JP7737297B2 - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
- Publication number
- JP7737297B2 JP7737297B2 JP2021193269A JP2021193269A JP7737297B2 JP 7737297 B2 JP7737297 B2 JP 7737297B2 JP 2021193269 A JP2021193269 A JP 2021193269A JP 2021193269 A JP2021193269 A JP 2021193269A JP 7737297 B2 JP7737297 B2 JP 7737297B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toner
- value
- double
- information
- sided
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Description
画像形成装置では、現像装置に、たとえば、トナーとキャリアからなる2成分現像剤を一定量供給し、トナーを感光体ドラムの表面に付着させて、帯電した感光体ドラムの表面に形成された静電潜像を現像することで、静電潜像に対応したトナー像が形成される。
現像装置内のトナー濃度を適切に維持し、適切な濃度のトナー像を形成するために、現像装置内のトナーの濃度を常に検知するトナー濃度センサが、現像装置の現像槽内に設けられる。
しかし、トナー濃度センサから出力される信号値は、現像装置や感光体ドラムの温度変化や、2成分現像剤の流動性の変化等によって、変動する場合があった。
特に、印刷用紙の両面に画像形成装置を印刷する両面印刷において、大量に連続して両面印刷を行う場合は、このトナー濃度センサの出力値の変化の影響を受けて、徐々に印刷濃度が低下するという問題があった。
そこで、印刷画像の濃度を適切に維持するために、次のような対策が提案されている。
しかし、現像装置に、トナー濃度センサに加えて、温度センサを備える必要があるため、現像装置の構成が複雑になり、温度センサを追加することにより製品コストが高くなるという問題があった。
現像剤の温度が上昇するとその熱ストレスによって、現像剤の流動性が低下し、トナー濃度センサの検知範囲内に占めるキャリア密度が小さくなり、トナー濃度センサの出力値である透磁率が下がる。
また、トナー濃度センサの出力値が、所定の基準値(濃度判定基準値)よりも大きくなると、トナー濃度が低いと判断されて、現像装置へのトナーの補給が開始される。
トナーの補給が停止されると現像装置内のトナー濃度が低下し、両面印刷される用紙についての印刷濃度が低下して印刷画像が適切な濃さで印刷されない場合があった。
図1に、この発明の画像形成装置の一実施例の構成ブロック図を示す。
画像形成装置(以下、MFP:Multifunction Peripheral、複合機とも呼ぶ)1は、画像データを処理する装置であり、たとえば、複写(コピー)機能、印刷機能、原稿読取(スキャン)機能、原稿編集機能、原稿保存機能、原稿送信(ファックス、FAX)機能、通信機能などを備えた電子機器である。
以下の実施例では、この発明の画像形成装置1は、特に、印刷機能を備えるものとして説明するが、これ以外の機能を備えてもよい。
ここで、画像処理部14は、主に、画像入力部14a、画像形成部14b、画像出力部14cから構成される。
CPUは、ROM等に予め格納された制御プログラムに基づいて、各種ハードウェアを有機的に動作させて、この発明の画像形成機能、濃度判定機能などを実行する。
また、制御部11が、所定のステップを順次実行することによって、この発明のトナー濃度制御方法が実現される。
ユーザーが操作するキーとしては、動作開始キー、機能選択キー、設定キーなどがある。
ユーザーは、たとえば、タッチパネルへの接触操作や、印刷や読取などの機能の開始キーを入力する操作をすることによって、印刷機能や、原稿読取機能や、機能設定項目の設定機能などを実行させる。
表示部13としては、たとえば、LCD、有機ELディスプレイなどが用いられ、操作部12としてタッチパネルが用いられる場合は、表示部13とタッチパネルとが重ね合わせて配置される。
表示部13には、たとえば、画像形成装置の印刷等に利用する設定項目の設定や、印刷機能や原稿読取機能等を実行するのに必要な情報や、選択した機能の操作画面などが、文字、記号、図形、画像、アイコン、アニメーション、動画等を用いて、表示される。
特に、この発明では、トナーカートリッジのトナーが空になっていると判断された場合には、トナーカートリッジの交換を要求することを示す警告画面を、表示部13に表示させる。
主として、画像入力部14aは、所定の画像データを入力する部分であり、画像形成部14bは、入力された画像データを印刷等することのできる情報に変換する部分であり、画像出力部14cは、形成された印刷情報等を印刷用紙等に出力する部分である。
画像入力部14aとしては、情報が記載された原稿を読み取るスキャナ(読取装置)を用いる。
画像形成装置1は、原稿を読み取るために、原稿が載置される原稿載置台(原稿台)と、原稿を抑える原稿カバーとを備える。
自動原稿送り装置は、大量の原稿を連続して読み取り、連続印刷を行う場合に利用されるが、画像等が記載された原稿を1枚ずつ順次スキャナで読み取り、各原稿の入力画像データが、記憶部50に記憶される。
たとえば、USBメモリなどの外部の記憶媒体を接続するインタフェースが、画像入力部14aに該当する。
入力したい画像情報などの電子データファイルを、USBメモリなどの外部の記憶媒体に保存しておき、USBメモリ等をUSB端子などの入力インタフェースに接続し、操作部12で所定の入力操作を行うことによって、USBメモリ等に保存された所望の電子データファイルを読み出して、記憶部50に、入力画像データとして記憶してもよい。
画像形成装置には、静電潜像の現像を行う現像装置が備えられ、現像装置には、トナーとキャリアからなる2成分現像剤が収容され、トナーカートリッジに収容されているトナーが、現像装置に補給される。
また、現像装置に収容されているトナーの濃度を測定するために、トナー濃度センサが、現像装置に設けられる。
感光体ドラムの表面に形成されたトナー像は転写装置によって記録媒体上に転写され、その後、定着装置によって加熱されることにより記録媒体上に定着させられる。
また、画像形成部14bは、入力画像データを転送や表示できる形態の情報に変換する。
ただし、入力画像データの出力は、印刷に限るものではなく、スキャンされた原稿の入力画像データの記憶、スキャンされた原稿の入力画像データのFAX送信なども含まれる。
たとえば、読み取られた原稿の入力画像データをUSBメモリなどの外部の記憶媒体へ記憶すること、インターネットなどのネットワークを介して他の画像形成装置やサーバへ入力画像データを送信すること、特定の保存フォルダに分類保存することも、画像出力に相当する。
トナー濃度センサ15としては、たとえば、透磁率センサが用いられる。
トナー濃度センサ15は、現像装置のうち、2成分現像剤を収容、攪拌および搬送する現像容器(現像槽)の底面あるいは側面の部分に配置される。
透磁率センサは、現像装置に収容されている2成分現像剤のうち、透磁率センサに接触した2成分現像剤の透磁率を検出し、透磁率に対応した信号を出力する。
この透磁率に対応した信号が、現像装置に収容されているトナーの濃度に対応した信号に相当する。
逆に、収容された現像剤のトナー濃度が低い場合、透磁率センサの出力値は、高い数値を示す。
トナーカートリッジのトナー排出口と、現像装置のトナー取入口とが係合されており、トナーカートリッジ内のトナー搬送経路に設けられたスクリューを回転させることにより、所定量のトナーが、トナー排出口から排出され、現像装置に補給される。
濃度判定基準値TH0は、取得されたトナー濃度値TDと比較して、トナーカートリッジに収容されているトナーを現像装置に補給するか否かを判定する基準となる情報である。
そこで、この発明では、両面印刷を行う場合に、トナー濃度値TDと比較する数値である濃度判定基準値TH0を、所定の条件に基づいて補正することを特徴とする。
濃度判定基準値TH0を補正することにより、両面印刷の印刷枚数や印字率等を考慮して、現像装置等の温度変化があっても、正常に、トナー濃度を判定し、現像装置内のトナー濃度を所定範囲内に維持するよう制御する。
一般的に、両面印刷を行う場合、画像形成装置のユーザーは、操作部12を利用して、「両面印刷」を行うことを意味する設定入力をする。
この「両面印刷」を行うことを意味する設定入力がされた場合、印刷用紙が1枚ずつ搬送されて両面印刷が行われるが、たとえば、実際に両面印刷が行われる1枚の印刷用紙が搬送される前に、印刷用紙の枚数をカウントする情報(両面印刷枚数)に、1を加算する。
両面印刷数測定部21によって数えられた両面印刷を行う印刷用紙の枚数は、両面印刷枚数RNとして、記憶部50に記憶されるものとする。
両面印刷履歴情報は、両面印刷をするときに得られる情報であり、両面印刷履歴情報には、両面印刷枚数RNの他に、両面印刷の割合などが含まれる。
