JP7738538B2 - 自動車のバッテリ温度制御装置 - Google Patents
自動車のバッテリ温度制御装置Info
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- JP7738538B2 JP7738538B2 JP2022176451A JP2022176451A JP7738538B2 JP 7738538 B2 JP7738538 B2 JP 7738538B2 JP 2022176451 A JP2022176451 A JP 2022176451A JP 2022176451 A JP2022176451 A JP 2022176451A JP 7738538 B2 JP7738538 B2 JP 7738538B2
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Description
図4に示すように、外気温度が極低い状態で、かつバッテリ2が暖機モードのときには、制御モードとしてモード1が選択される。このモード1では、外気温度が極低い状態であるため、ヒータ3をONし、ランキンサイクル回路5側では、図5(a)に示すように、第1ポンプ15を停止するとともに、圧縮/膨張機12を圧縮機として用い、有機媒体を逆方向(図5の反時計方向)に循環させる。
外気温度が低く、かつバッテリ2が暖機モードのときには、モード2が選択される。このモード2は、ヒータ3をOFFする点のみがモード1と異なり、他の動作はモード1と同じである。
外気温度が高く、かつバッテリ2が冷却モードのときには、モード3が選択される。このモード3では、ヒータ3をOFFし、図5(b)に示すように、第1ポンプ15を停止し、圧縮/膨張機12を圧縮機として用い、有機媒体を順方向(図5の時計方向)に循環させる。
外気温度が低く、かつバッテリ2が冷却モードのときには、モード4が選択される。このモード4では、ヒータ3をOFFし、図5(c)に示すように、第1及び第2膨張弁14a、14bを全閉状態に制御し、第1ポンプ15を作動させるとともに、圧縮/膨張機12を膨張機として用い、有機媒体を順方向に循環させる。
図7に示すように、外気温度が極低い状態、バッテリ2が暖機モードで、かつエアコンが暖房モードのときには、制御モードとしてモード1’が選択される。このモード1’では、第1実施形態のモード1と同様、外気温度が極低い状態であるため、ヒータ3をONするとともに、ランキンサイクル回路5側では、図8に示すように、第1ポンプ15を停止するとともに、圧縮/膨張機12を圧縮機として用い、有機媒体を逆方向に循環させる。これにより、有機媒体は、第1膨張弁14aで膨張・減圧され、第1熱交換器13における外気との熱交換によって蒸発し、圧縮/膨張機12で圧縮・昇温された後、第2熱交換器33における有機媒体と冷媒との熱交換によって、冷媒が加熱される。
暖房モードにあるエアコン用の暖かい空気との熱交換により加熱され、さらにヒータ3で加熱された後、バッテリ2に供給される。その結果、バッテリ2を迅速に暖機することができる。
外気温度が低く、バッテリ2が暖機モードで、かつエアコンが暖房モードのときには、モード2’が選択される。このモード2’は、モード1’と比較して、ヒータ3をOFFする点のみが異なり、他の動作はモード1’と同じである。
外気温度が低く、バッテリ2が冷却モードで、かつエアコンが暖房モードのときには、モード3’が選択される。このモード3’の動作は、上記モード2’と同じであり、有機媒体は、第1膨張弁14aで膨張・減圧され、第1熱交換器13における外気との熱交換によって加熱され、圧縮/膨張機12で圧縮・昇温された後、第2熱交換器33において冷媒と熱交換される。このモード3’では、モード2’の場合と異なり、バッテリ2が冷却モードであり、バッテリ温度TBATが冷媒の温度やエアコン用の空気の温度よりも高い関係にあるため、バッテリ2を冷媒によって有効に冷却することができる。
