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JP7740965B2 - 検査システム、検査方法、及びプログラム - Google Patents
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JP7740965B2 - 検査システム、検査方法、及びプログラム - Google Patents

検査システム、検査方法、及びプログラム

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Description

本開示は、検査システム、検査方法、及びプログラムに関する。
特許文献1では、鉄筋コンクリート構造物の建設工事現場において、配列された鉄筋が打設されたコンクリートの内部に埋没する前に、鉄筋が正しく配列されていることを確認するために、配列された鉄筋の径、ピッチ及び本数等が検査される。
具体的に、特許文献1の配筋検査装置は、ステレオ撮影部と、配列平面特定部と、検査部と、を備える。ステレオ撮影部は、三次元空間の中の平面に配列された複数の鉄筋を異なる2点から撮像することで、三次元空間における複数の鉄筋の位置情報を取得する。配列平面特定部は、ステレオ撮影部により取得された鉄筋の位置情報に基づいて、複数の鉄筋が配列された平面を特定する。検査部は、配列平面特定部により特定された平面に配列された複数の鉄筋を検査対象として、鉄筋の検査を行う。
特開2019-2737号公報
三次元空間に複数の部材が配置されていれば、ステレオ撮影部(撮像部)が撮像した画像(撮像画像)に、検査対象となる部材以外に、他の部材が写り込むことがある。このとき、撮像画像において検査対象となる部材が写っている範囲(検査範囲)を、他の部材が写っている範囲と区別できないことがあった。この結果、検査範囲を正確に設定することが困難であった。
本開示の目的は、撮像画像内の検査範囲をより正確に設定できる検査システム、検査方法、及びプログラムを提供することにある。
本開示の一態様に係る検査システムは、画像取得部と、表示制御部と、検査範囲設定部と、検査部と、を備える。前記画像取得部は、立体形状の検査対象を撮像した画像であり、三次元の位置情報を含む撮像画像のデータを取得する。前記表示制御部は、前記撮像画像を画面に表示する。前記検査範囲設定部は、人の操作によって、前記撮像画像において前記検査対象が写っている範囲を示す検査範囲を設定する。前記検査部は、前記検査範囲に画像認識処理を施すことで、前記検査対象の検査を行う。前記検査範囲設定部は、前記画面に表示されている前記撮像画像において前記人の操作によって指定された4つの点が4つの頂点に対応する矩形体を撮像した撮像領域を前記検査範囲として設定する。前記4つの点のうち1つの点は、前記4つの頂点のうち、前記矩形体の輪郭の互いに直交する3つの面に共通する頂点に対応する。前記4つの点のうち残りの3つの点は、前記4つの頂点のうち、前記3つの面に共通する頂点から延びる3辺の各端に対応する。
本開示の一態様に係る検査システムは、画像取得部と、表示制御部と、検査範囲設定部と、検査部と、を備える。前記画像取得部は、立体形状の検査対象を撮像した画像であり、三次元の位置情報を含む撮像画像のデータを取得する。前記表示制御部は、前記撮像画像を画面に表示する。前記検査範囲設定部は、人の操作によって、前記撮像画像において前記検査対象が写っている範囲を示す検査範囲を設定する。前記検査部は、前記検査範囲に画像認識処理を施すことで、前記検査対象の検査を行う。前記検査範囲設定部は、前記検査対象の寸法の情報を用いて前記検査範囲を設定する。
本開示の一態様に係る検査システムは、画像取得部と、表示制御部と、検査範囲設定部と、検査部と、マーカ生成部と、を備える。前記画像取得部は、立体形状の検査対象を撮像した画像であり、三次元の位置情報を含む撮像画像のデータを取得する。前記表示制御部は、前記撮像画像を画面に表示する。前記検査範囲設定部は、人の操作によって、前記撮像画像において前記検査対象が写っている範囲を示す検査範囲を設定する。前記検査部は、前記検査範囲に画像認識処理を施すことで、前記検査対象の検査を行う。前記マーカ生成部は、前記撮像画像における前記検査範囲を示すマーカ画像を生成する。前記表示制御部は、前記マーカ画像を前記撮像画像に重畳させて前記画面に表示する。前記マーカ生成部は、前記検査範囲に含まれる前記三次元の位置情報に基づいて、前記検査範囲の三次元モデルを生成し、前記三次元モデルの投影画像を前記マーカ画像とする。
本開示の一態様に係る検査システムは、画像取得部と、表示制御部と、検査範囲設定部と、検査部と、マーカ生成部と、を備える。前記画像取得部は、立体形状の検査対象を撮像した画像であり、三次元の位置情報を含む撮像画像のデータを取得する。前記表示制御部は、前記撮像画像を画面に表示する。前記検査範囲設定部は、人の操作によって、前記撮像画像において前記検査対象が写っている範囲を示す検査範囲を設定する。前記検査部は、前記検査範囲に画像認識処理を施すことで、前記検査対象の検査を行う。前記マーカ生成部は、前記撮像画像における前記検査範囲を示すマーカ画像を生成する。前記表示制御部は、前記マーカ画像を前記撮像画像に重畳させて前記画面に表示する。前記マーカ画像は、三次元モデルの投影画像である。前記マーカ生成部は、前記検査対象が存在する三次元空間における前記検査対象の位置を示す座標情報に基づいて、前記三次元モデルの三次元座標を二次元座標に変換することで、前記画面に前記マーカ画像を表示する。
本開示の一態様に係る検査システムは、画像取得部と、表示制御部と、検査範囲設定部と、検査部と、マーカ生成部と、マーカ処理部と、を備える。前記画像取得部は、立体形状の検査対象を撮像した画像であり、三次元の位置情報を含む撮像画像のデータを取得する。前記表示制御部は、前記撮像画像を画面に表示する。前記検査範囲設定部は、人の操作によって、前記撮像画像において前記検査対象が写っている範囲を示す検査範囲を設定する。前記検査部は、前記検査範囲に画像認識処理を施すことで、前記検査対象の検査を行う。前記マーカ生成部は、前記撮像画像における前記検査範囲を示すマーカ画像を生成する。前記表示制御部は、前記マーカ画像を前記撮像画像に重畳させて前記画面に表示する。前記マーカ処理部は、前記人の操作に応じて、前記画面に表示されている前記マーカ画像に対して、移動、回転、拡大、及び縮小の少なくとも1つの処理を施す。前記検査範囲設定部は、前記マーカ画像に対して施された前記少なくとも1つの処理に応じて、前記検査範囲を修正する。
本開示の一態様に係る検査方法は、画像取得ステップと、表示ステップと、検査範囲設定ステップと、検査ステップと、を備える。前記画像取得ステップは、立体形状の検査対象を撮像した画像であり、三次元の位置情報を含む撮像画像のデータを取得する。前記表示ステップは、前記撮像画像を画面に表示する。前記検査範囲設定ステップは、人の操作によって、前記撮像画像において前記検査対象が写っている範囲を示す検査範囲を設定する。前記検査ステップは、前記検査範囲に画像認識処理を施すことで、前記検査対象の検査を行う。前記検査範囲設定ステップでは、前記画面に表示されている前記撮像画像において前記人の操作によって指定された4つの点が4つの頂点に対応する矩形体を撮像した撮像領域を前記検査範囲として設定する。前記4つの点のうち1つの点は、前記4つの頂点のうち、前記矩形体の輪郭の互いに直交する3つの面に共通する頂点に対応する。前記4つの点のうち残りの3つの点は、前記4つの頂点のうち、前記3つの面に共通する頂点から延びる3辺の各端に対応する。
本開示の一態様に係る検査方法は、画像取得ステップと、表示ステップと、検査範囲設定ステップと、検査ステップと、を備える。前記画像取得ステップは、立体形状の検査対象を撮像した画像であり、三次元の位置情報を含む撮像画像のデータを取得する。前記表示ステップは、前記撮像画像を画面に表示する。前記検査範囲設定ステップは、人の操作によって、前記撮像画像において前記検査対象が写っている範囲を示す検査範囲を設定する。前記検査ステップは、前記検査範囲に画像認識処理を施すことで、前記検査対象の検査を行う。前記検査範囲設定ステップでは、前記検査対象の寸法の情報を用いて前記検査範囲を設定する。