複数枚の印刷用紙に連続して印刷をする場合において、たとえば、両面印刷と片面印刷とが混在するような場合、印刷総数NAのうち、両面印刷を行った印刷用紙の枚数RNの割合(RN/NA)が、両面印刷の割合である。
後述するように、濃度判定基準値を補正するための両面枚数条件や、リカバリー処理をするためのリカバリー条件などでは、両面印刷枚数RNを利用したものを示しているが、両面印刷枚数RNの代わりに、両面印刷の割合を利用してもよい。
すなわち、両面印刷の割合を利用して、濃度判定基準値を補正してもよく、リカバリー処理の有無を判断してもよい。
両面印刷枚数RN及び印刷総数NAは過去の所定の時間内での処理枚数としても良い。
トナー濃度センサ15の出力値は、2成分現像剤に含まれるトナーの濃度に対応した数値を示しているので、この出力値をデジタル変換した数値を、トナー濃度値TDとして取得し、記憶部50に記憶する。
現像装置に収容されている現像剤は、常に攪拌され、流動しているので、トナー濃度センサに接触するトナーの量が変化し、トナー濃度センサの出力値も変化する。
センサ出力振幅値とは、トナー濃度センサの出力値の最大値と最小値の差に相当する数値データであり、たとえば、トナー濃度センサの出力波形周期の最大値と最小値の差分を計算することで、センサ出力振幅値を求めることができる。
例えば振幅値は出力波形周期の1周期での最大値と最小値の差分を所定周期分で平均しても良いし、所定数の周期での最大値と最小値の差分としても良い。
取得したセンサ出力振幅値は、センサ出力振幅値情報(AM)53として、記憶部50に記憶されるものとする。
現像剤の流動性が低下した場合、2成分現像剤のうち、キャリア同士の反発が大きくなり、2成分現像剤が膨らんだ状態となる。
2成分現像剤が膨らんだ状態では、トナー濃度センサ近傍のキャリアの疎密変動が大きくなるので、トナー濃度センサの出力される信号の出力波形の振幅が大きくなる。
したがって、センサ出力振幅値の変化を検出すること(出力波形の振幅が大きくなること)によって、現像剤の流動性が低下していることが判断できるので、センサ出力振幅値は、濃度判定基準値TH0を補正するための情報として利用される。
また、センサ出力振幅値は、濃度判定基準値TH0を補正するための情報として利用することで、トナー濃度の制御の精度を、より向上させることができる。
上記したように、トナー濃度値取得部22によって取得されたトナー濃度値TDと、所定の濃度判定基準値TH0との比較によって、トナーカートリッジに収容されているトナーを現像装置に補給するか否かを判定する。
一方、トナー濃度値TDが、濃度判定基準値TH0以下となっている場合(TD≦TH0)、トナーを現像装置に補給しないものと判定し、トナーを現像装置に補給している状態で、トナー濃度値TDが、濃度判定基準値TH0以下となった場合には、そのトナーの補給を中止するものとする。
また、濃度判定基準値TH0が補正された場合は、その補正された濃度判定基準値TH0と、取得されたトナー濃度値TDとが比較される。
特に、この発明では、両面印刷が要求された場合に、両面印刷をすることで得られた両面印刷履歴情報と、記憶部50に予め記憶された基準値補正情報とを利用して、濃度判定基準値TH0を補正する。
濃度判定基準値TH0の補正に、現像装置や感光体ドラム等の温度情報は、利用しないので、現像装置等の温度を検出ための温度センサは備えなくてもよい。したがって、温度センサを備えないことで、製品コストを抑えることができる。
濃度判定基準値補正部25は、両面印刷が要求された場合に得られた両面印刷履歴情報が、基準値補正情報に設定された補正条件を満たした場合、その満たした補正条件に対応付けられた補正値によって濃度判定基準値TH0を補正する。
その後、取得されたトナー濃度値TDと、補正された濃度判定基準値TH0との比較によって、現像装置に収容されているトナーの濃度が制御される。
このように、連続して両面印刷を行う印刷用紙の枚数(両面印刷枚数RN)によって、トナーを補給するかしないかを判定する比較値である濃度判定基準値TH0を変化させることで、トナーの濃度の誤判定を抑制する。
濃度判定基準値TH0を小さくなるように変更することで、トナーを補給するかしないかを判定する比較値を低く設定し、トナー濃度が高いと判定する基準(トナーを補給することにする基準)を下げて、トナー濃度が高いという誤判定がされにくくする。
濃度判定基準値TH0を補正するいくつかの実施例の詳細については、後述する。
振幅比は、取得された現在のセンサ出力振幅値53と、所定の標準現像剤を利用して取得したセンサ出力振幅値である振幅比較値63との比とから算出される。
標準現像剤とは、たとえば、マシン出荷時に封入された初期状態の現像剤を意味する。
振幅比情報54(AMR)は、濃度判定基準値TH0を補正するための情報であるが、たとえば、後述する図5に示すような振幅比補正情報64を利用して、濃度判定基準値補正部25によって補正された濃度判定基準値TH0を、算出された振幅比情報AMRの大きさに対応させて補正する。
たとえば、現像剤の流動性が低下して、トナー濃度センサ近傍のキャリアの疎密変動が大きくなる場合には、センサ出力振幅値をそのまま利用するよりも、センサ出力振幅値に対応した振幅比を利用することが好ましい。
これは、標準現像剤で取得した基準振幅値と現在の出力振幅値との比較で得られる振幅比を利用したほうが、トナー濃度センサの個体差や現像槽のセンサ取付位置の個体差に基づくセンサ出力の個体差による影響を取り除いて、現像剤の疎密変動の変化を精度よく検出できるからである。
キャリアの疎密変動が大きくなるほど、振幅比は100%以上になるので、後述する図5に示すような振幅比条件を利用して、濃度判定基準値TH0を補正する。
センサ出力振幅値に対応した振幅比を、濃度判定基準値TH0を補正するための情報として利用することでも、トナー濃度の制御の精度を、より向上させることができる。
印刷原稿から読み取った画像データには、文字や画像等の情報が存在する部分と、何も記載されていない空白部分とがあるが、情報が存在する部分の印刷にトナーが使用されるので、トナーの使用量を判断する情報として、この読み取った画像データのうち、文字等の情報が存在する部分の割合(平均印字率)を算出する。
一般的に、ほとんどの情報が文字からなる原稿では、平均印字率PRは、1%から10%程度である。
平均印字率PRは、後述するように、リカバリー処理等で使用される。
たとえば、両面印刷が要求された場合に得られた両面印刷履歴情報と、算出された平均印字率とが、所定のリカバリー判定条件を満たすか否かを判定する。
また、リカバリー判定部28は、両面印刷履歴情報によって、所定枚数を超える両面印刷が連続して行われていると判断され、かつ、平均印字率が、所定の印字率よりも少ない場合に、リカバリー判定条件を満たすと判定する。
この場合、両面印刷履歴情報としては、両面印刷枚数RNが利用される。
リカバリー処理で行う印刷を、リカバリー印刷と呼ぶ。
リカバリー処理では、たとえば、所定枚数の印刷用紙全体に、各色情報を印刷するベタ吐き動作を実行するものとする。
トナーの流動性の低下は、現像装置に存在するトナーの入替が少ないため、現像装置や現像剤等の温度上昇を促進することになり、印刷される画像にガサツキ(印刷のかすれ)が発生しやすくなる。
そこで、画像のガサツキの防止と、トナー濃度の誤判定の抑制をするために、リカバリー処理を行い、現像装置に存在するトナーを強制的に消費させ、消費したトナーとほぼ同量の新しいトナーを補給させる。
あるいは、後述するように、両面印刷枚数RNと平均印字率PRの判定条件に加えて、振幅比算出部26によって算出された振幅比情報AMRが、所定の振幅比比較情報AMR0以上である場合に、リカバリー判定条件を満たすと判定してもよい。
判定条件の具体例については後述する。
リカバリー判定部28によって、リカバリー判定条件を満たすと判定された場合に、現像装置に滞留している2成分現像剤に含まれるトナーを新しいトナーに入れ替えるリカバリー処理を実行する。
たとえば、リカバリー印刷(ベタ吐き動作)を実行する。
リカバリー処理を実行することで、現像装置に存在するトナーが、新しいトナーに入れ替わるので、印刷画像のガサツキが抑制され、トナー濃度の誤判定も抑制される。
トナーカートリッジには、トナーを外部に排出させる機構を駆動するモータが備えられ、このモータの回転数(カートリッジ回転数)を計測することで、トナー残量に相当する情報が取得できる。
そこで、トナー残量に相当する情報として、トナーカートリッジからカートリッジ回転数を取得し、取得したカートリッジ回転数の累積数を利用して、トナーカートリッジのトナー残量を計算する。
計算されたトナー残量は、トナー残量情報TR56として、記憶部50に記憶される。
トナー残量情報TR56は、後述するトナー残量確認処理で利用される。
たとえば、両面印刷が要求された場合に得られた両面印刷履歴情報と、算出された平均印字率と、取得されたトナー残量情報とが、所定のトナー残量判定条件を満たすか否かを判定する。
その後、トナーカートリッジから現像装置にトナーを補給しても、トナー濃度値が増加しない場合には、たとえば、後述するトナー残量警告部32が、トナーカートリッジの交換を要求する警告を通知する。
