JP7742897B2 - CLDN18.2に対するモノクローナル抗体及びそのFc改変されたバージョン - Google Patents
CLDN18.2に対するモノクローナル抗体及びそのFc改変されたバージョンInfo
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Description
(1)配列番号1で表されるとおりのVH内に含まれる HVR-H1、HVR-H2およびHVR-H3、および配列番号2で表されるとおりのVL内に含まれる HVR-L1、HVR-L2およびHVR-L3;
(2)配列番号3で表されるとおりのVH内に含まれる HVR-H1、HVR-H2およびHVR-H3、および配列番号4で表されるとおりのVL内に含まれる HVR-L1、HVR-L2およびHVR-L3;
(3)配列番号5で表されるとおりのVH内に含まれる HVR-H1、HVR-H2およびHVR-H3、および配列番号6で表されるとおりのVL内に含まれる HVR-L1、HVR-L2およびHVR-L3; または
(4)配列番号7で表されるとおりのVH内に含まれる HVR-H1、HVR-H2およびHVR-H3、および配列番号8で表されるとおりのVL内に含まれる HVR-L1、HVR-L2およびHVR-L3を含むものであって、
例えば、図1A、1B、1C或いは1Dで表されるとおりのものであって、任意に、Fc領域に1つ以上の変異を含んでいてもよい。
(1)配列番号11で表されるとおりのHVR-H1、配列番号12で表されるとおりのHVR-H2、配列番号13で表されるとおりのHVR-H3、配列番号14で表されるとおりのHVR-L1、配列番号15で表されるとおりのHVR-L2、および配列番号16で表されるとおりのHVR-L3;
(2)配列番号17で表されるとおりのHVR-H1、配列番号18で表されるとおりのHVR-H2、配列番号19で表されるとおりのHVR-H3、配列番号20で表されるとおりのHVR-L1、配列番号21で表されるとおりのHVR-L2、および配列番号22で表されるとおりのHVR-L3;
(3)配列番号23で表されるとおりのHVR-H1、配列番号24で表されるとおりのHVR-H2、配列番号25で表されるとおりのHVR-H3、配列番号26で表されるとおりのHVR-L1、配列番号27で表されるとおりのHVR-L2、および配列番号28で表されるとおりのHVR-L3;あるいは
(4)配列番号29で表されるとおりのHVR-H1、配列番号30で表されるとおりのHVR-H2、配列番号31で表されるとおりのHVR-H3、配列番号32で表されるとおりのHVR-L1、配列番号33で表されるとおりのHVR-L2、および配列番号34で表されるとおりのHVR-L3を含む。
(1)配列番号41で表されるとおりのHVR-H1、配列番号42で表されるとおりのHVR-H2、配列番号43で表されるとおりのHVR-H3、配列番号44で表されるとおりのHVR-L1、配列番号45で表されるとおりのHVR-L2、および配列番号46で表されるとおりのHVR-L3;
(2)配列番号47で表されるとおりのHVR-H1、配列番号48で表されるとおりのHVR-H2、配列番号49で表されるとおりのHVR-H3、配列番号50で表されるとおりのHVR-L1、配列番号51で表されるとおりのHVR-L2、および配列番号52で表されるとおりのHVR-L3;あるいは
(3)配列番号53で表されるとおりのHVR-H1、配列番号54で表されるとおりのHVR-H2、配列番号55で表されるとおりのHVR-H3、配列番号56で表されるとおりのHVR-L1、配列番号57で表されるとおりのHVR-L2、および配列番号58で表されるとおりのHVR-L3を含む。
(1)配列番号11で表されるとおりのHVR-H1、配列番号12で表されるとおりのHVR-H2、および配列番号13で表されるとおりのHVR-H3を含むVH、および配列番号14で表されるとおりのHVR-L1、配列番号15で表されるとおりのHVR-L2、および配列番号16で表されるとおりのHVR-L3を含むVL;
(2)配列番号17で表されるとおりのHVR-H1、配列番号18で表されるとおりのHVR-H2、および配列番号19で表されるとおりのHVR-H3を含むVH、および配列番号20で表されるとおりのHVR-L1、配列番号21で表されるとおりのHVR-L2、および配列番号22で表されるとおりのHVR-L3を含むVL;