外気温度が低く、バッテリ2が冷却モードで、かつエアコンが暖房も冷房も行わない停止モードのときには、モード4’が選択される。このモード4’では、ヒータ3がOFFされるとともに、ランキンサイクル回路5側の動作は、第1実施形態のモード4と同じである。すなわち、図9(a)に示すように、第1及び第2膨張弁14a、14bを全閉状態に制御し、第1ポンプ15を作動させるとともに、圧縮/膨張機12を膨張機として用い、有機媒体を順方向に循環させる。これにより、有機媒体は、圧縮/膨張機12で減圧・降温され、第1熱交換器13における外気との熱交換によって冷却された後、第2熱交換器33における有機媒体と冷媒との熱交換によって、冷媒が冷却される。また、圧縮/膨張機12において減圧・降温された有機媒体の熱エネルギ(廃熱)を、圧縮/膨張機12の機械エネルギに変換するとともに、さらにモータジェネレータ17の発電に利用することにより、電気エネルギとして有効に回収することができる。
外気温度が高く、バッテリ2が暖機モードで、かつエアコンが冷房モードのときには、モード5’が選択される。このモード5’では、ヒータ3がOFF又はONされるとともに、ランキンサイクル回路5側の動作は、第1実施形態のモード3と同じである。すなわち、図9(b)に示すように、第1ポンプ15を停止し、圧縮/膨張機12を圧縮機として用い、有機媒体を順方向に循環させる。
外気温度が高く、バッテリ2が冷却モードで、かつエアコンが冷房モードのときには、モード6’が選択される。このモード6’では、ヒータ3がOFFされるとともに、ランキンサイクル回路5側の動作は、上記のモード5’と同じであり、図10(a)に示すように、圧縮/膨張機12を圧縮機として用い、有機媒体を順方向に循環させる。これにより、有機媒体は、圧縮/膨張機12で圧縮・昇温され、第1熱交換器13における外気との熱交換によって冷却され、第2膨張弁14bで膨張・減圧されることで、沸点が低下した後、第2熱交換器33における冷媒との熱交換によって、冷媒が冷却される。
外気温度が高く、バッテリ2が暖機も冷却もされない中立モードで、かつエアコンが冷房モードのときには、モード7’が選択される。このモード7’では、ヒータ3がOFFされるとともに、ランキンサイクル回路5側の動作は、上記のモード5’と同じであり、図10(b)に示すように、圧縮/膨張機12を圧縮機として用い、有機媒体を順方向に循環させる。これにより、有機媒体は、圧縮/膨張機12で圧縮・昇温され、第1熱交換器13における外気との熱交換によって冷却され、第2膨張弁14bで膨張・減圧されることで、沸点が低下した後、第2熱交換器33における冷媒との熱交換によって、冷媒が冷却される。
2 バッテリ
3 ヒータ
4 温度制御回路
5 ランキンサイクル回路
6 ECU(バッテリ温度制御手段、運転モード判定手段)
11c 第3流路(バイパス流路)
12 圧縮/膨張機
13 第1熱交換器
14a 第1膨張弁(膨張弁)
14b 第2膨張弁(膨張弁)
15 第1ポンプ(ポンプ)
33 第2熱交換器
54 第3熱交換器
41 外気温度センサ(外気温度検出手段)
42 バッテリ温度センサ(バッテリ温度検出手段)
52 温度制御回路
55 第1切替弁(流路切替弁)
56 第2切替弁(流路切替弁)
57 第3切替弁(流路切替弁)
TEX 外気温度
TBAT バッテリ温度
Claims (12)
- 自動車に搭載されたバッテリの温度を制御する自動車のバッテリ温度制御装置であって、
前記バッテリの温度を制御するための冷媒が循環する温度制御回路と、
前記冷媒よりも低沸点の作動媒体が循環するとともに、当該作動媒体を選択的に圧縮又は膨張させる圧縮/膨張機と、前記作動媒体と外気との間で熱交換を行う第1熱交換器と、前記作動媒体を膨張・減圧する膨張弁と、前記作動媒体と前記温度制御回路の冷媒との間で熱交換を行う第2熱交換器を有するランキンサイクル回路と、
前記バッテリの状態に応じて前記圧縮/膨張機及び前記作動媒体の流れを制御することにより、前記第2熱交換器における前記作動媒体と前記冷媒との熱交換を制御することによって、前記バッテリの温度を制御するバッテリ温度制御手段と、
を備えることを特徴とする自動車のバッテリ温度制御装置。 - 外気の温度を検出する外気温度検出手段と、
前記バッテリ温度を検出するバッテリ温度検出手段と、をさらに備え、
