JP7742566B2 - 冷媒センサユニット - Google Patents
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Description
このような冷媒センサユニットには、被調和空間に設置される所謂外付け方式のものがある。この冷媒センサユニットは、空気調和装置の室内機の制御部に電気的に接続される。
また、この冷媒センサユニットは、冷媒センサと、当該冷媒センサを保護する筐体と、を備る、そして、筐体には、冷媒センサが冷媒を検知可能となるように、筐体外部と冷媒センサとを連通させる開口が設けられる。
そこで本開示は、冷媒センサの作動不良の発生を抑制できる冷媒センサユニットを提供する。
以下、図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明、または、実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が必要以上に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図しない。
以下、図1から図6を用いて、実施の形態1を説明する。なお、各図に示す符号FRは、横置き状態における冷媒センサユニット10の前方を示し、符号UPは、冷媒センサユニットの上方を示し、符号RHは、冷媒センサユニットの右方を示す。以下の説明において、各方向は、これらの冷媒センサユニット10の方向に沿った方向である。
図1は、本実施の形態に係る冷媒センサユニット10の配置状態を示す図である。
本実施の形態の冷媒センサユニット10は、空気調和装置1が備える冷媒漏洩検知ユニットである。
本実施の形態の空気調和装置1は、室内機である室内ユニット5に収められた熱交換器と、室外ユニットに収められた圧縮機や電子膨張弁等の減圧装置、室外機が備える室外熱交換器等で形成された冷凍サイクルを備える。空気調和装置1では、この冷凍サイクルに冷媒を流通させることで、被調和空間である室内空間100の空調を行う。室内空間100は、人が利用する空間である。
制御部は、信号線を介して、室外機や、室内ユニット5等の冷凍サイクルを形成する各部、及び冷媒センサユニット10等と接続される。制御部は、信号線を介して、空気調和装置1の各部から送信された各種の信号を受信し、また、制御部から空気調和装置1の各部に信号を送信する。これによって、制御部は、空気調和装置1の各部の運転を制御する。
なお、制御部と、空気調和装置1の各部は、信号線等の有線に限らず、通信部を介した無線によって接続されてもよい。
操作部7には、表示パネルが設けられる。表示パネルには、操作部7の操作状態や、空気調和装置1の運転状態が表示される。
操作部7は、温度設定等を入力可能である。すなわち、操作部7は、入力部として機能する。
また、空気調和装置1に用いられるこれらの冷媒は、空気より比重の大きい気体である。
また、冷媒センサユニット10は、室内空間100冷媒の濃度を検知して、信号線を介して、検知信号を制御部に送信する。本実施の形態の冷媒センサユニット10は、操作部7を介して、制御部に接続される。
さらに、冷媒センサユニット10は、信号線を介して、管理センタ等の空気調和装置1の外部との信号の送受信を実施することが可能である。例えば、冷媒センサユニット10は、室内空間100冷媒の濃度を検知して、信号線を介して、検知信号を管理センタに送信することが可能である。
上述の通り、空気調和装置1が使用する冷媒が空気より比重の大きい気体である場合、冷媒センサユニット10は、室内空間100の下部に設置されることが望ましい。
本実施の冷媒センサユニット10は、室内空間100の床面102から30cm程度の位置に取り付けられる。
具体的には、前面パネルが取り外されたコンセントボックス105の前面に取り付けられ、当該コンセントボックス105に引き回された給電線に電気的に接続される。これによって、冷媒センサユニット10は、駆動する。