(3)配列番号23で表されるとおりのHVR-H1、配列番号24で表されるとおりのHVR-H2、および配列番号25で表されるとおりのHVR-H3を含むVH、および配列番号26で表されるとおりのHVR-L1、配列番号27で表されるとおりのHVR-L2、および配列番号28で表されるとおりのHVR-L3を含むVL;あるいは
(4)配列番号29で表されるとおりのHVR-H1、配列番号30で表されるとおりのHVR-H2、および配列番号31で表されるとおりのHVR-H3を含むVH、および配列番号32で表されるとおりのHVR-L1、配列番号33で表されるとおりのHVR
-L2、および配列番号34で表されるとおりのHVR-L3を含むVLを含むものであって、
任意に、Fc領域に1つ以上の変異を含んでいてもよい。
(1)配列番号41で表されるとおりのHVR-H1、配列番号42で表されるとおりのHVR-H2、および配列番号43で表されるとおりのHVR-H3を含むVH、および配列番号44で表されるとおりのHVR-L1、配列番号45で表されるとおりのHVR-L2、および配列番号46で表されるとおりのHVR-L3を含むVL;
(2)配列番号47で表されるとおりのHVR-H1、配列番号48で表されるとおりのHVR-H2、および配列番号49で表されるとおりのHVR-H3を含むVH、および配列番号50で表されるとおりのHVR-L1、配列番号51で表されるとおりのHVR-L2、および配列番号52で表されるとおりのHVR-L3を含むVL;あるいは
(3)配列番号53で表されるとおりのHVR-H1、配列番号54で表されるとおりのHVR-H2、および配列番号55で表されるとおりのHVR-H3を含むVH、および配列番号56で表されるとおりのHVR-L1、配列番号57で表されるとおりのHVR-L2、および配列番号58で表されるとおりのHVR-L3を含むVL、を含むものであって、
任意に、Fc領域に1つ以上の変異を含んでいてもよい。
(1)配列番号1で表されるとおりのVHおよび配列番号2で表されるとおりのVL; (2)配列番号3で表されるとおりのVHおよび配列番号4で表されるとおりのVL;
(3)配列番号5で表されるとおりのVHおよび配列番号6で表されるとおりのVL;あるいは
(4)配列番号7で表されるとおりのVHおよび配列番号8で表されるとおりのVLを含むものであって、
任意に、Fc領域に1つ以上の変異を含んでいてもよく、
任意に、VHのN末端の最初の2つのアミノ酸残基は存在しない。
i)ヒトCLDN18.2への結合について、(1) 配列番号1で表されるとおりのVHおよび配列番号2で表されるとおりのVL; (2) 配列番号3で表されるとおりのVHおよび配列番号4で表されるとおりのVL; (3) 配列番号5で表されるとおりのVHおよび配列番号6で表されるとおりのVL;あるいは(4) 配列番号7で表されるとおりのVHおよび配列番号8で表されるとおりのVLを含む抗CLDN18.2抗体と競合するものである、および/または
ii) (1) 配列番号1で表されるとおりのVHおよび配列番号2で表されるとおりのVL; (2) 配列番号3で表されるとおりのVHおよび配列番号4で表されるとおりのVL; (3) 配列番号5で表されるとおりのVHおよび配列番号6で表されると
おりのVL; または (4) 配列番号7で表されるとおりのVHおよび配列番号8で表されるとおりのVLを含む抗CLDN18.2抗体と、ヒトCLDN18.2の同じエピトープに結合するものである;および/または
iii)ヒトCLDN18.2を発現する細胞(例えば、293T細胞またはCHO細胞またはCT26細胞またはKATOIII細胞またはNCI-N87細胞)上のPBMCのADCCを、例えば、LDHまたはFACSにより決定される、10nM、9nM、8nM、7nM、6nM、5nM、4nM、3nM、2nM、1nM、0.9nM、0.8nM、0.7nM、0.6nM、0.5nM、0.4nM、0.3nM、0.2nM、0.1nM、0.09nM、0.08nM、0.07nM、0.06nM、0.05nM、0.04nM、0.03nM、0.02nM、0.01nM、0.009nM、0.008nM、0.007nM、0.006nM、0.005nM、0.004nM、0.003nM、0.002nM、または0.001nMの、その付近の、またはそれ未満のEC50値で媒介するものである;および/または
