JP7741266B2 - スリーブ、及び貫通孔構造 - Google Patents
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Description
図21に示すように、区画壁としての中空壁110の一方の壁板111には、大サイズ開口部111aが形成され、他方の壁板112には、小サイズ開口部112aが形成されている。中空壁110に形成された貫通穴114は、大サイズ開口部111aと、小サイズ開口部112aとが、2枚の壁板111,112の間の内部空間113を介して連通して形成されている。小サイズ開口部112aは、貫通部材の一例であるケーブルを挿通するのに必要な大きさである。大サイズ開口部111a及び小サイズ開口部112aの各々は四角孔であり、互いに相似形である。
スリーブについて、前記周壁構成体の二つの前記板部のうちの一方の前記板部の基端から先端までの長さは、他方の前記板部の基端から先端までの長さと異なるとよい。
以下、スリーブ、貫通孔構造、及びスリーブの設置方法を具体化した第1の実施形態を図1~図12にしたがって説明する。
貫通孔14内において、四角枠状のスリーブ20は、貫通孔14を貫通して配置される流体管13を取り囲む。スリーブ20の内部に流体管13が挿通されることにより、防火中空壁Wの貫通孔14を流体管13が貫通している。スリーブ20の内面と、断熱材17及び耐火部材18を介した流体管13の外周面との間には充填材15が充填されている。充填材15は、スリーブ20の内面と、断熱材17及び耐火部材18を介した流体管13の外周面との間の隙間を塞ぐ。また、充填材15は、難燃性の熱膨張性耐熱材よりなるが、不燃性の熱膨張材で形成されていてもよいし、熱膨張性を有していなくてもよい。
図3及び図5に示すように、スリーブ20は、周壁構成体の一例である屈曲部材30を四つ組み合わせて四角枠状に構成される周壁21を備える。図5のスリーブ20は、図3に示すスリーブ20のサイズを縮小させたものである。
図4に示すように、屈曲部材30は、板厚方向に見て細長四角状の金属板をL形状に屈曲させて形成されている。屈曲部材30は、長四角板状の第1板部31と、第1板部31に対し直交する第2板部32と、第1板部31と第2板部32の交差部に位置する角形成部33と、を有する。したがって、屈曲部材30は、貫通方向Zに沿って見てL形状であり、かつ貫通方向Zに一定幅を有する金属板製である。また、屈曲部材30は、角形成部33と、当該角形成部33から互いに直交して突出方向へ突出し、かつ突出方向へ一定幅を有する二つの板部を備え、一方の板部が第1板部31であり、他方の板部が第2板部32である。
まず、縮小方法を用いてスリーブ20を設置しつつ、貫通孔構造を構築する場合について説明する。なお、図7に示すように、貫通孔14の四つの角のうちの一つを第1角14aとし、水平方向に第1角14aに隣り合う別の角を第2角14bとし、鉛直方向に第2角14bに隣り合う別の角を第3角14cとし、第1角14aと第3角14cに隣り合う別の角を第4角14dとする。
まず、図6及び図7に示すように、第1間仕切り壁11の第1孔11aの内面に沿う四面に沿って外側閉塞部材16を配置する。同じく、第2孔12aの内面に沿う四面に沿って外側閉塞部材16を配置する。すると、第1孔11a及び第2孔12aの内面が、外側閉塞部材16によって覆われる。各外側閉塞部材16の厚さは、四つの屈曲部材30の板厚より大きい。
(1-1)スリーブ20の周壁21を四つの屈曲部材30を組み合わせて形成できる。そして、周壁21の周方向に隣り合う屈曲部材30の第1板部31と第2板部32との重合長を調節することで、周壁21の周方向への側壁22の寸法を調節して、周壁21のサイズを貫通孔14のサイズに柔軟に合わせることができる。よって、貫通孔14のサイズに合わせてスリーブ20を複数用意する必要がなくなる。又は、スリーブ20のサイズに合わせて貫通孔14を形成する必要がなくなる。