図2に示すように、冷媒センサユニット10は、筐体12を備える。この筐体12は、内部空間13(図5)が設けられた扁平な直方体状に形成される。冷媒センサユニット10が室内空間100に取り付けられる場合、筐体12は、各側面の内の最も大きな平面を有する背面壁20が壁面101に対向するように配置されて当該壁面101に取り付けられる。この場合、背面壁20の反対側に位置する第1側壁22が室内空間100に向かって配置される。すなわち、第1側壁22は、筐体12の前面に配置される。
冷媒センサユニット10が横置き状態の場合、筐体12の長手方向に位置する一対の第2側壁26が側面となる位置に配置され、筐体12が有する一対の第3側壁28の一方が筐体12の底面となる位置に配置される。
これによって、冷媒センサユニット10は、コンセントボックス105の形状や、室内空間100の状態に応じて、取り付け状態を変更可能である。
シート部材14の略中央には、貫通孔である2つの放音孔40が並べて設けられる。
図2、図3に示すように、第1側壁22には、貫通孔である一対の第1開口30が設けられる。これらの第1開口30は、第1側壁22、及びシート部材14を貫通して設けられる。すなわち、これらの第1開口30は、シート部材14が貼り付けられた状態で、筐体12の内部空間13と、外部とを連通させる。
一対の第1開口30は、筐体12の上下方向に沿って所定の間隔を空けて配置される。また、これらの第1開口30は、一方の第2側壁26に接近した位置に設けられる。
第1側壁22において、挿通孔32に隣り合う位置には、凹部34が設けられる。この凹部34は、第1側壁22の外表面から、所定の深さ寸法で筐体12の内部空間13側に窪む溝形状を有する。凹部34は、一方の端部が挿通孔32に連結され、当該挿通孔32から第1側壁22の長手方向に沿って所定の長さ寸法で延びて形成される。
また、凹部34の他方の端部の前面側には、2つの放音孔40が配置される。このため、筐体12の内部空間13は、挿通孔32と、空洞部36と、放音孔40とによって、筐体12の外部に連通される。
一方の第2側壁26には、貫通孔である一対の第2開口31が設けられる。これらの第2開口31は、筐体12の内部空間13と、外部とを連通させる。
一対の第2開口31は、筐体12の上下方向に沿って所定の間隔を空けて配置される。
詳述すると、本実施の形態において、一対の第2開口31は、一方の第2側壁26と、筐体12の背面を形成する背面壁20とで形成される筐体12の角部に設けられる。すなわち、一対の第2開口31は、図2、図4に示すように、冷媒センサユニット10が横置き状態において、筐体12の一方の側面と、背面とに向かって開口する。
上述の通り、これらの第2開口31が設けられる一方の第2側壁26には、一対の第1開口30が接近して設けられる。
また、背面壁20には、複数の取付孔37が設けられる。この取付孔37は、筐体12をコンセントボックス105に取り付けるためのものである。筐体12は、取付孔37に挿通されたねじ等の締結部材をコンセントボックス105のねじ孔等の締結部に締結させることで、当該コンセントボックスに取り付けられる。
加えて、複数の取付孔37は、冷媒センサユニット10が縦置き状態、及び横置き状態のいずれの状態でも配置可能となるように設けられる。
例えば、図4に示すように、各取付孔38は、ドイツやフランス、スペイン等におけるコンセントボックス105の規格のねじ孔に対応するものである。また、各取付孔39は、イタリアにおけるコンセントボックス105の規格のねじ孔に対応するものである。
なお、図4に示す各取付孔37は、一例であり、これに限らず所定の規格に応じた配置位置、及び形状で形成されてもよい。
図5、図6に示すように、筐体12には、内部空間13が設けられる。
各リブ21、23は、筐体12の長手方向に直交する方向における略中央において、所定の幅寸法でいずれも途切れている。これによって、リブ21、23によって分けられた2つの空間を連通させる矩形の連通開口19が設けられる。
以下、より小さい空間、すなわち一方の第2側壁26側に位置する空間をセンサ室15という。また、より大きい空間、すなわち他方の第2側壁26側に位置する空間を制御室17という。
回路基板50は、平面が背面壁20、及び第1側壁22に対向した状態で制御室17に配置される。本実施の形態では、回路基板50は、ねじ部材等の締結部材によって、第1側壁22から所定の間隔を空けて、当該第1側壁22に固定される。