iv)ヒトCLDN18.1を発現する細胞(例えば、293T細胞またはCHO細胞またはCT26細胞またはKATOIII細胞またはNCI-N87細胞) 上のPBMCのADCCを媒介しないものである;および/または
v)ヒトCLDN18.2を発現する細胞(例えば、293T細胞またはCHO細胞またはCT26細胞またはKATOIII細胞またはNCI-N87細胞) 上のCDCを、例えば、LDHまたはFACSにより決定される、10nM、9nM、8nM、7nM、6nM、5nM、4nM、3nM、2nM、1nM、0.9nM、0.8nM、0.7nM、0.6nM、0.5nM、0.4nM、0.3nM、0.2nM、0.1nM、0.09nM、0.08nM、0.07nM、0.06nM、0.05nM、0.04nM、0.03nM、0.02nM、0.01nM、0.009nM、0.008nM、0.007nM、0.006nM、0.005nM、0.004nM、0.003nM、0.002nM、または0.001nM、の、その付近の、またはそれ未満のEC50値で媒介するものである;および/または
vi)ヒトCLDN18.1を発現する細胞(例えば、293T細胞またはCHO細胞またはCT26細胞またはKATOIII細胞またはNCI-N87細胞)上のCDCを媒介しないものである;および/または
vii)細胞表面上にヒトCLDN18.2を発現する細胞(例えば、293T細胞またはCHO細胞) に、例えば、50pM、45pM、40pM、38.6pM、35pM、30pM、25pM、20pM、15pM、13.1pM、10pM、9.5pM、9pM、または5pMの、その付近の、またはそれ未満のKd値で結合するものである;および/または
viii)細胞表面上にヒトCLDN18.1を発現する細胞(例えば、293T細胞またはCHO細胞) に結合しないものである;および/または
ix)ヒトCLDN18.2に、例えば、10nM、9.5nM、9nM、8.5nM、8nM、7.5nM、7nM、6.5nM、6.4nM、6nM、5.5nM、5nM、4.5nM、4nM、3.8nM、3.5nM、3nM、2.5nM、2nM、1.7nM 1.5nM、または1nMの、その付近の、またはそれ未満のKd値で特異的に結合するものである;および/または
x)ヒトCLDN CLDN18.1に特異的に結合しないものである。
断片の翻訳後修飾を含むと考えられる。改変には、アミノ酸配列、グリコシル化パターン、または個別のアミノ酸の側鎖基の修飾のみならず、これらの手法の組み合わせが含まれる。
1991に記載されるように、EUインデックスとも呼ばれるEU番号付けシステムに従う。
(a)アミノ酸残基26~32(L1)、50~52(L2)、91~96(L3)、26~32(H1)、53~55(H2)、および96~101(H3)に存在する超可変ループ(ChothiaおよびLesk、J.Mol.Biol.196:901-917(1987));
(b)アミノ酸残基24~34(L1)、50~56(L2)、89~97(L3)、31~35b(H1)、50~65(H2)、および95~102(H3)に存在するCDR(Kabatら、Sequences of Proteins of Immunological Interest、第5版、Public Health Service、National Institutes of Health、Bethesda、MD(1991));
(c)アミノ酸残基27c~36(L1)、46~55(L2)、89~96(L3)、30~35b(H1)、47~58(H2)、および93~101(H3)に存在する抗原接触部(MacCallumら、J.Mol.Biol.262:732-745(1996));ならびに
(d)HVRアミノ酸残基46~56(L2)、47~56(L2)、48~56(L2)、49~56(L2)、26~35(H1)、26~35b(H1)、49~65(H2)、93~102(H3)、および94~102(H3)を含む、(a)、(b)、および/または(c)の組み合わせ
HVR残基は、ウェブサイト、例えば、https://www.novopro.cn/tools/cdr.html、で同定され得る。
28(1991)を参照されたい。
のHVR-L3を含むVL。一態様では、当該抗体は、配列番号5で表されるとおりのVHおよび配列番号6で表されるとおりのVLを含む。任意に、VHのN末端の最初の2つのアミノ酸残基は存在しない。
る。そのような核酸は抗体のVLを含むアミノ酸配列および/または抗体のVHを含むアミノ酸配列(例えば抗体の軽鎖および/または重鎖)をコードする。これらの核酸は同じ発現ベクター上または異なる発現ベクター上に存在することができる。