本開示の一態様に係る検査方法は、画像取得ステップと、表示ステップと、検査範囲設定ステップと、検査ステップと、マーカ画像設定ステップと、を備える。前記画像取得ステップは、立体形状の検査対象を撮像した画像であり、三次元の位置情報を含む撮像画像のデータを取得する。前記表示ステップは、前記撮像画像を画面に表示する。前記検査範囲設定ステップは、人の操作によって、前記撮像画像において前記検査対象が写っている範囲を示す検査範囲を設定する。前記検査ステップは、前記検査範囲に画像認識処理を施すことで、前記検査対象の検査を行う。前記マーカ画像設定ステップでは、前記撮像画像における前記検査範囲を示すマーカ画像を生成する。前記マーカ画像設定ステップでは、前記マーカ画像を前記撮像画像に重畳させて前記画面に表示する。前記マーカ画像設定ステップでは、前記検査範囲に含まれる前記三次元の位置情報に基づいて、前記検査範囲の三次元モデルを生成し、前記三次元モデルの投影画像を前記マーカ画像とする。
本開示の一態様に係る検査方法は、画像取得ステップと、表示ステップと、検査範囲設定ステップと、検査ステップと、マーカ画像設定ステップと、を備える。前記画像取得ステップは、立体形状の検査対象を撮像した画像であり、三次元の位置情報を含む撮像画像のデータを取得する。前記表示ステップは、前記撮像画像を画面に表示する。前記検査範囲設定ステップは、人の操作によって、前記撮像画像において前記検査対象が写っている範囲を示す検査範囲を設定する。前記検査ステップは、前記検査範囲に画像認識処理を施すことで、前記検査対象の検査を行う。前記マーカ画像設定ステップでは、前記撮像画像における前記検査範囲を示すマーカ画像を生成する。前記マーカ画像設定ステップでは、前記マーカ画像を前記撮像画像に重畳させて前記画面に表示する。前記マーカ画像は、三次元モデルの投影画像である。前記マーカ画像設定ステップでは、前記検査対象が存在する三次元空間における前記検査対象の位置を示す座標情報に基づいて、前記三次元モデルの三次元座標を二次元座標に変換することで、前記画面に前記マーカ画像を表示する。
本開示の一態様に係る検査方法は、画像取得ステップと、表示ステップと、検査範囲設定ステップと、検査ステップと、マーカ画像設定ステップと、マーカ処理ステップと、を備える。前記画像取得ステップは、立体形状の検査対象を撮像した画像であり、三次元の位置情報を含む撮像画像のデータを取得する。前記表示ステップは、前記撮像画像を画面に表示する。前記検査範囲設定ステップは、人の操作によって、前記撮像画像において前記検査対象が写っている範囲を示す検査範囲を設定する。前記検査ステップは、前記検査範囲に画像認識処理を施すことで、前記検査対象の検査を行う。前記マーカ画像設定ステップでは、前記撮像画像における前記検査範囲を示すマーカ画像を生成する。前記マーカ画像設定ステップでは、前記マーカ画像を前記撮像画像に重畳させて前記画面に表示する。前記マーカ処理ステップでは、前記人の操作に応じて、前記画面に表示されている前記マーカ画像に対して、移動、回転、拡大、及び縮小の少なくとも1つの処理を施す。前記検査範囲設定ステップでは、前記マーカ画像に対して施された前記少なくとも1つの処理に応じて、前記検査範囲を修正する。
本開示の一態様に係るプログラムは、コンピュータシステムに上述の検査方法を実行させる。
以上説明したように、本開示は、撮像画像内の検査範囲をより正確に設定できるという効果がある。
図1は、実施形態の検査システムの構成を示すブロック図である。 図2は、同上の検査システムの使用例を示す斜視図である。 図3は、同上の検査システムを構成するタブレット端末の撮像部を示す平面図である。 図4は、同上の検査システムの撮像画像を示す図である。 図5は、同上の検査システムの撮像画像に検査対象を指定した図である。 図6は、同上の検査システムの撮像画像に検査範囲を設定した図である。 図7は、同上の検査システムの三次元モデルを示す斜視図である。 図8は、同上の検査システムの撮像画像にマーカ画像を設定した図である。 図9は、同上の検査システムの検査方法を示すフローチャートである。 図10は、第2変形例の検査システムの撮像画像に検査対象を指定した図である。 図11は、同上の検査システムの撮像画像に検査範囲を設定した図である。 図12は、同上の検査システムの三次元モデルを示す斜視図である。 図13は、同上の検査システムの撮像画像にマーカ画像を設定した図である。 図14は、第3変形例及び第4変形例の検査システムの撮像画像に検査対象を指定した図である。 図15は、第5変形例の検査システムの構成を示すブロック図である。 図16は、第5変形例の別の検査システムの構成を示すブロック図である。
以下の実施形態は、一般に検査システム、検査方法、及びプログラムに関する。より詳細に、以下の実施形態は、撮像画像に画像認識処理を施すことで検査対象を検査する検査システム、検査方法、及びプログラムに関する。
以下、実施形態に係る検査システム、検査方法、及びプログラムについて、図面を参照して詳細に説明する。ただし、下記の実施形態において説明する各図は模式的な図であり、各構成要素の大きさや厚さそれぞれの比が必ずしも実際の寸法比を反映しているとは限らない。
また、以下に説明する実施形態は、本開示の実施形態の一例にすぎない。本開示は、以下の実施形態に限定されず、本開示の効果を奏することができれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
(1)概要
建築物の工事では、各工程において様々な検査が行われる。例えば、配筋、壁紙、配線器具、配線、又は配管などの部材を検査対象として、検査対象の配置、形状、及びサイズなどの検査が行われる。また、建物自体を検査対象として、検査対象の構造、配置、及び形状などの検査が行われる。このような検査では、検査対象を撮像した撮像画像に画像認識処理を施すことで、検査対象の配置、形状、サイズ、及び構造などの検査項目を評価することがある。なお、建築物の工事は、建築物の施工に関する工事であればよく、例えば建設工事、電気工事、給排水工事、及び土木工事などが含まれる。
近年、二次元の撮像画像ではなく、三次元の位置情報を含む撮像画像を生成することが容易になっている。そこで、図1に示す本実施形態の検査システムは、三次元の位置情報を含む撮像画像を用いて検査対象9の検査を行う。
検査システム1は、画像取得部1b、表示制御部1c、検査範囲設定部1e、及び検査部1h、を備える。画像取得部1bは、立体形状の検査対象9を撮像した画像であり、三次元の位置情報を含む撮像画像のデータを取得する。表示制御部1cは、撮像画像を画面D1に表示する。検査範囲設定部1eは、人の操作によって、撮像画像において検査対象9が写っている範囲を示す検査範囲を設定する。検査部1hは、検査範囲に画像認識処理を施すことで、検査対象9の検査を行う。
したがって、検査システム1は、人の操作によって撮像画像における検査範囲を設定するので、検査対象以外の構造が検査範囲に含まれることを抑制でき、撮像画像内の検査範囲をより正確に設定できる。
(2)詳細
以下、本実施形態の検査システム1の詳細を説明する。
(2.1)検査対象
本実施形態の検査対象9は、建築物の柱、梁、壁、スラブ、及び基礎などの配筋である。図2は、配筋91、92を示す。配筋91、92は、施工途中の建築物の内部の三次元空間W1に存在している。配筋91、92は梁の配筋である。配筋91の輪郭、及び配筋92の輪郭は、矩形体状である。
配筋91、92のそれぞれは、格子状に組まれた複数の鉄筋9aで構成されており、三次元の立体形状を有する部材である。配筋の検査は、配筋91、92のそれぞれに対して、複数の鉄筋9aの配置及び組み方、並びに鉄筋9aのサイズなどが、予め決められた仕様を満たしているか否かを個別に判定する。
なお、本実施形態では、配筋の矩形体状の輪郭は、三次元空間W1において鉛直方向及び水平方向に沿って延びる8つの辺で構成されていることを前提とする。
(2.2)検査システム
