上述した各実施形態や変形例に開示される構成や処理を互いに組み合わせてもよい。
なお、本明細書において、「取得」とは、ユーザ入力に基づき、又は、プログラムの指示に基づき、「自装置が他の装置や記憶媒体に格納されているデータを取りに行くこと(能動的な取得)」、たとえば、他の装置にリクエストまたは問い合わせして受信すること、他の装置や記憶媒体にアクセスして読み出すこと等、および、ユーザ入力に基づき、又は、プログラムの指示に基づき、「自装置に他の装置から出力されるデータを入力すること(受動的な取得)」、たとえば、配信(または、送信、プッシュ通知等)されるデータを受信すること、また、受信したデータまたは情報の中から選択して取得すること、及び、「データを編集(テキスト化、データの並び替え、一部データの抽出、ファイル形式の変更等)などして新たなデータを生成し、当該新たなデータを取得すること」の少なくともいずれか一方を含む。
上記の実施形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下に限られない。
1. 輸送先、輸送順、及び荷物の重量を含む輸送計画を取得する輸送計画取得手段と、
拠点出発時の車両のSOCを取得する拠点出発時SOC取得手段と、
輸送中の前記荷物の積み下ろしに応じて変化する輸送中の積載量を前記輸送計画に基づき特定し、特定した積載量に基づき、前記輸送計画に従った輸送を行った場合の輸送中の前記車両のSOCの推移を予測するSOC推移予測手段と、
輸送中の前記車両のSOCの推移において、SOCが基準値を下回る箇所が存在するか判定する判定手段と、
前記判定の結果を出力する判定結果出力手段と、
を有する輸送計画作成支援装置。
2. 前記判定手段は、
輸送中の前記車両のSOCの推移においてSOCが前記基準値を下回る前記輸送計画において、拠点出発前に前記車両の充電が可能か判定し、可能である場合、拠点出発前に前記車両の充電を行った場合における輸送中の前記車両のSOCの推移において、SOCが基準値を下回る箇所が存在するか判定する1に記載の輸送計画作成支援装置。
3. 前記判定手段は、
拠点出発時の前記車両のSOC、作業員の出社時刻と拠点出発時刻との間の時間、及び充電設備の予約状況の少なくとも1つに基づき、拠点出発前に前記車両の充電が可能か判定する2に記載の輸送計画作成支援装置。
4. 前記判定手段は、
拠点出発前に前記車両の充電が可能と判定した場合、作業員の出社時刻と拠点出発時刻との間の時間、及び充電設備の予約状況の少なくとも一方に基づき、拠点出発前に前記車両に充電する第1の充電量を算出し、
拠点出発前に前記車両に前記第1の充電量だけ充電した場合における輸送中の前記車両のSOCの推移において、SOCが基準値を下回る箇所が存在するか判定する2又は3に記載の輸送計画作成支援装置。
5. 前記判定結果出力手段は、拠点出発前の前記車両の充電を考慮しても、輸送中の前記車両のSOCの推移においてSOCが基準値を下回る箇所が存在する場合、利用する車両を他の車両に変更した前記輸送計画を作成し、出力する2から4のいずれかに記載の輸送計画作成支援装置。
6. 前記判定結果出力手段は、拠点出発前に前記車両に前記第1の充電量を充電する充電計画の作成及び登録指示を、充電設備での充電を管理する充電計画システムに送信する4又は5に記載の輸送計画作成支援装置。
7. 前記輸送計画では、休憩時間が定められており、
前記判定手段は、
輸送中の前記車両のSOCの推移においてSOCが前記基準値を下回る前記輸送計画において、前記休憩時間における前記車両の位置の周辺の充電設備を検索し、ある場合、前記休憩時間に前記車両の充電を行った場合における輸送中の前記車両のSOCの推移において、SOCが基準値を下回る箇所が存在するか判定する1から6のいずれかに記載の輸送計画作成支援装置。
8. 前記判定手段は、
前記休憩時間における前記車両の位置の周辺に充電設備がある場合、その充電設備の位置と前記休憩時間における前記車両の位置との距離、及び前記休憩時間の長さに基づき、前記休憩時間に前記車両に充電する第2の充電量を算出し、
前記休憩時間に前記車両に前記第2の充電量だけ充電した場合における輸送中の前記車両のSOCの推移において、SOCが基準値を下回る箇所が存在するか判定する7に記載の輸送計画作成支援装置。
9. 前記判定結果出力手段は、前記休憩時間の前記車両の充電を考慮しても、輸送中の前記車両のSOCの推移においてSOCが基準値を下回る箇所が存在する場合、利用する車両を他の車両に変更した前記輸送計画を作成し、出力する7又は8に記載の輸送計画作成支援装置。