(1)抗体のVLを含むアミノ酸配列および抗体のVHを含むアミノ酸配列をコードする核酸を含むベクター、または
(2)抗体のVLを含むアミノ酸配列をコードする核酸を含む第1ベクターおよび抗体のVHを含むアミノ酸配列をコードする核酸を含む第2ベクター。
Vol. 248 (B.K.C. Lo, ed., Humana Press,
Totowa, NJ, 2003), pp. 245-254も参照)。発現の後、抗体は可溶性画分において細菌の細胞ペーストから単離され、更に精製することができる。
F.L. et al., J. Gen Virol. 36:(1977) 59-74に記載された293細胞又は293細胞;ベビーハムスター腎臓細胞(BHK)、マウスのセルトリ細胞(Mather J.P., Biol. Reprod. 23:(1980) 243-252に記載されるTM4細胞);サル腎細胞(CV1);アフリカミドリザル腎細胞(VERO-76);ヒト子宮頚がん細胞(HELA);イヌ腎臓細胞(MDCK;バッファローラット肝臓細胞(BRL 3A);ヒト肺細胞(W138);ヒト肝細胞(HepG2);マウス乳腺腫瘍(MMT060562); 例えばMather J.P.et al., Annals N.Y. Acad. Sci.
383:(1982) 44-68に記載されるTRI細胞;MRC5細胞;及びFS4細胞である。他の有用な哺乳動物宿主細胞株は、DHFR-CHO細胞(Urlaub
G. et al., Proc. Natl. Acad. Sci. USA 77:(1980) 4216-4220)を含むチャイニーズハムスター卵巣(CHO)細胞;並びにY0、NS0及びSp2/0などの骨髄腫細胞株を含む。抗体産生に適した特定の哺乳動物宿主細胞系の総説については、例えば、Yazaki,P. and Wu,A.M. Methods in Molecular Biology, Vol. 248, Lo, B.K.C. (ed.), Humana Press, Totowa, NJ(2004), pp. 255-268を参照。
提供される。
ch.14 (Cold Spring Harbor Laboratory, Cold Spring Harbor, NY)を参照。
Kit (ZYMO Research, Cat. # R1050) を用いてハイブリドーマ細胞からRNAを分離・精製した。第一鎖cDNAを合成し、SMARTer(R) RACE 5’/3’ kit (Takara Bio USA, Inc. Cat. # 634858) を用いて、IgG1 3’ 定常プライマー (配列番号35), IgG2a 3’ 定常プライマー (配列番号36) およびKappa 3’ 定常プライマー (配列番号37) と共にRACEを実施した。RACE
DNA産物は、NuceloSpin Gel とPCR Clean-Up kit
(Takara, Cat. # 740986.20) を用いてゲル抽出に供した。直線化pRACEベクターとゲル精製PACE産物のin-fusion反応混合物をStellarコンピテントセル(Clontech, Cat.# 636766)に形質転換した。QIAprep Spin Miniprep Kit (Qiagen, Cat. # 27104)を用いて形質転換体からプラスミドDNAを分離し、M13シーケンシングプライマーを用いてサンガー配列決定(GENEWIZ)に供した。重鎖と軽鎖の4対の最終的な遺伝子配列が得られ(データは示されていない)、これを下
記の通りCLDN18.2 mAbs(mAb1、mAb2、mAb3、mAb4)として決定された。
メラ抗体は、参照mAbと比較して、CLDN18.2発現細胞に対して高い特異的結合を有することが示された(図2参照)。CLDN18.1発現細胞への結合は認められず(図3参照)、4つのキメラ抗体の高い特異性が示唆された。
(50μL)中の4 x 105細胞/mlでの密度のCFSE標識した細胞を、希釈系列(20.00、6.67、2.22、0.74、0.25、0.08、0.03 μg/mL 培地中)のキメラ抗体、参照抗体、またはIgGネガティブコントロール(100μL)を96ウェルVボトムプレート中で混合し、暗所、室温で15分間インキュベートさせた。次に、5×106細胞/mlの密度のPBMC(50μL)を加え、プレートを37℃、暗所で2時間インキュベートさせた。細胞をPBSで2回洗浄し、eBioscienceTM Fixable Viability Dye eFluorTM