検査システム1は、コンピュータシステムを備えることが好ましい。コンピュータシステムは、プログラムを実行することによって、検査システム1の一部又は全部を実現する。コンピュータシステムは、プログラムに従って動作するプロセッサを主なハードウェア構成として備える。プロセッサは、プログラムを実行することによって機能を実現することができれば、その種類は問わない。プロセッサは、半導体集積回路(IC)、又はLSI(large scale integration)を含む一つ又は複数の電子回路で構成される。ここでは、ICやLSIと呼んでいるが、集積の度合いによって呼び方が変わり、システムLSI、VLSI(very large scale integration)、若しくはULSI(ultra large scale integration) と呼ばれるものであってもよい。LSIの製造後にプログラムされる、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、又はLSI内部の接合関係の再構成又はLSI内部の回路区画のセットアップができる再構成可能な論理デバイスも同じ目的で使うことができる。複数の電子回路は、一つのチップに集積されてもよいし、複数のチップに設けられてもよい。複数のチップは一つの装置に集約されていてもよいし、複数の装置に備えられていてもよい。プログラムは、コンピュータシステムが読み取り可能なROM、光ディスク、ハードディスクドライブなどの非一時的記録媒体に記録される。プログラムは、非一時的記録媒体に予め格納されていてもよいし、インターネット等を含む広域通信網を介して非一時的記録媒体に供給されてもよい。
コンピュータシステムは、1台のコンピュータ装置に限らず、互いに連携した複数台のコンピュータ装置で実現されていてもよい。また、コンピュータシステムは、クラウドコンピューティングシステムとして構築されていてもよい。
本実施形態の検査システム1は、図1に示すように、撮像部1a、画像取得部1b、表示制御部1c、操作部1d、検査範囲設定部1e、マーカ生成部1f、マーカ処理部1g、検査部1h、及び通信部1iを備える。また、検査システム1は、画面D1を更に備えることが好ましい。本実施形態の検査システム1は、図1及び図2に示すように、作業者H1が携行可能なタブレット端末T1で構成された検査装置である。作業者H1は、タブレット端末T1を携行して、三次元空間W1内を移動する。そして、作業者H1がタブレット端末T1で検査対象9となる配筋を撮像することで、検査システム1が検査対象9となる配筋の検査を行う。なお、本実施形態では、作業者H1が、撮像画像内に検査範囲を指定する人に相当する。
(2.2.1)撮像部
撮像部1aは、図3に示すように、3つのレンズ101を有する3眼のステレオカメラである。撮像部1aは、3つのレンズ101のそれぞれで撮像した画像データに基づいて、三次元の位置情報を含む撮像画像のデータを生成する。三次元の位置情報は、例えば、撮像部1aの撮像範囲に含まれている物体の三次元座標(例えばワールド座標)である。すなわち、撮像部1aは、撮像画像のデータとして三次元画像のデータを生成する。
撮像部1aは、立体形状の検査対象9を含む三次元空間W1を撮像して、撮像画像のデータを生成する。本実施形態では、配筋91、92のうち配筋91を検査対象9とする。そこで、作業者H1は、撮像画像に配筋91が写るようにタブレット端末T1を操作する。しかしながら、配筋91、92の配置、及び作業者H1の位置によっては、配筋91だけでなく、配筋92も撮像画像に写り込むことがある。
そして、撮像部1aは、撮像画像のデータをリアルタイムの動画データとして出力する。すなわち、撮像部1aは、撮像画像のデータとして、移動可能な撮像部1aによって撮像されたライブビュー画像のデータを生成する。
(2.2.2)画像取得部
画像取得部1bは、撮像部1aから、ライブビュー画像のデータ(撮像画像のデータ)を取得する。
なお、本実施形態では、撮像部1aと画像取得部1bとが同一の装置であるタブレット端末T1に設けられているが、撮像部1aは、タブレット端末T1とは別体に設けられていてもよい。
(2.2.3)表示制御部
表示制御部1cは、画像取得部1bが取得した撮像画像を画面D1に表示する。画面D1は、例えば液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイなどである。本実施形態の画面D1は、タブレット端末T1が具備するディスプレイ装置である。
そして、表示制御部1cは、画像取得部1bが取得したライブビュー画像のデータを入力され、ライブビュー画像を画面D1に表示する。
タブレット端末T1を携行している作業者H1は、画面D1を見ることで、撮像画像を確認できる。本実施形態の撮像画像は、ライブビュー画像であるので、作業者H1は、撮像画像をリアルタイムでモニタできる。
図4は、画面D1に表示されている撮像画像G1である。撮像画像G1には、検査対象9である配筋91だけでなく、検査対象9でない配筋92も写っている。撮像画像G1では、配筋91が写っている領域をQ91とし、配筋92が写っている領域をQ92としている。撮像画像G1のデータは、領域Q91の三次元の位置情報、及び領域Q92の三次元の位置情報を含んでいる。
(2.2.4)操作部
操作部1dは、画面D1に重ねて配置されたタッチセンサであり、画面D1と操作部1dとでタッチパネルを構成している。作業者H1は、タッチセンサである操作部1dを指又はタッチペンで触れることで、画面D1上で撮像画像G1における任意の位置を指定できる。撮像画像G1における任意の位置は、例えば撮像画像G1における任意の点、線、及び範囲などである。
例えば、作業者H1は、撮像画像G1において配筋91が写っている領域Q91内の少なくとも1点、又は領域Q91近傍の少なくとも1点を指定する。
本実施形態では、配筋91の輪郭は6つの面を有する矩形体状である。そして、作業者H1は、領域Q91において配筋91の矩形体状の輪郭を構成する6つの面のうち少なくとも1つの面が写るように、配筋91を斜めから撮像する(図4では、3つの面が写るように、配筋91を斜めから撮像している)。そして、作業者H1は、図5に示すように、配筋91が写っている領域Q91に対して、矩形体状の検査範囲R1(図6参照)の輪郭の4つの頂点にそれぞれ対応する4つの点P1-P4を指定する。点P1は、矩形体状の輪郭の互いに直交する3つの面に共通する頂点に対応する。点P2-P4のそれぞれは、矩形体の互いに直交する3つの面に共通する頂点から延びる3辺の各端に対応する。すなわち、作業者H1は、撮像画像G1において4つの点P1-P4を指定することで、検査範囲R1(図6参照)の輪郭を構成する6つの矩形状の面のうち、互いに直交する3つの面に対応する領域を、撮像画像G1内に指定することができる。
図5では、配筋91の全体が写っている領域Q91に対して4つの点P1-P4を指定することで、検査範囲R1(図6参照)には配筋91の全体が写っている。しかしながら、領域Q91に配筋91の全体が写っておらず、配筋91の一部が写っていることもある。このような場合でも、上述のように、領域Q91に対して、矩形体状の検査範囲R1(図6参照)の輪郭の4つの頂点にそれぞれ対応する4つの点P1-P4を指定することで、配筋91の一部が写っている範囲を検査範囲とすることができる。
なお、操作部1dは、マウス、及びキーボードなどであってもよい。
(2.2.5)検査範囲設定部
検査範囲設定部1eは、作業者H1が撮像画像G1内に指定した位置に基づいて、図6に示す検査範囲R1を撮像画像G1内に設定する。検査範囲R1は、撮像画像G1において検査対象である配筋91が写っている領域Q91を含む。
検査範囲設定部1eは、撮像画像G1に設定された4つの点P1-P4に基づいて、撮像画像G1内に検査範囲R1を設定する。
具体的に、検査範囲設定部1eは、タブレット端末T1に内蔵されている加速度センサ、ジャイロセンサ、又は傾きセンサなどのモーションセンサの検出結果に基づいて、撮像画像G1における鉛直方向及び水平方向を認識できる。また、検査範囲設定部1eは、モーションセンサの検出結果と、撮像画像G1の変化(画像フレームの差分)との少なくとも一方(両方でもよい)を用いて、タブレット端末T1の位置及び向きを認識できる。そこで、検査範囲設定部1eは、撮像画像G1において、4つの点P1-P4が4つの頂点に対応する矩形体を撮像した撮像領域を検査範囲R1(図6参照)として設定する。本実施形態では、配筋の矩形体状の輪郭は、三次元空間W1において鉛直方向及び水平方向に沿って延びる8つの辺で構成されていることを前提としており、検査範囲設定部1eは、この前提の下で、4つの点P1-P4を4つの頂点として有する矩形体を撮像した撮像領域を推定する。
したがって、検査システム1は、配筋91が写っている領域Q91を配筋92が写っている領域Q92と区別して、領域Q92を検査範囲に含めることなく、領域Q91を検査範囲R1とすることができる。すなわち、検査システム1は、撮像画像G1内の検査範囲R1をより正確に設定できる。
(2.2.6)マーカ生成部