10. 前記判定結果出力手段は、前記休憩時間に前記車両に前記第2の充電量を充電する充電計画の作成及び登録指示を、充電設備での充電を管理する充電計画システムに送信する8又は9に記載の輸送計画作成支援装置。
11. 前記拠点出発時SOC取得手段は、
前記車両の充電予約状況に基づき、拠点出発時の前記車両のSOCを算出する1から10のいずれかに記載の輸送計画作成支援装置。
12. 前記SOC推移予測手段は、
前記荷物の中に第1の種別の物が含まれる場合、輸送先で前記車両の電源がONの状態で前記荷物の積み下ろしの作業が行われる前提で輸送中の前記車両のSOCの推移を予測し、
前記荷物の中に前記第1の種別の物が含まれない場合、輸送先で前記車両の電源がOFFの状態で前記荷物の積み下ろしの作業が行われる前提で輸送中の前記車両のSOCの推移を予測する1から11のいずれかに記載の輸送計画作成支援装置。
13. コンピュータが、
輸送先、輸送順、及び荷物の重量を含む輸送計画を取得する輸送計画取得工程と、
拠点出発時の車両のSOCを取得する拠点出発時SOC取得工程と、
前記荷物の積み下ろしに応じて変化する輸送中の積載量を前記輸送計画に基づき特定し、特定した積載量に基づき、前記輸送計画に従った輸送を行った場合の輸送中の前記車両のSOCの推移を予測するSOC推移予測工程と、
輸送中の前記車両のSOCの推移において、SOCが基準値を下回る箇所が存在するか判定する判定工程と、
前記判定の結果を出力する判定結果出力工程と、
を実行する輸送計画作成支援方法。
14. コンピュータを、
輸送先、輸送順、及び荷物の重量を含む輸送計画を取得する輸送計画取得手段、
拠点出発時の車両のSOCを取得する拠点出発時SOC取得手段、
輸送に応じて変化する輸送中の積載量を前記輸送計画に基づき特定し、特定した積載量に基づき、前記輸送計画に従った輸送を行った場合の輸送中の前記車両のSOCの推移を予測するSOC推移予測手段、
輸送中の前記車両のSOCの推移において、SOCが基準値を下回る箇所が存在するか判定する判定手段、
前記判定の結果を出力する判定結果出力手段、
として機能させるプログラム。
10 輸送計画作成支援装置
11 輸送計画取得部
12 拠点出発時SOC取得部
13 SOC推移予測部
14 判定部
15 判定結果出力部
1A プロセッサ
2A メモリ
3A 入出力I/F
4A 周辺回路
5A バス

Claims (9)

  1. 輸送先の住所、輸送順、及び各輸送先に配送する荷物の重量を含む輸送計画を取得する輸送計画取得手段と、
    拠点出発する時の車両のSOC(state of charge)を取得する拠点出発時SOC取得手段と、
    前記輸送計画に基づき前記拠点から終了地点まで移動した場合の前記車両のSOCの推移を予測するSOC推移予測手段と、
    前記輸送計画に基づき前記拠点から前記終了地点まで移動した場合の前記車両のSOCの推移の予測結果において、SOCが基準値を下回る箇所が存在するか判定する判定手段と、
    前記判定の結果を出力する判定結果出力手段と、
    を有し、
    前記SOC推移予測手段は、
    前記拠点から前記終了地点までの経路を、前記輸送先を区切りにして複数の区間に分割し、
    前記輸送先各々に配送する荷物の重量に基づき、前記区間各々を走行している時の前記車両の積載量を特定し、
    前記区間各々を走行している時の前記車両の積載量に基づき、前記区間各々を走行している時の前記車両の電費[km/kWh]を算出し、
    前記拠点を出発する時の車両のSOCと前記区間各々を走行している時の前記車両の電費[km/kWh]とに基づき、前記区間各々を走行している間は前記区間各々を走行している時の前記車両の電費[km/kWh]で示される速さで電力が消費される前提で、前記区間各々を走行している時の前記車両のSOCの推移を予測し、
    前記判定手段は、
    前記輸送計画に基づき前記拠点から前記終了地点まで移動した場合の前記車両のSOCの推移の予測結果においてSOCが前記基準値を下回る箇所が存在する場合、所定条件を満たすか判定し、
    前記所定条件は、
    前記拠点を出発する時の前記車両のSOCが100%でない、かつ、
    作業員の出社時刻と前記拠点を出発する時刻との間の時間が閾値以上である、かつ、