660 (Thermo, Cat. # 65-0864)の作業溶液を1ウェルあたり100μL添加した。プレートを氷上、暗所で30分インキュベートさせた。PBSで洗浄後、75μL/wellのPBSと25μL/wellの4%パラホルムアルデヒドを加えて細胞を再懸濁し、BD LSR II Flow Cytometer(HTS)を用いてFACSに供された。データ解析には傷害率(CFSE陽性集団対CFSE/FVD-AF660ダブル陽性集団)が用いられ、プロットはPrism GraphPadを用いて作成した。FACSベース法によるADCC活性は、4つのキメラ抗体がCLDN18.2発現細胞に対するADCC活性を媒介できることを示した(図4参照)。
DN18.2-FcおよびhuCLDN18.2過剰発現CHO細胞との結合をモニタリングすることにより分析した。
Assay Kit,Cat.# C20300およびC20301)を添加した。上清50μLを黒壁96ウェルプレートに移し、50μL/ウェルのReaction buffer(CyQUANTTM LDH Cytotoxicity Assay Kit,Cat.# C20300およびC20301)とともに、すべてのウェル、最大放出ウェルおよび自然放出ウェルにも添加した。プレートは暗所で30分間インキュベートした。インキュベーション終了後、50μLのStop溶液(CyQUANTTM LDH Cytotoxicity Assay Kit,Cat.# C20300 and C20301)をすべてのウェルに加え、タッピングにより穏やかに混合した。490nMと680nMでODを測定した。活性は、細胞毒性%である。細胞毒性%=(実験値-標的細胞自発、vol補正なし)/(標的細胞最大放出量-標的細胞自発、vol補正あり)*100。結果を図8に示す。
6.1:細胞
地(Gibco、Cat. No. 31053-036)で維持したCT26 CLDN18
.2細胞(マウス結腸癌細胞、Kyinno biotechnology、Cat. No. KC-1195)、10%FBS 含有RPMI1640培地(Gibco、Cat. No. Cat.145)で維持したKATOIII CLDN18.2細胞(ヒト胃癌細胞、
Kyinno Biotechnology、Cat. No. KC-1453)、および10%FBS含有RPMI1640培地(Gibco、Cat. No. 22400-089
)で維持したNCI-N87 CLDN18.2細胞(ヒト胃癌細胞、Kyinno biotechnology、Cat. No. KC-1222)はいずれもヒトCLDN18.2過剰発現腫瘍細胞であって、対象抗体のCDC活性およびADCC活性を決定するために使用した。
DN18.2細胞を、それぞれ4E+05細胞/mlまたは6E+05または1E+06細胞/mlの密度で1%FBSを含むフェノールレッドなしのRPMI1640培地(Gibco、Cat. No. 11835-030)中に懸濁した。対象抗体は、1%FBSを含む
フェノールレッドなしのRPMI1640培地で200、50、12.5、3.13、0.
78、0.195、0.0488、0.0122、0.00305、0.000763、0.000191nMに希釈した。正常ヒト血清補体(Quidel、Cat.No.A113)を、1%FBSを含むフェノールレッドなしのRPMI1640培地で1:50で希釈した。丸底96ウェルマイクロプレート(Corning、Cat.No.3799)の各ウェルに、50μL抗体希釈液、50μL正常ヒト血清補体希釈液および50μL腫瘍細胞懸濁液を添加した。ネガティブコントロールとして、ヒトIgG1アイソタイプ抗体を入れた。参照抗体(IMAB362、Ganymed)はポジティブコントロールとして入れた。マイクロプレートを37℃、5%CO2に設定したインキュベーター中で3~4時間インキュベートした。インキュベーション後、LDH細胞毒性アッセイキット(Roche、Cat.No.11644793001)に付属する説明書に従って、細胞培養物の上清へのLDHの放出を検出した。簡単には、マイクロプレートを1500rpmで5分間遠心分離(Eppendorf, model 5810R)し、各ウェルから70μL