前記バッテリ温度制御手段は、前記検出された外気温度及びバッテリ温度に応じて、前記バッテリ温度を制御することを特徴とする、請求項1に記載の自動車のバッテリ温度制御装置。 - 前記バッテリ温度制御手段は、
前記外気温度が低く、かつ前記バッテリ温度が低いときに、前記ランキンサイクル回路を循環する作動媒体を、前記膨張弁によって膨張・減圧し、前記第1熱交換器における外気との熱交換によって蒸発させ、前記圧縮/膨張機による圧縮によって昇温した後、前記第2熱交換器における前記作動媒体と前記冷媒との熱交換により前記冷媒を加熱することによって、前記バッテリを暖機する暖機制御手段を有することを特徴とする、請求項2に記載の自動車のバッテリ温度制御装置。 - 前記バッテリ温度制御手段は、
前記外気温度が高く、かつ前記バッテリ温度が高いときに、前記ランキンサイクル回路を循環する作動媒体を、前記圧縮/膨張機による圧縮によって昇温し、前記第1熱交換器における外気との熱交換によって冷却し、前記膨張弁によって膨張・減圧した後、前記第2熱交換器における前記作動媒体と前記冷媒との熱交換により前記冷媒を冷却することによって、前記バッテリを冷却する冷却制御手段を有することを特徴とする、請求項2に記載の自動車のバッテリ温度制御装置。 - 前記ランキンサイクル回路は、前記膨張弁をバイパスするバイパス流路に設けられ、前記作動媒体を前記第1熱交換器側から前記第2熱交換器側に送出するためのポンプをさらに有し、
前記バッテリ温度制御手段は、
前記外気温度が低く、かつ前記バッテリ温度が高いときに、前記作動媒体の流路を前記バイパス流路側に切り替え、前記ポンプを作動させるとともに、前記ランキンサイクル回路を循環する作動媒体を、前記圧縮/膨張機における膨張によって減圧・降温し、前記第1熱交換器における外気との熱交換によって冷却した後、前記第2熱交換器における前記作動媒体と前記冷媒との熱交換により前記冷媒を冷却することによって、前記バッテリを冷却する冷却制御手段を有することを特徴とする、請求項2に記載の自動車のバッテリ温度制御装置。 - 前記温度制御回路は、前記冷媒と空調装置用の空気との間で熱交換を行うための第3熱交換器を有し、
前記空調装置の運転モードが、車室を暖房する暖房モード又は冷房する冷房モードのいずれであるかを判定する運転モード判定手段をさらに備え、
前記バッテリ温度制御手段は、前記外気温度及びバッテリ温度に加え、前記判定された前記空調装置の運転モードにさらに応じて、前記バッテリ温度を制御することを特徴とする、請求項2に記載の自動車のバッテリ温度制御装置。 - 前記バッテリ温度制御手段は、
前記外気温度が低く、かつ前記空調装置の運転モードが前記暖房モードのときに、前記ランキンサイクル回路を循環する作動媒体を、前記膨張弁によって膨張・減圧し、前記第1熱交換器における外気との熱交換によって加熱し、前記圧縮/膨張機による圧縮によって昇温し、前記第2熱交換器における前記作動媒体と前記冷媒との熱交換によって前記冷媒を加熱した後、前記第3熱交換器において、前記加熱された冷媒と前記空調装置用の空気との熱交換を行わせるとともに、前記冷媒によって前記バッテリ温度を制御する温度制御手段を有することを特徴とする、請求項6に記載の自動車のバッテリ温度制御装置。 - 前記ランキンサイクル回路は、前記膨張弁をバイパスするバイパス流路に設けられ、前記作動媒体を前記第1熱交換器側から前記第2熱交換器側に送出するためのポンプをさらに有し、
前記温度制御回路は、前記第2熱交換器からの前記冷媒の流路を、前記バッテリ側及び前記第3熱交換器側のいずれか一方又は双方に切り替える流路切替弁をさらに有し、
前記バッテリ温度制御手段は、
前記外気温度が低く、前記バッテリ温度が高く、かつ前記空調装置の運転モードが車室の暖房又は冷房をいずれも行わない停止モードのときに、前記作動媒体の流路を前記バイパス流路側に切り替え、前記ポンプを作動させるとともに、前記ランキンサイクル回路を循環する前記作動媒体を、前記圧縮/膨張機における膨張によって減圧・降温し、前記第1熱交換器における外気との熱交換によって冷却した後、前記第2熱交換器における前記作動媒体と前記冷媒との熱交換によって前記冷媒を冷却するとともに、前記流路切替弁により、前記冷却された冷媒を前記バッテリにのみ流入させ、前記バッテリを冷却する冷却制御手段を有することを特徴とする、請求項6に記載の自動車のバッテリ温度制御装置。 - 前記温度制御回路は、前記第2熱交換器からの前記冷媒の流路を、前記バッテリ側及び前記第3熱交換器側のいずれか一方又は双方に切り替える流路切替弁をさらに有し、