次に、スリーブ、貫通孔構造、及びスリーブの設置方法を具体化した第2の実施形態を図13~図14にしたがって説明する。なお、第2の実施形態は、第1の実施形態のスリーブ20を変更したのみの構成であるため、同様の部分についてはその詳細な説明を省略する。また、第1の実施形態において定義した周方向、貫通方向Z、第1方向H1、第2方向H2、及び幅方向H3は第2の実施形態においても同じである。
(2-1)周壁71の四つの側壁72の各々は、第1板部31と、第2板部32と、直部形成体80と、から形成される。周壁21の周方向に隣り合う二つの屈曲部材30同士を周方向に離間させても、直部形成体80により、第1板部31と第2板部32との間で側壁72が途切れることを無くすことができ、各側壁72を周方向に延長できる。したがって、周壁71の内部空間Kを拡大できる。
次に、スリーブ、貫通孔構造、及びスリーブの設置方法を具体化した第3の実施形態を図15~図17にしたがって説明する。なお、第3の実施形態は、第1の実施形態のスリーブ20及び防火中空壁Wを変更したのみの構成であるため、同様の部分についてはその詳細な説明を省略する。また、第1の実施形態において定義した周方向、貫通方向Z、第1方向H1、第2方向H2、及び幅方向H3は第3の実施形態においても同じである。
内側重合体90において、2つの裏面94b間の貫通方向Zへの寸法は、外側重合体85において、2つの表面89c間の貫通方向Zへの寸法より若干大きい。このため、内側重合体90の内側フランジ形成部94の裏面94bを、外側重合体85の基端フランジ部89aの表面89cに対向させて内側重合体90と外側重合体85を組み合わせることができる。
図17に示すように、本実施形態のスリーブ82は、二つの外側重合体85と、二つの内側重合体90と、一つの外側直部形成体100と、一つの内側直部形成体105とを予め一体化して貫通孔Faに設置される。
周壁83の周方向に隣り合う外側重合体85の外側フランジ形成部89と、内側直部形成体105の内側フランジ形成部107とは、板厚方向に重合されている。また、周壁83の周方向に隣り合う内側重合体90の内側フランジ形成部94と、外側直部形成体100の外側フランジ形成部102とは板厚方向に重合されている。さらに、周壁83の周方向に隣り合う外側重合体85の外側フランジ形成部89と、内側重合体90の内側フランジ形成部94とは板厚方向に重合されている。
(3-1)周壁83は、貫通方向Zの両端縁にフランジ84を有する。フランジ84において、外側重合体85の外側フランジ形成部89と、内側直部形成体105の内側フランジ形成部107とが板厚方向に重合する。このとき、内側フランジ形成部107は、外側フランジ形成部89の先端フランジ部89bよりも貫通方向Zに凹んだ基端フランジ部89aに重合する。このため、外側フランジ形成部89と内側フランジ形成部107とを面一にできる。
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
このとき、長側壁83aの組において、二つの長側壁83a同士では、外側重合体85と内側重合体90とが内部空間Kを介して対向し、短側壁83bの組において、二つの短側壁83b同士では、外側重合体85と内側重合体90とが内部空間Kを介して対向している。つまり、二つの外側重合体85は、周壁83の対角線上に位置し、二つの内側重合体90は、周壁83の対角線上に位置する。
このように構成することで、第3の実施形態のスリーブ82に比べて内部空間Kを縮小したスリーブ82とすることができる。
第1内面141及び第2内面142に沿って外側閉塞部材16を配置する。次に、図19に示すように、第1屈曲部材30aにおける第2板部32の先端部と、第4屈曲部材30dにおける第1板部31の先端部とを板厚方向に重合させ、隣り合う第1板部31と第2板部32とを接合部材50によって接合する。第1屈曲部材30aと第4屈曲部材30dが接合されると第1組立体51が形成される。この第1組立体51は、一つの側壁22と、その側壁22の一端から突出する第1板部31と、側壁22の他端から突出する第2板部32とを備える。