上清を取り、新しいマイクロプレート上のウェルに移した。次に、50μLのLDH検出基質を各ウェルに添加し、マイクロプレートを室温で0.5~2時間インキュベートした
。SpectraMax M5e(Molecular Devices LLC)を用い
て492nmの光学密度(OD)を検出し、690nmの光学密度を減算した(OD492nm - OD690nm)。対象抗体のCDC活性は、以下の式を用いて、特異的な細
胞溶解の割合によって算出した:
特異的な細胞溶解(%) = (OD抗体+補体+腫瘍細胞 - OD補体+腫瘍細胞) * 10
0 / (OD腫瘍細胞+Triton - OD 腫瘍細胞)。
I1640培地で20、4、0.8、0.16、0.032、0.0064、1.28E-03、2.56E-04、5.12E-05、1.02E-05、2.05E-06、4.10E-07
、8.19E-08、1.64E-08、3.28E-09、6.55E-10、1.31E-10、2.62E-11 及び 5.24E-12nMに希釈した。新鮮なヒトPBMC細胞(Saily、ボランティア#XC11057Wから)を、1%FBSを含むフェノールレッド
なしのRPMI1640培地に、1.2E+07細胞/mLの密度で懸濁した。丸底96ウ
ェルマイクロプレートの各ウェルに、50μL抗体希釈液、50μLヒトPBMC細胞懸濁液および50μL腫瘍細胞懸濁液を加えた。ネガティブコントロールとして、ヒトIgG1アイソタイプ抗体を入れた。参照mAb(IMAB362、Ganymed)はポジティブコントロールとして入れた。マイクロプレートを37℃、5%CO2に設定したインキュベータで4~6時間インキュベートした。インキュベーション後、細胞培養物の上清へのLDHの放出を、上記のLDH細胞毒性アッセイキットに付属する説明書に従って検出した。対象抗体のADCC活性は、以下の式を用いて、特異的な細胞溶解の割合によって算出した:
特異的な細胞溶解(%) = (OD抗体+PBMC+腫瘍細胞- ODPBMC+腫瘍細胞) * 100 / (OD腫瘍細胞+Triton - OD腫瘍細胞)。
18.2細胞に対して同等のCDC効果を示した(図11、パネルA)。YL-G1-19-02、YL-G2-B、YL-G1-19-03、YL-G2-C、YL-G1-19-04、およびYL-G2-Dはいずれも、CT26 CLDN18.2細胞に対して、ポジティブコントロールよりも強いCDC効果を示した(図11)。
18.2細胞に対して同等のCDC効果を示した(図12、パネルA)。YL-G1-19-02、YL-G2-B、YL-G1-19-03、YL-G2-C、YL-G1-19-04およびYL-G2-Dのいずれも、KATOIII CLDN18.2細胞に対してポジティブコントロール、ポジティブコントロールより強いCDC効果を示した(図12)。
LDN18.2細胞に対して同等のADCC効果を示した(図13、パネルA)。YL-G2-B(異なるバッチではEC50 = 0.028nMまたは0.018nM)、YL-G2-C(EC50 = 0.019nM)およびYL-G2-D(EC50 = 0.021nM)は、より強いADCC効果(低EC50)を示し、YL-G1-19-02(EC50 = 0.1
6nM)、YL-G1-19-03(EC50 = 0. 21nM)、YL-G1-19-04(
EC50 = 0.14nM)は、KATOIII CLDN18.2細胞に対して、ポジティブコントロール(3つのランでEC50 = 0.12nM、0.22nMまたは0.27nM)と比較して同等のADCC効果を示した(図13)。
果
4(EC50 = 0.067nM)は、KATOIII CLDN18.2細胞に対して、ポジティブコントロール(3つのランでEC50= 0.057nM、0.082nMまたは0.10nM)と比較して同等のADCC効果を示した(図14)。
P, 2020 edition, Part IV, General Rules, 3429 IMMUNOCHEMISTRY, NON-LABELING IMMUNOCHEMICAL METHODS (IV) SURFACE PLASMON RESONANCEに
従って、ヒト抗体捕捉キット、タイプ2(Cytiva、Cat. No. 29234600)を用いてSPRにより測定した。簡単に、抗ヒトIgG(Fc)抗体を固定化バッファーで25μg/mLに希釈し、Series S Sensor CM5チップ(Cytiva社、Cat No.BR100530)に10μL/分の流速で6分間注入し、カップ