    前記作業員の出社時刻と前記拠点を出発する時刻との間に充電設備の予約の空きがある、である輸送計画作成支援装置。
  2. 前記判定手段は、
    前記所定条件を満たすと判定した場合、前記作業員の前記出社時刻と前記拠点出発する時刻との間の時間、及び前記充電設備の予約状況に基づき、前記拠点を出発する前に前記車両に充電する充電時間を算出し、前記充電時間に基づき前記拠点出発する前に前記車両に充電する第1の充電量を算出し、
    前記SOC推移予測手段は、
    前記拠点出発時SOC取得手段が取得した前記拠点を出発する時の前記車両のSOCに前記第1の充電量分を加算した値を前記拠点を出発する時の前記車両のSOCとし、前記区間各々を走行している時の前記車両の電費[km/kWh]に基づき、前記区間各々を走行している時の前記車両のSOCの推移を予測し、
    前記判定手段は、
    前記拠点出発時SOC取得手段が取得した前記拠点を出発する時の前記車両のSOCに前記第1の充電量分を加算した値を前記拠点を出発する時の前記車両のSOCとした場合の前記車両のSOCの推移の予測結果において、SOCが基準値を下回る箇所が存在するか判定する請求項に記載の輸送計画作成支援装置。
  3. 前記判定結果出力手段は、
    前記拠点出発する前に前記車両に前記第1の充電量を充電する充電計画の作成及び登録指示を、充電設備での充電を管理する充電計画システムに送信し、
    前記拠点出発時SOC取得手段が取得した前記拠点を出発する時の前記車両のSOCに前記第1の充電量分を加算した値を前記拠点を出発する時の前記車両のSOCとした場合の前記車両のSOCの推移の予測結果において、SOCが基準値を下回る箇所が存在する場合、利用する車両を他の車両に変更した前記輸送計画を作成して出力する請求項に記載の輸送計画作成支援装置。
  4. 前記輸送計画では、休憩時間が定められており、
    前記判定手段は、
    記車両のSOCの推移の予測結果においてSOCが前記基準値を下回る箇所が存在する場合、前記休憩時間における前記車両の位置の周辺の充電設備を検索し、前記休憩時間における前記車両の位置の周辺に充電設備がある場合、前記休憩時間に前記車両の充電を行った場合における前記車両のSOCの推移の予測結果において、SOCが基準値を下回る箇所が存在するか判定する請求項1からのいずれか1項に記載の輸送計画作成支援装置。
  5. 前記判定手段は、
    前記休憩時間における前記車両の位置の周辺に充電設備がある場合、その充電設備の位置と前記休憩時間における前記車両の位置との距離、及び前記休憩時間の長さに基づき、前記休憩時間に前記車両に充電する第2の充電量を算出し、
    前記休憩時間に前記車両に前記第2の充電量だけ充電した場合における前記車両のSOCの推移の予測結果において、SOCが基準値を下回る箇所が存在するか判定し、
    前記判定結果出力手段は、
    前記休憩時間に前記車両に前記第2の充電量を充電する充電計画の作成及び登録指示を、充電設備での充電を管理する充電計画システムに送信し、
    前記休憩時間に前記車両に前記第2の充電量を充電した場合であっても、前記車両のSOCの推移の予測結果においてSOCが基準値を下回る箇所が存在する場合、利用する車両を他の車両に変更した前記輸送計画を作成して出力する請求項に記載の輸送計画作成支援装置。
  6. 前記拠点出発時SOC取得手段は、
    予約開始時刻と、予約充電時刻と、充電する車両の車両識別情報とを示す予約情報に基づき前記車両の充電予約状況を特定し、
    前記車両の予約開始時刻と予約終了時刻とに基づき、予約で確保されている予約充電時間を算出し、
    前記予約充電時間に基づき、予約されている充電で前記車両に充電される予約充電量を算出し、
    予約されている充電を行う前の前記車両のSOCに、前記予約充電量分を加算した値を、前記拠点を出発する時の車両のSOCとして取得する請求項1からのいずれか1項に記載の輸送計画作成支援装置。
  7. 前記SOC推移予測手段は、
    前記荷物の中に冷蔵品又は冷凍品が含まれる場合、前記輸送先で前記荷物の積み下ろしの作業が行われている間、前記車両の冷蔵機能又は冷凍機能により電力が消費される前提で、前記拠点から前記終了地点まで移動した場合の前記車両のSOCの推移を予測し、