そして、第1組立体51を貫通孔14内に挿入する。このとき、貫通孔14内に配置された外側閉塞部材16の内面のうち、第1内面141に沿う面に第1組立体51の側壁22が沿うようにする。また、第2内面142に第1板部31が沿い、第4内面144の第2板部32が沿うようにする。
そして、第2組立体52を貫通孔14内に挿入する。このとき、貫通孔14内に配置された外側閉塞部材16の内面のうち、第3内面143に沿う面に第2組立体52の側壁22が沿い、第2内面142に第2板部32が沿うとともに、第4内面144に第1板部31が沿うようにする。
○ 第1の実施形態のスリーブ20の設置方法は以下のように変更してもよい。
○ 防火中空壁Wの貫通孔構造において、外側閉塞部材16は省略してもよい。
上記実施形態及び変更例から把握できる技術的思想について記載する。
区画壁を壁厚方向に貫通し、かつ前記壁厚方向に見て四角形状の貫通孔内において、当該貫通孔を貫通して配置される貫通部材を取り囲むスリーブであって、
四つの周壁構成体を組み合わせて四角枠状に構成される周壁を備え、
前記周壁で囲まれる内部空間が開口する方向を当該周壁の貫通方向とすると、
四つの前記周壁構成体の各々は、前記貫通方向に沿って見てL形状であり、かつ前記貫通方向に一定幅を有する金属板製であり、角形成部と、当該角形成部から互いに直交して突出し、かつ突出方向へ一定幅を有する二つの板部を有し、
前記周壁は四つの側壁を有し、
各側壁は、前記周壁の周方向に隣り合う一方の前記周壁構成体の前記板部の先端部と、他方の前記周壁構成体の前記板部の先端部とを板厚方向に重合させることにより構成され、前記突出方向への重合長を変更することにより前記内部空間を拡縮させることを特徴とするスリーブ。
区画壁を壁厚方向に貫通し、かつ前記壁厚方向に見て四角形状の貫通孔内において、当該貫通孔を貫通して配置される貫通部材を取り囲むスリーブであって、
金属板製の複数の周壁構成体を組み合わせて四角枠状に構成される周壁を備え、
前記周壁構成体は、四つの屈曲部材と、二つ又は四つの直部形成体とを有し、
前記周壁で囲まれる内部空間が開口する方向を当該周壁の貫通方向とすると、
四つの前記屈曲部材の各々は、前記貫通方向に沿って見てL形状であり、かつ前記貫通方向に一定幅を有する金属板製であり、角形成部と、当該角形成部から互いに直交して突出し、かつ突出方向へ一定幅を有する二つの板部を有し、
前記直部形成体は、前記一定幅で延びる形状であり、
前記周壁は四つの側壁を有し、
四つの前記側壁のうちの少なくとも二つの側壁は、前記周壁の周方向に離れて位置する二つの前記屈曲部材のうちの一方の前記板部の先端部と、他方の前記板部の先端部と、当該二つの先端部を繋ぐように両方の先端部に対し板厚方向に重合させた前記直部形成体と、から構成され、
前記突出方向への重合長を変更することにより前記内部空間を拡縮させることを特徴とするスリーブ。
区画壁を壁厚方向に貫通し、かつ前記壁厚方向に見て四角形状の貫通孔内において、当該貫通孔を貫通して配置される貫通部材を取り囲むスリーブであって、
複数の周壁構成体を組み合わせて構成される四角枠状の周壁を備え、
前記周壁で囲まれる内部空間が開口する方向を貫通方向とし、
前記周壁構成体の各々は、前記貫通方向に一定幅を有する板部を有する金属板製であり、
前記周壁は四つの側壁を有し、
各側壁は、前記周壁の周方向に隣り合う少なくとも二つの前記周壁構成体の一方の前記周壁構成体の先端部と、他方の前記周壁構成体の先端部とを板厚方向に重合させることにより構成され、前記周壁の前記周方向への重合長を変更することにより前記内部空間を拡縮させることを特徴とするスリーブ。
区画壁を壁厚方向に貫通し、かつ前記壁厚方向に見て四角形状の貫通孔内に貫通部材が配置され、