この他に、回路基板50の背面壁20側の面には、信号線が接続される端子台54やCPU等が設けられる。
接続端子64は、センサ基板62の端部から制御室17に向かって延び、連通開口19を介して、回路基板50に接続される。これによって、検知ユニット16は、制御ユニット18に電気的に接続される。
また、冷媒センサ60と、センサ基板62とは、筐体12の長手方向において、当該筐体12の前面視で、一対の第1開口30と略同一の位置に配置される。すなわち、冷媒センサ60と、センサ基板62と、一対の第1開口30とは、筐体12の長手方向に直交する方向において、同一直線上に配置される。このため、冷媒センサ60は、一対の第1開口30に隣接して配置される。
また、上述の通り、一対の第2開口31とは、筐体12において、いずれもセンサ室15に対応する位置に設けられるため、冷媒センサ60は、一対の第2開口31に隣接して配置される。
以上のように構成された冷媒センサユニット10について、その動作を以下説明する。
空気調和装置1では、室内ユニット5を介して、室内空間100に漏洩する場合がある。本実施の形態において、空気調和装置1で使用される冷媒は、空気より比重の大きい気体であるため、室内空間100に漏洩した冷媒は、床面102に堆積するように、室内空間100に滞留する。室内空間100に冷媒が継続して漏洩すると、床面102に滞留した冷媒は、やがて各第1開口30や各第2開口31を介して、冷媒センサユニット10のセンサ室15に流れ込む。
また、冷媒センサユニット10は、室内空間100において、冷媒漏洩が生じているか否かを判定してもよい。さらに、冷媒センサユニット10は、操作部7の表示パネルに所定の表示をさせる、あるいは室内ユニット5に送風運転等を実施させる等を実行可能であってもよい。
これによって、室内空間100利用する人が静電気を帯びた指や各種の物体等を冷媒センサユニット10に接近させた場合であっても、一対の第1開口30を介して、静電気が冷媒センサ60と、センサ基板62とに放電されることが抑制される。このため、冷媒センサユニット10が室内空間100に配置される場合であっても、冷媒センサユニット10が作動不良を起こすことが抑制される。
これによって、一対の第2開口31を介して、静電気が冷媒センサ60と、センサ基板62とに放電されることが抑制される。
さらに、一対の第2開口31は、下方に向かって配置されるため、これらの第2開口31から、ごみや埃等が内部空間13に入り込むことが抑制される。
また、凹部34、及びブザー装置56は、薄いシート部材14によって覆われるため、ブザー装置56が発した報知音の一部は、シート部材14を透過して筐体12の外部に発せられる。このため、冷媒センサユニット10は、十分な音量で報知音を発することが可能である。
これによって、2つの放音孔40を介して、静電気がブザー装置56に放電されることが抑制される。
以上のように、本実施の形態において、冷媒センサユニット10は、空気調和装置1の被空調空間である室内空間100の壁面101に取り付けられる筐体12と、筐体12の内部に収められる冷媒センサ60とを備える。そして、筐体12の一側面を形成する第1側壁22には、筐体12の内部と外部とを連通させる第1開口30が設けられ、第1開口30は、冷媒センサ60に隣接し、且つ対向しない位置に設けられる。
これにより、冷媒センサユニット10は、コンセントボックス105の形状や、室内空間100の状態に応じて、取り付け状態を変更可能である。そのため、冷媒センサユニット10は、より多様な取り付け状態に対応可能であると共に、より確実に冷媒漏洩を検知可能に取り付けることができる。
これにより、2つの放音孔40を介して、静電気がブザー装置56に放電されることが抑制される。そのため、冷媒センサユニット10が室内空間100に配置される場合であっても、ブザー装置56が作動不良を起こすことが抑制される。
これにより、ブザー装置56は、放音孔40に隣接し、且つ対向しない位置に設けられる。そのため、2つの放音孔40を介して、静電気がブザー装置56に放電されることが抑制される。
これにより、ブザー装置56が発した報知音の一部は、シート部材14を透過して筐体12の外部に発せられる。そのため、冷媒センサユニット10は、十分な音量で報知音を発することが可能である。