マーカ生成部1fは、撮像画像G1における検査範囲R1を示すマーカ画像M1(図8参照)を生成する。
本実施形態では、マーカ生成部1fは、4つの点P1-P4を頂点とする互いに直交する3つの面を含む矩形体状の三次元モデルK1(図7参照)を生成する。矩形体の対称性から、矩形体の外面を構成する6つの面のうち互いに直交する3つの面がわかっていれば、矩形体の外面を構成する残りの3つの面を推定することは可能である。そこで、マーカ生成部1fは、4つの点P1-P4が4つの頂点に対応する矩形体状の三次元モデルK1を生成する。すなわち、マーカ生成部1fは、三次元モデルK1の形状を、撮像画像G1において4つの点P1-P4によって指定された、互いに直交する3つの面を含む矩形体の形状としている。
そして、マーカ生成部1fは、三次元モデルK1を撮像画像G1に透視投影することで、図8に示すマーカ画像M1を生成する。このマーカ画像M1は、三次元モデルK1を撮像画像G1内に透視投影した領域に生成され、三次元モデルK1を撮像画像G1内に表示した立体図形画像となる。この結果、表示制御部1cは、図8に示すように、マーカ画像M1を撮像画像G1に重畳させて画面D1に表示する。マーカ画像M1は、撮像画像G1と区別できるように、色、パターン、模様を有する画像である。撮像画像G1におけるマーカ画像M1の範囲は、検査範囲R1と同じになる。すなわち、撮像画像G1に対するマーカ画像M1の範囲は、配筋91が写っている領域Q91を含んでいる。
したがって、作業者H1は、画面D1に表示された撮像画像G1内のマーカ画像M1を見ることで、撮像画像G1内の検査範囲R1を確認できる。この結果、検査システム1は、撮像画像G1内の検査範囲R1をより正確に設定できる。
(2.2.7)マーカ処理部
検査システム1は、上述のように撮像画像G1に検査範囲R1及びマーカ画像M1を設定した後、以降の撮像画像G1とマーカ画像M1とを連動させる。すなわち、マーカ画像M1の範囲を検査範囲R1とみなすことができ、検査範囲R1は、マーカ画像M1の変化に追従して、マーカ画像M1と同様に変化する。
本実施形態では、マーカ処理部1gは、画面D1に表示されているマーカ画像M1に対して、移動、回転、拡大、及び縮小の少なくとも1つの処理を施す。
本実施形態では、マーカ処理部1gは、操作部1dに対する作業者H1の操作に応じて、画面D1に表示されているマーカ画像M1に対して、移動、回転、拡大、及び縮小の各処理を施す。
具体的に、作業者H1は、画面D1に重なっているタッチセンサである操作部1dを指又はタッチペンで操作する。作業者H1は、画面D1に表示されているマーカ画像M1に対してスライド操作を行うことで、マーカ画像M1を移動又は回転させる。作業者H1は、画面D1に表示されているマーカ画像M1に対してピンチアウト操作を行うことで、マーカ画像M1を拡大する。作業者H1は、画面D1に表示されているマーカ画像M1に対してピンチイン操作を行うことで、マーカ画像M1を縮小する。
マーカ処理部1gは、マーカ画像M1に対する移動、回転、拡大、及び縮小の各処理を三次元モデルK1に反映させて、投影面に対する三次元モデルK1の移動、並びに三次元モデルK1の回転、拡大、及び縮小の各補正処理を行う。
検査範囲設定部1eは、マーカ画像M1に対する移動、回転、拡大、及び縮小の各処理に応じて、マーカ画像M1に対する処理と同様に、検査範囲R1に移動、回転、拡大、及び縮小の各補正処理を施す。すなわち、検査範囲設定部1eは、マーカ画像M1に対して施された処理に応じて、検査範囲R1を修正する。
したがって、検査システム1は、マーカ画像M1の表示領域の修正を行うことで、検査範囲R1を修正できる。この結果、検査システム1は、撮像画像G1内の検査範囲R1をより正確に設定できる。
(2.2.8)検査部
検査部1hは、撮像画像G1の検査範囲R1に画像認識処理を施すことで、検査対象9である配筋91の検査を行う。
具体的に、検査部1hは、撮像画像G1の検査範囲R1に対して、二値化処理、フィルタリング処理、エッジ抽出処理などを施すことで、検査範囲R1の特徴量を抽出する。また、検査部1hは、通信部1iを介してサーバ装置2の設計情報記憶部2aから設計情報を取得する。設計情報は、配筋91の設計仕様として、複数の鉄筋9aの配置及び組み方、並びに鉄筋9aのサイズなどの情報を含んでいる。そして、検査部1hは、検査範囲R1の特徴量を設計情報と比較することで、配筋91が設計仕様を満たしているか否かを判定する。検査部1hは、当該判定結果を配筋91の検査結果とし、配筋91の検査結果を通知するための画像データとして、検査通知データを生成する。
表示制御部1cは、配筋91の検査通知データを画面D1に表示する。したがって、作業者H1は、画面D1に表示された検査通知データを見ることで、配筋91の検査結果を確認できる。
(2.2.9)通信部
通信部1iは、インターネットを含むネットワークNT1に接続し、ネットワークNT1上の機器と通信を行い、信号の送信及び受信を行う通信インタフェースの機能を有する。ネットワークNT1には、サーバ装置2が接続しており、通信部1iは、ネットワークNT1を介して、サーバ装置2と通信を行うことができる。
サーバ装置2は、例えば建築物の設計又は施工を請け負った業者によって管理されており、設計情報記憶部2aを備えている。設計情報記憶部2aは、建築物の仕様、設計及び施工に関する各種情報を記憶している。設計情報記憶部2aが記憶している情報には、配筋91、92の設計情報も含まれている。
したがって、検査システム1は、通信部1iを介してサーバ装置2から配筋91、92の設計情報などを取得できる。
(2.2.10)撮像画像とマーカ画像との連動
上述のように、検査システム1は、配筋91を撮像した撮像画像G1に検査範囲R1及びマーカ画像M1を設定して配筋91の検査を行う。
そして、検査システム1は、撮像画像G1に検査範囲R1及びマーカ画像M1を設定した後、以降の撮像画像G1と、マーカ画像M1及び検査範囲R1と、を連動させる。作業者H1がタブレット端末T1で配筋91を撮像しながら三次元空間W1内を移動すると、画面D1に表示されている撮像画像G1が変化し、撮像画像G1において配筋91が写っている領域Q91も変化する。タブレット端末T1が三次元空間W1内を移動すると、撮像画像G1におけるマーカ画像M1及び検査範囲R1の位置及び形状も変化させる。
具体的に、撮像画像G1は、三次元の位置情報を含む。そこで、マーカ生成部1fは、撮像画像G1の検査範囲R1(すなわち、領域Q91)における三次元の位置情報を用いて、三次元空間W1における配筋91(検査対象9)の位置を示す座標情報として、三次元座標(例えばワールド座標)の情報を取得する。また、マーカ生成部1fは、タブレット端末T1に内蔵されている加速度センサ、ジャイロセンサ、又は傾きセンサなどのモーションセンサの検出結果、及び撮像画像G1の変化(画像フレームの差分)の少なくとも一方(両方でもよい)に基づいて、タブレット端末T1の移動距離及び移動方向を検知できる。そこで、マーカ生成部1fは、タブレット端末T1の移動距離及び移動方向に基づいて、三次元空間W1における配筋91の位置を示す三次元座標を補正する。すなわち、マーカ生成部1fは、タブレット端末T1が移動しても、撮像部1aに対する配筋91の位置を検出できる。
そして、マーカ生成部1fは、配筋91の位置を示す三次元座標に基づいて、撮像画像G1に対する三次元モデルK1の投影距離及び投影方向を調整することで、撮像画像G1におけるマーカ画像M1の位置及び形状を、撮像画像G1における検査範囲R1の変化に追従させる。
また、検査範囲設定部1eは、マーカ画像M1と同様に検査範囲R1を変化させる。
したがって、検査システム1は、撮像画像G1がライブビュー画像であっても、マーカ画像M1を撮像画像G1に連動させることができる。また、検査システム1は、撮像画像G1がライブビュー画像であっても、検査範囲R1を撮像画像G1に連動させることができる。
(2.2.11)検査方法
上述の検査システム1による検査方法をまとめると、図9のフローチャートで表される。例えば、検査システム1が備えるコンピュータシステムがプログラムを実行することで、検査方法は実行される。
検査方法は、画像取得ステップS1と、表示ステップS2と、検査範囲設定ステップS3と、検査ステップS5と、を備える。また、検査方法は、マーカ画像設定ステップS4を更に備えることが好ましい。
画像取得ステップS1では、画像取得部1bは、撮像画像G1のデータを取得する。撮像画像G1は、立体形状の検査対象9を撮像した画像であり、三次元の位置情報を含む。