前記貫通部材は前記貫通孔内のスリーブによって取り囲まれており、
前記スリーブは、複数の周壁構成体を組み合わせて構成される四角枠状の周壁を備え、
前記周壁で囲まれる内部空間が開口する方向を貫通方向とし、
前記周壁は四つの側壁を有し、
複数の前記周壁構成体の各々は、前記貫通方向に一定幅を有する金属板製であり、
前記側壁は、前記周壁の周方向に二つの前記周壁構成体が隣接して配置され、隣接する二つの前記周壁構成体は、先端部同士が前記周壁構成体の板厚方向に重合しており、
重合した前記周壁構成体と、前記貫通孔の内面との間には、前記周壁構成体の板厚方向に圧縮変形された外側閉塞部材が配置されていることを特徴とする貫通孔構造。
区画壁を壁厚方向に貫通し、かつ前記壁厚方向に見て四角形状の貫通孔内において、当該貫通孔を貫通して配置される貫通部材を取り囲むスリーブの設置方法であって、
前記スリーブは、四つの周壁構成体を組み合わせて四角枠状に構成される周壁を備え、
前記周壁で囲まれる内部空間が開口する方向を貫通方向とし、前記内部空間を囲む方向を周方向とすると、
前記貫通方向に沿って見てL形状であり、かつ前記貫通方向に一定幅を有する金属板製であり、角形成部と、当該角形成部から互いに直交して突出し、かつ突出方向へ一定幅を有する二つの板部を有する周壁構成体を前記貫通孔内に四つ配置し、
前記突出方向が、前記周方向に延びるように複数の前記周壁構成体を隣接させ、
隣接する二つの前記周壁構成体のうち、一方の前記周壁構成体の前記板部の先端部と、他方の前記周壁構成体の前記板部の先端部とを、両先端部の板厚方向に重合させて前記周壁を備える前記スリーブを構成する工程を有するスリーブの設置方法。
区画壁を壁厚方向に貫通し、かつ前記壁厚方向に見て四角形状の貫通孔内において、当該貫通孔を貫通して配置される貫通部材を取り囲むスリーブの設置方法であって、
前記スリーブは、第1周壁構成体、第2周壁構成体、第3周壁構成体及び第4周壁構成体を組み合わせて四角枠状に構成される周壁を備え、前記周壁で囲まれる内部空間が開口する方向を貫通方向とすると、四つの前記周壁構成体の各々は、前記貫通方向に沿って見てL形状であり、かつ前記貫通方向に一定幅を有する金属板製であり、角形成部と、当該角形成部から互いに直交し突出し、かつ突出方向へ一定幅を有する二つの板部を有し、
前記貫通孔の四つの角のうちの一つである第1角に前記角形成部を合わせて前記第1周壁構成体を配置し、前記第2周壁構成体の前記角形成部を前記第1角に隣り合う第2角に合わせるとともに、前記第1角と前記第2角との間の内面において、前記第1周壁構成体の前記板部の先端部と前記第2周壁構成体の前記板部の先端部とが重合するように配置し、第1周壁構成体と第2周壁構成体を接合し、
前記第3周壁構成体の前記角形成部を前記第2角に隣り合う第3角に合わせるとともに、前記第2角と前記第3角との間の内面において、前記第2周壁構成体の前記板部の先端部と前記第3周壁構成体の前記板部の先端部とが重合するように配置し、前記第2周壁構成体と前記第3周壁構成体とを接合し、
前記第4周壁構成体の前記角形成部を前記第3角に隣り合う第4角に合わせるとともに、前記第3角と前記第4角との間の内面において、前記第3周壁構成体の前記板部の先端部と前記第4周壁構成体の前記板部の先端部とが重合するように配置し、第3周壁構成体と第4周壁構成体とを接合するとともに、前記第4角と前記第1角との間の内面において、前記第4周壁構成体の前記板部の先端部と前記第1周壁構成体の前記板部の先端部とが重合するように配置することを特徴とするスリーブの設置方法。
前記接合部材は、前記板部の前記先端部同士が重合する方向を螺進退方向として両方の前記板部を貫通するボルトであり、前記周壁構成体は、前記ボルトが貫通する孔を前記周方向に複数備える。
<付記8>
区画壁を壁厚方向に貫通し、かつ前記壁厚方向に見て四角形状の貫通孔内において、当該貫通孔を貫通して配置される貫通部材を取り囲むスリーブの設置方法であって、
