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JP7743155B2 - 天井開口部の養生装置 - Google Patents
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JP7743155B2 - 天井開口部の養生装置 - Google Patents

天井開口部の養生装置

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Description

本発明は、天井ボードに開口部を形成し、当該開口部を利用して工事を行うにあたり、開口部を一時的に閉鎖して天井部を仮復旧するための養生装置に関する。
従来、既設建築物の天井部を構成する天井ボードの一部を解体等することで、当該天井ボードに開口部を形成し、当該開口部を利用して所定の工事(例えば天井裏に設けられた配管やダクトなどに係る工事など)を行うことがある。ここで、工事の完了までにある程度の期間を要し、かつ、工事を行う既設建築物が執務者や業務関係者など通常の利用者にて現に利用されている場合(「居ぬき工事」となる場合)には、平日など、既設建築物が利用されているときには作業を行わず、例えば、土曜日・日曜日や夜間など、当該既設建築物が通常の利用者により利用されていないとき(以下、「工事可能期間」という)にのみ作業を行うことがある。
ところで、上記のような工事を行うにあたり、開口部を開放状態のままとすると、平日など、既設建築物が利用されるときに、見栄えの低下や下にある既設仕上げ(既設内装)の汚損、安全性などの低下を招くおそれがある。そこで、平日など、既設建築物が利用されるときには、開口部を養生として一時的に閉鎖しておくことで、天井を仮復旧させておく必要がある。
従来、開口部を一時的に閉鎖する養生の手法としては、図7に示すように、例えばビスや養生テープなどを用いて所定の板材110(例えば、いわゆるプラベニヤ等)を天井ボード100や天井ボード100を固定するための下地材101(例えば、野縁や野縁受けなど)に取付けて、板材110によって開口部100aを閉鎖する手法がある。また、天井ボード等に板材を固定する手法としては、例えば面ファスナーを利用することが考えられる(例えば、特許文献1等参照)
特開平5-118096号公報
しかしながら、上記のような板材により開口部を閉鎖する手法では、工事の再開時に板材を取外し、工事の一時終了時に板材を再び取付けるといった面倒で手間のかかる作業を、工事可能期間になる度に行わなければならなくなる。例えば、工事によっては数か月の週末ごとの期間が必要で、結果的に、7,8回以上も手間のかかる作業が必要となる場合がある。そのため、作業性が低下するおそれがある。また、工事可能期間になる度に上記のような作業が必要となることで、板材の取付・取外に係るコストがかさむことになり、結果的に、工事に係るコストが増大し得る。
さらに、板材のうちビス等により固定される箇所が少ないと、平日など、既設建築物が利用されるときに、板材の全部又は一部が落下したり、垂れ下がったりするおそれがある。板材の落下や垂れ下がりは、安全性や見栄えの点で好ましいことではない。
加えて、板材の取外及び取付が繰り返し行われることで、板材が損傷したり、劣化したりするおそれがある。板材が損傷・劣化すれば、開口部を閉鎖することによる見栄えの低下防止を十分に図ることができなくなる可能性がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、作業性の向上やコストの増大抑制を効果的に図ることができるとともに、安全性や見栄え、既設内装の汚損防止の点でより良好な性能を得ることができる天井開口部の養生装置を提供することにある。
以下、上記目的を解決するのに適した各手段につき、項分けして説明する。なお、必要に応じて対応する手段に特有の作用効果を付記する。
手段1.既設建築物の天井部を構成する板状の天井ボードに開口部を形成した上で、当該開口部を利用した工事を行うにあたって、当該開口部を一時的に閉鎖して前記天井部を仮復旧するための天井開口部の養生装置であって、
前記天井部における前記開口部を挟む位置に配設された一対の平行なレールと、
前記一対のレールのそれぞれに取付けられ、前記一対のレールの延びる方向に沿って移動可能な吊り部材と、