現像装置内のトナーの量が減少すると、現像装置内のトナー濃度が低下するので、トナー濃度センサの出力値(トナー濃度値TD)が上昇する。
このトナー濃度値TDが所定値以上に上昇した場合に、トナーカートリッジ内のトナーが空であるか否かをチェックすればよい。
トナー残量判定部31の判定では、後述するように、上記した両面印刷枚数RNと、平均印字率PRと、トナー残量情報TRとが、予め設定された判定条件を満たすか否かで、判定を行なってもよい。
あるいは、これらの平均印字率PRの判定条件に加えて、振幅比情報AMRが、予め設定された判定条件を満たす場合に、トナー残量判定処理をすると判定してもよい。
判定条件の具体例については後述する。
たとえば、トナーカートリッジがほとんど空であるので、トナーカートリッジを交換することを要求するメッセージを表示部13に表示する。
あるいは、トナーカートリッジの交換要求を音声で通知したり、画像形成装置の管理担当者の携帯端末などに、トナーカートリッジの交換要求を意味するデータを送信したりしてもよい。
たとえば、変更されることのないプログラムや設定データなどの記憶には、ROMなどの書き換えることのできないメモリが利用される。
また、画像処理装置の各機能を実行するときに書き換えられる情報や、一時的に記憶される情報などの記憶には、読み出しおよび書き換えが可能なメモリであるRAMやHDDなどの記憶装置が利用できる。
ただし、連続して両面印刷が行われない場合でも、両面印刷と片面印刷とが混在して行われる場合には、両面印刷が行われるときに1を加算し、片面印刷が行われるときに1を減算して、両面印刷枚数を計数する。
図4に示すように、振幅比情報54をAMR、現在のセンサ出力振幅値であるセンサ出力振幅値情報(センサ振幅値)53をAM、標準現像剤を利用して取得したセンサ出力振幅値情報である振幅比較値63をAM0とした場合、振幅比情報54(AMR)は、AM/AM0によって算出される(AMR=AM/AM0)。
平均印字率55(PR)が高いと、1枚の原稿において、文字等の情報が記載されている部分が多く、その原稿を印刷する場合に、より多くのトナーを必要とする。
一方、平均印字率55(PR)が低い場合、1枚の原稿において、文字等の情報が記載されている部分が比較的少なく、その原稿を印刷する場合は、トナーの消費量は少なく、トナーの補給も少なく、トナーの流動性が低い。
たとえば、平均印字率55(PR)が、3%程度以下という非常に低い状態で、連続して両面印刷が行われる場合には、トナーの入替を行うために、リカバリー処理を行うことが好ましい。
トナーカートリッジに記憶媒体が備えられてあり、そこにトナー残量に相当する情報が記憶される場合には、トナー残量情報56(TR)は、トナーカートリッジの記憶媒体から読み出されて取得される。
図2に、濃度判定基準値61の実施例の説明図を示す。
図2では、濃度判定基準値61(TH0)の実施例として、128(CNT)を示している。たとえば、標準現像剤で取得した値を濃度判定基準値として登録し、上記取得時の出力電圧値をAD変換した値を用いる。
トナー濃度値TDが比較的高い値であれば、トナー濃度が低いことを示しているので、たとえば、トナー濃度値TDが、濃度判定基準値TH0よりも大きくなった場合には(TD>TH0)、現像装置内のトナーの濃度が低下していることを意味し、トナーが、トナーカートリッジから現像装置に補給される。
ただし、新しい現像剤が現像装置に装着された場合に、トナー濃度センサ15の出力値を測定し、この出力値から取得されたトナー濃度値TDを、濃度判定基準値61(TH0)の初期値として、記憶してもよい。
図12のステップS1において、新しい標準現像剤を装着したときに、トナー濃度センサ15の出力値を測定し、トナー濃度値取得部22が、この出力値からトナー濃度値TDを取得する。
ステップS2において、取得されたトナー濃度値TDを、濃度判定基準値61(TH0)の初期値として、記憶する。
このときに、判定基準値を取得して記録する動作を実施しないと印字動作を出来なくすることで、判定基準値の登録が完了しているかチェックする。
この発明では、濃度判定基準値61(TH0)は、両面印刷が連続して行われる場合に、後述するような所定の条件に基づいて補正される。
ただし、濃度判定基準値TH0が補正されても、濃度判定基準値TH0を初期値に戻すことができるように、濃度判定基準値TH0の初期値は、初期設定処理以外の処理で変更されることがないように、記憶部50に記憶しておくものとする。
図13のステップS11において、トナー濃度センサ15の出力値を測定し、トナー濃度値取得部22が、この出力値からトナー濃度値TDを取得する。
ステップS12において、濃度判定基準値TH0を、記憶部50から読み出す。
ここでは、濃度判定基準値TH0が初期値のまま補正されていない場合は、濃度判定基準値TH0の初期値が読み出される。
一方、後述する濃度判定基準値の補正処理で、濃度判定基準値TH0が補正されている場合は、補正後の濃度判定基準値TH0が読み出される。
ステップS14において、取得したトナー濃度が、所定の基準値よりも低い場合、すなわち、トナー濃度値TDが、濃度判定基準値TH0よりも大きい場合(TD>TH0)、ステップS15に進み、そうでない場合は、ステップS11に戻る。
ステップS15において、トナーを、トナーカートリッジから現像装置に補給する。
以後、ステップS11に戻り、上記した処理が繰り返される。
図13に示したトナー補給処理は、後述する印刷処理とは独立したタスクとして実行されるものとする。
図3に、画像形成装置の記憶部に記憶される情報(基準値補正情報62)の一実施例の説明図を示す。
ここでは、両面印刷枚数RNを利用して濃度判定基準値TH0を補正する場合の情報を示している。
たとえば、両面印刷枚数RNが、0以上で、所定値N1よりも少ない場合に、基準補正値KHとして、H00が設定されることを意味する。
また、両面印刷枚数RNが、所定値N1以上で、所定値N2よりも少ない場合に、基準補正値KHとして、H01が設定されることを意味する。
たとえば、両面印刷枚数RNが、0以上で、300枚よりも少ない場合に、基準補正値KHとして、0が設定されることを意味する。
基準補正値KHが0の場合、濃度判定基準値TH0は補正しないことを意味するものとする。
この基準補正値KHが採用される場合、濃度判定基準値TH0の初期値から10%減少させた数値が、濃度判定基準値TH0に設定されることを意味する。
この基準補正値KHが採用される場合、濃度判定基準値TH0の初期値から20%減少させた数値が、濃度判定基準値TH0に設定されることを意味する。
さらに、両面印刷枚数RNが、750枚以上で、950枚よりも少ない場合は、基準補正値KHとして、濃度判定基準値TH0を30%減少させることが設定されているので、濃度判定基準値TH0の初期値から30%減少させた数値が、濃度判定基準値TH0に設定されることを意味する。
この補正により、トナーを補給するトナー濃度の基準値を下げることによって、実際にはトナー濃度が補給の基準を超えるほどトナーが減少しているのに、トナー濃度が補給の基準に達していないと判断されることを防止し、両面印刷が連続して行われる場合に、起こりうるトナー濃度の誤判定を抑制することができる。
振幅比較値AM0は、上記したように、振幅比情報54(AMR)を算出するときに利用される。
図5に、画像形成装置の記憶部に記憶される情報(振幅比補正情報64)の一実施例の説明図を示す。
たとえば、振幅比情報AMRが、0以上で、所定値N1以下の場合に、基準補正値KH2として、H10が設定されることを意味する。
また、振幅比情報AMRが、所定値N1よりも大きく、所定値N2以下の場合に、基準補正値KH2として、H11が設定されることを意味する。
すなわち、両面印刷枚数RNに対応する基準補正値KHに基づいて補正された濃度判定基準値TH0(参照補正値)を、センサ振幅値から求めた振幅比情報AMRを利用して、さらに補正する。
振幅比条件と基準補正値KHの具体例の数値は固定値でもよいが、画像形成装置の管理担当者が、必要に応じて、変更できるようにしてもよい。
基準補正値KHが0の場合、濃度判定基準値TH0は補正しないことを意味し、参照補正値も補正しないことを意味するものとする。
100%の補正値とは、参照補正値の100%の数値を、濃度判定基準値TH0に設定することを意味する。
この場合、参照補正値の数値が、そのまま濃度判定基準値TH0として採用され、参照補正値の補正は行われない。
85%から95%の間の補正値とは、参照補正値の85%から95%の間の数値を、濃度判定基準値TH0に設定することを意味する。
85%から95%の間という範囲を設けるのは、現像剤の種類によって流動性低下の割合が異なるためである。
振幅比情報AMRの実際の数値に対応させて、85%から95%の間の数値が、参照補正値の補正値として選択される。
この場合、参照補正値の数値が、振幅比情報AMRによって補正され、濃度判定基準値TH0がさらに補正される。
75%から84%の間の補正値とは、参照補正値の75%から84%の間の数値を、濃度判定基準値TH0に設定することを意味し、振幅比情報AMRの実際の数値に対応させて、75%から84%の間の数値が、参照補正値の補正値として選択される。