前記スリーブは、四つの周壁構成体を組み合わせて四角枠状に構成される周壁を備え、
前記周壁で囲まれる内部空間が開口する方向を貫通方向とし、前記内部空間を囲む方向を周方向とすると、
前記貫通方向に沿って見てL形状であり、かつ前記貫通方向に一定幅を有する金属板製であり、角形成部と、当該角形成部から互いに直交して突出し、かつ突出方向へ一定幅を有する二つの板部を有する前記周壁構成体を前記貫通孔内に四つ配置し、
前記突出方向が、前記周方向に延びるように複数の前記周壁構成体を隣接させ、
隣接する二つの前記周壁構成体のうち、一方の前記周壁構成体の前記板部の先端部と、他方の前記周壁構成体の前記板部の先端部とを、両先端部の板厚方向に重合させて前記周壁を備える前記スリーブを構成する工程を有するスリーブの設置方法。
<付記9>
区画壁を壁厚方向に貫通し、かつ前記壁厚方向に見て四角形状の貫通孔内において、当該貫通孔を貫通して配置される貫通部材を取り囲むスリーブの設置方法であって、
前記スリーブは、四つの周壁構成体を組み合わせて四角枠状に構成される周壁を備えており、
前記区画壁を貫通する前記貫通孔の内面に沿って、前記周壁構成体の板厚方向への寸法よりも大きい厚さを有し、かつ厚さ方向に前記周壁構成体の板厚以上の圧縮量で圧縮変形可能な外側閉塞部材を配置し、
前記周壁で囲まれる内部空間が開口する方向を貫通方向とし、前記内部空間を囲む方向を周方向とすると、
前記貫通方向に沿って見てL形状であり、かつ前記貫通方向に一定幅を有する金属板製であり、角形成部と、当該角形成部から互いに直交して突出し、かつ突出方向へ一定幅を有する二つの板部を有する前記周壁構成体を前記貫通孔内に配置し、
前記突出方向が、前記周方向に延びるように複数の前記周壁構成体を隣接させ、
隣接する二つの前記周壁構成体のうち、一方の前記周壁構成体の前記板部の先端部と、他方の前記周壁構成体の前記板部の先端部とを、両先端部の板厚方向に重合させ、前記外側閉塞部材を圧縮させながら、前記両先端部の重合量を変更して、当該両先端部を接合して前記周壁を備える前記スリーブを構成する工程を有するスリーブの設置方法。
Claims (10)
- 区画壁を壁厚方向に貫通し、かつ前記壁厚方向に見て四角形状の貫通孔内において、当該貫通孔を貫通して配置される貫通部材を取り囲むスリーブであって、
金属板製の複数の周壁構成体を組み合わせて四角枠状に構成される周壁を備え、
前記周壁構成体は、四つの屈曲部材と、二つ又は四つの直部形成体とを有し、
前記周壁で囲まれる内部空間が開口する方向を当該周壁の貫通方向とすると、
四つの前記屈曲部材の各々は、前記貫通方向に沿って見てL形状であり、かつ前記貫通方向に一定幅を有する金属板製であり、角形成部と、当該角形成部から互いに直交して突出し、かつ突出方向へ一定幅を有する二つの板部を有し、
前記直部形成体は、前記一定幅で延びる形状であり、
前記周壁は四つの側壁を有し、
四つの前記側壁のうちの少なくとも二つの側壁は、前記周壁の周方向に離れて位置する二つの前記屈曲部材のうちの一方の前記板部の先端部と、前記周壁の周方向に離れて位置する二つの前記屈曲部材のうちの他方の前記板部の先端部と、当該二つの先端部を繋ぐように両方の先端部に対し、前記四角枠状の内側又は外側から板厚方向に重合させた前記直部形成体と、から構成され、
前記突出方向への重合長を変更することにより前記内部空間を拡縮させることを特徴とするスリーブ。 - 区画壁を壁厚方向に貫通し、かつ前記壁厚方向に見て四角形状の貫通孔内において、当該貫通孔を貫通して配置される貫通部材を取り囲むスリーブであって、
金属板製の複数の周壁構成体を組み合わせて四角枠状に構成される周壁を備え、
前記周壁構成体は、四つの屈曲部材と、二つ又は四つの直部形成体とを有し、
前記周壁で囲まれる内部空間が開口する方向を当該周壁の貫通方向とすると、