表示ステップS2では、表示制御部1cは、撮像画像G1を画面D1に表示する。
検査範囲設定ステップS3では、検査範囲設定部1eは、作業者H1の操作によって、撮像画像G1において検査対象9が写っている範囲を示す検査範囲R1を設定する。
マーカ画像設定ステップS4では、マーカ生成部1fは、撮像画像G1において検査範囲R1を示すマーカ画像M1を生成し、マーカ画像M1を撮像画像G1に重畳して画面D1に表示させる。
検査ステップS5では、検査部1hは、検査範囲R1に画像認識処理を施すことで、検査対象9の検査を行う。
上述の検査方法は、撮像画像G1内の検査範囲R1をより正確に設定できる。
(3)第1変形例
マーカ生成部1fは、撮像画像、及び撮像画像におけるマーカ画像の範囲を教師データとする機械学習によって構築された学習モデルに撮像画像G1を入力することで、マーカ画像M1が重畳した撮像画像G1を学習モデルから取得してもよい。
具体的に、多数の教師データを用いた学習による学習モデルを構築しておく。学習モデルは、ディープラーニング(Deep Learning)などの機械学習によって構築されたニューラルネットワークを用いることが好ましい。また、学習モデルは、サポートベクターマシン(Support Vector Machine)などの他のアルゴリズムを用いてもよい。
学習モデルを構築する機械学習システムは、検査システム1が備える構成、検査システム1の外部に設けられる構成のいずれでもよい。
(4)第2変形例
検査範囲設定部1eは、検査対象9の寸法の情報を用いて検査範囲を設定してもよい。
以下、図10の撮像画像G11を用いて説明する。
画面D1に表示されている撮像画像G11は、領域Q93、Q94を含む。領域Q93に写っている配筋は、柱の配筋である。領域Q94に写っている配筋は、基礎の配筋である。基礎の配筋の輪郭は、水平に延びる矩形板状に形成されており、柱の配筋の輪郭は、鉛直方向に長い矩形体状に形成されている。本変形例では、作業者H1は、領域Q93に写っている柱の配筋を検査対象9として、柱の配筋を正面から撮像している。
作業者H1は、タブレット端末T1を操作することで、サーバ装置2の設計情報記憶部2aから通信部1iを介して、領域Q93に対応する柱の配筋(検査対象9である配筋)の設計情報をタブレット端末T1に予めダウンロード(タブレット端末T1に予め保存)しておく。設計情報は、領域Q93に対応する柱の配筋の設計仕様として、配筋の寸法情報を含んでいる。
そして、作業者H1は、図10に示すように、領域Q93に対して3つの点P11-P13を指定することで、柱の配筋の矩形体状の輪郭の1つの面を領域Q93に対して指定する。点P11-P13は、配筋の矩形体状の輪郭の前面を規定する。すなわち、作業者H1は、撮像画像G11において3つの点P11-P13を指定することで、配筋の輪郭を構成する6つの矩形状の面のうち、1つの面に対応する領域を撮像画像G11内に指定することができる。
検査範囲設定部1eは、タブレット端末T1に内蔵されている加速度センサ、ジャイロセンサ、又は傾きセンサなどのモーションセンサの検出結果に基づいて、撮像画像G11における鉛直方向及び水平方向を認識できる。また、検査範囲設定部1eは、モーションセンサの検出結果と、撮像画像G1の変化(画像フレームの差分)との少なくとも一方(両方でもよい)を用いて、タブレット端末T1の位置及び向きを認識できる。そこで、検査範囲設定部1eは、撮像画像G11において指定された3つの点P11-P13を、領域Q93に写っている配筋の設計情報と照合することで、検査範囲R11(図11参照)を設定する。この検査範囲R11は、3つの点P11-P13で規定される1つの面を含む矩形体を撮像した撮像領域に相当する。
したがって、検査システム1は、検査対象の配筋が写っている領域Q93を、検査対象9ではない配筋が写っている領域Q94と区別して、領域Q94を検査範囲に含めることなく、領域Q93を検査範囲R11とすることができる。すなわち、検査システム1は、撮像画像G11内の検査範囲R11をより正確に設定できる。
また、検査システム1は、配筋93の寸法の情報を用いることで、作業者H1の操作を簡略化できる。
そして、マーカ生成部1fは、撮像画像G11における検査範囲R11を示すマーカ画像M11(図13参照)を生成する。
本実施形態では、マーカ生成部1fは、検査対象9である配筋の寸法の情報を用いて、撮像画像G11において指定された1つの面を含む矩形体状の三次元モデルK11(図12参照)を生成する。すなわち、マーカ生成部1fは、撮像画像G11において指定された3つの点P11-P13を、検査対象9である配筋の設計情報と照合することで、矩形体状の三次元モデルK11を生成する。すなわち、マーカ生成部1fは、三次元モデルK11の形状を、撮像画像G11において3つの点P11-P13によって指定された1つの面を含む矩形体の形状としている。
そして、マーカ生成部1fは、三次元モデルK11を撮像画像G11に透視投影することで、図13に示すマーカ画像M11を生成する。このマーカ画像M11は、三次元モデルK11を撮像画像G11内に透視投影した領域に生成され、三次元モデルK11を撮像画像G11内に表示した立体図形画像となる。この結果、表示制御部1cは、図13に示すように、マーカ画像M11を撮像画像G11に重畳させて画面D1に表示する。マーカ画像M11は、撮像画像G11と区別できるように、色、パターン、模様を有する画像である。撮像画像G11におけるマーカ画像M11の範囲は、検査範囲R11と同じになる。すなわち、撮像画像G11に対するマーカ画像M11の範囲は、検査対象9となる配筋が写っている領域Q93を含んでいる。
したがって、作業者H1は、画面D1に表示された撮像画像G11内のマーカ画像M11を見ることで、撮像画像G11内の検査範囲R11を確認できる。この結果、検査システム1は、撮像画像G11内の検査範囲R11をより正確に設定できる。
なお、作業者H1は、撮像画像G11の領域Q93に対して、配筋の矩形体状の輪郭の複数の面を指定してもよい。この場合、検査範囲設定部1eは、撮像画像G11において指定された複数の面を、検査対象9である配筋(領域Q93に写っている配筋)の設計情報と照合することで、検査範囲R11(図11参照)を設定する。この検査範囲R11は、撮像画像G11において指定された複数の面を含む矩形体を撮像した撮像領域に相当する。また、マーカ生成部1fは、三次元モデルK11の形状を、撮像画像G11において指定された複数の面を含む矩形体の形状とする。
(5)第3変形例
作業者H1は、図14に示すように、画面D1に表示されている撮像画像G11の領域Q93に対して1つの点P21を指定することで、配筋の矩形体状の輪郭の1つの辺を領域Q93に対して指定してもよい。本変形例の点P21は、配筋の矩形体状の輪郭の上前辺を規定する。すなわち、作業者H1は、撮像画像G11において1つの点P21を指定することで、配筋の輪郭を構成する8つの辺のうち、1つの辺を、撮像画像G11内に指定することができる。
この場合、検査範囲設定部1eは、撮像画像G11において指定された1つの点P21を、検査対象9である配筋(領域Q93に写っている配筋)の設計情報と照合することで、検査範囲R11(図11参照)を設定する。この検査範囲R11は、1つの点P21で規定される1つの辺を含む矩形体を撮像した撮像領域に相当する。
そして、マーカ生成部1fは、撮像画像G11における検査範囲R11を示すマーカ画像M11(図13参照)を生成する。ここでは、マーカ生成部1fは、三次元モデルK11の形状を、撮像画像G11において1つの点P21によって指定された1つの辺を含む矩形体の形状としている。
なお、作業者H1は、撮像画像G11の領域Q93に対して、配筋の矩形体状の輪郭の複数の辺を指定してもよい。この場合、検査範囲設定部1eは、撮像画像G11において指定された複数の辺を、検査対象9である配筋(領域Q93に写っている配筋)の設計情報と照合することで、検査範囲R11(図11参照)を設定する。この検査範囲R11は、撮像画像G11において指定された複数の辺を含む矩形体を撮像した撮像領域に相当する。また、マーカ生成部1fは、三次元モデルK11の形状を、撮像画像G11において指定された複数の辺を含む矩形体の形状とする。
(6)第4変形例