この場合も、参照補正値の数値が、振幅比情報AMRによって補正され、濃度判定基準値TH0がさらに補正される。
トナー濃度センサの出力値は、設置されているマシン環境や現像剤ライフ等によって流動性が若干変動するために、ばらつくことがあるので、出力値のバラツキを考慮して、N1の数値として、たとえば、95%を採用してもよい。
N1の数値として、95%を採用するのは、上記センサ出力のばらつきを考慮してであるが、100%以外の数値を設定するのが好ましく、90%から100%程度の値を、N1に設定してもよい。
リカバリー判定情報65には、たとえは、両面枚数比較情報RN0と、印字率比較情報PR0と、振幅比比較情報AMR0が含まれる。
図6と、図7と、図8に、画像形成装置の記憶部に記憶される情報(リカバリー判定情報65)の一実施例の説明図を示す。
なお、図6から図8に示したリカバリー判定情報65の数値は、一実施例であり、これらの数値に限定されるものではない。
リカバリー判定情報65の数値は固定値でもよいが、画像形成装置の管理担当者が、必要に応じて、変更できるようにしてもよい。
図6では、振幅比比較情報AMR0の具体例として、150%を示している。
この場合、振幅比情報AMRが、振幅比比較情報AMR0である150%よりも大きい場合に、リカバリー処理をしたほうがよいことを意味する。
後述する図17と図18に示すリカバリー処理のフローチャートでは、振幅比情報AMRを利用しないものと利用するものを示す。
振幅比情報AMRを利用してリカバリー処理の有無を判断する場合は、実際に現像剤の流動性低下を検出しリカバリー動作の必要可否を正確に判断できるので、リカバリー処理を抑制することができ、リカバリー印刷(ベタ吐き)で使用されるトナーが無駄に消費されないようにすることができる。
図7に、リカバリー判定情報65のうち、両面枚数比較情報RN0の一実施例の説明図を示す。
図7の両面枚数比較情報RN0には、画像形成装置の機種性能(MFP機種性能)に対応した両面枚数比較値RNHと、リカバリー判定条件を示している。
測定された両面印刷枚数RNが、リカバリー判定条件を満たす場合に、リカバリー処理が必要であると判断される。
ただし、実際にリカバリー処理を実行するか否かの判定は、リカバリー判定条件に加えて、後述する印字率比較情報PR0の印字率比較条件と、振幅比比較情報AMR0も考慮して行うものとする。
たとえば、「30枚以下の機種」は、1分あたりの印刷枚数が、30枚以下であることを意味する。
また、「30≦機種枚数≦44」は、1分あたりの印刷枚数が、30枚以上で44枚以下の機種であることを意味する。
これは、画像形成装置の機種性能が「30枚以下の機種」の場合、両面印刷枚数RNが250を超える両面印刷が行われた場合に、リカバリー処理をすべきであることを意味する。
同様に、画像形成装置の機種性能が「45≦機種枚数≦59」の場合、リカバリー判定条件として、RN>1000が設定されているので、両面印刷枚数RNが1000を超える両面印刷が行われた場合に、リカバリー処理をすべきであることを意味する。
図8に、リカバリー判定情報65のうち、印字率比較情報PR0の一実施例の説明図を示す。
図8の印字率比較情報PR0には、印字率比較条件と、リカバリー印刷枚数を示している。
変数Tは、リカバリー処理を行う場合の印刷用紙の枚数(基準枚数)であり、予め記憶部50に記憶される。
また、図8には、基準枚数Tに3が設定されている場合のリカバリー印刷枚数の具体例の数値も示している。
たとえば、読み取られた原稿の平均印字率PRが1%未満である場合、リカバリー印刷枚数は、T+2である。
これは、読み取られた原稿の平均印字率PRが1%未満である場合に、リカバリー処理を行うときは、T+2枚の印刷用紙に、リカバリー印刷(ベタ吐き)が行われることを意味する。
基準枚数Tが3の場合は、5枚の印刷用紙に、リカバリー印刷(ベタ吐き)が行われる
さらに、読み取られた原稿の平均印字率PRが3%以上である場合、リカバリー印刷枚数は、ゼロであり、この場合は、リカバリー処理を行わないことを意味する。
このように、平均印字率PRが少ないほどリカバリー処理を行う印刷枚数を多くしているのは、平均印字率PRがより少ない両面印刷が連続して行われる場合に、現像装置内の現像剤の流動性が低下することに起因するトナー濃度の誤判定が行われる可能性が高くなるためである。
リカバリー処理を行う印刷枚数を多くすることにより、現像装置内のトナーの入替を行い、現像装置内の現像剤の流動性を向上させることで、その後の両面印刷を行うときに、トナー濃度の誤判定が行われることを抑制することができる。
トナー残量判定情報66には、たとえは、両面枚数比較情報RN1と、印字率比較情報PR1と、振幅比比較情報AMR1と、トナー残量比較情報TR1が含まれる。
図9には、印字率比較情報PR1と、振幅比比較情報AMR1と、トナー残量比較情報TR1の具体例の数値も示している。
なお、図9と図10に示したトナー残量判定情報66の数値は、一実施例であり、これらの数値に限定されるものではない。
トナー残量判定情報66の数値は固定値でもよいが、画像形成装置の管理担当者が、必要に応じて、変更できるようにしてもよい。
図10に、トナー残量判定情報66のうち、両面枚数比較情報RN1の一実施例の説明図を示す。
図10の両面枚数比較情報RN1には、画像形成装置の機種性能(MFP機種性能)に対応した両面枚数比較値RNHと、トナー残量判定条件を示している。
測定された両面印刷枚数RNが、トナー残量判定条件を満たす場合に、トナー残量判定処理が必要であると判断される。
ただし、実際にトナー残量判定処理を実行するか否かの判定は、トナー残量判定条件に加えて、印字率比較情報PR1と、振幅比比較情報AMR1と、トナー残量比較情報TR1も考慮して行うものとする。
また、図10の両面枚数比較値RNHも、図7に示した数値と同様であり、図10のトナー残量判定条件は、図7のリカバリー判定条件と同じ数値条件を示している。
ただし、図10の両面枚数比較値RNHとトナー残量判定条件としては、図7と異なる情報を設定してもよい。
図9では、印字率比較情報PR1の具体例として、2.5%を示している。
この場合、平均印字率PRが、印字率比較情報PR1である2.5%よりも小さい場合に、トナー残量判定処理をしたほうがよいと判断される。
図9では、トナー残量比較情報TR1の具体例として、1.0%を示している。
この場合、トナー残量情報TRが、トナー残量比較情報TR1である1.0%よりも小さい場合に、トナー残量判定処理をしたほうがよいと判断される。
図9では、振幅比比較情報AMR1の具体例として、120%を示している。
この場合、振幅比情報AMRが、振幅比比較情報AMR1である120%以上の場合に、トナー残量判定処理をしたほうがよいと判断される。
振幅比情報AMRを利用してトナー残量判定処理の有無を判断する場合は、実際に現像剤の流動性低下を検出し、トナー濃度センサ出力の誤検知を確認できるので、トナー残量判定処理の実行の必要可否を精度よく判断することができる。
たとえば、振幅比情報AMRが、振幅比比較情報AMR1よりも小さい場合には、トナー残量判定処理を行わないので、後述する図21に示すトナー残量判定処理でのトナー補給処理で消費されるはずのトナーを節約できる。
ここでは、画像形成装置の印刷処理であって、濃度判定基準値TH0の補正処理を含む印刷処理の実施例を説明する。
印刷処理は、主として、印刷ジョブが入力されて、印刷指示入力がされた場合に、現在設定されている印刷設定項目の設定内容にしたがって、実行されるが、以下の実施例では、印刷設定項目のうち、両面印刷をする設定がされた場合の印刷処理について説明する。
画像形成装置の電源が切断された場合、印刷処理は実行されないので、現像装置や現像剤の温度が上昇することはない。
電源の切断後、所定時間(たとえば、6時間以上)が経過した場合、その後に、画像形成装置の電源が投入され、印刷処理を開始する場合には、現像剤の熱履歴が解消されて流動性が回復しているので、連続した両面印刷をする場合に発生する可能性のあるトナー濃度の誤判定が起こらないと考えられる。
電源が切断された後、所定時間以上が経過して、画像形成装置の電源が投入された場合には、濃度判定基準値TH0を、補正されていない所定の初期値に戻す。
すなわち、電源切断経過時間が所定時間以上となっている電源の投入直後は、補正されていない濃度判定基準値TH0を利用して、トナー濃度の判定を行うものとする。
図14では、電源切断経過時間と比較する所定時間を、6時間とするが、この時間に限定するものではなく、画像形成装置の管理担当者が設定変更できるようにしてもよい。
ユーザーが、電源スイッチを操作して、画像形成装置の電源を投入する。
これにより、画像形成装置の機能を実行するのに必要なハードとソフトが起動される。
ステップS23において、電源切断経過時間が、6時間以上であるは否かをチェックし、電源切断経過時間が6時間以上の場合、ステップS24に進み、そうでない場合は、ステップS25に進む。
ここで、濃度判定や、濃度判定基準値の補正に関係する情報を、初期化してもよい。
たとえば、両面印刷枚数RNを、ゼロに初期化する。
また、画像形成装置が起動したので、電源切断経過時間をゼロに初期化してもよい。