前記バッテリ温度制御手段は、
前記外気温度が高く、前記バッテリ温度が低く、かつ前記空調装置の運転モードが前記冷房モードのときに、前記ランキンサイクル回路を循環する作動媒体を、前記圧縮/膨張機による圧縮によって昇温し、前記第1熱交換器における外気との熱交換によって冷却し、前記膨張弁によって膨張・減圧した後、前記第2熱交換器における前記作動媒体と前記冷媒との熱交換によって前記冷媒を冷却するとともに、前記流路切替弁により、前記冷却された冷媒を前記第3熱交換器及び前記バッテリに順に流入させることによって、前記第3熱交換器における前記空調装置用の空気との熱交換により、前記空調装置用の空気を冷却するとともに前記冷媒を加熱し、当該加熱された冷媒によって前記バッテリを暖機する暖機制御手段を有することを特徴とする、請求項6に記載の自動車のバッテリ温度制御装置。 - 前記温度制御回路は、前記第2熱交換器からの前記冷媒の流路を、前記バッテリ側及び前記第3熱交換器側のいずれか一方又は双方に切り替える流路切替弁をさらに有し、
前記バッテリ温度制御手段は、
前記外気温度が高く、前記バッテリ温度が高く、かつ前記空調装置の運転モードが前記冷房モードのときに、前記ランキンサイクル回路を循環する作動媒体を、前記圧縮/膨張機による圧縮によって昇温し、前記第1熱交換器における外気との熱交換によって冷却し、前記膨張弁によって膨張・減圧した後、前記第2熱交換器における前記作動媒体と前記冷媒との熱交換によって前記冷媒を冷却するとともに、前記流路切替弁により、前記冷却された冷媒を前記第3熱交換器及び前記バッテリに並列に流入させることによって、前記第3熱交換器における前記冷媒との熱交換により前記空調装置用の空気を冷却するとともに、前記冷媒によって前記バッテリを冷却する冷却制御手段を有することを特徴とする、請求項6に記載の自動車のバッテリ温度制御装置。 - 前記温度制御回路は、前記第2熱交換器からの前記冷媒の流路を、前記バッテリ側及び前記第3熱交換器側のいずれか一方又は双方に切り替える流路切替弁をさらに有し、
前記バッテリ温度制御手段は、
前記外気温度が高く、前記バッテリ温度が所定の適温範囲にあり、かつ前記空調装置の運転モードが前記冷房モードのときに、
前記ランキンサイクル回路を循環する作動媒体を、前記圧縮/膨張機による圧縮によって昇温し、前記第1熱交換器における外気との熱交換によって冷却し、前記膨張弁によって膨張・減圧した後、前記第2熱交換器における前記作動媒体と前記冷媒との熱交換によって前記冷媒を冷却するとともに、前記流路切替弁により、前記冷却された冷媒を前記第3熱交換器にのみ流入させることによって、前記第3熱交換器における前記冷媒との熱交換により前記空調装置用の空気を冷却する冷却制御手段を有することを特徴とする、請求項6に記載の自動車のバッテリ温度制御装置。 - 前記温度制御回路は、前記バッテリの上流側に、前記冷媒を加熱するためのヒータをさらに有し、
前記バッテリ温度制御手段は、さらに前記ヒータを制御することによって、前記バッテリの温度を制御することを特徴とする、請求項1~11のいずれかに記載の自動車のバッテリ温度制御装置。
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| JP2022176451A JP7738538B2 (ja) | 2022-11-02 | 2022-11-02 | 自動車のバッテリ温度制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP2022176451A Active JP7738538B2 (ja) | 2022-11-02 | 2022-11-02 | 自動車のバッテリ温度制御装置 |
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