作業者H1は、図14に示すように、画面D1に表示されている撮像画像G11の領域Q93に対して1つの点P21を指定することで、配筋の矩形体状の輪郭の1つの点を領域Q93に対して指定してもよい。本変形例の点P31は、配筋の矩形体状の輪郭の上前辺に含まれる1点を規定する。
この場合、検査範囲設定部1eは、撮像画像G11において指定された1つの点P21を、検査対象9である配筋(領域Q93に写っている配筋)の設計情報と照合することで、検査範囲R11(図11参照)を設定する。この検査範囲R11は、1つの点P21を含む矩形体を撮像した撮像領域に相当する。
そして、マーカ生成部1fは、撮像画像G11における検査範囲R11を示すマーカ画像M11(図13参照)を生成する。ここでは、マーカ生成部1fは、三次元モデルK11の形状を、撮像画像G11における1つの点P21を含む矩形体の形状としている。
なお、作業者H1は、撮像画像G11の領域Q93に対して、配筋の矩形体状の輪郭の複数の点を指定してもよい。この場合、検査範囲設定部1eは、撮像画像G11において指定された複数の点を、検査対象9である配筋(領域Q93に写っている配筋)の設計情報と照合することで、検査範囲R11(図11参照)を設定する。この検査範囲R11は、撮像画像G11において指定された複数の点を含む矩形体を撮像した撮像領域に相当する。また、マーカ生成部1fは、三次元モデルK11の形状を、撮像画像G11において指定された複数の点を含む矩形体の形状とする。
(7)第5変形例
図15は、検査システム1の変形例として、検査システム1Aを示す。
検査システム1Aでは、検査部1hがサーバ装置2に設けられている。タブレット端末T1とサーバ装置2とは、ネットワークNT1を介して互いに通信可能に構成されており、検査部1hは、撮像画像の検査範囲に画像認識処理を施すことで、検査対象9の検査を行う。
図16は、検査システム1の別の変形例として、検査システム1Bを示す。
検査システム1Bでは、検査部1hに加えて、検査範囲設定部1e、マーカ生成部1f、及びマーカ処理部1gもサーバ装置2に設けられている。タブレット端末T1とサーバ装置2とは、ネットワークNT1を介して互いに通信可能に構成されており、検査範囲設定部1e、マーカ生成部1f、及びマーカ処理部1gも上記同様の機能を有する。
検査システム1を構成する各部は、検査システム1のように1つの装置にまとめて設けられる構成、又は検査システム1A、1Bのように2つの装置に分散して設けられる構成に限定されず、3つ以上の装置に分散して設けられる構成であってもよい。
(8)第6変形例
検査システム1は、画面D1を備えていなくてよい。例えば、画面D1は、検査システム1と通信可能に構成されたタブレット端末、スマートフォン、及びパーソナルコンピュータなどの外部端末が備えていてもよい。
検査対象9は配筋以外の部材、例えば壁紙、配線器具、配線、又は配管などであってもよい。すなわち、検査対象9は、特定の部材に限定されず、三次元の立体形状を有する部材であればよい。
また、作業者H1は、タブレット端末T1を操作することで、所望のタイミングでライブビュー画像を静止画像にし、静止画像に対して検査範囲を設定してもよい。この場合、作業者H1は、ライブビュー画像をモニタしながら、検査対象9がライブビュー画像に写っているときに、ライブビュー画像を静止画像に切り替えることで、検査対象9が写っている静止画像を画面D1に表示する。なお、ライブビュー画像及び静止画像ともに、撮像画像のデータに相当する。
撮像部1aは、3つのレンズを有するステレオカメラに限定されず、2つ、又は4つ以上のレンズを有するステレオカメラであってもよい。また、撮像部1aは、単眼カメラであってもよく、この場合、撮像画像の系列から3次元の位置情報を含む撮像画像のデータを生成できる。また、撮像部1aは、3次元レーザスキャナ、又はLiDAR(Light Detection and Ranging)などのように、レーザを用いた構成であってもよい。
検査対象9は、配筋91、93に限定されず、配筋92、94であってもよい。また、検査対象9は、配筋以外であってもよく、例えば壁紙、配線器具、配線、又は配管などの部材であってもよい。また、検査対象9は、建物であってもよい。
また、上述の実施形態では、配筋の矩形体状の輪郭が、三次元空間W1において鉛直方向及び水平方向に沿って延びる8つの辺で構成されていることを前提として、検査範囲設定部1e及びマーカ生成部1fは、この前提の下で検査範囲を設定し、マーカ画像を生成している。しかしながら、検査システム1が用いる前提は、検査対象9の形状、構造、及び配置などに応じて適宜設定されればよく、特定の前提に限定されない。
(9)まとめ
上述の実施形態に係る第1の態様の検査システム(1、1A、1B)は、画像取得部(1b)と、表示制御部(1c)と、検査範囲設定部(1e)と、検査部(1h)と、を備える。画像取得部(1b)は、立体形状の検査対象(9)を撮像した画像であり、三次元の位置情報を含む撮像画像(G1、G11)のデータを取得する。表示制御部(1c)は、撮像画像(G1、G11)を画面(D1)に表示する。検査範囲設定部(1e)は、人(H1)の操作によって、撮像画像(G1、G11)において検査対象(9)が写っている範囲を示す検査範囲(R1、R11)を設定する。検査部(1h)は、検査範囲(R1、R11)に画像認識処理を施すことで、検査対象(9)の検査を行う。
上述の検査システム(1、1A、1B)は、撮像画像(G1、G11)内の検査範囲(R1、R11)をより正確に設定できる。
上述の実施形態に係る第2の態様の検査システム(1、1A、1B)では、第1の態様において、検査範囲設定部(1e)は、画面(D1)に表示されている撮像画像(G1、G11)に人(H1)の操作によって指定された位置に基づいて、検査範囲(R1、R11)を設定することが好ましい。
上述の検査システム(1、1A、1B)は、撮像画像(G1、G11)内の検査範囲(R1、R11)をより正確に設定できる。
上述の実施形態に係る第3の態様の検査システム(1、1A、1B)では、第2の態様において、検査範囲設定部(1e)は、撮像画像(G1、G11)において指定された少なくとも1つの点(P1-P4、P11-P13、P21)を含む検査範囲(R1、R11)を設定することが好ましい。
上述の検査システム(1、1A、1B)は、撮像画像(G1、G11)内の検査範囲(R1、R11)をより正確に設定できる。
上述の実施形態に係る第4の態様の検査システム(1、1A、1B)では、第2の態様において、検査範囲設定部(1e)は、撮像画像(G1、G11)において指定された少なくとも1つの範囲を含む検査範囲(R1、R11)を設定することが好ましい。
上述の検査システム(1、1A、1B)は、撮像画像(G1、G11)内の検査範囲(R1、R11)をより正確に設定できる。
上述の実施形態に係る第5の態様の検査システム(1、1A、1B)では、第1乃至第4の態様のいずれか1つにおいて、検査範囲設定部(1e)は、検査対象(9)の寸法の情報を用いて検査範囲(R11)を設定することが好ましい。
上述の検査システム(1、1A、1B)は、検査対象(9)の寸法の情報を用いることで、人(H1)の操作を簡略化できる。
上述の実施形態に係る第6の態様の検査システム(1、1A、1B)は、第1乃至第5の態様のいずれか1つにおいて、撮像画像(G1、G11)における検査範囲(R1、R11)を示すマーカ画像(M1、M11)を生成するマーカ生成部(1f)を更に備えることが好ましい。表示制御部(1c)は、マーカ画像(M1、M11)を撮像画像(G1、G11)に重畳させて画面(D1)に表示する。
上述の検査システム(1、1A、1B)では、人(H1)は、画面(D1)に表示された撮像画像(G1、G11)内のマーカ画像(M1、M11)を見ることで、撮像画像(G1、G11)内の検査範囲(R1、R11)を確認できる。この結果、検査システム(1、1A、1B)は、撮像画像(G1、G11)内の検査範囲(R1、R11)をより正確に設定できる。
上述の実施形態に係る第7の態様の検査システム(1、1A、1B)では、第6の態様において、マーカ生成部(1f)は、検査範囲(R1、R11)に含まれる三次元の位置情報に基づいて、検査範囲(R1、R11)の三次元モデル(K1、K11)を生成することが好ましい。マーカ生成部(1f)は、三次元モデル(K1、K11)の投影画像をマーカ画像(M1、M11)とする。
上述の検査システム(1、1A、1B)では、人(H1)は、撮像画像(G1、G11)内の検査範囲(R1、R11)を容易に確認できる。