    前記荷物の中に冷蔵品又は冷凍品が含まれない場合、前記輸送先で前記荷物の積み下ろしの作業が行われている間、前記車両の冷蔵機能又は冷凍機能により電力が消費しない前提で、前記拠点から前記終了地点まで移動した場合の前記車両のSOCの推移を予測する請求項1からのいずれか1項に記載の輸送計画作成支援装置。
  8. コンピュータが、
    輸送先の住所、輸送順、及び各輸送先に配送する荷物の重量を含む輸送計画を取得する輸送計画取得工程と、
    拠点出発する時の車両のSOCを取得する拠点出発時SOC取得工程と、
    前記輸送計画に基づき前記拠点から終了地点まで移動した場合の前記車両のSOCの推移を予測するSOC推移予測工程と、
    前記輸送計画に基づき前記拠点から前記終了地点まで移動した場合の前記車両のSOCの推移の予測結果において、SOCが基準値を下回る箇所が存在するか判定する判定工程と、
    前記判定の結果を出力する判定結果出力工程と、
    を有し、
    前記SOC推移予測工程では、
    前記拠点から前記終了地点までの経路を、前記輸送先を区切りにして複数の区間に分割し、
    前記輸送先各々に配送する荷物の重量に基づき、前記区間各々を走行している時の前記車両の積載量を特定し、
    前記区間各々を走行している時の前記車両の積載量に基づき、前記区間各々を走行している時の前記車両の電費[km/kWh]を算出し、
    前記拠点を出発する時の車両のSOCと前記区間各々を走行している時の前記車両の電費[km/kWh]とに基づき、前記区間各々を走行している間は前記区間各々を走行している時の前記車両の電費[km/kWh]で示される速さで電力が消費される前提で、前記区間各々を走行している時の前記車両のSOCの推移を予測し、
    前記判定工程では、
    前記輸送計画に基づき前記拠点から前記終了地点まで移動した場合の前記車両のSOCの推移の予測結果においてSOCが前記基準値を下回る箇所が存在する場合、所定条件を満たすか判定し、
    前記所定条件は、
    前記拠点を出発する時の前記車両のSOCが100%でない、かつ、
    作業員の出社時刻と前記拠点を出発する時刻との間の時間が閾値以上である、かつ、
    前記作業員の出社時刻と前記拠点を出発する時刻との間に充電設備の予約の空きがある、である輸送計画作成支援方法。
  9. コンピュータを、
    輸送先の住所、輸送順、及び各輸送先に配送する荷物の重量を含む輸送計画を取得する輸送計画取得手段、
    拠点出発する時の車両のSOCを取得する拠点出発時SOC取得手段、
    前記輸送計画に基づき前記拠点から終了地点まで移動した場合の前記車両のSOCの推移を予測するSOC推移予測手段、
    前記輸送計画に基づき前記拠点から前記終了地点まで移動した場合の前記車両のSOCの推移の予測結果において、SOCが基準値を下回る箇所が存在するか判定する判定手段、
    前記判定の結果を出力する判定結果出力手段、
    として機能させ
    前記SOC推移予測手段は、
    前記拠点から前記終了地点までの経路を、前記輸送先を区切りにして複数の区間に分割し、
    前記輸送先各々に配送する荷物の重量に基づき、前記区間各々を走行している時の前記車両の積載量を特定し、
    前記区間各々を走行している時の前記車両の積載量に基づき、前記区間各々を走行している時の前記車両の電費[km/kWh]を算出し、
    前記拠点を出発する時の車両のSOCと前記区間各々を走行している時の前記車両の電費[km/kWh]とに基づき、前記区間各々を走行している間は前記区間各々を走行している時の前記車両の電費[km/kWh]で示される速さで電力が消費される前提で、前記区間各々を走行している時の前記車両のSOCの推移を予測し、
    前記判定手段は、
    前記輸送計画に基づき前記拠点から前記終了地点まで移動した場合の前記車両のSOCの推移の予測結果においてSOCが前記基準値を下回る箇所が存在する場合、所定条件を満たすか判定し、
    前記所定条件は、
    前記拠点を出発する時の前記車両のSOCが100%でない、かつ、
    作業員の出社時刻と前記拠点を出発する時刻との間の時間が閾値以上である、かつ、
    前記作業員の出社時刻と前記拠点を出発する時刻との間に充電設備の予約の空きがある、であるプログラム。
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