四つの前記屈曲部材の各々は、前記貫通方向に沿って見てL形状であり、かつ前記貫通方向に一定幅を有する金属板製であり、角形成部と、当該角形成部から互いに直交して突出し、かつ突出方向へ一定幅を有する二つの板部を有し、
前記直部形成体は、前記一定幅で延びる形状であり、
前記周壁は四つの側壁を有し、
四つの前記側壁のうちの少なくとも二つの側壁は、前記周壁の周方向に離れて位置する二つの前記屈曲部材のうちの一方の前記板部の先端部と、他方の前記板部の先端部と、当該二つの先端部を繋ぐように両方の先端部に対し板厚方向に重合させた前記直部形成体と、から構成され、
前記突出方向への重合長を変更することにより前記内部空間を拡縮させて、異なるサイズの前記四角枠状を構成可能であることを特徴とするスリーブ。 - 区画壁を壁厚方向に貫通し、かつ前記壁厚方向に見て四角形状の貫通孔内において、当該貫通孔を貫通して配置される貫通部材を取り囲むスリーブであって、
金属板製の複数の周壁構成体を組み合わせて四角枠状に構成される周壁を備え、
前記周壁構成体は、四つの屈曲部材と、二つ又は四つの直部形成体とを有し、
前記周壁で囲まれる内部空間が開口する方向を当該周壁の貫通方向とすると、
四つの前記屈曲部材の各々は、前記貫通方向に沿って見てL形状であり、かつ前記貫通方向に一定幅を有する金属板製であり、角形成部と、当該角形成部から互いに直交して突出し、かつ突出方向へ一定幅を有する二つの板部を有し、
前記直部形成体は、前記一定幅で延びる形状であり、
前記周壁は四つの側壁を有し、
四つの前記側壁のうちの少なくとも二つの側壁は、前記周壁の周方向に離れて位置する二つの前記屈曲部材のうちの一方の前記板部の先端部と、他方の前記板部の先端部と、当該二つの先端部を繋ぐように両方の先端部に対し板厚方向に重合させた前記直部形成体と、から構成され、
前記突出方向への重合長を変更することにより前記内部空間を拡縮させ、
前記周壁は、前記貫通方向の一端縁に当該周壁の外側に張り出す四角枠状のフランジを有し、前記複数の前記周壁構成体の全ては前記フランジを形成する板状のフランジ形成部を前記貫通方向の一端縁に備え、前記周方向に隣り合う二つの前記フランジ形成部は、当該フランジ形成部の板厚方向に重合され、
前記周壁は、前記四つの側壁において互いに対向する二つの前記側壁の組を二組備え、
一方の前記組の二つの前記側壁の各々は、二つの前記屈曲部材と一つの前記直部形成体により構成され、他方の前記組の前記側壁の各々は、前記内部空間を介して対向する一方の前記組の二つの前記屈曲部材により構成されており、
一方の前記組の二つの前記側壁のうちの一方の前記側壁において、前記周方向に離れて位置する二つの前記屈曲部材は、当該二つの屈曲部材を繋ぐ第1の前記直部形成体に対して、前記四角枠状の外側で重合する外側重合体であり、かつ前記フランジ形成部を前記第1の前記直部形成体の前記フランジ形成部よりも前記貫通方向の他端縁側において重合され、
一方の前記組の二つの前記側壁のうちの他方の前記側壁において、前記周方向に離れて位置する二つの前記屈曲部材は、当該二つの屈曲部材を繋ぐ第2の前記直部形成体に対して、前記四角枠状の内側で重合する内側重合体であり、かつ前記フランジ形成部を前記第2の前記直部形成体の前記フランジ形成部よりも前記貫通方向の一端縁側において重合され、
他方の前記組の二つの前記側壁の各々において、前記外側重合体の前記板部の前記先端部は、前記内側重合体の前記板部の前記先端部よりも外側となるように重合していることを特徴とするスリーブ。 - 区画壁を壁厚方向に貫通し、かつ前記壁厚方向に見て四角形状の貫通孔内において、当該貫通孔を貫通して配置される貫通部材を取り囲むスリーブであって、
金属板製の複数の周壁構成体を組み合わせて四角枠状に構成される周壁を備え、前記周壁で囲まれる内部空間が開口する方向を当該周壁の貫通方向とすると、
前記周壁は、前記貫通方向の両端縁に当該周壁の外側に張り出すフランジを有し、
前記周壁構成体は、四つの屈曲部材を有し、