前記吊り部材によって幅方向両端縁側部分が吊られ、前記レールに沿った前記吊り部材の移動により展張及び折り畳みが可能なカーテンとを備え、
前記カーテンの展張により、前記開口部を閉鎖可能に構成されており、
前記レールは、既設の前記天井ボードの裏に位置し前記天井ボードの吊り元である下地材であって、前記開口部に対応する部分を撤去した前記天井ボードの前記開口部の縁又は側方に一部残された下地材に取付けられていることを特徴とする天井開口部の養生装置。
上記手段1によれば、カーテンを展張することで、天井ボードに設けられた開口部を一時的に閉鎖することができる。従って、開口部の開閉を非常に容易に行うことが可能になるとともに、工事開始時にレールやカーテン等を設置しさえすれば、その後、開口部の開閉に係る面倒な作業(板材の取外や再取付といった作業)を繰り返し(例えば工事可能期間となる都度)行わずに済む。これにより、工事部分の養生のための作業性を効果的に高めることができる。また、繰り返しの作業が不要となることで、開口部の開閉に係るコスト、つまり養生のコストを低減させることができる。その結果、工事に係るコストの増大抑制を効果的に図ることができる。
さらに、板材と比べてシート状のカーテンは比較的軽量であり、また、カーテンは吊り部材によって吊られる構成である。そのため、平日など、既設建築物が利用されるときに、カーテンの全部又は一部が落下したり、垂れ下がったりするといった事態を極めて生じにくくすることができる。これにより、良好な安全性を確保することができるとともに、見栄えの低下防止や既設内装の汚損の防止をより確実に図ることができる。
加えて、開口部の開閉を繰り返し行ったとしても、カーテンの損傷や劣化はほとんど生じない。そのため、見栄えの低下防止効果を長期間に亘ってより確実に発揮させることができる。
また、上記手段によれば、レールは、元あった天井ボードの裏に位置していた下地材(例えば、野縁や野縁受けなど)であって、特に開口部の縁又は近くの側方に一部残された下地材に取付けられている。従って、レールが非常に視認しにくい状態となり、見栄えの向上を図ることができる。
手段.前記レールは、前記開口部に配置されており、少なくとも一部が前記天井ボードの下面より上方に位置していることを特徴とする手段に記載の天井開口部の養生装置。
上記手段によれば、レールは開口部に配置されて(入り込んで)おり、レールの少なくとも一部は天井ボードの下面よりも上方に位置した状態となっている。これにより、開口部を閉鎖したときに、当該開口部に対しカーテンをより接近させることができる。そのため、開口部を下側から見たときに、開口部をより確実に視認不能又は視認困難な状態とすることができる。その結果、見栄えの向上と、ほこりなどからの下部内装(既設内装)の汚損の防止とをより効果的に図ることができる。
手段.前記カーテンのうち少なくとも前記吊り部材によって吊られる前記幅方向両端縁側部分同士の間に位置する部位が、当該カーテンの幅方向に沿って張られた状態となるように構成されていることを特徴とする手段1又は2に記載の天井開口部の養生装置。
上記手段によれば、例えば、カーテンのうち少なくとも吊り部材によって吊られる部分同士の間に位置する部位の幅を、両レールの間隔と概ね等しくすること等により、カーテンのうち少なくとも前記幅方向両端縁側部分同士の間に位置する部位が、カーテンの幅方向に沿って張られた(張力を付された)状態となっている。従って、開口部を閉鎖したときにおいて、自重によるカーテンの弛みをより生じにくくすることができる。その結果、より良好な見栄えを得ることができる。
開口部が閉鎖されているときに、天井部を下側から見たときの状態を示す斜視模式図である。 開口部が開放されているときに、天井部を下側から見たときの状態を示す斜視模式図である。 開口部が閉鎖されているときに、天井部を上側から見たときの状態を示す斜視模式図である。 開口部が開放されているときに、天井部を上側から見たときの状態を示す斜視模式図である。 レールや吊り部材などを示す部分拡大斜視模式図である。 レールや吊り部材などを示す部分拡大断面模式図である。 従来における天井部の仮復旧手法について説明するための斜視模式図である。