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、上記実施の形態を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用できる。また、上記実施の形態で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。
そこで、以下、他の実施の形態を例示する。
しかしながら、これに限らず、一方の第3側壁28に第3開口が設けられてもよい。
これによって、第3開口を介して、静電気が冷媒センサ60と、センサ基板62とに放電されることが抑制される。そのため、冷媒センサユニット10が室内空間100に配置される場合であっても、冷媒センサ60が作動不良を起こすことが抑制される。
また、第3開口が設けられる一方の第3側壁28は、冷媒センサユニット10が縦置き状態で配置される場合に、側面に位置する。
しかしながら、これに限らず冷媒センサ60と、センサ基板62とは、一方の第2側壁26に接近し、且つ筐体12の長手方向に直交する方向において、一方の第3側壁28接近する位置に配置されてもよい。
10 冷媒センサユニット
12 筐体
13 内部空間
14 シート部材
22 第1側壁
26 第2側壁
28 第3側壁
30 第1開口
31 第2開口
34 凹部
36 空洞部
40 放音孔
56 ブザー装置
60 冷媒センサ
100 室内空間
101 壁面
102 床面
Claims (7)
- 空気調和装置の被空調空間である室内空間の壁面に取り付けられる筐体と、前記筐体の内部に収められる冷媒センサとを備え、
前記筐体の一側面を形成する第1側壁には、前記筐体の内部と外部とを連通させる第1開口が設けられ、
前記筐体の前記第1側壁と異なる第2側壁には、前記筐体の内部と外部とを連通させる第2開口が設けられ、
前記第1開口及び前記第2開口は、前記冷媒センサに隣接し、且つ対向しない位置に設けられ、
前記第2側壁は、前記筐体が前記壁面に取り付けられる場合に、前記筐体の底面、または一側面となる位置に配置される
ことを特徴とする冷媒センサユニット。 - 前記第1側壁と、前記第2側壁と、異なる第3側壁には、第3開口が設けられ、
前記第3開口は、前記冷媒センサに隣接し、且つ対向しない位置に設けられ、
前記第3側壁は、前記筐体の底面、または一側面となる位置に配置される
ことを特徴とする請求項1に記載の冷媒センサユニット。 - 前記筐体は、前記壁面に取り付けられる場合に、前記第2側壁と、前記第3側壁との少なくともいずれか一方が底面に配置可能に形成され、
前記冷媒センサは、前記第2側壁と、前記第3側壁との少なくともいずれか一方に接近した位置に配置される
ことを特徴とする請求項2に記載の冷媒センサユニット。 - 前記筐体は、前記壁面に取り付けられる場合に、前記第2側壁と、前記第3側壁とのいずれもが底面に配置可能に形成され、
前記冷媒センサは、前記第2側壁と、前記第3側壁との少なくともいずれか一方に接近した位置に配置される
ことを特徴とする請求項2に記載の冷媒センサユニット。 - 前記筐体には、報知音を鳴らすブザー装置が設けられ、
前記筐体には、前記筐体の内部と外部とを連通させ、前記報知音を前記筐体の外部に放出する放音孔が設けられ、
前記放音孔は、前記ブザー装置に隣接し、且つ対向しない位置に設けられる
ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の冷媒センサユニット。 - 前記筐体には、前記ブザー装置と、前記放音孔とを連通させ、前記報知音が流れる空洞部が設けられる
ことを特徴とする請求項5に記載の冷媒センサユニット。 - 前記筐体の一側面には、薄いシート部材が貼り付けられ、
前記一側面には、凹部が設けられ、
前記凹部は、前記ブザー装置に隣接する位置に配置され、
前記空洞部は、前記凹部と、前記凹部を覆う前記シート部材で形成される
ことを特徴とする請求項6に記載の冷媒センサユニット。
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