四つの前記屈曲部材の各々は、前記貫通方向に沿って見てL形状であり、かつ前記貫通方向に一定幅を有する金属板製であり、角形成部と、当該角形成部から互いに直交して突出し、かつ突出方向へ一定幅を有する二つの板部と、前記フランジを形成する板状のフランジ形成部と、を有し、
四つの前記屈曲部材は、前記角形成部からの前記板部の前記突出方向を前記周壁の周方向として配置され、当該周方向に隣接する前記屈曲部材同士の前記板部が板厚方向に重合されて前記周壁は前記四角枠状とされて四つの側壁を構成し、
前記周方向に隣り合う二つの前記フランジ形成部は、当該フランジ形成部の板厚方向に重合されており、
前記スリーブは、前記突出方向への重合長を変更することにより前記内部空間を拡縮変更可能であり、
四つの前記屈曲部材のうち一方の対角に位置し、前記周壁の周方向に離れて位置する二つの前記屈曲部材は、他方の対角に位置する二つの前記屈曲部材に対して、前記四角枠状の外側で重合する外側重合体であり、前記他方の対角に位置する二つの前記屈曲部材は、前記外側重合体に対して前記四角枠状の内側で重合する内側重合体であり、
前記外側重合体の前記両端縁のうち一端縁に有する前記フランジ形成部よりも、前記内側重合体の前記両端縁のうち一端縁に有する前記フランジ形成部の方が前記貫通方向の一端側で重合し、
前記外側重合体の前記両端縁のうち他端縁に有する前記フランジ形成部よりも、前記内側重合体の前記両端縁のうち他端縁に有する前記フランジ形成部の方が前記貫通方向の他端側で重合することを特徴とするスリーブ。 - 重合した前記フランジ形成部の一方は前記板厚方向に段差状に形成されるとともに、重合した前記フランジ形成部の他方が前記一方の前記フランジ形成部の段差にて重合して、重合した前記フランジ形成部同士が面一となっている請求項3又は請求項4に記載のスリーブ。
- 前記周壁構成体の二つの前記板部のうちの一方の前記板部の基端から先端までの長さは、他方の前記板部の基端から先端までの長さと異なる請求項1~請求項5のうちいずれか一項に記載のスリーブ。
- 前記周壁構成体の板厚方向への寸法よりも大きい厚さを有し、かつ厚さ方向に前記周壁構成体の板厚以上の圧縮量で圧縮変形可能な外側閉塞部材を備える請求項1~請求項6のうちいずれか一項に記載のスリーブ。
- 区画壁を壁厚方向に貫通し、かつ前記壁厚方向に見て四角形状の貫通孔内に貫通部材が配置され、
前記貫通部材は前記貫通孔内に配置された請求項1~請求項7のいずれか一項に記載のスリーブによって取り囲まれており、
前記スリーブは、複数の周壁構成体を組み合わせて構成される四角枠状とされ、
複数の前記周壁構成体の各々は、前記貫通方向に一定幅を有する金属板製であり、
前記周壁の周方向に隣接する二つの前記周壁構成体は、先端部同士が前記周壁構成体の板厚方向に重合しており、
重合した前記周壁構成体と、前記貫通孔の内面との間には、前記周壁構成体の板厚方向に圧縮変形された外側閉塞部材が配置されていることを特徴とする貫通孔構造。 - 区画壁として、間に空洞部を形成する一対の仕切り壁により形成された中空壁を壁厚方向に貫通し、かつ前記壁厚方向に見て四角形状の貫通孔内に貫通部材が配置され、
前記貫通部材は前記貫通孔内に配置された請求項1~請求項7のいずれか一項に記載のスリーブによって取り囲まれており、
複数の前記周壁構成体の各々は、前記貫通方向に前記中空壁の壁厚より大きい幅の一定幅を有する金属板製であり、
前記周壁の周方向に隣接する二つの前記周壁構成体は、先端部同士が前記周壁構成体の板厚方向に重合した状態で、前記中空壁に位置決めされていることを特徴とする貫通孔構造。 - 前記スリーブは、前記貫通方向の一端側が前記区画壁の表面から突出しており、当該区画壁から突出した前記スリーブの外面と、前記区画壁の表面とに亘って貼着された位置決めテープによって、前記スリーブは、前記区画壁に位置決めされている請求項9に記載の貫通孔構造。
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