リング二次抗体が約7000~14000応答単位(RU)となった。次に、対象抗体をランニングバッファーで5μg/mLに希釈し、10μL/分の流速で注入し、カップリング一次抗体が約200RUとなった。動態測定には、Hisタグ付きヒトClaudin-18.2の2倍連続希釈液(0.195-50nM)を30μL/分の流速で注入し、Bi
acore 8K(Cytiva)で結合は120秒、解離は300秒間モニターした。
結合速度(ka)と解離速度(kd)は、単純な1対1結合モデルを用いて、結合と解離のセンサーグラムを同時にフィッティングさせることにより算出した。平衡解離定数(KD)は、kd/ka比率として算出した。結果を下記表7に示す。
Claims (17)
- CLDN18.2に特異的に結合する、Fc改変されたモノクローナル抗体であって、配列番号5で表されるとおりのVH内に含まれるHVR-H1、HVR-H2およびHVR-H3、および配列番号6で表されるとおりのVL内に含まれるHVR-L1、HVR-L2およびHVR-L3を含み、ヒトIgG1 Fc領域においてL235V,F243L,R292P,Y300LおよびP396Lの変異を含む、モノクローナル抗体。
- (1)配列番号23で表されるとおりのHVR-H1、配列番号24で表されるとおりのHVR-H2、配列番号25で表されるとおりのHVR-H3、配列番号26で表されるとおりのHVR-L1、配列番号27で表されるとおりのHVR-L2、および配列番号28で表されるとおりのHVR-L3;
(2)配列番号41で表されるとおりのHVR-H1、配列番号42で表されるとおりのHVR-H2、配列番号43で表されるとおりのHVR-H3、配列番号44で表されるとおりのHVR-L1、配列番号45で表されるとおりのHVR-L2、および配列番号46で表されるとおりのHVR-L3;
(3)配列番号47で表されるとおりのHVR-H1、配列番号48で表されるとおりのHVR-H2、配列番号49で表されるとおりのHVR-H3、配列番号50で表されるとおりのHVR-L1、配列番号51で表されるとおりのHVR-L2、および配列番号52で表されるとおりのHVR-L3;あるいは
(4)配列番号53で表されるとおりのHVR-H1、配列番号54で表されるとおりのHVR-H2、配列番号55で表されるとおりのHVR-H3、配列番号56で表されるとおりのHVR-L1、配列番号57で表されるとおりのHVR-L2、および配列番号58で表されるとおりのHVR-L3を含む、請求項1に記載のモノクローナル抗体。 - 配列番号5で表されるとおりのVHおよび配列番号6で表されるとおりのVLを含み、VHのN末端の最初の2つのアミノ酸残基は存在するか、または存在しない、請求項1に記載のモノクローナル抗体。
- キメラ抗体またはヒト化抗体である、請求項1~3のいずれか一項に記載のモノクローナル抗体。
- 前記Fc領域における変異は、CDCを増加させる変異である、請求項1~3のいずれか一項に記載のモノクローナル抗体。
- 配列番号40で表されるヒトIgG1重鎖定常領域および配列番号10で表されるヒトカッパ軽鎖定常領域を含む、請求項1~3のいずれか一項に記載のモノクローナル抗体。
- 前記モノクローナル抗体が、単離された、裸の、および/またはコンジュゲート化されたものである、請求項1~3のいずれか一項に記載のモノクローナル抗体。
- 請求項1~3のいずれか一項に記載のモノクローナル抗体をコードする、単離された核酸。
- 請求項8に記載の核酸を含む、ベクター。
- 請求項9に記載のベクターを含む、宿主細胞。
- モノクローナル抗体を生産する方法であって、抗体が産生されるように請求項10に記載の宿主細胞を培養することを含み、宿主細胞又は細胞培養培地から抗体を回収することを含む、方法。
- 請求項1~3のいずれか一項に記載のモノクローナル抗体を含む、組成物。
- 請求項6に記載のモノクローナル抗体をコードする、単離された核酸。
- 請求項13に記載の核酸を含む、ベクター。
- 請求項14に記載のベクターを含む、宿主細胞。
- モノクローナル抗体を生産する方法であって、抗体が産生されるように請求項15に記載の宿主細胞を培養することを含み、宿主細胞又は細胞培養培地から抗体を回収することを含む、方法。
- 請求項6に記載のモノクローナル抗体を含む、組成物。
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