以下に、一実施形態について図面を参照しつつ説明する。天井開口部の養生装置1(以下、単に「養生装置1」という)は、図1及び図2に示すように、既設建築物の天井部50を構成する天井ボード51に開口部51aを形成した上で、当該開口部51aを利用した工事を行うにあたって、当該開口部51aを一時的に閉鎖して前記天井部50を仮復旧するための装置である。尚、前記既設建築物は、現に執務者や業務関係者など通常の利用者により利用されているものであって、例えば比較的規模の大きなものである。養生装置1の説明に先立って、まず、養生装置1が設置される天井部50について説明する。
天井部50は、図3及び図4に示すように、板状の天井ボード51と、当該天井ボード51を固定するための下地材52とを備えている。天井ボード51には、その一部を解体等することにより形成された矩形状の開口部51aが形成されている。この開口部51aは、天井ボード51の裏に配設された各種設備の工事を行う際に利用されるものである。尚、開口部51aの形状については適宜変更可能である。
本実施形態において、開口部51aは、例えば複数系統の装置(例えば空調装置など)に係る設備(例えば冷媒配管など)が集中する位置(例えば居室を結ぶ廊下や通路など)に対応して形成されている。従って、開口部51aは、これら複数系統の装置に係る工事(例えば空調装置の改修工事等)を系統ごとに行うときに、どの系統に係る工事を行うときにであっても共通に利用することが可能である。
一方、全ての系統に係る装置の工事が完了するまでにある程度の期間(例えば2,3か月間)を要する場合、上記の通り前記既設建築物は現に利用されているものであるため、工事(作業)は、例えば、土曜日・日曜日や夜間など、前記既設建築物が利用されていないとき(以下、「工事可能期間」という)のみしか行うことができない。さらに、開口部51aが往来の多い通路部分にある場合は、不特定な通行人があり、見栄えを気にする人もいれば安全を気にする人もいて、工事をする側としては養生には気を使う。
ここで、工事可能期間の度に開口部51aは利用され得るところ、工事可能期間となる度に(例えば、週末になる度に)、天井ボード51に開口部51aを新たに形成したり、天井ボード51を復旧させたりすることは、人件費や材料費、工期などの点で決して好ましくはない。一方、開口部51aを開放状態のままとすれば、既設建築物が通常の利用者により利用されるときに、見栄えや安全性などの低下を招くおそれがある。また、施工した又は取付けたものに対する損傷・汚損を防止するとともに、危険災害を防止するために工事業者が行うべき保全処置としての養生を行っていないこととなる。そこで、各工事可能期間における工事の一時終了の都度、開口部51aを一時的に閉鎖して、天井部50を仮復旧するために養生装置1が設けられている。尚、養生装置1は、例えば、最初の工事可能期間に設置され、最後の工事可能期間に撤去される。
天井部50の説明に戻り、下地材52は、天井ボード51の裏(上方)に設けられており、野縁52a及び野縁受け52bを備えている。
野縁52aは、天井ボード51を張るための下地の骨組となる棒状部材であり、野縁52aに対し天井ボード51が鉄板ビスなどで打ちつけられている。野縁52aは、複数設けられており、それぞれ平行に配設されている。本実施形態では、2本の野縁52aの間であってこれら野縁52aの直近傍の位置に前記開口部51aが形成されており、開口部51aの長辺部は、これら野縁52aに沿って延びる態様となっている。
野縁受け52bは、野縁52aを支える棒状部材であり、野縁52aに固定されている。野縁受け52bは、複数平行に設けられており、野縁52aと直交する方向に延びている。また、野縁受け52bは、所定の吊りボルト53により吊られており、これにより、天井ボード51が上方から吊られて支持された状態となっている。尚、本実施形態では、円滑な工事のために、野縁受け52bのうちの少なくとも開口部51aの鉛直上方に位置する部位が、切断・除去されている。また、除去された野縁受け52bにより吊設されていた野縁52aの一部も開口部51aの鉛直上方に位置する部位は切断・除去されている。勿論、この野縁受け52b及び野縁52aは、工事完了後に復旧される。
ここで、図3、図5、図6にあるように、開口部51aは野縁52aの内側まで天井ボード51を残して、つまり下からは野縁52aが見えないように開けることもある。さらには、図示はしないが、天井ボード51の全体の止付け、及び目地揃えからみても、野縁52aに2枚の天井ボードの端部を止付けている場合は、開口部51aを設ける場合、元の野縁52aを利用することを考えて、天井ボード51を切らずにその端部から外すので、野縁52aの幅の半分ほどが下から見えている状態になることもある。