上述の実施形態に係る第8の態様の検査システム(1、1A、1B)では、第7の態様において、マーカ生成部(1f)は、三次元モデル(K1、K11)の形状を、撮像画像(G1、G11)において指定された互いに直交する3つの面を含む矩形体形状とすることが好ましい。
上述の検査システム(1、1A、1B)は、マーカ画像(M1、M11)を容易に生成できる。
上述の実施形態に係る第9の態様の検査システム(1、1A、1B)では、第7の態様において、マーカ生成部(1f)は、検査対象(9)の寸法の情報を用いて、三次元モデル(K11)の形状を、撮像画像(G11)において指定された少なくとも1つの面を含む三次元の形状とすることが好ましい。
上述の検査システム(1、1A、1B)は、マーカ画像(M1、M11)を容易に生成できる。
上述の実施形態に係る第10の態様の検査システム(1、1A、1B)では、第7の態様において、マーカ生成部(1f)は、検査対象(9)の寸法の情報を用いて、三次元モデル(K11)の形状を、撮像画像(G11)において指定された少なくとも1つの辺を含む三次元の形状とすることが好ましい。
上述の検査システム(1、1A、1B)は、マーカ画像(M1、M11)を容易に生成できる。
上述の実施形態に係る第11の態様の検査システム(1、1A、1B)では、第7の態様において、マーカ生成部(1f)は、検査対象(9)の寸法の情報を用いて、三次元モデル(K11)の形状を、撮像画像(G11)において指定された少なくとも1つの点を含む三次元の形状とすることが好ましい。
上述の検査システム(1、1A、1B)は、マーカ画像(M1、M11)を容易に生成できる。
上述の実施形態に係る第12の態様の検査システム(1、1A、1B)では、第6の態様において、マーカ生成部(1f)は、撮像画像(G1、G11)、及び撮像画像(G1、G11)におけるマーカ画像(M1、M11)の範囲を教師データとする機械学習によって構築された学習モデルに撮像画像(G1、G11)を入力することで、マーカ画像(M1、M11)が重畳した撮像画像(G1、G11)を学習モデルから取得することが好ましい。
上述の検査システム(1、1A、1B)は、マーカ画像(M1、M11)を容易に生成できる。
上述の実施形態に係る第13の態様の検査システム(1、1A、1B)では、第6乃至第12の態様のいずれか1つにおいて、マーカ画像(M1、M11)は、三次元モデル(K1、K11)の投影画像である。マーカ生成部(1f)は、検査対象(9)が存在する三次元空間(W1)における検査対象(9)の位置を示す座標情報に基づいて、三次元モデル(K1、K11)の三次元座標を二次元座標に変換することで、画面(D1)にマーカ画像(M1、M11)を表示することが好ましい。
上述の検査システム(1、1A、1B)は、マーカ画像(M1、M11)を撮像画像(G1、G11)に連動させることができる。
上述の実施形態に係る第14の態様の検査システム(1、1A、1B)は、第6乃至第13の態様のいずれか1つにおいて、人(H1)の操作に応じて、画面(D1)に表示されているマーカ画像(M1、M11)に対して、移動、回転、拡大、及び縮小の少なくとも1つの処理を施すマーカ処理部(1g)を更に備えることが好ましい。検査範囲設定部(1e)は、マーカ画像(M1、M11)に対して施された少なくとも1つの処理に応じて、検査範囲(R1、R11)を修正する。
上述の検査システム(1、1A、1B)は、マーカ画像(M1、M11)を修正することで、検査範囲(R1、R11)を修正できる。
上述の実施形態に係る第15の態様の検査システム(1、1A、1B)では、第1乃至第14の態様のいずれか1つにおいて、撮像画像(G1、G11)は、移動可能な撮像部(1a)によって撮像されたライブビュー画像であることが好ましい。
上述の検査システム(1、1A、1B)は、撮像画像(G1、G11)をリアルタイムでモニタできる。
上述の実施形態に係る第16の態様の検査システム(1、1A、1B)では、第1乃至第15の態様のいずれか1つにおいて、検査対象(9)は、配筋(91-94)であることが好ましい。
上述の検査システム(1、1A、1B)は、配筋(91-94)の検査を行うことができる。
上述の実施形態に係る第17の態様の検査システム(1、1A、1B)では、第1乃至第15の態様のいずれか1つにおいて、検査対象(9)は、建築物であることが好ましい。
上述の検査システム(1、1A、1B)は、建築物の検査を行うことができる。
上述の実施形態に係る第18の態様の検査方法は、画像取得ステップ(S1)と、表示ステップ(S2)と、検査範囲設定ステップ(S3)と、検査ステップ(S5)と、を含む。画像取得ステップ(S1)は、立体形状の検査対象(9)を撮像した画像であり、三次元の位置情報を含む撮像画像(G1、G11)のデータを取得する。表示ステップ(S2)は、撮像画像(G1、G11)を画面(D1)に表示する。検査範囲設定ステップ(S3)は、人(H1)の操作によって、撮像画像(G1、G11)において検査対象(9)が写っている範囲を示す検査範囲(R1、R11)を設定する。検査ステップ(S5)は、検査範囲(R1、R11)に画像認識処理を施すことで、検査対象(9)の検査を行う。
上述の検査方法は、撮像画像(G1、G11)内の検査範囲(R1、R11)をより正確に設定できる。
上述の実施形態に係る第19の態様のプログラムは、コンピュータシステムに第18の態様の検査方法を実行させる。
上述のプログラムは、撮像画像(G1、G11)内の検査範囲(R1、R11)をより正確に設定できる。
1、1A、1B 検査システム
1a 撮像部
1b 画像取得部
1c 表示制御部
1e 検査範囲設定部
1f マーカ生成部
1g マーカ処理部
1h 検査部
9 検査対象
91-94 配筋
D1 画面
W1 三次元空間
H1 作業者(人)
G1、G11 撮像画像
R1、R11 検査範囲
M1、M11 マーカ画像
K1、K11 三次元モデル
P1-P4、P11-P13、P21 点
S1 画像取得ステップ
S2 表示ステップ
S3 検査範囲設定ステップ
S5 検査ステップ

Claims (20)

  1. 立体形状の検査対象を撮像した画像であり、三次元の位置情報を含む撮像画像のデータを取得する画像取得部と、
    前記撮像画像を画面に表示する表示制御部と、
    人の操作によって、前記撮像画像において前記検査対象が写っている範囲を示す検査範囲を設定する検査範囲設定部と、
    前記検査範囲に画像認識処理を施すことで、前記検査対象の検査を行う検査部と、を備え
    前記検査範囲設定部は、前記画面に表示されている前記撮像画像において前記人の操作によって指定された4つの点が4つの頂点に対応する矩形体を撮像した撮像領域を前記検査範囲として設定し、
    前記4つの点のうち1つの点は、前記4つの頂点のうち、前記矩形体の輪郭の互いに直交する3つの面に共通する頂点に対応し、
    前記4つの点のうち残りの3つの点は、前記4つの頂点のうち、前記3つの面に共通する頂点から延びる3辺の各端に対応する
    検査システム。
  2. 立体形状の検査対象を撮像した画像であり、三次元の位置情報を含む撮像画像のデータを取得する画像取得部と、
    前記撮像画像を画面に表示する表示制御部と、
    人の操作によって、前記撮像画像において前記検査対象が写っている範囲を示す検査範囲を設定する検査範囲設定部と、
    前記検査範囲に画像認識処理を施すことで、前記検査対象の検査を行う検査部と、を備え、
    前記検査範囲設定部は、前記検査対象の寸法の情報を用いて前記検査範囲を設定する
    検査システム。
  3. 前記撮像画像における前記検査範囲を示すマーカ画像を生成するマーカ生成部を更に備え、
    前記表示制御部は、前記マーカ画像を前記撮像画像に重畳させて前記画面に表示する
    請求項1又は2の検査システム。
  4. 立体形状の検査対象を撮像した画像であり、三次元の位置情報を含む撮像画像のデータを取得する画像取得部と、
    前記撮像画像を画面に表示する表示制御部と、
    人の操作によって、前記撮像画像において前記検査対象が写っている範囲を示す検査範囲を設定する検査範囲設定部と、
    前記検査範囲に画像認識処理を施すことで、前記検査対象の検査を行う検査部と、
    前記撮像画像における前記検査範囲を示すマーカ画像を生成するマーカ生成部と、を備え、
    前記表示制御部は、前記マーカ画像を前記撮像画像に重畳させて前記画面に表示し、
    前記マーカ生成部は、