たとえば、ユーザーが、印刷しようとする原稿を原稿台に載置して、原稿サイズの指定、印刷枚数の指定、両面または片面の指定、印刷用紙の指定、縮小率の指定など、印刷設定項目の設定内容を設定入力した後、印刷開始の入力操作をする。
ステップS26において、上記のような印刷ジョブ情報が入力された場合に、ステップS27に進む。
印刷ジョブ情報が入力されない場合は、ステップS22に戻るか、あるいは、ステップS25に戻ってもよい。
ステップS28において、両面印刷が設定されている場合は、ステップS29に進み、そうでない場合は、ステップS31に進む。
ステップS29において、両面印刷枚数RNに1を加算する(RN=RN+1)。
この補正処理では、たとえば、後述する図15に示すように、両面印刷枚数RNを利用して、濃度判定基準値TH0を補正する。
濃度判定基準値TH0の補正処理の実施例については、後述する図15と図16を用いて説明する。
両面印刷が設定されている場合は、印刷用紙の両面に印刷が行われ、片面印刷が設定されている場合は、印刷用紙の一方の面のみに印刷が行われる。
ステップS32において、印刷すべき次の原稿(ページ)がある場合は、ステップS27に戻り、ステップS27からステップS31の処理を行って、次の原稿についての印刷を行う。
ステップS32において、印刷すべき次の原稿(ページ)がない場合は、ステップS22に戻る。
このように、濃度判定基準値TH0を補正することによって、温度センサを備えなくても、トナー濃度の変化を正常に判定し、現像装置に補給されるトナーの濃度を精度良く制御することができる。
この濃度判定基準値の補正処理は、上記した図14のステップS30で実行される処理である。
ここでは、両面印刷枚数RNを取得し、上記した図3に示すような基準値補正情報HS1を利用して、濃度判定基準値TH0を補正する。
図15のステップS41において、記憶部50に記憶されている両面印刷枚数RNを取得する。
ステップS42において、記憶部50に記憶されている基準値補正情報HS1を読み出す。
すなわち、基準値補正情報HS1において、取得した両面印刷枚数RNが属する両面枚数条件に対応付けられた基準補正値KHを取得する。
たとえば、図3の基準値補正情報HS1を利用する場合、取得した両面印刷枚数RNが580枚であったとすると、基準補正値KHとして、「20%減少」を取得する。
これは、上記したように、濃度判定基準値TH0の初期値から20%減少させた数値を、濃度判定基準値TH0に設定することを意味する。
たとえば、基準補正値KHとして「20%減少」が取得された場合は、濃度判定基準値TH0が、濃度判定基準値TH0の初期値から20%減少させた数値に変更される。
ただし、基準補正値KHとして「0」が取得された場合は、濃度判定基準値TH0は、変更されない。
濃度判定基準値TH0が補正された後、図14のフローに戻り、ステップS31に進む。
トナー濃度としては、濃度判定基準値TH0を所定の固定値とし補正をしなかった場合(両面印刷補正無し)の数値と、この発明のように、両面印刷枚数RNに対応させて濃度判定基準値TH0を補正した場合(両面印刷補正有り)の数値とを示している。
たとえば、両面印刷枚数RNが500枚の場合の印刷画像のトナー濃度は、両面印刷を連続して行ったときの500枚目の印刷用紙に印刷された画像のトナー濃度に相当する。
現像剤のトナー濃度は、どちらの場合も良好な数値を示している。
すなわち、「両面印刷補正無し」の場合は、連続して300枚の両面印刷をしたことで、正常なトナーの補給がされなかった可能性があり、両面印刷をしなかった場合よりも、印刷画像の画質が薄くなっていることを意味する。
すなわち、「両面印刷補正有り」の場合は、連続して300枚の両面印刷をした場合でも、適切なトナーの補給がされたことで、印刷画像の画質は薄くならず、両面印刷をしなかった場合と同様に、300枚目の印刷用紙においても、良好な画質が維持されていることを意味する。
すなわち、連続して大量の両面印刷をした場合、いずれの場合も、両面印刷をしなかった場合よりも、印刷画像の画質がかなり薄くなっていることを意味する。
この程度まで印刷画像のトナー濃度が減少して、印刷画像の画質が薄くなっている場合は、両面印刷を実行したユーザーによって、画質の悪さ(薄さ)が指摘される場合があると考えられる。
したがって、この発明においては、両面印刷枚数に対応させて濃度判定基準値TH0を補正することによって、トナー濃度の誤判定がほとんど起こらないようにすることができ、トナー濃度を精度良く制御することができる。
一方、「両面印刷補正有り」の場合は、連続して大量の両面印刷をした場合でも、印刷用紙へのトナーの付着量に相当する数値(ID)として、両面印刷をしなかった場合とほぼ同様の数値が測定されるので、良好な印刷画質が維持され、トナー濃度を精度良く制御できることがわかる。
この濃度判定基準値の補正処理は、上記した図14のステップS30で実行される処理である。
ここでは、両面印刷枚数RNと、センサ振幅取得値情報AMを取得し、上記した図3に示すような基準値補正情報HS1と、図5に示すような振幅比補正情報HS2を利用して、濃度判定基準値TH0を補正する。
図16のステップS51において、記憶部50に記憶されている両面印刷枚数RNを取得する。
ステップS52において、記憶部50に記憶されている基準値補正情報HS1を読み出す。
すなわち、図15のステップS43と同様に、基準値補正情報HS1において、取得した両面印刷枚数RNが属する両面枚数条件に対応付けられた基準補正値KHを取得する。
両面枚数に基づく参照補正値は、図15のステップS44で得られた補正後の濃度判定基準値TH0に相当する。
すなわち、図15のステップS44と同様に、取得した基準補正値KHを利用して、濃度判定基準値TH0を補正し、この補正後の濃度判定基準値TH0を、両面枚数に基づく参照補正値とする。
ただし、基準補正値KHとして「0」が取得された場合は、両面枚数に基づく参照補正値には、濃度判定基準値TH0の初期値が設定される。
ステップS56において、センサ出力振幅値情報AMと、振幅比較値AM0を利用して、振幅比情報AMRを算出する(AMR=AM/AM0)。
たとえば、図5に示すような振幅比補正情報HS2を読み出せばよい。
このフローチャートでは、振幅比補正情報HS2のN1の数値として、100%を採用している。
ステップS58、S59、S60では、振幅比補正情報HS2の振幅比条件に基づいて、振幅比情報AMRの比較を行っている。
ただし、両面枚数に基づく参照補正値において、濃度判定基準値TH0の補正がされている場合は、その補正後の濃度判定基準値TH0(参照補正値)が、採用される。
その後処理を終了し、図14のフローに戻り、ステップS31に進む。
100<AMR≦120に対応する基準補正値KH2が100%である場合は、両面枚数に基づく参照補正値の100%の数値を利用して、濃度判定基準値TH0を補正する。
すなわち、両面枚数に基づく参照補正値をそのまま、濃度判定基準値TH0として採用する。
濃度判定基準値TH0が補正された後、図14のフローに戻り、ステップS31に進む。
120<AMR≦150に対応する基準補正値KH2が85-95%である場合は、両面枚数に基づく参照補正値の85-95の数値を利用して、濃度判定基準値TH0を補正する。
すなわち、両面枚数に基づく参照補正値の85-95%の間の数値を、濃度判定基準値TH0として採用する。
濃度判定基準値TH0が補正された後、図14のフローに戻り、ステップS31に進む。
150<AMRに対応する基準補正値KH2が75-84%である場合は、両面枚数に基づく参照補正値の75-84%の数値を利用して、濃度判定基準値TH0を補正する。
すなわち、両面枚数に基づく参照補正値の75-84%の間の数値を、濃度判定基準値TH0として採用する。
濃度判定基準値TH0が補正された後、図14のフローに戻り、ステップS31に進む。
以下に、リカバリー処理について、2つの実施例を示す。
リカバリー処理としては、どちらの処理を利用してもよい。
ただし、現像剤の振幅値で判断するほうが流動性低下を正しく検知できるため、図18に示す実施例2の処理を実行することが好ましい。
リカバリー処理は、図14の印刷処理とは異なるタスクとして実行され、リカバリー印刷処理(ベタ吐き印刷)を実行する場合は、印刷処理は中断される。
図17のステップS71において、記憶部50に記憶されている両面印刷枚数RNを取得する。
ステップS72において、記憶部50に記憶されているリカバリー判定情報65の両面枚数比較情報RN0を読み出す。
たとえば、図7に示すような両面枚数比較情報RN0を読み出す。
ステップS74において、リカバリー判定条件を満たす場合は、ステップS75に進み、満たさない場合は、処理を終了する。
一方、RN≦250の場合は、リカバリー判定条件を満たさないので、リカバリー処理を行わず、処理を終了する。
他の画像形成装置の機種性能についても、同様に、リカバリー判定条件を満たすか否かのチェックをする。
ステップS76において、記憶部50に記憶されているリカバリー判定情報65の印字率比較情報PR0を読み出す。
たとえば、図8に示すような印字率比較情報PR0を読み出す。
リカバリー処理をする場合には、リカバリー印刷枚数に相当する枚数のリカバリー印刷処理(ベタ吐き印刷)を実行する。