次に、養生装置1について説明する。養生装置1は、図1~4に示すように、レール2、吊り部材3及びカーテン4を備えている。
レール2は、いわゆるカーテンレールであり、吊り部材3を自身の長手方向に沿って移動可能な状態で支持している。レール2は、天井部50における開口部51aを挟む位置に一対設けられている。また、図5及び図6に示すように、各レール2は、それぞれ下地材52(本実施形態では、野縁52a)に対し、所定の介在部材5を介して取付けられている。つまり、各レール2は、既設の天井ボード51の裏に位置し天井ボード51の吊り元である下地材52であって、開口部51aに対応する部分を撤去した天井ボード51の開口部51aの縁又は側方に一部残された下地材52に取付けられている。尚、介在部材5を介することなく、レール2を下地材52に直接取付ける構成としてもよい。
さらに、レール2は、開口部51aに配置されている(開口部51aに入り込んでいる)。そして、レール2は、少なくとも一部が天井ボード51の下面よりも上方に位置した状態となっている。
吊り部材3は、一対のレール2のそれぞれに複数個ずつ取付けられており、レール2によって支持される車輪部31と、レール2の下面よりも下方に突出するフック部32とを備えている。レール2に対する車輪部31の転動により、吊り部材3は、レール2の延びる方向に沿って移動可能である。
カーテン4は、開口部51aよりも一回り大きな矩形状のシート部材により構成されている。カーテン4は、複数の吊り部材3(特にフック部32)によってその幅方向両端縁側部分が吊られた状態となっている。
また、カーテン4は、レール2に沿った吊り部材3の移動により、展張及び折り畳み可能とされている。そして、カーテン4を展張したときには、開口部51aを閉鎖した状態(図1,3参照)とすることができ、一方、カーテン4を折り畳んだときには、開口部51aの少なくとも一部を開放した状態(図2,4参照)とすることができるようになっている。尚、本実施形態において、展張されたカーテン4は平らに広がっているが、多少波打つような形で広がる構成としてもよい。
加えて、例えば、カーテン4のうち少なくとも吊り部材3によって吊られる部分同士の間に位置する部位の幅が、両レール2の間隔と概ね等しくされることにより、カーテン4のうち少なくとも吊り部材3によって吊られる前記幅方向両端縁側部分同士の間に位置する部位が、カーテン4の幅方向に沿って張られた状態となっている。
以上詳述したように、本実施形態によれば、開口部51aの開閉を非常に容易に行うことが可能になるとともに、工事開始時(例えば最初の工事可能期間など)にレール2やカーテン4等を設置しさえすれば、その後、開口部51aの開閉に係る面倒な作業(例えば、プラベニヤなどの板材の取外や再取付といった作業)を繰り返し(例えば工事可能期間となる都度)行わずに済む。これにより、工事部分の養生のための作業性を効果的に高めることができる。また、繰り返しの作業が不要となることで、開口部51aの開閉に係るコスト、つまり養生にかかるコストを低減させることができる。その結果、工事に係るコストの増大抑制を効果的に図ることができる。
さらに、カーテン4は比較的軽量であり、また、カーテン4は吊り部材3によって吊られる構成である。そのため、平日など、既設建築物が利用されるときに、カーテン4の全部又は一部が落下したり、垂れ下がったりするといった事態を極めて生じにくくすることができる。これにより、良好な安全性を確保することができるとともに、見栄えの低下防止や既設内装の汚損の防止をより確実に図ることができる。
加えて、工事期間(例えば2,3か月)において、開口部51aの開閉を繰り返し行ったとしても、カーテン4の損傷や劣化はほとんど生じない。そのため、見栄えの低下防止効果を長期間に亘ってより確実に発揮させることができる。
また、レール2は、天井ボード51の裏に位置する下地材52(本実施形態では、野縁52a)に取付けられている。従って、レール2が非常に視認しにくい状態となり、見栄えの向上を図ることができる。
加えて、レール2は開口部51aに配置されて(入り込んで)おり、レール2の少なくとも一部は天井ボード51の下面よりも上方に位置した状態となっている。これにより、開口部51aを閉鎖したときに、当該開口部51aに対しカーテン4をより接近させることができる。そのため、開口部51aを下側から見たときに、開口部51aをより確実に視認不能又は視認困難な状態とすることができる。その結果、見栄えの向上と、ほこりなどからの下部内装(既設内装)の汚損の防止とをより効果的に図ることができる。