    前記検査範囲に含まれる前記三次元の位置情報に基づいて、前記検査範囲の三次元モデルを生成し、
    前記三次元モデルの投影画像を前記マーカ画像とする
    検査システム。
  5. 前記マーカ生成部は、前記三次元モデルの形状を、前記撮像画像において指定された互いに直交する3つの面を含む矩形体形状とする
    請求項4の検査システム。
  6. 前記マーカ生成部は、前記検査対象の寸法の情報を用いて、前記三次元モデルの形状を、前記撮像画像において指定された少なくとも1つの面を含む三次元の形状とする
    請求項4の検査システム。
  7. 前記マーカ生成部は、前記検査対象の寸法の情報を用いて、前記三次元モデルの形状を、前記撮像画像において指定された少なくとも1つの辺を含む三次元の形状とする
    請求項4の検査システム。
  8. 前記マーカ生成部は、前記検査対象の寸法の情報を用いて、前記三次元モデルの形状を、前記撮像画像において指定された少なくとも1つの点を含む三次元の形状とする
    請求項4の検査システム。
  9. 前記マーカ生成部は、前記撮像画像、及び前記撮像画像における前記マーカ画像の範囲を教師データとする機械学習によって構築された学習モデルに前記撮像画像を入力することで、前記マーカ画像が重畳した前記撮像画像を前記学習モデルから取得する
    請求項3の検査システム。
  10. 立体形状の検査対象を撮像した画像であり、三次元の位置情報を含む撮像画像のデータを取得する画像取得部と、
    前記撮像画像を画面に表示する表示制御部と、
    人の操作によって、前記撮像画像において前記検査対象が写っている範囲を示す検査範囲を設定する検査範囲設定部と、
    前記検査範囲に画像認識処理を施すことで、前記検査対象の検査を行う検査部と、
    前記撮像画像における前記検査範囲を示すマーカ画像を生成するマーカ生成部と、を備え、
    前記表示制御部は、前記マーカ画像を前記撮像画像に重畳させて前記画面に表示し、
    前記マーカ画像は、三次元モデルの投影画像であり、
    前記マーカ生成部は、前記検査対象が存在する三次元空間における前記検査対象の位置を示す座標情報に基づいて、前記三次元モデルの三次元座標を二次元座標に変換することで、前記画面に前記マーカ画像を表示する
    検査システム。
  11. 立体形状の検査対象を撮像した画像であり、三次元の位置情報を含む撮像画像のデータを取得する画像取得部と、
    前記撮像画像を画面に表示する表示制御部と、
    人の操作によって、前記撮像画像において前記検査対象が写っている範囲を示す検査範囲を設定する検査範囲設定部と、
    前記検査範囲に画像認識処理を施すことで、前記検査対象の検査を行う検査部と、
    前記撮像画像における前記検査範囲を示すマーカ画像を生成するマーカ生成部と、を備え、
    前記表示制御部は、前記マーカ画像を前記撮像画像に重畳させて前記画面に表示し、
    前記人の操作に応じて、前記画面に表示されている前記マーカ画像に対して、移動、回転、拡大、及び縮小の少なくとも1つの処理を施すマーカ処理部を更に備え、
    前記検査範囲設定部は、前記マーカ画像に対して施された前記少なくとも1つの処理に応じて、前記検査範囲を修正する
    検査システム。
  12. 前記撮像画像は、移動可能な撮像部によって撮像されたライブビュー画像である
    請求項1乃至11のいずれか1つの検査システム。
  13. 前記検査対象は、配筋である
    請求項1乃至12のいずれか1つの検査システム。
  14. 前記検査対象は、建築物である
    請求項1乃至12のいずれか1つの検査システム。
  15. 立体形状の検査対象を撮像した画像であり、三次元の位置情報を含む撮像画像のデータを取得する画像取得ステップと、
    前記撮像画像を画面に表示する表示ステップと、
    人の操作によって、前記撮像画像において前記検査対象が写っている範囲を示す検査範囲を設定する検査範囲設定ステップと、
    前記検査範囲に画像認識処理を施すことで、前記検査対象の検査を行う検査ステップと、を含み、
    前記検査範囲設定ステップでは、前記画面に表示されている前記撮像画像において前記人の操作によって指定された4つの点が4つの頂点に対応する矩形体を撮像した撮像領域を前記検査範囲として設定し、
    前記4つの点のうち1つの点は、前記4つの頂点のうち、前記矩形体の輪郭の互いに直交する3つの面に共通する頂点に対応し、
    前記4つの点のうち残りの3つの点は、前記4つの頂点のうち、前記3つの面に共通する頂点から延びる3辺の各端に対応する
    検査方法。
  16. 立体形状の検査対象を撮像した画像であり、三次元の位置情報を含む撮像画像のデータを取得する画像取得ステップと、
    前記撮像画像を画面に表示する表示ステップと、
    人の操作によって、前記撮像画像において前記検査対象が写っている範囲を示す検査範囲を設定する検査範囲設定ステップと、
    前記検査範囲に画像認識処理を施すことで、前記検査対象の検査を行う検査ステップと、を含み
    前記検査範囲設定ステップでは、前記検査対象の寸法の情報を用いて前記検査範囲を設定する
    検査方法。
  17. 立体形状の検査対象を撮像した画像であり、三次元の位置情報を含む撮像画像のデータを取得する画像取得ステップと、
    前記撮像画像を画面に表示する表示ステップと、
    人の操作によって、前記撮像画像において前記検査対象が写っている範囲を示す検査範囲を設定する検査範囲設定ステップと、
    前記検査範囲に画像認識処理を施すことで、前記検査対象の検査を行う検査ステップと、
    前記撮像画像における前記検査範囲を示すマーカ画像を生成するマーカ画像設定ステップと、を含み、
    前記マーカ画像設定ステップでは、
    前記マーカ画像を前記撮像画像に重畳させて前記画面に表示し、
    前記検査範囲に含まれる前記三次元の位置情報に基づいて、前記検査範囲の三次元モデルを生成し、
    前記三次元モデルの投影画像を前記マーカ画像とする
    検査方法。
  18. 立体形状の検査対象を撮像した画像であり、三次元の位置情報を含む撮像画像のデータを取得する画像取得ステップと、
    前記撮像画像を画面に表示する表示ステップと、
    人の操作によって、前記撮像画像において前記検査対象が写っている範囲を示す検査範囲を設定する検査範囲設定ステップと、
    前記検査範囲に画像認識処理を施すことで、前記検査対象の検査を行う検査ステップと、
    前記撮像画像における前記検査範囲を示すマーカ画像を生成するマーカ画像設定ステップと、を含み、
    前記マーカ画像設定ステップでは、前記マーカ画像を前記撮像画像に重畳させて前記画面に表示し、
    前記マーカ画像は、三次元モデルの投影画像であり、
    前記マーカ画像設定ステップでは、前記検査対象が存在する三次元空間における前記検査対象の位置を示す座標情報に基づいて、前記三次元モデルの三次元座標を二次元座標に変換することで、前記画面に前記マーカ画像を表示する
    検査方法。
  19. 立体形状の検査対象を撮像した画像であり、三次元の位置情報を含む撮像画像のデータを取得する画像取得ステップと、
    前記撮像画像を画面に表示する表示ステップと、
    人の操作によって、前記撮像画像において前記検査対象が写っている範囲を示す検査範囲を設定する検査範囲設定ステップと、
    前記検査範囲に画像認識処理を施すことで、前記検査対象の検査を行う検査ステップと、
    前記撮像画像における前記検査範囲を示すマーカ画像を生成するマーカ画像設定ステップと、を含み、
    前記マーカ画像設定ステップでは、前記マーカ画像を前記撮像画像に重畳させて前記画面に表示し、
    前記人の操作に応じて、前記画面に表示されている前記マーカ画像に対して、移動、回転、拡大、及び縮小の少なくとも1つの処理を施すマーカ処理ステップを更に含み、
    前記検査範囲設定ステップでは、前記マーカ画像に対して施された前記少なくとも1つの処理に応じて、前記検査範囲を修正する
    検査方法。
  20. コンピュータシステムに請求項15乃至19のいずれか1つに記載の検査方法を実行させる
    プログラム。
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