ステップS77、S78、S79では、印字率比較情報PR0の印字率比較条件に基づいて、平均印字率PRの比較を行っている。
ステップS81において、リカバリー印刷枚数が基準値T+1枚(たとえば、図8では4枚)のリカバリー印刷処理(ベタ吐き印刷)を実行し、ステップS83に進む。
ステップS82において、リカバリー印刷枚数が基準値T枚(たとえば、図8では3枚)のリカバリー印刷処理(ベタ吐き印刷)を実行し、ステップS83に進む。
ここでは、両面印刷枚数RNを取得し、平均印字率PRを算出し、振幅比情報AMRを算出して、上記した図6、図7、図8に示すようなリカバリー判定情報65を利用して、リカバリー処理(トナー入替処理)をするか否かを判定し、リカバリー処理が必要な場合は、所定のリカバリー印刷処理(ベタ吐き印刷)を実行する処理について説明する。
図18のリカバリー処理は、振幅比情報AMRを利用する点が、図17と異なる。
図17と同じ処理をするステップには、図17と同じステップ番号を付与している。
まず、図18のステップS71からステップS74は、図17と同じ処理をする。
すなわち、両面印刷枚数RNを取得し、両面枚数比較情報RN0を読み出し、両面枚数比較情報RN0を利用して、両面印刷枚数RNが、両面枚数比較情報RN0のリカバリー判定条件を満たすか否かをチェックする。
ステップS74において、リカバリー判定条件を満たす場合は、ステップS88に進み、満たさない場合は、リカバリー処理を行わずに、処理を終了する。
たとえば、図6に示すように、リカバリー判定情報65の振幅比比較情報AMR0が150%である場合において、AMR≧150の場合は、ステップS75に進み、そうでない場合は、処理を終了する。
図示していないが、ステップS88のチェックを行う前に、上記したステップS55と同様に、センサ出力振幅値情報AMを取得し、ステップS56と同様に、センサ出力振幅値情報AMと振幅比較値AM0を利用して、振幅比情報AMRを算出する処理を行う(AMR=AM/AM0)。
すなわち、印字率比較条件を利用して、リカバリー処理をするか否かを判定し、リカバリー処理をする場合には、リカバリー印刷枚数に相当する枚数のリカバリー印刷処理(ベタ吐き印刷)を実行する。
以下に、トナー残量確認処理について、2つの実施例を示す。
トナー残量確認処理としては、どちらの処理を利用してもよい。
ただし、現像剤の振幅値で判断するほうが流動性低下を正しく検知でき、トナー濃度センサの誤検知を正確に判断できるため、図20に示す実施例2の処理を実行することが好ましい。
また、トナー残量判定処理が必要な場合は、トナー残量判定処理において、トナーの補給を試行し、トナー濃度が増加傾向にならない場合は、印刷を中断し、トナーカートリッジのトナーがほとんど空になったことを示す警告を通知する。
トナー残量確認処理は、画像形成装置が起動されたときなど、定期的に実行してもよく、あるいは、所定の時間が経過するごとに自動的に実行してもよく、ユーザーの所定の入力操作により実行してもよい。
また、図21に、トナー残量判定処理の一実施例のフローチャートを示す。
トナー残量判定処理は、トナー残量確認処理のステップS109で行われる処理である。
ステップS102において、記憶部50に記憶されているトナー残量判定情報66の両面枚数比較情報RN1を読み出す。
たとえば、図10に示すような両面枚数比較情報RN1を読み出す。
図10の両面枚数比較情報RN1の設定内容は、図7の両面枚数比較情報RN0の設定内容と同じ内容を示しているが、異なる設定内容であってもよい。
ステップS104において、トナー残量判定条件を満たす場合は、ステップS105に進み、満たさない場合は、ステップS110に進む。
一方、RN≦250の場合は、トナー残量判定条件を満たさないので、トナー残量判定処理を行わずに、ステップS110に進む。
他の画像形成装置の機種性能についても、同様に、トナー残量判定条件を満たすか否かのチェックをする。
トナー残量に相当する情報が、トナーカートリッジに記憶されている場合は、その記憶情報を読み出して、トナー残量情報TRを取得する。
たとえば、トナー残量比較情報TR1が、図9に示すように、1.0%であった場合、
取得したトナー残量情報TRが、1.0%よりも小さいか否かが判断され、TR<1.0の場合、ステップS107に進む。
一方、TR≧1.0の場合は、トナーカートリッジのトナーはそれほど減少していないと考えられるので、トナー残量判定処理を行わずに、ステップS110に進む。
ステップS108において、記憶部50に記憶されているトナー残量判定情報66の印字率比較情報PR1を読み出して、平均印字率PRと印字率比較情報PR1を比較する。
たとえば、図9に示すような印字率比較情報PR1(=2.5%)を読み出す。
平均印字率PRが、印字率比較情報PR1よりも小さい場合(PR<PR1)、ステップS109に進み、そうでない場合は、ステップS110に進む。
ステップS110において、トナー残量判定処理を実行しないので、印刷の実行を中断した印刷ジョブがあれば、その印刷ジョブの印刷処理を再開して、処理を終了する。
この場合、トナー濃度の増加をチェックするだけなので、補給するトナーの量は少量でよく、たとえば、トナー濃度として0.3wt%程度、補給すればよい。
ステップS122において、トナー濃度センサ15の出力値を測定し、トナー濃度値取得部22が、この出力値からトナー濃度値TDを取得する。
トナー濃度の増加をチェックするために、トナー濃度値TDは履歴として記憶する。
ステップS121とステップS122の処理を、一定時間(たとえば、60秒間)だけ、繰り返し、ステップS123に進む。
ここでは、トナー濃度値TDが、所定値以上に低下するか否かをチェックする。
所定値は、予め設定記憶されるが、トナー濃度の増加判定をするための基準値であり、上記した濃度判定基準値TH0とは異なる数値を設定してもよい。
あるいは、履歴として記憶されたトナー濃度値TDの変化をチェックし、トナー濃度が増加傾向にあるかどうかを確認してもよい。
トナー濃度値TDが低下する場合に、トナー濃度が増加すると判断される。
トナーをトナーカートリッジから現像装置に補給することで、トナー濃度が増加した場合は、トナーカートリッジはまだ空ではないと判断されるので、印刷処理を継続できる。
ただし、トナーをトナーカートリッジから現像装置に補給することで、トナー濃度が増加しない場合は、トナーカートリッジは空となっている可能性が高いので、印刷処理を中止する。
あるいは、トナーカートリッジの交換を要求することを、音声で報知したり、管理担当者の携帯端末等にメール等で通知したりしてもよい。
ステップS126において、現像装置内のトナーが少なくなり、正常な印刷ができなくなる可能性があるので、以降の印刷処理を中止し、処理を終了する。
トナーカートリッジが新しいものに交換されるまで、印刷処理が中止される。
ここでは、両面印刷枚数RNを取得し、トナー残量情報TRを取得し、平均印字率PRを算出し、振幅比情報AMRを算出し、上記した図9、図10に示すようなトナー残量判定情報66を利用して、トナー残量判定処理をするか否かを判定するトナー残量確認処理について説明する。
また、トナー残量判定処理が必要な場合は、トナー残量判定処理において、トナーの補給を試行し、トナー濃度が増加傾向にならない場合は、印刷を中断し、トナーカートリッジのトナーがほとんど空になったこと(または、トナーカートリッジの交換要求)を示す警告を通知する。
図20のトナー残量確認処理は、振幅比情報AMRを算出し、振幅比情報AMRと振幅比比較情報AMR1と比較する点が、図19のトナー残量確認処理と異なる。
図20のトナー残量確認処理において、図19のトナー残量確認処理のステップと同じ処理をするステップには、同じステップ番号を付与している。
取得した両面印刷枚数RNが、トナー残量判定条件を満たすか否かを判断し、取得したトナー残量情報TRが、トナー残量比較情報TR1よりも小さいか否かを判断し、算出した平均印字率PRが、印字率比較情報PR1よりも小さいか否かを判断し、これらの3つの条件を満たす場合に、ステップS111に進む。
上記の3つの条件のいずれかを満たさない場合は、ステップS110に進む。
たとえば、図9に示すように、トナー残量判定情報66の振幅比比較情報AMR1が120%である場合において、AMR≧120の場合は、ステップS109に進み、そうでない場合は、ステップS110に進む。
図示していないが、ステップS111のチェックを行う前に、上記したステップS55と同様に、センサ出力振幅値情報AMを取得し、ステップS56と同様に、センサ出力振幅値情報AMと振幅比較値AM0を利用して、振幅比情報AMRを算出する処理を行う(AMR=AM/AM0)。
ステップS110においては、印刷の実行を中断した印刷ジョブがあれば、その印刷ジョブの印刷処理を再開して、処理を終了する。
11 制御部、
12 操作部、
13 表示部、
14 画像処理部、
14a 画像入力部、
14b 画像形成部、
14c 画像出力部、
15 トナー濃度センサ、
16 トナー補給部、
21 両面印刷数測定部、
22 トナー濃度値取得部、
23 センサ出力振幅値取得部、
24 濃度判定部、
25 濃度判定基準値補正部、
26 振幅比算出部、
27 平均印字率取得部、