さらに、カーテン4のうち少なくとも前記幅方向両端縁側部分同士の間に位置する部位が、カーテン4の幅方向に沿って張られた(張力を付された)状態となっている。従って、開口部51aを閉鎖したときにおいて、自重によるカーテン4の弛みをより生じにくくすることができる。その結果、より良好な見栄えを得ることができる。また、施工した又は取り付けたものの損傷・汚損を防止し、危険災害を防止するために工事業者が行うべき保全処置としての養生としても良好なものを設置することができる。
尚、上記実施形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施してもよい。勿論、以下において例示しない他の応用例、変更例も当然可能である。
(a)上記実施形態において、レール2は野縁52aに取付けられるように構成されているが、レール2の取付対象は野縁52aに限定されるものではない。従って、レール2を、野縁52a以外の下地材52(例えば野縁受け52b)に取付けてもよいし、天井ボード51に取付けてもよい。勿論、レール2とその取付対象とを直接的に取付けてもよいし、レール2とその取付対象との間に、上記介在部材5のように部材を介在させてもよい。尚、レール2を天井ボード51などの取付対象に取付ける場合には、例えば、レール2に取付対象を挟み込み可能な部品を予め固定しておき、当該部品により取付対象を挟持することで、取付対象に対しレール2を取付ける構成としてもよい。
(b)開口部51aを閉鎖又は開放した状態において、カーテン4の移動を規制するためのストッパを設けてもよい。ストッパを設けることで、開口部51aを閉鎖状態又は開放状態でより確実に維持することができる。
また、カーテン4の移動に利用する持ち手を設け、開口部51aの開閉をより容易に行うことができる構成としてもよい。尚、前記持ち手を、カーテン4等に対し取付及び取外自在に構成してもよい。
(c)上記実施形態において、レール2は開口部51aに配置されているが、例えば、レール2を野縁受け52bに取付ける場合などには、開口部51aよりも上方にレール2が配置されるように構成してもよい。このように構成した場合には、レール2の全体を天井ボード51の下面よりも上方に位置させることができ、開口部51aを閉鎖したときに、当該開口部51aに対しカーテン4をより一層接近させることができる。そのため、開口部51aを一層確実に視認不能又は視認困難な状態とすることができ、見栄えの更なる向上を図ることができる。
1…天井開口部の養生装置、2…レール、3…吊り部材、4…カーテン、50…天井部、51…天井ボード、51a…開口部、52…下地材。

Claims (3)

  1. 既設建築物の天井部を構成する板状の天井ボードに開口部を形成した上で、当該開口部を利用した工事を行うにあたって、当該開口部を一時的に閉鎖して前記天井部を仮復旧するための天井開口部の養生装置であって、
    前記天井部における前記開口部を挟む位置に配設された一対の平行なレールと、
    前記一対のレールのそれぞれに取付けられ、前記一対のレールの延びる方向に沿って移動可能な吊り部材と、
    前記吊り部材によって幅方向両端縁側部分が吊られ、前記レールに沿った前記吊り部材の移動により展張及び折り畳みが可能なカーテンとを備え、
    前記カーテンの展張により、前記開口部を閉鎖可能に構成されており、
    前記レールは、既設の前記天井ボードの裏に位置し前記天井ボードの吊り元である下地材であって、前記開口部に対応する部分を撤去した前記天井ボードの前記開口部の縁又は側方に一部残された下地材に取付けられていることを特徴とする天井開口部の養生装置。
  2. 前記レールは、前記開口部に配置されており、少なくとも一部が前記天井ボードの下面より上方に位置していることを特徴とする請求項に記載の天井開口部の養生装置。
  3. 前記カーテンのうち少なくとも前記吊り部材によって吊られる前記幅方向両端縁側部分同士の間に位置する部位が、当該カーテンの幅方向に沿って張られた状態となるように構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の天井開口部の養生装置。
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