28 リカバリー判定部、
29 リカバリー実行部、
30 トナー残量情報取得部、
31 トナー残量判定部、
32 トナー残量警告部、
50 記憶部、
51 トナー濃度値、
52 両面印刷枚数、
53 センサ出力振幅値情報、
54 振幅比情報、
55 平均印字率、
56 トナー残量情報、
61 濃度判定基準値、
62 基準値補正情報、
63 振幅比較値、
64 振幅比補正情報、
65 リカバリー判定情報、
66 トナー残量判定情報
Claims (7)
- トナーとキャリアからなる2成分現像剤を収容した現像装置に設けられ、前記現像装置に収容されているトナーの濃度に対応した信号を出力するトナー濃度センサと、
前記トナー濃度センサから出力される信号を利用して、前記現像装置に収容されているトナーのトナー濃度値を取得するトナー濃度値取得部と、
前記取得されたトナー濃度値と比較してトナーカートリッジに収容されているトナーを現像装置に補給するか否かを判定する基準となる濃度判定基準値と、両面印刷を行うときに得られる両面印刷履歴情報を記憶した記憶部と、
前記両面印刷履歴情報に記憶された両面印刷枚数に基づいて前記濃度判定基準値を補正する濃度判定基準値補正部と、
前記トナー濃度センサから出力される信号の振幅値であるセンサ出力振幅値を取得するセンサ出力振幅値取得部と、
前記センサ出力振幅値取得部によって取得されたセンサ出力振幅値と、所定の標準現像剤を利用して取得したセンサ出力振幅値である振幅比較値との比から、振幅比情報を算出する振幅比算出部と、を備え、
前記濃度判定基準値補正部によって補正された前記濃度判定基準値を、前記算出された振幅比情報の大きさに対応させて補正することを特徴とする画像形成装置。 - トナーとキャリアからなる2成分現像剤を収容した現像装置に設けられ、前記現像装置に収容されているトナーの濃度に対応した信号を出力するトナー濃度センサと、
前記トナー濃度センサから出力される信号を利用して、前記現像装置に収容されているトナーのトナー濃度値を取得するトナー濃度値取得部と、
前記取得されたトナー濃度値と比較してトナーカートリッジに収容されているトナーを現像装置に補給するか否かを判定する基準となる濃度判定基準値と、両面印刷を行うときに得られる両面印刷履歴情報を記憶した記憶部と、
前記両面印刷履歴情報に記憶された両面印刷枚数に基づいて前記濃度判定基準値を補正する濃度判定基準値補正部とを備え、
電源が切断された後、所定時間以上が経過して前記電源が投入された場合には、前記濃度判定基準値を、補正されていない所定の初期値に戻すことを特徴とする画像形成装置。 - 前記取得されたトナー濃度値と前記補正された濃度判定基準値との比較によって、前記トナーカートリッジに収容されているトナーを現像装置に補給するか否かを判定する濃度判定部と、
前記トナーカートリッジに収容されているトナーを現像装置に補給するトナー補給部とをさらに備え、
前記濃度判定部が、トナーを現像装置に補給する必要があると判定した場合に、前記トナー補給部が、前記トナーカートリッジに収容されているトナーを現像装置に補給することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。 - トナーカートリッジに収容されているトナーを現像装置に補給するトナー補給部と、
両面印刷を行うときに得られる両面印刷履歴情報を記憶する記憶部と、
印刷する原稿から読み取った画像データを印刷用紙に印刷するときの平均印字率を算出する平均印字率取得部と、
両面印刷が要求された場合に得られた前記両面印刷履歴情報と、前記算出された平均印字率とが、所定のリカバリー判定条件を満たすか否かを判定するリカバリー判定部と、
前記リカバリー判定部によって、前記リカバリー判定条件を満たすと判定された場合に、前記現像装置に滞留している2成分現像剤に含まれるトナーを新しいトナーに入れ替えるリカバリー処理を実行するリカバリー実行部とを備え、
前記リカバリー判定部は、前記両面印刷履歴情報によって、所定枚数を超える両面印刷が連続して行われていると判断され、かつ、前記平均印字率が、所定の印字率よりも少ない場合に、リカバリー判定条件を満たすと判定することを特徴とする画像形成装置。 - 前記リカバリー処理では、所定枚数の印刷用紙に、各色情報を印刷するベタ吐き動作をすることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
- トナーとキャリアからなる2成分現像剤を収容した現像装置に設けられ、前記現像装置に収容されているトナーの濃度に対応した信号を出力するトナー濃度センサと、
前記トナー濃度センサから出力される信号を利用して、前記現像装置に収容されているトナーのトナー濃度値を取得するトナー濃度値取得部と、
トナーカートリッジに収容されているトナーを現像装置に補給するトナー補給部と、
両面印刷を行うときに得られる両面印刷履歴情報を記憶する記憶部と、
印刷する原稿から読み取った画像データを印刷用紙に印刷するときの平均印字率を算出する平均印字率取得部と、
トナーカートリッジに収容されたトナーの残量に相当するトナー残量情報を取得するトナー残量情報取得部と、
両面印刷が要求された場合に得られた前記両面印刷履歴情報と、前記算出された平均印字率と、前記取得されたトナー残量情報とが、所定のトナー残量判定条件を満たすか否かを判定するトナー残量判定部と、
トナー残量警告部とを備え、
前記トナー残量判定部が、前記両面印刷履歴情報によって、所定枚数を超える両面印刷が連続して行われていると判断され、かつ、前記平均印字率が、所定の印字率比較情報よりも少なく、かつ、前記トナー残量情報が、所定のトナー残量比較情報よりも少ない場合に、トナー残量判定条件を満たすと判定し、
その後、前記トナーカートリッジから現像装置にトナーを補給しても、前記トナー濃度値が増加しない場合には、前記トナー残量警告部が、前記トナーカートリッジの交換を要求する警告を通知することを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の画像形成装置。 - 画像形成装置のトナー濃度制御方法であって、
画像形成装置に装着されたトナーカートリッジに収容されているトナーを現像装置に補給するか否かを判定する基準となる濃度判定基準値と、両面印刷を行うときに得られる両面印刷履歴情報を記憶し、
トナーとキャリアからなる2成分現像剤を収容した現像装置に設けられたトナー濃度センサから出力される信号を利用して、前記現像装置に収容されているトナーのトナー濃度値を取得するトナー濃度値取得ステップと、
前記両面印刷履歴情報に記憶された両面印刷枚数に基づいて、前記濃度判定基準値を補正する濃度判定基準値補正ステップと、
前記トナー濃度センサから出力される信号の振幅値であるセンサ出力振幅値と、所定の標準現像剤を利用して取得したセンサ出力振幅値である振幅比較値との比から、振幅比情報を算出する振幅比算出ステップと、
前記濃度判定基準値補正ステップによって補正された前記濃度判定基準値を、前記算出された振幅比情報の大きさに対応させて補正した濃度判定基準値と前記取得されたトナー濃度値との比較によって、前記現像装置に収容されているトナーの濃度を制御する濃度制御ステップとを備え、
画像形成装置に備えられた制御部が、前記ステップを順次実行することを特徴とする画像形成装置のトナー濃度制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2021193269A JP7737297B2 (ja) | 2021-11-29 | 2021-11-29 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2021193269A JP7737297B2 (ja) | 2021-11-29 | 2021-11-29 | 画像形成装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2023079683A JP2023079683A (ja) | 2023-06-08 |
| JP7737297B2 true JP7737297B2 (ja) | 2025-09-10 |
Family
ID=86647025
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2021193269A Active JP7737297B2 (ja) | 2021-11-29 | 2021-11-29 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP7737297B2 (ja) |
Citations (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001005277A (ja) | 1999-06-23 | 2001-01-12 | Copyer Co Ltd | 画像形成装置 |
| JP2003107810A (ja) | 2001-09-27 | 2003-04-09 | Minolta Co Ltd | 画像形成装置 |
| JP2005031327A (ja) | 2003-07-11 | 2005-02-03 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
| JP2007003922A (ja) | 2005-06-24 | 2007-01-11 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置 |
| JP2009282229A (ja) | 2008-05-21 | 2009-12-03 | Sharp Corp | 画像形成装置及び画像形成装置の制御方法 |
| JP2011215566A (ja) | 2010-03-15 | 2011-10-27 | Sharp Corp | 画像形成装置 |
| JP2016139046A (ja) | 2015-01-28 | 2016-08-04 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
| JP2017111241A (ja) | 2015-12-15 | 2017-06-22 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
| JP2020071303A (ja) | 2018-10-30 | 2020-05-07 | シャープ株式会社 | 画像形成装置及び帯電バイアス制御方法 |
| JP2020190700A (ja) | 2019-05-24 | 2020-11-26 | シャープ株式会社 | 画像形成装置及び画像形成装置における現像剤の状態検出方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1184757A (ja) * | 1997-09-02 | 1999-03-30 | Sharp Corp | 画像形成装置 |
| JPH1184852A (ja) * | 1997-09-12 | 1999-03-30 | Hitachi Koki Co Ltd | トナー濃度センサの感度調整方法 |
-
2021
- 2021-11-29 JP JP2021193269A patent/JP7737297B2/ja active Active
Patent Citations (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001005277A (ja) | 1999-06-23 | 2001-01-12 | Copyer Co Ltd | 画像形成装置 |
| JP2003107810A (ja) | 2001-09-27 | 2003-04-09 | Minolta Co Ltd | 画像形成装置 |
| JP2005031327A (ja) | 2003-07-11 | 2005-02-03 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
| JP2007003922A (ja) | 2005-06-24 | 2007-01-11 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置 |
| JP2009282229A (ja) | 2008-05-21 | 2009-12-03 | Sharp Corp | 画像形成装置及び画像形成装置の制御方法 |
| JP2011215566A (ja) | 2010-03-15 | 2011-10-27 | Sharp Corp | 画像形成装置 |
| JP2016139046A (ja) | 2015-01-28 | 2016-08-04 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
| JP2017111241A (ja) | 2015-12-15 | 2017-06-22 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
| JP2020071303A (ja) | 2018-10-30 | 2020-05-07 | シャープ株式会社 | 画像形成装置及び帯電バイアス制御方法 |
| JP2020190700A (ja) | 2019-05-24 | 2020-11-26 | シャープ株式会社 | 画像形成装置及び画像形成装置における現像剤の状態検出方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2023079683A (ja) | 2023-06-08 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US8170429B2 (en) | Printer operable in toner saving and non-saving modes | |
| JP2925989B2 (ja) | 画像出力装置に用いるプロセスカートリッジの交換時期警告方法 | |
| US8086115B2 (en) | Consumable management system and image forming apparatus | |
| JP7467713B2 (ja) | 画像形成装置、画像形成装置の制御方法及びプログラム | |
| JP2004168062A (ja) | プリントデバイス部品に対する残存枚数を見積もるためのシステム及び方法 | |
| US20080260396A1 (en) | Printing device | |
| JP6160684B2 (ja) | 画像形成装置、画像形成システム、制御方法、および制御プログラム | |
| JP6269595B2 (ja) | 画像形成装置 | |
| EP2914437B1 (en) | Network printer system | |
| JP2020118716A (ja) | 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム | |
| JP2006313226A (ja) | 画像形成装置及びトナー管理システム並びにトナー管理プログラム | |
| JP2010160468A (ja) | 画像形成装置 | |
| JP2005208339A (ja) | 画像形成装置 | |
| JP7737297B2 (ja) | 画像形成装置 | |
| JP2010002537A (ja) | 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、および画像形成装置の制御プログラム | |
| JP2006018268A (ja) | 現像剤寿命判別装置及び現像剤寿命判別方法 | |
| JP6773017B2 (ja) | 画像形成装置、消耗品の発注タイミング報知方法 | |
| JP5125641B2 (ja) | 画像形成装置及び同装置におけるイメージングユニットのライフ判定方法 | |
| JP2020052137A (ja) | 画像形成装置及びその制御方法、並びにプログラム | |
| JPWO2017064985A1 (ja) | 画像形成装置 | |
| JP6729501B2 (ja) | 画像形成装置 | |
| JP2017198886A (ja) | 画像形成装置 | |
| US20090220255A1 (en) | Maintenance unit and maintenance method of image forming apparatus | |
| JP4346965B2 (ja) | 現像装置,画像形成装置,トナー補給量調節プログラム,カートリッジ情報取得プログラム | |
| JP2012194296A (ja) | 印刷装置、トナー補給制御装置、トナーの補給方法、およびコンピュータプログラム |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20240809 |
|
| RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20240809 |
|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20240919 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20250603 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20250611 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20250729 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20250805 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20250829 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7737297 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |